JPH0926280A - 内面溝付冷媒配管 - Google Patents
内面溝付冷媒配管Info
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- JPH0926280A JPH0926280A JP20046095A JP20046095A JPH0926280A JP H0926280 A JPH0926280 A JP H0926280A JP 20046095 A JP20046095 A JP 20046095A JP 20046095 A JP20046095 A JP 20046095A JP H0926280 A JPH0926280 A JP H0926280A
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Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二種以上の混合冷媒を用いる場合に、混合冷
媒の混合比の変動を抑制することができる冷媒配管を提
供する。 【構成】 冷媒配管26は、内面に多数の螺旋状溝3
1、32が形成されており、各溝31、32の幅を異な
る複数の幅のいずれかの幅に形成する。
媒の混合比の変動を抑制することができる冷媒配管を提
供する。 【構成】 冷媒配管26は、内面に多数の螺旋状溝3
1、32が形成されており、各溝31、32の幅を異な
る複数の幅のいずれかの幅に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内面に多数の螺旋状溝
が形成された内面溝付冷媒配管に関するものである。
が形成された内面溝付冷媒配管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より空気調和機、冷凍機、冷蔵庫、
或いは、低温ショーケースなどの冷凍空調用電気機器に
用いられる熱交換器は、蛇行状の冷媒配管と複数枚のフ
ィンなどから構成されている。また、冷媒配管(伝熱
管)の内面には例えば特公平4−21117号公報(F
28F1/40)に示される如く、多数の螺旋状溝を形
成し、毛細管現象によりこの溝を伝って冷媒が管内上部
にも流れるようにして、配管内面の広い範囲(理想的に
は全域)で冷媒と冷媒配管とを熱交換させ、伝熱特性を
向上させていた。
或いは、低温ショーケースなどの冷凍空調用電気機器に
用いられる熱交換器は、蛇行状の冷媒配管と複数枚のフ
ィンなどから構成されている。また、冷媒配管(伝熱
管)の内面には例えば特公平4−21117号公報(F
28F1/40)に示される如く、多数の螺旋状溝を形
成し、毛細管現象によりこの溝を伝って冷媒が管内上部
にも流れるようにして、配管内面の広い範囲(理想的に
は全域)で冷媒と冷媒配管とを熱交換させ、伝熱特性を
向上させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、冷媒配管内を
流れる冷媒として二種以上の混合冷媒を用いる場合、各
冷媒はそれぞれ物性、特に粘性が異なってくる。しかし
ながら、従来では各溝の幅が同一であったため、粘性の
低い冷媒に合わせて溝幅を狭く設定すると、粘性の大き
い冷媒に対しては幅が狭小となり、流通抵抗が増大して
圧力損失が大きくなってしまう。そして、結果的に粘性
の大きい冷媒の流れが停滞してしまう。
流れる冷媒として二種以上の混合冷媒を用いる場合、各
冷媒はそれぞれ物性、特に粘性が異なってくる。しかし
ながら、従来では各溝の幅が同一であったため、粘性の
低い冷媒に合わせて溝幅を狭く設定すると、粘性の大き
い冷媒に対しては幅が狭小となり、流通抵抗が増大して
圧力損失が大きくなってしまう。そして、結果的に粘性
の大きい冷媒の流れが停滞してしまう。
【0004】逆に、粘性の高い冷媒に合わせて溝幅を広
く設定すると、今度は粘性の低い冷媒に対しては幅が広
大となり、毛細管現象が機能しなくなる問題が生じる。
く設定すると、今度は粘性の低い冷媒に対しては幅が広
大となり、毛細管現象が機能しなくなる問題が生じる。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、特に二種以上の混合冷媒
を用いる場合に、冷媒と冷媒配管との伝熱特性を改善す
ると共に、混合冷媒の混合比が変化する不具合を抑制す
ることができる冷媒配管を提供することを目的とする。
るために成されたものであり、特に二種以上の混合冷媒
を用いる場合に、冷媒と冷媒配管との伝熱特性を改善す
ると共に、混合冷媒の混合比が変化する不具合を抑制す
ることができる冷媒配管を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
内面溝付冷媒配管は、冷媒の流れる方向に向かって内面
に多数の溝が形成されたものであって、各溝の幅を異な
る複数の幅のいずれかの幅に形成したものである。
内面溝付冷媒配管は、冷媒の流れる方向に向かって内面
に多数の溝が形成されたものであって、各溝の幅を異な
る複数の幅のいずれかの幅に形成したものである。
【0007】請求項2の発明の内面溝付冷媒配管は、冷
媒の流れる方向に向かって内面に多数の溝が形成され、
内部を少なくとも二種以上混合された冷媒が流れるもの
であって、各溝を、いずれかの冷媒の物性に適合した幅
でそれぞれ形成すると共に、それぞれの冷媒の物性に適
合する溝を少なくとも一つ内面に形成したものである。
媒の流れる方向に向かって内面に多数の溝が形成され、
内部を少なくとも二種以上混合された冷媒が流れるもの
であって、各溝を、いずれかの冷媒の物性に適合した幅
でそれぞれ形成すると共に、それぞれの冷媒の物性に適
合する溝を少なくとも一つ内面に形成したものである。
【0008】請求項3の発明の内面溝付冷媒配管は、上
記各発明において冷媒配管の内面に形成される溝は、冷
媒の流れる方向に向かって螺旋状に形成されているもの
である。
記各発明において冷媒配管の内面に形成される溝は、冷
媒の流れる方向に向かって螺旋状に形成されているもの
である。
【0009】
【作用】請求項1の発明の内面溝付冷媒配管によれば、
内面に形成した溝の幅を異なる複数の幅のいずれかの幅
に形成したものであるから、内部を二種以上の混合冷媒
が流れる場合にも、各冷媒の特性に溝幅を合致させるこ
とが可能となる。従って、流通抵抗による圧力損失の増
加を防止しつつ、毛細管現象により配管内面の広い範囲
で冷媒と冷媒配管とを熱交換させ、伝熱特性を向上させ
ることが可能となる。また、溝幅による毛細管現象で冷
媒毎の流通抵抗による圧力損失の違いを抑制し、混合冷
媒が冷媒配管を流れる際の混合冷媒の混合比の変動を抑
制することができるようになるものである。
内面に形成した溝の幅を異なる複数の幅のいずれかの幅
に形成したものであるから、内部を二種以上の混合冷媒
が流れる場合にも、各冷媒の特性に溝幅を合致させるこ
とが可能となる。従って、流通抵抗による圧力損失の増
加を防止しつつ、毛細管現象により配管内面の広い範囲
で冷媒と冷媒配管とを熱交換させ、伝熱特性を向上させ
ることが可能となる。また、溝幅による毛細管現象で冷
媒毎の流通抵抗による圧力損失の違いを抑制し、混合冷
媒が冷媒配管を流れる際の混合冷媒の混合比の変動を抑
制することができるようになるものである。
【0010】請求項2の発明の内面溝付冷媒配管によれ
ば、内部を少なくとも二種以上混合された冷媒が流れる
ものにおいて、内面に形成した溝を、いずれかの冷媒の
物性に適合した幅でそれぞれ形成すると共に、それぞれ
の冷媒の物性に適合する溝を少なくとも一つ内面に形成
したものであるから、流通抵抗による圧力損失の増加を
防止しつつ、毛細管現象により配管内面の広い範囲で冷
媒と冷媒配管とを熱交換させ、伝熱特性を向上させるこ
とが可能となる。また、溝幅による毛細管現象で冷媒毎
の流通抵抗による圧力損失の違いを抑制し、混合冷媒が
冷媒配管を流れる際の混合冷媒の混合比の変動を抑制す
ることができるようになる。
ば、内部を少なくとも二種以上混合された冷媒が流れる
ものにおいて、内面に形成した溝を、いずれかの冷媒の
物性に適合した幅でそれぞれ形成すると共に、それぞれ
の冷媒の物性に適合する溝を少なくとも一つ内面に形成
したものであるから、流通抵抗による圧力損失の増加を
防止しつつ、毛細管現象により配管内面の広い範囲で冷
媒と冷媒配管とを熱交換させ、伝熱特性を向上させるこ
とが可能となる。また、溝幅による毛細管現象で冷媒毎
の流通抵抗による圧力損失の違いを抑制し、混合冷媒が
冷媒配管を流れる際の混合冷媒の混合比の変動を抑制す
ることができるようになる。
【0011】請求項3の発明の内面溝付冷媒配管によれ
ば、上記各発明に加えて溝を冷媒の流れる方向に向かっ
て螺旋状に形成したものであるから、冷媒と冷媒配管と
の伝熱特性を向上させることができるようになるもので
ある。
ば、上記各発明に加えて溝を冷媒の流れる方向に向かっ
て螺旋状に形成したものであるから、冷媒と冷媒配管と
の伝熱特性を向上させることができるようになるもので
ある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は本発明を適用した実施例としての空気調和
機ACの冷媒回路図を示している。図1において、空気
調和機ACは、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、
減圧装置としてのキャピラリーチューブ4、スクリーン
入モジュレータ5、室内側熱交換器6、アキュムレータ
7を冷媒配管にて接続することにより、冷凍サイクルが
構成されており、HFC系冷媒を含む混合冷媒と、この
冷媒と相溶性のあるオイルとを封入して構成されてい
る。また、前記室外側熱交換器3及び室内側熱交換器6
には送風機41、42によってそれぞれ送風される。
する。図1は本発明を適用した実施例としての空気調和
機ACの冷媒回路図を示している。図1において、空気
調和機ACは、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、
減圧装置としてのキャピラリーチューブ4、スクリーン
入モジュレータ5、室内側熱交換器6、アキュムレータ
7を冷媒配管にて接続することにより、冷凍サイクルが
構成されており、HFC系冷媒を含む混合冷媒と、この
冷媒と相溶性のあるオイルとを封入して構成されてい
る。また、前記室外側熱交換器3及び室内側熱交換器6
には送風機41、42によってそれぞれ送風される。
【0013】ここで、冷媒回路に封入される冷媒、オイ
ルは、蒸発温度の違い、即ち、用途によって異なる。例
えは、この実施例の空気調和機ACなどの高温機器は、
冷媒としてR134aを含むHFC系の混合冷媒、例え
ばR134aとR32とR125との3種混合冷媒(冷
媒組成は、例えばR134aが52重量%、R32が2
3重量%、R125が25重量%)を使用し、オイルは
ポリオールエステル系油、又は、アルキルベンゼン系油
を使用することになる。
ルは、蒸発温度の違い、即ち、用途によって異なる。例
えは、この実施例の空気調和機ACなどの高温機器は、
冷媒としてR134aを含むHFC系の混合冷媒、例え
ばR134aとR32とR125との3種混合冷媒(冷
媒組成は、例えばR134aが52重量%、R32が2
3重量%、R125が25重量%)を使用し、オイルは
ポリオールエステル系油、又は、アルキルベンゼン系油
を使用することになる。
【0014】また、前記各冷媒の特性は下記の如くであ
る。即ち、R134aの沸点は−26℃、粘度は0.2
04mPa・S、R32の沸点は−53℃、粘度は0.
140mPa・S、R125の沸点は−48.3℃、粘
度は0.145mPa・Sである。
る。即ち、R134aの沸点は−26℃、粘度は0.2
04mPa・S、R32の沸点は−53℃、粘度は0.
140mPa・S、R125の沸点は−48.3℃、粘
度は0.145mPa・Sである。
【0015】前記室外側熱交換器3は、図2に示す如く
所定の間隔を存して配置された複数枚のフィン23・・
と、これらフィン23を貫通して設けられた蛇行状の冷
媒配管26とから構成されている。
所定の間隔を存して配置された複数枚のフィン23・・
と、これらフィン23を貫通して設けられた蛇行状の冷
媒配管26とから構成されている。
【0016】前記フィン23は、厚さ100ミクロン〜
120ミクロンのアルミニウム(アルミニウム合金を含
む)薄板から成り、その表面には酸系溶液(クロム酸、
クロム酸塩、重クロム酸塩、クロム酸・リン酸、リン酸
など)にアルミニウム薄板を浸漬することにより、厚さ
2ミクロン程の防錆層が形成されている。また、この防
錆層の外側には、5ミクロン乃至10ミクロンの黒色親
水性皮膜が塗装形成される。この親水性皮膜は、フィン
23表面に通風抵抗となる水滴が出来難くするために形
成されるものであるが、黒色とされることにより、光の
反射率が低減され、熱放射特性が改善されている。
120ミクロンのアルミニウム(アルミニウム合金を含
む)薄板から成り、その表面には酸系溶液(クロム酸、
クロム酸塩、重クロム酸塩、クロム酸・リン酸、リン酸
など)にアルミニウム薄板を浸漬することにより、厚さ
2ミクロン程の防錆層が形成されている。また、この防
錆層の外側には、5ミクロン乃至10ミクロンの黒色親
水性皮膜が塗装形成される。この親水性皮膜は、フィン
23表面に通風抵抗となる水滴が出来難くするために形
成されるものであるが、黒色とされることにより、光の
反射率が低減され、熱放射特性が改善されている。
【0017】このようなフィン23には予め配管挿通用
の孔を形成しており、冷媒配管26を構成する複数本の
直管26Aに順次フィン23を所定間隔で挿入して行
く。そして、直管26Aを内側から圧力をかけて拡管し
た後、ベンド配管26Bを溶接し、各直管26Aを連通
する。これによって、蛇行状の冷媒配管26を構成し、
熱交換器3を完成する。
の孔を形成しており、冷媒配管26を構成する複数本の
直管26Aに順次フィン23を所定間隔で挿入して行
く。そして、直管26Aを内側から圧力をかけて拡管し
た後、ベンド配管26Bを溶接し、各直管26Aを連通
する。これによって、蛇行状の冷媒配管26を構成し、
熱交換器3を完成する。
【0018】ここで、前記冷媒配管26を構成する直管
26A(ベンド配管26Bも同様)の断面図を図3に示
し、その一部拡大断面図を図4に示す。直管26Aの内
面には例えば合計60条の溝31・・、32・・が形成
されている。ここで、溝31の底幅Bは、例えば0.3
3mm、溝32の底幅eはそれより広い、例えば0.4
8mmとされており、両溝31、32が交互に形成され
たかたちとされている。
26A(ベンド配管26Bも同様)の断面図を図3に示
し、その一部拡大断面図を図4に示す。直管26Aの内
面には例えば合計60条の溝31・・、32・・が形成
されている。ここで、溝31の底幅Bは、例えば0.3
3mm、溝32の底幅eはそれより広い、例えば0.4
8mmとされており、両溝31、32が交互に形成され
たかたちとされている。
【0019】また、各溝31、32を仕切る山35の高
さHは例えば0.3mm、頂角θは30度、先端曲率r
は0.05mmとされ、溝31、32の螺旋配置時のね
じれ角は例えば18度とされている。尚、直管26Aの
外径ODは例えば10mm、底肉厚TFは0.27mm
である。
さHは例えば0.3mm、頂角θは30度、先端曲率r
は0.05mmとされ、溝31、32の螺旋配置時のね
じれ角は例えば18度とされている。尚、直管26Aの
外径ODは例えば10mm、底肉厚TFは0.27mm
である。
【0020】また、前記室内側熱交換器6も図2に示す
室外側熱交換器3と同様の構造であるので説明を省略す
る。
室外側熱交換器3と同様の構造であるので説明を省略す
る。
【0021】以上の構成で空気調和機ACの冷房運転時
は、図1中実線矢印に示すように、圧縮機1、四方弁
2、室外側熱交換器3、キャピラリーチューブ4、スク
リーン入モジュレータ5、室内側熱交換器6、アキュム
レータ7の順で混合冷媒が流れる。この場合、圧縮機1
からは高温高圧のガス冷媒(混合冷媒)が吐出され、室
外側熱交換器3に流入して放熱し、凝縮される。そし
て、キャピラリーチューブ4にて減圧された後、室内側
熱交換器6に流入して蒸発する。従って、室外側熱交換
器3は凝縮器となり、室内側熱交換器6は冷却器とな
る。
は、図1中実線矢印に示すように、圧縮機1、四方弁
2、室外側熱交換器3、キャピラリーチューブ4、スク
リーン入モジュレータ5、室内側熱交換器6、アキュム
レータ7の順で混合冷媒が流れる。この場合、圧縮機1
からは高温高圧のガス冷媒(混合冷媒)が吐出され、室
外側熱交換器3に流入して放熱し、凝縮される。そし
て、キャピラリーチューブ4にて減圧された後、室内側
熱交換器6に流入して蒸発する。従って、室外側熱交換
器3は凝縮器となり、室内側熱交換器6は冷却器とな
る。
【0022】前記室外側熱交換器3には送風機41によ
って1m/sの風速で外気が通風されており、室外側熱
交換器3と熱交換して温められた暖気は庫外に放散され
る。また、前記室内側熱交換器6と熱交換して冷却され
た冷気は送風機42によって室内に供給される。
って1m/sの風速で外気が通風されており、室外側熱
交換器3と熱交換して温められた暖気は庫外に放散され
る。また、前記室内側熱交換器6と熱交換して冷却され
た冷気は送風機42によって室内に供給される。
【0023】ここで、室外側熱交換器3及び室内側熱交
換器6に流入した混合冷媒は、冷媒配管26内の内壁側
でそれぞれの冷媒の物性に適合した溝31、32内を毛
細管現象によって伝って螺旋状に流れ、特定の冷媒の流
れが停滞することがなくなる。前述の如くR32及びR
125の粘度は低く、R134aの粘度は高いため、そ
の流れ易さから、粘度の高いR134aは主に広い方の
溝32内を流れ、R32及びR125は主に狭い方の溝
31内を流れるようになる。
換器6に流入した混合冷媒は、冷媒配管26内の内壁側
でそれぞれの冷媒の物性に適合した溝31、32内を毛
細管現象によって伝って螺旋状に流れ、特定の冷媒の流
れが停滞することがなくなる。前述の如くR32及びR
125の粘度は低く、R134aの粘度は高いため、そ
の流れ易さから、粘度の高いR134aは主に広い方の
溝32内を流れ、R32及びR125は主に狭い方の溝
31内を流れるようになる。
【0024】従って、毛細管現象によりR134aの流
通抵抗が実質的に低くなって圧力損失が低減され、冷媒
配管26(直管26A及びベンド配管26B)内の上部
にも混合冷媒が円滑に流れる。また、R32とR125
も毛細管現象により支障無く溝31内を伝って冷媒配管
26内の上部も流れるようになる。
通抵抗が実質的に低くなって圧力損失が低減され、冷媒
配管26(直管26A及びベンド配管26B)内の上部
にも混合冷媒が円滑に流れる。また、R32とR125
も毛細管現象により支障無く溝31内を伝って冷媒配管
26内の上部も流れるようになる。
【0025】即ち、各冷媒はその特性(特に粘度)に適
合した幅の溝31、32内を伝って円滑に流れるように
なるので、冷媒配管26内面の広い範囲で冷媒と冷媒配
管26とが熱交換し、伝熱特性が向上する。従って、こ
の場合室外側熱交換器3においては更に放熱特性(凝縮
性能)を向上させることができると共に、室内側熱交換
器6においても吸熱特性(冷却特性)を向上させ、空気
調和機ACの冷却能力を改善することが可能となる。
合した幅の溝31、32内を伝って円滑に流れるように
なるので、冷媒配管26内面の広い範囲で冷媒と冷媒配
管26とが熱交換し、伝熱特性が向上する。従って、こ
の場合室外側熱交換器3においては更に放熱特性(凝縮
性能)を向上させることができると共に、室内側熱交換
器6においても吸熱特性(冷却特性)を向上させ、空気
調和機ACの冷却能力を改善することが可能となる。
【0026】また、このように異なる溝幅を形成した冷
媒配管を冷凍サイクル中の各機器をつなぐ冷媒配管にも
用いると、冷凍サイクル中を循環する混合冷媒のそれぞ
れの冷媒の圧力損失を略同じに構成することができる。
従って、それぞれの冷媒の圧力損失の違いによって、特
定の冷媒が冷凍サイクル中の一部に溜まり、冷凍サイク
ル中を循環する混合冷媒の混合比が変化する不具合を抑
制できる。
媒配管を冷凍サイクル中の各機器をつなぐ冷媒配管にも
用いると、冷凍サイクル中を循環する混合冷媒のそれぞ
れの冷媒の圧力損失を略同じに構成することができる。
従って、それぞれの冷媒の圧力損失の違いによって、特
定の冷媒が冷凍サイクル中の一部に溜まり、冷凍サイク
ル中を循環する混合冷媒の混合比が変化する不具合を抑
制できる。
【0027】一方、暖房運転時は、図1中破線矢印に示
すように、圧縮機1、四方弁2、室内熱交換器6、スク
リーン入モジュレータ5、キャピラリーチューブ4、室
外側熱交換器3、アキュムレータ7の順で混合冷媒が流
れる。この場合、圧縮機1から吐出された高温高圧のガ
ス冷媒(混合冷媒)は室内側熱交換器6に流入して放熱
し、凝縮される。そして、キャピラリーチューブ4にて
減圧された後、室外側熱交換器3に流入して蒸発する。
従って、室外側熱交換器3は冷却器となり、室内側熱交
換器6は凝縮器となる。
すように、圧縮機1、四方弁2、室内熱交換器6、スク
リーン入モジュレータ5、キャピラリーチューブ4、室
外側熱交換器3、アキュムレータ7の順で混合冷媒が流
れる。この場合、圧縮機1から吐出された高温高圧のガ
ス冷媒(混合冷媒)は室内側熱交換器6に流入して放熱
し、凝縮される。そして、キャピラリーチューブ4にて
減圧された後、室外側熱交換器3に流入して蒸発する。
従って、室外側熱交換器3は冷却器となり、室内側熱交
換器6は凝縮器となる。
【0028】前記室内側熱交換器6には前述の如く送風
機42によって通風されており、室内側熱交換器6と熱
交換した後の暖気は室内に循環されるが、この場合にも
前述同様に各熱交換器3、6の伝熱特性が向上してお
り、室内側熱交換器6においては更に放熱特性(暖房性
能)を向上させることができると共に、室外側熱交換器
3においても吸熱特性を向上させ、空気調和機ACの暖
房能力を改善することが可能となる。
機42によって通風されており、室内側熱交換器6と熱
交換した後の暖気は室内に循環されるが、この場合にも
前述同様に各熱交換器3、6の伝熱特性が向上してお
り、室内側熱交換器6においては更に放熱特性(暖房性
能)を向上させることができると共に、室外側熱交換器
3においても吸熱特性を向上させ、空気調和機ACの暖
房能力を改善することが可能となる。
【0029】尚、除霜運転時には図1中点付実線矢印に
示すように、圧縮機1、四方弁2、室内側熱交換器6、
スクリーン入モジュレータ5、キャピラリーチューブ
4、室外側熱交換器3、四方弁2、アキュムレータ7の
順で混合冷媒が流れると共に、圧縮機1、電磁弁33、
室外側熱交換器3と混合冷媒が流れ、室外側熱交換器3
の除霜が行われる。
示すように、圧縮機1、四方弁2、室内側熱交換器6、
スクリーン入モジュレータ5、キャピラリーチューブ
4、室外側熱交換器3、四方弁2、アキュムレータ7の
順で混合冷媒が流れると共に、圧縮機1、電磁弁33、
室外側熱交換器3と混合冷媒が流れ、室外側熱交換器3
の除霜が行われる。
【0030】また、実施例では三種混合冷媒を用い、2
種類の幅の溝を冷媒配管内面に形成したが、二種類、或
いは、更に他種類の他の冷媒を組み合わせても良い。但
し、その場合にも各冷媒の特性(特に粘度)に合致した
幅の溝をそれぞれ形成するものとする。更に、実施例で
は空気調和機を例に採り説明したが、それに限らず、冷
蔵庫や低温ショーケースなどにも本発明は有効である。
種類の幅の溝を冷媒配管内面に形成したが、二種類、或
いは、更に他種類の他の冷媒を組み合わせても良い。但
し、その場合にも各冷媒の特性(特に粘度)に合致した
幅の溝をそれぞれ形成するものとする。更に、実施例で
は空気調和機を例に採り説明したが、それに限らず、冷
蔵庫や低温ショーケースなどにも本発明は有効である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、内面に形成した溝の幅を異なる複数の幅のいずれか
の幅に形成したものであるから、内部を二種以上の混合
冷媒が流れる場合にも、各冷媒の特性に溝幅を合致させ
ることが可能となる。従って、流通抵抗による圧力損失
の増加を防止しつつ、毛細管現象により配管内面の広い
範囲で冷媒と冷媒配管とを熱交換させ、伝熱特性を向上
させることが可能となる。また、溝幅による毛細管現象
で冷媒毎の流通抵抗による圧力損失の違いを抑制し、混
合冷媒が冷媒配管を流れる際の混合冷媒の混合比の変動
を抑制することができるようになるものである。
ば、内面に形成した溝の幅を異なる複数の幅のいずれか
の幅に形成したものであるから、内部を二種以上の混合
冷媒が流れる場合にも、各冷媒の特性に溝幅を合致させ
ることが可能となる。従って、流通抵抗による圧力損失
の増加を防止しつつ、毛細管現象により配管内面の広い
範囲で冷媒と冷媒配管とを熱交換させ、伝熱特性を向上
させることが可能となる。また、溝幅による毛細管現象
で冷媒毎の流通抵抗による圧力損失の違いを抑制し、混
合冷媒が冷媒配管を流れる際の混合冷媒の混合比の変動
を抑制することができるようになるものである。
【0032】請求項2の発明によれば、内部を少なくと
も二種以上混合された冷媒が流れるものにおいて、内面
に形成した溝を、いずれかの冷媒の物性に適合した幅で
それぞれ形成すると共に、それぞれの冷媒の物性に適合
する溝を少なくとも一つ内面に形成したものであるか
ら、流通抵抗による圧力損失の増加を防止しつつ、毛細
管現象により配管内面の広い範囲で冷媒と冷媒配管とを
熱交換させ、伝熱特性を向上させることが可能となる。
また、溝幅による毛細管現象で冷媒毎の流通抵抗による
圧力損失の違いを抑制し、混合冷媒が冷媒配管を流れる
際の混合冷媒の混合比の変動を抑制することができるよ
うになる。
も二種以上混合された冷媒が流れるものにおいて、内面
に形成した溝を、いずれかの冷媒の物性に適合した幅で
それぞれ形成すると共に、それぞれの冷媒の物性に適合
する溝を少なくとも一つ内面に形成したものであるか
ら、流通抵抗による圧力損失の増加を防止しつつ、毛細
管現象により配管内面の広い範囲で冷媒と冷媒配管とを
熱交換させ、伝熱特性を向上させることが可能となる。
また、溝幅による毛細管現象で冷媒毎の流通抵抗による
圧力損失の違いを抑制し、混合冷媒が冷媒配管を流れる
際の混合冷媒の混合比の変動を抑制することができるよ
うになる。
【0033】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて溝を冷媒の流れる方向に向かって螺旋状に形成した
ものであるから、冷媒と冷媒配管との伝熱特性を向上さ
せることができるようになるものである。
えて溝を冷媒の流れる方向に向かって螺旋状に形成した
ものであるから、冷媒と冷媒配管との伝熱特性を向上さ
せることができるようになるものである。
【図1】本発明の実施例としての空気調和機の冷媒回路
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例としての室外側熱交換器の正面
図である。
図である。
【図3】冷媒配管(直管またはベンド配管)の断面図で
ある。
ある。
【図4】冷媒配管(直管またはベンド配管)の一部拡大
断面図である。
断面図である。
AC 空気調和機 1 圧縮機 3 室外側熱交換器 6 室内側熱交換器(熱交換器) 23 フィン 26 冷媒配管 26A 直管 26B ベンド配管 31、32 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川鍋 隆 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 冷媒の流れる方向に向かって内面に多数
の溝が形成された冷媒配管において、 前記各溝の幅を異なる複数の幅のいずれかの幅に形成し
たことを特徴とする内面溝付冷媒配管。 - 【請求項2】 冷媒の流れる方向に向かって内面に多数
の溝が形成され、内部を少なくとも二種以上混合された
冷媒が流れる内面溝付冷媒配管において、 前記各溝を、いずれかの冷媒の物性に適合した幅でそれ
ぞれ形成すると共に、それぞれの冷媒の物性に適合する
溝を少なくとも一つ内面に形成したことを特徴とする内
面溝付冷媒配管。 - 【請求項3】 冷媒配管の内面に形成される溝は、冷媒
の流れる方向に向かって螺旋状に形成されていることを
特徴とする請求項1または請求項2の内面溝付冷媒配
管。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20046095A JPH0926280A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 内面溝付冷媒配管 |
| TW85106413A TW297090B (ja) | 1995-07-12 | 1996-05-30 | |
| CA002179448A CA2179448A1 (en) | 1995-07-12 | 1996-06-19 | Heat exchanger for refrigerating cycle |
| MYPI96002721A MY116659A (en) | 1995-07-12 | 1996-07-03 | Heat exchanger for refrigerating cycle |
| SG1996010210A SG44961A1 (en) | 1995-07-12 | 1996-07-04 | Heat exchanger for refrigerating cycle |
| KR1019960027458A KR100417844B1 (ko) | 1995-07-12 | 1996-07-08 | 냉동사이클에이용하는열교환기 |
| BR9603005A BR9603005A (pt) | 1995-07-12 | 1996-07-08 | Trocador de calor usado para um ciclo de refrigeração |
| EP96305076A EP0753709A3 (en) | 1995-07-12 | 1996-07-10 | Heat exchanger for refrigeration circuit |
| US08/680,264 US5862857A (en) | 1995-07-12 | 1996-07-11 | Heat exchanger for refrigerating cycle |
| CNB961099151A CN1143119C (zh) | 1995-07-12 | 1996-07-12 | 致冷循环的热交换器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20046095A JPH0926280A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 内面溝付冷媒配管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926280A true JPH0926280A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16424681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20046095A Pending JPH0926280A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 内面溝付冷媒配管 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0926280A (ja) |
| BR (1) | BR9603005A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001092806A1 (fr) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Mitsubishi Shindoh Co., Ltd. | Tube chauffant pourvu de rainures internes et echangeur de chaleur |
| JP2008020150A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Kobelco & Materials Copper Tube Inc | リターンベンド管およびフィンアンドチューブ型熱交換器 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP20046095A patent/JPH0926280A/ja active Pending
-
1996
- 1996-07-08 BR BR9603005A patent/BR9603005A/pt not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001092806A1 (fr) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Mitsubishi Shindoh Co., Ltd. | Tube chauffant pourvu de rainures internes et echangeur de chaleur |
| JP2008020150A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Kobelco & Materials Copper Tube Inc | リターンベンド管およびフィンアンドチューブ型熱交換器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| BR9603005A (pt) | 1998-05-05 |
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