JPH0926305A - 情報検出デバイスおよびそれを用いたモード干渉型レーザ走査顕微鏡 - Google Patents

情報検出デバイスおよびそれを用いたモード干渉型レーザ走査顕微鏡

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JPH0926305A
JPH0926305A JP7176269A JP17626995A JPH0926305A JP H0926305 A JPH0926305 A JP H0926305A JP 7176269 A JP7176269 A JP 7176269A JP 17626995 A JP17626995 A JP 17626995A JP H0926305 A JPH0926305 A JP H0926305A
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light
waveguide
wavelength
mode
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JP7176269A
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Keiji Matsuura
恵二 松浦
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】照明光を0次モードのみで伝搬し、正規分布な
照明光を照射する情報検出デバイスを提供する。 【解決手段】基幹導波路5は、波長λの光に対してシン
グルモード導波路であり、波長λ’の光に対して、ダブ
ルモード導波路であるように、導波路幅を設計して形成
する。これにより、光源1から、照明光として波長λの
光を基幹導波路5に入射させると、光は、0次モードの
みで伝搬し、SHG領域6によって、波長λ’の光に変
換され、端面7から出射される。被検物体10からの反
射光が、端面7から基幹導波路5に入射すると、反射光
の強度分布あるいは位相分布の対称性によって、0次モ
ードと1次モードが励振され、検出器13、14で検出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダブルモードチャ
ネル導波路における0次モードの光と1次モードの光と
のモード干渉を利用して、導波路に入射した光の光情報
検出を行う光情報検出デバイス、および、それを用いた
モード干渉型レーザ走査顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信の分野を中心として基板上
に形成した光導波路の利用が行われている。このような
光導波路を全く新しい分野へ応用したものとしては、ダ
ブルモードチャネル導波路におけるモード干渉現象を利
用した光情報検出デバイスがある。この光情報検出デバ
イスは、様々な応用分野が考えられ、そのため、有用な
デバイスとして各方面の注目を集めている。
【0003】この光情報検出デバイスの基本原理および
レーザー走査顕微鏡への応用については、H.Ooki and
J.Iwasaki,Opt.Commun. 85(1991)177-182および特開平4
-208913号公報に詳述されている。また、光ピックアッ
プへの応用については、特開平4-252444号公報に詳述さ
れている。
【0004】これらの光情報検出デバイスの基本的な構
造を図3を用いて簡単に説明する。
【0005】検出すべき光を、図3のダブルモード導波
路21の端面20から入射させる。入射光の光強度分布
または位相分布が非対称性である場合には、ダブルモー
ド導波路21には、0次モードと1次モードが励振さ
れ、両者の干渉光がダブルモード導波路21内を蛇行し
ながら伝搬する。入射光の強度分布、位相分布が対称で
ある場合には、0次モード光のみが励振されるため、伝
搬光の強度分布も対称である。したがって、ダブルモー
ド導波路を伝搬する光の強度分布の対称性を検出するこ
とにより、入射光の強度分布あるいは位相分布の対称性
が検出できる。
【0006】図3の構成では、伝搬光の強度分布の対称
性を検出するために、ダブルモード導波路21を伝搬し
た光を、分岐部22によって2本のシングルモード導波
路23、24に分岐する。このとき、2本のシングルモ
ード導波路23、24に入射する光量は、分岐部22に
達した際の干渉光の片寄りに対応する。検出器25、2
6は、2本のシングルモード導波路23、24を伝搬し
た光の光量を検出する。これにより、ダブルモード導波
路21の伝搬光の強度分布の対称性が検出できるため、
入射した光の強度分布や位相分布が検出できる。図3の
光情報検出デバイスでは、上述の各導波路を、基板27
上にチャネル型導波路として形成している。
【0007】図3ではダブルモードチャネル導波路21
を伝搬する光の強度分布を検出するために、2本のシン
グルモード導波路23、24に光を分岐させたが、この
構成に限らず、ダブルモードチャネル導波路21の出射
端面に直接、2分割の光検出器または光検出用のアレー
等を接続して、ダブルモードチャネル導波路21からの
出射光の対称性を直接検出することもできる。
【0008】上述したように、光情報検出デバイスにお
いて、ダブルモードチャネル導波路21内の光強度分布
の非対称性をもたらす2つの要素としては、入射光の強
度分布に非対称性がある場合と、入射光の位相分布に非
対称性がある場合とがある。ダブルモード導波路のダブ
ルモードで光が伝搬する領域の長さを適当に選べば、い
ずれの場合の非対称性も効率よく検出できる。光の強度
分布の非対称性は、例えば、反射率に分布がある物体で
光が反射することによって生じるため、これを利用する
ことにより、被検物体の光の反射率の分布等を観察する
ことができる。また、光の位相分布の非対称性は、傾斜
や段差がある物体で光が反射することによって生じるた
め、これを利用することにより、被検物体の傾斜、段差
または高さの分布等を観察することができる。
【0009】図4に示した従来の光情報検出デバイス
は、被検物体に光を照射するための光源を備えた、光源
一体型3分岐導波路デバイスである。
【0010】光源30から出射した光は中央の枝シング
ルモード導波路31を伝搬し、分岐領域32、ダブルモ
ード導波路21を経て、入出射端面20から出射され
る。このとき、中央のシングルモード導波路の中心線と
ダブルモード導波路の中心線とが一致している場合に
は、中央のシングルモード導波路からダブルモード導波
路へ入射する光によって、ダブルモード導波路21で0
次モードのみを励振させることができる。これにより、
強度分布や位相分布が正規分布のスポット光を被検物体
に照射することができる。
【0011】入出射端面20から出射した光が被検物体
に集光される集光光学系が、共焦点光学系の場合、被検
物体からの反射光は入出射端面20に完全再結合され
る。被検物体の表面に段差や反射率分布が存在すると
き、反射光に非対称性が生じるため、上述の2分岐型導
波路の場合と同様に、光検出器25、26の出力差から
被検物体の強度分布、あるいは位相分布を観察すること
ができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図4の
3分岐型情報検出デバイスでは、中央のシングルモード
導波路の中心線とダブルモード導波路の中心線を幾何学
的に一致させることにより、中央のシングルモード導波
路からダブルモード導波路へ入射する光は、ダブルモー
ド導波路で0次モードのみを励振させる。
【0013】そのため、基板上に導波路を作製する際、
これらの中心線がずれると、ダブルモード領域内に0次
モードの他に1次モードも励振されてしまう可能性があ
る。1次モードが励振された場合、光強度および位相が
正規分布のスポット光が照射されないため、被検物体の
反射光から被検物体の微視的な段差や反射率分布を検出
できなくなる。
【0014】しかしながら、中央のシングルモード導波
路の中心線とダブルモード導波路の中心線とが完全に一
致するように導波路を製造するのは製造プロセス上困難
である。そのため、製造コストがかかり、情報検出デバ
イスが高価な装置になるという問題点があった。
【0015】本発明の目的は、容易に製造することが可
能でありながら、照射光を0次モードのみで伝搬するこ
とのできる導波路を備えた光情報検出デバイスを提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様によれば、基幹導波路と、前記基
幹導波路に光を入射させるための照明手段と、前記基幹
導波路を伝搬してきた光の強度分布の対称性を検出する
ための検出手段とを有し、前記基幹導波路は、波長λの
光に対して、シングルモード導波路であり、かつ、波長
λ’の光に対して、ダブルモード導波路であり、前記照
明手段は、波長λの光を前記基幹導波路に入射させ、前
記検出手段は、波長λ’の光の検出することを特徴とす
る情報検出デバイスが提供される。
【0017】また、上記目的を達成するための本発明の
第2の態様によれば、被検物体に向けて光を照射し、反
射光の強度分布あるいは位相分布の対称性をモード干渉
を利用して検出する情報検出デバイスと、前記情報検出
デバイスから出射された光を、前記被検物体に対し相対
的に走査させるための走査手段と、前記情報検出デバイ
スから出射された光を、前記被検物体上に集光するため
の集光手段とを有するモード干渉型レーザ走査顕微鏡に
おいて、前記情報検出デバイスと被検物体との間には、
情報検出デバイスから出射された波長λの光を波長1/
2λの光に変換する波長変換素子が配置され、前記情報
検出デバイスは、被検物体に向けて光を出射し、反射光
を伝搬する基幹導波路と、前記基幹導波路に波長λの光
を入射させるための照明手段と、前記基幹導波路を伝搬
してきた波長1/2λの光の強度分布の対称性を検出す
るための検出手段とを有し、前記基幹導波路は、波長λ
の光に対してシングルモード導波路であり、波長1/2
λの光に対して、ダブルモード導波路であることを特徴
とするモード干渉型レーザ走査顕微鏡が提供される。
【0018】上述の波長変換手段は、前記基幹導波路上
に設けることも可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の光情報検出デバイスは、
基幹導波路から被検物体に照射する光の波長と、被検物
体で反射し、基幹導波路に入射する光の波長とを、波長
変換により異なる波長にして、それぞれ基幹導波路を伝
搬させる。
【0020】一般に、同一幅の導波路では、波長が短い
程高次モードが励振され易いので、波長λの光に対して
シングルモード導波路、波長λ’(<λ )の光に対して
ダブルモード導波路となるように、基幹導波路の幅と、
光の波長とを設定することにより、基幹導波路は、照明
手段からの光(波長λ )に対してはシングルモード導
波路、被検物体からの反射光(波長λ’ )に対しては
ダブルモード導波路として、それぞれの光を伝搬させる
ことが可能である。これにより、基幹導波路は、波長λ
の光に対しては常にシングルモード導波路であるの
で、奇モード(1次モード)を励振してしまう恐れは全
くなく、被検物体への照明光は常に0次モードのみで伝
搬して、光強度分布および位相分布が正規分布のスポッ
ト光を被検物体に照射することができる。
【0021】よって、基幹導波路に照明光を入射させる
手段と、基幹導波路との接続関係は、伝搬した光を効率
よく受け渡すことができれば十分である。したがって、
厳密な精度で製造する必要はなく、既知の方法により容
易に形成することができる。
【0022】一方、基幹導波路は、被検物体からの波長
λ’ の反射光に対しては、常にダブルモード導波路で
あるので、反射光の強度分布あるいは位相分布の非対称
性に応じて、0次モードの光と1次モードの光が励振さ
れ、両者を干渉させて、干渉光の強度分布の非対称性を
検出することにより、被検物体の微分情報を得ることが
できる。
【0023】上述の波長変換では、λ’=1/2λの場
合、即ち、反射光を照明光の第2高調波(以下SH波と
記す)とすることができる。このとき、波長変換手段
は、基幹導波路上に配置することもできるし、情報検出
デバイス外部に配置することもできる。
【0024】導波路上で波長変換を行うものについて
は、既に多くの提案がなされており、これらの既知の波
長変換手段を用いることができる。例えば、導波路上
に、分極の反転した領域をグレーテイングのように周期
的に設けることにより、SH波を疑似的に位相整合させ
る疑似位相整合(以下QPMと記す)によるSH波発生
(以下SHGと記す)方法がある。
【0025】具体的には、基幹導波路を非線形光学効果
を有する材料によって構成し、その一部に、SHG係数
(d係数)の反転した領域を周期的に設ける。基本波
(波長λ、周波数ω)の実効屈折率をNω、SH波(波
長1/2λ、周波数2ω)実効屈折率をN とした場
合、分極反転領域の周期Λを、下式(数1)を満たすよ
うにする。
【0026】
【数1】Λ=(λ/2)/(N−Nω) QPMについては、J.A.Armstrong et al.,Phys.Rev.12
7(1962)1918.や、栖原敏明、西原浩:レーザー研究21
(1993)1097や、E.J.Lim,et al.,Electron.Lett.,25,
(1989)731等に記載されているので、ここでは詳細な説
明を省略する。
【0027】また、情報検出デバイスの外部に波長変換
手段を配置する場合には、波長変換手段として、例え
ば、バルクの非線形結晶を用いた複屈折位相整合タイプ
SHG素子を用いることができる。これらの波長変換手
段を、情報検出デバイスから被検物体に照射される照明
光の光路上に配置することにより、基幹導波路を伝搬す
る照明光と、反射光とを異なる波長にすることができ
る。
【0028】以下、本発明の実施の形態を図面を用いて
説明する。
【0029】本発明の第1の実施の形態の光情報検出デ
バイスを用いたモード干渉型レーザ走査顕微鏡につい
て、図1を用いて説明する。
【0030】まず、光情報検出デバイスの構成について
説明する。
【0031】Zカット(主平面がz軸に垂直)のニオブ
酸リチウム基板3には、基幹チャネル導波路5と、基幹
チャネル導波路5を3本の枝導波路に分岐する分岐部4
と、分岐部4に接続された3本の枝チャネル導波路2、
11、12が形成されている。導波光の伝搬方向は、X
方向である。各導波路は、基板3をプロトン交換した後
アニールすることにより形成される。
【0032】基幹チャネル導波路5の端面7、および、
枝チャネル導波路2、11、12の端面は、基板3の対
向する端面にそれぞれ配置されている。
【0033】枝チャネル導波路2の端面には、波長1.
3μmの直線偏光レーザ光源1が、最も効率良く結合す
るように接続されている。光源1は、導波光がTMモー
ドとなるように配置されている。
【0034】また、枝チャネル導波路11、12の端面
には、これらの導波路を伝搬してきた光を検出するため
の光検出器13、14が接続されている。光検出器1
3、14には、減算回路15が接続されている。
【0035】基幹チャネル導波路5および枝チャネル導
波路2、11、12は、導波路の幅を4μmとした。こ
れにより、基幹チャネル導波路5は、波長1.3μmに
対してはシングルモード導波路、波長0.65μmに対
してはダブルモード導波路となる。
【0036】また、基幹チャネル導波路5には、いわゆ
るQPMによるSHG領域6を設けた。SHG領域6
は、図5(a)、(b)のように、ニオブ酸リチウムの
SHG係数(d係数)の符号を反転させた領域101を
周期Λで配置したものである。領域101は、ニオブ酸
リチウム基板3にTiを内拡散することにより、分極を
反転させた領域である。SHG領域6の長さは、必要な
強度の第二次高調波(SH波:0.65μm)が得られ
る長さにした。また、SHG領域6は、基幹チャネル導
波路5の端面7に近い位置に配置した。
【0037】本実施の形態では、波長1.3μm、0.
65μmの光に対する基幹チャネル導波路5の等価屈折
率(Nω、N )は、それぞれ2.1459、2.1
999となる。したがって、SHG領域6でのQPMの
条件を得るための分極反転ドメイン周期Λは、(数1)
より約12μmとした。
【0038】SHG領域6と導波路2、5、11、12
を基板3に作成する手順としては、最初に、Ti拡散に
より分極反転領域101を形成し、その後、アニールを
施すプロトン交換(以下、APEと記す)により、導波
路2、5、11、12を形成した。このような順で作製
するのは、導波路形成の後でSHG領域6を形成する
と、SHG領域6の形成時のTi拡散のための高温処理
により、APE導波路の特性が大きく変化してしまうた
めである。
【0039】以上のような構成の情報検出デバイスを、
基幹チャネル導波路5の端面7が被検物体10の方に向
くように配置する。端面7と被検物体との間には、ダイ
クロイックミラー102と、走査装置8と、集光レンズ
9とが配置される。また、走査装置8と減算回路15に
は、制御装置103が接続され、制御装置103には、
表示装置104が接続される。これらによって、モード
干渉レーザ走査顕微鏡が構成される。ダイクロイックミ
ラー102は、波長1.3μmの光を反射し、0.65
μmの光を透過する。走査装置8は、端面7から出射さ
れた光を被検物体10上で走査するための装置である。
【0040】次に、図1のモード干渉レーザ走査顕微鏡
の動作について説明する。
【0041】直線偏光レーザ光源1から出射した光は、
中央の枝チャネル導波路2をTMモードで伝搬し、分岐
領域4を経て基幹チャネル導波路5に導かれ、これを伝
搬する。このとき、中央の枝チャネル導波路2および基
幹チャネル導波路5は、波長1.3μmの光に対して、
シングルモード導波路であるので、枝チャネル導波路2
から基幹チャネル導波路5に入射した光は、枝チャネル
導波路2の中心線と基幹チャネル導波路5の中心線とが
完全に一致していなくとも、常に0次モードのみで伝搬
する。
【0042】伝搬した0次モード光は、基幹チャネル導
波路5内のSHG領域6で、波長0.65μmのSH波
に変換される。このとき、基幹チャネル導波路5は、波
長0.65μmの光に対して、ダブルモード導波路であ
るが、SHG領域6に入射した光が0次モードであるた
め、0次モードのみが励振される。励振された0次モー
ド光は、基幹チャネル導波路5を伝搬し、端面7から出
射される。SHG領域6は、端面7に近い部分に設けら
れているため、伝搬している間に1次モード光が励振さ
れるおそれも小さく、端面7からは、強度分布および位
相分布が正規分布のスポット光が被検物体10に向けて
出射される。
【0043】端面7からの出射光は、ダイクロイックミ
ラー102を通過する。このとき、出射光に含まれる、
SH波に変換されなかった波長1.3μmの光は、ダイ
クロイックミラー102で反射され、波長0.65μm
のSH波のみが、ダイクロイックミラー102を透過
し、走査装置8に至る。
【0044】光は、走査装置8によって走査され、集光
レンズ9によって、被検物体10上に集光される。
【0045】被検物体10の表面で反射された光は再び
レンズ9、走査装置8を通り、基幹チャネル導波路5の
端面7に集光され、基幹チャネル導波路に入射する。
【0046】基幹チャネル導波路5は、波長0.65μ
mの光に対してダブルモード導波路であるので、被検物
体10上に集光したスポット内での段差や反射率の分布
があれば、その分布による反射光の強度分布あるいは位
相分布の非対称性に応じて、基幹チャネル導波路には0
次モードの光および1次モードの光が励振される。両モ
ードは、基幹チャネル導波路5内でモード干渉して、蛇
行しながら伝搬し、分岐領域4で光分配用枝チャネル導
波路2、11、12に分岐される。
【0047】2本の枝チャネル導波路11、12の導波
路端に取り付けられた光検出器13、14の検出した光
量を、減算回路15が減算することにより、被検物体1
0の微視的段差や反射率の分布を精度よく検出すること
ができる。制御装置103は、走査装置8が走査する光
スポットの位置をとりこみ、この光スポットを照射され
た被検物体の段差や反射分布等の情報に対応する減算回
路15の出力と、光スポットの位置とを合成し、被検物
体10の表面画像を表示装置104に表示させる。
【0048】なお、被検物体10からの波長0.65μ
mの反射光が基幹導波路5を伝搬する際に、導波光がS
HG領域6を通過するが、SHG領域6の周期Λが、波
長0.65μmのSH波(波長0.325μm)の位相
整合条件を満たしていないため、SH波(波長0.32
5μm)は発生しない。また、本実施の形態では、導波
路基板として、二オブ酸リチウムを用いているため、
0.325μmの波長の光が発生したとしても、この光
は、ほとんど伝搬することがなく、問題はない。
【0049】また、枝チャネル導波路2の中心線と、基
幹チャネル導波路5の中心線とは、完全に一致している
ことが望ましいが、これらの中心線に製造時にズレが生
じても、本実施の形態の構成を用いることにより、枝チ
ャネル導波路2および基幹チャネル導波路5を、光源1
の光の波長に対して、シングルモード導波路にすること
ができる。これにより、照明光を常に0次モードのみで
伝搬して、強度や位相が正規分布な光を被検物体10に
向けて出射することができる。また、被検物体10から
の反射光の波長に対しては、基幹チャネル導波路5は、
ダブルモード導波路であるため、反射光の強度分布ある
いは位相分布の非対称性によって0次モードと1次モー
ドとが励振され、両者のモード干渉を利用して、被検物
体の傾斜や反射率の分布を検出できる。
【0050】従って、第1の実施例の構成によれば、枝
チャネル導波路2の中心線と、基幹チャネル導波路5の
中心線とが、製造時の工程において、完全に一致させる
ことができなかった情報検出デバイスを使用することが
可能になるため、製造コストを低減することができる。
【0051】なお、図1の構成において、被検物体11
1の傾斜や段差等のように、光ビームに非対称な位相分
布を与えるような情報を観察するときには、基幹チャネ
ル導波路5に入射した反射光がダブルモードで伝搬する
長さLを、
【0052】
【数2】L=Lc(2m+1)/2 (m=0,1,
2,・・・) にすることにより、傾斜や段差を最も効率よく検出する
ことができる。
【0053】また、被検物体10の反射率分布等のよう
に、光スポットに非対称な強度分布を与えるような情報
を観察するときには、基幹チャネル導波路5に入射した
反射光がダブルモードで伝搬する長さLを、
【0054】
【数3】L=m・Lc (m=1,2,・・・) にすることにより、反射率分布等を最も効率よく検出で
きる。
【0055】但し、Lcは、完全結合長(0次モードと
1次モードの位相差がπとなる長さ)である。
【0056】また、位相分布と強度分布とを合わせて検
出したい場合には、(数2)と(数3)の間の任意の長
さLにすることにより、位相分布と強度分布とを任意の
比率で合わせて検出することができる。
【0057】Lが、(数2)または(数3)を満足する
ように定めた場合に、位相分布または強度分布が最も効
率よく検出できる理由については、特開平4−2089
13号公報に詳細に記されているので、説明を省略す
る。
【0058】ここで、基幹チャネル導波路5に入射した
光がダブルモードで伝搬する長さLとは、基幹チャネル
導波路5の端面から入射したTE光がダブルモードで伝
搬して、枝チャネル導波路11、12に分岐するまでの
長さであるが、この長さは、基幹チャネル導波路5の長
さとは一致しない場合がある。
【0059】というのは、図1では、中央の枝チャネル
導波路2と、両脇の枝チャネル導波路11、12とのな
す角θを大きく図示しているが、実際には、分岐部分の
結合効率を高めるために、角θを1/100rad程度
と非常に小さい角度にすることが望ましい。
【0060】角θをこのように小さい角度にした場合、
基幹チャネル導波路5をダブルモードで伝搬したTEモ
ード光は、基幹チャネル導波路5が幾何学的には3本の
枝チャネル導波路2、11、12に分岐した後も、3本
の枝チャネル導波路2、11、12の間隔が非常に狭い
領域においては、3本の枝チャネル導波路2、11、1
2をまたぐようにダブルモードで伝搬する。
【0061】従って、基幹チャネル導波路5の長さを定
める場合には、枝チャネル導波路2、11、12をダブ
ルモードで伝搬する領域を考慮して定める必要がある。
具体的には、基幹チャネル導波路5の端面から入射した
反射光が、実際にダブルモードで伝搬する長さ、すなわ
ち、基幹チャネル導波路5の長さと枝チャネル導波路を
ダブルモードで伝搬する領域の長さとを合わせた長さを
Lとし、このLが、(数2)または(数3)を満足する
ように定める。
【0062】また、上述の第1の実施例の構成におい
て、図6のように、基幹チャネル導波路5の一部に電圧
を印加するための一対の電極111を配置することがで
きる。基板3は、電気光学効果を有するLiNbO3
よって構成されているため、基幹チャネル導波路5に電
圧を印加することにより、LiNbO3の電気光学効果
によって、印加電圧に応じてTEモード光に対する屈折
率が変化する。この屈折率の変化量に応じて、完全結合
長Lcが変化する。したがって、基幹チャネル導波路5
の幾何学的な長さLが一定であっても、電極111から
電圧を印加することによってLcを変化させ、上述の
(数2)または(数3)を満足させることができる。
【0063】これにより、被検物体の傾斜や段差等の非
対称の位相分布情報を最も感度よく検出したい場合に
は、(数2)を満足する電圧をかけ、光強度分布等を最
も感度よく検出したい場合には、(数3)を満足する電
圧をかける構成にすることができる。また、位相分布情
報と光強度分布情報とを合わせて検出したい場合には、
(数2)および(数3)の間の任意のLの値に設定する
よう電圧をかけることができる。また、電圧を印加して
いない場合に、(数2)および(数3)のいずれか一方
を満足するようにLを定め、電圧を印加したときに他方
を満足するような構成にすることもできる。
【0064】図6の電極111は、基幹チャネル導波路
5のうちSHG領域6以外の部分に電圧を印加するよう
に配置することが望ましい。というのは、SHG領域6
に電圧を印加された場合、非線形光学効果によって実効
屈折率が変化するため、位相整合条件が変化し、位相整
合できなくなるおそれがあるためである。
【0065】尚、第1の実施例ではSHG領域6のニオ
ブ酸リチウム結晶の分極を反転させた領域101を作製
する方法として、Ti内拡散法を用いたが、その他の方
法、例えば、Li2O外拡散法、SiO2装荷熱処理法、
Ti熱拡散法、電子ビーム走査照射法、電圧印加法等を
用いることができる。Li2O外拡散法は、結晶を加熱
後急冷することにより、結晶表面のLi2Oを外部に拡
散させ、分極を反転させる方法である。SiO2装荷熱
処理法は、結晶表面にSiO2薄膜を装荷し、熱処理す
ることにより、装荷部分の分極を反転させる方法であ
る。Ti熱拡散法は、結晶表面にストライプパターンの
Ti薄膜を堆積し、熱処理してTiをTiO2に酸化さ
せ、TiO2とTiO2との間の領域の分極を反転させる
方法である。電子ビーム走査照射法は、結晶を接地し、
結晶表面に収束電子ビームを走査して照射することによ
り、走査部分の結晶の分極を反転させる方法である。電
圧印加法は、結晶にパルス電圧を印加することにより、
印加部分の分極を反転させる方法である。
【0066】分極反転領域101は、図5(b)のよう
に、反転していない部分との境界面が、基板3の表面に
垂直に、基幹チャネル導波路5の底部まで達しているこ
とが望ましい。
【0067】また、分極反転領域101は、通常の光学
的方法では、直接観察できないが、弗硝酸混合溶液に浸
して分極方向によって生じるエッチング量の差を観察す
る方法を用いることにより観察することができる。ま
た、結晶表面に薄いAu薄膜を、DCスパッタリングに
より堆積したり、液体トナーをコーテイングすることに
より、分極反転パターンにより明暗コントラストを形成
し、これを観察することができる。
【0068】次に、本発明の第2の実施例による光情報
検出デバイスを用いたモード干渉型レーザ走査顕微鏡
を、図2を用いて説明する。尚、第1の実施例と同じ構
成のものについては同じ符号を付して説明を省略する。
【0069】第2の実施例の構成は、第1の実施例とほ
ぼ同じであるが、基幹チャネル導波路5にSHG領域6
を設けず、端面7とダイクロイックミラー102との間
に、SHG用のKTP結晶16を配置する。基幹チャネ
ル導波路5等の導波路の幅や、形成方法は第1の実施例
と同じである。よって、基幹チャネル導波路5は、波長
1.3μmの光に対しては、シングルモード導波路であ
り、波長0.65μmの光に対してはダブルモード導波
路である。
【0070】図2の構成のモード干渉型レーザ走査顕微
鏡では、直線偏光レーザ光源1から出射した光は、中央
の枝チャネル導波路2を伝搬し、分岐領域4を経て基幹
チャネル導波路5に導かれ、入出射端面7から出射され
る。基幹チャネル導波路5は、光源1から出射された光
(波長1.3μm)に対して、シングルモード導波路で
あるので、端面7からの出射光は、位相分布および強度
分布が正規分布の光である。
【0071】端面7からの出射光は、SHG用KTP結
晶16に入射する。KTP結晶16は、結晶16内で、
端面7からの出射光(波長1.3μm:基本波)が常光
線となるように配置し、基本波から変換された波長0.
65μmのSH波(異常光線)を得る。
【0072】変換されたSH波は、基本波と同一光軸上
で結晶16から出射され、ダイクロイックミラー10
2、走査装置8、集光レンズ9を通り、被検物体10の
表面上に集光される。
【0073】被検物体10の表面上で反射された光は再
び集光レンズ9、走査装置8、ダイクロイックミラー1
02、結晶16を通り、基幹チャネル導波路5に入射す
る。このとき、結晶16は、波長0.65μmの光のS
H波を発生しないため、基幹チャネル導波路5には、波
長0.65μmの光が入射する。基幹チャネル導波路5
は、波長0.65μmの反射戻り光に対してダブルモー
ド導波路であるので、反射光は、被検物体10上に集光
したスポット内での段差または反射率の分布に応じて、
0次モードの光及び1次モードの光を励振し、基幹チャ
ネル導波路5内でモード干渉しながら伝搬し、分岐領域
4で光分配用枝チャネル導波路2、11、12に分岐さ
れる。2本の枝チャネル導波路11、12の導波路端に
取り付けられた光検出器13、14に接続されたら減算
回路15の出力から、被検物体10の微視的傾斜を精度
よく検出することができる。
【0074】尚、第2の実施例では、SHG用結晶とし
てKTP結晶を用いたが、その他のSHG用結晶、例え
ば、KDP結晶、LiNbO3結晶、あるいはKNbO3
結晶等を用いてもよい。
【0075】また、第2の実施例では、基幹チャネル導
波路5から出射された光が、被検物体10に達する前に
波長を変換したが、被検物体10で反射され、基幹チャ
ネル導波路5に再び入射する前に波長を変換するよう
に、結晶16の向きを配置することも可能である。
【0076】また、基幹チャネル導波路5を波長0.6
5μmの光がダブルモードで伝搬する長さLは、第1の
実施例と同様に定めることが望ましい。また、基幹チャ
ネル導波路5に電圧を印加する電極を配置することもも
ちろん可能である。
【0077】尚、第1、第2の実施例では、直線偏光レ
ーザ光源を基板に直接接続しているが、レンズを用いて
レーザ光を基板上のチャネル導波路に結合させてもかま
わない。
【0078】以上のようにして、第二次高調波発生(S
HG)を用い、被検物体への照明光(基本波)に対して
シングルモード導波路、被検物体からの反射光(SH
波)に対してダブルモード導波路となる基幹導波路を備
えた光情報検出デバイスを用いることにより、被検物体
の微視的傾斜や反射率の分布を高精度に検出することが
できる。
【0079】
【発明の効果】本発明の情報検出デバイスは、基幹導波
路は、照明光の波長に対してシングルモード導波路であ
るため、照明光を基幹導波路を常に0次モードで伝搬
し、被検物体の微視的傾斜を精度良く検出することがで
きる。また、基幹導波路に照明光を入射する手段との接
続精度を緩和することができ、製造コストを下げること
ができる。
【0080】また、この情報検出デバイスをモード干渉
レーザ走査顕微鏡に用いることにより、顕微鏡度検出精
度が向上するとともに、製造コストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による光情報検出デバイ
スを用いたモード干渉型レーザ走査顕微鏡の構成を示す
説明図。
【図2】本発明の第2の実施例のによる光情報検出デバ
イスを用いたモード干渉型レーザ走査顕微鏡の構成を示
す説明図。
【図3】従来の光情報検出デバイスの構成を示す説明
図。
【図4】従来の光情報検出デバイスの構成を示す説明
図。
【図5】図1の情報検出デバイスのSHG領域の構成を
示す(a)上面図、(b)断面図。
【図6】図1の情報検出デバイスに電極を設けた場合の
説明図。
【符号の説明】
1、30・・・レーザ光源、2・・・中央枝チャネル導
波路、3・・・ニオブ酸リチウム基板、4、22、32
・・・分岐領域、5・・・基幹チャネル導波路、6・・
・第2高調波発生(SHG)領域、7、20・・・入出
射端面、8・・・走査装置、9・・・集光レンズ、10
・・・被検物体、11、12・・・光分配用枝チャネル
導波路、13、14、25、26・・・光検出器、15
・・・減算回路、16・・・第2高調波発生用結晶、2
0・・・入射端面、21・・・ダブルモード導波路、1
01・・・分極反転領域、111・・・電極。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基幹導波路と、前記基幹導波路に照明光を
    入射させるための照明手段と、前記照明光とは逆方向に
    前記基幹導波路を伝搬してきた光の強度分布の対称性を
    検出するための検出手段とを有し、 前記基幹導波路は、波長λの光に対して、シングルモー
    ド導波路であり、かつ、波長λ’の光に対して、ダブル
    モード導波路であり、 前記照明手段は、波長λの光を前記基幹導波路に入射さ
    せ、 前記検出手段は、波長λ’の光を検出することを特徴と
    する情報検出デバイス。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記波長λ’は、λ’
    =1/2λであり、 前記基幹導波路には、波長λの光を波長1/2λの光に
    変換するための波長変換手段が備えられていることを特
    徴とする情報検出デバイス。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記基幹導波路は、非
    線形光学効果を有する結晶で構成され、前記波長変換手
    段は、前記結晶の分極を反転させた領域を周期的に配置
    したものであることを特徴とする情報検出デバイス。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記波長λの光に対す
    る前記結晶の実効屈折率をNω、前記波長1/2λの光
    に対する前記結晶の実効屈折率をNとした場合、 前記波長変換手段の前記領域が配置される周期Λは、 【数1】Λ=(λ/2)/(N−Nω) を満たすことを特徴とする情報検出デバイス。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記結晶は、ニオブ酸
    リチウム結晶であり、前記基幹導波路は、前記結晶の光
    学軸のz軸に垂直な面内に設けられていることを特徴と
    する情報検出デバイス。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記分極を反転させた
    領域は、前記結晶にTiが拡散した領域であることを特
    徴とする情報検出デバイス。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記照明手段は、光源
    と、前記光源から出射された光を伝搬し、前記基幹導波
    路に入射させる1本の導波路を有し、 前記検出手段は、2つの検出器と、前記2つの検出器に
    前記基幹導波路を伝搬してきた光を導く2本の導波路を
    有し、 前記基幹導波路には、該基幹導波路を伝搬してきた光を
    3方向に分岐するための、3つの分岐路を備えた分岐部
    が接続され、 前記照明手段の1本の導波路は、前記3つの分岐路のう
    ち中央の分岐路に接続され、この分岐路を介して前記基
    幹導波路に照明光を入射させ、 前記検出手段の2本の導波路は、前記3つの分岐路のう
    ち両わきの分岐路にそれぞれ接続され、前記分岐路を介
    して、前記基幹導波路を伝搬してきた光を前記2つの検
    出器に導くことを特徴とする情報検出デバイス。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記波長λ’は、λ’
    =1/2λであり、 前記基幹導波路は、被検物体に向けて前記照明光を出射
    し、被検物体からの反射光を入射させるための端面を有
    し、 前記端面と前記被検物体との光路上には、波長λの光を
    波長1/2λの光に変換するための波長変換手段が備え
    られていることを特徴とする情報検出デバイス。
  9. 【請求項9】被検物体に向けて光を照射し、反射光の強
    度分布あるいは位相分布の対称性をモード干渉を利用し
    て検出する情報検出デバイスと、前記情報検出デバイス
    から出射された光を、前記被検物体に対し相対的に走査
    させるための走査手段と、前記情報検出デバイスから出
    射された光を、前記被検物体上に集光するための集光手
    段とを有するモード干渉型レーザ走査顕微鏡において、 前記情報検出デバイスと被検物体との間には、前記情報
    検出デバイスから出射された波長λの光を波長1/2λ
    の光に変換する波長変換素子が配置され、 前記情報検出デバイスは、被検物体に向けて光を出射
    し、反射光を伝搬する基幹導波路と、前記基幹導波路に
    波長λの光を入射させるための照明手段と、前記基幹導
    波路を伝搬してきた波長1/2λの光の強度分布の対称
    性を検出するための検出手段とを有し、 前記基幹導波路は、波長λの光に対して、シングルモー
    ド導波路であり、かつ、波長1/2λの光に対して、ダ
    ブルモード導波路であることを特徴とするモード干渉型
    レーザ走査顕微鏡。
  10. 【請求項10】被検物体に向けて光を照射し、反射光の
    強度分布あるいは位相分布の対称性をモード干渉を利用
    して検出する情報検出デバイスと、前記情報検出デバイ
    スから出射された光を、前記被検物体に対し相対的に走
    査させるための走査手段と、前記情報検出デバイスから
    出射された光を、前記被検物体上に集光するための集光
    手段とを有するモード干渉型レーザ走査顕微鏡におい
    て、 前記情報検出デバイスは、被検物体に向けて光を出射
    し、反射光を伝搬する基幹導波路と、前記基幹導波路に
    波長λの光を入射させるための照明手段と、前記基幹導
    波路を伝搬してきた波長1/2λの光の強度分布の対称
    性を検出するための検出手段とを有し、 前記基幹導波路は、波長λの光に対して、シングルモー
    ド導波路であり、かつ、波長1/2λの光に対して、ダ
    ブルモード導波路であり、 前記基幹導波路には、波長λの光を波長1/2λの光に
    変換するための波長変換手段が備えられていることを特
    徴とするモード干渉型レーザ走査顕微鏡。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014168513A1 (ru) * 2013-04-09 2014-10-16 Закрытое Акционерное Общество "Ифохим" Многофункциональная добавка к углеводородсодержащему топливу и топливная композиция, ее содержащая

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014168513A1 (ru) * 2013-04-09 2014-10-16 Закрытое Акционерное Общество "Ифохим" Многофункциональная добавка к углеводородсодержащему топливу и топливная композиция, ее содержащая

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