JPH09263120A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JPH09263120A
JPH09263120A JP7444696A JP7444696A JPH09263120A JP H09263120 A JPH09263120 A JP H09263120A JP 7444696 A JP7444696 A JP 7444696A JP 7444696 A JP7444696 A JP 7444696A JP H09263120 A JPH09263120 A JP H09263120A
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JP
Japan
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air
foot
face
defroster
door
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Application number
JP7444696A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Inakoshi
貴俊 稲越
Toshihiko Muraki
俊彦 村木
Yasumitsu Omi
康光 大見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Publication of JPH09263120A publication Critical patent/JPH09263120A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用空調装置におけるモード切替部の小
型化を図る。 【解決手段】 フェイスモード、バイレベルモード、フ
ットモード、フット・デフロスタモード、およびデフロ
スタモードの5つの吹出モードを、フェイス・デフロス
タドア14とフットドア11との2枚のドアを連動操作
することにより切替設定するとともに、フェイス吹出空
気通路12を、センターフェイス吹出口、用の通路
と、サイドフェイス吹出口、用の通路とに分岐し、
このサイドフェイス吹出口、用の通路は、全モード
において開状態に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェイス、バイレ
ベル、フット、フット・デフロスタ、デフロスタの5つ
の吹出モードを2枚のドアのみで切替設定できる自動車
用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用空調装置においては、通
常、上記5つの吹出モードを3〜5枚のドアを使用して
切替設定するようにしている。また、自動車用空調装置
では、フェイス吹出口のうち、計器盤の左右両端部に配
置されるサイドフェイス吹出口については、夏季の冷房
シーズンは乗員の上半身に向けて冷風を吹出して冷房作
用を行い、冬季の暖房シーズンには車両の側面窓ガラス
に向けて温風を吹き出して、側面窓ガラスの曇り止め作
用を行うものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来装置で
は、3〜5枚の吹出モードドアを使用しているので、こ
の吹出モードドアの操作用リンク機構が煩雑になるとと
もに、空調ケースのうち、吹出モードドア収納部分の形
状が煩雑となり、コストアップを招く。また、操作用リ
ンク機構の煩雑化により大きな操作力を必要とするの
で、、手動操作式の場合はモード切替の操作が重くなる
という不具合があり、また、自動操作式の場合には、ド
ア操作用のために大きなアクチュエータを必要とするい
う不具合がある。さらに、ケース形状の煩雑化により通
風抵抗が大きくなり、風量低下、騒音増大といった不具
合も発生する。
【0004】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
サイドフェイス吹出口に夏季の冷風吹出による冷房作用
と、冬季の温風吹出による側面窓ガラスの曇り止め作用
を兼務させる自動車用空調装置において、吹出モード切
替ドア部を含めた全体形状の小型、簡素化を図ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1〜
3記載の発明では、熱交換器(3、5)と熱交換して所
定温度に温度調整された空気が流れる主空気通路(8)
と、この主空気通路(8)からの空気を取り入れるフッ
ト吹出空気通路(10)とを開閉するフットドア(1
1)を設け、また、フット吹出空気通路(10)より下
流側に設けられ、主空気通路(8)からの空気を取り入
れるフェイス吹出空気通路(12)およびデフロスタ吹
出空気通路(13)を開閉するフェイス・デフロスタド
ア(14)を設け、フェイス吹出空気通路(12)は、
車両計器盤中央部から空気を車室内上方側へ吹き出すセ
ンターフェイス吹出口(、)に連通される通路(1
2b、12c)と、車両計器盤の左右両側部から空気を
車室内上方側へ吹き出すサイドフェイス吹出口(、
)に連通される通路(12a、12d)とに分岐し、
(イ)フェイスモード設定時には、フェイス・デフロス
タドア(14)を、デフロスタ吹出空気通路(13)が
閉じ、フェイス吹出空気通路(12)の前記通路(12
a〜12d)が開く位置(a)に操作するとともに、フ
ットドア(11)をフット吹出空気通路(10)が閉じ
る位置(c)に操作し、(ロ)バイレベルモード設定時
には、フェイス・デフロスタドア(14)を、前記位置
(a)に操作するとともに、フットドア(11)をフッ
ト吹出空気通路(10)が所定量開く中間開度位置
(d)に操作し、(ハ)フットモード設定時には、フェ
イス・デフロスタドア(14)を、デフロスタ吹出空気
通路(13)が開き、フェイス吹出空気通路(12)の
うち、センターフェイス吹出口(、)用の通路(1
2b、12c)のみが閉じ、かつサイドフェイス吹出口
(、)用の通路(12a、12d)が開く位置
(b)に操作するとともに、フットドア(11)をフッ
ト吹出空気通路(10)が最大量付近まで開く最大開度
位置(f)に操作し、(ニ)フット・デフロスタモード
設定時には、フェイス・デフロスタドア(14)を、前
記位置(b)に操作するとともに、フットドア(11)
をフット吹出空気通路(10)が所定量開く中間開度位
置(e)に操作し、(ホ)デフロスタモード設定時に
は、フェイス・デフロスタドア(14)を前記位置
(b)に操作するとともに、フットドア(11)を前記
位置(c)に操作することを特徴としている。
【0006】これにより、上記2つのモード切替用のド
ア(11、14)を使用するのみで、上記(イ)〜
(ホ)の5つの吹出モードを切替設定できる。しかも、
サイドフェイス吹出口(、)用の通路(12a、1
2d)は全モードにて開いた状態を維持することができ
る。従って、サイドフェイス吹出口(、)に夏季の
冷風吹出による冷房作用と、冬季の温風吹出による側面
窓ガラスの曇り止め作用を兼務させる機能を確保しつ
つ、吹出モード切替ドア部の体格を大幅に縮小できる。
【0007】その結果、吹出モード切替ドア部を含めた
空調ユニットの全体形状を極めてコンパクトにまとめる
ことができ、車室内スペースの制約が大きい車両におい
ても、空調ユニットの設置が容易になるとともに、空調
ユニットのコンパクト化により車室内スペースを他機器
設置のために有効活用できる。さらに、空調ユニットの
小型簡潔化と、部品点数減少とによりコスト低減を図る
ことができる。
【0008】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1において、1は自動車用空調装
置のうち、車室内計器盤の下方部に設置される空調ユニ
ットで、本例では車両幅方向の略中央部に空調ユニット
1が配設されている。この空調ユニット1はポリプロピ
レン等の樹脂で成形されたケース2を有している。
【0010】このケース2はその内部に空気流路を形成
するとともに、後述する熱交換器等の機器類を収納して
いる。また、ケース2は周知のように複数(通常は2
個)の分割ケース体に分割されており、後述の熱交換
器、ドア等の機器類を収納した後に、金属クリップ、ね
じ止め等の適宜の結合手段にて複数の分割ケース体を一
体に結合する構造となっている。
【0011】3はこのケース2内の車両前方側の部位に
配設された蒸発器であり、この蒸発器3は図示しない圧
縮機,凝縮器,受液器,減圧器とともに周知の冷凍サイ
クルを構成するものであって、ケース2内への送風空気
を除湿冷却する冷房用熱交換器として作用するものであ
る。なお、冷凍サイクルの圧縮機は電磁クラッチ(図示
せず)を介して自動車エンジンにより駆動される。
【0012】4は蒸発器3の上流側空気開口で、ここに
は図示しない送風機からの送風空気が流入する。この送
風機は空調ユニット1の車両左右方向の側方に配置さ
れ、、遠心多翼ファンと、ファン駆動用モータと、スク
ロールケーシングとを有する周知のものである。この送
風機は、周知の内外気切替箱(図示せず)を介して外気
または内気を導入して空気開口4に送風するようになっ
ている。
【0013】5はヒータコアで、ケース2内の車両後方
側の下方部位、換言すれば、蒸発器3の空気下流側に配
設されている。このヒータコア5は自動車エンジンの冷
却水を熱源として空気を加熱する暖房用熱交換器であ
り、上記蒸発器3にて冷却された冷風を再加熱するもの
である。また、ケース2内には、蒸発器3で冷却された
冷風がヒータコア5をバイパスして流れる冷風通路6が
蒸発器3の空気下流側で、上方寄りに形成されている。
【0014】一方、ケース2内で、ヒータコア5の空気
下流側部位には、ヒータコア5で加熱された温風が流れ
る温風通路7が形成されており、この温風通路7は図示
するようにヒータコア5の空気下流側から上方へ延び、
さらにヒータコア5の上方部位の通路7aを通って、車
両前方側へUターンして、冷風通路6の下流側へ合流す
る。従って、この合流部分にて、冷温風の混合通路8が
形成されている。本例では、この冷温風混合通路8が主
空気通路を構成している。
【0015】9は温度調整用エアミックスドアで、ヒー
タコア5の上端部に配置された軸9aを中心として回動
可能になっており、このエアミックスドア9の開度によ
り冷風通路6と温風通路7の風量割合を調整して、車室
内への吹出空気温度を調整するようになっている。ま
た、エアミックスドア9には、一体に回動する補助ドア
9bがヒータコア5の上方側通路7a内に突出するよう
に配設されている。
【0016】なお、エアミックスドア9は、樹脂または
金属製の芯板9cの表裏両面にシール用パッキン材9d
を固着した構造になっている。ケース2において、冷温
風混合通路8の上方側に、本発明の特徴とする吹出モー
ド切替機構が配設されている。この吹出モード切替機構
は図2〜図5に示す構成であり、冷温風混合通路8の上
方側(空気下流側)には、まず最初に、フット吹出空気
通路10が開口している。このフット吹出空気通路10
は軸11aを中心として回動可能なフットドア11によ
り開閉される。このフット吹出空気通路10は図2、3
に示す運転席側および助手席側のフット吹出口、に
連通する2つの通路に分岐され、乗員足元の位置まで垂
下し、この足元位置に開口している両フット吹出口、
から温風を吹き出すようになっている。
【0017】そして、フット吹出空気通路10およびフ
ットドア11の上方側(空気下流側)は、2つの空気通
路に分岐されて、フェイス吹出空気通路12とデフロス
タ吹出空気通路13とを形成してる。ここで、フェイス
吹出空気通路12は図2、3に示す運転席側および助手
席側のセンターフェイス吹出口、およびサイドフェ
イス吹出口、に連通する4つの通路12a〜12d
(図5参照)に分岐されている。
【0018】センターフェイス吹出口、は車室内前
部の計器盤(図示せず)の中央部上側に配置され、ここ
から車室内の中央部付近の乗員上半身に向かって空気を
吹き出し、また、サイドフェイス吹出口、は、計器
盤の左右両端部の上側に配置され、ここから車室内の左
右両側部の乗員上半身に向かって空気を吹き出す吹出状
態と、車両の側面窓ガラスに向かって空気を吹き出す吹
出状態とを選択して使用するものである。これらのフェ
イス吹出口〜にはそれぞれ周知の風向変更グリル機
構(図示せず)が備えられている。
【0019】デフロスタ吹出空気通路13は、車両の前
面窓ガラスに向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出口
に連通している。14はフェイス吹出空気通路12とデ
フロスタ吹出空気通路13を切替開閉するフェイス・デ
フロスタドアであり、軸14aを中心として回動可能に
なっている。このフェイス・デフロスタドア14は、図
5に示すごとくフェイス吹出空気通路12の閉成位置に
操作されたときにも、サイドフェイス吹出口、は開
放したままの状態を維持する。
【0020】このため、図5に示すごとく、フェイス・
デフロスタドア14の幅W1をフェイス空気通路12の
幅W2より小さくして、このドア14の左右の側方に寸
法Aの通路を形成して、センターフェイス吹出口、
の閉成状態においても、サイドフェイス吹出口、に
通じる通路12a、12dは開放状態に維持されるよう
になっている。
【0021】また、サイドフェイス吹出口、への空
気流れを全吹出モードにて維持するために、フットドア
11も同様な構成となっている。すなわち、フットドア
11はフットモード時にはフット吹出空気通路10を全
開する位置(図2のf位置)に操作されるが、このf位
置に操作されたときにも、フットドア11の左右の側方
に寸法Bの通路を形成して、この通路Bを通して温風
が、サイドフェイス吹出口、用の通路12a、12
dおよびデフロスタ吹出空気通路13に流入し得るよう
にしてある。
【0022】なお、上記した2つのモード切替用のドア
11、14は図示しないリンク機構に連結されて、連動
して作動する。このリンク機構の駆動機構は周知のもの
でよく、例えば、車室内計器盤部に設けられる空調制御
パネル(図示せず)の手動操作レバー(吹出モード切替
用操作レバー)に加わる手動操作力をコントロールケー
ブルを介してリンク機構に伝達することにより、ドア1
1、14を回動させる機構とする。あるいは、空調用制
御装置により自動制御されるサーボモータなどのアクチ
ュエータによりリンク機構を駆動してドア11、14を
回動させるようにしてもよい。
【0023】次に、上述した構成において本実施形態の
作動について説明する。いま、図示しない送風機を作動
させると、内外気切替箱(図示せず)から内気または外
気が吸入され、この吸入空気は送風機を経て空気開口4
を通り、蒸発器3に送風され、ここで冷却されて冷風と
なる。次いで、この冷風はエアミックスドア9の開度位
置に従って冷風通路6と、ヒータコア5側の温風通路7
とに分岐して流れ、ヒータコア5に流入した冷風はヒー
タコア5にて再加熱されて、温風となり、温風通路7を
流れる。そして、この温風通路7からの温風と冷風通路
6からの冷風は、冷温風混合通路8にて混合されて所望
温度の空調風となり、しかるのち、モード切替用のドア
11、14にて選択された吹出空気通路10、12、1
3のいずれか1つまたは複数個を通って所定の吹出口か
ら車室内へ吹き出す。
【0024】なお、図1において、エアミックスドア9
の実線位置は、ヒータコア5側の温風通路7が全閉さ
れ、冷風通路6が全開される最大冷房位置を示してい
る。本例では、ヒータコア5への温水流れを断続する温
水弁を廃止しているので、最大冷房時にヒータコア5で
加熱された温風が自然対流で、上方側通路7aより冷温
風混合通路8に流入するのを補助ドア9bにて抑制す
る。
【0025】また、図1において、エアミックスドア9
の2点鎖線位置は、冷風通路6が全閉され、ヒータコア
5側の温風通路7が全開される最大暖房位置を示してい
る。以上は、空調装置全体の作動の概要であるので、次
に、本発明の特徴とする吹出モード切替作用について詳
述する。本実施形態では、使用者が空調制御パネルの吹
出モード切替レバーを操作することにより、その操作力
がコントロールケーブル及びリンク機構を介して、2つ
のモード切替用(フェイス・デフロスタ用、およびフッ
ト用)のドア11、14に伝達され、この両ドア11、
14が連動操作され、所定の吹出モードが設定される。
【0026】まず、「フェイスモード」について説明す
ると、フェイス・デフロスタドア14が図2のa位置に
操作されて、デフロスタ吹出空気通路13を全閉し、フ
ェイス吹出空気通路12の通路12a〜12dを全開す
る。また、フットドア11は図2のc位置に操作され
て、フット吹出空気通路10を全閉する。これにより、
冷温風混合通路8からの空調風はすべてフェイス吹出空
気通路12に流入し、センターフェイス吹出口、お
よびサイドフェイス吹出口、から車室内の上方側へ
吹き出す。
【0027】次に、「バイレベルモード」について説明
すると、フェイス・デフロスタドア14が図2のa位置
に操作されて、デフロスタ吹出空気通路13を全閉し、
フェイス吹出空気通路12の通路12a〜12dを全開
する。一方、フットドア11は図2の全閉位置cから若
干開いた第1の開度位置(中間開度位置)dに操作され
て、フット吹出空気通路10を若干量開口する。
【0028】これにより、冷温風混合通路8からの空調
風の一部はフット吹出空気通路10に流入し、フット吹
出口、から乗員足元部へ吹き出すと同時に、フェイ
ス吹出空気通路12に流入し、センターフェイス吹出口
、およびサイドフェイス吹出口、から車室内の
上方側へ吹き出す。次に、「フットモード」について説
明すると、フェイス・デフロスタドア14が図2のb位
置に操作されて、デフロスタ吹出空気通路13を全開
し、フェイス吹出空気通路12のうち、センターフェイ
ス吹出口、用の通路12b、12cを全閉する。し
かし、このとき、サイドフェイス吹出口、用の通路
12a、12dは寸法Aの通路により依然として開放状
態に維持される。
【0029】一方、フットドア11は図2の第3開度位
置(最大開度位置)fに操作されて、フット吹出空気通
路10の開度を最大量付近に広げるとともに、冷温風混
合通路8とフェイス吹出空気通路12、デフロスタ吹出
空気通路13との間を、図5に示す寸法Bの通路により
連通させる。この状態では、フェイス吹出空気通路1
2、デフロスタ吹出空気通路13への空気流路の開度は
僅少量となる。
【0030】以上により、冷温風混合通路8からの空調
風の大部分はフット吹出空気通路10に流入し、フット
吹出口、から乗員足元部へ吹き出す。これと同時
に、空調風の一部はフェイス吹出空気通路12の通路1
2a、12dを通って、サイドフェイス吹出口、か
ら計器盤の左右両端部から車室内の上方側へ吹き出すと
ともに、デフロスタ吹出空気通路13を通って、デフロ
スタ吹出口から車両前面窓ガラスに向かって吹き出
す。ここで、サイドフェイス吹出口、からの吹出空
気を車両側面窓ガラスに向けることにより、車両側面窓
ガラスの曇り止めを行うことができる。
【0031】次に、「フット・デフロスタモード」につ
いて説明すると、フェイス・デフロスタドア14が図2
のb位置に操作され、かつフットドア11は図2の第1
開度位置dと第3開度位置fとの中間位置である第2開
度位置eに操作される。これにより、冷温風混合通路8
からの空調風の略半分がフット吹出空気通路10に流入
し、フット吹出口、から乗員足元部へ吹き出す。こ
れと同時に、空調風の残りの略半分がサイドフェイス吹
出口、およびデフロスタ吹出口から吹出す。従っ
て、サイドフェイス吹出口、およびデフロスタ吹出
口からの吹出風量が増加し、窓ガラスの曇り止め効果
が増大する。
【0032】次に、「デフロスタモード」について説明
すると、フェイス・デフロスタドア14が図2のb位置
に操作され、かつフットドア11は図2のc位置に操作
されて、フット吹出空気通路10を全閉する。これによ
り、冷温風混合通路8からの空調風の大部分がデフロス
タ吹出空気通路13を通って、デフロスタ吹出口から
車両前面窓ガラスに向かって吹き出す。これと同時に、
空調風の残りの一部がサイドフェイス吹出口、から
吹出す。従って、サイドフェイス吹出口、およびデ
フロスタ吹出口からの吹出風量がさらに増加し、窓ガ
ラスの曇り止め効果がさらに増大する。
【0033】図6は上記各吹出モードにおける各吹出口
〜の開閉状態をまとめて示すもので、図中、○は開
状態を示し、×は閉状態を示している。この図6から明
らかなように、サイドフェイス吹出口、は全モード
において開状態となる。なお、上記各吹出モードにおい
て、フェイス・デフロスタドア14が図2のb位置にあ
るときに、サイドフェイス吹出口、への風量は、寸
法Aを通路12a、12dの幅より小さくすことによ
り、絞るようになっている。
【0034】また、フットドア11の操作位置を図2に
示すように、フット吹出空気通路10の全閉位置cの他
に、第1〜第3の開度位置d、e、fを設定して、フッ
ト吹出空気通路10への風量を制御することにより、他
の吹出口〜、への風量を相対的に制御するように
してある。このような風量および風量配分は、図5に示
すドア幅W1またはケース側通路幅W2を変えて、寸法
A、Bを変えることにより調整することができる。 (他の実施形態)なお、本発明は上述した実施形態に限
定されることなく種々の形態で実施可能であり、例え
ば、上述の実施形態では、冷風と温風との風量割合をエ
アミックスドア9により調整して吹出空気温度を調整す
る、いわゆるエアミックス式の自動車用空調装置につい
て述べたが、ヒータコア5に流入する温水流量を調整し
て吹出空気温度を調整する、温水流量調整式等の自動車
用空調装置にも本発明は適用可能である。
【0035】また、ケース2内に蒸発器3を設けずに、
ヒータコア5のみを設ける自動車用空調装置にも本発明
は適用可能である。また、上述の実施形態では、フット
ドア11の操作位置を、バイレベルモードとフット・デ
フロスタモードとで異なる開度位置d、eに設定してい
るが、この両モード時に、フットドア11を共通の中間
開度位置に操作するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施形態における熱交換器部分
の配置を示す断面図である。
【図2】本発明装置の一実施形態における吹出モード切
替部分の概略構成を示す断面図である。
【図3】本発明装置の一実施形態における吹出口の配置
を示す模式図である。
【図4】図2と同一部分の断面図である。
【図5】図4のX−X矢視断面図である。
【図6】本発明装置の一実施形態の吹出モード切替作動
をまとめて示す図表である。
【符号の説明】
1…空調ユニット、2…ケース、3…蒸発器、5…ヒー
タコア、8…冷温風混合通路(主空気通路)、10…フ
ット吹出空気通路、11…フットドア、12…フェイス
吹出空気通路、12a〜12d…分岐通路、13…デフ
ロスタ吹出空気通路、14…フェイス・デフロスタド
ア、、…サイドフェイス吹出口、、…センター
フェイス吹出口、、…フット吹出口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.空気流路を形成するケース(2)
    と、 B.このケース(2)内に設けられ、送風空気と熱交換
    する熱交換器(3、5)と、 C.この熱交換器(3、5)と熱交換して所定温度に温
    度調整された空気が流れる主空気通路(8)と、 D.この主空気通路(8)からの空気を取り入れるフッ
    ト吹出空気通路(10)と、 E.このフット吹出空気通路(10)から取り入れた空
    気を乗員足元部に吹き出すフット吹出口(、)と、 F.前記フット吹出空気通路(10)および前記主空気
    通路(8)を開閉するフットドア(11)と、 G.前記フット吹出空気通路(10)より下流側に設け
    られ、前記主空気通路(8)からの空気を取り入れるフ
    ェイス吹出空気通路(12)およびデフロスタ吹出空気
    通路(13)と、 H.このフェイス吹出空気通路(12)およびデフロス
    タ吹出空気通路(13)を開閉するフェイス・デフロス
    タドア(14)と、 I.前記デフロスタ吹出空気通路(13)から取り入れ
    た空気を車両前面窓ガラスに向けて吹き出すデフロスタ
    吹出口()とを備え、 J.前記フェイス吹出空気通路(12)は、車両計器盤
    中央部から空気を車室内上方側へ吹き出すセンターフェ
    イス吹出口(、)に連通される通路(12b、12
    c)と、車両計器盤の左右両側部から空気を車室内上方
    側へ吹き出すサイドフェイス吹出口(、)に連通さ
    れる通路(12a、12d)とに分岐されており、 K.フェイスモード設定時には、前記フェイス・デフロ
    スタドア(14)を、デフロスタ吹出空気通路(13)
    が閉じ、前記フェイス吹出空気通路(12)の前記通路
    (12a〜12d)が開く位置(a)に操作するととも
    に、前記フットドア(11)を前記フット吹出空気通路
    (10)が閉じる位置(c)に操作し、 L.バイレベルモード設定時には、前記フェイス・デフ
    ロスタドア(14)を、前記位置(a)に操作するとと
    もに、前記フットドア(11)を前記フット吹出空気通
    路(10)が所定量開く中間開度位置(d)に操作し、 M.フットモード設定時には、前記フェイス・デフロス
    タドア(14)を、前記デフロスタ吹出空気通路(1
    3)が開き、前記フェイス吹出空気通路(12)のう
    ち、前記センターフェイス吹出口(、)用の通路
    (12b、12c)のみが閉じ、かつ前記サイドフェイ
    ス吹出口(、)用の通路(12a、12d)が開く
    位置(b)に操作するとともに、前記フットドア(1
    1)を前記フット吹出空気通路(10)が最大量付近ま
    で開く最大開度位置(f)に操作し、 N.フット・デフロスタモード設定時には、前記フェイ
    ス・デフロスタドア(14)を、前記位置(b)に操作
    するとともに、前記フットドア(11)を前記フット吹
    出空気通路(10)が所定量開く中間開度位置(e)に
    操作し、 O.デフロスタモード設定時には、前記フェイス・デフ
    ロスタドア(14)を前記位置(b)に操作するととも
    に、前記フットドア(11)を前記位置(c)に操作す
    ることを特徴とする自動車用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記ケース(2)内において、前記フェ
    イス・デフロスタドア(14)の両側の側方に、前記サ
    イドフェイス吹出口(、)用の通路(12a、12
    d)と常に連通する通路(A)が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の自動車用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記ケース(2)内において、前記フッ
    トドア(11)の両側の側方に、前記フットドア(1
    1)の上流側を常に下流側と連通させる通路(B)が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車
    用空調装置。
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