JPH09263285A - 自動二輪車のブレーキ操作装置 - Google Patents
自動二輪車のブレーキ操作装置Info
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- JPH09263285A JPH09263285A JP7706496A JP7706496A JPH09263285A JP H09263285 A JPH09263285 A JP H09263285A JP 7706496 A JP7706496 A JP 7706496A JP 7706496 A JP7706496 A JP 7706496A JP H09263285 A JPH09263285 A JP H09263285A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake pedal
- master cylinder
- brake
- footrest
- piston rod
- Prior art date
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- Pending
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- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレーキペダルに対し、ライダーの足や他の
構成部品が干渉するのを防止し、構成部品の配置の簡略
化及び操作性の向上を図る。 【解決手段】 本発明は、ブレーキペダル16の操作部
16bを下方へと往動させることによりマスタシリンダ
10のピストンロッド10bを移動させてブレーキ機構
12による制動力を増大させるようにする一方、前記操
作部16bを上方へと復動させることによってブレーキ
機構12による制動を減少させるようにしたブレーキペ
ダル装置において、前記ブレーキペダル16は、初期位
置において操作部16bが最後端に位置しかつ前記フー
トレストより前方となるよう軸着すると共に、前記マス
タシリンダ10は、フレーム1に揺動自在に保持される
と共にピストンロッド10bが前記ブレーキペダル16
の軸着部16aから操作部16bに至る範囲内に連結し
たものである。
構成部品が干渉するのを防止し、構成部品の配置の簡略
化及び操作性の向上を図る。 【解決手段】 本発明は、ブレーキペダル16の操作部
16bを下方へと往動させることによりマスタシリンダ
10のピストンロッド10bを移動させてブレーキ機構
12による制動力を増大させるようにする一方、前記操
作部16bを上方へと復動させることによってブレーキ
機構12による制動を減少させるようにしたブレーキペ
ダル装置において、前記ブレーキペダル16は、初期位
置において操作部16bが最後端に位置しかつ前記フー
トレストより前方となるよう軸着すると共に、前記マス
タシリンダ10は、フレーム1に揺動自在に保持される
と共にピストンロッド10bが前記ブレーキペダル16
の軸着部16aから操作部16bに至る範囲内に連結し
たものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車におけ
るリアブレーキを操作するブレーキペダル装置に関し、
特にロードスポーツ車などに好適なブレーキペダル装置
に関する。
るリアブレーキを操作するブレーキペダル装置に関し、
特にロードスポーツ車などに好適なブレーキペダル装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リアホイールに対して制動操作を
行なうブレーキペダル装置としては、例えば図4に示す
ようなものがある。図において、メインフレームAの下
方部には、ブレーキペダルBが回動支点軸Cによって回
動自在に支持されており、このブレーキペダルBの回動
支点軸Cは、スイングアームの一端部を支持するピボッ
ト軸Eの下方に位置すると共に、メインフレームAに連
結されるアンダーチューブFに突設されたフートレスト
Gの後方に位置している。そして、ブレーキペダルBの
先端部に形成された操作部B1は前記フートレストGの
前方に位置しており、また、後方部に形成された突出部
B2は、前記回動軸Cの後方に突出し、ここにマスタシ
リンダHのピストンロッドHaが軸着されている。な
お、このブレーキペダルは戻しばねIによって常にはほ
ぼ水平となるよう保持されている。
行なうブレーキペダル装置としては、例えば図4に示す
ようなものがある。図において、メインフレームAの下
方部には、ブレーキペダルBが回動支点軸Cによって回
動自在に支持されており、このブレーキペダルBの回動
支点軸Cは、スイングアームの一端部を支持するピボッ
ト軸Eの下方に位置すると共に、メインフレームAに連
結されるアンダーチューブFに突設されたフートレスト
Gの後方に位置している。そして、ブレーキペダルBの
先端部に形成された操作部B1は前記フートレストGの
前方に位置しており、また、後方部に形成された突出部
B2は、前記回動軸Cの後方に突出し、ここにマスタシ
リンダHのピストンロッドHaが軸着されている。な
お、このブレーキペダルは戻しばねIによって常にはほ
ぼ水平となるよう保持されている。
【0003】このように構成された従来のブレーキ操作
装置では、ライダーがブレーキペダルBの前端部B1を
フートレストGに置いた足の先端で下方へと踏み込む
と、ブレーキペダルBのアーム部B2がピストンロッド
Haを押し上げ、マスタシリンダHのピストンがマスタ
シリンダH内のオイルをブレーキホースを介して後方の
リアブレーキ機構へと圧挿し、その油圧によってスイン
グアームに保持されたブレーキ機構を作動させてリアホ
イールに制動をかけるようになっている。また、ブレー
キペダルBの前端部への押圧力を解除すれば、戻しばね
Iの付勢力によってほぼ水平の初期位置へと復帰し、ピ
ストンロッドHaと共にピストンロッドHaが下方へと
復帰するため、ブレーキ機構によるリアホイールへの制
動は解除される。
装置では、ライダーがブレーキペダルBの前端部B1を
フートレストGに置いた足の先端で下方へと踏み込む
と、ブレーキペダルBのアーム部B2がピストンロッド
Haを押し上げ、マスタシリンダHのピストンがマスタ
シリンダH内のオイルをブレーキホースを介して後方の
リアブレーキ機構へと圧挿し、その油圧によってスイン
グアームに保持されたブレーキ機構を作動させてリアホ
イールに制動をかけるようになっている。また、ブレー
キペダルBの前端部への押圧力を解除すれば、戻しばね
Iの付勢力によってほぼ水平の初期位置へと復帰し、ピ
ストンロッドHaと共にピストンロッドHaが下方へと
復帰するため、ブレーキ機構によるリアホイールへの制
動は解除される。
【0004】ところで、上記のような従来のブレーキペ
ダル装置では、フートレストGの後方位置にブレーキペ
ダルBの回動軸Cを設定しているため、マスタシリンダ
Hの配置に加え、ブレーキペダルB及びその下方に位置
する排気管の形状及び配置等に多くの困難を伴うという
問題があった。すなわち、マスタシリンダHの外側には
ライダーの足が、内側にはスイングアームが、上方には
リアレールDがそれぞれ近接した状態で存在するため、
これらとの干渉を回避し得るようマスタシリンダHを配
置することはかなり困難であった。また、ブレーキペダ
ルBの下方に排気管を配置する場合には、ブレーキペダ
ルBを踏み込んだ際の排気管との干渉を避けるため、ブ
レーキペダルBやマフラーを湾曲させたり凹部を形成し
たりしていたが、これがブレーキペダルBの操作性及び
排気管の性能を低下させるという問題もあった。
ダル装置では、フートレストGの後方位置にブレーキペ
ダルBの回動軸Cを設定しているため、マスタシリンダ
Hの配置に加え、ブレーキペダルB及びその下方に位置
する排気管の形状及び配置等に多くの困難を伴うという
問題があった。すなわち、マスタシリンダHの外側には
ライダーの足が、内側にはスイングアームが、上方には
リアレールDがそれぞれ近接した状態で存在するため、
これらとの干渉を回避し得るようマスタシリンダHを配
置することはかなり困難であった。また、ブレーキペダ
ルBの下方に排気管を配置する場合には、ブレーキペダ
ルBを踏み込んだ際の排気管との干渉を避けるため、ブ
レーキペダルBやマフラーを湾曲させたり凹部を形成し
たりしていたが、これがブレーキペダルBの操作性及び
排気管の性能を低下させるという問題もあった。
【0005】そして上記のような問題は、ロードスポー
ツ車などにおいては特に顕著になる。つまり、ロードス
ポーツ車では、図5に示すように、メインフレームJに
後方へ向けてフートレストブラケットKを設け、ここに
フートレストLを取り付けたいわゆるバックステップと
なっていることがあるが、この場合にはブレーキペダル
M及びマスターシリンダNなどもフートレストブラケッ
トKに取り付けられるため、フートレストLの周辺部分
はさらに複雑化し、ライダーの足にマスターシリンダN
をはじめとする構成部品が接触する危険性はより高くな
り、構成部品の配置はより複雑化する。
ツ車などにおいては特に顕著になる。つまり、ロードス
ポーツ車では、図5に示すように、メインフレームJに
後方へ向けてフートレストブラケットKを設け、ここに
フートレストLを取り付けたいわゆるバックステップと
なっていることがあるが、この場合にはブレーキペダル
M及びマスターシリンダNなどもフートレストブラケッ
トKに取り付けられるため、フートレストLの周辺部分
はさらに複雑化し、ライダーの足にマスターシリンダN
をはじめとする構成部品が接触する危険性はより高くな
り、構成部品の配置はより複雑化する。
【0006】この発明は、前記従来技術の問題点を解消
するべくなされたものであり、ブレーキペダルに対し、
ライダーの足や他の構成部品が干渉するのを防止するこ
とができ、構成部品の配置の簡略化、及び操作性の向上
を図ることができるブレーキ操作装置の提供を目的とす
る。
するべくなされたものであり、ブレーキペダルに対し、
ライダーの足や他の構成部品が干渉するのを防止するこ
とができ、構成部品の配置の簡略化、及び操作性の向上
を図ることができるブレーキ操作装置の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、自動二輪車
のフレームに支持されるフートレストと、このフートレ
ストより前方部に軸着されると共に、常には一端部に形
成した操作部が前記フートレストより前方の初期位置に
弾性的に保持されるブレーキペダルと、前記フレームに
支持されると共にピストンを移動させるピストンロッド
が前記ブレーキペダルに連結してなるマスタシリンダ
と、このマスタシリンダに管体を介して連結してなるオ
イルリザーバとを備え、前記ブレーキペダルの操作部を
下方へと往動させることによりマスタシリンダのピスト
ンロッドを移動させてマスタシリンダからブレーキ機構
へとブレーキオイルを圧送しブレーキ機構による制動力
を増大させる一方、ブレーキペダルの操作部を上方へと
復動させることによってブレーキ機構による制動を減少
させるようにしたブレーキペダル装置において、前記ブ
レーキペダルは、初期位置において操作部が最後端に位
置しかつ前記フートレストより前方となるよう軸着する
と共に、前記マスタシリンダは、フレームに揺動自在に
保持されると共にピストンロッドが前記ブレーキペダル
の軸着部から操作部に至る範囲内に連結したものとなっ
ている。
のフレームに支持されるフートレストと、このフートレ
ストより前方部に軸着されると共に、常には一端部に形
成した操作部が前記フートレストより前方の初期位置に
弾性的に保持されるブレーキペダルと、前記フレームに
支持されると共にピストンを移動させるピストンロッド
が前記ブレーキペダルに連結してなるマスタシリンダ
と、このマスタシリンダに管体を介して連結してなるオ
イルリザーバとを備え、前記ブレーキペダルの操作部を
下方へと往動させることによりマスタシリンダのピスト
ンロッドを移動させてマスタシリンダからブレーキ機構
へとブレーキオイルを圧送しブレーキ機構による制動力
を増大させる一方、ブレーキペダルの操作部を上方へと
復動させることによってブレーキ機構による制動を減少
させるようにしたブレーキペダル装置において、前記ブ
レーキペダルは、初期位置において操作部が最後端に位
置しかつ前記フートレストより前方となるよう軸着する
と共に、前記マスタシリンダは、フレームに揺動自在に
保持されると共にピストンロッドが前記ブレーキペダル
の軸着部から操作部に至る範囲内に連結したものとなっ
ている。
【0008】従って、この発明においては、走行時など
においてライダーの足とブレーキペダルとが接触する部
分は、ブレーキペダルの前端部のみとなり、その他の部
分は操作部より前方に位置するため、それがライダーの
足と接触することはなくなる。また、マスタシリンダの
ピストンロッドは、ブレーキペダルの軸着位置から操作
部に至る範囲内に連結されているため、ブレーキペダル
によりピストンロッドを往動方向へと押し下げて外方へ
と突出させることにより、ブレーキオイルはブレーキ機
構へと圧送されブレーキ機構を作動させて圧送してリア
ホイールに制動をかける。このペダル操作によって、ピ
ストンロッドは左右方向へと揺動するが、マスタシリン
ダとオイルリザーバとの間を可撓性を有する管体によっ
て連結すれば、例えその揺動が大きなものであったとし
てもマスタシリンダ、オイルリザーバ及び管体などが破
損する虞はない。
においてライダーの足とブレーキペダルとが接触する部
分は、ブレーキペダルの前端部のみとなり、その他の部
分は操作部より前方に位置するため、それがライダーの
足と接触することはなくなる。また、マスタシリンダの
ピストンロッドは、ブレーキペダルの軸着位置から操作
部に至る範囲内に連結されているため、ブレーキペダル
によりピストンロッドを往動方向へと押し下げて外方へ
と突出させることにより、ブレーキオイルはブレーキ機
構へと圧送されブレーキ機構を作動させて圧送してリア
ホイールに制動をかける。このペダル操作によって、ピ
ストンロッドは左右方向へと揺動するが、マスタシリン
ダとオイルリザーバとの間を可撓性を有する管体によっ
て連結すれば、例えその揺動が大きなものであったとし
てもマスタシリンダ、オイルリザーバ及び管体などが破
損する虞はない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形
態を適用した自動二輪車を示す説明側面図、図2は図1
に示したものの説明平面図、図3は本発明の実施の形態
の要部を示す説明拡大側面図である。ここに示す自動二
輪車は、ロードスポーツ車であり、その車体の骨格をな
すフレーム1は、ステアリングシャフトを回動自在に保
持するヘッドパイプ2と、このヘッドパイプ2から斜め
後方に延出する2本のメインチューブ3等を備えたツイ
ンチューブフレームによって構成されており、メインチ
ューブ3の後方部3aにはピボット4を中心としてスイ
ングアーム5が上下方向へ揺動可能に設けられ、スイン
グアーム5にはリアホイール6が回動自在に支持されて
いる。
実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形
態を適用した自動二輪車を示す説明側面図、図2は図1
に示したものの説明平面図、図3は本発明の実施の形態
の要部を示す説明拡大側面図である。ここに示す自動二
輪車は、ロードスポーツ車であり、その車体の骨格をな
すフレーム1は、ステアリングシャフトを回動自在に保
持するヘッドパイプ2と、このヘッドパイプ2から斜め
後方に延出する2本のメインチューブ3等を備えたツイ
ンチューブフレームによって構成されており、メインチ
ューブ3の後方部3aにはピボット4を中心としてスイ
ングアーム5が上下方向へ揺動可能に設けられ、スイン
グアーム5にはリアホイール6が回動自在に支持されて
いる。
【0010】そして、前記メインチューブ3の後方部3
aには、これよりさらに後方へと突出するようフートレ
ストブラケット7がネジ8,8により固定されている。
このフートブラケット7の後端部には、走行時にライダ
ーが足を置くためのフートレスト9がフレーム1の左右
両側から外側方へと突出するよう設けられており、いわ
ゆるバックステップとなっている。
aには、これよりさらに後方へと突出するようフートレ
ストブラケット7がネジ8,8により固定されている。
このフートブラケット7の後端部には、走行時にライダ
ーが足を置くためのフートレスト9がフレーム1の左右
両側から外側方へと突出するよう設けられており、いわ
ゆるバックステップとなっている。
【0011】また、前記メインチューブ3の後方部3a
には、ピボット4の近傍に位置する軸11によってマス
タシリンダ10の上端部10aが軸着されている。この
マスタリンダ10は、ブレーキホース11を介してリア
ホイール6に設けらけれたリアブレーキ機構12のブレ
ーキキャリパ12aに連結されると共に、メインチュー
ブ3の後部上方3bに固定されたオイルリザーバ13に
可撓性を有する連結ホース14を介して連結されてお
り、全体としてほぼ垂直な状態に保たれている。また、
このマスタシリンダ10はピストンロッド10bを下方
へと突出させることによってオイルを前記キャリパ12
aへと圧送するようになっている。なお、マスタシリン
ダ10内のオイル量の変化はオイルリザーバ13によっ
て吸収させるようになっている。
には、ピボット4の近傍に位置する軸11によってマス
タシリンダ10の上端部10aが軸着されている。この
マスタリンダ10は、ブレーキホース11を介してリア
ホイール6に設けらけれたリアブレーキ機構12のブレ
ーキキャリパ12aに連結されると共に、メインチュー
ブ3の後部上方3bに固定されたオイルリザーバ13に
可撓性を有する連結ホース14を介して連結されてお
り、全体としてほぼ垂直な状態に保たれている。また、
このマスタシリンダ10はピストンロッド10bを下方
へと突出させることによってオイルを前記キャリパ12
aへと圧送するようになっている。なお、マスタシリン
ダ10内のオイル量の変化はオイルリザーバ13によっ
て吸収させるようになっている。
【0012】一方、前記メインチューブ3の後方部下端
には、支点軸15によってブレーキペダル16が軸着さ
れている。このブレーキペダル16は図2に示すように
平面視において支点軸15にて軸着されている端部(他
端部)16aから一端部に突設された操作部16bにか
けて外側方へと斜めに突出しており、その下方に位置す
る排気管17より外側方に位置している。また、前記操
作部16bから前記支点軸15に至る範囲内には前記マ
スタシリンダ10のピストンロッド10bが連結されて
いる。
には、支点軸15によってブレーキペダル16が軸着さ
れている。このブレーキペダル16は図2に示すように
平面視において支点軸15にて軸着されている端部(他
端部)16aから一端部に突設された操作部16bにか
けて外側方へと斜めに突出しており、その下方に位置す
る排気管17より外側方に位置している。また、前記操
作部16bから前記支点軸15に至る範囲内には前記マ
スタシリンダ10のピストンロッド10bが連結されて
いる。
【0013】これにより、このブレーキペダル16は、
支点軸15による軸着部分(他端部)16aを前端とし
てここより後方へと延出するよう保持され、操作部16
bが後端に位置する。そして初期状態においては、戻し
ばねの付勢力によって図3中の実線にて示すように軸着
部分16aからその後方の操作部16bにかけてやや斜
め上方へと傾斜した状態となる。また、この初期状態に
おいてブレーキペダルの操作部16bはライダーが前記
フートレストに掛けた足によって容易にペダル操作を行
い得るような距離範囲内に位置している。なお、ブレー
キペダル16とマスタシリンダ10のピストンロッド1
との連結位置は、ペダル操作の押圧力を軽減するため、
支点軸15の近傍に設定されている。
支点軸15による軸着部分(他端部)16aを前端とし
てここより後方へと延出するよう保持され、操作部16
bが後端に位置する。そして初期状態においては、戻し
ばねの付勢力によって図3中の実線にて示すように軸着
部分16aからその後方の操作部16bにかけてやや斜
め上方へと傾斜した状態となる。また、この初期状態に
おいてブレーキペダルの操作部16bはライダーが前記
フートレストに掛けた足によって容易にペダル操作を行
い得るような距離範囲内に位置している。なお、ブレー
キペダル16とマスタシリンダ10のピストンロッド1
との連結位置は、ペダル操作の押圧力を軽減するため、
支点軸15の近傍に設定されている。
【0014】上記のように構成されたブレーキ操作装置
において、走行中、フートレスト9に置いた足の先端で
ブレーキペダルの操作部を踏み込むと、ブレーキペダル
16は戻しばねの付勢力に抗して図3の一点鎖線にて示
すように支点軸15を中心に下方へと回転し、マスタシ
リンダ10のピストンロッド10aを下方へと突出させ
る。これにより、マスタシリンダ10内のブレーキオイ
ルは、ブレーキホース11を介してブレーキ機構12へ
と圧送され、その油圧によってブレーキ機構12が作動
し、リアホイール6に制動力が加えられる。この際、ブ
レーキペダル16の回転によりマスタシリンダ10のピ
ストンロッド10aは、ブレーキペダル16が若干前方
へも移動するが、この前後方向の移動は、マスタシリン
ダ10が支点軸15を中心として前後方向へと揺動する
ことによって吸収され、ピストンロッド10bの出没動
作は円滑に行われる。
において、走行中、フートレスト9に置いた足の先端で
ブレーキペダルの操作部を踏み込むと、ブレーキペダル
16は戻しばねの付勢力に抗して図3の一点鎖線にて示
すように支点軸15を中心に下方へと回転し、マスタシ
リンダ10のピストンロッド10aを下方へと突出させ
る。これにより、マスタシリンダ10内のブレーキオイ
ルは、ブレーキホース11を介してブレーキ機構12へ
と圧送され、その油圧によってブレーキ機構12が作動
し、リアホイール6に制動力が加えられる。この際、ブ
レーキペダル16の回転によりマスタシリンダ10のピ
ストンロッド10aは、ブレーキペダル16が若干前方
へも移動するが、この前後方向の移動は、マスタシリン
ダ10が支点軸15を中心として前後方向へと揺動する
ことによって吸収され、ピストンロッド10bの出没動
作は円滑に行われる。
【0015】また、マスタシリンダ10とリアブレーキ
機構12のブレーキキャリパ12aとを結ぶブレーキホ
ース11は、スイングアーム5に沿って配設されている
ため、スイングアーム5の揺動によってブレーキホース
11も揺動することとなるが、スイングアーム5の揺動
支点であるピボット4の近傍にマスタシリンダ10の上
端部10aが連結されているため、スイングアーム5と
マスタシリンダ10との相対位置はさほど変化せず、ブ
レーキホース11及びマスタシリンダ10との連結部分
に過大な力が加わることはなく、この部分に対し劣化や
損傷などの悪影響を及ぼすことはない。従って、ブレー
キホース11の配管は極めて容易に行うことができる。
機構12のブレーキキャリパ12aとを結ぶブレーキホ
ース11は、スイングアーム5に沿って配設されている
ため、スイングアーム5の揺動によってブレーキホース
11も揺動することとなるが、スイングアーム5の揺動
支点であるピボット4の近傍にマスタシリンダ10の上
端部10aが連結されているため、スイングアーム5と
マスタシリンダ10との相対位置はさほど変化せず、ブ
レーキホース11及びマスタシリンダ10との連結部分
に過大な力が加わることはなく、この部分に対し劣化や
損傷などの悪影響を及ぼすことはない。従って、ブレー
キホース11の配管は極めて容易に行うことができる。
【0016】さらに、フートレストブラケット6には、
バックステップとなるフートレスト9のみが設けられて
おり、ブレーキペダル16やマスタシリンダ10などは
メインチューブ3の後方部3aに固定されているため、
フートレスト9に置かれた足がマスタシリンダ10など
に接触することはなくなり、ペダル操作を円滑かつ容易
に行うことがでるようになると共に、スリムなライディ
ングポジションを得ることが可能となる。このためブレ
ーキペダル16の操作性に加え、自動二輪車の操舵性も
向上する。また、フートレストブラケット6にブレーキ
ペダル16やマスタシリンダ10を取り付ける必要がな
いため、フートレストブラケット6の形状を単純化で
き、左右の共通化及び軽量化を図ることができる。
バックステップとなるフートレスト9のみが設けられて
おり、ブレーキペダル16やマスタシリンダ10などは
メインチューブ3の後方部3aに固定されているため、
フートレスト9に置かれた足がマスタシリンダ10など
に接触することはなくなり、ペダル操作を円滑かつ容易
に行うことがでるようになると共に、スリムなライディ
ングポジションを得ることが可能となる。このためブレ
ーキペダル16の操作性に加え、自動二輪車の操舵性も
向上する。また、フートレストブラケット6にブレーキ
ペダル16やマスタシリンダ10を取り付ける必要がな
いため、フートレストブラケット6の形状を単純化で
き、左右の共通化及び軽量化を図ることができる。
【0017】また、ブレーキペダル16全体がフートレ
スト9の前方に位置するため、フートレスト9の下方に
近接した状態で配置されることの多い排気管17に対し
てもブレーキペダル16が当接する虞れはなくなる。こ
のため従来のように、ブレーキペダル16や排気管17
を互いの当接を回避するために湾曲させたり、凹部を形
成したりする必要もなくなり、各々を性能及びコスト等
の観点から最適な形状を設定することが可能となる。す
なわち、排気管としては、エンジンに応じた形状を設定
することができ、エンジンの性能向上を期待できる。ま
たブレーキペダル16としては操作性が容易で安価な形
状に設定することが可能となる。
スト9の前方に位置するため、フートレスト9の下方に
近接した状態で配置されることの多い排気管17に対し
てもブレーキペダル16が当接する虞れはなくなる。こ
のため従来のように、ブレーキペダル16や排気管17
を互いの当接を回避するために湾曲させたり、凹部を形
成したりする必要もなくなり、各々を性能及びコスト等
の観点から最適な形状を設定することが可能となる。す
なわち、排気管としては、エンジンに応じた形状を設定
することができ、エンジンの性能向上を期待できる。ま
たブレーキペダル16としては操作性が容易で安価な形
状に設定することが可能となる。
【0018】また、マスタシリンダ10は、メインチュ
ーブ3などに直接取り付ければ良いため、その取り付け
位置にはある程度の自由度を得ることができ、しかも、
マスタシリンダ10は垂直に近い角度で取り付けられる
ため、ブレーキペダル16との連結を容易に行うことが
できる。さらに、フレーム1を一体成形する場合には、
マスタシリンダ10やブレーキペダル16の軸着部分に
形成するボスなども同時に成形することができ、しかも
マスターシリンダ10は上端部10aのみで取付けられ
ているため、フレームに対し二箇所以上で確固に固定す
る従来に比べ、取付箇所の数を削減することができ、そ
の分安価に構成することができる。また、ブレーキペダ
ル16の前端部から後端部に至る範囲内にピストンロッ
ド10bを軸着させるため、従来のように支点軸の外方
に突出する突出部B2にマスタシリンダHのピストンロ
ッドHaを連結させる場合に比べブレーキペダルをコン
パクトかつ安価に構成することができる。
ーブ3などに直接取り付ければ良いため、その取り付け
位置にはある程度の自由度を得ることができ、しかも、
マスタシリンダ10は垂直に近い角度で取り付けられる
ため、ブレーキペダル16との連結を容易に行うことが
できる。さらに、フレーム1を一体成形する場合には、
マスタシリンダ10やブレーキペダル16の軸着部分に
形成するボスなども同時に成形することができ、しかも
マスターシリンダ10は上端部10aのみで取付けられ
ているため、フレームに対し二箇所以上で確固に固定す
る従来に比べ、取付箇所の数を削減することができ、そ
の分安価に構成することができる。また、ブレーキペダ
ル16の前端部から後端部に至る範囲内にピストンロッ
ド10bを軸着させるため、従来のように支点軸の外方
に突出する突出部B2にマスタシリンダHのピストンロ
ッドHaを連結させる場合に比べブレーキペダルをコン
パクトかつ安価に構成することができる。
【0019】なお、上記実施形態においては、フートレ
スト9をフートレストブラケット6に設けた場合を例に
とり説明したが、本発明はフートレストブラケットを用
いないものにも適用可能であり、本発明は特に上記実施
の形態に限定されるものではない。
スト9をフートレストブラケット6に設けた場合を例に
とり説明したが、本発明はフートレストブラケットを用
いないものにも適用可能であり、本発明は特に上記実施
の形態に限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るブレーキ操
作装置によれば、ブレーキペダルに対し、ライダーの足
や他の構成部品が干渉するのを防止することができるた
め、ブレーキペダルの操作性向上及びライダーのライデ
ィング姿勢の適性化などを図ることができると共に、マ
スの集中化を実現することができる。 また、ブレーキ
ペダルと排気管を特別な形状に構成しなくとも両部品の
干渉を回避することができるため、両部材を安価かつ高
性能に構成にすることができ、自動二輪車の性能向上及
びコスト低減を図ることができる。さらに、マスタシリ
ンダはピストンロッドを突出方向へと往動させることに
よってブレーキオイルを圧送するものとなっているた
め、部品点数の削減、コスト低減及び軽量化が可能とな
る。
作装置によれば、ブレーキペダルに対し、ライダーの足
や他の構成部品が干渉するのを防止することができるた
め、ブレーキペダルの操作性向上及びライダーのライデ
ィング姿勢の適性化などを図ることができると共に、マ
スの集中化を実現することができる。 また、ブレーキ
ペダルと排気管を特別な形状に構成しなくとも両部品の
干渉を回避することができるため、両部材を安価かつ高
性能に構成にすることができ、自動二輪車の性能向上及
びコスト低減を図ることができる。さらに、マスタシリ
ンダはピストンロッドを突出方向へと往動させることに
よってブレーキオイルを圧送するものとなっているた
め、部品点数の削減、コスト低減及び軽量化が可能とな
る。
【図1】本発明に係るブレーキ操作装置の実施の形態を
適用してなる自動二輪車を示す説明側面図である。
適用してなる自動二輪車を示す説明側面図である。
【図2】図1に示したものの説明平面図である。
【図3】本発明に係るブレーキ操作装置の実施の形態の
要部を示す説明拡大側面図である。
要部を示す説明拡大側面図である。
【図4】従来のブレーキ操作装置の要部を示す説明拡大
側面図である。
側面図である。
【図5】従来のブレーキ操作装置の要部を示す説明拡大
側面図である。
側面図である。
1 フレーム 9 フートレスト 10 マスタシリンダ 10b ピストンロッド 13 オイルリザーバ 14 連結ホース(管体) 16 ブレーキペダル 16a ブレーキペダルの他端部(軸着部) 16b ブレーキペダルの一端部(操作部)
Claims (2)
- 【請求項1】 自動二輪車のフレームに支持されるフー
トレストと、 このフートレストより前方部に軸着されると共に、一端
部に形成した操作部が常には前記フートレストより前方
の初期位置に弾性的に保持されるブレーキペダルと、 前記フレームに支持されると共にピストンを移動させる
ピストンロッドを前記ブレーキペダルに連結してなるマ
スタシリンダと、 前記マスタシリンダに管体を介して連結してなるオイル
リザーバとを備え、 前記ブレーキペダルの操作部を下方へと往動させること
によりマスタシリンダのピストンロッドを移動させてマ
スタシリンダからブレーキ機構へとブレーキオイルを圧
送しブレーキ機構による制動力を増大させるようにする
一方、 ブレーキペダルの操作部を上方へと復動させることによ
ってブレーキ機構による制動を減少させるようにしたブ
レーキペダル装置において、 前記ブレーキペダルは、初期位置において操作部が後端
に位置しかつ前記フートレストより前方となるよう軸着
すると共に、 前記マスタシリンダは、フレームに揺動自在に保持させ
ると共にピストンロッドが前記ブレーキペダルの軸着部
から操作部に至る範囲内に連結することを特徴とする自
動二輪車のブレーキペダル装置。 - 【請求項2】 オイルリザーバはマスタシリンダに対し
可撓性を有する管体によって連結することを特徴とする
請求項1記載のブレーキペダル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7706496A JPH09263285A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動二輪車のブレーキ操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7706496A JPH09263285A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動二輪車のブレーキ操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09263285A true JPH09263285A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13623373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7706496A Pending JPH09263285A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動二輪車のブレーキ操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09263285A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006120834A1 (en) * | 2005-05-11 | 2006-11-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle |
| JP2007091145A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
| JP2007091103A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型自動二輪車 |
| CN104875836A (zh) * | 2014-02-27 | 2015-09-02 | 本田技研工业株式会社 | 摩托车 |
| CN111619715A (zh) * | 2019-02-28 | 2020-09-04 | 制动力一体有限责任公司 | 具有用于进行加速和制动的操作元件的车辆 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7706496A patent/JPH09263285A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006120834A1 (en) * | 2005-05-11 | 2006-11-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle |
| JP2007091103A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型自動二輪車 |
| JP2007091145A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
| CN104875836A (zh) * | 2014-02-27 | 2015-09-02 | 本田技研工业株式会社 | 摩托车 |
| CN111619715A (zh) * | 2019-02-28 | 2020-09-04 | 制动力一体有限责任公司 | 具有用于进行加速和制动的操作元件的车辆 |
| CN111619715B (zh) * | 2019-02-28 | 2023-01-13 | 制动力一体有限责任公司 | 具有用于进行加速和制动的操作元件的车辆 |
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