JPH09264741A - 光学式測距センサ - Google Patents

光学式測距センサ

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JPH09264741A
JPH09264741A JP7560296A JP7560296A JPH09264741A JP H09264741 A JPH09264741 A JP H09264741A JP 7560296 A JP7560296 A JP 7560296A JP 7560296 A JP7560296 A JP 7560296A JP H09264741 A JPH09264741 A JP H09264741A
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JP
Japan
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distance
light receiving
optical
distance measuring
measuring sensor
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JP7560296A
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Yasuhisa Kanefuji
靖尚 金藤
Yuichi Kawakami
雄一 川上
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測距対象物までの距離を正確に測定すること
ができる光学式測距センサを提供する。 【解決手段】 光学式測距センサ3は、測距対象面40
を照射する補助光ユニット31と、測距対象面40まで
の距離を測定する受光部32とから構成される。受光部
32の光軸は、測距対象面40の法線方向に対して2°
鉛直方向の上向きに傾けてある。このため、測距対象面
40で反射した受光部32の測定エリア22内に補助光
ユニット31の鏡像が含まれず、受光部32によって測
距対象面40までの距離を正確に測定することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式測距センサ
に関し、特に、対象物までの距離を正確に測定すること
ができる光学式測距センサに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、壁などの対象物に沿って自律
的に走行を行なう自律走行車のようなロボットが従来よ
り知られている。これらのロボットにおいて、壁などの
対象物の存在を検知するために各種センサが用いられて
いる。
【0003】センサには、対象物に接触することによっ
て対象物を検知する接触式センサと、一定距離内にある
対象物を離れて検知する非接触式センサがある。ロボッ
トに搭載される非接触式センサには、可視光、赤外光な
どを利用した光学式のセンサがある。このようなセンサ
においては、ロボット側から測距対象物に光を投影し、
その反射光の情報から距離を測定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図16は、従来の光学
式測距センサの側面図である。光学式測距センサは、壁
などの測距対象物40にコントラストをつけるための光
源を有する補助光ユニット31と、補助光ユニット31
の下部にあって、測距対象物40表面での反射光を検知
することによって測距対象物40までの距離を測定する
受光部32とから構成される。受光部32は測距対象物
40の表面上のコントラストパターンを使って測距対象
物40までの距離を測定する。この場合、コントラスト
パターンのうちで、コントラストの高い部分ほど距離の
計算に大きな影響を与える。図16に示すように、補助
光ユニット31からの光が測距対象物40の表面で鏡面
反射して受光部32に入射する場合、鏡面反射によって
生じた補助光ユニット31の鏡像が受光部32の測定エ
リア22内に含まれる。この場合、対象物表面の状態に
よって拡散反射成分に比べ鏡面反射成分が多い場合に
は、対象物表面上での補助光の投影パターンよりも補助
光ユニット31の鏡像の方がコントラストが強くなっ
て、受光部32は補助光ユニット31の鏡像までの距離
を測定してしまい、測距対象物40までの正確な距離を
測定することができない場合があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、対象物を測定する受光手段が、照射
手段の鏡像までの距離ではなく対象物までの距離を正確
に測定することができる光学式測距センサを提供するこ
とを目的としている。
【0006】この発明の他の目的は、小さな誤差の範囲
で対象物までの距離を測定することができる光学式測距
センサを提供することである。
【0007】この発明のさらなる他の目的は、自律走行
車のようなロボットに取付けた場合にも対象物までの正
確な距離を測定することができる光学式測距センサを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の光学式測距センサは、対象物ま
での距離を測定する光学式測距センサであって、対象物
を照射する照射手段と、照射手段に近接して設けられ、
対象物までの距離を測定する受光手段とを含み、受光手
段は、受光手段の光軸によって決定される測定エリアに
照射手段の鏡像が含まれないよう配置される。
【0009】請求項1に記載の発明によると、対象物ま
での距離を測定する受光手段が、受光手段の光軸によっ
て決定される測定エリアに照射手段の鏡像が含まれない
ように配置されるため、受光手段が照射手段の鏡像まで
の距離を測定することを防ぐことができる。すなわち、
対象物までの距離を正確に測定することができる光学式
測距センサを得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて本発
明の実施の形態を説明する。なお、図面の中で同一符号
は同一部分または相当する部分を示す。
【0011】図1は、本発明の実施の形態における光学
式測距センサの構成を示す斜視図である。光学式測距セ
ンサ3は、補助光ユニット31と受光部32とから構成
される。補助光ユニット31は、壁面などの測距対象物
の像のコントラストを高めるために設けられており、受
光部32は対象物までの距離を測定するために設けられ
ている。補助光ユニット31は受光部32の上部に設け
られており、レンズ36とスリット37とLED(発光
ダイオード)38とを含む。LED38を光源とする光
は間隔がランダムなスリット列37によってスリット列
状のパターン光とされ、レンズ36を介して測距対象物
に向けて投射される。対象物表面での拡散反射によって
対象物の表面に投影パターンが生じるため対象物表面の
コントラストが高められ、白い壁のように対象物自体に
コントラストがない場合でも受光部32は対象物までの
距離を測定することができる。
【0012】図2は、図1の光学式測距センサにおける
受光部32の構成を示す上面図である。受光部32は、
セパレータレンズ33と絞りマスク34とCCDライン
センサ35aおよび35bとを含む。図2(a)におい
て、受光部32に入射してきた測距対象物39の像は、
セパレータレンズ33およびセパレータレンズ33の後
部に設けられた絞りマスク34によって、左右2つのC
CDラインセンサ35aおよび35bに分けて結像され
る。この場合、図2(a)に示すように、測距対象物3
9までの距離に応じて、左右各々のCCDラインセンサ
35aおよび35b上には、コントラストパターン像A
およびBが生じる。AとBとの相関を計算することによ
り、A、Bのコントラスト像間の距離kを求め、その距
離kから測距対象物39までの距離を求めることができ
る。
【0013】しかしながら、図2(b)に示すように、
光学式測距センサと測距対象物39との間の距離が近す
ぎる場合は、CCDラインセンサ35の外側で結像しよ
うとするため、対象物までの距離を測定することができ
ない。以上の理由によって、光学式測距センサは60c
m未満の近距離を測定することができない。
【0014】図3は、本発明の実施の形態における光学
式測距センサの、受光部32の測定エリア22と補助光
ユニット31の投影エリア21の関係を示す図である。
図3(a)はこれらの関係を示す側面図であり、図3
(b)はこれらの関係を示す上面図である。図3(a)
に示すように、受光部32と補助光ユニット31は、受
光部32の光軸と補助光ユニット31の光軸との間の距
離が13mmとなるように固定されている。また、受光
部32の光軸と補助光ユニット31の光軸は、測距可能
な距離の中の1点、レンズ36およびレンズ33の表面
から1000mmの部分で交差する。すなわち、受光部
32の光軸と補助光ユニット31の光軸のなす角度は
0.75°である。
【0015】次に、光学式測距センサと測距対象物との
間の距離、および光学式測距センサにおける受光部32
の光軸が対象物の測距に与える影響について説明する。
【0016】図4は、光学式測距センサにおける受光部
32の光軸が、測距対象面40の法線方向と一致してい
る様子を示す側面図である。測距対象面40で鏡面反射
して、受光部32の上下方向中央部に位置するCCDラ
インセンサ35に入射する光線の存在範囲を図の網点部
分で示している。図4(a)は光学式測距センサと測距
対象面40との間の距離が300mmの場合を示し、図
4(b)は光学式測距センサと測距対象面40との間の
距離が830mmの場合を示す。図4(a)の場合、光
学式測距センサと測距対象面40との間の距離が短いた
め、測距対象面40で鏡面反射した補助光ユニット31
からの光が受光部32に入射することはない。
【0017】しかしながら、光学式測距センサと測距対
象面40との間の距離が830mm以上になると、図4
(b)に示すように、測距対象面40で鏡面反射した補
助光ユニット31からの光が受光部32に入射し始め
る。この際、測距対象面40の材質によっては、鏡面反
射によって生じた補助光ユニット31の鏡像が最もコン
トラストが高くなり、受光部32は測距対象面40まで
の距離ではなく、ほぼその2倍の距離の補助光ユニット
31の鏡像までの距離を測定してしまう。
【0018】図5は、光学式測距センサにおける受光部
32の光軸が、測距対象面40の法線方向に対して鉛直
方向の上向きに1°傾いている様子を示す側面図であ
る。光学式測距センサと測距対象面40との間の距離は
300mmである。この場合も、測距対象面40で鏡面
反射した補助光ユニット31の光が受光部32に入射
し、補助光ユニット31の鏡像までの距離が測定される
可能性がある。
【0019】図6は、本発明の実施の形態における光学
式測距センサの特徴を示す側面図である。光学式測距セ
ンサと測距対象面40との間の距離は300mmであ
る。光学式測距センサにおける受光部32の光軸は、測
距対象面40の法線方向に対して2°鉛直方向の上向き
に傾けてある。この場合、測距対象面40で鏡面反射し
た補助光ユニット31からの光は受光部32に入射しな
い。すなわちこの場合、受光部32は補助光ユニット3
1の鏡像を測定することはなく、測定対象物表面上に投
影された補助光の投影パターンのみを測定するので、受
光部32は測距対象面40までの距離を正確に測定す
る。
【0020】図7は、図6を詳しく説明するための図で
あり、図6における2°という数値の算出方法について
示す。本発明の実施の形態における光学式測距センサに
おいては、図7(a)に示すように、受光部32の光軸
中心と補助光ユニット31のレンズ36面の上端との距
離は17.7mmである。受光部32の測定エリア22
の範囲は、光学式測距センサから100mm進むごとに
受光部32の光軸中心から0.5mmずつ広がるように
なっている。そのため、受光部32の測定エリア22の
下端の方向はTan-1(0.5/100)=0.29°
だけ光軸中心から下向きに傾いている。
【0021】図7(b)に示すように、受光部32の中
心から300mm離れた測距対象面40の法線方向に対
して、0.29°+Tan-1{(17.7/2)/30
0}=1.98°≒2°だけ鉛直方向の上向きの方向に
受光部32の光軸が傾いている場合、受光部32の測定
エリア22の下端を通って受光部32に入射する測定対
象面40での鏡面反射光の発光源の方向は、補助光ユニ
ット31のレンズ36面の上端よりも上になる。
【0022】この場合でも、測距対象面40までの距離
が300mm未満の場合には鏡面反射光が入射するが、
そのときの鏡像までの距離は600mm未満になり、前
述したように、本発明の光学式測距センサは600mm
未満の近距離を測定することができないので、鏡像まで
の距離が測定されることはない。なお、測距対象面40
と光学式測距センサとの間の距離が大きくなるに従っ
て、受光部32の測定エリア22の下端を通って受光部
32に入射する鏡面反射光の方向は、補助光ユニット3
1のレンズ36面の上端よりさらに上方になる。したが
って、本発明の光学式測距センサにおいては、受光部3
2の光軸を測距対象面40の法線方向から鉛直方向にお
いて2°以上傾けることにより、測距対象面40での鏡
面反射によって生ずる補助光ユニット31の鏡像までの
距離を測定することを防ぐことができる。
【0023】次に、本発明の実施の形態における光学式
測距センサの測定誤差について説明する。図8は、本発
明の光学式測距センサによる測定誤差について説明する
ための図である。実線は受光部32の光軸が測距対象面
40に垂直である場合を示し、点線は受光部32の光軸
が測距対象面40の法線に対して鉛直方向に傾いている
場合を示す。受光部32と測距対象面40との間の実際
の距離をLとする。測距対象面40の垂直方向と受光部
32の光軸とがなす角度がθである場合、受光部32に
よる測距対象面40までの測距距離をL′とする。測距
距離L′は実際の距離Lよりも長い値となる。対象物ま
での実際の距離Lと測距距離L′との関係は(1)式で
示される。
【0024】L=L′cosθ …(1) 本発明の実施の形態においては、測距対象面40の法線
方向と、光学式測距センサの受光部32の光軸とがなす
角度θは2°である。したがって、(1)式よりL=
L′cos2°=0.999×L′となる。すなわち、
本発明の実施の形態における光学式測距センサによる対
象物までの測距距離は、対象物までの実際の距離よりも
0.1%だけ長い値となる。このように誤差は非常に小
さく、十分に無視できる値である。
【0025】なお、本実施の形態においては光学式測距
センサの受光部の傾け角度を2°としたが、この傾け角
度は、光学式測距センサの最近接測定可能距離、受光部
と補助光ユニットの間の距離、受光エリアの広がり角度
等によって変化する値であり、それぞれの寸法に応じて
前述した方法と同様の算出方法で導き出せるものであ
る。
【0026】次に、光学式測距センサの受光部32の光
軸が測距対象物の面の法線方向に対して水平方向に傾い
ている場合について説明する。図9は、光学式測距セン
サにおける受光部32の光軸が、測距対象面40の法線
方向に対して水平方向に5°傾いている様子を示す上面
図である。この場合、測距対象面40で鏡面反射した補
助光ユニット31からの光が受光部32に入射すること
がない。また、予めこのように受光部32の光軸を測距
対象面40の法線方向に対して水平方向に傾けてある場
合には、前述した図5に示すような場合でも、測距対象
面40で鏡面反射した補助光ユニット31からの光は受
光部32に入射しない。
【0027】次に、本発明の光学式測距センサを搭載し
た自律走行車について説明する。自律走行車は、種々の
用途に用いられるが、以下にはその一例として清掃用の
自律走行車について説明する。
【0028】図10は、本発明の光学式測距センサを搭
載した自律走行車の構成を示す上面図である。図11
は、図10の自律走行車の構成を示す斜視図である。図
10および図11に示すように、自律走行車は清掃作業
部2と清掃作業アーム12と駆動部1と接触センサ10
a〜10fとを含む。図10において、矢印Xで示す方
向が自律走行車の前方部である。清掃作業部2には、矢
印Xで示す自律走行車の前進方向に対して、左右側面に
それぞれ3つずつ、接触センサ10a〜10cおよび1
0d〜10fが設けられている。図11に示すように、
清掃作業部2は、駆動部1の回転中心と同じ軸を中心と
して矢印aで示すように回転可能に駆動部1の上部に設
けられている。清掃作業アーム12は、清掃作業部2の
後方に、矢印bで示すように左右方向にスライド可能に
設けられており、図示しないが清掃用のブラシが内部で
回転するようになっている。
【0029】図12は、本発明の実施の形態における自
律走行車の構成を詳細に示す図である。駆動部1は、自
在キャスター輪4Fおよび4B、駆動輪5Rおよび5
L、駆動輪軸受け6Rおよび6L、駆動輪用モータ7R
および7L、清掃作業部支持回転機構8、清掃作業部支
持回転機構駆動用モータ9、光学式測距センサ3a〜3
c、センサ用光路反射鏡11aおよび11bとを含む。
【0030】駆動部1の前方には、自在キャスター輪4
Fが任意の方向に回転可能に取付けられている。同様
に、駆動部1の後方には自在キャスター輪4Bが取付け
られている。駆動部1の右側には駆動輪5Rが取付けら
れており、駆動輪5Rには、駆動輪軸受け6Rを介して
図示しないベルトにより駆動輪用モータ7Rの回転が伝
達される。同様に、駆動部1の左側には駆動輪5Lが取
付けられており、駆動輪5Lには、駆動輪軸受け6Lを
介して駆動輪用モータ7Lの回転が伝達される。
【0031】すなわち、駆動輪5Rと駆動輪5Lをそれ
ぞれ独立に制御することができ、このことによって自律
走行車は走行可能となる。左右の駆動輪5Lおよび5R
を同じ方向に回転させることによって、自律走行車は前
進または後進を行なう。また、駆動輪5Lまたは駆動輪
5Rのいずれか一方の回転数を増減させることによっ
て、自律走行車はカーブ走行を行なう。図示しないが、
駆動輪用モータ7Rおよび7Lの駆動軸の他端にはそれ
ぞれエンコーダが備えられており、駆動輪用モータ7R
および7Lの回転量および回転速度を検出することがで
きる。また、エンコーダの出力として、検出した回転量
から走行距離を算出し、走行距離を出力することも可能
である。
【0032】駆動部1の中心部には、清掃作業部1を回
転自在に支持する清掃作業部支持回転機構8が備えら
れ、清掃作業部支持回転機構8を介して清掃作業部1を
回転させるための清掃作業部支持回転機構駆動用モータ
9が備えられている。
【0033】駆動部1において、清掃作業部支持回転機
構8の右側前方部、左側後方部、および右側後方部には
それぞれ光学式測距センサ3a、3b、および3cが設
けられている。光学式測距センサ3a〜3cは、自律走
行車の前方に向けて取付けられている。光学式測距セン
サ3bおよび3cは、自律走行車において左右対称の位
置に取付けられている。図12において、光学式測距セ
ンサ3a〜3cから出ている直線はこれらの光軸を示し
ている。前述したように、光学式測距センサ3a〜3c
は60cm未満の近距離を測定することができない。こ
れらの直線の点線部分は、光学式測距センサ3a〜3c
から60cm以内の距離の部分を示しており、実線部分
は60cmより遠距離の部分を示している。
【0034】センサ用光路反射鏡11aおよび11b
は、駆動部1において自律走行車の前方部の自在キャス
ター輪4Fの右側および左側に取付けられている。光路
を長くとるために、センサ用光路反射鏡11aは、光学
式測距センサ3cの光軸を自律走行車の右側に向けて9
0°曲げるように、傾けて配置してある。同様に、セン
サ用光路反射鏡11bは、光学式測距センサ3bの光軸
を自律走行車の左側に向けて90°曲げるように、傾け
て配置してある。すなわち、光学式測距センサ3a、3
b、および3cはそれぞれ自律走行車の前進方向Xに対
して前、左、および右方向を測距するように取付けられ
ている。
【0035】センサ用光路反射鏡11aおよび11b
は、それぞれ光学式測距センサ3cおよび3bの光軸の
方向を微調整するために設けられている。図13は、自
律走行車のセンサ用光路反射鏡の側面図である。センサ
用光路反射鏡11は、光学式測距センサによる光を反射
させるためのミラー41と、センサ用光路反射鏡を駆動
部1に取付けるための台座42と、鉛直方向微調整ネジ
43と、ミラー41の位置を固定するバネ44とを含
む。鉛直方向微調整ネジ43はミラー41の後部に設け
られ、鉛直方向微調整ネジ43を回すことによってミラ
ー41は鉛直方向に傾く。
【0036】図14は、本発明の実施の形態における自
律走行車の各部の寸法を示した図である。清掃作業部2
の横幅は60cmであり長さも60cmである。清掃作
業アーム12の横幅は84cmであり、縦幅は24cm
である。接触センサ10の長さは清掃作業部2の側面か
ら12cmである。清掃作業部2の左右の側面に設けら
れるそれぞれ3つの接触センサのうち、前方の接触セン
サと後方の接触センサは26cmの間隔で取付けられて
いる。
【0037】接触センサ10によって測定できる距離は
自律走行車の側面から12cmであり、光学式測距セン
サ3a〜3cは、60cm未満の近距離を測定すること
ができない。光学式測距センサ3を駆動部1の側面に垂
直に向けて取付けることにより、接触センサ10で測定
できる範囲以上の遠距離を測定することが可能となる。
しかしながら、実際には自律走行車自体の大きさが最大
幅で60cmしかないため、光学式測距センサを駆動部
1の側面に取付けることは無理である。このため、本発
明の実施の形態における自律走行車では、駆動部1の内
部に光学式測距センサ3をその光軸が前方を向くように
取付け、その光軸上にセンサ用光路反射鏡を傾けて配置
することによって光路を長くとっている。
【0038】図15は、本発明の光学式測距センサを搭
載した自律走行車の走行の様子を示す上面図である。こ
の図は、自律走行車が進行方向に対して左側にある壁面
20までの距離を光学式測距センサ3bによって測定す
ることにより、壁面20までの距離を一定に保ちながら
自律走行を行なう様子を示す。図15(b)は、自律走
行車が壁面20と平行に走行している場合を示し、図1
5(a)は、自律走行車が壁面20に対して傾いて走行
している場合を示す。自律走行車が壁面のような測距対
象物と一定距離を保ちながら自律走行を行なう場合、自
律走行車は常に測距対象物と平行に走行するとは限ら
ず、カーブ走行によって左右にある程度蛇行しながら走
行する。たとえば、自律走行車の走行軌跡は矢印Cで示
されるようなものになる。そのため、前述のように光学
式測距センサ3bの光軸を壁面20の法線方向からずら
す場合に、図9のように路面と同一平面上で傾けたとし
ても、自律走行車が蛇行することにより、壁面20と光
学式測距センサ3bの光軸が一致することが起こり得
る。
【0039】本発明の光学式測距センサを自律走行車に
適用する場合には、光学式測距センサの光軸を路面に対
して鉛直方向上方に3°傾けて取付ける。この3°とい
う値は、路面のうねりによる自律走行車の傾きが1°程
度あるとして、前述した傾け角度の2°にこの傾きの1
°を加味した値である。なお、想定される路面のうねり
の大きさによって、この値は適宜変更すればよい。この
ため、光学式測距センサの受光部32に補助光ユニット
31の像が入射することが回避される。また、光学式測
距センサの光軸を壁面の法線方向に対して鉛直方向の上
方に傾けてあるため、壁面と自律走行車の間が遠距離の
場合でも、光学式測距センサが床面を測距してしまうこ
とがない。すなわち、自律走行車は常に対象物である壁
面までの距離を測定しながら自律走行を行なうことがで
きる。
【0040】また、光学式測距センサとして、測距対象
物表面のコントラストパターンを用いて測距を行なうも
のを説明したが、本発明はこれに限られたものではな
い。たとえば、図17に示すようなレンジファインダー
タイプの光学式測距センサ、すなわち測距対象物40へ
向けてレーザー光やレンズ51付きLED52の光によ
ってスポット光53を投光し、測距対象物表面40のス
ポット投影光を、投光ユニットと一定距離横に離れた位
置にあるCCDラインセンサ54やPSDのような1次
元位置検出センサにレンズ55を介して受光させ、その
結像位置に基づいて対象物までの距離を測定するタイプ
の光学式測距センサでも使用できる。このタイプのセン
サにおいても対象物が遠距離になると鏡面反射光が入射
するようになるので、本発明のようにセンサを傾けて取
付けることが有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光学式測距センサ
の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の光学式測距センサの受光部の構成を示す
上面図である。
【図3】本発明の実施の形態における光学式測距センサ
の特徴を示す第1の図である。
【図4】光学式測距センサの受光部の光軸が対象面の法
線方向と一致している様子を示す側面図である。
【図5】光学式測距センサの受光部の光軸が対象面の法
線方向に対して鉛直方向に1°傾いている様子を示す側
面図である。
【図6】本発明の実施の形態における光学式測距センサ
の特徴を示す第2の図である。
【図7】図6を詳しく説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態における光学式測距センサ
の測定誤差について説明するための図である。
【図9】光学式測距センサの受光部の光軸が対象面の法
線方向に対して水平方向に5°傾いている様子を示す上
面図である。
【図10】本発明の光学式測距センサを搭載した自律走
行車の構成を示す上面図である。
【図11】図10の自律走行車の構成を示す斜視図であ
る。
【図12】図10の自律走行車の構成を詳細に示す図で
ある。
【図13】図10の自律走行車におけるセンサ用光路反
射鏡の側面図である。
【図14】図10の自律走行車の各部の寸法を示した図
である。
【図15】本発明の光学式測距センサを搭載した自律走
行車の自律走行の様子を示す上面図である。
【図16】従来の光学式測距センサの問題点を説明する
ための図である。
【図17】レンジファインダータイプの光学式測距セン
サの構成を示す図である。
【符号の説明】
3 光学式測距センサ 31 補助光ユニット 32 受光部 22 測定エリア 40 測距対象面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物までの距離を測定する光学式測距
    センサであって、 前記対象物を照射する照射手段と、 前記照射手段に近接して設けられ、前記対象物までの距
    離を測定する受光手段とを含み、 前記受光手段は、前記受光手段の光軸によって決定され
    る測定エリアに前記照射手段からの光が前記対象物で鏡
    面反射することにより生じる前記照射手段の鏡像が含ま
    れないよう配置されることを特徴とする、光学式測距セ
    ンサ。
JP7560296A 1996-03-29 1996-03-29 光学式測距センサ Withdrawn JPH09264741A (ja)

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