JPH09264960A - 光学式速度計及び距離計 - Google Patents

光学式速度計及び距離計

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JPH09264960A
JPH09264960A JP9917396A JP9917396A JPH09264960A JP H09264960 A JPH09264960 A JP H09264960A JP 9917396 A JP9917396 A JP 9917396A JP 9917396 A JP9917396 A JP 9917396A JP H09264960 A JPH09264960 A JP H09264960A
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light
unit
speed
vehicle
lens
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JP9917396A
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Inventor
Shuichi Shinkawa
秀一 新川
Shigeru Nagarego
繁 流郷
Yoshinao Ishikawa
義直 石川
Hidefumi Ito
秀文 伊藤
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Koden Electronics Co Ltd
Original Assignee
Koden Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 速度違反車両の走行速度の検出などに適した
光学式速度計及び距離計を提供する。 〔解決手段〕 レーザ発光素子と送光レンズ(13)とを備
えた送光部(10)と、この送光部から放射されたレーザ光
線の物体による反射光を受ける受光レンズと受光素子と
を備えた受光部(20)と、前記送光部(10)から放射され受
光部(20)に受光された反射光の伝播所要時間からこの反
射光を発生させた物体までの距離を算定する距離算定部
(30)と、この距離算定部で算定された物体までの距離の
時間変化からその物体の相対速度を検出し、この相対速
度に自装置の所定の絶対速度又は別途検出される絶対速
度を加算若しくは減算することにより前記物体の絶対速
度を検出する速度検出部(41)と、前記送光部(10)の送光
レンズ(13)を受光レンズとして利用することにより構成
される撮像部(50)とを備えたことを特徴とする光学式速
度計。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、速度違反車両の取
締りなどに利用される光学式速度計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ送受光ヘッドを備えた光学
式接岸速度計が本出願人によって開発されてきており、
その構成と動作の詳細は、特公平7ー69423 号公報、特
公平7ー69427 号公報、特公平7ー78537 号公報などに
開示されている。
【0003】このレーザ送受光ヘッドは、岸壁に接近中
の船舶にレーザ光線を照射し、船腹で反射されて戻って
きた反射光を受光するように構成されている。このレー
ザ送受光ヘッドの後段に配置される演算部は、このレー
ザ送受光ヘッドによるレーザ光線の送出時点と反射光の
受光時点との差をレーザ光線が船舶まで往復するのに要
した伝播所要時間として検出し、この検出した伝播所要
時間から船舶までの距離を算定し、この算定した距離の
時間変化率からその接近速度を算定し、表示する。
【0004】上記光学式接岸速度計は、鋭いパルス形状
のレーザ光線の照射を一定周期Toで多数回にわたって
反復すると共に、船腹からの反射光を受光し、順次微小
量δτずつ時間をずらしながらサンプルホールドしてゆ
くことにより、時間軸をあたかも(To/ δτ) 倍に拡
大したと同じ状態にして伝播所要時間を検出するという
サンプリング方式を採用することにより、接近速度に関
し数十cm/secもの高分解能を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記高分
解能の接岸速度計を道路上の速度違反車両の取締りなど
に利用する走行車両の速度計に応用することを考えた。
その場合、速度の測定の対象が海上の船舶から陸上の車
両にかわっただけであるにもかかわらず、予想外に解決
すべき各種の問題が存在することを認識するに至った。
【0006】まず、海上の大型の船舶に比べると車両、
特に乗用車などはかなり小型であり、しかもそのような
小型の車両が何台も隣接し合って走行しているのが一般
的な交通状況を考慮すると、果して目的とする車両のみ
にレーザ光線が照射されているのかどうかを確認できる
ようにしておく必要がある。
【0007】送受光対象のレーザ光線としては、太陽光
線の干渉を軽減するなどの目的から赤外線などの目視不
能な光線を使用する場合が多いため、目的とする車両の
みにレーザ光線が照射されているか否かを、肉眼によっ
て確認することは不可能である。また、仮に可視領域の
レーザ光線を使用したとしても、上記サンプリング方式
を採用する場合には、パルスのデューティ比が極めて低
いため、光量が小さいという点で肉眼によって確認する
ことは不可能である。ちなみに、典型的な動作例では、
パルス幅10nsec のレーザ光線を周期10μs で送出する
場合にはデューティ比が10ー3 という小さな値とな
る。
【0008】次に、上記車両の走行速度の測定は、違反
速度走行という罰則を伴う行為が行われたことを立証す
るための手段であるため、どの車両が、何処で、何時、
時速何kmで走行したかという事実を、争う余地のない
ていど客観的に相当の精度で検出し、記録できることが
必要である。また、測定装置が岸壁に固定されている接
岸速度計の場合とは異なり、測定装置は走行中のパトカ
ーなどに搭載されているため、測定した相対速度を絶対
速度に変換する処理なども必要になる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の光学式速度計は、レーザ発光素子と送光レ
ンズとを備えた送光部と、この送光部から放射されたレ
ーザ光線の物体による反射光を受ける受光レンズと受光
素子とを備えた受光部と、前記送光部から放射され受光
部に受光された反射光の伝播所要時間からこの反射光を
発生させた物体までの距離を算定する距離算定部と、こ
の距離算定部で算定された物体までの距離の時間変化か
らその物体の相対速度を検出し、この相対速度から自装
置の所定の又は別途検出した速度を加算若しくは減算す
ることにより前記物体の絶対速度を検出する速度検出部
と、前記送光部の送光レンズを受光レンズとして利用す
ることによって構成される撮像部とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態によれば、前
記撮像部は、前記送光部のレーザ発光素子と前記送光レ
ンズとの間に設置されたハーフミラーと、このハーフミ
ラーによる反射光を受ける撮像装置とを備え、更に、前
記送光部から放射されたレーザ光線の照射スポットを前
記撮像装置の受光面の中心に捕捉させるように、この撮
像装置を前記送光レンズの光軸又は前記ハーフミラーに
よって折曲げられた光軸と直交する方向に微動させる微
動機構を備えている。
【0011】本発明の他の実施の形態によれば、前記撮
像部の受光面の位置は、前記距離算定部で算定された距
離に基づきピントが合うように自動調整され、前記速度
検出部で検出された前記物体の絶対速度と前記撮像物で
撮影された撮像とを関連付けて保存する保存部が更に備
えられ、GPS受信機を含み自装置の位置を検出する自
位置検出部と、この自位置検出部で検出された自装置の
位置と、前記速度検出部で検出された前記物体の絶対速
度と、前記撮像物で撮影された撮像とを関連付けて保存
する保存部とが更に備えられる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の光学式速度計の構
成を示すブロック図であり、10は送光部、20は受光
部、30は距離算定部、40は速度検出部を含むデータ
処理部、50は撮像部、60はGPS受信部、70は道
路地図読取部である。
【0013】送光部10は、LD(レーザダイオード)
ドライバ11と、レーザダイオード12と、送光レンズ
13とを備えている。受光部20は、受光増幅器21
と、APD(アバランシェ・フォトダイオード)22
と、受光レンズ23とを備えている。データ処理部40
は、CPU41と、データメモリ42と、キー入力部4
3と、描画プロセッサ44と、液晶表示部45と、プリ
ンタ46とを備えている。撮像部50は、ハーフミラー
51と、CCD撮像装置52と、モニタ53と、三次元
微動機構54と自動焦点調整部55と、光学フィルタ5
6と、撮像データメモリ57とを備えている。
【0014】送光部10と、受光部20と、距離算定部
30とから構成される部分は、前述した本出願人の先願
に係わる特公平7ー69423 号公報、特公平7ー69427 号
公報、特公平7ー78537 号公報などに開示されている接
岸速度計等と全く同一のサンプリング方式の構成となっ
ており、それらと全く同一の動作を行う。ただし、この
実施例では、速度の測定対象は、海上の船舶の代わりに
道路上を走行中の車両である。
【0015】すなわち、送光部10のレーザダイオード
12は、LDドライバ11の制御のもとに鋭いパルス状
のレーザ光線を一定周期Toで発生し、これらのパルス
状のレーザ光線のほぼ半分の光量がハーフミラー51を
通過し、送光レンズ13による収束を受けながら、道路
上を走行中の対象とする目標車両に向けて放射される。
目標車両で反射されて戻ってきた反射レーザ光線は、受
光部20の受光レンズ23による収束を受けながらこれ
を通過し、APD22に入射して電気パルス信号に変換
される。この変換済みの電気パルス信号は、受信増幅器
21による増幅を受けて距離算定部30に供給される。
【0016】距離算定部30は、受光部20が受光した
反射レーザ光線を、受光のたびに微小量δτずつ時間を
ずらしながらサンプルホールドしてメモリ内に取り込ん
でゆく。この結果、受光レーザパルスの波形は、その時
間軸があたかも(To/ δτ) 倍に拡大されたと同様の
状態でメモリ内に保存され、このメモリ内に保存済みの
受光パルスの時間軸上の位置からレーザ光線の往復の伝
播所要時間が高精度で検出される。距離算定部30は、
上述のようにして算出した伝播所要時間を一定の光速で
除算することにより、この速度計から反射光を生じさせ
た車両までの距離を算定し、データプロセッサ処理部4
0内のCPU41と撮像部50内の自動焦点調整部55
とに出力する。
【0017】CPU41内の速度算定部は、距離算定部
30から受取った目標車両までの距離を内蔵のレジスタ
内に一時的に保存しながら時間的に微分することによ
り、この光学式速度計、すなわちこの光学式速度計を搭
載している自車両と、距離を測定済みの目標車両との間
の相対速度を算定する。上記相対速度の算定についての
更に詳細な説明に関しては、必要に応じて、前述した各
特許文献に開示された接岸速度計等を参照されたい。た
だし、上記接岸速度計や接近速度計は、岸壁(桟橋)に
設置されていることから静止状態にあり、その結果、測
定した相対速度はそのままその船舶の絶対速度となる。
【0018】本実施例の光学式速度計では、上記自車両
と目標車両との間の相対速度の算定と並行して、CPU
41内の速度検出部は、GPS受信部60が検出した自
車両の絶対位置とその走行速度とをこのGPS受信部6
0から受取り、これらをデータメモリ42内に保存する
と共に、上記算定した自車両と目標車両間の相対速度に
GPS受信部60から受取った自車両の走行速度を加算
することにより目標車両の絶対速度を算定し、これをデ
ータメモリ42に保存する。
【0019】上記速度算定部の処理と並行して、CPU
41内の位置算定部は、GPS受信部60から受取った
自車両の絶対位置を道路地図読取部70に通知する。道
路地図読取部70は、通知された絶対位置を含む電子化
道路地図をCDーROMなどによって構成される大容量
データメモリから読取り、CPU41に転送する。CP
U41内の位置検出部は、位置読取部70から転送され
た電子化道路地図を描画プロセッサ44に転送して、目
視可能な道路地図に変換させ、これを液晶表示部45に
転送して表示させる。CPU41内の位置算定部は、G
PS受信部60から通知された自車両の絶対位置を、液
晶表示部45に表示中の道路地図内の相対位置に変換
し、この表示中の道路地図内に自車両の位置を表示す
る。この相対位置への変換は、自車両の走行軌跡と道路
地図上の最寄りの道路との間を照合する手法など適宜な
公知の手法を利用して行われる。
【0020】本実施例の光学式速度計は、図2に示すよ
うに、汎用の携帯型ビデオカメラと類似の構造、寸法及
び外観を有する筐体内に組立てられており、パトカーの
助手席に搭乗中の警察官が容易に手動操作できるような
構成となっている。ビデオカメラと類似の構造の筐体内
には、GPS受信部60のGPSアンテナと、道路地図
読取部70を除いて、図1に示した送光部10、受光部
20、距離算定部30、データ処理部40、撮像部5
0、GPS受信部60が収納されている。
【0021】撮像部50は、送光部10内のレーザダイ
オード12と送光レンズ13との間の光路内に設置され
たハーフミラー51と、このハーフミラー51で反射さ
れた光線を受けるCCD撮像装置52とを備えることに
より、送光部10の送光レンズ13をこの撮像部50の
受光レンズとして利用する構成となっている。ハーフミ
ラー51は、送光レンズ13の光軸と45o の角度を成
すように設置されており、送光レンズ13による収束を
受けながら送光部10内に入射する光線は、このハーフ
ミラー51によって90o の反射を受けてCCD撮像装置
52の受光面上に結像する。CCD撮像装置52で作成
された撮像画面は、液晶表示パネルで構成されたモニタ
53上に表示される。
【0022】CCD撮像装置52は、三次元微動機構5
4上に固定されており、この光学式速度計の最終組立調
整時に、ハーフミラー51によって90o 折返された送光
レンズ13の光軸に直交する平面上に想定された直交X
ーY軸のそれぞれの方向への位置合わせが行われる。こ
のX,Y各軸方向への位置合わせは、適宜な距離を置い
て設置した標的にレーザダイオード12からレーザ光線
を照射し、このレーザ光線による照射スポットの中心が
モニタ53上に表示されるモニタ画面の中心と一致する
ように、X,Y微動調整信号を三次元微動機構54に手
動入力することによって実現される。
【0023】レーザダイオード12から放射されるレー
ザ光線の波長は赤外領域に存在するため、肉眼では照射
スポットを認識することができない。しかしながら、C
CD撮像装置52は、赤外領域までの感度を有している
ため、調整作業者は、モニタ53上に標的の映像に重畳
して表示される高輝度の領域をレーザ光線の照射スポッ
トとして目視することができる。光学式速度計として動
作している期間内は、可視光線による目標車両の結像の
中央部分にレーザ光線の照射スポットが出現すると、C
CD撮像装置52の撮像面の中央部分がハレーションを
起こして映像の品質が劣化する。このハレーションを防
ぐため、この光学式速度計の組立の際の調整の終了後に
は、ハーフミラー51とCCD撮像装置52との間に、
赤外線に大きな減衰を与えるフィルタ赤外線フィルタ5
6が設置される。
【0024】ハーフミラー51によって90o 折り返さ
れた送光レンズ13の光軸上に想定されたZ軸方向への
微動によってピント調整(焦点調整)が行われる。自動
焦点調調整55は、距離算定部30から受けた目標車両
までの距離に基づき、この目標車両の送光レンズ13に
よる結像位置を算定し、このCCD撮像装置52の受光
面がこの算定された結像位置と一致するように三次元微
動機構54にZ軸方向の駆動信号を供給する。
【0025】送光レンズ13の中心からその光軸に沿っ
てハーフミラー51の中心に至るまでの距離と、このハ
ーフミラー51の中心からCCD撮像装置52の受光面
に下ろした垂線の長さとの和をb、送光レンズ13の中
心から目標車両までの距離をa、送光レンズ13の焦点
距離をfとおくと、周知の次式の関係が成立する。 1/f =1/a +1 /b ・・・・(1)
【0026】(1)式から、 b =af/ ( a−f) ・・・・(2) の関係が成立するように、既知の値fと距離算定部30
で算定された目標車両までの距離aに基づき、自動焦点
調整部55と三次元微動機構54とによって自動焦点調
整が行われる。
【0027】上述したようなX,Y軸方向の位置合わせ
が終了した後は、モニタ53上に表示されるモニタ画面
の中心に存在する箇所にレーザ光線が照射されることが
確認できる。従って、図2に例示するように、速度違反
の疑いのある走行車両の後部のナンバープレートをモニ
タ53の視野内に収めた状態でレーザ光線を照射して走
行速度を測定することにより、そのナンバープレートの
移動速度、すなわちこのナンバープレートを付けた車両
の走行速度を測定したことを確認できる。このナンバー
プレートの映像は、必要に応じて、速度違反車両を特定
するための証拠とするために、撮像データメモリ57に
保存される。
【0028】送光レンズ13の倍率をmとすれば、これ
は以下の式で与えられる。 m=a/ f ・・・(3) aを100 m、f を150 mmと見積もれば、m≒667 とな
る。この場合、レーザダイオード12の送光端面の寸法
を0.5 mm×0.5 mmとすれば、100 m先の目標車両上
に形成される照射スポットの寸法は、上記発光端面の縦
横の寸法をそれぞれ667 倍することにより、33cm×33cm
となる。また、CCD撮像装置52の受光面の寸法を12
mm×12mmとすれば、100 m前方の目標車両を中心に
含む視野の寸法は、受光面の縦横の寸法をそれぞれ667
倍することにより、8 m×8 mとなる。なお、走行レン
ズ13の直径は、50mmに設定される。
【0029】この場合、100 m先に設定された8 m×8
mの視野内に何台かの車両が走行していたとしても、こ
の視野の中心から33cm×33cmの範囲内に目標車両のナン
バープレートを捕捉することにより、レーザ光線を照射
して走行速度を測定した目標車両をナンバープレートに
よって特定することができる。
【0030】図3は、図1の光学式速度計を利用して違
反速度で走行中の車両の速度や付随データを検出して記
録するための手順を示すフローチャートである。CPU
41内のデータ記録・出力部は、スタートスイッチの投
入などによって動作を開始すると、目標車両の絶対走行
速度を検出し(ステップS1)、これが所定の閾値Vth
を超過している(スピードオーバー)か否かを判定し
(ステップS2)、スピードオーバーであれば、ランプ
の点灯によってデータの記録の開始をこの速度計の使用
者に通知すると共に、CPU41に内蔵されているタイ
マを起動する(ステップS3)。
【0031】続いて、CCD撮像装置52から出力され
る撮像データが撮像データメモリ57内に記録され、C
PU41に内蔵されているカレンダー機構が管理中の現
在時刻(日・時・分)がデータメモリ42に記録され
(ステップS4)、自車両の道路地図上の現在位置(最
寄りの交差点名など)データメモリ42に記録される。
続いて、目標車両の絶対速度と現在時刻がデータメモリ
42に記録され(ステップS6)、この記録された目標
車両の絶対走行速度が依然として所定の閾値Vthを超過
しているか否かが判定され(ステップS7)。
【0032】目標車両が依然としてスピードオーバーの
状態にあれば、ステップS3で起動したタイマによって
定められる一定の時間にわたってこれが持続するか否か
の判定ループ(ステップS9,S6,S7)を経て、撮
像データが撮像データメモリS7に記録されると共に、
現在時刻がデータメモリ42内に記録される(ステップ
S10)。最後のステップS11において、データメモ
リ42に記録済みの目標車両の絶対走行速度、現在時
刻、道路地図上の現在位置と、撮像データメモリ57に
記録済みの目標車両のナンバープレートを含む後部の撮
像がプリンタ46からプリントアウトされる。
【0033】なお、ステップS7において、所定の時間
が経過する前にスピードオーバーの状態が解消されたと
判定された場合には、ステップS8において、記録デー
タの抹消と、タイマのクリアと、ランプの消灯が行われ
たのち、先頭のステップS1への復帰が行われる。ステ
ップS2において、スピードオーバーの状態が発生して
いないと判定された場合も同様に、先頭のステップS1
への復帰が行われる。
【0034】以上、レーザ光線の送光用と撮像部の受光
用とを共用するレンズを含む光学系を分離する光学素子
としてハーフミラーを使用する構成を例示したが、同様
の機能を有する他の適宜な光学要素、例えばプリズムな
どを利用する構成としてもよい。
【0035】また、自車両の走行状態で目標車両の走行
速度を検出する構成を例示した。しかしながら、この光
学式速度計を車道の上空や沿道に設置することもでき
る。この場合、GPS受信部などの位置決め機能などが
不要になると共に、検出した相対速度がそのまま目標車
両の絶対速度となる。
【0036】また、データ処理部40内のCPU41
が、道路地図読取部70から受け取った道路地図を表示
するための地図データ転送処理と道路上の自車両の位置
を検出する処理を実行する構成を例示した。しかしなが
ら、このような処理を行うナビゲーション装置が既に車
両に搭載してあるような場合には、このような処理を実
行する代わりに、車両の道路地図上の現在位置をそのよ
うなナビゲーション装置から受取る受信インタフェース
部を設置する構成としてもよい。
【0037】さらに、GPS受信部や、道路地図読取り
部などを備える構成を例示したが、これらの手段を備え
代わりに、車両に別途搭載されているGPS受信機で検
出された現在位置データや自車両の走行速度、あるい
は、ナビゲーション装置で取得された道路上の位置デー
タや、車両の車速センサで取得された自車両の速度デー
タなどを受信する受信インタフェース部を備える構成を
採用することもできる。
【0038】また、違反速度で走行中の車両の速度を検
出する光学式速度計の場合を例示した。しかしながら、
上述した構成の撮像部を備えた光学式速度計を、特公平
7ー69423 号公報、特公平7ー69427 号公報、特公平7
ー78537 号公報などに開示された接岸速度計などに適用
することにより、比較的小型の船舶についてレーザ光線
の照射箇所を肉眼で確認する機能を付加することもでき
る。
【0039】さらに、光学式速度計の場合を説明した
が、本発明の光学式速度計から最終段における距離の時
間微分による速度算定機能を除去することにより、目標
物体との距離のみを測定する光学式距離計を実現するこ
ともできる。
【0040】また、サンプリング方式で時間軸を拡大し
ながら目標車両までの距離と相対速度とを検出する構成
を例示した。しかしながら、測定に要する時間の短縮を
図るうえで、そのようなサンプリング方式以外の他の公
知の手法を適用することができる。例えば、レーザ光線
を放射してから受光するまでの時間を所定周期のクロッ
クパルスをカウントすることによって測定する直接カウ
ント法や、レーザ光線の放射時点でランプ電圧を発生さ
せ、反射光の受光時点のランプ電圧の値から往復の伝播
所要時間を測定するTAC方式( Time to Amplitude C
omverter )など適宜の公知の手法の一つを採用できる。
【0041】以上詳細に説明したように、本発明の光学
式速度計は、送光部の送光レンズを撮像部の受光レンズ
として利用する構成であるから、実施例として説明した
ようにそのような構成をハーフミラーを利用して実現す
る場合には、照射レーザ光量が半減するという犠牲を払
う必要がある。しかしながら、このような犠牲を払って
も、レーザパルス光線の照射箇所を肉眼で確認したり、
撮像データとして保存したりすることができるという効
果の方が遙かに大きい。
【0042】また、GPS受信部で検出した自車両の速
度を目標車両の絶対速度の算定に利用することにより、
車両搭載の速度計を利用するよりも、目標車両の絶対速
度を高精度で検出できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光学式速度計の構成を示す
ブロック図である。
【図2】上記実施例の光学式速度計の主要部分を収納す
る筐体の外観と本装置の利用の様子を示す外観図であ
る。
【図3】上記実施例の光学式速度計を利用して違反速度
で走行中の車両の速度やその車両の後部の映像などの付
随データを検出して記録するための手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 送光部 12 レーザダイオード 13 送光レンズ 20 受光部 22 APD 23 受光レンズ 30 距離算定部 40 データ処理部 41 速度検出部等を含むCPU 50 撮像部 51 ハーフミラー 52 CCD撮像装置 53 モニタ 54 三次元微動装置 55 自動焦点調整部 57 撮像データメモリ 60 GPS受信部 70 道路地図読取部
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 秀文 東京都目黒区碑文谷1ー20ー13 ひまわり 荘15号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ発光素子と送光レンズとを備えた送
    光部と、 この送光部から放射されたレーザ光線の物体による反射
    光を受ける受光レンズと受光素子とを備えた受光部と、 前記送光部から放射され受光部に受光された反射光の伝
    播所要時間からこの反射光を発生させた物体までの距離
    を算定する距離算定部と、 この距離算定部で算定された物体までの距離の時間変化
    からその物体の相対速度を検出し、この相対速度に自装
    置の所定の速度又は別途検出される速度を加算若しくは
    減算することにより前記物体の絶対速度を検出する速度
    検出部と、 前記送光部の送光レンズを受光レンズとして利用するこ
    とにより構成される撮像部と、 を備えたことを特徴とする光学式速度計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記撮像部は、 前記送光部のレーザ発光素子と、前記送光レンズとの間
    に設置されたハーフミラーと、 このハーフミラーによる反射光を受ける撮像装置とを備
    えたことを特徴とする光学式速度計。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記送光部から放射されたレーザ光線の照射スポットを
    前記撮像装置の受光面の中心に捕捉させるように、この
    撮像装置を前記送光レンズの光軸又は前記ハーフミラー
    によって折曲げられた光軸と直交する方向に微動させる
    微動機構を備えたことを特徴とする光学式速度計。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のそれぞれにおいて、 前記撮像部の受光面の位置を、前記距離算定部で算定さ
    れた距離に基づきピントが合うように自動調整する自動
    ピント調整機構を備えたことを特徴とする光学式速度
    計。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のそれぞれにおいて、 前記速度検出部で検出された前記物体の絶対速度と、前
    記撮像物で撮影された撮像とを関連付けて保存する保存
    部とを更に備えたことを特徴とする光学式速度計。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のそれぞれにおいて、 GPS受信機を含み自装置の位置を検出する自位置検出
    部と、 この自位置検出部で検出された自装置の位置と、前記速
    度検出部で検出された前記物体の絶対速度と、前記撮像
    物で撮影された撮像とを関連付けて保存する保存部とを
    更に備えたことを特徴とする光学式速度計。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記自装置の別途検出される速度は、前記自位置検出手
    段で検出された自位置を時間的に微分することによって
    検出されることを特徴とする光学式速度計。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7において、 前記自位置検出部で検出された自装置の位置を道路地図
    上の位置に変換する手段を更に備えたことを特徴とする
    光学式速度計。
  9. 【請求項9】レーザ発光素子と送光レンズとを備えた送
    光部と、 この送光部から放射されたレーザ光線の物体による反射
    光を受ける受光レンズと受光素子とを備えた受光部と、 前記送光部から放射され受光部に受光された反射光の伝
    播所要時間からこの反射光を発生させた物体までの距離
    を算定する距離算定部と、 前記送光部の送光レンズを受光レンズとして利用するこ
    とにより構成される撮像部とを備えたことを特徴とする
    光学式距離計。
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