JPH0926498A - 透明中性子遮蔽材 - Google Patents
透明中性子遮蔽材Info
- Publication number
- JPH0926498A JPH0926498A JP7175040A JP17504095A JPH0926498A JP H0926498 A JPH0926498 A JP H0926498A JP 7175040 A JP7175040 A JP 7175040A JP 17504095 A JP17504095 A JP 17504095A JP H0926498 A JPH0926498 A JP H0926498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- neutron shielding
- shielding material
- resin plate
- transparent resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F1/00—Shielding characterised by the composition of the materials
- G21F1/02—Selection of uniform shielding materials
- G21F1/10—Organic substances; Dispersions in organic carriers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、プルトニウム燃料等を取り
扱うグローブボックス作業における放射線被ばくを低減
することができ、良好な透明度と表面の耐摩耗性を有す
るグローブボックス等に使用できる透明中性子遮蔽材を
提供することにある。 【解決手段】 本発明の透明中性子遮蔽材は、環状オレ
フィンコポリマーよりなる透明樹脂板と、該透明樹脂板
の両面に、該透明樹脂板より優れた耐摩耗性を有する表
面保護層を備えてなることを特徴とする。
扱うグローブボックス作業における放射線被ばくを低減
することができ、良好な透明度と表面の耐摩耗性を有す
るグローブボックス等に使用できる透明中性子遮蔽材を
提供することにある。 【解決手段】 本発明の透明中性子遮蔽材は、環状オレ
フィンコポリマーよりなる透明樹脂板と、該透明樹脂板
の両面に、該透明樹脂板より優れた耐摩耗性を有する表
面保護層を備えてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所から
の使用済核燃料を再処理して生ずるプルトニウム燃料を
取り扱うためのグローブボックス等に使用される透明中
性子遮蔽材に関するものである。
の使用済核燃料を再処理して生ずるプルトニウム燃料を
取り扱うためのグローブボックス等に使用される透明中
性子遮蔽材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プルトニウムはウランと同様にα線を出
して崩壊し、同時にγ線も放射する。また、この際に、
中性子も発生する。更に、崩壊して生成した娘核種も加
工中に同時に存在し、β線、γ線を放射する。239Pu
の半減期は2.4×104年、240Puで6.6×10
3年、241Puで14年と238Uの4.5×109年、235U
の7×108年に比べて短く、従って、これらの比放射
能は105倍程度高い。一方、プルトニウムは毒性も高
く、人体への影響を考慮した空気中の放射能許容濃度は
ウランよりも約1/30程度低い。
して崩壊し、同時にγ線も放射する。また、この際に、
中性子も発生する。更に、崩壊して生成した娘核種も加
工中に同時に存在し、β線、γ線を放射する。239Pu
の半減期は2.4×104年、240Puで6.6×10
3年、241Puで14年と238Uの4.5×109年、235U
の7×108年に比べて短く、従って、これらの比放射
能は105倍程度高い。一方、プルトニウムは毒性も高
く、人体への影響を考慮した空気中の放射能許容濃度は
ウランよりも約1/30程度低い。
【0003】従って、プルトニウム燃料処理及びそれに
関連する施設は、ウラン燃料製造施設に比べて、プルト
ニウムの特性に起因する制約条件がある。この制約条件
としては、上述のようにα−比放射能が極端に高い;
γ線強度と中性子放出がかなり高い等の事項を挙げる
ことができる。
関連する施設は、ウラン燃料製造施設に比べて、プルト
ニウムの特性に起因する制約条件がある。この制約条件
としては、上述のようにα−比放射能が極端に高い;
γ線強度と中性子放出がかなり高い等の事項を挙げる
ことができる。
【0004】即ち、プルトニウム燃料の取り扱い管理に
は充分な配慮を必要とする。例えば、については、作
業者の身体内吸収を避けるため、グローボックス等へ閉
じ込めて取り扱う包蔵性管理が必要となる。即ち、プル
トニウムの成形加工は完全に密封されたグローブボック
ス内で実施しなければならず、成形加工に使用する機器
の保守点検を含めて、多大の制限を受ける。このため、
将来のMOX燃料ペレットの製造にあたっては、工程の
簡略化、自動化がウラン加工工場の場合よりも強く求め
られている。
は充分な配慮を必要とする。例えば、については、作
業者の身体内吸収を避けるため、グローボックス等へ閉
じ込めて取り扱う包蔵性管理が必要となる。即ち、プル
トニウムの成形加工は完全に密封されたグローブボック
ス内で実施しなければならず、成形加工に使用する機器
の保守点検を含めて、多大の制限を受ける。このため、
将来のMOX燃料ペレットの製造にあたっては、工程の
簡略化、自動化がウラン加工工場の場合よりも強く求め
られている。
【0005】また、に関して、軽水炉で使用した燃料
から得られるプルトニウムは、240Pu、241Pu等が多
く含まれ、これらから放射されるγ線量も高くなる。そ
のため、作業者の外部被ばくを少なくするため、鉛、ア
クリル等の遮蔽を施す必要がある。
から得られるプルトニウムは、240Pu、241Pu等が多
く含まれ、これらから放射されるγ線量も高くなる。そ
のため、作業者の外部被ばくを少なくするため、鉛、ア
クリル等の遮蔽を施す必要がある。
【0006】ここで、従来、グローブボックスパネル等
に使用されている鉛ガラスは、γ線遮蔽を目的としたも
ので、JIS R−3701規格製品であり、例えば、
B:1重量%、O:25重量%、Na:2重量%、S
i:16重量%、Ba:4重量%、Pb:51重量%の
化学組成を有するものである。
に使用されている鉛ガラスは、γ線遮蔽を目的としたも
ので、JIS R−3701規格製品であり、例えば、
B:1重量%、O:25重量%、Na:2重量%、S
i:16重量%、Ba:4重量%、Pb:51重量%の
化学組成を有するものである。
【0007】また、透明中性子遮蔽材としては、アクリ
ル板が使用されている。アクリル板は例えば、H:8.
0重量%(0.0952g/cm3に相当)、C:60.0
重量%、O:32.0重量%の化学組成を有するもので
ある。
ル板が使用されている。アクリル板は例えば、H:8.
0重量%(0.0952g/cm3に相当)、C:60.0
重量%、O:32.0重量%の化学組成を有するもので
ある。
【0008】更に、γ線及び中性子を遮蔽する目的で、
含鉛アクリルが使用されている。この含鉛アクリルは、
例えばH:5.8重量%、C:43.8重量%、O:2
0.4重量%、Pb:30.0重量%の化学成分を含有す
るものである。なお、この含鉛アクリルは物性が若干劣
り、アクリルに比して信頼性が低い。
含鉛アクリルが使用されている。この含鉛アクリルは、
例えばH:5.8重量%、C:43.8重量%、O:2
0.4重量%、Pb:30.0重量%の化学成分を含有す
るものである。なお、この含鉛アクリルは物性が若干劣
り、アクリルに比して信頼性が低い。
【0009】これらの線源強度はプルトニウムの同位体
組成に依存し、高次同位体が徐々に高くなる傾向にあ
り、鉛ガラスやプラスチックを使用した従来のグローブ
ボックスでは、作業者の被ばく量がかなり高くなり、グ
ローブボックスのなお一層の遮蔽対策が求められている
のが現状である。特に、現在法令により、常時人の立ち
入る箇所(グローブボックス表面から10cm)では線量
率は1mSv/週以下(20μSv/時間以下)と定めら
れており、上述のような用途においては、従来使用され
ているアクリル、鉛ガラス、含鉛アクリル等と同等の厚
さで、より一層中性子遮蔽性能の優れた透明中性子遮蔽
材が求められている。
組成に依存し、高次同位体が徐々に高くなる傾向にあ
り、鉛ガラスやプラスチックを使用した従来のグローブ
ボックスでは、作業者の被ばく量がかなり高くなり、グ
ローブボックスのなお一層の遮蔽対策が求められている
のが現状である。特に、現在法令により、常時人の立ち
入る箇所(グローブボックス表面から10cm)では線量
率は1mSv/週以下(20μSv/時間以下)と定めら
れており、上述のような用途においては、従来使用され
ているアクリル、鉛ガラス、含鉛アクリル等と同等の厚
さで、より一層中性子遮蔽性能の優れた透明中性子遮蔽
材が求められている。
【0010】そこで、本発明者らは、特願平7−8363号
において、環状オレフィンコポリマーよりなる透明樹脂
板よりなることを特徴とする透明中性子遮蔽材を既に提
案している。
において、環状オレフィンコポリマーよりなる透明樹脂
板よりなることを特徴とする透明中性子遮蔽材を既に提
案している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記特許出願に提案さ
れている透明中性子遮蔽材に使用される環状オレフィン
コポリマーは、単位体積当たりの水素量が従来使用され
ているアクリル板よりなる透明中性子遮蔽材の水素量よ
りも30%多いため、アクリル板よりなる透明中性子遮
蔽材よりも優れた中性子遮蔽能を有するものであること
が、環状オレフィンコポリマーは、その表面の耐摩耗性
が低く、透明中性子遮蔽材として使用する際に、表面が
傷付き易い等の欠点があることが判明した。
れている透明中性子遮蔽材に使用される環状オレフィン
コポリマーは、単位体積当たりの水素量が従来使用され
ているアクリル板よりなる透明中性子遮蔽材の水素量よ
りも30%多いため、アクリル板よりなる透明中性子遮
蔽材よりも優れた中性子遮蔽能を有するものであること
が、環状オレフィンコポリマーは、その表面の耐摩耗性
が低く、透明中性子遮蔽材として使用する際に、表面が
傷付き易い等の欠点があることが判明した。
【0012】従って、本発明の目的は、プルトニウム燃
料等を取り扱うグローブボックス作業における放射線被
ばくを低減することができ、良好な透明度と表面の耐摩
耗性を有するグローブボックス等に使用できる透明中性
子遮蔽材を提供することにある。
料等を取り扱うグローブボックス作業における放射線被
ばくを低減することができ、良好な透明度と表面の耐摩
耗性を有するグローブボックス等に使用できる透明中性
子遮蔽材を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係る透明
中性子遮蔽材は、環状オレフィンコポリマーよりなる透
明樹脂板と、該透明樹脂板の両面に、該透明樹脂板より
耐摩耗性に優れた表面保護層を備えてなることを特徴と
する。
中性子遮蔽材は、環状オレフィンコポリマーよりなる透
明樹脂板と、該透明樹脂板の両面に、該透明樹脂板より
耐摩耗性に優れた表面保護層を備えてなることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の透明中性子遮蔽材は、環
状オレフィンコポリマーよりなる透明樹脂板を芯材とし
て使用するものであるが、従来、透明中性子遮蔽材に使
用されているアクリル等に比して中性子遮蔽能に影響を
与える水素含量が多く、良好な中性子遮蔽能を提供する
ことができる。また、環状オレフィンコポリマーは、非
晶質のため、無色透明で、複屈折等の光学特性に優れ、
また、透明樹脂の中で最も低い透湿係数を有し、更に、
吸水率が低く、耐スチーム性、耐酸・耐アルカリ性、極
性溶剤に対する耐性が非常に優れ、また、曲げ弾性率の
温度依存性が極めて小さく、高温でも高い剛性を保持
し、更に、成形収縮率、線膨張係数が小さく、寸法安定
性に優れ、また、成形性に優れ、射出成形、射出ブロー
成形、押出成形、真空成形等の各種成形が可能である等
の優れた特性を有するものである。
状オレフィンコポリマーよりなる透明樹脂板を芯材とし
て使用するものであるが、従来、透明中性子遮蔽材に使
用されているアクリル等に比して中性子遮蔽能に影響を
与える水素含量が多く、良好な中性子遮蔽能を提供する
ことができる。また、環状オレフィンコポリマーは、非
晶質のため、無色透明で、複屈折等の光学特性に優れ、
また、透明樹脂の中で最も低い透湿係数を有し、更に、
吸水率が低く、耐スチーム性、耐酸・耐アルカリ性、極
性溶剤に対する耐性が非常に優れ、また、曲げ弾性率の
温度依存性が極めて小さく、高温でも高い剛性を保持
し、更に、成形収縮率、線膨張係数が小さく、寸法安定
性に優れ、また、成形性に優れ、射出成形、射出ブロー
成形、押出成形、真空成形等の各種成形が可能である等
の優れた特性を有するものである。
【0015】なお、上記環状オレフィンコポリマーは例
えば特公平4−14685号公報等に開示されているもので
あり、三井石油化学工業株式会社から商品名アペル(A
PL−6509、APL−6011、APL−601
3、APL−6015)として入手できるものである。
えば特公平4−14685号公報等に開示されているもので
あり、三井石油化学工業株式会社から商品名アペル(A
PL−6509、APL−6011、APL−601
3、APL−6015)として入手できるものである。
【0016】上述のように本発明に使用する環状オレフ
ィンコポリマーよりなる透明樹脂板は、水素含量が多
く、中性子遮蔽能に優れ、更に、成形性に優れているた
め、グローブボックス等の透明中性子遮蔽材として好適
に使用できるものである。しかし、この環状オレフィン
コポリマーの透明樹脂板は、表面の耐摩耗性が低く、そ
のまま透明中性子遮蔽材として使用すると、表面が傷付
き易いのが欠点であった。
ィンコポリマーよりなる透明樹脂板は、水素含量が多
く、中性子遮蔽能に優れ、更に、成形性に優れているた
め、グローブボックス等の透明中性子遮蔽材として好適
に使用できるものである。しかし、この環状オレフィン
コポリマーの透明樹脂板は、表面の耐摩耗性が低く、そ
のまま透明中性子遮蔽材として使用すると、表面が傷付
き易いのが欠点であった。
【0017】そこで、本発明の透明中性子遮蔽材におい
ては、環状オレフィンコポリマーよりなる透明樹脂板を
芯材として使用し、その両面に、透明樹脂板よりも優れ
た表面の耐摩耗性を付与できる表面保護層を設置した3
層構造とすることにより、透明中性子遮蔽材の表面の耐
摩耗性を向上させるものである。
ては、環状オレフィンコポリマーよりなる透明樹脂板を
芯材として使用し、その両面に、透明樹脂板よりも優れ
た表面の耐摩耗性を付与できる表面保護層を設置した3
層構造とすることにより、透明中性子遮蔽材の表面の耐
摩耗性を向上させるものである。
【0018】この表面保護層は、透明樹脂板表面にフィ
ルムを貼り付けることによって設置することができる。
なお、表面保護層の材質としては、芯材となる透明樹脂
板の耐摩耗性よりも優れた耐摩耗性を有する材質で、且
つ耐放射線性を有するものであれば特に限定されるもの
ではないが、フィルムとしてはMMA樹脂フィルムのよ
うなアクリル樹脂系フィルム、ハードコート済PETフ
ィルム等を例示することができる。また、表面保護層の
厚さは特に限定されるものではなく、透明中性子遮蔽材
の用途等により種々選択することができる。なお、フィ
ルムの接着には、プライマー等を使用することができ
る。
ルムを貼り付けることによって設置することができる。
なお、表面保護層の材質としては、芯材となる透明樹脂
板の耐摩耗性よりも優れた耐摩耗性を有する材質で、且
つ耐放射線性を有するものであれば特に限定されるもの
ではないが、フィルムとしてはMMA樹脂フィルムのよ
うなアクリル樹脂系フィルム、ハードコート済PETフ
ィルム等を例示することができる。また、表面保護層の
厚さは特に限定されるものではなく、透明中性子遮蔽材
の用途等により種々選択することができる。なお、フィ
ルムの接着には、プライマー等を使用することができ
る。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明の透明中性子遮
蔽材を更に説明するが、本発明のは以下の実施例に限定
されるものではないことを理解されたい。 実施例1 環状オレフィンコポリマー[APL−6509:H:1
2重量%(0.1224g/cm3相当)、C:88重量%
の原子組成を有する]よりなる透明樹脂板(厚さ10m
m)の両面に、厚さ50μmのMMA樹脂フィルムを、
プライマーとして変性ポリオレフィン樹脂(三井石油化
学工業株式会社製:ユニストール)を用いて貼り付ける
ことにより表面保護層を有する3層構造の本発明の透明
中性子遮蔽材(本発明品1)を得た。得られた透明中性子
遮蔽材につき、耐放射線性試験並びに表面耐摩耗性試験
を行った。
蔽材を更に説明するが、本発明のは以下の実施例に限定
されるものではないことを理解されたい。 実施例1 環状オレフィンコポリマー[APL−6509:H:1
2重量%(0.1224g/cm3相当)、C:88重量%
の原子組成を有する]よりなる透明樹脂板(厚さ10m
m)の両面に、厚さ50μmのMMA樹脂フィルムを、
プライマーとして変性ポリオレフィン樹脂(三井石油化
学工業株式会社製:ユニストール)を用いて貼り付ける
ことにより表面保護層を有する3層構造の本発明の透明
中性子遮蔽材(本発明品1)を得た。得られた透明中性子
遮蔽材につき、耐放射線性試験並びに表面耐摩耗性試験
を行った。
【0020】◎耐放射線性試験 放射線照射線源 「日本原子力研究所東海研究所JRR2号炉気送管」使
用 ・最大速中性子束(n/cm2・秒); 2.5×1012 ・最大熱中性子束(n/cm2・秒); 6.5×1013 ・γ線量率(Sv/時間); 1×106 試験結果: 透明性 形状 表面保護層の状態 照射前 良好 10秒照射後 良好 変化なし 変化なし 60秒照射後 良好 変化なし 変化なし
用 ・最大速中性子束(n/cm2・秒); 2.5×1012 ・最大熱中性子束(n/cm2・秒); 6.5×1013 ・γ線量率(Sv/時間); 1×106 試験結果: 透明性 形状 表面保護層の状態 照射前 良好 10秒照射後 良好 変化なし 変化なし 60秒照射後 良好 変化なし 変化なし
【0021】◎表面耐摩耗性試験 JIS K6902に準じて行った。 なお、ΔH%は、数値が低い程、表面の耐摩耗性に優れ
ることを示す。
ることを示す。
【0022】実施例2 環状オレフィンコポリマー[APL−6509:H:1
2重量%(0.1224g/cm3相当)、C:88重量%
の原子組成を有する]よりなる透明樹脂板(厚さ10m
m)の両面に、厚さ100μmのハードコート済PET
フィルムを、プライマーとしてユニストールを使用して
貼り付けることにより表面保護層を有する本発明の透明
中性子遮蔽材(本発明品2)を得た。得られた透明中性子
遮蔽材につき、実施例1と同様に耐放射線性試験並びに
表面耐摩耗性試験を行った。
2重量%(0.1224g/cm3相当)、C:88重量%
の原子組成を有する]よりなる透明樹脂板(厚さ10m
m)の両面に、厚さ100μmのハードコート済PET
フィルムを、プライマーとしてユニストールを使用して
貼り付けることにより表面保護層を有する本発明の透明
中性子遮蔽材(本発明品2)を得た。得られた透明中性子
遮蔽材につき、実施例1と同様に耐放射線性試験並びに
表面耐摩耗性試験を行った。
【0023】 耐放射線性試験結果: 透明性 形状 表面保護層の状態 照射前 良好 10秒照射後 良好 変化なし 変化なし 60秒照射後 良好 変化なし 変化なし
【0024】 なお、ΔH%は数値が低い程、表面の耐摩耗性に優れる
ことを示す。
ことを示す。
【0025】更に、本発明品1及び2に芯材として使用
した透明樹脂板(APL−6509:単位体積当たりの
水素量0.1224kg/cm3)と従来使用されている
アクリル板(単位体積当たりの水素量0.0952kg/
cm3)について中性子遮蔽能を調べた。 試験条件 線源:252Cf 透明樹脂板厚み:10mm 計測時間:30分
した透明樹脂板(APL−6509:単位体積当たりの
水素量0.1224kg/cm3)と従来使用されている
アクリル板(単位体積当たりの水素量0.0952kg/
cm3)について中性子遮蔽能を調べた。 試験条件 線源:252Cf 透明樹脂板厚み:10mm 計測時間:30分
【0026】上述のように、本発明の透明中性子遮蔽材
の芯材として使用される透明樹脂板は、単位体積当たり
の水素量が従来使用されているアクリル板よりなる透明
中性子遮蔽材の水素量に比べ約30%多いため、中性子
減衰率がアクリル板より約30%高く、優れた中性子遮
蔽能を有するものであることがわかる。
の芯材として使用される透明樹脂板は、単位体積当たり
の水素量が従来使用されているアクリル板よりなる透明
中性子遮蔽材の水素量に比べ約30%多いため、中性子
減衰率がアクリル板より約30%高く、優れた中性子遮
蔽能を有するものであることがわかる。
【0027】
【発明の効果】本発明の透明中性子遮蔽材は、優れた中
性子遮蔽能を有するものであると共に、表面の耐摩耗性
に優れ、グローブボックスのパネル等の透明中性子遮蔽
材として好適なものである。
性子遮蔽能を有するものであると共に、表面の耐摩耗性
に優れ、グローブボックスのパネル等の透明中性子遮蔽
材として好適なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舘 義昭 茨城県東茨城郡大洗町成田町4002 動力 炉・核燃料開発事業団 大洗工学センター 内 (72)発明者 原田 惠文 埼玉県浦和市大字神田738−5 (72)発明者 奥田 久志 茨城県竜ヶ崎市中根台3−7−9 (72)発明者 市野 隆行 東京都台東区浅草5−35−8
Claims (1)
- 【請求項1】 環状オレフィンコポリマーよりなる透明
樹脂板と、該透明樹脂板の両面に、該透明樹脂板より優
れた耐摩耗性を有する表面保護層を備えてなることを特
徴とする透明中性子遮蔽材。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7175040A JPH0926498A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 透明中性子遮蔽材 |
| FR9600730A FR2729783B1 (fr) | 1995-01-23 | 1996-01-23 | Materiau transparent de blindage contre les neutrons |
| EP96302534A EP0753862B1 (en) | 1995-07-11 | 1996-04-11 | Transparent neutron screening material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7175040A JPH0926498A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 透明中性子遮蔽材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926498A true JPH0926498A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15989171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7175040A Pending JPH0926498A (ja) | 1995-01-23 | 1995-07-11 | 透明中性子遮蔽材 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0753862B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0926498A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001215296A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-08-10 | Mitsui Chemicals Inc | 透明ボードおよび中性子遮蔽材 |
| JP2022037677A (ja) * | 2020-08-25 | 2022-03-09 | 三菱ケミカル株式会社 | 耐放射線性に優れた透明な中性子遮蔽材およびそれを使用した放射線防護システム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010053313A (ko) * | 1999-05-12 | 2001-06-25 | 요시노 쇼이치로 | 적층 플라스틱 성형체 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59216096A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-06 | 三菱電線工業株式会社 | 遮蔽用鉛系金属シ−ト積重体 |
| JPS60111192A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-17 | 凸版印刷株式会社 | 中性子遮蔽材 |
| JPS61213694A (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 中性子遮蔽材 |
| JPH05156100A (ja) * | 1991-12-03 | 1993-06-22 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 樹脂組成物およびその用途 |
| JP3255721B2 (ja) * | 1992-09-22 | 2002-02-12 | 三井化学株式会社 | 環状オレフィン系共重合体組成物およびその製造方法 |
| FR2729783B1 (fr) * | 1995-01-23 | 1998-01-02 | Doryokuro Kakunenryo | Materiau transparent de blindage contre les neutrons |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP7175040A patent/JPH0926498A/ja active Pending
-
1996
- 1996-04-11 EP EP96302534A patent/EP0753862B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001215296A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-08-10 | Mitsui Chemicals Inc | 透明ボードおよび中性子遮蔽材 |
| JP2022037677A (ja) * | 2020-08-25 | 2022-03-09 | 三菱ケミカル株式会社 | 耐放射線性に優れた透明な中性子遮蔽材およびそれを使用した放射線防護システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0753862A1 (en) | 1997-01-15 |
| EP0753862B1 (en) | 1999-12-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10226533A (ja) | 放射線遮蔽ガラス | |
| JPH0926498A (ja) | 透明中性子遮蔽材 | |
| JPS5827100A (ja) | 使用済核燃料輸送法 | |
| JPH08201580A (ja) | 透明中性子遮蔽材 | |
| Pescatore | Beyond one million years: The intrinsic radiation hazard of high-level nuclear wastes | |
| JPS607379A (ja) | 廃棄物中の単位体積当り及び単位質量当り放射能の測定とプルトニウム質量の算定とを行なうための方法及びデバイス | |
| Bakshi | Radiation attenuation and stability of ClearView radiation shielding TM—a transparent liquid high radiation shield | |
| Abd et al. | Estimating the Toxicity of Radionuclides in Soil Stored in Drums in the Tuwaitha Area for Determining the Harmful Effects on Humans and Environment | |
| Woods | Radiation safety | |
| Wu et al. | The use of optical fibers as passageways for the scintillation light produced in CaF2 (Eu) powder in water for low-level tritiated water measurement | |
| Goldfinch et al. | Dosimetric aspects of permitted activity leakage rates for Type B packages for the transport of radioactive materials | |
| Faust et al. | Personnel protection challenges in defense and waste management programs | |
| Malovytsia et al. | Change of quality of a radioactive waste under long store terms | |
| Rawl et al. | Establishing Risk-Informed Non-Fixed Surface Contamination Limits for Spent Fuel Transportation Casks | |
| Perevolotskii et al. | Some Aspects of Assessing the Radiation Situation under Nominal NPP Emissions | |
| Moyer | Savannah River experience with transplutonium elements | |
| Shaw | An introduction to the radiological protection basis of the IAEA Transport Regulations | |
| Bond | Nuclear Juggernaut: The transport of radioactive materials | |
| Cowper | Atomic Energy of Canada Limited | |
| Sims | Fifth personnel dosimetry intercomparison study | |
| Sono et al. | Measurement of neutron and gamma-ray absorbed doses inside human body in criticality accident situations using phantom and tissue-equivalent dosimeters | |
| Burns | Overview of Plutonium and Its Health Effects | |
| KAMLAND | reactor experiments 1, 2. This challenging measurement requires very low back-ground environment as low as 10-13g/g Uranium and Thorium impurities. In | |
| Ledoux | Radiation Protection | |
| Edwards et al. | Further evaluations of the toxicity of irradiated advanced heavy water reactor fuels |