JPH09265031A - コネクタ付き光ファイバケーブル - Google Patents
コネクタ付き光ファイバケーブルInfo
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- JPH09265031A JPH09265031A JP8074891A JP7489196A JPH09265031A JP H09265031 A JPH09265031 A JP H09265031A JP 8074891 A JP8074891 A JP 8074891A JP 7489196 A JP7489196 A JP 7489196A JP H09265031 A JPH09265031 A JP H09265031A
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- optical fiber
- connector
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- hose
- storage hose
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープファイバや光コネクタを包む不織布の
扱いに手間が掛かることに起因して、収納部の組み立て
や解体の作業能率が低下するといった問題が生じてい
た。 【解決手段】 収納部50a内に収納したテープ心線5
3等が、収納ホース56の湾曲に伴って収納ホース56
の内面に沿って筒状に配置した保護ライナー80の内面
滑動しつつ当接位置を変動するようにしたので、収納ホ
ース56と相対変位しても適切な収納位置に滑らかに移
動して光伝送特性が安定に維持される。収納ホース56
をケーブル端末に着脱するだけで保護ライナー80も着
脱することができる。
扱いに手間が掛かることに起因して、収納部の組み立て
や解体の作業能率が低下するといった問題が生じてい
た。 【解決手段】 収納部50a内に収納したテープ心線5
3等が、収納ホース56の湾曲に伴って収納ホース56
の内面に沿って筒状に配置した保護ライナー80の内面
滑動しつつ当接位置を変動するようにしたので、収納ホ
ース56と相対変位しても適切な収納位置に滑らかに移
動して光伝送特性が安定に維持される。収納ホース56
をケーブル端末に着脱するだけで保護ライナー80も着
脱することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末から導出した
光ファイバが光コネクタで成端されてなるコネクタ付き
光ファイバケーブルに関する。
光ファイバが光コネクタで成端されてなるコネクタ付き
光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】端末から導出した光ファイバ心線が光コ
ネクタで成端されてなるコネクタ付き光ファイバケーブ
ルは、光ファイバ心線および光コネクタを端末に装着し
た保護具によって収納保護した上、ウインチ等で牽引布
設することが一般的である。図6に示すように、例え
ば、電話回線用の光通信網を布設する際、中央の主局1
からの光ファイバケーブル2は、地下管路3内を通し
て、あるいは電柱4に架設して、需要先の自宅5または
ビル6まで布設される。
ネクタで成端されてなるコネクタ付き光ファイバケーブ
ルは、光ファイバ心線および光コネクタを端末に装着し
た保護具によって収納保護した上、ウインチ等で牽引布
設することが一般的である。図6に示すように、例え
ば、電話回線用の光通信網を布設する際、中央の主局1
からの光ファイバケーブル2は、地下管路3内を通し
て、あるいは電柱4に架設して、需要先の自宅5または
ビル6まで布設される。
【0003】図7に示すように、例えば、光ファイバケ
ーブル2を電柱4、4・・上に架空布設する際には、光
ファイバケーブル2の先端に取り付けられた牽引具8の
先端に連結された牽引ロープ9を、ウィンチ10によっ
て捲き取ることにより、牽引方向の反対側(図中左側)
に設置したケーブルドラム13から光ファイバケーブル
2を捲き出して布設する。
ーブル2を電柱4、4・・上に架空布設する際には、光
ファイバケーブル2の先端に取り付けられた牽引具8の
先端に連結された牽引ロープ9を、ウィンチ10によっ
て捲き取ることにより、牽引方向の反対側(図中左側)
に設置したケーブルドラム13から光ファイバケーブル
2を捲き出して布設する。
【0004】牽引経路の必要箇所には、金車15、15
・・を設置し、光ファイバケーブル2をこれら金車1
5、15・・に挿通して牽引することにより、光ファイ
バケーブル2が許容曲げ半径以上に曲がり、光ファイバ
ケーブル2内の光ファイバに損傷を与えることを防止す
る。図8は、光ファイバケーブル2が曲げられて布設さ
れる部分に用いられる金車15の構造を示す。金車15
は、複数のローラ17を一定の曲率を持たせて配置した
布設用の工具であり、光ファイバケーブル2は、このロ
ーラ17の上面を移動して布設される。
・・を設置し、光ファイバケーブル2をこれら金車1
5、15・・に挿通して牽引することにより、光ファイ
バケーブル2が許容曲げ半径以上に曲がり、光ファイバ
ケーブル2内の光ファイバに損傷を与えることを防止す
る。図8は、光ファイバケーブル2が曲げられて布設さ
れる部分に用いられる金車15の構造を示す。金車15
は、複数のローラ17を一定の曲率を持たせて配置した
布設用の工具であり、光ファイバケーブル2は、このロ
ーラ17の上面を移動して布設される。
【0005】ところで、架空布設されるコネクタ付き光
ファイバケーブルは、該光ファイバケーブル2に並行し
て取り付けた支持線を牽引して布設することが多い。図
9は、従来のコネクタ付き光ファイバケーブルを示す。
図において、コネクタ付き光ファイバケーブルは、光フ
ァイバケーブル2の端末から導出されたテープファイバ
Tおよび該テープファイバTを成端する光コネクタCと
を収納する収納部20と、先端に牽引用の牽引金具21
が固定された前記支持線22とを具備している。
ファイバケーブルは、該光ファイバケーブル2に並行し
て取り付けた支持線を牽引して布設することが多い。図
9は、従来のコネクタ付き光ファイバケーブルを示す。
図において、コネクタ付き光ファイバケーブルは、光フ
ァイバケーブル2の端末から導出されたテープファイバ
Tおよび該テープファイバTを成端する光コネクタCと
を収納する収納部20と、先端に牽引用の牽引金具21
が固定された前記支持線22とを具備している。
【0006】前記収納部20は、プラスチック等で形成
された柔軟性を有する円筒形の収納ホース23と、該収
納ホース23の牽引方向先端部を密閉する先端キャップ
24と、収納ホース23の牽引方向後端部に位置し、収
納ホース23内に光ファイバケーブル2を挿通させて密
閉するエンドキャップ25と、先端キャップ24の牽引
方向前方に突設され、支持線22に作用する牽引力を光
ファイバケーブル2のテンションメンバ26に伝達する
ためのアイナット28とを備えている。光ファイバケー
ブル2から導出されたテンションメンバ26は、前記収
納ホース23の中心軸線上に配置された連結棒32と連
結されている。連結棒32の先端は先端キャップ24の
牽引方向先端側の固定ナット27を介して突設状態に取
り付けられたアイナット28と連結されている。アイナ
ット28は、結束バンド29によって前記牽引用支持線
22と連結されている。したがって、支持線22に作用
する牽引力はテンションメンバ26にも伝達され、支持
線22とテンションメンバ26とは一体的に牽引張力を
負担するようになっている。
された柔軟性を有する円筒形の収納ホース23と、該収
納ホース23の牽引方向先端部を密閉する先端キャップ
24と、収納ホース23の牽引方向後端部に位置し、収
納ホース23内に光ファイバケーブル2を挿通させて密
閉するエンドキャップ25と、先端キャップ24の牽引
方向前方に突設され、支持線22に作用する牽引力を光
ファイバケーブル2のテンションメンバ26に伝達する
ためのアイナット28とを備えている。光ファイバケー
ブル2から導出されたテンションメンバ26は、前記収
納ホース23の中心軸線上に配置された連結棒32と連
結されている。連結棒32の先端は先端キャップ24の
牽引方向先端側の固定ナット27を介して突設状態に取
り付けられたアイナット28と連結されている。アイナ
ット28は、結束バンド29によって前記牽引用支持線
22と連結されている。したがって、支持線22に作用
する牽引力はテンションメンバ26にも伝達され、支持
線22とテンションメンバ26とは一体的に牽引張力を
負担するようになっている。
【0007】収納ホース23としては、螺旋状の硬質P
VCとバインド層として用いられる軟質PVCとによっ
て構成されたものが多用される。PVCで形成された収
納ホース23は表面の摩擦抵抗が大きいので、該収納ホ
ース23に収納するテープファイバTや光コネクタC
は、表面の滑り性の良い不織布に包んで収納される。こ
うすることにより、テープファイバTや光コネクタCが
収納ホース23内面に引っ掛かって損傷することが防止
される。先端キャップ24はABS(acrylonitrile-bu
tadiene-styrene copolymer)製、エンドキャップ25
は合成ゴム製とされている。先端キャップ24は、外面
視円錐台状に形成され、金車15等を通過する時に生じ
る抵抗を軽減するようになっている。また、収納ホース
23および先端キャップ24の側面には、前記支持線2
2が密接して取り付けられている。一方、収納ホース2
3の内部には、テープファイバTを保持する2個の金属
製保持板30、30および複数の合成ゴム製の光コネク
タホルダ31、31・・が配置されている。光コネクタ
ホルダ31は、収納ホース23の内径よりやや小さい外
径の円盤状の部材であって、中心軸線が中央部に貫通さ
れた連結棒32によって収納ホース23の軸線とほぼ一
致するようにして支持されている。テープファイバTを
成端する光コネクタCは、光コネクタホルダ31、31
・・に形成された凹部(図示されていない)に嵌合され
て保持されるようになっている。テープファイバTや光
コネクタCは光コネクタホルダ31ごと不織布で包ん
で、収納ホース23内に収納される。
VCとバインド層として用いられる軟質PVCとによっ
て構成されたものが多用される。PVCで形成された収
納ホース23は表面の摩擦抵抗が大きいので、該収納ホ
ース23に収納するテープファイバTや光コネクタC
は、表面の滑り性の良い不織布に包んで収納される。こ
うすることにより、テープファイバTや光コネクタCが
収納ホース23内面に引っ掛かって損傷することが防止
される。先端キャップ24はABS(acrylonitrile-bu
tadiene-styrene copolymer)製、エンドキャップ25
は合成ゴム製とされている。先端キャップ24は、外面
視円錐台状に形成され、金車15等を通過する時に生じ
る抵抗を軽減するようになっている。また、収納ホース
23および先端キャップ24の側面には、前記支持線2
2が密接して取り付けられている。一方、収納ホース2
3の内部には、テープファイバTを保持する2個の金属
製保持板30、30および複数の合成ゴム製の光コネク
タホルダ31、31・・が配置されている。光コネクタ
ホルダ31は、収納ホース23の内径よりやや小さい外
径の円盤状の部材であって、中心軸線が中央部に貫通さ
れた連結棒32によって収納ホース23の軸線とほぼ一
致するようにして支持されている。テープファイバTを
成端する光コネクタCは、光コネクタホルダ31、31
・・に形成された凹部(図示されていない)に嵌合され
て保持されるようになっている。テープファイバTや光
コネクタCは光コネクタホルダ31ごと不織布で包ん
で、収納ホース23内に収納される。
【0008】テープファイバTには、他の光ファイバと
の接続の失敗に備える、あるいは将来の接続替えに備え
るなどを見込んだ通常1m程度の余長部T’が確保され
る。収納ホース23内において余長T’は、保持板3
0、30に保持されている。
の接続の失敗に備える、あるいは将来の接続替えに備え
るなどを見込んだ通常1m程度の余長部T’が確保され
る。収納ホース23内において余長T’は、保持板3
0、30に保持されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記コネク
タ付き光ファイバケーブルの場合、収納する心数の増大
に鑑みて、収納部20の組み立てや解体の作業能率の向
上が求められていた。すなわち、収納部20の組み立て
や解体時には不織布を収納ホース23に挿入したり抜き
出す作業があるが、不織布は高い柔軟性を有しているた
め、これら作業で折れ曲がりやすく、折れ曲がりを生じ
ること無く収納ホース23内に挿入するには熟練を要す
る。不織布が折れ曲がると、包み込んだテープファイバ
Tや光コネクタCが悪影響を受ける可能性がある。この
問題の対策として収納ホース23を立てて、テープファ
イバT等を包み込んだ不織布を上から収納ホース23に
挿入することも考えられるが、作業性に不満が残る上、
牽引布設の完了したケーブルの端末に再度収納部20を
組み立てて牽引を再開する場合には適用出来ないケース
が多く、しかも場合によってはケーブルドラムの位置合
わせをやり直す必要が生じるため、問題の根本的な解決
に至らない。
タ付き光ファイバケーブルの場合、収納する心数の増大
に鑑みて、収納部20の組み立てや解体の作業能率の向
上が求められていた。すなわち、収納部20の組み立て
や解体時には不織布を収納ホース23に挿入したり抜き
出す作業があるが、不織布は高い柔軟性を有しているた
め、これら作業で折れ曲がりやすく、折れ曲がりを生じ
ること無く収納ホース23内に挿入するには熟練を要す
る。不織布が折れ曲がると、包み込んだテープファイバ
Tや光コネクタCが悪影響を受ける可能性がある。この
問題の対策として収納ホース23を立てて、テープファ
イバT等を包み込んだ不織布を上から収納ホース23に
挿入することも考えられるが、作業性に不満が残る上、
牽引布設の完了したケーブルの端末に再度収納部20を
組み立てて牽引を再開する場合には適用出来ないケース
が多く、しかも場合によってはケーブルドラムの位置合
わせをやり直す必要が生じるため、問題の根本的な解決
に至らない。
【0010】また、連結棒32を回避してテープファイ
バTや光コネクタCを収納する必要があるので、前記テ
ープファイバTや光コネクタCを複数の不織布を用いて
部分的に包み込まねばならず、収納ホース23内に収納
する部品数が増大して嵩張り、組み立て等の作業性が一
層低下するといった問題が生じていた。
バTや光コネクタCを収納する必要があるので、前記テ
ープファイバTや光コネクタCを複数の不織布を用いて
部分的に包み込まねばならず、収納ホース23内に収納
する部品数が増大して嵩張り、組み立て等の作業性が一
層低下するといった問題が生じていた。
【0011】この発明は、以上のような背景の下になさ
れたもので、収納部の組み立て・分解が容易で、しかも
収納部に収納した光ファイバや光コネクタを光伝送特性
に与えることなく収納することができるコネクタ付き光
ファイバケーブルを提供することを目的とした。
れたもので、収納部の組み立て・分解が容易で、しかも
収納部に収納した光ファイバや光コネクタを光伝送特性
に与えることなく収納することができるコネクタ付き光
ファイバケーブルを提供することを目的とした。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
のコネクタ付き光ファイバケーブルでは、端末から導出
した光ファイバが光コネクタで成端されてなるコネクタ
付き光ファイバケーブルであって、光ファイバケーブル
本体と、光ファイバケーブル本体の端末から導出された
光ファイバを成端する光コネクタおよび光ファイバの余
長を収納する収納部とを具備し、前記収納部が、筒状の
弾性体からなる収納ホースと、該収納ホースの内側に配
置されて収納ホース内面に光ファイバや光コネクタが接
触することを防止する保護ライナーとを備えてなること
を前記課題の解決手段とした。
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
のコネクタ付き光ファイバケーブルでは、端末から導出
した光ファイバが光コネクタで成端されてなるコネクタ
付き光ファイバケーブルであって、光ファイバケーブル
本体と、光ファイバケーブル本体の端末から導出された
光ファイバを成端する光コネクタおよび光ファイバの余
長を収納する収納部とを具備し、前記収納部が、筒状の
弾性体からなる収納ホースと、該収納ホースの内側に配
置されて収納ホース内面に光ファイバや光コネクタが接
触することを防止する保護ライナーとを備えてなること
を前記課題の解決手段とした。
【0013】請求項2記載のコネクタ付き光ファイバケ
ーブルでは、保護ライナーが合成繊維で織成されたシー
トであることを前記課題の解決手段とした。
ーブルでは、保護ライナーが合成繊維で織成されたシー
トであることを前記課題の解決手段とした。
【0014】以下、本発明の作用を説明する。請求項1
記載のコネクタ付き光ファイバケーブルによれば、収納
部の収納ホース内に収納した光ファイバおよび光コネク
タを保護ライナーの内側に収納するので、これら光ファ
イバや光コネクタが収納ホース内面に直接接することを
防止して光伝送特性を変動させることなく安定に収納す
ることができる。請求項2記載のコネクタ付き光ファイ
バケーブルによれば、保護ライナーが合成繊維で織成さ
れて十分な柔軟性を有するので、湾曲した布設経路に収
納部を通過させる時に、収納ホースの湾曲に追従して湾
曲する。この時、光ファイバや光コネクタと保護ライナ
ーとの当接位置が変動するが、保護ライナーの表面の摩
擦抵抗が小さいので、光ファイバや光コネクタが保護ラ
イナーに引っ掛かることなく、適切な収納位置に安定に
収納することができる。また、保護ライナーは、合成繊
維で織成したことにより、強度が得られやすく、しかも
表面の摩擦抵抗を極めて小さくすることができる。
記載のコネクタ付き光ファイバケーブルによれば、収納
部の収納ホース内に収納した光ファイバおよび光コネク
タを保護ライナーの内側に収納するので、これら光ファ
イバや光コネクタが収納ホース内面に直接接することを
防止して光伝送特性を変動させることなく安定に収納す
ることができる。請求項2記載のコネクタ付き光ファイ
バケーブルによれば、保護ライナーが合成繊維で織成さ
れて十分な柔軟性を有するので、湾曲した布設経路に収
納部を通過させる時に、収納ホースの湾曲に追従して湾
曲する。この時、光ファイバや光コネクタと保護ライナ
ーとの当接位置が変動するが、保護ライナーの表面の摩
擦抵抗が小さいので、光ファイバや光コネクタが保護ラ
イナーに引っ掛かることなく、適切な収納位置に安定に
収納することができる。また、保護ライナーは、合成繊
維で織成したことにより、強度が得られやすく、しかも
表面の摩擦抵抗を極めて小さくすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明のコネクタ付き光
ファイバケーブルの第1実施例を、図1から図4を参照
して説明する。図中、符号50は本実施例のコネクタ付
き光ファイバケーブルである。
ファイバケーブルの第1実施例を、図1から図4を参照
して説明する。図中、符号50は本実施例のコネクタ付
き光ファイバケーブルである。
【0016】本実施例のコネクタ付き光ファイバケーブ
ル50は、図1に示すように、光ファイバケーブル本体
51(以下「ケーブル本体」)と、該ケーブル本体51
に並行して取り付けられ、ケーブル本体51の端末近傍
に配置された先端が牽引されることによりケーブル本体
51の牽引布設時の牽引張力を負担するメッセンジャワ
イヤ52(支持線)と、ケーブル本体51の端末から導
出された光ファイバテープ心線(以下「テープ心線」)
53を成端するMTコネクタ(光コネクタ。Mecha
nically Transferable)54およ
びテープ心線53の余長55を収納する収納部50aと
を具備している。
ル50は、図1に示すように、光ファイバケーブル本体
51(以下「ケーブル本体」)と、該ケーブル本体51
に並行して取り付けられ、ケーブル本体51の端末近傍
に配置された先端が牽引されることによりケーブル本体
51の牽引布設時の牽引張力を負担するメッセンジャワ
イヤ52(支持線)と、ケーブル本体51の端末から導
出された光ファイバテープ心線(以下「テープ心線」)
53を成端するMTコネクタ(光コネクタ。Mecha
nically Transferable)54およ
びテープ心線53の余長55を収納する収納部50aと
を具備している。
【0017】収納部50aは、円筒状の弾性体からなる
収納ホース56と、収納ホース56の牽引方向先端を封
止する先端キャップ57と、収納ホース56の牽引方向
後端を封止しケーブル本体51を収納ホース56内に導
入するエンドキャップ58とを備えている。
収納ホース56と、収納ホース56の牽引方向先端を封
止する先端キャップ57と、収納ホース56の牽引方向
後端を封止しケーブル本体51を収納ホース56内に導
入するエンドキャップ58とを備えている。
【0018】収納ホース56は、PVC.(poly viny
l cloride)等の柔軟性を有する材料で形成されてい
る。収納ホース56の牽引方向後端(図1左側)でケー
ブル本体51の端末から導出されたテープ心線53は、
その途中が収納ホース56の牽引方向先端で湾曲されて
牽引方向後端に向けてターンされている。余長55が長
い場合には、収納ホース56の先端でターンした部分よ
り先端側を収納ホース56の後端で牽引方向先端方向に
向けてターンさせ、以下収納ホース56内でターンを繰
り返すことにより最終的に収納ホース56の先端でター
ンさせる。そして、収納ホース56の先端から後端に向
けて延びるテープ心線53の先端に装着されたMTコネ
クタ54を、収納ホース56の中央部に配置したコネク
タホルダ60にクランプ保持する。
l cloride)等の柔軟性を有する材料で形成されてい
る。収納ホース56の牽引方向後端(図1左側)でケー
ブル本体51の端末から導出されたテープ心線53は、
その途中が収納ホース56の牽引方向先端で湾曲されて
牽引方向後端に向けてターンされている。余長55が長
い場合には、収納ホース56の先端でターンした部分よ
り先端側を収納ホース56の後端で牽引方向先端方向に
向けてターンさせ、以下収納ホース56内でターンを繰
り返すことにより最終的に収納ホース56の先端でター
ンさせる。そして、収納ホース56の先端から後端に向
けて延びるテープ心線53の先端に装着されたMTコネ
クタ54を、収納ホース56の中央部に配置したコネク
タホルダ60にクランプ保持する。
【0019】コネクタホルダ60は、発泡ポリエチレン
等の高い弾力性を有する材料でロッド状に形成され、収
納ホース56のほぼ軸線に沿って配置され、挿入された
MTコネクタ54をクランプ保持する溝62が側面に多
数形成されている。図2は、収納ホース56の内部に収
納する部品を示す分解斜視図である。図において、コネ
クタホルダ60の長手方向両端部には、コネクタホルダ
60を収納ホース56の軸線上に保持するためのホルダ
支持部材60aが取り付けられている。ホルダ支持部材
60aは、収納ホース56の内径よりやや小さい半径で
湾曲する外周面を有する円板であって、それぞれの中心
軸線を収納ホース56の軸線と一致させて収納ホース5
6内に配置される。コネクタホルダ60は、各ホルダ支
持部材60aの中央部に固定されているので、ホルダ支
持部材60aの外側に収納ホース56を被せるだけでホ
ルダ支持部材60aによって収納ホース56の軸線上に
保持される。牽引方向後方に配置されるホルダ支持部材
60aには、ケーブル本体51の端末から露出させたテ
ンションメンバ61の先端が取り付けられている。ま
た、各ホルダ支持部材60aには、テープ心線53を挿
通するための心線挿通穴60bが軸方向に沿って貫通さ
れている。
等の高い弾力性を有する材料でロッド状に形成され、収
納ホース56のほぼ軸線に沿って配置され、挿入された
MTコネクタ54をクランプ保持する溝62が側面に多
数形成されている。図2は、収納ホース56の内部に収
納する部品を示す分解斜視図である。図において、コネ
クタホルダ60の長手方向両端部には、コネクタホルダ
60を収納ホース56の軸線上に保持するためのホルダ
支持部材60aが取り付けられている。ホルダ支持部材
60aは、収納ホース56の内径よりやや小さい半径で
湾曲する外周面を有する円板であって、それぞれの中心
軸線を収納ホース56の軸線と一致させて収納ホース5
6内に配置される。コネクタホルダ60は、各ホルダ支
持部材60aの中央部に固定されているので、ホルダ支
持部材60aの外側に収納ホース56を被せるだけでホ
ルダ支持部材60aによって収納ホース56の軸線上に
保持される。牽引方向後方に配置されるホルダ支持部材
60aには、ケーブル本体51の端末から露出させたテ
ンションメンバ61の先端が取り付けられている。ま
た、各ホルダ支持部材60aには、テープ心線53を挿
通するための心線挿通穴60bが軸方向に沿って貫通さ
れている。
【0020】図2中符号80は保護ライナーである。保
護ライナー80は、ポリエチレン繊維で織成したシート
であって、筒状に丸めて収納ホース56内に収納され、
収納ホース56内のケーブル本体51から導出したテー
プ心線53が布線される領域全体を外側から覆うように
なっている。収納ホース56に収納した保護ライナー8
0は、平面状に拡がろうとする復元力によって収納ホー
ス56内面に密接した状態を維持する。保護ライナー8
0の表面は滑らかに形成されて摩擦抵抗が小さくなって
いるので、保護ライナー80に当接するテープ心線53
やホルダ支持部材60a等は保護ライナー80に当接し
ても滑動して引っ掛かりを生じることが無い。また、保
護ライナー80は、図示しない固定手段で収納ホース5
6と固定されて、収納ホース56の軸方向への相対的な
ズレや周方向へのねじれが防止されている。保護ライナ
ー80としては、細い繊維を細かいピッチで編み込んで
あるものが望ましい。なお、保護ライナー80を構成す
る合成繊維としては、一定の強度を持ちしかも表面が滑
らかなものであればポリエチレン繊維に限定されず、ナ
イロン繊維等の各種組成からなる合成繊維を適用するこ
とも可能である。
護ライナー80は、ポリエチレン繊維で織成したシート
であって、筒状に丸めて収納ホース56内に収納され、
収納ホース56内のケーブル本体51から導出したテー
プ心線53が布線される領域全体を外側から覆うように
なっている。収納ホース56に収納した保護ライナー8
0は、平面状に拡がろうとする復元力によって収納ホー
ス56内面に密接した状態を維持する。保護ライナー8
0の表面は滑らかに形成されて摩擦抵抗が小さくなって
いるので、保護ライナー80に当接するテープ心線53
やホルダ支持部材60a等は保護ライナー80に当接し
ても滑動して引っ掛かりを生じることが無い。また、保
護ライナー80は、図示しない固定手段で収納ホース5
6と固定されて、収納ホース56の軸方向への相対的な
ズレや周方向へのねじれが防止されている。保護ライナ
ー80としては、細い繊維を細かいピッチで編み込んで
あるものが望ましい。なお、保護ライナー80を構成す
る合成繊維としては、一定の強度を持ちしかも表面が滑
らかなものであればポリエチレン繊維に限定されず、ナ
イロン繊維等の各種組成からなる合成繊維を適用するこ
とも可能である。
【0021】図2中符号81はケーブルクランプを示
す。ケーブルクランプ81は、ケーブル本体51のシー
スの外側に装着された半割り円筒状の部材であり、収納
部50aを解体してケーブル本体51をクロージャに挿
通した時に該クロージャ内の固定金具で固定されること
により、ケーブル本体51の端末をクロージャの目的位
置に固定するものである。ケーブルクランプ81は、ケ
ーブル本体51の径とクロージャの固定金具の寸法に対
応した形状に形成され、クロージャの固定金具で固定す
るだけで、ケーブル本体51の端末がクロージャに固定
されるようになっている。また、ケーブルクランプ81
は収納部50aの解体時に解体されずにケーブル本体5
1の端末に装着したままケーブル本体51の端末ととも
にクロージャ内に挿入、固定されるようになっている。
す。ケーブルクランプ81は、ケーブル本体51のシー
スの外側に装着された半割り円筒状の部材であり、収納
部50aを解体してケーブル本体51をクロージャに挿
通した時に該クロージャ内の固定金具で固定されること
により、ケーブル本体51の端末をクロージャの目的位
置に固定するものである。ケーブルクランプ81は、ケ
ーブル本体51の径とクロージャの固定金具の寸法に対
応した形状に形成され、クロージャの固定金具で固定す
るだけで、ケーブル本体51の端末がクロージャに固定
されるようになっている。また、ケーブルクランプ81
は収納部50aの解体時に解体されずにケーブル本体5
1の端末に装着したままケーブル本体51の端末ととも
にクロージャ内に挿入、固定されるようになっている。
【0022】図1に示すように、収納ホース56の側部
には、メッセンジャワイヤ52が並行して取り付けられ
ている。メッセンジャワイヤ52はタイラップ63によ
って収納ホース56と固定され、収納ホース56と一体
的に湾曲するようになっている。メッセンジャワイヤ5
2の先端は先端キャップ57の後述する頂部64にほぼ
揃えられ、先端キャップ57より牽引方向前方に突設さ
れたプーリングアイ65を介して牽引されるようになっ
ている。なお、メッセンジャワイヤ52は、先端キャッ
プ57やエンドキャップ58ともタイラップ63で固定
されている。ここで、タイラップ63は、メッセンジャ
ワイヤ52と収納部50aとを固定する固定手段として
機能する。
には、メッセンジャワイヤ52が並行して取り付けられ
ている。メッセンジャワイヤ52はタイラップ63によ
って収納ホース56と固定され、収納ホース56と一体
的に湾曲するようになっている。メッセンジャワイヤ5
2の先端は先端キャップ57の後述する頂部64にほぼ
揃えられ、先端キャップ57より牽引方向前方に突設さ
れたプーリングアイ65を介して牽引されるようになっ
ている。なお、メッセンジャワイヤ52は、先端キャッ
プ57やエンドキャップ58ともタイラップ63で固定
されている。ここで、タイラップ63は、メッセンジャ
ワイヤ52と収納部50aとを固定する固定手段として
機能する。
【0023】先端キャップ57は、プラスチック等の弾
力性を有する材料からなり、図1および図3に示すよう
に、牽引方向先端に向けられた頂部64を通る軸線がメ
ッセンジャワイヤ52と近接される稜線66を形成し、
頂部64から離間するにしたがって前記稜線66からの
突出量が増大する概略円錐状のテーパ部67を主体とし
て構成されている。稜線66は、収納ホース56の軸線
と平行に配置される。先端キャップ57の稜線66の近
傍には、メッセンジャワイヤ52を両側から挟み込む支
持線ガイドレール68が突設されている。先端キャップ
57の中央部外面には、タイラップ63が係合される係
合溝69が先端キャップ57の周方向に延在されてい
る。先端キャップ57の後端は、収納ホース56の牽引
方向先端と嵌合して固定され、さらに防水テープ(図示
せず)を外側に巻装することによって、水密性が維持さ
れるようになっている。
力性を有する材料からなり、図1および図3に示すよう
に、牽引方向先端に向けられた頂部64を通る軸線がメ
ッセンジャワイヤ52と近接される稜線66を形成し、
頂部64から離間するにしたがって前記稜線66からの
突出量が増大する概略円錐状のテーパ部67を主体とし
て構成されている。稜線66は、収納ホース56の軸線
と平行に配置される。先端キャップ57の稜線66の近
傍には、メッセンジャワイヤ52を両側から挟み込む支
持線ガイドレール68が突設されている。先端キャップ
57の中央部外面には、タイラップ63が係合される係
合溝69が先端キャップ57の周方向に延在されてい
る。先端キャップ57の後端は、収納ホース56の牽引
方向先端と嵌合して固定され、さらに防水テープ(図示
せず)を外側に巻装することによって、水密性が維持さ
れるようになっている。
【0024】エンドキャップ58は、図1および図4に
示すように、プラスチック等の弾力性を有する材料から
なり、牽引方向後方に向けられる頂部76から離間する
にしたがって該頂部76を通りメッセンジャワイヤ52
と近接される稜線74からの突出量が増大する概略円錐
台状に形成され、断面方向中央部にケーブル本体51が
挿通されるケーブル挿通穴71が前記稜線74と平行な
軸線を以て貫通されている。エンドキャップ58は、稜
線74が収納ホース56の軸線と平行になるようにして
配置されている。エンドキャップ58の一側部には、ケ
ーブル挿通穴71にケーブル本体51を挿入するための
スリット72が形成されている。そしてエンドキャップ
58は、タイラップ63でメッセンジャワイヤ52と固
定された時に、ケーブル挿通穴71に挿入されたケーブ
ル本体51と密接して、ケーブル挿通穴71を水密に封
止するようになっている。
示すように、プラスチック等の弾力性を有する材料から
なり、牽引方向後方に向けられる頂部76から離間する
にしたがって該頂部76を通りメッセンジャワイヤ52
と近接される稜線74からの突出量が増大する概略円錐
台状に形成され、断面方向中央部にケーブル本体51が
挿通されるケーブル挿通穴71が前記稜線74と平行な
軸線を以て貫通されている。エンドキャップ58は、稜
線74が収納ホース56の軸線と平行になるようにして
配置されている。エンドキャップ58の一側部には、ケ
ーブル挿通穴71にケーブル本体51を挿入するための
スリット72が形成されている。そしてエンドキャップ
58は、タイラップ63でメッセンジャワイヤ52と固
定された時に、ケーブル挿通穴71に挿入されたケーブ
ル本体51と密接して、ケーブル挿通穴71を水密に封
止するようになっている。
【0025】エンドキャップ58の中央部外面には、タ
イラップ63と係合する係合溝73がその周方向に沿っ
て延在されている。また、エンドキャップ58の一側部
の稜線74の近傍には、メッセンジャワイヤ52をその
両側部から挟み込む支持線ガイドレール75が突設され
ている。エンドキャップ58の牽引方向先端は、収納ホ
ース56の牽引方向先端と嵌合して固定され、さらに防
水テープ(図示せず)を外側に巻装することによって、
水密性が維持されるようになっている。
イラップ63と係合する係合溝73がその周方向に沿っ
て延在されている。また、エンドキャップ58の一側部
の稜線74の近傍には、メッセンジャワイヤ52をその
両側部から挟み込む支持線ガイドレール75が突設され
ている。エンドキャップ58の牽引方向先端は、収納ホ
ース56の牽引方向先端と嵌合して固定され、さらに防
水テープ(図示せず)を外側に巻装することによって、
水密性が維持されるようになっている。
【0026】以下、本実施例の作用および効果を説明す
る。前記コネクタ付き光ファイバケーブル50は、先端
キャップ57の頂部64がメッセンジャワイヤ52とほ
ぼ接する位置にあるので、例えば図8記載の金車15の
通過時に収納部50aが滑らかに金車15内に導かれ、
金車15を構成する部材と引っ掛かること無く金車15
を通過することができる。また、金車15の通過時には
収納ホース56に加えて先端キャップ57およびエンド
キャップ58も変形するので、収納部50aが比較的小
さい半径で湾曲する場合であっても牽引抵抗をほとんど
増大させることなく効率良く通過させることができる。
金車15の通過後には、先端キャップ57およびエンド
キャップ58がともに自身の弾力性で元の形状に復元す
る。
る。前記コネクタ付き光ファイバケーブル50は、先端
キャップ57の頂部64がメッセンジャワイヤ52とほ
ぼ接する位置にあるので、例えば図8記載の金車15の
通過時に収納部50aが滑らかに金車15内に導かれ、
金車15を構成する部材と引っ掛かること無く金車15
を通過することができる。また、金車15の通過時には
収納ホース56に加えて先端キャップ57およびエンド
キャップ58も変形するので、収納部50aが比較的小
さい半径で湾曲する場合であっても牽引抵抗をほとんど
増大させることなく効率良く通過させることができる。
金車15の通過後には、先端キャップ57およびエンド
キャップ58がともに自身の弾力性で元の形状に復元す
る。
【0027】収納ホース56が湾曲した時には、変位し
たホルダ支持部材60aの間でコネクタホルダ60が保
持されるので、収納ホース56の中心軸線からずれる方
向へのコネクタホルダ60の変位は微小に抑えられる。
したがって、コネクタホルダ60は、常時収納ホース5
6の軸線に沿って保持される。
たホルダ支持部材60aの間でコネクタホルダ60が保
持されるので、収納ホース56の中心軸線からずれる方
向へのコネクタホルダ60の変位は微小に抑えられる。
したがって、コネクタホルダ60は、常時収納ホース5
6の軸線に沿って保持される。
【0028】また、収納ホース56の湾曲に伴って収納
部50a内に収納したテープ心線53やホルダ支持部材
60aは、保護ライナー80の内面と滑動しつつ当接位
置を変動するので、収納ホース56と相対変位しても適
切な収納位置に滑らかに移動し、引っ掛かり等による影
響が作用しない。その結果、コネクタ付き光ファイバケ
ーブル50の牽引布設中に収納部50aに収納したテー
プ心線53が保護されて、光伝送特性が安定に維持され
る。また、保護ライナー80によって収納ホース56と
収納部50a内の部品との摩擦が減少するので、湾曲布
設時には収納ホース56が速やかに湾曲し、収納部50
aが金車15等の湾曲布設部分を通過する時の牽引抵抗
の増大を抑えることができる。
部50a内に収納したテープ心線53やホルダ支持部材
60aは、保護ライナー80の内面と滑動しつつ当接位
置を変動するので、収納ホース56と相対変位しても適
切な収納位置に滑らかに移動し、引っ掛かり等による影
響が作用しない。その結果、コネクタ付き光ファイバケ
ーブル50の牽引布設中に収納部50aに収納したテー
プ心線53が保護されて、光伝送特性が安定に維持され
る。また、保護ライナー80によって収納ホース56と
収納部50a内の部品との摩擦が減少するので、湾曲布
設時には収納ホース56が速やかに湾曲し、収納部50
aが金車15等の湾曲布設部分を通過する時の牽引抵抗
の増大を抑えることができる。
【0029】コネクタ付き光ファイバケーブル50の牽
引布設が完了したら収納部50aを解体するが、この
時、収納ホース56を引き抜くだけで保護ライナー80
も収納ホース56と一体的に引き抜かれるので、解体作
業の能率が向上する。また、コネクタ付き光ファイバケ
ーブル50の組み立て時には、収納ホース56をコネク
タホルダ60に被せるようにして装着するだけで、保護
ライナー80が収納ホース56と一体的に装着されるの
で、組み立ての途中でテープ心線53に折れ曲がり等を
生じることなく目的位置に配置することができ、組み立
て作業の能率が向上する。前記の結果、布設したコネク
タ付き光ファイバケーブル50の張り替えなどの際に収
納ホース56を再度現場で取り付ける作業も簡便かつ確
実に行うことができる。
引布設が完了したら収納部50aを解体するが、この
時、収納ホース56を引き抜くだけで保護ライナー80
も収納ホース56と一体的に引き抜かれるので、解体作
業の能率が向上する。また、コネクタ付き光ファイバケ
ーブル50の組み立て時には、収納ホース56をコネク
タホルダ60に被せるようにして装着するだけで、保護
ライナー80が収納ホース56と一体的に装着されるの
で、組み立ての途中でテープ心線53に折れ曲がり等を
生じることなく目的位置に配置することができ、組み立
て作業の能率が向上する。前記の結果、布設したコネク
タ付き光ファイバケーブル50の張り替えなどの際に収
納ホース56を再度現場で取り付ける作業も簡便かつ確
実に行うことができる。
【0030】以下、本発明の第2実施例を図5を参照し
て説明する。図5は、架地布設されるコネクタ付き光フ
ァイバケーブル100を示す概略構成図である。図中符
号101はケーブル本体、102はエンドキャップ、1
03は収納ホース、104は把持金具、105は連結金
具、106は連結棒、107は先端キャップ、108は
プーリングアイである。収納ホース103は、PVC.
等によって形成された弾性変形可能な円筒体であって、
ケーブル本体101の端末に該ケーブル本体101と同
軸状に取り付けられている。収納ホース103の内部に
は、ケーブル本体101の端末から突出するテンション
メンバ109と連結金具105を介して連結された連結
棒106が挿通されている。該連結棒106は、収納ホ
ース103の先端方向(図5右側)の端部を閉塞する先
端キャップ107の近傍で、該先端キャップ107の外
側に突設されたプーリングアイ108と連結され、プー
リングアイ108に作用する牽引力をテンションメンバ
109に伝達するようになっている。
て説明する。図5は、架地布設されるコネクタ付き光フ
ァイバケーブル100を示す概略構成図である。図中符
号101はケーブル本体、102はエンドキャップ、1
03は収納ホース、104は把持金具、105は連結金
具、106は連結棒、107は先端キャップ、108は
プーリングアイである。収納ホース103は、PVC.
等によって形成された弾性変形可能な円筒体であって、
ケーブル本体101の端末に該ケーブル本体101と同
軸状に取り付けられている。収納ホース103の内部に
は、ケーブル本体101の端末から突出するテンション
メンバ109と連結金具105を介して連結された連結
棒106が挿通されている。該連結棒106は、収納ホ
ース103の先端方向(図5右側)の端部を閉塞する先
端キャップ107の近傍で、該先端キャップ107の外
側に突設されたプーリングアイ108と連結され、プー
リングアイ108に作用する牽引力をテンションメンバ
109に伝達するようになっている。
【0031】収納ホース103の内部には、ケーブル本
体101の端末から導出された複数本のテープ心線11
0が収納されている。各テープ心線110の先端は光コ
ネクタ111で成端されている。該テープ心線110
は、連結棒106を回避するようにして収納ホース10
3の軸線方向に沿って配線され、光コネクタ111が収
納ホース103の軸線方向複数箇所に設置したコネクタ
ホルダ112にクランプ保持されている。収納ホース1
03内に収納されたテープ心線110は、収納ホース1
03の軸線方向複数箇所に配置されたファイバ押さえ1
13によって支持され、連結棒106および収納ホース
103のいずれにも接触しない位置に配線されている。
ファイバ押さえ113は、収納ホース103より僅かに
小さい外面形状を有する部材であって、常に収納ホース
103内のほぼ定位置に位置し、収納ホース103が湾
曲した場合であっても連結棒106を収納ホース103
の軸線上に位置させるとともに、テープ心線110が連
結棒106や収納ホース103と接触することを防止す
る。
体101の端末から導出された複数本のテープ心線11
0が収納されている。各テープ心線110の先端は光コ
ネクタ111で成端されている。該テープ心線110
は、連結棒106を回避するようにして収納ホース10
3の軸線方向に沿って配線され、光コネクタ111が収
納ホース103の軸線方向複数箇所に設置したコネクタ
ホルダ112にクランプ保持されている。収納ホース1
03内に収納されたテープ心線110は、収納ホース1
03の軸線方向複数箇所に配置されたファイバ押さえ1
13によって支持され、連結棒106および収納ホース
103のいずれにも接触しない位置に配線されている。
ファイバ押さえ113は、収納ホース103より僅かに
小さい外面形状を有する部材であって、常に収納ホース
103内のほぼ定位置に位置し、収納ホース103が湾
曲した場合であっても連結棒106を収納ホース103
の軸線上に位置させるとともに、テープ心線110が連
結棒106や収納ホース103と接触することを防止す
る。
【0032】収納ホース103内に収納したテープ心線
110およびコネクタホルダ112は、収納ホース10
3の内面側に円筒状に配置された保護ライナー114の
内側にすべて収納され、収納ホース103と直接接触す
ることが防止されている。保護ライナー114は、ポリ
エチレン繊維で織成したシートであって、筒状に丸めて
収納ホース103内に挿入することにより自身の弾性で
拡がって収納ホース103内面全体に密接し、テープ心
線110およびコネクタホルダ112をその外側から覆
うようになっている。
110およびコネクタホルダ112は、収納ホース10
3の内面側に円筒状に配置された保護ライナー114の
内側にすべて収納され、収納ホース103と直接接触す
ることが防止されている。保護ライナー114は、ポリ
エチレン繊維で織成したシートであって、筒状に丸めて
収納ホース103内に挿入することにより自身の弾性で
拡がって収納ホース103内面全体に密接し、テープ心
線110およびコネクタホルダ112をその外側から覆
うようになっている。
【0033】本実施例のコネクタ付き光ファイバケーブ
ル100によれば、保護ライナー114が挿入された収
納ホース103をケーブル本体101の端末に装着する
だけでテープ心線110およびコネクタホルダ112を
保護することができるので、従来の不織布を用いた保護
に比べて、極めて容易に組み立てることができ、しか
も、収納ホース103の内面に密接しているので収納ホ
ース103に特別な収納スペースを確保する必要が無
く、嵩張らずにコンパクトに収納することができ、組み
立て解体も容易である。
ル100によれば、保護ライナー114が挿入された収
納ホース103をケーブル本体101の端末に装着する
だけでテープ心線110およびコネクタホルダ112を
保護することができるので、従来の不織布を用いた保護
に比べて、極めて容易に組み立てることができ、しか
も、収納ホース103の内面に密接しているので収納ホ
ース103に特別な収納スペースを確保する必要が無
く、嵩張らずにコンパクトに収納することができ、組み
立て解体も容易である。
【0034】なお、各実施例における保護ライナー8
0、114は、収納ホース56、103内面に密接させ
ないで収納することも可能である。こうすることによ
り、保護ライナー80、114が収納ホース56、10
3の変形に対して相対変位して、テープ心線や光コネク
タ等との当接位置の変動を少なくすることができるの
で、牽引布設中のテープ心線や光コネクタの光伝送特性
を一層安定に維持することができる。
0、114は、収納ホース56、103内面に密接させ
ないで収納することも可能である。こうすることによ
り、保護ライナー80、114が収納ホース56、10
3の変形に対して相対変位して、テープ心線や光コネク
タ等との当接位置の変動を少なくすることができるの
で、牽引布設中のテープ心線や光コネクタの光伝送特性
を一層安定に維持することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のコ
ネクタ付き光ファイバケーブルによれば、収納部の収納
ホース内に収納した光ファイバおよび光コネクタを保護
ライナーの内側に収納したことにより、これら光ファイ
バや光コネクタが収納ホース内面に直接接することを防
止して湾曲した布設経路に収納部を通過させた時などに
収納ホースの変形の影響等を受けることを回避するの
で、牽引布設後の光ファイバや光コネクタ等の光部品の
信頼性を向上することができるといった優れた効果を奏
する。
ネクタ付き光ファイバケーブルによれば、収納部の収納
ホース内に収納した光ファイバおよび光コネクタを保護
ライナーの内側に収納したことにより、これら光ファイ
バや光コネクタが収納ホース内面に直接接することを防
止して湾曲した布設経路に収納部を通過させた時などに
収納ホースの変形の影響等を受けることを回避するの
で、牽引布設後の光ファイバや光コネクタ等の光部品の
信頼性を向上することができるといった優れた効果を奏
する。
【0036】請求項1記載のコネクタ付き光ファイバケ
ーブルによれば、収納部の収納ホース内に収納した光フ
ァイバおよび光コネクタを摩擦抵抗が小さい保護ライナ
ーの内側に収納したことにより、これら光ファイバや光
コネクタが収納ホース内面に直接接することを防止する
とともに、湾曲布設時に収納ホースが湾曲しても保護ラ
イナーに当接した光ファイバや光コネクタが保護ライナ
ー表面上を滑動して保護ライナーに引っ掛かることなく
移動するので、これら光ファイバや光コネクタを光伝送
特性を変動させることなく安定に収納することができ、
牽引布設後の光ファイバや光コネクタ等の光部品の信頼
性が向上するといった優れた効果を奏する。
ーブルによれば、収納部の収納ホース内に収納した光フ
ァイバおよび光コネクタを摩擦抵抗が小さい保護ライナ
ーの内側に収納したことにより、これら光ファイバや光
コネクタが収納ホース内面に直接接することを防止する
とともに、湾曲布設時に収納ホースが湾曲しても保護ラ
イナーに当接した光ファイバや光コネクタが保護ライナ
ー表面上を滑動して保護ライナーに引っ掛かることなく
移動するので、これら光ファイバや光コネクタを光伝送
特性を変動させることなく安定に収納することができ、
牽引布設後の光ファイバや光コネクタ等の光部品の信頼
性が向上するといった優れた効果を奏する。
【図1】 本発明のコネクタ付き光ファイバケーブルの
第1実施例を示す概略構成図である。
第1実施例を示す概略構成図である。
【図2】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルの収
納部を示す分解斜視図である。
納部を示す分解斜視図である。
【図3】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルに使
用される先端キャップを示す斜視図である。
用される先端キャップを示す斜視図である。
【図4】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルに使
用されるエンドキャップを示す斜視図である。
用されるエンドキャップを示す斜視図である。
【図5】 本発明のコネクタ付き光ファイバケーブルの
第2実施例を示す概略構成図である。
第2実施例を示す概略構成図である。
【図6】 光通信網の一例を示す全体図である。
【図7】 光ファイバケーブルの架空布設作業を示す全
体図である。
体図である。
【図8】 光ファイバケーブル布設時に用いられる金車
の一例を示す正面図である。
の一例を示す正面図である。
【図9】 従来のコネクタ付き光ファイバケーブルを示
す正断面図である。
す正断面図である。
50…コネクタ付き光ファイバケーブル、50a…収納
部、53…光ファイバ(テープ心線)、54…光コネク
タ(MTコネクタ)、55…余長、56…収納ホース、
80…保護ライナー、100…コネクタ付き光ファイバ
ケーブル、101…ケーブル本体、103…収納ホー
ス、110…テープ心線、111…光コネクタ、114
…保護ライナー。
部、53…光ファイバ(テープ心線)、54…光コネク
タ(MTコネクタ)、55…余長、56…収納ホース、
80…保護ライナー、100…コネクタ付き光ファイバ
ケーブル、101…ケーブル本体、103…収納ホー
ス、110…テープ心線、111…光コネクタ、114
…保護ライナー。
Claims (2)
- 【請求項1】 端末から導出した光ファイバ(53、1
10)が光コネクタ(54、111)で成端されてなる
コネクタ付き光ファイバケーブル(50、100)であ
って、 光ファイバケーブル本体(51、101)と、 光ファイバケーブル本体の端末から導出された光ファイ
バを成端する光コネクタおよび光ファイバの余長(5
5)を収納する収納部(50a)とを具備し、 前記収納部が、筒状の弾性体からなる収納ホース(5
6、103)と、該収納ホースの内側に配置されて収納
ホース内面に光ファイバや光コネクタが接触することを
防止する保護ライナー(80、114)とを備えてなる
ことを特徴とするコネクタ付き光ファイバケーブル。 - 【請求項2】 前記保護ライナーが合成繊維で織成され
たシートであることを特徴とする請求項1記載のコネク
タ付き光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8074891A JPH09265031A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8074891A JPH09265031A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09265031A true JPH09265031A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13560462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8074891A Pending JPH09265031A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09265031A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016085425A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | 中国電力株式会社 | 光ケーブル用保護具及びその装着方法 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP8074891A patent/JPH09265031A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016085425A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | 中国電力株式会社 | 光ケーブル用保護具及びその装着方法 |
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