JPH09265306A - プロセス制御装置および不動作制御回路の検出方法 - Google Patents

プロセス制御装置および不動作制御回路の検出方法

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JPH09265306A
JPH09265306A JP7645996A JP7645996A JPH09265306A JP H09265306 A JPH09265306 A JP H09265306A JP 7645996 A JP7645996 A JP 7645996A JP 7645996 A JP7645996 A JP 7645996A JP H09265306 A JPH09265306 A JP H09265306A
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control
control circuit
input data
data
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JP7645996A
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Hisanori Abe
寿典 安部
Tetsuo Sato
哲夫 佐藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一度も動作しない制御回路の情報を提供し、プ
ラント操業の安全確保に資する。 【解決手段】プロセス制御装置は、プラント5との間で
データを入出力するPI/O4と、入力データに従った
制御プログラムの演算結果を出力データとして出力する
プログラマブルコントローラ(PC)1と、画面上に入
力データや演算結果を表示する表示手段2を持つ。コン
パイラ11は、ラダー図上の分岐点/合流点で区分され
る各制御回路に記憶処理100を追加した制御プログラ
ムを、ププロセス制御部12に実装する。制御プログラ
ムにおける各制御回路の実行の度に、記憶処理100は
演算結果の今回値と前回値を比較し、変化している場合
は変化回数を累積して、テーブル101に記憶する。検
索処理102はテーブル101を検索し、変化回数が0
ないし閾値以下となる不動作の制御回路を検出して、表
示手段2に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセス制御装置に
関し、特に不動作制御回路の検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセス制御装置は、化学、FA、電
力、原子力、鉄道、上下水等、広範なプラントの制御・
監視に適用されている。一般に、プロセス制御プログラ
ムは、プラントの制御回路の組合せを表したラダー図や
論理回路図を画面上で作成し、コンパイラで変換して実
装している。これにより、プログラムの作成を容易にす
るとともに、プログラムの実行結果を画面上のラダー図
や論理回路図に反映して、プラントの運転・監視を支援
している。
【0003】図10に、従来のプロセス制御装置の構成
図を示す。表示装置2を備えたプログラマブルコントロ
ーラ(以下、PCと略称)1は、プロセス信号入出力手
段(以下、PI/Oと略称)4とLANなどの通信手段
3を介して、プラント5からプロセス信号をサンプリン
グ周期で取り込み、制御演算の結果による制御信号を出
力してプラント5を制御する。また、プロセスデータや
制御演算結果を、画面のラダー図の制御点などに反映
し、監視可能に表示する。プロセス制御部12が持つプ
ロセス制御プログラムは、画面表示のラダー図からコン
パイラ11を介して変換され、図示していない主メモリ
に格納される。
【0004】さらに、プロセス制御装置では、プロセス
信号の変化を前回値と比較したり、時系列に解析したり
して、プロセスの異常を常時監視している。そして、異
常時にはアラームを発生し、安全確保のためフェールセ
ーフやフェールソフト回路、あるいは緊急停止回路など
を起動して、事故の発生や拡大を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プラントの制御回路
は、頻繁に動作する正常処理の制御回路と、殆ど動作し
ない異常処理の制御回路からなる。異常処理の制御回路
は、プラントが正常動作している期間は不動作となるの
で、いざ異常状態で動作させようとすると正常に動作せ
ず、重大事故につながることがある。そこで、プラント
の定検時には、保守機器の動作テストを含む丹念な点検
が実施されている。
【0006】このような状況から、プラントの保守点検
には熟練作業員が必須で、且つ、作業時間はますます増
大する傾向に有る。しかし、大規模プラントの場合、全
ての機器を解体したりして、細大漏らさず点検すること
は事実上不可能である。また、リレー接点等の接触不良
や部品の錆び付きなどは、徐々に進行しある日突然に不
動作を引き起こすことが多く、定検時のテストで正常で
も間もなく不動作に陥ることがあり、保守点検上の隘路
の一つとなっている。
【0007】本発明の目的は、従来技術の問題点に鑑
み、プラントの制御回路の動作状況をオンライン監視
し、不動作ないし極端に動作回数の少ない制御回路の情
報を提供する不動作回路検出方法及びプロセス制御装置
を提供することにある。この不動作回路情報により、対
象制御回路または要素の保守点検や部品交換周期を短縮
するなどして、プラントの安全操業を確保することがで
きる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プラントの
間で入出力するPI/Oと、入力データに従った制御プ
ログラムの演算結果を出力データとして出力するPC
と、画面上に入力データや演算結果を表示する表示手段
を備えるプロセス制御装置において、前記制御プログラ
ム上で所定区分される各制御回路の実行の度に、演算結
果の今回値が前回値から変化している場合は変化回数を
累積し、前記変化回数が0ないし閾値以下となる不動作
の制御回路を検出することにより達成される。
【0009】あるいは、前記制御プログラム上で所定区
分される各制御回路と前記入力データの各々及び前記出
力データの各々との対応関係を初期設定しておき、前記
制御プログラムの実行の度に、前記入力データまたは前
記出力データの今回値が前回値から変化している場合は
変化回数を累積し、前記変化回数が0ないし閾値以下と
なる入力データまたは出力データと対応する不動作の制
御回路を検出することにより達成される。ここで、前記
PI/Oを介して入出力する全入力データ及び全出力デ
ータの内、予め指定した複数の入力データ/出力データ
についてのみ、前記変化回数を累積するようにしてもよ
い。
【0010】なお、前記今回値の変化は、前回値と今回
値の差分の絶対値が所定値以上のときに変化有りと判定
し、前記入力データまたは前記出力データがデジタル信
号のみならずアナログ信号の場合にも判定可能としてい
る。
【0011】また、前記制御プログラムは、ラダー図か
らのコンパイルにより実装され、前記制御回路の所定区
分は、ラダー図上の分岐点または合流点を境にして区切
ることを特徴とする。
【0012】本発明の方法を適用可能にするプロセス制
御装置は、前記制御プログラムのコンパイル時に、該プ
ログラム上で区分した各制御回路の直後に、その制御回
路における演算結果の今回値と前回値を比較し、変化し
ている場合に変化回数を累積する記憶処理を追加するコ
ンパイラと、前記制御プログラム実行の度に、各制御回
路の変化回数を累積して記憶するデータテーブルと、前
記制御プログラムの実行後に、前記データテーブルを検
索して、前記変化回数が0ないし閾値以下となる不動作
の制御回路を検出して表示する表示制御手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0013】あるいは、前記制御プログラムのコンパイ
ル時に、該プログラム上で区分した制御回路の各々と前
記入力データまたは前記出力データの対応付けを行なう
レファレンス処理を追加するコンパイラと、前記制御プ
ログラムを有し、該プログラムの初期処理で前記レファ
レンス処理を実行し、その後の該プログラムによる制御
演算の実行の度に、前記入力データまたは前記出力デー
タの今回値と前回値を比較し、変化している場合に変化
回数を累積する記憶処理を併せ実行するプロセス制御手
段と、前記入力データまたは前記出力データ毎に、前記
記憶処理による変化回数と前記レファレンス処理による
対応制御回路を記憶するデータテーブルと、 前記制御
プログラムの実行後に、前記データテーブルを検索し
て、前記変化回数が0ないし閾値以下となる不動作の制
御回路を検出して表示する表示制御手段を設けたことを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0015】〔実施の形態1〕図1は、本実施形態によ
るプロセス制御装置の構成図である。表示装置2を備え
たPC1は、LANなどの通信手段3やPI/O4を介
して、プラント5の監視と制御を行なう。プラント5は
図示していない複数の計測手段や制御手段を備え、PC
1との間で、プロセス信号や制御信号をやりとりする。
これらのプロセス信号や制御信号には、温度、圧力など
の計測値あるいはモータ回転数やバルブ開度制御などの
アナログ信号6と、ポンプの運転/停止、故障接点等の
ON/OFFなどのディジタル信号7がある。
【0016】PC1のプロセス信号入出力制御部15
は、入出力プログラムを有し、PI/O4を介して、プ
ロセス信号を入力データテーブル13にサンプリング周
期で取り込む。また、出力データテーブル14の制御信
号をサンプリング周期で出力し、プラント5を制御す
る。プロセス制御手段12は、プロセス制御プログラム
を有し、入力データテーブル13のプロセス信号を読み
出しながら制御演算を実行し、演算結果による制御信号
を出力データテーブル14に書き込む。また、プロセス
信号や演算結果を表示制御手段10を介して表示装置2
の画面上に直接、あるいはラダー図上に反映して、監視
可能に表示する。なお、プロセス制御プログラムは、画
面表示のラダー図からコンパイラ11を介して変換さ
れ、図示していない主メモリに格納される。
【0017】図2に、プロセス制御プログラムに対応し
たラダー図の一例を示す。ラダー図は論理積(AN
D)、論理和(OR)、否定(NOT)などの組み合わ
せを、マトリックス状の接点入力と接点出力により視覚
的に表現できる。同図(a)の例は、接点入力DI00
0がONで接点入力DI001がOFFならば、また
は、接点入力DI002がONで接点入力DI003が
ONならば、接点出力DO000がONとなるプログラ
ムを示している。
【0018】例えば、入力接点20と入力接点21の論
理積がプラントの正常処理の制御回路の一つで、入力接
点22が異常処理の制御回路の一つに対応される。ま
た、出力接点24がバルブ等の機器の制御点に対応され
る。このように、ラダー図上の制御回路は、実プラント
の制御回路ないし回路要素(以下では、単に制御回路と
呼ぶ)と対応関係がある。しかし、ラダー図上の制御回
路にはソフトウエアの内部処理も含まれており、以下で
は混同を避けるために、ラダー図上のものは単に、回路
または単位回路と呼ぶことにする。
【0019】コンパイラ11は、このラダー図からプロ
セス制御プログラムを生成する。具体的には、ラダー回
路中の分岐点または合流点と、最終出力点の前(出力接
点24の直前)で回路を区切り、回路1〜回路3に区分
する。次に、各回路の入力条件のANDを演算し、一
旦、ワークテーブルWK1〜WK3に記憶する。この結
果、ワークテーブルWK1には、入力接点20の入力と
入力接点21の否定入力の論理積の状態が保存され、ワ
ークテーブルWK2には入力接点22の入力状態が保存
され、ワークテーブルWK3には入力接点23の入力状
態が保存される。
【0020】同図(b)に、(a)のラダー図を回路単
位に表現した等価回路を示す。すなわち、同図(a)の
接点出力DO000は、ワークテーブルWK1とワーク
テーブルWK2の論理和ORしたものと、ワークテーブ
ルWK3の論理積ANDしたものとなる。なお、この等
価回路はラダー図のマクロ化による論理回路図とも言え
る。
【0021】本実施形態で、従来(図10)と異なる特
徴は、(1)コンパイラ11による変換の際に、プロセ
ス制御プログラムに記憶処理100を追加し、(2)こ
の記憶処理100の実行により各回路の動作回数を検索
データテーブル101にセットし、(3)表示制御部1
0に追加した検索処理102により、各回路の動作回数
を画面表示する点にある。
【0022】図3に、プロセス制御プログラムを示す。
本プログラムは、図2のラダー図から区分して回路1、
2、3に変換する際に、コンパイラ11が記憶処理10
0を含めて自動生成する。ここで、記憶処理される単位
回路は、ラダー図で合流点または分岐点を境にして、1
ブロックとして切り分ける。
【0023】すなわち、図2のプログラムの場合、ワー
クテーブルWK1に接点入力DI000と接点入力DI
001の否定(NOT)との論理積ANDの状態を保存
し、続いてWK1の記憶処理100を行う。次に、ワー
クテーブルWK2に接点入力DI002の状態を保存
し、WK2の記憶処理100を行う。さらに、ワークテ
ーブルWK3に接点入力DI003の状態を保存し、W
K3の記憶処理100を行う。
【0024】記憶処理100を含むこのプロセス制御プ
ログラムが実行されると、回路状態が変更される度に、
記憶処理100によって回路毎の動作変化回数を累積
し、検索テーブル101にセットする。表示制御部10
の検索処理102は、検索データテーブル101を検索
し、動作変化回数が0ないし所定値以下の回路を選択し
て、回路番号と回数を表示する。
【0025】図4に、記憶処理のフローチャートを示
す。記憶処理100はプロセス制御プログラムのサブル
ーチンで、プロセス制御プログラムの実行による回路動
作の結果(今回値)と回路番号を引数として取り込む
(S10)。一方、前回値は、前回の実行時に検索デー
タテーブル101に保存している。
【0026】次に、回路毎に、今回値が前回値から変化
したかを判定する(ステップS11)。変化の判定は、
ディジタル信号とアナログ信号の双方に対応しており、
ディジタル信号の場合は、|前回値−今回値|=0で変
化無し、アナログ信号の場合は、|前回値−今回値|>
χ(回路毎の所定値)で計算し、所定値χより小さかっ
たら変化無しとする。
【0027】ステップS11で変化有りならば、どの回
路番号の回路が実行されたかの記憶を行い(S12)、
そのカウンタを「+1」し(S13)、検索データテー
ブル101のカウンタエリアに記憶する(S14)。そ
して、今回値を検索データテーブル101の前回値エリ
アに記憶する(S15)。一方、ステップS11で変化
無しならば、今回値を記憶して(S15)終了する。
【0028】図5に、検索処理のフローチャートを示
す。検索処理102はプロセス制御プログラムの処理後
に実行され、少ない変化回数の回路を検索するために、
変化回数しきい値nを任意に指定される(S20)。し
きい値nは予め設定するようにしてもよい。あるいは、
時間の経過とともにしきい値nを変更したり、回路によ
って重み付けすることもできる。
【0029】次いで、検索データテーブル101の回路
番号順に、変化回数しきい値nとカウント数を比較する
て(S21)。カウント数がしきい値nより少ない場合
は、該当する回路の回路番号と回数を表示する(S2
2)。このとき、ラダー図上に対応付け、デフォルト表
示などを行なうようにしてもよい。一方、カウント数が
しきい値nより多い場合は、そのまま終了する。
【0030】図6は、別のラダー図による制御プログラ
ムを示す。図示例は、図2に比べより複雑な制御となる
が、ラダー図の分岐点/合流点で回路を区切り、回路1
〜9に区分している。そして、各単位回路の入力条件と
論理演算を回路毎のワークテーブルに記憶すると、同図
(b)の回路単位に表現した等価回路となる。従って、
コンパイラ11で回路順に変換し、各回路の後に記憶処
理100を追加することで、図2の場合と同様に各回路
の動作変化回数がカウントできる。
【0031】このように、制御回路が複雑で大規模な場
合にも、本実施形態ではラダー図の入出力点の1個1個
ではなく、単位回路毎に記憶処理を行なうので、その処
理負荷を低減でき、親であるプロセス制御プログラムの
処理速度に悪影響を与えることはない。ちなみに、図6
の場合では、13個の入出力点に対してWKの個数は9
個となるので、入出力点毎に記憶処理する場合に比べ
1.4倍程度のスピードアップとなる。より複雑な回
路、例えば多数の接点が論理積(AND)を構成する場
合などには、さらにスピードアップできる。また、プロ
グラム容量やデータ容量の面でも有利である。
【0032】以上、本実施形態によれば、ラダー図によ
るプロセス制御において、ラダー図の分岐点または合流
点で区分したブロックを単位回路として、制御プログラ
ムの実行の度に各単位回路の動作変更回数を求めるの
で、プラントの各制御回路を網羅してその動作状態をオ
ンライン監視でき、不動作ないし極端に動作回数の少な
い制御回路の情報提供が可能になる。この結果は、プラ
ントの制御回路毎の保守仕様に反映でき、プラントの安
全操業に貢献できる。
【0033】さらに、本実施形態ではラダーシーケンス
プログラム上で制御回路を区分しているので、いわゆる
内部処理を行なう制御回路の動作状況も監視できる。こ
の結果、動作回数0となる単位回路のプログラム部分を
抽出できるので、これを再チエックすることにより、定
型パターンによるシーケンステストでは検出できなかっ
たプログラムミスを発見できることもある。
【0034】なお、本実施形態ではラダー図を用いる制
御プログラムを対象としたが、論理回路図などでもよ
い。さらには、図からの変換プログラムではなく、通常
のアプリケーションプログラム上で回路区分し、上記の
記憶処理を付加するものでもよい。
【0035】〔実施の形態2〕図7は、本実施形態によ
るプロセス制御装置の構成図である。同図で、図1と同
等の要素には同じ符号を付して説明を省略する。本実施
形態の特徴は、プロセス制御部12の持つプロセス制御
プログラムに、レファレンス処理103がコンパイラ1
1により追加されること、及び、入/出力データテーブ
ル13、14のデータの変化回数をカウントして記憶す
る記憶処理104が追加されている点にある。なお、検
索データテーブル105は、入/出力データを基準にし
て、変化回数のカウント、前回値及びレファレンス処理
103による対応回路番号が管理される。
【0036】図8に、プロセス制御プログラムを示す。
本プログラムは、図2のラダー図から上記のように回路
1、2、3、4に変換する際に、コンパイラ11がレフ
ァレンス処理103を含めて自動生成する。レファレン
ス処理103では、入/出力データテーブル13、14
の各データが使用される回路番号を、初期処理で検索デ
ータテーブル105の対応回路エリアに記憶する。プロ
セス制御プログラムが所定の制御演算を実行後、記憶処
理プログラム104が起動され、入/出力データテーブ
ル13、14における入出力データの変化回数を求め、
検索データテーブル105に記憶する。その後、表示制
御部10の検索処理102により、動作回数がしきい値
以下となる回路が、実施形態1の場合と同様に画面表示
される。
【0037】図9に、本実施形態による記憶処理のフロ
ーチャートを示す。記憶処理14はまず、入/出力デー
タテーブル13、14から、入力データと出力データの
今回値を取り込む(S30)。次に、前回値と今回値が
一定値xより変化したかどうかを判定する(S31)。
前回値は検索データテーブル101に保存されている。
ステップS31で変化有りならば、どの入出力信号が変
化したかの記憶を行い(S32)、そのカウンタを「+
1」し(S33)、検索データテーブル105のカウン
タエリアに記憶する(S34)。以上の処理を、全入出
力点数に対してループ処理し(S35)、その後、各入
出力信号の今回値を、検索データテーブル105の前回
値エリアに記憶する(S36)。
【0038】なお、ステップS35では全入出力点数と
しているが、対象入出力点を指定するようにして、処理
を簡略化することもできる。この場合、プロセス入出力
信号の内、重大故障につながる信号を指定することは言
うまでもない。また、適用システムで、プロセス入出力
信号の前回値と今回値の比較による監視処理が行なわれ
ている場合は、その比較結果を流用することも可能であ
る。
【0039】本実施形態によれば、システムが管理して
いるプロセス入出力信号を基準にして、対応するラダー
図上の制御回路の変化回数を監視するので、いわゆる内
部処理部分の動作監視が行なわれず、また、入出力デー
タの変化に監視処理のデータを使用することもできるの
で、処理をより簡略化しながら不動作0ないし極端に動
作の少ない制御回路の情報を提供できる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、プラントの制御回路の
動作状況をプロセス制御プログラムの実行を通してオン
ライン監視し、動作0ないし極端に動作回数の少ない不
動作制御回路の情報を提供できるので、該当制御回路ま
たは要素の保守点検や部品交換周期を短縮するなどし
て、プラントの安全操業を確保するのに効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるプロセス制御装
置の構成図。
【図2】制御プログラムの一例を表現したラダー図。
【図3】図2のラダー図から回路毎に記憶処理を追加し
てコンパイルした制御プログラムの説明図。
【図4】記憶処理の一例を示すフローチャート。
【図5】検索処理の一例を示すフローチャート。
【図6】制御プログラムの他の例を表現したラダー図。
【図7】本発明の第2の実施形態によるプロセス制御装
置の構成図。
【図8】第2の実施形態で、図2のラダー図から回路毎
にレファレンス処理を追加してコンパイルした制御プロ
グラムの説明図。
【図9】第2の実施形態における記憶処理の一例を示す
フローチャート。
【図10】従来技術によるプロセス制御装置の構成図。
【符号の説明】
1…PC(プログラマブルコントローラ)、2…表示手
段、3…通信手段(LAN)、4…PI/O(プロセス
信号入出力手段)、5…プラント、10…表示制御部、
11…コンパイラ、12…プロセス制御部、13…入力
データテーブル、14…出力データテーブル、15…プ
ロセス信号入出力制御部、100…記憶処理、101…
検索データテーブル、102…検索処理、103…レフ
ァレンス処理、104…記憶処理、105…検索データ
テーブル。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの間で入出力するプロセス信号
    入出力手段(以下、PI/O)と、入力データに従った
    制御プログラムの演算結果を出力データとして出力する
    プログラマブルコントローラ(以下、PC)と、画面上
    に入力データや演算結果を表示する表示手段を備えるプ
    ロセス制御装置において、 前記制御プログラム上で所定区分される各制御回路の実
    行の度に、演算結果の今回値が前回値から変化している
    場合は変化回数を累積し、前記変化回数が0ないし閾値
    以下となる不動作の制御回路を検出することを特徴とす
    る不動作制御回路の検出方法。
  2. 【請求項2】 プラントの間で入出力するプロセス信号
    入出力手段(以下、PI/O)と、入力データに従った
    制御プログラムの演算結果を出力データとして出力する
    プログラマブルコントローラ(以下、PC)と、画面上
    に入力データや演算結果を表示する表示手段を備えるプ
    ロセス制御装置において、 前記制御プログラム上で所定区分される各制御回路と前
    記入力データの各々及び前記出力データの各々との対応
    関係を初期設定しておき、 前記制御プログラムの実行の度に、前記入力データまた
    は前記出力データの今回値が前回値から変化している場
    合は変化回数を累積し、前記変化回数が0ないし閾値以
    下となる入力データまたは出力データと対応する不動作
    の制御回路を検出することを特徴とする不動作制御回路
    の検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記PI/Oを介して入出力する全入力データ及び全出
    力データの内、予め指定した複数の入力データ及び/ま
    たは出力データについて前記変化回数を累積することを
    特徴とする不動作制御回路の検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において、 前記今回値の変化は、前回値と今回値の差分の絶対値が
    所定値以上のときに変化有りと判定し、前記入力データ
    または前記出力データがデジタル信号のみならずアナロ
    グ信号の場合にも判定可能とすることを特徴とする不動
    作制御回路の検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4において、 前記制御プログラムは、ラダー図からのコンパイルによ
    り実装され、 前記制御回路の所定区分は、ラダー図上の分岐点または
    合流点を境にして区切ることを特徴とする不動作制御回
    路の検出方法。
  6. 【請求項6】 プラントの間で入出力するプロセス信号
    入出力手段(以下、PI/O)と、入力データに従った
    制御プログラムの演算結果を出力データとして出力する
    プログラマブルコントローラ(以下、PC)と、画面上
    に入力データや演算結果を表示する表示手段を備えるプ
    ロセス制御装置において、 前記制御プログラムのコンパイル時に、該プログラム上
    で区分した各制御回路の直後に、その制御回路における
    演算結果の今回値と前回値を比較し、変化している場合
    に変化回数を累積する記憶処理を追加するコンパイラ
    と、 前記制御プログラム実行の度に、各制御回路の変化回数
    を累積して記憶するデータテーブルと、 前記制御プログラムの実行後に、前記データテーブルを
    検索して、前記変化回数が0ないし閾値以下となる不動
    作の制御回路を検出して表示する表示制御手段を、設け
    たことを特徴とするプロセス制御装置。
  7. 【請求項7】 プラントの間で入出力するプロセス信号
    入出力手段(以下、PI/O)と、入力データに従った
    制御プログラムの演算結果を出力データとして出力する
    プログラマブルコントローラ(以下、PC)と、画面上
    に入力データや演算結果を表示する表示手段を備えるプ
    ロセス制御装置において、 前記制御プログラムのコンパイル時に、該プログラム上
    で区分した制御回路の各々と前記入力データまたは前記
    出力データの対応付けを行なうレファレンス処理を追加
    するコンパイラと、 前記制御プログラムを有し、該プログラムの初期処理で
    前記レファレンス処理を実行し、その後の該プログラム
    による制御演算の実行の度に、前記入力データまたは前
    記出力データの今回値と前回値を比較し、変化している
    場合に変化回数を累積する記憶処理を併せ実行するプロ
    セス制御手段と、 前記入力データまたは前記出力データ毎に、前記記憶処
    理による変化回数と前記レファレンス処理による対応制
    御回路を記憶するデータテーブルと、 前記制御プログラムの実行後に、前記データテーブルを
    検索して、前記変化回数が0ないし閾値以下となる不動
    作の制御回路を検出して表示する表示制御手段を、設け
    たことを特徴とするプロセス制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7において、 前記コンパイラは、前記表示装置の画面上に表示された
    ラダー図上の分岐点または合流点を境にして前記制御回
    路を区分し、所定の追加処理を付加しながら前記制御プ
    ログラムに変換することを特徴とするプロセス制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023008070A (ja) * 2021-07-05 2023-01-19 株式会社東芝 図面情報抽出システム、及び展開接続図・ソフトロジック図連携シミュレーションシステム

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