JPH09265357A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JPH09265357A
JPH09265357A JP8072432A JP7243296A JPH09265357A JP H09265357 A JPH09265357 A JP H09265357A JP 8072432 A JP8072432 A JP 8072432A JP 7243296 A JP7243296 A JP 7243296A JP H09265357 A JPH09265357 A JP H09265357A
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JP8072432A
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Takeo Ito
建生 伊藤
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み込み速度のばらつきをなくし、読み込み
処理を効率的に行うディスクアレイ装置を提供する。 【解決手段】 SCSIインターフェース18に接続さ
れたA〜Dディスク装置20〜23に対して、CPU1
0は、信号発信後、アクセス終了の信号を返すまでの時
間をCPU10内部のクロックを利用して測定し、最も
アクセススピードの遅かったDディスク装置23をパリ
ティディスクに割り当て、残りの3台をデータディスク
に割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばRAID
(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )3やRA
ID4等に代表されるように、複数のデータディスクと
1台のパリティディスクを備え、データディスクからの
データの読み込み時にエラーが起こったときは、残りの
データディスクとパリティディスクとから、読み出され
るはずのデータを生成可能なディスクアレイ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
高速アクセスを可能とし、かつ高信頼性を保証する記憶
装置としてディスクアレイが提案されてきた。ディスク
アレイは、キャッシュメモリと例えばハードディスク装
置等の小型のディスク装置を複数備えることで、大型デ
ィスク装置に対抗する方式として体系化されている。こ
の体系化された方式はRAIDと呼ばれ、RAID1か
らRAID5までが基本的な構成として考えられてい
る。ここでは、本発明に関係するRAID3及びRAI
D4のディスクアレイについて簡単に説明する。
【0003】RAID3及びRAID4は複数のデータ
ディスクと1台のパリティディスクとから構成されてい
る。データは分割されて複数のデータディスクに記録さ
れる。また、各データディスク間で該当するデータどう
しを演算することによってそのデータ群に対応するパリ
ティデータが計算され、パリティディスクに記録され
る。これによって、1台のデータディスクからデータを
読み出すときに読み出しエラーが起こった場合は、エラ
ーの起こらなかった残りのデータディスクから読み出さ
れるデータと、パリティディスクから読み出されるパリ
ティデータとからエラーの起こったデータディスクから
読み出されるはずのデータを生成することができる。さ
らに、同じ原理によって1台のディスクが故障した場合
には、そのディスクを交換した後、残りの全てのデータ
ディスクとパリティディスクから故障したディスクの内
容を復元することができる。
【0004】RAID3では、記録されるデータが1バ
イト単位で分割されている。このため、RAID3では
データの読み出し時にもデータの書き込み時にも全ての
ドライブをアクセスする必要がある。また、RAID3
では、データの読み出し時に常時パリティデータも読み
出される。どのデータディスクにおいても読み出しエラ
ーが発生しなかった場合は読み出されたパリティデータ
は使用されない。もし、あるデータディスクで読み出し
エラーが発生した場合は、エラーの発生していない残り
のデータディスクから読み出された各データとパリティ
ディスクから読み出されたパリティデータを使用してエ
ラーの発生したデータディスクから読み出されるはずの
データを生成する。そして、全てのデータディスクから
のデータが揃うとそれらのデータを結合し、1つのデー
タとして出力する。
【0005】なお、エラーの発生を検出してからエラー
となったデータを生成するという上記方法では、エラー
検出までの時間によって読み出し速度が低下してしま
う。そのため、エラー検出を待たず、パリティデータの
読み出しが終了し、かつデータディスクから読み出され
ていないデータが1つになったときは、読み出しの終わ
ったデータディスクからのデータとパリティディスクか
ら読み出されたパリティデータとを使用して、上記読み
出されていない1つのデータを生成する方法も提案され
ている。
【0006】一方、RAID4では、データの分割が複
数バイト単位で行われている。複数バイトでの分割では
10バイト、50バイト、100バイトあるいは1キロ
バイト等任意のバイト数で分割することが考えられる。
複数バイトでデータを分割することをブロック分割とい
う。ブロック分割を行うことで全てのディスクをアクセ
スする必要がなくなる。すなわち、読み出し要求のある
データが記録されているデータディスクのみをアクセス
すればよい。これは、同時に起こった読み出し要求であ
っても、別のデータディスクに記録されているデータな
らば同時に読み出すことが可能なことを示している。つ
まり、RAID4では読み出しに関して並列処理ができ
る。
【0007】なお、RAID4では、読み出しのデータ
ディスクにエラーが起こった場合に初めてそのディスク
を除く全てのデータディスクとパリティディスクをアク
セスし、該当するデータを読み出して目標としていたデ
ータを生成する。このため、データを読み出す際に常時
パリティディスクを読み出し、エラー時は目標としてい
たデータをすぐに生成できるRAID3に比べると、目
標としていたデータの生成は遅くなる。
【0008】ところで、RAID3及びRAID4を構
成する際、複数のディスク装置の中の1台をパリティデ
ィスク、残りをデータディスクとして適当に割り当てら
れている。上記のように、ディスク装置をパリティディ
スクとデータディスクに適当に割り当てた場合にも、そ
れらのディスク装置間にアクセススピードの差がほとん
どない場合は問題はなかった。
【0009】しかし、メーカーの違い等によってディス
ク装置間にアクセススピードの差があった場合には、読
み出し速度にばらつきが生じる可能性がある。例えば、
頻繁にデータの読み込み処理が行われるディスクアレイ
では、アクセススピードの遅いディスク装置がデータデ
ィスクに割り当てられると、アクセススピードの速いデ
ィスク装置がデータディスクに割り当てられた場合に比
べて読み出し速度が著しく低下する。
【0010】本発明は、RAID3又はRAID4に代
表されるようなディスクアレイ装置、すなわち、複数の
データディスクと1台のパリティディスクを備え、デー
タディスクからのデータ読み込み時にエラーが起きたと
きは、残りのデータディスクとパリティディスクとか
ら、エラーとなったデータディスクから読み出されるは
ずのデータを生成可能なディスクアレイ装置において、
上記のような読み込み速度のばらつきをなくし、読み込
み処理を効率的に行うディスクアレイ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
に記載のディスクアレイ装置は、少なくとも3台以上の
ディスク装置を有し、前記ディスク装置の中で1台をパ
リティディスクとして使用し、残りをデータディスクと
して使用して、データディスクからデータを読み出す場
合に読み出しエラーが発生したときは、エラーの発生し
ていない残りのデータディスクとパリティディスクとか
ら読み出されたデータに基づいて、読み出しエラーが発
生したデータディスクから読み出されるべきデータを生
成可能なディスクアレイ装置において、前記複数のディ
スク装置の中で最もアクセススピードの遅いディスク装
置が前記パリティディスクに割り当てられ、残りのディ
スク装置が前記データディスクに割り当てられているこ
とを特徴としている。
【0012】例えば、上記ディスク装置の割り当ては、
後述するようにディスクアレイ装置自身が行うことも考
えられるし、ユーザが行うことも考えられる。ユーザが
行う場合には、全てのディスク装置のアクセススピード
を1台1台測定する。そして、ハード的な接続順等でパ
リティディスクを割り当てられるのであれば接続をしな
おせばよいし、ソフト的なメモリ上のテーブル等でパリ
ティディスクを割り当てられるのであれば、それに基づ
いた操作をすればよい。
【0013】従来は、複数のディスク装置の中でパリテ
ィディスクは適当に割り当てられていた。しかし、メー
カーの違い等によって上記ディスク装置間のアクセスス
ピードに差が生じることがある。この場合、例えば、読
み込みの処理を頻繁に行うディスクアレイにアクセスス
ピードが他のディスク装置よりも遅いものがデータディ
スクとして割り当てられたときには読み込み速度が著し
く低下する。
【0014】それに対して、本ディスクアレイ装置で
は、複数のディスク装置の中で最もアクセススピードの
遅い1台をパリティディスクに割り当て、残りをデータ
ディスクに割り当てる。これによって、繰り返しデータ
の読み出しを行うディスクアレイ装置では最も効率のよ
いパリティディスクとデータディスクの割り当てが必ず
実現される。以下図4に基づいてアクセススピードの違
うディスク装置を用いた場合のデータの読み出しについ
て上述したRAID3及びRAID4を例に挙げて詳し
く説明する。
【0015】図4では、RAID3のディスクアレイ装
置に対して、1つのデータを読み出すときの各ディスク
装置のアクセス時間を示している。図4の横軸は時間を
示している。このディスクアレイは、A〜Dの4台のデ
ィスク装置を有している。ここでの説明では、4台のデ
ィスク装置を区別するためにAディスク装置、Bディス
ク装置、Cディスク装置、Dディスク装置と記載する。
RAID3では、1つのデータをアクセスするときにA
〜Dの全てのディスク装置をアクセスする。図4は上記
A〜Dの4台のディスク装置から同時にデータを読み出
した場合を示しており、図中で斜線を施した部分が読み
出し時間である。ここでは読み出し時間がA→B→C→
Dのディスク装置の順に遅くなっているものとする。な
おデータ生成時間は、パリティディスクとデータディス
クから読み出したデータを基に読み出せていないデータ
ディスクからのデータを生成する時間を示すものであ
る。図中で白抜きの四角形で示した部分がデータ生成時
間である。
【0016】(1)RAID3のディスクアレイに対し
ての読み出しを考えてみる。RAID3では、1台のデ
ータディスクの読み出しエラーを検出してから、残りの
データディスクから読み出された各データとパリティデ
ィスクから読み出されたパリティデータを使用してエラ
ーとなったデータディスクから読み出されるはずのデー
タを生成する。しかし、RAID3の中には上記方法で
は、エラー検出までの時間がかかり、読み出し速度が低
下するためにパリティディスクからのデータの読み出し
が終了して、読み出しの終了していないデータディスク
が1台になった時点で、読み出されていないデータをパ
リティデータと他のディスクからのデータによって生成
するものもある。
【0017】はじめに、パリティディスクの読み出しが
データディスクの読み出しより先に終了しても、読み出
せていないデータディスクからのデータを生成しないR
AID3について考える。請求項1に示したように、ア
クセススピードの遅いDディスク装置をパリティディス
クに割り当てた場合を考える。あるデータを読み出すこ
とを考えると、データディスクの中で最もアクセススピ
ードの遅いCディスク装置からのデータの読み出しが終
了した図4中の時刻t1で全てのデータの読み出しが完
了する。
【0018】一方、例えば、Cディスク装置をパリティ
ディスクに割り当てた場合を考える。あるデータを読み
出すことを考えると、データディスクの中で最もアクセ
ススピードの遅いDディスク装置からのデータの読み出
しが終了した図4中の時刻t2で全てのデータの読み出
しが完了する。ここで、A又はBディスク装置をパリテ
ィディスクに割り当てることを考えても、上記同様Dデ
ィスク装置からの読み出しが終了した図4中の時刻t2
でデータの読み出しが完了する。すなわち、最もアクセ
ススピードの遅いDディスク装置以外にパリティディス
クを割り当てた場合は、図4中の時刻t1とt2の差で
ある時間αの分だけ余分な時間を要する。
【0019】次に、パリティディスクの読み出しがデー
タディスクの読み出しより先に終了したときで、かつ読
み出しの終了していないデータディスクが1台になった
場合に読み出されていないデータの生成を行うRAID
3について考える。請求項1に示したように、最もアク
セススピードの遅いDディスク装置をパリティディスク
に割り当てた場合を考える。そして、あるデータの読み
出しを考えた場合に、最もアクセススピードの遅いDデ
ィスク装置からのパリティデータの読み出しが終了する
前にCディスク装置からのデータの読み出しが終了する
ために、パリティデータを用いたデータの生成は行われ
ない。よって図4中の時刻t1でデータの読み出しが完
了することになる。
【0020】一方、例えば、Cディスク装置をパリティ
ディスクに割り当てた場合を考える。あるデータの読み
出しを考えた場合に、Aディスク装置とBディスク装置
からのデータとCディスク装置からのパリティデータが
読み出されると(図4中の時刻t1)、Dディスク装置
からのデータの読み出しを待たずにDディスク装置から
読み出されるはずのデータを生成するよう動作する。こ
の様子は図4中に白抜きの四角形で示した。このよう
に、最も遅いDディスク装置の読み出しを待たずにその
Dディスク装置から読み出されるはずのデータを生成
し、図4中の時刻t3でデータの読み出しが完了する。
このときは図4中の時刻t1とt3の差である時間βの
分だけ余分な時間を要する。なお、A又はBディスク装
置にパリティディスクを割り当てた場合もCディスク装
置の読み出しが終了した時点(図4中の時刻t1)でデ
ータの生成を始めるために上記同様図4中の時刻t3で
データの生成が完了し、図4中の時間βの分だけ余分な
時間を要することになる。
【0021】ところで、データディスクからの読み出し
途中にエラーが発生することも考えられる。この場合、
Dディスク装置をパリティディスクに割り当てると、D
ディスク装置からのパリティデータの読み出しが終わっ
た時点(図4中の時刻t2)から、エラーとなったデー
タを生成する。このため、他のA〜Cディスク装置をパ
リティディスクに割り当てた場合より時間がかかること
になる。しかし、通常はエラーとなる回数が正常に読み
出せる回数よりも極端に少なくなるので問題はない。
【0022】このように、RAID3ではパリティディ
スクに最もアクセススピードの遅いディスク装置を設定
することで、平均的に見た場合、1回の読み出しにかか
る時間を最小にすることが可能となる。例えば、読み出
しを頻繁に行うようなRAID3に用いれば効果は顕著
となる。
【0023】(2)RAID4のディスクアレイに対し
ての読み出しを考えてみる。RAID4では、あるデー
タの読み出すときにはそのデータの記録されているデー
タディスクからだけ読み出しが行われる。またエラーが
発生したとき以外はそれ以外のデータディスク及びパリ
ティディスクはアクセスされない。
【0024】例えば図4に示したようなアクセススピー
ドの違うA〜Dの4台のディスク装置でRAID4が構
成されているとする。請求項1に示したように、最もア
クセススピードの遅いDディスク装置をパリティディス
クに割り当てた場合を考える。あるデータを読み出す場
合は、データディスクであるA〜Cの3台のディスク装
置の少なくとも1台がアクセスされる。そして、A〜C
ディスク装置の1台がアクセスされる場合を考えても、
複数台が同時にアクセスされる場合を考えても図4中の
時刻t1以前で読み出しが完了することになる。
【0025】一方、例えば、Cディスク装置をパリティ
ディスクに割り当てた場合を考える。あるデータを読み
出す場合はA、B、Dディスク装置の少なくとも1台が
アクセスされる。そして、A、B、Dディスク装置の1
台がアクセスされる場合を考えても、複数台が同時にア
クセスされる場合を考えても図4中の時刻t2以前で読
み出しが完了することになる。
【0026】上記Dディスク装置をパリティディスクに
割り当てたRAID4も上記Cディスク装置をパリティ
ディスクに割り当てたRAID4も共に頻繁にデータを
読み出して使用されるものとして考えれば、3台のデー
タディスクが同程度アクセスされると考えられる。よっ
て、A、Bディスク装置をアクセスする時間は双方とも
差がないがC、Dディスク装置よりデータを読み出すと
きには1回のアクセスにつき図4中の時間αだけDディ
スク装置は余分に時間を要する。3台のデータディスク
が同程度アクセスされるとすれば、アクセススピードの
最も遅いDディスク装置をパリティディスクに割り当て
た方が読み出し速度は速くなる。
【0027】ところで、RAID4に読み出しにエラー
が起こった場合を考える。RAID4では、データディ
スクに読み出しエラーが起こって、初めてパリティディ
スクと残りのデータディスクからデータ生成に必要なデ
ータを読み出す。つまり、ディスク装置にアクセススピ
ードの違いがあってもエラーが起こった場合には読み出
し速度に差がなくなる。よって、エラーが起きない状態
において読み出し速度が最も速くなるような設定を考え
ればよい。
【0028】このように、RAID4でもパリティディ
スクに最もアクセススピードの遅いディスク装置を設定
することで、平均的に見た場合、読み出しにかかる時間
を最小にすることが可能となる。以上の(1)及び
(2)の考察より、RAID3又はRAID4のいずれ
においてもパリティディスクを最もアクセススピードの
遅いディスク装置に設定することで、平均的に見た場
合、読み込みにかかる時間を最小限にすることができ、
特に読み出しに特化したディスクアレイであれば大きな
効果を奏する。
【0029】ここでは、RAID3とRAID4につい
て考察したが、データディスクからのデータ読み込み時
にエラーが起こった場合には、残りのデータディスクと
パリティディスクから、読み出されるはずのデータを生
成するという動作を行うディスクアレイ装置であれば同
様の効果を得られる。
【0030】また、請求項2に記載のディスクアレイ装
置は、前記ディスク装置のアクセススピードを測定する
アクセススピード測定手段と、前記アクセススピード測
定手段によって測定された各ディスク装置のアクセスス
ピードに基づいて、最もアクセススピードの遅いディス
ク装置をパリティディスクに割り当て、残りのディスク
装置をデータディスクに割り当てるディスク割り当て手
段とを備えたことを特徴としている。
【0031】この場合は、アクセススピード測定手段に
よって、接続されている各ディスクのアクセススピード
を測定することができる。そして、測定した各ディスク
装置のアクセススピードに基づいてディスク割り当て手
段が、最もアクセススピードの遅いディスク装置をパリ
ティディスクに割り当て、残りのディスク装置をデータ
ディスクに割り当てる。また、この処理は新規にディス
クアレイを接続するときやディスクを故障等で交換した
とき等の全ディスク初期化時に1度行えば十分である。
【0032】これによって、ディスクアレイ装置自身が
接続されている全ディスク装置のアクセススピードを測
定し、その結果に基づいて最もアクセススピードの遅い
ディスク装置をパリティディスクに割り当て、残りのデ
ィスク装置をデータディスクに割り当てるため、上述の
ようにユーザがディスクのアクセススピードを1台1台
測定してディスク装置の割り当てを決定するような手間
がなくなる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。図1は、本ディスクア
レイ装置をRAID3又はRIAD4に適用した場合の
電気的構成を示すブロック図である。
【0034】上記ディスクアレイ装置は、制御手段とし
てのCPU10と、RAM12と、記憶手段としてのR
OM14と、データ転送インターフェース16と、SC
SIインターフェース18と、4台のディスク装置2
0,21,22,23とを備えている。なお、以下の説
明では、4台のディスク装置を区別するために、Aディ
スク装置20、Bディスク装置21、Cディスク装置2
2及びDディスク装置23と記載することにする。ま
た、ディスク装置20〜23は、いわゆる物理的なハー
ドディスクドライブとそれを制御するコントロールボー
ドが一体化されたものである。
【0035】前記CPU10は、A〜Dディスク装置2
0〜23に対してデータの読み込み及び書き込みの指示
を行う等、ディスクアレイ装置全体の制御を行う。な
お、CPU10は、「アクセススピード測定手段」及び
「ディスク割り当て手段」に相当する。
【0036】そしてROM14には、CPU10によっ
て起動されるプログラムが予め記憶されている。RAM
12は、A〜Dディスク装置20〜23から読み出した
データや、書き込もうとするデータ等を一時的に記録す
るキャッシュメモリとして動作したり、ROM14に予
め記憶されたプログラムが実行されたときには、そのプ
ログラムを実行するためのワークエリアとしても動作す
る。さらに、RAM12には、A〜Dのそれぞれのディ
スク装置20〜23をパリティディスク又はデータディ
スクとして割り当てるための割り当てテーブル12aを
備えている。
【0037】また、データ転送インターフェース16
は、外部に接続されるメインコンピュータとの間でデー
タの読み出し及び書き込み信号の受渡しを行ったり、読
み出し及び書き込みデータ自身の受渡しを行ったりす
る。一方、前記SCSIインターフェース18には、A
〜Dディスク装置20〜23が接続されている。
【0038】次にその割り当てテーブル12aについて
図2を用いて説明する。図2は、割り当てテーブル12
aの説明図であり、上段が3台のデータディスクと1台
のパリティディスクを示す。データディスクはD1〜D
3で、パリティディスクはPで示されている。下段は上
段の3台のデータディスクと1台のパリティディスクに
割り当てられたA〜Dディスク装置20〜23を示す。
図中ではA〜Dとして記載している。図2ではA〜Cデ
ィスク装置20〜22がデータディスクに割り当てら
れ、Dディスク装置23がパリティディスクに割り当て
られていることを示している。例えば、A〜Dディスク
装置20〜23の割り当ての変更は、下段のA〜Dの順
序を書き換えて行う。
【0039】次に、図3のフローチャートに基づいてデ
ィスクアレイ装置自身がA〜Dの4台のディスク装置2
0〜23を1台のパリティディスクと3台のデータディ
スクに割り当てる処理を説明する。この処理は、例え
ば、新規にディスクアレイを構成したときやディスクア
レイ装置に接続されていたA〜Dディスク装置20〜2
3を故障のために交換した場合等、A〜Dの全てのディ
スク装置20〜23を初期化するときに行うよう設定さ
れている。
【0040】この処理では、ステップS100におい
て、SCSIインターフェース18に接続された4台の
A〜Dディスク装置20〜23の各々のアクセススピー
ドを測定する。測定は、例えばSCSIインターフェー
ス18に接続されている4台のA〜Dディスク装置20
〜23を順次アクセスし、CPU10が信号を出した時
点からA〜Dのそれぞれのディスク装置20〜23がア
クセス終了の信号を返すまでの時間をCPU10内部の
クロックを利用して計測する方法で行う。ここではS1
00の測定の結果、例えば、A→B→C→Dのディスク
装置20〜23の順にアクセススピードが遅くなってい
たとして以下の説明を続ける。
【0041】次にS110において、最もアクセススピ
ードの遅かったDディスク装置23をパリティディスク
に割り当てる。そして、S120において、残りの3台
のA〜Cディスク装置20〜22をデータディスクに割
り当てる。S110及びS120における4台のA〜D
ディスク装置20〜23のパリティディスク又はデータ
ディスクへの割り当ては、例えば、上述したRAM12
に持っている4台のA〜Dディスク装置20〜23の割
り当てを決定する割り当てテーブル12aを書きかえる
方法で行う(図2参照)。なお、アクセススピードを測
定したA〜Dディスク装置20〜23に速度の差がない
場合は、適当な1台をパリティディスクとして割り当
て、残りをデータディスクとして割り当てる。
【0042】これによって、最もアクセススピードの遅
いDディスク装置23がパリティディスクとして割り当
てられることになる。そして、残りの3台のA〜Cディ
スク装置20〜22がデータディスクに割り当てられる
ことになる。このとき、読み出しの効率が最もよくなる
ことを具体的に図4を用いて説明する。
【0043】第1の具体例として、本実施形態のディ
スクアレイ装置がRAID3を構成している場合につい
て考える。RAID3は上記従来技術の説明でも述べた
ように、記録されるデータが1バイト単位で分割されて
いる。このため、RAID3ではデータの読み出し時に
もデータの書き込み時にも全てのドライブをアクセスす
る必要がある。
【0044】図4では、1つのデータを読み出すときの
A〜Dディスク装置20〜23のアクセス時間を示して
いる。今、上記A〜Dの4台のディスク装置20〜23
から同時にデータを読み出しており、図中で斜線を施し
た部分を読み出し時間、また横軸を時間とする。なおデ
ータ生成時間は、パリティディスクとデータディスクか
ら読み出したデータを基に読み出せていないデータディ
スクからのデータを生成する時間を示すものである。図
中で白抜きの四角形で示した部分がデータ生成時間であ
る。
【0045】RAID3では、1台のデータディスクの
読み出しエラーを検出してから、残りのデータディスク
から読み出された各データとパリティディスクから読み
出されたパリティデータを使用してエラーとなったデー
タディスクから読み出されるはずのデータを生成する。
しかし、RAID3の中には上記方法では、エラー検出
までの時間がかかり、読み出し速度が低下するためにパ
リティディスクからのデータの読み出しが終了して、読
み出しの終了していないデータディスクが1台になった
時点で、読み出されていないデータをパリティデータと
他のディスクからのデータによって生成するものもあ
る。
【0046】まず初めに、パリティディスクの読み出し
がデータディスクの読み出しより先に終了しても、読み
出せていないデータディスクからのデータを生成しない
RAID3について考える。本実施形態のディスクアレ
イ装置のように、最もアクセススピードの遅い図4に示
すDディスク装置23をパリティディスクに割り当てた
場合を考える。このときは、残りのA〜Cディスク装置
20〜22がデータディスクに割り当てられる。データ
の読み出しを行う場合、A〜Cディスク装置20〜22
から分割されたデータが読み出される。そして、Cディ
スク装置22からのデータの読み出しが終了した時刻t
1で全てのデータは読み出され、各データは結合され1
つのデータとなる。
【0047】一方、例えば、最もアクセススピードが遅
いものから2番目であるCディスク装置22をパリティ
ディスクに割り当てることを考えてみる。このときは、
A、B、Dディスク装置20、21、23がデータディ
スクに割り当てられる。あるデータを読み出した場合、
Dディスク装置23からのデータの読み出しが終了した
時刻t2で全てのデータの読み出しが完了する。ここ
で、A又はBディスク装置21をパリティディスクに割
り当てることを考えても上記同様にDディスク装置23
からの読み出しが終了した時刻t2でデータの読み出し
が完了する。すなわち、最もアクセススピードの遅いD
ディスク装置23以外にパリティディスクを設定した場
合には、図4に示す時刻t1とt2の差である時間αだ
け余分に時間を要する。
【0048】次に、パリティディスクの読み出しがデー
タディスクの読み出しより先に終了したときで、かつ読
み出しの終了していないデータディスクが1台になった
場合に読み出されていないデータの生成を行うRAID
3について考える。本実施形態のディスクアレイ装置の
ように、最もアクセススピードの遅いDディスク装置2
3をパリティディスクに割り当てた場合を考える。この
ときは、A〜Cディスク装置20〜22がデータディス
クに割り当てられる。そして、データを読み出す場合に
はA〜Dの全てのディスク装置20〜23からパリティ
データを含めたデータの読み出しが行われるが、Dディ
スク装置23からのパリティデータの読み出しが終了す
る前にCディスク装置22からのデータの読み出しが終
了するために、この場合パリティデータを用いたデータ
の生成は行われない。よって図4に示す時刻t1でデー
タの読み出しが終了し、各データの結合が行われて1つ
のデータになる。
【0049】一方、例えば、最もアクセススピードの遅
いディスク装置から2番目のCディスク装置22をパリ
ティディスクに割り当てる。このときは、データディス
クがA、B、Dディスク装置20、21、23に割り当
てられる。Aディスク装置20とBディスク装置21か
らのデータとCディスク装置22からのパリティデータ
が読み出されると(図4中の時刻t1)、Dディスク装
置23からのデータの読み出しを待たずにDディスク装
置23から読み出されるはずのデータを生成するよう動
作する。この様子は図4中に白抜きの四角形で示した。
このように、最も遅いDディスク装置23からの読み出
しを待たずにそのDディスク装置23から読み出される
はずのデータを生成し、図4中の時刻t3でデータの読
み出しが完了する。このときは、図4中の時刻t1とt
3の差である時間βの分だけ余分な時間を要する。な
お、パリティディスクをA又はBディスク装置20、2
1に設定した場合もCディスク装置22の読み出しが終
了した図4中の時刻t1でデータの生成をはじめるため
に上記同様に図4中の時刻t3でデータの読み出しが完
了し、図4中の時間βの分だけ余分な時間を要すること
になる。
【0050】ところで、データディスクからの読み出し
途中にエラーが発生することも考えられる。この場合、
本実施形態のようにDディスク装置23をパリティディ
スクに設定すると、Dディスク装置23からのパリティ
データの読み出しが終わった時点(図4中の時刻t2)
から、エラーとなったデータを生成する。このため、他
のA〜Cディスク装置20〜22をパリティディスクに
設定した場合より時間がかかることになる。しかし、通
常はエラーとなる回数が正常に読み出せる回数よりも極
端に少なくなるので問題はない。
【0051】このように、本実施形態のディスクアレイ
装置がRAID3を構成しているときには、最もアクセ
ススピードの遅いDディスク装置23を設定すること
で、平均的に見た場合、1回の読み出しにかかる時間を
最小にすることができる。例えば、読み出しを頻繁に行
うようなRAID3であった場合、効果は顕著となる。
【0052】第2の具体例として本実施形態のディス
クアレイ装置がRAID4を構成していた場合の読み出
しを考えてみる。RAID4では、あるデータの読み出
すときにはそのデータの記録されているデータディスク
からだけ読み出しが行われる。またエラーが発生したと
き以外はそれ以外のデータディスク及びパリティディス
クはアクセスされない。
【0053】例えば図4に示したようなアクセススピー
ドの違うA〜Dの4台のディスク装置20〜23でRA
ID4が構成されているとする。本実施形態のように最
もアクセススピードの遅いDディスク装置23をパリテ
ィディスクとした場合を考える。この場合は、データデ
ィスクは、A〜Cディスク装置20〜22に割り当てら
れる。データを読み出す場合はA〜Cディスク装置20
〜22の少なくとも1台がアクセスされる。そして、A
〜Cディスク装置20〜22の1台がアクセスされる場
合を考えても、複数台が同時にアクセスされる場合を考
えても図4中の時刻t1以前で読み出しが完了すること
になる。
【0054】一方、例えば、最もアクセススピードの遅
いディスク装置から2番目であるCディスク装置22を
パリティディスクに設定した場合を考える。この場合
は、最もアクセススピードの遅いDディスク装置23を
含むA、B、Dディスク装置20、21、23がデータ
ディスクに割り当てられる。データを読み出す場合は
A、B、Dディスク装置20、21、23の少なくとも
1台のデータディスクがアクセスされる。そして、A、
B、Dディスク装置20、21、23の1台がアクセス
される場合を考えても、複数台が同時にアクセスされる
場合を考えても図4中の時刻t2以前で読み出しが完了
することになる。
【0055】上記Dディスク装置23をパリティディス
クに割り当てたRAID4も上記Cディスク装置22を
パリティディスクに割り当てたRAID4も共に頻繁に
データを読み出して使用されるものとして考えれば、3
台のデータディスクは同程度アクセスされると考えられ
る。よって、A、Bディスク装置20、21をアクセス
する時間は双方とも差がないがCディスク装置22、D
ディスク装置23よりデータを読み出すときには1回の
アクセスにつき図4に示す時間αだけDディスク装置2
3は余分に読み出し時間がかかる。3台のデータディス
クが同程度アクセスされるとすれば、アクセススピード
の最も遅いDディスク装置23をパリティディスクに設
定した方が読み出し速度は速くなる。
【0056】ところで、RAID4に読み出しにエラー
が起こった場合を考える。RAID4では、データディ
スクに読み出しエラーが起こって、初めてパリティディ
スクと残りのデータディスクからデータ生成に必要なデ
ータを読み出す。つまり、A〜Dディスク装置20〜2
3にアクセススピードの違いがあってもエラーが起こっ
た場合には読み出し速度に差がなくなる。よって、エラ
ーが起きない状態において読み出し速度が最も速くなる
ような設定を考えればよい。
【0057】このように、本実施形態がRAID4を構
成するディスクアレイ装置であってもパリティディスク
に最もアクセススピードの遅いディスク装置Dディスク
装置23を設定することで、平均的に見た場合、読み出
しにかかる時間を最小にすることが可能となる。
【0058】これら及びで考察したように、本実施
形態のディスクアレイ装置がRAID3又はRAID4
のいずれの構成となっていた場合でも最もアクセススピ
ードの遅いDディスク装置23をパリティディスクに割
り当てることで、平均的に見た場合、読み込みにかかる
時間を最小限にすることができ、特に読み出しに特化し
たディスクアレイであれば大きな効果を奏する。
【0059】さらに本実施形態では、ディスクアレイ装
置自身が接続されたA〜Dの全てのディスク装置20〜
23のアクセススピードを測定し、その結果に基づいて
自動的にA〜Dディスク装置20〜23の割り当てを行
うので、ユーザがA〜Dの全てのディスク装置20〜2
3のアクセススピードを測定して、それらの接続を変更
したり、又はSCSIインターフェース18の割り当て
テーブル12aの内容を書き換えることでA〜Dディス
ク装置20〜23の割り当てを変更するような操作が不
要となる。
【0060】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記実
施形態では、ディスクアレイ装置自身がパリティディス
ク及びデータディスクへのA〜Dディスク装置20〜2
3の割り当てを決定したが、上述したようにユーザが接
続されるA〜Dの全てのディスク装置20〜23のアク
セススピードを測定して、A〜Dディスク装置20〜2
3をパリティディスク及びデータディスクに割り当てる
ことも考えられる。A〜Dディスク装置20〜23を割
り当てる方法としては、ハード的にA〜Dディスク装置
の接続を変更することも考えられるし、また、ソフト的
に割り当てテーブル12aの内容を書き換えることも考
えられる。
【0061】また、上記実施形態では、A〜Dディスク
装置20〜23としていわゆるハードディスク装置を用
いたが、シリコンディスク等の別の形態のディスク装置
で構成することも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクアレイ装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】RAMにあるディスク装置の割り当てテーブル
の説明図である。
【図3】複数のディスク装置をパリティディスクとデー
タディスクに割り当てる処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】ディスク装置からデータを読み出すときのアク
セス時間を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10…CPU 12…RAM 14…ROM 16…データ転送
インターフェース 18…SCSIインターフェース 12a…割り当て
テーブル 20…Aハードディスク装置 22…Bハードデ
ィスク装置 24…Cハードディスク装置 26…Dハードデ
ィスク装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3台以上のディスク装置を有
    し、前記ディスク装置の中で1台をパリティディスクと
    して使用し、残りをデータディスクとして使用して、デ
    ータディスクからデータを読み出す場合に読み出しエラ
    ーが発生したときは、エラーの発生していない残りのデ
    ータディスクとパリティディスクとから読み出されたデ
    ータに基づいて、読み出しエラーが発生したデータディ
    スクから読み出されるべきデータを生成可能なディスク
    アレイ装置において、 前記複数のディスク装置の中で最もアクセススピードの
    遅いディスク装置が前記パリティディスクに割り当てら
    れ、残りのディスク装置が前記データディスクに割り当
    てられていることを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク装置のアクセススピードを
    測定するアクセススピード測定手段と、該アクセススピ
    ード測定手段によって測定された各ディスク装置のアク
    セススピードに基づき、最もアクセススピードの遅いデ
    ィスク装置をパリティディスクに割り当て、残りのディ
    スク装置をデータディスクに割り当てるディスク割り当
    て手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のデ
    ィスクアレイ装置。
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