JPH09265756A - ディスクカートリッジ及びそのシャッタ成形用金型 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びそのシャッタ成形用金型

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JPH09265756A
JPH09265756A JP9590396A JP9590396A JPH09265756A JP H09265756 A JPH09265756 A JP H09265756A JP 9590396 A JP9590396 A JP 9590396A JP 9590396 A JP9590396 A JP 9590396A JP H09265756 A JPH09265756 A JP H09265756A
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opening
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優 池辺
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昭夫 桃井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクカートリッジにおけるシャッタの開
閉動作を確実に行うことができ、また記録再生装置への
着脱で引っかかりを防止し信頼性の向上をはかる。 【解決手段】 シャッタをポリアセタールまたはポリオ
レフィン系樹脂またはそれらの樹脂にフィラーを混合し
た複合樹脂で射出成形すると共に、該シャッタの摺動方
向の閉方向端部の少なくとも前記係止溝と対向する部分
と、開方向端部とに面取部を形成したことにより、シャ
ッタ端部での引っかかりがなくなるとともに、記録再生
装置や収納ケースからの取り出しの時も削る心配がない
ので、装着不良や削れ粉による記録再生不良が発生せず
スムーズな着脱が可能であり、信頼性の高いディスクカ
ートリッジのシャッタを効率よく生産できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状媒体、
特に光ディスク、光磁気ディスクなどをケース内に回転
可能に収納し、ディスク状媒体を外部に露呈する開口を
開閉するシャッタを備えたたディスクカートリッジ、ま
た、ディスクカートリッジのシャッタを成形するための
成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報媒体、例えば磁気ディス
ク、光ディスク或いは光磁気ディスクなどのディスク媒
体は、ケースに収納されたディスクカートリッジとして
用いられる。そして、これまでのディスクカートリッジ
のケースは、内部に収容されているディスク状媒体を外
部に露呈するための開口があり、その開口を使用時には
開放し、不使用時には遮蔽するシャッタがケースに対し
て摺動自在に設けられている。また、そのシャッタ開閉
方法としては、3.5インチマイクロフロッピーディス
ク(通常MFDと呼ばれる)のようにシャッタがばねで
閉じる方向に付勢されており、記録再生装置のシャッタ
開閉手段で開く構成となっており、またディスクカート
リッジ挿入方向とシャッタの開閉方向が直交する方式の
タイプと、スチルビデオフロッピーディスクやミニディ
スクのように、シャッタを付勢するばねはなく、閉じた
位置でシャッタを係止するシャッタロック部材がケース
内にあり、またシャッタの開閉はディスクカートリッジ
の挿入方向と同じで挿入側がシャッタの閉じる側となっ
ているもののタイプの2方式が代表的なものである。な
お、特開昭60−231985号の公報には、樹脂を用
いてシャッタを一体成形するという内容が記載されてお
り、この例ではシャッタの材質を金属から樹脂への代替
により、ケースの削れなどが改善されることが示されて
いる。また、特開平3−22276号の公報は、主とし
て樹脂シャッタの成形用金型の構造に関する問題を解決
することを目的としたものであるが、ゲート跡が突出し
ているため、シャッタ開きピンが乗り上げるなどして動
作信頼性に問題があることを示している。この解決手段
としては、シャッタ開きピンと当接する側の端部にはゲ
ートを配置せずにその反対側の端部にのみ配置するか、
シャッタ開きピンと当接する側の端部には小さなゲート
のみを配置することで解決しようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
後者のシャッタの摺動方向とディスクカートリッジの挿
入方向が同じ方向のタイプでは、これまでSUS304
などの金属製のシャッタが使用されてきた。ところが、
金属製のシャッタでは、その板厚は通常0.15mm〜
0.2mm程度と薄いため、またプレス加工で成形する
ためその端面はシャープになってしまう。仮に縁面取り
を行ってもわずか0.05mm程度の面取りしか形成で
きない。さらにプレス加工で順送で加工すると、最後に
切断する端面がシャッタの両端に発生してしまい、この
部分の縁面取りは不可能である。また、樹脂で成形され
たシャッタであっても、通常はシャープなエッジとなっ
てしまい、金属のシャッタと同様な結果となる。さら
に、左右の端部にゲートを配置する方式ではゲートを成
形後に切断する処理が必要となるが、切断面が端部に発
生するために鋭利な形状となるばかりか、寸法までもが
安定しない。一方、記録再生装置のロック解除手段は、
ケースの側面部の溝内部を挿入方向から入ってくる。こ
のロック解除手段は、まずシャッタロックを押し下げ、
シャッタロックを解除する。また、ほぼ同時期にシャッ
タを開閉するための開閉手段がケースの側面部や溝の部
分からシャッタの側板に乗り上げ、穴の中に入る。この
シャッタ開閉手段が、溝からシャッタの側板に乗り上げ
ると、シャッタの端部と接触し、引っかかり感が発生す
るとか、最悪の場合はシャッタの端面でシャッタ閉手段
を傷つけてしまい、閉手段がシャッタの端面で止まって
しまい側板に乗り上げることができず、ディスクカート
リッジの挿入ができなくなるという問題がある。また、
シャッタの開方向の端部にばりがあると、記録再生装置
からディスクカートリッジを取り出す場合や、このディ
スクカートリッジの収納ケースから取り出す時に、ばり
によって記録再生装置の内部や収納ケースの内面を削っ
てしまう問題があった。本発明は、これらの問題点を排
除しようとするもので、ディスクカートリッジのシャッ
タ開閉動作を確実に行うことができ、また記録再生装置
への着脱で引っかかりを防止し信頼性の向上をはかった
ディスクカートリッジとそのシャッタの成形用金型を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録再生用ヘ
ッドなどを挿入しうる開口部を有するケース内部に、デ
ィスク状媒体を回転自在に収納すると共に、前記開口部
を開閉するシャッタが開口部を覆う上板と下板と、この
上下板を連結する側板とから断面略コ字形状に構成さ
れ、該側面にシャッタ開閉手段が挿入される略四角形状
の孔が設けられているシャッタであって、前記ケースの
シャッタ摺動領域に摺動自在に備え、該シャッタを閉位
置で係止するロック部材を前記ケースの一側に設けた係
止溝内に設けたディスクカートリッジにおいて、前記シ
ャッタをポリアセタールまたはポリオレフィン系樹脂ま
たはそれらの樹脂にフィラーを混合した複合樹脂で射出
成形すると共に、該シャッタの摺動方向の閉方向端部の
少なくとも前記係止溝と対向する部分と、開方向端部と
に面取部を形成したものである。
【0005】また、本発明はシャッタ開閉手段が挿入さ
れる略四角形状の孔が設けられているシャッタをポリア
セタールまたはポリオレフィン系樹脂またはそれらの樹
脂にフィラーを混合した複合樹脂を用いて固定側金型と
可動側金型とで射出成形するシャッタ成形用金型におい
て、前記固定側金型に前記略四角形状孔を形成する突起
をシャッタ側板の板厚よりも高く突設し、かつ前記可動
側金型に前記突起より大きい凹部を設けてシャッタ側板
の板厚より内部で突き合わせること、或いは突き合わせ
る際に、該凹部の内周に突起とで隙間を形成して四角形
状孔の周囲にリブを一体成形するシャッタ成形用金型と
することである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態では、シャッタ
をポリアセタールまたはポリオレフィン系樹脂またはそ
れらの樹脂にフィラーを混合した複合樹脂で射出成形す
ると共に、該シャッタの摺動方向の閉方向端部の少なく
とも前記係止溝と対向する部分と、開方向端部とに面取
部を形成したことで、成形性を著しく良好にし成形金型
の耐久性向上にも役立ってばりの発生もなく、しかもシ
ャッタの端部に円弧状または斜面状の面取りを設けたの
で、記録再生装置のシャッタ開閉手段がシャッタの側板
に乗り上げる時に、シャッタ端部での引っかかりがなく
なるとともに、記録再生装置や収納ケースからの取り出
しの時も削る心配がない。また、ゲート位置をシャッタ
の側板の穴よりもシャッタの開方向側の側板上に配置し
たので、記録再生装置のシャッタ開閉手段はゲート跡を
通過することがなく、さらに端部にばり状のゲート跡が
接することがないので、スムーズな着脱が可能となる。
【0007】またシャッタ成形用金型において、前記固
定側金型に前記略四角形状孔を形成する突起をシャッタ
側板の板厚よりも高く突設し、かつ前記可動側金型に前
記突起より大きい凹部を設けてシャッタ側板の板厚より
内部で突き合わせること、或いは突き合わせる際に、該
凹部の内周に突起とで隙間を形成して四角形状孔の周囲
にリブを一体成形するので、成形の安定性や金型の耐久
性向上に寄与し、ばり発生を押さえることができ、ゲー
ト径も大きくでき成形性が向上するほか、廃棄しなけれ
ばならないランナー部での成形廃棄物がなくなり資源保
護と環境保護に非常に有効であり、廃棄物がなくなるの
で安価に製造できる。さらに、ゲート部をブッシュの別
部材で金型を構成すると、ゲート部の破損などという金
型の事故が発生しても修理が容易になりブッシュは比較
的小さい部品であるため、圧力によるたわみが少なく、
樹脂の射出圧による金型の変形から発生するばりを最小
限に押さえることができると共に、ケースの必要な板厚
を設定できるので、強度の十分ある信頼性の高いディス
クカートリッジのシャッタを効率よく生産できる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図4のディスクカ
ートリッジの例で説明すると、上ケース1と下ケース2
とからなるケースの内部に、情報媒体のディスク状媒体
3を回転自在に収納し、ヘッド挿入孔などの開口部1
1,21を形成したケースに、該開口部11,21を開
閉するための断面略コ字状のシャッタ4をケースの外面
より一段低いシャッタ摺動領域11 に摺動自在に備えた
カートリッジとしてある。この場合、上ケース1には磁
気ヘッドが挿入される開口11があり、また、下ケース
2には、光のピックアップが挿入される開口21とクラ
ンピングプレート7をつけたディスク3を回転駆動させ
るための開口22がある。さらに下ケース2には、シャ
ッタ4を閉じた位置に係止するロック部材5を装着する
ロック装着軸23が、さらにディスク3を収容する円形
のディスク収容部24の外側の隅部でシャッタ4の閉じ
る方向側にある。このロック部材5は、ロック装着軸2
3とゆるく嵌合する孔を持つ回転軸51と、シャッタ4
のロック係止部41を係止するロックアーム52とその
ロックアーム52をシャッタ4側へ付勢する弾性力を与
えるための弾性腕53とからなる。ディスク3への記録
可・不可を選択的に選ぶための誤消去防止プラグ6は、
ロック部材5とは反対の隅部に配置されており、誤消去
防止プラグ6の操作部61は、上下ケース1・2の側面
部の開口から臨ませている。なお、上下ケース1・2は
超音波融着による固着方を用いた例にしてあるが、4つ
のコーナー部にビス止め部を配置してビス止めによる固
着でも良い。
【0009】前記シャッタ4は、図2に示す如く前記上
下ケースの開口11,21を不使用時に閉じる上板4
2、下板43とそれらを連結する側板44とからなり、
ほぼ断面がコの字状になっている。前記ロック係止部4
1は、側板44のシャッタ4の閉方向の端部45近傍に
ある。側板のほぼ中央部には、記録再生装置のシャッタ
開閉手段82が入る孔46が設けられている。この場
合、前記シャッタ4をポリアセタールまたはポリオレフ
ィン系樹脂またはそれらの樹脂にフィラーを混合した複
合樹脂で射出成形すると共に、該シャッタ4の摺動方向
の閉方向端部45の少なくとも前記係止溝と対向する部
分と、開方向端部とに円弧状または斜面状の面取部48
を形成してあり、樹脂注入用ゲート49をシャッタ側板
44の四角形状孔46よりもシャッタ4の開方向端部4
7側の側板上に配置してある。また、シャッタ4には、
係止部41のほかに案内リブ40とガイド爪39とが側
板44の内面及び下板43側に成形されスムーズの摺動
と、補強嵌合とでケースへの組み合せ係合を確実にする
ようになっている。
【0010】なお、上下ケース1・2とシャッタ4の組
み合わせると、図3に示すようになり、記録再生装置の
ロック解除部材81は上下ケース1・2の側面の溝12
を挿入方向の端部から入ってくる。そして、この溝12
内に臨ませてあるロック部材5のロックアーム52を溝
12の底方向に押し下げる。押し下げた状態では、シャ
ッタ4のロック係止部41とロックアーム52の係合は
解除されている。図4に示す記録再生装置内でのシャッ
タ4を開く動作では、シャッタ4のロック係止部41と
ロックアーム52の係合を解除する動作と、ほぼ同時に
シャッタ開閉手段82は孔46に入る。そして、シャッ
タ4を開くように記録再生装置のロック解除部材81
は、シャッタ4の開方向の端部45を押していく。ま
た、記録再生装置のシャッタ開閉手段82も孔46の縁
を押していく。この動作が始まる前に、記録再生装置の
シャッタ開閉手段82は、シャッタの側板に乗り上がる
必要があるが、シャッタ4の開方向の端部45に円弧状
または斜面状の面取りがあるのでスムーズに乗り上げる
ようになっている。
【0011】このシャッタ4の射出成形する金型では、
図5と図6に示す通り、固定側金型13と可動側金型1
4とでシャッタを射出成形するもので、前記固定側金型
13に別部材からなるゲートブッシュ50を介して前記
略四角形状孔46を形成する突起56をシャッタ側板4
4の板厚よりも高く突設し、かつ前記可動側金型14に
前記突起56より大きい凹部57を設けてシャッタ側板
44の板厚より内部で突き合わせてある。さらに前記シ
ャッタ側板44の四角形状孔46を形成するゲートブッ
シュ50に樹脂注入用ゲート49が四角形状孔46とシ
ャッタの開方向端部47との間に設けられている。この
場合、前記凸起56と凹部57との間は実質的に隙間が
なく、嵌合(0.02〜0.04mm程度の隙間で嵌
合)させ、四角形状孔46の周囲にリブを設けないこと
もできる(図6)が、必要に応じ該凹部57の内周に突
起56とで隙間161 例えば0.1〜0.2mm程度を
形成して四角形状孔46の周囲にリブ16を一体成形す
るのがよい。(図7)
【0012】この場合、前記固定側金型13は固定側金
型本体と、樹脂注入用ゲート49を含むゲートブッシュ
50とで構成し、該ゲートブッシュ50に四角形状孔4
6を形成する突起56を備えているものを用いるのがよ
く、また前記シャッタ4の側板44の四角形状孔46よ
りも開方向端部47に片寄せてゲート49を配置したの
は、シャッタ開閉手段82が通過する面にゲート跡がな
く引っかかりがなく削れ粉発生もなくスムーズに動作で
きるからである。
【0013】また、ゲート49と対向する側板44の裏
面には、湯溜まりの凸部をケース1・2と接触しない範
囲で設けるのが望ましい。なお、ゲート49としてはバ
ルブゲートのようなダイレクトホットランナーを用いる
と、ゲート径も大きくでき成形性が向上する他、廃棄し
なければならないランナー部での成形廃棄物がなくな
り、資源保護と環境保護に非常に有効であり、廃棄物が
なくなるので安価に製造できる。さらに、ゲート49を
ブッシュ50の別部材で金型を構成すると、ゲート49
の破損などという金型の事故が発生しても修理が容易に
なる。このブッシュ50で孔46の部分も一体で構成す
ると、ブッシュ50は比較的小さい部品であるため、圧
力によるたわみが少なく、樹脂の射出圧による金型の変
形から発生するばりを最小限に押さえることができるの
で効果的である。さらに、固定側金型13と可動側金型
14の突き合わせ面(以下PL面と呼ぶ)はこの構成の
場合、側板の内面側表面で構成するのが通常であるが、
四角形状孔46の部分のみ固定側金型を突出させ、その
突起56よりも幅広に可動側金型に凹部57を設ける。
このようにして、四角形状孔46の部分のみPL面を変
更するとともに、突起56と凹部57の間に形成させる
空間で四角形状孔46の周辺にリブ16を設ければ、こ
の構成により、樹脂の圧力が四角形状孔46の部分では
緩和されるので四角形状孔46でのばり発生はなくすこ
とができる。ディスクカートリッジの取り出しは、ユー
ザーが手で行うため、記録再生装置の内部の寸法とディ
スクカートリッジの寸法の差だけ傾いて取り出すことに
なり、さらにシャッタ部では記録再生装置のシャッタ開
閉手段が係合しているため、取り出しの時は、シャッタ
側へ傾きやすいが面取部48で記録再生装置の内面を削
るおそれがない。
【0014】前記固定側金型13は、寸法調整用のライ
ナー59を介してロック用部材60を備え、ゲートブッ
シュ50を含みバルブゲート61を有して固定側受板6
2に設けられ、可動側金型14はスライドコアからなり
センターコア63のあるセンターコア保持部材64にス
ライドコアバック用スプリング65によりスライドコア
ストッパ66に付勢し可動側受板67に配備し、型が開
くと可動側金型14はライナー59との接触がなくなる
ので、スライドコアストッパ66の位置までスプリング
65の弾力で後退し支障なく用いられる。
【0015】なお、前記シャッタ4を成形する材料とし
ては、ポリアセタール(POM)またはポリオレフィン
系樹脂例えばポリプロピレン(PP)が適しており、そ
の基材となる樹脂に無機フィラー例えば炭酸カルシウム
などを添加し、その配合割合は1:0.01〜0.1重
量%とするのがよい。この場合、ポリアセタールとして
は、成形の安定性や金型の耐久性向上などの点から高流
動特性の樹脂グレードを選択するのがよい。また、ポリ
プロピレンでは、元来流動特性はよいので、低そり性の
グレードを選択するのがよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、記録再生用ヘッドなどを挿入
しうる開口部を有するケースの内部に、ディスク状媒体
を回転可能に収納すると共に、前記開口部を開閉するシ
ャッタを前記ケースに摺動自在に備えたカートリッジに
おいて、シャッタをポリアセタールまたはポリオレフィ
ン系樹脂またはそれらの樹脂にフィラーを混合した複合
樹脂で射出成形すると共に、該シャッタの摺動方向の閉
方向端部の少なくとも前記係止溝と対向する部分と、開
方向端部とに面取部を形成したことにより、記録再生装
置のシャッタ開閉手段がシャッタの側板に乗り上げる時
に、シャッタ端部での引っかかりがなくなるとともに、
記録再生装置や収納ケースからの取り出しの時も削る心
配がないので、装着不良や削れ粉による記録再生不良が
発生せず信頼性を高めることができ、しかもシャッタの
動きがスムーズになって、シャッタ作動不良となること
なく安全に開閉操作でき、かつシャッタ開閉時の記録再
生装置に対するこすれ、或いは削れなど損傷や削れ粉の
発生現象が少ないので、ドロップアウトなどの記録・再
生に支障を来すこともなく信頼性を著しく高めることが
できる。また、本発明ではシャッタ成形金型において、
前記固定側金型に前記略四角形状孔を形成する突起をシ
ャッタ側板の板厚よりも高く突設し、かつ前記可動側金
型に前記突起より大きい凹部を設けてシャッタ側板の板
厚より内部で突き合わせること、或いは突き合わせる際
に、該凹部の内周に突起とで隙間を形成して四角形状孔
の周囲にリブを一体成形することで、ゲート位置をシャ
ッタの側板の穴よりもシャッタの開方向側の側板上に配
置できることになり、端部にゲート跡によるばりがな
く、円弧状または斜面状の面取りを設けることができ、
さらに記録再生装置のシャッタ開閉手段とゲート跡が接
することがないのでスムーズな着脱が可能であり、さら
にこのゲート位置では、ホットランナーによる成形が可
能となるので、ランナーとして廃棄するものがなくなる
ので、環境保護や省資源にも役立つとともに安価にシャ
ッタを製造できるし、シャッタに必要な板厚を設定でき
るので、強度の十分ある信頼性の高いディスクカートリ
ッジのシャッタを効率よく生産できる成形金型で製作も
容易・安価であるなどの実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のディスクカートリッジの分離
状態の斜視図である。
【図2】図1の例のシャッタの拡大詳細図で、(a)は
一部切欠斜視図、(b)はゲート方向から見た斜視図で
ある。
【図3】図1の例のシャッタをケースに組込んだ使用状
態図で、(a)はシャッタ開放時の作動正面図、(b)
はシャッタ閉時の作動正面図、(c)は内部を示した平
面図、(d)はそのシャッタ開放時の作動平面図、
(e)は縦断面図である。
【図4】図1の例の記録再生装置への挿入作動状態を示
す説明図で、(a)は挿入直前時の平面図、(b)は装
着完了時の一部平面図、(c)は挿入途中時の一部平面
図である。
【図5】本発明で用いられる成形用金型の縦断面図であ
る。
【図6】図5のシャッタ側板部の拡大縦断面図である。
【図7】図5のシャッタ側板部の他の例の拡大縦断面図
である。
【符号の説明】 1 上ケース 11 開口部 2 下ケース 21,22 開口部 23 ロック装着軸 24 収納室 3 ロック部材 4 シャッタ 41 ロック係止部 42 上板 43 下板 44 側板 46 四角形状孔 48 面取部 5 ロック部材 51 回転軸 52 ロックアーム 53 弾性腕 56 突起 57 凹部 6 該消去防止部材 7 クランピングプレート 13 固定側金型 14 可動側金型

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生用ヘッドなどを挿入しうる開口
    部を有するケース内部に、ディスク状媒体を回転自在に
    収納すると共に、前記開口部を開閉するシャッタが開口
    部を覆う上板と下板と、この上下板を連結する側板とか
    ら断面略コ字形状に構成され、該側面にシャッタ開閉手
    段が挿入される略四角形状の孔が設けられているシャッ
    タであって、前記ケースのシャッタ摺動領域に摺動自在
    に備え、該シャッタを閉位置で係止するロック部材を前
    記ケースの一側に設けた係止溝内に設けたディスクカー
    トリッジにおいて、前記シャッタをポリアセタールまた
    はポリオレフィン系樹脂またはそれらの樹脂にフィラー
    を混合した複合樹脂で射出成形すると共に、該シャッタ
    の摺動方向の閉方向端部の少なくとも前記係止溝と対向
    する部分と、開方向端部とに面取部を形成したことを特
    徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 記録再生用ヘッドなどを挿入しうる開口
    部を有するケース内部に、ディスク状媒体を回転自在に
    収納すると共に、前記開口部を開閉するシャッタが開口
    部を覆う上板と下板と、この上下板を連結する側板とか
    ら断面略コ字形状に構成され、該側面にシャッタ開閉手
    段が挿入される略四角形状の孔が設けられているシャッ
    タであって、前記ケースのシャッタ摺動領域に摺動自在
    に備え、該シャッタを閉位置で係止するロック部材を前
    記ケースの一側に設けた係止溝内に設けたディスクカー
    トリッジにおいて、前記シャッタをポリアセタールまた
    はポリオレフィン系樹脂またはそれらの樹脂にフィラー
    を混合した複合樹脂で射出成形すると共に、樹脂注入用
    ゲートをシャッタ側板の四角形状孔よりもシャッタの開
    方向端部側の側板上に配置したことを特徴とするディス
    クカートリッジ。
  3. 【請求項3】 ディスクカートリッジのケースに形成さ
    れた開口部に開閉する上板と下板と、この両上下板を連
    結する側板とから断面略コ字形状に構成され該側板にシ
    ャッタ開閉手段が挿入される略四角形状の孔が設けられ
    ているシャッタをポリアセタールまたはポリオレフィン
    系樹脂またはそれらの樹脂にフィラーを混合した複合樹
    脂を用いて固定側金型と可動側金型とで射出成形するシ
    ャッタ成形用金型において、前記固定側金型に前記略四
    角形状孔を形成する突起をシャッタ側板の板厚よりも高
    く突設し、かつ前記可動側金型に前記突起より大きい凹
    部を設けてシャッタ側板の板厚より内部で突き合わせた
    ことを特徴とするディスクカートリッジのシャッタ成形
    用金型。
  4. 【請求項4】 前記固定側金型と可動側金型とに設けた
    突起と該突起を嵌入する凹部とが該凹部の内周に突起と
    で隙間を形成して四角形状孔の周囲にリブを一体成形す
    る請求項3記載のシャッタ成形用金型。
  5. 【請求項5】 前記固定側金型を固定側金型本体と樹脂
    注入用ゲートを含むゲートブッシュとで構成し、該ゲー
    トブッシュに四角形状孔を形成する突起を備えている請
    求項3または4記載のシャッタ成形用金型。
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