JPH0926607A - 制御された電界の印加による強誘電性ドメイン反転方法 - Google Patents

制御された電界の印加による強誘電性ドメイン反転方法

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JPH0926607A
JPH0926607A JP8128735A JP12873596A JPH0926607A JP H0926607 A JPH0926607 A JP H0926607A JP 8128735 A JP8128735 A JP 8128735A JP 12873596 A JP12873596 A JP 12873596A JP H0926607 A JPH0926607 A JP H0926607A
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Mool C Gupta
シー グプタ ムール
Alan C G Nutt
シー ジー ナット アラン
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    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/35Non-linear optics
    • G02F1/355Non-linear optics characterised by the materials used
    • G02F1/3558Poled materials, e.g. with periodic poling; Fabrication of domain inverted structures, e.g. for quasi-phase-matching [QPM]

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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電性材料を含み2つの主な対向する表面
を有する基板内に反転された強誘電性ドメイン領域を形
成する方法を提供する。 【解決手段】 その方法はそれに続く核形成及び選択さ
れたドメインの成長を阻害するために選択された領域内
に制御された電界の印加することを含み;対向する主な
基板の上に導電性電極を設け;強誘電性分極を選択され
た修飾されない領域内で反転するために充分な強度及び
持続時間を有する電圧を導電性電極に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連する出願の相互参照 Cynthia J.Baron等による1994年6
月16日に出願された米国特許出願260935「反転
された強誘電性ドメイン領域の形成方法」の開示を参考
として引用する。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は反転された強誘電性
ドメイン構造を用いるオプトエレクトロニクスデバイス
及びその製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】小型のレーザー光源は現在近赤外乃至赤
の可視波長でのみ用いられている。しかしながら利用で
きる小型の可視光源の欠如によりガス又はより大きな半
導体レーザーを用いて最近実用化された可視スペクト
ル、即ち400−700nmでの小型レーザーの多くの
応用がある。青の波長レンジのコヒーレント光は例えば
現在のレーザー波長の回折で限定された合焦による光学
的記録密度を約4倍にしうる。これらの応用に対して低
コスト及び小型性は必要な属性である。より高い解像度
のレーザー印刷及び表示は青い光源の経済的な利用性か
ら利益を得る。小型の可視レーザー光源を達成する幾つ
かの技術が種々の応用に対して開発されてきている。特
に周波数2倍化の方法は二次高調波発生(SHG)を介
して可視光を発生しうる非線形光学結晶をポンプするた
めに市販品として用いられる赤外励起III−Vレーザ
ーダイオードを用いる。利用可能な出力レベルで、導波
路内で準位相(quasi−phase)マッチングす
るSHGを実施する便利な方法はLim等による論文E
lectronics Letters,vol.25
1989,p.174に記載され、高いSHG効率を達
成するポンプ及び二次高調波放射に位相適合する周期的
に分極された(poled)強誘電性ドメイン領域の使
用を含む。
【0004】干渉計、変調器、モード変換器、スキャナ
ー、分極変換器(polarization tran
sformer)のような小型光学デバイス内で用いら
れるLiNbO3 及びLiTaO3 及びKTPのような
単結晶材料はバルク又は導波路準位相適合された二次高
調波発生器として用いられる。これらの材料は大きな非
線形光学計数を有し、可視レンジ内で透明であり、単一
又は多モード波長はイオン交換処理により容易に形成さ
れうる(Yahuan Xuの「Ferroelect
ric Materials and Their A
pplications」、Elsevier Sci
ence Publishers B.V.1991
年、233を参照)。非線形光学材料の反転された強誘
電性ドメイン領域の正確な構成(強誘電性分極の方向の
パターンニング)は準位相適合された二次高調波発生で
の利用可能な効率を得るのに必要である。反転されたド
メイン領域は変調器又はスキャナーのような他の電子ー
光デバイスに対してまた有用であり、ピロ電気検出器等
のような他のデバイスでも有用でありうる。
【0005】強誘電性材料での反転された強誘電性ドメ
イン領域を形成する幾つかの方法は現在用いられてい
る。強誘電性材料での強誘電性ドメイン領域反転の一般
的な方法はパターン化された金属電極を介して達成され
る所望のドメイン方向の材料の保磁電界(coerci
ve field)より強い電界をパターン化して印加
することである。これは室温又は上昇された温度のどち
らかでなされうる。(M.Yamada等によるApp
l.Phys.Lett.62(5),1993年2月
1日、436乃至436頁の論文「First−Ord
er quasi−Phase−Matched Li
NbO3 Waveguide Periodical
ly Poled by Applying an E
xternal Field for Efficie
nt Blue Second−Harmonic G
eneration」及びS.Matumoto等によ
るElectronic Lett.(27) 22,
1991年10月24日、2040乃至2042頁の論
文「Quasiphase−Matched Seco
nd Harmonic Generations o
f Blue Light in Electrica
lly Periodically Poled Li
thium Tantalate Waveguide
s」を参照)。表面上の反転した強誘電性ドメイン領域
を形成する他の広く用いられている方法は材料のキュー
リー温度を拡散により化学的に変化させることである。
このプロセスは高温で実施され、又はその後の熱処理に
よりなされる。(K.Yamamoto等によるJ.A
ppl.Phys.70(4),1991年8月15
日、1947乃至1951頁の論文「Characte
ristics of Periodically D
omain−Inverted LiNbO3 and
LiTaO3 Waveguides for Se
cond−Harmonic Generation」
を参照。他の方法は単一方向性の加熱及び同時の化学処
理、結晶成長中の強誘電性ドメイン反転、又は電子ビー
ム書き込みにより強誘電性ドメイン反転を含む。(G.
A.Magel等によるAppl.Phys.Let
t.56(2),1990年1月8日、108乃至11
0頁の論文「Quasi−phase matched
second−harmonicgeneratio
ns of blue light in elect
rically periodically pole
d LiNbO3 」及びHitoshi等による199
2年9月22日発行のアメリカ特許第5、150、44
7号を参照。) 化学的な拡散又はインプラテーション処理による強誘電
性ドメイン領域を反転する方法はよく知られ、全て同じ
原理を用いて動作する。拡散、注入等々により結晶から
選択された要素を導入又は除去することは強誘電性材料
のキューリー温度を局所的に低くする。選択された区域
で強誘電性分極を反転するためにデバイスは局所的に低
くされたキューリー温度より高いがバルク材料のキュー
リー温度より低い温度に加熱される。Lim等により記
載されたLiNbO3 内の高温Tiの内部拡散(in−
diffusion)のような拡散処理、Yamamo
to等によるJ.Appl.Phys.70(4),1
991年8月15日、1947頁及び後者はSawak
i等によるアメリカ特許第5、249、191号に記載
されるLiNbO3 内のLi2 O外部拡散(outdi
ffusion)又はLiNbO3 内のプロトン交換
(exchange)、又はBierlein等による
アメリカ特許第5、157、754号に記載されるKT
P内のイオン交換が一般的になされている。これらの拡
散制御されたプロセスは幾つかの欠点を有する。Li2
O外部拡散及びTi内部拡散は材料の光屈折抵抗を低く
する。(K.Yamamoto等によるJ.Appl.
Phys.70(4),1991年8月15日、194
7乃至1951頁の論文「Characteristi
cs of Periodically Domain
−Inverted LiNbO3 and LiTa
3 Waveguides for Second−
Harmonic Generation」を参照)。
準位相適合された二次高調波発生では最大効率は導波路
領域を貫通する垂直ドメイン壁により達成される。拡散
処理により作られた反転された強誘電性領域形状はLi
NbO3 に対しては浅く三角形であり、LiTaO3
対しては浅く半円形であり、導波路とモード上のオーバ
ーラップに対して最適ではなく、変換効率の減少を内蔵
することを導く。材料の屈折率は化学的に拡散された種
によりまた変化され、均一な屈折率が必要な場合には付
加的な段階が要求される。さらにまた拡散パターン化さ
れた反転されたドメイン形状及び寸法の正確な制御は困
難であり、時間、温度、加熱率、化学的な相互作用の
量、材料のピロ電気的及び圧電的特性を含む幾つかの係
数に依存する。これらと同じ処理は一般に導波路を作製
するのにまた用いられ、単一モード導波路を維持するた
めにいくつかの付加的処理段階を要求する。
【0006】反転された強誘電性ドメイン領域を形成す
る他の方法は1方向加熱と組み合わせたLiNbO3
びLiTaO3 内のプロトン交換を用いるMakio等
によるAppl.Phys.Lett.61,1992
年12月28日、3077頁の論文に記載される。(A
ppl.Phys.Lett.61(26),1992
年12月28日、3077−3079頁の論文「Fab
rication of periodically
inverted domain structure
s in LiTaO3 and LiNbO3 us
ing Proton Exchange」 を参
照)。プロトン交換からのストレスは温度勾配下の反転
されたドメインの成長を引き起こすと考えられる。ドメ
インは「スパイク状」で、結晶の表面上のプロトン交換
された領域から始まる。この方法は不安定なドメインを
形成し、それに続く熱処理下でドメインの深さは減少す
る。380°Cで5分までドメインが残ることが導波路
を形成するために充分である一方で、導波路の長さに沿
ってプロトンを厳密に導入することによる非線形係数及
び屈折率の変調はSHGを阻害し、散乱を増加する。反
転された強誘電性ドメインは表面に延在される必要があ
り、屈折率の変動を示さないか、又は最大効率に対する
非線形係数の低下を示す。
【0007】「書き込まれた」パターン内の電子線照射
はLiNbO3 内の強誘電性ドメイン領域を反転するた
めになされてきており、Yamada等によるElec
tronics Letters,(27),1991
年5月9日、828頁の論文及びアメリカ特許第5、2
49、250号に記載されており、LiNbO3 につい
てはHsu等によるAppl.Phys.Lett.6
0(1),1992年1月6日、1頁の論文に記載され
ており、KTPについてはGupta等によるApp
l.Phys.Lett.63(9),1993年8月
30日、1167頁の論文に記載されている。電子線照
射は大規模なパターンを作成することが困難であり、処
理条件に対するドメイン形状の感応性、材料の表面内へ
の電子線の貫通、印加された高い電界による表面の損傷
を被り、この後者は両方ともより高い効率のための導波
路組立の前に表面層の除去を必要とする。
【0008】垂直の壁を有する反転された強誘電性ドメ
イン領域は材料の保磁電界より高い外部電界の印加によ
りまた示されてきた。Yamada等によるアメリカ特
許第5、193、023号には反転されたドメイン領域
を作成するために非線形光学的強誘電性基板上のパター
ン化された電極の使用が記載されている。出版物ではY
amada等によるAppl.Phys.Lett.6
2(5),1993年2月1日、435頁の論文に50
0μmの厚さより小さなウエーハの厚さを貫通する反転
されたドメイン領域を形成するためにLiNbO3 上で
用いられるパターン化されたアルミニウム電極が記載さ
れている。電極のパターン化された部分は結晶の+z表
面上に形成される。何故ならば反転された強誘電性ドメ
イン領域は+z表面から始まるからである。結晶のーz
表面は平坦な電極としてコートされる。100μsec
の負のパルスはドメインを反転するために印加される。
最後の段階は適切な溶液内で電極を溶解することを含
む。Yamada等はより長いパルス長に対する電極下
のドメインの側方成長を報告しており、実際短い(3m
m)相互作用長さのみで形成されている。極性電界パル
スの制御は適切な垂直に壁を形成されたドメインパター
ンを達成するのにクリティカルなものである。より長い
相互作用長さの欠如はプロセスの再現性を阻害するもの
である。極端に高い電界での金属電極の使用はまた表面
相互作用による変換効率の減少を引き起こす。
【0009】Matsumoto等によるElectr
onics Letters,vol.27,No.2
2,1991年10月24日、2040頁の論文では表
面反転された強誘電性ドメイン領域を作るために高温で
相互嵌合した電極からのフリンジ電界を用いている。M
atsumotoは顕著に導波路損失を引き起こすのに
充分な20nmの反転操作により作られた表面上の波形
を報告している。印加された電界と組み合わせてこのプ
ロセスに対する高温は電極を非線形特性に影響し、光屈
折を顕著に誘導する基板の表面内へ拡散させる。強誘電
性材料は高温では顕著な導電性をまた有する。
【0010】Myers等はカリフォルニア州スタンフ
ォードの非線形光学材料センターで1993年7月に発
表を行った。この発表では金属及び溶融塩電極の両方を
含み材料の保磁電界よりも非常に高い電界を非常に短時
間の間パルス化された0.5乃至1mmの厚さのLiN
bO3 結晶に関するものである。金属パターン化電極に
対して、ドメイン形状の制御は電界パルス長さ及びパル
ス数により達成される再極化された領域の均一性は液体
電極の使用により増加された。ニオブ酸リチウム内のパ
ターン化された再極化された領域はYamada等によ
り開示されたようにパターン化された金属電極の使用を
介してのみ達成された。液体電極のパターン化は効率的
なSHGで必要とされる寸法に対しては殆ど不可能であ
る。
【0011】強誘電性ドメイン領域を再現性よく反転す
ることがSHGデバイスの開発の鍵である。変換の低い
効率は主に以下の3つの主要な欠点の1以上による:導
波路を有する反転された領域の少ないオーバーラップ、
化学又は光屈折効果による反転領域内のNLO係数の減
少、又はドメイン形状、深さ、デューティーサイクルの
制御の悪さ。化学的拡散処理は準位相適合に対して最適
な条件を提供せず、屈折率変化をまた導入しうる三角又
は半円ドメイン形状を生ずる。両方の効果は変換効率の
減少を導く。他方で現在ある電界ドメイン反転技術は再
現性の欠如、電極相互作用、反転されたドメインパター
ン内の不均一性を被り、それらの全ては制御不可能なプ
ロセス及び低い効率の結果の属性である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は表面パ
ターンの延長である反転されたドメイン体積間の境界を
有する所定の表面パターンを有する強誘電性材料内の反
転された強誘電性ドメイン領域を形成する改善されたプ
ロセスを提供することにある。本発明の他の目的は化学
拡散プロセスの使用をとおして達成されたものよりも好
ましい形状及び深い反転された強誘電性ドメイン領域を
材料内に提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は表面損傷又は壊滅的な
破壊の可能性を低下させることにある。本発明の更に他
の目的は付加的な幾つかのプロセス段階なしに素早くか
つ再現性を有して形成されうる反転された強誘電性ドメ
イン領域の大きな区域を提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は導波路又はバルク
応用のどちらにも用いられうる反転された強誘電性ドメ
イン領域を形成するプロセスを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】反転された強誘電性ドメ
イン領域のパターンは隣接領域での該ドメインの成長を
阻害することにより形成可能であることは全く予想外に
発見されたものである。この目的は a. 典型的には0.5μmから1.0μmの間の厚さ
の基板表面上で高い誘電定数を有する高い電気絶縁層を
堆積し; b. 誘電層上及び他の基板表面上にそれぞれ導電性電
極を設け; c. 制御された方法で強誘電性分極を反転するために
充分な強度及び持続時間を有する導電性電極にわたる電
圧を供給する 各段階からなり、強誘電性材料を含み2つの主な対向す
る表面を有する基板内に反転された強誘電性ドメイン領
域を形成する方法により達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1を参照するにタンタル酸リチ
ウム、ニオブ酸リチウム、又はリン酸チタニルカリウム
(KPT)のような強誘電性材料からなる基板10が設
けられる。これらの材料は結晶である。基板は有用な光
学的特性を示すどのような強誘電性材料も含みうる。上
面12はHF+2HNO3 内でのディップ及び脱イオン
化水のすすぎ又は適切な標準半導体洗浄過程に続く超音
波パワー下での希釈イソクリーン、アセトン、2ープロ
パノールのようなクリーナー及び溶媒内での順次の浸漬
により最初に洗浄される。マスク材料14は従来のスパ
ッタリング技術によるように表面12上で設けられる。
マスク材料14は例えばTa2 5 ,WO3 、Hf
3 、ダイアモンド類似の炭素でありうる。フォトレジ
スト層(図示せず)はマスク材料の上に塗布され、開口
を設けるためにパターン化される。酸又はイオンビーム
エッチングは開口を介してフォトレジスト内で基板12
の表面に下降してマスク材料14を除去するために用い
られる。それからフォトレジスト層は除去され、残りは
マスク材料14内に形成された開口17のパターンであ
る。代替的にフォトレジスト層は基板12の表面への開
口17を得るために基板12の光学的にきれいな表面に
塗布されえ、画像逆転プロセスを介してパターン化され
る。マスク材料14は例えば蒸着技術によりフォトレジ
ストパターン上に塗布され、それに続いてフォトレジス
ト層の溶解は不要なマスク材料14を取り払う。
【0017】図2に示すように、導電性の接点20は基
板10の両面に取り付けられる。この導電性接点20は
Mg(NO32 ・6H2 O,MgSO4 ,NaCl及
び他の可溶なアルカリ及びアルカリ土類塩水溶液のよう
な溶解塩及びAu,Al,Ag,Pt,Ta等の金属か
ら構成されうる。一実施例では電源21は傾斜した電圧
を供給する。傾斜された電圧により生じた電流は電流モ
ニター23により測定される。
【0018】図3にx軸に典型的な傾斜した電圧を、y
軸に測定された電流を示す。電源21からの電圧が強誘
電性ドメイン領域が反転するのに充分な大きさである時
に電流の大きさが増加する。電流計23により測定され
る流れる全体の電荷は反転された強誘電性ドメイン領域
の寸法に比例する。このプロセスの結果としてこの電流
の増加は予想可能であることが明らかとなった。この方
法により強誘電性ドメインの反転はモニターされ、電圧
勾配は電流の始まりで横ばいになり、続いて所定の電荷
の流れの後に消失する。これは手動又は自動のどちらか
で達成されうる。電極にわたって印加された電圧はDC
であり、保持力電圧以上の傾斜又はパルスであり、.0
0001から100000msec、好ましくは.00
001から10000msecとして印加される。
【0019】導電性接点20は水及び希釈された酸のよ
うな適切な溶媒内に浸漬することにより除去される。得
られたデバイスは図4に示される。異なる方向に交代す
る矢印が示されており、これらは基板10の反転された
ドメイン25の方向を示す。図5の(A)に示される本
発明の他の実施例では溝27は周期的に強誘電性結晶基
板10内に形成される。溝は結晶表面上にマスク材料を
パターン化することにより形成される。マスク材料はフ
ォトレジストのコーティングと、それの露出と、レジス
トの現像と、イオンエッチングとを含むフォトリソグラ
フィにより形成される。溝をエッチングした後にマスク
層は典型的には除去される。それから導電性電極28
a,28bは導電性電極が溝内に入るように両方の表面
上に用いられる。それから高電圧が局部化された領域で
分極の反転を生ずるように導伝体にわたって印加され
る。ある場合には図5の(B)に示すようにパターン電
極は導電性電極28aが一方の表面上で溝を有する領域
内だけにあり、反対の表面上の連続的な電極28bがあ
るように適用される。傾斜のある高電圧が印加されたと
きには電流の分裂(図6)が領域1及び領域2の分極反
転に対応する2つの区別できる電圧として観測される。
この構造は電圧を制御することにより選択された領域で
分極反転を生ずる。
【0020】図7に示される本発明の他の実施例では結
晶表面は化学的に修飾され、それからパターン化された
誘電層29は形成され、パターン化され、強誘電性結晶
の化学的に修飾された層に移動される。この方法は結晶
及び化学的に修飾された表面に溝を形成し、誘電層はな
お選択された領域内にある。それから導伝性層は両方の
表面に等角に(同様に)設けられる。高電圧は強誘電性
結晶内で分極の反転を引き起こすために印加される。あ
る場合には誘電性層は導電性電極の設置の前に除去され
る。
【0021】図8の(A)に示される本発明の他の実施
例では誘電性層30は結晶表面上に形成され、それから
パターン化された導電性電極31は誘電層30の上に形
成され、連続した電極28bは他の表面上に形成され
る。それから高電圧が分極反転を引き起こすように導電
性電極に印加される。誘電性層30は金属電極が結晶表
面上に直接形成される場合に比べて電界の分布を改善す
る。ある場合には誘電性層29及び金属電極30は図8
の(B)に示されるようにパターン化される。 例の中で用意されたデバイス内のドメイン反転を決める
ためにxz平面に沿った断面内でデバイスはスライスさ
れ、磨かれた。デバイスは90度で1:2の比率のHF
及びHNO3 の中で5乃至10分間エッチングされた。
+z方向向き及び−z方向向きドメインはドメイン構造
を明らかにするためにy軸に沿って異なる比率でエッチ
ングされた。例1 LiTaO3 の0.5mm厚さの光学的に研磨された表
面を有するSAWグレードのz−カット結晶は購入さ
れ、1.4cm平方に切り取られた。5000オングス
トロームのTa2 5 が−z表面上にスパッタされた。
1500オングストロームのインジウム錫酸化物(IT
O)はスパッタリングにより堆積された。フォトレジス
トは3.6μm周期のグレーティングマスクを通して露
光された。露光されたフォトレジストは現像され硬化す
るために後焼成された。ITOはCF4 及び酸素プラズ
マ内でエッチングされた。それからTa2 5 はフレオ
ンプラズマによりエッチングされた(反応イオンビーム
エッチング)。エッチング後にフォトレジストは除去さ
れ、Ta2 5 グレーティングマスクは基板表面に残さ
れた。 20mlのH2 O内に溶解された2gmのMg
(NO32 ・6H2Oからなる導電性電極は基板の両
側に滴下されて設けられ、連続性は真鍮のプローブによ
り確実にされた。基板にわたる電圧及び通過する電流は
モニターされ、電流はまた時間に対してモニターされ
た。毎秒約100乃至200ボルトのDC傾斜は傾斜が
毎秒約10乃至30ボルトに減少する時まで約10KV
まで印加された。電流がドメイン反転の開始により増加
するまでDC電圧は数秒間一定に保たれ、充分な電荷が
通過した後で回路は電流を停止するため開かれる。導電
性電極は水で洗浄される。得られた反転されたドメイン
パターングレーティングは約8mmx8mmの接点区域
内にある。例2 z−カットLiTaO3 結晶は洗浄され、0.5μm厚
さのフォトレジスト層でコートされる。フォトレジスト
はUV光で照射されることにより3.6μm周期でパタ
ーン化され、現像された。次にサンプルは結晶表面に
0.5μm深さの溝を形成するためにアルゴンイオンビ
ームにより30分間エッチングされた。残りのフォトレ
ジストは除去された。液体電極は両面に用いられ、分極
反転は高電圧の印加により達成された。
【0022】本発明はその特定の好ましい実施例を参照
して詳細に説明されてきたが、改良及び変更は本発明の
精神及び範囲内で有効である。
【0023】
【発明の効果】以下に本発明の利点を述べる。深い、直
線の壁の反転された強誘電性ドメイン領域は容易に形成
されえ、しばしば表面パターンを複写する結晶の厚さを
貫通して延在し、ドメイン深さについての問題を除去
し、化学的拡散プロセスで生じたドメイン形状を最適化
する。このプロセスは室温で実施されえ材料表面の汚染
の機械を減少する。このプロセスでは電圧の印加は強誘
電性ドメイン反転に対して必要とされる最小限にされ
え、壊滅的な絶縁破壊、表面損傷、又はドメイン領域の
側方成長の可能性を最小限にする。このプロセスは表面
又はバルク応用での反転された強誘電性ドメイン領域の
大きな領域に対して適用可能である。本発明に記載され
た現在の最も簡単なプロセス段階で1.8μmより微細
な特性が室温で実施された。より高い温度処理(キュー
リー点までの)はまた有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による反転された強誘電性ドメイン構造
デバイスの断面を示す図である。
【図2】図1のデバイスにわたって電界を印加する構造
を示す図である。
【図3】図2のデバイスに対する印加された電圧対スイ
ッチング電流のプロットを示す図である。
【図4】図2のデバイスの基板内に形成された反転され
たドメイン構造を示す図である。
【図5】(A)は溝を有する結晶基板を用いた実施例を
示す図であり、(B)は(A)と類似であるが、溝内に
のみ電極を有する他の実施例を示す図である。
【図6】図5(A)のデバイスに対する電圧対又はスイ
ッチング電流のプロットを示す図である。
【図7】本発明による他のデバイス構造を示す図であ
る。
【図8】(A),(B)は本発明による更に他のデバイ
ス構造を示す図である。
【符号の説明】
10 基板 12 光学的にきれいな表面 14 マスク材料 17 開口 20 導伝性層 21 電源 23 電流計 25 反転されたドメイン 27 溝 28 導電性電極 29 パターン化された誘電性層 30 誘電性層 31 金属電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a. 典型的には0.5μmから1.0μ
    mの間の厚さの基板表面上で高い誘電定数を有する高い
    電気絶縁層を堆積し; b. 誘電層上及び他の基板表面上にそれぞれ導電性電
    極を設け; c. 制御された方法で強誘電性分極を反転させるため
    に充分な大きさ及び持続時間を有する導電性電極にわた
    る電圧を供給する 各段階からなり、強誘電性材料を含み2つの対向主面を
    有する基板内に反転された強誘電性ドメイン領域を形成
    する方法。
  2. 【請求項2】(a) ドメイン反転が選択された領域で
    禁止されるように溝を形成するために基板をエッチング
    し; (b) 基板の両方の表面上に導電性電極を設け; (c) 強誘電性分極をスイッチさせるために充分な大
    きさ及び持続時間を有する導電性電極にわたる電圧を供
    給する 各段階からなる強誘電性基板内に反転された強誘電性ド
    メイン領域を形成する方法。
  3. 【請求項3】(1) 強誘電性結晶上に誘電層を堆積
    し、該誘電層上にパターン化された金属電極を設け; (2) 金属電極に電圧を印加する 各段階からなる強誘電性基板内に反転された強誘電性ド
    メイン領域を形成する方法。
JP8128735A 1995-05-30 1996-05-23 制御された電界の印加による強誘電性ドメイン反転方法 Withdrawn JPH0926607A (ja)

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