JPH09266712A - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機

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Publication number
JPH09266712A
JPH09266712A JP10338296A JP10338296A JPH09266712A JP H09266712 A JPH09266712 A JP H09266712A JP 10338296 A JP10338296 A JP 10338296A JP 10338296 A JP10338296 A JP 10338296A JP H09266712 A JPH09266712 A JP H09266712A
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JP
Japan
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seedling
seedlings
planting
box
arm
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Pending
Application number
JP10338296A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Kato
哲 加藤
Manabu Namoto
学 名本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP10338296A priority Critical patent/JPH09266712A/ja
Publication of JPH09266712A publication Critical patent/JPH09266712A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体旋回時や高速移動時に振動等によって苗
送りベルト上の苗の位置がずれることを防止する。 【解決手段】 苗を一株づつ収容するポットを縦横に多
数配列した苗箱で育成した苗を使用する苗移植機におい
て、前記苗箱から取り出される苗を載せて左右方向へ搬
送する苗送りベルト34aと、苗植付け停止時に前記苗
送りベルト34a上の苗を上から押えて動かないように
固定する苗固定具50とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、苗を一株づつ収容
するポットを縦横に多数配列した苗箱の各ポットから苗
を取り出して圃場に植付ける苗移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記苗箱で育成した苗を苗箱ごと植付部
に装填し、該苗箱を所定の搬送経路に沿って搬送しつ
つ、その搬送途中で苗箱の各ポットから苗を横一列分づ
つ取り出し、その取り出した横一列分の苗を下方に搬送
して苗送りベルトの上に載せ、この苗送りベルトが苗を
左右方向に搬送し、苗植付装置の苗取り位置に苗を一株
づつ供給するように構成した苗移植機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、苗送りベルト上
の苗は該ベルトの上に載っているだけであったので、田
植機が低速走行で苗植付作業をしている時には問題ない
が、機体旋回時や高速で移動する時に振動等によって苗
送りベルト上の苗の位置がずれてしまい、植付け再開時
に苗の植付け精度が悪くなるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる苗移植機は、苗を一株づつ収容するポットを縦
横に多数配列した苗箱で育成した苗を使用する苗移植機
において、前記苗箱から取り出される苗を載せて左右方
向へ搬送する苗送りベルトと、苗植付け停止時に前記苗
送りベルト上の苗を上から押えて動かないように固定す
る苗固定具とを具備することを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】図示例の苗移植機1は、乗用型の
走行車体2の後側にリンク装置3を介して6条植えの植
付部4が昇降可能に装着され、また、走行車体2の後部
には、側条施肥装置5の肥料ホッパ5aと、各条ごとに
肥料を繰り出す肥料繰出装置5b…が配設されている。
この苗移植機1は水田で水稲の苗を植付けるものである
が、本発明はこれに限定されるものではなく、畑地にお
いて野菜の苗を植付ける苗移植機にも適用できる。
【0006】走行車体2は、駆動回転する左右一対の操
向用の前輪6・6と駆動回転する左右一対の後輪7・7
を備え、フレーム8上の前側にミッションケース9、そ
の後側にエンジンEが搭載され、エンジンEの回転動力
はベルト伝動装置10によりミッションケース9の上部
に取り付けた油圧ポンプに一旦伝動され、そこから、無
段変速操作可能なベルト伝動装置11によりミッション
ケース9内に伝動される。そして、ミッションケース9
内のトランスミッションで変速された動力が、前輪6・
6及び後輪7・7に伝動されるとともに、伝動軸9a、
中間ギヤケース9b、伝動軸9cを介して植付部4に伝
動される。なお、図中の12は前輪6・6を操向操作す
るためのハンドル、13は操縦者が座る座席、14は操
縦者が走行車体上を移動するためのステップフロアであ
る。
【0007】リンク装置3は、走行車体2のフレーム8
の後端部に固着のリンクベース8aに上リンク15a・
15a及び下リンク15b・15bが回動自在に取り付
けられ、これら上下リンクの後端部に縦リンク15cが
連結されている。そして、その縦リンク15cの下端部
から後方に突出する連結軸受部15c’に、植付部4の
中央の植付伝動ケース16に一体の連結軸16’が回動
自在に連結し、植付部4が進行方向に対して左右に回動
自在に装着される。また、リンク装置3を駆動するため
の油圧シリンダ17が、基部側をフレーム8に取り付け
て設けられていて、そのピストンロッド側が上リンク1
5a・15aの基部から下向きに一体的に固着されたア
ーム15a’の先端部にスプリングを介して連結されて
いる。この油圧シリンダ17が伸縮作動すると、上下の
リンク15a・15a・15b・15bがリンクベース
8a側の支軸回りに回動し、植付部4が昇降動するよう
になっている。なお、油圧シリンダ17は植付部4に設
けた油圧バルブ18によって作動制御される。
【0008】走行車体2の前部左右両側には予備苗載台
20,20が設けられている。また、走行車体2の前部
左右両側には、次行程における走行車体2の進路を圃場
面に線引きする線引きマーカー21・21が起倒切替可
能に設けられている。
【0009】植付部4は6条植え構成で、2条で1組づ
つ設けた苗箱搬送装置30・30・30、第一苗取出装
置31・31・31、第一苗搬送装置32・32・3
2、第二苗取出装置33・33・33、及び第二苗搬送
装置34・34・34、各条ごとに設けた苗植付装置3
5…等を備えている。この植付部4には、苗を一株づつ
収容するポットを縦横に多数配列した苗箱で育成した苗
が使用される。
【0010】苗箱搬送装置30…に複数枚の苗箱が装填
され、第一苗取出装置31…により苗押出し位置Pに搬
送されてきた苗箱の横一列のポットから苗が一斉に押し
出される。押し出された苗は、第一苗搬送装置32…の
苗ホルダー32a…に保持されて下側前方に弧を描くよ
うな軌跡で搬送され、第二苗取出装置33…で第二苗搬
送装置34…上に抜き落とされる。抜き落とされた苗
は、第二苗搬送装置34…によりその左右両側の苗取り
部に左右半分づつに分かれて横送りされ、苗取り部まで
搬送された苗は一株づつ苗植付装置35・35…が取っ
て圃場に植付ける構成となっている。
【0011】植付部4の下部にはセンターフロート36
と左右一対のサイドフロート37・37が設けられてお
り、植付作業時は、これらフロートが圃場面を整地しな
がら滑走してゆく。これら各フロート36・37・37
には、各条の苗植付位置の近傍の圃場面に施肥用の溝を
形成する作溝器38…が取り付けられ、その後側に平面
視断面が後方開口のU字状の施肥ガイド5c…が取り付
けられ、そこに肥料繰出装置5b…から繰り出された肥
料を移送する施肥ホース5d…が各条ごとに連結されて
いる。また、センターフロート36は圃場面の凹凸を検
出するセンサでもあり、このセンターフロート36の上
下動に応じて油圧バルブ18のスプールが作動するよう
になっている。すなわち、センターフロート36が上動
すると、油圧シリンダ17を伸ばす方向に油圧バルブ1
8が作動され、逆にセンターフロート36が下動すると
油圧シリンダ17を縮める方向に油圧バルブ18が作動
されるのである。これにより、植付部4は圃場面に対し
一定の高さを維持するように制御される。
【0012】次に、植付部4の各部の構成について説明
する。苗箱搬送装置30は中央と左右に計3体設けられ
ている。各苗箱搬送装置30は、上部に後下がりに傾斜
した状態で設けられる上下2段の苗箱供給部30a・3
0aと、その2段の苗箱供給部からの苗箱搬送路を合流
して下方に搬送し、更に続いて前側上方へU字状に湾曲
する主苗箱搬送部30bと、それに続いて前記苗箱供給
部30a・30aの真下まで上方に延びる空箱搬送部3
0cとを備え、空箱搬送部30cの出口に、そこから排
出される空の苗箱を複数枚上下に重ねた状態で収容する
空箱収容枠30dが設けられている。これら苗箱搬送装
置30…は、主苗箱搬送部30b…が植付伝動ケース1
6でその上側に支持され、更に主苗箱搬送部30b…の
U字状内に基部が固着された苗箱供給部支持フレーム3
0e…で苗箱供給部30a・30a…、空箱搬送部30
c…、及び空箱収容枠30d…が支持されている。
【0013】上下2段の苗箱供給部30a・30aに載
せられた苗箱は、自重で滑り落ちて一枚づつ主苗箱搬送
部30bに供給される。主苗箱搬送部30bの苗押出し
位置P付近の左右搬送ガイド部30b’には、苗押出し
位置Pで苗箱を係止するとともに、適宜タイミングで苗
箱をポット横一列分づつ送る苗箱送り装置40が設けら
れている。この苗箱送り装置40は、苗箱搬送路に沿っ
て往復移動する左右一対の送り爪40a・40aと、そ
れに連動して係脱する係止爪40b・40bとを備え、
送り爪40a・40aの爪部が左右搬送ガイド部30
b’に設けた開口部に入り込んで、その開口部内に位置
する苗箱の左右端縁部に設けた苗箱送り用の角孔に係合
した状態から、送り爪が上動して次の角孔に乗り越して
係合して再び下動することで、苗箱をポット横一列分づ
つ搬送する構成になっている。
【0014】この苗箱送り装置40の作動機構は、植付
伝動ケース16の左側部に突出する苗箱送り駆動軸40
cに一体回転するように取り付けた駆動プレート40d
と、送り爪40a・40aに連動するクランクアーム4
0eとをロッド40fで連結し、植付作動ケース16内
に設けた苗箱送りカム(図示せず)の作用で送り爪40
a・40aが上向きに作動するよう苗箱送り駆動軸40
cを回動させると共に、スプリング40hの作用で送り
爪40a・40aが下向きに作動するよう苗箱送り駆動
軸40cを回動させるようになっている。なお、左右の
クランクアーム40e・40e’は、主苗箱搬送部30
bのU字状内側を貫通して支持される回動軸40gに一
体回転するよう取り付けられている。また、駆動プレー
ト40dには苗箱送り手動レバー41が一体的に取り付
けられていて、送り駆動軸40cの駆動回転だけではな
く、苗箱送り手動レバー41の揺動操作によっても苗箱
送り装置40を送り作動させられるようになっている。
【0015】第一苗取出装置31は、前記苗箱搬送装置
30に装填されて苗押出し位置Pに順次送られる苗箱か
ら、その苗押出し位置Pにある横一列のポット内の苗を
スライド作動する苗押出しピン31a…で押し出す装置
である。この第一苗取出装置31は、植付伝動ケース1
6の左側部に突出する押出し駆動軸31bが、伸縮ロッ
ド31dを介して、押出し作動ケース31eの押出し作
動軸31fに一体回動するよう取り付けられている作動
アーム31gと連結し、押出し作動軸31fと押出し作
動ケース31e内で一体回転するように設けられている
扇形状のピニオンギヤ31hが苗押出しピン31a…と
一体に連結する押出し作動軸31iのラックに噛み合っ
ている。よって、押出し駆動軸31bの回転により押出
し作動軸31iがスライド作動するようになっている。
苗押出しピン31a…は、苗箱の横方向のポットに対し
て同数同ピッチで設けられていて、押出しピンガイド3
1jの押出し孔を突き抜けて突出作動し、更に苗箱の横
一列分のポットの底部に形成された切れ目を突き抜けて
苗の床部を押し出す。
【0016】第一苗搬送装置32は、前記第一苗取出装
置31により苗箱から押し出された横一列分の苗を苗ホ
ルダー32a…が苗受取位置(図3において鎖線で示
す)で受け取って、第二苗取出装置33…の苗取出位置
(図3において実線で示す)に搬送する装置である。こ
の第一苗搬送装置32は、植付伝動ケース16の右側部
に突出する第一苗箱駆動軸32bに一体回転する駆動ア
ーム32cが、苗箱搬送装置30の左右両側部に設けら
れた上下2本づつのスイングアーム32d…のうちの下
側のスイングアームに一体回転するスイング作動アーム
32d’に、伸縮ロッド32eを介して連動連結してい
る。スイングアーム32d…の先端は苗ホルダー32a
の左右側端に固着した支持プレート32f・32fに枢
着し、スイング軸32h・32hを回動軸としてスイン
グ作動するスイングアーム32d…と支持プレート32
f・32fとにより平行リンクを構成する。
【0017】駆動アーム32cが駆動回転すると、苗ホ
ルダー32aは、苗受取位置と苗取出位置との間を弧を
描くような軌跡で往復移動する。駆動アーム32cの駆
動回転によりスイングアーム32d…が上動し、苗ホル
ダー32aが苗受取位置に至ると、下側のスイングアー
ムがストッパー体32g・32gに当たって止まる。駆
動アーム32cはなおも回転してスイングアーム32d
…を上動させようとするが、伸縮ロッド32eが伸長し
て(伸縮ロッド32eのスプリングケース32e’の内
のスプリング32e”が縮んで)スイングアームがスト
ッパー体32g・32gによって停止されたままとな
る。よって、下側のスイングアームがストッパー体32
g・32gに当たって停止された状態にある間は、苗ホ
ルダー32aは苗受取位置に位置し、第一苗取出装置3
1により押し出された苗を受け取る。また、苗ホルダー
32が苗受取位置へ上動する時には、スイング軸32h
に一体のアーム32h′がその先端に取り付けられたス
プリング32h″を引き伸ばすように作動するので、ス
イングアーム上動時の勢いが殺され、ストッパー体32
g・32gに下側のスイングアームが当たって止まる時
の衝撃が緩和される。
【0018】苗ホルダー32aには、第一苗取出装置3
1により押し出された苗を受け取る凹状の苗ホールド部
32i…が、苗箱搬送装置30により搬送される苗箱の
ポットの左右方向の位置に合わせて形成してある。そし
て、この苗ホールド部32i…の底部に、苗抜止め爪3
2j…がそれぞれ設けられている。この苗抜止め爪32
j…は苗ホルダー32aの基部を横方向に貫通する回動
軸32kに一体的に取り付けてあり、該爪が苗ホールド
部32i…の底部から上方に突出するように、回動軸3
2kはその左右両外端部に取り付けたスプリング32l
・32lによって付勢されている。これにより、第一苗
取出装置31の苗押出し方向及び第二苗取出装置33の
苗抜取り方向に苗が苗ホールド部内を移動するときは苗
抜止め爪32j…が苗ホールド部32i…から引っ込
み、且つ逆方向に苗が移動するときは苗抜止め爪32j
…が苗ホールド部32i…内に突出し、その先端が苗床
にくい込む。なお、苗ホルダー32aの左右中央部で2
本の回動軸32k・32kを突き合わせて設けている。
【0019】更に、回動軸32k・32kの左右中央側
には、両回動軸と一体回転する爪回動アーム32mを取
り付け、その爪回動アームのボス部に操作アーム32n
が回転自在に外嵌し、その操作アームに形成された一対
のストッパー32n′・32n′で前記爪回動アーム3
2mの回動が規制されるようになっている。操作アーム
32nの先端部にはローラー32n″を回動自在に取り
付け、下端部には苗抜止め爪32j…が上方に突出する
方向に爪回動アーム32mを回動させるように付勢する
スプリング32oを取り付けている。スプリング32o
は、その他端部を左右の支持パイプ32f・32fを連
結する連結するパイプ32f′に引っ掛け、連結パイプ
32f′の左右中央部と苗ホルダー32aの左右中央部
とを連結する中央連結部材32f″の下側に配してい
る。このスプリング32oが回動軸32k・32kを付
勢する力は、前記スプリング32l…が回動軸32k・
32kを付勢する力よりも強く設定されている。
【0020】苗ホルダー32aが苗受取位置に位置する
ときは、主苗箱搬送部30bの左右中央後側に取り付け
た上部カムプレート32pにローラー32n″が当たっ
て操作アーム32nが押し倒され、爪回動アーム32m
が強制的に回動されて苗抜止め爪32j…が苗ホールド
部32i…の底部から引っ込む方向に回動する。苗抜止
め爪32j…は一対のストッパー32n′・32n′の
範囲内でスプリング32l…に抗して回動可能な状態と
なり、この状態で苗が苗ホルダー32aに押し込まれ
る。よって、弱いスプリング32l…で付勢された状態
の苗抜止め爪32j…により若干の抵抗を与えながら苗
が苗ホルダー32aに押し込まれるので、苗が飛び抜け
たりせずに確実に苗ホールド部32i…内に保持され
る。
【0021】苗ホルダー32aが下動すると、上部カム
プレート32pからローラ32n″が外れることにより
操作アーム32nがフリーとなり、強いスプリング32
oによる付勢も苗抜止め爪32j…に作用するような
る。よって、苗ホルダー32aによって苗を搬送中は、
苗抜止め爪32j…の先端が苗ホールド部32i…内に
保持された苗の苗床に大きくくい込み、確実な苗の抜け
止めが行われる。
【0022】苗ホルダー32aが苗取出位置へ移動する
と、下部カムプレート32qにローラー32n″が当た
って操作アーム32nが押し倒され、爪回動アーム32
mが強制的に回動されて苗抜止め爪32j…が苗ホール
ド部32i…の底部から引っ込み、第二苗取出装置33
による苗抜き出し作用に対して苗抜止め爪32j…が抵
抗にならないようになっている。
【0023】苗ホールド部32i…から苗が抜き出さ
れ、苗ホルダー32aが苗受取位置へ復帰作動を開始す
ると、苗抜止め爪32j…が苗ホールド部32i…内に
突出する状態に戻る。そのタイミングは、苗抜止め爪3
2j…が苗送りベルト34a・34aの前端部の上方を
通過するまでに戻り、図6において鎖線で示す如く苗ホ
ールド部32i…の底部から引っ込んだ状態において苗
ホルダー32aの底面よりも少し(3mm程度)下側に出
ている苗抜止め爪32j…の下部が後記第二苗搬送装置
34の苗送りベルト34a・34a上の苗を引っ掛けな
いようにしている。
【0024】第二苗取出装置33は、第一苗搬送装置3
3が苗取出位置に移動してきたとき、苗ホルダー32a
の各苗ホールド部32i…に保持される苗を苗抜取り具
33aで抜き出して、第二苗搬送装置33の苗送りベル
ト34a・34a上に落とす装置である。苗抜取り具3
3aは櫛状に形成されていて、下方に突出する各苗抜き
部33a’…が苗取出位置に移動してきた苗ホルダー3
2aの各苗ホールド部32i…内に保持される苗n…を
受け止め苗ホルダー32aのみを通過させて苗を抜き出
す。
【0025】また、苗抜取り具33aは、植付伝動ケー
ス16の左側部に突出する第一苗取出装置の駆動軸31
bに一体回転するように取り付けたカムディスク33b
により上下動するように設けられている。すなわち、苗
抜取り具33aの基部は連結部材を介して回動アーム3
3cに一体的に取り付け、その回動アームはアーム支持
軸33dに回動自在に取り付けている。回動アーム33
cにピン33eを固着し、更にピン33eが前記カムデ
ィスク33bのカム面に接当するよう付勢するスプリン
グ33fを回動アーム33cに取り付ける。カムディス
ク33bは図8に示すように、ピン33eが落ち込んで
苗抜取り具33aを下向きに回動させる凹部33b’
と、該凹部に続きピン33eを押し出して苗抜取り具3
3aを高く持ち上げる凸部33b”とを備えている。こ
れにより、苗ホルダー32aから苗を抜き出すと直ちに
苗抜取り具33aが下動し、苗を苗送りベルト34a・
34a上に強制的に落とすと共に、苗ホルダー32aが
通過すると苗抜取り具33aを一旦高く持ち上げた後、
苗抜取り具33aを一定高さまで再度下動させ、苗抜取
り具33aに付着した土を振動によって落とすようにな
っている。
【0026】第二苗搬送装置34は、第二苗取出装置3
3により抜き落とされた横一列分のを苗送りベルト34
a・34aの上に受けて左右半分づつ左右の苗植付装置
35・35の苗取り位置S・Sに搬送する装置である。
この第二苗搬送装置34は、植付伝動ケース16の後側
に突出し互いに逆方向に回転する駆動軸34b・34b
に駆動ローラ34c・34cを一体回転するよう連結
し、該駆動ローラとその左右内側に回転自在に支持され
た従動ローラ34d・34dとに苗送りベルト34a・
34aを巻き掛けて、左右の苗送りベルト34a・34
aの上面がそれぞれ左右両外側に移動するように作動す
るようになっている。また、苗送りベルト34aの外周
面には、移動方向に沿って並ぶ複数列の突起34a’…
が設けられ、苗がこの突起34a’…の左右間に挟まれ
た状態で搬送される。苗送りベルト34a・34aの作
動は、苗植付装置35・35が苗取り位置S・Sから苗
を一株づつ取っていくタイミングに合わせて苗を苗取り
位置に搬送する。
【0027】左右の苗送りベルト34a・34aの間、
且つ苗送りベルト34a・34aの上下中心よりも上側
の位置に、苗送りベルト34a・34aに付着した泥を
落とすためのブラシ34e・34eが、その先端が苗送
りベルト34a・34aの外周面に接当する状態で設け
られている。上記位置にブラシ34e・34eを設ける
ことにより、突起34a’…の根元に付着した泥も落と
すことができると共に、左右のブラシ34e・34eを
共通の取付部材34fに取り付けることができ簡略な構
成とすることができる。
【0028】また、図15に示すように、苗送りベルト
34aを、突起34a’…が設けられている内側ベルト
34a(I)と、該内側ベルトの突起34a’…が外に
突出する突起穴を有する外側ベルト34a(O)との二
重構造とし、内側ベルト34a(I)の下部の経路をテ
ンションローラ34g・34g等で上側に迂回させ、外
側ベルト34a(O)の外周面にスクレーパ34hを当
てて泥を掻き落とす構成としてもよい。
【0029】更に、苗送りベルト34aの下側に突起3
4a’…に係合して回転するスクレーパを設けて、苗送
りベルト34aに付着した泥を落とす構成としてもよ
い。
【0030】苗送りベルト34a・34aの上方には、
該苗送りベルト上の苗の苗床を波形の押え板50aで上
から押えて苗が動かないように固定する状態と、押え板
50aを苗の苗床から浮かせて苗を固定しない状態とに
切り替わる苗固定具50が設けられている。この苗固定
具50は、前記第二苗取出装置33の前記アーム支持軸
33dに回動自在に嵌合するアーム50bに一体に取り
付けられ、そのアーム50bと植付・昇降レバー51と
がワイヤ50cで結ばれている。また、アーム50bは
スプリング50dによって、苗固定具50が下向きに回
動する側に付勢されている。これにより、植付・昇降レ
バー51が「植付クラッチ入」に操作されている時はワ
イヤ50cに引かれて苗固定具50が苗送りベルト上の
苗を固定しない位置に保持されているが、植付・昇降レ
バー51を「植付クラッチ切」もしくは「植付部上げ」
に操作されるとワイヤ50cが弛みスプリング50dの
作用で苗固定具50が苗送りベルト上の苗を固定する位
置になる。
【0031】苗植付装置35は、第二苗搬送装置34に
より苗取り位置S・Sに搬送された苗を一株づつ取って
圃場に植付ける装置であって、植付駆動軸35aと一体
回転する回転ケース35bに設けた2体の苗植付具35
c・35cを備える。植付駆動軸35aは、植付伝動フ
レーム16aの後部に軸受60・60によって回転自在
に支承されている。回転ケース35bは、植付駆動軸3
5aにキー61によって一体に取り付けられている。回
転ケース35bには軸受62・62・62・62によっ
て2本の苗植付体取付軸63・63が回転自在に支承さ
れており、その苗植付体取付軸の外端部に植付体支持筒
64・64をボルト65・65によって一体に取り付
け、その苗植付体支持筒に苗植付具35c・35cを摺
動自在に支持している。苗植付具35c・35cの一端
と回転ケース35bの適所をスプリング66・66で結
んでいる。
【0032】回転ケース35bの内部には植付伝動フレ
ーム16aに一体のカムプレート69が設けられてい
て、このカムプレート69のガイド溝69aに苗植付体
取付軸63・63と一体作動するアーム70・70の先
端部に設けたカムピン71・71が摺動自在に嵌合して
いる。カムプレート69のガイド溝69aの形状は偏心
不等径のループ状であって、このガイド溝69aに沿っ
てカムピン71・71が移動することにより、苗植付具
35c・35cの回転ケース35bに対する角度が逐次
変化する。更に、苗植付具35c・35cの角度が変化
することによって、スプリング66・66が伸び縮み
し、それに応じて苗植付具35c・35cが植付体支持
筒64・64に沿って摺動して突出・引込み作動する。
苗植付具35c・35cが上から下へ移動する時に徐々
に引っ込み、ほぼ真下に着た時に苗植付具35c・35
cが一気に突出する。
【0033】その結果、苗植付具35c・35cは先端
軌跡T1 (機体の進行を加味した先端動軌跡T2 )を描
いて作動し、苗取り位置Sに供給される苗Nを圃場の苗
植付位置に交互に植え込む。T1 ′は苗植付具35c・
35cが突出・引込み作動しない従来の苗植付装置の先
端軌跡である(機体の進行を加味した先端動軌跡
2′)。両軌跡T1 ・T1 ′を比べれば明らかなよう
に、苗植付具35c・35cを苗植付位置の近傍で突出
させて苗を押し出す構成とすることにより、苗植付具3
5c・35cが土壌にあける穴を小さくすることがで
き、植付けた苗が安定する。苗植付具35c・35cを
突出・引込み作動させる方法としては、図示例の方法の
他に、電磁バルブ等を用いて強制作動させるようにして
もよい。
【0034】なお、第二苗搬送装置34の苗送りベルト
34a・34aの苗Nはベルト終端で苗取り位置S・S
に設けた苗受け部35d・35dに落とし込まれる。苗
受け部35d・35dは、左右に配した板状の植付ガイ
ド35e・35e・35e・35eの上部に形成されて
いて、植付ガイドのガイド板間隔を左右に広げて苗を受
け止めるようになっている。苗受け部35d・35dに
受けられた苗Nは、上方から移動してくる苗植付具35
c・35cの先端部に受け取られて植付ガイド35e・
35e・35e・35e間を移動し、苗が圃場に植付け
られてゆく。
【0035】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかる苗
移植機は、苗植付け停止時に苗送りベルト上の苗を上か
ら押えて動かないように固定する苗固定具が設けられて
いるので、機体旋回時や高速移動時に振動等によって苗
送りベルト上の苗の位置がずれることが防止され、植付
作業停止後、植付けを再開する時に苗を正確に植付けら
れるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗移植機の全体側面図である。
【図2】植付部の一部を示す左側面図である。
【図3】植付部の一部を示す右側面図である。
【図4】植付部の一部を示す背面図である。
【図5】苗ホルダーの一部断面正面図である。
【図6】図5のS1−S1断面図である。
【図7】図5のS2−S2断面図である。
【図8】第二苗取出装置の左側面図である。
【図9】第二苗搬送装置の右側面図である。
【図10】第二苗搬送装置の背面図である。
【図11】苗植付装置の左側面図である。
【図12】苗植付装置の背面断面図である。
【図13】回転ケースの側面断面図である。
【図14】苗植付具の先端動軌跡を示す図である。
【図15】苗送りベルトの異なる構成を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
C 苗箱 1 苗移植機 2 走行車体 3 リンク装置 4 植付部 30 苗箱搬送装置 31 第一苗取出装置 32 第一苗搬送装置 33 第二苗取出装置 34 第二苗搬送装置 34a 苗送りベルト 35 苗植付装置 50 苗固定具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗を一株づつ収容するポットを縦横に多
    数配列した苗箱で育成した苗を使用する苗移植機におい
    て、前記苗箱から取り出される苗を載せて左右方向へ搬
    送する苗送りベルトと、苗植付け停止時に前記苗送りベ
    ルト上の苗を上から押えて動かないように固定する苗固
    定具とを具備することを特徴とする苗移植機。
JP10338296A 1996-03-29 1996-03-29 苗移植機 Pending JPH09266712A (ja)

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