JPH09266767A - サンザシ抽出物入り持久力向上飲食品 - Google Patents
サンザシ抽出物入り持久力向上飲食品Info
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- JPH09266767A JPH09266767A JP8077700A JP7770096A JPH09266767A JP H09266767 A JPH09266767 A JP H09266767A JP 8077700 A JP8077700 A JP 8077700A JP 7770096 A JP7770096 A JP 7770096A JP H09266767 A JPH09266767 A JP H09266767A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた持久力向上効果を示すサンザシ抽出
物を分画することにより粘度が低くなり、そのため運動
選手でも摂取し易く、且つ、一層の持久力向上効果を有
し、またサンザシ抽出物を生薬と組合せることにより、
風味を良くし、且つ、成分としてフラボン配糖体やタン
ニン類を含有した食品として提供する。 【解決手段】 サンザシ抽出物よりフラボン配糖体やタ
ンニン類を含む低極性画分を精製することで粘度が低
く、飲食品に応用し易く、且つ、一層の持久力向上効果
を示す。また、各種生薬類と組合せることでサンザシ独
特の酸味、香りが弱まり風味が良くなることを特徴とす
る持久力向上飲食品。
物を分画することにより粘度が低くなり、そのため運動
選手でも摂取し易く、且つ、一層の持久力向上効果を有
し、またサンザシ抽出物を生薬と組合せることにより、
風味を良くし、且つ、成分としてフラボン配糖体やタン
ニン類を含有した食品として提供する。 【解決手段】 サンザシ抽出物よりフラボン配糖体やタ
ンニン類を含む低極性画分を精製することで粘度が低
く、飲食品に応用し易く、且つ、一層の持久力向上効果
を示す。また、各種生薬類と組合せることでサンザシ独
特の酸味、香りが弱まり風味が良くなることを特徴とす
る持久力向上飲食品。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンザシ抽出物を
含有する飲食品に関し、詳しくは該抽出物を精製し、ま
た他の生薬類と組み合わせることで摂取し易く、且つ持
久力向上に効力を示す飲食品に関する。
含有する飲食品に関し、詳しくは該抽出物を精製し、ま
た他の生薬類と組み合わせることで摂取し易く、且つ持
久力向上に効力を示す飲食品に関する。
【0002】
【従来の技術】サンザシはバラ科の落葉低木で、直径
1.5cmから3cm程度の赤い実がなる。中国ではサンザ
シ(crataegus cuneata)、オオミサンザシ(c.pinnatifid
a Bunge)等が用いられており、報告されている薬理効果
としては消化促進作用、血管拡張・血行促進作用、抗菌
作用、アルコール代謝促進作用がある。ヨーロッパでは
西洋サンザシ(c.oxyacantha L)が強心剤、狭心症薬、消
化促進剤として用いられている。また、中国では菓子と
して、拍子木状の干菓子や円盤状にしたサンザシ餅があ
り、あるいは日本のリンゴ飴のようにサンザシの赤い果
実の表面を水飴で固めたサンザシ飴などがある。
1.5cmから3cm程度の赤い実がなる。中国ではサンザ
シ(crataegus cuneata)、オオミサンザシ(c.pinnatifid
a Bunge)等が用いられており、報告されている薬理効果
としては消化促進作用、血管拡張・血行促進作用、抗菌
作用、アルコール代謝促進作用がある。ヨーロッパでは
西洋サンザシ(c.oxyacantha L)が強心剤、狭心症薬、消
化促進剤として用いられている。また、中国では菓子と
して、拍子木状の干菓子や円盤状にしたサンザシ餅があ
り、あるいは日本のリンゴ飴のようにサンザシの赤い果
実の表面を水飴で固めたサンザシ飴などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、健康志向の高ま
りとともに、各種の天然素材を用いて種々の目的の機能
性食品の開発が進められている。一方、積極的に健康を
維持し、体力を高めることを目的としてスポーツがます
ます盛んになりつつある。このような背景の中で、健康
を目指す人々のスポーツライフのあり方と食生活の影
響、スポーツ栄養学に関する研究が進みつつあり、また
関心も高まりつつある。
りとともに、各種の天然素材を用いて種々の目的の機能
性食品の開発が進められている。一方、積極的に健康を
維持し、体力を高めることを目的としてスポーツがます
ます盛んになりつつある。このような背景の中で、健康
を目指す人々のスポーツライフのあり方と食生活の影
響、スポーツ栄養学に関する研究が進みつつあり、また
関心も高まりつつある。
【0004】しかしながら、各種の天然素材を用いた機
能性食品の中で、持久力向上などを目的とし、またその
効果を裏付けたものは極めて少ないのが現状である。ま
た、飲食品として上市されているサンザシ製品には、有
効成分としてのタンニン類、フラボン配糖体等の有無に
ついても明確ではなく、天然素材を用いて、低コストで
且つ効果の優れた持久力向上のための飲食品の開発が望
まれていた。
能性食品の中で、持久力向上などを目的とし、またその
効果を裏付けたものは極めて少ないのが現状である。ま
た、飲食品として上市されているサンザシ製品には、有
効成分としてのタンニン類、フラボン配糖体等の有無に
ついても明確ではなく、天然素材を用いて、低コストで
且つ効果の優れた持久力向上のための飲食品の開発が望
まれていた。
【0005】また、サンザシ抽出物にはネクター様のド
ロつき感があり、スポーツ飲料や清涼飲料とするにはさ
わやか感に欠ける点があった。
ロつき感があり、スポーツ飲料や清涼飲料とするにはさ
わやか感に欠ける点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、サンザシ抽出物
に優れた持久力向上効果のあることを確認した。さら
に、該抽出物を精製することにより、一層の持久力向上
効果が認められた。得られた低極性画分物の水溶液には
ネクター様のドロつき感もなく、食品への応用がいっそ
う容易になった。また、他の生薬類と組み合わせること
で、風味が良く摂取し易くなり、この知見に基づき本発
明を完成するに至った。
を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、サンザシ抽出物
に優れた持久力向上効果のあることを確認した。さら
に、該抽出物を精製することにより、一層の持久力向上
効果が認められた。得られた低極性画分物の水溶液には
ネクター様のドロつき感もなく、食品への応用がいっそ
う容易になった。また、他の生薬類と組み合わせること
で、風味が良く摂取し易くなり、この知見に基づき本発
明を完成するに至った。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明はサンザシ抽出物を含有す
ることを特徴とする飲食品であり、サンザシ抽出物はサ
ンザシ果実から水、又はエタノールを用いて抽出され
る。また、該抽出物に対し、合成吸着剤等を用いること
で糖類、アミノ酸など共存する水溶性の物質との分離が
可能となり、さらには配糖体等脂溶性物質を濃縮し低極
性成分を分離することができる。このようにして濃縮さ
れたサンザシ抽出物低極性画分物を水に再溶解すること
により、粘度が低く、扱いが容易でさらに一層の持久力
向上効果が認められるものが得られた。
ることを特徴とする飲食品であり、サンザシ抽出物はサ
ンザシ果実から水、又はエタノールを用いて抽出され
る。また、該抽出物に対し、合成吸着剤等を用いること
で糖類、アミノ酸など共存する水溶性の物質との分離が
可能となり、さらには配糖体等脂溶性物質を濃縮し低極
性成分を分離することができる。このようにして濃縮さ
れたサンザシ抽出物低極性画分物を水に再溶解すること
により、粘度が低く、扱いが容易でさらに一層の持久力
向上効果が認められるものが得られた。
【0008】サンザシ抽出物、又は抽出物低極性画分物
の配合量はコスト、おいしさ、飲食品のタイプ、効果等
を勘案し適宜決定しうるが、通常は1〜10%が好まし
い。理由として1%未満であると持久力向上効果は期待
できず、10%を越えるとおいしさが悪化するためであ
るという2点があげられる。
の配合量はコスト、おいしさ、飲食品のタイプ、効果等
を勘案し適宜決定しうるが、通常は1〜10%が好まし
い。理由として1%未満であると持久力向上効果は期待
できず、10%を越えるとおいしさが悪化するためであ
るという2点があげられる。
【0009】さらに本発明のサンザシ抽出物、及び抽出
物低極性画分物にはクロロゲン酸、エピカテキン等のタ
ンニン類、あるいは、ルチン、イソクエルシトリン、ハ
イペリン等のフラボン配糖体のいずれか、またはすべて
を成分として含有するものである。
物低極性画分物にはクロロゲン酸、エピカテキン等のタ
ンニン類、あるいは、ルチン、イソクエルシトリン、ハ
イペリン等のフラボン配糖体のいずれか、またはすべて
を成分として含有するものである。
【0010】特に、サンザシ抽出物、又は抽出物低極性
画分物に甘茶、大棗、甘草、羅漢果、枸杞、桂皮、酸棗
仁、山梔子、ハトムギ、明日葉、延命草、柿葉、蘇葉、
カミツレ、橙皮、隈笹及び甘茶蔓の抽出物からなる群よ
り選ばれる少なくとも1種を添加含有させることによ
り、サンザシ特有の酸味をマスクし風味を良くするよう
な飲食品を完成した。なお、これら生薬のほかにサンザ
シの風味を改善するような生薬類を用いてもよい。
画分物に甘茶、大棗、甘草、羅漢果、枸杞、桂皮、酸棗
仁、山梔子、ハトムギ、明日葉、延命草、柿葉、蘇葉、
カミツレ、橙皮、隈笹及び甘茶蔓の抽出物からなる群よ
り選ばれる少なくとも1種を添加含有させることによ
り、サンザシ特有の酸味をマスクし風味を良くするよう
な飲食品を完成した。なお、これら生薬のほかにサンザ
シの風味を改善するような生薬類を用いてもよい。
【0011】
【実施例】以下、実施例及び試験例を挙げて本発明を更
に具体的に説明するが、これらは本発明を限定するもの
ではない。
に具体的に説明するが、これらは本発明を限定するもの
ではない。
【0012】実施例1サンザシ抽出物低極性画分物の製造法 サンザシ抽出物低極性画分物の製造法を図1に示した。
すなわち、サンザシ抽出物に対し、アンバーライトXA
D2(オルガノ)を適用し、樹脂に吸着した成分をエタ
ノールで溶出した。この溶出液をロータリーエバポレー
ターで濃縮し、エタノールを留去し、得られた粉体をサ
ンザシ抽出物低極性画分物とした。これに適宜水を加え
水溶液としてもよいし、粉体のまま利用してもよい。
すなわち、サンザシ抽出物に対し、アンバーライトXA
D2(オルガノ)を適用し、樹脂に吸着した成分をエタ
ノールで溶出した。この溶出液をロータリーエバポレー
ターで濃縮し、エタノールを留去し、得られた粉体をサ
ンザシ抽出物低極性画分物とした。これに適宜水を加え
水溶液としてもよいし、粉体のまま利用してもよい。
【0013】実施例2サンザシ抽出物低極性画分物の持久力向上効果 実施例1で得られたサンザシ抽出物低極性画分物を用
い、持久力向上効果について以下の方法で確認した。
い、持久力向上効果について以下の方法で確認した。
【0014】 実験動物:Wistar系雄性ラット(日本クレア) 試験区 :サンザシ群 :トレーニング後サンザシ抽出物を投与 低極性画分物群 :トレーニング後サンザシ抽出物低極性画分物 を投与 高極性画分物群 :トレーニング後サンザシ抽出物高極性画分物 を投与 コントロール群 :トレーニング後水を投与 非トレーニング群:トレーニングも投与も行わない
【0015】1.動物の飼育条件 搬入後1週間の予備飼育の後、各群を6〜8匹とし実験
に供した。餌は固形飼料(MF:オリエンタル酵母)を
与え、飲水と共に自由摂取とした。飼育環境は温度23.5
±0.5℃、湿度55±10%とし、午前6時から午後6時を明
期とする明暗サイクルで実験期間中を通じ飼育した。な
お、〜群は被験物を5%水溶液とし、体重1kg当
り5ml投与した。群は精製水を同様の比率で投与し
た。
に供した。餌は固形飼料(MF:オリエンタル酵母)を
与え、飲水と共に自由摂取とした。飼育環境は温度23.5
±0.5℃、湿度55±10%とし、午前6時から午後6時を明
期とする明暗サイクルで実験期間中を通じ飼育した。な
お、〜群は被験物を5%水溶液とし、体重1kg当
り5ml投与した。群は精製水を同様の比率で投与し
た。
【0016】2.トレッドミルトレーニング 動物をトレッドミル(CT-2:COLUMBUS社)に入れ、20か
ら30m/分の速度で1日30分間、8週間走行トレー
ニングを負荷した。また、トレッドミルの傾斜角は常に
8°とした。
ら30m/分の速度で1日30分間、8週間走行トレー
ニングを負荷した。また、トレッドミルの傾斜角は常に
8°とした。
【0017】3.疲労困憊試験 8週のトレーニング後30m/分の速度で動物を走行させ続
け、疲労して刺激グリッド上から逃げ出さなくなるまで
の時間を測定した。その結果を図2に示す。コントロー
ル群の走行時間が約2.5時間であったのに対し、サンザ
シ抽出物投与群は約3.5間走行した。更に、サンザシ抽
出物低極性画分物投与群は約4.5時間となり、有意な走
行時間の延長が認められた。この結果からサンザシ抽出
物よりもサンザシ抽出物低極性画分物には、更なる持久
力向上効果を有することが認められた。
け、疲労して刺激グリッド上から逃げ出さなくなるまで
の時間を測定した。その結果を図2に示す。コントロー
ル群の走行時間が約2.5時間であったのに対し、サンザ
シ抽出物投与群は約3.5間走行した。更に、サンザシ抽
出物低極性画分物投与群は約4.5時間となり、有意な走
行時間の延長が認められた。この結果からサンザシ抽出
物よりもサンザシ抽出物低極性画分物には、更なる持久
力向上効果を有することが認められた。
【0018】実施例3サンザシ抽出物低極性画分物中の成分の定量 実施例1で得られたサンザシ抽出物低極性画分物10%
水溶液中に含まれるタンニン、フラボン配糖体量を高速
液体クロマトグラフィー法で定量した。その結果は下記
のとおりでクロロゲン酸、ルチン、ハイペリン、イソク
エルシトリン、エピカテキンの存在が認められた。これ
ら成分には抗菌活性が報告されている。さらには、クロ
ロゲン酸、ルチン、エピカテキンには抗酸化作用が報告
されており、運動時の活性酸素傷害を防ぐことができ
る。
水溶液中に含まれるタンニン、フラボン配糖体量を高速
液体クロマトグラフィー法で定量した。その結果は下記
のとおりでクロロゲン酸、ルチン、ハイペリン、イソク
エルシトリン、エピカテキンの存在が認められた。これ
ら成分には抗菌活性が報告されている。さらには、クロ
ロゲン酸、ルチン、エピカテキンには抗酸化作用が報告
されており、運動時の活性酸素傷害を防ぐことができ
る。
【0019】 試験項目 10%水溶液100g当り含量 クロロゲン酸 56.0 mg ルチン 0.56 mg ハイペリン 7.00 mg イソクエルシトリン 5.00 mg エピカテキン 210 mg
【0020】実施例4サンザシ抽出物とサンザシ抽出物低極性画分物の粘度測
定 サンザシ抽出物とサンザシ抽出物低極性画分物をそれぞ
れ10,5,1,0.1%の濃度となるように水溶液を調製
し、得られた各液を粘度計(VISCO METER:TOKI産業)で測
定した。その結果下記に示すとおりサンザシエキスの1
0及び5%液の粘度は高く飲料として用いる場合、のど
ごしが悪くさわやか感に欠ける原因となる。しかし、低
極性画分物においてはいずれの濃度においても粘度は著
しく低いことが明らかとなった。この結果、飲料、とく
にスポーツ飲料として運動時に利用するような形態への
応用が容易となった。
定 サンザシ抽出物とサンザシ抽出物低極性画分物をそれぞ
れ10,5,1,0.1%の濃度となるように水溶液を調製
し、得られた各液を粘度計(VISCO METER:TOKI産業)で測
定した。その結果下記に示すとおりサンザシエキスの1
0及び5%液の粘度は高く飲料として用いる場合、のど
ごしが悪くさわやか感に欠ける原因となる。しかし、低
極性画分物においてはいずれの濃度においても粘度は著
しく低いことが明らかとなった。この結果、飲料、とく
にスポーツ飲料として運動時に利用するような形態への
応用が容易となった。
【0021】 抽出物の粘度(CP) 濃度10% 5% 1% 0.1% サンザシエキス 494.5 21.36 2.617 1.368 低極性画分物 1.489 1.446 1.432 1.396 (測定温度25℃)
【0022】実施例5サンザシ抽出物低極性画分物と生薬類との組合せによる
官能試験 サンザシ抽出物低極性画分物を製造例1に示した配合
(低極性画分物含量3部)で甘茶、大棗、甘草、羅漢
果、枸杞、桂皮、酸棗仁、山梔子、ハトムギ、明日葉、
延命草、柿葉、蘇葉、カミツレ、橙皮、隈笹及び甘茶蔓
の抽出物を混合して飲料とし、官能試験を行った。官能
試験は10名のパネラーによって行い、サンザシ抽出物
低極性画分物単独より調製した飲料と比較し、おいしい
か否かを判定した。結果を以下に示す。表中の数字はサ
ンザシ抽出物低極性画分物単独より調製した飲料と比較
して、おいしいかどうかを答えたパネラーの人数を示
す。
官能試験 サンザシ抽出物低極性画分物を製造例1に示した配合
(低極性画分物含量3部)で甘茶、大棗、甘草、羅漢
果、枸杞、桂皮、酸棗仁、山梔子、ハトムギ、明日葉、
延命草、柿葉、蘇葉、カミツレ、橙皮、隈笹及び甘茶蔓
の抽出物を混合して飲料とし、官能試験を行った。官能
試験は10名のパネラーによって行い、サンザシ抽出物
低極性画分物単独より調製した飲料と比較し、おいしい
か否かを判定した。結果を以下に示す。表中の数字はサ
ンザシ抽出物低極性画分物単独より調製した飲料と比較
して、おいしいかどうかを答えたパネラーの人数を示
す。
【0023】官能試験結果 添加生薬 おいしい 不変 おいしくない 甘茶 5 4 1 大棗 6 3 1 甘草 7 2 1 羅漢果 6 2 2 枸杞 5 3 2 桂皮 5 4 1 酸棗仁 5 5 0 山梔子 5 4 1 ハトムギ 6 3 1 明日葉 8 2 0 延命草 4 4 2 柿葉 3 6 1 蘇葉 9 1 0 カミツレ 8 1 1 橙皮 4 4 2 隈笹 3 4 3 甘茶蔓 5 4 1
【0024】この結果から、サンザシ抽出物低極性画分
物は生薬類の抽出液と混合することにより、その酸味と
においを和らげることができ、風味が良くなる。したが
ってこれより成る飲食品は持久力向上飲食品として充分
提供しうるものであることがわかった。
物は生薬類の抽出液と混合することにより、その酸味と
においを和らげることができ、風味が良くなる。したが
ってこれより成る飲食品は持久力向上飲食品として充分
提供しうるものであることがわかった。
【0025】製造例1 実施例1で得られたサンザシ抽出物低極性画分物を用
い、常法に従って以下の配合で飲料を製造した。 水 79.0 部 異性化糖 7.6 部 クエン酸 0.35 部 リンゴ酸 0.05 部 サンザシ抽出物低極性画分物 3.0 部 生薬類1〜5%抽出液 10.0 部
い、常法に従って以下の配合で飲料を製造した。 水 79.0 部 異性化糖 7.6 部 クエン酸 0.35 部 リンゴ酸 0.05 部 サンザシ抽出物低極性画分物 3.0 部 生薬類1〜5%抽出液 10.0 部
【0026】製造例2 実施例1で得られたサンザシ抽出物低極性画分物を用
い、常法に従って以下の配合でスポーツ飲料を製造し
た。 水 89.1 部 異性化糖 7.6 部 果糖 1.56 部 ビタミンC 0.05 部 アルギニン 0.02 部 食塩 0.10 部 クエン酸 0.02 部 クエン酸ナトリウム 0.50 部 リンゴ酸 0.05 部 サンザシ抽出物低極性画分物 1.0 部 得られた飲料は粘性が低く、喉ごしがさわやかとなり、
分画前のものと大きく異なり、よい食感であった。
い、常法に従って以下の配合でスポーツ飲料を製造し
た。 水 89.1 部 異性化糖 7.6 部 果糖 1.56 部 ビタミンC 0.05 部 アルギニン 0.02 部 食塩 0.10 部 クエン酸 0.02 部 クエン酸ナトリウム 0.50 部 リンゴ酸 0.05 部 サンザシ抽出物低極性画分物 1.0 部 得られた飲料は粘性が低く、喉ごしがさわやかとなり、
分画前のものと大きく異なり、よい食感であった。
【0027】製造例3 実施例1で得られたサンザシ抽出物低極性画分物を用
い、常法に従って以下の配合でゼリー飲料を製造した。 水 78.15 部 異性化糖 17.5 部 ゲル化剤 0.15 部 クエン酸ナトリウム 1.0 部 フルーツフレーバー 0.2 部 サンザシ抽出物低極性画分物 3.0 部 得られたゼリー飲料は、程よい酸味とサンザシの持つ味
が甘味とうまく調和し、これまでにないゼリー飲料とな
った。
い、常法に従って以下の配合でゼリー飲料を製造した。 水 78.15 部 異性化糖 17.5 部 ゲル化剤 0.15 部 クエン酸ナトリウム 1.0 部 フルーツフレーバー 0.2 部 サンザシ抽出物低極性画分物 3.0 部 得られたゼリー飲料は、程よい酸味とサンザシの持つ味
が甘味とうまく調和し、これまでにないゼリー飲料とな
った。
【0028】製造例4 実施例1で得られたサンザシ抽出物低極性画分物を用
い、官能試験で最も高い評価を受けた蘇葉を使い、常法
に従って以下の配合で蘇葉入り飲料を製造した。 水 69.4 部 異性化糖 7.6 部 デキストリン 2.57 部 クエン酸ナトリウム 0.35 部 リンゴ酸 0.05 部 ビタミンC 0.03 部 蘇葉(10%)抽出液 10.0 部 サンザシ抽出物低極性画分物 10.0 部 得られた蘇葉入り飲料は、しその香りが程良く、サンザ
シ独特の酸味やにおいをマスクし、赤ワイン様の着色に
よりとても飲み易い飲料となった。
い、官能試験で最も高い評価を受けた蘇葉を使い、常法
に従って以下の配合で蘇葉入り飲料を製造した。 水 69.4 部 異性化糖 7.6 部 デキストリン 2.57 部 クエン酸ナトリウム 0.35 部 リンゴ酸 0.05 部 ビタミンC 0.03 部 蘇葉(10%)抽出液 10.0 部 サンザシ抽出物低極性画分物 10.0 部 得られた蘇葉入り飲料は、しその香りが程良く、サンザ
シ独特の酸味やにおいをマスクし、赤ワイン様の着色に
よりとても飲み易い飲料となった。
【0029】製造例5 実施例1で得られたサンザシ抽出物低極性画分物を用
い、常法に従って以下の配合でキャンデーを製造した。 グラニュー糖 46.1 部 水飴 48.5 部 クエン酸 0.3 部 香料 0.1 部 サンザシ抽出物低極性画分物 5.0 部 得られたキャンデーはほのかなサンザシ独特の苦みを有
しているものの、さっぱりした味で、これまでにない風
味のキャンデーとなった。
い、常法に従って以下の配合でキャンデーを製造した。 グラニュー糖 46.1 部 水飴 48.5 部 クエン酸 0.3 部 香料 0.1 部 サンザシ抽出物低極性画分物 5.0 部 得られたキャンデーはほのかなサンザシ独特の苦みを有
しているものの、さっぱりした味で、これまでにない風
味のキャンデーとなった。
【0030】
【発明の効果】本発明に従えば、サンザシ抽出物を含有
させることによりにより、持久力向上に効力を示す飲食
品を提供することができる。しかもサンザシ抽出物低極
性画分物にはより高い効果があり、その水溶液の粘度の
低下により爽快感が増し、また、生薬類を組み合わせる
ことでサンザシに由来する酸味をマスクし、風味が良く
なり、摂取しやすい味を提供することができ、その意義
はきわめて大きい。
させることによりにより、持久力向上に効力を示す飲食
品を提供することができる。しかもサンザシ抽出物低極
性画分物にはより高い効果があり、その水溶液の粘度の
低下により爽快感が増し、また、生薬類を組み合わせる
ことでサンザシに由来する酸味をマスクし、風味が良く
なり、摂取しやすい味を提供することができ、その意義
はきわめて大きい。
【図1】 サンザシ抽出物低極性画分物を製造する方法
【図2】 疲労困憊試験の走行時間を示すグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝沢 登志雄 埼玉県坂戸市千代田5丁目3番1号 明治 製菓株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 足立 堯 埼玉県坂戸市千代田5丁目3番1号 明治 製菓株式会社生物科学研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 サンザシ抽出物を1〜10%含有させた
ことを特徴とする飲食品。 - 【請求項2】 抽出物が、サンザシから水またはエタノ
ールを使用して抽出し、さらに精製を行い低極性画分物
を得、これを1〜10%含有したものである請求項1記
載の飲食品 - 【請求項3】 サンザシ抽出物が、クロロゲン酸、エピ
カテキン等のタンニン類、あるいは、ルチン、イソクエ
ルシトリン、ハイペリン等のフラボン配糖体のいずれ
か、またはすべてを成分として含有することを特徴とす
る請求項1又は2記載の飲食品。 - 【請求項4】 サンザシ抽出物を含有することにより、
持久力向上に効力を示すことを特徴とする請求項1〜3
のいずれか一項に記載の飲食品。 - 【請求項5】 サンザシ抽出物に甘茶、大棗、甘草、羅
漢果、枸杞、桂皮、酸棗仁、山梔子、ハトムギ、明日
葉、延命草、柿葉、蘇葉、カミツレ、橙皮、隈笹及び甘
茶蔓の抽出物からなる群より選ばれる少なくとも1種を
添加含有させてなる請求項1〜4のいずれか一項に記載
の飲食品。 - 【請求項6】 サンザシから水またはエタノールを使用
して抽出し、さらに精製を行って得られた低極性画分物
を1〜10%含有させることによる飲食品の製造方法。 - 【請求項7】 飲食品が持久力向上飲食品である請求項
6に記載の飲食品の製造方法。
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