JPH09267232A - 多連スリーブのクランプ装置 - Google Patents
多連スリーブのクランプ装置Info
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- JPH09267232A JPH09267232A JP8164196A JP8164196A JPH09267232A JP H09267232 A JPH09267232 A JP H09267232A JP 8164196 A JP8164196 A JP 8164196A JP 8164196 A JP8164196 A JP 8164196A JP H09267232 A JPH09267232 A JP H09267232A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多連スリーブの上端面を加工する際に該多連
スリーブを正確且つ確実にクランプする。 【解決手段】 加工すべき上端面S1 を上向きにして基
台1に仮置きした多連スリーブSをクランプするクラン
プ装置は、多連スリーブSの長手方向両端部の側壁S3
の上部を、相互に接近・離反するように移動する左右一
対のクランプ部材18UL,18URでクランプする上部ク
ランプ手段M1と、上部クランプ手段M1の下方に重な
るように設けられて前記側壁S3 の下部をクランプする
下部クランプ手段と、多連スリーブSの下端面に圧接さ
れて加工時に該多連スリーブSに加えられる下向きの荷
重を受止する支持手段と、多連スリーブの長手方向に沿
う両側壁S4 をクランプ部材43でクランプする左右一
対の側部クランプ手段M4とを備える。
スリーブを正確且つ確実にクランプする。 【解決手段】 加工すべき上端面S1 を上向きにして基
台1に仮置きした多連スリーブSをクランプするクラン
プ装置は、多連スリーブSの長手方向両端部の側壁S3
の上部を、相互に接近・離反するように移動する左右一
対のクランプ部材18UL,18URでクランプする上部ク
ランプ手段M1と、上部クランプ手段M1の下方に重な
るように設けられて前記側壁S3 の下部をクランプする
下部クランプ手段と、多連スリーブSの下端面に圧接さ
れて加工時に該多連スリーブSに加えられる下向きの荷
重を受止する支持手段と、多連スリーブの長手方向に沿
う両側壁S4 をクランプ部材43でクランプする左右一
対の側部クランプ手段M4とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多連スリーブの上
端面を加工すべく該上端面を上向きにして基台にクラン
プする多連スリーブのクランプ装置に関する。
端面を加工すべく該上端面を上向きにして基台にクラン
プする多連スリーブのクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンのシリンダブロックに鋳込まれ
てシリンダボアを構成する単体スリーブは円筒形の軸対
称形状を有するため、その単体スリーブ自体をチャック
して回転させることにより、シリンダヘッドに結合され
るガスケット面を切削加工することができる。
てシリンダボアを構成する単体スリーブは円筒形の軸対
称形状を有するため、その単体スリーブ自体をチャック
して回転させることにより、シリンダヘッドに結合され
るガスケット面を切削加工することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、複数の単体スリ
ーブを一体に結合した多連スリーブが開発されている
が、軸対称形状を有していない多連スリーブをチャック
して回転させることはできないため、その多連スリーブ
をクランプした状態で刃具を移動させてガスケット面の
切削加工を行う必要がある。
ーブを一体に結合した多連スリーブが開発されている
が、軸対称形状を有していない多連スリーブをチャック
して回転させることはできないため、その多連スリーブ
をクランプした状態で刃具を移動させてガスケット面の
切削加工を行う必要がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、多連スリーブの上端面を加工する際に該多連スリー
ブを正確且つ確実にクランプすることを目的とする。
で、多連スリーブの上端面を加工する際に該多連スリー
ブを正確且つ確実にクランプすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、多連スリーブの上端
面を加工すべく該上端面を上向きにして基台にクランプ
する多連スリーブのクランプ装置であって、基台に仮置
きした多連スリーブの長手方向両端部の側壁の上部を、
相互に接近・離反するように移動する左右一対のクラン
プ部材でクランプする上部クランプ手段と、上部クラン
プ手段によりクランプした多連スリーブの前記長手方向
両端部の側壁の下部を、相互に接近・離反するように移
動する左右一対のクランプ部材でクランプする下部クラ
ンプ手段と、上部クランプ手段及び下部クランプ手段に
よりクランプした多連スリーブの下端面に圧接され、多
連スリーブに加えられる下向きの荷重を受止する支持手
段と、上部クランプ手段、下部クランプ手段及び支持手
段により支持した多連スリーブの長手方向に沿う両側壁
を、相互に接近・離反するように移動する前後のクラン
プ部材でクランプする側部クランプ手段とを備えたこと
を特徴とする。
に、請求項1に記載された発明は、多連スリーブの上端
面を加工すべく該上端面を上向きにして基台にクランプ
する多連スリーブのクランプ装置であって、基台に仮置
きした多連スリーブの長手方向両端部の側壁の上部を、
相互に接近・離反するように移動する左右一対のクラン
プ部材でクランプする上部クランプ手段と、上部クラン
プ手段によりクランプした多連スリーブの前記長手方向
両端部の側壁の下部を、相互に接近・離反するように移
動する左右一対のクランプ部材でクランプする下部クラ
ンプ手段と、上部クランプ手段及び下部クランプ手段に
よりクランプした多連スリーブの下端面に圧接され、多
連スリーブに加えられる下向きの荷重を受止する支持手
段と、上部クランプ手段、下部クランプ手段及び支持手
段により支持した多連スリーブの長手方向に沿う両側壁
を、相互に接近・離反するように移動する前後のクラン
プ部材でクランプする側部クランプ手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、前記上部クランプ手段は、左右一対
のクランプ部材の移動方向と直交する方向に摺動するス
ライド部材と、スライド部材を往復駆動するシリンダ
と、中間部が枢軸で枢支された左右一対の揺動アーム
と、両揺動アームの一端をスライド部材に連結する左右
一対の第1リンクと、両揺動アームの他端を両クランプ
部材に連結する左右一対の第2リンクとを備えたことを
特徴とする。
1の構成に加えて、前記上部クランプ手段は、左右一対
のクランプ部材の移動方向と直交する方向に摺動するス
ライド部材と、スライド部材を往復駆動するシリンダ
と、中間部が枢軸で枢支された左右一対の揺動アーム
と、両揺動アームの一端をスライド部材に連結する左右
一対の第1リンクと、両揺動アームの他端を両クランプ
部材に連結する左右一対の第2リンクとを備えたことを
特徴とする。
【0007】また請求項3に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、左右一対のクランプ部材の移動方向
と直交する方向に摺動するスライド部材と、スライド部
材を往復駆動するシリンダと、中間部が枢軸で枢支され
た左右一対の揺動アームと、一端が両揺動アームの一端
に連結された左右一対の第1リンクと、中間部がスライ
ド部材の左右両側に枢支され、一端が両第1リンクの他
端に連結された左右一対の第3リンクと、左右両端が両
第3リンクの他端に連結された第4リンクと、両揺動ア
ームの他端をクランプ部材に連結する左右一対の第2リ
ンクとを備えたことを特徴とする。
1の構成に加えて、左右一対のクランプ部材の移動方向
と直交する方向に摺動するスライド部材と、スライド部
材を往復駆動するシリンダと、中間部が枢軸で枢支され
た左右一対の揺動アームと、一端が両揺動アームの一端
に連結された左右一対の第1リンクと、中間部がスライ
ド部材の左右両側に枢支され、一端が両第1リンクの他
端に連結された左右一対の第3リンクと、左右両端が両
第3リンクの他端に連結された第4リンクと、両揺動ア
ームの他端をクランプ部材に連結する左右一対の第2リ
ンクとを備えたことを特徴とする。
【0008】また請求項4に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、前記支持手段は、上端に多連スリー
ブの下端面に当接可能な基準座を有して上下移動自在に
支持された昇降ロッドと、先端に昇降ロッドの下端に当
接する楔部材を有して水平移動自在に支持されたガイド
ロッドと、ガイドロッドと平行に配置されたシリンダ
と、シリンダの出力ロッドに固着されてガイドロッドに
遊嵌する押圧プレートと、押圧プレートと楔部材との間
に配置されたスプリングとを備えたことを特徴とする。
1の構成に加えて、前記支持手段は、上端に多連スリー
ブの下端面に当接可能な基準座を有して上下移動自在に
支持された昇降ロッドと、先端に昇降ロッドの下端に当
接する楔部材を有して水平移動自在に支持されたガイド
ロッドと、ガイドロッドと平行に配置されたシリンダ
と、シリンダの出力ロッドに固着されてガイドロッドに
遊嵌する押圧プレートと、押圧プレートと楔部材との間
に配置されたスプリングとを備えたことを特徴とする。
【0009】また請求項5に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、前記側部クランプ手段は、多連スリ
ーブの長手方向に配置した前後一対の枢軸に揺動自在に
枢支された前後一対のクランプアームと、両クランプア
ームを揺動駆動するシリンダと、前記両枢軸と平行な前
後一対の枢軸に揺動自在に枢支された少なくとも前後一
対のクランプ部材と、両クランプ部材の一端を多連スリ
ーブから離間する方向に付勢するスプリングと、両クラ
ンプアームがアンクランプ位置にあるときに、両クラン
プ部材の姿勢を多連スリーブの側壁と平行に保持する姿
勢規制手段とを備えたことを特徴とする。
1の構成に加えて、前記側部クランプ手段は、多連スリ
ーブの長手方向に配置した前後一対の枢軸に揺動自在に
枢支された前後一対のクランプアームと、両クランプア
ームを揺動駆動するシリンダと、前記両枢軸と平行な前
後一対の枢軸に揺動自在に枢支された少なくとも前後一
対のクランプ部材と、両クランプ部材の一端を多連スリ
ーブから離間する方向に付勢するスプリングと、両クラ
ンプアームがアンクランプ位置にあるときに、両クラン
プ部材の姿勢を多連スリーブの側壁と平行に保持する姿
勢規制手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】また請求項6に記載された発明は、請求項
2の構成に加えて、左右一対の第1リンクの長さが調節
可能であり、且つ多連スリーブの長手方向両端部の側壁
と同一形状の位置決めブロックを有して基台に着脱自在
に固定される芯出マスターを備えたことを特徴とする。
2の構成に加えて、左右一対の第1リンクの長さが調節
可能であり、且つ多連スリーブの長手方向両端部の側壁
と同一形状の位置決めブロックを有して基台に着脱自在
に固定される芯出マスターを備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図12は本発明の一実施例を示すも
ので、図1はクランプ装置の全体平面図、図2は図1の
2方向矢視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図
1及び図3の4−4線断面図、図5は図1の5−5線断
面図、図6は図1の6−6線断面図、図7は図1の要部
拡大図、図8は図5に対応する作用説明図、図9は芯出
マスターの平面図、図10は図9の10−10線断面
図、図11は図1に対応する芯出マスターの作用説明
図、図12は図11の12方向矢視図である。
ので、図1はクランプ装置の全体平面図、図2は図1の
2方向矢視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図
1及び図3の4−4線断面図、図5は図1の5−5線断
面図、図6は図1の6−6線断面図、図7は図1の要部
拡大図、図8は図5に対応する作用説明図、図9は芯出
マスターの平面図、図10は図9の10−10線断面
図、図11は図1に対応する芯出マスターの作用説明
図、図12は図11の12方向矢視図である。
【0013】図5及び図7に示すように、直列4気筒エ
ンジンの多連スリーブSは♯1シリンダ〜♯4シリンダ
に対応する4個の円筒形スリーブを一体に結合してな
り、エンジンに組み付けられた状態でシリンダヘッドに
臨む上端面S1 と、クランク室に臨む下端面S2 と、そ
の長手方向両端に位置する一対の側壁S3 ,S3 と、そ
の長手方向両側に位置する一対の側壁S4 ,S4 とを備
える。多連スリーブSは上端面S1 を上向きにしてクラ
ンプ装置によりクランプされ、その状態で上端面S1 を
切削加工される。
ンジンの多連スリーブSは♯1シリンダ〜♯4シリンダ
に対応する4個の円筒形スリーブを一体に結合してな
り、エンジンに組み付けられた状態でシリンダヘッドに
臨む上端面S1 と、クランク室に臨む下端面S2 と、そ
の長手方向両端に位置する一対の側壁S3 ,S3 と、そ
の長手方向両側に位置する一対の側壁S4 ,S4 とを備
える。多連スリーブSは上端面S1 を上向きにしてクラ
ンプ装置によりクランプされ、その状態で上端面S1 を
切削加工される。
【0014】図1、図2、図4及び図7に示すように、
クランプに先立って多連スリーブSを仮置きすべく、基
台1上に一対の支持台2,2と、一対のガイド支柱3,
3とが設けられる。ガイド支柱3,3は円弧面を備えた
部分円柱状に形成されており、この円弧面が♯1シリン
ダ及び♯4シリンダの内周面を対向するように多連スリ
ーブSを嵌合させると、♯1シリンダ及び♯4シリンダ
の下端面S2 が一対の支持台2,2上に支持され、これ
により多連スリーブSがラフに位置決めされた状態で基
台1上に仮置きされる。
クランプに先立って多連スリーブSを仮置きすべく、基
台1上に一対の支持台2,2と、一対のガイド支柱3,
3とが設けられる。ガイド支柱3,3は円弧面を備えた
部分円柱状に形成されており、この円弧面が♯1シリン
ダ及び♯4シリンダの内周面を対向するように多連スリ
ーブSを嵌合させると、♯1シリンダ及び♯4シリンダ
の下端面S2 が一対の支持台2,2上に支持され、これ
により多連スリーブSがラフに位置決めされた状態で基
台1上に仮置きされる。
【0015】さて、クランプ装置は、仮置きした多連ス
リーブSの一対の側壁S3 ,S3 の上部及び下部をそれ
ぞれクランプする上部クランプ手段M1及び下部クラン
プ手段M2と、多連スリーブSの下端面S2 に圧接され
て上端面S1 を加工する際の下向きの荷重を受止する支
持手段M3と、と、多連スリーブSの一対の側壁S4,
S4 をクランプする左右一対の側部クランプ手段M4と
を備える。以下、上部クランプ手段M1、下部クランプ
手段M2、支持手段M3及び側部クランプ手段M4の構
造を順次説明する。 上部クランプ手段M1 図1、図2及び図4に示すように、基板1に立設したシ
リンダ支持板4の前面に、水平方向に延びるレール基板
5が固定される。レール基板5の上面に設けたガイドレ
ール6U にスライダー7U を介してスライド部材8U が
支持されており、このスライド部材8U はシリンダ支持
板4の後面に設けたシリンダ9U の出力ロッド10U に
接続されて前後に摺動する。基板1には左右の前部支柱
11L ,11R と左右の後部支柱12L ,12R とが立
設されており、左右の後部支柱11L ,11R の内部に
上下方向に配置した枢軸13L ,13R にそれぞれ揺動
アーム14UL,14URの中間部が枢支される。左右の揺
動アーム14UL,14URの後端と前記スライド部材8U
とが、ターンバックル式に長さを調節可能な第1リンク
15UL,15URで連結される。
リーブSの一対の側壁S3 ,S3 の上部及び下部をそれ
ぞれクランプする上部クランプ手段M1及び下部クラン
プ手段M2と、多連スリーブSの下端面S2 に圧接され
て上端面S1 を加工する際の下向きの荷重を受止する支
持手段M3と、と、多連スリーブSの一対の側壁S4,
S4 をクランプする左右一対の側部クランプ手段M4と
を備える。以下、上部クランプ手段M1、下部クランプ
手段M2、支持手段M3及び側部クランプ手段M4の構
造を順次説明する。 上部クランプ手段M1 図1、図2及び図4に示すように、基板1に立設したシ
リンダ支持板4の前面に、水平方向に延びるレール基板
5が固定される。レール基板5の上面に設けたガイドレ
ール6U にスライダー7U を介してスライド部材8U が
支持されており、このスライド部材8U はシリンダ支持
板4の後面に設けたシリンダ9U の出力ロッド10U に
接続されて前後に摺動する。基板1には左右の前部支柱
11L ,11R と左右の後部支柱12L ,12R とが立
設されており、左右の後部支柱11L ,11R の内部に
上下方向に配置した枢軸13L ,13R にそれぞれ揺動
アーム14UL,14URの中間部が枢支される。左右の揺
動アーム14UL,14URの後端と前記スライド部材8U
とが、ターンバックル式に長さを調節可能な第1リンク
15UL,15URで連結される。
【0016】左側の前部支柱11L 及び後部支柱12L
の対向面に設けたスライドガイド16UL,17ULに、ク
ランプ部材18ULに設けたガイドレール19UL,20UL
が摺動自在に係合するとともに、右側の前部支柱11R
及び後部支柱12R の対向面に設けたスライドガイド1
6UR,17URに、クランプ部材18URに設けたガイドレ
ール19UR,20URが摺動自在に係合する。左右のクラ
ンプ部材18UL,18 URと前記揺動アーム14UL,14
URの前端とが、第2リンク21UL,21URで連結され
る。左右のクランプ部材18UL,18URには、多連スリ
ーブSの♯1シリンダに当接可能な2個のローラ2
2UL,22ULと、♯4シリンダに当接可能な2個のロー
ラ22UR,22URとが設けられる。
の対向面に設けたスライドガイド16UL,17ULに、ク
ランプ部材18ULに設けたガイドレール19UL,20UL
が摺動自在に係合するとともに、右側の前部支柱11R
及び後部支柱12R の対向面に設けたスライドガイド1
6UR,17URに、クランプ部材18URに設けたガイドレ
ール19UR,20URが摺動自在に係合する。左右のクラ
ンプ部材18UL,18 URと前記揺動アーム14UL,14
URの前端とが、第2リンク21UL,21URで連結され
る。左右のクランプ部材18UL,18URには、多連スリ
ーブSの♯1シリンダに当接可能な2個のローラ2
2UL,22ULと、♯4シリンダに当接可能な2個のロー
ラ22UR,22URとが設けられる。
【0017】従って、シリンダ9U を伸長駆動してスラ
イド部材8U を前進させると、第1リンク15ULに押圧
された左側の揺動アーム14ULが時計方向に回転して第
2リンク21ULを押圧し、ローラ22UL,22ULを有す
るクランプ部材18ULを多連スリーブSの♯1シリンダ
側の側壁S3 に向けて移動させるとともに、第1リンク
15URに押圧された右側の揺動アーム14URが反時計方
向に回転して第2リンク21URを押圧し、ローラ2
2UR,22URを有するクランプ部材18URを多連スリー
ブSの♯4シリンダ側の側壁S3 に向けて移動させる。
これにより、多連スリーブSの左右の側壁S3 ,S3 の
上部を4個のローラ22UL,22UL,22UR,22URで
クランプすることができる。このとき、1個のシリンダ
9U で左右のローラ22UL,22UL,22UR,22URを
駆動することができるので部品点数を削減することがで
きる。 下部クランプ手段M2 図2〜図4に示すように、下部クランプ手段M2は前述
した上部クランプ手段M1の下方に重なり合うように配
置されるもので、上部クランプ手段M1の4個のローラ
22UL,22UL,22UR,22URにそれぞれ対応する4
個のローラ22 LL,22LL,22LR,22LRによって、
対応する多連スリーブSの左右の側壁S 3 ,S3 の下部
をクランプする。下部クランプ手段M2は上部クランプ
手段M1と一部を除いて同一の構造を有しており、その
部材には上部クランプ手段M1の符号の添字「U 」を「
L 」に変えた符号を付してある。
イド部材8U を前進させると、第1リンク15ULに押圧
された左側の揺動アーム14ULが時計方向に回転して第
2リンク21ULを押圧し、ローラ22UL,22ULを有す
るクランプ部材18ULを多連スリーブSの♯1シリンダ
側の側壁S3 に向けて移動させるとともに、第1リンク
15URに押圧された右側の揺動アーム14URが反時計方
向に回転して第2リンク21URを押圧し、ローラ2
2UR,22URを有するクランプ部材18URを多連スリー
ブSの♯4シリンダ側の側壁S3 に向けて移動させる。
これにより、多連スリーブSの左右の側壁S3 ,S3 の
上部を4個のローラ22UL,22UL,22UR,22URで
クランプすることができる。このとき、1個のシリンダ
9U で左右のローラ22UL,22UL,22UR,22URを
駆動することができるので部品点数を削減することがで
きる。 下部クランプ手段M2 図2〜図4に示すように、下部クランプ手段M2は前述
した上部クランプ手段M1の下方に重なり合うように配
置されるもので、上部クランプ手段M1の4個のローラ
22UL,22UL,22UR,22URにそれぞれ対応する4
個のローラ22 LL,22LL,22LR,22LRによって、
対応する多連スリーブSの左右の側壁S 3 ,S3 の下部
をクランプする。下部クランプ手段M2は上部クランプ
手段M1と一部を除いて同一の構造を有しており、その
部材には上部クランプ手段M1の符号の添字「U 」を「
L 」に変えた符号を付してある。
【0018】その唯一の相違点は、左右の第1リンク1
5LL,15LRとスライド部材8L との連結部の構造であ
る。即ち、スライド部材8L の左右両側部に左右一対の
第3リンク23L ,23R の中間部が枢支されており、
それら第3リンク23L ,23R の前端に前記左右の第
1リンク15LL,15LRが連結されるとともに、それら
第3リンク23L ,23R の後端が左右方向に延びる第
4リンク24で相互に連結される。これにより、左右の
クランプ部材18LL,18LRは相互に連動して移動する
ようになり、シリンダ9L の伸長駆動により例えば左側
のローラ22LL,22LLが先に多連スリーブSの一方の
側壁S3 に当接して停止しても、右側のローラ22LR,
22LRは更に移動して多連スリーブSの他方の側壁S3
に当接することができ、多連スリーブSの左右の側壁S
3 ,S3 を均等な圧力でクランプすることが可能とな
る。このとき、1個のシリンダ9L で左右のローラ22
LL,22LL,22LR,22LRを駆動することができるの
で部品点数を削減することができる。 支持手段M3 図2、図5及び図7に示すように、支持手段M3は多連
スリーブSの左右の側壁S3 ,S3 の下部(♯1シリン
ダ及び♯4シリンダの下部)と、多連スリーブSの中央
下部(♯2シリンダ及び♯3シリンダの連結部の下部)
とに、合計3セット設けられており、それらは実質的に
同一の構造を備えている。以下、その代表として♯1シ
リンダの下部に設けられた支持手段M3の構造を、主と
して図5を参照しながら説明する。
5LL,15LRとスライド部材8L との連結部の構造であ
る。即ち、スライド部材8L の左右両側部に左右一対の
第3リンク23L ,23R の中間部が枢支されており、
それら第3リンク23L ,23R の前端に前記左右の第
1リンク15LL,15LRが連結されるとともに、それら
第3リンク23L ,23R の後端が左右方向に延びる第
4リンク24で相互に連結される。これにより、左右の
クランプ部材18LL,18LRは相互に連動して移動する
ようになり、シリンダ9L の伸長駆動により例えば左側
のローラ22LL,22LLが先に多連スリーブSの一方の
側壁S3 に当接して停止しても、右側のローラ22LR,
22LRは更に移動して多連スリーブSの他方の側壁S3
に当接することができ、多連スリーブSの左右の側壁S
3 ,S3 を均等な圧力でクランプすることが可能とな
る。このとき、1個のシリンダ9L で左右のローラ22
LL,22LL,22LR,22LRを駆動することができるの
で部品点数を削減することができる。 支持手段M3 図2、図5及び図7に示すように、支持手段M3は多連
スリーブSの左右の側壁S3 ,S3 の下部(♯1シリン
ダ及び♯4シリンダの下部)と、多連スリーブSの中央
下部(♯2シリンダ及び♯3シリンダの連結部の下部)
とに、合計3セット設けられており、それらは実質的に
同一の構造を備えている。以下、その代表として♯1シ
リンダの下部に設けられた支持手段M3の構造を、主と
して図5を参照しながら説明する。
【0019】基台1に上下摺動自在に支持されて弱いス
プリング26で上向きに付勢された昇降ロッド27の上
端に、多連スリーブSの下端面S2 に当接可能な基準座
28が設けられる。基台1に前後摺動自在に案内される
ガイドロッド29の後端に、前記昇降ロッド27の下端
に当接する楔部材30が設けられる。基台1に形成した
シリンダ31に摺動自在に嵌合するピストン32から後
方に延びる出力ロッド33に押圧プレート34が固着さ
れており、この押圧プレート34を前記ガイドロッド2
9が遊嵌する。押圧プレート34の後面と楔部材30の
前面との間にスプリング35が縮設される。
プリング26で上向きに付勢された昇降ロッド27の上
端に、多連スリーブSの下端面S2 に当接可能な基準座
28が設けられる。基台1に前後摺動自在に案内される
ガイドロッド29の後端に、前記昇降ロッド27の下端
に当接する楔部材30が設けられる。基台1に形成した
シリンダ31に摺動自在に嵌合するピストン32から後
方に延びる出力ロッド33に押圧プレート34が固着さ
れており、この押圧プレート34を前記ガイドロッド2
9が遊嵌する。押圧プレート34の後面と楔部材30の
前面との間にスプリング35が縮設される。
【0020】従って、シリンダ31に嵌合するピストン
32を後方に駆動すると、出力ロッド33と一体の押圧
プレート34がスプリング35を圧縮し、この圧縮力に
より楔部材30が移動して昇降ロッド27を押し上げ、
基準座28を多連スリーブSの下端面S2 に圧接する。
尚、支持台2,2上に多連スリーブSを仮置きしたと
き、その重量で基準座28を押圧された昇降ロッド27
はスプリング26を圧縮しながら下降し、多連スリーブ
Sの下端面S2 は支持台2,2に当接することができ
る。 側部クランプ手段M4 図1、図5及び図6に示すように、側部クランプ手段M
4は同一構造のものが左右一対設けられており、左側の
側部クランプ手段M4は#1シリンダ及び#2シリンダ
の前後両側壁S4 ,S4 をクランプし、右側の側部クラ
ンプ手段M4は♯3シリンダ及び♯4シリンダの前後両
側壁S4 ,S4 をクランプする。
32を後方に駆動すると、出力ロッド33と一体の押圧
プレート34がスプリング35を圧縮し、この圧縮力に
より楔部材30が移動して昇降ロッド27を押し上げ、
基準座28を多連スリーブSの下端面S2 に圧接する。
尚、支持台2,2上に多連スリーブSを仮置きしたと
き、その重量で基準座28を押圧された昇降ロッド27
はスプリング26を圧縮しながら下降し、多連スリーブ
Sの下端面S2 は支持台2,2に当接することができ
る。 側部クランプ手段M4 図1、図5及び図6に示すように、側部クランプ手段M
4は同一構造のものが左右一対設けられており、左側の
側部クランプ手段M4は#1シリンダ及び#2シリンダ
の前後両側壁S4 ,S4 をクランプし、右側の側部クラ
ンプ手段M4は♯3シリンダ及び♯4シリンダの前後両
側壁S4 ,S4 をクランプする。
【0021】左右の側部クランプ手段M4は多連スリー
ブSを挟んで前後対称な構造を有している。その前後片
側の構造を説明すると、側部クランプ手段M4は基台1
に立設したブラケット36,36に枢軸37を介して枢
支したクランプアーム38を備えており、基台1に上向
きに設けたシリンダ39の出力ロッドの先端がリンク4
0を介して前記クランプアーム38の一端に連結され
る。クランプアーム38の他端に固定した支持部材41
の両端に、枢軸42,42を介して一対のクランプ部材
43,43が枢支されており、各クランプ部材43はそ
の下方に設けたバネ座44と支持部材41の下方に設け
たバネ座45との間にスプリング46を張設することに
より、上端が多連スリーブS側に傾斜するように付勢さ
れる。しかしながら、図8に示すように側部クランプ手
段M4がアンクランプ位置にあるとき、クランプ部材4
3,43はその背面が支持部材41のストッパ面47,
47に当接するため、多連スリーブSの側壁S4 と平行
姿勢に保持される。従って、側部クランプ手段M4をア
ンクランプ位置にして多連スリーブSを着脱するとき、
多連スリーブSとクランプ部材43,43との干渉を防
止して作業性を高めることができる。
ブSを挟んで前後対称な構造を有している。その前後片
側の構造を説明すると、側部クランプ手段M4は基台1
に立設したブラケット36,36に枢軸37を介して枢
支したクランプアーム38を備えており、基台1に上向
きに設けたシリンダ39の出力ロッドの先端がリンク4
0を介して前記クランプアーム38の一端に連結され
る。クランプアーム38の他端に固定した支持部材41
の両端に、枢軸42,42を介して一対のクランプ部材
43,43が枢支されており、各クランプ部材43はそ
の下方に設けたバネ座44と支持部材41の下方に設け
たバネ座45との間にスプリング46を張設することに
より、上端が多連スリーブS側に傾斜するように付勢さ
れる。しかしながら、図8に示すように側部クランプ手
段M4がアンクランプ位置にあるとき、クランプ部材4
3,43はその背面が支持部材41のストッパ面47,
47に当接するため、多連スリーブSの側壁S4 と平行
姿勢に保持される。従って、側部クランプ手段M4をア
ンクランプ位置にして多連スリーブSを着脱するとき、
多連スリーブSとクランプ部材43,43との干渉を防
止して作業性を高めることができる。
【0022】而して、シリンダ39を伸長駆動するとク
ランプアーム38の先端が下方に揺動し、先ずクランプ
部材43,43の上端が多連スリーブSの側面S4 に当
接する。その結果、クランプ部材43,43は枢軸4
2,42を中心にスプリング46,46を引き伸ばしな
がら揺動し、その上端から下端までの全面が多連スリー
ブSの側壁S4 に当接してクランプする。多連スリーブ
の側壁S3 ,S4 にはアルミニューム合金製のシリンダ
ブロックとの密着性を高めるべく凹凸が形成されている
が、クランプ部材43,43に前記凹凸に対応する凹凸
を形成することにより、クランプ部材43,43と多連
スリーブSとの滑りを防止して確実なクランプを図って
いる。
ランプアーム38の先端が下方に揺動し、先ずクランプ
部材43,43の上端が多連スリーブSの側面S4 に当
接する。その結果、クランプ部材43,43は枢軸4
2,42を中心にスプリング46,46を引き伸ばしな
がら揺動し、その上端から下端までの全面が多連スリー
ブSの側壁S4 に当接してクランプする。多連スリーブ
の側壁S3 ,S4 にはアルミニューム合金製のシリンダ
ブロックとの密着性を高めるべく凹凸が形成されている
が、クランプ部材43,43に前記凹凸に対応する凹凸
を形成することにより、クランプ部材43,43と多連
スリーブSとの滑りを防止して確実なクランプを図って
いる。
【0023】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0024】先ず、クランプすべき未加工の多連スリー
ブSの♯1シリンダ及び♯4シリンダをガイド支柱3,
3の外周に嵌合させることにより、多連スリーブSの下
端面S2 を2個の支持台2,2上に支持して仮置きす
る。この状態で、上部クランプ手段M1のシリンダ9U
を駆動して左右のクランプ部材18UL,18URを相互に
接近する方向に移動させ、多連スリーブSの左右の側壁
S3 ,S3 の上部を4個のローラ22UL,22UL,22
UR,22URでクランプする。これにより多連スリーブS
の上部は左右方向にセンタリングされて位置決めされる
とともに、前後方向の傾きが修正される。
ブSの♯1シリンダ及び♯4シリンダをガイド支柱3,
3の外周に嵌合させることにより、多連スリーブSの下
端面S2 を2個の支持台2,2上に支持して仮置きす
る。この状態で、上部クランプ手段M1のシリンダ9U
を駆動して左右のクランプ部材18UL,18URを相互に
接近する方向に移動させ、多連スリーブSの左右の側壁
S3 ,S3 の上部を4個のローラ22UL,22UL,22
UR,22URでクランプする。これにより多連スリーブS
の上部は左右方向にセンタリングされて位置決めされる
とともに、前後方向の傾きが修正される。
【0025】続いて、下部クランプ手段M2のシリンダ
9L を駆動して左右のクランプ部材18LL,18LRを相
互に接近する方向に移動させ、多連スリーブSの左右の
側壁S3 ,S3 の下部を4個のローラ22LL,22LL,
22LR,22LRでクランプする。これにより多連スリー
ブSの下部が位置決めされ、加工時の荷重による多連ス
リーブSの移動や傾きが防止される。下部クランプ手段
M2のシリンダ9L の作動時、前述したように左右のク
ランプ部材18LL,18LRが相互に連動して移動するた
め、左側のローラ22LL,22LLと右側のローラ2
2LR,22LRとが均一な圧力で多連スリーブSの側壁S
3 ,S3 に当接し、上部クランプ手段M1で既にクラン
プした多連スリーブSの倒れを修正する。
9L を駆動して左右のクランプ部材18LL,18LRを相
互に接近する方向に移動させ、多連スリーブSの左右の
側壁S3 ,S3 の下部を4個のローラ22LL,22LL,
22LR,22LRでクランプする。これにより多連スリー
ブSの下部が位置決めされ、加工時の荷重による多連ス
リーブSの移動や傾きが防止される。下部クランプ手段
M2のシリンダ9L の作動時、前述したように左右のク
ランプ部材18LL,18LRが相互に連動して移動するた
め、左側のローラ22LL,22LLと右側のローラ2
2LR,22LRとが均一な圧力で多連スリーブSの側壁S
3 ,S3 に当接し、上部クランプ手段M1で既にクラン
プした多連スリーブSの倒れを修正する。
【0026】このようにして上部クランプ手段M1及び
下部クランプ手段M2で多連スリーブSをクランプして
位置決めしたとき、多連スリーブSの姿勢は仮置きした
状態から変化し、その下端面S2 が一対の支持台2,2
から僅かに浮き上がることがある。
下部クランプ手段M2で多連スリーブSをクランプして
位置決めしたとき、多連スリーブSの姿勢は仮置きした
状態から変化し、その下端面S2 が一対の支持台2,2
から僅かに浮き上がることがある。
【0027】続いて、3セットの支持手段M3のピスト
ン32を駆動して昇降ロッド27を押し上げ、基準座2
8を多連スリーブSの下端面S2 に圧接する。このとき
ピストン32の駆動力はスプリング35を介して楔部
材30を押圧するので、基準座28が過剰な荷重で多連
スリーブSの下端面S2 に圧接されることがない。また
楔部材30の傾斜角は小さく設定されているので、側部
クランプ手段M4により下向きのクランプ力が加わって
も、或いは多連スリーブSの上端面S1 に機械加工の荷
重が加わっても、楔部材30が押し戻されて多連スリー
ブSが下方にずれることがない。
ン32を駆動して昇降ロッド27を押し上げ、基準座2
8を多連スリーブSの下端面S2 に圧接する。このとき
ピストン32の駆動力はスプリング35を介して楔部
材30を押圧するので、基準座28が過剰な荷重で多連
スリーブSの下端面S2 に圧接されることがない。また
楔部材30の傾斜角は小さく設定されているので、側部
クランプ手段M4により下向きのクランプ力が加わって
も、或いは多連スリーブSの上端面S1 に機械加工の荷
重が加わっても、楔部材30が押し戻されて多連スリー
ブSが下方にずれることがない。
【0028】続いて、左右一対の側部クランプ手段M4
を作動させ、多連スリーブSの♯1シリンダ〜♯4シリ
ンダの前後両側面を合計8個のクランプ部材43…でク
ランプする。これにより、多連スリーブSは3個の基準
座28…に押し付けられて上下方向に位置決めされ、且
つ幅が小さい前後方向に倒れないように確実に固定され
る。而して、図示せぬ加工装置により多連スリーブSの
上端面S1 が切削加工される。
を作動させ、多連スリーブSの♯1シリンダ〜♯4シリ
ンダの前後両側面を合計8個のクランプ部材43…でク
ランプする。これにより、多連スリーブSは3個の基準
座28…に押し付けられて上下方向に位置決めされ、且
つ幅が小さい前後方向に倒れないように確実に固定され
る。而して、図示せぬ加工装置により多連スリーブSの
上端面S1 が切削加工される。
【0029】次に、クランプ装置の使用に先立って、上
部クランプ手段M1のターンバックル式の第1リンク1
5UL,15URの長さを調節するための芯出マスターmの
構造を説明する。
部クランプ手段M1のターンバックル式の第1リンク1
5UL,15URの長さを調節するための芯出マスターmの
構造を説明する。
【0030】図9及び図10に示すように、芯出マスタ
ーmは板状の基板51と、基板51の両端にピン52,
52を介して固定した一対の支持脚53,53と、基板
51の下面にピン54,54を介して固定した短円筒状
の2個のダミースリーブ55,55とを備える。2個の
ダミースリーブ55,55は、それぞれ多連スリーブS
の#1シリンダ及び#4シリンダと同一の外径を有して
いる。支持脚53,53の両端には下向きに突出する各
2本の位置決めピン56…が設けられており、これら位
置決めピン56…は前部支柱11L ,11R 及び後部支
柱12L ,12 R の上端に形成したピン孔57…(図1
参照)に上方から嵌合可能である。
ーmは板状の基板51と、基板51の両端にピン52,
52を介して固定した一対の支持脚53,53と、基板
51の下面にピン54,54を介して固定した短円筒状
の2個のダミースリーブ55,55とを備える。2個の
ダミースリーブ55,55は、それぞれ多連スリーブS
の#1シリンダ及び#4シリンダと同一の外径を有して
いる。支持脚53,53の両端には下向きに突出する各
2本の位置決めピン56…が設けられており、これら位
置決めピン56…は前部支柱11L ,11R 及び後部支
柱12L ,12 R の上端に形成したピン孔57…(図1
参照)に上方から嵌合可能である。
【0031】図11及び図12に示すように、多連スリ
ーブSのクランプに先立って、4本の位置決めピン56
…を前部支柱11L ,11R 及び後部支柱12L ,12
R のピン孔57…に上方から嵌合させる。そして芯出マ
スターmの2個のダミースリーブ55,55に上部クラ
ンプ手段M1の4個のローラ22UL,22UL,22UR,
22URが同時に当接するように、左右のターンバックル
式の第1リンク15UL,15URの長さを微調節する。
ーブSのクランプに先立って、4本の位置決めピン56
…を前部支柱11L ,11R 及び後部支柱12L ,12
R のピン孔57…に上方から嵌合させる。そして芯出マ
スターmの2個のダミースリーブ55,55に上部クラ
ンプ手段M1の4個のローラ22UL,22UL,22UR,
22URが同時に当接するように、左右のターンバックル
式の第1リンク15UL,15URの長さを微調節する。
【0032】上述のようにして第1リンク15UL,15
URの長さを一旦微調節することにより、4個のローラ2
2UL,22UL,22UR,22URは多連スリーブSを正し
く位置決めし得る位置に調節される。従って、芯出マス
ターmを取り外して多連スリーブSをクランプすれば、
その多連スリーブSを正しい位置にクランプすることが
できる。
URの長さを一旦微調節することにより、4個のローラ2
2UL,22UL,22UR,22URは多連スリーブSを正し
く位置決めし得る位置に調節される。従って、芯出マス
ターmを取り外して多連スリーブSをクランプすれば、
その多連スリーブSを正しい位置にクランプすることが
できる。
【0033】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0034】例えば、実施例では4個の単体スリーブを
一体に結合した4連スリーブを例示したが、本発明は2
連、3連及び5連以上の多連スリーブに対しても適用す
ることができる。
一体に結合した4連スリーブを例示したが、本発明は2
連、3連及び5連以上の多連スリーブに対しても適用す
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、多連スリーブの長手方向両端部の側壁の上
部を上部クランプ手段でクランプし、前記側壁の下部を
下部クランプ手段でクランプし、多連スリーブの下端面
を支持手段で支持し、多連スリーブの長手方向に沿う両
側壁を側部クランプ手段でクランプするので、機械加工
を施す上端面を覆うことなく多連スリーブを正確且つ確
実にクランプすることができ、しかも多連スリーブを下
向きに押す荷重や前後に倒す荷重に確実に対抗すること
ができる。
明によれば、多連スリーブの長手方向両端部の側壁の上
部を上部クランプ手段でクランプし、前記側壁の下部を
下部クランプ手段でクランプし、多連スリーブの下端面
を支持手段で支持し、多連スリーブの長手方向に沿う両
側壁を側部クランプ手段でクランプするので、機械加工
を施す上端面を覆うことなく多連スリーブを正確且つ確
実にクランプすることができ、しかも多連スリーブを下
向きに押す荷重や前後に倒す荷重に確実に対抗すること
ができる。
【0036】また請求項2に記載された発明によれば、
共通のシリンダで左右一対のクランプ部材を対称的に移
動させることができるので、多連スリーブの正確な位置
決めが可能になり、しかも駆動源の数を削減することが
できる。
共通のシリンダで左右一対のクランプ部材を対称的に移
動させることができるので、多連スリーブの正確な位置
決めが可能になり、しかも駆動源の数を削減することが
できる。
【0037】また請求項3に記載された発明によれば、
共通のシリンダで左右一対のクランプ部材を対称的に移
動させることができるので、多連スリーブの正確な位置
決めが可能になり、しかも駆動源の数を削減することが
できる。また、一方のクランプ部材が先に多連スリーブ
に当接したとき、シリンダの駆動力を他方のクランプ部
材だけに伝達し、最終的に両クランプ部材に均等な荷重
を伝達して上部クランプ時に発生する多連スリーブの前
後方向の倒れを修正することができる。
共通のシリンダで左右一対のクランプ部材を対称的に移
動させることができるので、多連スリーブの正確な位置
決めが可能になり、しかも駆動源の数を削減することが
できる。また、一方のクランプ部材が先に多連スリーブ
に当接したとき、シリンダの駆動力を他方のクランプ部
材だけに伝達し、最終的に両クランプ部材に均等な荷重
を伝達して上部クランプ時に発生する多連スリーブの前
後方向の倒れを修正することができる。
【0038】また請求項4に記載された発明によれば、
基準座を多連スリーブの下端面に当接させることによ
り、上端面に加わる機械加工の荷重を受け止めて多連ス
リーブの下方へのずれを防止することができる。しかも
シリンダの荷重がスプリングを介して間接的に楔部材に
伝達されるので、過剰な荷重で楔部材が駆動されること
がない。
基準座を多連スリーブの下端面に当接させることによ
り、上端面に加わる機械加工の荷重を受け止めて多連ス
リーブの下方へのずれを防止することができる。しかも
シリンダの荷重がスプリングを介して間接的に楔部材に
伝達されるので、過剰な荷重で楔部材が駆動されること
がない。
【0039】また請求項5に記載された発明によれば、
少なくとも前後一対のクランプ部材で多連スリーブの長
手方向に沿う両側壁をクランプするので、多連スリーブ
の幅が小さい前後方向への倒れを確実に防止することが
できる。しかもアンクランプ位置において両クランプ部
材の姿勢が多連スリーブの側壁と平行に保持されるの
で、両クランプ部材と干渉することなく多連スリーブを
容易に着脱することができる。
少なくとも前後一対のクランプ部材で多連スリーブの長
手方向に沿う両側壁をクランプするので、多連スリーブ
の幅が小さい前後方向への倒れを確実に防止することが
できる。しかもアンクランプ位置において両クランプ部
材の姿勢が多連スリーブの側壁と平行に保持されるの
で、両クランプ部材と干渉することなく多連スリーブを
容易に着脱することができる。
【0040】また請求項6に記載された発明によれば、
芯出マスターを装着して左右一対の第1リンクの長さを
調節することにより、上部クランプ手段の左右一対のク
ランプ部材の位置を容易に初期設定することができる。
芯出マスターを装着して左右一対の第1リンクの長さを
調節することにより、上部クランプ手段の左右一対のク
ランプ部材の位置を容易に初期設定することができる。
【図1】クランプ装置の全体平面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図1及び図3の4−4線断面図
【図5】図1の5−5線断面図
【図6】図1の6−6線断面図
【図7】図1の要部拡大図
【図8】図5に対応する作用説明図
【図9】芯出マスターの平面図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】図1に対応する芯出マスターの作用説明図
【図12】図11の12方向矢視図
1 基台1 8U ,8L スライド部材 9U ,9L シリンダ 13L ,13R 枢軸 14UL,14UR,14LL,14LR 揺動アーム 15UL,15UR,15LL,15LR 第1リンク 18UL,18UR,18LL,18LR クランプ部材 21UL,21UR,21LL,21LR 第2リンク 23L ,23R 第3リンク 24 第4リンク 27 昇降ロッド 28 基準座 29 ガイドロッド 30 楔部材 31 シリンダ 33 出力ロッド 34 押圧プレート 35 スプリング 37 枢軸 38 クランプアーム 39 シリンダ 42 枢軸 43 クランプ部材 46 スプリング 47 ストッパ面(規制手段) 55 ダミースリーブ S 多連スリーブ S1 上端面 S2 下端面 S3 側壁 S4 側壁 M1 上部クランプ手段 M2 下部クランプ手段 M3 支持手段 M4 側部クランプ手段 m 芯出マスター
Claims (6)
- 【請求項1】 多連スリーブ(S)の上端面(S1 )を
加工すべく該上端面(S1 )を上向きにして基台(1)
にクランプする多連スリーブのクランプ装置であって、 基台(1)に仮置きした多連スリーブ(S)の長手方向
両端部の側壁(S3 )の上部を、相互に接近・離反する
ように移動する左右一対のクランプ部材(18 UL,18
UR)でクランプする上部クランプ手段(M1)と、 上部クランプ手段(M1)によりクランプした多連スリ
ーブ(S)の前記長手方向両端部の側壁(S3 )の下部
を、相互に接近・離反するように移動する左右一対のク
ランプ部材(18LL,18LR)でクランプする下部クラ
ンプ手段(M2)と、 上部クランプ手段(M1)及び下部クランプ手段(M
2)によりクランプした多連スリーブ(S)の下端面
(S2 )に圧接され、多連スリーブ(S)に加えられる
下向きの荷重を受止する支持手段(M3)と、 上部クランプ手段(M1)、下部クランプ手段(M2)
及び支持手段(M3)により支持した多連スリーブ
(S)の長手方向に沿う両側壁(S4 )を、相互に接近
・離反するように移動する前後のクランプ部材(43)
でクランプする側部クランプ手段(M4)と、を備えた
ことを特徴とする多連スリーブのクランプ装置。 - 【請求項2】 前記上部クランプ手段(M1)は、 左右一対のクランプ部材(18UL,18UR)の移動方向
と直交する方向に摺動するスライド部材(8U )と、 スライド部材(8U )を往復駆動するシリンダ(9U )
と、 中間部が枢軸(13L ,13R )で枢支された左右一対
の揺動アーム(14UL,14UR)と、 両揺動アーム(14UL,14UR)の一端をスライド部材
(8U )に連結する左右一対の第1リンク(15UL,1
5UR)と、 両揺動アーム(14UL,14UR)の他端を両クランプ部
材(18UL,18UR)に連結する左右一対の第2リンク
(21UL,21UR)と、を備えたことを特徴とする、請
求項1記載の多連スリーブのクランプ装置。 - 【請求項3】 前記下部クランプ手段(M2)は、 左右一対のクランプ部材(18LL,18LR)の移動方向
と直交する方向に摺動するスライド部材(8L )と、 スライド部材(8L )を往復駆動するシリンダ(9L )
と、 中間部が枢軸(13L ,13R )で枢支された左右一対
の揺動アーム(14LL,14LR)と、 一端が両揺動アーム(14LL,14LR)の一端に連結さ
れた左右一対の第1リンク(15LL,15LR)と、 中間部がスライド部材(8L )の左右両側に枢支され、
一端が両第1リンク(15LL,15LR)の他端に連結さ
れた左右一対の第3リンク(23L ,23R )と、 左右両端が両第3リンク(23L ,23R )の他端に連
結された第4リンク(24)と、 両揺動アーム(14LL,14LR)の他端をクランプ部材
(18LL,18LR)に連結する左右一対の第2リンク
(21LL,21LR)と、を備えたことを特徴とする、請
求項1記載の多連スリーブのクランプ装置。 - 【請求項4】 前記支持手段(M3)は、 上端に多連スリーブ(S)の下端面(S2 )に当接可能
な基準座(28)を有して上下移動自在に支持された昇
降ロッド(27)と、 先端に昇降ロッド(27)の下端に当接する楔部材(3
0)を有して水平移動自在に支持されたガイドロッド
(29)と、 ガイドロッド(29)と平行に配置されたシリンダ(3
1)と、 シリンダ(31)の出力ロッド(33)に固着されてガ
イドロッド(29)に遊嵌する押圧プレート(34)
と、 押圧プレート(34)と楔部材(30)との間に配置さ
れたスプリング(35)と、を備えたことを特徴とす
る、請求項1記載の多連スリーブのクランプ装置。 - 【請求項5】 前記側部クランプ手段(M4)は、 多連スリーブ(S)の長手方向に配置した前後一対の枢
軸(37)に揺動自在に枢支された前後一対のクランプ
アーム(38)と、 両クランプアーム(38)を揺動駆動するシリンダ(3
9)と、 前記両枢軸(37)と平行な前後一対の枢軸(42)に
揺動自在に枢支された少なくとも前後一対のクランプ部
材(43)と、 両クランプ部材(43)の一端を多連スリーブ(S)か
ら離間する方向に付勢するスプリング(46)と、 両クランプアーム(38)がアンクランプ位置にあると
きに、両クランプ部材(43)の姿勢を多連スリーブ
(S)の側壁(S4 )と平行に保持する姿勢規制手段
(47)と、を備えたことを特徴とする、請求項1記載
の多連スリーブのクランプ装置。 - 【請求項6】 左右一対の第1リンク(15UL,1
5UR)の長さが調節可能であり、且つ多連スリーブ
(S)の長手方向両端部の側壁(S3 )と同一形状のダ
ミースリーブ(55)を有して基台(1)に着脱自在に
固定される芯出マスター(m)を備えたことを特徴とす
る、請求項2記載の多連スリーブのクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8164196A JPH09267232A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 多連スリーブのクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8164196A JPH09267232A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 多連スリーブのクランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09267232A true JPH09267232A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13751975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8164196A Pending JPH09267232A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 多連スリーブのクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09267232A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-04-03 JP JP8164196A patent/JPH09267232A/ja active Pending
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