JPH09268466A - 鉄片探知器および鉄片探知器用案内板の製造方法 - Google Patents

鉄片探知器および鉄片探知器用案内板の製造方法

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JPH09268466A
JPH09268466A JP9464396A JP9464396A JPH09268466A JP H09268466 A JPH09268466 A JP H09268466A JP 9464396 A JP9464396 A JP 9464396A JP 9464396 A JP9464396 A JP 9464396A JP H09268466 A JPH09268466 A JP H09268466A
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reinforcing
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Tokio Kenmochi
冨紀夫 劔持
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SANKO DENSHI KENKYUSHO KK
Sanko Electronic Laboratory Co Ltd
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SANKO DENSHI KENKYUSHO KK
Sanko Electronic Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電気を発生することなく縫製品の円滑な送
りを可能とした鉄片探知器およびこの探知器に使用する
案内板の製造方法を提供する。 【解決手段】 被検査物である縫製品を検出部方向に傾
斜面にそって滑り落とす案内板4は、傾斜角度を異にす
る三段階の傾斜面4a、4bおよび4cを有するととも
に各傾斜面4a、4b、4c間には湾曲面4d、4eを
形成し、案内板4の下方には、案内板4より延在し、か
つ、案内板4との間に空気流通路6を形成するように設
置した支持板5を案内板4にそって下向き傾斜状態とす
るとともに支持板5の後部上方には送風機7を設置し、
傾斜面4a、4b、4cの裏面には補強板11を一体に
貼り合わせ、湾曲面4dと4eの裏面には、補強板1
2、13が貼り合わせてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫製品中に混入し
た針、ピン等の鉄片の探知器およびこの鉄片探知器に使
用する案内板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洋服、着物、布団等の各種の縫製品に
は、縫製のためのミシン針、手縫い針、待ち針、ドレス
ピン(虫ピン)等が使用されるが、縫製品中にはこれら
の針やピン等が抜き忘れていることがあり、また、折れ
針が紛れ込んでいることがある。このような衣類を着用
したり布団に就寝することは、針やピンが身体に刺さる
恐れがあり、非常に危険なものであった。
【0003】従来、縫製メーカーでは仕上がった縫製品
に針やピン等の鉄片が付着したり混入していないかどう
かを出荷前に検査をし、紛れ込んでいる場合にはその製
品を排除し、製品中から鉄片を取り去るようにしてい
た。針やピン等の鉄片の検出のために磁気誘導方式を利
用した鉄片探知器が使用されており、これは検針器と略
称されている。
【0004】鉄片探知のための磁気誘導方式は、永久磁
石による静磁界を利用するもので、永久磁石のN極とS
極との間に発生する磁力線によって形成される磁界内を
通る、磁石に吸着する性質を有する鉄片に強く反応する
ものであり、鉄心で検知し、サーチコイルで得られた誘
導起電力を一定のレベルまで増幅し、信号として取り出
して針やピン等の鉄片の存在を確認するものである。
【0005】以上のような鉄片探知器には、大別して携
帯に便利なハンディタイプのものと据置き式の大型なト
ンネルタイプのものとがある。図4は、従来のトンネル
タイプ型鉄片探知器の一例を示すものであり、大別して
検出部Aと検出表示部Bとに分けることができる。検出
部Aは、鉄片の有無を検出する部分であり、探知器の中
心をなしている。循環可能なベルトコンベアC上に載せ
られて矢印方向に連続して送られる図示しない縫製品
は、ベルトコンベアCを跨ぐようにして設置された検出
部A内を通り、鉄片が混入していることを検出した場合
には表示部Bがランプの点滅やブザー音によって警告す
るものである。尚、表示部Bは、探知器全体を駆動する
操作部も兼ねている。
【0006】縫製品中の鉄片を検出するためには、縫製
品の移動速度が速いことが望ましいが、ベルトコンベア
Cでは縫製品の送り速度に限度を有していた。近年は、
上記するトンネルタイプ型鉄片探知器の変形として、ベ
ルトコンベアに変えて傾斜案内板を使用したものが提供
されている。即ち、一枚の長形な板体からなる案内板を
傾斜状に設置し、案内板の下方向に前記と同じ検出部や
検出表示部を設けたものである。被検査物である縫製品
は案内板の一番上に載せ、自重および重力の作用によっ
て傾斜面にそって滑走させれば、縫製品は加速度的に滑
り落ち、検出部内を通過することになる。
【0007】しかし、このような傾斜式案内板は、縫製
品の通過速度を所要の速度以上とする必要から、案内板
は相当な長さとなっている。このため、案内板は高低差
があるために、縫製品を案内板上に載せるためには縫製
品を高く持ち上げなければならず、また、検査後の縫製
品を取り出すために低くかがむ必要があり、作業者に肉
体的な負担をかけるものであった。更に、縫製品によっ
ては滑走速度にばらつきを有していた。
【0008】尚、案内板の下方には、案内板よりも先に
延在する状態で水平な支持板を設置し、この支持板の後
部には送風機を設置することにより、案内板と支持板間
に空気を噴射して案内板から支持板上に載り移った縫製
品を検出部方向へ送る手段が採用されている。
【0009】本出願人は、上記する従来の一枚の案内板
を傾斜状に使用した鉄片探知器の問題点に鑑み、案内板
の形状を改良した探知器を試作した。図5は、改良した
案内板を有する鉄片探知器の一例を示すものであり、定
置可能な基体aの両側に立設した側壁bの上部間には、
傾斜角度を異にする3枚の平板状の板体c1、c2およ
びc3を配設する。各板体c1、c2、c3は、端面を
突き合わせて接合してあり、全体として同じ方向に傾斜
した一枚の案内板cを形成している。
【0010】三枚の板体c1、c2、c3はそれぞれ端
面を突き合わせて接合しているので、中間部の板体c2
と上部の板体c1との接合部には、上面に突出した鋭角
状の角部dが形成されるとともに中間部の板体c2と下
方の板体c3との接合部には、内側へ凹んだ鈍角状の角
部eが形成されることになる。尚、中間の板体c2は最
も急な傾斜面を有し、上部の板体c1はゆるやかな傾斜
面とするとともに下部の板体c3は板体c1よりも急な
斜面としてある。
【0011】図中fは、案内板cの下方に水平に設置し
た支持板であり、支持板fの先端は案内板cよりも先に
延在している。この支持板fの後部上方には送風機gを
設置し、案内板cと支持板fとの間を通して前方に空気
を噴射することは上記する従来の傾斜案内板型鉄片探知
器と同じである。また、hは鉄片の検出部、iは検出表
示部であって案内板cの前方において支持板fを囲むよ
うに設置してあり、これらも従来の鉄片探知器で使用す
るものと同じである。
【0012】被検査物である縫製品は、板体c1上に載
せられ、自重によって滑り出し、板体c2およびc3の
傾斜面にそって滑り落ち、水平支持板fに達し、検出部
hで検出作業が行われる。もし、鉄片が混入しているこ
とを検知すれば、検出表示部iが知らせる。案内板cと
支持板fとの間には縫製品の移送方向に向けて送風機g
から空気を送り込むようにしてあるので、縫製品は支持
板f上を空気の流れに乗って滑るようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、案内板cは、
3枚の傾斜角度を異にする板体c1、c2およびc3を
突き合わせ状態で連結してあるので、縫製品が滑り落ち
る途中、凸状の鋭角部dで引っ掛かることがあり、その
都度、手作業で縫製品を滑り落とすために連続した検出
作業を行うことができないものであった。また、鋭角部
dに縫製品が引っ掛かった時、繊維の糸切れを生じたり
布面に傷をつける恐れがあった。
【0014】更に、急傾斜面である中間の板体c2を滑
り落ちた縫製品は、下方の板体c3との間の窪んだ状態
の鈍角部eで速度が遅くなり、縫製品が円滑に滑り落ち
ることを阻害する原因となっていた。更にまた、長期間
の使用により各板体c1、c2およびc3の接合部にず
れを生じ、段差を形成することになり、縫製品の送りが
できなくなる恐れがあった。
【0015】また、従来の傾斜案内板を使用した鉄片探
知器では、案内板の材質の問題があった。即ち、案内板
cを金属製とした場合、金属材質が検出部の磁界に影響
を与え、ノイズを発生するので使用ができないものであ
った。案内板をプラスチック製とした場合には、検出部
の磁界への影響はないが、縫製品を滑走させた時、静電
気が発生し、これが縫製品に蓄積されるので、検出部h
を通る時に磁界に影響を与え、あたかも鉄片が混入して
いる状態を検出することになる。
【0016】本発明は、上記する従来の鉄片探知器およ
び案内板の種々の問題点に鑑み、縫製品が滑りやすく、
静電気を発生しない材質からなり、かつ、縫製品の荷重
を支えることのできる構造からなる傾斜した案内板とと
もに支持板をも傾斜状態とし、案内板上を滑り落ちた縫
製品を延長上において支持板においても滑るようにし、
縫製品の円滑なる送りを可能とした鉄片探知器を提供す
ることを目的とするものである。また、本発明は、傾斜
した案内板全体を、静電気を生ずることなく、かつ、滑
りやすい材質からなる一枚の板体で形成するとともに三
段階で傾斜角度を異にする板体間に湾曲面を形成し、縫
製品の荷重を支えて円滑な滑り落としを可能とし、か
つ、縫製品の種類にかかわらず、縫製品が検知部を通過
する際のばらつきを少なくすることを可能とした傾斜案
内板の製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、被検査物である縫製品を検出部方向に傾
斜面にそって滑り落とすとともに空気流によって縫製品
を送り出すようにした鉄片探知器において、縫製品を滑
り落とす傾斜案内板4は、傾斜角度を異にする三段階の
傾斜面4a、4bおよび4cを有するとともに各傾斜面
4a、4b、4c間には湾曲面4d、4eを形成し、案
内板4の下方において案内板4より延在し、かつ、案内
板4との間に空気流通路6を形成するように設置した支
持板5を案内板4にそって下向き傾斜状態とするととも
に支持板5の後部上方には送風機7を設置した鉄片探知
器である。
【0018】また、本発明は、被検査物である縫製品を
検出部方向に、三段階の異なる傾斜面を有する傾斜状の
案内板にそって滑り落とすとともに空気流によって縫製
品を送り出すようにした鉄片探知器において、縫製品を
滑り落とす傾斜状の案内板4は、合板の表面にフェノー
ル樹脂を含ませた紙を重ね、これらを熱圧して接着し、
更に、メラミン樹脂を塗った化粧板10を基体とし、平
板状とした化粧板10の各傾斜面4a、4bおよび4c
に対応する裏面には合板製の補強板11を一体的に貼り
合わせ、傾斜面4a、4b間および傾斜面4b、4c間
における化粧板10の裏面には、単体に形成した長尺な
補強体12、13を化粧板10の長さ方向とは直交する
方向に複数本を固定し、傾斜面4a、4b間の各補強体
12は所定の間隔で分離するとともに傾斜面4b、4c
間における各補強体13は密接状態とし、化粧板10は
補強体12、13にそって内側あるいは外側方向に滑ら
かな状態で湾曲可能とした鉄片探知器用案内板の製造方
法である。
【0019】更に、本発明は、被検査物である縫製品を
検出部方向に、三段階の異なる傾斜面を有する傾斜状の
案内板にそって滑り落とすとともに空気流によって縫製
品を送り出すようにした鉄片探知器において、縫製品を
滑り落とす傾斜状の案内板4は、合板の表面にフェノー
ル樹脂を含ませた紙を重ね、これらを熱圧して接着し、
更に、メラミン樹脂を塗った化粧板10を基体とし、平
板状の化粧板10の裏面全面に合板製の補強板11を貼
り合わせ、湾曲面4dに対応する位置における補強板1
1に、化粧板10の長さ方向とは直交する方向に、化粧
板10の裏面にまで達する深さの多数の切り溝を形成し
て所定の間隔を有する複数本の補強体12を形成すると
ともに湾曲面4eに対応する位置においては、化粧板1
0の長さ方向と直交する方向に、化粧板10の裏面にま
で達する深さを有する多数の切り線を形成して分離した
複数本の補強体13を形成し、化粧板10は補強板1
2、13の部分で内側あるいは外側に折り曲げ可能とし
た鉄片探知器用案内板の製造方法である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明鉄片探知器の
全体を示すものであり、同図において鉄片探知器本体1
は、定置可能な基体2の両側に立設した側壁3の上部の
間に、三段階に傾斜角度を異にする一枚の案内板4を架
設し、案内板4の下方には、案内板4の傾斜方向にそっ
て下向きに傾斜し、案内板4よりも前方に延在する支持
板5を設置し、案内板4と支持板5との間を空気流通路
6とするとともに支持板5の後部上方に公知の送風機7
を設置したことを基本構成としている。
【0021】図1において符号8は検出部、9は検出表
示部であり、これらは従来の探知器で使用しているもの
であり、案内板4の前方において支持板5を囲むように
して設置してある。尚、検出部8や検出表示部9等は、
従来の鉄片探知器で使用しているものをそのまま使用可
能であるが、特に、本願出願人の提供になる特願平7−
114072号に示す検出部を使用すれば最適である。
【0022】傾斜状の案内板4は、基体2の後部から前
方にむけて下向き傾斜状とした一枚の板体からなり、こ
の板体は、傾斜角度を異にする三段階の傾斜面4a、4
bおよび4cを有しており、板体の各傾斜面4aと4b
間および傾斜面4bと4c間にはゆるやかな湾曲面4
d、4eが形成してある。
【0023】このような案内板4は、合板の表面にフェ
ノール樹脂を含ませた紙を重ね、これらを熱圧して接着
させ、更に、メラミン樹脂を塗った表面が滑らかな材質
からなる化粧板(商品名デコラ)を基体とし、この化粧
板の裏面側に合板を貼り合わせて補強したことを基本構
成としている。
【0024】デコラ製化粧板は、板厚が1〜2mmと薄
く、表面が平滑で縫製品を滑らすための案内板4として
は最適であるが、湾曲面を形成しようとする場合、折損
したり表面にしわがより、縫製品を載せた時、その荷重
によってへこむ性質を有しているが、補強板によって補
強することにより解決することができる。
【0025】次に、案内板4の製造方法について説明す
る。図2に示すように、平板状としたデコラ化粧板10
の各傾斜面4a、4b、4cに対応する裏面側に合板製
の補強板11を一体的に貼り合わせて補強するとともに
化粧板10の各傾斜面4aと4b間および傾斜面4bと
4c間、即ち、湾曲面4d、4eに対応する位置には、
長尺棒状体に形成した単体の合板製の補強体12、13
を複数並べて貼り合わせる。
【0026】傾斜面4aと4b間および傾斜面4bと4
cとの間に固定した各補強体12、13は、化粧板10
の長さ方向とは直交する方向にそって並べて配設してあ
り、傾斜面4aと4b間において化粧板10を湾曲すべ
き面、即ち、案内板4の凸状となる湾曲面4dに対応す
る面の補強体12は、それぞれ離れた状態で設置し、傾
斜面4bと4c間における案内板4の凹状となる湾曲面
4eに対応する面の補強体13は密着した状態で設置し
てある。
【0027】平板状の化粧板10の裏面に上記のように
して補強板11および補強体12、13を固定し、か
つ、各湾曲面4d、4eに対応する面において化粧板1
0の裏面の補強体12、13は単体構造とするとともに
湾曲面4dに位置する補強体12は、適当な間隔をおい
て分離してあるので、化粧板10を内側、即ち、裏面側
に向けて折り曲げた時、化粧板10は補強体12に支持
され、かつ、補強体12にそって表面が平滑な状態で曲
げられることになる。化粧板10を内側に折り曲げた
時、図3に示すように、各補強体12の先端部は密接し
た状態となるので、化粧板10の湾曲角度は、各補強体
12の高さ巾や間隔を選択することによって決定するこ
とができる。
【0028】また、化粧板10を傾斜面4bと4c間に
おいて外側、即ち、化粧板10の表面側に折り曲げる時
にも化粧板10は補強体13に支持され、かつ、補強体
13にそって表面が平滑な状態で曲げられることにな
る。この湾曲面4eにおける各補強体13は密接してい
るが、化粧板10を外側に曲げた時、各補強体13の先
端側は離れた状態となる。
【0029】以上の製造方法は、補強体12および13
を予め長尺な単体に形成しておき、補強板11間で化粧
板10に貼り合わせた場合であるが、次のような製造方
法を採用することも可能である。平板状の化粧板10の
裏面全面に合板製の補強板11を貼り合わせ、湾曲させ
るべき部分、即ち、湾曲面4dに対応する位置における
補強板11に、化粧板10の長さ方向とは直交する方向
に多数の切り溝を形成して複数本の補強体12を形成す
る。この切り溝は、化粧板10の裏面にまで達する深さ
を有するとともに隣接する補強体12との間に所定の間
隔を有するように形成すればよい。
【0030】更に、湾曲面4eに対応する位置において
は、化粧板10の長さ方向と直交する方向に多数の切り
線を形成して複数本の補強体13を形成する。この切り
線は、化粧板10の裏面にまで達する深さを有してお
り、各補強体13は分離された状態となる。
【0031】そして、前記の製造方法の場合と同じく、
傾斜面4aと4b間においては化粧板10を内側方向に
折り曲げ、また、傾斜面4bと4c間においては化粧板
10を外側方向に折り曲げれば、各折曲部において化粧
板10は補強体12、13に支持されてゆるやかな湾曲
面4d、4eを形成することになる。
【0032】基体2の両側壁3には、案内板4の傾斜面
4a、4b、4cや湾曲面4d、4eにそった嵌合溝
(図示せず)があらかじめ形成してあり、案内板4の両
側を嵌合溝内に嵌め込むことにより案内板4の傾斜面4
a、4b、4cや湾曲面4d、4eが保持され、かつ、
両側の側壁3と案内板4とは一体的なものとなる。
【0033】図示していないが検査すべき縫製品は、案
内板4の上方の傾斜面4a上に載せられ、自重および重
力の作用により案内板4にそって滑る落ちるが、中間傾
斜面4bの傾斜面が急角度となっているので滑落速度が
早くなり、下方の傾斜面4cにそって支持板5上に案内
される。傾斜した支持板5の上面には送風機7から空気
が送られているので、縫製品は滑落速度と空気流による
送り速度が加わって支持板5を滑り、検出部8を通過す
る時に鉄片の有無が検査され、鉄片を検知した時には検
出表示部9でランプやブザー等で警告される。
【0034】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、被検査
物である縫製品を鉄片の検出部8方向に滑走させる案内
板4は、一枚の板体を加工して角度を異にする三段階の
傾斜面を有するとともに各傾斜面4a、4bおよび4c
間には湾曲面4d、4eを形成したので、縫製品は案内
板4の途中で引っ掛かることなく検出部8まで滑らかに
滑り落ちることになる。
【0035】特に、案内板4は、三段階に傾斜角度を異
にするように形成してあるので、全体の高低差を低くす
ることができる。従って、縫製品を案内板4の傾斜面4
a上に載せる時や検査後の縫製品を取り出す場合でも作
業者の負担を軽減することができる。
【0036】案内板4の下方には、案内板4の傾斜方向
にそって傾斜した支持板5を設置したので、案内板4を
滑走して支持板5上に移った縫製品の滑り速度には変化
がなく、送風機からの空気流による押し作用が加わるの
で速度が早くなり、鉄片探知を確実に行うことができ
る。
【0037】案内板4は、縫製品が滑りやすい材質から
なる板厚の薄いデコラ製の化粧板10によって作成して
あるが、各傾斜面4a、4bおよび4cに対応する裏面
側には合板製の補強板11を一体的に貼り合わせて補強
し、かつ、傾斜面4a、4b間の湾曲面4dに対応する
化粧板10の裏面には長尺な単体の補強体12を折り曲
げ方向とは直交する方向に複数、配設するとともに各補
強体12は所定の間隔を置いてあるので、化粧板10を
内側方向に折り曲げた時、化粧板10は折損したり表面
にしわがよることがなく、補強板12にそって表面を滑
らかにして湾曲することになる。
【0038】また、傾斜面4b、4c間の湾曲面4eに
対応する化粧板10の裏面には長尺な単体の補強体13
を折り曲げ方向とは直交する方向に複数、密接状態で配
設してあるので、化粧板10を外側方向に折り曲げた
時、化粧板10は折損したり表面にしわがよることがな
く、補強体13にそって表面を滑らかにして湾曲するこ
とになる。
【0039】従って、案内板4の表面は全体が平滑面と
なり、湾曲面4d、4eも滑らかな状態であるので、縫
製品は途中で引っ掛かることなく滑り落ちることがで
き、縫製品をビニール袋で包んである場合でも滑らかに
落ちることができる。更に、デコラ製の案内板4上に縫
製品を滑らせた時、静電気が発生することがないので、
縫製品の誤検出を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明鉄片探知器の一実施形態を示す全体の縦
断面図である。
【図2】成形前の平板状な案内板の側面図である。
【図3】傾斜面および湾曲面を有する成形後の案内板の
側面図である。
【図4】従来のトンネルタイプ型鉄片探知器の概略の斜
視図である。
【図5】従来の傾斜案内板を有する型鉄片探知器の概略
の斜視図である。
【符号の説明】
1 鉄片探知器本体 2 基体 3 側壁 4 傾斜案内板 4a 傾斜面 4b 傾斜面 4c 傾斜面 4d 湾曲面 4r 湾曲面 5 支持板 6 空気流通路 7 送風機 8 磁界発生部 9 検出部 10 デコラ製化粧板 11 補強板 12 補強体 13 補強体 A 検出部 B 検出表示部 C ベルトコンベア a 基体 b 側壁 c 案内板 d 鋭角状角部 e 鈍角状角部 f 支持板 g 送風機 h 検出部 i 検出表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物である縫製品を検出部方向に傾
    斜面にそって滑り落とすとともに空気流によって縫製品
    を送り出すようにした鉄片探知器において、縫製品を滑
    り落とす傾斜案内板4は、傾斜角度を異にする三段階の
    傾斜面4a、4bおよび4cを有するとともに各傾斜面
    4a、4b、4c間には湾曲面4d、4eを形成し、案
    内板4の下方において案内板4より延在し、かつ、案内
    板4との間に空気流通路6を形成するように設置した支
    持板5を案内板4にそって下向き傾斜状態とするととも
    に支持板5の後部上方には送風機7を設置して成ること
    を特徴とする鉄片探知器。
  2. 【請求項2】 被検査物である縫製品を検出部方向に、
    三段階の異なる傾斜面を有する傾斜状の案内板にそって
    滑り落とすとともに空気流によって縫製品を送り出すよ
    うにした鉄片探知器において、縫製品を滑り落とす傾斜
    状の案内板4は、合板の表面にフェノール樹脂を含ませ
    た紙を重ね、これらを熱圧して接着し、更に、メラミン
    樹脂を塗った化粧板10を基体とし、平板状とした化粧
    板10の各傾斜面4a、4bおよび4cに対応する裏面
    には合板製の補強板11を一体的に貼り合わせ、傾斜面
    4a、4b間および傾斜面4b、4c間における化粧板
    10の裏面には、単体に形成した長尺な補強体12、1
    3を化粧板10の長さ方向とは直交する方向に複数本を
    固定し、傾斜面4a、4b間の各補強体12は所定の間
    隔で分離するとともに傾斜面4b、4c間における各補
    強体13は密接状態とし、化粧板10は補強体12、1
    3にそって内側あるいは外側方向に滑らかな状態で湾曲
    可能として成ることを特徴とする鉄片探知器用案内板の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 被検査物である縫製品を検出部方向に、
    三段階の異なる傾斜面を有する傾斜状の案内板にそって
    滑り落とすとともに空気流によって縫製品を送り出すよ
    うにした鉄片探知器において、縫製品を滑り落とす傾斜
    状の案内板4は、合板の表面にフェノール樹脂を含ませ
    た紙を重ね、これらを熱圧して接着し、更に、メラミン
    樹脂を塗った化粧板10を基体とし、平板状の化粧板1
    0の裏面全面に合板製の補強板11を貼り合わせ、湾曲
    面4dに対応する位置における補強板11に、化粧板1
    0の長さ方向とは直交する方向に、化粧板10の裏面に
    まで達する深さの多数の切り溝を形成して所定の間隔を
    有する複数本の補強体12を形成するとともに湾曲面4
    eに対応する位置においては、化粧板10の長さ方向と
    直交する方向に、化粧板10の裏面にまで達する深さを
    有する多数の切り線を形成して分離した複数本の補強体
    13を形成し、化粧板10は補強板12、13の部分で
    内側あるいは外側に折り曲げ可能として成ることを特徴
    とする鉄片探知器用案内板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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