JPH09268773A - 既存柱の補強方法 - Google Patents
既存柱の補強方法Info
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- JPH09268773A JPH09268773A JP7994896A JP7994896A JPH09268773A JP H09268773 A JPH09268773 A JP H09268773A JP 7994896 A JP7994896 A JP 7994896A JP 7994896 A JP7994896 A JP 7994896A JP H09268773 A JPH09268773 A JP H09268773A
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Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼板で柱の外側を囲繞するため後処理が複雑
となって、工費の増大および工期の長期化が来される。
柱と鋼板との間の空間部を高価な接着剤で埋める必要が
ある。 【解決手段】 既存柱10の外側に、剪断強度が大きく
靭性に優れた繊維補強高強度コンクリート版12を取巻
いて補強する。繊維補強高強度コンクリート版12はコ
字状に折曲した一対のPC型枠12a,12bとして構
成する。PC型枠12a,12bを既存柱10の両側か
ら挟むように配置し、それぞれのPC型枠12a,12
bの両側に打込んだアングル材16,16どうしを互い
に突合わせて溶接する。既存柱10とPC型枠12a,
12bとの間の間隙δに、下端部を閉止した状態でコン
クリートまたはモルタル等の充填材20を注入する。
となって、工費の増大および工期の長期化が来される。
柱と鋼板との間の空間部を高価な接着剤で埋める必要が
ある。 【解決手段】 既存柱10の外側に、剪断強度が大きく
靭性に優れた繊維補強高強度コンクリート版12を取巻
いて補強する。繊維補強高強度コンクリート版12はコ
字状に折曲した一対のPC型枠12a,12bとして構
成する。PC型枠12a,12bを既存柱10の両側か
ら挟むように配置し、それぞれのPC型枠12a,12
bの両側に打込んだアングル材16,16どうしを互い
に突合わせて溶接する。既存柱10とPC型枠12a,
12bとの間の間隙δに、下端部を閉止した状態でコン
クリートまたはモルタル等の充填材20を注入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既に構築されてい
る柱を後から補強するようにした既存柱の補強方法に関
する。
る柱を後から補強するようにした既存柱の補強方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の既存柱の補強方法としては、例え
ば特公昭53−42986号公報に開示されるように、
既存柱に鋼板を巻いて、これら柱と鋼板とを接着剤で一
体化させることが知られている。即ち、このように既存
柱の外側を鋼板で補強することにより、大地震時におけ
る繰返し変形に対して剪断破壊による強度剛性の劣化を
防ぎ、柱の耐震性を向上するようになっている。
ば特公昭53−42986号公報に開示されるように、
既存柱に鋼板を巻いて、これら柱と鋼板とを接着剤で一
体化させることが知られている。即ち、このように既存
柱の外側を鋼板で補強することにより、大地震時におけ
る繰返し変形に対して剪断破壊による強度剛性の劣化を
防ぎ、柱の耐震性を向上するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の既存柱の補強方法にあっては、鋼板で柱の外側を
囲繞するため、この鋼板に防錆処理を施す必要があり、
かつ、この鋼板の表面には耐火被覆を別途施工する必要
がある。従って、前記鋼板を取り付ける方法ではその後
の後処理が複雑となって、工費の増大および工期の長期
化が来されてしまう。
従来の既存柱の補強方法にあっては、鋼板で柱の外側を
囲繞するため、この鋼板に防錆処理を施す必要があり、
かつ、この鋼板の表面には耐火被覆を別途施工する必要
がある。従って、前記鋼板を取り付ける方法ではその後
の後処理が複雑となって、工費の増大および工期の長期
化が来されてしまう。
【0004】また、既存柱の断面積を変更して大きくし
たい場合には、鋼板で柱を大きく取巻いて、これら柱と
鋼板との間に形成される大きな空間部を接着剤で埋める
必要がある。このため、高価な接着剤を大量に必要と
し、かつ、大きな空間部を均一に接着剤で埋めるのは難
しい作業であり、柱の断面積を大きくすることは実質上
困難であるという課題があった。
たい場合には、鋼板で柱を大きく取巻いて、これら柱と
鋼板との間に形成される大きな空間部を接着剤で埋める
必要がある。このため、高価な接着剤を大量に必要と
し、かつ、大きな空間部を均一に接着剤で埋めるのは難
しい作業であり、柱の断面積を大きくすることは実質上
困難であるという課題があった。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、補強した後の処理が簡単であって、かつまた安価に
既存柱の断面積を大きく変更できるようにした既存柱の
補強方法を提供することを目的とする。
て、補強した後の処理が簡単であって、かつまた安価に
既存柱の断面積を大きく変更できるようにした既存柱の
補強方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の第1の方法は、既存柱の外周をPC版で囲
繞した後、これら既存柱とPC版との間の間隙にコンク
リートまたはモルタル等の充填材を注入し、この充填材
を介してPC版を既存柱に一体化することを特徴とす
る。
めに本発明の第1の方法は、既存柱の外周をPC版で囲
繞した後、これら既存柱とPC版との間の間隙にコンク
リートまたはモルタル等の充填材を注入し、この充填材
を介してPC版を既存柱に一体化することを特徴とす
る。
【0007】また、本発明の第2の方法は、既存柱の外
周をフープ筋で囲繞した後、このフープ筋の更に外側を
PC版で囲繞し、これら既存柱とPC版との間の間隙に
コンクリートまたはモルタル等の充填材を注入し、この
充填材を介してPC版を既存柱に一体化することを特徴
とする。
周をフープ筋で囲繞した後、このフープ筋の更に外側を
PC版で囲繞し、これら既存柱とPC版との間の間隙に
コンクリートまたはモルタル等の充填材を注入し、この
充填材を介してPC版を既存柱に一体化することを特徴
とする。
【0008】以上により本発明の第1の方法に示す既存
柱の補強方法にあっては、既存柱の外周をPC版で囲繞
して剪断強度の増大を図るようにしたので、補強した柱
の表面がコンクリートとなるため防錆処理の必要もな
く、かつ、仕上げを簡単化することができるため、工費
の低減および工期の短縮化を図ることができる。また、
囲繞した前記PC版は、既存柱との間の間隙に注入した
コンクリートまたはモルタル等の充填材を介して既存柱
と一体化するので、充填材が安価であることによって補
強工費の更なる低減を図ることができる。
柱の補強方法にあっては、既存柱の外周をPC版で囲繞
して剪断強度の増大を図るようにしたので、補強した柱
の表面がコンクリートとなるため防錆処理の必要もな
く、かつ、仕上げを簡単化することができるため、工費
の低減および工期の短縮化を図ることができる。また、
囲繞した前記PC版は、既存柱との間の間隙に注入した
コンクリートまたはモルタル等の充填材を介して既存柱
と一体化するので、充填材が安価であることによって補
強工費の更なる低減を図ることができる。
【0009】また、本発明の第2の方法に示す既存柱の
補強方法にあっては、既存柱の外周をフープ筋で囲繞
し、更にPC版で囲繞するようにしたので、既存柱とP
C版との間にはフープ筋が存在することになり、このフ
ープ筋により既存柱の剪断強度を更に向上することがで
きる。従って、既存柱をさらに大きな断面積のものとす
る場合に、この方法を用いてフープ筋を既存柱とPC版
との間に介在させて剪断強度を増大させることができ
る。
補強方法にあっては、既存柱の外周をフープ筋で囲繞
し、更にPC版で囲繞するようにしたので、既存柱とP
C版との間にはフープ筋が存在することになり、このフ
ープ筋により既存柱の剪断強度を更に向上することがで
きる。従って、既存柱をさらに大きな断面積のものとす
る場合に、この方法を用いてフープ筋を既存柱とPC版
との間に介在させて剪断強度を増大させることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1,図2は本発明の既
存柱の補強方法の一実施形態を示し、図1は柱全体の側
面図、図2は図1中A−A線からの拡大断面図である。
面を参照して詳細に説明する。図1,図2は本発明の既
存柱の補強方法の一実施形態を示し、図1は柱全体の側
面図、図2は図1中A−A線からの拡大断面図である。
【0011】図1中、既存柱10は例えばRC(鉄筋コ
ンクリート)柱として構築されており、この既存柱10
の外側にPC(プレキャストコンクリート)版として繊
維補強高強度コンクリート版12を取巻いて補強するよ
うになっている。前記繊維補強高強度コンクリート版1
2は剪断強度が大きく靭性に優れる。
ンクリート)柱として構築されており、この既存柱10
の外側にPC(プレキャストコンクリート)版として繊
維補強高強度コンクリート版12を取巻いて補強するよ
うになっている。前記繊維補強高強度コンクリート版1
2は剪断強度が大きく靭性に優れる。
【0012】前記繊維補強高強度コンクリート版12
は、既存柱10をその両側から挟み込むようにコ字状に
折曲された一対のPC型枠12a,12bとして構成さ
れる。PC型枠12a, 12bはそれぞれ、その折曲箇
所にヒンジ部材14を一体的に固着させた平板状に形成
され、工場等で製造された後現場に搬入されて、前記ヒ
ンジ部材14の箇所で折曲することによりコ字状に形成
される。また、前記PC型枠12a, 12bは、既存柱
10に取付けた際に互いに突合わされる両側部にアング
ル材16が打込まれると共に、このPC型枠12a, 1
2bの裏面には鉄筋とか砂利等を突出状態で埋設するこ
とでコッター18が形成される。
は、既存柱10をその両側から挟み込むようにコ字状に
折曲された一対のPC型枠12a,12bとして構成さ
れる。PC型枠12a, 12bはそれぞれ、その折曲箇
所にヒンジ部材14を一体的に固着させた平板状に形成
され、工場等で製造された後現場に搬入されて、前記ヒ
ンジ部材14の箇所で折曲することによりコ字状に形成
される。また、前記PC型枠12a, 12bは、既存柱
10に取付けた際に互いに突合わされる両側部にアング
ル材16が打込まれると共に、このPC型枠12a, 1
2bの裏面には鉄筋とか砂利等を突出状態で埋設するこ
とでコッター18が形成される。
【0013】前記一対のPC型枠12a,12bは、コ
字状に折曲して突合わせることにより、前記既存柱10
の外側に沿った矩形状断面が構成され、その内側一辺は
既存柱10の一辺より大きく形成される。
字状に折曲して突合わせることにより、前記既存柱10
の外側に沿った矩形状断面が構成され、その内側一辺は
既存柱10の一辺より大きく形成される。
【0014】そして、前記既存柱10を補強するにあた
っては、コ字状に折曲した前記PC型枠12a,12b
を既存柱10の両側から挟むように配置し、それぞれの
PC型枠12a,12bの両側に打込んだアングル材1
6,16どうしを互いに突合わせて溶接する。この状態
でPC型枠12a,12bの内側と既存柱10の外側と
の間に所定の間隙δが形成され、この間隙δを保つよう
に図外の支保工でPC型枠12a,12bを支持する。
っては、コ字状に折曲した前記PC型枠12a,12b
を既存柱10の両側から挟むように配置し、それぞれの
PC型枠12a,12bの両側に打込んだアングル材1
6,16どうしを互いに突合わせて溶接する。この状態
でPC型枠12a,12bの内側と既存柱10の外側と
の間に所定の間隙δが形成され、この間隙δを保つよう
に図外の支保工でPC型枠12a,12bを支持する。
【0015】前記既存柱10と前記PC型枠12a,1
2bとの間の間隙δには、下端部を閉止した状態でPC
型枠12a,12bの上端部からコンクリートまたはモ
ルタル等の充填材20を注入する。樹脂モルタルを用い
ても良い。前記充填材20を注入する以前には既存柱1
0の表面を目荒ししておき、充填材20との結着性を良
くしておく。一方、PC型枠12a,12bの裏面には
コッター18が形成されているので、充填材20との結
着性は良好となる。
2bとの間の間隙δには、下端部を閉止した状態でPC
型枠12a,12bの上端部からコンクリートまたはモ
ルタル等の充填材20を注入する。樹脂モルタルを用い
ても良い。前記充填材20を注入する以前には既存柱1
0の表面を目荒ししておき、充填材20との結着性を良
くしておく。一方、PC型枠12a,12bの裏面には
コッター18が形成されているので、充填材20との結
着性は良好となる。
【0016】従って、本実施形態の既存柱の補強方法に
あっては、既存柱10の外周を繊維補強高強度コンクリ
ート版12で形成した一対のPC型枠12a,12bで
囲繞し、これらPC型枠12a,12bと既存柱10と
の間の間隙δ部分に充填材20を注入して、PC型枠1
2a,12bと既存柱10とが一体化される。このと
き、前記一対のPC型枠12a,12bを成す繊維補強
高強度コンクリート版12は剪断強度が大きく、かつ、
靭性に優れているため、既存柱10の剪断強度を増大す
ることができると共に、靭性を向上させることができ
る。尚、このように繊維補強高強度コンクリート版12
を一体化して、既存柱10の剪断強度および靭性を増大
する場合にも、この既存柱10の曲げ強度が増大される
のを避けることが望ましい。
あっては、既存柱10の外周を繊維補強高強度コンクリ
ート版12で形成した一対のPC型枠12a,12bで
囲繞し、これらPC型枠12a,12bと既存柱10と
の間の間隙δ部分に充填材20を注入して、PC型枠1
2a,12bと既存柱10とが一体化される。このと
き、前記一対のPC型枠12a,12bを成す繊維補強
高強度コンクリート版12は剪断強度が大きく、かつ、
靭性に優れているため、既存柱10の剪断強度を増大す
ることができると共に、靭性を向上させることができ
る。尚、このように繊維補強高強度コンクリート版12
を一体化して、既存柱10の剪断強度および靭性を増大
する場合にも、この既存柱10の曲げ強度が増大される
のを避けることが望ましい。
【0017】ところで、本実施形態では既存柱10を補
強するにPC製の繊維補強高強度コンクリート版12を
用いたので、補強した既存柱10の表面がコンクリート
となって防錆処理が不要になると共に、表面仕上げを簡
単に行うことができる。従って、既存柱10の補強工事
において、工費の低減および工期の短縮化を図ることが
できる。また、囲繞した前記繊維強化コンクリート版1
2を既存柱10と一体化させるに、コンクリートまたは
モルタル等の充填材20を用いたので、この充填材20
が安価であることによって補強工費の更なる低減を図る
ことができる。
強するにPC製の繊維補強高強度コンクリート版12を
用いたので、補強した既存柱10の表面がコンクリート
となって防錆処理が不要になると共に、表面仕上げを簡
単に行うことができる。従って、既存柱10の補強工事
において、工費の低減および工期の短縮化を図ることが
できる。また、囲繞した前記繊維強化コンクリート版1
2を既存柱10と一体化させるに、コンクリートまたは
モルタル等の充填材20を用いたので、この充填材20
が安価であることによって補強工費の更なる低減を図る
ことができる。
【0018】図3は他の実施形態を示し、前記実施形態
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。即ち、この実施形態では既存柱10と、こ
れを囲繞する繊維補強高強度コンクリート版12との間
の間隙δが大きい場合に適用され、この間隙δ部分にフ
ープ筋22が配設されている。
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。即ち、この実施形態では既存柱10と、こ
れを囲繞する繊維補強高強度コンクリート版12との間
の間隙δが大きい場合に適用され、この間隙δ部分にフ
ープ筋22が配設されている。
【0019】つまり、この実施形態にあっては、前記実
施形態と同様に繊維補強高強度コンクリート版12で一
対のPC型枠12a,12bを構成し、既存柱10の外
周をフープ筋22で囲繞した後、このフープ筋22の更
に外側を前記PC型枠12a,12bで挟み込むように
して既存柱10を囲繞してある。そして、前記既存柱1
0と前記PC型枠12a,12bとの間の間隙δ部分
に、前記フープ筋22を埋設するようにしてコンクリー
トまたはモルタルの充填材20を注入するようになって
いる。
施形態と同様に繊維補強高強度コンクリート版12で一
対のPC型枠12a,12bを構成し、既存柱10の外
周をフープ筋22で囲繞した後、このフープ筋22の更
に外側を前記PC型枠12a,12bで挟み込むように
して既存柱10を囲繞してある。そして、前記既存柱1
0と前記PC型枠12a,12bとの間の間隙δ部分
に、前記フープ筋22を埋設するようにしてコンクリー
トまたはモルタルの充填材20を注入するようになって
いる。
【0020】従って、この実施形態にあっては既存柱1
0の外周をフープ筋22で囲繞し、更にPC製の繊維補
強高強度コンクリート版12で囲繞するようにしたの
で、既存柱10と繊維補強高強度コンクリート版12と
の間にはフープ筋22が存在することになり、このフー
プ筋22により既存柱10の剪断強度を更に向上するこ
とができる。従って、既存柱10をさらに大きな断面積
のものとする場合に、この方法を用いてフープ筋22を
既存柱10と繊維補強高強度コンクリート版12との間
に介在させて剪断強度の増強を図ることができる。
0の外周をフープ筋22で囲繞し、更にPC製の繊維補
強高強度コンクリート版12で囲繞するようにしたの
で、既存柱10と繊維補強高強度コンクリート版12と
の間にはフープ筋22が存在することになり、このフー
プ筋22により既存柱10の剪断強度を更に向上するこ
とができる。従って、既存柱10をさらに大きな断面積
のものとする場合に、この方法を用いてフープ筋22を
既存柱10と繊維補強高強度コンクリート版12との間
に介在させて剪断強度の増強を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す既存柱の補強方法にあっては、既存柱の外周をPC
版で囲繞して剪断強度の増大を図るようにしたので、補
強した柱の表面がコンクリートとなるため防錆処理の必
要もなく、かつ、仕上げを簡単化することができる。従
って、既存柱の補強工事を施工する際の工費の低減およ
び工期の短縮化を図ることができる。また、囲繞した前
記PC版は、既存柱との間の間隙に注入したコンクリー
トまたはモルタル等の充填材を介して既存柱と一体化す
るので、充填材が安価であることによって補強工費の更
なる低減を図ることができる。
示す既存柱の補強方法にあっては、既存柱の外周をPC
版で囲繞して剪断強度の増大を図るようにしたので、補
強した柱の表面がコンクリートとなるため防錆処理の必
要もなく、かつ、仕上げを簡単化することができる。従
って、既存柱の補強工事を施工する際の工費の低減およ
び工期の短縮化を図ることができる。また、囲繞した前
記PC版は、既存柱との間の間隙に注入したコンクリー
トまたはモルタル等の充填材を介して既存柱と一体化す
るので、充填材が安価であることによって補強工費の更
なる低減を図ることができる。
【0022】また、本発明の請求項2に示す既存柱の補
強方法にあっては、既存柱の外周をフープ筋で囲繞し、
更にPC版で囲繞するようにしたので、既存柱とPC版
との間にはフープ筋が存在することになり、このフープ
筋により既存柱の剪断強度を更に向上することができ
る。従って、既存柱をさらに大きな断面積のものとする
場合に、この方法を用いてフープ筋を既存柱とPC版と
の間に介在させて、既存柱の剪断強度を更に向上させる
ことができるという各種優れた効果を奏する。
強方法にあっては、既存柱の外周をフープ筋で囲繞し、
更にPC版で囲繞するようにしたので、既存柱とPC版
との間にはフープ筋が存在することになり、このフープ
筋により既存柱の剪断強度を更に向上することができ
る。従って、既存柱をさらに大きな断面積のものとする
場合に、この方法を用いてフープ筋を既存柱とPC版と
の間に介在させて、既存柱の剪断強度を更に向上させる
ことができるという各種優れた効果を奏する。
【図1】本発明の既存柱の補強方法の一実施形態を示す
柱全体の側面図である。
柱全体の側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す図1中A−A線から
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す図2に対応する拡
大断面図である。
大断面図である。
10 既存柱 12 繊維強化コンクリート版(PC版) 12a, 12b PC型枠 14 ヒンジ部材 16 アングル材 18 コッター 20 充填材 22 フープ筋
Claims (2)
- 【請求項1】 既存柱の外周をPC版で囲繞した後、こ
れら既存柱とPC版との間の間隙にコンクリートまたは
モルタル等の充填材を注入し、この充填材を介してPC
版を既存柱に一体化することを特徴とする既存柱の補強
方法。 - 【請求項2】 既存柱の外周をフープ筋で囲繞した後、
このフープ筋の更に外側をPC版で囲繞し、これら既存
柱とPC版との間の間隙にコンクリートまたはモルタル
等の充填材を注入し、この充填材を介してPC版を既存
柱に一体化することを特徴とする既存柱の補強方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7994896A JPH09268773A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 既存柱の補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7994896A JPH09268773A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 既存柱の補強方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268773A true JPH09268773A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13704537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7994896A Pending JPH09268773A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 既存柱の補強方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09268773A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001295476A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-26 | Yoshiyuki Ogushi | コンクリート躯体の補強方法 |
| JP2011069057A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Okabe Co Ltd | 既製コンクリート杭 |
| JP2023169221A (ja) * | 2018-07-02 | 2023-11-29 | 清水建設株式会社 | 繊維補強コンクリート部材の製造方法 |
| CN117449505A (zh) * | 2023-12-06 | 2024-01-26 | 华侨大学 | 一种uhpc加固钢筋混凝土剪力墙结构及其施工方法 |
| CN118167084A (zh) * | 2024-04-22 | 2024-06-11 | 西安建筑科技大学 | 利用高强钢丝布-uhpc层合板组合加固既有梁柱的结构与方法 |
| CN118704812A (zh) * | 2024-07-10 | 2024-09-27 | 北京城建设计发展集团股份有限公司 | 一种既有板柱结构的防屈曲支撑加固方法 |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP7994896A patent/JPH09268773A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001295476A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-26 | Yoshiyuki Ogushi | コンクリート躯体の補強方法 |
| JP2011069057A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Okabe Co Ltd | 既製コンクリート杭 |
| JP2023169221A (ja) * | 2018-07-02 | 2023-11-29 | 清水建設株式会社 | 繊維補強コンクリート部材の製造方法 |
| CN117449505A (zh) * | 2023-12-06 | 2024-01-26 | 华侨大学 | 一种uhpc加固钢筋混凝土剪力墙结构及其施工方法 |
| CN118167084A (zh) * | 2024-04-22 | 2024-06-11 | 西安建筑科技大学 | 利用高强钢丝布-uhpc层合板组合加固既有梁柱的结构与方法 |
| CN118704812A (zh) * | 2024-07-10 | 2024-09-27 | 北京城建设计发展集团股份有限公司 | 一种既有板柱结构的防屈曲支撑加固方法 |
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