JPH09268832A - 左右両開き窓 - Google Patents
左右両開き窓Info
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- JPH09268832A JPH09268832A JP7552196A JP7552196A JPH09268832A JP H09268832 A JPH09268832 A JP H09268832A JP 7552196 A JP7552196 A JP 7552196A JP 7552196 A JP7552196 A JP 7552196A JP H09268832 A JPH09268832 A JP H09268832A
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Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開き窓は、左側又は右側のいずれか一方を支
点側として揺動することが決まっているので、日差しや
風向きの違い等に応じて、開き方向を変えるということ
はできなかった。 【解決手段】 窓パネル3の左右両側に、上方及び下方
へ同軸で突出する支持ピンを設ける。左側の上下の支持
ピン及び右側の上下の支持ピンは、上下共に突出する状
態と上下共に引き込む状態とに切換操作可能にする。ま
た、左側と右側とで、支持ピンが一斉に引き込む状態に
はならないようにする。
点側として揺動することが決まっているので、日差しや
風向きの違い等に応じて、開き方向を変えるということ
はできなかった。 【解決手段】 窓パネル3の左右両側に、上方及び下方
へ同軸で突出する支持ピンを設ける。左側の上下の支持
ピン及び右側の上下の支持ピンは、上下共に突出する状
態と上下共に引き込む状態とに切換操作可能にする。ま
た、左側と右側とで、支持ピンが一斉に引き込む状態に
はならないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右いずれからで
も開くことができる左右両開き窓に関するものである。
も開くことができる左右両開き窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、開き窓は、左側又は右側のいずれ
か一方を支点側として揺動するようになっている。
か一方を支点側として揺動するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の開き窓では、開
閉方向が左開きか右開きかの一方に決まっているので、
日差しや風向きの違い、その場の気分、又は家具の配置
等に応じて開き方向を変えるということはできなかっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、左右いずれからでも開くことができる左右両開き窓
を提供することを目的とする。
閉方向が左開きか右開きかの一方に決まっているので、
日差しや風向きの違い、その場の気分、又は家具の配置
等に応じて開き方向を変えるということはできなかっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、左右いずれからでも開くことができる左右両開き窓
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明では、左右両側で上方及び下方へ同軸で突出する支持
ピンを有した窓パネルと、該窓パネルの各支持ピンを係
合可能なピン受部が設けられた窓枠とを有し、窓パネル
における左側又は右側の支持ピンは、上下共に突出する
状態と上下共に引き込まれる状態とに切換操作可能にな
されていることを特徴としている。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明では、左右両側で上方及び下方へ同軸で突出する支持
ピンを有した窓パネルと、該窓パネルの各支持ピンを係
合可能なピン受部が設けられた窓枠とを有し、窓パネル
における左側又は右側の支持ピンは、上下共に突出する
状態と上下共に引き込まれる状態とに切換操作可能にな
されていることを特徴としている。
【0005】このような構成であるので、窓パネルにお
いて左側上下の支持ピンを共に引き込ませれば、窓パネ
ルは、右側上下の支持ピンを支点軸として左開きにでき
る。またこれとは反対に、窓パネルにおいて右側上下の
支持ピンを共に引き込ませれば、窓パネルは、左側上下
の支持ピンを支点軸として右開きにできる。窓パネルに
おいて、左側の上下支持ピンと右側の上下支持ピンと
は、いずれか一方が上下の引き込み状態にあるときに
は、他方を上下の引込み状態にできないようにしておく
のが好適である(請求項2)。
いて左側上下の支持ピンを共に引き込ませれば、窓パネ
ルは、右側上下の支持ピンを支点軸として左開きにでき
る。またこれとは反対に、窓パネルにおいて右側上下の
支持ピンを共に引き込ませれば、窓パネルは、左側上下
の支持ピンを支点軸として右開きにできる。窓パネルに
おいて、左側の上下支持ピンと右側の上下支持ピンと
は、いずれか一方が上下の引き込み状態にあるときに
は、他方を上下の引込み状態にできないようにしておく
のが好適である(請求項2)。
【0006】すなわち、窓パネルを左開きとして開けて
いるとき、左側上下の支持ピンは引き込み状態となって
いるので、これと同時に右側上下の支持ピン(即ち、支
点軸となっているもの)を引き込ませることはできな
い。従って、窓パネルが窓枠から外れることはない。ま
たこれとは反対に、窓パネルを右開きとして開けている
ときには、左側上下の支持ピン(この場合も、支点軸と
なっているもの)が引き込み不可となるので、やはり窓
パネルが窓枠から外れることはない。
いるとき、左側上下の支持ピンは引き込み状態となって
いるので、これと同時に右側上下の支持ピン(即ち、支
点軸となっているもの)を引き込ませることはできな
い。従って、窓パネルが窓枠から外れることはない。ま
たこれとは反対に、窓パネルを右開きとして開けている
ときには、左側上下の支持ピン(この場合も、支点軸と
なっているもの)が引き込み不可となるので、やはり窓
パネルが窓枠から外れることはない。
【0007】窓パネルにおいて、閉じた状態で窓枠に当
接して窓パネル内へ退入し、且つ開いたときに突出する
ロック片を設け、このロック片が窓パネルから突出した
ときに、同じ側の上下支持ピンが上方及び下方へ突出す
るのを阻止できるような構成にしてもよい(請求項
3)。すなわち、いま、窓パネルを開けるために一方側
(例えば右側とする)の上下の支持ピンを共に引き込み
状態にしたとする。そして、窓パネルを右開きとして開
くと、この同じ側のロック片が窓枠から外れて突出す
る。そしてこのロック片が突出している間は、右側上下
の支持ピンが上下に突出することがないような構造とさ
れている。
接して窓パネル内へ退入し、且つ開いたときに突出する
ロック片を設け、このロック片が窓パネルから突出した
ときに、同じ側の上下支持ピンが上方及び下方へ突出す
るのを阻止できるような構成にしてもよい(請求項
3)。すなわち、いま、窓パネルを開けるために一方側
(例えば右側とする)の上下の支持ピンを共に引き込み
状態にしたとする。そして、窓パネルを右開きとして開
くと、この同じ側のロック片が窓枠から外れて突出す
る。そしてこのロック片が突出している間は、右側上下
の支持ピンが上下に突出することがないような構造とさ
れている。
【0008】従って、開いている窓パネルが風等によっ
て不意に閉められるようなことがあったとしても、右側
上下の支持ピンが窓枠にぶつかって曲がったり折れたり
するということは決してない。言うまでもなく、このこ
とは、左側上下の支持ピンについても同じである。窓枠
には、窓パネルが開けられた状態で退避している風雨防
止カバーが、窓パネルを閉じる動きに連動して窓パネル
の所定の周部を外から覆うように設けられた構成とする
ことができる(請求項4)。
て不意に閉められるようなことがあったとしても、右側
上下の支持ピンが窓枠にぶつかって曲がったり折れたり
するということは決してない。言うまでもなく、このこ
とは、左側上下の支持ピンについても同じである。窓枠
には、窓パネルが開けられた状態で退避している風雨防
止カバーが、窓パネルを閉じる動きに連動して窓パネル
の所定の周部を外から覆うように設けられた構成とする
ことができる(請求項4)。
【0009】すなわち、窓パネルが閉められている状態
にあって、窓パネルの所定周部(例えば窓パネルの下辺
部や上辺部)と、窓枠との間の隙間は、風雨防止カバー
により封止されるようになるので、この隙間を介して風
雨や虫等が屋内側へ浸入するということはない。
にあって、窓パネルの所定周部(例えば窓パネルの下辺
部や上辺部)と、窓枠との間の隙間は、風雨防止カバー
により封止されるようになるので、この隙間を介して風
雨や虫等が屋内側へ浸入するということはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図7は、本発明に係る左
右両開き窓1の第1実施形態を示している。この左右両
開き窓1は、図1に示すように窓枠2とこれに嵌め込ま
れた一つの窓パネル3とを有しており、窓パネル3が、
左開きにも右開きにもできるようになっている。
施の形態を説明する。図1乃至図7は、本発明に係る左
右両開き窓1の第1実施形態を示している。この左右両
開き窓1は、図1に示すように窓枠2とこれに嵌め込ま
れた一つの窓パネル3とを有しており、窓パネル3が、
左開きにも右開きにもできるようになっている。
【0011】なお、本発明の左右両開き窓1は、屋内外
の仕切としてだけでなく、室間や室と廊下等、屋内適所
の仕切としても使用可能であるが、以下では、説明の便
宜上、屋外と屋内との仕切に用いるものとして説明す
る。窓パネル3の左右の縦桟には、屋内側へ向けて操作
ツマミ50が設けられている。各操作ツマミ50は、そ
れぞれ回動操作可能とされている。また、窓パネル3の
下部桟には、屋内側へ向けて左右一対の把手51が固定
されている。
の仕切としてだけでなく、室間や室と廊下等、屋内適所
の仕切としても使用可能であるが、以下では、説明の便
宜上、屋外と屋内との仕切に用いるものとして説明す
る。窓パネル3の左右の縦桟には、屋内側へ向けて操作
ツマミ50が設けられている。各操作ツマミ50は、そ
れぞれ回動操作可能とされている。また、窓パネル3の
下部桟には、屋内側へ向けて左右一対の把手51が固定
されている。
【0012】図2及び図5に示すように窓パネル3の左
右の縦桟には、それらの各上端部及び下端部から上方及
び下方へ向けて同軸で突出する支持ピン53a,53b
及び54a,54bが設けられている。これに対して窓
枠2には、例えば図4に示すように窓パネル3の各支持
ピン53a,53b及び54a,54bと係合可能にな
る、孔状のピン受部55が、それぞれ所定配置で設けら
れている。
右の縦桟には、それらの各上端部及び下端部から上方及
び下方へ向けて同軸で突出する支持ピン53a,53b
及び54a,54bが設けられている。これに対して窓
枠2には、例えば図4に示すように窓パネル3の各支持
ピン53a,53b及び54a,54bと係合可能にな
る、孔状のピン受部55が、それぞれ所定配置で設けら
れている。
【0013】左側の上下の支持ピン53a,53bや、
右側の上下の支持ピン54a,54bは、それぞれ同じ
側の操作ツマミ50を回動操作することにより、上下共
に突出する状態(図5中の左半部参照)と、上下共に引
き込まれる状態(図5中の右半部参照)とに切換操作で
きるようになっている。そして、この切り換えにより、
左側の上下の支持ピン53a,53bが、窓パネル3を
右開きで揺動させる場合の支点軸となったり、又は右側
の上下の支持ピン54a,54bが、窓パネル3を左開
きで揺動させる場合の支点軸となったりする。勿論、窓
パネル3を閉めた場合には、全ての支持ピン53a,5
3b及び54a,54bがその閉止状態を保持させるも
のとなる。
右側の上下の支持ピン54a,54bは、それぞれ同じ
側の操作ツマミ50を回動操作することにより、上下共
に突出する状態(図5中の左半部参照)と、上下共に引
き込まれる状態(図5中の右半部参照)とに切換操作で
きるようになっている。そして、この切り換えにより、
左側の上下の支持ピン53a,53bが、窓パネル3を
右開きで揺動させる場合の支点軸となったり、又は右側
の上下の支持ピン54a,54bが、窓パネル3を左開
きで揺動させる場合の支点軸となったりする。勿論、窓
パネル3を閉めた場合には、全ての支持ピン53a,5
3b及び54a,54bがその閉止状態を保持させるも
のとなる。
【0014】このような切換操作を可能にする構造につ
いて、左側上下の支持ピン53a,53bを例に、図5
及び図6に基づいて説明する(右側の切換操作構造も左
右反転したかたちで同じである)。上部の支持ピン53
aには、上部ピン台56を介してその下方へ延びる駆動
杆57が設けられている。また下部の支持ピン53bに
は、下部ピン台58を介してその上方へ延びる駆動杆5
9が設けられている。
いて、左側上下の支持ピン53a,53bを例に、図5
及び図6に基づいて説明する(右側の切換操作構造も左
右反転したかたちで同じである)。上部の支持ピン53
aには、上部ピン台56を介してその下方へ延びる駆動
杆57が設けられている。また下部の支持ピン53bに
は、下部ピン台58を介してその上方へ延びる駆動杆5
9が設けられている。
【0015】上下のピン台56,58や駆動杆57,5
9等は、図示は省略するが、窓パネル3の縦桟に対して
上下動が案内されるようになっていると共に、適所に設
けられた復帰用バネにより、上側のものは上方へ、また
下側のものは下方へと付勢されている。各駆動杆57,
59は、所定高さ位置で互いにすれ違うようになってお
り、それらの対向面には各々ラック歯60が刻設されて
いる。そして、両駆動杆57,59間には各々のラック
歯60に噛合するピニオンギヤ61が回転自在に介設さ
れている。このピニオンギヤ61に、平歯車62を介し
て上記した操作ツマミ50が設けられている。
9等は、図示は省略するが、窓パネル3の縦桟に対して
上下動が案内されるようになっていると共に、適所に設
けられた復帰用バネにより、上側のものは上方へ、また
下側のものは下方へと付勢されている。各駆動杆57,
59は、所定高さ位置で互いにすれ違うようになってお
り、それらの対向面には各々ラック歯60が刻設されて
いる。そして、両駆動杆57,59間には各々のラック
歯60に噛合するピニオンギヤ61が回転自在に介設さ
れている。このピニオンギヤ61に、平歯車62を介し
て上記した操作ツマミ50が設けられている。
【0016】従って、操作ツマミ50を回動操作するこ
とにより、駆動杆57,59及び上下のピン台56,5
8が互いに同期しつつ、相互近接又は相互離反するよう
に上下動し、これによって上下の支持ピン53a,53
bが、窓パネル3の上方及び下方へ共に突出する状態
か、又は共に引き込まれる状態となる。ところで、左側
の上部ピン台56と右側の上部ピン台56とは、窓パネ
ル3の上部桟内を横方向に張られた非伸縮性のワイヤー
ロープ63によって接続されている。このワイヤーロー
プ63は、一方の上部ピン台56が下降し、他方の上部
ピン台56が上昇したときに、ピンと張った状態となる
ように張力が調整されている。従って、左右の上部ピン
台56が共に上昇したときにはワイヤーロープ63に所
定のたるみが生じる。
とにより、駆動杆57,59及び上下のピン台56,5
8が互いに同期しつつ、相互近接又は相互離反するよう
に上下動し、これによって上下の支持ピン53a,53
bが、窓パネル3の上方及び下方へ共に突出する状態
か、又は共に引き込まれる状態となる。ところで、左側
の上部ピン台56と右側の上部ピン台56とは、窓パネ
ル3の上部桟内を横方向に張られた非伸縮性のワイヤー
ロープ63によって接続されている。このワイヤーロー
プ63は、一方の上部ピン台56が下降し、他方の上部
ピン台56が上昇したときに、ピンと張った状態となる
ように張力が調整されている。従って、左右の上部ピン
台56が共に上昇したときにはワイヤーロープ63に所
定のたるみが生じる。
【0017】このような構造であるため、左右の上部ピ
ン台56を共に下降させることはできない。すなわち、
左右いずれか一方の上下の支持ピン(例えば左側上下の
支持ピン53a,53b)が、上下共の引き込み状態に
あるときに、同他方の上下の支持ピン(右側上下の支持
ピン54a,54b)をも上下共の引込み状態にすると
いうことはできない。このことは、窓パネル3が、誤っ
て窓枠2から外れることがないようにするための措置で
ある。
ン台56を共に下降させることはできない。すなわち、
左右いずれか一方の上下の支持ピン(例えば左側上下の
支持ピン53a,53b)が、上下共の引き込み状態に
あるときに、同他方の上下の支持ピン(右側上下の支持
ピン54a,54b)をも上下共の引込み状態にすると
いうことはできない。このことは、窓パネル3が、誤っ
て窓枠2から外れることがないようにするための措置で
ある。
【0018】窓パネル3の左右の各端面には、窓パネル
3の内外にわたって横方向に進退自在に保持されたロッ
ク片65が設けられている。このロック片65には、窓
パネル3内を横方向に延びる摺動杆66が設けられてお
り、この摺動杆66が、図7に示すように窓パネル3内
に設けられたバネ67で、窓パネル3から突出する方向
へ付勢されている。
3の内外にわたって横方向に進退自在に保持されたロッ
ク片65が設けられている。このロック片65には、窓
パネル3内を横方向に延びる摺動杆66が設けられてお
り、この摺動杆66が、図7に示すように窓パネル3内
に設けられたバネ67で、窓パネル3から突出する方向
へ付勢されている。
【0019】従って、窓パネル3が開けられた場合に
は、その開いた側のロック片65が突出し、またこのロ
ック片65は、窓パネル3が閉じられれば窓枠2に当接
して窓パネル3内へ退入するようになる。上記摺動杆6
6は上側の駆動杆57の側近を横切るようになっている
が、この駆動杆57には、上側の支持ピン53a,54
aが下降したときに、丁度、摺動杆66に対応するよう
になる高さ位置に対して、側方に開口した切欠部69が
形成されている。これに対し、摺動杆66の後端部に
は、図7(a)に示すようにロック片65が窓パネル3
の側方へ突出したときに、上記切欠部69内へ嵌まるべ
く鉤形に折曲された係合部70が設けられている。
は、その開いた側のロック片65が突出し、またこのロ
ック片65は、窓パネル3が閉じられれば窓枠2に当接
して窓パネル3内へ退入するようになる。上記摺動杆6
6は上側の駆動杆57の側近を横切るようになっている
が、この駆動杆57には、上側の支持ピン53a,54
aが下降したときに、丁度、摺動杆66に対応するよう
になる高さ位置に対して、側方に開口した切欠部69が
形成されている。これに対し、摺動杆66の後端部に
は、図7(a)に示すようにロック片65が窓パネル3
の側方へ突出したときに、上記切欠部69内へ嵌まるべ
く鉤形に折曲された係合部70が設けられている。
【0020】このような構造であるため、例えば窓パネ
ル3を右開きにする場合、図5中の右半部に示すよう
に、右側上下の支持ピン54a,54bを共に引き込み
状態にした時点で、下降した上側駆動杆57において、
その切欠部69が、既に、ロック片65の摺動杆66と
同じ高さに位置付けられることになる。そのため、摺動
杆66は、係合部70を切欠部69内へ嵌めるように横
移動することが許容された状態になる。従って、窓パネ
ル3を開くのに伴い、この同じ側のロック片65が、窓
枠2から外れるのと同時に図7(a)に示すようにその
側方へと突出する。
ル3を右開きにする場合、図5中の右半部に示すよう
に、右側上下の支持ピン54a,54bを共に引き込み
状態にした時点で、下降した上側駆動杆57において、
その切欠部69が、既に、ロック片65の摺動杆66と
同じ高さに位置付けられることになる。そのため、摺動
杆66は、係合部70を切欠部69内へ嵌めるように横
移動することが許容された状態になる。従って、窓パネ
ル3を開くのに伴い、この同じ側のロック片65が、窓
枠2から外れるのと同時に図7(a)に示すようにその
側方へと突出する。
【0021】このようなロック片65の突出状態では、
上側駆動杆57の切欠部69が摺動杆66の係合部70
に阻まれるため、この駆動杆57が上昇できず、従って
下側駆動杆59も下降することはない。このことから、
上下の支持ピン54a,54bは上方及び下方へ突出し
ないので、窓パネル3が風等によって不意に閉められる
ようなことがあったとしても、これら上下の支持ピン5
4a,54bが窓枠2にぶつかって曲がったり折れたり
するということはない。
上側駆動杆57の切欠部69が摺動杆66の係合部70
に阻まれるため、この駆動杆57が上昇できず、従って
下側駆動杆59も下降することはない。このことから、
上下の支持ピン54a,54bは上方及び下方へ突出し
ないので、窓パネル3が風等によって不意に閉められる
ようなことがあったとしても、これら上下の支持ピン5
4a,54bが窓枠2にぶつかって曲がったり折れたり
するということはない。
【0022】窓パネル3を閉めるときには、ロック片6
5が窓枠2に当接して窓パネル3内に退入するので、こ
の時点で図7(b)に示すように上側駆動杆57の切欠
部69から摺動杆66の係合部70が外れ、従って上側
駆動杆57を上昇させることが可能(即ち、操作ツマミ
50を操作可能)になる。なお、図5に示したように左
右の上部ピン台56には、それぞれ支持ピン53a,5
4aの各内側に隣接するようにして、やや細径のガイド
ピン72が突設されている。そして、窓枠2には、図4
に示すように窓パネル3が開閉するのに応じてこのガイ
ドピン72の円周移動を許容する円弧状のガイド孔73
が形成されている。
5が窓枠2に当接して窓パネル3内に退入するので、こ
の時点で図7(b)に示すように上側駆動杆57の切欠
部69から摺動杆66の係合部70が外れ、従って上側
駆動杆57を上昇させることが可能(即ち、操作ツマミ
50を操作可能)になる。なお、図5に示したように左
右の上部ピン台56には、それぞれ支持ピン53a,5
4aの各内側に隣接するようにして、やや細径のガイド
ピン72が突設されている。そして、窓枠2には、図4
に示すように窓パネル3が開閉するのに応じてこのガイ
ドピン72の円周移動を許容する円弧状のガイド孔73
が形成されている。
【0023】このガイド孔73には、その開口内を長手
方向(円弧)に沿って対向するように、波形板バネ7
5,76が取り付けられている。各板バネ75,76
は、凹んだ部分と突出した部分とが互いに対向するよう
になって、凹んだ部分の対向間でガイドピン72のホー
ルド部77を形成させるようになっている。勿論、突出
した部分の対向間は、ガイドピン72の直径より狭くな
っている。そしてこのホールド部77は、窓パネル3が
閉まった状態を0°として、例えばマイナス方向へ30
°及び60°の2段階が設けられ、プラス方向へ26
°、57°、90°、130°の4段階が設けられたも
のとされている。
方向(円弧)に沿って対向するように、波形板バネ7
5,76が取り付けられている。各板バネ75,76
は、凹んだ部分と突出した部分とが互いに対向するよう
になって、凹んだ部分の対向間でガイドピン72のホー
ルド部77を形成させるようになっている。勿論、突出
した部分の対向間は、ガイドピン72の直径より狭くな
っている。そしてこのホールド部77は、窓パネル3が
閉まった状態を0°として、例えばマイナス方向へ30
°及び60°の2段階が設けられ、プラス方向へ26
°、57°、90°、130°の4段階が設けられたも
のとされている。
【0024】従って、窓パネル3は、上記各段階の中か
ら所望に応じた開き角度を選択できるものであり、角度
調節が簡単になる。また、風等の影響を受けてこの開き
角度がずれるということがないので、便利である。な
お、マイナス方向のホールド部77は、窓枠2に対して
その屋外側(図4下側)へ雨戸等(図示略)を取り付け
るような場合に、窓パネル3を一時的に屋内側へ逃がす
のに便利となるように設けたものである。また、窓パネ
ル3においてガラス掃除や入替え等を行う場合にも、便
利になる。
ら所望に応じた開き角度を選択できるものであり、角度
調節が簡単になる。また、風等の影響を受けてこの開き
角度がずれるということがないので、便利である。な
お、マイナス方向のホールド部77は、窓枠2に対して
その屋外側(図4下側)へ雨戸等(図示略)を取り付け
るような場合に、窓パネル3を一時的に屋内側へ逃がす
のに便利となるように設けたものである。また、窓パネ
ル3においてガラス掃除や入替え等を行う場合にも、便
利になる。
【0025】このようにして成る第1実施形態の左右両
開き窓1では、窓パネル3が閉まった状態から、所望す
る側(例えば右側)の操作ツマミ50を回動操作したう
えで、これをそのまま押し込むようにして窓パネル3を
開くことができる。この開き状態において、他方側(こ
の場合は左側)の操作ツマミ50を回動操作することは
できないので、窓パネル3が誤って窓枠2から外れてし
まうということはない。
開き窓1では、窓パネル3が閉まった状態から、所望す
る側(例えば右側)の操作ツマミ50を回動操作したう
えで、これをそのまま押し込むようにして窓パネル3を
開くことができる。この開き状態において、他方側(こ
の場合は左側)の操作ツマミ50を回動操作することは
できないので、窓パネル3が誤って窓枠2から外れてし
まうということはない。
【0026】また、窓パネル3を閉める場合には、把手
51を持って引き寄せる。操作ツマミ50は、例えば上
下の駆動杆57,59等に復帰バネ(図示略)を設けて
いる場合には、窓パネル3を閉めたことによって自動的
に元の状態に戻るが、このような復帰バネを設けていな
い場合であれば、最後に操作ツマミ50を元に戻すよう
に回動操作すればよい。
51を持って引き寄せる。操作ツマミ50は、例えば上
下の駆動杆57,59等に復帰バネ(図示略)を設けて
いる場合には、窓パネル3を閉めたことによって自動的
に元の状態に戻るが、このような復帰バネを設けていな
い場合であれば、最後に操作ツマミ50を元に戻すよう
に回動操作すればよい。
【0027】図8乃至図10は、本発明に係る左右両開
き窓1の第2実施形態を示したもので、この第2実施形
態が第1実施形態と異なるところは、窓パネル3におけ
る左右上下の支持ピン53a,53b及び54a,54
bを、それぞれ同じ側の操作ツマミ50を回動操作する
ことによって上下動させるための切換操作構造にある。
き窓1の第2実施形態を示したもので、この第2実施形
態が第1実施形態と異なるところは、窓パネル3におけ
る左右上下の支持ピン53a,53b及び54a,54
bを、それぞれ同じ側の操作ツマミ50を回動操作する
ことによって上下動させるための切換操作構造にある。
【0028】すなわち、この切換操作構造は、操作ツマ
ミ50によって回動する梃杆80を有しており、この梃
杆80の一端部と上部ピン台56とがリンク81で接続
されると共に、梃杆80の他端部と下部ピン台58とが
リンク82で接続されたものである。梃杆80は、上下
の上部ピン台56,58が相互接近状態にあるとき(図
8の右半部に相当)に略水平状態となり、この状態から
90°回動して垂直にすることで、上下の上部ピン台5
6,58が相互離反する(図8の左半部に相当)ように
なされている。
ミ50によって回動する梃杆80を有しており、この梃
杆80の一端部と上部ピン台56とがリンク81で接続
されると共に、梃杆80の他端部と下部ピン台58とが
リンク82で接続されたものである。梃杆80は、上下
の上部ピン台56,58が相互接近状態にあるとき(図
8の右半部に相当)に略水平状態となり、この状態から
90°回動して垂直にすることで、上下の上部ピン台5
6,58が相互離反する(図8の左半部に相当)ように
なされている。
【0029】従って、操作ツマミ50を回動操作するこ
とにより、各リンク81,82及び上下の上部ピン台5
6,58を介して、上下の支持ピン53a,53b又は
54a,54bが、窓パネル3の上方及び下方へ共に突
出する状態か、又は共に引き込まれる状態に切り換えら
れることになる。また、窓パネル3の左右の各端面に、
バネ67によって突出付勢されたロック片65が設けら
れていることは、第1実施形態と同じであるが、このロ
ック片65の根元部分には、梃杆80へ向けて突出する
角軸84が設けられている。
とにより、各リンク81,82及び上下の上部ピン台5
6,58を介して、上下の支持ピン53a,53b又は
54a,54bが、窓パネル3の上方及び下方へ共に突
出する状態か、又は共に引き込まれる状態に切り換えら
れることになる。また、窓パネル3の左右の各端面に、
バネ67によって突出付勢されたロック片65が設けら
れていることは、第1実施形態と同じであるが、このロ
ック片65の根元部分には、梃杆80へ向けて突出する
角軸84が設けられている。
【0030】そして、上記梃杆80には、これを略水平
状態にさせたとき(上下の上部ピン台56,58を相互
近接させたとき)に、上記角軸84と同じ高さに位置付
けられ、且つ角軸84へ開口部を向けるようになるコ字
状をしたフック具85が設けられている。このフック具
85は、角軸84に対して大きなガタツキが生じない程
度の嵌合が可能となる大きさとされている。
状態にさせたとき(上下の上部ピン台56,58を相互
近接させたとき)に、上記角軸84と同じ高さに位置付
けられ、且つ角軸84へ開口部を向けるようになるコ字
状をしたフック具85が設けられている。このフック具
85は、角軸84に対して大きなガタツキが生じない程
度の嵌合が可能となる大きさとされている。
【0031】このような構造であるため、例えば窓パネ
ル3を右開きにする場合、図8中の右半部に示すよう
に、右側上下の支持ピン54a,54bを共に引き込み
状態にした時点で、梃杆80に対して設けられたフック
具85が、既に、ロック片65の角軸84と同じ高さに
位置付けられることになる。そのため、ロック片65
は、角軸84がフック具85内に嵌まる動きとして横移
動することが許容された状態になる。従って、窓パネル
3を開くのに伴い、この同じ側のロック片65が、窓枠
2から外れるのと同時にその側方へと突出する。
ル3を右開きにする場合、図8中の右半部に示すよう
に、右側上下の支持ピン54a,54bを共に引き込み
状態にした時点で、梃杆80に対して設けられたフック
具85が、既に、ロック片65の角軸84と同じ高さに
位置付けられることになる。そのため、ロック片65
は、角軸84がフック具85内に嵌まる動きとして横移
動することが許容された状態になる。従って、窓パネル
3を開くのに伴い、この同じ側のロック片65が、窓枠
2から外れるのと同時にその側方へと突出する。
【0032】このようなロック片65の突出状態では、
フック具85内を角軸84が満たしていることに起因し
て、梃杆80の回動成分が生起しないようになっている
ので、上下の支持ピン54a,54bが窓パネル3の上
方及び下方へ突出するということもない。従って、窓パ
ネル3が風等によって不意に閉められるようなことがあ
ったとしても、これら上下の支持ピン54a,54bが
窓枠2にぶつかって曲がったり折れたりするということ
はない。
フック具85内を角軸84が満たしていることに起因し
て、梃杆80の回動成分が生起しないようになっている
ので、上下の支持ピン54a,54bが窓パネル3の上
方及び下方へ突出するということもない。従って、窓パ
ネル3が風等によって不意に閉められるようなことがあ
ったとしても、これら上下の支持ピン54a,54bが
窓枠2にぶつかって曲がったり折れたりするということ
はない。
【0033】窓パネル3を閉めるときには、ロック片6
5が窓枠2に当接して窓パネル3内に退入するので、こ
の時点でフック具85から角軸84が外れ、従って梃杆
80を回動させることが可能(即ち、操作ツマミ50を
操作可能)になる。この第2実施形態におけるその他の
構成及び作用・効果は、第1実施形態と略同様であるの
で、ここでの詳説は省略する。
5が窓枠2に当接して窓パネル3内に退入するので、こ
の時点でフック具85から角軸84が外れ、従って梃杆
80を回動させることが可能(即ち、操作ツマミ50を
操作可能)になる。この第2実施形態におけるその他の
構成及び作用・効果は、第1実施形態と略同様であるの
で、ここでの詳説は省略する。
【0034】図11乃至図15は、本発明に係る左右両
開き窓1の第3実施形態を示したもので、この第3実施
形態では、窓枠2の屋外側に風雨防止カバー88,89
が設けられている。その他の構成及び作用・効果は、第
1実施形態又は第2実施形態と略同様であるので、ここ
での詳説は省略する。上部の風雨防止カバー88は、窓
パネル3が閉められた状態で、窓枠2の上側内周部と窓
パネル3の上周部との接合部分を屋外側から覆うように
なっている。また下部の風雨防止カバー89は、窓パネ
ル3が閉められた状態で、窓枠2の下側内周部と窓パネ
ル3の下周部との接合部分を屋外側から覆うようになっ
ている。
開き窓1の第3実施形態を示したもので、この第3実施
形態では、窓枠2の屋外側に風雨防止カバー88,89
が設けられている。その他の構成及び作用・効果は、第
1実施形態又は第2実施形態と略同様であるので、ここ
での詳説は省略する。上部の風雨防止カバー88は、窓
パネル3が閉められた状態で、窓枠2の上側内周部と窓
パネル3の上周部との接合部分を屋外側から覆うように
なっている。また下部の風雨防止カバー89は、窓パネ
ル3が閉められた状態で、窓枠2の下側内周部と窓パネ
ル3の下周部との接合部分を屋外側から覆うようになっ
ている。
【0035】そして、これら上下の風雨防止カバー8
8,89は、窓パネル3を開閉するのに連動して、この
窓パネル3に邪魔とならない退避位置との間を開閉動作
するようになっている。このような連動開閉構造を、下
部の風雨防止カバー89を例に挙げ、主に図12及び図
13に基づいて説明する。
8,89は、窓パネル3を開閉するのに連動して、この
窓パネル3に邪魔とならない退避位置との間を開閉動作
するようになっている。このような連動開閉構造を、下
部の風雨防止カバー89を例に挙げ、主に図12及び図
13に基づいて説明する。
【0036】風雨防止カバー89には、窓枠2に対して
取り付けられる枢軸90よりも上位置に、作動杆92が
上下揺動自在に接続されている。この作動杆92は、窓
パネル3における左右の下部の支持ピン53b及び54
bにそれぞれ対応する位置付けで、左右で一対(計2
本)ある。各作動杆92は、窓枠2の屋外側の面に設け
られた孔94を介して窓枠2内へ差し込まれており、そ
の先端部には、上方へ折曲された係合片95が設けられ
ている。また、作動杆92の中途部には、上方へ向け
て、孔94の上下方向寸法よりも大きく突出するストッ
パ片96が設けられている。
取り付けられる枢軸90よりも上位置に、作動杆92が
上下揺動自在に接続されている。この作動杆92は、窓
パネル3における左右の下部の支持ピン53b及び54
bにそれぞれ対応する位置付けで、左右で一対(計2
本)ある。各作動杆92は、窓枠2の屋外側の面に設け
られた孔94を介して窓枠2内へ差し込まれており、そ
の先端部には、上方へ折曲された係合片95が設けられ
ている。また、作動杆92の中途部には、上方へ向け
て、孔94の上下方向寸法よりも大きく突出するストッ
パ片96が設けられている。
【0037】一方、窓枠2における下部桟内には、その
屋内側寄りの壁部内面(図12及び図13の左側)から
ピン受部55の下部まで延びる中底部98が設けられて
いる。そしてこの中底部98上には、窓枠2の前後方向
(図12及び図13の左右方向)に沿って摺動自在とな
る滑子片100が保持されている。なお、中底部98の
突端部分には、上記作動杆92との干渉を防止するため
の切欠部99が形成されている。
屋内側寄りの壁部内面(図12及び図13の左側)から
ピン受部55の下部まで延びる中底部98が設けられて
いる。そしてこの中底部98上には、窓枠2の前後方向
(図12及び図13の左右方向)に沿って摺動自在とな
る滑子片100が保持されている。なお、中底部98の
突端部分には、上記作動杆92との干渉を防止するため
の切欠部99が形成されている。
【0038】滑子片100は、図14に示すようにその
上面部に円弧状又は傾斜面状となったカム面101が設
けられており、このカム面101には上下に貫通する係
合孔102が形成されている。この係合孔102には、
下から上記した作動杆92の係合片95が嵌まるように
なっている。この滑子片100は、窓枠2の屋内側の壁
部内面との間に介設されたバネ103により、屋外側へ
向けて押出付勢されている。
上面部に円弧状又は傾斜面状となったカム面101が設
けられており、このカム面101には上下に貫通する係
合孔102が形成されている。この係合孔102には、
下から上記した作動杆92の係合片95が嵌まるように
なっている。この滑子片100は、窓枠2の屋内側の壁
部内面との間に介設されたバネ103により、屋外側へ
向けて押出付勢されている。
【0039】窓枠2の屋外側の壁部内面(図12及び図
13の右側)には、孔94の下側で、作動杆92の下面
に当接してこれを上方へ付勢する下部板バネ105と、
孔94の上側で、作動杆92のストッパ片96に当接し
てこれを下方へ付勢する上部板バネ106とが設けられ
ている。上部板バネ106の先端部には、ストッパ片9
6と係合可能な折曲部107が形成されている。
13の右側)には、孔94の下側で、作動杆92の下面
に当接してこれを上方へ付勢する下部板バネ105と、
孔94の上側で、作動杆92のストッパ片96に当接し
てこれを下方へ付勢する上部板バネ106とが設けられ
ている。上部板バネ106の先端部には、ストッパ片9
6と係合可能な折曲部107が形成されている。
【0040】このような構造であるため、窓パネル3が
開いた状態(図13参照)、即ち、窓枠2のピン受部5
5に対して下部の支持ピン53bや54bが嵌まってい
ないときには、滑子片100がバネ103に押されて屋
外側へと移動し、作動杆92を介して風雨防止カバー8
9が開いた状態とされる。これにより、風雨防止カバー
89は、窓パネル3の開閉動作に干渉しない高さへと退
避したことになる。
開いた状態(図13参照)、即ち、窓枠2のピン受部5
5に対して下部の支持ピン53bや54bが嵌まってい
ないときには、滑子片100がバネ103に押されて屋
外側へと移動し、作動杆92を介して風雨防止カバー8
9が開いた状態とされる。これにより、風雨防止カバー
89は、窓パネル3の開閉動作に干渉しない高さへと退
避したことになる。
【0041】このとき、作動杆92のストッパ片96
は、窓枠2における孔94の開口縁部に係合するので、
風雨防止カバー89が開きすぎるということはない。ま
たこのとき、上記作動杆92は下部板バネ105によっ
て上方へ押されているので、先端部の係合片95が滑子
片100の係合孔102から抜け落ちるということもな
い。
は、窓枠2における孔94の開口縁部に係合するので、
風雨防止カバー89が開きすぎるということはない。ま
たこのとき、上記作動杆92は下部板バネ105によっ
て上方へ押されているので、先端部の係合片95が滑子
片100の係合孔102から抜け落ちるということもな
い。
【0042】一方、この状態から窓パネル3を閉めよう
とする時点では、窓枠2のピン受部55に対し、その真
下に滑子片100のカム面101が位置付けられるよう
になっている(図12参照)。そのため、ピン受部55
に下部の支持ピン53bや54bが嵌められるとき、ピ
ン下端部で滑子片100のカム面101が押され、滑子
片100は、バネ103に抗しながら屋内側へと移動す
るようになる。
とする時点では、窓枠2のピン受部55に対し、その真
下に滑子片100のカム面101が位置付けられるよう
になっている(図12参照)。そのため、ピン受部55
に下部の支持ピン53bや54bが嵌められるとき、ピ
ン下端部で滑子片100のカム面101が押され、滑子
片100は、バネ103に抗しながら屋内側へと移動す
るようになる。
【0043】これにより、風雨防止カバー89は作動杆
92を介して窓枠2側へ引き寄せられ、閉じられる。ま
たこのとき同時に、下部の支持ピン53bや54bが、
滑子片100のカム面101から外れ落ち、作動杆92
を下方へ押し下げるようになるので、作動杆92の係合
片95は滑子片100の係合孔102から抜け出る。そ
して、作動杆92のストッパ片96が上部板バネ106
の折曲部107と係合するので、風雨防止カバー89の
閉止状態は保持される。
92を介して窓枠2側へ引き寄せられ、閉じられる。ま
たこのとき同時に、下部の支持ピン53bや54bが、
滑子片100のカム面101から外れ落ち、作動杆92
を下方へ押し下げるようになるので、作動杆92の係合
片95は滑子片100の係合孔102から抜け出る。そ
して、作動杆92のストッパ片96が上部板バネ106
の折曲部107と係合するので、風雨防止カバー89の
閉止状態は保持される。
【0044】なお、作動杆92のストッパ片96と上部
板バネ106の折曲部107との係合は、窓パネル3を
開くことに伴い、滑子片100がバネ103によって屋
外側へ押されるときには、難なく外される程度のものと
する。上部の風雨防止カバー88は、上記した下部の風
雨防止カバー89を上下反転したかたちで略同様であ
る。
板バネ106の折曲部107との係合は、窓パネル3を
開くことに伴い、滑子片100がバネ103によって屋
外側へ押されるときには、難なく外される程度のものと
する。上部の風雨防止カバー88は、上記した下部の風
雨防止カバー89を上下反転したかたちで略同様であ
る。
【0045】ただ、上部の風雨防止カバー88におい
て、これに接続される作動杆92は、図15に示すよう
に窓枠2に設けられたピン受部55まわりのガイド孔7
3に対し、その孔内を横切るようになる。そのため、窓
パネル3を開閉する場合、その支点軸となる側の上部の
支持ピン53a又は54aでは、ガイドピン72が作動
杆92の真下を交差するように移動することがある。
て、これに接続される作動杆92は、図15に示すよう
に窓枠2に設けられたピン受部55まわりのガイド孔7
3に対し、その孔内を横切るようになる。そのため、窓
パネル3を開閉する場合、その支点軸となる側の上部の
支持ピン53a又は54aでは、ガイドピン72が作動
杆92の真下を交差するように移動することがある。
【0046】そこで、このときのガイドピン72と作動
杆92との衝突干渉を防止するために、ガイドピン72
は、上部の支持ピン53aや54aよりも短く形成して
おく必要がある。なお、図11に示したように、上下の
各風雨防止カバー88,89において、窓パネル3の左
右方向サイズとの関係上、枢軸90間のスパンが長くな
る場合には、その中間部にも補助枢軸部110を設ける
ようにするのが好適である。
杆92との衝突干渉を防止するために、ガイドピン72
は、上部の支持ピン53aや54aよりも短く形成して
おく必要がある。なお、図11に示したように、上下の
各風雨防止カバー88,89において、窓パネル3の左
右方向サイズとの関係上、枢軸90間のスパンが長くな
る場合には、その中間部にも補助枢軸部110を設ける
ようにするのが好適である。
【0047】図16及び図17は、本発明に係る左右両
開き窓1の第4実施形態を示したもので、この第4実施
形態では、窓枠2における左右の縦桟部に、窓パネル3
用の縁部ダンパー構造が設けられている。この縁部ダン
パー構造は、窓枠2の縦桟部内側に、その枠内高さ全部
又はそれ以上にわたる縦長形状をした当接片115が進
退自在に保持され、この当接片115が、上下複数のバ
ネ116により、枠内方へ向けて押圧付勢されたもので
ある。
開き窓1の第4実施形態を示したもので、この第4実施
形態では、窓枠2における左右の縦桟部に、窓パネル3
用の縁部ダンパー構造が設けられている。この縁部ダン
パー構造は、窓枠2の縦桟部内側に、その枠内高さ全部
又はそれ以上にわたる縦長形状をした当接片115が進
退自在に保持され、この当接片115が、上下複数のバ
ネ116により、枠内方へ向けて押圧付勢されたもので
ある。
【0048】当接片115には、屋内外へ向く両面にス
トローク制限凹部117が複数形成されており、窓枠2
側にはこれら各ストローク制限凹部117に嵌まる係止
突起118が設けられている。従って、当接片115の
円滑な進退がガイドされると共に、その進退ストローク
は所定範囲に制限される。このようなことから、窓パネ
ル3の開閉時には、その支点側となる端縁部と窓枠2と
の間が常に隙間無く保持されるようになる。従って、こ
の部分において風雨の浸入は防止される。
トローク制限凹部117が複数形成されており、窓枠2
側にはこれら各ストローク制限凹部117に嵌まる係止
突起118が設けられている。従って、当接片115の
円滑な進退がガイドされると共に、その進退ストローク
は所定範囲に制限される。このようなことから、窓パネ
ル3の開閉時には、その支点側となる端縁部と窓枠2と
の間が常に隙間無く保持されるようになる。従って、こ
の部分において風雨の浸入は防止される。
【0049】なお、この縁部ダンパー構造を採用する
と、窓パネル3における端縁部の平面断面形状を、必ず
しも、上下の支持ピン53a,53b又は54a,54
bを中心とした半円形にしなくてもよくなる。従って例
えば、窓パネル3における端縁部の平面断面形状を、隅
角部のみをアール面とした角形にすることが可能であ
る。このようにしても、端縁部が回動するにつれてその
形状に応じた当接片115の進退方向及び進退量が適
正、且つ自動的に調節され、窓枠2との間は常に隙間無
く保持される。このようなことから、窓パネル3におい
て端縁部を小型化且つ形状簡潔にできるという利点に繋
がる。
と、窓パネル3における端縁部の平面断面形状を、必ず
しも、上下の支持ピン53a,53b又は54a,54
bを中心とした半円形にしなくてもよくなる。従って例
えば、窓パネル3における端縁部の平面断面形状を、隅
角部のみをアール面とした角形にすることが可能であ
る。このようにしても、端縁部が回動するにつれてその
形状に応じた当接片115の進退方向及び進退量が適
正、且つ自動的に調節され、窓枠2との間は常に隙間無
く保持される。このようなことから、窓パネル3におい
て端縁部を小型化且つ形状簡潔にできるという利点に繋
がる。
【0050】図18乃至図21は、本発明に係る左右両
開き窓1の第5実施形態を示したもので、この第5実施
形態では、窓パネル3が、左パネル構成体120と右パ
ネル構成体121とを有したものとされている。そし
て、これら左右のパネル構成体120,121は、ヒン
ジ具122によって折り畳み可能に連結されている。ヒ
ンジ具122は、パネル構成体120,121の屋内側
の面よりも更に屋内側へヒンジ軸124を突出させるよ
うな立体型となっているので、両パネル構成体120,
121を二つ折り状態にしたときも、その両者間に所定
幅の空間を形成させることができる(図21参照)。従
って、操作ツマミ50同士の衝突干渉等を防止するうえ
で好適となる。
開き窓1の第5実施形態を示したもので、この第5実施
形態では、窓パネル3が、左パネル構成体120と右パ
ネル構成体121とを有したものとされている。そし
て、これら左右のパネル構成体120,121は、ヒン
ジ具122によって折り畳み可能に連結されている。ヒ
ンジ具122は、パネル構成体120,121の屋内側
の面よりも更に屋内側へヒンジ軸124を突出させるよ
うな立体型となっているので、両パネル構成体120,
121を二つ折り状態にしたときも、その両者間に所定
幅の空間を形成させることができる(図21参照)。従
って、操作ツマミ50同士の衝突干渉等を防止するうえ
で好適となる。
【0051】その他の構成、作用・効果は、第1実施形
態又は第2実施形態と全く同じである。従って、この第
5実施形態では、例えば右パネル構成体121の操作ツ
マミ50を回動操作することにより、このパネル構成体
121を窓枠2から外し、これを左パネル構成体120
へ重ねるようなかたちで開閉するものとなる。この第5
実施形態では、第4実施形態で示した縁部ダンパー構造
を採用することも可能である。
態又は第2実施形態と全く同じである。従って、この第
5実施形態では、例えば右パネル構成体121の操作ツ
マミ50を回動操作することにより、このパネル構成体
121を窓枠2から外し、これを左パネル構成体120
へ重ねるようなかたちで開閉するものとなる。この第5
実施形態では、第4実施形態で示した縁部ダンパー構造
を採用することも可能である。
【0052】この第5実施形態においても、第1、第2
実施形態と同じように、全ての上下の支持ピン53a,
53b及び54a,54bが一斉に上下の引込み状態に
ならないようにしてあり、これによって窓パネル3が、
誤って窓枠2から外れることがないようにしている。す
なわち、図5や図8に示したように左右の上部上部ピン
台56を、非伸縮性のワイヤーロープ63によって接続
する構造を有している。ただ、この第5実施形態では、
上記のように窓パネル3が左右のパネル構成体120,
121による折り畳みを可能としている関係上、ヒンジ
具122に対応した部分へワイヤーロープ63を通す場
合に、ヒンジ軸124よりも屋内側へ巻きかけるように
してある。
実施形態と同じように、全ての上下の支持ピン53a,
53b及び54a,54bが一斉に上下の引込み状態に
ならないようにしてあり、これによって窓パネル3が、
誤って窓枠2から外れることがないようにしている。す
なわち、図5や図8に示したように左右の上部上部ピン
台56を、非伸縮性のワイヤーロープ63によって接続
する構造を有している。ただ、この第5実施形態では、
上記のように窓パネル3が左右のパネル構成体120,
121による折り畳みを可能としている関係上、ヒンジ
具122に対応した部分へワイヤーロープ63を通す場
合に、ヒンジ軸124よりも屋内側へ巻きかけるように
してある。
【0053】このようにすると、両パネル構成体12
0,121を直線状に広げた場合(図20参照)と、二
つ折り状態に折り畳んだ場合(図21参照)とで、ワイ
ヤーロープ63の有効長さに変化が生じるのを防止でき
る。即ち、ワイヤーロープ63の張力が変動するのを防
止できる。そのため、両パネル構成体120,121の
折り畳み角度に影響されることなく、ワイヤーロープ6
3による左右の上部ピン台56の引張作用(即ち、窓パ
ネル3の外れ防止作用)が確実に得られるものとなる。
0,121を直線状に広げた場合(図20参照)と、二
つ折り状態に折り畳んだ場合(図21参照)とで、ワイ
ヤーロープ63の有効長さに変化が生じるのを防止でき
る。即ち、ワイヤーロープ63の張力が変動するのを防
止できる。そのため、両パネル構成体120,121の
折り畳み角度に影響されることなく、ワイヤーロープ6
3による左右の上部ピン台56の引張作用(即ち、窓パ
ネル3の外れ防止作用)が確実に得られるものとなる。
【0054】なお、窓パネル3が小型であるとき(左右
方向のスパンが小さいとき)や、左右のパネル構成体1
20,121の折り畳み可能範囲を狭く設定するとき等
では、図22に示す第6実施形態のように、窓パネル3
内からワイヤーロープ63が出ないかたちで張設するこ
とも可能である。この第6実施形態では、左右のパネル
構成体120,121を平型ヒンジ具125によって連
結してある。
方向のスパンが小さいとき)や、左右のパネル構成体1
20,121の折り畳み可能範囲を狭く設定するとき等
では、図22に示す第6実施形態のように、窓パネル3
内からワイヤーロープ63が出ないかたちで張設するこ
とも可能である。この第6実施形態では、左右のパネル
構成体120,121を平型ヒンジ具125によって連
結してある。
【0055】図23乃至図27は、本発明に係る左右両
開き窓1の第7実施形態を示したもので、この第7実施
形態では、上記第5実施形態又は第6実施形態のような
折り畳み式の窓パネル3を備えるものに対して、窓枠2
の屋外側に風雨防止カバー88,89を設けてある。上
部の風雨防止カバー88は、窓パネル3が閉められた状
態で、窓枠2の上側内周部と窓パネル3の上周部との接
合部分を屋外側から覆うようになっている。また下部の
風雨防止カバー89は、窓パネル3が閉められた状態
で、窓枠2の下側内周部と窓パネル3の下周部との接合
部分を屋外側から覆うようになっている。そして、これ
ら上下の風雨防止カバー88,89は、窓パネル3を開
閉するのに連動して、この窓パネル3に邪魔とならない
退避位置との間を開閉動作するようになっている。
開き窓1の第7実施形態を示したもので、この第7実施
形態では、上記第5実施形態又は第6実施形態のような
折り畳み式の窓パネル3を備えるものに対して、窓枠2
の屋外側に風雨防止カバー88,89を設けてある。上
部の風雨防止カバー88は、窓パネル3が閉められた状
態で、窓枠2の上側内周部と窓パネル3の上周部との接
合部分を屋外側から覆うようになっている。また下部の
風雨防止カバー89は、窓パネル3が閉められた状態
で、窓枠2の下側内周部と窓パネル3の下周部との接合
部分を屋外側から覆うようになっている。そして、これ
ら上下の風雨防止カバー88,89は、窓パネル3を開
閉するのに連動して、この窓パネル3に邪魔とならない
退避位置との間を開閉動作するようになっている。
【0056】このような連動開閉構造を、下部の風雨防
止カバー89を例に挙げて説明する。風雨防止カバー8
9には、窓枠2に対して取り付けられる枢軸90よりも
上位置に、作動杆130が上下揺動自在に接続されてい
る。この作動杆130は、図24に示すように窓パネル
3における左右中央部に1本だけある。
止カバー89を例に挙げて説明する。風雨防止カバー8
9には、窓枠2に対して取り付けられる枢軸90よりも
上位置に、作動杆130が上下揺動自在に接続されてい
る。この作動杆130は、図24に示すように窓パネル
3における左右中央部に1本だけある。
【0057】この作動杆130は、図25に示すように
窓枠2の屋外側面及びその内周側上面にわたり、直交連
通状に設けられた切欠部131を介して窓枠2内へ差し
込まれており、その先端部には、側方へ折曲された係合
片132が設けられている。窓枠2の内部には、切欠部
131内へ差し込まれた作動杆130を上方へ付勢する
ようになった板バネ133が設けられている。
窓枠2の屋外側面及びその内周側上面にわたり、直交連
通状に設けられた切欠部131を介して窓枠2内へ差し
込まれており、その先端部には、側方へ折曲された係合
片132が設けられている。窓枠2の内部には、切欠部
131内へ差し込まれた作動杆130を上方へ付勢する
ようになった板バネ133が設けられている。
【0058】上記切欠部131は、窓枠2の屋外側面で
開口する部分では、その上寄りほど拡開し、また内周側
上面で開口する部分では、その外寄りほど拡開する傾斜
形状を有している。すなわち、この切欠部131は、窓
枠2における屋外側面と内周側上面との間の隅角部を最
も幅広とするかたちで開口形成されている。これに対
し、窓パネル3には、左右いずれか一方のパネル構成体
(図例では図26に示すように右のパネル構成体12
1)に対し、ヒンジ具124の下方となる下端面から垂
下軸135が垂設されている。
開口する部分では、その上寄りほど拡開し、また内周側
上面で開口する部分では、その外寄りほど拡開する傾斜
形状を有している。すなわち、この切欠部131は、窓
枠2における屋外側面と内周側上面との間の隅角部を最
も幅広とするかたちで開口形成されている。これに対
し、窓パネル3には、左右いずれか一方のパネル構成体
(図例では図26に示すように右のパネル構成体12
1)に対し、ヒンジ具124の下方となる下端面から垂
下軸135が垂設されている。
【0059】この垂下軸135は、図27に示すように
窓パネル3が開閉されるのに応じて、窓枠2の切欠部1
31を出入可能とされており、切欠部131内に入った
ときには、その内側で待機する作動杆130の係合片1
32と係合可能なようになっている。このような構造で
あるため、窓パネル3が開けられると、窓枠2の切欠部
131から垂下軸135が出てゆき、これに伴って作動
杆130は、自重により屋外側へ倒れかけるようにな
る。そして、切欠部131の開口縁部に作動杆130の
係合片132が引っ掛かり、風雨防止カバー89の開い
た状態が保持される。これにより、風雨防止カバー89
は、窓パネル3の開閉動作に干渉しない高さへと退避し
たことになる。
窓パネル3が開閉されるのに応じて、窓枠2の切欠部1
31を出入可能とされており、切欠部131内に入った
ときには、その内側で待機する作動杆130の係合片1
32と係合可能なようになっている。このような構造で
あるため、窓パネル3が開けられると、窓枠2の切欠部
131から垂下軸135が出てゆき、これに伴って作動
杆130は、自重により屋外側へ倒れかけるようにな
る。そして、切欠部131の開口縁部に作動杆130の
係合片132が引っ掛かり、風雨防止カバー89の開い
た状態が保持される。これにより、風雨防止カバー89
は、窓パネル3の開閉動作に干渉しない高さへと退避し
たことになる。
【0060】一方、窓パネル3が閉められると、窓枠2
の切欠部131へ垂下軸135が入り込み、この垂下軸
135が、切欠部131内を横切るように待機している
作動杆130の係合片132と係合する。そして、この
係合片132を屋内側へ押し込む。従って、風雨防止カ
バー89は作動杆130を介して窓枠2側へ引き寄せら
れ、閉じられる。
の切欠部131へ垂下軸135が入り込み、この垂下軸
135が、切欠部131内を横切るように待機している
作動杆130の係合片132と係合する。そして、この
係合片132を屋内側へ押し込む。従って、風雨防止カ
バー89は作動杆130を介して窓枠2側へ引き寄せら
れ、閉じられる。
【0061】上部の風雨防止カバー88は、上記した下
部の風雨防止カバー89を上下反転したかたちで略同様
である。図28乃至図36は、本発明に係る左右両開き
窓1の第8実施形態を示したもので、この第8実施形態
でも、窓パネル3は、左右のパネル構成体4,5を有し
ており、これら両パネル構成体4,5がヒンジ具7(図
34等参照)によって折り畳み可能に連結されている。
部の風雨防止カバー89を上下反転したかたちで略同様
である。図28乃至図36は、本発明に係る左右両開き
窓1の第8実施形態を示したもので、この第8実施形態
でも、窓パネル3は、左右のパネル構成体4,5を有し
ており、これら両パネル構成体4,5がヒンジ具7(図
34等参照)によって折り畳み可能に連結されている。
【0062】窓パネル3において、パネル構成体4,5
の相反する外側の側縁部には、その屋内側へ向けて操作
把手10が設けられている。そして、これら各操作把手
10の上方側及び下方側となる上下各端面部分から、そ
れぞれ上下双方へ向けて同軸上で突出する支持ピン12
が設けられている。これに対し窓枠2には、図29及び
図30に示すようにその上部桟14及び下部桟15にお
ける両端寄り部分に、各支持ピン12を係合可能にする
ピン受部17が設けられている。
の相反する外側の側縁部には、その屋内側へ向けて操作
把手10が設けられている。そして、これら各操作把手
10の上方側及び下方側となる上下各端面部分から、そ
れぞれ上下双方へ向けて同軸上で突出する支持ピン12
が設けられている。これに対し窓枠2には、図29及び
図30に示すようにその上部桟14及び下部桟15にお
ける両端寄り部分に、各支持ピン12を係合可能にする
ピン受部17が設けられている。
【0063】上部桟14における左右のピン受部17、
及び下部桟15における左右のピン受部17は、溝状を
したガイドレール18によって互いに接続されている。
このガイドレール18には、図32に示すようにピン受
部17に接する部分の溝底部に、スライド片19が設け
られている。このスライド片19は、ガイドレール18
の溝深さを約半分程度に浅くする肉厚寸法を有してお
り、ピン受部17とは反対側を向く端部に、傾斜したス
ロープ20が形成されている。
及び下部桟15における左右のピン受部17は、溝状を
したガイドレール18によって互いに接続されている。
このガイドレール18には、図32に示すようにピン受
部17に接する部分の溝底部に、スライド片19が設け
られている。このスライド片19は、ガイドレール18
の溝深さを約半分程度に浅くする肉厚寸法を有してお
り、ピン受部17とは反対側を向く端部に、傾斜したス
ロープ20が形成されている。
【0064】また、ガイドレール18には、スライド片
19に対応して所定長さの凹部21が形成されており、
スライド片19には、この凹部21内へ突出するバネ受
片22が設けられている。そして、凹部21内には、バ
ネ受片22(スライド片19)をピン受部17へ向けて
押圧付勢するバネ23が収納されている。このようなこ
とから、ピン受部17の深さとガイドレール18の深さ
とが略同じにされていても、これら両者は、スライド片
19により、全面的且つ直通的には連通しないものとな
っている。言い換えれば、このスライド片19によって
ピン受部17が形成されている。
19に対応して所定長さの凹部21が形成されており、
スライド片19には、この凹部21内へ突出するバネ受
片22が設けられている。そして、凹部21内には、バ
ネ受片22(スライド片19)をピン受部17へ向けて
押圧付勢するバネ23が収納されている。このようなこ
とから、ピン受部17の深さとガイドレール18の深さ
とが略同じにされていても、これら両者は、スライド片
19により、全面的且つ直通的には連通しないものとな
っている。言い換えれば、このスライド片19によって
ピン受部17が形成されている。
【0065】左側の上下の支持ピン12や、右側の上下
の支持ピン12は、それぞれ同じ側の操作操作把手10
を上下動操作することにより、上下共に突出する状態
(図8中の左半部参照)と、上下共に引き込まれる状態
(図8中の右半部参照)とに切換操作できるようになっ
ている。そして、この切り換えにより、左側の上下の支
持ピン12が、窓パネル3を右開きで揺動させる場合の
支点軸となったり、又は右側の上下の支持ピン12が、
窓パネル3を左開きで揺動させる場合の支点軸となった
りする。勿論、窓パネル3を閉めた場合には、全ての支
持ピン12がその閉止状態を保持させるものとなる。
の支持ピン12は、それぞれ同じ側の操作操作把手10
を上下動操作することにより、上下共に突出する状態
(図8中の左半部参照)と、上下共に引き込まれる状態
(図8中の右半部参照)とに切換操作できるようになっ
ている。そして、この切り換えにより、左側の上下の支
持ピン12が、窓パネル3を右開きで揺動させる場合の
支点軸となったり、又は右側の上下の支持ピン12が、
窓パネル3を左開きで揺動させる場合の支点軸となった
りする。勿論、窓パネル3を閉めた場合には、全ての支
持ピン12がその閉止状態を保持させるものとなる。
【0066】このような切換操作を可能にする構造につ
いて、左側上下の支持ピン12を例に挙げて説明する
(右側の切換操作構造も左右反転したかたちで同じであ
る)。窓パネル3において、上記のように上下及び左右
に設けられた支持ピン12には、それぞれ図33に示す
ようにパネル構成体4,5の側縁部内を上下方向に延び
る駆動杆24が設けられている。
いて、左側上下の支持ピン12を例に挙げて説明する
(右側の切換操作構造も左右反転したかたちで同じであ
る)。窓パネル3において、上記のように上下及び左右
に設けられた支持ピン12には、それぞれ図33に示す
ようにパネル構成体4,5の側縁部内を上下方向に延び
る駆動杆24が設けられている。
【0067】上部の支持ピン12に設けられた上側駆動
杆24と、下部の支持ピン12に設けられた下側駆動杆
24とは互いにすれ違うようになっており、それらの対
向面には各々ラック歯25が刻設されている。また、こ
れら両者間には双方のラック歯25に噛合するピニオン
ギヤ26が回転自在に介設されている。そして、上下一
方の駆動杆24には、上記した操作把手10が設けられ
ている。
杆24と、下部の支持ピン12に設けられた下側駆動杆
24とは互いにすれ違うようになっており、それらの対
向面には各々ラック歯25が刻設されている。また、こ
れら両者間には双方のラック歯25に噛合するピニオン
ギヤ26が回転自在に介設されている。そして、上下一
方の駆動杆24には、上記した操作把手10が設けられ
ている。
【0068】従って、上下の支持ピン12は、上側駆動
杆24及び下側駆動杆24を介して互いに同期しつつ、
相互近接・相互離反するように上下動する。なお、上側
駆動杆24及び下側駆動杆24は、適所に設けられたバ
ネ28又は29等により上突出状態又は下突出状態が維
持され、また強制的に退入された場合の自動復帰が可能
になっている。
杆24及び下側駆動杆24を介して互いに同期しつつ、
相互近接・相互離反するように上下動する。なお、上側
駆動杆24及び下側駆動杆24は、適所に設けられたバ
ネ28又は29等により上突出状態又は下突出状態が維
持され、また強制的に退入された場合の自動復帰が可能
になっている。
【0069】このようなことから、図29に示す窓パネ
ル3の閉止状態で各支持ピン12は窓枠2の各ピン受部
17に係合し、ガイドレール18側へ脱出しない状態に
あり、従ってパネル構成体4,5が平板状に展開された
状態は、外風等の影響を受けてガタツクようなことな
く、維持される。この状態から、例えば右パネル構成体
5において操作把手10を若干上方へ持ち上げつつ左方
へ移動させるようにすると、上側の支持ピン12は下方
へまた下側の支持ピン12は上方へと各々退入し(図3
3参照)、いずれも窓枠2の各ピン受部17から外れ
る。
ル3の閉止状態で各支持ピン12は窓枠2の各ピン受部
17に係合し、ガイドレール18側へ脱出しない状態に
あり、従ってパネル構成体4,5が平板状に展開された
状態は、外風等の影響を受けてガタツクようなことな
く、維持される。この状態から、例えば右パネル構成体
5において操作把手10を若干上方へ持ち上げつつ左方
へ移動させるようにすると、上側の支持ピン12は下方
へまた下側の支持ピン12は上方へと各々退入し(図3
3参照)、いずれも窓枠2の各ピン受部17から外れ
る。
【0070】従って、窓パネル3は、左パネル構成体4
における上下の支持ピン12を支点軸とし、且つパネル
構成体4,5を連結するヒンジ具7の揺動支点を折り軸
として、図28中の実線の如く、左方及び屋外方へ向け
た折り畳み開放が可能となる。なおこのとき、右パネル
構成体5における上下の支持ピン12は、窓枠2のガイ
ドレール18内を移動して、安定的な動作が保証され
る。
における上下の支持ピン12を支点軸とし、且つパネル
構成体4,5を連結するヒンジ具7の揺動支点を折り軸
として、図28中の実線の如く、左方及び屋外方へ向け
た折り畳み開放が可能となる。なおこのとき、右パネル
構成体5における上下の支持ピン12は、窓枠2のガイ
ドレール18内を移動して、安定的な動作が保証され
る。
【0071】一方、この開放状態から窓パネル3を閉め
るには、右パネル構成体5における操作把手10を右方
へ水平に引っ張るだけでよい。すなわち、右パネル構成
体5における上下の支持ピン12は、窓枠2のガイドレ
ール18内を移動し、やがてそのピン端部がスライド片
19(図30及び図32参照)のスロープ20に乗り上
げる。そのため、支持ピン12は、スロープ20の傾斜
に沿って窓パネル3内へと自動的に押し込み退入される
ようになる。
るには、右パネル構成体5における操作把手10を右方
へ水平に引っ張るだけでよい。すなわち、右パネル構成
体5における上下の支持ピン12は、窓枠2のガイドレ
ール18内を移動し、やがてそのピン端部がスライド片
19(図30及び図32参照)のスロープ20に乗り上
げる。そのため、支持ピン12は、スロープ20の傾斜
に沿って窓パネル3内へと自動的に押し込み退入される
ようになる。
【0072】そして、この状態でスライド片19の平面
部を移動し、最終的にピン受部17内へと円滑に導かれ
る。なお、窓パネル3は、上記とは反対に左パネル構成
体4を右方へ寄せて折り畳み開放状態とすることも可能
であるし、場合によっては、左右のパネル構成体4,5
を窓枠2の左右中央部で二つ折り状態にすることも可能
である。
部を移動し、最終的にピン受部17内へと円滑に導かれ
る。なお、窓パネル3は、上記とは反対に左パネル構成
体4を右方へ寄せて折り畳み開放状態とすることも可能
であるし、場合によっては、左右のパネル構成体4,5
を窓枠2の左右中央部で二つ折り状態にすることも可能
である。
【0073】図34乃至図36に示すようにヒンジ具7
は、パネル構成体4,5に対する取付部30からヒンジ
軸31が屋内側へ突出させているので、窓パネル3の閉
止時(図35参照)には、両パネル構成体4,5の突き
合わせによる密着性を高くでき、一方、窓パネル3の開
放時(図36参照)には、両パネル構成体4,5の折り
畳み間に干渉防止隙間Pが得られるようにしてある。
は、パネル構成体4,5に対する取付部30からヒンジ
軸31が屋内側へ突出させているので、窓パネル3の閉
止時(図35参照)には、両パネル構成体4,5の突き
合わせによる密着性を高くでき、一方、窓パネル3の開
放時(図36参照)には、両パネル構成体4,5の折り
畳み間に干渉防止隙間Pが得られるようにしてある。
【0074】窓パネル3には、一方のパネル構成体5か
ら、閉止状態にある両パネル構成体4,5の接合間を屋
外側から覆うようにするカバー桟33が設けられてい
る。従って、この接合間から雨水や塵埃、或いは虫等が
侵入することはない。また、窓枠2には、図29及び図
30に示すように屋内側の四隅に網戸等の取付具35を
設けて、窓パネル3の開放時における虫の侵入防止を図
ったり、図31に示すように屋外側の上部に庇部36を
設けて、日よけや雨よけとしたりすることも可能であ
る。
ら、閉止状態にある両パネル構成体4,5の接合間を屋
外側から覆うようにするカバー桟33が設けられてい
る。従って、この接合間から雨水や塵埃、或いは虫等が
侵入することはない。また、窓枠2には、図29及び図
30に示すように屋内側の四隅に網戸等の取付具35を
設けて、窓パネル3の開放時における虫の侵入防止を図
ったり、図31に示すように屋外側の上部に庇部36を
設けて、日よけや雨よけとしたりすることも可能であ
る。
【0075】この第8実施形態において、前記した第4
実施形態(図16及び図17参照)で説明した窓パネル
3用の縁部ダンパー構造を採用することも可能である。
図37及び図38は、本発明に係る左右両開き窓1の第
9実施形態を示したもので、この第9実施形態では、上
下の支持ピン12間にワイヤ38が設けられ、そのワイ
ヤ38に係合する操作把手10によって、相互近接・相
互離反方向へ上下動するようになっている。
実施形態(図16及び図17参照)で説明した窓パネル
3用の縁部ダンパー構造を採用することも可能である。
図37及び図38は、本発明に係る左右両開き窓1の第
9実施形態を示したもので、この第9実施形態では、上
下の支持ピン12間にワイヤ38が設けられ、そのワイ
ヤ38に係合する操作把手10によって、相互近接・相
互離反方向へ上下動するようになっている。
【0076】操作把手10は、ワイヤ38を側方に湾曲
させる方向に回動自在に枢支されており、図38中の矢
印Q方向に操作把手10を揺動操作すると、ワイヤ38
が側方に湾曲し、上側の支持ピン12は下方へ、また下
側の揺動ピン12は上方へと各々退入する。なお、操作
把手10の操作方向(矢印Q)を、パネル構成体4,5
の開放方向と一致させておけば、支持ピン12の退入操
作とパネル構成体4,5の開放操作が一つの操作で容易
に行える。
させる方向に回動自在に枢支されており、図38中の矢
印Q方向に操作把手10を揺動操作すると、ワイヤ38
が側方に湾曲し、上側の支持ピン12は下方へ、また下
側の揺動ピン12は上方へと各々退入する。なお、操作
把手10の操作方向(矢印Q)を、パネル構成体4,5
の開放方向と一致させておけば、支持ピン12の退入操
作とパネル構成体4,5の開放操作が一つの操作で容易
に行える。
【0077】また、操作把手10の上下方向位置にはそ
れぞれ、ローラ39が設けられ、これらのローラを支点
としてワイヤ38は湾曲される。さらに、支持ピン12
は、バネ40によって上突出状態又は下突出状態が維持
され、また強制的に退入された場合の自動復帰が可能と
なっている。なお、図示した操作把手10は、ワイヤ3
8と単に係合しているだけであるが、上下方向の貫通孔
を操作把手10に設け、その貫通孔にワイヤ38を貫通
させたものとしてもよい。
れぞれ、ローラ39が設けられ、これらのローラを支点
としてワイヤ38は湾曲される。さらに、支持ピン12
は、バネ40によって上突出状態又は下突出状態が維持
され、また強制的に退入された場合の自動復帰が可能と
なっている。なお、図示した操作把手10は、ワイヤ3
8と単に係合しているだけであるが、上下方向の貫通孔
を操作把手10に設け、その貫通孔にワイヤ38を貫通
させたものとしてもよい。
【0078】さらに、図示はしないが、操作把手10の
回動をワイヤ38の湾曲状態においてロック可能なロッ
ク部材を設けても良い。またその場合、ワイヤ38の非
湾曲状態においてもロック可能なものとしてもよい。図
39は、本発明に係る左右両開き窓1の第10実施形態
を示したもので、この第10実施形態では、窓パネル2
のピン受部17の屋内側に切欠部41が形成されてい
る。
回動をワイヤ38の湾曲状態においてロック可能なロッ
ク部材を設けても良い。またその場合、ワイヤ38の非
湾曲状態においてもロック可能なものとしてもよい。図
39は、本発明に係る左右両開き窓1の第10実施形態
を示したもので、この第10実施形態では、窓パネル2
のピン受部17の屋内側に切欠部41が形成されてい
る。
【0079】切欠部41の上下方向の切欠長さは、ピン
受部17の上下方向長さより、多少小さくされている。
窓パネル3が閉められた状態で、例えば、右パネル構成
体5の支持ピン12を多少相互近接状に上下動させて、
窓パネル3を屋内側に引くと、支持ピン12は切欠部4
1からピン受部17を抜け出る。この場合、左パネル構
成体4の支持ピン12を支点軸として開閉可能な開き戸
とすることができる。
受部17の上下方向長さより、多少小さくされている。
窓パネル3が閉められた状態で、例えば、右パネル構成
体5の支持ピン12を多少相互近接状に上下動させて、
窓パネル3を屋内側に引くと、支持ピン12は切欠部4
1からピン受部17を抜け出る。この場合、左パネル構
成体4の支持ピン12を支点軸として開閉可能な開き戸
とすることができる。
【0080】すなわち、窓パネル3の屋外側に雨戸等が
設けられる場合、この雨戸等を開閉するには窓パネル3
を開く必要があるが、屋外側に雨戸等が位置している関
係上、窓パネル3を屋外側に折り畳み開放するのは困難
である。しかし、切欠部41を設けることで、窓パネル
3を屋内側に開くことができ、その状態で雨戸等を開放
することができる。
設けられる場合、この雨戸等を開閉するには窓パネル3
を開く必要があるが、屋外側に雨戸等が位置している関
係上、窓パネル3を屋外側に折り畳み開放するのは困難
である。しかし、切欠部41を設けることで、窓パネル
3を屋内側に開くことができ、その状態で雨戸等を開放
することができる。
【0081】ところで、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、各実施形態において窓パネ
ル3は主に外開きとして説明したが、内開きとすること
も可能であり、場合によって内外双方に開放可能とする
ことも可能である。
れるものではない。例えば、各実施形態において窓パネ
ル3は主に外開きとして説明したが、内開きとすること
も可能であり、場合によって内外双方に開放可能とする
ことも可能である。
【0082】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明で
は、左右両側で上方及び下方へ同軸で突出する支持ピン
を有した窓パネルと、該窓パネルの各支持ピンを係合可
能なピン受部が設けられた窓枠とを有し、窓パネルにお
ける左側又は右側の支持ピンは、上下共に突出する状態
と上下共に引き込まれる状態とに切換操作可能になされ
ているので、窓パネルにおいて左側上下の支持ピンを共
に引き込ませれば、窓パネルは、右側上下の支持ピンを
支点軸として左開きにできる。またこれとは反対に、窓
パネルにおいて右側上下の支持ピンを共に引き込ませれ
ば、窓パネルは、左側上下の支持ピンを支点軸として右
開きにできる。
は、左右両側で上方及び下方へ同軸で突出する支持ピン
を有した窓パネルと、該窓パネルの各支持ピンを係合可
能なピン受部が設けられた窓枠とを有し、窓パネルにお
ける左側又は右側の支持ピンは、上下共に突出する状態
と上下共に引き込まれる状態とに切換操作可能になされ
ているので、窓パネルにおいて左側上下の支持ピンを共
に引き込ませれば、窓パネルは、右側上下の支持ピンを
支点軸として左開きにできる。またこれとは反対に、窓
パネルにおいて右側上下の支持ピンを共に引き込ませれ
ば、窓パネルは、左側上下の支持ピンを支点軸として右
開きにできる。
【0083】従って、日差しや風向きの違い、その場の
気分、又は家具の配置等に応じて開き方向を任意に変え
るということができる。窓パネルにおいて、左側上下の
支持ピンと右側上下の支持ピンとは、いずれか一方が上
下の引き込み状態にあるときには、他方を上下の引込み
状態にできないようにしておくと(請求項2)、全ての
支持ピンを引き込み状態にすることができないので、窓
パネルが窓枠から外れることがない。従って、窓パネル
の破損等を防止できる利点がある。
気分、又は家具の配置等に応じて開き方向を任意に変え
るということができる。窓パネルにおいて、左側上下の
支持ピンと右側上下の支持ピンとは、いずれか一方が上
下の引き込み状態にあるときには、他方を上下の引込み
状態にできないようにしておくと(請求項2)、全ての
支持ピンを引き込み状態にすることができないので、窓
パネルが窓枠から外れることがない。従って、窓パネル
の破損等を防止できる利点がある。
【0084】窓パネルにおいて、閉じた状態で窓枠に当
接して窓パネル内へ退入し、且つ開いたときに突出する
ロック片を設け、このロック片が窓パネルから突出した
ときに、同じ側の上下の支持ピンが上方及び下方へ突出
するのを阻止できるようにすると(請求項3)、窓パネ
ルにおいて窓枠から外れた側の上下の支持ピンは、いつ
も退入状態に保持されることになり、従って、窓パネル
が風等によって不意に閉められるようなことがあったと
しても、上下の支持ピンが窓枠にぶつかって曲がったり
折れたりするということはない。
接して窓パネル内へ退入し、且つ開いたときに突出する
ロック片を設け、このロック片が窓パネルから突出した
ときに、同じ側の上下の支持ピンが上方及び下方へ突出
するのを阻止できるようにすると(請求項3)、窓パネ
ルにおいて窓枠から外れた側の上下の支持ピンは、いつ
も退入状態に保持されることになり、従って、窓パネル
が風等によって不意に閉められるようなことがあったと
しても、上下の支持ピンが窓枠にぶつかって曲がったり
折れたりするということはない。
【0085】窓枠には、窓パネルが開けられた状態で退
避している風雨防止カバーが、窓パネルを閉じる動きに
連動して窓パネルの所定の周部を外から覆うように設け
ておくと(請求項4)、窓パネルが閉められたときに、
窓パネルと窓枠との隙間から風雨が浸入するということ
を防止できる。このことは、虫の侵入を防止するうえで
も有益となる。
避している風雨防止カバーが、窓パネルを閉じる動きに
連動して窓パネルの所定の周部を外から覆うように設け
ておくと(請求項4)、窓パネルが閉められたときに、
窓パネルと窓枠との隙間から風雨が浸入するということ
を防止できる。このことは、虫の侵入を防止するうえで
も有益となる。
【図1】本発明に係る左右両開き窓の第1実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】第1実施形態の一部を破砕して示す正面図であ
る。
る。
【図3】第1実施形態における窓パネルの一部(上部の
支持ピン周辺)を示す斜視図である。
支持ピン周辺)を示す斜視図である。
【図4】図2のD−D線拡大断面図である。
【図5】第1実施形態の窓パネルにつきその内部構造を
分かり易く示した正面図である。
分かり易く示した正面図である。
【図6】図5のE−E線矢視図である。
【図7】(a)は図5のF−F線矢視拡大図であり、
(b)はその動作説明図である。
(b)はその動作説明図である。
【図8】本発明に係る左右開き窓の第2実施形態を図5
と同じ観点で示した正面図である。
と同じ観点で示した正面図である。
【図9】図8のG−G線矢視図である。
【図10】第2実施形態の窓パネルで採用されたロック
片の周辺構造を示す斜視図である。
片の周辺構造を示す斜視図である。
【図11】本発明に係る左右開き窓の第3実施形態をそ
の背面側(屋外側)から示した斜視図である。
の背面側(屋外側)から示した斜視図である。
【図12】図11のH−H線拡大断面図である。
【図13】図12に対する動作説明図である。
【図14】第3実施形態で用いられる下部の滑子片の周
辺構造を示す斜視図である。
辺構造を示す斜視図である。
【図15】図11のJ−J線断面図(右半部はその動作
説明図)である。
説明図)である。
【図16】本発明に係る左右開き窓の第4実施形態を示
す要部正面図である。
す要部正面図である。
【図17】図16のK−K線拡大断面図である。
【図18】本発明に係る左右開き窓の第5実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図19】第5実施形態の窓パネルにおいてヒンジ具の
設けられた部分を拡大して示す正面図である。
設けられた部分を拡大して示す正面図である。
【図20】図19のL−L線断面図である。
【図21】図20に対する動作説明図である。
【図22】本発明に係る左右開き窓の第6実施形態を図
20と同じ観点で示した平面断面図である。
20と同じ観点で示した平面断面図である。
【図23】本発明に係る左右開き窓の第7実施形態を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図24】第7実施形態で用いられる風雨防止カバーを
その裏側から示す斜視図である。
その裏側から示す斜視図である。
【図25】第7実施形態における窓枠の一部(左右方向
の略中央部であって切欠部が設けられている部分)を屋
外側から示す斜視図である。
の略中央部であって切欠部が設けられている部分)を屋
外側から示す斜視図である。
【図26】第7実施形態における窓パネルの一部(中折
れ部分)を屋内側から示す斜視図である。
れ部分)を屋内側から示す斜視図である。
【図27】図23のM−M線拡大断面図である。
【図28】本発明に係る左右開き窓の第8実施形態にお
いて窓パネルの折り畳み状況を示す斜視図である。
いて窓パネルの折り畳み状況を示す斜視図である。
【図29】第8実施形態の一部破砕正面図である。
【図30】図29のA−A線拡大断面図である。
【図31】図29のB−B線拡大断面図である。
【図32】図29の一部(窓枠のピン受部と窓パネルの
支持ピンとの係合状況)を拡大して示す一部破砕図であ
る。
支持ピンとの係合状況)を拡大して示す一部破砕図であ
る。
【図33】第8実施形態の窓パネルにつき支持ピンを上
下動させる構造を分かり易く示した正面視模式図であ
る。
下動させる構造を分かり易く示した正面視模式図であ
る。
【図34】第8実施形態で用いるヒンジ具を分解して示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図35】窓パネルの閉止時を示す要部平面図である。
【図36】窓パネルの開放時(折り畳み動作時)を示す
要部平面図である。
要部平面図である。
【図37】本発明に係る左右開き窓の第9実施形態を図
33と同じ観点で示した正面視模式図である。
33と同じ観点で示した正面視模式図である。
【図38】図37の要部拡大斜視図である。
【図39】本発明に係る左右開き窓の第10実施形態を
示す要部正面図である。
示す要部正面図である。
1 左右両開き窓 2 窓枠 3 窓パネル 53a 左上部の支持ピン 53b 左下部の支持ピン 54a 右上部の支持ピン 54b 右下部の支持ピン 55 ピン受部 65 ロック片 88 風雨防止カバー 89 風雨防止カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】
Claims (4)
- 【請求項1】 左右両側で上方及び下方へ同軸で突出す
る支持ピン(53a,53b)(54a,54b)を有
した窓パネル(3)と、該窓パネル(3)の各支持ピン
を係合可能なピン受部(55)が設けられた窓枠(2)
とを有し、窓パネル(3)における左側又は右側の支持
ピン(53a,53b)(54a,54b)は、上下共
に突出する状態と上下共に引き込まれる状態とに切換操
作可能になされていることを特徴とする左右両開き窓。 - 【請求項2】 前記窓パネル(3)における左側の上下
支持ピン(53a,53b)と、右側の上下支持ピン
(54a,54b)とは、いずれか一方が上下の引き込
み状態にあるときには、他方を上下の引込み状態にでき
ないようになっていることを特徴とする請求項1記載の
左右両開き窓。 - 【請求項3】 前記窓パネル(3)には、閉じた状態で
窓枠(2)に当接して窓パネル(3)内へ退入し、開い
たときに突出するロック片(65)が設けられており、
該ロック片(65)は、窓パネル(3)からの突出時に
同じ側の上下支持ピン(53a,53b)(54a,5
4b)が上方及び下方へ突出するのを阻止するようにな
っていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
左右両開き窓。 - 【請求項4】 前記窓枠(2)には、窓パネル(3)が
開けられた状態で退避している風雨防止カバー(88)
(89)が、窓パネル(3)を閉じる動きに連動して窓
パネル(3)の所定の周部を外から覆うように設けられ
ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載の左右両開き窓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7552196A JPH09268832A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 左右両開き窓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7552196A JPH09268832A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 左右両開き窓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268832A true JPH09268832A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13578628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7552196A Pending JPH09268832A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 左右両開き窓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09268832A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102556106A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-07-11 | 上海庞丰交通设备科技有限公司 | 齿轮齿条驱动式空气动力制动装置 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7552196A patent/JPH09268832A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102556106A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-07-11 | 上海庞丰交通设备科技有限公司 | 齿轮齿条驱动式空气动力制动装置 |
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