JPH09268975A - 斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造 - Google Patents
斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造Info
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Abstract
とピストンの摺接部分における耐摩耗性に優れた斜板式
圧縮機におけるピストン回動規制構造の提供。 【解決手段】 ハウジング2内に収容された斜板5の両
面とピストン6の首部61との間に介在したシュー7に
より、斜板5の回転運動をピストン6の往復直線運動に
変換するようにした斜板式圧縮機1において、ハウジン
グ2の内周面2aに対向するピストン6の背面上に、ピ
ストン6の回動範囲を規制して首部61と斜板5の周縁
部との干渉を回避するための回動規制用凸曲面62a,
63aが複数設けられ、これらの回動規制用凸曲面62
a,63aは、ピストン6の周方向における曲率中心
O′,O′′が互いに異なる位置にあることを特徴とす
る。
Description
の間に介在させたシューにより斜板の回転運動をピスト
ンの往復直線運動に変換させるようにした斜板式圧縮機
に属し、更に詳しくは、ピストンの首部と斜板との干渉
を防止することが可能な斜板式圧縮機におけるピストン
回動規制構造に属する。
ンの往復直線運動にするようにした斜板式圧縮機の先行
技術としては、本願出願人と同一出願人に係る特公平1
−61627号に記載された容量可変型斜板式圧縮機が
存在する。
動(ピストンの軸線を回転軸とする回動)して、斜板周
縁部とピストンとが干渉し、これらの摩耗や、騒音等の
問題が生じた。
6−346844号公報に、斜板式圧縮機におけるピス
トン回動規制構造が開示されている。ここに開示された
発明では、一つ或いは複数の回動規制用凸曲面とハウジ
ング内周面とを摺接させることにより、ピストンの回動
を阻止するように成っている。但し、複数の回動規制用
凸曲面が形成されている場合でも、それらのピストン周
方向における曲率中心は同じ位置にあるので、結局、こ
の場合でも、一つの回動規制用凸曲面の一側線だけを回
動規制用として用いているのと等しい構成に成ってい
る。
844号公報に記載された発明では、ハウジングの内周
面の曲率よりも、ピストンの回動規制用凸曲面の曲率の
方が大きいため、これらの面における接触は線接触にな
り、耐摩耗性の面で問題があった。
動を阻止でき、しかもハウジングとピストンの摺接部分
における耐摩耗性に優れた斜板式圧縮機におけるピスト
ン回動規制構造を提供することある。
れば、ハウジング内に収容された斜板の両面とピストン
の首部との間に介在したシューにより、前記斜板の回転
運動を前記ピストンの往復直線運動に変換するようにし
た斜板式圧縮機において、前記ハウジングの内周面に対
向する前記ピストンの背面上に、該ピストンの回動範囲
を規制して前記首部と前記斜板の周縁部との干渉を回避
するための回動規制用凸曲面が複数設けられ、該複数の
回動規制用凸曲面は、前記ピストンの周方向における曲
率中心が互いに異なる位置にあることを特徴とする斜板
式圧縮機におけるピストン回動規制構造が得られる。
回動規制用凸曲面の曲率が、前記ハウジングの内周面の
曲率と同じかそれよりも小さいことを特徴とする請求項
1記載の斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造が
得られる。
しかもそれらの曲率中心は異なる位置にある。このよう
に、各回動規制用凸曲面の曲率中心を異なる位置にした
ので、各回動規制用凸曲面の曲率をハウジング内周面の
曲率よりも小さくし、なおかつ、これらの回動規制用凸
曲面をハウジング内に収めることが可能である。このよ
うに、本発明の場合、各回動規制用凸曲面の曲率を小さ
くすることができるので、回動規制用凸曲面とハウジン
グ内周面との接触を、より面接触に近付けることが可能
である。この結果、回動規制用凸曲面とハウジング内周
面との摺接部分における接触圧力が、従来のものよりも
低減され、ピストンとハウジングとの摺接部分における
耐摩耗性が向上する。
よるピストン回動規制構造の横断面図、図2は図1に示
すピストン回動規制構造の要部の斜視図、図3は図1に
示すピストン回動規制構造を備えた可変容量型斜板式圧
縮機の縦断面図である。
ストン回動規制構造を備えた可変容量型斜板式圧縮機1
は、ハウジング2と、主軸3と、ロータ4と、斜板5
と、ピストン6と、シュー7とを有している。
フロントハウジング21と、シリンダヘッド22とから
成る。ハウジング本体20は、略カップ状であり、その
一端が開口し、他端部にシリンダブロック23が一体に
形成されている。フロントハウジング21は、略漏斗状
であり、筒状部21aを有し、この筒状部21a内には
ニードルベアリング24、及び軸封装置25が配置され
ている。このフロントハウジング21は、ハウジング本
体20の開口側端部に取り付けられ、この開口端を閉塞
している。これにより、ハウジング本体20内において
フロントハウジング21とシリンダブロック23との間
の空間部分がクランク室26と成っている。シリンダヘ
ッド22は、弁板装置27を介在させてハウジング本体
20の他端に取り付けられている。シリンダヘッド22
には、吸入室22aと、吐出室22bとが形成されてい
る。シリンダブロック23には、その中心部に中心孔2
3aが形成され、この中心孔23a内には、ニードルベ
アリング28が配置されている。また、シリンダブロッ
ク23には、中心孔23aを取り囲むようにして等間隔
にシリンダボア23bが形成されている。更に、このシ
リンダブロック23には、制御弁機構29が設けられて
いる。
a内に配置されたニードルベアリング24を介してフロ
ントハウジング21に回転自在に支持され、その他端部
をシリンダブロック23の中心孔23a内に配置された
ニードルベアリング28を介してシリンダブロック23
に回転自在に支持され、更に、その一端部が筒状部21
aを通じてハウジング2の外部へと突出している。
のロータ4は、ヒンジ部40を有し、このヒンジ部40
の先端部には、円弧状の長穴41が穿設されている。
を有している。この斜板5は、主軸3にその軸方向に移
動自在に装着されたスリーブ8の球面上に摺動自在に装
着されている。この斜板5のヒンジ部50には、ピン5
1が取り付けられており、このピン51をロータ4のヒ
ンジ部40の長穴41に挿通することにより、斜板5は
ロータ4に連結されている。そして、ヒンジ部40,5
0と、ピン51とから成るヒンジ機構9、及びスリーブ
8によって、斜板5は、主軸3と共に回転し、且つ主軸
3に対して傾斜角可変に成っている。
リンダボア23b内に摺動自在に挿入されている。この
ピストン6は、ピストン部60、及び首部61を有して
いる。ピストン部60は、シリンダボア23b内に摺動
自在に挿入されている。首部61は、ピストン部60の
下端部に連設されている。この首部61には、相対向す
る一対の球面から成る凹部61aが形成されている。こ
の凹部61a内にシュー7が摺動自在に配置され、ピス
トン6は、このシュー7を介在させて首部61の部分で
斜板5を摺動自在に挟持している。これにより、ピスト
ン6は、斜板5に連結され、斜板5が回転すると、その
回転運動がシュー7により往復直線運動に変換されて伝
達され、シリンダボア23b内を往復運動し、その際
に、圧縮流体を吸入、圧縮、及び吐出するように成って
いる。
トン6の背面には、第1及び第2の回動規制部62,6
3が設けられている。この第1及び第2の回動規制部6
2,63の背面には、それぞれ、第1及び第2の回動規
制用凸曲面62a,63aが形成されてる。こられ回動
規制用凸曲面62a,63aは、ピストン6の回動範囲
を規制して首部61と斜板5の周縁部との干渉を回避す
るためのものである。図1に示すように、ピストン6の
周方向における第1の回動規制用凸曲面62aの曲率中
心は、O′の位置にあり、同様に、第2の回動規制用凸
曲面63aの曲率中心は、O′′の位置にあり、これら
曲率中心O′,O′′は、互いに異なる位置にある。更
に、これらの曲率中心O′,O′′は、ハウジング2の
内周面2aの曲率中心Oに対して、ずれた所に位置して
いる。一方、第1及び第2の回動規制用凸曲面62a,
63aの曲率半径は、共にr2であり、ハウジング2の
内周面2aの曲率半径r1と同じかこれよりも大きく設
定されている。即ち、第1及び第2の回動規制用凸曲面
62a,63aの曲率は、互いに等しく設定され、なお
かつハウジング2の内周面2aと同じかこれよりも小さ
く設定されている。
トン回動規制構造の横断面図、図5は図4に示すピスト
ン回動規制構造の要部の斜視図である。本実施形態のピ
ストン回動規制構造は、図1に示すピストン回動規制構
造と、略同構成であるので、同じ構成部分については、
第1の実施形態と同じ参照番号を付し、その説明を省略
する。
は、ピストン6の背面に設けられた回動規制部64は、
一つである。しかし、この回動規制部64の背面に形成
された回動規制用凸曲面は、第1の実施形態と同様に二
つある。これら第1及び第2の回動規制用凸曲面64
a,64bは、第1の実施形態と同様に形成されてい
る。即ち、図4に示すように、ピストン6の周方向にお
ける第1の回動規制用凸曲面64aの曲率中心は、O′
の位置にあり、同様に、第2の回動規制用凸曲面64b
の曲率中心は、O′′の位置にあり、これら曲率中心
O′,O′′は、互いに異なる位置にある。更に、これ
らの曲率中心O′,O′′は、ハウジング2の内周面2
aの曲率中心Oに対して、ずれた所に位置している。一
方、第1及び第2の回動規制用凸曲面64a,64bの
曲率半径は、共にr2であり、ハウジング2の内周面2
aの曲率半径r1と同じかこれよりも大きく設定されて
いる。即ち、第1及び第2の回動規制用凸曲面64a,
64bの曲率は、互いに等しく設定され、なおかつハウ
ジング2の内周面2aと同じかこれよりも小さく設定さ
れている。
回動規制構造は、ピストンの首部と斜板の周縁部との干
渉を回避させることができる。
は、回動規制用凸曲面を複数設け、且つ各回動規制用凸
曲面の曲率中心を互いに異なる所に位置させたので、回
動規制用凸曲面の曲率をハウジング内周面の曲率と同じ
かこれよりも小さくすることができ、従って、回動規制
用凸曲面とハウジング内周面との間の接触を面接触に近
付けることができるので、ピストンとハウジングの摺接
部分の耐摩耗性を向上させることができる。
制構造の横断面図である。
図である。
容量型斜板式圧縮機の縦断面図である。
制構造の横断面図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジング内に収容された斜板の両面と
ピストンの首部との間に介在したシューにより、前記斜
板の回転運動を前記ピストンの往復直線運動に変換する
ようにした斜板式圧縮機において、前記ハウジングの内
周面に対向する前記ピストンの背面上に、該ピストンの
回動範囲を規制して前記首部と前記斜板の周縁部との干
渉を回避するための回動規制用凸曲面が複数設けられ、
該複数の回動規制用凸曲面は、前記ピストンの周方向に
おける曲率中心が互いに異なる位置にあることを特徴と
する斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造。 - 【請求項2】 前記複数の回動規制用凸曲面の曲率が、
前記ハウジングの内周面の曲率と同じかそれよりも小さ
いことを特徴とする請求項1記載の斜板式圧縮機におけ
るピストン回動規制構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8081348A JPH09268975A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8081348A JPH09268975A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH09268975A true JPH09268975A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13743872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8081348A Ceased JPH09268975A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 斜板式圧縮機におけるピストン回動規制構造 |
Country Status (4)
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| JP (1) | JPH09268975A (ja) |
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