JPH09269019A - 車両用オートクラッチ装置 - Google Patents
車両用オートクラッチ装置Info
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- JPH09269019A JPH09269019A JP8101862A JP10186296A JPH09269019A JP H09269019 A JPH09269019 A JP H09269019A JP 8101862 A JP8101862 A JP 8101862A JP 10186296 A JP10186296 A JP 10186296A JP H09269019 A JPH09269019 A JP H09269019A
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Abstract
動油量のアンバランスと、オート操作からマニュアル操
作への切換え時の車両の急速発進を防止し得る車両用オ
ートクラッチ装置を提供する。 【解決手段】マニュアル操作も可能な車両用オートクラ
ッチ装置におけるマニュアル作動油供給機構10の作動
油管路9と、オート作動油供給機構21及び摩擦クラッ
チ1を作動するスレーブシリンダ4の両作動油管路1
6、23との間に、シリンダ31の一方側にばね32で
付勢されるピストン33を有する切換シリンダ30を配
設するとともに、該シリンダ30のピストン33側にマ
ニュアル作動油供給機構10の作動油管路9を、またば
ね32側にオート作動油供給機構21及びスレーブシリ
ンダ4の両作動油管路16、23を各々接続し、クラッ
チペダル5の踏み込みによる作動油圧をピストン33の
移動によりスレーブシリンダ4に伝達する。
Description
動)操作も可能な車両用オート(自動)クラッチ装置の
改良に関するものである。
運転状態に応じて、電子的に変速機を自動変速するとと
もに、機械式摩擦クラッチを自動的に断接して車両を制
御する自動変速機はよく知られており、このような自動
変速機において、前記機械式摩擦クラッチをマニュアル
で操作し得るようにした車両の自動変速機は、例えば実
公平4−8023号公報により公知である。即ち、前記
公報記載の自動変速機は、前記摩擦クラッチの断接制御
が対応できず発進不能となるような、障害物乗り越え発
進、極急坂発進、雪道発進等の特殊条件下での発進にも
対応できるように、このような特殊条件下においては自
動クラッチ制御を停止して、マニュアル操作によりクラ
ッチの断接を行えるようにしたもので、自動変速機の制
御系に、ギヤ変速時に出力されるクラッチ作動信号をク
ラッチペダルの踏込み時に遮断する手段と、クラッチペ
ダルに応動してクラッチのブースタ(スレーブシリンダ
等のアクチュエータ)への作動流体を給配するコントロ
ールバルブと、作動流体を前記ブースタに選択的に送り
込むダブルチェックバルブを備えてなる。
ッチのみ、基本的に変速状態及び前記運転状態に応じて
自動的に(オートで)断接するものとし、これに運転者
の意志による、またはオート操作の不能のときの手動
(マニュアル)操作を可能とした図3、図4に示すよう
なオートクラッチ装置が実用化されている。即ちこの装
置は、aを支点として回動し、下端が摩擦クラッチ1の
レリーズベアリング2を押すクラッチレリーズフォーク
3の上端に連結したスレーブシリンダ4と、クラッチペ
ダル5の踏み込みにより作動する倍力機構6、オイルタ
ンク7を備えたマスタシリンダ8及び該シリンダ8に接
続した作動油管路9からなるマニュアル操作用作動油供
給機構10と、オイルタンク11と管路12により連結
され、モータ13により駆動されるギヤポンプ14、該
ギヤポンプ14と逆止弁15を介して接続した作動油管
路16、前記ギヤポンプ14と逆止弁15の間から前記
オイルタンク11に至る管路17中に設けたリリーフ弁
18及び前記作動油管路16から前記オイルタンク11
に至る戻り管路19中に設けた電磁弁20からなるオー
ト操作用作動油供給機構21とからなり、前記両作動油
管路9及び16とを切換え機構22を介して前記スレー
ブシリンダ4に管路23により接続されている。前記切
換え機構22としては、例えば図4に示すような電磁切
換え弁22’が使用され、マニュアル操作用作動油供給
機構10の作動油管路9と、オート操作用作動油供給機
構21の作動油管路16とを切換えてスレーブシリンダ
4に連結している。
作を、例えばマニュアル操作からオート操作に切換える
ときは、切換え機構22(電磁切換え弁22’)を手動
または自動的にオート側に切換えるとともに、前記モー
タ13によりギヤポンプ14を駆動すれば、作動油が逆
止弁15を開き作動油管路16及び切換え機構22(電
磁切換え弁22’)を経て管路23でスレーブシリンダ
4に入り、ピストン4aを図3、図4で右に押し、これ
によって前記クラッチレリーズフォーク3が支点aを中
心に時計方向へ回動し、前記レリーズベアリング2を左
へ押して摩擦クラッチ1を「断」とする。前記ピストン
4aが所定ストローク移動したことを、スレーブシリン
ダ4に設けた位置センサ(図示せず)で検知したらモー
タ13への電源を切ってポンプ14の回転を停止する。
前記モータ13への電源を絶ちギヤポンプ14を停止し
た後、作動油の戻り速度を調節するため電磁弁20を制
御しつつ開けば、スレーブシリンダ4内の作動油は、摩
擦クラッチ1内のばねによる前記レリーズベアリング
2、クラッチレリーズフォーク3を介してのピストン4
aの戻りによって、前記管路23及び作動油管路16よ
り戻り管路19を経て電磁弁20を経てオイルタンク1
1に戻る。これにより摩擦クラッチ1は「接」となる。
自動的に例えばマニュアルに切換えるときは、切換え機
構22即ち電磁切換え弁22’を図4に示すようにマニ
ュアル側に切換えた上、クラッチペダル5を踏込めば、
倍力機構6が作動し、マスタシリンダ8内のピストン8
aを図3、図4で左方向へ移動して、作動油を作動油管
路9及び切換え機構22(電磁切換え弁22’)を経て
管路23でスレーブシリンダ4に入れ、ピストン4aを
図3、図4で右に押し、これによって前記クラッチレリ
ーズフォーク3が支点aを中心に時計方向へ回動し、前
記レリーズベアリング2を左へ押して摩擦クラッチ1を
「断」とする。クラッチペダル5を戻せば、マスタシリ
ンダ8内のピストン8aは該シリンダ8及び倍力機構6
内のばねによって図3、図4において右方向へ戻り、同
時に、摩擦クラッチ1内のばねによる前記レリーズベア
リング2、クラッチレリーズフォーク3を介してのピス
トン4aの戻りによって、スレーブシリンダ4内の作動
油は前記管路23及び作動油管路9を経て戻り、マスタ
シリンダ8を介してオイルタンク7に戻る。これにより
摩擦クラッチ1は「接」となる。
作動油により作動するものでは、前記切換え機構として
図4のように電磁切換え弁22’を用いたとき次の如き
問題があることが判明した。 (1)両作動油供給機構中の作動油量のアンバランス 前記オート操作とマニュアル操作の切換えを摩擦クラッ
チ1が「接」のとき、即ち、スレーブシリンダ4のピス
トン4aが図3、図4において左端にあってスレーブシ
リンダ4に作動油がないとき行う場合は、前記両作動油
供給機構10、21間に作動油の行き来はなく不具合は
発生しないが、前記クラッチ1が「断」のとき、即ち、
スレーブシリンダ4のピストン4aが図3、図4におい
て図の位置またはこれより右にあってスレーブシリンダ
4に作動油が満たされているときに前記切換えを行う
と、前記両作動油供給機構10、21間に作動油の行き
来が生じ、両オイルタンク7、11の一方が溢れ、他方
が空になるという不具合を生ずる。
ラッチ1を「断」とした後(このときスレーブシリンダ
4にはオイルタンク7からの作動油が満たされる)、前
記電磁切換え弁22’をオートに切り換えると、スレー
ブシリンダ4に連結した管路23はオイルタンク7に接
続された作動油管路9との連結を絶たれ、オート操作用
作動油供給機構21の戻り管路19に連結される。従っ
てこの状態で電磁弁20を前記のように開くと、スレー
ブシリンダ4内の作動油が戻り管路19を経てオイルタ
ンク11に流れ、摩擦クラッチ1が「接」となる。この
現象は、つまり、オイルタンク7の作動油がオイルタン
ク11に戻されたことになり、前記操作が何度も繰り返
されると、遂には前記のように、オイルタンク7が空に
なり、オイルタンク11からは作動油が溢れる事象が起
こり得る。
換え時の車両の急速発進 前記と同様に、オート操作からマニュアル操作への切換
えを摩擦クラッチ1が「接」のときに行う場合は問題な
いが、オート操作で前記クラッチ1を「断」とした後に
前記電磁切換え弁22’によりマニュアル操作に切換え
ると、クラッチペダル5を踏んでいない場合、マスタシ
リンダ8とオイルタンク7が連通しているため、スレー
ブシリンダ4内の作動油は管路23、電磁切換え弁2
2’及び作動油管路9を経て全てオイルタンク7に戻っ
てしまい、この結果摩擦クラッチ1が急に「接」とな
り、このとき変速機のギヤが入っていれば、車両が急発
進するおそれがある。
タシリンダ8を改造し、クラッチペダル5を離した状態
においてオイルタンク7とマスタシリンダ8間の油路を
閉じることも考えられるが、このようにすると、例えば
車両の組立後においてスレーブシリンダ4からマスタシ
リンダ8までのエア抜きを行う場合に、マスタシリンダ
8まで上がってきたエアのエア抜きができないという不
具合が考えられる。また、前記両オイルタンク7及び1
1を一体化することも考えられるが、前記オイルタンク
7は、マニュアル操作用作動油供給機構10内へのエア
混入時のエア抜きのために、マスタシリンダ8より位置
的に上方である必要があり、また前記オイルタンク11
は、エア混入及び管路抵抗の増大による、いわゆるクラ
ッチの切れが悪くなるのを避けるために、ポンプ14の
近傍が望ましいこともあって、前記一体化も好ましくな
い。また、前記電磁切換え弁22’等の切換え機構22
の切換え条件として、「クラッチ 接」を条件とするこ
とも考えられるが、a.クラッチプレート等の摩耗によ
る摩擦クラッチの接続位置が変化するので、スイッチ等
による位置検出が困難である、b.摩擦クラッチの現在
の状態(接の方向にあるか、断の方向にあるか等)や車
両の運転状態を検出し、これらの組合わせによって、電
子コントローラ内の処理でクラッチの接続点を検出する
こともできるが、構造が複雑になるとともに、万一の電
子システムの故障時、即ちオート操作不能時にマニュア
ル操作に支障をきたす可能性も考えられる。
解決すべき課題は、マニュアル操作も可能な車両用オー
トクラッチ装置において、マスタシリンダの改造及び電
子コントロール内での処理を避けつつ、オート及びマニ
ュアル両作動油供給機構中の作動油量のアンバランスと
オート操作からマニュアル操作への切換え時の車両の急
速発進を防止し得る車両用オートクラッチ装置を提供す
ることにある。
の本発明車両用オートクラッチ装置は、摩擦クラッチを
断接するスレーブシリンダを備え、該シリンダに対し、
ポンプにより作動するオート操作用作動油供給機構と、
クラッチペダルにより作動するマニュアル操作用作動油
供給機構とを選択的に管連結し得るよう構成した車両用
オートクラッチ装置において、前記マニュアル操作用作
動油供給機構の作動油管路と、前記オート操作用作動油
供給機構及び前記スレーブシリンダの両作動油管路との
間に、シリンダの一方側にばねで付勢されるピストンを
有する切換シリンダを配設するとともに、該シリンダの
前記ピストン側に前記マニュアル操作用作動油供給機構
の作動油管路を、またばね側に前記オート操作用作動油
供給機構及び前記スレーブシリンダの両作動油管路を各
々接続し、クラッチペダルの踏み込みによる作動油圧を
前記ピストンの移動により前記スレーブシリンダに伝達
することを特徴とする第1の発明と、この第1の発明に
おける切換シリンダを、非作動時シリンダの一端側にば
ねで押圧される第1ピストンと、該第1ピストンと間隔
を保ちつつ同ピストン方向へばねで付勢される第2ピス
トンとを有する切換シリンダとし、該シリンダの前記第
1ピストン側に前記マニュアル操作用作動油供給機構の
作動油管路を、また前記両ピストン間に前記オート操作
用作動油供給機構の作動油管路を、更に前記第2ピスト
ンの付勢ばね側に前記スレーブシリンダの両作動油管路
を接続した第2の発明とからなる。
2により詳細に説明する。なお、図1及び図2において
図3、図4と同一符号は同一部材を示し、説明を省略す
る。図1、図2に示す本発明車両用オートクラッチ装置
では、図3、図4に示す前記切換え機構22、電磁切換
え弁22’の位置に、これらに代えてそれぞれ切換シリ
ンダ30、40を配設したものである。図1に示す切換
シリンダ30は、シリンダ31内に、該シリンダ31の
一方側31aにばね32で付勢されるピストン33を内
装したもので、前記ピストン33には前記一方側31a
に面する側に凸部33aを形成して、非作動時にばね3
2でシリンダ31の一方側31aに押圧されたときも、
該一方側31aとピストン33との間にピストン33の
押圧を容易にする隙間を形成し得るようにしている。
リンダ31の前記ピストン33側即ち前記一方側31a
に前記マニュアル操作用作動油供給機構10の作動油管
路9を、またばね32側に前記オート操作用作動油供給
機構21の作動油管路16及び前記スレーブシリンダ4
の作動油管路23を各々接続したものである。上記のよ
うに構成された図1の車両用オートクラッチ装置では、
前記摩擦クラッチ1の操作を、例えばマニュアル操作か
らオート操作に切換えるときは、手動または自動的に前
記モータ13をONし、該モータ13によりギヤポンプ
14を駆動すれば、作動油が逆止弁15を開き作動油管
路16及び管路23でスレーブシリンダ4に入り、ピス
トン4aを図1で右に押し、これによって前記同様クラ
ッチレリーズフォーク、レリーズベアリングを介して摩
擦クラッチを「断」とする。このとき前記切換シリンダ
30のシリンダ31におけるばね32側は、前記管路1
6内と同圧となり、ピストン33をシリンダ31の一方
側31aに押圧するのみで支障はない。
14を停止するとともに、作動油の戻り速度を調節する
ため電磁弁20を制御しつつ開けば、スレーブシリンダ
4内の作動油は、摩擦クラッチ1内のばねによる前記レ
リーズベアリング、クラッチレリーズフォークを介して
のピストン4aの戻りによって、前記管路23及び作動
油管路16より戻り管路19を経て電磁弁20を経てオ
イルタンク11に戻る。これにより摩擦クラッチ1は
「接」となる。
ときは、前記モータ13への電源を絶った状態でクラッ
チペダル5を踏込めば、マスタシリンダ8内のピストン
8aを図1で左方向へ移動し、作動油は作動油管路9を
経て前記切換シリンダ30におけるシリンダ31の一方
側31aからシリンダ31内に圧入される。これによっ
て、ピストン33はシリンダ31内でばね32に抗して
左に移動し、シリンダ31のばね32側の作動油は作動
油管路16及び管路23に押し出される。しかし、前記
作動油管路16側は逆止弁15及び電磁弁20により遮
断されているので、結局ほぼ全量が管路23でスレーブ
シリンダ4に入り、、ピストン4aを図1で右に押し、
これによって前記同様クラッチレリーズフォーク、レリ
ーズベアリングを介して摩擦クラッチを「断」とする。
ダ8内のピストン8aは該シリンダ8等のばねによって
図1において右方向へ戻り、同時に、摩擦クラッチ1内
のばねによる前記レリーズベアリング、クラッチレリー
ズフォークを介してのピストン4aの戻りによって、ス
レーブシリンダ4内の作動油は前記管路23を経て切換
シリンダ30のシリンダ31内へ戻り、更にこの戻り作
動油及びばね32によってピストン33が前記一方側3
1aまで移動するから、ピストン33と前記一方側31
a間の作動油はマスタシリンダ8を介してオイルタンク
7に戻る。これにより摩擦クラッチ1は「接」となる。
41内に、該シリンダ41の一方側41aにばね42で
付勢される第1ピストン43と、シリンダ41の中央に
形成したストッパ44に当接するようばね45で付勢さ
れる第2ピストン46を内装したもので、前記と同様、
第1ピストン43には前記一方側41aに面する側に凸
部43aを形成して、非作動時にばね42でシリンダ4
1の一方側41aに押圧されたときも、該一方側41a
と第1ピストン43との間に該ピストン43の押圧を容
易にする隙間を形成し得るようにしている。
リンダ41の前記第1ピストン43側即ち前記一方側4
1aに前記マニュアル操作用作動油供給機構10の作動
油管路9を、また前記両ピストン43、46間に前記オ
ート操作用作動油供給機構21の作動油管路16を、更
に前記第2ピストンの付勢ばね側に前記スレーブシリン
ダの両作動油管路23を接続したものである。
トクラッチ装置では、前記摩擦クラッチ1の操作を、例
えばマニュアル操作からオート操作に切換えるときは、
手動または自動的に前記モータ13をONし、該モータ
13によりギヤポンプ14を駆動すれば、作動油が逆止
弁15を開き作動油管路16を経て切換シリンダ40の
シリンダ41における両ピストン43、46間に圧入さ
れ、該両ピストン43、46を押す。これによって第2
ピストン46がばね45に抗して図2で左に移動させ、
ばね45のあるシリンダ41内の作動油を管路23でス
レーブシリンダ4に圧入する。したがって、ピストン4
aが図1で右に押され、これによって前記同様クラッチ
レリーズフォーク、レリーズベアリングを介して摩擦ク
ラッチを「断」とする。
14を停止するとともに、作動油の戻り速度を調節する
ため電磁弁20を制御しつつ開けば、スレーブシリンダ
4内の作動油は、間路23を経て前記シリンダ41のば
ね45のある室に戻り、この戻りの作動油及びばね45
によって第2ピストン46が図2でストッパ44に当接
するまで移動する。これによって、両ピストン43、4
6間の作動油が作動油管路16より戻り管路19を経て
電磁弁20を経てオイルタンク11に戻る。これにより
摩擦クラッチ1は「接」となる。
ときは、前記モータ13への電源を絶った状態でクラッ
チペダル5を踏込めば、マスタシリンダ8内のピストン
8aを図2で左方向へ移動し、作動油は作動油管路9を
経て前記切換シリンダ40におけるシリンダ41の一方
側41aからシリンダ41内に圧入される。これによっ
て、第1ピストン43はシリンダ41内でばね42に抗
して左に移動し、第2ピストン46をばね45に抗して
図2で左に移動させ、ばね45のあるシリンダ41内の
作動油を管路23でスレーブシリンダ4に圧入する。し
たがって、ピストン4aが図1で右に押され、これによ
って前記同様クラッチレリーズフォーク、レリーズベア
リングを介して摩擦クラッチを「断」とする。このと
き、両ピストン43、46間の作動油も作動油管路16
に流れようとするが、作動油管路16側は逆止弁15及
び電磁弁20により遮断されていて流れることはない。
ダ8内のピストン8aは該シリンダ8等のばねによって
図2において右方向へ戻り、同時に、摩擦クラッチ1内
のばねによる前記レリーズベアリング、クラッチレリー
ズフォークを介してのピストン4aの戻りによって、ス
レーブシリンダ4内の作動油は前記管路23を経て切換
シリンダ40のシリンダ41内のばね45のある室へ戻
り、更にこの戻り作動油及びばね45によって第2ピス
トン46がストッパ44に当接するまで戻り、また第1
ピストン43は作動油及びばね42によって前記一方側
31aまで移動するから、第1ピストン43と前記一方
側41a間の作動油はマスタシリンダ8を介してオイル
タンク7に戻る。これにより摩擦クラッチ1は「接」と
なる。
オートクラッチ装置における、マニュアル操作用作動油
供給機構の作動油管路と、オート操作用作動油供給機構
及びスレーブシリンダの両作動油管路との間に、シリン
ダの一方側にばねで付勢されるピストンを有する切換シ
リンダを配設し、該シリンダの前記ピストン側に前記マ
ニュアル操作用作動油供給機構の作動油管路を、またば
ね側に前記オート操作用作動油供給機構及び前記スレー
ブシリンダの両作動油管路を各々接続した第1の発明
と、この第1の発明の切換シリンダを、非作動時シリン
ダの一端側にばねで押圧される第1ピストンと、該ピス
トンと間隔を保ちつつ同ピストン方向へばねで付勢され
る第2ピストンとを有する切換シリンダとし、該シリン
ダの前記第1ピストン側に前記マニュアル操作用作動油
供給機構の作動油管路を、また前記両ピストン間に前記
オート操作用作動油供給機構の作動油管路を、更に前記
第2ピストンの付勢ばね側に前記スレーブシリンダの作
動油管路を接続した第2の発明とからなるので、従来の
電磁切換え弁に代えピストンを内蔵する切換シリンダを
配設したことにより、オート及びマニュアル両作動油供
給機構とスレーブシリンダ間の作動油管路は直接連通せ
ず、前記切換シリンダを介して連結されることになり、
従ってオート操作とマニュアル操作の切換えをいかなる
場合に行っても、スレーブシリンダからの戻りの作動油
が前記両作動油供給機構のいずれにも流れないから、両
作動油供給機構中の作動油量のバランスは常に保たれ、
また、同じくスレーブシリンダからの戻りの作動油が連
通したオイルタンクへ流出して摩擦クラッチが急に
「接」となり、車両が急速発進するような事態が生ずる
ことはない。また、前記切換シリンダは構造も簡単で前
記電磁切換え弁との交換も容易であり、マスタシリンダ
の改造に比して安価に製造でき、且つ前記エア抜きの困
難さもない。更に前記課題に対し、電子コントロール内
での処理によらず、前記電磁切換え弁を本発明切換シリ
ンダに代えるという、流体機械の範疇での対応を行った
ことにより、電子コントロールシステムの故障時の安全
保証もできるという効果もある。
回路図
流体回路図
路図。
レリーズフォーク 4 スレーブシリンダ 5 クラッチペダル 7、
11 オイルタンク 8 マスタシリンダ 9、16、23 作動油管路
12、17 管路 10 マニュアル操作用作動油供給機構 13 モー
タ 14 ギヤポンプ 15 逆止弁 18 リリーフ弁 19 戻り管路
20 電磁弁 21 オート操作用作動油供給機構 22 切換え機
構 22’ 電磁切換え弁 30、40 切換シリンダ 31、41 シリンダ 32、42、45 ばね 33 ピストン 43
第1ピストン 46 第2ピストン。
Claims (3)
- 【請求項1】摩擦クラッチを断接するスレーブシリンダ
を備え、該シリンダに対し、ポンプにより作動するオー
ト操作用作動油供給機構と、クラッチペダルにより作動
するマニュアル操作用作動油供給機構とを選択的に管連
結し得るよう構成した車両用オートクラッチ装置におい
て、前記マニュアル操作用作動油供給機構の作動油管路
と、前記オート操作用作動油供給機構及び前記スレーブ
シリンダの両作動油管路との間に、シリンダの一方側に
ばねで付勢されるピストンを有する切換シリンダを配設
するとともに、該シリンダの前記ピストン側に前記マニ
ュアル操作用作動油供給機構の作動油管路を、またばね
側に前記オート操作用作動油供給機構及び前記スレーブ
シリンダの両作動油管路を各々接続し、クラッチペダル
の踏み込みによる作動油圧を前記ピストンの移動により
前記スレーブシリンダに伝達することを特徴とする車両
用オートクラッチ装置。 - 【請求項2】摩擦クラッチを断接するスレーブシリンダ
を備え、該シリンダに対し、ポンプにより作動するオー
ト操作用作動油供給機構と、クラッチペダルにより作動
するマニュアル操作用作動油供給機構とを選択的に管連
結し得るよう構成した車両用オートクラッチ装置におい
て、前記マニュアル操作用作動油供給機構の作動油管路
と、前記オート操作用作動油供給機構及び前記スレーブ
シリンダの両作動油管路との間に、非作動時シリンダの
一端側にばねで押圧される第1ピストンと、該第1ピス
トンと間隔を保ちつつ同ピストン方向へばねで付勢され
る第2ピストンとを有する切換シリンダを配設するとと
もに、該シリンダの前記第1ピストン側に前記マニュア
ル操作用作動油供給機構の作動油管路を、また前記両ピ
ストン間に前記オート操作用作動油供給機構の作動油管
路を、更に前記第2ピストンの付勢ばね側に前記スレー
ブシリンダの作動油管路を接続し、クラッチペダルの踏
み込み及び前記ポンプの作動による作動油圧を前記ピス
トンの移動により前記スレーブシリンダに伝達すること
を特徴とする車両用オートクラッチ装置。 - 【請求項3】前記切換シリンダが、シリンダ内に前記第
2ピストンのストッパを設けたことを特徴とする請求項
2記載の車両用オートクラッチ装置。
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-
1996
- 1996-03-31 JP JP10186296A patent/JP3635333B2/ja not_active Expired - Fee Related
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