JPH09269160A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH09269160A
JPH09269160A JP8103809A JP10380996A JPH09269160A JP H09269160 A JPH09269160 A JP H09269160A JP 8103809 A JP8103809 A JP 8103809A JP 10380996 A JP10380996 A JP 10380996A JP H09269160 A JPH09269160 A JP H09269160A
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pressure
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gas pipe
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勇人 三平
Hiroaki Miyazaki
裕明 宮崎
Naohisa Hayakawa
尚央 早川
Yasuhiro Kojima
康洋 小島
Takumasa Shinmachi
拓正 新町
Shuhei Yoshimoto
周平 吉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外調機、室内空調機のモード変更を機器を停
止することなく最小時間で行ない、変更後の立ち上がり
特性も向上させる。 【解決手段】 複数の室内空調機50が分岐ユニット4
0を介して外調機30に並列に接続され、流量調整弁5
A、5Bからなる第1の接続手段と、流量調整弁13、
23からなる第2の接続手段が設けられる。モード変更
時、各接続手段で冷媒流量を制限させながら導通させて
熱交換器6、18内の冷媒圧力を減圧または昇圧させ、
接続手段の前後の圧力差が所定値より小になったとき全
開連通させることにより、最小限の時間で新たなモード
での運転が開始される。さらに膨張弁7、15の隣の流
量調整弁25、14を所定時間だけ全開することによ
り、膨張弁と流量調整弁の間のフラッシュガスが除去さ
れ、立ち上がり特性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外調機と複数の室
内空調機とからなり、ビル等の空気調和に用いられるマ
ルチタイプの空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のビル等の空気調和は多様化し、夏
は冷房、冬は暖房といった単純なものではなくなってい
る。つまりビル等の内部では季節、部屋の方位や位置、
OA機器等の負荷により空気調和システム内で冷房運転
と暖房運転とを同時に行いたい場合がある。例えばビル
内のインテリアゾーンでは冷房運転を、ペリメータゾー
ンでは暖房運転を行いたい場合がある。また、春、秋の
中間期には朝夕に暖房運転、昼間には冷房運転が求めら
れる場合もある。そしてこの場合、冷房運転と暖房運転
の切り換え時期が空調ゾーンの方角により異なり、南側
では冷房運転に切り換わるべき条件に至っているのに、
北側では依然暖房運転が継続される必要があることもあ
る。さらにOA機器等の負荷の大きい所では、冬でも一
日中冷房運転しなければならない場合もある。しかもこ
れらの運転モード切り換えについては、機器が停止する
ことなく連続して行われる必要がある。
【0003】これらの要望に応えるには4パイプ式エア
ーハンドリングユニットと呼ばれる空調機がある。これ
は冷房専用と暖房専用の2つの熱交換器を内蔵し、空調
負荷に合わせて冷房から暖房まで自由に給気温度を変え
ることができる空気調和装置である。また、デュアルダ
クト方式と呼ばれ、冷房専用と暖房専用の2台のエアー
ハンドリングユニットからの給気を混合して空気調和を
行う方式もある。しかしながら、どちらも冷暖両方の熱
源を用意したうえ、それぞれの廃熱は捨てられているこ
とから、省エネルギーに反することや配管の水漏れ事故
の多発等の理由から採用を控える傾向にある。
【0004】そこで、冷暖同時運転ができて、水を使わ
ないヒートポンプマルチエアコンが採用される場合があ
る。これは1台の室外ユニットと複数の室内ユニットで
構成され、室内ユニットを空調ゾーンごとに設置し、室
外ユニットと室内ユニットを液管、高圧ガス管、低圧ガ
ス管で構成される配管で接続し、個々の室内ユニットが
冷房運転と暖房運転を自由に運転可能な空気調和装置で
あり、冷暖同時運転時は省エネルギーとなり、コストも
安い点から採用されている。ところが、このヒートポン
プマルチエアコンをビル空調のため設置すると、空調負
荷状況により運転中に室内ユニットを冷房運転から暖房
運転、またはその反対に切り換えたり、室外ユニットの
熱交換器を蒸発モードから凝縮モード、またはその反対
に切り換えることが頻繁に起こる。そこで、電磁弁を切
り換えねばならず、その都度機器を停止して時間をかけ
て操作するしかなく、あるいは停止させずに操作させる
と異音が発生する問題があった。
【0005】この異音の対策として、例えば特開平5−
203275号公報に開示されたものがある。これは、
冷暖同時型ヒートポンプマルチエアコンにおいて、室外
ユニットから来た吐出管(高圧ガス管)と室内ユニット
との間に第1の室内側切換弁を設け、また室外ユニット
から来た吸入管(低圧ガス管)と室内ユニットとの間に
第2の室内側切換弁を設けたものである。第1の室内側
切換弁には並列に第1のバイパス回路を、そして第2の
室内側切換弁には第2のバイパス回路を接続している。
【0006】暖房運転から冷房運転に切り換える際に
は、室内ユニットにおいて、膨張弁を全閉かつ第1の室
内側切換弁を閉とした状態を所定の時間維持した後、第
2のバイパス回路を閉、第2の室内側切換弁、第1のバ
イパス回路および膨張弁を開とするよう制御される。ま
た、冷房運転から暖房運転に切り換える際には、第2の
室内側切換弁および第2のバイパス回路を閉、膨張弁を
全閉とした状態を所定の時間維持した後、第1のバイパ
ス回路を閉、第1の室内側切換弁、第2のバイパス回路
および膨張弁を開とするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このヒ
ートポンプマルチエアコンは冷暖同時運転はできるもの
の、吹き出し温度については制御の対象となっておら
ず、冷房から暖房まで任意の吹き出し温度を得るという
ことはできない。さらに、複数の室内ユニットの間で冷
媒を任意に分配する制御もできず、またコンプレッサの
容量制御も十分でないため、吹き出し温度もまちまちで
あることから、室内が設定温度に達すると室内ユニット
の制御弁を閉じ機能を停止してしまい、室温制御性が良
いとは言いがたい。また、室内空気循環型の空気調和方
式であるため、外気処理機能のためには新たに外気処理
装置を室内ユニットごとに設置しなければならず、設備
コストを要するという問題がある。
【0008】さらに、上記ヒートポンプマルチエアコン
では、室内ユニットはコンプレッサを運転中にモード切
り換えが可能な場合もあるが、室内ユニットのモード変
更を伴なう場合はコンプレッサを停止し、配管内が均圧
されるのを待たねばならず、その間機器を停止しなけれ
ばならない。また、第1および第2のバイパス回路をモ
ード変更時に所定の時間だけ開くようになっているが、
冷凍サイクルの運転状態によって前後の差圧はまちまち
であり、均圧に要する時間もその都度変動する。これを
カバーして異音を確実に防止するためには、バイパス回
路を開いておく時間を長く設定するしかなく、早急に変
更しなければならないビル空調には不適当である。
【0009】したがって、本発明は、上記従来の問題点
に鑑み、外調機と複数の室内空調機を備える空気調和装
置において、給気温度を制御でき、コンプレッサを停止
することなく早急にかつ自由に室内空調機を冷房運転か
ら暖房運転、あるいは暖房運転から冷房運転に切り換え
ができ、同じく外調機の熱交換器も蒸発モードから凝縮
モード、あるいは凝縮モードから蒸発モードに切り換え
ができる空気調和装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、熱
交換器、該熱交換器に付設された膨張弁、該膨張弁と直
列に設けられた流量調整弁を備える外調機と、それぞれ
熱交換器、該熱交換器に付設された膨張弁、該膨張弁と
直列に設けられた流量調整弁を備え、冷凍サイクルの液
管と高圧ガス管と低圧ガス管を形成する冷媒配管により
外調機に並列に接続された複数の室内空調機とからな
り、それぞれの室内空調機が個別に冷房運転または暖房
運転に選択的に制御される空気調和装置において、外調
機の熱交換器に接続されたガス管と前記高圧ガス管また
は低圧ガス管との間を流量調整可能な第1の接続手段で
接続し、室内空調機の熱交換器に接続されたガス管と前
記高圧ガス管または低圧ガス管との間を流量調整可能な
第2の接続手段で接続したものとした。
【0011】とくに上記の第1の接続手段は、外調機の
熱交換器が蒸発モードから凝縮モードに変更になるとき
外調機の熱交換器内の圧力と前記高圧ガス管の圧力が所
定の圧力差以上に保持されるよう制限しながら高圧ガス
管から冷媒を導通させ、外調機の熱交換器が凝縮モード
から蒸発モードに変更になるとき外調機の熱交換器内の
圧力と前記低圧ガス管の圧力が所定の圧力差以上に保持
されるよう制限しながら低圧ガス管に冷媒を導通させ、
それぞれ圧力差が所定値より小さくなったとき全開連通
するように構成され、また、第2の接続手段は、室内空
調機の熱交換器が暖房運転から冷房運転に変更になると
き室内空調機の熱交換器内の圧力と前記低圧ガス管の圧
力が所定の圧力差以上に保持されるよう制限しながら低
圧ガス管に冷媒を導通させ、室内空調機の熱交換器が冷
房運転から暖房運転に変更になるとき室内空調機の熱交
換器内の圧力と前記高圧ガス管の圧力が所定の圧力差以
上に保持されるよう制限しながら高圧ガス管から冷媒を
導通させ、それぞれ圧力差が所定値より小さくなったと
き全開連通するように構成されることができる。
【0012】さらに、外調機の流量調整弁は、蒸発モー
ドから凝縮モードへの変更または凝縮モードから蒸発モ
ードへの変更に際して閉じられ、第1の接続手段による
制限された導通のあと所定時間だけ所定開度まで開かれ
て外調機の膨張弁近傍のガス状冷媒を除去するように構
成されるのが好ましい。また、室内空調機の流量調整弁
も、暖房運転から冷房運転への変更または冷房運転から
暖房運転への変更に際して閉じられ、第2の接続手段に
よる制限された導通のあと所定時間だけ所定開度まで開
かれて室内空調機の膨張弁近傍のガス状冷媒を除去する
ように構成されるのが好ましい。
【0013】上記第1の接続手段または第2の接続手段
は、それぞれその開度を制御される電子式流量調整弁で
構成することができる。あるいはまた、第1の接続手段
または第2の接続手段を、主電磁弁と、副電磁弁および
キャピラリを直列に接続し主電磁弁に並列に接続された
バイパス回路で構成し、主電磁弁を閉じバイパス回路を
開くことにより制限された導通を行ない、その後主電磁
弁による接続に移行するものとすることもできる。
【0014】
【作用】外調機の熱交換器の蒸発モード・凝縮モード間
変更、あるいは室内空調機の冷房運転・暖房運転間の変
更にあたって、まず第1または第2の接続手段で冷媒流
量を制限させながら導通させて熱交換器内の冷媒圧力を
減圧または昇圧させる。これにより、変更時の異音の発
生が防止される。とくに、接続手段の前後の圧力差が予
め定められた値以下になったとき全開連通させものとす
ることにより、切り換えに要する時間が必要最小限で新
たなモードでの運転が開始される。
【0015】さらに、外調機や室内空調機の流量調整弁
を新たなモードの運転開始にあたって所定時間だけ所定
開度まで開くことにより、膨張弁と流量調整弁の間など
膨張弁近傍のフラッシュガス等が除去される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例の冷
媒回路を示す。この実施例においては、2機の室内空調
機50A、50Bは分岐ユニット40を介して、液管、
低圧ガス管および高圧ガス管を形成する冷媒配管R1、
R2、R3により、外調機30に対して並列に接続され
ている。外調機30は能力可変のコンプレッサ1と熱交
換器6を備える。コンプレッサ1の吐出側と吸い込み側
の配管には、それぞれ圧力センサ11A、11Bが設け
られている。
【0017】外調機30には、さらに分岐ユニット40
からの冷媒配管R1から熱交換器6方向に順に液タンク
27、電子式の流量調整弁25、同じく電子式の膨張弁
7が付設されている。熱交換器6の他端側の冷媒配管
(ガス管)には、圧力センサ8が付設されるとともに、
電子式の流量調整弁5Aを介して冷媒配管R2に接続さ
れ、また流量調整弁5Bを介して冷媒配管R3に接続さ
れている。冷媒配管R2はまたアキュムレータ3に接続
され、冷媒配管R3はコンプレッサ1の吐出側に接続さ
れている。さらに熱交換器6には送風機21を備えてい
る。
【0018】分岐ユニット40は電子式の流量調整弁1
3A、13B、23A、23Bが備えられ、流量調整弁
13A、13Bはそれぞれ室内空調機50A、50Bを
冷媒配管R2に連通可能とし、流量調整弁23A、23
Bはそれぞれ室内空調機50A、50Bを冷媒配管R3
に連通可能とする。
【0019】室内空調機50Aは、熱交換器18Aと、
これに付設された送風機24Aを備える。熱交換器18
Aの一方の端は、分岐ユニット40を通り冷媒配管R1
に接続され、他端方は分岐ユニット40の流量調整弁1
3Aと23Aに接続される。上記熱交換器18Aの一端
側の冷媒配管R1には、分岐ユニット40から熱交換器
18A方向に順に電子式の流量調整弁14A、同じく電
子式の膨張弁15Aが設けられている。また、熱交換器
18Aの反対側には圧力センサ16Aが設けられてい
る。熱交換器18Aで熱交換され、送風機24Aにより
吹き出される給気は、ダクトにより空調ゾーンへ導かれ
る。室内空調機50Bも室内空調機50Aと同様に構成
され、それぞれ参照番号にBを付して示す。
【0020】図2は、上記室内空調機および外調機にお
ける制御装置を示す。制御装置はマイクロコンピュータ
およびその周辺機器からなる。すなわち、空調機制御部
31には外調機のための周辺機器として、膨張弁7の駆
動制御部34、流量調整弁25、5A、5Bの駆動制御
部48、圧力センサ8、11A、11Bのための圧力変
換器37、コンプレッサ1のためのインバータ回路32
が接続されている。
【0021】一方、室内空調機50Aのための制御機器
として、膨張弁15Aの駆動制御部39A、流量調整弁
14A、13A、23Aの駆動制御部41A、圧力セン
サ16Aのための圧力変換器43Aが空調機制御部31
に接続されている。室内空調機50Bのための制御機器
についても室内空調機50Aのための制御機器と同様の
ものが接続され、それぞれ参照番号にBを付して示す。
空調機制御部31は、上記室内空調機50A、50Bの
負荷量を演算し、コンプレッサ1を駆動する。
【0022】つぎに、上記構成における作動について説
明する。図3は、全ての室内空調機が冷房運転される全
冷房運転時の冷媒の流れを示す。全ての室内空調機が冷
房運転されるときには、外調機においては流量調整弁5
Bが全開状態、流量調整弁5Aが全閉状態となり、分岐
ユニットにおいては流量調整弁13A、13Bがそれぞ
れ全開状態、23A、23Bが全閉状態となるよう制御
される。外調機の熱交換器6は凝縮器、各室内空調機の
熱交換器18A、18Bは蒸発器として作用する。
【0023】すなわち、外調機30において、コンプレ
ッサ1からの高圧ガス冷媒は、矢示のように流量調整弁
5Bを通り、熱交換器6で液化する。それから液タンク
27、冷媒配管R1、分岐ユニット40を経て冷媒は分
岐配管より分岐され、各流量調整弁14A、14Bに並
列に入り、続いて膨張弁15A、15Bにより減圧され
て、低温の気液混合状態になる。つぎに、冷媒は熱交換
器18A、18Bにおいて還気と熱交換され、ガス状の
冷媒となる。そして、流量調整弁13A、13Bを経
て、冷媒配管R2、アキュムレータ3を経てコンプレッ
サ1に戻る。流量調整弁5A、5Bが発明の第1の接続
手段を構成し、流量調整弁13A、13B、23A、2
3Bが第2の接続手段を構成している。
【0024】この間における外調機30の膨張弁7、流
量調整弁25、各室内空調機50A、50Bの流量調整
弁14A、14B、膨張弁15A、15Bの制御は以下
のように行われる。まず、空調機制御部31により膨張
弁7は全開状態に保持される。流量調整弁25は室内空
調機50A、50Bの負荷状態により開度を制御され
る。また、流量調整弁14A、14Bは室内空調機50
A、50Bの給気温度により開度を制御される。膨張弁
15A、15Bは熱交換器18A、18Bの過熱度によ
り制御される。つまり、流量調整弁14A、14Bが室
内空調機50A、50Bの容量制御を行っている。
【0025】つぎに、全ての室内空調機が暖房運転され
る全暖房運転時の冷媒の流れを図4を参照して説明す
る。全ての室内空調機が暖房運転されるときには、外調
機においては流量調整弁5Aが全開状態、流量調整弁5
Bが全閉状態となり、分岐ユニット40においては流量
調整弁23A、23Bが全開状態、流量調整弁13A、
13Bが全閉状態となるよう制御される。外調機30の
熱交換器6は蒸発器、各室内空調機の熱交換器18A、
18Bが凝縮器として作用する。
【0026】すなわち、外調機30のコンプレッサ1か
らの高圧ガス冷媒は、冷媒配管R3を経て、分岐ユニッ
ト40に入る。冷媒はここで分岐され、流量調整弁23
A、23Bを通って、各室内空調機50A、50Bの熱
交換器18A、18Bに入って液化される。このあと、
膨張弁15A、15B、流量調整弁14A、14Bを経
たあと分岐ユニット40、冷媒配管R1を通り外調機3
0の液タンク27に入る。さらに、液タンク27を出た
冷媒は流量調整弁25を経て膨張弁7に入り減圧され、
低温の気液混合状態になり熱交換器6に入る。冷媒は熱
交換器6で外気と熱交換されてガス状となり、流量調整
弁5Aを経てアキュムレータ3に入り、コンプレッサ1
に戻る。
【0027】この間における流量調整弁14A、14
B、膨張弁15A、15B、流量調整弁25、膨張弁7
の制御は以下のように行われる。まず、空調機制御部3
1により、流量調整弁14A、14Bは室内空調機50
A、50Bの給気温により開度が制御される。膨張弁1
5A、15Bは全開に保持される。また、流量調整弁2
5は室内空調機50A、50Bの給気温により開度を制
御される。そして、膨張弁7は熱交換器6の過熱度によ
り制御される。
【0028】つぎに、冷房運転と暖房運転が平行して行
われる場合の制御は、冷房運転の室内空調機の流量調整
弁、膨張弁は全冷房運転の室内空調機の制御と同様で、
暖房運転の室内空調機の流量調整弁、膨張弁は全暖房運
転の室内空調機の制御と同様である。そして、外調機の
流量調整弁、膨張弁の制御は、室内空調機の冷房負荷が
暖房負荷より大きい場合は、外調機の熱交換器が凝縮器
として作用するため全冷房運転のときの外調機と同様に
なり、室内空調機の暖房負荷が冷房負荷より大きい場合
は、外調機の熱交換器が蒸発器として作用するため全暖
房運転のときの外調機と同様となる。
【0029】つぎに室内空調機が冷房運転から暖房運転
に変更される場合の作動について説明する。まず室内空
調機50Aが冷房運転されているときは、図3の室内空
調機50Aに矢示で示すように冷媒が流れている。ここ
で室内空調機50Aが暖房運転に切り換わるべき条件に
なると、空調機制御部31はまず流量調整弁14A、1
3Aを全閉にする。また、膨張弁15Aを全開にする。
つぎに流量調整弁23Aを中間開度だけ開いて熱交換器
18Aや室内空調機50Aの配管内に冷媒配管R3から
冷媒を導くと、熱交換器18Aの圧力が上昇する。ここ
で空調機制御部31は圧力センサ16Aと11Aより流
量調整弁23A前後の圧力を検出し、差圧を演算する。
そして予め定められた値以下になるまでこの状態を保持
する。換言すれば、流量調整弁23Aが中間開度に抑さ
えられる結果流れが制限され、熱交換器18A内の圧力
と高圧ガス管である冷媒配管R3の圧力が所定の圧力差
以上に保持され、徐々に均圧方向へ向かい自然に圧力差
が小さくなるまでこの状態が続く。
【0030】つぎに、差圧が定められた値以下になれ
ば、流量調整弁23Aを全開にする。さらに、予め定め
られた時間だけ流量調整弁14Aをほぼ全開まで開く。
このとき、熱交換器18A内や膨張弁15A前後に溜ま
ったフラッシュガスを冷媒配管R1へ逃がすことができ
る。つぎに、流量調整弁14Aを閉じ方向に駆動し、そ
の後流量調整弁14Aは室内空調機50Aの給気温度に
より制御され、室内空調機50Aは暖房運転を始める。
このときの冷媒の流れは図4の室内空調機50Aのよう
に流れる。
【0031】つぎに室内空調機が暖房運転から冷房運転
に変更される場合の作動について説明する。まず室内空
調機50Aが暖房運転されているときは、図4の室内空
調機50Aに矢示で示すように冷媒が流れている。ここ
で室内空調機50Aが冷房運転に切り換わるべき条件に
なると、空調機制御部31はまず流量調整弁14A、2
3Aを全閉にする。つぎに流量調整弁13Aを中間開度
だけ開いて熱交換器18Aや室内空調機50A内の配管
の冷媒を冷媒配管R2へ逃がすと、熱交換器18A内の
圧力が下降する。ここで空調機制御部31は圧力センサ
16Aと11Bより流量調整弁13A前後の圧力を検出
し、差圧を演算する。そして予め定められた値以下にな
るまでこの状態を保持する。換言すれば、流量調整弁1
3Aが中間開度に抑さえられる結果流れが制限され、熱
交換器18A内の圧力と低圧ガス管である冷媒配管R2
の圧力が所定の圧力差以上に保持され、徐々に均圧方向
へ向かい自然に圧力差が小さくなるまでこの状態が続
く。
【0032】つぎに、差圧が定められた値以下になれ
ば、流量調整弁13Aを全開にする。さらに、予め定め
られた時間だけ流量調整弁14Aを全開、および膨張弁
15Aをほぼ全開にする。この時、膨張弁15Aと流量
調整弁14Aの間に溜まったフラッシュガスを熱交換器
18Aへ逃がすことができる。つぎに、膨張弁15Aと
流量調整弁14Aを閉じ方向に駆動し、その後膨張弁1
5Aは熱交換器18Aの過熱度により制御され、流量調
整弁14Aは室内空調機50Aの給気温度により制御さ
れて、室内空調機は冷房運転を始める。このときの冷媒
の流れは図3の室内空調機50Aのように流れる。
【0033】つぎに外調機30の熱交換器6が蒸発モー
ドから凝縮モードに変更される場合の作動について説明
する。まず外調機30の熱交換器6が蒸発モードで運転
されているときは、図4の外調機30に矢示で示すよう
に冷媒が流れている。ここで外調機30の熱交換器6が
凝縮モードに切り換わるべき条件になると、空調機制御
部31はまず流量調整弁25、5Aを全閉にする。ま
た、膨張弁7を全開にする。つぎに流量調整弁5Bを中
間開度だけ開くと、熱交換器6内に冷媒配管R3から冷
媒が導かれ熱交換器6内の圧力が上昇する。ここで空調
機制御部31は圧力センサ8と11Aより流量調整弁5
B前後の圧力を検出し、差圧を演算する。そして予め定
められた値以下になるまでこの状態を保持する。換言す
れば、流量調整弁5Bが中間開度に抑さえられる結果流
れが制限され、熱交換器6内の圧力と高圧ガス管である
冷媒配管R3の圧力が所定の圧力差以上に保持され、徐
々に均圧方向へ向かい自然に圧力差が小さくなるまでこ
の状態が続く。
【0034】つぎに、差圧が定められた値以下になれ
ば、流量調整弁5Bを全開にする。さらに、予め定めら
れた時間だけ流量調整弁25をほぼ全開まで開く。この
とき、熱交換器6内や膨張弁7前後に溜まったフラッシ
ュガスを冷媒配管R1へ逃がすことができる。つぎに、
流量調整弁25が閉じ方向に駆動された後、室内空調機
50A、50Bの負荷により制御され、外調機30の熱
交換器6は凝縮モードで運転を始める。このときの冷媒
の流れは図3の外調機30のように流れる。
【0035】つぎに外調機30の熱交換器6が凝縮モー
ドから蒸発モードに変更される場合の作動について説明
する。まず外調機30の熱交換器6が凝縮モードで運転
されているときは、図3の外調機30に矢示で示すよう
に冷媒が流れている。ここで外調機30の熱交換器6が
蒸発モードに切り換わるべき条件になると、空調機制御
部31はまず流量調整弁25、5Bを全閉にする。つぎ
に流量調整弁5Aを中間開度だけ開くと、熱交換器6内
の冷媒が冷媒配管R2へ逃げ圧力が下降する。ここで、
空調機制御部31は圧力センサ8と11Bより流量調整
弁5A前後の圧力を検出し、差圧を演算する。そして予
め定められた値以下になるまでこの状態を保持する。換
言すれば、流量調整弁5Aが中間開度に抑さえられる結
果流れが制限され、熱交換器6内の圧力と低圧ガス管で
ある冷媒配管R2の圧力が所定の圧力差以上に保持さ
れ、徐々に均圧方向へ向かい自然に圧力差が小さくなる
までこの状態が続く。
【0036】つぎに、差圧が定められた値以下になれば
流量調整弁5Aを全開にする。さらに、予め定められた
時間だけ流量調整弁25を全開、および膨張弁7を全開
にする。この時、膨張弁7と流量調整弁25の間に溜ま
ったフラッシュガスを熱交換器6へ逃がすことができ
る。つぎに、膨張弁7と流量調整弁25を閉じ方向に駆
動し、その後膨張弁7は熱交換器6の過熱度により制御
され、流量調整弁25は室内空調機50A、50Bの負
荷により制御されて、外調機30の熱交換器6は蒸発モ
ードで運転を始める。
【0037】上述した空調機制御部31における室内空
調機および外調機のモード変更時における制御の流れが
図5、図6、および図7、図8に簡潔に示される。図5
は室内空調機における冷房運転から暖房運転への変更時
の流れを示す。まずステップ100で通常の冷房運転が
行なわれており、つぎのステップ101で室内空調機を
暖房運転に変更すべきかどうかのモード判断が行なわれ
る。ここで冷房運転が継続されるべき場合にはステップ
100に戻る。また、暖房運転に変更されるべき場合
は、ステップ102へ進む。
【0038】ステップ102ではまず流量調整弁14
A、13Aを全閉にし、膨張弁15Aを全開にし、また
流量調整弁23Aを中間開度だけ開いて熱交換器18A
内の圧力を昇圧させる。つぎのステップ103では、圧
力センサ16A、11Aよりそれぞれの圧力を検出し、
ステップ104でその差圧を予め設定された所定値と比
較して、差圧が所定値より小さくなるのを待ってステッ
プ105へ進む。
【0039】ステップ105では、流量調整弁23Aを
全開にし、流量調整弁14Aをほぼ全開にする。そし
て、ステップ106でステップ105の状態が所定時間
保持されたことを確認した後、ステップ107へ進む。
ステップ107では流量調整弁14Aの開度を閉方向に
制御駆動して、ステップ108の暖房運転の制御に移
る。
【0040】次に、図6は室内空調機における暖房運転
から冷房運転への変更時の流れを示す。まずステップ1
10で通常の暖房運転が行なわれており、つぎのステッ
プ111で室内空調機を冷房運転に変更すべきかどうか
のモード判断が行なわれる。ここで暖房運転が継続され
るべき場合にはステップ110に戻る。また、冷房運転
に変更されるべき場合には、ステップ112へ進む。ス
テップ112ではまず流量調整弁14A、23Aを全閉
にし、膨張弁15Aを全開にし、流量調整弁13Aを中
間開度だけ開いて熱交換器18A内の圧力を減圧させ
る。
【0041】つぎのステップ113では、圧力センサ1
6A、11Bよりそれぞれの圧力を検出し、ステップ1
14でその差圧を予め設定された所定値と比較して、差
圧が所定値より小さくなるのを待ってステップ115へ
進む。ステップ115では、流量調整弁13Aを全開に
し、流量調整弁14Aと膨張弁15Aをほぼ全開にす
る。そして、ステップ116でステップ115の状態が
所定時間保持されたことを確認した後、ステップ117
へ進む。ステップ117では流量調整弁14Aと膨張弁
15Aの開度を閉方向に制御駆動して、ステップ118
の冷房運転の制御に移る。
【0042】上記図5、図6に示された室内空調機にお
ける暖房運転と冷房運転の相互間の切り替え制御は空気
調和装置の運転中継続的に実行され、図5におけるステ
ップ108は図6におけるステップ110となり、図6
におけるステップ118は図5におけるステップ100
となる。
【0043】図7は外調機における凝縮モードから蒸発
モードへの変更時の流れを示す。まずステップ200で
通常の凝縮モードの運転が行なわれており、つぎのステ
ップ201で外調機を蒸発モードに変更すべきかどうか
のモード判断が行なわれる。ここで、凝縮モード運転が
継続されるべき場合にはステップ200に戻る。また、
蒸発モード運転に変更されるべき場合には、ステップ2
02へ進む。ステップ202では、まず流量調整弁2
5、5Bを全閉にし、膨張弁7を全開にし、流量調整弁
5Aを中間開度だけ開いて熱交換器6内の圧力を減圧さ
せる。
【0044】つぎのステップ203では、圧力センサ
8、11Bよりそれぞれの圧力を検出し、ステップ20
4でその差圧を予め設定された所定値と比較して、差圧
が所定値より小さくなるのを待ってステップ205へ進
む。ステップ205では流量調整弁5Bを全開にし、流
量調整弁25と膨張弁7をほぼ全開にする。そして、ス
テップ206でステップ205の状態が所定時間保持さ
れたことを確認した後、ステップ207へ進む。ステッ
プ207では流量調整弁25と膨張弁7の開度を閉方向
に制御して、ステップ208の蒸発モード運転に移る。
【0045】次に、図8は外調機における蒸発モードか
ら凝縮モードへの変更時の流れを示す。まずステップ2
10で通常の蒸発モードの運転が行なわれており、つぎ
のステップ211で外調機を凝縮モードに変更すべきか
どうかのモード判断が行なわれる。ここで、蒸発モード
運転が継続されるべき場合にはステップ210に戻る。
また、凝縮モード運転に変更されるべき場合には、ステ
ップ212へ進む。ステップ212では、まず流量調整
弁25、5Aを全閉にし、膨張弁7を全開にし、流量調
整弁5Bを中間開度だけ開いて熱交換器6内の圧力を昇
圧させる。
【0046】つぎのステップ213では、圧力センサ
8、11Aよりそれぞれの圧力を検出し、ステップ21
4でその差圧を予め設定された所定値と比較して、差圧
が所定値より小さくなるのを待ってステップ215へ進
む。ステップ215では、流量調整弁5Bを全開にし、
流量調整弁25をほぼ全開にする。そして、ステップ2
16でステップ215の状態が所定時間保持されたこと
を確認した後、ステップ217へ進む。ステップ217
では流量調整弁25を閉方向に制御駆動して、ステップ
218の凝縮モード運転に移る。
【0047】上記図7、図8に示された外調機における
凝縮モードと蒸発モードの運転相互間の切り換え制御は
空気調和装置の運転中継続的に実行され、図7における
ステップ208は図8におけるステップ210となり、
図8におけるステップ218は図7におけるステップ2
00となる。
【0048】本実施例は以上のように構成され、外調機
と複数の室内空調機が並列に接続され、外調機と各室内
空調機の熱交換器のガス管を高圧ガス管または低圧ガス
管との間をそれぞれ流量調整弁で接続した空気調和装置
において、外調機の凝縮モードと蒸発モードの運転相互
間、室内空調機の冷房運転と暖房運転の相互間の切り替
えに際して、まず流量調整弁を中間開度だけ開き熱交換
器内の冷媒圧力を減圧または昇圧し、熱交換器内の冷媒
圧力を高圧ガス管または低圧ガス管との圧力差を所定値
以下にしたあと流量調整弁を全開するようにした。これ
により、冷凍サイクルの運転状況に応じて最小時間で切
り換えができる。
【0049】また切り換え時の流量調整弁前後の圧力差
が緩和され、冷媒が急激に流れることがないため、異音
の発生もない。さらに、膨張弁と冷媒流量制御用の流量
調整弁を所定時間だけ開くことにより両弁間に溜まった
フラッシュガスを除去するようにしているので、流量調
整弁や膨張弁の制御性を損なうことがなく、切り替え後
の立ち上がり特性が向上する。
【0050】図9は本発明の第2の実施例を示す。この
実施例は、上述の第1の実施例の冷媒回路に対して、外
調機内の流量調整弁5A、5B、そして分岐ユニット内
の流量調整弁13A、13B、23A、23Bのかわり
に、それぞれ主電磁弁で切り換えができるようにすると
ともに、さらに開閉可能の副電磁弁と減圧用のキャピラ
リを直列に接続したバイパス回路を各主電磁弁に並列に
接続したものである。
【0051】すなわち、分岐ユニット40’内には主電
磁弁63A、63B、66A、66Bが備えられ、主電
磁弁63A、63Bはそれぞれ室内空調機50A、50
Bを冷媒配管R2に連通可能とし、主電磁弁66A、6
6Bはそれぞれ室内空調機50A、50Bを冷媒配管R
3に連通可能とする。また、主電磁弁63A、63B、
66A、66Bにはそれぞれ並列にバイパス回路が接続
され、バイパス回路には減圧用のキャピラリ65A、6
5B、68A、68Bと副電磁弁64A、64B、67
A、67Bがそれぞれ直列に設けられている。
【0052】外調機30’でも、熱交換器6のガス管側
の冷媒配管を主電磁弁60Aを介して冷媒配管R2と接
続し、主電磁弁60Bを介して冷媒配管R3に接続して
いる。また、上記主電磁弁60A、60Bにはそれぞれ
バイパス回路が接続され、バイパス回路には減圧用のキ
ャピラリ62A、62Bと副電磁弁61A、61Bがそ
れぞれ直列に設けられている。その他の構成は第1の実
施例と同じである。また各運転モードにおける冷媒の流
れも第1の実施例と同じである。
【0053】そして、運転モードの変更にあたっては、
新たに接続すべき配管側について、まず主電磁弁が閉じ
られた状態で、バイパス回路の副電磁弁を開く。これに
より、冷媒はキャピラリにより制限され減圧されて導通
される。その前後の圧力差が所定値以下になると主電磁
弁が開かれるとともに副電磁弁が閉じられる。
【0054】この実施例では、主電磁弁60A、60B
およびこれらにそれぞれ付設されたキャピラリ62A、
62Bと副電磁弁61A、61Bを備えるバイパス回路
が発明の第1の接続手段を構成し、主電磁弁63A、6
3B、66A、66Bおよびこれらにそれぞれ付設され
たキャピラリ65A、65B、68A、68Bと副電磁
弁64A、64B、67A、67Bを備えるバイパス回
路が第2の接続手段を構成している。
【0055】この実施例では、室内空調機あるいは外調
機の熱交換器が運転モードの切り換えに際して、第1の
実施例で流量調整弁を中間開度に開くべきとき、これに
代えてバイパス回路を通じさせることにより、そのキャ
ピラリの減圧効果により徐々に連通するので同様の機能
を得ることができる。またその後のフラッシュガスの除
去については第1の実施例と同じである。この実施例に
よれば、第1の実施例と同じ効果を発揮するとともに、
特殊な流量調整弁を使用しないでも安価に販売されてい
る汎用部品により構成することができ、公知の冷媒回路
であるので設計も容易であるという利点がある。
【0056】なお、上記各実施例では室内空調機が2台
接続されたものを示したが、室内空調機の台数はこれに
限定されることなく、3台以上でも同様に実施可能であ
り、また第1の実施例と第2の実施例を組み合わせて実
施してもよい。さらに、分岐ユニットについても必ず設
置する必要はなく、分岐ユニットを廃止して第2の接続
手段としての流量調整弁、あるいは電磁弁とバイパス回
路を各室内空調機に設置することもできる。
【0057】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、外調機と複数
の室内空調機が並列に接続された空気調和装置におい
て、外調機と各室内空調機の熱交換器のガス管と高圧ガ
ス管または低圧ガス管との間をそれぞれ流量調整可能な
第1、第2の接続手段で接続したので、外調機または室
内空調機の熱交換器が運転モードを変更するに際して、
接続切り換え時の冷媒の流量を制限することにより、熱
交換器内の冷媒圧力が減圧または昇圧されて、異音の発
生が防止される。
【0058】またとくに、接続手段の前後の圧力差が予
め定められた値以下になったとき全開連通させることに
より、切り換えに要する時間が必要最小限で新たなモー
ドでの運転が開始されるという効果が得られる。したが
ってまた装置を一端停止することなく負荷の変化に迅速
に対応して運転継続できて、冷房から暖房まで任意の温
度で給気の可能な空気調和装置が提供でき、モード変更
を要しない室内空調機に影響を及ぼすこともない。
【0059】さらに、外調機や室内空調機の流量調整弁
を新たなモードの運転開始にあたって所定時間だけ所定
開度まで開くことにより、膨張弁と流量調整弁の間など
膨張弁近傍に溜まったフラッシュガスを除去するので、
膨張弁や流量調整弁の制御性を損なうことなく新しい運
転モードの立ち上がり特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の冷媒回路を示す図であ
る。
【図2】実施例における室内空調機および外調機の制御
装置を示すブロック図である。
【図3】全冷房運転時の冷媒の流れを示す図である。
【図4】全暖房運転時の冷媒の流れを示す図である。
【図5】室内空調機における冷房運転から暖房運転への
変更時の制御の流れを示すフローチャートである。
【図6】室内空調機における暖房運転から冷房運転への
変更時の制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】外調機における凝縮モードから蒸発モードへの
変更時の制御の流れを示すフローチャートである。
【図8】外調機における蒸発モードから凝縮モードへの
変更時の制御の流れを示すフローチャートである。
【図9】第2の実施例の冷媒回路を示す図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 3 アキュムレータ 5A、5B 流量調整弁 6 熱交換器 7 膨張弁 8、11A、11B 圧力センサ 13A、13B、23A、23B 流量調整弁 14A、14B 流量調整弁 15A、15B 膨張弁 16A、16B 圧力センサ 18A、18B 熱交換器 21、24A、24B 送風機 25 流量調整弁 27 液タンク 30、30’ 外調機 31 空調機制御部 32 インバータ回路 34、48、39A、39B、41A、41B 駆
動制御部 37 圧力変換器 40、40’ 分岐ユニット 43A、43B 圧力変換器 50A、50B 室内空調機 60A、60B、63A、63B、66A、66B
主電磁弁 62A、62B、65A、65B、68A、68B
キャピラリ 61A、61B、64A、64B、67A、67B
副電磁弁 R1、R2、R3 冷媒配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 康洋 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内 (72)発明者 新町 拓正 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内 (72)発明者 吉本 周平 神奈川県相模原市南橋本3丁目2番25号 東プレ株式会社相模原事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器、該熱交換器に付設された膨張
    弁、該膨張弁と直列に設けられた流量調整弁を備える外
    調機と、それぞれ熱交換器、該熱交換器に付設された膨
    張弁、該膨張弁と直列に設けられた流量調整弁を備え、
    冷凍サイクルの液管と高圧ガス管と低圧ガス管を形成す
    る冷媒配管により前記外調機に並列に接続された複数の
    室内空調機とからなり、それぞれの室内空調機が個別に
    冷房運転または暖房運転に選択的に制御される空気調和
    装置において、前記外調機の熱交換器に接続されたガス
    管と前記高圧ガス管または低圧ガス管との間を流量調整
    可能な第1の接続手段で接続し、前記室内空調機の熱交
    換器に接続されたガス管と前記高圧ガス管または低圧ガ
    ス管との間を流量調整可能な第2の接続手段で接続した
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の接続手段は、外調機の熱交換
    器が蒸発モードから凝縮モードに変更になるとき該外調
    機の熱交換器内の圧力と前記高圧ガス管の圧力が所定の
    圧力差以上に保持されるよう制限しながら高圧ガス管か
    ら冷媒を導通させ、外調機の熱交換器が凝縮モードから
    蒸発モードに変更になるとき該外調機の熱交換器内の圧
    力と前記低圧ガス管の圧力が所定の圧力差以上に保持さ
    れるよう制限しながら低圧ガス管に冷媒を導通させ、そ
    れぞれ圧力差が所定値より小さくなったとき全開連通す
    るように構成され、前記第2の接続手段は、室内空調機
    の熱交換器が暖房運転から冷房運転に変更になるとき該
    室内空調機の熱交換器内の圧力と前記低圧ガス管の圧力
    が所定の圧力差以上に保持されるよう制限しながら低圧
    ガス管に冷媒を導通させ、室内空調機の熱交換器が冷房
    運転から暖房運転に変更になるとき該室内空調機の熱交
    換器内の圧力と前記高圧ガス管の圧力が所定の圧力差以
    上に保持されるよう制限しながら高圧ガス管から冷媒を
    導通させ、それぞれ圧力差が所定値より小さくなったと
    き全開連通するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記外調機の流量調整弁は、前記蒸発モ
    ードから凝縮モードへの変更または凝縮モードから蒸発
    モードへの変更に際して閉じられ、前記第1の接続手段
    による制限された導通のあと所定時間だけ所定開度まで
    開かれて外調機の膨張弁近傍のガス状冷媒を除去するこ
    とを特徴とする請求項2記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記室内空調機の流量調整弁は、前記暖
    房運転から冷房運転への変更または冷房運転から暖房運
    転への変更に際して閉じられ、前記第2の接続手段によ
    る制限された導通のあと所定時間だけ所定開度まで開か
    れて室内空調機の膨張弁近傍のガス状冷媒を除去するこ
    とを特徴とする請求項2記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の接続手段または第2の接続手
    段が、その開度を制御される電子式流量調整弁で構成さ
    れることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
    空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の接続手段または第2の接続手
    段が、主電磁弁と、副電磁弁およびキャピラリを直列に
    接続し前記主電磁弁に並列に接続されたバイパス回路で
    構成され、前記主電磁弁を閉じバイパス回路を開くこと
    により前記制限された導通を行ない、その後主電磁弁に
    よる接続に移行するものであることを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006177658A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Lg Electronics Inc 空気調和機
JP2013170718A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Fujitsu General Ltd 空気調和装置
CN108344128A (zh) * 2018-02-11 2018-07-31 四川虹美智能科技有限公司 多联机空调系统及其室外机模块的加载方法、管理装置

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