JPH09269230A - 光干渉角速度計 - Google Patents

光干渉角速度計

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JPH09269230A
JPH09269230A JP7850496A JP7850496A JPH09269230A JP H09269230 A JPH09269230 A JP H09269230A JP 7850496 A JP7850496 A JP 7850496A JP 7850496 A JP7850496 A JP 7850496A JP H09269230 A JPH09269230 A JP H09269230A
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signal
scale factor
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Kenichi Okada
健一 岡田
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スケールファクタが安定に維持される光干渉
角速度を提供する。 【解決手段】 少なくとも一周する光学路に右回り光と
左回り光を与え、これら両光に周期的に位相変調を施
し、その干渉光の強度を受光器で検出し、同期検波して
角度情報を得る光干渉角速度計において、位相変調度を
交番に変化させる位相変調度変調信号発生回路と、受光
器から得られる信号の中から位相変調度変調信号成分を
取り出すスケールファクタ補正信号検出手段と、このス
ケールファクタ補正信号検出手段で検出した信号が一定
値を維持する制御を行なう制御手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、少くとも一周す
る光学路に右回り光と左回り光を通し、その光学路に印
加される軸心まわりの角速度を、右回り光と左回り光と
の位相差により検出する光干渉角速度計に関し、特に温
度に対する入出力スケールファクタの安定性を改善する
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の光干渉角速度計の構成を
示す。光学路を構成する光ファイバコイル15の円周回
りに角速度Ωが印加されると、この角速度Ωによって周
知のようにいわゆるサニャック(Sognac)効果が
生じ両光間に位相差Δφs が生じる。
【0003】ところで受光器17からの光電変換信号
は、位相変調器16による位相変調を P(t)=Asin ωm t (1) A:位相変調信号の振幅 とすると受光器17からの出力Vp は、次式で表わされ
る。 Vp =(I/2)・ Kop・ Kpd[1+ cosΔφs {J0(x) +2Σn=1∞ (-1)n J2n (x) ・cos2n ωm t ′}− sinΔφs {2Σn=0∞ (-1) n J2n+1(x)・cos(2n+1) ω m t ′} (Σはn=0から∞まで) (2) ここで t′=t−(τ/2) Kop:光源からの出射光Iが光ファイバコイルを経て受
光器に至るまでの光学的損失 Kpd:光電変換係数や回路増幅度で決まる定数 Jn :第1種ベッセル関数 ωm :位相変調の角周波数(ωm =2πfm ) τ :光ファイバコイル中における光の伝搬時間 X=2Asin πfm τ (2)式から明らかなように光電変換信号Vp には、si
n Δφs に比例する項と、cos Δφs に比例する項が含
まれている。従って干渉光の強度を計測することにより
角速度ωを検知することができる。
【0004】通常光干渉角速度計の出力は、位相変調周
波数fm と同じ成分が同期検波によって取り出される。
この時の出力V1 は、次式で示される。 V1 =K1 ・J1(x)sin Δφs (3) ここでK1 =I/2・Kop・Kpd・KPSD1PSD1:同期検波回路やLPF(ローパスフィルタ)等
の利得 光干渉角速度計の出力V1 は、(3)式から明らかなよ
うにK1 ・J1 (x)は一定条件のもとでは、一定値を
示すが、この定数を構成する要素は、特開昭64−63
871号公報で述べている通り、光学的損失や位相変調
レベルなどが周囲温度で変化し、その結果光干渉角速度
計の入出力利得K1 ・J1 (x)、すなわちスケールフ
ァクタが変化する。このスケールファクタの変動の安定
化をはかるため従来よりさまざまなスケールファクタ安
定化技術が提案されている。
【0005】図2は、特開平5−312581号公報で
提案した光干渉角速度計の構成を示す。出力端子22に
出力されるジャイロ出力V3 は、位相変調周波数の第3
高調波成分を同期検波し用いている。位相変調の動作点
は、第1種ベッセル関数のXの値が約4.2 (図3の
(c)参照)の位置に設定されている。
【0006】一方、スケールファクタの安定化は、図2
に示すように同期検波出力V2 の出力にV4 の出力を所
定の比率で加算回路32で加算し、その出力が一定とな
るよう光源11の光量Iや同期検波回路23、24の前
段に配置した自動利得制御回路49を制御し達成してい
る。特開昭64−63871号公報で述べられている別
の例では、ジャイロ出力V 0 は、位相変調周波数の1倍
波成分を同期検波して得られた出力V1 に3倍波成分を
同期検波して得られた出力V3 をKm 倍したものを加算
した信号を用いている。位相変調器の動作点は、2倍波
成分を同期検波して得られたV2 の値が第1種ベッセル
関数のXに対し極大値を示す位置であるX≒3.05
(図3(B))の位置に設定される。又、この位置でジ
ャイロ出力V0 がXに対し極大となるよう前記Km の値
を2.2に設定している。このようにしてジャイロ出力
0 となるsin Δφs 成分と、スケールファクタの安定
化のための信号として使用するcos Δφs 成分(V2
を前記Xの値すなわち位相変調レベルの変動に安定な信
号を得ている。一方スケールファクタの安定化は、前記
2 の値が一定となるように光源の光量又は同期検波回
路の前段に配置した自動利得制御回路を制御し達成する
ことが出来るが、特開昭64−63871号公報では、
入力角速度が入った時にも安定なスケールファクタを得
るために前記ジャイロ出力V0 と前記V2 とのそれぞれ
の2乗の和が一定となるように光源光量や電気回路の利
得を制御しスケールファクタの安定化を行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の光干渉角速度計
は、ジャイロのスケールファクタの安定性を改善するた
め位相変調器16の動作点をX=3.05、X=4.2
などの位置に設定されていた。このXの値は、X=2A
・sin πfm τと記述されているものでその大きさは、
位相変調周波数を一定周波数fm とすると位相変調信号
の振幅で決まってくる。位相変調器16は、通常円筒状
の電歪振動子に光ファイバコイル15の一端を巻きつ
け、この巻きつけた光ファイバを伸び縮みさせてそこを
通過する左右両光の位相を変調させる方式か又は例えば
ニオブ酸リチューム(LiNbO3 )にプロトン交換法
などによって光導波路を作製し、この導波路の周りに例
えばアルミニウムなどで電極を構成し、この電極に電圧
を印加することで、この光導波路を通過する左右両光の
位相を変調する方式が用いられている。
【0008】いずれの方式の場合でも、位相変調信号に
よってそこを通過する光の位相のみが変調されれば問題
ないが、実際にはいずれの方式でも、位相変調によって
そこを通過する光の強度や偏波面が変調を受け干渉光の
強度変調として現われてくる。この不要な強度変調成分
は、入力角速度に対応して変化する強度変化と見分けが
つかずジャイロ出力のバイアスエラーとなる。
【0009】このバイアスエラーは、位相変調信号のレ
ベルの大きさに対応して大きくなるものであるため出来
るだけ小さいレベルに抑えたい。上記X=3.05、X
=4.2より小さいポイントでかつXの値に対して安定
なジャイロ出力が得られる最小の所は、X=1.84の
位置である。この位置は、図3 (A)に示すように1次
成分(J1 (x))が極大を示し、Xの値すなわち位相
変調レベルの変化に対し安定な所である。1次成分は、
(3)式でも示したようにsin Δφs 成分であるので入
力角速度の小さい所で感度が良くジャイロ出力として使
用することができる。一方(A)点でスケールファクタ
の安定化をする場合、入力角速度が微小の時でも信号と
して十分な量が得られるcos Δφs成分の同期検波出力
2 が用いられる。この成分V2 は、位相変調周波数の
2倍波成分を同期検波して得られる信号(V2 =K2
2 (x)cos Δφs )である。
【0010】通常この条件の場合のスケールファクタの
安定化は、この同期検波出力V2 の値が一定となるよう
光源11の光量或いは同期検波回路の前段に配置した自
動利得制御回路49を制御し実施するのが一般的であっ
た。しかしながらこの方法は、図3に示す第1種ベッセ
ル関数の2次成分のJ2 (x)のカーブでもわかる通
り、X=1.84のポイントでは、Xの値すなわち位相
変調レベルの変動に対し最も変化の大きい範囲に入り、
同期検波出力V2 をスケールファクタ安定化のための信
号として用いることは、スケールファクタの高安定化を
ねらう光干渉角速度計にとって好ましいものでない。
【0011】この発明の目的は、位相変調によって引き
起こされる不要な強度変調の影響を最小に抑えてバイア
ス安定性の改善をはかり、かつスケールファクタ安定化
のための補正信号が位相変調レベルの変動に対し安定な
信号を発生させることによりスケールファクタを高安定
に保つようにした光干渉角速度計を提供しようとするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明では、少なくと
も一周する光学路と、この光学路に対して光源よりの光
を右回り光及び左回り光として入射する分岐手段と、光
学路を伝搬してきた右回り光及び左回り光を干渉させる
干渉手段と、分岐手段と光学路の一端との間にこれらと
縦続的に配置されて右回り光及び左回り光に位相変化を
与える位相変調手段と、干渉光の光強度を電気信号とし
て検出する受光器と、この受光器からの出力の中から、
位相変調手段の変調周波数成分を同期検波し角速度情報
を出力する同期検波回路とを有する光干渉角速度計にお
いて、位相変調手段によって与えられる位相変調度を交
番に変化させる位相変調度変調信号発生回路と、受光器
からの出力の内、位相変調度変調回路からの周波数成分
を出力するスケールファクタ補正信号発生手段と、その
スケールファクタ補正検出信号手段からの出力を利用し
て同期検波回路からの出力信号の入出力スケールファク
タが一定となるように制御する制御手段とを設けた構成
を提案するものである。
【0013】
【作用】この発明の構成によれば、位相変調による不要
な光強度変調によって引き起こされる、ジャイロ出力の
バイアスエラーを小さく抑えるために位相変調の動作点
を小さく抑えた光干渉角速度計において、位相変調度
(Jn (x)のXの値)を変調し、その結果発生するJ
0 (x)成分やJ2 (x)成分を取り出しこの出力が一
定となる様、光源光量や電気回路利得を制御する系を作
ることにより周囲温度によって変動する光学系の損失な
どの影響を抑え、光干渉角速度計の入出力スケールファ
クタを安定に保つことが出来る効果が得られる。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1は、この発明による光干渉角速度計のブロック
図である。受光器17からの出力信号Vp は、同期検波
回路39によって一次成分が同期検波され、次にLPF
(ローパスフィルタ)40で交流成分が濾波されて直流
成分の出力電圧V0 がジャイロ出力として出力端子41
に出力される。この時の出力電圧V0 は、(3)式で示
される。
【0015】次にスケールファクタ安定のための回路に
ついて説明する。この発明では位相変調度変調信号発生
回路53を設け、位相変調度変調信号V pmc を発生させ
る。この位相変調度変調信号Vpmc は位相変調信号P
(t)の周波数fm より充分低い周波数fS (fS ≪f
m )の信号VC4から生成され、 Vpmc (t)=Bsin ωs t で表わされる正弦波信号とされ、位相変調器駆動回路4
8に供給される。位相変調器駆動回路48では位相変調
周波数fm を持つ信号Vc3から生成する位相変調信号P
(t)の振幅Aを位相変調器変調信号Vpmc (t)によ
って振幅変調し、この振幅変調された位相変調信号P
(t)を位相変調器16に与える。
【0016】受光器17からの出力信号Vp は先ず同期
検波回路39で位相変調周波数fm成分を同期検波し、
その同期波出力をLPF40を通じて取出し、ジャイロ
出力V0 を出力端子41に出力する。これと共に、この
発明では位相変調度変調信号Vpmc を受光信号Vp の中
から取り出すためのスケールファクタ補正信号検出手段
54を設け、このスケールファクタ補正信号検出手段5
4から、位相変調度変調信号Vpmc をスケールファクタ
補正信号として取り出す。このスケールファクタ補正信
号検出手段54はこの例では直流成分除去回路50と、
周波数fS 以上の周波数の信号を阻止するLPF51
と、周波数fS の成分だけを同期検波して取出す同期検
波回路44とによって構成した場合を示す。
【0017】直流成分除去回路50及びLPF51によ
り位相変調度変調信号Vpmc より周波数が高い位相変調
周波数fm 成分及びその高調波成分をLPF51によっ
て除去し、更に直流成分を直流成分除去回路50によっ
て除去して周波数fS をもつ成分を取り出す。その結
果、同期検波回路44に入力される信号Vinは、 Vin= (I/2)・KA ・Kop・Kpd・KJ ・cos Δφs ・sin ωs t +(sin ωs tの高調波成分) (4) ここで、KA :直流成分除去回路50〜LPF51まで
の利得 KJ :X値の変調によって生じるJ0 (x)の振幅(K
J =B・KXJ・KVX) ωS (=2πfS ):位相変調度変調角周波数(X値の
変調角周波数) KXJ:X=1.84近辺におけるX値に対するJ
0 (x)の変化率 KVX:位相変調度変調信号に対するX値の利得 で表わされる。
【0018】(4)式は、(2)式で示されたJ
o (x)成分を表わしたもので、X値が定数であるなら
ばJo (x)成分は、直流であるため直流成分除去回路
50で除去され同期検波回路44に入力信号として現わ
れてこない。これに対しこの発明では、位相変調器駆動
回路48によって発生される位相変調信号P(t)の振
幅Aを位相変調度変調信号発生回路52によって発生さ
れる位相変調度変調信号Vpmc (t)(=Bsin ω
s t)によって変調させているため(4)式に示す通り
o (x)成分が周波数fS をキャリアとする信号とし
て現われてくる。
【0019】図5は、位相変調レベルを正弦波で変調さ
せたことによってX値が図5のように正弦波で変化し、
その結果において(2)式で示したJo (x)成分の一
部を交流的に取り出すことができるようになる。図4に
おいて曲線は、J0 (x)のXに対する変化率を表わ
し、その式を以下に示す。
【0020】 Jo (x) のXに対する変化率 ={J0 (xm )−J0 (xm-1 )}/(Xm −Xm-1 ) (5) (m:整数) このJo (x)のXに対する変化率は、当該位相変調器
の動作点X=1.84で最大値を示し、且つ一定値を示
すようになり、位相変調レベルの変動に対し安定な信号
を得ることができる。(4)式で示した信号Vinは、同
期検波回路44において位相変調度変調信号Vpmc と同
じ周波数fS である参照信号VCZにより同期検波されL
PF52で交流成分が除去される。この時の出力V
S は、次式で表わされる。
【0021】 Vs =(I/2)・KA ・Kop・Kpd・KJ ・KPSD2・cos Δφs (6) ここで、KPSD2:同期検波回路44〜LPF52までの
利得 この信号VS は、基準電圧発生回路46からの基準電圧
R と差動演算器45によって差動演算され、その差分
e が例えば積分器により構成される電気フィルタ47
に入力される。電気フィルタ47からの出力は、光源駆
動回路37に供給され、差分Ve が零となるように光源
11の光量Iが制御される。ここでは、信号VS が一定
となるように光源11の光量Iを制御したが、受光器1
7の後段に配置した自動利得制御回路49の利得を電気
フィルタ47の出力で制御することによっても同様の結
果を得ることができる。この結果(b)式で示した信号
Sは、一定値を取ることになる。
【0022】ここで微小入力角速度域では、cos Δφs
=1であり、又KA 、Kpd、Kpsd2は、電気部品で決定
されるものであり適切に選定すれば定数と見なすことが
できる。一方KJ は、X=1.84近辺でのJo (x)
成分の利得を示すものであるが位相変調度変調信号V
pmc の振幅Bを安定に保てば、先にも述べたようにJo
(x)のXに対する変化率が安定な位置を利用している
ため定数と見なすことができる。
【0023】(6)式に示したVS の構成要素の中でK
opは、光学損失を示すもので周囲温度で大きく変化する
が、光源11の光量Iを制御することによって光量Iと
光学損失Kopの積I・Kopは一定となる。一方、ジャイ
ロ出力V0 は、(3)式と等価であることを述べた。
(3)式においてKpd、KPSD1は、同様に定数と見なす
ことができる。J1 (x)は、位相変調の動作点をX=
1.84にもってきているので図4の(A)点に示すよ
うにXの変動に対し安定である。よってJ1 (x)は、
定数と見なすことができる。I・Kopは信号VS の値を
一定に保つスケールファクタ安定化制御のため一定とな
り、ジャイロ出口V0 のスケールファクタを安定に保つ
ことができるようになる。
【0024】図1では、直流成分除去回路50、LPF
51、LPF52等を配置したがこれらの回路は無くて
も同様の結果が得られる。又、スケールファクタ補正用
の信号VS を発生させるため同期検波回路44を用いた
が、位相変調度変調周波数f S を中心周波数とするBP
F(バンドパスフィルタ)を用い、光変換信号Vp の中
からsin ωs t成分を取り出しその出力を整流すること
によっても信号VS と等価の信号を取り出すことができ
る。
【0025】いままでは、X=1.84の動作点につい
て説明したが、図4に示すように(B)点、(C)点で
もJ0 (x)のXに対する変化率が最小になるところで
かつその時にジャイロ出力V0 として利用できる一次成
分(J1 (x)が含まれるsin Δφs 成分)が絶対値と
して極大を示し、同じ技術が利用できることは、容易に
推察できよう。
【0026】また別の実施例としてJ2 (x)のXに対
する変化率がX=1.84にピッタリという訳にはいか
ないがかなり近い位置に安定となる所があり、同様にJ
2 (x)の信号もスケールファクタ安定制御用の補正信
号として使用することができる。この場合には、受光器
17からの出力信号Vp を位相変調周波数fm の2倍波
で同期検波し、同期検波出力V2 を得る。この同期検波
出力V2 は、J2 (x)のXが周波数fS で変調される
ことにより周波数fS 成分を持つようになる。この同期
検波出力V2 を周波数fS とする参照信号によってさら
に同期検波することによってJ2 (x)のXの変調によ
り変化する量を直流化することができるようになる。
【0027】この直流信号が一定となる様前記と同様に
光源の光量Iや電気回路の利得を制御することでスケー
ルファクタの安定化をはかることができる。同期検波出
力V 2 から周波数fS 成分を取り出すのに前記と同様に
BPFと整流回路により実施することも可能である。同
期検波出力V2 をスケールファクタ安定化のための補正
信号に使用する方法は、J2 (x)のXに対する変化率
がX=1.84より少しずれていることで先に述べたJ
0 (x)成分を使用する方法に比べスケールファクタ安
定化の精度は落ちる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、位相変
調による不要な光強度変調によって引き起こされるジャ
イロ出力のバイアスエラーを小さく抑えるために位相変
調の動作点を小さく抑えた光干渉角速度計において、位
相変調度(Jn (x)のXの値)を変調し、その結果発
生するJ0 (x)成分やJ2 (x)成分を取り出しこの
出力が一定となる様、光源光量や電気回路利得を制御す
る系を作ることにより周囲温度によって変動する光学系
の損失などの影響を抑え、光干渉角速度計の入出力スケ
ールファクタを安定に保つことが出来る効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのブロック
図。
【図2】従来の技術を説明するためのブロック図。
【図3】図2の動作を説明するためのグラフ。
【図4】図2の動作を説明するためのグラフ。
【図5】図2の動作を説明するためのグラフ。
【符号の説明】
11 光源 12 光カプラ 13 偏光子 14 光カプラ 15 光ファイバコイル 16 位相変調器 17 受光器 37 光源駆動回路 39 同期検波回路 40 LPF 41 出力端子 42 第1クロック発生回路 43 第2クロック発生回路 44 同期検波回路 45 差動演算器 46 基準電圧発生回路 47 電気フィルタ 48 位相変調器駆動回路 50 直流成分除去回路 51,52 LPF 53 位相変調度変調信号発生回路 54 スケールファクタ補正信号検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一周する光学路と、この光学
    路に対して光源よりの光を右回り光及び左回り光として
    入射する分岐手段と、上記光学路を伝搬してきた右回り
    光と左回り光を干渉させる干渉手段と、上記分岐手段と
    上記光学路の一端との間にこれらと縦続的に配置されて
    右回り光及び左回り光に位相変化を与える位相変調手段
    と、上記干渉光の光強度を電気信号として検出する受光
    器と、この受光器からの出力の中の上記位相変調手段の
    変調周波数成分を同期検波し角速度情報を出力する同期
    検波回路とを有する光干渉角速度計において、 上記位相変調手段によって与えられる位相変調度を交番
    に変化させる位相変調度変調信号発生回路と、上記受光
    器からの出力の中の上記位相変調度変調回路からの周波
    数成分を出力するスケールファクタ補正信号検出手段
    と、そのスケールファクタ補正信号検出手段からの出力
    を利用して上記同期検波回路からの出力信号の入出力ス
    ケールファクタが一定となるように制御する制御手段
    と、 を有することを特徴とする光干渉角速度計。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記スケールファクタ
    補正信号発生手段からの出力と基準電圧発生回路からの
    基準電圧と引き算する減算手段と、その減算手段からの
    出力によって上記光源の光量を制御する光源駆動回路か
    らなることを特徴とする請求項1記載の光干渉角速度
    計。
  3. 【請求項3】 上記光源駆動回路の代りに上記減算手段
    からの出力によって上記受光器又はそれ以降の回路利得
    を制御する自動利得制御回路が用いられることを特徴と
    する請求項1記載の光干渉角速度計。
  4. 【請求項4】 上記スケールファクタ補正信号検出手段
    は、上記受光器からの出力に含まれている上記位相変調
    手段により生じた信号成分の内、第1種ベッセン関数の
    0次成分(J0 (x))を選択的に取り出すものである
    請求項1、2、3の何れかに記載の光干渉角速度計。
  5. 【請求項5】 上記スケールファクタ補正信号検出手段
    は、上記受光器からの出力に含まれている上記位相変調
    手段により生じた信号成分の内、第1種ベッセル関数の
    2次成分(J2 (x))を選択的に取り出すものである
    請求項1、2、3の何れかに記載の光干渉角速度計。
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JP7850496A Withdrawn JPH09269230A (ja) 1996-04-01 1996-04-01 光干渉角速度計

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JP (1) JPH09269230A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010139504A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Northrop Grumman Guidance & Electronics Co Inc 光ファイバジャイロスコープの決定論的制御ループの自動利得制御

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JP2010139504A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Northrop Grumman Guidance & Electronics Co Inc 光ファイバジャイロスコープの決定論的制御ループの自動利得制御

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