JPH09269621A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09269621A
JPH09269621A JP8076643A JP7664396A JPH09269621A JP H09269621 A JPH09269621 A JP H09269621A JP 8076643 A JP8076643 A JP 8076643A JP 7664396 A JP7664396 A JP 7664396A JP H09269621 A JPH09269621 A JP H09269621A
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節夫 高田
Koichi Adachi
耕一 足立
Minoru Koyada
実 古谷田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電吸着ローラによる記録媒体の帯電効率を
向上し、トップマージン不良等の発生を確実に防止し、
高温多湿時における転写効率低下を防止する。 【解決手段】 感光ドラム3の表面を帯電し、露光によ
り静電潜像を形成し、その静電潜像を可視像化する印刷
ステーション21 〜24 を無端帯状の半導電性材料から
なる用紙搬送ベルト1上に配置し、用紙搬送ベルトの表
側面に載せて搬送された記録用紙に印刷ステーションに
より可視像化したトナー画像を転写する画像形成装置に
おいて、用紙搬送ベルトの裏側面から当接し、記録用紙
の搬送時に用紙搬送ベルトを介してその記録用紙へ静電
吸着電荷を供給し、その記録用紙を用紙搬送ベルトの表
側面上に静電吸着させる静電吸着ローラ32と、この静
電吸着ローラに対向配置した対向ローラと、この対向ロ
ーラ34へ一定のバイアスをかけて記録媒体の静電量を
抑制するツェナダイオード35を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ等の画像形成装置に関し、特にベルト状の搬送手
段を用いて転写紙を搬送する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置として例えばカラ
ーレーザプリンタにおいては、装置本体内部に張設した
無端帯状の用紙搬送ベルトにイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4個の印刷ス
テーションを連続して配置して構成される。各印刷ステ
ーションは、それぞれ電子写真プロセス機構を備え、用
紙搬送ベルトで搬送された用紙に各印刷ステーションで
印刷を行うことにより、それぞれの色を重ね合せてカラ
ー画像の形成を行うようになっている。
【0003】このようなカラーレーザプリンタにおいて
は、記録用紙を用紙搬送ベルト上に載せて搬送するた
め、用紙搬送ベルト上への用紙吸入の際に記録用紙が位
置ずれして、トップマージン不良、用紙先端転写抜け、
斜行、ピッチズレ等の不具合が生じることがある。これ
を解消するため、従来、用紙搬送ベルトの用紙吸入側に
記録用紙を用紙搬送ベルト上に静電吸着する静電吸着装
置を設けていた。
【0004】このような静電吸着装置を設けたカラーレ
ーザプリンタを図4に示す。図中、101は用紙搬送ベ
ルト、102はイエロー(Y)の印刷ステーションであ
る。このイエロー(Y)の印刷ステーションは、感光ド
ラム103の周囲に帯電器104、露光装置105、現
像装置106、ドラムクリーナ107、除電ランプ10
8を対向配置している。上記現像装置106はイエロー
(Y)のカラートナーを収納し、下方に回転自在に設け
た現像ローラ106aにより感光ドラム103にトナー
を供給するようになっている。また、感光ドラム103
に対向位置に用紙搬送ベルト101を介して転写ローラ
109が配設されている。
【0005】上記用紙搬送ベルト101の用紙吸入側に
は、記録用紙を用紙搬送ベルト101上に導く搬送ロー
ラ110とレジストローラ111が配設されている。ま
た、用紙搬送ベルト101の用紙吸入位置には、静電吸
着装置112が設けられている。
【0006】この静電吸着装置112は、用紙搬送ベル
ト101の表側面(用紙搬送面)上に当接して設けら
れ、記録用紙へ静電吸着電荷を付与するための静電吸着
ローラ113を備える。この静電吸着ローラ113は、
この静電吸着ローラ113へ静電吸着電圧を供給する電
源114を介して接地している。静電吸着ローラ113
の対向位置にはテンションローラ115が用紙搬送ベル
ト101を介して設けられている。このテンションロー
ラ115は接地している。
【0007】このようなレーザプリンタにおいては、印
字を行う際、用紙搬送ベルト101の下方に配設された
図示しない用紙収納カセットから記録用紙がピックアッ
プされ、搬送ローラ110とレジストローラ111等に
より、用紙搬送ベルト101上へ案内される。この記録
用紙は、静電吸着ローラ113とテンションローラ11
5との間に挿入される。
【0008】この場合、その記録用紙の先端が用紙搬送
ベルト101上に突当たることになるが、静電吸着ロー
ラ113はローラ形状であるため、記録用紙は用紙搬送
ベルト101へ押しつけられ、用紙の浮上がりをも防止
できる。さらに、静電吸着ローラ113から記録用紙に
静電吸着電荷が付与されて、記録用紙は用紙搬送ベルト
101上に静電吸着される。これにより、用紙搬送ベル
トとの空隙が少なくなるため転写効率が向上し、しかも
記録用紙の位置ずれを防止できるためトップマージン不
良、用紙先端転写抜け、斜行、ピッチズレ等の不具合が
解消される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像形成装置における静電吸着ローラ113はローラ形
状であることから記録用紙との当接面積が少ないため、
帯電効率があまり良くない。特に、記録媒体が、高抵抗
値のものや、平滑性の悪いもの、静電容量の大きい厚い
記録用紙である場合は、非常に効率が悪い。
【0010】このような帯電効率を上げるためには、静
電吸着電圧を高くすることが考えられるが、電源が大型
化し、また過剰帯電は転写不良の原因ともなるため適当
ではない。また、記録用紙に静電吸着ローラ113を押
しつけてニップを生じさせて記録用紙との当接面積を増
加させることも考えられるが、記録用紙に静電吸着ロー
ラ113を押当てすぎると、静電吸着ローラ113の当
接部前後で記録用紙のまき上りが生じやすくなるため、
静電吸着ローラ113による帯電時に記録用紙との間に
空隙が生じ、却って帯電効率が悪くなってしまう。
【0011】また、静電吸着ローラ113は、半導電性
の用紙搬送ベルト101及び金属性のテンションローラ
115を介して接地されているため、高温多湿時に記録
用紙が吸湿すると、記録用紙内の電気抵抗値が低くな
り、ほぼ導電体のようになってしまう。このため、静電
吸着ローラ113にいくら電圧をかけても記録用紙、用
紙搬送ベルト101、及びテンションローラ115を介
してグランドへ静電吸着電荷が流れ出してしまう。この
ように、高温多湿時には記録用紙の吸着力が低下してし
まうという問題もあった。
【0012】さらに、転写ローラ109へ転写バイアス
が供給されている場合には、記録用紙が転写ローラ10
9及び静電吸着ローラ113の両者に接していると、高
温多湿時には記録用紙が吸湿によりほぼ導電体のように
なるため、転写ローラ109からの転写電荷が記録用紙
を通り、さらに転写ローラ109よりも電圧が低い静電
吸着ローラ113を通ってグランドへ流出してしまう。
これにより、転写不足となり、印刷結果がかすれてしま
うという問題が生じていた。この場合には、静電吸着ロ
ーラ113による記録用紙の吸着力も低下するため、上
述したトップマージン不良等の不具合も発生する。
【0013】そこで、本発明は、静電吸着ローラによる
記録媒体の帯電効率を向上することができ、トップマー
ジン不良・用紙先端転写抜け・斜行・ピッチズレ等の発
生を確実に防止でき、さらに高温多湿時における転写効
率の低下を防止できる画像形成装置を提供しようとする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、静
電潜像保持体の表面を帯電し、露光により静電潜像を形
成し、その静電潜像を可視像化する印刷ステーションを
無端帯状の半導電性材料からなる媒体搬送ベルト上に複
数配置し、媒体搬送ベルトの表側面に載せて搬送された
記録媒体に印刷ステーションにより可視像化したトナー
画像を転写する画像形成装置において、媒体搬送ベルト
の裏側面に当接し、記録媒体の搬送時に媒体搬送ベルト
を介してその記録媒体に静電吸着電荷を供給し、その記
録媒体を媒体搬送ベルトの表側面上に静電吸着させる静
電吸着ローラと、この静電吸着ローラに対向配置した対
向ローラとを設けたものである。
【0015】請求項2の本発明は、対向ローラに一定の
バイアスをかけて、媒体搬送ベルトに吸着させる記録媒
体の静電量を抑制するバイアス保持手段を設けた請求項
1記載の画像形成装置である。
【0016】このような構成の本発明においては、記録
媒体の搬送時に、静電吸着ローラにより媒体搬送ベルト
の裏側面から静電吸着電荷を供給すると、媒体搬送ベル
トを介して記録媒体の裏側に静電吸着電荷が供給され、
その記録用紙は媒体搬送ベルトの表側面に静電吸着す
る。
【0017】また、高温多湿時において記録媒体が吸湿
して記録媒体のもつ電気抵抗値が低下して導電性を生
じ、静電吸着ローラからの静電吸着電荷が記録媒体内を
通るようになっても、対向ローラに一定のバイアスをか
けているため、対向ローラから流出することはない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカラーレーザプリ
ンタに適用した場合の第1の実施の形態を図1及び図2
を参照して説明する。
【0019】図1は、本実施の形態にかかるカラーレー
ザプリンタの構成を示す断面図で、21 〜24 は装置本
体内部に張設した無端帯状の媒体搬送ベルトとしての用
紙搬送ベルト1に連続して配置された4個の印刷ステー
ションである。
【0020】各印刷ステーション21 〜24 は、静電潜
像保持体としての感光ドラム3の周囲に帯電器4、露光
装置5、現像装置6、ドラムクリーナ7、除電ランプ8
を対向配置している。各印刷ステーション21 〜23 の
現像装置6はそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のカラートナーを収納し、また、
印刷ステーション24 の現像装置6はブラック(K)の
トナーを収納し、下部に回転自在に設けた現像ローラ1
0により感光ドラム3にトナーを供給するようになって
いる。
【0021】上記用紙搬送ベルト1は導電材からなり、
その表面を絶縁層で被覆している。そして1対のガイド
ローラ14,15に掛け渡されている。ベルト搬送方向
の下流側にあるガイドローラ15は駆動ローラであり、
図示しない駆動装置に連結している。また、ベルト搬送
方向の上流側にあるガイドローラ14は従動ローラであ
り、用紙搬送ベルト1に張力を与えるために図示しない
バネで懸架している。上記ガイドローラ15の回転によ
り用紙搬送ベルト1が所定の速度で矢印方向へ移動す
る。
【0022】これらガイドローラ14,15の軸は、こ
れら両軸との接線が印刷ステーションの感光ドラム3に
接触しないように離間した状態で、プリンタ本体の筐体
に回転自在に取付けられている。この筐体には上記印刷
ステーション21 〜24 も固定されている。
【0023】また、この用紙搬送ベルト1の内側には、
用紙搬送ベルト1を挟んで各感光ドラム3に対向するよ
うに転写ローラ9が配置されるとともに、ローラの回転
軸に取付けられた付勢ばね(図示しない)の働きにより
用紙搬送ベルト1の弛みをとったり所定の張力を維持す
るテンションローラ12が配置されている。この転写ロ
ーラ9は導電性材料で構成し、高圧電源により転写電圧
を給電する。また、上述したように用紙搬送ベルト1も
導電性材料で構成されているため、この転写ローラ9と
ともに全体で転写器を構成している。
【0024】さらに、用紙搬送ベルト1の下方には、記
録媒体としての記録用紙18を積層して収納した給紙装
置19を着脱自在に設け、上記ガイドローラ15の外側
には、定着装置20を近接して配置している。この給紙
装置19の上側には記録用紙18をピックアップする給
紙ローラ23、搬送路13へ記録用紙18を導く搬送ロ
ーラ24、記録用紙18を搬送路13から用紙搬送ベル
ト1上へ導くアライニングローラ25等を設けている。
【0025】この装置においては、例えば図示しないホ
ストコンピュータから画像信号が供給され、この画像信
号が各色に対応した信号として、各露光装置5に送られ
る。露光装置5は、この画像信号に応じてレーザ光を射
出し、帯電部4により一様に帯電された感光ドラム3を
露光して静電潜像を形成する。感光ドラム3は、矢印の
方向に回転しており、感光ドラム3上の静電潜像は現像
装置6により現像され、転写ローラ9により用紙搬送ベ
ルト1上の記録用紙にこの像が転写される。
【0026】その後、感光ドラム3の表面は、クリーニ
ング装置6によってクリ−ニングされ、さらに除電装置
8の照明により感光ドラム3上の残留電位を一様に低下
させ、次の電子写真プロセスに備える。マゼンタ、シア
ン、ブラックについても同様のプロセスにて画像形成が
行われる。
【0027】上述の画像形成の際、記録用紙は用紙搬送
ベルト1により搬送されつつ、各色の画像が次々と転写
され、その後ガイドローラ15の曲率に分離によって用
紙搬送ベルト1から離れ、定着器20に送られる。さら
に、記録用紙は定着器20で画像定着を受け、排紙部2
1又は22へ排紙される。
【0028】上記用紙搬送ベルト1の給紙側、すなわち
印刷ステーション21 側には、記録用紙18を用紙搬送
ベルト1へ静電吸着させるための静電吸着装置31が設
けられている。
【0029】この静電吸着装置31は、図2にも示すよ
うに、用紙搬送ベルト1の用紙搬送面上の裏側面から当
接して設けられ、記録用紙へ静電吸着電荷を付与するた
めの静電吸着ローラ32を備える。また、この静電吸着
ローラ32は、半導電性のゴムローラからなり、テンシ
ョンローラとしての役割も果たすものである。
【0030】上記静電吸着ローラ32は、用紙搬送ベル
ト1に対してニップをもつように押付けられている。ま
た、静電吸着ローラ32は、この静電吸着ローラ32へ
静電吸着電圧を供給する電源33を介して接地してい
る。
【0031】上記用紙搬送ベルト1上には、用紙搬送面
上に当接し、静電吸着ローラ32に対向して対向ローラ
34が設けられている。この対向ローラ34は、図示極
性のツェナダイオード(定電圧ダイオード)35を介し
て接地している。
【0032】このような構成の本実施の形態において
は、図示しないホストコンピュータ等から画像を形成を
行うための信号が入力されると、給紙装置19内の記録
用紙は給紙ローラ23によってピックアップされ、搬送
ローラ24、レジストローラ25によりタイミングを合
わせられて用紙搬送ベルト1上に送られ、先ず静電吸着
装置31を通過する。
【0033】このとき、静電吸着ローラ32からの静電
吸着電荷は、用紙搬送ベルト1を介して、記録用紙の下
面へ供給される。これにより、記録用紙の浮上がりやま
き上がりを防止することができ、記録用紙を用紙搬送ベ
ルト1の用紙搬送面に確実に静電吸着させることができ
る。
【0034】また、静電吸着ローラ32を用紙搬送ベル
ト1の裏側に設け、用紙搬送ベルト1を介して記録用紙
の裏側面へ間接的に静電吸着電荷を供給するため、記録
用紙に静電吸着ローラ32が直接当接することはなく、
さらに対向ローラ34は静電吸着電荷を供給するもので
ないため、用紙搬送ベルト1にニップが生じるように押
付ける必要もない。
【0035】また、静電吸着ローラ32を用紙搬送ベル
ト1へある程度押付けても、記録用紙がまき上ることが
ない。従って、対向ローラ34は記録用紙が浮上がらな
い程度に用紙搬送ベルト1へ当接させるとともに、静電
吸着ローラ32を用紙搬送ベルト1にニップするように
押付けることができるため、用紙搬送ベルト1との当接
面積を大きくすることができ、その結果として記録用紙
への帯電効率を向上することができる。特に、記録媒体
が、高抵抗値のものや、平滑性の悪いもの、静電容量の
大きい厚い記録用紙である場合であっても、効率よく静
電吸着することができる。
【0036】こうして、記録用紙は搬送中に位置ずれを
起こすことなく用紙搬送ベルト1とともに移動し、各印
刷ステーション21 〜24 にて印刷が行われて画像が形
成される。これにより、トップマージン不良、用紙先端
転写抜け、斜行、ピッチズレ等の不具合を確実に解消す
ることができる。
【0037】また、用紙搬送ベルト1上に設けられた対
向ローラ34にツェナダイオード35を接続して一定電
圧を保つようにしているため、高温多湿時に記録用紙が
吸湿して記録用紙内の電気抵抗値が低くなり、静電吸着
ローラ32からの静電吸着電荷が記録用紙内を通るよう
になった場合でも、その静電吸着電荷がグランドへ流出
してしまうことを防止することができ、記録用紙は吸着
され続ける。これにより、記録媒体が薄い記録用紙のみ
ならず、記録媒体が上述したような高抵抗値のものや、
平滑性の悪いもの、静電容量の大きい厚い記録用紙であ
る場合であっても効率よく静電吸着することができる。
【0038】また、対向ローラ34は一定電圧を保って
いるため、高温多湿時に記録用紙が転写ローラ9及び対
向ローラ34の両者に接している場合でも、転写電荷及
び静電吸着電荷が対向ローラ34を介してグランドへ流
出してしまうことも防止でき、その結果高温多湿時にお
ける転写不足やトップマージン不良等の不具合を確実に
解消することができる。
【0039】次に、本発明をカラーレーザプリンタに適
用した場合の第2の実施の形態を図3を参照して説明す
る。なお、本実施の形態において上記実施の形態と同一
部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0040】図3は本実施の形態にかかるカラーレーザ
プリンタにおける用紙搬送ベルト1の用紙吸入部近傍の
構成を示す図で、図2に示すものと異なるのは、対向ロ
ーラ34をツェナダイオード35を介して接地する代わ
りに、対向ローラ34を抵抗素子41を介して接地する
点である。この抵抗素子41としては、例えば10Mオ
ーム程度の抵抗値のものを使用することが好ましい。
【0041】このようにすることにより、静電吸着ロー
ラ32に吸着電圧を印加している場合、静電吸着装置3
1を用紙が通過するときに対向ローラ34へ電荷が流出
し難くなる。このため、高温高湿時に記録用紙が吸湿し
て記録用紙内の電気抵抗値が低くなり、静電吸着ローラ
32からの静電吸着電荷が記録用紙内を通るようになっ
た場合でも、その静電吸着電荷がグランドへ急激に流出
してしまうことを防止することができる。
【0042】なお、上記実施の形態における対向ローラ
34を誘電体ローラ、すなわち絶縁体若しくは10の1
5乗以上程度の抵抗値を持つ材料を用いたローラで構成
してもよい。この場合にはツェナダイオード35は不要
である。また、対向ローラ34を接地する必要もない。
このようにすることにより、用紙搬送ベルト1を誘電さ
せ、さらに記録用紙を対向ローラ34から誘電分極させ
ることによって、上記した高温多湿時における吸湿した
記録用紙の静電吸着電荷が流出してしまうことを防止す
ることができる。
【0043】これにより、記録用紙を用紙搬送ベルト1
に対する吸着性を向上させ、効率よく確実に吸着させて
記録用紙を搬送させることで、記録用紙と用紙搬送ベル
ト1と間に空隙が生じることを防止できる。従って、転
写効率を向上することができ、環境による画像品質の低
下を解決し、安定した転写効率、印字品質を提供するこ
とが可能となる。
【0044】なお、本発明をカラーモードとモノクロー
ムモードの2種類を備える画像形成装置に適用してもよ
い。このような画像形成装置においては、カラーモード
ではイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の
転写ローラ91 〜93 のみ又はすべての転写ローラ91
〜94 をそれぞれ対応する感光ドラム3へ当接してカラ
ー印刷を行い、モノクロームモードでは、ブラック
(K)の転写ローラ94 のみを対応する感光ドラム3へ
当接してモノクローム印刷を行うようになっている。
【0045】この場合、用紙搬送ベルト1がほぼ水平に
なるカラーモードの場合と異なり、モノクロームモード
では転写ローラ94 のみが上昇して用紙搬送ベルト1が
斜行するため、静電吸着の必要性が特に大きい。従っ
て、モノクロームモードをもつ画像形成装置において
は、モノクロームモード時のみに、静電吸着させるよう
にしてもよい。
【0046】具体的には、例えばモノクロームモードに
は、記録用紙端部を検出する図示しないフィードセンサ
のオン信号からある一定時間後に連動して静電吸着バイ
アスをオンする。通常、吸着バイアス極性は、現像剤
(トナー)の帯電極性と逆極性で約−1500Vを印加
する。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、静
電吸着ローラを媒体搬送ベルトの裏側面に設けて直接記
録媒体に当接しないようにしたことから、ローラを押付
けることによる記録媒体のまき上りの問題が生じないた
め、静電吸着ローラをニップをもたせるように媒体搬送
ベルトに押付けることができる。これにより、記録媒体
へ十分な静電吸着電荷を供給でき、帯電効率を向上する
ことができ、トップマージン不良・用紙先端転写抜け・
斜行・ピッチズレ等の発生を確実に防止して画像品質の
低下を防止できる。
【0048】また、対向ローラに一定のバイアスをかけ
るようにしたため、高温多湿時におにおいて記録媒体が
吸湿して記録媒体のもつ電気抵抗値が低下して導電性を
生じ、静電吸着ローラからの静電吸着電荷が記録媒体内
を通るようになっても、対向ローラから流出することを
防止できる。これによっても、トップマージン不良・用
紙先端転写抜け・斜行・ピッチズレ等の発生を確実に防
止して画像品質の低下を防止できる。
【0049】さらに、対向ローラに一定のバイアスをか
けるようにしたことから、高温多湿時において記録媒体
が静電吸着時に転写部にも当接しているとき、記録媒体
が導電性を生じ、転写部からの転写電荷が記録媒体内を
通るようになっても対向ローラから転写電荷が逃げるこ
とはない。これにより、転写効率の低下を防止でき、画
像品質の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部構成を示す断
面図。
【図2】図1に示す用紙搬送ベルトの用紙吸入側の構成
を説明する図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を説明する
図。
【図4】従来の画像形成装置における用紙搬送ベルトの
用紙吸入側の構成を説明する図。
【符号の説明】
1…用紙搬送ベルト(媒体搬送ベルト) 21 〜24 …印刷ステーション 3…感光ドラム(静電潜像保持体) 6…現像装置 9…転写ローラ 18…記録用紙(記録媒体) 31…静電吸着装置 32…静電吸着ローラ 34…対向ローラ 35…ツェナダイオード(バイアス印加手段) 41…抵抗素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像保持体の表面を帯電し、露光に
    より静電潜像を形成し、その静電潜像を可視像化する印
    刷ステーションを無端帯状の半導電性材料からなる媒体
    搬送ベルト上に複数配置し、前記媒体搬送ベルトの表側
    面に載せて搬送された記録媒体に前記印刷ステーション
    により可視像化したトナー画像を転写する画像形成装置
    において、前記媒体搬送ベルトの裏側面に当接し、前記
    記録媒体の搬送時に前記媒体搬送ベルトを介してその記
    録媒体に静電吸着電荷を供給し、その記録媒体を前記媒
    体搬送ベルトの表側面上に静電吸着させる静電吸着ロー
    ラと、この静電吸着ローラに対向配置した対向ローラと
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記対向ローラに一定のバイアスをかけ
    て、前記媒体搬送ベルトに吸着させる記録媒体の静電量
    を抑制するバイアス保持手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
JP07664396A 1996-03-29 1996-03-29 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3347254B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7396123B2 (en) * 2004-06-03 2008-07-08 Canon Kabushiki Kaisha Transport apparatus and recording apparatus
US10632892B2 (en) 2016-02-10 2020-04-28 Aichi Steel Corporation Magnetic marker, magnetic marker retaining method, work apparatus for magnetic markers, and magnetic marker installation method

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