JPH09269861A - タブレット装置及びタブレット装置の検出方法、および電子機器 - Google Patents
タブレット装置及びタブレット装置の検出方法、および電子機器Info
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- JPH09269861A JPH09269861A JP1720197A JP1720197A JPH09269861A JP H09269861 A JPH09269861 A JP H09269861A JP 1720197 A JP1720197 A JP 1720197A JP 1720197 A JP1720197 A JP 1720197A JP H09269861 A JPH09269861 A JP H09269861A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指示位置情報および付加情報を入力可能な抵
抗膜方式タブレット装置を提供する。 【解決手段】 抵抗膜11、12は入力面の指示位置を
指やペンで押すと、抵抗膜11が撓み、抵抗膜12と導
通する構造になっている。電圧印加手段は、直流電源2
0およびスイッチ15A、15B、16A、16B、1
7B、18Aを含んで構成され、抵抗膜11、12に電
圧を印加する。また電極13Aと電極14Aはスイッチ
19を経由して、電位測定手段であるA/D変換器31
につながっており、電位測定がなされる。スイッチ19
と電極14Aの間の接続経路は抵抗22を介して直流電
源20の負極(電位V1)に接続される。
抗膜方式タブレット装置を提供する。 【解決手段】 抵抗膜11、12は入力面の指示位置を
指やペンで押すと、抵抗膜11が撓み、抵抗膜12と導
通する構造になっている。電圧印加手段は、直流電源2
0およびスイッチ15A、15B、16A、16B、1
7B、18Aを含んで構成され、抵抗膜11、12に電
圧を印加する。また電極13Aと電極14Aはスイッチ
19を経由して、電位測定手段であるA/D変換器31
につながっており、電位測定がなされる。スイッチ19
と電極14Aの間の接続経路は抵抗22を介して直流電
源20の負極(電位V1)に接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理機器等の
入力装置であるタブレット装置及びその検出方法、並び
にこれを備えた電子機器に関する。
入力装置であるタブレット装置及びその検出方法、並び
にこれを備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】平面上のポイントされた位置を検出する
タブレット装置には様々な方式があり、その1つに抵抗
膜方式がある。この抵抗膜方式タブレット装置は比較的
安価であることや、入力の指示手段(指示具)として専
用のものを必要としないなどの特徴があり、携帯情報端
末などの入力装置として広く使われている。
タブレット装置には様々な方式があり、その1つに抵抗
膜方式がある。この抵抗膜方式タブレット装置は比較的
安価であることや、入力の指示手段(指示具)として専
用のものを必要としないなどの特徴があり、携帯情報端
末などの入力装置として広く使われている。
【0003】図48は一般に普及している抵抗膜方式の
タブレット装置の構成の例である。抵抗膜91と抵抗膜
92がスペーサを介して重ね合わされており、通常は抵
抗膜91と抵抗膜92は導通していないが、位置指示で
入力面を指やペンで押した際には抵抗膜91が撓んで、
押圧指示位置で抵抗膜92と導通するような構造になっ
ている。
タブレット装置の構成の例である。抵抗膜91と抵抗膜
92がスペーサを介して重ね合わされており、通常は抵
抗膜91と抵抗膜92は導通していないが、位置指示で
入力面を指やペンで押した際には抵抗膜91が撓んで、
押圧指示位置で抵抗膜92と導通するような構造になっ
ている。
【0004】抵抗膜91には向かい合う2辺に電極93
A、93Bが設けられており、電極93Aと電極93B
間に電圧をかけたときに抵抗膜91上の一方向(X軸方
向)に電位勾配が形成される。抵抗膜92にも同様に電
極94A、94Bが設けられているが、電位勾配形成方
向が抵抗膜91のものとはほぼ直交するようにする。
A、93Bが設けられており、電極93Aと電極93B
間に電圧をかけたときに抵抗膜91上の一方向(X軸方
向)に電位勾配が形成される。抵抗膜92にも同様に電
極94A、94Bが設けられているが、電位勾配形成方
向が抵抗膜91のものとはほぼ直交するようにする。
【0005】直流電源96およびスイッチ95A、95
B、95C、95Dは抵抗膜上に電位勾配を形成するた
めの電圧印加手段である。各電極93A、93B、94
A、94Bは図48に示すようにそれぞれスイッチ95
A、95B、95C、95Dに接続されており、電極9
3Bと電極94Bが直流電源96の正極に、電極93A
と電極94Aが直流電源96の負極に接続可能となって
いる。
B、95C、95Dは抵抗膜上に電位勾配を形成するた
めの電圧印加手段である。各電極93A、93B、94
A、94Bは図48に示すようにそれぞれスイッチ95
A、95B、95C、95Dに接続されており、電極9
3Bと電極94Bが直流電源96の正極に、電極93A
と電極94Aが直流電源96の負極に接続可能となって
いる。
【0006】また、電極93Aと電極94Aはスイッチ
95Eを介してA/D変換器97に接続され、X軸方向
の位置検出とY軸方向の位置検出の場合の測定の切り替
えが行われる。抵抗98は、抵抗膜91と抵抗膜92が
接触していないときに測定電位が不安定にならないため
に設けてあるもので、非常に高い抵抗値(数百kΩ以
上)が使われている。抵抗98は無くても動作は可能で
ある。
95Eを介してA/D変換器97に接続され、X軸方向
の位置検出とY軸方向の位置検出の場合の測定の切り替
えが行われる。抵抗98は、抵抗膜91と抵抗膜92が
接触していないときに測定電位が不安定にならないため
に設けてあるもので、非常に高い抵抗値(数百kΩ以
上)が使われている。抵抗98は無くても動作は可能で
ある。
【0007】抵抗膜方式の動作原理を説明するため、図
48を簡略化したものを図49に示す。X軸方向の位置
検出の場合を示す。電極93A、93B間に直流電源9
6により電圧が印加され、抵抗膜91上に電位勾配が形
成される。すなわち、抵抗膜91のX軸方向の位置と電
位が比例関係になっている。位置入力の指示により抵抗
膜91と抵抗膜92が押圧位置で接触すると、抵抗膜9
2の電位は抵抗膜91の押圧位置における電位と同じに
なる。抵抗98は非常に抵抗値の高い抵抗であり、ほと
んど電流は流れず、したがって、A/D変換器97にお
いて測定する電位は抵抗膜91の押圧位置の電位と同じ
になる。A/D変換器97により電位を測定し、その値
が即ちX軸方向の位置の情報となる。
48を簡略化したものを図49に示す。X軸方向の位置
検出の場合を示す。電極93A、93B間に直流電源9
6により電圧が印加され、抵抗膜91上に電位勾配が形
成される。すなわち、抵抗膜91のX軸方向の位置と電
位が比例関係になっている。位置入力の指示により抵抗
膜91と抵抗膜92が押圧位置で接触すると、抵抗膜9
2の電位は抵抗膜91の押圧位置における電位と同じに
なる。抵抗98は非常に抵抗値の高い抵抗であり、ほと
んど電流は流れず、したがって、A/D変換器97にお
いて測定する電位は抵抗膜91の押圧位置の電位と同じ
になる。A/D変換器97により電位を測定し、その値
が即ちX軸方向の位置の情報となる。
【0008】Y軸方向の位置検出も同様に、抵抗膜92
に電位勾配を形成し、抵抗膜91を介して押圧位置の電
位測定を行う方法で検出でき、X軸の位置検出と合わせ
て、平面上の位置として検出することができる。
に電位勾配を形成し、抵抗膜91を介して押圧位置の電
位測定を行う方法で検出でき、X軸の位置検出と合わせ
て、平面上の位置として検出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術は、以下のような課題を有している。抵抗膜方式タブ
レットでは、検出された位置の情報の他に付加情報を加
えることができなかった。この付加情報とは、例えば、 1)情報機器の入力装置の一種であるマウスでは、ボタ
ンがついており位置情報の他にボタンの押下の有無を情
報として持つことができる、 2)入力に専用のペン(指示具)を用いた容量結合方式
や電磁誘導方式のタブレット装置では、入力時の筆圧に
よってペン先に備えられたスイッチあるいはセンサの状
態を変化させ、その情報を利用することができる、 等がある。付加情報により、情報機器に対して様々な指
示を送ることが可能であり、入力の機能を多様化・向上
させることができる。
術は、以下のような課題を有している。抵抗膜方式タブ
レットでは、検出された位置の情報の他に付加情報を加
えることができなかった。この付加情報とは、例えば、 1)情報機器の入力装置の一種であるマウスでは、ボタ
ンがついており位置情報の他にボタンの押下の有無を情
報として持つことができる、 2)入力に専用のペン(指示具)を用いた容量結合方式
や電磁誘導方式のタブレット装置では、入力時の筆圧に
よってペン先に備えられたスイッチあるいはセンサの状
態を変化させ、その情報を利用することができる、 等がある。付加情報により、情報機器に対して様々な指
示を送ることが可能であり、入力の機能を多様化・向上
させることができる。
【0010】抵抗膜方式タブレットでは、入力の指示具
として指や、先端が樹脂で形成されているペンなど、入
力面を押さえられるものなら何でも良いのが特徴である
が、反面、指示具に付加情報を与える機構を持たせるこ
とができない。したがって、入力の機能面で十分でない
ことが多かった。
として指や、先端が樹脂で形成されているペンなど、入
力面を押さえられるものなら何でも良いのが特徴である
が、反面、指示具に付加情報を与える機構を持たせるこ
とができない。したがって、入力の機能面で十分でない
ことが多かった。
【0011】本発明の目的は、このような課題を解決す
るものであり、指示位置情報とともに、付加情報を入力
可能な抵抗膜方式タブレット装置を提供するところにあ
る。本発明の他の目的は、付加情報としてタブレットを
押圧する情報を与えるタブレット装置を提供することで
ある。
るものであり、指示位置情報とともに、付加情報を入力
可能な抵抗膜方式タブレット装置を提供するところにあ
る。本発明の他の目的は、付加情報としてタブレットを
押圧する情報を与えるタブレット装置を提供することで
ある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、位置による押
圧値の変化を小さく抑え、入力面全面に渡って、同じ感
覚で操作することが可能な、タブレット装置を提供する
ことである。
圧値の変化を小さく抑え、入力面全面に渡って、同じ感
覚で操作することが可能な、タブレット装置を提供する
ことである。
【0013】本発明のさらに他の目的は、押圧値の変化
によってオン/オフの情報(2値化情報)を創出可能な
タブレット装置を提供することにある。
によってオン/オフの情報(2値化情報)を創出可能な
タブレット装置を提供することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、高精度の指示
位置(x,y)を求めることができるタブレット装置を
提供することにある。
位置(x,y)を求めることができるタブレット装置を
提供することにある。
【0015】本発明のさらに他の目的は、迅速に押圧値
をサンプリングすることができるタブレット装置を提供
することにある。
をサンプリングすることができるタブレット装置を提供
することにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、タブレット面
の押圧指示位置に無関係に精度良く押圧値を求めること
が可能なタブレット装置を提供することにある。
の押圧指示位置に無関係に精度良く押圧値を求めること
が可能なタブレット装置を提供することにある。
【0017】本発明のさらに他の目的は、押圧値の補正
が正確に実行されるタブレット装置を提供することにあ
る。
が正確に実行されるタブレット装置を提供することにあ
る。
【0018】本発明のさらに他の目的は、押圧値の測定
をノイズの影響を抑えた状態で精度良く行うことができ
るタブレット装置を提供するにある。
をノイズの影響を抑えた状態で精度良く行うことができ
るタブレット装置を提供するにある。
【0019】本発明のさらに他の目的は、タブレット装
置間で操作特性が一定し、操作上の違和感を感じさせな
い、安定したタブレット装置を提供することにある。
置間で操作特性が一定し、操作上の違和感を感じさせな
い、安定したタブレット装置を提供することにある。
【0020】本発明のさらに他の目的は、単一のしきい
値を用いたしきい値比較に比べて、ノイズ耐性が高く、
ノイズに因る出力の不安定化が良好に抑制される、タブ
レット装置を提供するにある。
値を用いたしきい値比較に比べて、ノイズ耐性が高く、
ノイズに因る出力の不安定化が良好に抑制される、タブ
レット装置を提供するにある。
【0021】本発明のさらに他の目的は、同一指示位置
にて押圧力を変える程度の微小な指示位置の変化の場合
であっても位置データのふらつきなどが排除され、指示
操作の安定性が確保される、タブレット装置を提供する
ことを目的とする。
にて押圧力を変える程度の微小な指示位置の変化の場合
であっても位置データのふらつきなどが排除され、指示
操作の安定性が確保される、タブレット装置を提供する
ことを目的とする。
【0022】本発明のさらに他の目的は、押圧値を用い
てクリックを判定するときの、しきい値の変更を可能に
したタブレット装置を提供することを目的とする。
てクリックを判定するときの、しきい値の変更を可能に
したタブレット装置を提供することを目的とする。
【0023】本発明のさらに他の目的は、このタブレッ
ト装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
ト装置を備えた電子機器を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のタブレット装置
は、対向する2辺に電極をそれぞれ配置した抵抗膜2枚
を、前記電極間それぞれに電位勾配を形成したときの電
位勾配の方向が互いに異なるように配置するとともに、
その2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点で互いに接触し
て導通するように配置された入力面を備えており、さら
に、前記電極の少なくとも一つに基準電位を印加する電
圧印加手段と、この電圧印加手段により基準電位が印加
された状態で前記2枚の抵抗膜に関わる押圧指示時の電
位を測定する電位測定手段と、この電位測定手段の測定
電位に基づき前記押圧点の入力面上の指示位置を演算す
る位置演算手段と、前記電位測定手段により測定される
電位に基づいて前記押圧点の押圧値を演算する押圧値演
算手段とを備えることを主な特徴とした。
は、対向する2辺に電極をそれぞれ配置した抵抗膜2枚
を、前記電極間それぞれに電位勾配を形成したときの電
位勾配の方向が互いに異なるように配置するとともに、
その2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点で互いに接触し
て導通するように配置された入力面を備えており、さら
に、前記電極の少なくとも一つに基準電位を印加する電
圧印加手段と、この電圧印加手段により基準電位が印加
された状態で前記2枚の抵抗膜に関わる押圧指示時の電
位を測定する電位測定手段と、この電位測定手段の測定
電位に基づき前記押圧点の入力面上の指示位置を演算す
る位置演算手段と、前記電位測定手段により測定される
電位に基づいて前記押圧点の押圧値を演算する押圧値演
算手段とを備えることを主な特徴とした。
【0025】好適には、前記電圧印加手段は前記2枚の
抵抗膜の内の一方の抵抗膜の電極間に形成される電位勾
配の方向を正逆2方向に形成できる手段であり、前記電
位測定手段の入力端子を前記基準電位に接続する抵抗を
備える。この場合、前記抵抗の抵抗値が、前記抵抗膜の
前記電極間の抵抗値の1/10以上100倍以下である
ことが望ましい。
抵抗膜の内の一方の抵抗膜の電極間に形成される電位勾
配の方向を正逆2方向に形成できる手段であり、前記電
位測定手段の入力端子を前記基準電位に接続する抵抗を
備える。この場合、前記抵抗の抵抗値が、前記抵抗膜の
前記電極間の抵抗値の1/10以上100倍以下である
ことが望ましい。
【0026】また、前記抵抗に直列にスイッチを接続す
ることもできる。
ることもできる。
【0027】また好適には、前記電圧印加手段は前記2
枚の抵抗膜それぞれの電極間に形成される電位勾配を正
逆2方向に形成する手段であり、前記電位測定手段は所
定の抵抗値を有する抵抗を備える。この場合も、前記抵
抗の抵抗値が、前記抵抗膜の前記電極間の抵抗値の1/
10以上100倍以下であることが望ましい。
枚の抵抗膜それぞれの電極間に形成される電位勾配を正
逆2方向に形成する手段であり、前記電位測定手段は所
定の抵抗値を有する抵抗を備える。この場合も、前記抵
抗の抵抗値が、前記抵抗膜の前記電極間の抵抗値の1/
10以上100倍以下であることが望ましい。
【0028】さらに好適には、前記電圧印加手段は前記
2枚の抵抗膜それぞれの電極間に電位勾配を正逆2方向
に形成する手段であり、前記基準電位は2つの異なる基
準電位から成り、前記電位測定手段の入力端子から抵抗
を介して前記異なる2つの基準電位に接続可能なスイッ
チを備える。この場合も、前記抵抗の抵抗値が、前記抵
抗膜の前記電極間の抵抗値の1/10以上100倍以下
であることが望ましい。
2枚の抵抗膜それぞれの電極間に電位勾配を正逆2方向
に形成する手段であり、前記基準電位は2つの異なる基
準電位から成り、前記電位測定手段の入力端子から抵抗
を介して前記異なる2つの基準電位に接続可能なスイッ
チを備える。この場合も、前記抵抗の抵抗値が、前記抵
抗膜の前記電極間の抵抗値の1/10以上100倍以下
であることが望ましい。
【0029】さらに好適には、前記押圧値演算手段によ
り演算された押圧値を補正する補正手段を備える。この
補正手段は、例えば、前記位置演算手段により演算され
た指示位置を基に補正を行う手段である。
り演算された押圧値を補正する補正手段を備える。この
補正手段は、例えば、前記位置演算手段により演算され
た指示位置を基に補正を行う手段である。
【0030】さらにまた、前記押圧値演算手段により演
算された押圧値をしきい値と比較して、その比較結果を
出力するしきい値比較手段を備えることも好適である。
算された押圧値をしきい値と比較して、その比較結果を
出力するしきい値比較手段を備えることも好適である。
【0031】さらに、好適な一態様として、前記電圧印
加手段は、前記2枚の抵抗膜それぞれに電位勾配を形成
させる第1の電圧印加手段と、前記2枚の抵抗膜の少な
くとも一方に正逆2方向に電位勾配を形成させる第2の
電圧印加手段とを有し、前記位置演算手段は、前記第1
の電圧印加手段が前記2枚の抵抗膜のそれぞれに前記電
位勾配を形成させたときに前記電位測定手段により測定
されるそれぞれの電位に基づいて前記指示位置を演算す
る手段であり、前記押圧値演算手段は、前記第2の電圧
印加手段が前記電位勾配を形成させたときに前記電位測
定手段により測定される電位に基づいて前記押圧値を演
算する手段である。
加手段は、前記2枚の抵抗膜それぞれに電位勾配を形成
させる第1の電圧印加手段と、前記2枚の抵抗膜の少な
くとも一方に正逆2方向に電位勾配を形成させる第2の
電圧印加手段とを有し、前記位置演算手段は、前記第1
の電圧印加手段が前記2枚の抵抗膜のそれぞれに前記電
位勾配を形成させたときに前記電位測定手段により測定
されるそれぞれの電位に基づいて前記指示位置を演算す
る手段であり、前記押圧値演算手段は、前記第2の電圧
印加手段が前記電位勾配を形成させたときに前記電位測
定手段により測定される電位に基づいて前記押圧値を演
算する手段である。
【0032】別の好適な一態様としては、前記電圧印加
手段は、前記2枚の抵抗膜のそれぞれに電位勾配を形成
させる第1の電圧印加手段と、前記2枚の抵抗膜に前記
基準電位を印加する第2の電圧印加手段とを有し、前記
位置演算手段は、前記第1の電圧印加手段が前記2枚の
抵抗膜のそれぞれに前記電位勾配を形成させたときに前
記電位測定手段により測定される電位に基づいて前記指
示位置を演算する手段であり、前記押圧値演算手段は、
前記第2の電圧印加手段により電圧を印加したときに前
記電位測定手段により測定される単一の電位の値に基づ
いて前記押圧値を演算する手段である。
手段は、前記2枚の抵抗膜のそれぞれに電位勾配を形成
させる第1の電圧印加手段と、前記2枚の抵抗膜に前記
基準電位を印加する第2の電圧印加手段とを有し、前記
位置演算手段は、前記第1の電圧印加手段が前記2枚の
抵抗膜のそれぞれに前記電位勾配を形成させたときに前
記電位測定手段により測定される電位に基づいて前記指
示位置を演算する手段であり、前記押圧値演算手段は、
前記第2の電圧印加手段により電圧を印加したときに前
記電位測定手段により測定される単一の電位の値に基づ
いて前記押圧値を演算する手段である。
【0033】さらにまた、好適な一態様としては、前記
電圧印加手段は、前記2枚の抵抗膜のそれぞれに電位勾
配を形成させる第1の電圧印加手段と、前記2枚の抵抗
膜の内の一方の抵抗膜の一方の電極と他方の抵抗膜の一
方の電極との間に前記基準電位を印加する第1手段と、
一方の抵抗膜の他方の電極と他方の抵抗膜の他方の電極
との間に前記基準電位を印加する第2手段とからなる第
2の電圧印加手段とを有し、前記位置演算手段は、前記
第1の電圧印加手段が前記2枚の抵抗膜のそれぞれに前
記電位勾配を形成させたときに前記電位測定手段により
測定される電位に基づいて前記指示位置を演算する手段
であり、前記押圧値演算手段は、前記第2の電圧印加手
段が前記基準電位を電極間それそれに印加したときに前
記電位測定手段により測定される電位に基づいて前記押
圧値を演算する手段である。
電圧印加手段は、前記2枚の抵抗膜のそれぞれに電位勾
配を形成させる第1の電圧印加手段と、前記2枚の抵抗
膜の内の一方の抵抗膜の一方の電極と他方の抵抗膜の一
方の電極との間に前記基準電位を印加する第1手段と、
一方の抵抗膜の他方の電極と他方の抵抗膜の他方の電極
との間に前記基準電位を印加する第2手段とからなる第
2の電圧印加手段とを有し、前記位置演算手段は、前記
第1の電圧印加手段が前記2枚の抵抗膜のそれぞれに前
記電位勾配を形成させたときに前記電位測定手段により
測定される電位に基づいて前記指示位置を演算する手段
であり、前記押圧値演算手段は、前記第2の電圧印加手
段が前記基準電位を電極間それそれに印加したときに前
記電位測定手段により測定される電位に基づいて前記押
圧値を演算する手段である。
【0034】また好適には、前記電圧印加手段は、前記
指示位置の演算用に前記基準電位を印加する第1の印加
手段および前記押圧値の演算用に前記基準電位を印加す
る第2の印加手段を有し、前記電位測定手段は、前記指
示位置の演算用に前記電位を測定する第1の測定手段お
よび前記押圧値の演算用に前記電位を測定する第2の測
定手段を有し、前記位置演算手段により演算された前記
指示位置に基づいて前記第2の印加手段が基準電位を印
加するための電極及び前記第2の測定手段が電位測定す
るための電極を制御する制御手段である。
指示位置の演算用に前記基準電位を印加する第1の印加
手段および前記押圧値の演算用に前記基準電位を印加す
る第2の印加手段を有し、前記電位測定手段は、前記指
示位置の演算用に前記電位を測定する第1の測定手段お
よび前記押圧値の演算用に前記電位を測定する第2の測
定手段を有し、前記位置演算手段により演算された前記
指示位置に基づいて前記第2の印加手段が基準電位を印
加するための電極及び前記第2の測定手段が電位測定す
るための電極を制御する制御手段である。
【0035】好適には、前記制御手段は、一方の前記抵
抗膜に形成された電極を選択するための手段であって、
前記第2の測定手段が電位を測定する電極として前記指
示位置に近い側の電極を設定する手段である。また、前
記制御手段は、一方の前記抵抗膜に形成された電極を選
択するための手段であって、前記第2の測定手段が電位
を測定する電極として前記指示位置に遠い側の電極を設
定する手段である。
抗膜に形成された電極を選択するための手段であって、
前記第2の測定手段が電位を測定する電極として前記指
示位置に近い側の電極を設定する手段である。また、前
記制御手段は、一方の前記抵抗膜に形成された電極を選
択するための手段であって、前記第2の測定手段が電位
を測定する電極として前記指示位置に遠い側の電極を設
定する手段である。
【0036】さらに好適な態様として、前記電圧印加手
段は、前記指示位置の演算用に前記基準電位を印加する
第1の印加手段および前記押圧値の演算用に前記基準電
位を印加する第2の印加手段を有し、前記電位測定手段
は、前記指示位置の演算用に前記電位を測定する第1の
測定手段および前記押圧値の演算用に前記電位を測定す
る第2の測定手段を有し、前記第2の印加手段は前記2
枚の抵抗膜の内の下側の抵抗膜に前記基準電位を印加す
る手段であり、前記第2の測定手段は前記2枚の抵抗膜
の内の上側の抵抗膜から前記電位を測定する手段であ
る、ことが挙げられる。
段は、前記指示位置の演算用に前記基準電位を印加する
第1の印加手段および前記押圧値の演算用に前記基準電
位を印加する第2の印加手段を有し、前記電位測定手段
は、前記指示位置の演算用に前記電位を測定する第1の
測定手段および前記押圧値の演算用に前記電位を測定す
る第2の測定手段を有し、前記第2の印加手段は前記2
枚の抵抗膜の内の下側の抵抗膜に前記基準電位を印加す
る手段であり、前記第2の測定手段は前記2枚の抵抗膜
の内の上側の抵抗膜から前記電位を測定する手段であ
る、ことが挙げられる。
【0037】さらには、好適な態様として、前記電圧印
加手段は、前記指示位置の演算用に前記基準電位を印加
する第1の印加手段および前記押圧値の演算用に前記基
準電位を印加する第2の印加手段を有し、前記電位測定
手段は、前記指示位置の演算用に前記電位を測定する第
1の測定手段および前記押圧値の演算用に前記電位を測
定する第2の測定手段を有し、前記第2の印加手段は前
記2枚の抵抗膜の内の上側の抵抗膜に前記基準電位を印
加する手段であり、前記第2の測定手段は前記2枚の抵
抗膜の内の下側の抵抗膜から前記電位を測定する手段で
ある、ように構成してもよい。
加手段は、前記指示位置の演算用に前記基準電位を印加
する第1の印加手段および前記押圧値の演算用に前記基
準電位を印加する第2の印加手段を有し、前記電位測定
手段は、前記指示位置の演算用に前記電位を測定する第
1の測定手段および前記押圧値の演算用に前記電位を測
定する第2の測定手段を有し、前記第2の印加手段は前
記2枚の抵抗膜の内の上側の抵抗膜に前記基準電位を印
加する手段であり、前記第2の測定手段は前記2枚の抵
抗膜の内の下側の抵抗膜から前記電位を測定する手段で
ある、ように構成してもよい。
【0038】また好適には、前記抵抗膜の抵抗値を測定
する手段を設け、測定された前記抵抗膜に応じて前記押
圧値を補正する押圧値補正手段を備える、こともでき
る。
する手段を設け、測定された前記抵抗膜に応じて前記押
圧値を補正する押圧値補正手段を備える、こともでき
る。
【0039】さらに好適には、前記押圧値演算手段によ
り演算された押圧値の大小を複数個のしきい値を用いて
弁別する押圧値弁別手段を備える、こともできる。この
ときの複数個のしきい値は、前記弁別がヒステリシス特
性を持つように設定してある、ことが望ましい。また望
ましくは、前記押圧値演算手段により演算された押圧値
の大小をしきい値を用いて弁別する押圧値弁別手段を備
え、前記押圧値弁別手段による前記弁別時に、前記位置
演算手段により演算される指示位置の変動を抑制する位
置変動抑制手段を備える、ことである。
り演算された押圧値の大小を複数個のしきい値を用いて
弁別する押圧値弁別手段を備える、こともできる。この
ときの複数個のしきい値は、前記弁別がヒステリシス特
性を持つように設定してある、ことが望ましい。また望
ましくは、前記押圧値演算手段により演算された押圧値
の大小をしきい値を用いて弁別する押圧値弁別手段を備
え、前記押圧値弁別手段による前記弁別時に、前記位置
演算手段により演算される指示位置の変動を抑制する位
置変動抑制手段を備える、ことである。
【0040】この位置変動制御手段は、好適には、保持
回路に保持されている指示位置と今回の検出による指示
位置同士の差分を演算する手段と、その差分と変動する
しきい値とを比較する手段と、その比較結果に応じて前
回または今回の検出による指示位置を選択的に出力する
手段と、保持回路に保持されている指示位置と今回の検
出による押圧値同士の差分を演算する手段と、その差分
の変化に対応して変動する前記しきい値を生成する手段
とを備える位置変動抑制手段を備えることを特徴とす
る。
回路に保持されている指示位置と今回の検出による指示
位置同士の差分を演算する手段と、その差分と変動する
しきい値とを比較する手段と、その比較結果に応じて前
回または今回の検出による指示位置を選択的に出力する
手段と、保持回路に保持されている指示位置と今回の検
出による押圧値同士の差分を演算する手段と、その差分
の変化に対応して変動する前記しきい値を生成する手段
とを備える位置変動抑制手段を備えることを特徴とす
る。
【0041】また、別な好適な態様においては、前記位
置変動抑制手段は、保持回路に保持されている指示位置
と今回の検出による指示位置との差分を演算する手段
と、その差分と変動するしきい値とを比較する手段と、
その比較結果に応じて保持回路に保持されている指示位
置または今回の検出による指示位置を択一的に出力する
手段と、前記押圧値弁別手段の出力がクリック・オンの
状態からクリック・オフの状態、もしくはクリック・オ
フの状態からクリック・オンの状態に切り替わった時点
から一定時間をカウントする手段と、一定時間のカウン
ト中には通常よりも高いレベルの前記しきい値を生成す
る手段とを備える。
置変動抑制手段は、保持回路に保持されている指示位置
と今回の検出による指示位置との差分を演算する手段
と、その差分と変動するしきい値とを比較する手段と、
その比較結果に応じて保持回路に保持されている指示位
置または今回の検出による指示位置を択一的に出力する
手段と、前記押圧値弁別手段の出力がクリック・オンの
状態からクリック・オフの状態、もしくはクリック・オ
フの状態からクリック・オンの状態に切り替わった時点
から一定時間をカウントする手段と、一定時間のカウン
ト中には通常よりも高いレベルの前記しきい値を生成す
る手段とを備える。
【0042】更に、前記位置変動抑制手段は、前回また
は今回の検出による指示位置を択一的に出力するスイッ
チを有する手段と、前記押圧値弁別手段の出力がクリッ
ク・オンの状態からクリック・オフの状態、もしくはク
リック・オフの状態からクリック・オンの状態に切り替
わった時点から一定時間の間は前記スイッチを前回の検
出による指示位置を出力するように制御する手段とを備
える。
は今回の検出による指示位置を択一的に出力するスイッ
チを有する手段と、前記押圧値弁別手段の出力がクリッ
ク・オンの状態からクリック・オフの状態、もしくはク
リック・オフの状態からクリック・オンの状態に切り替
わった時点から一定時間の間は前記スイッチを前回の検
出による指示位置を出力するように制御する手段とを備
える。
【0043】さらには、前記押圧値演算手段により演算
された押圧値の大小をしきい値で弁別する押圧値弁別手
段と、前記しきい値の大きさを任意に調整可能なしきい
値調整手段とを備える、ことも好適な一態様である。
された押圧値の大小をしきい値で弁別する押圧値弁別手
段と、前記しきい値の大きさを任意に調整可能なしきい
値調整手段とを備える、ことも好適な一態様である。
【0044】一方、本発明に係るタブレット装置の検出
方法は、2枚の抵抗膜それぞれの対向する2辺に電極を
各別に配置し、形成される電位勾配が各抵抗膜で異なる
方向になり且つその2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点
で互いに接触して導通するように配置された入力面を備
えたタブレット装置の検出方法であり、前記抵抗膜に所
定方向の電位勾配を形成して前記指示による押圧点の電
位を測定するステップと、前記抵抗膜に前記所定方向と
は逆方向に電位勾配を形成して前記押圧点の電位を測定
するステップと、前記2つのステップの測定電位より前
記指示の1軸方向の位置と押圧値とを算出するステップ
とを含むことを特徴とする。
方法は、2枚の抵抗膜それぞれの対向する2辺に電極を
各別に配置し、形成される電位勾配が各抵抗膜で異なる
方向になり且つその2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点
で互いに接触して導通するように配置された入力面を備
えたタブレット装置の検出方法であり、前記抵抗膜に所
定方向の電位勾配を形成して前記指示による押圧点の電
位を測定するステップと、前記抵抗膜に前記所定方向と
は逆方向に電位勾配を形成して前記押圧点の電位を測定
するステップと、前記2つのステップの測定電位より前
記指示の1軸方向の位置と押圧値とを算出するステップ
とを含むことを特徴とする。
【0045】また、本発明に係るタブレット装置の検出
方法は、2枚の抵抗膜それぞれの対向する2辺に電極を
各別に配置し、形成される電位勾配が各抵抗膜で異なる
方向になり且つその2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点
で互いに接触して導通するように配置された入力面を備
えたタブレット装置の検出方法であり、前記抵抗膜に電
位勾配を形成し前記押圧点の電位の測定端を抵抗を介し
て第1の基準電位に接続して電位測定するステップと、
前記抵抗膜に電位勾配を形成し前記押圧点の電位の測定
端を抵抗を介して第2の基準電位に接続して電位測定す
るステップを、前記2つのステップの測定電位より前記
指示の1軸方向の位置と押圧値とを算出するステップと
を含むことを特徴とする。
方法は、2枚の抵抗膜それぞれの対向する2辺に電極を
各別に配置し、形成される電位勾配が各抵抗膜で異なる
方向になり且つその2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点
で互いに接触して導通するように配置された入力面を備
えたタブレット装置の検出方法であり、前記抵抗膜に電
位勾配を形成し前記押圧点の電位の測定端を抵抗を介し
て第1の基準電位に接続して電位測定するステップと、
前記抵抗膜に電位勾配を形成し前記押圧点の電位の測定
端を抵抗を介して第2の基準電位に接続して電位測定す
るステップを、前記2つのステップの測定電位より前記
指示の1軸方向の位置と押圧値とを算出するステップと
を含むことを特徴とする。
【0046】本発明に係わる電子機器は、表示装置とタ
ブレット装置とを有する電機機器であって、前記タブレ
ット装置は、対向する一対の基板内面に抵抗膜が配置さ
れてなり、前記抵抗膜には電極が形成されてなり、前記
電極間それぞれに電位勾配を形成したときその電位勾配
の方向が互いに異なるように前記抵抗膜を配置するとと
もに、前記2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点で互いに
接触して導通するように前記抵抗膜が配置された入力面
を備えてなり、前記電極の少なくとも一つに基準電位を
印加する電圧印加手段と、この電圧印加手段により基準
電位が印加された状態で前記2枚の抵抗膜に係わる押圧
指示時の電位を測定する電位測定手段と、この電位測定
手段の測定電位に基づき前記押圧点の入力面上の指示位
置を演算する位置演算手段と、前記電位測定手段により
測定される電位に基づいて前記押圧点の押圧値を演算す
る押圧値演算手段とを備えることを特徴とする。
ブレット装置とを有する電機機器であって、前記タブレ
ット装置は、対向する一対の基板内面に抵抗膜が配置さ
れてなり、前記抵抗膜には電極が形成されてなり、前記
電極間それぞれに電位勾配を形成したときその電位勾配
の方向が互いに異なるように前記抵抗膜を配置するとと
もに、前記2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点で互いに
接触して導通するように前記抵抗膜が配置された入力面
を備えてなり、前記電極の少なくとも一つに基準電位を
印加する電圧印加手段と、この電圧印加手段により基準
電位が印加された状態で前記2枚の抵抗膜に係わる押圧
指示時の電位を測定する電位測定手段と、この電位測定
手段の測定電位に基づき前記押圧点の入力面上の指示位
置を演算する位置演算手段と、前記電位測定手段により
測定される電位に基づいて前記押圧点の押圧値を演算す
る押圧値演算手段とを備えることを特徴とする。
【0047】以上説明した本発明によれば、押圧による
位置指示を行うと、2枚の抵抗膜が接触し、このときの
2枚の抵抗膜間の接触抵抗は押圧の強さにより変化し、
強く押圧するほど接触抵抗は低くなるため、接触抵抗に
関する値を算出することができ、その結果、これを付加
情報として様々に利用することができる。
位置指示を行うと、2枚の抵抗膜が接触し、このときの
2枚の抵抗膜間の接触抵抗は押圧の強さにより変化し、
強く押圧するほど接触抵抗は低くなるため、接触抵抗に
関する値を算出することができ、その結果、これを付加
情報として様々に利用することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明は、図50に示されるよう
に、タブレット装置、及び表示装置とを備えた電子機器
の一例である電子手帳を構成している。
に、タブレット装置、及び表示装置とを備えた電子機器
の一例である電子手帳を構成している。
【0049】タブレット装置は、以降に説明する各実施
形態においても記載されているように、一対の基板内面
に抵抗膜をそれぞれ形成し、各抵抗膜には電極が形成さ
れている。そして、この抵抗膜に電位勾配を生じさせる
ことにより、位置を検出している。
形態においても記載されているように、一対の基板内面
に抵抗膜をそれぞれ形成し、各抵抗膜には電極が形成さ
れている。そして、この抵抗膜に電位勾配を生じさせる
ことにより、位置を検出している。
【0050】また、表示装置は、液晶パネル、プラズマ
ディスプレイ、CRT、ELなどの表示装置を用いるこ
とができる。図50は、表示装置が液晶パネルである例
を示している。特に、携帯型の電子機器には、低消費電
力で厚さが薄い液晶パネルを用いることが有効である。
ディスプレイ、CRT、ELなどの表示装置を用いるこ
とができる。図50は、表示装置が液晶パネルである例
を示している。特に、携帯型の電子機器には、低消費電
力で厚さが薄い液晶パネルを用いることが有効である。
【0051】液晶パネルには、90度ねじれを有する液
晶を用いた液晶パネルや、120度以上にねじれを有す
るSTN液晶を用いた液晶パネルなどの単純マトリック
ス型液晶パネルを用いることができる。また、TFT、
MIMなどのスイッチング素子と画素電極とが形成され
た液晶パネルなどを用いることができる。
晶を用いた液晶パネルや、120度以上にねじれを有す
るSTN液晶を用いた液晶パネルなどの単純マトリック
ス型液晶パネルを用いることができる。また、TFT、
MIMなどのスイッチング素子と画素電極とが形成され
た液晶パネルなどを用いることができる。
【0052】更に、液晶パネルの両側に一般的に配置さ
れている一対の偏光板は、タブレット装置及び液晶パネ
ルを挟持するように配置しても良い。また、視角の改善
や光学補償を目的にフィルムなどの光学補償板を配置す
ることも可能である。その場合は、タブレット装置と液
晶パネルとの間、もしくはタブレット装置の上側(液晶
パネルを配置した側とは反対側)に配置することが可能
である。光学補償板はその他の表示装置を用いた場合で
も使用することは言うまでもない。なお、電子機器とし
ては、図50のものに限定されないことは勿論であり、
表示装置を備え本発明のタブレット装置が適用できるも
のであれば良い。
れている一対の偏光板は、タブレット装置及び液晶パネ
ルを挟持するように配置しても良い。また、視角の改善
や光学補償を目的にフィルムなどの光学補償板を配置す
ることも可能である。その場合は、タブレット装置と液
晶パネルとの間、もしくはタブレット装置の上側(液晶
パネルを配置した側とは反対側)に配置することが可能
である。光学補償板はその他の表示装置を用いた場合で
も使用することは言うまでもない。なお、電子機器とし
ては、図50のものに限定されないことは勿論であり、
表示装置を備え本発明のタブレット装置が適用できるも
のであれば良い。
【0053】以下に、電子機器に用いるタブレット装置
について各実施例を用いて説明することとする。
について各実施例を用いて説明することとする。
【0054】(実施形態1)本発明の実施形態第1を以
下に示す。本実施形態は、主に、請求項1〜3,28に
関する。
下に示す。本実施形態は、主に、請求項1〜3,28に
関する。
【0055】その構成を図1に示す。抵抗膜11と抵抗
膜12はスペーサを介して重ね合わされており、通常は
抵抗膜11と抵抗膜12は互いに導通していないが、位
置指示で入力面を指やペンで押した際には抵抗膜11が
たわんで、抵抗膜12と導通するような構造になってい
る。
膜12はスペーサを介して重ね合わされており、通常は
抵抗膜11と抵抗膜12は互いに導通していないが、位
置指示で入力面を指やペンで押した際には抵抗膜11が
たわんで、抵抗膜12と導通するような構造になってい
る。
【0056】抵抗膜11と抵抗膜12は通常は樹脂、ガ
ラスなどの絶縁性基板に付設されているが、図1には示
していない。なお、以降の各実施形態においても、基板
については図を簡略化するために省略して記載されてい
るが、本来は一対の基板の内面に抵抗膜がそれぞれ形成
されているものである。
ラスなどの絶縁性基板に付設されているが、図1には示
していない。なお、以降の各実施形態においても、基板
については図を簡略化するために省略して記載されてい
るが、本来は一対の基板の内面に抵抗膜がそれぞれ形成
されているものである。
【0057】抵抗膜11の向かい合う2辺には電極13
A、電極13Bが設けられ、電極13A、電極13B間
に電圧を印加した際に抵抗膜11に電位勾配が形成され
るようになっている。
A、電極13Bが設けられ、電極13A、電極13B間
に電圧を印加した際に抵抗膜11に電位勾配が形成され
るようになっている。
【0058】同様に抵抗膜12にも電極14Aと電極1
4Bが設けられているが、抵抗膜12に形成される電位
勾配の方向は、抵抗膜11の電位勾配の方向とはほぼ直
交するようになっている。
4Bが設けられているが、抵抗膜12に形成される電位
勾配の方向は、抵抗膜11の電位勾配の方向とはほぼ直
交するようになっている。
【0059】電圧印加手段は、直流電源20およびスイ
ッチ15A、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッ
チ16B、スイッチ17B、スイッチ18Aより構成さ
れる。電極13Aはスイッチ15Aおよびスイッチ15
Bに接続され、直流電源20の正極および負極に接続可
能な構成となっている。
ッチ15A、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッ
チ16B、スイッチ17B、スイッチ18Aより構成さ
れる。電極13Aはスイッチ15Aおよびスイッチ15
Bに接続され、直流電源20の正極および負極に接続可
能な構成となっている。
【0060】同様に、電極13Bにはスイッチ16A、
スイッチ16Bに接続され、直流電源20の正極および
負極に接続可能である。したがって、抵抗膜11には正
逆両方向に電位勾配が形成できる。
スイッチ16Bに接続され、直流電源20の正極および
負極に接続可能である。したがって、抵抗膜11には正
逆両方向に電位勾配が形成できる。
【0061】電極14Aにはスイッチ17B、電極14
Bにはスイッチ18Aが接続されていて、抵抗膜12に
直流電源20から電圧を印加する構成となっている。ま
た、電極13Aと電極14Aからはスイッチ19を経由
して、電位測定手段であるアナログデジタル変換器(以
下A/D変換器と略す)31につながっており、電極1
3Aまたは電極14Aにおける電位の測定を行う。
Bにはスイッチ18Aが接続されていて、抵抗膜12に
直流電源20から電圧を印加する構成となっている。ま
た、電極13Aと電極14Aからはスイッチ19を経由
して、電位測定手段であるアナログデジタル変換器(以
下A/D変換器と略す)31につながっており、電極1
3Aまたは電極14Aにおける電位の測定を行う。
【0062】スイッチ15A〜19は一般には、アナロ
グスイッチ、トランジスタなどで構成される。スイッチ
19と電極14Aの間において抵抗22を介して、基準
電位である、直流電源20に接続されている。
グスイッチ、トランジスタなどで構成される。スイッチ
19と電極14Aの間において抵抗22を介して、基準
電位である、直流電源20に接続されている。
【0063】抵抗22は、電流をある程度流して抵抗膜
11と抵抗膜12の接触抵抗を検出する構成上、比較的
小さい抵抗値のものを用いる。抵抗22の抵抗値を、抵
抗膜11の電極13Aと電極13Bの間の抵抗値の10
0倍以下に設定すると、A/D変換器31の電位測定に
おいて、接触抵抗の変化による電位変化が検出しやすく
なる。
11と抵抗膜12の接触抵抗を検出する構成上、比較的
小さい抵抗値のものを用いる。抵抗22の抵抗値を、抵
抗膜11の電極13Aと電極13Bの間の抵抗値の10
0倍以下に設定すると、A/D変換器31の電位測定に
おいて、接触抵抗の変化による電位変化が検出しやすく
なる。
【0064】また、抵抗22の抵抗値を、抵抗膜11の
電極13Aと電極13Bの間の抵抗値の1/10以上に
設定しないと、A/D変換器31の測定レンジを十分に
利用できなくなり、検出精度が低下する。したがって、
抵抗22の抵抗値は、抵抗膜11の電極13Aと電極1
3Bの間の抵抗値の1/10以上100倍以下に設定す
るのがよい。抵抗22の抵抗値を、抵抗膜11の電極1
3Aと電極13Bの間の抵抗値とほぼ同じ値に設定する
とさらに好ましい。
電極13Aと電極13Bの間の抵抗値の1/10以上に
設定しないと、A/D変換器31の測定レンジを十分に
利用できなくなり、検出精度が低下する。したがって、
抵抗22の抵抗値は、抵抗膜11の電極13Aと電極1
3Bの間の抵抗値の1/10以上100倍以下に設定す
るのがよい。抵抗22の抵抗値を、抵抗膜11の電極1
3Aと電極13Bの間の抵抗値とほぼ同じ値に設定する
とさらに好ましい。
【0065】A/D変換器31の後段には演算手段32
が接続されているが、この機能、動作については後で説
明する。
が接続されているが、この機能、動作については後で説
明する。
【0066】本発明のタブレット装置の動作は3つのス
テップから構成される。第1のステップ(ステップX1
と呼ぶ)および第2のステップ(ステップX2と呼ぶ)
では指示位置のX座標と押圧力を表す値(押圧値zと呼
ぶ)を検出し、第3のステップ(ステップYと呼ぶ)で
指示位置のY座標を検出する。
テップから構成される。第1のステップ(ステップX1
と呼ぶ)および第2のステップ(ステップX2と呼ぶ)
では指示位置のX座標と押圧力を表す値(押圧値zと呼
ぶ)を検出し、第3のステップ(ステップYと呼ぶ)で
指示位置のY座標を検出する。
【0067】ステップX1について、図2を用いて説明
する。図2は、図1において、スイッチ15B、スイッ
チ16Aをオンにし、スイッチ15A、スイッチ16
B、スイッチ17B、スイッチ18Aをオフにし、スイ
ッチ19を電極14A側に倒したときの状態を簡単に示
したものである。
する。図2は、図1において、スイッチ15B、スイッ
チ16Aをオンにし、スイッチ15A、スイッチ16
B、スイッチ17B、スイッチ18Aをオフにし、スイ
ッチ19を電極14A側に倒したときの状態を簡単に示
したものである。
【0068】すなわち、抵抗膜11に電位勾配が形成さ
れ、A/D変換器31の前では抵抗22を経由して直流
電源20の負極に接続され、抵抗膜12の片方の電極で
ある電極14Aにおける電位をA/D変換器31で測定
する構成である。
れ、A/D変換器31の前では抵抗22を経由して直流
電源20の負極に接続され、抵抗膜12の片方の電極で
ある電極14Aにおける電位をA/D変換器31で測定
する構成である。
【0069】この構成において、位置指示動作により抵
抗膜11と抵抗膜12が指示位置において接触した場合
には、抵抗膜11を流れる電位勾配を形成する電流の他
に、抵抗膜11から接触点40を通り、抵抗膜12、電
極14A、抵抗22を経由して流れる電流が存在し、こ
の電流は抵抗22が比較的低い抵抗値に設定しているた
め無視できない量になる。この際にA/D変換器31で
測定される電位VX1は次式で表すことができる。な
お、A/D変換器31で測定される電位は、ここでは電
位V1を基準とした電位で表している(以下も同様)。
抗膜11と抵抗膜12が指示位置において接触した場合
には、抵抗膜11を流れる電位勾配を形成する電流の他
に、抵抗膜11から接触点40を通り、抵抗膜12、電
極14A、抵抗22を経由して流れる電流が存在し、こ
の電流は抵抗22が比較的低い抵抗値に設定しているた
め無視できない量になる。この際にA/D変換器31で
測定される電位VX1は次式で表すことができる。な
お、A/D変換器31で測定される電位は、ここでは電
位V1を基準とした電位で表している(以下も同様)。
【0070】VX1=x×R22×(V2−V1)/
{r+R22+R11×x×(1−x)+R12×y} ここで、x、yは接触点40の座標であり、0から1の
間の値をとる。R11、R12はそれぞれ、抵抗膜11
の電極13Aと電極13Bの間の抵抗値、抵抗膜12の
電極14Aと電極14Bの間の抵抗値を表す。R22は
抵抗22の抵抗値、rは接触点40における抵抗膜11
と抵抗膜12の接触抵抗である。V2は直流電源20の
正極の電位を表す。
{r+R22+R11×x×(1−x)+R12×y} ここで、x、yは接触点40の座標であり、0から1の
間の値をとる。R11、R12はそれぞれ、抵抗膜11
の電極13Aと電極13Bの間の抵抗値、抵抗膜12の
電極14Aと電極14Bの間の抵抗値を表す。R22は
抵抗22の抵抗値、rは接触点40における抵抗膜11
と抵抗膜12の接触抵抗である。V2は直流電源20の
正極の電位を表す。
【0071】ステップX2を図3を用いて説明する。図
3は、図1において、スイッチ15A、スイッチ16B
をオンにし、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッ
チ17B、スイッチ18Aをオフにし、スイッチ19を
電極14A側に倒したときの状態を簡単に示したもので
ある。
3は、図1において、スイッチ15A、スイッチ16B
をオンにし、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッ
チ17B、スイッチ18Aをオフにし、スイッチ19を
電極14A側に倒したときの状態を簡単に示したもので
ある。
【0072】抵抗膜11にかかる電位勾配の方向がステ
ップX1の場合とは逆になっている。ステップX1と同
様に、抵抗膜11と抵抗膜12が位置指示による押圧で
接触したときには抵抗22に無視できない量の電流が流
れる。このときA/D変換器31で測定される電位VX
2は次式で表される。
ップX1の場合とは逆になっている。ステップX1と同
様に、抵抗膜11と抵抗膜12が位置指示による押圧で
接触したときには抵抗22に無視できない量の電流が流
れる。このときA/D変換器31で測定される電位VX
2は次式で表される。
【0073】VX2=(1−x)×R22×(V2−V
1)/{r+R22+R11×x×(1−x)+R12
×y} ステップX1とステップX2で測定した電位VX1、V
X2より、1軸方向の位置(X座標)と押圧値zを計算
できる。
1)/{r+R22+R11×x×(1−x)+R12
×y} ステップX1とステップX2で測定した電位VX1、V
X2より、1軸方向の位置(X座標)と押圧値zを計算
できる。
【0074】x=VX1/(VX1+VX2) これは、VX1とVX2の式から導出されるものであ
り、xは0から1までの範囲の値で表される。
り、xは0から1までの範囲の値で表される。
【0075】押圧値zはここではz=VX1+VX2と
定義すると、次のようになる。
定義すると、次のようになる。
【0076】 z=VX1+VX2 =R22×(V2−V1)/{r+R22+R11×x
×(1−x)+R12×y} 押圧指示位置を固定して考えた場合には、接触抵抗rが
小さくなると押圧値zが大きい値をとる。接触抵抗rは
一般には、位置指示の際の押圧力に応じて変化し、強く
押すと低い値を示す。したがって押圧力が大きいと押圧
値zは大きい値をとる。押圧値zは、押圧指示位置によ
って変化するが、接触抵抗rの変化量が抵抗膜11、抵
抗膜12の抵抗値R11、R12に比べて大きければ、
位置による押圧値zの変化は小さく、操作性などの面で
影響は少ない。また、抵抗値R11、R12が無視でき
ないほど大きいときには、押圧値zの値の補正を行って
もよい。
×(1−x)+R12×y} 押圧指示位置を固定して考えた場合には、接触抵抗rが
小さくなると押圧値zが大きい値をとる。接触抵抗rは
一般には、位置指示の際の押圧力に応じて変化し、強く
押すと低い値を示す。したがって押圧力が大きいと押圧
値zは大きい値をとる。押圧値zは、押圧指示位置によ
って変化するが、接触抵抗rの変化量が抵抗膜11、抵
抗膜12の抵抗値R11、R12に比べて大きければ、
位置による押圧値zの変化は小さく、操作性などの面で
影響は少ない。また、抵抗値R11、R12が無視でき
ないほど大きいときには、押圧値zの値の補正を行って
もよい。
【0077】ステップYについて図4を基に説明を行
う。図4は図1において、スイッチ17B、スイッチ1
8Aをオンにし、スイッチ15A、スイッチ15B、ス
イッチ16A、スイッチ16Bをオフにし、スイッチ1
9を電極13A側に倒したときの状態を簡単に示したも
のである。抵抗膜12に電位勾配を形成し、接触部の電
位を抵抗膜11、電極13Aを経由して、A/D変換器
31で高インピーダンス状態で測定する。
う。図4は図1において、スイッチ17B、スイッチ1
8Aをオンにし、スイッチ15A、スイッチ15B、ス
イッチ16A、スイッチ16Bをオフにし、スイッチ1
9を電極13A側に倒したときの状態を簡単に示したも
のである。抵抗膜12に電位勾配を形成し、接触部の電
位を抵抗膜11、電極13Aを経由して、A/D変換器
31で高インピーダンス状態で測定する。
【0078】これは、従来例(図49)で非常に高い抵
抗値の抵抗98をもつ状態と、本質的には相違はない。
測定電位VYはそのまま押圧指示位置のY座標に比例し
た値を示している。0〜1の範囲に規格化された座標値
yを求めるには、 y=VY/(V2−V1) とすれば良い。
抗値の抵抗98をもつ状態と、本質的には相違はない。
測定電位VYはそのまま押圧指示位置のY座標に比例し
た値を示している。0〜1の範囲に規格化された座標値
yを求めるには、 y=VY/(V2−V1) とすれば良い。
【0079】以上のように、ステップX1、ステップX
2、ステップYという3つの状態において測定された電
位VX1、VX2、VYより、押圧指示位置の座標値
x、yおよび押圧値zを求めることができる。座標値
x、yおよび押圧値zを求めるための演算は図1で示し
た演算手段32において行う。演算手段32は回路でハ
ードウェア的に実現しても良いし、マイクロプロセッサ
等の内部でソフトウェア的に行っても良い。
2、ステップYという3つの状態において測定された電
位VX1、VX2、VYより、押圧指示位置の座標値
x、yおよび押圧値zを求めることができる。座標値
x、yおよび押圧値zを求めるための演算は図1で示し
た演算手段32において行う。演算手段32は回路でハ
ードウェア的に実現しても良いし、マイクロプロセッサ
等の内部でソフトウェア的に行っても良い。
【0080】以上のような構成、動作としたために、押
圧指示の際の押圧力に関する値、すなわち押圧値を検出
することができる。入力面を強く押さえると、それに応
じて押圧値の値が大きくなる。押圧値をそのまま出力す
ることにより、例えばペンで文字を書くときの筆圧情報
として利用できるし、押圧値の値をあるしきい値で区切
り、押圧値がしきい値を超えるか超えないかを付加情報
として出力することにより、マウスのボタンクリックの
様な使い方もできる。したがって、情報機器に対して様
々な指示を送ることが可能であり、入力の機能を向上さ
せることができる。
圧指示の際の押圧力に関する値、すなわち押圧値を検出
することができる。入力面を強く押さえると、それに応
じて押圧値の値が大きくなる。押圧値をそのまま出力す
ることにより、例えばペンで文字を書くときの筆圧情報
として利用できるし、押圧値の値をあるしきい値で区切
り、押圧値がしきい値を超えるか超えないかを付加情報
として出力することにより、マウスのボタンクリックの
様な使い方もできる。したがって、情報機器に対して様
々な指示を送ることが可能であり、入力の機能を向上さ
せることができる。
【0081】(実施形態2)本発明の実施形態2を以下
に示す。本実施形態は、主に、請求項1〜4,28に関
する。
に示す。本実施形態は、主に、請求項1〜4,28に関
する。
【0082】本実施形態の構成を図5に示す。抵抗膜1
1と抵抗膜12の構成と、電圧印加手段である直流電源
20およびスイッチ15A、スイッチ15B、スイッチ
16A、スイッチ16B、スイッチ17B、スイッチ1
8Aに関しては実施形態1と同様であり、説明は省略す
る。
1と抵抗膜12の構成と、電圧印加手段である直流電源
20およびスイッチ15A、スイッチ15B、スイッチ
16A、スイッチ16B、スイッチ17B、スイッチ1
8Aに関しては実施形態1と同様であり、説明は省略す
る。
【0083】電極13Aと電極14Aからはスイッチ1
9を経由して、電位測定手段であるA/D変換器31に
つながっており、電極13Aまたは電極14Aにおける
電位の測定を行う。スイッチ19とA/D変換器31の
間において抵抗22とスイッチ23を介して、基準電位
である、直流電源20に接続されている。
9を経由して、電位測定手段であるA/D変換器31に
つながっており、電極13Aまたは電極14Aにおける
電位の測定を行う。スイッチ19とA/D変換器31の
間において抵抗22とスイッチ23を介して、基準電位
である、直流電源20に接続されている。
【0084】抵抗22の抵抗値は、実施形態1で説明し
たように、抵抗膜11の電極13Aと電極13Bの間の
抵抗値の1/10以上100倍以下に設定するのがよ
い。抵抗22の抵抗値を、抵抗膜11の電極13Aと電
極13Bの間の抵抗値とほぼ同じ値に設定するとさらに
好ましい。A/D変換器31の後段には、位置及び押圧
値を計算する演算手段32が接続されている。
たように、抵抗膜11の電極13Aと電極13Bの間の
抵抗値の1/10以上100倍以下に設定するのがよ
い。抵抗22の抵抗値を、抵抗膜11の電極13Aと電
極13Bの間の抵抗値とほぼ同じ値に設定するとさらに
好ましい。A/D変換器31の後段には、位置及び押圧
値を計算する演算手段32が接続されている。
【0085】本実施形態のタブレット装置の動作は実施
形態1と同様に3つのステップから構成される。第1の
ステップ(ステップX1)および第2のステップ(ステ
ップX2)では指示位置のX座標と押圧値zを検出し、
第3のステップ(ステップY)で指示位置のY座標を検
出する。
形態1と同様に3つのステップから構成される。第1の
ステップ(ステップX1)および第2のステップ(ステ
ップX2)では指示位置のX座標と押圧値zを検出し、
第3のステップ(ステップY)で指示位置のY座標を検
出する。
【0086】ステップX1については、図5において、
スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ23をオン
にし、スイッチ15A、スイッチ16B、スイッチ17
B、スイッチ18Aをオフにし、スイッチ19を電極1
4A側に倒す。この状態はすなわち、抵抗膜11に電位
勾配が形成され、A/D変換器31の前では抵抗22を
経由して直流電源20の負極に接続され、抵抗膜12の
片方の電極である電極14Aにおける電位をA/D変換
器31で測定する構成である。
スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ23をオン
にし、スイッチ15A、スイッチ16B、スイッチ17
B、スイッチ18Aをオフにし、スイッチ19を電極1
4A側に倒す。この状態はすなわち、抵抗膜11に電位
勾配が形成され、A/D変換器31の前では抵抗22を
経由して直流電源20の負極に接続され、抵抗膜12の
片方の電極である電極14Aにおける電位をA/D変換
器31で測定する構成である。
【0087】ステップX2については、図5において、
スイッチ15A、スイッチ16B、スイッチ23をオン
にし、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ17
B、スイッチ18Aをオフにし、スイッチ19を電極1
4A側に倒す。抵抗膜11にかかる電位勾配の方向がス
テップX1の場合とは逆になっている。
スイッチ15A、スイッチ16B、スイッチ23をオン
にし、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ17
B、スイッチ18Aをオフにし、スイッチ19を電極1
4A側に倒す。抵抗膜11にかかる電位勾配の方向がス
テップX1の場合とは逆になっている。
【0088】ステップYについては、図5において、ス
イッチ17B、スイッチ18Aをオンにし、スイッチ1
5A、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ16
B、スイッチ23をオフにし、スイッチ19を電極13
A側に倒す。すなわち、抵抗膜12に電位勾配を形成
し、接触部の電位を抵抗膜11、電極13Aを経由し
て、A/D変換器31で高インピーダンス状態で測定す
る。
イッチ17B、スイッチ18Aをオンにし、スイッチ1
5A、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ16
B、スイッチ23をオフにし、スイッチ19を電極13
A側に倒す。すなわち、抵抗膜12に電位勾配を形成
し、接触部の電位を抵抗膜11、電極13Aを経由し
て、A/D変換器31で高インピーダンス状態で測定す
る。
【0089】本実施形態で示した以上の3つのステップ
における状態は、実施形態1で示した3つのステップの
ものとすべて等価であり、実施形態1と同様にして指示
位置の座標値x、yおよび押圧値zを計算することがで
きる。押圧値を検出できるようにしたため、情報機器な
どに対して様々な指示を送ることが可能であり、入力の
機能を向上させることができる。
における状態は、実施形態1で示した3つのステップの
ものとすべて等価であり、実施形態1と同様にして指示
位置の座標値x、yおよび押圧値zを計算することがで
きる。押圧値を検出できるようにしたため、情報機器な
どに対して様々な指示を送ることが可能であり、入力の
機能を向上させることができる。
【0090】(実施形態3)本発明の一実施形態を以下
に示す。本実施形態は、主に、請求項1,5,6,28
に関する。
に示す。本実施形態は、主に、請求項1,5,6,28
に関する。
【0091】本実施形態の構成を図6に示す。抵抗膜1
1と抵抗膜12の構成については実施形態1と同様であ
り説明は省略する。電圧印加手段は、直流電源20およ
びスイッチ15A、スイッチ15B、スイッチ16A、
スイッチ16B、スイッチ17A、スイッチ17B、ス
イッチ18A、スイッチ18Bより構成される。
1と抵抗膜12の構成については実施形態1と同様であ
り説明は省略する。電圧印加手段は、直流電源20およ
びスイッチ15A、スイッチ15B、スイッチ16A、
スイッチ16B、スイッチ17A、スイッチ17B、ス
イッチ18A、スイッチ18Bより構成される。
【0092】電極13Aはスイッチ15Aおよびスイッ
チ15Bに接続され、直流電源20の正極および負極に
接続可能な構成となっている。同様に、電極13Bには
スイッチ16A、スイッチ16B、電極14Aにはスイ
ッチ17A、スイッチ17B、電極14Bにはスイッチ
18A、スイッチ18Bが接続されていて、直流電源2
0の正極および負極に任意に接続可能となっている。
チ15Bに接続され、直流電源20の正極および負極に
接続可能な構成となっている。同様に、電極13Bには
スイッチ16A、スイッチ16B、電極14Aにはスイ
ッチ17A、スイッチ17B、電極14Bにはスイッチ
18A、スイッチ18Bが接続されていて、直流電源2
0の正極および負極に任意に接続可能となっている。
【0093】また、電極13Aと電極14Aからはスイ
ッチ19を経由してA/D変換器31につながってお
り、電極13Aまたは電極14Aにおける電位の測定を
行う。スイッチ15A〜19は一般には、アナログスイ
ッチ、トランジスタなどで構成される。スイッチ19と
A/D変換器31の間において抵抗22を介して、基準
電位である直流電源20の負極に接続されている。
ッチ19を経由してA/D変換器31につながってお
り、電極13Aまたは電極14Aにおける電位の測定を
行う。スイッチ15A〜19は一般には、アナログスイ
ッチ、トランジスタなどで構成される。スイッチ19と
A/D変換器31の間において抵抗22を介して、基準
電位である直流電源20の負極に接続されている。
【0094】抵抗22の抵抗値は、抵抗膜11の電極1
3Aと電極13Bの間の抵抗値および抵抗膜12の電極
14Aと電極14Bの間の抵抗値のそれぞれ1/10以
上100倍以下の範囲に設定するのがよい。
3Aと電極13Bの間の抵抗値および抵抗膜12の電極
14Aと電極14Bの間の抵抗値のそれぞれ1/10以
上100倍以下の範囲に設定するのがよい。
【0095】抵抗膜11の電極13Aと電極13Bの間
の抵抗値と、抵抗膜12の電極14Aと電極14Bの間
の抵抗値をほぼ同じ値に設定し、抵抗22の抵抗値もほ
ぼ同じ値に設定するとさらに好ましい。A/D変換器3
1の後段には、位置及び押圧値を計算する演算手段32
が接続されている。
の抵抗値と、抵抗膜12の電極14Aと電極14Bの間
の抵抗値をほぼ同じ値に設定し、抵抗22の抵抗値もほ
ぼ同じ値に設定するとさらに好ましい。A/D変換器3
1の後段には、位置及び押圧値を計算する演算手段32
が接続されている。
【0096】A/D変換器31の入力部分は図6ではス
イッチ19の後に抵抗22を接続しているが、これを図
7に示すようにスイッチ19の前のそれぞれの端子に抵
抗22A、22Bを接続する構成としても良い。
イッチ19の後に抵抗22を接続しているが、これを図
7に示すようにスイッチ19の前のそれぞれの端子に抵
抗22A、22Bを接続する構成としても良い。
【0097】本実施形態のタブレット装置の動作は4つ
のステップから構成される。第1のステップ(ステップ
X1)および第2のステップ(ステップX2)では指示
位置のX座標と押圧値zを検出し、第3のステップ(ス
テップY1)と第4のステップ(ステップY2)で指示
位置のY座標と押圧値zを検出する。
のステップから構成される。第1のステップ(ステップ
X1)および第2のステップ(ステップX2)では指示
位置のX座標と押圧値zを検出し、第3のステップ(ス
テップY1)と第4のステップ(ステップY2)で指示
位置のY座標と押圧値zを検出する。
【0098】ステップX1については、図6において、
スイッチ15B、スイッチ16Aをオンにし、スイッチ
15A、スイッチ16B、スイッチ17A、スイッチ1
7B、スイッチ18A、スイッチ18Bをオフにし、ス
イッチ19を電極14A側に倒す。この状態はすなわ
ち、抵抗膜11に電位勾配が形成され、A/D変換器3
1の前では抵抗22を経由して直流電源20の負極に接
続され、抵抗膜12の片方の電極である電極14Aにお
ける電位をA/D変換器31で測定する構成である。
スイッチ15B、スイッチ16Aをオンにし、スイッチ
15A、スイッチ16B、スイッチ17A、スイッチ1
7B、スイッチ18A、スイッチ18Bをオフにし、ス
イッチ19を電極14A側に倒す。この状態はすなわ
ち、抵抗膜11に電位勾配が形成され、A/D変換器3
1の前では抵抗22を経由して直流電源20の負極に接
続され、抵抗膜12の片方の電極である電極14Aにお
ける電位をA/D変換器31で測定する構成である。
【0099】ステップX2については、図6において、
スイッチ15A、スイッチ16Bをオンにし、スイッチ
15B、スイッチ16A、スイッチ17A、スイッチ1
7B、スイッチ18A、スイッチ18Bをオフにし、ス
イッチ19を電極14A側に倒す。抵抗膜11にかかる
電位勾配の方向がステップX1の場合とは逆になってい
る。
スイッチ15A、スイッチ16Bをオンにし、スイッチ
15B、スイッチ16A、スイッチ17A、スイッチ1
7B、スイッチ18A、スイッチ18Bをオフにし、ス
イッチ19を電極14A側に倒す。抵抗膜11にかかる
電位勾配の方向がステップX1の場合とは逆になってい
る。
【0100】ステップX1、ステップX2については、
実施形態1で説明した図2、図3における状態と同じで
あり、指示位置のX座標及び押圧値zの計算は同様に行
う。
実施形態1で説明した図2、図3における状態と同じで
あり、指示位置のX座標及び押圧値zの計算は同様に行
う。
【0101】ステップY1については、図6において、
スイッチ17B、スイッチ18Aをオンにし、スイッチ
15A、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ1
6B、スイッチ17A、スイッチ18Bをオフにし、ス
イッチ19を電極13A側に倒す。この状態はすなわ
ち、抵抗膜12に電位勾配が形成され、A/D変換器3
1の前では抵抗22を経由して直流電源20の負極に接
続され、抵抗膜12の片方の電極である電極13Aにお
ける電位をA/D変換器31で測定する構成である。
スイッチ17B、スイッチ18Aをオンにし、スイッチ
15A、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ1
6B、スイッチ17A、スイッチ18Bをオフにし、ス
イッチ19を電極13A側に倒す。この状態はすなわ
ち、抵抗膜12に電位勾配が形成され、A/D変換器3
1の前では抵抗22を経由して直流電源20の負極に接
続され、抵抗膜12の片方の電極である電極13Aにお
ける電位をA/D変換器31で測定する構成である。
【0102】ステップY2については、図6において、
スイッチ17A、スイッチ18Bをオンにし、スイッチ
15A、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ1
6B、スイッチ17B、スイッチ18Aをオフにし、ス
イッチ19を電極13A側に倒す。抵抗膜12にかかる
電位勾配の方向がステップY1の場合とは逆になってい
る。
スイッチ17A、スイッチ18Bをオンにし、スイッチ
15A、スイッチ15B、スイッチ16A、スイッチ1
6B、スイッチ17B、スイッチ18Aをオフにし、ス
イッチ19を電極13A側に倒す。抵抗膜12にかかる
電位勾配の方向がステップY1の場合とは逆になってい
る。
【0103】前記ステップY1とステップY2は、ステ
ップX1とステップX2と同様の原理である。したがっ
て、同じようにしてステップY1とステップY2で測定
した電位VY1、VY2より、指示位置のY座標と押圧
値zを計算できる。
ップX1とステップX2と同様の原理である。したがっ
て、同じようにしてステップY1とステップY2で測定
した電位VY1、VY2より、指示位置のY座標と押圧
値zを計算できる。
【0104】 y=VY1/(VY1+VY2) z=VY1+VY2 以上のように、ステップX1、ステップX2、ステップ
Y1、ステップY2という4つの状態において測定され
た電位VX1、VX2、VY1、VY2より、押圧指示
位置の座標x、yおよび押圧値zを求めることができ
る。
Y1、ステップY2という4つの状態において測定され
た電位VX1、VX2、VY1、VY2より、押圧指示
位置の座標x、yおよび押圧値zを求めることができ
る。
【0105】座標x、yおよび押圧値zを求めるための
演算は演算手段32において行う。押圧値zは、ステッ
プX1、ステップX2より算出されるものと、ステップ
Y1、ステップY2より算出されるものの2つが求まる
が、どちらか一方のみを採用してもよいし、2つの平均
をとって出力してもよい。
演算は演算手段32において行う。押圧値zは、ステッ
プX1、ステップX2より算出されるものと、ステップ
Y1、ステップY2より算出されるものの2つが求まる
が、どちらか一方のみを採用してもよいし、2つの平均
をとって出力してもよい。
【0106】以上のような構成、動作としたために、押
圧値を検出することができ、情報機器に対して様々な指
示を送ることが可能であり、入力の機能を向上させるこ
とができる。
圧値を検出することができ、情報機器に対して様々な指
示を送ることが可能であり、入力の機能を向上させるこ
とができる。
【0107】(実施形態4)本発明の一実施形態を以下
に示す。本実施形態は、主に、請求項1,7,8,29
に関する。
に示す。本実施形態は、主に、請求項1,7,8,29
に関する。
【0108】本実施形態の構成を図8に示す。抵抗膜1
1と抵抗膜12に関する構成は実施形態1と同じであ
る。抵抗膜11には電極13A、電極13Bが設けら
れ、電極13A、電極13B間に電圧を印加した際に抵
抗膜11に電位勾配が形成されるようになっている。同
様に抵抗膜12にも電極14Aと電極14Bが設けられ
ているが、抵抗膜12に形成される電位勾配の方向は、
抵抗膜11の電位勾配の方向とはほぼ直交するようにな
っている。
1と抵抗膜12に関する構成は実施形態1と同じであ
る。抵抗膜11には電極13A、電極13Bが設けら
れ、電極13A、電極13B間に電圧を印加した際に抵
抗膜11に電位勾配が形成されるようになっている。同
様に抵抗膜12にも電極14Aと電極14Bが設けられ
ているが、抵抗膜12に形成される電位勾配の方向は、
抵抗膜11の電位勾配の方向とはほぼ直交するようにな
っている。
【0109】電圧印加手段は、直流電源20およびスイ
ッチ15B、スイッチ16A、スイッチ17B、スイッ
チ18Aより構成される。電極13Aはスイッチ15B
に接続され、第1の基準電位である直流電源20の負極
に接続可能な構成となっている。電極13Bはスイッチ
16Aに接続され、第2の基準電位である直流電源20
の正極に接続可能な構成となっている。同様に、電極1
4Aにはスイッチ17Bを介して直流電源20の負極
に、電極14Bにはスイッチ18Aを介して直流電源2
0の正極が接続されている。また、電極13Aと電極1
4Aからはスイッチ19を経由して、電位測定手段であ
るA/D変換器31につながっており、電極13Aまた
は電極14Aにおける電位の測定を行う。スイッチ19
と電極14Aの間において抵抗22およびスイッチ24
を介して、直流電源20の負極に、および直流電源20
の正極に接続可能な構成となっている。
ッチ15B、スイッチ16A、スイッチ17B、スイッ
チ18Aより構成される。電極13Aはスイッチ15B
に接続され、第1の基準電位である直流電源20の負極
に接続可能な構成となっている。電極13Bはスイッチ
16Aに接続され、第2の基準電位である直流電源20
の正極に接続可能な構成となっている。同様に、電極1
4Aにはスイッチ17Bを介して直流電源20の負極
に、電極14Bにはスイッチ18Aを介して直流電源2
0の正極が接続されている。また、電極13Aと電極1
4Aからはスイッチ19を経由して、電位測定手段であ
るA/D変換器31につながっており、電極13Aまた
は電極14Aにおける電位の測定を行う。スイッチ19
と電極14Aの間において抵抗22およびスイッチ24
を介して、直流電源20の負極に、および直流電源20
の正極に接続可能な構成となっている。
【0110】抵抗22の抵抗値は、実施形態1で説明し
たように、抵抗膜11の電極13Aと電極13Bの間の
抵抗値の1/10以上100倍以下に設定するのがよ
い。抵抗22の抵抗値を、抵抗膜11の電極13Aと電
極13Bの間の抵抗値とほぼ同じ値に設定するとさらに
好ましい。A/D変換器31の後段には演算手段32が
接続されている。
たように、抵抗膜11の電極13Aと電極13Bの間の
抵抗値の1/10以上100倍以下に設定するのがよ
い。抵抗22の抵抗値を、抵抗膜11の電極13Aと電
極13Bの間の抵抗値とほぼ同じ値に設定するとさらに
好ましい。A/D変換器31の後段には演算手段32が
接続されている。
【0111】本発明のタブレット装置の動作は3つのス
テップから構成される。第1のステップ(ステップX1
と呼ぶ)および第2のステップ(ステップX2Aと呼
ぶ)では指示位置のX座標と押圧値zを検出し、第3の
ステップ(ステップYと呼ぶ)で指示位置のY座標を検
出する。
テップから構成される。第1のステップ(ステップX1
と呼ぶ)および第2のステップ(ステップX2Aと呼
ぶ)では指示位置のX座標と押圧値zを検出し、第3の
ステップ(ステップYと呼ぶ)で指示位置のY座標を検
出する。
【0112】ステップX1については図8において、ス
イッチ15B、スイッチ16Aをオンにし、スイッチ1
7B、スイッチ18Aをオフにし、スイッチ19を電極
14A側に、スイッチ24をV1側に倒す。すなわち、
抵抗膜11に電位勾配が形成され、A/D変換器31の
前では抵抗22を経由して直流電源20の負極(電位V
1)に接続され、抵抗膜12の片方の電極である電極1
4Aにおける電位をA/D変換器31で測定する構成で
ある。この状態は、実施形態1において図2で説明した
ものと等価の状態である。
イッチ15B、スイッチ16Aをオンにし、スイッチ1
7B、スイッチ18Aをオフにし、スイッチ19を電極
14A側に、スイッチ24をV1側に倒す。すなわち、
抵抗膜11に電位勾配が形成され、A/D変換器31の
前では抵抗22を経由して直流電源20の負極(電位V
1)に接続され、抵抗膜12の片方の電極である電極1
4Aにおける電位をA/D変換器31で測定する構成で
ある。この状態は、実施形態1において図2で説明した
ものと等価の状態である。
【0113】ステップX2Aを図9を用いて説明する。
図9は、図8において、スイッチ15B、スイッチ16
Aをオンにし、スイッチ17B、スイッチ18Aをオフ
にし、スイッチ19を電極14A側に、スイッチ24を
V2側に倒したときの状態を簡単に示したものである。
図9は、図8において、スイッチ15B、スイッチ16
Aをオンにし、スイッチ17B、スイッチ18Aをオフ
にし、スイッチ19を電極14A側に、スイッチ24を
V2側に倒したときの状態を簡単に示したものである。
【0114】すなわち、抵抗膜11に電位勾配が形成さ
れ、A/D変換器31の前では抵抗22を経由して直流
電源20の正極(電位V2)に接続され、抵抗膜12の
片方の電極である電極14Aにおける電位をA/D変換
器31で測定する構成である。このときA/D変換器3
1で測定される電位VX2Aは次式で表される。
れ、A/D変換器31の前では抵抗22を経由して直流
電源20の正極(電位V2)に接続され、抵抗膜12の
片方の電極である電極14Aにおける電位をA/D変換
器31で測定する構成である。このときA/D変換器3
1で測定される電位VX2Aは次式で表される。
【0115】 VX2A=(V2−V1)−(1−x)×R22×(V2−V1)/{r +R22+R11×x×(1−x)+R12×y} =(V2−V1)−VX2 これは、実施形態1におけるステップX2で測定される
電位VX2で表すことができる。したがって、実施形態
1と同様にして、ステップX1とステップX2Aで測定
した電位VX1、VX2Aより、1軸の位置(X座標)
と押圧値zを計算できる。
電位VX2で表すことができる。したがって、実施形態
1と同様にして、ステップX1とステップX2Aで測定
した電位VX1、VX2Aより、1軸の位置(X座標)
と押圧値zを計算できる。
【0116】 x=VX1/(VX1+(V2−V1)−VX2A) z=VX1+(V2−V1)−VX2A ステップYについては、図8において、スイッチ17
B、スイッチ18Aをオンにし、スイッチ15B、スイ
ッチ16Aをオフにし、スイッチ19を電極13A側に
倒す。スイッチ24はV1側に倒す。すなわち、抵抗膜
12に電位勾配を形成し、接触部の電位を抵抗膜11、
電極13Aを経由して、A/D変換器31で高インピー
ダンス状態で測定する。この状態は、実施形態1で示し
たものと等価であり、実施形態1と同様にして座標値y
を計算することができる。
B、スイッチ18Aをオンにし、スイッチ15B、スイ
ッチ16Aをオフにし、スイッチ19を電極13A側に
倒す。スイッチ24はV1側に倒す。すなわち、抵抗膜
12に電位勾配を形成し、接触部の電位を抵抗膜11、
電極13Aを経由して、A/D変換器31で高インピー
ダンス状態で測定する。この状態は、実施形態1で示し
たものと等価であり、実施形態1と同様にして座標値y
を計算することができる。
【0117】以上のような構成、方法としたため、位置
情報の他に、押圧値を検出することができ、情報機器に
対して様々な指示を送ることが可能であり、入力の機能
を向上させることができる。
情報の他に、押圧値を検出することができ、情報機器に
対して様々な指示を送ることが可能であり、入力の機能
を向上させることができる。
【0118】(実施形態5)本発明の一実施形態を以下
に示す。本実施形態は、主に、請求項1,9,10に関
する。
に示す。本実施形態は、主に、請求項1,9,10に関
する。
【0119】本実施形態の構成を図10に示す。図10
の構成は、実施形態2で示した図5における演算手段3
2の後段に、補正手段33が接続されたものである。し
たがって、補正手段33を除く部分は実施形態2と同じ
構成、動作であり、ここでは説明は省略する。
の構成は、実施形態2で示した図5における演算手段3
2の後段に、補正手段33が接続されたものである。し
たがって、補正手段33を除く部分は実施形態2と同じ
構成、動作であり、ここでは説明は省略する。
【0120】演算手段32より出力される押圧値zは、
押圧指示位置によって変化するが、接触抵抗rの変化量
が抵抗膜11、抵抗膜12の抵抗値R11、R12に比
べて大きければ、押圧値zの位置による変化量は小さ
く、操作性が悪くなるなどの影響は少ない。また抵抗値
R11、R12が無視できないほど大きいときには、補
正を行う。この補正を補正手段33で行い、以下に補正
方法を示す。
押圧指示位置によって変化するが、接触抵抗rの変化量
が抵抗膜11、抵抗膜12の抵抗値R11、R12に比
べて大きければ、押圧値zの位置による変化量は小さ
く、操作性が悪くなるなどの影響は少ない。また抵抗値
R11、R12が無視できないほど大きいときには、補
正を行う。この補正を補正手段33で行い、以下に補正
方法を示す。
【0121】押圧値zは、実施形態1で示したように、
次の式で表される。
次の式で表される。
【0122】 z=VX1+VX2 =R22×(V2−V1)/{r+R22+R11×x
×(1−x)+R12×y} ここで、R11、R12はそれぞれ、抵抗膜11の電極
13Aと電極13Bの間の抵抗値、抵抗膜12の電極1
4Aと電極14Bの間の抵抗値、R22は抵抗22の抵
抗値、V1、V2はそれぞれ直流電源20の負極と正極
の電位であるため定数として扱える。
×(1−x)+R12×y} ここで、R11、R12はそれぞれ、抵抗膜11の電極
13Aと電極13Bの間の抵抗値、抵抗膜12の電極1
4Aと電極14Bの間の抵抗値、R22は抵抗22の抵
抗値、V1、V2はそれぞれ直流電源20の負極と正極
の電位であるため定数として扱える。
【0123】また、x、yはタブレット装置自身で求め
られる検出座標であり、未知のものは抵抗膜11と抵抗
膜12との接触抵抗rのみである。したがって電圧測定
値VX1、VX2と検出座標値x、yおよび各定数よ
り、接触抵抗r自体を求めることが可能である。すなわ
ち、押圧指示位置による押圧値zの変化をキャンセルす
ることができる。
られる検出座標であり、未知のものは抵抗膜11と抵抗
膜12との接触抵抗rのみである。したがって電圧測定
値VX1、VX2と検出座標値x、yおよび各定数よ
り、接触抵抗r自体を求めることが可能である。すなわ
ち、押圧指示位置による押圧値zの変化をキャンセルす
ることができる。
【0124】また、別の方法としては、近似的に補正演
算をすることもできる。例えば、押圧値zの位置による
変化を、X軸方向には2次曲線、Y軸方向には直線に近
似できる場合には、以下のような式で補正をかける。
算をすることもできる。例えば、押圧値zの位置による
変化を、X軸方向には2次曲線、Y軸方向には直線に近
似できる場合には、以下のような式で補正をかける。
【0125】z(補正後)=z(補正前)+K1×x×
(1−x)+K2×y K1、K2は定数であり、適当な値に設定することによ
り、補正後の押圧値zの位置による変化を小さく抑える
ことができる。
(1−x)+K2×y K1、K2は定数であり、適当な値に設定することによ
り、補正後の押圧値zの位置による変化を小さく抑える
ことができる。
【0126】また、さらに別の方法としては、予め位置
による押圧値zの補正量をルックアップテーブルに格納
し、検出動作時にルックアップテーブルを参照して補正
をかけてもよい。
による押圧値zの補正量をルックアップテーブルに格納
し、検出動作時にルックアップテーブルを参照して補正
をかけてもよい。
【0127】以上のような補正を行うことによって、位
置による押圧値zの変化を小さく抑えることができ、入
力面全面に渡って、同じ感覚で操作することが可能とな
る。 (実施形態6)本発明の一実施形態を以下に示す。本実
施形態は、主に、請求項1,11に関する。
置による押圧値zの変化を小さく抑えることができ、入
力面全面に渡って、同じ感覚で操作することが可能とな
る。 (実施形態6)本発明の一実施形態を以下に示す。本実
施形態は、主に、請求項1,11に関する。
【0128】本実施形態の構成を図11に示す。図11
の構成は、実施形態3で示した図6における演算手段3
2の後段に、しきい値比較手段34が接続されたもので
ある。したがって、しきい値比較手段34を除く部分は
実施形態3と同じ構成、動作であり、ここでは説明は省
略する。
の構成は、実施形態3で示した図6における演算手段3
2の後段に、しきい値比較手段34が接続されたもので
ある。したがって、しきい値比較手段34を除く部分は
実施形態3と同じ構成、動作であり、ここでは説明は省
略する。
【0129】しきい値比較手段34において、演算手段
32より算出された押圧値zと所定のしきい値との比較
を行う。押圧値zがしきい値以上であるときには、出力
をハイにし、しきい値未満のときは出力をローにする。
32より算出された押圧値zと所定のしきい値との比較
を行う。押圧値zがしきい値以上であるときには、出力
をハイにし、しきい値未満のときは出力をローにする。
【0130】すなわち、位置指示押圧の際に、弱く押し
ている間は出力がローで、強く押すとハイになる。押圧
指示の際に押圧の強さを変えることによりしきい値比較
手段34の出力が変わり、スイッチのようなオン/オフ
を出力とする付加情報として利用できる。
ている間は出力がローで、強く押すとハイになる。押圧
指示の際に押圧の強さを変えることによりしきい値比較
手段34の出力が変わり、スイッチのようなオン/オフ
を出力とする付加情報として利用できる。
【0131】(実施形態7)本発明の実施形態7を図1
2〜図14を参照して説明する。この実施形態は、主
に、請求項1,12に関する。この実施形態は、指示位
置(x,y)の検出と押圧値zの検出とを分離して行
い、位置検出時の位置飛び(誤差)を防止することを主
眼としている。
2〜図14を参照して説明する。この実施形態は、主
に、請求項1,12に関する。この実施形態は、指示位
置(x,y)の検出と押圧値zの検出とを分離して行
い、位置検出時の位置飛び(誤差)を防止することを主
眼としている。
【0132】この実施形態のタブレット装置は、前述し
た図5に記載のものと同一の構成を有し、スイッチ15
A,15B,16A,16B,23,17B,18A,
19のそれぞれは、動作ステップ毎に図12に示すよう
にオン・オフ制御または切換制御される。これらの制御
は図示しないコントローラにより実行される。
た図5に記載のものと同一の構成を有し、スイッチ15
A,15B,16A,16B,23,17B,18A,
19のそれぞれは、動作ステップ毎に図12に示すよう
にオン・オフ制御または切換制御される。これらの制御
は図示しないコントローラにより実行される。
【0133】動作ステップはこれまでの実施形態のもの
とは異なり、第1のステップ(ステップX),第2のス
テップ(ステップY),第3のステップ(ステップX
1),および第4のステップ(ステップX2)の順に実
行される4つから成る(図12、13参照)。
とは異なり、第1のステップ(ステップX),第2のス
テップ(ステップY),第3のステップ(ステップX
1),および第4のステップ(ステップX2)の順に実
行される4つから成る(図12、13参照)。
【0134】第1のステップXでは、タブレット面に指
示された位置座標(x,y)の内のX軸方向の位置xが
前記各実施形態と同様に検出される。このステップXの
ときには、スイッチ15A,16B,23,17B,1
8Aがオフに、スイッチ15B,16Aがオンに設定さ
れる。さらに電極切換え用のスイッチ19は、下側の抵
抗膜12の一方の電極14A側に切り換えられる。
示された位置座標(x,y)の内のX軸方向の位置xが
前記各実施形態と同様に検出される。このステップXの
ときには、スイッチ15A,16B,23,17B,1
8Aがオフに、スイッチ15B,16Aがオンに設定さ
れる。さらに電極切換え用のスイッチ19は、下側の抵
抗膜12の一方の電極14A側に切り換えられる。
【0135】これにより、抵抗膜11に電位勾配が形成
され、接触部の電位が抵抗膜12、電極14Aを経由し
て、A/D変換器31で高インピーダンス状態で測定さ
れる。測定電位VXはそのまま押圧による指示位置のx
座標に比例した値を示している。0〜1の範囲に規格化
された座標値xを求めるには、 x=VX/(V2−V1) の式に基づき演算される。
され、接触部の電位が抵抗膜12、電極14Aを経由し
て、A/D変換器31で高インピーダンス状態で測定さ
れる。測定電位VXはそのまま押圧による指示位置のx
座標に比例した値を示している。0〜1の範囲に規格化
された座標値xを求めるには、 x=VX/(V2−V1) の式に基づき演算される。
【0136】第2のステップYでは、位置座標(x,
y)の内のY軸方向の位置yが前記各実施形態と同様に
検出される。このステップYのときには、スイッチ15
A,15B,16A,16B,23がオフに、スイッチ
17B,18Aがオンに設定される。さらにスイッチ1
9は、上側の抵抗膜11の一方の電極13A側に切り換
えられる。これにより、抵抗膜12に電位勾配が形成さ
れ、接触部の電位が抵抗膜11、電極13Aを経由し
て、A/D変換器31で高インピーダンス状態で測定さ
れる。この測定電位VYに基づき、 y=VY/(V2−V1) の演算を行って、0〜1の範囲に規格化された座標値y
が求められる。
y)の内のY軸方向の位置yが前記各実施形態と同様に
検出される。このステップYのときには、スイッチ15
A,15B,16A,16B,23がオフに、スイッチ
17B,18Aがオンに設定される。さらにスイッチ1
9は、上側の抵抗膜11の一方の電極13A側に切り換
えられる。これにより、抵抗膜12に電位勾配が形成さ
れ、接触部の電位が抵抗膜11、電極13Aを経由し
て、A/D変換器31で高インピーダンス状態で測定さ
れる。この測定電位VYに基づき、 y=VY/(V2−V1) の演算を行って、0〜1の範囲に規格化された座標値y
が求められる。
【0137】さらに第3のステップX1では、押圧値z
を求めるための1回目の電位測定が実施される。この場
合、図示しないコントローラからのスイッチング信号に
応答して、スイッチ15A,16B,17B,18Aが
それぞれオフ状態に、またスイッチ15B,16A,2
3がオン状態に設定される。スイッチ19は下側の抵抗
膜12の電極14A側に切り換えられる。この状態で電
位VX1が前述した実施形態2と同様に測定される。
を求めるための1回目の電位測定が実施される。この場
合、図示しないコントローラからのスイッチング信号に
応答して、スイッチ15A,16B,17B,18Aが
それぞれオフ状態に、またスイッチ15B,16A,2
3がオン状態に設定される。スイッチ19は下側の抵抗
膜12の電極14A側に切り換えられる。この状態で電
位VX1が前述した実施形態2と同様に測定される。
【0138】さらに第4のステップX2では、押圧値z
を求めるための2回目の電位測定が実施される。この場
合、同様に、スイッチ15B,16A,17B,18A
がそれぞれオフ状態に、またスイッチ15A,16B,
23がオン状態に設定される。スイッチ19は下側の抵
抗膜12の電極14A側に切り換えられる。この状態で
電位VX2が前述した実施形態2と同様に測定される。
を求めるための2回目の電位測定が実施される。この場
合、同様に、スイッチ15B,16A,17B,18A
がそれぞれオフ状態に、またスイッチ15A,16B,
23がオン状態に設定される。スイッチ19は下側の抵
抗膜12の電極14A側に切り換えられる。この状態で
電位VX2が前述した実施形態2と同様に測定される。
【0139】この2回の電位測定から、実施形態2のと
きと同様に、押圧値zがz=VX1+VX2と定義さ
れ、 z=VX1+VX2 =R22×(V2−V1)/{r+R22+R11×x
×(1−x)+R12×y} の演算から求められる。
きと同様に、押圧値zがz=VX1+VX2と定義さ
れ、 z=VX1+VX2 =R22×(V2−V1)/{r+R22+R11×x
×(1−x)+R12×y} の演算から求められる。
【0140】これにより、押圧による指示位置(x,
y)と押圧値zとの検出が分離される。前述した実施形
態では、位置を1つ(xまたはy)と押圧値zとを組み
合わせて求めていたが、この組み合わせに係る2つのス
テップX1,X2の測定に時間差がある。この時間差の
間に、指示している押圧力が変化すると、同一の指示で
ありながら接触抵抗rが変動してしまう。つまり、測定
電位VX1,VX2を求める式には接触抵抗rのファク
タが入っているから、本来の指示位置xまたはyが意図
している(指示している)ものとは異なる値で位置が求
まる、いわゆる「位置飛び」の現象が起こることが考え
られる。
y)と押圧値zとの検出が分離される。前述した実施形
態では、位置を1つ(xまたはy)と押圧値zとを組み
合わせて求めていたが、この組み合わせに係る2つのス
テップX1,X2の測定に時間差がある。この時間差の
間に、指示している押圧力が変化すると、同一の指示で
ありながら接触抵抗rが変動してしまう。つまり、測定
電位VX1,VX2を求める式には接触抵抗rのファク
タが入っているから、本来の指示位置xまたはyが意図
している(指示している)ものとは異なる値で位置が求
まる、いわゆる「位置飛び」の現象が起こることが考え
られる。
【0141】しかしながら、この実施形態7によれば、
指示位置の座標x,yをそれぞれ個別に1回の電位測定
で求めているため、上述した時間差がほとんど無く、位
置飛びの発生する余地を与えていない。したがって、第
3の指示情報としての押圧値zを求めることができるの
みならず、より高精度の指示位置(x,y)を求めるこ
とができる。
指示位置の座標x,yをそれぞれ個別に1回の電位測定
で求めているため、上述した時間差がほとんど無く、位
置飛びの発生する余地を与えていない。したがって、第
3の指示情報としての押圧値zを求めることができるの
みならず、より高精度の指示位置(x,y)を求めるこ
とができる。
【0142】なお、この実施形態7のタブレット装置を
実施するに当たり、このタブレット装置が採用している
前記図5の構成の内のA/D変換器31への入力回路部
を、図14のように変更してもよい。
実施するに当たり、このタブレット装置が採用している
前記図5の構成の内のA/D変換器31への入力回路部
を、図14のように変更してもよい。
【0143】(実施形態8)本発明の実施形態8を図1
5〜図17を参照して説明する。この実施形態は、主
に、請求項1,13に関する。この実施形態は、押圧値
zを1回の電位測定で求める一例を示している。
5〜図17を参照して説明する。この実施形態は、主
に、請求項1,13に関する。この実施形態は、押圧値
zを1回の電位測定で求める一例を示している。
【0144】この実施形態のタブレット装置は図15に
示すように構成されている。この構成は、大略、前記図
1のものと同一であるが、図1の構成の内の電極13B
に繋がるスイッチ16Bが外されている。また、抵抗2
2と直流電源20のマイナス側端子との間にオン・オフ
用のスイッチ23が挿入されている。
示すように構成されている。この構成は、大略、前記図
1のものと同一であるが、図1の構成の内の電極13B
に繋がるスイッチ16Bが外されている。また、抵抗2
2と直流電源20のマイナス側端子との間にオン・オフ
用のスイッチ23が挿入されている。
【0145】このタブレット装置のスイッチ15A,1
5B,16A,18A,17B,19,23のそれぞれ
は、動作ステップ毎に図16に示すようにオン・オフ制
御または切換制御される。動作ステップは、第1のステ
ップ(ステップX),第2のステップ(ステップY),
第3のステップ(ステップZ)の順に実行される3つか
ら成る(図16参照)。
5B,16A,18A,17B,19,23のそれぞれ
は、動作ステップ毎に図16に示すようにオン・オフ制
御または切換制御される。動作ステップは、第1のステ
ップ(ステップX),第2のステップ(ステップY),
第3のステップ(ステップZ)の順に実行される3つか
ら成る(図16参照)。
【0146】第1のステップXでは、タブレット面に指
示された位置座標(x,y)の内のX軸方向の位置xが
前記各実施形態と同様に検出される。このステップXの
ときには、スイッチ15A,18A,17B,23がオ
フに、スイッチ15B,16Aがオンに設定される。さ
らに電極切換え用のスイッチ19は、下側の抵抗膜12
の一方の電極14A側に切り換えられる。
示された位置座標(x,y)の内のX軸方向の位置xが
前記各実施形態と同様に検出される。このステップXの
ときには、スイッチ15A,18A,17B,23がオ
フに、スイッチ15B,16Aがオンに設定される。さ
らに電極切換え用のスイッチ19は、下側の抵抗膜12
の一方の電極14A側に切り換えられる。
【0147】これにより、抵抗膜11に電位勾配が形成
され、接触部の電位が抵抗膜12、電極14Aを経由し
て、A/D変換器31で高インピーダンス状態で測定さ
れる。この測定電位VXに基づいて前述したと同様にx
座標が求められる。
され、接触部の電位が抵抗膜12、電極14Aを経由し
て、A/D変換器31で高インピーダンス状態で測定さ
れる。この測定電位VXに基づいて前述したと同様にx
座標が求められる。
【0148】第2のステップYでは、位置座標(x,
y)の内のY軸方向の位置yが前記各実施形態と同様に
検出される。このステップYのときには、スイッチ15
A,15B,16A,23がオフに、スイッチ18A,
17Bがオンに設定される。スイッチ19は、上側の抵
抗膜11の一方の電極13A側に切り換えられる。これ
により、抵抗膜12に電位勾配が形成され、接触部の電
位が抵抗膜11、電極13Aを経由して、A/D変換器
31で高インピーダンス状態で測定される。この測定電
位VYに基づき前述と同様にy座標が求められる。
y)の内のY軸方向の位置yが前記各実施形態と同様に
検出される。このステップYのときには、スイッチ15
A,15B,16A,23がオフに、スイッチ18A,
17Bがオンに設定される。スイッチ19は、上側の抵
抗膜11の一方の電極13A側に切り換えられる。これ
により、抵抗膜12に電位勾配が形成され、接触部の電
位が抵抗膜11、電極13Aを経由して、A/D変換器
31で高インピーダンス状態で測定される。この測定電
位VYに基づき前述と同様にy座標が求められる。
【0149】さらに第3のステップZでは、1回の電位
測定の結果から押圧値zが求められる。まず、図示しな
いコントローラからのスイッチング信号に応答して、ス
イッチ15B,18A,17Bがそれぞれオフ状態に、
またスイッチ15A,16A,23がオン状態に設定さ
れる。スイッチ19は下側の抵抗膜12の電極14A側
に切り換えられる。
測定の結果から押圧値zが求められる。まず、図示しな
いコントローラからのスイッチング信号に応答して、ス
イッチ15B,18A,17Bがそれぞれオフ状態に、
またスイッチ15A,16A,23がオン状態に設定さ
れる。スイッチ19は下側の抵抗膜12の電極14A側
に切り換えられる。
【0150】この第3のステップZのときの押圧時の等
価回路は図17に示すようになる。つまり、直流電源2
0のプラス側端が上側の抵抗膜11の電極13A,13
Bに共に接続され、この抵抗膜11ではその電極13
A,13Bと接触点40との間にそれぞれ抵抗膜11に
よる部分的な経路ができ、この各経路が下側の抵抗膜1
2の接触点40に接触抵抗rを介して繋がる。抵抗膜1
2では接触点40と電極14Aとの間にできる部分的な
経路ができ、電極14AがA/D変換器31の入力に至
る。また、電極14Aが抵抗22を介して直流電源20
のマイナス側電位V1に至る経路も形成される。
価回路は図17に示すようになる。つまり、直流電源2
0のプラス側端が上側の抵抗膜11の電極13A,13
Bに共に接続され、この抵抗膜11ではその電極13
A,13Bと接触点40との間にそれぞれ抵抗膜11に
よる部分的な経路ができ、この各経路が下側の抵抗膜1
2の接触点40に接触抵抗rを介して繋がる。抵抗膜1
2では接触点40と電極14Aとの間にできる部分的な
経路ができ、電極14AがA/D変換器31の入力に至
る。また、電極14Aが抵抗22を介して直流電源20
のマイナス側電位V1に至る経路も形成される。
【0151】このため、第3のステップZにおけるA/
D変換器31による測定電位をVZとすると、演算器3
2は以下の式に基づき押圧値zを演算できる。
D変換器31による測定電位をVZとすると、演算器3
2は以下の式に基づき押圧値zを演算できる。
【0152】z=測定電位VZ=[R22・(V2−V
1)]/[r+R22+R11・x・(1−x)+R1
2・y] このように構成し機能させることで、押圧値zを1回の
電位測定で求めることができ、迅速に押圧値zをサンプ
リングすることができる。
1)]/[r+R22+R11・x・(1−x)+R1
2・y] このように構成し機能させることで、押圧値zを1回の
電位測定で求めることができ、迅速に押圧値zをサンプ
リングすることができる。
【0153】(実施形態9)本発明の実施形態9を図1
8〜図21を参照して説明する。この実施形態は、主
に、請求項1,14に関する。この実施形態は、押圧値
zを2回の電位測定で求める一例を示している。
8〜図21を参照して説明する。この実施形態は、主
に、請求項1,14に関する。この実施形態は、押圧値
zを2回の電位測定で求める一例を示している。
【0154】この実施形態のタブレット装置は図18に
示すように構成されている。この構成は、大略、前記図
5のものと同一であるが、図5の構成の内、電極13A
に繋がるスイッチ15Aおよび電極13Bに繋がるスイ
ッチ16Bが外されている。つまり、4つの電極13
A,13B,14A,14Bに繋がっているスイッチ群
は、同図のようにスイッチ15B,16A,18A,1
7B,19,23の6個となる。
示すように構成されている。この構成は、大略、前記図
5のものと同一であるが、図5の構成の内、電極13A
に繋がるスイッチ15Aおよび電極13Bに繋がるスイ
ッチ16Bが外されている。つまり、4つの電極13
A,13B,14A,14Bに繋がっているスイッチ群
は、同図のようにスイッチ15B,16A,18A,1
7B,19,23の6個となる。
【0155】これらのスイッチは動作ステップ毎に図1
9に示すようにオン・オフ制御または切換制御される。
一連の動作ステップは本実施形態では、図19に示す如
く、第1のステップ(ステップX),第2のステップ
(ステップY),第3のステップ(ステップZ1),第
4のステップ(ステップZ2)の順に実行される4つか
ら成る。
9に示すようにオン・オフ制御または切換制御される。
一連の動作ステップは本実施形態では、図19に示す如
く、第1のステップ(ステップX),第2のステップ
(ステップY),第3のステップ(ステップZ1),第
4のステップ(ステップZ2)の順に実行される4つか
ら成る。
【0156】第1のステップXでは、スイッチ18A,
17B,23がオフ状態に、一方、スイッチ15B,1
6Aがオン状態にスイッチングされる。またスイッチ1
9は下側抵抗膜12の電極14A側に切り換えられる。
これにより、前記各実施形態と同様の回路が構成され、
このスイッチング状態の測定電位VXから押圧による指
示位置のX座標が前述と同様に演算される。
17B,23がオフ状態に、一方、スイッチ15B,1
6Aがオン状態にスイッチングされる。またスイッチ1
9は下側抵抗膜12の電極14A側に切り換えられる。
これにより、前記各実施形態と同様の回路が構成され、
このスイッチング状態の測定電位VXから押圧による指
示位置のX座標が前述と同様に演算される。
【0157】また、第2のステップYでは、スイッチ1
5B,16A,23をオフ状態に、スイッチ18A,1
7Bをオン状態にスイッチングが行われる。スイッチ1
9は上側抵抗膜11の電極13A側に切り換えられる。
これにより、前記各実施形態と同様の回路が構成され、
このスイッチング状態の測定電位VYから指示位置のY
座標が前述と同様に演算される。
5B,16A,23をオフ状態に、スイッチ18A,1
7Bをオン状態にスイッチングが行われる。スイッチ1
9は上側抵抗膜11の電極13A側に切り換えられる。
これにより、前記各実施形態と同様の回路が構成され、
このスイッチング状態の測定電位VYから指示位置のY
座標が前述と同様に演算される。
【0158】さらに第3のステップZ1および第4のス
テップZ2では押圧値zを求めるための電位測定が順次
実施される。
テップZ2では押圧値zを求めるための電位測定が順次
実施される。
【0159】まず、第3のステップZ1では、スイッチ
15B,18A,17Bがそれぞれオフ状態に、スイッ
チ16A,23がそれぞれオン状態にスイッチングされ
る。経路切換え用のスイッチ19はその内部の経路が下
側抵抗膜12の電極14A側に切り換えられる。この結
果、押圧時には図20に示す等価回路が形成される。つ
まり、直流電源20のプラス端子は上側抵抗膜11の電
極13Bを介して上側抵抗膜11の押圧点40に接続さ
れる。この押圧点40は接触抵抗rを経由して下側抵抗
膜12の押圧点40に導通する。この下側の押圧点40
はさらに電極14Aを介してA/D変換器31に接続さ
れる。また、この電極14Aが抵抗22(抵抗値R2
2)を通って直流電源20のマイナス端子に接続される
経路も、前述と同様に形成される。
15B,18A,17Bがそれぞれオフ状態に、スイッ
チ16A,23がそれぞれオン状態にスイッチングされ
る。経路切換え用のスイッチ19はその内部の経路が下
側抵抗膜12の電極14A側に切り換えられる。この結
果、押圧時には図20に示す等価回路が形成される。つ
まり、直流電源20のプラス端子は上側抵抗膜11の電
極13Bを介して上側抵抗膜11の押圧点40に接続さ
れる。この押圧点40は接触抵抗rを経由して下側抵抗
膜12の押圧点40に導通する。この下側の押圧点40
はさらに電極14Aを介してA/D変換器31に接続さ
れる。また、この電極14Aが抵抗22(抵抗値R2
2)を通って直流電源20のマイナス端子に接続される
経路も、前述と同様に形成される。
【0160】つまり、押圧点40の位置座標を(x,
y)、上側抵抗膜11の電極13A,13B間の抵抗値
をR11,および下側抵抗膜12の電極14A,14B
間の抵抗値をR12とすると、測定電位VZ1は、 VZ1=[R22・(V2−V1)]/[r+R22+
R11・(1−x)+R12・y] の式で表される。
y)、上側抵抗膜11の電極13A,13B間の抵抗値
をR11,および下側抵抗膜12の電極14A,14B
間の抵抗値をR12とすると、測定電位VZ1は、 VZ1=[R22・(V2−V1)]/[r+R22+
R11・(1−x)+R12・y] の式で表される。
【0161】さらに第4のステップZ2では、オン・オ
フスイッチ15B,16A,17Bがそれぞれオフ状態
に、オン・オフスイッチ18A,23がそれぞれオン状
態にスイッチングされる。経路切換え用のスイッチ19
はその内部の経路が上側抵抗膜11の電極13A側に切
り換えられる。
フスイッチ15B,16A,17Bがそれぞれオフ状態
に、オン・オフスイッチ18A,23がそれぞれオン状
態にスイッチングされる。経路切換え用のスイッチ19
はその内部の経路が上側抵抗膜11の電極13A側に切
り換えられる。
【0162】この結果、押圧時には図21に示す等価回
路が形成される。つまり、直流電源20のプラス端子は
下側抵抗膜12の電極14Bを介して下側抵抗膜の押圧
点40に接続される。この下側の押圧点40は接触抵抗
rを経由して上側抵抗膜11の押圧点40に導通する。
この上側の押圧点40はさらに上側抵抗膜11の電極1
3Aを通ってA/D変換器に接続される。
路が形成される。つまり、直流電源20のプラス端子は
下側抵抗膜12の電極14Bを介して下側抵抗膜の押圧
点40に接続される。この下側の押圧点40は接触抵抗
rを経由して上側抵抗膜11の押圧点40に導通する。
この上側の押圧点40はさらに上側抵抗膜11の電極1
3Aを通ってA/D変換器に接続される。
【0163】また、上側の電極13Aは抵抗22(抵抗
値R22)を通って直流電源20のマイナス端子に接続
される経路も、前述と同様に形成される。このときのA
/D変換器31による、測定電位VZ2は、 VZ2=[R22・(V2−V1)]/[r+R22+
R11・x+R12・(1−y)] の式で表される。
値R22)を通って直流電源20のマイナス端子に接続
される経路も、前述と同様に形成される。このときのA
/D変換器31による、測定電位VZ2は、 VZ2=[R22・(V2−V1)]/[r+R22+
R11・x+R12・(1−y)] の式で表される。
【0164】この2回の測定電位VZ1,VZ2が揃う
と、演算器32は押圧値zを次式から演算により求め
る。
と、演算器32は押圧値zを次式から演算により求め
る。
【0165】 z=1/[(1/VZ1)+(1/VZ2)] =[R22・(V2−V1)]/[2r+2R22+R
11+R12] ここで着目すべきは、押圧値zを求める上式に指示位置
(x,y)のファクタが入っていないことである。つま
り、第3、第4のステップによる2回の電位測定を行う
と、タブレット面上の押圧指示位置(x,y)のほか、
その指示位置に無関係に精度良く押圧値zが求められ
る。
11+R12] ここで着目すべきは、押圧値zを求める上式に指示位置
(x,y)のファクタが入っていないことである。つま
り、第3、第4のステップによる2回の電位測定を行う
と、タブレット面上の押圧指示位置(x,y)のほか、
その指示位置に無関係に精度良く押圧値zが求められ
る。
【0166】(実施形態10)本発明の実施形態10を
図22〜図26を参照して説明する。この実施形態は、
主に、請求項1,15,16に関する。この実施形態
は、押圧による指示位置(x,y)がどこであるかに応
じて押圧値zの検出構成を換える一例を示している。
図22〜図26を参照して説明する。この実施形態は、
主に、請求項1,15,16に関する。この実施形態
は、押圧による指示位置(x,y)がどこであるかに応
じて押圧値zの検出構成を換える一例を示している。
【0167】この実施形態のタブレット装置は図22に
示すように構成されている。この構成は、大略、前記図
5のものと同一であるが、経路切換え用のスイッチ19
を中心とする構成が異なる。このスイッチ19は3つの
切換え用接点を有し、その内の2つが図5の場合と同様
に上側、下側抵抗膜11、12の電極13A,14Aに
接続されている。残りの1つの接点が下側抵抗膜12の
もう一方の電極14Bに接続されている。
示すように構成されている。この構成は、大略、前記図
5のものと同一であるが、経路切換え用のスイッチ19
を中心とする構成が異なる。このスイッチ19は3つの
切換え用接点を有し、その内の2つが図5の場合と同様
に上側、下側抵抗膜11、12の電極13A,14Aに
接続されている。残りの1つの接点が下側抵抗膜12の
もう一方の電極14Bに接続されている。
【0168】つまり、スイッチ19は、A/D変換器3
1の入力端を3つの電極13A,14A,14Bの内の
一つに選択的に接続させることができる。この選択接続
はスイッチ19がコントローラ35から切換信号を受け
ることで実施される。コントローラ35は、演算器32
の出力信号をモニタしており、後述する図24の処理を
実施してスイッチ19の選択的切換を制御する。
1の入力端を3つの電極13A,14A,14Bの内の
一つに選択的に接続させることができる。この選択接続
はスイッチ19がコントローラ35から切換信号を受け
ることで実施される。コントローラ35は、演算器32
の出力信号をモニタしており、後述する図24の処理を
実施してスイッチ19の選択的切換を制御する。
【0169】このタブレット装置の動作ステップは、例
えば、第1のステップ(ステップX),第2のステップ
(ステップY),第3のステップ(ステップZ1),お
よび第4のステップ(ステップZ2)から成り、第1、
第2のステップX,Yは前述した実施形態と同様のスイ
ッチ切換およびオン・オフ制御により、押圧に伴う指示
位置の座標(x,y)が検出される。第3、第4のステ
ップZ1,Z2は押圧値zを検出するための2つのステ
ップであり、実施形態1における押圧値z(およびX座
標)を求める検出構成をベースにしている。図23に
は、第3、第4のステップZ1,Z2のみのスイッチン
グ状態を示す。
えば、第1のステップ(ステップX),第2のステップ
(ステップY),第3のステップ(ステップZ1),お
よび第4のステップ(ステップZ2)から成り、第1、
第2のステップX,Yは前述した実施形態と同様のスイ
ッチ切換およびオン・オフ制御により、押圧に伴う指示
位置の座標(x,y)が検出される。第3、第4のステ
ップZ1,Z2は押圧値zを検出するための2つのステ
ップであり、実施形態1における押圧値z(およびX座
標)を求める検出構成をベースにしている。図23に
は、第3、第4のステップZ1,Z2のみのスイッチン
グ状態を示す。
【0170】第3、第4のステップZ1,Z2のそれぞ
れは、検出した指示位置座標(x,y)の内のY座標が
どこに在るかに応じて電位測定のための回路構成を切り
換え可能にしている。なお本実施形態では、Y座標の位
置に応じて切り換えているが、X座標の位置に応じて切
り換えるようにしてもよい。
れは、検出した指示位置座標(x,y)の内のY座標が
どこに在るかに応じて電位測定のための回路構成を切り
換え可能にしている。なお本実施形態では、Y座標の位
置に応じて切り換えているが、X座標の位置に応じて切
り換えるようにしてもよい。
【0171】第3、第4のステップZ1,Z2共に、後
述するコントローラ35によりY座標位置がタブレット
面に設定したY軸方向の中心線Y0(図25、26参
照)の位置よりも小さい(原点寄り)か否かによって、
2通りのスイッチング状態を有する。以下、第3のステ
ップZ1の内、Y座標位置が中心線YOの位置よりも小
さいときのステップをステップZ11、大きいときのス
テップをステップZ12と呼び、一方、第4のステップ
Z2の内、Y座標位置が中心線YOの位置よりも小さい
ときのステップをステップZ21、大きいときのステッ
プをステップZ22と呼ぶこととする。
述するコントローラ35によりY座標位置がタブレット
面に設定したY軸方向の中心線Y0(図25、26参
照)の位置よりも小さい(原点寄り)か否かによって、
2通りのスイッチング状態を有する。以下、第3のステ
ップZ1の内、Y座標位置が中心線YOの位置よりも小
さいときのステップをステップZ11、大きいときのス
テップをステップZ12と呼び、一方、第4のステップ
Z2の内、Y座標位置が中心線YOの位置よりも小さい
ときのステップをステップZ21、大きいときのステッ
プをステップZ22と呼ぶこととする。
【0172】図22に示す回路に対する具体的なスイッ
チング制御としては、ステップZ11の場合、オン・オ
フスイッチ15A,16B,17B,18Aがオフ状態
に、オン・オフスイッチ15B,16A,23がオン状
態にオン・オフ制御され、経路切換用のスイッチ19が
後述する図24の処理を介して下側抵抗膜12の一方の
電極14A側に切り換えられる。
チング制御としては、ステップZ11の場合、オン・オ
フスイッチ15A,16B,17B,18Aがオフ状態
に、オン・オフスイッチ15B,16A,23がオン状
態にオン・オフ制御され、経路切換用のスイッチ19が
後述する図24の処理を介して下側抵抗膜12の一方の
電極14A側に切り換えられる。
【0173】また、ステップZ12の場合、上記ステッ
プZ11と殆ど同一であるが、スイッチ19が下側抵抗
膜12のもう一方の電極14B側に切り換えられる。
プZ11と殆ど同一であるが、スイッチ19が下側抵抗
膜12のもう一方の電極14B側に切り換えられる。
【0174】これに対してステップZ21の場合、オン
・オフスイッチ15B,16A,17B,18Aがオフ
状態に、オン・オフスイッチ15A,16B,23がオ
ン状態にオン・オフ制御され、経路切換用のスイッチ1
9が後述する図24の処理を介して下側抵抗膜12の一
方の電極14A側に切り換えられる。このときの等価回
路を図25に示す。
・オフスイッチ15B,16A,17B,18Aがオフ
状態に、オン・オフスイッチ15A,16B,23がオ
ン状態にオン・オフ制御され、経路切換用のスイッチ1
9が後述する図24の処理を介して下側抵抗膜12の一
方の電極14A側に切り換えられる。このときの等価回
路を図25に示す。
【0175】また、ステップZ22の場合、上記ステッ
プZ21と殆ど同一であるが、スイッチ19が下側抵抗
膜12のもう一方の電極14B側に切り換えられる。こ
のときの等価回路を図26に示す。
プZ21と殆ど同一であるが、スイッチ19が下側抵抗
膜12のもう一方の電極14B側に切り換えられる。こ
のときの等価回路を図26に示す。
【0176】コントローラ35は、第1、第2ステップ
X,Yを経て演算器32から出力された今回サンプリン
グの位置座標(x,y)を入力する(ステップS1)。
この内のY座標の位置が予め定めた中心線Y0のY座標
位置よりも小さい又は等しいかどうかを判断する(ステ
ップS2)。YES(小さい又は等しい)の判断の場
合、スイッチ19を電極14A側へ切り換える切換信号
をスイッチ19に送る。反対にNO(大きい)の判断が
下されると、スイッチ19を電極14B側へ切り換える
切換信号をスイッチ19に送る。
X,Yを経て演算器32から出力された今回サンプリン
グの位置座標(x,y)を入力する(ステップS1)。
この内のY座標の位置が予め定めた中心線Y0のY座標
位置よりも小さい又は等しいかどうかを判断する(ステ
ップS2)。YES(小さい又は等しい)の判断の場
合、スイッチ19を電極14A側へ切り換える切換信号
をスイッチ19に送る。反対にNO(大きい)の判断が
下されると、スイッチ19を電極14B側へ切り換える
切換信号をスイッチ19に送る。
【0177】なお、図24ではY座標位置に応じたスイ
ッチ19への制御のみを示している。コントローラ35
は、ほかのオン・オフスイッチも上述した図23のステ
ップ態様に応じてスイッチング制御するものであり、ま
た第1、第2のステップX,Yのときのスイッチも同様
に制御するものである。
ッチ19への制御のみを示している。コントローラ35
は、ほかのオン・オフスイッチも上述した図23のステ
ップ態様に応じてスイッチング制御するものであり、ま
た第1、第2のステップX,Yのときのスイッチも同様
に制御するものである。
【0178】以上の構成および機能によって、今回のサ
ンプリングで検出された指示座標(x,y)の内のY座
標の位置が図25に示すように、中心線Y0よりも小さ
い(等しい)とき、同図の検出構成(およびその直流電
源20の極性を反対にした構成)が実現される(図23
ステップZ11,Z21参照)。このため、押圧点40
は、電極14A,14Bの内のより近い方の電極14A
を経由してA/D変換器31に至る。
ンプリングで検出された指示座標(x,y)の内のY座
標の位置が図25に示すように、中心線Y0よりも小さ
い(等しい)とき、同図の検出構成(およびその直流電
源20の極性を反対にした構成)が実現される(図23
ステップZ11,Z21参照)。このため、押圧点40
は、電極14A,14Bの内のより近い方の電極14A
を経由してA/D変換器31に至る。
【0179】反対に、今回サンプリングのY座標の位置
が図26に示すように、中心線Y0よりも大きいとき、
同図の検出構成(およびその直流電源20の極性を反対
にした構成)が実現される(図23ステップZ12,Z
22参照)。このため、押圧点40は、電極14A,1
4Bの内のより近い方の電極14Bを経由してA/D変
換器31に至る。
が図26に示すように、中心線Y0よりも大きいとき、
同図の検出構成(およびその直流電源20の極性を反対
にした構成)が実現される(図23ステップZ12,Z
22参照)。このため、押圧点40は、電極14A,1
4Bの内のより近い方の電極14Bを経由してA/D変
換器31に至る。
【0180】このように押圧点40の位置が中心線Y
0、すなわち2つの電極14A,14Bに対してどの位
置に在るかに応じて、検出に使う回路構成を自動的に選
択できる。実施形態1の場合と同様に、中心線Y0に対
して小さい(等しい)か大きいかの別毎に2回の電位測
定がそれぞれ行われ、それらの電位測定値から押圧値z
が演算される。
0、すなわち2つの電極14A,14Bに対してどの位
置に在るかに応じて、検出に使う回路構成を自動的に選
択できる。実施形態1の場合と同様に、中心線Y0に対
して小さい(等しい)か大きいかの別毎に2回の電位測
定がそれぞれ行われ、それらの電位測定値から押圧値z
が演算される。
【0181】このように押圧点の電位は、常にそれに近
い方の電極を経由して電位測定される。このため、抵抗
成分の関与が少なくなるため、抵抗膜12の抵抗のばら
つきの影響が小さくなり、指示位置によりばらつきが小
さい、精度の高い押圧値zの測定を行うことができる。
い方の電極を経由して電位測定される。このため、抵抗
成分の関与が少なくなるため、抵抗膜12の抵抗のばら
つきの影響が小さくなり、指示位置によりばらつきが小
さい、精度の高い押圧値zの測定を行うことができる。
【0182】なお、この実施形態では、今回サンプリン
グした指示位置(x,y)を用いて押圧値z測定のため
の検出構成を自動的に選択する構成としたが、押圧値z
の測定までに指示位置の今回の測定が未だなされていな
い場合、前回のサンプリングによる指示位置(x,y)
を参照して、かかる自動選択を実施するようにしてもよ
い。
グした指示位置(x,y)を用いて押圧値z測定のため
の検出構成を自動的に選択する構成としたが、押圧値z
の測定までに指示位置の今回の測定が未だなされていな
い場合、前回のサンプリングによる指示位置(x,y)
を参照して、かかる自動選択を実施するようにしてもよ
い。
【0183】(実施形態11)本発明の実施形態11を
図27および図28を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,15,17に関する。この実施形
態は、押圧による指示位置(x,y)がどこであるかに
応じて押圧値zの検出構成を変えた他の例を示す。ただ
し、本実施形態の場合には、指示位置の違いに因る押圧
値zの変化を補正する補正手段を必須の要件として備え
ている。
図27および図28を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,15,17に関する。この実施形
態は、押圧による指示位置(x,y)がどこであるかに
応じて押圧値zの検出構成を変えた他の例を示す。ただ
し、本実施形態の場合には、指示位置の違いに因る押圧
値zの変化を補正する補正手段を必須の要件として備え
ている。
【0184】このため、本実施形態のタブレット装置は
図27に示すように演算器32の出力側に、補正手段と
しての補正器33を備えている。そのほかのハード構成
は図22のものと同一である。またコントローラ35は
図28の処理を行う。この処理は前述した図24のもの
と同様に、今回サンプリングしたY座標位置がタブレッ
ト面の中心線Y0よりも小さい(等しい)か否かを判断
する(ステップS11、S12)。
図27に示すように演算器32の出力側に、補正手段と
しての補正器33を備えている。そのほかのハード構成
は図22のものと同一である。またコントローラ35は
図28の処理を行う。この処理は前述した図24のもの
と同様に、今回サンプリングしたY座標位置がタブレッ
ト面の中心線Y0よりも小さい(等しい)か否かを判断
する(ステップS11、S12)。
【0185】そして、この判断結果に応じてスイッチ1
9を切り換える訳であるが、その切換制御は実施形態1
0のものとは反対である。つまり、この判断でYES
(小さい又は等しい)となるときはスイッチ19を電極
14B側に、NO(大きい)となるときはスイッチ19
を電極14A側にそれぞれ切換える(ステップS13,
14)。
9を切り換える訳であるが、その切換制御は実施形態1
0のものとは反対である。つまり、この判断でYES
(小さい又は等しい)となるときはスイッチ19を電極
14B側に、NO(大きい)となるときはスイッチ19
を電極14A側にそれぞれ切換える(ステップS13,
14)。
【0186】この実施形態の動作ステップ(第1のステ
ップX,第2のステップY,第3のステップZ1,第4
のステップZ2)は実施形態10の場合と同一である。
また、補正器33は前述した実施形態5およびその変形
例と同一の処理を実行する。
ップX,第2のステップY,第3のステップZ1,第4
のステップZ2)は実施形態10の場合と同一である。
また、補正器33は前述した実施形態5およびその変形
例と同一の処理を実行する。
【0187】このため、本実施形態の場合には実施形態
10の場合とは反対に常に、押圧点から遠い方の電極が
自動的に選択され、その遠い方の電極を経由して電位が
測定され、押圧値zが演算される。
10の場合とは反対に常に、押圧点から遠い方の電極が
自動的に選択され、その遠い方の電極を経由して電位が
測定され、押圧値zが演算される。
【0188】電極と指示位置との間の抵抗値は、その距
離に完全には比例せず、とくに指示位置が検出電極に非
常に近いときにはその比例関係から大きくずれる。この
ため補正器33を搭載して押圧値zを補正する場合、指
示位置が電極に近いと、補正がそれだけ難しくなる。し
かし、本実施形態のように常に押圧点から遠い方の電極
(例えば電極14Aまたは14B)を自動選択すること
で、そのような不具合を極力、回避できるという利点が
ある。
離に完全には比例せず、とくに指示位置が検出電極に非
常に近いときにはその比例関係から大きくずれる。この
ため補正器33を搭載して押圧値zを補正する場合、指
示位置が電極に近いと、補正がそれだけ難しくなる。し
かし、本実施形態のように常に押圧点から遠い方の電極
(例えば電極14Aまたは14B)を自動選択すること
で、そのような不具合を極力、回避できるという利点が
ある。
【0189】(実施形態12)本発明の実施形態12を
図29〜図32を参照して説明する。この実施形態は、
主に、請求項1,18に関する。この実施形態は、押圧
値zを測定する測定端(抵抗膜)を上側の抵抗膜に設定
する例を示す。
図29〜図32を参照して説明する。この実施形態は、
主に、請求項1,18に関する。この実施形態は、押圧
値zを測定する測定端(抵抗膜)を上側の抵抗膜に設定
する例を示す。
【0190】この実施形態に係るタブレット装置は図2
9に示すように、前述した図1の回路構成を変形したも
のを採用している。すなわち、スイッチ15A,16B
を取り外すとともに、抵抗22を上側抵抗膜11の電極
13A側に接続するようにしている。そのほかの構成は
図1のものと同一である。
9に示すように、前述した図1の回路構成を変形したも
のを採用している。すなわち、スイッチ15A,16B
を取り外すとともに、抵抗22を上側抵抗膜11の電極
13A側に接続するようにしている。そのほかの構成は
図1のものと同一である。
【0191】動作ステップは例えば、第1のステップ
(ステップX)、第2のステップ(ステップY1)、お
よび第3のステップ(ステップY2)の順に行われる。
各ステップにおけるオン・オフスイッチ15B,16
A,18A,18B,17A,17B,および経路切換
用スイッチ19のスイッチング状態は図30に示す通り
である。
(ステップX)、第2のステップ(ステップY1)、お
よび第3のステップ(ステップY2)の順に行われる。
各ステップにおけるオン・オフスイッチ15B,16
A,18A,18B,17A,17B,および経路切換
用スイッチ19のスイッチング状態は図30に示す通り
である。
【0192】第1のステップXでは、スイッチ15B,
16Aがオン状態に、一方、スイッチ18A,18B,
17A,17Bがオフ状態にそれぞれスイッチングされ
る。このときの測定電位VXから、前述と同様にして、
押圧による指示位置(x,y)の内のX座標が求められ
る。
16Aがオン状態に、一方、スイッチ18A,18B,
17A,17Bがオフ状態にそれぞれスイッチングされ
る。このときの測定電位VXから、前述と同様にして、
押圧による指示位置(x,y)の内のX座標が求められ
る。
【0193】第2のステップY1および第3のステップ
Y2の2つのステップはY座標および押圧値zを求める
ためのものである。第2のステップY1では、スイッチ
15B,16A,18B,17Aがオフ状態に、スイッ
チ18A,17Bがオン状態にそれぞれスイッチングさ
れる。またスイッチ19は上側抵抗膜11の電極13A
側に切り換えられる。このときの等価回路は図31のよ
うになり、電位VY1が測定される。
Y2の2つのステップはY座標および押圧値zを求める
ためのものである。第2のステップY1では、スイッチ
15B,16A,18B,17Aがオフ状態に、スイッ
チ18A,17Bがオン状態にそれぞれスイッチングさ
れる。またスイッチ19は上側抵抗膜11の電極13A
側に切り換えられる。このときの等価回路は図31のよ
うになり、電位VY1が測定される。
【0194】また第3のステップY2では、スイッチ1
5B,16A,18A,17Bがオフ状態に、スイッチ
18B,17Aがオン状態にそれぞれスイッチングされ
る。スイッチ19は上側抵抗膜11の電極13A側に切
り換えられる。このときの等価回路は図32のようにな
り、電位VY2が測定される。この2つの測定電位VY
1,VY2からY座標および押圧値zが演算される。
5B,16A,18A,17Bがオフ状態に、スイッチ
18B,17Aがオン状態にそれぞれスイッチングされ
る。スイッチ19は上側抵抗膜11の電極13A側に切
り換えられる。このときの等価回路は図32のようにな
り、電位VY2が測定される。この2つの測定電位VY
1,VY2からY座標および押圧値zが演算される。
【0195】この結果、指示位置(x,y)のほかに第
3の情報としての押圧値zも得られる。特に、LCDな
どのディスプレイ上に、2枚の抵抗膜(入力パネル)を
重ねたタブレット面を形成する場合、押圧値zを下側の
抵抗膜で測定するとノイズの混入が大きいが、本実施形
態では、上側の抵抗膜から測定するようにしている。こ
のため、押圧値zの測定をノイズの影響を抑えた状態で
精度良く行うことができる。
3の情報としての押圧値zも得られる。特に、LCDな
どのディスプレイ上に、2枚の抵抗膜(入力パネル)を
重ねたタブレット面を形成する場合、押圧値zを下側の
抵抗膜で測定するとノイズの混入が大きいが、本実施形
態では、上側の抵抗膜から測定するようにしている。こ
のため、押圧値zの測定をノイズの影響を抑えた状態で
精度良く行うことができる。
【0196】(実施形態13)本発明の実施形態13を
図33および図1〜4(実施形態1)を参照して説明す
る。この実施形態は、主に、請求項1,19に関する。
この実施形態は、押圧値zを測定する測定端(抵抗膜)
を下側の抵抗膜とする場合を示す。
図33および図1〜4(実施形態1)を参照して説明す
る。この実施形態は、主に、請求項1,19に関する。
この実施形態は、押圧値zを測定する測定端(抵抗膜)
を下側の抵抗膜とする場合を示す。
【0197】この実施形態に係るタブレット装置は図1
に示す実施形態1と同一に構成されている。また測定ス
テップも同様に、ステップX1,X2,Yの3種類の電
位測定により指示位置(x,y)および押圧値zを演算
できるようになっている。
に示す実施形態1と同一に構成されている。また測定ス
テップも同様に、ステップX1,X2,Yの3種類の電
位測定により指示位置(x,y)および押圧値zを演算
できるようになっている。
【0198】このタブレット装置に特有の事項として、
タブレット面を押圧指示する手段は図33に示す如く、
ユーザの指などが使用される設計になっている。このと
きの押圧値zの検出は図2、3の等価回路に示すように
常に下側の抵抗膜12が測定端になる。
タブレット面を押圧指示する手段は図33に示す如く、
ユーザの指などが使用される設計になっている。このと
きの押圧値zの検出は図2、3の等価回路に示すように
常に下側の抵抗膜12が測定端になる。
【0199】このように、指を使ってタブレット面を指
示する場合、指は一種の導体と見做される。このため測
定端を下側抵抗膜12に割り振るスイッチング構成を採
用することで、上側抵抗膜11を測定端とする場合に比
べて、指からのノイズが測定端に伝搬し難くなり、ノイ
ズの少ない押圧値測定を行うことができる。指のほか、
導体と見做される筆記具などを指示手段にする場合も同
様である。
示する場合、指は一種の導体と見做される。このため測
定端を下側抵抗膜12に割り振るスイッチング構成を採
用することで、上側抵抗膜11を測定端とする場合に比
べて、指からのノイズが測定端に伝搬し難くなり、ノイ
ズの少ない押圧値測定を行うことができる。指のほか、
導体と見做される筆記具などを指示手段にする場合も同
様である。
【0200】(実施形態14)本発明の実施形態14を
図34〜図37を参照して説明する。この実施形態は、
主に、請求項1,20に関する。この実施形態は、抵抗
膜の抵抗値を自動測定し、押圧値zを自動的に補正する
例である。
図34〜図37を参照して説明する。この実施形態は、
主に、請求項1,20に関する。この実施形態は、抵抗
膜の抵抗値を自動測定し、押圧値zを自動的に補正する
例である。
【0201】この実施形態に係るタブレット装置は図3
4に示すように、4つの切換端を有する経路切換用スイ
ッチ19を備える。このスイッチ19の4つの切換端そ
れぞれが、上側および下側の抵抗膜11、12の4つの
電極13A,13B,14A,14Bに個別に接続され
ている。このため、スイッチ19は図示しないコントロ
ーラからの信号に応答して、その経路を4つの電極13
A,13B,14A,14Bのいずれかを選択できる。
また、この4つの切換端の内、上側抵抗膜11の電極1
3Aに至る切換端は抵抗22A、オン・オフスイッチ2
3Aを順に介して直流電源20のマイナス電位を受けて
いる。また下側抵抗膜12の電極14Aに至る切換端は
抵抗22B、オン・オフスイッチ23Bを順に介して直
流電源20のマイナス電位を受けている。この抵抗22
A,22Bは上述した各実施形態で用いている抵抗値R
22を有する。
4に示すように、4つの切換端を有する経路切換用スイ
ッチ19を備える。このスイッチ19の4つの切換端そ
れぞれが、上側および下側の抵抗膜11、12の4つの
電極13A,13B,14A,14Bに個別に接続され
ている。このため、スイッチ19は図示しないコントロ
ーラからの信号に応答して、その経路を4つの電極13
A,13B,14A,14Bのいずれかを選択できる。
また、この4つの切換端の内、上側抵抗膜11の電極1
3Aに至る切換端は抵抗22A、オン・オフスイッチ2
3Aを順に介して直流電源20のマイナス電位を受けて
いる。また下側抵抗膜12の電極14Aに至る切換端は
抵抗22B、オン・オフスイッチ23Bを順に介して直
流電源20のマイナス電位を受けている。この抵抗22
A,22Bは上述した各実施形態で用いている抵抗値R
22を有する。
【0202】このタブレット装置はまた、A/D変換器
31の出力を受けて補正係数を演算する補正係数生成器
36を有する。この生成器36は押圧値の補正を行う補
正器33にその補正係数を与える。補正器33は演算器
32で演算された押圧値zをその補正係数で補正するよ
うになっている。
31の出力を受けて補正係数を演算する補正係数生成器
36を有する。この生成器36は押圧値の補正を行う補
正器33にその補正係数を与える。補正器33は演算器
32で演算された押圧値zをその補正係数で補正するよ
うになっている。
【0203】タブレット装置のそのほかの構成は図10
(実施形態5)のものと同一である。 押圧による指示
座標(x,y)および押圧値zを演算するための動作ス
テップは前述した実施形態5またはそのほかの実施形態
と同一または同等である。
(実施形態5)のものと同一である。 押圧による指示
座標(x,y)および押圧値zを演算するための動作ス
テップは前述した実施形態5またはそのほかの実施形態
と同一または同等である。
【0204】補正係数を演算するためのステップは第1
のステップST1および第2のステップST2であり、
そのスイッチング状態を図35に示す。第1のステップ
ST1では、オン・オフスイッチ15A,15B,16
B,18A,17B,23Bがオフ状態に、またオン・
オフスイッチ16A,23Aがオン状態にスイッチング
される。経路切換用スイッチ19は上側抵抗膜11の電
極13B側に切り換えられる。このときの上側抵抗膜1
1の抵抗値R11を測定するための等価回路は図36に
示すようになる。補正係数生成器36は、A/D変換器
31からの測定電位VRA1に対応するデジタル信号を
入力する。
のステップST1および第2のステップST2であり、
そのスイッチング状態を図35に示す。第1のステップ
ST1では、オン・オフスイッチ15A,15B,16
B,18A,17B,23Bがオフ状態に、またオン・
オフスイッチ16A,23Aがオン状態にスイッチング
される。経路切換用スイッチ19は上側抵抗膜11の電
極13B側に切り換えられる。このときの上側抵抗膜1
1の抵抗値R11を測定するための等価回路は図36に
示すようになる。補正係数生成器36は、A/D変換器
31からの測定電位VRA1に対応するデジタル信号を
入力する。
【0205】次いで第2のステップST2では、オン・
オフスイッチ15A,15B,16B,18A,17
B,23Bがオフ状態にされ、またオン・オフスイッチ
16A,23Aがオン状態にされる。経路切換用スイッ
チ19のみがそれまでの上側抵抗膜11の電極13B側
からもう一方の電極13A側に切り換えられる。このと
きの上側抵抗膜11の抵抗値R11を測定するための等
価回路は図37に示すようになる。補正係数生成器36
は、A/D変換器31からの測定電位VRA2に対応す
るデジタル信号を入力する。
オフスイッチ15A,15B,16B,18A,17
B,23Bがオフ状態にされ、またオン・オフスイッチ
16A,23Aがオン状態にされる。経路切換用スイッ
チ19のみがそれまでの上側抵抗膜11の電極13B側
からもう一方の電極13A側に切り換えられる。このと
きの上側抵抗膜11の抵抗値R11を測定するための等
価回路は図37に示すようになる。補正係数生成器36
は、A/D変換器31からの測定電位VRA2に対応す
るデジタル信号を入力する。
【0206】補正係数生成器36は以上の2つのステッ
プST1,ST2で得た測定電位VRA1,VRA2を
用いて一方の抵抗膜11に対する補正係数αを、 α=R11/R22 =(VRA1−VRA2)/VRA2 の式から演算する。この演算された補正係数αは補正器
33に送られる。
プST1,ST2で得た測定電位VRA1,VRA2を
用いて一方の抵抗膜11に対する補正係数αを、 α=R11/R22 =(VRA1−VRA2)/VRA2 の式から演算する。この演算された補正係数αは補正器
33に送られる。
【0207】同様にして、今度はもう一方の抵抗膜12
に対する補正係数βも演算される。いま、上述したステ
ップST1と同様のスイッチング動作(ただし、スイッ
チ18Aがオン、スイッチ23Bがオン、スイッチ19
は電極14B側、そのほかのスイッチはオフ)によって
A/D変換器31から得られる測定電位をVRB1、ま
たステップST2と同様のスイッチング動作(ただし、
スイッチ18Aがオン、スイッチ23Bがオン、スイッ
チ19は電極14A側、そのほかのスイッチはオフ)に
よってA/D変換器31から得られる測定電位をVRB
2とすると、もう一方の抵抗膜12の補正係数βは、 β=R12/R22 =(VRB1−VRB2)/VRB2 の式から演算する。この演算された補正係数βは補正器
33に送られる。
に対する補正係数βも演算される。いま、上述したステ
ップST1と同様のスイッチング動作(ただし、スイッ
チ18Aがオン、スイッチ23Bがオン、スイッチ19
は電極14B側、そのほかのスイッチはオフ)によって
A/D変換器31から得られる測定電位をVRB1、ま
たステップST2と同様のスイッチング動作(ただし、
スイッチ18Aがオン、スイッチ23Bがオン、スイッ
チ19は電極14A側、そのほかのスイッチはオフ)に
よってA/D変換器31から得られる測定電位をVRB
2とすると、もう一方の抵抗膜12の補正係数βは、 β=R12/R22 =(VRB1−VRB2)/VRB2 の式から演算する。この演算された補正係数βは補正器
33に送られる。
【0208】補正器33では、以下のように補正係数
α、βを定数K1,K2にそれぞれ乗じて、 z(補正後)=z(補正前)+α・K1・x・(1−
x)+β・K2・y の式に基づく押圧値zの補正が行われる。
α、βを定数K1,K2にそれぞれ乗じて、 z(補正後)=z(補正前)+α・K1・x・(1−
x)+β・K2・y の式に基づく押圧値zの補正が行われる。
【0209】この結果、製造時に抵抗膜の抵抗値にばら
つきが生じている場合であっても、これに因る押圧値z
の検出のばらつきが自動的に補正される。したがって、
タブレット装置間で操作特性が一定し、操作上の違和感
を感じさせない、安定したタブレット装置を提供でき
る。
つきが生じている場合であっても、これに因る押圧値z
の検出のばらつきが自動的に補正される。したがって、
タブレット装置間で操作特性が一定し、操作上の違和感
を感じさせない、安定したタブレット装置を提供でき
る。
【0210】なお、上記スイッチ16Aが実際には抵抗
成分を持つため、図36の等価回路で表される測定が必
要であったが、仮にスイッチ15A,16A,…のオン
抵抗が無視できる場合には、VRA1=V2(直流電源
20の正極電位)とすることができ、測定ステップおよ
び回路構成の一部を省略して簡略化を図ることができ
る。
成分を持つため、図36の等価回路で表される測定が必
要であったが、仮にスイッチ15A,16A,…のオン
抵抗が無視できる場合には、VRA1=V2(直流電源
20の正極電位)とすることができ、測定ステップおよ
び回路構成の一部を省略して簡略化を図ることができ
る。
【0211】(実施形態15)本発明の実施形態15を
図38および前述した図11(実施形態6)を参照して
説明する。この実施形態は、主に、請求項1,21,2
2に関する。この実施形態は、前述した実施形態6をさ
らに改善したもので、押圧値zのしきい値判断にヒステ
リシス特性を持たせたものである。
図38および前述した図11(実施形態6)を参照して
説明する。この実施形態は、主に、請求項1,21,2
2に関する。この実施形態は、前述した実施形態6をさ
らに改善したもので、押圧値zのしきい値判断にヒステ
リシス特性を持たせたものである。
【0212】この実施形態のタブレット装置は、前述し
た図11に記載のものと同一の構成を有し、同一の動作
ステップで電位測定を行い、位置座標(x,y)および
押圧値zを求める。ただし、クリック判断機能を果たす
しきい値比較器34の部分が異なる。押圧値zとしきい
値とを比較するしきい値比較器34には、本実施形態で
は図38に示すように2つのしきい値z1、z2が設定
されている。
た図11に記載のものと同一の構成を有し、同一の動作
ステップで電位測定を行い、位置座標(x,y)および
押圧値zを求める。ただし、クリック判断機能を果たす
しきい値比較器34の部分が異なる。押圧値zとしきい
値とを比較するしきい値比較器34には、本実施形態で
は図38に示すように2つのしきい値z1、z2が設定
されている。
【0213】しきい値比較器34は図38に示す如く、
押圧値zが上昇しているときは、押圧値zが上しきい値
z1を越えたときにクリック・オフ(出力ローレベル)
の状態からクリック・オン(出力ハイレベル)の状態に
切り換える。反対に、しきい値比較器34は押圧値zが
下降しているときは、押圧値zが下しきい値z2を下回
った時点で初めてクリック・オンの状態からクリック・
オフの状態にに切り換える。
押圧値zが上昇しているときは、押圧値zが上しきい値
z1を越えたときにクリック・オフ(出力ローレベル)
の状態からクリック・オン(出力ハイレベル)の状態に
切り換える。反対に、しきい値比較器34は押圧値zが
下降しているときは、押圧値zが下しきい値z2を下回
った時点で初めてクリック・オンの状態からクリック・
オフの状態にに切り換える。
【0214】これにより、抵抗値zに基づくクリックの
オン・オフ動作にヒステリシス特性が与えられることか
ら、単一のしきい値を用いたしきい値比較に比べて、ノ
イズ耐性が高くなり、ノイズに因るクリック出力の不安
定化が良好に抑制され、動作信頼性の高いタブレット装
置を実現できるという利点がある。
オン・オフ動作にヒステリシス特性が与えられることか
ら、単一のしきい値を用いたしきい値比較に比べて、ノ
イズ耐性が高くなり、ノイズに因るクリック出力の不安
定化が良好に抑制され、動作信頼性の高いタブレット装
置を実現できるという利点がある。
【0215】(実施形態16)本発明の実施形態16を
図39および図40を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,24に関する。この実施形態は、
押圧値zの大小を利用したクリック時に、押圧値zの大
小変化に伴う位置変動を防止する一つの例である。
図39および図40を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,24に関する。この実施形態は、
押圧値zの大小を利用したクリック時に、押圧値zの大
小変化に伴う位置変動を防止する一つの例である。
【0216】本実施形態のタブレット装置は図39に示
す検出値処理回路50を備えている。この処理回路50
は、前述した各実施形態にて演算した指示位置座標
(x,y)および押圧値zを入力するもので、演算器3
1または補正器33の出力側に設けられる。検出値処理
回路50は位置データ系と押圧データ系の2つの系統の
回路を有し、位置データ系で使用するしきい値を押圧デ
ータ系で動的に生成するようになっている。
す検出値処理回路50を備えている。この処理回路50
は、前述した各実施形態にて演算した指示位置座標
(x,y)および押圧値zを入力するもので、演算器3
1または補正器33の出力側に設けられる。検出値処理
回路50は位置データ系と押圧データ系の2つの系統の
回路を有し、位置データ系で使用するしきい値を押圧デ
ータ系で動的に生成するようになっている。
【0217】位置データ系の回路としては同図に示すよ
うに、保持回路51、2入力の差分回路52、しきい値
比較回路53、および2入力の経路切換用スイッチ54
を備える。押圧データ系の回路としては、クリック判定
回路55、保持回路56、差分回路57、しきい値生成
回路58を備える。
うに、保持回路51、2入力の差分回路52、しきい値
比較回路53、および2入力の経路切換用スイッチ54
を備える。押圧データ系の回路としては、クリック判定
回路55、保持回路56、差分回路57、しきい値生成
回路58を備える。
【0218】位置データ系では、位置データ(x,y)
が差分回路52およびスイッチ54のそれぞれの一方の
入力となる。差分回路52のもう一方の入力として、前
回のスイッチ出力(前回の位置データ(x,y))を保
持している保持回路51からデータ信号が送られる。
が差分回路52およびスイッチ54のそれぞれの一方の
入力となる。差分回路52のもう一方の入力として、前
回のスイッチ出力(前回の位置データ(x,y))を保
持している保持回路51からデータ信号が送られる。
【0219】つまり、差分回路52は今回サンプリング
の位置データと前回の出力に係る位置データとの差分を
演算し、その結果を次段のしきい値比較回路53に送
る。しきい値比較回路53にはまた、後述する押圧デー
タ系のしきい値生成回路58で生成されたしきい値が供
給されている。このため、しきい値比較回路53は位置
座標(x,y)の差分データをその時点で設定されてい
るしきい値と比較し、その比較結果をスイッチ54の接
点切換に反映させる。スイッチ54のもう一方の入力端
は保持回路51の出力につながっている。
の位置データと前回の出力に係る位置データとの差分を
演算し、その結果を次段のしきい値比較回路53に送
る。しきい値比較回路53にはまた、後述する押圧デー
タ系のしきい値生成回路58で生成されたしきい値が供
給されている。このため、しきい値比較回路53は位置
座標(x,y)の差分データをその時点で設定されてい
るしきい値と比較し、その比較結果をスイッチ54の接
点切換に反映させる。スイッチ54のもう一方の入力端
は保持回路51の出力につながっている。
【0220】位置座標(x,y)の前回出力した値と今
回のサンプリング値の差(位置の差)がしきい値に等し
いかまたはそれより大きいとき、スイッチ54の接点は
しきい値比較回路53により今回のサンプリング側に切
り換えられる。つまり、この場合には今回サンプリング
した新しい位置座標(x,y)データが検出値処理回路
50から出力される。この新しい位置座標(x,y)デ
ータはまた次回の比較のために保持回路51に一時記憶
される。
回のサンプリング値の差(位置の差)がしきい値に等し
いかまたはそれより大きいとき、スイッチ54の接点は
しきい値比較回路53により今回のサンプリング側に切
り換えられる。つまり、この場合には今回サンプリング
した新しい位置座標(x,y)データが検出値処理回路
50から出力される。この新しい位置座標(x,y)デ
ータはまた次回の比較のために保持回路51に一時記憶
される。
【0221】反対に、しきい値比較回路53で位置の差
がその時点のしきい値よりも小さいと判定されると、ス
イッチ54の接点は保持回路側に切り換えられ、保持回
路51が保持している位置座標(x,y)のデータが出
力される。つまり、前回出力した位置座標(x,y)が
引き続き出力されることになる。
がその時点のしきい値よりも小さいと判定されると、ス
イッチ54の接点は保持回路側に切り換えられ、保持回
路51が保持している位置座標(x,y)のデータが出
力される。つまり、前回出力した位置座標(x,y)が
引き続き出力されることになる。
【0222】一方、押圧データ系では、演算された押圧
値zがクリック判定回路55、差分回路57、および保
持回路56にそれぞれ入力される。クリック判定回路5
5は前述した実施形態と同様のしきい値比較器を内蔵
し、独自のしきい値を用いて、押圧値zの弁別に基づく
クリック判定を行う。また保持回路56は前回のサンプ
リングに係る押圧値zを保持し、その値を1サンプリン
グ遅れて差分回路57に送る。差分回路57は今回と前
回のサンプリングに係る押圧値同士の差分Δzを演算す
る。
値zがクリック判定回路55、差分回路57、および保
持回路56にそれぞれ入力される。クリック判定回路5
5は前述した実施形態と同様のしきい値比較器を内蔵
し、独自のしきい値を用いて、押圧値zの弁別に基づく
クリック判定を行う。また保持回路56は前回のサンプ
リングに係る押圧値zを保持し、その値を1サンプリン
グ遅れて差分回路57に送る。差分回路57は今回と前
回のサンプリングに係る押圧値同士の差分Δzを演算す
る。
【0223】この押圧値の差分Δzはしきい値生成回路
58に送られる。この生成回路58はその差分Δzに追
随して変化するしきい値を生成し、これを位置データ系
のしきい値比較回路53のしきい値としてリアルタイム
に設定する。つまり、指示の押圧力を強弱変化させるこ
とで、押圧値の差分Δzが例えば図40に示すように曲
線を描いて変化する場合、しきい値もそれに追従する。
同図における横軸は時間軸であり、検出(サンプリン
グ)回数に相当する。
58に送られる。この生成回路58はその差分Δzに追
随して変化するしきい値を生成し、これを位置データ系
のしきい値比較回路53のしきい値としてリアルタイム
に設定する。つまり、指示の押圧力を強弱変化させるこ
とで、押圧値の差分Δzが例えば図40に示すように曲
線を描いて変化する場合、しきい値もそれに追従する。
同図における横軸は時間軸であり、検出(サンプリン
グ)回数に相当する。
【0224】このため、押圧力の変化分に応じてしきい
値が追従制御され、押圧力が大きく変化した際には、位
置変化のしきい値も大きい値に設定され、指示位置の変
化量が大きくなければ、位置出力は同一位置に維持され
る。ユーザが押圧力を変えたときにユーザが意図しない
指示位置の移動が起こりやすかったが、この位置移動を
極力抑え、押圧指示に関する操作上の安定性が確保され
る。
値が追従制御され、押圧力が大きく変化した際には、位
置変化のしきい値も大きい値に設定され、指示位置の変
化量が大きくなければ、位置出力は同一位置に維持され
る。ユーザが押圧力を変えたときにユーザが意図しない
指示位置の移動が起こりやすかったが、この位置移動を
極力抑え、押圧指示に関する操作上の安定性が確保され
る。
【0225】なお、本実施形態は、クリック判定回路が
ある構成で説明したが、クリック判定を行わない場合に
も適用可能である。
ある構成で説明したが、クリック判定を行わない場合に
も適用可能である。
【0226】(実施形態17)本発明の実施形態17を
図41および図42を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,23,25に関する。この実施形
態は、演算した押圧値zを用いたクリック時に、押圧値
zの大小に伴う位置変動を防止する別の例である。
図41および図42を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,23,25に関する。この実施形
態は、演算した押圧値zを用いたクリック時に、押圧値
zの大小に伴う位置変動を防止する別の例である。
【0227】本実施形態のタブレット装置は図41に示
す検出値処理回路50を備えている。この処理回路50
は、実施形態16と同一の位置データ系の各回路51〜
54を備えるとともに、クリック判定回路59、タイマ
60、しきい値生成回路61から成る押圧データ系の回
路群を備える。
す検出値処理回路50を備えている。この処理回路50
は、実施形態16と同一の位置データ系の各回路51〜
54を備えるとともに、クリック判定回路59、タイマ
60、しきい値生成回路61から成る押圧データ系の回
路群を備える。
【0228】クリック判定回路59は、演算された押圧
値zが入力して、内蔵するしきい値による処理を行う。
この処理結果はクリック・オンまたはクリック・オフの
状態を表す論理レベルの電圧値で表現される。クリック
判定結果はそのまま処理回路50から出力される一方
で、タイマ60にも入力する。タイマ60はクリック・
オンまたはクリック・オフの論理レベルの入力が変化す
ると、これに応答して一定時間T(図42参照)のカウ
ントを行う。
値zが入力して、内蔵するしきい値による処理を行う。
この処理結果はクリック・オンまたはクリック・オフの
状態を表す論理レベルの電圧値で表現される。クリック
判定結果はそのまま処理回路50から出力される一方
で、タイマ60にも入力する。タイマ60はクリック・
オンまたはクリック・オフの論理レベルの入力が変化す
ると、これに応答して一定時間T(図42参照)のカウ
ントを行う。
【0229】しきい値生成回路61は、このカウント開
始時にはしきい値をそれまでの一定値から所定値まで立
ち上げ、その後、カウント進行とともに所定値から一定
値までしきい値を徐々に下げる。一定時間Tが過ぎる
と、再び一定値のしきい値を出力する。これに応じて、
位置データ系のしきい値比較回路53のしきい値が制御
される。つまり、しきい値比較回路53のしきい値はク
リック・オンまたはクリック・オフの状態への切替わり
毎に、図42に示す如く、鋸歯状に変化することにな
る。
始時にはしきい値をそれまでの一定値から所定値まで立
ち上げ、その後、カウント進行とともに所定値から一定
値までしきい値を徐々に下げる。一定時間Tが過ぎる
と、再び一定値のしきい値を出力する。これに応じて、
位置データ系のしきい値比較回路53のしきい値が制御
される。つまり、しきい値比較回路53のしきい値はク
リック・オンまたはクリック・オフの状態への切替わり
毎に、図42に示す如く、鋸歯状に変化することにな
る。
【0230】このため、クリック・オンの状態またはク
リック・オフの状態に切り替わると、一定時間T(一定
検出回数)の間、しきい値が上げられる(ただし、その
一定時間Tの経過と伴にしきい値は下がる)。したがっ
て、位置の差が小さい限り、指示位置(x,y)のデー
タは前回出力した値が出力される。指示位置が素早く変
わって位置の差が大きいときは、指示位置が変更された
と認識して、今回の最新の指示位置(x,y)のデータ
がそのまま出力される。この結果、一般的にクリック状
態の切り替わり時には指示位置(x,y)が不安定に成
りがちだが、本実施形態によって、クリック開始時に特
に、そのような不安定な操作状態を的確に排除すること
ができる。
リック・オフの状態に切り替わると、一定時間T(一定
検出回数)の間、しきい値が上げられる(ただし、その
一定時間Tの経過と伴にしきい値は下がる)。したがっ
て、位置の差が小さい限り、指示位置(x,y)のデー
タは前回出力した値が出力される。指示位置が素早く変
わって位置の差が大きいときは、指示位置が変更された
と認識して、今回の最新の指示位置(x,y)のデータ
がそのまま出力される。この結果、一般的にクリック状
態の切り替わり時には指示位置(x,y)が不安定に成
りがちだが、本実施形態によって、クリック開始時に特
に、そのような不安定な操作状態を的確に排除すること
ができる。
【0231】一定時間Tの経過と伴にしきい値は徐々に
下げられるから、その一定時間Tの後半になるほど、指
示位置の検出感度も上がり、良好な検出特性が得られ
る。
下げられるから、その一定時間Tの後半になるほど、指
示位置の検出感度も上がり、良好な検出特性が得られ
る。
【0232】(実施形態18)本発明の実施形態18を
図43および図44を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,26に関する。この実施形態は、
演算した押圧値zを用いたクリック時に、押圧値zの大
小に伴う位置変動を防止するさらに別の例である。
図43および図44を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,26に関する。この実施形態は、
演算した押圧値zを用いたクリック時に、押圧値zの大
小に伴う位置変動を防止するさらに別の例である。
【0233】本実施形態のタブレット装置は図43に示
す如く、図41の回路をさらに簡単化した構成になって
いる。すなわち、図41に示す検出値処理回路50の内
の保持回路51、スイッチ54(以上、位置データ系)
と、クリック判定回路59、タイマ60(以上、押圧デ
ータ系)とを備える。そして、タイマTの出力信号が直
接、スイッチ54に入り、スイッチ54の経路を前回側
と今回側との間で切り換え可能になっている。
す如く、図41の回路をさらに簡単化した構成になって
いる。すなわち、図41に示す検出値処理回路50の内
の保持回路51、スイッチ54(以上、位置データ系)
と、クリック判定回路59、タイマ60(以上、押圧デ
ータ系)とを備える。そして、タイマTの出力信号が直
接、スイッチ54に入り、スイッチ54の経路を前回側
と今回側との間で切り換え可能になっている。
【0234】クリック判定回路59がクリック・オンの
状態への切替わりまたはクリック・オフの状態への切替
わりを判定する毎に、タイマ60は一定時間Tをカウン
トし、そのカウントにかかる出力信号によってスイッチ
54が前回側に切り換えられる。したがって、図44に
示す如く、一定時間Tの間は強制的に前回出力した指示
位置(x,y)のデータが位置出力となる。一定時間T
が経過すると、スイッチ54が今回側に切り替わるか
ら、最新の指示位置(x,y)のデータが後段のデータ
処理部に出力される。
状態への切替わりまたはクリック・オフの状態への切替
わりを判定する毎に、タイマ60は一定時間Tをカウン
トし、そのカウントにかかる出力信号によってスイッチ
54が前回側に切り換えられる。したがって、図44に
示す如く、一定時間Tの間は強制的に前回出力した指示
位置(x,y)のデータが位置出力となる。一定時間T
が経過すると、スイッチ54が今回側に切り替わるか
ら、最新の指示位置(x,y)のデータが後段のデータ
処理部に出力される。
【0235】このように非常に簡単な検出値処理回路5
0によっても、クリック・オンの状態への切替わり時ま
たはクリック・オフの状態への切替わり時の位置変動を
的確に抑制することができる。
0によっても、クリック・オンの状態への切替わり時ま
たはクリック・オフの状態への切替わり時の位置変動を
的確に抑制することができる。
【0236】(実施形態19)本発明の実施形態19を
図45および図46を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,27に関する。この実施形態は、
演算した押圧値zを用いてクリックを判定するときの、
しきい値の変更に関する一例である。
図45および図46を参照して説明する。この実施形態
は、主に、請求項1,27に関する。この実施形態は、
演算した押圧値zを用いてクリックを判定するときの、
しきい値の変更に関する一例である。
【0237】本実施形態のタブレット装置は図45に示
すしきい値処理回路70を有する。この処理回路70に
おいて、抵抗およびアップスイッチ71の直列回路と抵
抗およびダウンスイッチ72の直列回路とがVcc電源
とアースとに並列に接続されている。さらに、このスイ
ッチ71、72の電源側の電位が個別に引き出され、V
up信号,Vdown信号としてしきい値設定回路73
に供給されている。
すしきい値処理回路70を有する。この処理回路70に
おいて、抵抗およびアップスイッチ71の直列回路と抵
抗およびダウンスイッチ72の直列回路とがVcc電源
とアースとに並列に接続されている。さらに、このスイ
ッチ71、72の電源側の電位が個別に引き出され、V
up信号,Vdown信号としてしきい値設定回路73
に供給されている。
【0238】しきい値設定回路73は、図46に示すご
とく、Vup信号が入力する度にしきい値をステップ状
に上げ、一方、Vdown信号が入力する度にしきい値
をステップ状に下げる。このしきい値設定により、クリ
ック判定回路としてのしきい値比較器34内のしきい値
が対応して変更される。
とく、Vup信号が入力する度にしきい値をステップ状
に上げ、一方、Vdown信号が入力する度にしきい値
をステップ状に下げる。このしきい値設定により、クリ
ック判定回路としてのしきい値比較器34内のしきい値
が対応して変更される。
【0239】このため、ユーザはアップスイッチ71お
よびダウンスイッチ72を操作して好みのしきい値、す
なわち好みのクリック感覚に調整でき、心地好い操作感
を享受することができる。
よびダウンスイッチ72を操作して好みのしきい値、す
なわち好みのクリック感覚に調整でき、心地好い操作感
を享受することができる。
【0240】(実施形態20)本発明の実施形態20を
図47を参照して説明する。この実施形態は、主に、請
求項1,27に関する。この実施形態は、演算した押圧
値zを用いてクリックを判定するときの、しきい値の変
更に関する別の例である。
図47を参照して説明する。この実施形態は、主に、請
求項1,27に関する。この実施形態は、演算した押圧
値zを用いてクリックを判定するときの、しきい値の変
更に関する別の例である。
【0241】本実施形態のタブレット装置は図47に示
すしきい値処理回路70を有する。この処理回路70は
上述した実施形態の回路の一部を共用して構成されてい
る。すなわち、Vcc電源とアースとの間に接続された
可変抵抗74の電位を、経路切換用のスイッチ19の一
つの切換端(電位測定には関与しない端子)を介してA
/D変換器31で受け、その変換信号をしきい値設定回
路75に取り込むようになっている。しきい値設定回路
75には、可変抵抗74をユーザが操作することによる
電圧信号が入力するから、その電圧信号の大小に応じて
しきい値比較器34のしきい値を制御するものである。
すしきい値処理回路70を有する。この処理回路70は
上述した実施形態の回路の一部を共用して構成されてい
る。すなわち、Vcc電源とアースとの間に接続された
可変抵抗74の電位を、経路切換用のスイッチ19の一
つの切換端(電位測定には関与しない端子)を介してA
/D変換器31で受け、その変換信号をしきい値設定回
路75に取り込むようになっている。しきい値設定回路
75には、可変抵抗74をユーザが操作することによる
電圧信号が入力するから、その電圧信号の大小に応じて
しきい値比較器34のしきい値を制御するものである。
【0242】これによっても、実施形態19と同等の作
用効果を奏することができる。
用効果を奏することができる。
【0243】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、押圧
指示の際の抵抗膜の接触抵抗の変化に基づく押圧力に関
する値、すなわち押圧値を検出することができる構成、
方法としたために、押圧値をそのまま出力することによ
り、例えばペンで文字を書くときの筆圧情報として利用
できるし、押圧値の値をあるしきい値で区切り、押圧値
がしきい値を越えるか越えないかを付加情報として出力
することにより、マウスのボタンクリックの様な使い方
もできる。したがって、情報機器に対して様々な指示を
送ることが可能であり、入力の機能を向上させることが
できる。
指示の際の抵抗膜の接触抵抗の変化に基づく押圧力に関
する値、すなわち押圧値を検出することができる構成、
方法としたために、押圧値をそのまま出力することによ
り、例えばペンで文字を書くときの筆圧情報として利用
できるし、押圧値の値をあるしきい値で区切り、押圧値
がしきい値を越えるか越えないかを付加情報として出力
することにより、マウスのボタンクリックの様な使い方
もできる。したがって、情報機器に対して様々な指示を
送ることが可能であり、入力の機能を向上させることが
できる。
【0244】さらに本発明によれば、位置による押圧値
の変化を小さく抑え、入力面全面に渡って、同じ感覚で
操作することが可能なタブレット装置を提供することが
できる。
の変化を小さく抑え、入力面全面に渡って、同じ感覚で
操作することが可能なタブレット装置を提供することが
できる。
【0245】またさらに、本発明によれば、押圧値の変
化によってオン/オフの情報(2値化情報)を創出可能
なタブレット装置を提供することができる。さらに、本
発明によれば、高精度の指示位置(x,y)を求めるこ
とができるタブレット装置を提供することができる。
化によってオン/オフの情報(2値化情報)を創出可能
なタブレット装置を提供することができる。さらに、本
発明によれば、高精度の指示位置(x,y)を求めるこ
とができるタブレット装置を提供することができる。
【0246】本発明によれば、また、迅速に押圧値をサ
ンプリングすることができるタブレット装置を提供する
ことができる。さらに、本発明によれば、タブレット面
の押圧指示位置に無関係に精度良く押圧値を求めること
が可能なタブレット装置を提供することができる。ま
た、本発明によれば、押圧値の補正が正確に実行される
タブレット装置を提供することができる。さらにまた、
押圧値の測定をノイズの影響を抑えた状態で精度良く行
うことができるタブレット装置を提供することができ
る。
ンプリングすることができるタブレット装置を提供する
ことができる。さらに、本発明によれば、タブレット面
の押圧指示位置に無関係に精度良く押圧値を求めること
が可能なタブレット装置を提供することができる。ま
た、本発明によれば、押圧値の補正が正確に実行される
タブレット装置を提供することができる。さらにまた、
押圧値の測定をノイズの影響を抑えた状態で精度良く行
うことができるタブレット装置を提供することができ
る。
【0247】また、本発明によれば、タブレット装置間
で操作特性が一定し、操作上の違和感を感じさせない、
安定したタブレット装置を提供することができる。さら
に、単一のしきい値を用いたしきい値比較の場合にに比
べて、ノイズ耐性が高く、ノイズに因る出力の不安定化
が良好に抑制されるタブレット装置を提供することがで
きる。
で操作特性が一定し、操作上の違和感を感じさせない、
安定したタブレット装置を提供することができる。さら
に、単一のしきい値を用いたしきい値比較の場合にに比
べて、ノイズ耐性が高く、ノイズに因る出力の不安定化
が良好に抑制されるタブレット装置を提供することがで
きる。
【0248】またさらに、本発明によれば、押圧指示操
作の際の位置ずれを極力抑えた、操作安定性の高い、タ
ブレット装置を提供することができる。さらに、押圧値
を用いてクリックを判定するときの、しきい値の変更を
可能にしたタブレット装置を提供することができる。
作の際の位置ずれを極力抑えた、操作安定性の高い、タ
ブレット装置を提供することができる。さらに、押圧値
を用いてクリックを判定するときの、しきい値の変更を
可能にしたタブレット装置を提供することができる。
【図1】本発明の実施形態1のタブレット装置の構成を
示した図である。
示した図である。
【図2】実施形態1のタブレット装置の動作の説明図で
ある。
ある。
【図3】実施形態1のタブレット装置の動作の説明図で
ある。
ある。
【図4】実施形態1のタブレット装置の動作の説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明の実施形態2のタブレット装置の構成を
示した図である。
示した図である。
【図6】本発明の実施形態3のタブレット装置の構成を
示した図である。
示した図である。
【図7】実施形態3のタブレット装置のA/D変換器3
1の入力部の別の構成を示した図である。
1の入力部の別の構成を示した図である。
【図8】本発明の実施形態4のタブレット装置の構成を
示した図である。
示した図である。
【図9】実施形態4のタブレット装置の動作の説明図で
ある。
ある。
【図10】本発明の実施形態5のタブレット装置の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図11】本発明の実施形態6のタブレット装置の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図12】本発明の実施形態7のタブレット装置のスイ
ッチング状態を示した図である。
ッチング状態を示した図である。
【図13】実施形態7のタブレット装置の動作ステップ
を示した図である。
を示した図である。
【図14】実施形態7のタブレット装置のA/D変換器
31の入力部の別の構成を示した図である。
31の入力部の別の構成を示した図である。
【図15】本発明の実施形態8のタブレット装置の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図16】実施形態8のタブレット装置のスイッチング
状態を示した図である。
状態を示した図である。
【図17】実施形態8のタブレット装置の測定動作の説
明図である。
明図である。
【図18】本発明の実施形態9のタブレット装置の構成
を示した図である。
を示した図である。
【図19】実施形態9のタブレット装置のスイッチング
状態を示した図である。
状態を示した図である。
【図20】実施形態9のタブレット装置の測定動作の説
明図である。
明図である。
【図21】実施形態9のタブレット装置の測定動作の説
明図である。
明図である。
【図22】本発明の実施形態10のタブレット装置の構
成を示した図である。
成を示した図である。
【図23】実施形態10のタブレット装置のスイッチン
グ状態の一部を示した図である。
グ状態の一部を示した図である。
【図24】実施形態10のタブレット装置の測定動作の
一部を成す経路切換の処理を示すフローチャート。
一部を成す経路切換の処理を示すフローチャート。
【図25】実施形態10のタブレット装置の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図26】実施形態10のタブレット装置の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図27】本発明の実施形態11のタブレット装置の構
成を示した図である。
成を示した図である。
【図28】実施形態11のタブレット装置の測定動作の
一部を成す経路切換の処理を示すフローチャート。
一部を成す経路切換の処理を示すフローチャート。
【図29】本発明の実施形態12のタブレット装置の構
成を示した図である。
成を示した図である。
【図30】実施形態12のタブレット装置のスイッチン
グ状態を示した図である。
グ状態を示した図である。
【図31】実施形態12のタブレット装置の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図32】実施形態12のタブレット装置の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図33】本発明の実施形態13のタブレット装置に対
する指による押圧指示状態を説明する図である。
する指による押圧指示状態を説明する図である。
【図34】本発明の実施形態14のタブレット装置の構
成を示した図である。
成を示した図である。
【図35】実施形態14のタブレット装置のスイッチン
グ状態の一部を示した図である。
グ状態の一部を示した図である。
【図36】実施形態14のタブレット装置の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図37】実施形態14のタブレット装置の測定動作の
説明図である。
説明図である。
【図38】本発明の実施形態15のタブレット装置に係
るクリック動作の説明図である。
るクリック動作の説明図である。
【図39】本発明の実施形態16のタブレット装置に係
る検出値処理回路のブロック図である。
る検出値処理回路のブロック図である。
【図40】実施形態16のタブレット装置に係るしきい
値設定の説明図である。
値設定の説明図である。
【図41】本発明の実施形態17のタブレット装置に係
る検出値処理回路のブロック図である。
る検出値処理回路のブロック図である。
【図42】実施形態17のタブレット装置に係るしきい
値設定の説明図である。
値設定の説明図である。
【図43】本発明の実施形態18のタブレット装置に係
る検出値処理回路のブロック図である。
る検出値処理回路のブロック図である。
【図44】実施形態18のタブレット装置に係る位置出
力動作の説明図である。
力動作の説明図である。
【図45】本発明の実施形態19のタブレット装置に係
るしきい値処理回路のブロック図である。
るしきい値処理回路のブロック図である。
【図46】実施形態19のタブレット装置に係るしきい
値変更の説明図である。
値変更の説明図である。
【図47】本発明の実施形態20のタブレット装置に係
るしきい値処理回路のブロック図である。
るしきい値処理回路のブロック図である。
【図48】従来例のタブレット装置の構成を示した図で
ある。
ある。
【図49】従来例のタブレット装置の動作の説明図であ
る。
る。
【図50】本発明のタブレット装置をを電子機器として
の電子手帳の液晶パネルに応用した例を示す斜視図であ
る。
の電子手帳の液晶パネルに応用した例を示す斜視図であ
る。
11…抵抗膜 12…抵抗膜 13A…電極 13B…電極 14A…電極 14B…電極 15A…スイッチ 15B…スイッチ 16A…スイッチ 16B…スイッチ 17A…スイッチ 17B…スイッチ 18A…スイッチ 18B…スイッチ 19…スイッチ 20…直流電源 22、22A、22B…抵抗 23、23A、23B…スイッチ 31…A/D変換器 32…演算手段(演算器) 33…補正手段(補正器) 34…しきい値比較手段(しきい値比較器) 35…コントローラ 36…補正係数生成器 50…検出値処理回路 51、56…保持回路 52、57…差分回路 53…しきい値比較回路 54…スイッチ 55、59…クリック判定回路 58、61…しきい値生成回路 60…タイマ 70…しきい値処理回路 71、72…スイッチ 73、75…しきい値設定回路 74…可変抵抗
Claims (31)
- 【請求項1】 対向する2辺に電極をそれぞれ配置した
抵抗膜2枚を、前記電極間それぞれに電位勾配を形成し
たときの電位勾配の方向が互いに異なるように配置する
とともに、その2枚の抵抗膜が位置指示時に押圧点で互
いに接触して導通するように配置された入力面を備えた
タブレット装置において、 前記電極の少なくとも一つに基準電位を印加する電圧印
加手段と、この電圧印加手段により基準電位を印加する
電圧印加手段と、これが印加された状態で前記2枚の抵
抗膜に関わる押圧指示時の電位を測定する電位測定手段
と、この電位測定手段の測定電位に基づき前記押圧点の
入力面上の指示位置を演算する位置演算手段と、前記電
位測定手段により測定される電位に基づいて前記押圧点
の押圧値を演算する押圧値演算手段とを備えることを特
徴としたタブレット装置。 - 【請求項2】 前記電圧印加手段は前記2枚の抵抗膜の
内の一方の抵抗膜の電極間に形成される電位勾配の方向
を正逆2方向に形成できる手段であり、前記電位測定手
段の入力端子を前記基準電位に接続する抵抗を備えた請
求項1記載のタブレット装置。 - 【請求項3】 前記抵抗の抵抗値が、前記抵抗膜の前記
電極間の抵抗値の1/10以上100倍以下である請求
項2記載のタブレット装置。 - 【請求項4】 前記抵抗に直列にスイッチを接続した請
求項2記載のタブレット装置。 - 【請求項5】 前記電圧印加手段は前記2枚の抵抗膜そ
れぞれの電極間に形成される電位勾配を正逆2方向に形
成する手段であり、前記電位測定手段は所定の抵抗膜を
有する抵抗を備えたことを特徴とする請求項1記載のタ
ブレット装置。 - 【請求項6】 前記抵抗の抵抗値が、前記抵抗膜の前記
電極間の抵抗値の1/10以上100倍以下である請求
項5記載のタブレット装置。 - 【請求項7】 前記電圧印加手段は前記2枚の抵抗膜そ
れぞれの電極間に電位勾配を形成する手段であり、前記
基準電位は2つの異なる基準電位から成り、前記電位測
定手段の入力端子から抵抗を介して前記異なる2つの基
準電位に接続可能なスイッチを備えた請求項1記載のタ
ブレット装置。 - 【請求項8】 前記抵抗の抵抗値が、前記抵抗膜の前記
電極間の抵抗値の1/10以上100倍以下である請求
項7記載のタブレット装置。 - 【請求項9】 前記押圧値演算手段により演算された押
圧値を補正する補正手段を備えた請求項1記載のタブレ
ット装置。 - 【請求項10】 前記補正手段は、前記位置演算手段に
より演算された指示位置を基に補正を行う手段である請
求項9記載のタブレット装置。 - 【請求項11】 前記押圧値演算手段により演算された
押圧値をしきい値と比較して、その比較結果を出力する
しきい値比較手段を備えた請求項1記載のタブレット装
置。 - 【請求項12】 前記電圧印加手段は、前記2枚の抵抗
膜それぞれに電位勾配を形成させる第1の電圧印加手段
と、前記2枚の抵抗膜の少なくとも一方に正逆2方向に
電位勾配を形成させる第2の電圧印加手段とを有し、前
記位置演算手段は、前記第1の電圧印加手段が前記2枚
の抵抗膜のそれぞれに前記電位勾配を形成させたときに
前記電位測定手段により測定されるそれぞれの電位に基
づいて前記指示位置を演算する手段であり、前記押圧値
演算手段は、前記第2の電圧印加手段が前記電位勾配を
形成させたときに前記電位測定手段により測定される電
位に基づいて前記押圧値を演算する手段である請求項1
記載のタブレット装置。 - 【請求項13】 前記電圧印加手段は、前記2枚の抵抗
膜のそれぞれに電位勾配を形成させる第1の電圧印加手
段と、前記2枚の抵抗膜に前記基準電位を印加する第2
の電圧印加手段とを有し、前記位置演算手段は、前記第
1の電圧印加手段が前記2枚の抵抗膜のそれぞれに前記
電位勾配を形成させたときに前記電位測定手段により測
定される電位に基づいて前記指示位置を演算する手段で
あり、前記押圧値演算手段は、前記第2の電圧印加手段
により電圧を印加したときに前記電位測定手段により測
定される単一の電位の値に基づいて前記押圧値を演算す
る手段である請求項1記載のタブレット装置。 - 【請求項14】 前記電圧印加手段は、前記2枚の抵抗
膜のそれぞれに電位勾配を形成させる第1の電圧印加手
段と、前記2枚の抵抗膜の内の一方の抵抗膜の一方の電
極と他方の抵抗膜の一方の電極との間に前記基準電位を
印加する第1手段と、一方の抵抗膜の他方の電極と他方
の抵抗膜の他方の電極との間に前記基準電位を印加する
第2手段とからなる第2の電圧印加手段とを有し、前記
位置演算手段は、前記第1の電圧印加手段が前記2枚の
抵抗膜のそれぞれに前記電位勾配を形成させたときに前
記電位測定手段により測定される電位に基づいて前記指
示位置を演算する手段であり、前記押圧値演算手段は、
前記第2の電圧印加手段により電圧を印加したときに前
記電位測定手段により測定される電位に基づいて前記押
圧値を演算する手段である請求項1記載のタブレット装
置。 - 【請求項15】 前記電圧印加手段は、前記指示位置の
演算用に前記基準電位を印加する第1の印加手段および
前記押圧値の演算用に前記基準電位を印加する第2の印
加手段を有し、前記電位測定手段は、前記指示位置の演
算用に前記電位を測定する第1の測定手段および前記押
圧値の演算用に前記電位を測定する第2の測定手段を有
し、前記位置演算手段により演算された前記指示位置に
基づいて前記第2の印加手段が基準電位を印加するため
の電極及び前記第2の測定手段が電位測定するための電
極を制御する制御手段を備える請求項1記載のタブレッ
ト装置。 - 【請求項16】 前記制御手段は、一方の前記抵抗膜に
形成された電極を選択するための手段であって、前記第
2の測定手段が電位を測定する電極として前記指示位置
に近い側の電極を設定する手段である請求項15記載の
タブレット装置。 - 【請求項17】 前記制御手段は、一方の前記抵抗膜に
形成された電極を選択するための手段であって、前記第
2の測定手段が電位を測定する電極として前記指示位置
に遠い側の電極を設定する手段である請求項15記載の
タブレット装置。 - 【請求項18】 前記電圧印加手段は、前記指示位置の
演算用に前記基準電位を印加する第1の印加手段および
前記押圧値の演算用に前記基準電位を印加する第2の印
加手段を有し、前記電位測定手段は、前記指示位置の演
算用に前記電位を測定する第1の測定手段および前記押
圧値の演算用に前記電位を測定する第2の測定手段を有
し、前記第2の印加手段は前記2枚の抵抗膜の内の下側
の抵抗膜に前記基準電位を印加する手段であり、前記第
2の測定手段は前記2枚の抵抗膜の内の上側の抵抗膜か
ら前記電位を測定する手段である請求項1記載のタブレ
ット装置。 - 【請求項19】 前記電圧印加手段は、前記指示位置の
演算用に前記基準電位を印加する第1の印加手段および
前記押圧値の演算用に前記基準電位を印加する第2の印
加手段を有し、前記電位測定手段は、前記指示位置の演
算用に前記電位を測定する第1の測定手段および前記押
圧値の演算用に前記電位を測定する第2の測定手段を有
し、前記第2の印加手段は前記2枚の抵抗膜の内の上側
の抵抗膜に前記基準電位を印加する手段であり、前記第
2の測定手段は前記2枚の抵抗膜の内の下側の抵抗膜か
ら前記電位を測定する手段である請求項1記載のタブレ
ット装置。 - 【請求項20】 前記抵抗膜の抵抗値を測定する手段を
設け、測定された前記抵抗膜に応じて前記押圧値を補正
する押圧値補正手段を備えたことを特徴とする請求項1
記載のタブレット装置。 - 【請求項21】 前記押圧値演算手段により演算された
押圧値の大小を複数個のしきい値を用いて弁別する押圧
値弁別手段を備える請求項1記載のタブレット装置。 - 【請求項22】 前記複数個のしきい値は、前記弁別が
ヒステリシス特性を持つように設定してある請求項21
記載のタブレット装置。 - 【請求項23】 前記押圧値演算手段により演算された
押圧値の大小をしきい値を用いて弁別する押圧値弁別手
段を備え、前記押圧値弁別手段による前記弁別時に、前
記位置演算手段により演算される指示位置の変動を抑制
する位置変動抑制手段を備える請求項1記載のタブレッ
ト装置。 - 【請求項24】 保持回路に保持されている指示位置と
今回の検出による指示位置同士の差分を演算する手段
と、その差分と変動するしきい値とを比較する手段と、
その比較結果に応じて前回または今回の検出による指示
位置を選択的に出力する手段と、保持回路に保持されて
いる指示位置と今回の検出による押圧値同士の差分を演
算する手段と、その差分の変化に対応して変動する前記
しきい値を生成する手段とを備える位置変動抑制手段を
備えることを特徴とする請求項1記載のタブレット装
置。 - 【請求項25】 前記位置変動抑制手段は、保持回路に
保持されている指示位置と今回の検出による指示位置と
の差分を演算する手段と、その差分と変動するしきい値
とを比較する手段と、その比較結果に応じて保持回路に
保持されている指示位置または今回の検出による指示位
置を択一的に出力する手段と、前記押圧値弁別手段の出
力がクリック・オンの状態からクリック・オフの状態、
もしくはクリック・オフの状態からクリック・オンの状
態に切り替わった時点から一定時間をカウントする手段
と、一定時間のカウント中には通常よりも高いレベルの
前記しきい値を生成する手段とを備える請求項23記載
のタブレット装置。 - 【請求項26】 前記位置変動抑制手段は、前回または
今回の検出による指示位置を択一的に出力するスイッチ
を有する手段と、前記押圧値弁別手段の出力がクリック
・オンの状態からクリック・オフの状態、もしくはクリ
ック・オフの状態からクリック・オンの状態に切り替わ
った時点から一定時間の間は前記スイッチを前回の検出
による指示位置を出力するように制御する手段とを備え
る請求項23記載のタブレット装置。 - 【請求項27】 前記押圧値演算手段により演算された
押圧値の大小をしきい値で弁別する押圧値弁別手段と、
前記しきい値の大きさを任意に調整可能なしきい値調整
手段とを備える請求項1記載のタブレット装置。 - 【請求項28】 2枚の抵抗膜それぞれの対向する2辺
に電極を各別に配置し、形成される電位勾配が各抵抗膜
で異なる方向になり且つその2枚の抵抗膜が位置指示時
に押圧点で互いに接触して導通するように配置された入
力面を備えたタブレット装置の検出方法において、 前記抵抗膜に所定方向の電位勾配を形成して前記指示に
よる押圧点の電位を測定するステップと、前記抵抗膜に
前記所定方向とは逆方向に電位勾配を形成して前記押圧
点の電位を測定するステップとを有し、前記2つのステ
ップの測定電位より前記指示の1軸方向の位置と押圧値
とを算出することを特徴とするタブレット装置の検出方
法。 - 【請求項29】 2枚の抵抗膜それぞれの対向する2辺
に電極を各別に配置し、形成される電位勾配が各抵抗膜
で異なる方向になり且つその2枚の抵抗膜が位置指示時
に押圧点で互いに接触して導通するように配置された入
力面を備えたタブレット装置の検出方法において、 前記抵抗膜に電位勾配を形成し前記押圧点の電位の測定
端を抵抗を介して第1の基準電位に接続して電位測定す
るステップと、前記抵抗膜に電位勾配を形成し前記押圧
点の電位の測定端を抵抗を介して第2の基準電位に接続
して電位測定するステップとを有し、前記2つのステッ
プの測定電位より前記指示の1軸方向の位置と押圧値と
を算出することを特徴とするタブレット装置の検出方
法。 - 【請求項30】 表示装置とタブレット装置とを有する
電子機器であって、前記タブレット装置は、対向する一
対の基板内面に抵抗膜が配置されてなり、前記抵抗膜に
は電極が形成されてなり、前記電極間それぞれに電位勾
配を形成したときその電位勾配の方向が互いに異なるよ
うに前記抵抗膜を配置するとともに、前記2枚の抵抗膜
が位置指示時に押圧点で互いに接触して導通するように
前記抵抗膜が配置された入力面を備えてなり、前記電極
の少なくとも一つに基準電位を印加する電圧印加手段
と、この電圧印加手段により基準電位が印加された状態
で前記2枚の抵抗膜に係わる押圧指示時の電位を測定す
る電位測定手段と、この電位測定手段の測定電位に基づ
き前記押圧点の入力面上の指示位置を演算する位置演算
手段と、前記電位測定手段により測定される電位に基づ
いて前記押圧点の押圧値を演算する押圧値演算手段とを
備えることを特徴とする電子機器。 - 【請求項31】 表示装置と請求項1乃至27のいずれ
か一項に記載のタブレット装置とを有する電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1720197A JPH09269861A (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-30 | タブレット装置及びタブレット装置の検出方法、および電子機器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1353496 | 1996-01-30 | ||
| JP8-13534 | 1996-01-30 | ||
| JP1720197A JPH09269861A (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-30 | タブレット装置及びタブレット装置の検出方法、および電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09269861A true JPH09269861A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=26349353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1720197A Withdrawn JPH09269861A (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-30 | タブレット装置及びタブレット装置の検出方法、および電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09269861A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004518188A (ja) * | 2000-10-27 | 2004-06-17 | エロ・タッチシステムズ・インコーポレイテッド | 投影静電結合および力タッチセンサを利用したデュアルセンサタッチスクリーン |
| JP2004192413A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Sony Corp | 入力装置、携帯型情報処理装置、リモートコントロール装置、および入力装置における圧電アクチュエータ駆動制御方法 |
| WO2008099582A1 (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Ssd Company Limited | 入力システム、エンターテインメント装置、及び局所的脳トレーニング装置 |
| JP2011060333A (ja) * | 2010-12-24 | 2011-03-24 | Kyocera Corp | 入力装置および入力装置の制御方法 |
| US9641173B2 (en) | 2009-07-29 | 2017-05-02 | Kyocera Corporation | Input apparatus and control method for input apparatus |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP1720197A patent/JPH09269861A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2011060333A (ja) * | 2010-12-24 | 2011-03-24 | Kyocera Corp | 入力装置および入力装置の制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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