JPH09270014A - 移動物体の抽出装置 - Google Patents
移動物体の抽出装置Info
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- JPH09270014A JPH09270014A JP8081263A JP8126396A JPH09270014A JP H09270014 A JPH09270014 A JP H09270014A JP 8081263 A JP8081263 A JP 8081263A JP 8126396 A JP8126396 A JP 8126396A JP H09270014 A JPH09270014 A JP H09270014A
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Abstract
抽出すること。 【解決手段】 画像中の複数移動物体を包含する輪郭モ
デル記憶部4に記憶されている輪郭モデルを変形する輪
郭モデル変形部5と、輪郭モデルの自己交差を検知して
輪郭モデルを複数に分裂させる輪郭モデル分裂部7と、
複数の異なる輪郭モデルの相互交差を検知して異なる輪
郭モデルを1つの輪郭モデルに統合する輪郭モデル統合
部9と、所定の条件を満たす輪郭モデルの収縮変形を停
止させる抽出完了判定部11と、輪郭モデルが囲む移動
物体の特徴量を抽出し記憶する特徴量抽出記憶部と、前
記特徴量により移動物体を照合する移動物体照合部とを
備えたことにより、あらかじめ移動物体の数と概略の領
域を与えることなしに複数の移動物体がすれ違う場合に
も誤りなく、それらを自動的に抽出できる。
Description
メラ等から得られる動画像からの複数移動物体の抽出装
置に関する。
しては、特にノイズなどの影響を受けにくい抽出・追跡
技術として、情報処理Vol.30、No.9、pp.1047〜pp.1057
等に記載されているSNAKESが知られている。この
技術によれば、抽出したい対象物の概略の輪郭をあらか
じめ初期輪郭として与えてやれば、エッジなどの画像特
徴に初期輪郭が引き寄せられて変形し、対象物の輪郭を
抽出することができる。このSNAKESによる移動物
体の追跡は、動画像のあるフレームでの抽出結果の輪郭
を次のフレームにおける初期輪郭として設定するだけで
あり、設定された輪郭は同様にエッジなどの画像特徴に
引き寄せられ、移動した物体を抽出できる。SNAKE
Sによる追跡法は、SNAKES以前の追跡法で困難と
されていた動画像の各フレームで独立に抽出された移動
物体のフレーム間での対応付けが必要ないという利点を
持ち、特開平5-12443の動物体の輪郭追跡方法や特開平5
-242247の画像処理装置が知られている。
ようなSNAKESでは、抽出・追跡したい物体につい
て予めその数と概略の領域を指定しなければ、複数の物
体を抽出・追跡できないという課題があった。したがっ
て、物体の数や処理する画像の枚数が多い場合、この設
定に対する処理負担が増大し、また、画像に含まれる対
象物がいくつあるかを自動的に知りたいという、例え
ば、セキュリティシステムにおける侵入者数の検知や、
空調制御における在室者数の検知等における要求に対応
できないなどの問題を抱えていた。さらに、SNAKE
Sに基づく従来の追跡装置では、複数物体を同時に追跡
する場合、移動中にそれらの物体が交差すれば、おのお
ののSNAKESは自分自身が追跡している物体以外に
も引き寄せられ、正しく追跡することができない。ま
た、途中で第3の物体が現れることに対しては考慮され
ておらず、人間が介在して新たに輪郭を追加しなければ
ならなかった。
たい移動物体の数とその概略輪郭を予め与えることなし
に、複数物体の追跡中にそれらが交差しても、誤りなく
自動抽出・追跡できる移動物体の抽出・追跡装置を提供
することを目的とする。
体が出現しても人間が介在することなく自動的に抽出・
追跡することができる移動物体の抽出・追跡装置を提供
することを目的とする。
落やノイズ等により正確な抽出・追跡ができない場合に
も、熱画像や可視画像といった異種の画像情報を統合
し、より正確に複数の移動物体の自動抽出・追跡ができ
る移動物体の抽出・追跡装置を提供することを目的とす
る。
との交差回数を記録し、その大小により他の移動物体に
対して不整合な動きをしている物体の検出を可能とし、
例えば、空港、ホテルのロビー、コンビニエンスストア
等で不審な動きをしている人物を抽出可能な移動物体の
抽出・追跡装置を提供することを目的とする。
動物体の速度や、移動物体間の距離を算出することによ
り複数の移動物体が置かれている状況の認識を可能と
し、例えば、高速道路等で車の動きを監視し、事故や渋
滞、車間距離不保持などの危険な運転等を認識できる移
動物体の抽出装置を提供することを目的とする。
系列で入力される画像を少なくとも2枚連続して記憶す
る画像記憶部と、前記画像から動きの情報を検出する動
き検出部と、前記画像に含まれる少なくとも1つの移動
物体を囲む輪郭モデルを記憶する輪郭モデル記憶部と、
前記輪郭モデルを所定の規則にしたがって変形させる輪
郭モデル変形部と、前期輪郭モデル変形部により収縮変
形された輪郭モデルの一部がその輪郭モデルの別の部分
に接触または交差の有無を判定する輪郭モデル自己交差
判定部と、前記輪郭モデル自己交差判定部により接触ま
たは交差があると判定された場合に接触または交差部分
で前記輪郭モデルを切断し複数の輪郭モデルに分裂させ
る輪郭モデル分裂部と、前記輪郭モデル記憶部に記憶さ
れている複数の異なる輪郭モデル相互の接触または交差
の有無を判定する輪郭モデル相互交差判定部と、前記輪
郭モデル相互交差判定部により接触または交差が検知さ
れた少なくとも2つの異なる輪郭モデルを1つの輪郭モ
デルに統合する輪郭モデル統合部と、所定の条件を満た
す前記輪郭モデルの変形を停止させて移動物体の抽出完
了と判定する抽出完了判定部と、前記抽出完了判定部に
より収縮変形を停止させられた前記輪郭モデルが囲む画
像中の領域の特徴量を移動物体の特徴量として抽出し記
憶する特徴量抽出記憶部と、異なる時刻の画像間で移動
物体を対応付ける移動物体照合部とを備えたことを特徴
とする移動物体の抽出装置である。
画像が更新される毎に新たに画像の枠と同じ大きさの輪
郭モデルを1つ追加する輪郭モデル追加部を付加したこ
とを特徴とする移動物体の抽出装置である。
入力される可視画像および熱画像をそれぞれ少なくとも
2枚づつ連続して記憶する異種画像記憶部と、前記可視
画像および熱画像から動きの情報を検出する異種画像情
報統合動き検出部と、前記画像に含まれる少なくとも1
つの移動物体を囲む輪郭モデルを記憶する輪郭モデル記
憶部と、前記輪郭モデルを所定の規則にしたがって変形
させる輪郭モデル変形部と、前期輪郭モデル変形部によ
り変形された輪郭モデルの一部がその輪郭モデルの別の
部分に接触または交差したか否かを判定する輪郭モデル
自己交差判定部と、前記輪郭モデル自己交差判定部によ
り接触または交差があると判定された場合に接触または
交差部分で前記輪郭モデルを切断し複数の輪郭モデルに
分裂させる輪郭モデル分裂部と、前記輪郭モデル記憶部
に記憶されている複数の異なる輪郭モデルが相互に接触
または交差したか否かを判定する輪郭モデル相互交差判
定部と、前記輪郭モデル相互交差判定部により接触また
は交差があると判定された少なくとも2つの異なる輪郭
モデルを1つの輪郭モデルに統合する輪郭モデル統合部
と、所定の条件を満たす前記輪郭モデルの変形を停止し
移動物体の抽出完了と判定する抽出完了判定部と、前記
抽出完了判定部により変形を停止された前記輪郭モデル
が囲む前記可視画像および熱画像のおのおのの領域の特
徴量を抽出・記憶する異種画像特徴量抽出記憶部と、前
記異種画像特徴抽出記憶部に記憶されている異種画像か
らの複数の特徴量により異なる時刻の画像間で移動物体
の対応付けを行う異種画像特徴量統合照合部とを備えた
ことを特徴とする移動物体の抽出装置である。
差の回数を記録する輪郭モデル別相互交差回数計数部
と、前記輪郭モデル別相互交差回数計数部により数えら
れた相互交差回数が単位時間当り所定の回数以上である
輪郭モデルが抽出・追跡している物体を他の移動物体に
対して不整合な動きの物体と判定する不整合移動物体判
定部を付加したことを特徴とする移動物体の抽出装置で
ある。
画像における輪郭モデルの位置から移動物体の速度を算
出する移動速度算出部と、異なる輪郭モデル間の距離を
算出する輪郭モデル間距離算出部を付加したことを特徴
とする移動物体の抽出装置である。
て図面を参照しながら説明する。
態を示す構成図である。図1において、1は移動物体を
撮像するためのカメラ、2はカメラ1により時系列で撮
像された画像をデジタル化し少なくとも2枚連続して記
憶する画像記憶部、3は画像記憶部2に記憶されている
時間的に連続した画像から動きの情報を検出する動き検
出部、4は画像記憶部2に記憶されている画像中の移動
物体の輪郭位置を探索する輪郭候補点とその連結順序を
記憶する輪郭モデル記憶部、5は輪郭モデル記憶部4に
記憶されている輪郭候補点をその位置および前記画像か
ら定義される評価関数を最小にする方向に移動すること
により輪郭モデルを変形する輪郭モデル変形部、6は輪
郭モデル変形部5により変形された輪郭モデルの一部が
その輪郭モデルの別の部分に接触または交差の有無を判
定する輪郭モデル自己交差判定部、7は輪郭モデル自己
交差判定部6により接触または交差があると判定された
場合に接触または交差部分でその輪郭モデルを切断し複
数の輪郭モデルに分裂させる輪郭モデル分裂部、8は輪
郭モデル記憶部4に記憶されている複数の異なる輪郭モ
デル相互の接触または交差の有無を判定する輪郭モデル
相互交差判定部、9は輪郭モデル相互交差判定部8によ
り接触または交差があると判定された少なくとも2つの
異なる輪郭モデルを1つの輪郭モデルに統合する輪郭モ
デル統合部、10は輪郭モデル記憶部4に記憶されてい
る連結順序により互いに連結された2つの輪郭候補点間
の距離が所定の範囲にあるときそれらの輪郭候補点の間
に少なくとも1つの新規の輪郭候補点を追加し、前記連
結順序により互いに連結された3つの輪郭候補点からな
る連結された2線分のなす角が所定の範囲にあるとき前
記2線分の連結点である輪郭候補点を削除する輪郭候補
点生成・消滅部、11は所定の数の前記輪郭候補点につ
いてその移動により前記評価関数が減少しない場合に前
記輪郭候補点の移動を停止させて前記輪郭モデルの変形
を停止し移動物体の抽出完了と判定する抽出完了判定
部、12は抽出完了判定部11により変形を停止させら
れた輪郭モデルが囲む画像中の領域の特徴量を移動物体
の特徴量として抽出し記憶する特徴量抽出記憶部、異な
る時刻の画像間で移動物体を対応付ける移動物体照合部
である。また、15は1〜14の各部と接続され各部の
動作の開始や停止あるいは各部間のデータのやりとりを
制御する制御部で、ROMやRAMなどのメモリとCP
Uから構成されるコンピュータであって、各種のインタ
フェースを介することにより、図1に示すようなキーボ
ードやマウスなどの入力装置16およびCRTなどの表
示装置17と接続されている。
る。図2は本実施の形態の移動物体の抽出・追跡装置の
動作を示すフローチャートである。図3は本実施の形態
の動作をより分かりやすく説明するための互いにすれ違
う移動物体の画像の一部である。すなわち本発明は、こ
のような画像から移動物体を抽出・追跡できるため、例
えば、ビル内外のセキュリティにおける人物の監視シス
テム等に応用できる。画像記憶部1は通常RAMで構成
されており、デジタル化された画像の各画素データは、
例えば、その輝度を8ビットで表すなどして記憶されて
いる。以下に本実施の形態の動作手順を示す。
て、画像IT,T=0,1,…として画像記憶部2に記憶する。
以下、画像ITをT=0から順に処理する。
の移動物体すべてを包含する1つの多角形(輪郭モデ
ル)を構成するNm個の点を、初期の輪郭候補点vmi(x
mi(0),ymi(0))(i=1,2,…,Nm;m=1,2,…,m_max)として輪
郭モデル記憶部4に記憶する。mは複数の輪郭モデルに
つけられた番号を表し、最初はm_max=1である。またiは
輪郭モデルを構成する輪郭候補点の連結順序を表す。輪
郭モデル記憶部4は通常RAMで構成されている。な
お、操作者が表示装置16に表示された画像を見ながら
キーボードやマウスなどの入力装置15を操作して初期
の輪郭候補点を入力して輪郭モデル記憶部4に記憶させ
てもよい。あるいは、画像の大きさにほぼ等しい長方形
の辺をNm等分した点を初期の輪郭候補点としてあらかじ
め輪郭モデル記憶部4に記憶させてもよい。
枚の画像IT、IT+1から輪郭モデルの各輪郭候補点vmi(x
mi,ymi)の位置における移動ベクトルを検出する。移動
ベクトルは、例えば、勾配法に基づき最小2乗法により
求めることができる。勾配法では、画像の輝度をIT(x,
y)とすると、その時間・空間に関する偏微分と、画像中
の点(x,y)における物体の見かけの速度(u,v)=(dx/dt,dy
/dt)に関する次の拘束式を用いる。
移動ベクトルが均一、すなわち、局所的な小領域Sで数
1式の拘束式が同じ解を持つと仮定すれば、各輪郭候補
点の位置における動きベクトルは次式を最小にする(u,
v)として求められる。
す(u,v)を次式により求めればよい。ただし、(i,j)は点
(x,y)の近傍領域S内の点の座標を表す。
属する画素のx,y座標であり、Σは(i,j)∈Sについて算
出する。また、Detは次式により計算される。
ー項の和で定義される輪郭モデルのエネルギーEsnake(v
mi)を最小にするように、輪郭モデル記憶部に記憶され
ている輪郭候補点を移動させることにより輪郭モデルを
変形する。
方向は、輪郭モデルが収縮するような方向である。
るEarea
数6を最小にするような輪郭候補点の移動方向は、輪郭
モデルに対して垂直な方向である。Eareaを用いれば、
くぼんだ形状の対象物の輪郭が抽出できる。
ある。 4)画像の輝度IT(vmi)の勾配の大きさEedge
方向は、輝度勾配の大きくなる方向、すなわち対象物の
輪郭部分へ向かう方向である。ここで、数5〜9の
wsp1,wsp 2,warea,wdist,wedge>0は、それぞれ各エネル
ギー項の重み係数である。
郭候補点vmi(xmi(t),ymi(t))(i=1,2,…,Nm;m=1,2,…)を
画素単位でその近傍の位置に移動させたときのエネルギ
ーEs nake(vmi)が最小となる位置に1回移動させることに
より行われる。t(i=0,1,…)は各点の移動回数を表し、
輪郭候補点vmi(xmi,ymi)の近傍の位置は、例えば、v
m i(xmi-1,ymi-1)、vmi(xmi-1,ymi)、vmi(xmi-1,
ymi+1)、vmi(xmi,ymi-1)、vmi(xm i,ymi+1)、vmi(xmi+1,
ymi-1)、vmi(xmi+1,ymi)、vmi(xmi+1,ymi+1)の8近傍を
考えればよい。ただし、移動によりエネルギーEsnake(v
mi)が増加する場合には移動させない。このとき、移動
した輪郭候補点の数をCmoveに記憶する。
候補点の移動に際しては、STEP2aで求められた各輪郭候
補点の位置での動きベクトルの絶対値が所定の値以下の
時、画像の輝度IT(vmi)の勾配の大きさを表すエネルギ
ーEedgeの重み係数wedgeを0とする。これにより動きの
あるエッジにのみ輪郭モデルが引き寄せられ、移動物体
を抽出できる。
なる2線分vmkvmk+1と線分vmhvmh+1(k=1,2,…,Nm;h=1,
2,…,Nm)のすべての組合せについて接触または交差を判
定する。ただし、連結している2線分は除く。線分vmkv
mk+1と線分vmhv mh+1が接触または交差するならば、次式
を満たす実数p(0≦p≦1),q(0≦q≦1)が存在する。
次式で計算される行列式detが0でないとき解を持つ。な
お、det=0のとき、線分vmkvmk+1と線分vmhvmh+1が一致
する場合があるため、この場合の交差は、行列式detの
計算前にこの一致を判定しておく。
が、それぞれ0≦p≦1,0≦q≦1を満たすとき、輪郭モデ
ルは、線分vmkvmk+1と線分vmhvmh+1の交点(p,q)で自己
交差または接触したと判定しSTEP6aを実行、それ以外は
STEP7aを実行する。
定された輪郭モデルに対し、輪郭モデル分裂部7はその
輪郭モデルを複数に分裂させ、STEP2aへ戻る。自己交差
した輪郭モデルは、交点を持つ線分を構成する輪郭候補
点で分裂させる。輪郭モデルのエネルギーとしてEarea
を用いた場合に起こる典型的な輪郭モデルの自己交差の
例を図4に示す。図4に示すように、自己交差した輪郭
モデルは、輪郭候補点vmkとvmh+1、vmhとvmk+1とをそれ
ぞれ連結することにより2つに分裂される。これによ
り、連結順序が{vm1,…,vmk,vmh+1,…,vmn}と{vmk+1,
…,vmh}である輪郭候補点の組が、それぞれ新たに分裂
し独立した輪郭モデルとなる。これらの新たに独立した
輪郭モデルは、輪郭モデル記憶部4に記憶される。ま
た、分裂により輪郭モデルの数が増加するので、その数
m_maxの値を更新する。
モデルvfkとvgh(f=1,2,…,m_max;k=1,2,…,Nf;g=1,2,
…,m_max;h=1,2,…,Ng;f≠g)のすべての組合せについて
相互の接触または交差を判定する。具体的には、輪郭モ
デルvfkを構成する線分vfkvfk+1と輪郭モデルvghを構成
する線分vghvgh+1のすべての組合せについて接触または
交差を判定する。異なる2つの輪郭モデルvfkとvghの相
互接触または相互交差、すなわち線分vfkvfk+1と線分v
ghvgh+1が接触または交差しているならば、次式を満た
す実数p(0≦p≦1),q(0≦q≦1)が存在する。
り、次式で計算される行列式detが0でないとき解を持
つ。なお、det=0のとき、線分vfkvfk+1と線分vghvgh+1
が一致する場合があるため、この場合の交差は、行列式
detの計算前にこの一致を判定しておく。
が、それぞれ0≦p≦1,0≦q≦1を満たすとき、2つの異
なる輪郭モデルは、線分vfkvfk+1と線分vghvgh+1の交点
(p,q)で相互に接触または交差したと判定しSTEP8aを実
行、それ以外はSTEP9aを実行する。
差していると判定された少なくとも2つの輪郭モデルを
について、輪郭モデル統合部9により、それらを構成す
るすべての輪郭候補点を包含する凸多角形を求め、その
凸多角形を構成する輪郭候補点の組を統合された輪郭モ
デルとして輪郭モデル記憶部4に記憶する。また、統合
により輪郭モデルの数が減少するので、その数m_maxの
値を更新する。図5は、異なる2つの輪郭モデルに起こ
る典型的な相互交差と、それらを1つに統合した輪郭モ
デルを示している。
の生成・消滅を行う。例えば、次のような場合に輪郭候
補点の生成を行う。輪郭候補点生成・消滅部10は、隣
接する輪郭候補点間の距離が|vmi+1-vmi|>DThを満たす
とき、2点vmi,vm i+1間に新たに離散点を生成する。ただ
し、DThはあらかじめ定められた輪郭候補点間の最大距
離である。このとき、輪郭候補点を1つでも生成すれば
Gflag=1、生成しなければGflag=0とする。この輪郭候補
点の追加生成により、分裂により減少する対象物1つあ
たりの輪郭候補点の数を補って、複数対象物の輪郭を正
しく抽出することができる。
えば、cosθ>θTh(θはvmivmi-1とvmivmi+1のなす角)
を満たす輪郭候補点vmiを消滅させる。ただし、θThは
あらかじめ定められた輪郭モデルの尖りを判定するしき
い値である。このとき輪郭候補点が1つでも消滅すれば
Dflag=1、消滅しなければDflag=0とする。この輪郭候補
点の消滅手順により、対象物の輪郭以外の位置でノイズ
の影響などにより停止している輪郭候補点が削除され、
誤った輪郭抽出を避けることができる。
抽出完了を判定する。すべての輪郭モデルについて、輪
郭候補点に移動がなく(Cmove≦CTh;CTh≧0はあらかじ
め定められた移動した輪郭候補点の個数に対するしきい
値)かつ新たな輪郭候補点の生成・消滅がないとき(G
flag=0かつDflag=0)、あるいはt≧tmax(tmaxはあらか
じめ定められた輪郭候補点の移動回数の最大値)のと
き、画像ITでの移動物体の抽出が完了したと判定しSTEP
11aへ。それ以外はT=T+1としてSTEP3aへ戻る。なお、抽
出が完了した際、異なる輪郭モデルに異なる色をつけて
表示部16に表示すれば、例えば監視システム等におい
ては、異なる移動物体の視認性が向上する。
…,m_max)が囲む画像I Tの領域の特徴量を移動物体の特
徴量として抽出する。例えば、輝度のヒストグラムの累
積分布Hm(k)(8bitの場合k=0,1,…,255)が特徴量とし
て利用できる。T=0のとき、特徴量Hm(k)を特徴量抽出記
憶部12にHl(k)(l=1,2,…,l_max;l_maxは特徴量が記
憶されている移動物体の数)として記憶し、T=T+1とし
てSTEP3aへ戻る。T>0のとき特徴量Hm(k)を抽出しSTEP12
aへ。
理対象の画像IT_presen t(T_present>0)で抽出された移
動物体が、特徴量抽出記憶部12に記憶されている過去
(T=T_past;T_past<T_present)に抽出されたどの移動
物体であるかを、特徴量の類似度(ヒストグラム間の距
離d)により照合する。具体的には、次式で表されるヒ
ストグラム間の距離dをmとlのすべての組合せについて
求め、その値があらかじめ定められたしきい値Dmatch以
下のものについて、最小値を持つ組合せから順に、輪郭
モデルvmiが抽出している特徴量Hm(k)の移動物体と、特
徴量抽出記憶部12に記憶されている特徴量Hl(k)を持
つ移動物体とを対応付ける。
ストグラムの度数が異なるので、最大度数で正規化して
おく。さらに、対応付けられた移動物体については、特
徴量抽出記憶部12に記憶されている特徴量Hl(k)を、
輪郭モデルvmiが抽出している特徴量Hm(k)で置き換え
る。また、対応の付かなかった移動物体については、そ
の特徴量を新たに特徴量抽出記憶部12に記憶する。移
動物体の照合が終われば、T=T+1としてSTEP3aへ戻る。
デルと特徴量抽出記憶部12に記憶されているすべての
移動物体について行う必要はなく、例えば、一旦融合し
た輪郭モデルについては再び分裂したときに行えばよ
い。また、特徴量抽出記憶部12には、特徴量と共にそ
の移動物体を抽出した輪郭モデルの色も記憶しておけ
ば、対応のついた移動物体を抽出している輪郭モデルの
色を記憶されている色で表示部16に表示でき、同一移
動物体の抽出・追跡の視認性が向上する。
移動物体(ここでは歩行者)の集合全体を包含した1つ
の輪郭モデル(図6(a))が、2つに分裂して2人の歩
行者それぞれを抽出・追跡し(図6(b)〜(d))、2人の
歩行者が重なる(図6(e))と同時に、2つの輪郭モデ
ルが1つに統合して(図6(f))さらに追跡を続け(図
6(g))、やがて2人の歩行者がすれ違い離れると1つ
の輪郭モデルも再び2つに分裂し、2人の歩行者を独立
に抽出・追跡することができる(図6(h)〜(i))。
よれば、輪郭モデルの自己交差および相互交差を判定し
て輪郭モデルを分裂および統合させることにより、複数
の移動物体がすれ違う場合にも抽出・追跡することがで
きる。
抽出・追跡装置に係る第2の実施の形態について説明す
る。第1の実施の形態では、輪郭モデルの自己交差およ
び相互交差を判定して輪郭モデルを分裂および統合させ
ることにより、複数移動物体がすれ違う場合にも抽出・
追跡できることを説明した。第2の実施の形態は、最初
カメラの画角内に存在しなかった他の移動物体が途中で
カメラの画角内に新たに入ってくる場合にも、その移動
物体を抽出・追跡できるように考慮したものである。第
1の実施の形態では、カメラの画角内には常に同じ移動
物体がある場合を例として説明したが、ビルやプラント
内外の監視システム等においては、次々に画角内に入っ
てくる移動物体を抽出・追跡することが必要である。
図1に示した第1の実施の形態と同じ構成部分には同一
番号を付して詳細な説明は省略する。第2の実施の形態
と第1の実施の形態の相違点は、第1の実施の形態に、
画像記憶部2に次の時刻の画像が記憶される毎に、画像
の枠と同じ大きさの輪郭モデルを新たに1つ追加しその
輪郭モデル追加部17を付加したことである。これによ
り、次々に新しく画角内に入ってくる移動物体を抽出・
追跡することが可能となる。
の輪郭抽出装置の動作を、図8のフローチャートを参照
しながら説明する。ただし、第2の実施の形態のSTEP1b
〜STEP2b、STEP4b、STEP6b〜STEP7bおよびSTEP9b〜STEP
13bは、それぞれ第1の実施の形態のSTEP1a〜STEP2a、S
TEP3a、STEP5a〜STEP6aおよびSTEP8a〜STEP12aと全く同
様の手順であるため、異なるSTEP3b、STEP5bおよびSTEP
8bのみを説明する。
憶されている画像IT(x,y)の大きさにほぼ等しい長方形
状の輪郭モデルを、新たに輪郭モデル記憶部4に記憶す
る。このとき輪郭モデルの数をm_max=m_max+1と更新す
る。
たに追加された輪郭モデルの輪郭候補点が、既存の輪郭
モデルモデル内にある時、画像の輝度IT(vmi)の勾配の
大きさを表すエネルギーEedgeの重み係数wedgeを0とす
る。これにより、新たに追加された輪郭モデルが、既存
の輪郭モデルがすでに抽出している移動物体を再度抽出
することがない。なお、新たに追加された輪郭モデルが
自己交差により分裂した輪郭モデルについても同様の処
理を行う。
モデルの相互の接触または交差を判定する際、新たに追
加された輪郭モデルおよびその輪郭モデルの分裂によっ
て新たに生じた輪郭モデルとの相互交差判定は行わな
い。これにより、既存の輪郭モデルが抽出している移動
物体を再び抽出しなおすことがなくなる。
新たな移動物体が出現した場合には新たに追加した輪郭
モデルが(図9(b))、既存の輪郭モデルが抽出してい
る移動物体を再度抽出することなく(図9(c))新たに出
現した移動物体のみを抽出することができる(図9
(d))。
よれば、新しい画像を入力する毎に、画像の大きさに相
当する輪郭モデルを新たに1つ追加し、既存の輪郭モデ
ルとは相互交差の判定を行わず、かつ既存の輪郭モデル
が囲む領域内のエッジには引き寄せられないようにした
ため、既存の移動物体を再度抽出することなく、新たに
出現した移動物体を抽出・追跡することができる。
置に係る第3の実施の形態について説明する。第1、第
2の実施の形態では、1種類の画像を利用して、複数移
動物体の抽出・追跡ができることを説明した。さらに第
3の実施の形態は、1種類の画像では情報の欠落やノイ
ズ等により正確な抽出・追跡ができない場合に、熱画像
や可視画像等の異種の画像情報を統合し、より正確な複
数の移動物体の抽出・追跡を考慮したものである。
1に示した第1の実施の形態と同じ構成部分には同一番
号を付して詳細な説明は省略する。第3の実施の形態と
第1の実施の形態との相違点は、第1の実施の形態に、
可視画像と同一視野の熱画像を撮像するための赤外線カ
メラ18、ハーフミラー19およびミラー20を付加
し、さらに第1の実施の形態における画像記憶部2を熱
画像と可視画像の異種の画像情報を記憶する異種画像記
憶部21で置き換え、同動き検出部3を、赤外線カメラ
の熱画像とCCDカメラの可視画像から動きの情報を検
出する異種画像情報統合動き検出部22で置き換え、同
特徴抽出・記憶部12を熱画像と可視画像おのおのから
輪郭モデルの囲む領域の特徴量を抽出・記憶する異種画
像特徴抽出・記憶部23で置き換え、同移動物体照合部
13を、異種画像特徴抽出・記憶部23に記憶されてい
る異種画像からの複数の特徴量により移動物体の対応付
けを行う異種画像特徴量統合照合部24で置き換えたこ
とである。
の輪郭抽出装置の動作を、図11のフローチャートを参
照しながら説明する。ただし、第1の実施の形態とは異
なるSTEP1c、STEP3c、STEP4c、STEP11cおよびSTEP12cの
みを説明する。
る映像をデジタル化して、それぞれ可視画像IT CCDおよ
び熱画像IT TH,T=0,1,…として異種画像記憶部21に記
憶する。以下、画像をIT CCDおよび熱画像IT THをT=0から
順に処理する。
部21に記憶されている可視画像IT CCD、IT+1 CCDおよび
熱画像IT TH、IT+1 THの4枚の画像情報を統合して各輪郭
候補点vmi(xmi,ymi)の位置における移動ベクトルを検出
する。(数1)に示した勾配法の拘束式は、可視画像IT
CCDおよび熱画像IT THのそれぞれについて成り立つの
で、一般に画像中の点(x,y)における移動ベクトル(u,v)
は、次の連立方程式を解くことにより求めることができ
る。
vmi(xmi,ymi)近傍の、可視画像および熱画像について同
一の局所的な小領域S((x,y)∈S)で移動ベクトルが均
一、すなわち、可視画像および熱画像について同一の局
所的な小領域Sで(数16)の拘束式がじ解を持つと仮
定し、最小2乗法により求める。これにより、ノイズの
影響の低減および各画像単独では写っていない情報を補
って、より正確に移動ベクトルを算出することができ
る。
snake(vmi)を最小にするように輪郭モデルを変形する
が、新たなエネルギーとして可視画像の輝度勾配に加
え、次式の熱画像の輝度勾配を加える。
動方向は、熱画像におけるエッジへ向かう方向である。
ここで、wedge TH>0は、このエネルギー項の重み係数で
ある。このエネルギーの導入により、例えば、可視画像
では存在しない白い壁の前にいる白い服を着た人物の輪
郭も、熱画像中にはその輪郭が現れるので抽出すること
ができる。
(m=1,2,…,m_max)が囲む可視画像IT CCDおよび熱画像I
T THの領域の特徴量をそれぞれ移動物体の特徴量として
抽出する。特徴量としては、例えば、輝度および温度の
ヒストグラムの累積分布が利用できる。
および温度のヒストグラムの累積分布などの異種の特徴
量を統合して移動物体の対応付けを行う。複数の異種の
特徴量の統合は、例えば、信学技報PRU94-131(1995-03)
pp.9-16に記載されているDempster-Shafer理論に基づく
方法により行うことができる。本実施の形態では、可視
画像および熱画像それぞれから抽出された特徴量の類似
度から、どの移動物体であるかの確信度を求めてそれら
を統合し、確信度が最大となる移動物体同士を対応付け
ればよい。ここでは、輪郭モデルvmiが抽出している移
動物体が、特徴量抽出記憶部12に特徴量が記憶されて
いるl_max個の移動物体w l(l=1,2,…,l_max)のいずれ
であるかの照合の手順を説明する。
体について、可視および熱画像から特徴量として抽出し
た輝度および温度のヒストグラムをそれぞれHm CCDおよ
びHm T H、特徴量抽出記憶部12に記憶されている移動物
体wlについての熱および可視画像から抽出した特徴量を
それぞれHl CCDおよびHl THとし、輪郭モデルvmiが抽出し
た移動物体と移動物体wlについて、その特徴量の類似度
SCCD(wl)およびSTH(wl)をそれぞれ以下の式で与える。
l_max、β1≧β2≧…≧βl_maxのように並べ変えてお
く。このとき、可視および熱画像から抽出された各特徴
量について、輪郭モデルvmiにより抽出された移動物体
が、どの移動物体wl(の集合A)である(に含まれる)
かの確信度(基本確率)は次の数20、21により表さ
れる。
度(基本確率)を次式により統合する。
CCD_TH(A) から次式により算出される決定確率P(wl)
が最大の移動物体を、輪郭モデルvmiが抽出した移動物
体と判定する。
ように、第3の実施の形態によれば、可視画像だけでな
く熱画像の情報を統合して移動ベクトルを算出、輪郭モ
デルの変形、さらにはそれらの画像から抽出される複数
の特徴量を用いた移動物体の照合を行うので、より正確
に人物などの移動物体を抽出・追跡することができる。
装置の第4の実施の形態について説明する。第1〜第3
の実施の形態では、CCDカメラなどから得られる画像
からの複数移動物体を抽出・追跡について説明した。さ
らに第4の実施の形態は、抽出・追跡している移動物体
毎に他の移動物体との交差回数を記録し、その大小によ
り他の移動物体に対して不整合な動きをしている移動物
体の検出を可能とし、例えば、空港、ホテルのロビー、
コンビニエンスストア等で不審な動きをしている人物を
抽出することを考慮したものである。
り、図1に示した第1の実施の形態と同じ構成部分には
同一番号を付して詳細な説明は省略する。第4の実施の
形態と第1の実施の形態との相違点は、移動物体毎に毎
に相互交差の回数を記録する移動物体別相互交差回数記
憶部25と、移動物体別相互交差回数記憶部25により
数えられた相互交差回数が単位時間当り所定の回数以上
である輪郭モデルが抽出・追跡している物体を他の移動
物体に対して不整合な動きの物体と判定する不整合移動
物体判定部26を付加したことである。
の輪郭抽出装置の動作を、図13のフローチャートを参
照しながら説明する。ただし、第1の実施の形態と異な
るSTEP8dおよびSTEP14dのみを説明する。
交差回数の記憶 輪郭モデル相互交差判定部7により、輪郭モデル記憶部
4に記憶されている異なる2つの輪郭モデルvfkとvgh(f
=1,2,…,m_max;k=1,2,…,Nf;g=1,2,…,m_max;h=1,2,…,
Ng;f≠g)のすべての組合せについて相互の接触または交
差を判定し、接触または交差があった場合、特徴量抽出
記憶部12に記憶されている移動物体毎にその回数を移
動物体別相互交差回数記憶部25に記憶する。
記憶部25に記憶されている相互交差回数が、あらかじ
め定められた単位時間当りの相互交差回数のしきい値以
上の移動物体を、その他の移動物体とは不整合な異なる
動きをしている物体として判定する。なお、不整合な動
きをしている物体を抽出している輪郭モデルに対して、
その他の輪郭モデルとは異なる色をつけて表示部16に
表示すれば、例えば監視システム等においては、不審人
物等の視認性が向上する。
よれば、抽出・追跡している移動物体毎に他の移動物体
との交差回数を記録することにより、交差回数の大小に
より他の移動物体に対して不整合な動きをしている移動
物体の検出が可能となる。
装置の第5の実施の形態について説明する。第1〜第4
の実施の形態では、CCDカメラ等から得られる画像か
ら移動物体を抽出・追跡でき、また不審な動きなど移動
物体に関するおおまかな情報が得られることを説明し
た。さらに第5の実施の形態は、抽出・追跡の結果から
移動物体の速度や、移動物体間の距離を算出することに
より複数の移動物体が置かれている状況が認識でき、例
えば、高速道路等で車の動きを監視し、事故や渋滞、車
間距離不保持などの危険な運転等を認識し、運転者や管
制局にそれら情報を伝えることができるようなシステム
の実現を考慮したものである。
り、図1に示した第1の実施の形態と同じ構成部分には
同一番号を付して詳細な説明は省略する。第5の実施の
形態と第1の実施の形態との相違点は、輪郭モデル記憶
部4に記憶されている異なる輪郭モデル間の距離を算出
する輪郭モデル間距離算出部27と、移動物体毎に時系
列の各画像における輪郭モデルの位置から移動物体の速
度を算出する移動速度算出部28とを付加したことであ
る。
の移動物体の抽出・追跡装置の動作を、図15のフロー
チャートを参照しながら説明する。ただし、第1の実施
の形態と異なるSTEP1e、STEP11e、STEP14eのみを説明す
る。
られる映像をデジタル化して画像記憶部2に記憶する。
モデル記憶部4に記憶されている異なる輪郭モデル間同
士の距離を、輪郭モデル間距離算出部により算出する。
輪郭モデル間同士の距離は、異なる輪郭モデルを構成す
る輪郭候補点間の距離の最小値とする。制御部14は、
この距離があらかじめ定められたしきい値よりも小さい
とき、車間距離が短いと判断して、道路情報表示版29
に「車間距離あけろ」等のメッセージを表示する。
で対応付けられた移動物体毎に、例えば輪郭モデルの重
心位置の単位時間当りの距離変化から各移動物体の移動
速度を算出する。制御部14は、適当な間隔で設置され
た複数台のカメラの映像から算出された移動速度が、す
べて所定の値(例えば5km/h)以下の状態が、所定の時
間(例えば10分)続いていれば、道路上は渋滞である
と判断する。
り、異なる車を抽出している異なる輪郭モデル同士の接
触または交差があると判定された場合、制御部14によ
り車同士の接触または追突事故、あるいは車間距離の不
保持と判定できる。例えば、輪郭モデルに相互交差があ
った場合、カメラ1が車をほぼ真上からとらえている場
合には、車同士の接触または追突事故があったと判断で
きる。このとき、後続の車に対しては、事故があったこ
とを情報表示板29に表示することにより、さらなる事
故を防ぐことができる。また、カメラ1が斜め方向から
車を捕らえている場合には、異なる輪郭モデルの相互交
差は、車間距離が短いためにカメラ1からは複数の車が
重なって見えるためにおこるので、このとき車間距離不
保持の危険な運転であると判断でき、STEP11eと同様な
メッセージを表示することができる。
よれば、異なる輪郭モデルの交差判定により車の接触ま
たは追突事故が、また、抽出・追跡の結果から移動物体
間の距離や速度を算出することにより、例えば、車間距
離不保持などの危険運転や渋滞等、高速道路などでの交
通状況が認識できる。
を自己交差部分で複数の輪郭モデルに分裂、または相互
に交差した異なる輪郭モデル1つに統合することによ
り、複数の移動物体が交差するような場合にも、それら
を正しく抽出することができる。
に画像の枠に相当する輪郭モデルを新たに1つ追加する
ことにより、新たに画角内に侵入してくる第3の移動物
体も抽出することができる。
画像といった異種の画像情報を統合して、動きの推定や
移動物体の照合を行うので、より正確に複数の移動物体
を抽出することができる。
に相互交差の回数を数えることにより、その数が多い輪
郭モデルが追跡している移動物体は、周囲の移動物体と
は異なる動きをしていると判断できる。したがって、例
えば空港、ホテルのロビー、コンビニエンスストア等で
不審な動きをしている人物を抽出することができる。
ンネルなどで車両を抽出・追跡し、異なる車両を追跡し
ている輪郭モデル間の距離を算出したり相互交差を判定
することにより、車間距離が接近した危険な状態を認識
して情報表示版で警告することや衝突事故の認識でき、
また、輪郭モデルの位置の時間変化により移動物体の速
度算出し、移動速度とその維持時間から渋滞が認識でき
る。
ーチャート
ーチャート
図
ローチャート
ローチャート
ローチャート
Claims (6)
- 【請求項1】時系列で入力される画像を少なくとも2枚
連続して記憶する画像記憶部と、前記画像から動きの情
報を検出する動き検出部と、前記画像に含まれる少なく
とも1つの移動物体を閉曲線で囲む輪郭モデルを構成す
る複数の輪郭候補点とその連結順序を記憶する輪郭モデ
ル記憶部と、前記輪郭モデルを構成する輪郭候補点をそ
の位置および前記画像から定義される評価関数を最小に
する方向に移動することにより前記輪郭モデルを変形さ
せる輪郭モデル変形部と、前期輪郭モデル変形部により
変形された輪郭モデルの一部がその輪郭モデルの別の部
分に接触または交差したか否かを判定する輪郭モデル自
己交差判定部と、前記輪郭モデル自己交差判定部により
接触または交差があると判定された場合に接触または交
差部分で前記輪郭モデルを切断し複数の輪郭モデルに分
裂させる輪郭モデル分裂部と、前記輪郭モデル記憶部に
記憶されている複数の異なる輪郭モデルが相互に接触ま
たは交差したか否かを判定する輪郭モデル相互交差判定
部と、前記輪郭モデル相互交差判定部により接触または
交差があると判定された少なくとも2つの異なる輪郭モ
デルを1つの輪郭モデルに統合する輪郭モデル統合部
と、所定の数の前記輪郭候補点についてその移動により
前記評価関数が減少しない場合に前記輪郭候補点の移動
を停止させて前記輪郭モデルの変形を停止し移動物体の
抽出完了と判定する抽出完了判定部と、前記抽出完了判
定部により変形を停止された前記輪郭モデルが囲む画像
中の領域の特徴量を移動物体の特徴量として抽出し記憶
する特徴量抽出記憶部と、前記特徴量抽出記憶部に記憶
されている前記特徴量により異なる時刻の画像間で移動
物体の対応付けを行う移動物体照合部とを備えたことを
特徴とする移動物体の抽出装置。 - 【請求項2】画像記憶部に時系列で新たな画像が入力さ
れる毎に新たに画像の枠と同じ大きさの輪郭モデルを1
つ前記輪郭モデル記憶部に追加記憶する輪郭モデル追加
部を付加したことを特徴とする請求項1記載の移動物体
の抽出装置。 - 【請求項3】時系列で同一視野で入力される可視画像お
よび熱画像をそれぞれ少なくとも2枚づつ連続して記憶
する異種画像記憶部と、前記可視画像および熱画像から
動きの情報を検出する異種画像情報統合動き検出部と、
前記画像に含まれる少なくとも1つの移動物体を閉曲線
で囲む輪郭モデルを構成する複数の輪郭候補点とその連
結順序を記憶する輪郭モデル記憶部と、前記輪郭モデル
を構成する輪郭候補点をその位置および前記画像から定
義される評価関数を最小にする方向に移動することによ
り前記輪郭モデルを変形させる輪郭モデル変形部と、前
期輪郭モデル変形部により変形された輪郭モデルの一部
がその輪郭モデルの別の部分に接触または交差したか否
かを判定する輪郭モデル自己交差判定部と、前記輪郭モ
デル自己交差判定部により接触または交差があると判定
された場合に接触または交差部分で前記輪郭モデルを切
断し複数の輪郭モデルに分裂させる輪郭モデル分裂部
と、前記輪郭モデル記憶部に記憶されている複数の異な
る輪郭モデルが相互に接触または交差したか否かを判定
する輪郭モデル相互交差判定部と、前記輪郭モデル相互
交差判定部により接触または交差があると判定された少
なくとも2つの異なる輪郭モデルを1つの輪郭モデルに
統合する輪郭モデル統合部と、所定の数の前記輪郭候補
点についてその移動により前記評価関数が減少しない場
合に前記輪郭候補点の移動を停止させて前記輪郭モデル
の変形を停止し移動物体の抽出完了と判定する抽出完了
判定部と、前記抽出完了判定部により変形を停止された
前記輪郭モデルが囲む前記可視画像および熱画像のおの
おのの領域の特徴量を抽出・記憶する異種画像特徴量抽
出記憶部と、前記異種画像特徴抽出記憶部に記憶されて
いる異種画像からの複数の特徴量により異なる時刻の画
像間で移動物体の対応付けを行う異種画像特徴量統合照
合部とを備えたことを特徴とする移動物体の抽出装置。 - 【請求項4】特徴量抽出記憶部または異種画像特徴量抽
出記憶部に特徴量が記憶されている移動物体毎に前記輪
郭モデル相互交差判定部により判定された相互交差の回
数を記憶する移動物体別相互交差回数記憶部と、前記移
動物体別相互交差回数記憶部に記憶されている相互交差
回数が単位時間当り所定の回数以上である移動物体を他
の移動物体に対して不整合な動きの物体と判定する不整
合移動物体判定部を付加したことを特徴とする請求項
1、2、または3記載の移動物体の抽出装置。 - 【請求項5】輪郭モデル記憶部または輪郭モデル相互交
差判定部を参照して異なる輪郭モデル間の距離を算出す
る輪郭モデル間距離算出部と、前記輪郭モデル記憶部と
前記特徴量抽出記憶部または異種画像特徴量抽出記憶部
を参照し移動物体毎に前記輪郭モデルの位置に基づきそ
の移動速度を算出する移動速度算出部とを付加したこと
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動物体
の抽出装置。 - 【請求項6】輪郭モデル記憶部に記憶されている連結順
序により互いに連結された2つの輪郭候補点間の距離が
所定の範囲にあるときそれらの輪郭候補点の間に少なく
とも1つの新規の輪郭候補点を追加し、前記連結順序に
より互いに連結された3つの輪郭候補点からなる連結さ
れた2線分のなす角が所定の範囲にあるとき前記2線分
の連結点である輪郭候補点を削除し、前記輪郭モデル記
憶部に記憶されている輪郭候補点とその連結順序を更新
する輪郭候補点生成・消滅部を付加したことを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載の移動物体の抽出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08126396A JP3750184B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 移動物体の抽出装置及び抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH09270014A true JPH09270014A (ja) | 1997-10-14 |
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ID=13741483
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| JP08126396A Expired - Fee Related JP3750184B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 移動物体の抽出装置及び抽出方法 |
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