JPH09271122A - ケーブル吊架作業用自動捕縛機及びケーブル吊架方法 - Google Patents

ケーブル吊架作業用自動捕縛機及びケーブル吊架方法

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JPH09271122A
JPH09271122A JP10361296A JP10361296A JPH09271122A JP H09271122 A JPH09271122 A JP H09271122A JP 10361296 A JP10361296 A JP 10361296A JP 10361296 A JP10361296 A JP 10361296A JP H09271122 A JPH09271122 A JP H09271122A
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JP
Japan
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band
cable
hanger
suspension wire
suspension
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Pending
Application number
JP10361296A
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English (en)
Inventor
Takashi Ueda
孝 植田
Satoru Okabe
悟 岡部
Junichi Tsunoda
純一 角田
Hidehiro Wada
秀博 和田
Shinji Mizohata
信二 溝畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANSAI TEC KK
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
KANSAI TEC KK
Kansai Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】通信ケーブル等を電柱の吊線に吊架するに際
し、作業者が吊線に取り付けた架渉器に乗り人力で移動
しつつ固定する作業を不要とする。 【解決手段】上下に2つのループを有するハンガー9の
上のループ内に吊線1を貫通させ、下のループ内にケー
ブル2を貫通させることによりケーブル2を吊線1に取り
付ける自動捕縛機3である。装着機構S1と、ハンガー9の
材料となるバンドB1を供給するバンド供給機構B2〜B9
と、バンドB1を吊線1とケーブル2の回りに配するバンド
巻き付け機構R1〜R20と、吊線1とケーブル2との間に位
置するバンドB1同士を結合させてハンガー9を形成する
ための結合機構M1〜M10と、ハンガー9をバンドB1から切
り離すためのバンド切断機構C1〜C3を備えている。バン
ド巻き付け機構R1〜R20は、吊線1とケーブル2の回りを
回転可能な回転部R2と、回転部R2に取り付けられバンド
B1の端部を挟み込むクランプR10を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電柱の吊線に通信ケーブ
ル等のケーブルを吊架する方法及びケーブル吊架作業に
用いる自動捕縛機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は電柱に吊線架設後に、その吊線に
架渉器と呼ばれる作業台を掛け、それに作業者が乗り込
んでロープを引っ張りながら吊線上を移動する。このと
きロープが垂れ下がらないように約10m間隔でロープ
を支持する金車を取り付けて行く。ロープ端にはケーブ
ルをつないでおき、ロープを引いてケーブルを仮に張
る。次いで、再度架渉器で移動しつつ図16に示すケー
ブルハンガーと呼ばれる係止部材(90)を用いて約0.5
m毎にケーブル(2)を吊線(1)に固定して行くと共に、仮
り止めに用いていた金車を順次取り外していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、架渉器は吊線
に取り付けているため不安定であり、熟練者でなければ
要領よく作業をすることが困難である。また、人力で吊
線に沿って架渉器ごと移動せねばならず作業者に労力が
要求され、特に吊線に上り勾配がある場合に架渉器を移
動させるのは困難である。
【0004】また、吊線に沿って移動しようとしても、
十分な移動スペースが確保できないことがあり、特に市
街地では電話引込線,低圧配電線等の設備が邪魔になり
作業効率が悪化したり、他の設備を損傷させるおそれも
ある。さらには、通信ケーブル等は、一般的に家屋の2
階窓付近の高さに取り付けられるため、作業時に近隣家
屋の住人がプライバシーを害されると感じるおそれもあ
る。
【0005】そこで、上記のような弊害をなくすため
に、機械により吊線にケーブルを取り付ける吊架方法お
よびそのための装置が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル吊架作
業用自動捕縛機は、ループ状部を有するハンガー(9)を
用いてケーブル(2)を吊線(1)に取り付ける装置であっ
て、装置を吊線に装着するための装着機構(S1)と、ハン
ガー(9)の材料となるバンド(B1)を供給するバンド供給
機構(B2〜B9)と、バンド(B1)を吊線(1)とケーブル(2)の
回りに配するバンド巻き付け機構(R1〜R20)と、バンド
(B1)同士を結合させてハンガー(9)を形成するための結
合機構(M1〜M10)を備えていることを特徴とする。
【0007】又、請求項2記載のケーブル吊架作業用自
動捕縛機は、上下に2つのループを有するハンガー(9)
の上のループ内に吊線(1)を貫通させ、下のループ内に
ケーブル(2)を貫通させることによりケーブル(2)を吊線
(1)に取り付けるケーブル吊架装置(3)であって、装置
(3)を吊線に装着するための装着機構(S1)と、ハンガー
(9)の材料となるバンド(B1)を供給するバンド供給機構
(B2〜B9)と、バンド(B1)を吊線(1)とケーブル(2)の回り
に配するバンド巻き付け機構(R1〜R20)と、吊線(1)とケ
ーブル(2)との間に位置するバンド(B1)同士を結合させ
てハンガー(9)を形成するための結合機構(M1〜M10)と、
ハンガー(9)をバンド(B1)から切り離すためのバンド切
断機構(C1〜C3)を備えており、バンド巻き付け機構(R1
〜R20)は、吊線(1)とケーブル(2)の回りを回転可能な回
転部(R2)と、回転部(R2)に取り付けられバンド(B1)の端
部を挟み込むクランプ(R10)を有していることを特徴と
する。
【0008】又、請求項3記載のケーブル吊架作業用自
動捕縛機は、上記の各装置において、吊線(1)に沿って
自走するための自走機構(4)を備えていることを特徴と
する。
【0009】さらに、本発明のケーブル吊架方法は、吊
線(1)とケーブル(2)の周囲を巻くようにバンド(B1)を配
し、次いで、吊線(1)とケーブル(2)の間に位置するバン
ド(B1)同士を結合させることにより、吊線(1)が貫通す
る上のループと、ケーブル(2)が貫通する下のループの
2つのループを有するハンガー(9)を形成させることを
特徴とする。
【0010】本発明のケーブル吊架作業用自動捕縛機
(3)は、図1に示すように電柱(5)の吊線(1)に装着して
使用されるものであり、吊線(1)に沿って移動可能であ
り、所定間隔毎にバンドを用いたハンガー(9)によりケ
ーブル(2)を吊線(1)に取り付けていくことができる。
【0011】
【実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用いて説
明する。ケーブル吊架作業用自動捕縛機(以下「自動捕
縛機」と略記する)は大きく分けて、バンド端部を吊線
とケーブルの回りに配するための回転部と、回転部にバ
ンドの供給を行うバンド供給部と、バンドを溶着等して
結合させハンガーを形成する結合部(溶着部)と、ハン
ガーをバンドから切り離すためにバンドを切断する切断
部と、自動捕縛機を吊線に装着するための部分とを備え
ている。
【0012】図2は本実施例の自動捕縛機の正面図、図
3は平面図、図4は右側面図、図5は左側面図である。
尚、図中の番号において便宜上、主として(R)は回転部関
係、(B)はバンド供給関係、(M)は溶着関係、(C)はバンド切
断関係、(S)はその他の部材の番号に用いている。
【0013】以下に、本発明の自動捕縛機(3)を用いて
ケーブル(2)を吊線(1)に取り付ける作業を順に説明しつ
つ、自動捕縛機(3)各部の役割等について詳述する。
【0014】[吊線への取付]図6は吊線(1)への取り
付け時の回転ユニットの状態を示した図である。回転ユ
ニットは、回転部ベース(R1)と、これの内側に取り付け
られている回転部(R2)とからなる。回転部(R2)は基本形
状は切欠リング状(C字状)であり、回転部用モーター
(R7),回転部ギヤ(R8)により回転できる。回転部ベース
(R1)も基本形状が切欠リング状であり、開口部は上方に
設けられている。回転部(R2)には複数のガイドローラー
(R3)が備えられており、回転部(R2)が回転部ベース(R1)
の内側で円滑に回転できるようになっている。
【0015】取り付け時の初期状態では回転部(R2)は開
口部を上に向けているので、回転部(R2)と回転部ベース
(R1)とからなる回転ユニットは(「U」の字のように)
上方に開口部を有することになる。この時、回転部(R2)
の回転位置検出のための回転部位置センサー用プレート
(R20)は、着脱時用回転部位置センサー(R19)の位置にあ
る。
【0016】吊線(1)への装着は電柱(5)際で吊線(1)の
下方から行うが、複数のプーリー(S1)を吊線(1)にかけ
ることにより、自動捕縛機(3)が吊線(1)からぶら下がっ
た状態にする。この状態で吊線(1)は回転ユニットの回
転部(R2)の内側に位置している。ケーブルガイド(S2)に
はケーブル(2)が掛けられているが、ケーブル(2)は回転
部(R2)の内側であって、吊線(1)のほぼ直下15cm程
度に位置する。
【0017】[バンド先の挟み込み]バンド(B1)はバン
ドロール(B2)に巻かれており、その一端はバンド経路ロ
ール(B5)を介してバンド送り部(B6)に達している(図
3,図4参照)。この、バンド送り部(B6)はバンド(B1)
の一端を挟持し必要量だけバンド(B1)をクランプ(R10)
側に送ったり、反対にバンド(B1)を引き戻す働きを有し
ている。本実施例ではバンド(B1)は樹脂製のものを用い
た。
【0018】図7はバンド端部の挟み込み時の回転ユニ
ットの状態を示した図である。回転部(R2)の外周にはギ
ヤが設けられており、回転部用モーター(R7)を駆動させ
ると、回転部用モーター(R7)に連結された回転部ギヤ(R
8)が回転する。回転部ギヤ(R8)は回転部(R2)の外周に設
けられたギヤと噛合しており回転部ギヤ(R8)の回転に伴
い回転部(R2)が回転する。回転部(R2)を約180°回転
させ、開口部が下方に向いた際に回転を停止させる。回
転量は回転部位置センサー用プレート(R20)がバンドく
わえ込み時用回転部位置センサー(R17)の位置に来るま
で回転させることにより制御する。
【0019】尚、本実施例では回転部ギヤ(R8)は回転部
用モーター(R7)に直接連結されたものの他に2つ設けら
れており、回転部ベルト(R9)を介して3つの回転部ギヤ
(R8)が連動するようにしている。これは回転部(R2)が開
口部を有しており、回転部ギヤ(R8)が1つしかないと、
回転部ギヤ(R8)の位置に開口部がくると回転部ギヤ(R8)
が空回りして回転部(R2)を回転させることができなくな
るからである。本実施例の場合、常にいずれか2つの回
転部ギヤ(R8)が回転部(R2)の外周のギヤ部と噛合するよ
うになっている。
【0020】回転部(R2)の開口部が備えられているのと
反対側にはバンド(B1)を挟むためのクランプ(R10)を有
したハンドリングレバー(R4)が備えられている。ハンド
リングレバー(R4)は回転部(R2)に軸着されている。上記
のように回転部(R2)の開口部が下方を向くように回転さ
せると、反対側に設けられているハンドリングレバー(R
4)が上方に位置するようになる。
【0021】クランプ開閉モーター(R13)によりクラン
プ開閉レバー(R11)を作動させ、クランプ開閉レバー(R1
1)でクランプ(R10)の後端を押すことによりクランプ(R1
0)を開状態にする。クランプ開閉レバー(R11)の作動量
はクランプ開閉レバー用センサ(R12)により適正に制御
されている。
【0022】クランプ(R10)が開状態となった後に、バ
ンド送り出し用モーター(B7)(図2,図3参照)を駆動
させて、バンド送り部(B6)よりバンド(B1)を数cm送り
出し、バンド(B1)の端部をクランプ(R10)の間に位置さ
せる。バンド(B1)の送り出し量はバンド送り出し用モー
ター(B7)と連結されている送り出し量検出用のエンコー
ダ(B9)により制御する。
【0023】次いで、クランプ開閉モーター(R13)を先程
とは逆回転させてクランプ開閉レバー(R11)を元の位置
に戻すことによりクランプ(R10)を閉じさせ、クランプ
(R10)でバンド(B1)の端部を挟み込む。
【0024】[巻き込み]回転部用モーター(R7)により
回転部(R2)を図7の矢印方向にほぼ約360°(本実施
例では353°)回転させ、図8に示す状態にする。回
転量は回転部位置センサー用プレート(R20)が巻き込み
時用回転部位置センサー(R18)の位置に来るまで回転さ
せることにより制御する。
【0025】クランプ(R10)は回転部(R2)に設けられて
いるため、回転部(R2)と共に回転し、クランプ(R10)に
挟まれたバンド(B1)は吊線(1)とケーブル(2)の周囲をほ
ぼ1周巻き込む。この状態ではクランプ(R10)先端は
(先のバンド挟み込み時と同様に)吊線(1)より上に位
置している。
【0026】回転部が所定位置に来ると、図9に示すよ
うにキックレバー用モーター(R15)が駆動し、キックレバ
ー(R14)が作動し、(ハンドリングレバー用スプリング(R
5)の力に抗して、)ハンドリングレバー(R4)のクランプ(R
10)の備えられていない側の端を跳ね上げる。(通常時は
ハンドリングレバー(R4)のキックレバー(R14)と当接す
る面はハンドリングレバー用スプリング(R5)の働きによ
りハンドリングレバー用ストッパー(R6)と当接してい
る。) キックレバー(R14)がハンドリングレバー(R4)を跳ね上
げるとハンドリングレバー(R4)が回転し、その先端に備
えられたクランプ(R10)が吊線(1)より下に位置すること
となる。キックレバー(R14)の作動量はキックレバー用
センサ(R16)により制御する。
【0027】このようにハンドリングレバー(R4)を操作
して、クランプ(R10)を吊線(1)より下に位置させるのは
バンド(B1)で断面が「8の字」型のハンガーを形成さ
せ、上円と下円との間を溶接等で接合し、「8の字」の
上のループ(円)内に吊線(1)を位置させ、下のループ内
にケーブル(2)を位置させるためである。ただし、この
まま状態で吊線(1)とケーブル(2)間でバンド(B1)を結合
させると、「8の字」の各ループが大きくなり過ぎ、ケー
ブル(2)の吊下位置が低くなると共に、吊下時のケーブル
(2)の揺れ等の問題が生じるおそれがあるので、実施例
ではバンド(B1)をある程度引き戻してバンド(B1)のルー
プを小さくさせている。
【0028】バンド(B1)の引き戻しは、バンド送り用モ
ーター(B7)を送り出し時と逆に回転させてバンド送り部
(B6)で引き戻すことにより行う。本実施例では引き戻し
量をエンコーダー(B9)により制御したが、他のセンサー
類を用いてもよいし、タイマーでバンド送り用モーター
(B7)の駆動時間を制御する等してもよい。バンド送り部
(B6)より引き戻されたバンド(B1)のバンドリール(B2)側
は、バンドリール用モーター(B3),バンドリール用ギヤ
(B4)によりバンドリール(B2)を供給時とは逆に回転させ
るために、弛まない。
【0029】引き戻した状態のバンドを図9において破
線で示す。この時、回転ユニットに平行に設けられてい
るの本体ベース(M1)側の様子を図10に示す。図10に
おいても引き戻した状態のバンドを破線で示す。
【0030】[バンドの結合]本体ベース(M1)には台座
レール(M5)上に沿って、水平方向に直線的に移動可能な
2つの台座(M8),(M9)が備えられており(図4,図5参
照)、一方の台座(M8)には超音波溶着機(M6)が取り付け
られており、他方の台座(M9)には溶着ブレード(M7)と切
断機(C1),(C2),(C3)が取り付けられている。両方の台
座(M8),(M9)は同じモーター(M2)の駆動により台座移動
用ギヤ(M3),台座移動用ベルト(M4)を介して同時に移動
し、モーター(M2)がある方向に回転すると両台座は(M
8),(M9)は互いに台座レール(M5)に沿って近づき合うよ
うに移動し、モーター(M2)が逆転すると、両台座(M8),
(M9)は逆に互いに離れ合うように移動するようになって
いる。
【0031】バンド(B1)の溶着のために台座(M8),(M9)
が互いに近づくように移動させる。図11に台座移動時
の状態を示す。バンド(B1)の片側からバンド(B1)に向か
って超音波溶着機(M6)が前進し、バンド(B1)の反対側か
らは溶着用プレート(M7)等を前進させる。この動作によ
りバンド(B1)の吊線(1)とケーブル(2)との間の箇所を、
超音波溶着機(M6)と溶着用プレート(M7)で押さえてバン
ド(B1)をハンガー形状に成形すると共に、バンド(B1)の
引き戻しによるハンガー垂下長さを調整する。台座の移
動量は台座位置センサ(M10)により制御している。なお、
この操作は溶着機(M6)等の前進とバンド引き戻しを同時
に1度に行ってもよいし、複数回に分けて(例えば「バ
ンド引き戻し」→「溶着機等前進」→「バンド引き戻
し」→「溶着機等前進」のように複数の段階に分けて)
行ってもよい。
【0032】図12は台座(M8),(M9)をさらに前進さ
せ、バンド(B1)の吊線(1)とケーブル(2)との間の箇所を
両側から超音波溶着機(M6)と溶着用プレート(M7)で挟み
込んだ状態を示した図であり、図13はその時の装置全
体の状態を示した平面図である。この状態で超音波溶着
機(M6)を作動させて溶着を行う。これによりバンド(B1)
は「8の字」のハンガー(9)を形成することになる。ハ
ンガー(9)の上のループ内には吊線(1)が貫通しており、
下のループにはケーブル(2)が貫通している。但し、こ
の状態ではハンガー(9)はまだバンドリール(B2)とつな
がったままである。
【0033】[切断]切断機用モーター(C1)を駆動さ
せ、切断機刃部(C3)を回転させてバンド(B1)を切断す
る。切断機刃部(C3)の回転量は切断機用センサ(C2)によ
り制御する。切断位置は、ハンガー部が形成されている
部分より外側(バンド送り部(B6)側)である。尚、バン
ド(B1)切断のための手段は、刃部等を用いて切断する以
外に、溶断等により行ってもよい。
【0034】切断後に、台座移動用モーター(M2)を駆動
させて台座(M8),(M9)を互いに離れるように後退させ、
元の位置に復帰させる。位置は台座位置センサー(M10)
により制御する。
【0035】切断されたバンド(B1)は(次回のバンド供
給に備えて)バンド送り部(B6)に引き戻される。バンド
(B1)の先端位置はバンド突出センサ(B8)で検出して制御
する。このバンド(B1)切断後の状態を図14に示す。
【0036】[移動]次のハンガー掛けする位置(通常
は0.5m先)まで吊線(1)を伝わって移動する。移動
は自動捕縛機(3)に取り付けたロープを下から作業者(7)
が引っ張って移動させてもよいし、リモコン操作可能な
自走機構を自動捕縛機(3)内に設けたり、自動捕縛機(3)
に自走装置(4)を連結して移動させてもよい。
【0037】クランプ(R10)は、バンド(B1)切断後もハ
ンガーとなったバンドの一端を挟み込んでいるが、移動
によりハンガー(9)は相対的にクランプ(R10)の水平方向
に抜き取られる。本実施例では、(バンドの巻き込み方
向と装置移動方向が異なるため、)バンド(B1)の巻き込
み等の作業時にはバンド(B1)が外れにくく、移動時にハ
ンガー(9)が抜け易いようにクランプ(R10)の挟み込み面
に一方向の溝を設けている。
【0038】移動時又は移動後(クランプ(R10)からハ
ンガー(9)となったバンド端が抜けた後に)、キックレ
バー用モーター(R15)の駆動によりキックレバー(R14)が
元の位置に戻り、ハンドリングレバー(R4)やそれに取り
付けられているクランプ(R10)はハンドレバー用スプリ
ング(R5)の働きにより回転部の元の位置に復帰する。こ
の状態を図15に示す。
【0039】[次回準備]バンド巻き込み作業時に回転
部(R2)を約360°回転させたが、本実施例のように完
全に360°回転させてない場合にはクランプ(R10)が
バンド(B1)端部挟み込みに適した位置にないため、バン
ド(B1)端部挟み込みに適した位置まで(本実施例では3
60°−353°=7°)回転部(R2)を回転させる。そ
して、前回同様にクランプ(R10)でバンド(B1)の端部を
挟み込む。
【0040】以上の作業を繰り返すことにより、バンド
(B1)を用いたハンガー(9)により吊線(1)に沿って順次ケ
ーブル(2)を吊線(1)に吊り下げて行くことができる。自
動捕縛機(3)を取り外す際には、図6のように回転部(R
2)を取り付け時と同様の位置まで回転させ(開口部が上
になるようにし)、回転部ユニットの上方を開口させ、
プーリー(S1)を吊線(1)から外すとよい。
【0041】ケーブル(2)重量が大きく、ケーブル(2)を
延線しつつ自動捕縛機(3)を移動させることが困難であ
る場合がある。このような場合は、まず自動捕縛機(3)
を吊線に乗せ、その後ろにケーブル延線のためのロープ
と移動金車(8)を取付けて走行させる。ロープをある程
度の距離(例えばケーブル1ドラム分500m)延線し
た後に、ロープの片端にケーブルをつなぎ、他方端でロ
ープをウインチ(6)等で引き、ケーブル(2)を移動金車
(8)により仮に吊線(1)に吊り下げる。その後、図1に示
すように、吊線(1)に再度自動捕縛機(3)を乗せ、上記の
実施例と同様に吊線(1)上を移動させながらケーブル(2)
を吊線(1)に固定して行く。このさいに、仮止めに用い
ていた移動金車(8)は順次自動捕縛機(3)に押されて集め
られてくるので、ケーブル吊架装置(1)を吊線(1)から取
り外す際に、まとめて外すことができる。
【0042】尚、上記実施例ではバンド(B1)として樹脂
製のものを用い、バンド(B1)の結合に超音波溶着機(M7)
を用いたが、樹脂製バンド使用の際は、熱溶着,接着,
高周波誘導過熱により結合させることもできる。また、
ステンレスバンド等の金属材料を用いる場合には、スポ
ット溶接,カシメ,リベット止め等により結合すること
ができる。そのような場合は、超音波溶着機(M7)に代え
て、接着装置,溶接装置,リベット打ち装置等の他の結
合装置を備えさせればよい。
【0043】又、上記実施例ではバンドリールに巻かれ
た長尺のバンドを用いたが、1つのハンガーを作るのに
適した長さの短冊状のバンドを供給するのであれば、切
断機構は特に必要なくなる。更に、実施例ではバンドを
吊線とケーブルの回りを1周まわして結合したが、強度
を得るためにバンドを複数回まわして結合できるように
してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により通信ケ
ーブル等を電柱の吊線に吊架するに際し、作業者が吊線
に取り付けた架渉器に乗り人力で移動しつつ固定する作
業が必要なくなる。これにより、作業がより安全且つ容
易になり作業に熟練や大きな労力を要しなくなる。ま
た、十分なスペースがなくとも作業が円滑に進められ作
業効率が向上する。更には、近隣住民のプライバシーを
害することもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル吊架作業用自動捕縛機を用い
て電柱にケーブルを吊架する様子を示した概念図。
【図2】本発明のケーブル吊架作業用自動捕縛機の正面
図。
【図3】本発明のケーブル吊架作業用自動捕縛機の平面
図。
【図4】本発明のケーブル吊架作業用自動捕縛機の右側
面図。
【図5】本発明のケーブル吊架作業用自動捕縛機の左側
面図。
【図6】取り付け時の回転ユニットの状態を示した図。
【図7】バンドくわえ込み時の回転ユニットの状態を示
した図。
【図8】ケーブルの回りを回り込んだ時の回転ユニット
の状態を示した図。
【図9】クランプ先端部が吊線より下方に回り込んだ状
態を示した図。
【図10】クランプ先端部が吊線より下方に回り込んだ
状態を溶着部側から示した図。
【図11】溶着機の前進過程の状態を示した図。
【図12】溶着時の状態を示した図。
【図13】溶着時の状態の装置全体を示した平面図。
【図14】溶着が終了して溶着機が元の位置に後退した
状態を示した図。
【図15】ハンドリングレバーが元の位置に復帰した状
態を示した図。
【図16】従来のケーブルハンガーを示した図。
【符号の説明】
(1) 吊線 (2) ケーブル (3) ケーブル吊架作業用自動捕縛機 (4) 自走機 (5) 電柱 (6) ウインチ (7) 作業者 (8) 移動金車 (9) 完成したハンガー (S1) プーリー (S2) ケーブル支持ローラ (R1) 回転部ベース (R2) 回転部 (R3) 回転部ガイドローラー (R4) ハンドリングレバー (R5) ハンドリングレバー用スプリング (R6) ハンドリングレバー用ストッパー (R7) 回転部用モーター (R8) 回転部用ギヤ (R9) 回転部用ベルト (R10) クランプ (R11) クランプ開閉レバー (R12) クランプ開閉レバー用センサ (R13) クランプ開閉用モーター (R14) キックレバー (R15) キックレバー用モーター (R16) キックレバー用センサ (R17) バンドくわえ込み時用回転部位置センサー (R18) 巻き込み時用回転部位置センサー (R19) 着脱時用回転部位置センサー (R20) 回転部位置センサー用プレート (B1) バンド (B2) バンドリール (B3) バンドリール用モーター (B4) バンドリール用ギヤ (B5) バンド経路ロール (B6) バンド送り部 (B7) バンド送り用モーター (B8) バンド突出センサ (B9) バンド送り量検出用エンコーダ (M1) 本体ベース (M2) 台座移動用モーター (M3) 台座移動用ギヤ (M4) 台座移動用ベルト (M5) 台座移動レール (M6) 超音波溶着機 (M7) 溶着用ブレード (M8) 台座(溶着機側) (M9) 台座(ブレード側) (M10) 台座位置センサー (C1) 切断機用モーター (C2) 切断機用センサ (C3) 切断機刃部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 純一 兵庫県尼崎市若王子3丁目11番20号 関西 電力株式会社内 (72)発明者 和田 秀博 兵庫県尼崎市若王子3丁目11番20号 関西 電力株式会社内 (72)発明者 溝畑 信二 兵庫県尼崎市若王子3丁目11番20号 関西 電力株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状部を有するハンガーを用いてケ
    ーブルを吊線に取り付けるケーブル吊架作業用自動捕縛
    機であって、 装置を吊線に装着するための装着機構と、 ハンガーの材料となるバンドを供給するバンド供給機構
    と、 バンドを吊線とケーブルの回りに配するバンド巻き付け
    機構と、 バンド同士を結合させてハンガーを形成するための結合
    機構を備えていることを特徴とするケーブル吊架作業用
    自動捕縛機。
  2. 【請求項2】 上下に2つのループを有するハンガーの
    上のループ内に吊線を貫通させ、下のループ内にケーブ
    ル貫通させることによりケーブルを吊線に取り付けるケ
    ーブル吊架作業用自動捕縛機であって、 装置を吊線に装着するための装着機構と、 ハンガーの材料となるバンドを供給するバンド供給機構
    と、 バンドを吊線とケーブルの回りに配するバンド巻き付け
    機構と、 吊線とケーブルとの間に位置するバンド同士を結合させ
    てハンガーを形成するための結合機構と、 ハンガーをバンドから切り離すためのバンド切断機構を
    備えており、 バンド巻き付け機構は、吊線とケーブルの回りを回転可
    能な回転部と、回転部に取り付けられバンドの端部を挟
    み込むクランプを有していることを特徴とするケーブル
    吊架作業用自動捕縛機。
  3. 【請求項3】 吊線に沿って自走するための自走機構を
    備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のケーブル吊架作業用自動捕縛機。
  4. 【請求項4】 吊線とケーブルワイヤの周囲を巻くよう
    にバンドを配し、 次いで、吊線とケーブルワイヤとの間に位置するバンド
    同士を結合させることにより、吊線が貫通する上のルー
    プと、ケーブルが貫通する下のループの2つのループを
    有するハンガーを形成させることを特徴とするケーブル
    吊架方法。
JP10361296A 1996-03-28 1996-03-28 ケーブル吊架作業用自動捕縛機及びケーブル吊架方法 Pending JPH09271122A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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