JPH09271136A - 圧電アクチュエータ駆動電源の保護回路 - Google Patents
圧電アクチュエータ駆動電源の保護回路Info
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- JPH09271136A JPH09271136A JP8077318A JP7731896A JPH09271136A JP H09271136 A JPH09271136 A JP H09271136A JP 8077318 A JP8077318 A JP 8077318A JP 7731896 A JP7731896 A JP 7731896A JP H09271136 A JPH09271136 A JP H09271136A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、電圧波形振幅の周波数依存やな
まりを低減すると共に電源装置内の回路素子の破損を防
止することができる圧電アクチュエータ駆動電源の保護
回路を提供することを課題とする。 【解決手段】 圧電アクチュエータ素子3に流れる電流
Iは電流検出回路22で検出され、第1の絶縁結合素子
25を介して制御回路24に入力され、電流Iが設定値
ITHを越える場合には、制御回路24から第2の絶縁結
合素子26を介して制御信号S2がスイッチング素子2
1に送出されてスイッチング素子21が10μsec以
下の短時間で定電流制御状態となり、電流Iは設定値I
TH以下となる。
まりを低減すると共に電源装置内の回路素子の破損を防
止することができる圧電アクチュエータ駆動電源の保護
回路を提供することを課題とする。 【解決手段】 圧電アクチュエータ素子3に流れる電流
Iは電流検出回路22で検出され、第1の絶縁結合素子
25を介して制御回路24に入力され、電流Iが設定値
ITHを越える場合には、制御回路24から第2の絶縁結
合素子26を介して制御信号S2がスイッチング素子2
1に送出されてスイッチング素子21が10μsec以
下の短時間で定電流制御状態となり、電流Iは設定値I
TH以下となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造装
置、光学アライメント装置、精密位置決め装置等におい
て対象物を移動させるための圧電アクチュエータ素子を
駆動させる電源の保護回路に関するものである。
置、光学アライメント装置、精密位置決め装置等におい
て対象物を移動させるための圧電アクチュエータ素子を
駆動させる電源の保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の圧電アクチュエータ素子を駆動
させるための従来の電源装置を図3に示す。電圧制御回
路1は外部から入力信号を入力すると、その入力信号に
基づいて、高電圧電源回路2から供給される電源電圧を
用いてステップ状、パルス状等の電圧波形を形成し、圧
電アクチュエータ素子3に印加する。この電圧波形によ
って圧電アクチュエータ素子3が駆動される。
させるための従来の電源装置を図3に示す。電圧制御回
路1は外部から入力信号を入力すると、その入力信号に
基づいて、高電圧電源回路2から供給される電源電圧を
用いてステップ状、パルス状等の電圧波形を形成し、圧
電アクチュエータ素子3に印加する。この電圧波形によ
って圧電アクチュエータ素子3が駆動される。
【0003】ただし、ステップ状の急峻な電圧波形を圧
電アクチュエータ素子3に印加すると、圧電アクチュエ
ータ素子3に過渡電流が流れて、駆動電圧を制御してい
る電圧制御回路1内のFET、トランジスタ等の回路素
子が破損する惧れがある。そこで、図3に示されるよう
に、電圧制御回路1と圧電アクチュエータ素子3との間
に保護抵抗4を直列に挿入し、これにより電流を規制す
る方法が一般的に採られてきた。
電アクチュエータ素子3に印加すると、圧電アクチュエ
ータ素子3に過渡電流が流れて、駆動電圧を制御してい
る電圧制御回路1内のFET、トランジスタ等の回路素
子が破損する惧れがある。そこで、図3に示されるよう
に、電圧制御回路1と圧電アクチュエータ素子3との間
に保護抵抗4を直列に挿入し、これにより電流を規制す
る方法が一般的に採られてきた。
【0004】
(1) しかしながら、圧電アクチュエータ素子3自体
が容量性負荷であるため、電圧制御回路1と圧電アクチ
ュエータ素子3との間に保護抵抗4を直列に挿入する
と、圧電アクチュエータ素子3と保護抵抗4とによって
結果的にRC回路が形成される。その結果、駆動電圧
は、その周波数により振幅が変動したり、波形のなまり
を生じ、高精度で圧電アクチュエータ素子3を駆動させ
ることができなくなってしまう。例えば、保護抵抗4の
抵抗値をR[Ω]、圧電アクチュエータ素子3の容量を
C[F]とすると、圧電アクチュエータ素子3に印加さ
れる電圧振幅は、周波数Fc=1/(2πRC)の時に
一3dB(0.707倍)となり、−6[dB/oc
t]で減衰する。
が容量性負荷であるため、電圧制御回路1と圧電アクチ
ュエータ素子3との間に保護抵抗4を直列に挿入する
と、圧電アクチュエータ素子3と保護抵抗4とによって
結果的にRC回路が形成される。その結果、駆動電圧
は、その周波数により振幅が変動したり、波形のなまり
を生じ、高精度で圧電アクチュエータ素子3を駆動させ
ることができなくなってしまう。例えば、保護抵抗4の
抵抗値をR[Ω]、圧電アクチュエータ素子3の容量を
C[F]とすると、圧電アクチュエータ素子3に印加さ
れる電圧振幅は、周波数Fc=1/(2πRC)の時に
一3dB(0.707倍)となり、−6[dB/oc
t]で減衰する。
【0005】(2) 上記(1)の問題点を改善するた
めに、大型のトランスを用い電流容量を大きくして、保
護抵抗4の抵抗値Rを小さくする方法もあるが、駆動電
源が大型になるばかりでなく、負荷となる圧電アクチュ
エータ素子3の短絡故障時に電圧制御回路1内の半導体
素子に過大な電流が流れ、半導体素子を破損する原因に
もなる。
めに、大型のトランスを用い電流容量を大きくして、保
護抵抗4の抵抗値Rを小さくする方法もあるが、駆動電
源が大型になるばかりでなく、負荷となる圧電アクチュ
エータ素子3の短絡故障時に電圧制御回路1内の半導体
素子に過大な電流が流れ、半導体素子を破損する原因に
もなる。
【0006】(3) 上記(2)に記載した電圧制御回
路1内の半導体素子の破損は、電源投入時あるいは入出
力の接触不良によっても引き起こされ、ヒュ一ズやリレ
ー等の通常の保護手段では防ぎきれない短時間、例えば
数十μsecで発生する。
路1内の半導体素子の破損は、電源投入時あるいは入出
力の接触不良によっても引き起こされ、ヒュ一ズやリレ
ー等の通常の保護手段では防ぎきれない短時間、例えば
数十μsecで発生する。
【0007】(4) 特開昭63−249416号公報
には、図4に示されるように、短絡等により連続して過
電流となった場合にこの過電流を電流検出回路5で検出
し、リレー駆動回路6を介してリレー7により高電圧電
源回路2から電圧制御回路1への電圧の供給を遮断する
と共に、入力信号の電圧立ち上がり部分を微分マスク回
路8で取り出して過渡電流でのリレー7の誤動作を防止
する保護回路が開示されている。しかしながら、この保
護回路においても、一般にリレー7が数msec〜数十
msecの作動時間を要するために、圧電アクチュエー
タ素子3の短絡故障時、電源投入時あるいは入出力の接
触不良等によって数十μsecの短時間で電圧制御回路
1内の半導体素子に過大な電流が流れ、半導体素子を破
損する惧れがある。
には、図4に示されるように、短絡等により連続して過
電流となった場合にこの過電流を電流検出回路5で検出
し、リレー駆動回路6を介してリレー7により高電圧電
源回路2から電圧制御回路1への電圧の供給を遮断する
と共に、入力信号の電圧立ち上がり部分を微分マスク回
路8で取り出して過渡電流でのリレー7の誤動作を防止
する保護回路が開示されている。しかしながら、この保
護回路においても、一般にリレー7が数msec〜数十
msecの作動時間を要するために、圧電アクチュエー
タ素子3の短絡故障時、電源投入時あるいは入出力の接
触不良等によって数十μsecの短時間で電圧制御回路
1内の半導体素子に過大な電流が流れ、半導体素子を破
損する惧れがある。
【0008】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、電圧波形振幅の周波数依存やなま
りを生ずることなく電源装置内の回路素子の破損を防止
することができる圧電アクチュエータ駆動電源の保護回
路を提供することを目的とする。
めになされたもので、電圧波形振幅の周波数依存やなま
りを生ずることなく電源装置内の回路素子の破損を防止
することができる圧電アクチュエータ駆動電源の保護回
路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る圧電アク
チュエータ駆動電源の保護回路は、駆動電源と圧電アク
チュエータ素子との間に配設され且つこれらの間を接続
/遮断するスイッチング素子と、駆動電源から圧電アク
チュエータ素子に流れる電流を検出する電流検出回路
と、電流検出回路で検出される電流が設定値以下となる
ようにスイッチング素子を制御する制御回路と、電流検
出回路と制御回路との間を電気的に絶縁しつつ電流検出
回路からの検出信号を制御回路へ伝送する第1の絶縁結
合素子と、制御回路とスイッチング素子との間を電気的
に絶縁しつつ制御回路からの信号をスイッチング素子へ
伝送する第2の絶縁結合素子とを備えたものである。
チュエータ駆動電源の保護回路は、駆動電源と圧電アク
チュエータ素子との間に配設され且つこれらの間を接続
/遮断するスイッチング素子と、駆動電源から圧電アク
チュエータ素子に流れる電流を検出する電流検出回路
と、電流検出回路で検出される電流が設定値以下となる
ようにスイッチング素子を制御する制御回路と、電流検
出回路と制御回路との間を電気的に絶縁しつつ電流検出
回路からの検出信号を制御回路へ伝送する第1の絶縁結
合素子と、制御回路とスイッチング素子との間を電気的
に絶縁しつつ制御回路からの信号をスイッチング素子へ
伝送する第2の絶縁結合素子とを備えたものである。
【0010】さらに、スイッチング素子を通常時に接続
状態に保つための絶縁ゲート電圧発生回路を備え、電流
検出回路で検出される電流が設定値以下のときには制御
回路により絶縁ゲート電圧発生回路からスイッチング素
子にゲート電圧を印加させてスイッチング素子を接続状
態とし、電流検出回路で検出される電流が設定値を越え
るときには制御回路により第2の絶縁結合素子を介して
スイッチング素子を10μsec以下の時間内に遮断す
るようにすることもできる。また、電流検出回路で検出
される電流が所定時間以上にわたって設定値を越えると
きには、制御回路により絶縁ゲート電圧発生回路からス
イッチング素子へのゲート電圧の印加を停止させてスイ
ッチング素子を遮断状態とするようにしてもよい。さら
に、制御回路に解除スイッチを接続し、この解除スイッ
チを用いて制御回路によるスイッチング素子の遮断状態
を解除するようにすることができる。電流検出回路で検
出される電流が設定値を越えたときに警告を発する警告
回路を制御回路に接続してもよい。
状態に保つための絶縁ゲート電圧発生回路を備え、電流
検出回路で検出される電流が設定値以下のときには制御
回路により絶縁ゲート電圧発生回路からスイッチング素
子にゲート電圧を印加させてスイッチング素子を接続状
態とし、電流検出回路で検出される電流が設定値を越え
るときには制御回路により第2の絶縁結合素子を介して
スイッチング素子を10μsec以下の時間内に遮断す
るようにすることもできる。また、電流検出回路で検出
される電流が所定時間以上にわたって設定値を越えると
きには、制御回路により絶縁ゲート電圧発生回路からス
イッチング素子へのゲート電圧の印加を停止させてスイ
ッチング素子を遮断状態とするようにしてもよい。さら
に、制御回路に解除スイッチを接続し、この解除スイッ
チを用いて制御回路によるスイッチング素子の遮断状態
を解除するようにすることができる。電流検出回路で検
出される電流が設定値を越えたときに警告を発する警告
回路を制御回路に接続してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の一実施形
態に係る圧電アクチュエータ駆動電源の保護回路を備え
た駆動回路を示す。高電圧用電源11及び制御用電源1
2に高電圧電源回路2が接続され、高電圧電源回路2に
電圧制御回路1が接続されている。さらに、電圧制御回
路1に実施形態に係る保護回路20を介して圧電アクチ
ュエータ素子3が接続されている。また、保護回路20
には、専用の保護回路用電源13が接続されている。
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の一実施形
態に係る圧電アクチュエータ駆動電源の保護回路を備え
た駆動回路を示す。高電圧用電源11及び制御用電源1
2に高電圧電源回路2が接続され、高電圧電源回路2に
電圧制御回路1が接続されている。さらに、電圧制御回
路1に実施形態に係る保護回路20を介して圧電アクチ
ュエータ素子3が接続されている。また、保護回路20
には、専用の保護回路用電源13が接続されている。
【0012】保護回路20は、電圧制御回路1と圧電ア
クチュエータ素子3との間に順次直列に接続されたスイ
ッチング素子21及び電流検出回路22を有している。
スイッチング素子21は例えばMOS型FETから構成
されており、このスイッチング素子21に絶縁ゲート電
圧発生回路23を介して制御回路24が接続されてい
る。また、電流検出回路22及びスイッチング素子21
がそれぞれフォトカプラから構成される第1の絶縁結合
素子25及び第2の絶縁結合素子26を介して制御回路
24に接続されている。さらに、制御回路24には、警
告回路27及び解除スイッチ28がそれぞれ接続されて
いる。
クチュエータ素子3との間に順次直列に接続されたスイ
ッチング素子21及び電流検出回路22を有している。
スイッチング素子21は例えばMOS型FETから構成
されており、このスイッチング素子21に絶縁ゲート電
圧発生回路23を介して制御回路24が接続されてい
る。また、電流検出回路22及びスイッチング素子21
がそれぞれフォトカプラから構成される第1の絶縁結合
素子25及び第2の絶縁結合素子26を介して制御回路
24に接続されている。さらに、制御回路24には、警
告回路27及び解除スイッチ28がそれぞれ接続されて
いる。
【0013】次に、図2のタイミングチャートを参照し
て実施形態の動作を説明する。電圧制御回路1は、高電
圧用電源11及び制御用電源12により駆動する高電圧
電源回路2から電圧供給を受け、外部から電圧の制御を
指示するための入力信号S1に基づいてステップ状ある
いはパルス状等の電圧波形を形成する。なお、通常時
は、制御回路24の指示により絶縁ゲート電圧発生回路
23からスイッチング素子21にゲート電圧が印加され
てスイッチング素子21は接続状態になっており、電圧
制御回路1で形成された電圧波形はスイッチング素子2
1及び電流検出回路22を介して圧電アクチュエータ素
子3に印加される。これにより圧電アクチュエータ素子
3が駆動される。
て実施形態の動作を説明する。電圧制御回路1は、高電
圧用電源11及び制御用電源12により駆動する高電圧
電源回路2から電圧供給を受け、外部から電圧の制御を
指示するための入力信号S1に基づいてステップ状ある
いはパルス状等の電圧波形を形成する。なお、通常時
は、制御回路24の指示により絶縁ゲート電圧発生回路
23からスイッチング素子21にゲート電圧が印加され
てスイッチング素子21は接続状態になっており、電圧
制御回路1で形成された電圧波形はスイッチング素子2
1及び電流検出回路22を介して圧電アクチュエータ素
子3に印加される。これにより圧電アクチュエータ素子
3が駆動される。
【0014】圧電アクチュエータ素子3に流れる電流I
は、常時、電流検出回路22で検出され、検出値が第1
の絶縁結合素子25を介して制御回路24に入力されて
いる。制御回路24は電流検出回路22で検出された電
流Iの大きさ(絶対値)が予め設定されている設定値I
TH以下であるか否かを判定し、図2の期間T1及びT2
のように電流Iが設定値ITH以下のときには、絶縁ゲー
ト電圧発生回路23から印加されるゲート電圧によって
スイッチング素子21の接続状態が維持され、入力信号
S1に応じた電圧波形が圧電アクチュエータ素子3に印
加される。
は、常時、電流検出回路22で検出され、検出値が第1
の絶縁結合素子25を介して制御回路24に入力されて
いる。制御回路24は電流検出回路22で検出された電
流Iの大きさ(絶対値)が予め設定されている設定値I
TH以下であるか否かを判定し、図2の期間T1及びT2
のように電流Iが設定値ITH以下のときには、絶縁ゲー
ト電圧発生回路23から印加されるゲート電圧によって
スイッチング素子21の接続状態が維持され、入力信号
S1に応じた電圧波形が圧電アクチュエータ素子3に印
加される。
【0015】一方、過渡電流により、図2に破線で示す
ように期間T3及びT4において圧電アクチュエータ素
子3に流れる電流Iが設定値ITHを越えると、制御回路
24は過渡電流であることを認識し、第2の絶縁結合素
子26を介して制御信号S2をスイッチング素子21に
送出する。スイッチング素子21は、制御信号S2によ
って制御されて10μsec以下の短時間で定電流制御
状態となり、これにより図2の実線で示されるように電
流Iは設定値ITH以下となる。このとき、制御回路24
は、使用者に過渡電流の発生を知らせるために警告回路
27でLEDの点灯とアラーム音の発生を行う。
ように期間T3及びT4において圧電アクチュエータ素
子3に流れる電流Iが設定値ITHを越えると、制御回路
24は過渡電流であることを認識し、第2の絶縁結合素
子26を介して制御信号S2をスイッチング素子21に
送出する。スイッチング素子21は、制御信号S2によ
って制御されて10μsec以下の短時間で定電流制御
状態となり、これにより図2の実線で示されるように電
流Iは設定値ITH以下となる。このとき、制御回路24
は、使用者に過渡電流の発生を知らせるために警告回路
27でLEDの点灯とアラーム音の発生を行う。
【0016】制御回路24は、カウンタ回路やCRの時
定数を応用した計時回路を内蔵しており、過渡電流が予
め設定された所定時間△t以上続いた場合には、絶縁ゲ
ート電圧発生回路23からスイッチング素子21へのゲ
ート電圧の印加を停止させてスイッチング素子21を遮
断状態とする。なお、正弦波駆動等により瞬時的に過渡
電流が流れるような駆動の場合には、累積されて設定時
間が効く構成であり、例えば0.5sec過渡電流が流
れ、0.5sec過渡電流が解除される周期が繰り返さ
れる場合には、上記の所定時間△tのほぼ2倍の時間2
△tで遮断状態となる。
定数を応用した計時回路を内蔵しており、過渡電流が予
め設定された所定時間△t以上続いた場合には、絶縁ゲ
ート電圧発生回路23からスイッチング素子21へのゲ
ート電圧の印加を停止させてスイッチング素子21を遮
断状態とする。なお、正弦波駆動等により瞬時的に過渡
電流が流れるような駆動の場合には、累積されて設定時
間が効く構成であり、例えば0.5sec過渡電流が流
れ、0.5sec過渡電流が解除される周期が繰り返さ
れる場合には、上記の所定時間△tのほぼ2倍の時間2
△tで遮断状態となる。
【0017】遮断状態となったスイッチング素子21
は、制御回路24に接続されている解除スイッチ28を
操作することによって解除することができる。解除スイ
ッチ28の操作により、絶縁ゲート電圧発生回路23か
らスイッチング素子21へのゲート電圧の印加が回復
し、再び入力信号S1に応じた圧電アクチュエータ素子
3の駆動が可能となる。
は、制御回路24に接続されている解除スイッチ28を
操作することによって解除することができる。解除スイ
ッチ28の操作により、絶縁ゲート電圧発生回路23か
らスイッチング素子21へのゲート電圧の印加が回復
し、再び入力信号S1に応じた圧電アクチュエータ素子
3の駆動が可能となる。
【0018】10μsec以下の短時間でスイッチング
素子21を制御状態として電流Iを設定値ITH以下に抑
制することにより、電圧制御回路1に過大な電流が長時
間流れることが防止され、電圧制御回路1内の回路素子
破損には至らない。また、従来のように、保護抵抗を挿
入する必要がないので、低インピーダンスとなり、波形
振幅の周波数依存及び波形のなまりを防止することがで
きる。さらに、圧電アクチュエータ素子3側の短絡時の
過電流や過渡電流による高電圧電源回路2への電圧降下
がないため、共通の高電圧電源回路2に複数の電圧制御
回路1及び圧電アクチュエータ素子3を接続する複数チ
ャンネル化が可能となる。
素子21を制御状態として電流Iを設定値ITH以下に抑
制することにより、電圧制御回路1に過大な電流が長時
間流れることが防止され、電圧制御回路1内の回路素子
破損には至らない。また、従来のように、保護抵抗を挿
入する必要がないので、低インピーダンスとなり、波形
振幅の周波数依存及び波形のなまりを防止することがで
きる。さらに、圧電アクチュエータ素子3側の短絡時の
過電流や過渡電流による高電圧電源回路2への電圧降下
がないため、共通の高電圧電源回路2に複数の電圧制御
回路1及び圧電アクチュエータ素子3を接続する複数チ
ャンネル化が可能となる。
【0019】保護回路20を電圧制御回路1と圧電アク
チュエータ素子3との間に挿入するため、電圧制御回路
1及び高電圧電源回路2を含む電源部と圧電アクチュエ
ータ素子3の双方を保護することができる。また、保護
回路20は、専用の保護回路用電源13から電源供給さ
れるので、圧電アクチュエータ駆動用の電源部で誤動作
があっても影響されることなく、常に安定した動作が保
証される。保護回路20内は、制御回路24が第1及び
第2の絶縁結合素子25及び26によって高電圧を取り
扱うスイッチング素子21及び電流検出回路22と電気
的に切り離されている。従って、保護回路用電源13は
低電圧のもので済む。
チュエータ素子3との間に挿入するため、電圧制御回路
1及び高電圧電源回路2を含む電源部と圧電アクチュエ
ータ素子3の双方を保護することができる。また、保護
回路20は、専用の保護回路用電源13から電源供給さ
れるので、圧電アクチュエータ駆動用の電源部で誤動作
があっても影響されることなく、常に安定した動作が保
証される。保護回路20内は、制御回路24が第1及び
第2の絶縁結合素子25及び26によって高電圧を取り
扱うスイッチング素子21及び電流検出回路22と電気
的に切り離されている。従って、保護回路用電源13は
低電圧のもので済む。
【0020】また、MOS型FET等を用いたスイッチ
ング素子21により電圧制御回路1と圧電アクチュエー
タ素子3との間を接続/遮断しているため、高速応答が
実現でき、リレーを用いる場合のようにアークによる接
点融着が発生したり、ヒューズの場合のように交換作業
が発生することはない。
ング素子21により電圧制御回路1と圧電アクチュエー
タ素子3との間を接続/遮断しているため、高速応答が
実現でき、リレーを用いる場合のようにアークによる接
点融着が発生したり、ヒューズの場合のように交換作業
が発生することはない。
【0021】さらに、絶縁ゲート電圧発生回路23内に
遅延回路を内蔵させることにより、電源投入時及び遮断
状態の解除時に電圧を緩やかに立ち上げることができ、
過渡電流の発生を防止することが可能となる。
遅延回路を内蔵させることにより、電源投入時及び遮断
状態の解除時に電圧を緩やかに立ち上げることができ、
過渡電流の発生を防止することが可能となる。
【図1】この発明の一実施形態に係る圧電アクチュエー
タ駆動電源の保護回路を備えた駆動回路を示すブロック
図である。
タ駆動電源の保護回路を備えた駆動回路を示すブロック
図である。
【図2】実施形態に係る保護回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図3】従来の駆動回路を示すブロック図である。
【図4】従来の他の駆動回路を示すブロック図である。
1 電圧制御回路 2 高電圧電源回路 3 圧電アクチュエータ素子 13 保護回路用電源 20 保護回路 21 スイッチング素子 22 電流検出回路 23 絶縁ゲート電圧発生回路 24 制御回路 25 第1の絶縁結合素子 26 第2の絶縁結合素子 27 警告回路 28 解除スイッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 入力信号に基づいた電圧波形を圧電アク
チュエータ素子に印加して駆動させる圧電アクチュエー
タ駆動電源の保護回路であって、 駆動電源と圧電アクチュエータ素子との間に配設され且
つこれらの間を接続/遮断するスイッチング素子と、 駆動電源から圧電アクチュエータ素子に流れる電流を検
出する電流検出回路と、 前記電流検出回路で検出される電流が設定値以下となる
ように前記スイッチング素子を制御する制御回路と、 前記電流検出回路と前記制御回路との間を電気的に絶縁
しつつ前記電流検出回路からの検出信号を前記制御回路
へ伝送する第1の絶縁結合素子と、 前記制御回路と前記スイッチング素子との間を電気的に
絶縁しつつ前記制御回路からの信号を前記スイッチング
素子へ伝送する第2の絶縁結合素子とを備えたことを特
徴とする圧電アクチュエータ駆動電源の保護回路。 - 【請求項2】 前記スイッチング素子を通常時に接続状
態に保つための絶縁ゲート電圧発生回路を備え、 前記制御回路は、前記電流検出回路で検出される電流が
設定値以下のときには前記絶縁ゲート電圧発生回路から
前記スイッチング素子にゲート電圧を印加させて前記ス
イッチング素子を接続状態とし、前記電流検出回路で検
出される電流が設定値を越えるときには前記第2の絶縁
結合素子を介して前記スイッチング素子を10μsec
以下の時間で設定電流値に至らしめて定電流制御状態と
することを特徴とする請求項1に記載の保護回路。 - 【請求項3】 前記制御回路は、前記電流検出回路で検
出される電流が所定時間以上にわたって設定値を越える
ときには前記絶縁ゲート電圧発生回路から前記スイッチ
ング素子へのゲート電圧の印加を停止させて前記スイッ
チング素子を遮断状態とすることを特徴とする請求項2
に記載の保護回路。 - 【請求項4】 前記制御回路に接続されると共に前記制
御回路による前記スイッチング素子の遮断状態を解除す
るための解除スイッチを備えたことを特徴とする請求項
3に記載の保護回路。 - 【請求項5】 前記制御回路に接続されると共に前記電
流検出回路で検出される電流が設定値を越えたときに警
告を発する警告回路を備えたことを特徴とする請求項1
〜4に記載の保護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077318A JPH09271136A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 圧電アクチュエータ駆動電源の保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8077318A JPH09271136A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 圧電アクチュエータ駆動電源の保護回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271136A true JPH09271136A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13630592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8077318A Pending JPH09271136A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 圧電アクチュエータ駆動電源の保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271136A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008108762A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Railway Technical Res Inst | 圧電材とその製造方法、制振装置及び駆動装置 |
| JP2010076312A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | 液体吐出ヘッド駆動回路及び液体吐出ヘッド駆動回路の保護方法 |
| CN102576997A (zh) * | 2009-09-25 | 2012-07-11 | 株式会社自动网络技术研究所 | 电力供应控制器 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8077318A patent/JPH09271136A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008108762A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Railway Technical Res Inst | 圧電材とその製造方法、制振装置及び駆動装置 |
| JP2010076312A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | 液体吐出ヘッド駆動回路及び液体吐出ヘッド駆動回路の保護方法 |
| CN102576997A (zh) * | 2009-09-25 | 2012-07-11 | 株式会社自动网络技术研究所 | 电力供应控制器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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