JPH09271284A - 格納システム - Google Patents
格納システムInfo
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- JPH09271284A JPH09271284A JP10475796A JP10475796A JPH09271284A JP H09271284 A JPH09271284 A JP H09271284A JP 10475796 A JP10475796 A JP 10475796A JP 10475796 A JP10475796 A JP 10475796A JP H09271284 A JPH09271284 A JP H09271284A
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Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 環境を厳重に管理して保存する必要がある物
の収蔵庫として用いられる格納システムであって、簡単
な操作で収容物が要求する環境条件に適切に対応するこ
とができるとともに、収容物の汚染等が生じても、その
影響を最小限に止めることができるものを提供する。 【解決手段】 気密性を有する複数の格納容器1がラッ
ク2上に立体的に配列して支持される。これらの格納容
器には、ラックに支持された給気ダクト4を通じて空調
装置3から所定条件の空気が供給される。給気ダクトは
それぞれの格納容器に接続するための分岐部41を有し
ており、格納容器をラックの所定位置に載置することに
よってこの給気ダクトと接続されるようになっている。
また、分岐部にはそれぞれ、除菌及び除塵を行なうフィ
ルターと空気の温度を調整する再熱コイルとが設けられ
ており、格納容器ごとに、環境を調整することができ
る。
の収蔵庫として用いられる格納システムであって、簡単
な操作で収容物が要求する環境条件に適切に対応するこ
とができるとともに、収容物の汚染等が生じても、その
影響を最小限に止めることができるものを提供する。 【解決手段】 気密性を有する複数の格納容器1がラッ
ク2上に立体的に配列して支持される。これらの格納容
器には、ラックに支持された給気ダクト4を通じて空調
装置3から所定条件の空気が供給される。給気ダクトは
それぞれの格納容器に接続するための分岐部41を有し
ており、格納容器をラックの所定位置に載置することに
よってこの給気ダクトと接続されるようになっている。
また、分岐部にはそれぞれ、除菌及び除塵を行なうフィ
ルターと空気の温度を調整する再熱コイルとが設けられ
ており、格納容器ごとに、環境を調整することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動植物・昆虫・微
生物等、環境を管理して飼育する必要があるものの飼育
箱や、環境を厳重に管理して保存する必要があるものの
収蔵庫等として用いられる格納システムに関する。
生物等、環境を管理して飼育する必要があるものの飼育
箱や、環境を厳重に管理して保存する必要があるものの
収蔵庫等として用いられる格納システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、動植物・昆虫・微生物等を飼
育したり、大切な美術品、骨董品等を保存する際には、
室内の温度、湿度、気流等の環境条件を管理することが
要求される。このため、室内を常時空調し、適切な環境
条件に設定するとともに、収容物によっては、雑菌や粉
塵等を除去して室内全体を無菌状態に保つことが行われ
る。例えば、学術的な実験に用いられる動植物等はクリ
ーンルーム内で飼育し、部屋全体を無菌状態に保持して
病気などが蔓延しないような配慮がなされている。ま
た、美術品等は温度、湿度、光量等を厳密に制御して収
臓し、褪色等を最小限に抑える工夫がなされている。
育したり、大切な美術品、骨董品等を保存する際には、
室内の温度、湿度、気流等の環境条件を管理することが
要求される。このため、室内を常時空調し、適切な環境
条件に設定するとともに、収容物によっては、雑菌や粉
塵等を除去して室内全体を無菌状態に保つことが行われ
る。例えば、学術的な実験に用いられる動植物等はクリ
ーンルーム内で飼育し、部屋全体を無菌状態に保持して
病気などが蔓延しないような配慮がなされている。ま
た、美術品等は温度、湿度、光量等を厳密に制御して収
臓し、褪色等を最小限に抑える工夫がなされている。
【0003】このような格納システムとしては、例えば
特公昭64−11253号公報、特公平1−48723
号公報、特公平4−2208号公報、特開昭63−94
930号公報、実開平4−109912号公報などに記
載される技術が提案されている。特公昭64−1125
3号公報、特公平4−2208号公報、特開昭63−9
4930号公報には、室内に冷風を吹き込んで底面から
ラック各段の前面に沿った上昇気流を形成し、ラック格
段に新鮮な空気を通風させるようにした動植物の飼育シ
ステムが開示されている。特公平1−48723号公報
には、飼育室を作業室と側室とに区画し、作業室に配設
された各ラック内に側室から給気を行い、新鮮な空気を
作業室内に通気させるようにした技術が開示されてい
る。さらに、実開平4−109912号公報には、クリ
ーンルーム内で多数段のラックをエアーダクトで形成
し、エアーダクト内に適切な温度の空気を供給して、各
ラックの温度差を少なくするようにした技術が開示され
ている。
特公昭64−11253号公報、特公平1−48723
号公報、特公平4−2208号公報、特開昭63−94
930号公報、実開平4−109912号公報などに記
載される技術が提案されている。特公昭64−1125
3号公報、特公平4−2208号公報、特開昭63−9
4930号公報には、室内に冷風を吹き込んで底面から
ラック各段の前面に沿った上昇気流を形成し、ラック格
段に新鮮な空気を通風させるようにした動植物の飼育シ
ステムが開示されている。特公平1−48723号公報
には、飼育室を作業室と側室とに区画し、作業室に配設
された各ラック内に側室から給気を行い、新鮮な空気を
作業室内に通気させるようにした技術が開示されてい
る。さらに、実開平4−109912号公報には、クリ
ーンルーム内で多数段のラックをエアーダクトで形成
し、エアーダクト内に適切な温度の空気を供給して、各
ラックの温度差を少なくするようにした技術が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような飼育室及びクリーンルーム等の格納システムで
は、以下に示すような問題点がある。特公昭64−11
253号公報、特公平4−2208号公報、特開昭63
−94930号公報に開示されるシステムでは、ラック
内を一旦通過した空気が他のラックを通過し、格納シス
テム全体の管理が難しくなる。例えば一部の動植物に病
気の発生があると、室内の動植物全体に影響を及ぼすと
いう危険性がある。さらに、一部の動植物の操作のため
に人が出入りするその度毎に殺菌、除塵等を行なう必要
があり、作業に手間がかかるとともに、作業者の出入り
等の影響によって環境条件を適切に維持することが困難
となる。
ような飼育室及びクリーンルーム等の格納システムで
は、以下に示すような問題点がある。特公昭64−11
253号公報、特公平4−2208号公報、特開昭63
−94930号公報に開示されるシステムでは、ラック
内を一旦通過した空気が他のラックを通過し、格納シス
テム全体の管理が難しくなる。例えば一部の動植物に病
気の発生があると、室内の動植物全体に影響を及ぼすと
いう危険性がある。さらに、一部の動植物の操作のため
に人が出入りするその度毎に殺菌、除塵等を行なう必要
があり、作業に手間がかかるとともに、作業者の出入り
等の影響によって環境条件を適切に維持することが困難
となる。
【0005】特公平1−48723号公報に開示される
システムでは、側室からラック内に直接新鮮な空気を供
給するようにしているが、作業室内で各ラックの空気が
混ざり合い、上記の問題を解消することはできない。実
開平4−109912号公報に開示されるシステムで
は、収容室内の温度をほぼ均一に管理することはできる
ものの、ラックが設置された収容室全体がクリーン状態
に維持されるものであり、作業にともなう管理の難しさ
は解消することができない。
システムでは、側室からラック内に直接新鮮な空気を供
給するようにしているが、作業室内で各ラックの空気が
混ざり合い、上記の問題を解消することはできない。実
開平4−109912号公報に開示されるシステムで
は、収容室内の温度をほぼ均一に管理することはできる
ものの、ラックが設置された収容室全体がクリーン状態
に維持されるものであり、作業にともなう管理の難しさ
は解消することができない。
【0006】一方、実験用の生物等は環境条件を様々に
変化させて飼育することが要求されることもあり、上記
従来のシステムでは、環境条件を部屋全体で単一にしか
できず、微妙な環境制御に対応できないという難点があ
る。さらに、クリーンルーム内で所定量の動植物を飼育
するには、広いスペースが必要である一方、全体をクリ
ーン化するのは効率的でなく、多大なコストがかかると
いう問題もある。
変化させて飼育することが要求されることもあり、上記
従来のシステムでは、環境条件を部屋全体で単一にしか
できず、微妙な環境制御に対応できないという難点があ
る。さらに、クリーンルーム内で所定量の動植物を飼育
するには、広いスペースが必要である一方、全体をクリ
ーン化するのは効率的でなく、多大なコストがかかると
いう問題もある。
【0007】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、簡便な操作で収容物が要
求する環境条件に適切に対応することができるととも
に、収容物の汚染等が生じても、その影響を最小限に止
めることができる格納システムを提供することである。
れたものであり、その目的は、簡便な操作で収容物が要
求する環境条件に適切に対応することができるととも
に、収容物の汚染等が生じても、その影響を最小限に止
めることができる格納システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る格納システムは、 気密性を有する複数の格納容器
と、 前記複数の格納容器を立体的に配列して支持する
ラックと、 前記格納容器へ所定条件の空気を供給する
空調装置と、 該空調装置から前記ラックに支持された
格納容器に給気を行なう給気ダクトとを有するものとす
る。
係る格納システムは、 気密性を有する複数の格納容器
と、 前記複数の格納容器を立体的に配列して支持する
ラックと、 前記格納容器へ所定条件の空気を供給する
空調装置と、 該空調装置から前記ラックに支持された
格納容器に給気を行なう給気ダクトとを有するものとす
る。
【0009】請求項2に記載の発明に係る格納システム
は、 上記請求項1に記載の格納システムにおいて、
前記格納容器へ供給される空気をほぼ無菌状態とする除
菌装置または滅菌装置と、 前記格納容器に供給される
空気中に浮遊する塵を除去する除塵装置とを有するもの
とする。
は、 上記請求項1に記載の格納システムにおいて、
前記格納容器へ供給される空気をほぼ無菌状態とする除
菌装置または滅菌装置と、 前記格納容器に供給される
空気中に浮遊する塵を除去する除塵装置とを有するもの
とする。
【0010】請求項3に記載の発明に係る格納システム
は、 上記請求項1又は請求項2に記載の格納システム
において、 前記複数の格納容器に給気を行なうように
分割された給気ダクトのそれぞれに、供給される空気の
温度又は相対湿度を調整する空調補助手段を有するもの
とする。
は、 上記請求項1又は請求項2に記載の格納システム
において、 前記複数の格納容器に給気を行なうように
分割された給気ダクトのそれぞれに、供給される空気の
温度又は相対湿度を調整する空調補助手段を有するもの
とする。
【0011】請求項4に記載の発明に係る格納システム
は、 上記請求項1から請求項3に記載の格納システム
において、 前記給気ダクトと格納容器とを着脱可能と
する接続装置を備え、 該接続装置は、 前記格納容器
と給気ダクトとが離脱された時に、該格納容器の給気口
を密閉する第1の閉塞弁と、給気ダクトの格納容器との
接続部先端を密閉する第2の閉塞弁とを有するものとす
る。
は、 上記請求項1から請求項3に記載の格納システム
において、 前記給気ダクトと格納容器とを着脱可能と
する接続装置を備え、 該接続装置は、 前記格納容器
と給気ダクトとが離脱された時に、該格納容器の給気口
を密閉する第1の閉塞弁と、給気ダクトの格納容器との
接続部先端を密閉する第2の閉塞弁とを有するものとす
る。
【0012】[作用]請求項1に記載の発明に係る格納
システムは、格納スペースが、ラックに支持された複数
の格納容器に分割されているので、空調装置によって各
容器内の環境が適切に保持されるとともに、それぞれの
容器内へ収容物の搬入・搬出・操作等を行なう場合にも
他の容器内の環境に影響を与えることがない。また、格
納容器を立体的に配列して支持するラックを有している
ので、小さい範囲に多くの格納容器を収納することがで
きる。
システムは、格納スペースが、ラックに支持された複数
の格納容器に分割されているので、空調装置によって各
容器内の環境が適切に保持されるとともに、それぞれの
容器内へ収容物の搬入・搬出・操作等を行なう場合にも
他の容器内の環境に影響を与えることがない。また、格
納容器を立体的に配列して支持するラックを有している
ので、小さい範囲に多くの格納容器を収納することがで
きる。
【0013】請求項2に記載の発明に係る格納システム
では、格納容器に除菌装置又は滅菌装置と除塵装置とを
介して空気が供給されるので、各格納容器内を無菌・無
塵化してクリーンルームとすることができる。また、動
植物等を収容した時に、容器内の清掃や操作等を個別に
行なうことができ、他の容器の無菌・無塵状態を維持し
て作業を行なうことが可能となる。従って、管理が究め
て容易となる。
では、格納容器に除菌装置又は滅菌装置と除塵装置とを
介して空気が供給されるので、各格納容器内を無菌・無
塵化してクリーンルームとすることができる。また、動
植物等を収容した時に、容器内の清掃や操作等を個別に
行なうことができ、他の容器の無菌・無塵状態を維持し
て作業を行なうことが可能となる。従って、管理が究め
て容易となる。
【0014】請求項3に記載の発明に係る格納システム
では、複数の格納容器に接続される給気ダクトのそれぞ
れに、空気の温度又は相対湿度を調整する空調補助手段
を有しているので、格納容器によって環境を変えること
ができ、各格納容器で条件を変えて管理することができ
る。例えば動植物を様々な異なる条件で飼育すること
や、動植物等の成長にともなって環境条件を変化させて
飼育することも容易に行なうことができる。
では、複数の格納容器に接続される給気ダクトのそれぞ
れに、空気の温度又は相対湿度を調整する空調補助手段
を有しているので、格納容器によって環境を変えること
ができ、各格納容器で条件を変えて管理することができ
る。例えば動植物を様々な異なる条件で飼育すること
や、動植物等の成長にともなって環境条件を変化させて
飼育することも容易に行なうことができる。
【0015】請求項4に記載の発明に係る格納システム
では、給気ダクトと各格納容器との間に着脱を可能とす
る接続装置が設けられているので、格納容器をラックか
ら取り出して、収容物の搬入・搬出・操作・清掃等を行
なうことができ、作業効率が向上する。また、接続装置
は給気ダクトの端部および格納容器の給気口を密閉する
閉塞弁を有しているので、格納容器をラックから取り出
した時にも、給気ダクトと各格納容器との無菌・無塵状
態を維持することができる。
では、給気ダクトと各格納容器との間に着脱を可能とす
る接続装置が設けられているので、格納容器をラックか
ら取り出して、収容物の搬入・搬出・操作・清掃等を行
なうことができ、作業効率が向上する。また、接続装置
は給気ダクトの端部および格納容器の給気口を密閉する
閉塞弁を有しているので、格納容器をラックから取り出
した時にも、給気ダクトと各格納容器との無菌・無塵状
態を維持することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、請求項1、請求項2、請求
項3又は請求項4に記載の発明の一実施形態である格納
システムを示す概略構成図である。図2は、この格納シ
ステムで用いされるラックの構造を示す拡大図、図3
は、上記格納システムで用いられる格納容器、即ち、動
植物の飼育等で用いられる飼育ユニットを示す概略構成
図である。この格納システムは、気密性を有する箱状の
飼育ユニット1と、複数の飼育ユニット1を立体的に支
持するラック2と、飼育ユニット1へ所定条件(温度・
湿度)の空気を供給する空調装置3と、空調装置3から
各飼育ユニット1へ給気を行う給気ダクト4とを有して
いる。
基づいて説明する。図1は、請求項1、請求項2、請求
項3又は請求項4に記載の発明の一実施形態である格納
システムを示す概略構成図である。図2は、この格納シ
ステムで用いされるラックの構造を示す拡大図、図3
は、上記格納システムで用いられる格納容器、即ち、動
植物の飼育等で用いられる飼育ユニットを示す概略構成
図である。この格納システムは、気密性を有する箱状の
飼育ユニット1と、複数の飼育ユニット1を立体的に支
持するラック2と、飼育ユニット1へ所定条件(温度・
湿度)の空気を供給する空調装置3と、空調装置3から
各飼育ユニット1へ給気を行う給気ダクト4とを有して
いる。
【0017】上記ラック2は、飼育ユニット1を複数の
階に分けて支持できるものであり、図2に示すように支
柱21とこれに固定された受棚22とを有し、飼育ユニ
ット1はこの受棚22の上に載置される。また、給気ダ
クト4もラック2に支持され、各段の飼育ユニット載置
位置の下側に、排気ダクト5とともに配設されている。
この給気ダクト4には、各々の飼育ユニットと接合する
ための分岐部41が接合されており、この分岐部41の
各々に、供給される空気の温度を調整する再熱コイル
(空調補助手段)6と、供給される空気をほぼ無菌状態
とするとともに、空気中に浮遊する塵を除去するHEP
Aフィルター(除菌・除塵装置)7とが備えられてい
る。さらに、この分岐部41の先端部分には、給気ダク
ト4と飼育ユニット1との接続又は切り離しを可能とす
る接続装置8が設けられている。
階に分けて支持できるものであり、図2に示すように支
柱21とこれに固定された受棚22とを有し、飼育ユニ
ット1はこの受棚22の上に載置される。また、給気ダ
クト4もラック2に支持され、各段の飼育ユニット載置
位置の下側に、排気ダクト5とともに配設されている。
この給気ダクト4には、各々の飼育ユニットと接合する
ための分岐部41が接合されており、この分岐部41の
各々に、供給される空気の温度を調整する再熱コイル
(空調補助手段)6と、供給される空気をほぼ無菌状態
とするとともに、空気中に浮遊する塵を除去するHEP
Aフィルター(除菌・除塵装置)7とが備えられてい
る。さらに、この分岐部41の先端部分には、給気ダク
ト4と飼育ユニット1との接続又は切り離しを可能とす
る接続装置8が設けられている。
【0018】上記飼育ユニット1は、図3に示すように
収容箱10の下部に給気口11が設けられ、この給気口
11から供給される空気の流れを規制する気流制御板1
2と、収容箱10の下部の上記給気口11と反対側に、
飼育ユニット1内の空気を排出する排気口13とを有し
ている。排気口13は、収容箱10内の空気を空調装置
3に導く排気ダクト5と連結され、この連結部には排気
ダクト5と飼育ユニット1との接続又は切り離しを可能
とする接続装置9を備えている。このような飼育ユニッ
ト1は、接続装置8,9によって給気ダクト4と排気ダ
クト5とから離脱され、飼育ユニット1をラック2から
取り出すことができるようになっている。
収容箱10の下部に給気口11が設けられ、この給気口
11から供給される空気の流れを規制する気流制御板1
2と、収容箱10の下部の上記給気口11と反対側に、
飼育ユニット1内の空気を排出する排気口13とを有し
ている。排気口13は、収容箱10内の空気を空調装置
3に導く排気ダクト5と連結され、この連結部には排気
ダクト5と飼育ユニット1との接続又は切り離しを可能
とする接続装置9を備えている。このような飼育ユニッ
ト1は、接続装置8,9によって給気ダクト4と排気ダ
クト5とから離脱され、飼育ユニット1をラック2から
取り出すことができるようになっている。
【0019】上記接続装置8は、図4に示すように、飼
育ユニット1と給気ダクト4とが離脱された時に、飼育
ユニット1の給気口11を密閉する第1の閉塞弁81
と、給気ダクト4の接続部先端を密閉する第2の閉塞弁
86とを有している。上記第1の閉塞弁81は、円形状
の開口部のほぼ中心付近に支持された支軸82の一端に
固着され、この支軸82は支持材83によって進退可能
の支持されている。また、支軸82の他端には凹状押圧
体84が固着されている。この支軸82には、バネ状部
材85が凹状押圧体84と支持材83とに両端が接する
ように巻装され、凹状押圧体84を付勢することによっ
て、閉塞弁81が開口部を遮蔽する位置に保持される構
成となっている。
育ユニット1と給気ダクト4とが離脱された時に、飼育
ユニット1の給気口11を密閉する第1の閉塞弁81
と、給気ダクト4の接続部先端を密閉する第2の閉塞弁
86とを有している。上記第1の閉塞弁81は、円形状
の開口部のほぼ中心付近に支持された支軸82の一端に
固着され、この支軸82は支持材83によって進退可能
の支持されている。また、支軸82の他端には凹状押圧
体84が固着されている。この支軸82には、バネ状部
材85が凹状押圧体84と支持材83とに両端が接する
ように巻装され、凹状押圧体84を付勢することによっ
て、閉塞弁81が開口部を遮蔽する位置に保持される構
成となっている。
【0020】一方、第2の閉塞弁86も同様に給気ダク
ト側の開口部において、支持材88で進退可能に支持さ
れた支軸87に固着されている。また、支軸87の他端
には凸状押圧体89が固着され、バネ部材90によって
開口部を閉鎖するように付勢されている。凸状押圧体8
9は上記凹状押圧体84と対向するように支持されてお
り、飼育ユニット1がラックの所定位置に載置されると
凹状押圧体84と凸状押圧体89とが嵌合され、図5に
示すようにバネ部材85、90に圧縮力が作用する。こ
れにより閉塞弁81、86がそれぞれ開放され、飼育ユ
ニット1と給気ダクト4とが連通されるようになってい
る。なお、排気口の接続装置9も上記接続装置8と同じ
構成のものである。
ト側の開口部において、支持材88で進退可能に支持さ
れた支軸87に固着されている。また、支軸87の他端
には凸状押圧体89が固着され、バネ部材90によって
開口部を閉鎖するように付勢されている。凸状押圧体8
9は上記凹状押圧体84と対向するように支持されてお
り、飼育ユニット1がラックの所定位置に載置されると
凹状押圧体84と凸状押圧体89とが嵌合され、図5に
示すようにバネ部材85、90に圧縮力が作用する。こ
れにより閉塞弁81、86がそれぞれ開放され、飼育ユ
ニット1と給気ダクト4とが連通されるようになってい
る。なお、排気口の接続装置9も上記接続装置8と同じ
構成のものである。
【0021】上記のような格納システムは様々な動植物
の飼育に使用することができるが、蚕の無菌飼育に使用
した例について、次に説明する。一般に、養蚕は、蚕の
成長に応じて温度・湿度、飼育スペース、餌の量を変え
る必要があり、細心の注意とかなりの労力を要するとい
われている。また、蚕病の的確な防除策がなく、蚕の作
柄が不安定といったリスクがある。本実施例では、飼育
ユニット1として700W×150D×70Hの大きさ
のものを用い、蚕の成長過程に応じて飼育ユニットを増
加させ、適切な飼育スペースに設定するようにする。
の飼育に使用することができるが、蚕の無菌飼育に使用
した例について、次に説明する。一般に、養蚕は、蚕の
成長に応じて温度・湿度、飼育スペース、餌の量を変え
る必要があり、細心の注意とかなりの労力を要するとい
われている。また、蚕病の的確な防除策がなく、蚕の作
柄が不安定といったリスクがある。本実施例では、飼育
ユニット1として700W×150D×70Hの大きさ
のものを用い、蚕の成長過程に応じて飼育ユニットを増
加させ、適切な飼育スペースに設定するようにする。
【0022】孵化直後の幼虫は体長3mm程度で蟻蚕と
呼ばれており、予め殺菌された飼育ユニット1の中に蟻
蚕を約5000頭収容する。このとき、飼育ユニット1
の数は3個に設定する。飼育ユニット1は、図2に示す
ように、接続装置8によって給気ダクト4が接続される
とともに、接続装置9によって排気ダクト5が接続され
ている。これにより、空調装置3からの空気が再熱コイ
ル6及びフィルター7を介して飼育ユニット1に供給さ
れ、飼育ユニット1内が適切な環境及び無菌状態に保持
される。飼育ユニット1に供給された空気は収容箱10
内を循環した後、排気口13から排気ダクト9へ排出さ
れる。このような飼育ユニット1で蟻蚕を飼育する際に
は、空調装置3及び再熱コイル6を適切に調節し、各飼
育ユニット1内の温度を26℃〜27℃、湿度を80%
〜90%に調整する。この時期、蚕には新鮮な柔らかい
桑葉を絶やさないように与える。3日後、摂食行動が止
まり、「眠」という静止状態に入る。このときは、飼育
ユニット1内の温度をわずかに下げ、除湿して湿度を7
0〜75%に調節する。ここまでの工程を1令といい、
蚕の体長は7mmに達する。
呼ばれており、予め殺菌された飼育ユニット1の中に蟻
蚕を約5000頭収容する。このとき、飼育ユニット1
の数は3個に設定する。飼育ユニット1は、図2に示す
ように、接続装置8によって給気ダクト4が接続される
とともに、接続装置9によって排気ダクト5が接続され
ている。これにより、空調装置3からの空気が再熱コイ
ル6及びフィルター7を介して飼育ユニット1に供給さ
れ、飼育ユニット1内が適切な環境及び無菌状態に保持
される。飼育ユニット1に供給された空気は収容箱10
内を循環した後、排気口13から排気ダクト9へ排出さ
れる。このような飼育ユニット1で蟻蚕を飼育する際に
は、空調装置3及び再熱コイル6を適切に調節し、各飼
育ユニット1内の温度を26℃〜27℃、湿度を80%
〜90%に調整する。この時期、蚕には新鮮な柔らかい
桑葉を絶やさないように与える。3日後、摂食行動が止
まり、「眠」という静止状態に入る。このときは、飼育
ユニット1内の温度をわずかに下げ、除湿して湿度を7
0〜75%に調節する。ここまでの工程を1令といい、
蚕の体長は7mmに達する。
【0023】約1日の眠の後、蚕は「起蚕」と呼ばれる
脱皮行動をし、2令期に入る。蚕は2回目の眠に入るま
で2〜3日程度摂食を続け、体長は12mmに達する。
この時期は、飼育ユニット内の温度を25℃〜26℃、
湿度を85%に調節する。そして、2回目の眠に入る
と、飼育ユニット内の温度を25℃〜26℃、湿度を7
0〜75%に調節する。
脱皮行動をし、2令期に入る。蚕は2回目の眠に入るま
で2〜3日程度摂食を続け、体長は12mmに達する。
この時期は、飼育ユニット内の温度を25℃〜26℃、
湿度を85%に調節する。そして、2回目の眠に入る
と、飼育ユニット内の温度を25℃〜26℃、湿度を7
0〜75%に調節する。
【0024】3令期に入ると、飼育ユニット内の温度を
わずかに下げ、湿度を80%〜83%に調節する。3令
では蚕は3〜4日摂食を続け、体長が25mmに達す
る。3回目の眠では、飼育ユニット内の温度を25℃〜
26℃、湿度を70〜75%に調整する。
わずかに下げ、湿度を80%〜83%に調節する。3令
では蚕は3〜4日摂食を続け、体長が25mmに達す
る。3回目の眠では、飼育ユニット内の温度を25℃〜
26℃、湿度を70〜75%に調整する。
【0025】3令の後(孵化後13日)、飼育ユニット
1内の蚕を入れ替え、拡座すなわちスペースの拡張を行
う。拡座の際には飼育ユニット1をラック2から取り出
して作業する必要があり、図6に示すように、飼育ユニ
ット1をクレーンで持ち上げ搬出する。このとき、飼育
ユニット1を持ち上げると給気口が第1の閉塞弁81に
よって密閉されるとともに、給気ダクト4の先端部が第
2の閉塞弁86によって密閉される。同様に接続装置9
では、飼育ユニット1の排気口13と、排気ダクト5の
先端が密閉される。こうして、飼育ユニット1は給気ダ
クト4及び排気ダクト5から離脱される。このとき、他
の飼育ユニット1には全く影響を与えることがなく、各
々の飼育ユニット1内は所定の環境に保持される。離脱
された飼育ユニット1は作業室へ搬送され、その後、飼
育ユニット1内の蚕が取り出され、1個の飼育ユニット
内の蚕が予め滅菌された3個の飼育ユニット1にそれぞ
れ取り分けられる。これにより飼育ユニット1の数は9
個となる。
1内の蚕を入れ替え、拡座すなわちスペースの拡張を行
う。拡座の際には飼育ユニット1をラック2から取り出
して作業する必要があり、図6に示すように、飼育ユニ
ット1をクレーンで持ち上げ搬出する。このとき、飼育
ユニット1を持ち上げると給気口が第1の閉塞弁81に
よって密閉されるとともに、給気ダクト4の先端部が第
2の閉塞弁86によって密閉される。同様に接続装置9
では、飼育ユニット1の排気口13と、排気ダクト5の
先端が密閉される。こうして、飼育ユニット1は給気ダ
クト4及び排気ダクト5から離脱される。このとき、他
の飼育ユニット1には全く影響を与えることがなく、各
々の飼育ユニット1内は所定の環境に保持される。離脱
された飼育ユニット1は作業室へ搬送され、その後、飼
育ユニット1内の蚕が取り出され、1個の飼育ユニット
内の蚕が予め滅菌された3個の飼育ユニット1にそれぞ
れ取り分けられる。これにより飼育ユニット1の数は9
個となる。
【0026】拡座されて4令期に入ると、蚕は壮蚕とな
り、4〜5日間摂食行動を続けて体長は40mmに達す
る。このとき、飼育ユニット内の温度を24℃〜25
℃、湿度を80%に調整する。その後、上記と同様に蚕
の拡座が行われ、各飼育ユニット1内の蚕がそれぞれ3
個の飼育ユニット1に取り分けられる。これにより飼育
ユニット1の数は27個となる。5令期では、各飼育ユ
ニット1内の温度を22℃〜23℃、湿度を60〜70
%に調整する。5令は蚕の幼虫としての最終令で、体長
は70mmに達する。このとき、蚕の全令期間で摂食す
る桑葉の量の80%が摂収される。
り、4〜5日間摂食行動を続けて体長は40mmに達す
る。このとき、飼育ユニット内の温度を24℃〜25
℃、湿度を80%に調整する。その後、上記と同様に蚕
の拡座が行われ、各飼育ユニット1内の蚕がそれぞれ3
個の飼育ユニット1に取り分けられる。これにより飼育
ユニット1の数は27個となる。5令期では、各飼育ユ
ニット1内の温度を22℃〜23℃、湿度を60〜70
%に調整する。5令は蚕の幼虫としての最終令で、体長
は70mmに達する。このとき、蚕の全令期間で摂食す
る桑葉の量の80%が摂収される。
【0027】孵化後25日で蚕は5令末期を迎え、摂食
が止まって繭づくりが始まる。2日程度で繭は完成し、
幼虫は繭の中で脱皮して蛹になる。蛹の中で12日を経
過した後、最後の脱皮をして蛾になって蚕としての一生
を終える。なお、上記成長過程において、蚕は歩行能力
が少ないので、桑葉を食べ尽くしても他の枝に移ること
ができない。このため、放し飼いをすることができず、
室内で手間をかけて飼育するしかない。1令には桑葉を
細かく刻んで朝夕2回給餌する。2令では1令の3倍、
3令では9倍の桑葉量を与え、食べ残しや糞を適宜取り
除く必要がある。また壮蚕では桑葉を刻む必要はない
が、掃除は毎日必要である。桑葉は、4令で1令の40
倍、5令で250倍程の量を与える必要がある。
が止まって繭づくりが始まる。2日程度で繭は完成し、
幼虫は繭の中で脱皮して蛹になる。蛹の中で12日を経
過した後、最後の脱皮をして蛾になって蚕としての一生
を終える。なお、上記成長過程において、蚕は歩行能力
が少ないので、桑葉を食べ尽くしても他の枝に移ること
ができない。このため、放し飼いをすることができず、
室内で手間をかけて飼育するしかない。1令には桑葉を
細かく刻んで朝夕2回給餌する。2令では1令の3倍、
3令では9倍の桑葉量を与え、食べ残しや糞を適宜取り
除く必要がある。また壮蚕では桑葉を刻む必要はない
が、掃除は毎日必要である。桑葉は、4令で1令の40
倍、5令で250倍程の量を与える必要がある。
【0028】上記のような工程で、本例の格納システム
を使用すると、各飼育ユニット1を適宜取り出して、給
餌、掃除、拡座等を行うことができ、作業が極めて簡便
となる。また、ひとつの飼育ユニット1をラック2から
離脱しても、この飼育ユニット1の給気口及び排気口が
密閉され、飼育ユニット1の環境が均一に保たれるとと
もに、吸気ダクト4及び排気ダクト5が密閉され、他の
飼育ユニット1を汚染することがない。また、ひとつの
飼育ユニット1で病気が発生しても、他の飼育ユニット
1へ病気が拡散されることもなく、管理が極めて容易と
なる。さらに、再熱コイル6やフィルター7を調節する
ことにより、各飼育ユニットの環境を番地管理してそれ
ぞれを所定の空調条件にすることができ、飼育環境をよ
り適切な条件に設定することができる。このため、無菌
飼育した蚕をウィルスなどの培地とするなど、バイオ関
連の基礎研究に用いることも可能となる。また、倉庫空
間全体を空調しなくてもすむため、省エネルギー化が図
れる。
を使用すると、各飼育ユニット1を適宜取り出して、給
餌、掃除、拡座等を行うことができ、作業が極めて簡便
となる。また、ひとつの飼育ユニット1をラック2から
離脱しても、この飼育ユニット1の給気口及び排気口が
密閉され、飼育ユニット1の環境が均一に保たれるとと
もに、吸気ダクト4及び排気ダクト5が密閉され、他の
飼育ユニット1を汚染することがない。また、ひとつの
飼育ユニット1で病気が発生しても、他の飼育ユニット
1へ病気が拡散されることもなく、管理が極めて容易と
なる。さらに、再熱コイル6やフィルター7を調節する
ことにより、各飼育ユニットの環境を番地管理してそれ
ぞれを所定の空調条件にすることができ、飼育環境をよ
り適切な条件に設定することができる。このため、無菌
飼育した蚕をウィルスなどの培地とするなど、バイオ関
連の基礎研究に用いることも可能となる。また、倉庫空
間全体を空調しなくてもすむため、省エネルギー化が図
れる。
【0029】なお、本実施形態では、養蚕についての格
納システムを説明したが、これに限らず、他の空調を利
用したシステムに応用できる。例えば、細菌培養の過程
では、培地材料の品質の変動を最小限にとどめる必要が
あり、上記のように各ユニットを特定の空調条件に制御
できる点で、ウィルスの増殖に使うワクチン製剤の品質
管理などに適切である。なお、動植物等の飼育に限ら
ず、美術品、骨董品等の収臓にも用いられることはいう
までもない。
納システムを説明したが、これに限らず、他の空調を利
用したシステムに応用できる。例えば、細菌培養の過程
では、培地材料の品質の変動を最小限にとどめる必要が
あり、上記のように各ユニットを特定の空調条件に制御
できる点で、ウィルスの増殖に使うワクチン製剤の品質
管理などに適切である。なお、動植物等の飼育に限ら
ず、美術品、骨董品等の収臓にも用いられることはいう
までもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明に係る格納システムは、格納スペースが、ラックに
支持された複数の格納容器に分割されており、それぞれ
の容器内へ収容物の搬入・搬出・操作等を行なう場合に
も他の容器内の環境に影響を与えることがなく、環境を
適切に保つことが容易となる。また、格納容器が立体的
に配列されるので、小さい範囲に多くの格納容器を収納
することができ、スペースの有効利用が図れる。
発明に係る格納システムは、格納スペースが、ラックに
支持された複数の格納容器に分割されており、それぞれ
の容器内へ収容物の搬入・搬出・操作等を行なう場合に
も他の容器内の環境に影響を与えることがなく、環境を
適切に保つことが容易となる。また、格納容器が立体的
に配列されるので、小さい範囲に多くの格納容器を収納
することができ、スペースの有効利用が図れる。
【0031】請求項2に記載の発明に係る格納システム
では、除菌装置又は滅菌装置と、空除塵装置とによっ
て、供給される空気を清浄化することができ、格納容器
内を無菌・無塵状態に保つことができる。また、動植物
等を収容した時に、容器内の清掃や操作等を個別に行な
うことができ、他の容器の無菌・無塵状態を維持して作
業を行なうことができる。このため、管理が究めて容易
となる。
では、除菌装置又は滅菌装置と、空除塵装置とによっ
て、供給される空気を清浄化することができ、格納容器
内を無菌・無塵状態に保つことができる。また、動植物
等を収容した時に、容器内の清掃や操作等を個別に行な
うことができ、他の容器の無菌・無塵状態を維持して作
業を行なうことができる。このため、管理が究めて容易
となる。
【0032】請求項3に記載の発明に係る格納システム
では、各格納容器内の環境を空調補助手段によって調整
することができ、各格納容器で条件を変えて管理するこ
とが可能となる。このため、動植物等を様々な異なる条
件で飼育したり、動植物等の成長にともなって環境条件
を変化させて飼育することも容易となり、動植物の飼育
・管理が極めて容易となる。
では、各格納容器内の環境を空調補助手段によって調整
することができ、各格納容器で条件を変えて管理するこ
とが可能となる。このため、動植物等を様々な異なる条
件で飼育したり、動植物等の成長にともなって環境条件
を変化させて飼育することも容易となり、動植物の飼育
・管理が極めて容易となる。
【0033】請求項4に記載の発明に係る格納システム
では、接続装置によって格納容器を切り離してラックか
ら取り出したときに、格納容器および給気ダクトの気密
性を維持することができる。したがって、格納容器をラ
ックから取り出しても、給気ダクトと各格納容器との無
菌・無塵状態を維持することができ、環境条件を良好に
維持できるとともに、作業効率を向上することができ
る。
では、接続装置によって格納容器を切り離してラックか
ら取り出したときに、格納容器および給気ダクトの気密
性を維持することができる。したがって、格納容器をラ
ックから取り出しても、給気ダクトと各格納容器との無
菌・無塵状態を維持することができ、環境条件を良好に
維持できるとともに、作業効率を向上することができ
る。
【図1】請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に
記載の発明の一実施形態である格納システムを示す概略
構成図である。
記載の発明の一実施形態である格納システムを示す概略
構成図である。
【図2】図1に示す格納システムで用いられるラックの
拡大図である。
拡大図である。
【図3】上記格納システムで用いられる飼育ユニットを
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図4】上記格納システムで用いられる、飼育ユニット
と給気ダクトとの接続装置を示す概略断面図である。
と給気ダクトとの接続装置を示す概略断面図である。
【図5】上記図3に示す接続装置の接続した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】上記格納システムで用いられる飼育ユニットの
ラックから取り出す状態を示す図である。
ラックから取り出す状態を示す図である。
1 飼育ユニット 2 ラック 3 空調装置 4 給気ダクト 5 排気ダクト 6 再熱コイル 7 HEPAフィルター 8 接続装置 9 接続装置 10 収容箱 11 給気口 12 気流制御板 13 排気口 81 第1の閉塞弁 82、87 支軸 83、88 支持材 84 凹状押圧体 85、90 バネ状部材 86 第2の閉塞弁 89 凸状押圧体
Claims (4)
- 【請求項1】 気密性を有する複数の格納容器と、 前記複数の格納容器を立体的に配列して支持するラック
と、 前記格納容器へ所定条件の空気を供給する空調装置と、 該空調装置から前記ラックに支持された格納容器に給気
を行なう給気ダクトとを有することを特徴とする格納シ
ステム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の格納システムにおい
て、 前記格納容器へ供給される空気をほぼ無菌状態とする除
菌装置または滅菌装置と、 前記格納容器に供給される空気中に浮遊する塵を除去す
る除塵装置とを有することを特徴とする格納システム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の格納シ
ステムにおいて、 前記複数の格納容器に給気を行なうように分割された給
気ダクトのそれぞれに、供給される空気の温度又は相対
湿度を調整する空調補助手段を有することを特徴とする
格納システム。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3に記載の格納シ
ステムにおいて、 前記給気ダクトと格納容器とを着脱可能とする接続装置
を備え、 該接続装置は、 前記格納容器と給気ダクトとが離脱された時に、該格納
容器の給気口を密閉する第1の閉塞弁と、給気ダクトの
格納容器との接続部先端を密閉する第2の閉塞弁とを有
することを特徴とする格納システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10475796A JPH09271284A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 格納システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10475796A JPH09271284A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 格納システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271284A true JPH09271284A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14389370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10475796A Withdrawn JPH09271284A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 格納システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271284A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100425938B1 (ko) * | 2002-01-17 | 2004-04-14 | 박천귀 | 실험동물 사육용 케이지의 급기용 이중 안전밸브 |
| JP2022537728A (ja) * | 2019-06-17 | 2022-08-29 | プロティックス ビー.ブイ. | 昆虫飼育のための気候制御システム |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP10475796A patent/JPH09271284A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100425938B1 (ko) * | 2002-01-17 | 2004-04-14 | 박천귀 | 실험동물 사육용 케이지의 급기용 이중 안전밸브 |
| JP2022537728A (ja) * | 2019-06-17 | 2022-08-29 | プロティックス ビー.ブイ. | 昆虫飼育のための気候制御システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |