JPH09271530A - トルク加算形錘装置 - Google Patents
トルク加算形錘装置Info
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- JPH09271530A JPH09271530A JP29283796A JP29283796A JPH09271530A JP H09271530 A JPH09271530 A JP H09271530A JP 29283796 A JP29283796 A JP 29283796A JP 29283796 A JP29283796 A JP 29283796A JP H09271530 A JPH09271530 A JP H09271530A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速回転する回転子を用い、ジャイロ効果に
よる才差トルクを発生させ、その才差トルクに基づく捩
じり力を錘の重さに加算して感知させ得るようにしたト
ルク加算形錘装置を提供すること。 【解決手段】 トルク錘構造体に高速度で回転駆動され
る少なくとも1つの回転子1、19、41、41’を具
備させ、この回転子の回転軸と直角な入力軸のまわり
に、入力トルクを作用せしめることによって、回転子
1、19、41、41’がジャイロ効果による才差出力
トルクを発生し、その才差出力トルクから生ずる捩じり
力を錘の重さに加算して感知し得るトルク加算形錘装置
を構成したものである。
よる才差トルクを発生させ、その才差トルクに基づく捩
じり力を錘の重さに加算して感知させ得るようにしたト
ルク加算形錘装置を提供すること。 【解決手段】 トルク錘構造体に高速度で回転駆動され
る少なくとも1つの回転子1、19、41、41’を具
備させ、この回転子の回転軸と直角な入力軸のまわり
に、入力トルクを作用せしめることによって、回転子
1、19、41、41’がジャイロ効果による才差出力
トルクを発生し、その才差出力トルクから生ずる捩じり
力を錘の重さに加算して感知し得るトルク加算形錘装置
を構成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錘の重量に加え
て、回転子のジャイロ効果を利用し、錘に捩り力を併発
せしめるトルクを生成可能なトルク加算形錘装置に関す
る。このようなトルク加算形錘装置は典型的には健常者
の筋肉の鍛練や運動機能障害者の運動機能の回復等の用
途に、更には宇宙空間の無重力下における身体の回転運
動による遠心力に加算して捩じり力を発生せしめること
により、筋肉力の低下防止を図る用途等に効果的に利用
することが可能である。
て、回転子のジャイロ効果を利用し、錘に捩り力を併発
せしめるトルクを生成可能なトルク加算形錘装置に関す
る。このようなトルク加算形錘装置は典型的には健常者
の筋肉の鍛練や運動機能障害者の運動機能の回復等の用
途に、更には宇宙空間の無重力下における身体の回転運
動による遠心力に加算して捩じり力を発生せしめること
により、筋肉力の低下防止を図る用途等に効果的に利用
することが可能である。
【0002】
【従来の技術】従来、ダンベル体操用錘などの運動用錘
は、その重量や遠心力を筋肉に加えるようにして用いら
れているが、主として重量によって決まる単一作用力し
か体操者に付与することができず、簡単安価な手段で捩
り力を相乗して発生、作用させることはできなかった。
は、その重量や遠心力を筋肉に加えるようにして用いら
れているが、主として重量によって決まる単一作用力し
か体操者に付与することができず、簡単安価な手段で捩
り力を相乗して発生、作用させることはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
鑑みて本発明の目的は、錘に、高速で回転する回転子機
構を具備せしめ、スポーツ運動等によって入力トルクを
回転子に印加し、回転子のジャイロ効果によって、錘に
捩りトルクを発生せしめ錘重量にトルクを加算して捩じ
り力を作用させ、2作用力によって錘効果を増加させる
ことができるトルク加算形錘装置を提供するものであ
る。
鑑みて本発明の目的は、錘に、高速で回転する回転子機
構を具備せしめ、スポーツ運動等によって入力トルクを
回転子に印加し、回転子のジャイロ効果によって、錘に
捩りトルクを発生せしめ錘重量にトルクを加算して捩じ
り力を作用させ、2作用力によって錘効果を増加させる
ことができるトルク加算形錘装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の発明の目的に鑑み
て本発明によれば、トルク錘構造体に高速度で回転駆動
される回転子を具備させ、この回転子の回転軸と直角な
入力軸のまわりに、入力トルクを作用せしめることによ
って、回転子がジャイロ効果による才差出力トルクを発
生し、その才差出力トルクから生ずる捩じり力を感知し
得る構成を設けたものである。すなわち、この才差出力
トルクは、回転子の回転子軸と上記入力軸とに直角な才
差軸のまわりに発生し、錘の捩り力となって、錘の重さ
と相乗的に感知でき、錘効果の増強を図ることができる
のである。
て本発明によれば、トルク錘構造体に高速度で回転駆動
される回転子を具備させ、この回転子の回転軸と直角な
入力軸のまわりに、入力トルクを作用せしめることによ
って、回転子がジャイロ効果による才差出力トルクを発
生し、その才差出力トルクから生ずる捩じり力を感知し
得る構成を設けたものである。すなわち、この才差出力
トルクは、回転子の回転子軸と上記入力軸とに直角な才
差軸のまわりに発生し、錘の捩り力となって、錘の重さ
と相乗的に感知でき、錘効果の増強を図ることができる
のである。
【0005】すなわち、本発明によれば、高速回転駆動
手段によって回転駆動される少なくとも1つの回転子を
有した回転子機構を備えたトルク加算形錘装置におい
て、前記回転子が高速回転する高速回転軸と直角な入力
軸まわりの入力回転運動によって付与する入力トルクに
よって、前記高速回転軸と前記入力軸との両者に直角な
才差軸まわりに、ジャイロ効果による才差出力トルクを
生成し、前記回転子機構を含めた錘の重量と前記才差出
力トルクによる捩り力とを同時に感知可能にしたトルク
加算形錘装置を構成し、上述した課題の解決を図ったも
のである。
手段によって回転駆動される少なくとも1つの回転子を
有した回転子機構を備えたトルク加算形錘装置におい
て、前記回転子が高速回転する高速回転軸と直角な入力
軸まわりの入力回転運動によって付与する入力トルクに
よって、前記高速回転軸と前記入力軸との両者に直角な
才差軸まわりに、ジャイロ効果による才差出力トルクを
生成し、前記回転子機構を含めた錘の重量と前記才差出
力トルクによる捩り力とを同時に感知可能にしたトルク
加算形錘装置を構成し、上述した課題の解決を図ったも
のである。
【0006】このように構成すれば、例えば、スポーツ
運動の条件や種類によって、トルクの入力軸と才差出力
トルク軸の位置を任意に設定でき、さらに、電気的もし
くは機械的な回転駆動手段によって駆動される回転子の
高速回転速度を、任意に設定することによって、才差出
力トルクの大きさを任意に設定することもできる。
運動の条件や種類によって、トルクの入力軸と才差出力
トルク軸の位置を任意に設定でき、さらに、電気的もし
くは機械的な回転駆動手段によって駆動される回転子の
高速回転速度を、任意に設定することによって、才差出
力トルクの大きさを任意に設定することもできる。
【0007】
【作用】上述した構成によれば、高速回転する回転子へ
のトルクの入力に従って発生する才差出力トルクによ
り、錘に捩り力を発生せしめることができ、錘の重量
と、捩り力との相乗効果を得ることができるから、従来
の単一重量作用による錘効果に勝る2つの作用力を体操
者の筋肉等に作用、感知させ得ることから、錘効果の増
強を得ることができるのである。
のトルクの入力に従って発生する才差出力トルクによ
り、錘に捩り力を発生せしめることができ、錘の重量
と、捩り力との相乗効果を得ることができるから、従来
の単一重量作用による錘効果に勝る2つの作用力を体操
者の筋肉等に作用、感知させ得ることから、錘効果の増
強を得ることができるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるトルク加算形
錘装置を添付図面に示す実施の形態に基づいて更に詳細
に説明する。図1から図3は本発明の第1の実施の形態
に係るトルク加算形錘装置を示す図であり、回転子の高
速回転駆動手段として単一の電気モータを有したダンベ
ル体操用アレイに応用した形態のものであり、図1は同
錘装置の縦断面図、図2は図1の装置を側面から見た全
体側面図、図3は図1のA−A線に沿う回転子機構の収
納状態を示した平面図である。
錘装置を添付図面に示す実施の形態に基づいて更に詳細
に説明する。図1から図3は本発明の第1の実施の形態
に係るトルク加算形錘装置を示す図であり、回転子の高
速回転駆動手段として単一の電気モータを有したダンベ
ル体操用アレイに応用した形態のものであり、図1は同
錘装置の縦断面図、図2は図1の装置を側面から見た全
体側面図、図3は図1のA−A線に沿う回転子機構の収
納状態を示した平面図である。
【0009】図1〜3を参照して、本発明に係るトルク
加算形錘装置は、回転子機構を備えており、この回転子
機構は回転子1を有している。この回転子1は円筒状の
リムを有し、軸心回りに適正な慣性モーメントを有して
軸心S−S’を電気モータ2の回転軸3に一致させて接
着またはねじ止め等の適宜手段によって固定され、電気
モータ2は支持枠4に固定されている。この支持枠4
は、最外部のケース5の一つの内面壁に固定されてい
る。なお、電気モータ2として外側回転子型の電気モー
タを用いる場合は、該電気モータの内側固定子部をケー
ス5に直接固定し、外側回転子部を回転子1の円筒内面
に固定することによって支持枠4を省除することが可能
になる。
加算形錘装置は、回転子機構を備えており、この回転子
機構は回転子1を有している。この回転子1は円筒状の
リムを有し、軸心回りに適正な慣性モーメントを有して
軸心S−S’を電気モータ2の回転軸3に一致させて接
着またはねじ止め等の適宜手段によって固定され、電気
モータ2は支持枠4に固定されている。この支持枠4
は、最外部のケース5の一つの内面壁に固定されてい
る。なお、電気モータ2として外側回転子型の電気モー
タを用いる場合は、該電気モータの内側固定子部をケー
ス5に直接固定し、外側回転子部を回転子1の円筒内面
に固定することによって支持枠4を省除することが可能
になる。
【0010】ケース5の内部には、適数個の電源用乾電
池、すなわち、本例では4つの乾電池6、7、8および
9が収納され、上記ケース5の外部に突出させて操作で
きるようにした電源開閉スイッチ10、ケース5の外部
に装着した電気モータ2の速度調節用可変抵抗器11、
ケース5内の電気配線および底蓋12の内側に設けられ
た電池直列接続用金属片(図示略)を介して4つの乾電
池6,7,8および9の電源が電気モータ2に接続され
るようになっている。ここで、上記の電気モータ2の駆
動電源系統を示す回路図が図4である。
池、すなわち、本例では4つの乾電池6、7、8および
9が収納され、上記ケース5の外部に突出させて操作で
きるようにした電源開閉スイッチ10、ケース5の外部
に装着した電気モータ2の速度調節用可変抵抗器11、
ケース5内の電気配線および底蓋12の内側に設けられ
た電池直列接続用金属片(図示略)を介して4つの乾電
池6,7,8および9の電源が電気モータ2に接続され
るようになっている。ここで、上記の電気モータ2の駆
動電源系統を示す回路図が図4である。
【0011】4つの電池6ないし9のケース5に対する
出し入れは、底蓋12を開閉することによって行なわれ
る。底蓋12のケース5への固定は、図3に明示するよ
うに固定用ネジのネジ孔13−1〜13−4等の固定ね
じ(図示略)を装着することにより締結される。ケース
5は、図示のように、回転子機構の収納部として中空角
形(円筒形でも良い)の箱体構造を有し、その底部は上
記の底蓋12により閉塞され、上方部には外形が円形の
フランジ部5aを有し、このフランジ部5aおいて、接
続回転軸13を介して、ハンドホルダ14に接続、取付
けされている。なお、接続回転軸13は上下に押え板を
有すると同時に内部に結合ネジ(図示なし)を有した2
部品から形成することが可能であり、該内部の結合ネジ
を締結することにより、上下押え板の間にケース5のフ
ランジ部5aとハンドルホルダ14の下底板14aを挟
持している。
出し入れは、底蓋12を開閉することによって行なわれ
る。底蓋12のケース5への固定は、図3に明示するよ
うに固定用ネジのネジ孔13−1〜13−4等の固定ね
じ(図示略)を装着することにより締結される。ケース
5は、図示のように、回転子機構の収納部として中空角
形(円筒形でも良い)の箱体構造を有し、その底部は上
記の底蓋12により閉塞され、上方部には外形が円形の
フランジ部5aを有し、このフランジ部5aおいて、接
続回転軸13を介して、ハンドホルダ14に接続、取付
けされている。なお、接続回転軸13は上下に押え板を
有すると同時に内部に結合ネジ(図示なし)を有した2
部品から形成することが可能であり、該内部の結合ネジ
を締結することにより、上下押え板の間にケース5のフ
ランジ部5aとハンドルホルダ14の下底板14aを挟
持している。
【0012】ここで、ハンドホルダ14は握り部14b
を有し、この握り部14bに指を添えることにより、錘
装置全体を把持することができるものである。なお、ハ
ンドルホルダ14の握り軸X−X′と回転子1の軸心か
つ回転軸S−S′との相互の方向関係は、ケース5に対
するハンドルホルダ14の接続時の向き姿勢を接続回転
軸13の回りに回転設定し、角度設定ノブ15と、ケー
ス5のフランジ部5aおよびハンドルホルダ14の下底
板14aにおける直径Dの円周上に配置した貫通円錐形
孔h1 からh4 の何れかとの嵌合によって決定すること
ができる。すなわち、角度設定ノブ15を、スプリング
ばね機構16に抗して持ち上げ、ハンドホルダ14をケ
ース5に対して接続回転軸13を介して回転し、角度設
定ノブ15の円錐先端17をh2 に嵌合せしめると、回
転子1の回転軸S−S′とハンドホルダ14の握り軸X
−X′とは図1に示した平行関係から図3より明らかな
ように、90°の交叉角度を有した姿勢関係に設定され
る。
を有し、この握り部14bに指を添えることにより、錘
装置全体を把持することができるものである。なお、ハ
ンドルホルダ14の握り軸X−X′と回転子1の軸心か
つ回転軸S−S′との相互の方向関係は、ケース5に対
するハンドルホルダ14の接続時の向き姿勢を接続回転
軸13の回りに回転設定し、角度設定ノブ15と、ケー
ス5のフランジ部5aおよびハンドルホルダ14の下底
板14aにおける直径Dの円周上に配置した貫通円錐形
孔h1 からh4 の何れかとの嵌合によって決定すること
ができる。すなわち、角度設定ノブ15を、スプリング
ばね機構16に抗して持ち上げ、ハンドホルダ14をケ
ース5に対して接続回転軸13を介して回転し、角度設
定ノブ15の円錐先端17をh2 に嵌合せしめると、回
転子1の回転軸S−S′とハンドホルダ14の握り軸X
−X′とは図1に示した平行関係から図3より明らかな
ように、90°の交叉角度を有した姿勢関係に設定され
る。
【0013】つまり、角度設定ノブ15の同様の操作に
よって円錐形孔h3 およびh4 に嵌合せしめることによ
って握り軸X−X′と回転軸S−S′の対向角度姿勢を
意図的に変えることができるのである。なお、図1では
4つの円錐形孔h1 からh4 のみを示してあるが、必要
に応じて図3に示す直径D上に5つ以上の同形孔を設け
るようにすることも勿論、可能である。
よって円錐形孔h3 およびh4 に嵌合せしめることによ
って握り軸X−X′と回転軸S−S′の対向角度姿勢を
意図的に変えることができるのである。なお、図1では
4つの円錐形孔h1 からh4 のみを示してあるが、必要
に応じて図3に示す直径D上に5つ以上の同形孔を設け
るようにすることも勿論、可能である。
【0014】上述した構成の錘装置は、ケース5内に収
納された回転子機構の重さと、ハンドホルダ14を例え
ば鉄材等の大きな比重材料で形成した得た重さとの総合
重さに加算して更に高速回転する回転子1によって発揮
されるジャイロ効果によるトルクを利用した捩じり力を
生成して錘効果の増大を図るものであり、次に、握り軸
X−X′と回転軸S−S′との角度と、回転子1への入
力トルクおよび才差出力トルクとの関係から生成される
捩じり力に就いて図5を用いて説明する。
納された回転子機構の重さと、ハンドホルダ14を例え
ば鉄材等の大きな比重材料で形成した得た重さとの総合
重さに加算して更に高速回転する回転子1によって発揮
されるジャイロ効果によるトルクを利用した捩じり力を
生成して錘効果の増大を図るものであり、次に、握り軸
X−X′と回転軸S−S′との角度と、回転子1への入
力トルクおよび才差出力トルクとの関係から生成される
捩じり力に就いて図5を用いて説明する。
【0015】いま、回転子1は、回転軸S−S′のまわ
りにS1 ′側から見て時計まわりに電気モータ2の回転
駆動力を受けて高速回転し、そのときの角運動量の大き
さをHとする。例えば体操者がハンドホルダ14の握り
部14bを握り、ダンベル体操によるY−Y′軸まわり
の回転運動が同Y−Y’軸のY′側から見て反時計まわ
りに印加されると、回転子1には入力トルクTi がY′
側からみて反時計まわりに加えられる。
りにS1 ′側から見て時計まわりに電気モータ2の回転
駆動力を受けて高速回転し、そのときの角運動量の大き
さをHとする。例えば体操者がハンドホルダ14の握り
部14bを握り、ダンベル体操によるY−Y′軸まわり
の回転運動が同Y−Y’軸のY′側から見て反時計まわ
りに印加されると、回転子1には入力トルクTi がY′
側からみて反時計まわりに加えられる。
【0016】そのとき、回転子1の回転軸S−S′は物
理作用すなわちジャイロ効果によって入力トルクTi ベ
クトルと、回転子1の角運動量ベクトルHとの合成ベク
トルH′の方向へ動くトルク(才差運動トルク)を発生
し、結果としてZ−Z′軸まわりにZ′側から見て反時
計まわりに捩り力を発揮する才差出力トルクが発生す
る。
理作用すなわちジャイロ効果によって入力トルクTi ベ
クトルと、回転子1の角運動量ベクトルHとの合成ベク
トルH′の方向へ動くトルク(才差運動トルク)を発生
し、結果としてZ−Z′軸まわりにZ′側から見て反時
計まわりに捩り力を発揮する才差出力トルクが発生す
る。
【0017】同様に、S−S′軸、X−X′軸および入
力トルクの位置関係とベクトルの方向との組合せによ
り、種々方向の異なる捩り力を発生させることが可能と
なる。また、回転子1の高速回転速度値を可変抵抗器1
1のつまみ18を調節することによって、電気モータ2
の回転速度を調節して才差出力トルクを調節的に変える
ことができる。
力トルクの位置関係とベクトルの方向との組合せによ
り、種々方向の異なる捩り力を発生させることが可能と
なる。また、回転子1の高速回転速度値を可変抵抗器1
1のつまみ18を調節することによって、電気モータ2
の回転速度を調節して才差出力トルクを調節的に変える
ことができる。
【0018】図6は、本発明に係るトルク加算形錘装置
の第2の実施の形態を示す正面断面図であり、また、図
7は図6の右側面側から見た側面図である。本実施形態
では、回転子機構の構成が前述の実施形態とは異なり、
回転子を高速回転速度駆動する回転駆動手段を周知の機
械的なぜんまい歯車機構によって形成し、ダンベル体操
用アレイに応用した錘装置の例である。
の第2の実施の形態を示す正面断面図であり、また、図
7は図6の右側面側から見た側面図である。本実施形態
では、回転子機構の構成が前述の実施形態とは異なり、
回転子を高速回転速度駆動する回転駆動手段を周知の機
械的なぜんまい歯車機構によって形成し、ダンベル体操
用アレイに応用した錘装置の例である。
【0019】本実施形態によるトルク加算形錘装置は、
回転子19を有し、この回転子19は、回転軸23に固
定され、該回転軸23には、ぜんまい歯車機構20の出
力歯車21に噛合して高速回転する小歯車22が取付け
られている。高速回転する回転軸23は、ボールベアリ
ング24、25を介して軸両端が支持板26、27によ
って支持されている。
回転子19を有し、この回転子19は、回転軸23に固
定され、該回転軸23には、ぜんまい歯車機構20の出
力歯車21に噛合して高速回転する小歯車22が取付け
られている。高速回転する回転軸23は、ボールベアリ
ング24、25を介して軸両端が支持板26、27によ
って支持されている。
【0020】支持板26、27は、ケース28の底板2
8aと上部の天板28bとにねじ止め等により固定され
ている。ぜんまい歯車機構20のぜんまいは、捲上げノ
ブ29を回転させることによって回転駆動力を蓄勢して
出力歯車21を回転駆動し、他方、同出力歯車21の回
転始動と停止は、周知のリリースノブ30の操作により
制御することができる。
8aと上部の天板28bとにねじ止め等により固定され
ている。ぜんまい歯車機構20のぜんまいは、捲上げノ
ブ29を回転させることによって回転駆動力を蓄勢して
出力歯車21を回転駆動し、他方、同出力歯車21の回
転始動と停止は、周知のリリースノブ30の操作により
制御することができる。
【0021】回転子19の回転速度調節は、高速回転軸
23の延長上に固定された周知の遠心錘と弾性支持腕と
から成るガバナ31の回転板32が回転する間に、同回
転板32の回転速度を接触板35の接触圧で制動力を調
節、作用させることにより達成され、接触板35が取着
された調節回転軸34の先端に刻設したねじと支持板2
7の上部に螺設したねじ孔との係合により、該調節回転
軸34の軸方向の送りを調節し、接触板35の左右の変
位をレバー33の回転操作によって、調節設定すること
で速度調節が成される構成となっている。
23の延長上に固定された周知の遠心錘と弾性支持腕と
から成るガバナ31の回転板32が回転する間に、同回
転板32の回転速度を接触板35の接触圧で制動力を調
節、作用させることにより達成され、接触板35が取着
された調節回転軸34の先端に刻設したねじと支持板2
7の上部に螺設したねじ孔との係合により、該調節回転
軸34の軸方向の送りを調節し、接触板35の左右の変
位をレバー33の回転操作によって、調節設定すること
で速度調節が成される構成となっている。
【0022】なお、レバー33の一端からケース28の
外面に向けて突出したピン36は、その先端が同ケース
28の外面の円周上に複数設けられた嵌合孔28a(図
7参照)へ嵌合させれば、レバー33の不必要な自由回
転を抑止でき、かつ、速度設定を行うことができる。上
述の第1および第2の実施形態において、錘の総重量
を、増加させたい場合は、図1に示すように1つまたは
複数のリング状錘W1 をハンドホルダ14の外周域等の
適宜部位に追加、取着すればよく、リング状錘W1 はハ
ンドホルダ14とケース5又は28のフランジ部に形成
された貫通孔に周知のボルト・ナットを用いてクランプ
する等の方法で取着することができる。つまり、錘W1
は、前述の孔h1 〜h4 の何れか2つの孔と、これらの
孔と対向するハンドホルダ14の孔とに、取付け取外し
自由のボルト・ナット等の締結手段によってハンドホル
ダ14に固定されるものである。
外面に向けて突出したピン36は、その先端が同ケース
28の外面の円周上に複数設けられた嵌合孔28a(図
7参照)へ嵌合させれば、レバー33の不必要な自由回
転を抑止でき、かつ、速度設定を行うことができる。上
述の第1および第2の実施形態において、錘の総重量
を、増加させたい場合は、図1に示すように1つまたは
複数のリング状錘W1 をハンドホルダ14の外周域等の
適宜部位に追加、取着すればよく、リング状錘W1 はハ
ンドホルダ14とケース5又は28のフランジ部に形成
された貫通孔に周知のボルト・ナットを用いてクランプ
する等の方法で取着することができる。つまり、錘W1
は、前述の孔h1 〜h4 の何れか2つの孔と、これらの
孔と対向するハンドホルダ14の孔とに、取付け取外し
自由のボルト・ナット等の締結手段によってハンドホル
ダ14に固定されるものである。
【0023】次に、図8は、本発明に係るトルク加算形
錘装置の第3の実施の形態を示す図であり、回転駆動手
段として、2つの電気モータを有するダンベル体操用ア
レイに応用したトルク加算形錘装置の例である。本実施
形態のトルク加算形錘装置は、回転子41および41’
を有した2つ1対の回転子機構を有し、それぞれの回転
子機構を収納する2つの円筒状ケース37および37′
の内部に回転駆動源を形成する電気モータ38および3
8′がそれぞれ支持枠39および39′を介して該円筒
状ケース37および37′の内壁面に夫々ボルトねじ等
の固定手段を用いて固定されている。なお、既述の第1
の実施形態に就いて記載したように、電気モータとして
外側回転子型の電気モータを用いる場合、支持枠39、
39′を省除することが可能であることは言うまでもな
い。
錘装置の第3の実施の形態を示す図であり、回転駆動手
段として、2つの電気モータを有するダンベル体操用ア
レイに応用したトルク加算形錘装置の例である。本実施
形態のトルク加算形錘装置は、回転子41および41’
を有した2つ1対の回転子機構を有し、それぞれの回転
子機構を収納する2つの円筒状ケース37および37′
の内部に回転駆動源を形成する電気モータ38および3
8′がそれぞれ支持枠39および39′を介して該円筒
状ケース37および37′の内壁面に夫々ボルトねじ等
の固定手段を用いて固定されている。なお、既述の第1
の実施形態に就いて記載したように、電気モータとして
外側回転子型の電気モータを用いる場合、支持枠39、
39′を省除することが可能であることは言うまでもな
い。
【0024】さて、上記の2つの円筒状ケース37およ
び37’は後述の筒42を両者間に介在して略同軸に結
合されることにより、従来より周知のアレイの構造に形
成されており、本実施形態では筒42は一方の円筒状ケ
ース37と一体部品として形成されている。上述した2
つの円筒ケース37および37’の内部に収納された電
気モータ38および38′の回転軸40および40′は
略同軸に、かつ、それぞれが外向きに配置され、これら
の回転軸40および40’にはそれぞれ回転子40およ
び41′が図示のように固定されている。つまり、回転
軸40および40′は、錘装置の中心軸X−X′上に、
同一方向の角運動量ベクトルを発生するべく、同一方向
の回転を生ずるように設けられる。従って、電気モータ
38および38’には中心軸X−X′の一端側から見た
とき、2つの回転軸40および40’が共に時計回り方
向或いは反時計回り方向に回転しているように駆動電力
が供給されるのである。
び37’は後述の筒42を両者間に介在して略同軸に結
合されることにより、従来より周知のアレイの構造に形
成されており、本実施形態では筒42は一方の円筒状ケ
ース37と一体部品として形成されている。上述した2
つの円筒ケース37および37’の内部に収納された電
気モータ38および38′の回転軸40および40′は
略同軸に、かつ、それぞれが外向きに配置され、これら
の回転軸40および40’にはそれぞれ回転子40およ
び41′が図示のように固定されている。つまり、回転
軸40および40′は、錘装置の中心軸X−X′上に、
同一方向の角運動量ベクトルを発生するべく、同一方向
の回転を生ずるように設けられる。従って、電気モータ
38および38’には中心軸X−X′の一端側から見た
とき、2つの回転軸40および40’が共に時計回り方
向或いは反時計回り方向に回転しているように駆動電力
が供給されるのである。
【0025】ここで、両円筒状ケース37、37’の間
に配設された上記の筒42は握りとして用いられる部分
であり、この内部には、電気モータ38および38′の
駆動電源としての乾電池43〜46が直列配置で収納さ
れるようになっており、電池用電極板47および駆動電
源ON/OFF用スイッチ48が円筒状ケース37と筒
42との結合部位に具備されている。
に配設された上記の筒42は握りとして用いられる部分
であり、この内部には、電気モータ38および38′の
駆動電源としての乾電池43〜46が直列配置で収納さ
れるようになっており、電池用電極板47および駆動電
源ON/OFF用スイッチ48が円筒状ケース37と筒
42との結合部位に具備されている。
【0026】他方のケース37′には、もう一方の電極
板49が取付けられており、同ケース37’は握り筒4
2とねじ係合により締結されるようになっている。そし
て、ケース37’と握り筒42とのねじ結合時に、規定
の位置までねじ締結が進まないと、電極板49を介して
の駆動電源回路が閉結されないようになっている。この
ように構成しておけば、不完全締結によるケース37′
の筒42からの脱落警告の手段として機能するのであ
る。また、上記のねじ結合部における締結ゆるみどめ用
のばねワッシャ51が介挿されている。
板49が取付けられており、同ケース37’は握り筒4
2とねじ係合により締結されるようになっている。そし
て、ケース37’と握り筒42とのねじ結合時に、規定
の位置までねじ締結が進まないと、電極板49を介して
の駆動電源回路が閉結されないようになっている。この
ように構成しておけば、不完全締結によるケース37′
の筒42からの脱落警告の手段として機能するのであ
る。また、上記のねじ結合部における締結ゆるみどめ用
のばねワッシャ51が介挿されている。
【0027】乾電池43〜46の捩り筒42への装着、
取外しは、ケース37′を筒42から締結解除して行
う。回転子機構における各回転子41、41′の回転速
度調整は、既述の図4に示した駆動電源回路の場合と同
様に、乾電池43〜46と電気モータ38、38’の直
列回路に介挿された電気的可変抵抗器50を、例えば図
示のように円筒状ケース37の適宜の隅所に配設し、外
部から電気抵抗値を調整して行う。
取外しは、ケース37′を筒42から締結解除して行
う。回転子機構における各回転子41、41′の回転速
度調整は、既述の図4に示した駆動電源回路の場合と同
様に、乾電池43〜46と電気モータ38、38’の直
列回路に介挿された電気的可変抵抗器50を、例えば図
示のように円筒状ケース37の適宜の隅所に配設し、外
部から電気抵抗値を調整して行う。
【0028】電気モータ38、38’への電気接続のた
めの電極板47、49を介して行われる正負の電流の各
モータ38、38’への供給は、筒42の内側に適正に
絶縁配線した電気配線路(図示せず)を介して遂行され
ることは言うまでもない。図8において、筒42の略中
間位置で相互に交叉する3つの直交軸系X−X’軸,Y
−Y’軸,Z−Z′軸におけるZ−Z’軸まわりのダン
ベル体操回転運動に対しては、ジャイロ効果によってY
−Y′軸まわりの才差出力トルクによる捩り力が、また
Y−Y′軸まわりの回転運動に対しては、Z−Z′軸ま
わりの捩り力を発生させることができる。
めの電極板47、49を介して行われる正負の電流の各
モータ38、38’への供給は、筒42の内側に適正に
絶縁配線した電気配線路(図示せず)を介して遂行され
ることは言うまでもない。図8において、筒42の略中
間位置で相互に交叉する3つの直交軸系X−X’軸,Y
−Y’軸,Z−Z′軸におけるZ−Z’軸まわりのダン
ベル体操回転運動に対しては、ジャイロ効果によってY
−Y′軸まわりの才差出力トルクによる捩り力が、また
Y−Y′軸まわりの回転運動に対しては、Z−Z′軸ま
わりの捩り力を発生させることができる。
【0029】なお、2つの円筒状ケース37、37’に
収納された両回転子41、41’の回転子軸の方向を、
X−X′軸に対して、直角な構造に変更し、回転子4
1、41’の回転方向をZ−Z’軸のZもしくはZ’側
からみて同一になるように駆動せしめることによって、
X−X′軸まわりの回転運動に対して、Y−Y′軸まわ
りの捩り力を、また、Y−Y′軸まわりの回転運動に対
して、X−X′軸まわりの捩り力を発生せしめる形態の
アレイを提供することもできる。
収納された両回転子41、41’の回転子軸の方向を、
X−X′軸に対して、直角な構造に変更し、回転子4
1、41’の回転方向をZ−Z’軸のZもしくはZ’側
からみて同一になるように駆動せしめることによって、
X−X′軸まわりの回転運動に対して、Y−Y′軸まわ
りの捩り力を、また、Y−Y′軸まわりの回転運動に対
して、X−X′軸まわりの捩り力を発生せしめる形態の
アレイを提供することもできる。
【0030】更に、上述した図8の実施形態では、回転
子41、41’の回転方向は同一に形成した場合に就い
て説明したが、これらの捩り筒42の両端に設ける両回
転子41、41’の高速回転の回転軸方向を殊更異なる
方向に設定して設ければ、錘装置全体には合成才差出力
トルクが生じ、上述した実施形態とは異なる錘感覚を体
操者に付与することができる。
子41、41’の回転方向は同一に形成した場合に就い
て説明したが、これらの捩り筒42の両端に設ける両回
転子41、41’の高速回転の回転軸方向を殊更異なる
方向に設定して設ければ、錘装置全体には合成才差出力
トルクが生じ、上述した実施形態とは異なる錘感覚を体
操者に付与することができる。
【0031】また、第3の実施態様において、錘の重量
を、さらに増加したい場合は、図9に示すような、複数
の中割れリング状錘W2 をネジ止めで例えば、円筒状ケ
ース37又は37’或いは両者に追加することによって
行うことができ、錘W2 は締結手段によって円筒状ケー
ス37および37′に固定されるようになっている。以
上、本発明の種々の実施の形態例について記載したが、
電気的回転駆動手段の電源として、乾電池を収納する代
りに、外部電源を導線によって接続して用いる構造にで
きることは勿論である。この場合、外部電源のみの使用
構造とするか、もしくは、乾電池使用構造と併用し、乾
電池の代りに、相当重量物を挿入して用いる構造にもで
きることは勿論である。
を、さらに増加したい場合は、図9に示すような、複数
の中割れリング状錘W2 をネジ止めで例えば、円筒状ケ
ース37又は37’或いは両者に追加することによって
行うことができ、錘W2 は締結手段によって円筒状ケー
ス37および37′に固定されるようになっている。以
上、本発明の種々の実施の形態例について記載したが、
電気的回転駆動手段の電源として、乾電池を収納する代
りに、外部電源を導線によって接続して用いる構造にで
きることは勿論である。この場合、外部電源のみの使用
構造とするか、もしくは、乾電池使用構造と併用し、乾
電池の代りに、相当重量物を挿入して用いる構造にもで
きることは勿論である。
【0032】上述の如く、本発明のダンベル体操用アレ
イへの応用例に示すように、錘の重量と捩り力との相乗
作用によって、筋肉鍛練や運動機能の回復訓練をより効
果的に行うことができ、ダンベル体操用以外に運動機能
障害者の運動機能回復用具や或いは宇宙空間の無重力環
境下で作業をする人間が筋力維持を図る補助具等の種々
の用途に応用することが可能である。次に図10から図
15は、本発明に係るトルク加算形錘装置の第4の実施
形態を示す図である。本実施形態は回転駆動手段とし
て、単一の直流ブラシレスの電気モータを用い、ダンベ
ル体操用アレイに応用したトルク加算形錘装置である。
上記各図を参照して、回転子52は円筒状のリムを有
し、軸心P−P′まわりに適正な慣性モーメント(本実
施例では15gcms2)を有し、軸心P−P′を電気モー
タ53の回転軸54の延長上に固定され、電気モータ5
3によって軸心P−P′のまわりに高速回転し、その回
転速度は、入力電圧を変化させることにより、任意に変
化せしめることができ、前記回転子52の角運動量を任
意に変化せしめることができるようになっている。(本
実施例の場合は、回転子52の回転速度を、4000rp
m に設定したとき、角運動量は6.6kg・cm・s)とな
り、入力トルクを与える角速度が90°/sのときの才
差出力トルクは10kg・cmである。)電気モータ53は
同筒ケース55の上底面に固定されている。同筒ケース
55には、フランジ56および57がもうけられ、支持
板58、L形支持板59およびL形握り管60から構成
される握り軸LおよびMが、フランジ56および57と
夫々一体の支持軸61および62を介して、握り軸と回
転子52の角運動量ベクトルとの位置関係を任意に選択
できるように、X−X′軸のまわりに360度回転自由
なようになっていて、支持軸61および62とねじ締結
のクランプノブ63および64をしめつけることによ
り、任意の角度に設定し固定することができる。今Z−
Z′軸と平行な握り軸Mを90°回転させ、図11の点
線で示した位置で固定すると、握り軸Mは、Y−Y′軸
と平行に設定させることができる。上述の如き操作によ
って、2つの握り軸構成のみで、X−X′軸、Y−Y′
軸およびZ−Z′軸の夫々に平行な3つの握り軸を設定
できる機能をもたせることができる。また、各握り軸
は、X−X′軸、Y−Y′軸およびZ−Z′軸の間の任
意の位置(角度)で設定固定せしめることも可能であ
り、回転子52の軸心P−P′に対して任意の入力トル
ク軸を設定することができる。円筒ケース55には電気
モータ53を駆動する蓄電池用スペースSが設けてあ
る。蓄電池は蓋65に取付けた電気的接点66を介して
外部から充電できるようになっている。蓄電池と電気モ
ータ53との電気接続線の途中に電気的スイッチ67が
設けてあり、円筒ケース55の外部からのON/OFF
操作によって電気モータ53の回転/停止を行うことが
できる。また電気モータ53への入力電圧の制御は、つ
まみ68を回転、調節することによって行う。今、握り
軸Mと回転子52の軸心P−P′が図14に示す如く平
行、X−X′軸に直角に設定した場合、ダンベル回転運
動による入力トルク軸と才差出力トルク軸との関係によ
る運動効果は下記の表1に示すとおりになる。
イへの応用例に示すように、錘の重量と捩り力との相乗
作用によって、筋肉鍛練や運動機能の回復訓練をより効
果的に行うことができ、ダンベル体操用以外に運動機能
障害者の運動機能回復用具や或いは宇宙空間の無重力環
境下で作業をする人間が筋力維持を図る補助具等の種々
の用途に応用することが可能である。次に図10から図
15は、本発明に係るトルク加算形錘装置の第4の実施
形態を示す図である。本実施形態は回転駆動手段とし
て、単一の直流ブラシレスの電気モータを用い、ダンベ
ル体操用アレイに応用したトルク加算形錘装置である。
上記各図を参照して、回転子52は円筒状のリムを有
し、軸心P−P′まわりに適正な慣性モーメント(本実
施例では15gcms2)を有し、軸心P−P′を電気モー
タ53の回転軸54の延長上に固定され、電気モータ5
3によって軸心P−P′のまわりに高速回転し、その回
転速度は、入力電圧を変化させることにより、任意に変
化せしめることができ、前記回転子52の角運動量を任
意に変化せしめることができるようになっている。(本
実施例の場合は、回転子52の回転速度を、4000rp
m に設定したとき、角運動量は6.6kg・cm・s)とな
り、入力トルクを与える角速度が90°/sのときの才
差出力トルクは10kg・cmである。)電気モータ53は
同筒ケース55の上底面に固定されている。同筒ケース
55には、フランジ56および57がもうけられ、支持
板58、L形支持板59およびL形握り管60から構成
される握り軸LおよびMが、フランジ56および57と
夫々一体の支持軸61および62を介して、握り軸と回
転子52の角運動量ベクトルとの位置関係を任意に選択
できるように、X−X′軸のまわりに360度回転自由
なようになっていて、支持軸61および62とねじ締結
のクランプノブ63および64をしめつけることによ
り、任意の角度に設定し固定することができる。今Z−
Z′軸と平行な握り軸Mを90°回転させ、図11の点
線で示した位置で固定すると、握り軸Mは、Y−Y′軸
と平行に設定させることができる。上述の如き操作によ
って、2つの握り軸構成のみで、X−X′軸、Y−Y′
軸およびZ−Z′軸の夫々に平行な3つの握り軸を設定
できる機能をもたせることができる。また、各握り軸
は、X−X′軸、Y−Y′軸およびZ−Z′軸の間の任
意の位置(角度)で設定固定せしめることも可能であ
り、回転子52の軸心P−P′に対して任意の入力トル
ク軸を設定することができる。円筒ケース55には電気
モータ53を駆動する蓄電池用スペースSが設けてあ
る。蓄電池は蓋65に取付けた電気的接点66を介して
外部から充電できるようになっている。蓄電池と電気モ
ータ53との電気接続線の途中に電気的スイッチ67が
設けてあり、円筒ケース55の外部からのON/OFF
操作によって電気モータ53の回転/停止を行うことが
できる。また電気モータ53への入力電圧の制御は、つ
まみ68を回転、調節することによって行う。今、握り
軸Mと回転子52の軸心P−P′が図14に示す如く平
行、X−X′軸に直角に設定した場合、ダンベル回転運
動による入力トルク軸と才差出力トルク軸との関係によ
る運動効果は下記の表1に示すとおりになる。
【表1】 同様に、握り管60を、X−X′軸のまわりに90°回
転せしめて、握り軸Mを、図15に示す如く、P−P′
と直角、Y−Y′軸と平行に設定した場合の運動効果は
表2に示すとおりになる。
転せしめて、握り軸Mを、図15に示す如く、P−P′
と直角、Y−Y′軸と平行に設定した場合の運動効果は
表2に示すとおりになる。
【表2】 図16は、本発明に係るトルク加算形錘装置の第5の実
施形態を示す立体図であり、足脚又は手腕の筋肉の鍛練
と運動機能強化等に用いる例を示している。同装置にお
いては、円筒状のリムを有する回転子69が単一の直流
ブラシレスの電気モータ70によって回転駆動される体
操用アレイとして形成されている。よって、特に足脚の
筋肉の鍛練や運動機能の強化、回復に用いるものである
が、手腕用としても適用可能である。電気モータ70は
筒形ケース71の底部に固定されている。同筒形ケース
の蓋72の上面Pには、足を固定するバンド73および
74ならびに踵台75が取付けられている。なお、筒形
ケース71は円筒形状としてもよい。本実施形態では、
回転子69の角運動量は、回転数4000rpm のとき1
1kgcmsのものを用い、45°/sの足回転運動で入力
トルクを印加したときの才差出力トルクは9kgcmを得る
ようになっている。電気モータ70は、本錘装置内蔵蓄
電池もしくは外部からの入力電源によって駆動させるこ
とができる。内蔵蓄電池は外部から充電可能である。ま
た、回転子69の角運動量ベクトルと入力トルクベクト
ルとの位置関係を可変とするため、P面と反対の底外面
Q、ならびに円筒ケース71の外周上X−X′軸および
Y−Y′軸に夫々直角な足取付け面をもうけることがで
きることは勿論である。さらに、電気モータ70の回転
方向を変えて、角運動量ベクトルの向きを変えることも
できる。本実施例は、前述の第4の実施例と組合せた構
造とし、1つのトルク加算形錘装置で両実施例の機能を
もたせることも可能である。
施形態を示す立体図であり、足脚又は手腕の筋肉の鍛練
と運動機能強化等に用いる例を示している。同装置にお
いては、円筒状のリムを有する回転子69が単一の直流
ブラシレスの電気モータ70によって回転駆動される体
操用アレイとして形成されている。よって、特に足脚の
筋肉の鍛練や運動機能の強化、回復に用いるものである
が、手腕用としても適用可能である。電気モータ70は
筒形ケース71の底部に固定されている。同筒形ケース
の蓋72の上面Pには、足を固定するバンド73および
74ならびに踵台75が取付けられている。なお、筒形
ケース71は円筒形状としてもよい。本実施形態では、
回転子69の角運動量は、回転数4000rpm のとき1
1kgcmsのものを用い、45°/sの足回転運動で入力
トルクを印加したときの才差出力トルクは9kgcmを得る
ようになっている。電気モータ70は、本錘装置内蔵蓄
電池もしくは外部からの入力電源によって駆動させるこ
とができる。内蔵蓄電池は外部から充電可能である。ま
た、回転子69の角運動量ベクトルと入力トルクベクト
ルとの位置関係を可変とするため、P面と反対の底外面
Q、ならびに円筒ケース71の外周上X−X′軸および
Y−Y′軸に夫々直角な足取付け面をもうけることがで
きることは勿論である。さらに、電気モータ70の回転
方向を変えて、角運動量ベクトルの向きを変えることも
できる。本実施例は、前述の第4の実施例と組合せた構
造とし、1つのトルク加算形錘装置で両実施例の機能を
もたせることも可能である。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るトルク加算形錘
装置の縦断面図である。
装置の縦断面図である。
【図2】図1の錘装置を側面から見た全体側面図であ
る。
る。
【図3】図1のA−A線に沿う回転子機構の収納状態を
示した平面図である。
示した平面図である。
【図4】図1の錘装置の回転子機構における電気モータ
の回転駆動電源として乾電池を用いる場合の電源回路図
である。
の回転駆動電源として乾電池を用いる場合の電源回路図
である。
【図5】回転子への入力トルクと才差出力トルクとの関
係から生成される捩じり力に就いて説明する解説図であ
る。
係から生成される捩じり力に就いて説明する解説図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るトルク加算形錘
装置の縦断面図である。
装置の縦断面図である。
【図7】図6の錘装置を側面から見た全体側面図であ
る。
る。
【図8】本発明に係るトルク加算形錘装置の第3の実施
の形態を示す縦断面図である。
の形態を示す縦断面図である。
【図9】図8のトルク加算形錘装置に取着可能な中割れ
リング状錘の正面図である。
リング状錘の正面図である。
【図10】トルク加算形錘装置の第4の実施の形態を示
す正面断面図である。
す正面断面図である。
【図11】第4の実施形態の側面図である。
【図12】同第4の実施形態の平面図である。
【図13】同第4の実施形態における回転子および電気
モータ部分の縦断面図である。
モータ部分の縦断面図である。
【図14】同回転子および電気モータ部分の斜視図であ
る。
る。
【図15】同回転子および電気モータ部分における握り
管の設定、配置を変えた構成を示す斜視図である。
管の設定、配置を変えた構成を示す斜視図である。
【図16】本発明の第5の実施形態を示す斜視図であ
る。
る。
1…回転子 2…電気モータ 3…回転軸 5…ケース 5a…フランジ部 6〜9…乾電池 11…可変抵抗器 13…接続回転軸 14…ハンドホルダ 15…角度設定ノブ 19…回転子 20…ぜんまい歯車機構 23…回転軸 28…ケース 29…捲き上げノブ 31…ガバナ 37、37’…ケース 38、38’…電気モータ 41、41’…回転子 42…握り筒 43〜46…乾電池 52…回転子 69…回転子
Claims (5)
- 【請求項1】 高速回転駆動手段によって回転駆動され
る少なくとも1つの回転子を有した回転子機構を備えた
トルク加算形錘装置において、 前記回転子が高速回転する高速回転軸と直角な入力軸ま
わりの入力回転運動によって付与する入力トルクによっ
て、前記高速回転軸と前記入力軸との両者に直角な才差
軸まわりに、ジャイロ効果による才差出力トルクを生成
し、前記回転子機構を含めた錘の重量と前記才差出力ト
ルクによる捩り力とを同時に感知可能にしたことを特徴
とするトルク加算形錘装置。 - 【請求項2】 前記高速回転駆動手段は、可変速度設定
手段を備えた電気モータによって構成した請求項1に記
載のトルク加算形錘装置。 - 【請求項3】 前記高速回転駆動手段は、回転速度を可
変設定できるぜんまい歯車機構から成る請求の範囲1に
記載のトルク加算形錘装置。 - 【請求項4】 前記回転機構の回転子を円筒ケース内に
収納し、該円筒ケースに結合した握り部を設けることに
より、ダンベル体操用のアレイとして形成された事を特
徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のトルク加
算形錘装置。 - 【請求項5】 前記回転子機構を収納したケースと、該
ケースに結合された固定部とを備え、該ケースと固定部
との相対的な結合姿勢を所定の軸線回りに回転変更させ
る回転機構を設け、前記回転子の高速回転軸の方向を任
意に変位させ以て前記才差出力トルク軸の方向を可変に
したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
載のトルク加算形錘装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29283796A JPH09271530A (ja) | 1996-02-09 | 1996-11-05 | トルク加算形錘装置 |
| US08/967,417 US5807215A (en) | 1996-02-09 | 1997-11-11 | Weight unit with rotatable mass |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2391596 | 1996-02-09 | ||
| JP8-23915 | 1996-02-09 | ||
| JP29283796A JPH09271530A (ja) | 1996-02-09 | 1996-11-05 | トルク加算形錘装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271530A true JPH09271530A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=26361359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29283796A Pending JPH09271530A (ja) | 1996-02-09 | 1996-11-05 | トルク加算形錘装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271530A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010075598A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Wada Junichi | ダンベル |
| JP2012239623A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Alinco Inc | 筋力鍛練具 |
-
1996
- 1996-11-05 JP JP29283796A patent/JPH09271530A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010075598A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Wada Junichi | ダンベル |
| JP2012239623A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Alinco Inc | 筋力鍛練具 |
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