JPH09271968A - レーザ加工機の光学系チェック方法およびその装置 - Google Patents

レーザ加工機の光学系チェック方法およびその装置

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JPH09271968A
JPH09271968A JP8085224A JP8522496A JPH09271968A JP H09271968 A JPH09271968 A JP H09271968A JP 8085224 A JP8085224 A JP 8085224A JP 8522496 A JP8522496 A JP 8522496A JP H09271968 A JPH09271968 A JP H09271968A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置でしかも安価でレーザ発振器内の
ミラーや外部ベンドミラーの汚れやずれを容易に測定で
きるようにする。 【解決手段】 リアミラー31,出力ミラー15を備え
たレーザ発振器3から発振されたレーザビームを複数の
外部のベンドミラー5,7,9を経て集光レンズ11で
集光せしめた後、ワークWへ向けて照射せしめてワーク
Wにレーザ加工を行うレーザ加工機1において、出力ミ
ラー13とこの出力ミラー13に最も近い外部ベンドミ
ラー5との間に設けた反射ミラー23に第1ガイド光を
照射し、またリアミラー13の前に設けた反射ミラー3
3に第2ガイド光を照射し、集光レンズ11とこの集光
レンズ11に最も近い外部ベンドミラー9との間に設け
たガイド光用出力計37並びにターゲット39によりレ
ーザ発振器内部のミラー,外部ベンドミラーの汚れ,光
軸ずれを測定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ加工機に
おいてレーザ発振器内部のミラー,外部ベンドミラーの
汚れ,光軸ずれを測定するレーザ加工機の光学系チェッ
ク方法およその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,レーザ加工機に使用されている光
学系のうち、レーザ発振器で使用しているレンズとミラ
ーの劣化および傾き等のずれは、アクリル板等にレーザ
ビームを照射してそのバーンパターンから調べる方法や
出力の低下から推定している。
【0003】また、レーザ発振器より発振されたレーザ
ビームを加工点へ導くための外部ベンドミラーの劣化や
ずれは、加工点にアクリル板等を置き、バーンパターン
をとって調べるか、各外部ベンドミラーを外して目視に
て調べている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のアクリル板等を用いてバーンパターンをとる方法
は、レーザビームを光軸カバーの外部に取り出して行う
ため、危険な作業であるから、サービスマン又はメーカ
側の技術者が行う必要がある。また、レーザビーム自体
を測定する他の方法では高価な装置が必要であった。
【0005】この発明の目的は、簡単な装置でしかも安
価でレーザ発振器内のミラーや外部ベンドミラーの汚れ
やずれを容易に測定できるようにしたレーザ加工機の光
学系チェック方法およびその装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1によるこの発明のレーザ加工機の光学系チ
ェック方法は、リアミラー,出力ミラーを備えたレーザ
発振器から発振されたレーザビームを複数の外部のベン
ドミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワーク向
けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレーザ加工
機において、前記出力ミラーとこの出力ミラーに最も近
い外部ベンドミラーとの間に設けた反射ミラーに第1ガ
イド光を照射すると共に、各外部ベンドミラーの後に設
けたガイド光用出力計並びにターゲットにより各外部ベ
ンドミラーの汚れ,光軸ずれを測定することを特徴とす
るものである。
【0007】請求項4によるこの発明のレーザ加工機の
光学系チェック装置は、リアミラー,出力ミラーを備え
たレーザ発振器から発振されたレーザビームを複数の外
部ベンドミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワ
ークへ向けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレ
ーザ加工機において、前記出力ミラーとこの出力ミラー
に最も近い外部ベンドミラーとの間に第1ガイド光を照
射する反射ミラーを設けると共に、各外部ベンドミラー
の後にそれぞれ各外部ベンドミラーの汚れ,光軸ずれを
測定する移動自在なガイド光用出力計並びにターゲット
を設けてなることを特徴とするものである。
【0008】請求項1,4によるこの発明のレーザ加工
機の光学系チェック方法およびその装置では、出力ミラ
ーとこの出力ミラーに最も近い外部ベンドミラーとの間
に設けた反射ミラーへ第1ガイド光を照射せしめると、
第1ガイド光は反射ミラーで反射された後、複数の外部
ベンドミラーへ送られる。このとき、各外部ベンドミラ
ーの後に設けたガイド光用出力計でもって第1ガイド光
の出力が測定され、各外部ベンドミラーの汚れが測定さ
れる。また、各ベンドミラーの後に設けたターゲットに
より光軸ずれが測定される。而して、各外部ベンドミラ
ーの汚れや光軸ずれが簡単な装置でしかも安価で、かつ
容易に測定される。
【0009】請求項2によるこの発明のレーザ加工機の
光学系チェック方法は、リアミラー,出力ミラーを備え
たレーザ発振器から発振されたレーザビームを複数の外
部ベンドミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワ
ークへ向けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレ
ーザ加工機において、前記リアミラーの前に設けた反射
ミラーに第2ガイド光を照射すると共に出力ミラーとこ
の出力ミラーに最も近い外部ベンドミラーとの間に設け
たガイド光用出力計並びにターゲットによりリアミラ
ー,出力ミラーの汚れ,光軸ずれを測定することを特徴
とするものである。
【0010】請求項5によるこの発明のレーザ加工機の
光学系チェック装置は、リアミラー,出力ミラーを備え
たレーザ発振器から発振されたレーザビームを複数の外
部ベンドミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワ
ークへ向けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレ
ーザ加工機において、前記リアミラーの前に第2ガイド
光を照射する反射ミラーを設けると共に、出力ミラーと
この出力ミラーに最も近い外部ベンドミラーとの間にリ
アミラー,出力ミラーの汚れ、光軸ずれを測定する移動
自在なガイド光用出力計並びにターゲットを設けてなる
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項2,5によるこの発明のレーザ加工
機の光学系チェック方法およびその装置では、リアミラ
ーの前に設けた反射ミラーへ第2ガイド光を照射せしめ
ると、出力ミラーを経て出力ミラーとこの出力ミラーに
最も近い外部ベンドミラーとの間に設けたガイド光用出
力計でもって第2ガイド光の出力が測定され、リアミラ
ー,出力ミラーの汚れが測定される。また、出力ミラー
とこの出力ミラーに最も近い外部ベンドミラーとの間に
設けたターゲットにより光軸ずれが測定される。而し
て、リアミラー,出力ミラーの汚れや光軸ずれが簡単な
装置でしかも安価で、かつ容易に測定される。
【0012】請求項3によるこの発明のレーザ加工機の
光工学系チェック方法は、リアミラー,出力ミラーを備
えたレーザ発振器から発振されたレーザビームを複数の
外部ベンドミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、
ワークへ向けて照射せしめてワークにレーザ加工を行う
レーザ加工機において、前記出力ミラーとこの出力ミラ
ーに最も近い外部ベンドミラーとの間に設けた反射ミラ
ーに第1ガイド光を照射し、また前記リアミラーの前に
設けた反射ミラーに第2ガイド光を照射し、前記集光レ
ンズとこの集光レンズに最も近い外部ベンドミラーとの
間に設けたガイド光用出力計並びにターゲットによりレ
ーザ発振器内部のミラー,外部ベンドミラーの汚れ,光
軸ずれを測定することを特徴とするものである。
【0013】請求項6によるこの発明のレーザ加工機の
光学系チェック装置は、リアミラー,出力ミラーを備え
たレーザ発振器から発振されたレーザビームを複数の外
部ベンドミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワ
ークへ向けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレ
ーザ加工機において、前記出力ミラーとこの出力ミラー
に最も近い外部ベンドミラーとの間に第1ガイド光を照
射する両面に反射ミラーを備えたシャッターを設けると
共に、前記リアミラーの前に第2ガイド光を照射する反
射ミラーを設け、前記集光レンズとこの集光レンズに最
も近い外部ベンドミラーとの間にレーザ発振器内部のミ
ラー,外部ベンドミラーの汚れ,光軸ずれを測定する移
動自在なガイド光用出力計並びにターゲットを設けてな
ることを特徴とするものである。
【0014】請求項3,6によるこの発明のレーザ加工
機の光学系チェック方法およびその装置では、出力ミラ
ーとこの出力ミラーに最も近い外部ベンドミラーとの間
に設けた反射ミラーに第1ガイド光を照射すると、第1
ガイド光が反射ミラーで反射された後、複数の外部ベン
ドミラーを経て、集光レンズと集光レンズに最も近い外
部ベンドミラーとの間に設けたガイド光用出力計でもっ
て出力され、外部ベンドミラーの汚れが測定され、また
ターゲットにより光軸ずれが測定される。
【0015】また、リアミラーの前に設けた反射ミラー
に第2ガイド光を照射せしめると、第2ガイド光は反射
ミラーで反射された後、リアミラー,出力ミラー並びに
複数の外部ベンドミラーを経て前記ガイド光用出力計、
ターゲットでもってレーザ発振器内のミラー,外部ベン
ドミラーによる出力が測定される。この第2ガイド光に
より出力された出力と、前記第1ガイド光により出力さ
れた出力とから、レーザ発振器内のミラーの出力が測定
されて、汚れが測定される。また、ターゲットによりレ
ーザ発振器内のミラーの光軸ずれが測定される。而し
て、レーザ発振器内のミラー,外部ベンドミラーの汚
れ,光軸ずれが一緒に簡単な装置でしかも安価で、かつ
容易に測定される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
【0017】図1を参照するに、レーザ加工機1はレー
ザ発振器3,複数の外部ベンドミラー5,7,9および
集光レンズ11を備えている。前記レーザ発振器3は特
にリアミラー13,出力ミラー15を備えた光共振器1
7で構成されており、リアミラー13の脇には光出力計
19が設けられている。
【0018】上記構成により、レーザ発振器3における
光共振器17のリアミラー13と出力ミラー15とによ
り発振されたレーザビームは、外部ベンドミラー5,
7,9を経て集光レンズ11で集光される。この集光レ
ンズ11で集光されたレーザビームはワークテーブル2
1上に載置されたワークWへ向けて照射されることによ
り、ワークWにレーザ加工が行われることになる。な
お、レーザ発振器3で発振されたレーザビームの出力は
光出力計19でもって出力されるものである。
【0019】前記出力ミラー15と外部ベンドミラー5
との間には両面に反射ミラー23,25を備えたシャッ
ター27が図1において上下方向へ移動可能に設けられ
ている。このシャッター27の図1において上下には第
1ガイド光を照射せしめる光源31,光ダンパー31が
それぞれ設けられている。
【0020】前記リアミラー13の前には反射ミラーと
してのダイクロイックミラーなどからなる特殊ミラー3
3が設けられている。この特殊ミラー33の図1におい
て下方には第2ガイド光を照射せしめる光源35が設け
られている。前記外部ベンドミラー9と集光レンズ11
との間にはガイド光用出力計37とターゲット39を備
えたセンサアッシー41が設けられている。
【0021】このセンサアッシー41は図2によく示さ
れているように、ガイド光用出力計37はエアシリンダ
43に装着されたピストンロッド45の先端に取付けら
れている。また、ターゲット39はエアシリンダ47に
装着されたピストンロッド49の先端に取付けられてい
る。ターゲット39の真中には穴39Hが形成されてい
る。
【0022】上記構成により、エアシリンダ43,47
をそれぞれ作動せしめて、ピストンロッド45,49を
図2において左右方向へ移動せしめることにより、ガイ
ド光用出力計37,ターゲット39がそれぞれ個々に第
1,第2ガイド光の光軸に位置決めされたり、あるいは
退避位置に退避されることになる。
【0023】前記光源29,35から照射される第1ガ
イド光,第2ガイド光は、例えば図3に示されているよ
うなHeNe光のガウスモード(TEM00)が使用され
るものである。
【0024】上記構成により、まずエアシリンダ43を
作動せしめてピストンロッド45を介してガイド光用出
力計37をガイド光の光軸上に位置せしめる。この状態
でシャッター23をガイド光の光軸上に位置せしめるこ
とにより、光源29から照射された第1ガイド光はシャ
ッター27の一面に設けられた反射ミラー23で反射さ
れた後、外部ベンドミラー5,7,9を経てガイド光用
出力計37でもって第1ガイド光の出力が図4の曲線A
に示されているように出力される。なお、レーザ発振器
3から発振されるレーザビームはシャッター27の他面
に設けられている反射ミラー25で反射されて光ダンパ
ー31に吸収されるようになっている。
【0025】したがって、ガイド光用出力計37で図4
の曲線Aのごとき出力されるので、外部ベンドミラー
5,7,9が汚れていないときの出力は例えば図4の直
線Lで出力される出力値との差L1が外部ベンドミラー
5,7,9のトータルの汚れとして測定することができ
る。
【0026】また、エアシリンダ47を作動せしめてピ
ストンロッド49を介してターゲット39を第1ガイド
光の光軸に位置決めすると、ターゲット39の穴39H
を通過してガイド光用出力計37で図5(A)に示すよ
うな出力分布が得られる。この場合、第1ガイド光の光
軸を予めターゲット39の穴39Hの中心に合わせてお
けば、図5(B)に示すような出力分布が得られるはず
であるから、この図5の(A)と(B)の出力分布を比
較して出力の低下分を計算することにより、光軸ずれを
測定することができる。
【0027】同様にして、シヤッター27を図1におい
て点線に示されているように移動せしめた状態にして、
光源35から第2ガイド光を特殊ミラー33へ向けて照
射せしめると、特殊ミラー33で反射された第2ガイド
光はリアミラー13,出力ミラー15を通り、外部ベン
ドミラー5,7,9を経てガイド光用出力計37でもっ
て、図4の曲線Bで示すような出力が測定される。この
曲線Bの出力はリアミラー13,出力ミラー15および
外部ベンドミラー5,7,9による出力であるから、こ
の曲線Bの出力値と前回測定された曲線Aの出力値との
差L2がレーザ発振器3のリアミラー13,出力ミラー
15による汚れとして測定することができる。
【0028】また、第2ガイド光がターゲット39の穴
39Hを通過してガイド光用出力計37で図5(A)に
示すような出力分布と、図5(B)に示すような出力分
布とを比較して出力の低下分計算することにより、光軸
ずれを測定することができる。
【0029】こように第1ガイド光,第2ガイド光の出
力をガイド光用出力計37,ターゲット39を用いて測
定し計算することにより、レーザ発振器3内のリアミラ
ー13,出力ミラー15によるミラー並びに外部ベンド
ミラー5,7,9によるミラーの汚れ並びに光軸ずれ
を、簡単な装置でしかも安価で、かつ容易に測定するこ
とができる。
【0030】特殊ミラー33,シャッター27,ガイド
光用出力計37およびターゲット39では加工光である
レーザビームを直接測定しないから、装置そのものが単
純で、安価であり、しかも安全で長寿命となるものであ
る。
【0031】図6には他の実施例が示されている。図6
において図1における部品と同じ品には同一の符号を符
して重複する説明を省略する。図6において外部ベンド
ミラー5と外部ベンドミラー7との間および外部ベンド
ミラー7と外部ベンドミラー9との間に、図2に示され
ているようなガイド光用出力計37およびターゲット3
9を備えたセンサアッシー41を設けたものである。
【0032】この場合には、外部ベンドミラー5と外部
ベンドミラー7との間にガイド光用出力計37,ターゲ
ット39を用いて、それぞれ作動せしめることにより、
上述した要領でもって外部ベンドミラー5のみの汚れ並
び光軸ずれを測定することができる。さらに、外部ベン
ドミラー7と外部ベンドミラー9との間に設けたガイド
光用出力計37,ターゲット39も併せて用いて、それ
ぞれ作動せしめることにより、上述した要領てもって外
部ベンドミラー7のみの汚れ並びに光軸ずれを測定する
ことができる。
【0033】外部ベンドミラー5と外部ベンドミラー7
との間、外部ベンドミラー7と外部ベンドミラー9との
間および外部ベンドミラー9と集光レンズ11との間に
設けたそれぞれのガイド光用出力計37並びターゲット
39を用いてそれぞれを作動せしめることにより、上述
した要領でもって外部ベンド9のみの汚れ並びに光軸ず
れを測定することができる。
【0034】したがって、外部ベンドミラー5,7,9
の個々の汚れや光軸ずれ、また複数の外部ベンドミラー
5,7あるいは外部ベンドミラー5,7,9の汚れや光
軸ずれを測定することができると共に、上述した例と同
様の効果を奏するものである。
【0035】図7には別の実施の形態の例が示されてい
る。図7において図1における部品と同じ部品には同一
の符号を符して重複する説明を省略する。図7におい
て、前記出力ミラー15と外部ベンドミラー5との間に
図2に示したようなガイド光用出力計37,ターゲット
39を備えたセンサアッシー41を設けたものである。
【0036】上記構成により、シャッター27を点線の
位置に移動せしめた状態において、光源35から第2ガ
イド光を特殊ミラー33へ照射せしめると、第2ガイド
光は特殊ミラー33で反射された後、リアミラー33,
出力ミラー15を経てガイド光用出力計37,ターゲッ
ト39により、上述した要領でもって、リアミラー1
3,出力ミラー15によるミラーの汚れ並びに光軸ずれ
を測定することができると共に、上述した例と同様の効
果を奏するものである。
【0037】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。前記ガイド
光用出力計37で測定された測定値を通信システムによ
りサービス営業所に送って管理し、ミラー等の定期点検
を不用にすることもできる。また、測定値から加工部で
の出力を推計し出力を補正することにより、今までのレ
ーザ発振器3の内部の出力補正から外部ベンドミラー
5,7,9の汚れによる出力低下を含めた出力補正とな
り、加工安定性の向上を図ることができる。
【0038】図1に示したように、レーザ発振器3の内
部またはガイド光用出力計37間の外部ベンドミラー
5,7,9に直線偏向ミラーが必ず入るため、直線偏向
ミラー上を反射するガイド光は、ランダム変更よりも直
線偏向の光の方が測定値が安定し、正確な測定値を得る
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1,4の発明によれば、出力ミラー
とこの出力ミラーに最も近い外部ベンドミラーとの間に
設けた反射ミラーへ第1ガイド光を照射せしめると、第
1ガイド光は反射ミラーで反射された後、複数の外部ベ
ンドミラーへ送られる。このとき、各外部ベンドミラー
の後に設けたガイド光用出力計でもって第1ガイド光の
出力が測定され、各外部ベンドミラーの汚れを測定する
ことができる。また、各ベンドミラーの後に設けたター
ゲットにより光軸ずれを測定することができる。而し
て、各外部ベンドミラーの汚れや光軸ずれが簡単な装置
でしかも安価で、かつ容易に測定することができる。
【0040】請求項2,5の発明によれば、リアミラー
の前に設けた反射ミラーへ第2ガイド光を照射せしめる
と、出力ミラーを経て出力ミラーとこの出力ミラーに最
も近い外部ベンドミラーとの間に設けたガイド光用出力
計でもって第2ガイド光の出力が測定され、リアミラ
ー,出力ミラーの汚れを測定することができる。また、
出力ミラーとこの出力ミラーに最も近い外部ベンドミラ
ーとの間に設けたターゲットにより光軸ずれを測定する
ことができる。而して、リアミラー,出力ミラーの汚れ
や光軸ずれを簡単な装置でしかも安価で、かつ容易に測
定することができる。
【0041】請求項3,6の発明によれば、出力ミラー
とこの出力ミラーに最も近い外部ベンドミラーとの間に
設けた反射ミラーに第1ガイド光を照射すると、第1ガ
イド光が反射ミラーで反射された後、複数の外部ベンド
ミラーを経て、集光レンズと集光レンズに最も近い外部
ベンドミラーとの間に設けたガイド光用出力計でもって
出力され、外部ベンドミラーの汚れを測定することがで
き、またターゲットにより光軸ずれを測定することがで
きる。
【0042】また、リアミラーの前に設けた反射ミラー
に第2ガイド光を照射せしめると、第2ガイド光は反射
ミラーで反射された後、リアミラー,出力ミラー並びに
複数の外部ベンドミラーを経て前記ガイド光用出力計、
ターゲットでもってレーザ発振器内のミラー,外部ベン
ドミラーによる出力が測定される。この第2ガイド光に
より出力された出力と、前記第1ガイド光により出力さ
れた出力とから、レーザ発振器内のミラーの出力が測定
されて、汚れを測定することができる。また、ターゲッ
トによりレーザ発振器内のミラーの光軸ずれを測定する
ことができる。而して、レーザ発振器内のミラー,外部
ベンドミラーの汚れ,光軸ずれを一緒に簡単な装置でし
かも安価で、かつ容易に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するレーザ加工機の光学系チェ
ック装置の説明図である。
【図2】センサアッシー部を拡大した詳細な説明図であ
る。
【図3】ガイド光に用いるHeNE光のガウスモードの
出力分布図である。
【図4】各ミラーの汚れを測定する説明図である。
【図5】各ミラーの光軸ずれを測定する説明図である。
【図6】レーザ加工機の光学系チェック装置の他の例を
説明する説明図である。
【図7】レーザ加工機の光学系チェック装置の別の例を
説明する説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 3 レーザ発振器 5,7,9 外部ベンドミラー 11 集光レンズ 13 リアミラー 15 出力ミラー 17 光共振器 23,25 反射ミラー 27 シャッター 29 光源 33 特殊ミラー(反射ミラー) 35 光源 37 ガイド光用出力計 39 ターゲット 41 センサアッシー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアミラー,出力ミラーを備えたレーザ
    発振器から発振されたレーザビームを複数の外部のベン
    ドミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワーク向
    けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、前記出力ミラーとこの出力ミラーに最も近
    い外部ベンドミラーとの間に設けた反射ミラーに第1ガ
    イド光を照射すると共に、各外部ベンドミラーの後に設
    けたガイド光用出力計並びにターゲットにより各外部ベ
    ンドミラーの汚れ,光軸ずれを測定することを特徴とす
    るレーザ加工機の光学系チェック方法。
  2. 【請求項2】 リアミラー,出力ミラーを備えたレーザ
    発振器から発振されたレーザビームを複数の外部ベンド
    ミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワークへ向
    けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、前記リアミラーの前に設けた反射ミラーに
    第2ガイド光を照射すると共に出力ミラーとこの出力ミ
    ラーに最も近い外部ベンドミラーとの間に設けたガイド
    光用出力計並びにターゲットによりリアミラー,出力ミ
    ラーの汚れ,光軸ずれを測定することを特徴とするレー
    ザ加工機の光学系チェック方法。
  3. 【請求項3】 リアミラー,出力ミラーを備えたレーザ
    発振器か発振されたレーザビームを複数の外部ベンドミ
    ラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワークへ向け
    て照射せしめてワークにレーザ加工を行うレーザ加工機
    において、前記出力ミラーとこの出力ミラーに最も近い
    外部ベンドミラーとの間に設けた反射ミラーに第1ガイ
    ド光を照射し、また前記リアミラーの前に設けた反射ミ
    ラーに第2ガイド光を照射し、前記集光レンズとこの集
    光レンズに最も近い外部ベンドミラーとの間に設けたガ
    イド光用出力計並びにターゲットによりレーザ発振器内
    部のミラー,外部ベンドミラーの汚れ,光軸ずれを測定
    することを特徴とするレーザ加工機の光学系チェック方
    法。
  4. 【請求項4】 リアミラー,出力ミラーを備えたレーザ
    発振器から発振されたレーザビームを複数の外部ベンド
    ミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワークへ向
    けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、前記出力ミラーとこの出力ミラーに最も近
    い外部ベンドミラーとの間に第1ガイド光を照射する反
    射ミラーを設けると共に、各外部ベンドミラーの後にそ
    れぞれ各外部ベンドミラーの汚れ,光軸ずれを測定する
    移動自在なガイド光用出力計並びにターゲットを設けて
    なることを特徴とするレーザ加工機の光学系チェック装
    置。
  5. 【請求項5】 リアミラー,出力ミラーを備えたレーザ
    発振器から発振されたレーザビームを複数の外部ベンド
    ミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワークへ向
    けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、前記出力ミラーの前に第2ガイド光を照射
    する反射ミラーを設けると共に、出力ミラーとこの出力
    ミラーに最も近い外部ベンドミラーとの間にリアミラ
    ー,出力ミラーの汚れ、光軸ずれを測定する移動自在な
    ガイド光用出力計並びにターゲットを設けてなることを
    特徴とするレーザ加工機の光学系チェック装置。
  6. 【請求項6】 リアミラー,出力ミラーを備えたレーザ
    発振器から発振されたレーザビームを複数の外部ベンド
    ミラーを経て集光レンズで集光せしめた後、ワークへ向
    けて照射せしめてワークにレーザ加工を行うレーザ加工
    機において、前記出力ミラーとこの出力ミラーに最も近
    い外部ベンドミラーとの間に第1ガイド光を照射する両
    面に反射ミラーを備えたシャッターを設けると共に、前
    記リアミラーの前に第2ガイド光を照射する反射ミラー
    を設け、前記集光レンズとこの集光レンズに最も近い外
    部ベンドミラーとの間レーザ発振器内部のミラー,外部
    ベンドミラーの汚れ,光軸ずれを測定する移動自在なガ
    イド光用出力計並びにターゲットを設けてなることを特
    徴とするレーザ加工機の光学系チェック装置。
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