JPH09272083A - 2足歩行ロボット - Google Patents

2足歩行ロボット

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JPH09272083A
JPH09272083A JP8085441A JP8544196A JPH09272083A JP H09272083 A JPH09272083 A JP H09272083A JP 8085441 A JP8085441 A JP 8085441A JP 8544196 A JP8544196 A JP 8544196A JP H09272083 A JPH09272083 A JP H09272083A
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JP
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posture
value
posture detection
unit
detection unit
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JP8085441A
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Akira Watanabe
彰 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2足歩行ロボットの姿勢検出に慣性センサを
用い、且つ、慣性センサによって生じる姿勢検出誤差を
自動的に補正する。 【解決手段】 本発明の2足歩行ロボットは、慣性セン
サを用いて2足歩行ロボットの胴体の姿勢を検出する姿
勢検出部と、2足歩行ロボットの脚部の各関節部の関節
角を検出する関節角検出部と、前記姿勢検出部と前記関
節角検出部から得られるロボットの動きから前記姿勢検
出部による姿勢検出誤差を推定する姿勢検出誤差推定部
とを備え、その姿勢検出誤差推定部の推定値を用いて前
記姿勢検出部の姿勢値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばレートジ
ャイロ等の慣性センサを使った2足歩行ロボットの制御
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の2足歩行ロボットの構造の
概略図である。この図において、1はロボットの右足、
2はエンコーダ内蔵モータRR、6はエンコーダ内蔵モ
ータLR、7はロボットの左足、9はエンコーダ内蔵モ
ータP、10は右足首角度センサ、11は左足首角度セ
ンサである。
【0003】この2足歩行ロボットは、足首のトルクを
必要とせずに完全な動歩行を実現している。但し、従来
の2足歩行ロボットでは、姿勢検出のために図8の符号
10、11で示すように、足首角度センサ(前後、左
右)が必要であり、その角度及び各モータ2、6、9の
回転角を測定してロボットの姿勢を検出をしていた(参
考文献:日本機械学会論文集(C編)48巻433号
(昭57−9)p.1445〜1455 題名:竹馬形
2足歩行ロボットの動的歩行 著者:下山 勲)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の2
足歩行ロボットは足首角度センサを用いて姿勢を検出し
ているため、地面の角度が既知でない場合や、地面に凹
凸がある場合、姿勢の検出に誤差を生じて歩行不能とな
るという問題点があった。
【0005】本発明は前記のような問題点を解消するた
めになされたもので、姿勢検出に慣性センサを用いる。
しかし、慣性センサを用いる場合、慣性センサの性質
上、着地時の衝撃や振動により誤差が発生し且つ累積す
るため、その補正を行わなければ歩行不能となるという
問題点がある。
【0006】そこで本発明は、姿勢検出に慣性センサを
用い、且つ、慣性センサによって生じる姿勢検出誤差を
自動的に補正することができる2足歩行ロボットを得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る2
足歩行ロボットは、慣性センサを用いて2足歩行ロボッ
トの胴体の姿勢を検出する姿勢検出部と、2足歩行ロボ
ットの脚部の各関節部の関節角を検出する関節角検出部
と、前記姿勢検出部と前記関節角検出部から得られるロ
ボットの動きから前記姿勢検出部による姿勢検出誤差を
推定する姿勢検出誤差推定部とを備え、その姿勢検出誤
差推定部の推定値を用いて前記姿勢検出部の姿勢値を補
正するように構成される。
【0008】請求項2の発明に係る2足歩行ロボット
は、前記姿勢検出誤差推定部が、前記姿勢検出部により
検出された姿勢値と前記関節角検出部により検出された
各関節部の関節角とから胴体の姿勢を推定し、このよう
にして得られた推定姿勢値と前記姿勢検出部により検出
された姿勢値との差を姿勢検出誤差として求める。
【0009】請求項3の発明に係る2足歩行ロボット
は、前記姿勢検出誤差推定部により推定された姿勢検出
誤差に所定の係数を乗算した値を前記姿勢検出部の姿勢
検出値に加えて補正するための係数乗算部をさらに備え
る。
【0010】請求項4の発明に係る2足歩行ロボット
は、慣性センサを用いて前記胴体の姿勢を検出する姿勢
検出部と、前記脚部の歩行速度指令値を発生する歩行速
度指令部と、前記脚部の実際の歩行速度を検出する歩行
速度演算部と、前記歩行速度指令値と前記歩行速度演算
部により検出された実際の歩行速度とを基にして前記姿
勢検出部の姿勢値を補正する補正値演算部とを備える。
【0011】請求項5の発明に係る2足歩行ロボット
は、前記補正値演算部が、前記歩行速度演算部の出力値
から前記歩行速度指令部の出力値を減算し、このように
して得られた値に対して所定の定数と1歩に要した時間
とを乗算して補正値を求めるように構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。
【0013】実施の形態1.図1は本発明の第1の実施
の形態による2足歩行ロボットの全体構成を示す概略図
である。1はロボットの右足、2は右足1を左右に動か
すエンコーダ内蔵モータRR、3はエンコーダ内蔵モー
タRR2を前後に動かすエンコーダ内蔵モータRP、4
はロボットの胴体、5は左足7を動かすエンコーダ内蔵
モータLP、6は左足7を左右に動かすエンコーダ内蔵
モータLR、7はロボットの左足、8はロボットの胴体
に固定された慣性センサとしての3軸レートジャイロで
ある。次に各部の相互関係について述べる。ロボットの
右足1の一端(上端)は第1エンコーダ内蔵モータRR
2に固定されており、第1エンコーダ内蔵モータRR2
の回転軸は第2エンコーダ内蔵モータRP3の回転軸に
固定されている。第2モータRP3は胴体4に固定され
ている。第3エンコーダ内蔵モータLP5は胴体4に固
定されており、この第3エンコーダ内蔵モータLP5の
回転軸は第4エンコーダ内蔵モータLR6の回転軸に固
定されている。左足7の一端(上端)は第4エンコーダ
内蔵モータLR6に固定されている。
【0014】次に動作について説明する。このロボット
は第4エンコーダ内蔵モータLR6、第2エンコーダ内
蔵モータRR3をリズミカルに動かすことにより、左右
の運動を発生させて片足を交互に浮かす。以後、浮いた
足を遊脚、接地している足を支持脚と呼ぶ。第2エンコ
ーダ内蔵モータRP3及び第3エンコーダ内蔵モータL
P5により支持脚、胴体4、遊脚の前後の位置関係を制
御して前後の運動を行わせる。各エンコーダ内蔵モータ
2、3、5、6の各エンコーダにより各関節角を検出し
ており、また、3軸レートジャイロ8の出力から胴体の
姿勢を計算し、その値と各関節角から、各足1、7の角
度を求める。
【0015】歩行中の前後の動きの概略は図2のように
なる。遊脚(左足)がある程度上がったら遊脚を前に振
り出す。支持脚(右足)はそれまでの速度及び重力の影
響を受けながら前に倒れて行き遊脚が着地する。ここで
支持脚が交替し、支持脚だった右足が遊脚となり上がっ
て行く。この動作を繰り返して歩行を行う。
【0016】図3の形態1の制御部の概略構成を表すブ
ロック図である。21は慣性センサとしてのレートジャ
イロ、22はレートジャイロ21の基にして2足ロボッ
トの胴体の姿勢(鉛直軸に対する傾き)を検出する姿勢
検出部、23は脚部(右足、左足)の各関節の角度を検
出する関節角検出部、24は脚部の前後角(鉛直軸に対
する角度)を検出する脚角度検出部、25は姿勢検出部
22と関節角検出部23から得られるロボットの動きか
ら姿勢検出部22による姿勢検出誤差を推定する姿勢検
出誤差推定部、26は姿勢検出誤差推定部25により推
定された姿勢検出誤差に所定の係数を乗算した値を姿勢
検出部22の姿勢検出値に加えて補正するための係数乗
算部、27は係数乗算部26の出力を姿勢検出部22に
供給するサンプラである。
【0017】次に、姿勢検出誤差推定部の誤差推定方法
について述べる。第1図のような竹馬型歩行ロボットの
片足支持時の挙動は、遊脚の影響が少ないときは、図2
から分かるように、倒立振子として近似できる。図4の
θ(t)は時刻tの支持脚の角度(鉛直を0とする)を
表しているが、倒立振子を線形近似した場合、時刻t=
0のときのθ(t)をθ(0)とおき、また、そのとき
の時間微分dθ(t)/dtをθ’(0)とおくと、θ
(t)は、
【0018】
【数1】 となる。但し、kは定数。
【0019】図5のように、1歩のうち遊脚が着地する
直前の時刻をt=0、また、時刻をさかのぼって遊脚が
動きだす直前の時刻をt=-Tとし、t=-Tでのθ
(t)をθ(-T)とおくと、
【0020】
【数2】 となる。(t=0をこのように定義したのは、1歩のう
ちでdθ(t)/dtのノイズが少ないからである。ま
た、t=-Tをこのように定義したのは、遊脚の動きに
よるノイズが少なく、且つ、支持脚交替による振動が減
衰しているからである。)
【0021】歩行ロボットにおいて、遊脚は歩行のため
に大きく動かされ、t=-Tからt=0までにΔφだけ
動くが、初期に大きく動くため、時刻t=-Tの直後に
瞬時にΔφだけ動いたと近似できる。このとき支持脚の
運動の式に、その反動による項を加えることにより精度
をあげることができ、
【0022】
【数3】 αは定数、と近似できる。
【0023】ここで、各関節角及び胴体の姿勢検出値か
ら計算される支持脚の前後角の測定値をΘ(t)と表
し、時刻t=-T、t=0のΘ(t)をそれぞれ、Θ(-
T)、Θ(0)とあらわす。このとき、姿勢検出誤差が
t=-Tからt=0まで一定であったと仮定し、その測
定誤差をeとおくと、測定値Θ(-T)、Θ(0)は、
【0024】
【数4】 と表される。
【0025】これを式(3)に代入することにより、
【0026】
【数5】 となる。
【0027】よって
【数6】 となり、t=0での支持脚の角度はΘ(0)−eと推定
される。このeが姿勢検出誤差演算部25の出力であ
る。
【0028】実施の形態2.図6は本発明の他の実施の
形態2を示す構成図である。図6において、28は脚部
の歩行速度指令値を発生する歩行速度指令部、29は1
歩の距離とそれに要した時間から実際の平均歩行速度を
計算する歩行速度演算部、30は歩行速度指令部28の
値と歩行速度演算部29の値とから姿勢検出補正値を求
める補正値演算部、27はサンプラ、21は慣性センサ
としてのレートジャイロ、22はレートジャイロ21の
出力と、サンプラ27を通った補正値演算部30の出力
とから姿勢を計算する姿勢検出部である。
【0029】次にこの実施の形態の動作について説明す
る。図1に示すような倒立振子型の2足歩行ロボットに
おいて、脚の地面に対する角度は、胴体に取り付けられ
たレートジャイロの値から計算される姿勢検出部の出力
と各関節角とから計算される。よって、実際の姿勢の前
後角(前を正とする)が、姿勢検出部により計測された
値より前に傾いている場合、後述のように、次の1歩で
の前方への加速度が大きくなり、歩行速度(前向きを正
とする)は増加する。また、逆に後に傾いている場合、
次の1歩での前方への加速度は小さくなり歩行速度は減
少する。すなわち、姿勢検出部22の前後角の誤差が正
の場合には歩行速度は減少し、負の場合には歩行速度は
増加する。そこで、遊脚が着地するたびに、補正値演算
部30において、歩行速度演算部29の値から歩行速度
指令部29の値を減算し、その値に対してある適切な定
数γと1歩に要した時間とを乗算し補正値演算部30の
出力とする。この補正値演算部22の出力をサンプラ2
7で1歩に1度遊脚姿勢検出部24の前後角に加え、そ
れを姿勢検出部22の新たな値とする。これにより姿勢
検出部22の前後角の誤差を減少させるとともに誤差の
累積を防いで、安定した歩行を実現することができる。
【0030】ここで、姿勢検出部22の誤差による次の
1歩への影響について述べる。例えば、図7のように、
胴体は姿勢検出部22の出力の前後値が零になるように
制御されているとし、実際の前後角(前を正とする)が
姿勢検出部22の値より前にηだけ傾いているとする。
すなわち、姿勢検出部22の前後角の誤差はーηであ
る。またこのとき、速度指令値を維持するための遊脚の
着地時の鉛直軸に対する角度(左回りを正)がζである
とする。遊脚の制御は姿勢検出部22の出力と各関節角
により行われているので、姿勢検出部22に前記誤差が
ある場合、遊脚の着地時の角度は図7の下の図ように、
ζーηとなる。このように、実際の姿勢が姿勢検出部2
2の値より前に傾いていると、遊脚が着地し支持脚とな
ったときの角度が前方に傾くため前方への加速度が増加
する。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レート
ジャイロ等の慣性センサを姿勢検出に用い、且つ、その
検出誤差を姿勢検出誤差推定部により推定して、慣性セ
ンサによる検出誤差を自動的に補正することができるの
で、慣性センサによる姿勢検出誤差が累積することがな
く、2足歩行ロボットは、地面の形状が未知であって
も、歩行できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の2足歩行ロボットの概観図である。
【図2】 2足歩行ロボットの歩行の様子を横から見た
模式図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を示すブロック図であ
る。
【図4】 倒立振子の説明図である。
【図5】 実施の形態1の歩中の挙動を示す説明図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態2を示すブロック図であ
る。
【図7】 実施の形態2の姿勢検出誤差の影響を示す説
明図である。
【図8】 従来例の2足歩行ロボットの概観図である。
【符号の説明】
21 レートジャイロ、22 姿勢検出部、23 関節
角検出部、25 姿勢検出誤差推定部、28 速度指令
部、29 歩行速度演算部、30 補正値演算部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体とその胴体に接続された2本の脚部
    を有する2足歩行ロボットにおいて、慣性センサを用い
    て前記胴体の姿勢を検出する姿勢検出部と、前記脚部の
    各関節部の関節角を検出する関節角検出部と、前記姿勢
    検出部と前記関節角検出部から得られるロボットの動き
    から前記姿勢検出部による姿勢検出誤差を推定する姿勢
    検出誤差推定部とを備え、その姿勢検出誤差推定部の推
    定値を用いて前記姿勢検出部の姿勢値を補正することを
    特徴とする2足歩行ロボット。
  2. 【請求項2】 前記姿勢検出誤差推定部は、前記姿勢検
    出部により検出された姿勢値と前記関節角検出部により
    検出された各関節部の関節角とから胴体の姿勢を推定
    し、このようにして得られた推定姿勢値と前記姿勢検出
    部により検出された姿勢値との差を姿勢検出誤差として
    求めることを特徴とする請求項1記載の2足歩行ロボッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記姿勢検出誤差推定部により推定され
    た姿勢検出誤差に所定の係数を乗算した値を前記姿勢検
    出部の姿勢検出値に加えて補正するための係数乗算部を
    さらに備えることを特徴とする請求項2記載の2足歩行
    ロボット。
  4. 【請求項4】 胴体とその胴体に接続された2本の脚部
    を有する2足歩行ロボットにおいて、慣性センサを用い
    て前記胴体の姿勢を検出する姿勢検出部と、前記脚部の
    歩行速度指令値を発生する歩行速度指令部と、前記脚部
    の実際の歩行速度を検出する歩行速度演算部とを備え、
    前記歩行速度指令値と前記歩行速度演算部により検出さ
    れた実際の歩行速度とを基にして前記姿勢検出部の姿勢
    値を補正する補正値演算部とを備えることを特徴とする
    2足歩行ロボット。
  5. 【請求項5】 前記補正値演算部は、前記歩行速度演算
    部の出力値から前記歩行速度指令部の出力値を減算し、
    このようにして得られた値に対して所定の定数と1歩に
    要した時間とを乗算して補正値を求めることを特徴とす
    る請求項4記載の2足歩行ロボット。
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