JPH09272329A - 自動車用暖房装置 - Google Patents
自動車用暖房装置Info
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- JPH09272329A JPH09272329A JP8088198A JP8819896A JPH09272329A JP H09272329 A JPH09272329 A JP H09272329A JP 8088198 A JP8088198 A JP 8088198A JP 8819896 A JP8819896 A JP 8819896A JP H09272329 A JPH09272329 A JP H09272329A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンの排気管路に排気熱吸熱用熱交換器
を有するバイパス管路を設置したり、車室内空調装置に
排気熱を利用するための補助熱交換器を設置せずに、エ
ンジン排気熱の回収と停止が容易に行なえ、構造が簡単
な自動車用暖房装置を提供する。 【解決手段】 エンジン12の排気管路11に設けられ
エンジン12の排気熱を吸熱する排気熱吸熱用熱交換器
(排気熱吸熱器)15と、エンジン冷却水の熱を車室内
に放熱するための車室内放熱用熱交換器(車室内放熱
器)14と、エンジン12から車室内放熱器14へ冷却
水を流す配水管路に設けられ、車室内放熱器14と排気
熱吸熱器15とにエンジン冷却水を分流するとともにそ
の流量を制御する流量制御弁16と、車室内放熱器14
からエンジン12へ冷却水を流す配水管路に設けられる
クッションタンク18と、排気熱吸熱器15とクッショ
ンタンク18との間に設けられる遮断弁17と、流量制
御弁16と遮断弁17を制御する制御手段26とを備え
る。
を有するバイパス管路を設置したり、車室内空調装置に
排気熱を利用するための補助熱交換器を設置せずに、エ
ンジン排気熱の回収と停止が容易に行なえ、構造が簡単
な自動車用暖房装置を提供する。 【解決手段】 エンジン12の排気管路11に設けられ
エンジン12の排気熱を吸熱する排気熱吸熱用熱交換器
(排気熱吸熱器)15と、エンジン冷却水の熱を車室内
に放熱するための車室内放熱用熱交換器(車室内放熱
器)14と、エンジン12から車室内放熱器14へ冷却
水を流す配水管路に設けられ、車室内放熱器14と排気
熱吸熱器15とにエンジン冷却水を分流するとともにそ
の流量を制御する流量制御弁16と、車室内放熱器14
からエンジン12へ冷却水を流す配水管路に設けられる
クッションタンク18と、排気熱吸熱器15とクッショ
ンタンク18との間に設けられる遮断弁17と、流量制
御弁16と遮断弁17を制御する制御手段26とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排気熱
を車室内空調の補助熱源として利用する自動車用暖房装
置に関する。
を車室内空調の補助熱源として利用する自動車用暖房装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン排気熱を車室内空調の補助熱源
として利用する自動車用暖房装置が知られている(例え
ば、実公平3−4566号、実開平4−31609号参
照)。前者の装置では、排気管路に排気熱吸熱用の熱交
換器(排気熱吸熱器)を有するバイパス管路を設け、バ
イパス管路の排気熱吸熱器により排気熱をエンジン冷却
水へ吸熱し、車室内空調の補助熱源として利用してい
る。また、後者の装置では、排気管路に排気熱吸熱器を
有するバイパス管路を設けているが、排気熱をエンジン
冷却水へ吸熱せず、排気熱吸熱器と車室内空調装置に設
けた放熱用補助熱交換器との間で閉回路を形成し、排気
熱を補助熱源として利用している。
として利用する自動車用暖房装置が知られている(例え
ば、実公平3−4566号、実開平4−31609号参
照)。前者の装置では、排気管路に排気熱吸熱用の熱交
換器(排気熱吸熱器)を有するバイパス管路を設け、バ
イパス管路の排気熱吸熱器により排気熱をエンジン冷却
水へ吸熱し、車室内空調の補助熱源として利用してい
る。また、後者の装置では、排気管路に排気熱吸熱器を
有するバイパス管路を設けているが、排気熱をエンジン
冷却水へ吸熱せず、排気熱吸熱器と車室内空調装置に設
けた放熱用補助熱交換器との間で閉回路を形成し、排気
熱を補助熱源として利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動車用暖房装置では、バイパス管路から通常
の排気管路へ切り換えることによって排気熱の回収を停
止しているので、通常の排気管路からバイパス管路への
熱伝導を防止するための断熱構造を排気管路に設ける必
要があり、耐熱性能とシール性能が高い材料を用いる必
要がある。また、排気管路切り換え部では、十分なシー
ル性能を備えた切り換えドア構造とするために、装置が
複雑化、大型化する。さらに、上述した後者の自動車用
暖房装置では、車室内空調装置にエンジン排気熱を補助
熱源として利用するための補助熱交換器を設けているの
で、補助熱交換器が車室内空調装置の通気抵抗となり、
騒音を発生するおそれがある。
た従来の自動車用暖房装置では、バイパス管路から通常
の排気管路へ切り換えることによって排気熱の回収を停
止しているので、通常の排気管路からバイパス管路への
熱伝導を防止するための断熱構造を排気管路に設ける必
要があり、耐熱性能とシール性能が高い材料を用いる必
要がある。また、排気管路切り換え部では、十分なシー
ル性能を備えた切り換えドア構造とするために、装置が
複雑化、大型化する。さらに、上述した後者の自動車用
暖房装置では、車室内空調装置にエンジン排気熱を補助
熱源として利用するための補助熱交換器を設けているの
で、補助熱交換器が車室内空調装置の通気抵抗となり、
騒音を発生するおそれがある。
【0004】本発明の目的は、エンジンの排気管路に排
気熱吸熱用熱交換器を有するバイパス管路を設置した
り、車室内空調装置に排気熱を利用するための補助熱交
換器を設置せずに、エンジン排気熱の回収と停止が容易
に行なえ、構造が簡単な自動車用暖房装置を提供するこ
とにある。
気熱吸熱用熱交換器を有するバイパス管路を設置した
り、車室内空調装置に排気熱を利用するための補助熱交
換器を設置せずに、エンジン排気熱の回収と停止が容易
に行なえ、構造が簡単な自動車用暖房装置を提供するこ
とにある。
【0005】
(1) 発明の第1の実施の形態を示す図1に対応づけ
て請求項1の発明を説明すると、請求項1の発明は、エ
ンジン冷却水を車室内空調の熱源とし、エンジン排気熱
を車室内空調の補助熱源とする自動車用暖房装置に適用
される。そして、エンジン12の排気管路11に設けら
れエンジン12の排気熱を吸熱する排気熱吸熱用熱交換
器(排気熱吸熱器)15と、エンジン冷却水の熱を車室
内に放熱するための車室内放熱用熱交換器(車室内放熱
器)14と、エンジン12から車室内放熱器14へ冷却
水を流す配水管路に設けられ、車室内放熱器14と排気
熱吸熱器15とにエンジン冷却水を分流するとともに、
その流量を制御する流量制御弁16と、車室内放熱器1
4からエンジン12へ冷却水を流す配水管路に設けられ
るクッションタンク18と、排気熱吸熱器15とクッシ
ョンタンク18との間に設けられる遮断弁17と、流量
制御弁16と遮断弁17を制御する制御手段26とを備
える。 (2) 発明の第1の実施の形態を示す図2および図3
に対応づけて請求項2〜4の発明を説明すると、請求項
2の自動車用暖房装置は、流量制御弁から排気熱吸熱器
を経てクッションタンクへ至る配水管路内の圧力を検出
する圧力検出手段と、外気温を検出する外気温検出手段
とを備え、制御手段によって、圧力検出手段による検出
圧力と外気温検出手段による検出外気温とに基づいて流
量制御弁と遮断弁を制御するようにしたものである。図
2のS102とS108では検出外気温Taに基づいて
流量制御弁V1と遮断弁V2を制御し、S104,S1
05,S110,S111,S115,S116では検
出圧力に基づいて流量制御弁V1と遮断弁V2を制御す
る。 (3) 請求項3の自動車用暖房装置は、制御手段によ
って、検出外気温Taが第1の温度以下(S108)で
且つ検出圧力が所定の圧力以下(S110)の場合は、
流量制御弁V1と遮断弁V2とを開放して(S109,
S112)排気熱吸熱器へエンジン冷却水を流す。 (4) 請求項4の自動車用暖房装置は、制御手段によ
って、検出外気温が第1の温度よりも高い第2の温度以
上の場合(S102)は流量制御弁V1を閉路する(S
103)。 (5) 発明の第2の実施の形態を示す図4および図5
に対応づけて請求項5および請求項6の発明を説明する
と、請求項5の自動車用暖房装置は、車室内温度を検出
する室温検出手段を備え、制御手段によって、車室内温
度検出値が車室内温度設定値よりも所定値以上低い場合
(S214a)には、検出外気温Taが第1の温度より
高くても(S208)検出圧力が所定圧力以下であれば
(S210)、流量制御弁V1と遮断弁V2とを開放し
て(S209,S212)排気熱吸熱器へエンジン冷却
水を流す(図4、図5のS214a→S209→S21
0→S212のループ参照)。 (6) 請求項6の自動車用暖房装置は、制御手段によ
って、デフロストモードが設定されている場合(S21
4b)には、検出外気温Taが第1の温度よりも高くて
も(S208)検出圧力が所定圧力以下であれば(S2
10)、流量制御弁V1と遮断弁V2とを開放して(S
209,S212)排気熱吸熱器へエンジン冷却水を流
す(図4、図5のS214b→S209→S210→S
212のループ参照)。
て請求項1の発明を説明すると、請求項1の発明は、エ
ンジン冷却水を車室内空調の熱源とし、エンジン排気熱
を車室内空調の補助熱源とする自動車用暖房装置に適用
される。そして、エンジン12の排気管路11に設けら
れエンジン12の排気熱を吸熱する排気熱吸熱用熱交換
器(排気熱吸熱器)15と、エンジン冷却水の熱を車室
内に放熱するための車室内放熱用熱交換器(車室内放熱
器)14と、エンジン12から車室内放熱器14へ冷却
水を流す配水管路に設けられ、車室内放熱器14と排気
熱吸熱器15とにエンジン冷却水を分流するとともに、
その流量を制御する流量制御弁16と、車室内放熱器1
4からエンジン12へ冷却水を流す配水管路に設けられ
るクッションタンク18と、排気熱吸熱器15とクッシ
ョンタンク18との間に設けられる遮断弁17と、流量
制御弁16と遮断弁17を制御する制御手段26とを備
える。 (2) 発明の第1の実施の形態を示す図2および図3
に対応づけて請求項2〜4の発明を説明すると、請求項
2の自動車用暖房装置は、流量制御弁から排気熱吸熱器
を経てクッションタンクへ至る配水管路内の圧力を検出
する圧力検出手段と、外気温を検出する外気温検出手段
とを備え、制御手段によって、圧力検出手段による検出
圧力と外気温検出手段による検出外気温とに基づいて流
量制御弁と遮断弁を制御するようにしたものである。図
2のS102とS108では検出外気温Taに基づいて
流量制御弁V1と遮断弁V2を制御し、S104,S1
05,S110,S111,S115,S116では検
出圧力に基づいて流量制御弁V1と遮断弁V2を制御す
る。 (3) 請求項3の自動車用暖房装置は、制御手段によ
って、検出外気温Taが第1の温度以下(S108)で
且つ検出圧力が所定の圧力以下(S110)の場合は、
流量制御弁V1と遮断弁V2とを開放して(S109,
S112)排気熱吸熱器へエンジン冷却水を流す。 (4) 請求項4の自動車用暖房装置は、制御手段によ
って、検出外気温が第1の温度よりも高い第2の温度以
上の場合(S102)は流量制御弁V1を閉路する(S
103)。 (5) 発明の第2の実施の形態を示す図4および図5
に対応づけて請求項5および請求項6の発明を説明する
と、請求項5の自動車用暖房装置は、車室内温度を検出
する室温検出手段を備え、制御手段によって、車室内温
度検出値が車室内温度設定値よりも所定値以上低い場合
(S214a)には、検出外気温Taが第1の温度より
高くても(S208)検出圧力が所定圧力以下であれば
(S210)、流量制御弁V1と遮断弁V2とを開放し
て(S209,S212)排気熱吸熱器へエンジン冷却
水を流す(図4、図5のS214a→S209→S21
0→S212のループ参照)。 (6) 請求項6の自動車用暖房装置は、制御手段によ
って、デフロストモードが設定されている場合(S21
4b)には、検出外気温Taが第1の温度よりも高くて
も(S208)検出圧力が所定圧力以下であれば(S2
10)、流量制御弁V1と遮断弁V2とを開放して(S
209,S212)排気熱吸熱器へエンジン冷却水を流
す(図4、図5のS214b→S209→S210→S
212のループ参照)。
【0006】
(1) 請求項1の発明によれば、自動車用暖房装置を
上述した構成としたので、従来のようにエンジンの排気
管路に排気熱吸熱用熱交換器を有するバイパス管路を設
置したり、車室内空調装置に排気熱を利用するための補
助熱交換器を設置せずに、エンジン排気熱の回収と停止
が容易に行なえる。すなわち、夏季などに外気温が高い
場合は余分にエンジン排気熱を回収することがなく、一
方、冬季にはエンジン冷却水温度が低くてもエンジン排
気熱を回収して車室内を暖房することができる。また、
従来装置と比較して構造が簡単であり、安価な暖房装置
を提供することができる。 (2) 請求項2の発明によれば、検出圧力と検出外気
温とに基づいて流量制御弁と遮断弁を制御するようにし
たので、排気熱吸熱器を通る配水管路の圧力状態と外気
温とに応じて排気熱の回収と停止を適切に制御すること
ができる。 (3) 請求項3の発明によれば、検出外気温が第1の
温度以下で且つ検出圧力が所定の圧力以下の場合は、流
量制御弁と遮断弁とを開放して排気熱吸熱器へエンジン
冷却水を流すようにしたので、冬季などの外気温が低い
時に排気熱吸熱器を通る配水管路の圧力が低ければ自動
的にエンジンの排気熱が回収され、エンジン冷却水の温
度が低い時にも車室内を十分に暖房することができる。 (4) 請求項4の発明によれば、検出外気温が第1の
温度よりも高い第2の温度以上の場合は流量制御弁を閉
路するようにしたので、外気温が高い時には排気熱吸熱
器へのエンジン冷却水の分流が遮断され、排気熱の回収
が確実に停止される。 (5) 請求項5の発明によれば、車室内温度検出値が
車室内温度設定値よりも所定値以上低い場合には、検出
外気温が第1の温度より高くても検出圧力が所定圧力以
下であれば、流量制御弁と遮断弁とを開放して排気熱吸
熱器へエンジン冷却水を流すようにしたので、外気温が
15〜25℃位の中間季において排気熱利用の暖房まで
は不要な時でも、設定温度を高くした乗員の要求、ある
いは空調装置全般の制御によって吹き出し空気温度を高
くしたい場合には、エンジンの排気熱を回収して要求に
応じた十分な暖房を行なうことができる。 (6) 請求項6の発明によれば、デフロストモードが
設定されている場合には、検出外気温が第1の温度より
も高くても検出圧力が所定圧力以下であれば、流量制御
弁と遮断弁とを開放して排気熱吸熱器へエンジン冷却水
を流すようにしたので、外気温が15〜25℃位の中間
季において排気熱利用の暖房までは不要な時でも、デフ
ロストモードが設定されている場合には、エンジン冷却
水温度が低くても排気熱を回収して暖かい空気をウイン
ドウガラスに吹き付けることができ、窓曇りを容易に除
去することができる。
上述した構成としたので、従来のようにエンジンの排気
管路に排気熱吸熱用熱交換器を有するバイパス管路を設
置したり、車室内空調装置に排気熱を利用するための補
助熱交換器を設置せずに、エンジン排気熱の回収と停止
が容易に行なえる。すなわち、夏季などに外気温が高い
場合は余分にエンジン排気熱を回収することがなく、一
方、冬季にはエンジン冷却水温度が低くてもエンジン排
気熱を回収して車室内を暖房することができる。また、
従来装置と比較して構造が簡単であり、安価な暖房装置
を提供することができる。 (2) 請求項2の発明によれば、検出圧力と検出外気
温とに基づいて流量制御弁と遮断弁を制御するようにし
たので、排気熱吸熱器を通る配水管路の圧力状態と外気
温とに応じて排気熱の回収と停止を適切に制御すること
ができる。 (3) 請求項3の発明によれば、検出外気温が第1の
温度以下で且つ検出圧力が所定の圧力以下の場合は、流
量制御弁と遮断弁とを開放して排気熱吸熱器へエンジン
冷却水を流すようにしたので、冬季などの外気温が低い
時に排気熱吸熱器を通る配水管路の圧力が低ければ自動
的にエンジンの排気熱が回収され、エンジン冷却水の温
度が低い時にも車室内を十分に暖房することができる。 (4) 請求項4の発明によれば、検出外気温が第1の
温度よりも高い第2の温度以上の場合は流量制御弁を閉
路するようにしたので、外気温が高い時には排気熱吸熱
器へのエンジン冷却水の分流が遮断され、排気熱の回収
が確実に停止される。 (5) 請求項5の発明によれば、車室内温度検出値が
車室内温度設定値よりも所定値以上低い場合には、検出
外気温が第1の温度より高くても検出圧力が所定圧力以
下であれば、流量制御弁と遮断弁とを開放して排気熱吸
熱器へエンジン冷却水を流すようにしたので、外気温が
15〜25℃位の中間季において排気熱利用の暖房まで
は不要な時でも、設定温度を高くした乗員の要求、ある
いは空調装置全般の制御によって吹き出し空気温度を高
くしたい場合には、エンジンの排気熱を回収して要求に
応じた十分な暖房を行なうことができる。 (6) 請求項6の発明によれば、デフロストモードが
設定されている場合には、検出外気温が第1の温度より
も高くても検出圧力が所定圧力以下であれば、流量制御
弁と遮断弁とを開放して排気熱吸熱器へエンジン冷却水
を流すようにしたので、外気温が15〜25℃位の中間
季において排気熱利用の暖房までは不要な時でも、デフ
ロストモードが設定されている場合には、エンジン冷却
水温度が低くても排気熱を回収して暖かい空気をウイン
ドウガラスに吹き付けることができ、窓曇りを容易に除
去することができる。
【0007】
−発明の第1の実施の形態− 図1は第1の実施形態の構成を示す。11は排気管、1
2は車両のエンジン、13は車室内空調装置、14は空
調装置13の放熱用熱交換器(車室内放熱器)である。
また、15は、排気管11内に設置され、エンジン12
の排気熱を吸熱するための排気熱吸熱用熱交換器(排気
熱吸熱器)である。
2は車両のエンジン、13は車室内空調装置、14は空
調装置13の放熱用熱交換器(車室内放熱器)である。
また、15は、排気管11内に設置され、エンジン12
の排気熱を吸熱するための排気熱吸熱用熱交換器(排気
熱吸熱器)である。
【0008】16は、エンジン12から車室内放熱器1
4へ冷却水を流す配水管路に設けられ、車室内空調装置
13内の車室内放熱器14と排気管11内の排気熱吸熱
器15とにエンジン冷却水を分流するとともにその流量
を制御する冷却水流量制御弁である。18は、車室内放
熱器14からエンジン12へ冷却水を流す配水管路に設
けられるクッションタンクである。17は、排気熱吸熱
器15とクッションタンク18との間に設けられ、冷却
水の流れを遮断するための遮断弁である。
4へ冷却水を流す配水管路に設けられ、車室内空調装置
13内の車室内放熱器14と排気管11内の排気熱吸熱
器15とにエンジン冷却水を分流するとともにその流量
を制御する冷却水流量制御弁である。18は、車室内放
熱器14からエンジン12へ冷却水を流す配水管路に設
けられるクッションタンクである。17は、排気熱吸熱
器15とクッションタンク18との間に設けられ、冷却
水の流れを遮断するための遮断弁である。
【0009】19はエンジン12の冷却水を冷却するた
めのラジエータ、20は冷却水の配水管である。なお、
図中には配水管20を流れる冷却水の流れ方向を矢印で
示す。また、矢印22は車室内空調装置13へ導人され
る空気の流れを示し、矢印23は車室内空調装置13か
ら不図示の各吹き出し口を通って車室内へ吹き出される
調和空気の流れを示す。24は、空調装置13内の冷風
と温風との混合比率を変えることによって、空調装置1
3の吹き出し空気温度を制御するエアミックスドアであ
る。さらに、25は空調装置13の冷却および減湿用熱
交換器である。
めのラジエータ、20は冷却水の配水管である。なお、
図中には配水管20を流れる冷却水の流れ方向を矢印で
示す。また、矢印22は車室内空調装置13へ導人され
る空気の流れを示し、矢印23は車室内空調装置13か
ら不図示の各吹き出し口を通って車室内へ吹き出される
調和空気の流れを示す。24は、空調装置13内の冷風
と温風との混合比率を変えることによって、空調装置1
3の吹き出し空気温度を制御するエアミックスドアであ
る。さらに、25は空調装置13の冷却および減湿用熱
交換器である。
【0010】26は、マイクロコンピュータとその周辺
部品から構成される制御手段としてのコントローラであ
り、冷却水流量制御弁16と遮断弁17を含む車室内空
調装置の各種機器を制御する。なお、図示を省略する
が、車室外の空気温度を検出する外気温検出手段として
の外気温センサーと、冷却水流量制御弁16から排気熱
吸熱器15を経てクッションタンク18へ至る配水管路
内の圧力を検出する圧力検出手段としての圧力センサー
が設けられ、コントローラ26へ接続される。また、車
室内には車室内温度の目標値を設定するための設定器
と、車室内温度を検出する室温検出手段としの内気温セ
ンサーが設けれ、これらもコントローラ26へ接続され
る。
部品から構成される制御手段としてのコントローラであ
り、冷却水流量制御弁16と遮断弁17を含む車室内空
調装置の各種機器を制御する。なお、図示を省略する
が、車室外の空気温度を検出する外気温検出手段として
の外気温センサーと、冷却水流量制御弁16から排気熱
吸熱器15を経てクッションタンク18へ至る配水管路
内の圧力を検出する圧力検出手段としての圧力センサー
が設けられ、コントローラ26へ接続される。また、車
室内には車室内温度の目標値を設定するための設定器
と、車室内温度を検出する室温検出手段としの内気温セ
ンサーが設けれ、これらもコントローラ26へ接続され
る。
【0011】図2および図3は、第1の実施形態の動作
を示すフローチャートである。ステップ101におい
て、まずエンジン排気熱利用の暖房制御に必要なデータ
を入力する。このデータには、外気温Ta、冷却水流量
制御弁16から排気熱吸熱器15を経て遮断弁17に至
る排気熱吸熱系統管路(以下、吸熱系管路と呼ぶ)の内
部圧力PHEX、エンジン12の運転および停止状態ON
/OFFが含まれる。ステップ102で、外気温が25
℃以上か否かを判定し、25℃以上の場合はステップ1
03へ進み、25℃未満の場合はステップ108へ進
む。ここで、判定温度25℃で外気温Taを判定するの
は、外気温が25℃より高い場合は排気熱を回収しない
制御を行うためである。なお、判定温度は25℃に限定
されず、任意の温度を設定できる。
を示すフローチャートである。ステップ101におい
て、まずエンジン排気熱利用の暖房制御に必要なデータ
を入力する。このデータには、外気温Ta、冷却水流量
制御弁16から排気熱吸熱器15を経て遮断弁17に至
る排気熱吸熱系統管路(以下、吸熱系管路と呼ぶ)の内
部圧力PHEX、エンジン12の運転および停止状態ON
/OFFが含まれる。ステップ102で、外気温が25
℃以上か否かを判定し、25℃以上の場合はステップ1
03へ進み、25℃未満の場合はステップ108へ進
む。ここで、判定温度25℃で外気温Taを判定するの
は、外気温が25℃より高い場合は排気熱を回収しない
制御を行うためである。なお、判定温度は25℃に限定
されず、任意の温度を設定できる。
【0012】ステップ103で、冷却水流量制御弁16
を駆動して排気熱吸熱器15側を閉じ、排気熱吸熱器1
5への冷却水の流入を遮断する。これにより、外気温が
高い場合に、吸熱系管路へ冷却水が流れず、エンジン排
気熱の回収が停止される。
を駆動して排気熱吸熱器15側を閉じ、排気熱吸熱器1
5への冷却水の流入を遮断する。これにより、外気温が
高い場合に、吸熱系管路へ冷却水が流れず、エンジン排
気熱の回収が停止される。
【0013】なお、図2および図3に示すフローチャー
トは本発明に係わる制御のみを示すが、冷却水流量制御
弁16の開度は、図示しない吹き出し風量制御、吹き出
し空気温度制御、内外気導入切り換えインテークドア制
御、エアミックスドア開度制御、吹き出し口制御、冷媒
圧縮機制御などの空調装置全般の制御によっても制御さ
れる。このような本発明以外の制御方法については特に
限定せず、またそれらの説明を省略する。
トは本発明に係わる制御のみを示すが、冷却水流量制御
弁16の開度は、図示しない吹き出し風量制御、吹き出
し空気温度制御、内外気導入切り換えインテークドア制
御、エアミックスドア開度制御、吹き出し口制御、冷媒
圧縮機制御などの空調装置全般の制御によっても制御さ
れる。このような本発明以外の制御方法については特に
限定せず、またそれらの説明を省略する。
【0014】ステップ104では、吸熱系管路の内部圧
力PHEXが予め設定された圧力Pset2’以下か否か
を判定し、Pset2’以下の場合はステップ106へ
進み、Pset2’を越える場合はステップ105へ進
む。なお、判定圧力Pset2’には任意の圧力を設定
することができる。ステップ105では、吸熱系管路の
内部圧力PHEXが予め設定された圧力Pset2以上か
否かを判定し、Pset2以上の場合はステップ107
へ進み、Pset2未満の場合は制御を終了し、ふたた
び最初から本制御を開始する。なお、判定圧力Pset
2にはPset2’<Pset2とする任意の圧力を設
定することができる。このように、判定圧力にヒステリ
シスを設けることにより、遮断弁17の制御におけるハ
ンチングを防止することができる。
力PHEXが予め設定された圧力Pset2’以下か否か
を判定し、Pset2’以下の場合はステップ106へ
進み、Pset2’を越える場合はステップ105へ進
む。なお、判定圧力Pset2’には任意の圧力を設定
することができる。ステップ105では、吸熱系管路の
内部圧力PHEXが予め設定された圧力Pset2以上か
否かを判定し、Pset2以上の場合はステップ107
へ進み、Pset2未満の場合は制御を終了し、ふたた
び最初から本制御を開始する。なお、判定圧力Pset
2にはPset2’<Pset2とする任意の圧力を設
定することができる。このように、判定圧力にヒステリ
シスを設けることにより、遮断弁17の制御におけるハ
ンチングを防止することができる。
【0015】吸熱系管路の内部圧力PHEXが判定圧力P
set2’以下の場合は、ステップ106で遮断弁17
を閉じ、クッションタンク18から吸熱系管路への冷却
水の逆流を防止する。その後、ふたたび最初から本制御
を開始する。
set2’以下の場合は、ステップ106で遮断弁17
を閉じ、クッションタンク18から吸熱系管路への冷却
水の逆流を防止する。その後、ふたたび最初から本制御
を開始する。
【0016】吸熱系管路の内部圧力PHEXが判定圧力P
set2以上の場合は、ステップ107で遮断弁17を
開放し、排気熱により気化した吸熱系管路内の冷却水を
クッションタンク18へ放出する。その後、ふたたび最
初から本制御を開始する。
set2以上の場合は、ステップ107で遮断弁17を
開放し、排気熱により気化した吸熱系管路内の冷却水を
クッションタンク18へ放出する。その後、ふたたび最
初から本制御を開始する。
【0017】ステップ108では、外気温Taが15℃
以下か否かを判定し、15℃以下の場合はステップ10
9へ進み、15℃を越える場合はステップ114へ進
む。ここで、判定温度15℃で外気温Taを判定するの
は、外気温が15℃より低い場合はエンジン12の排気
熱を回収する制御を行うためである。なお、判定温度は
15℃に限定されず、任意の温度を設定することができ
る。また、ステップ102と108で判定温度にヒステ
リシスを設けることによって制御のハンチングを防止す
ることができる。外気温が15℃から25℃までは中間
季とし、ステップ114以降の制御を行なう。
以下か否かを判定し、15℃以下の場合はステップ10
9へ進み、15℃を越える場合はステップ114へ進
む。ここで、判定温度15℃で外気温Taを判定するの
は、外気温が15℃より低い場合はエンジン12の排気
熱を回収する制御を行うためである。なお、判定温度は
15℃に限定されず、任意の温度を設定することができ
る。また、ステップ102と108で判定温度にヒステ
リシスを設けることによって制御のハンチングを防止す
ることができる。外気温が15℃から25℃までは中間
季とし、ステップ114以降の制御を行なう。
【0018】外気温Taが15℃以下の場合は、ステッ
プ109で遮断弁17を開放する。この時、吸熱系管路
の内部圧力PHEXがクッションタンク18内の圧力より
低い場合は、クッションタンク18から吸熱系管路へ冷
却水が逆流する。ステップ110では、吸熱系管路の内
部圧力PHEXが予め設定された圧力Psetl以下か否
かを判定し、Psetl以下の場合はステップ112へ
進み、Pset1を越える場合はステップ111へ進
む。判定圧力psetlには任意の圧力を設定すること
ができる。ステップ111では、吸熱系管路の内部圧力
PHEXが予め設定された圧力Psetl’以上か否かを
判定し、Pset1’以上の場合はステップ113へ進
み、Psetl’未満の場合はふたたび最初から本制御
を開始する。なお、判定圧力Psetl’にはPset
l<Psetl’とする任意の圧力を設定することがで
きる。また、判定圧力にヒステリシスを設けることによ
り、冷却水流量制御弁16の制御におけるハンチングを
防止することができる。
プ109で遮断弁17を開放する。この時、吸熱系管路
の内部圧力PHEXがクッションタンク18内の圧力より
低い場合は、クッションタンク18から吸熱系管路へ冷
却水が逆流する。ステップ110では、吸熱系管路の内
部圧力PHEXが予め設定された圧力Psetl以下か否
かを判定し、Psetl以下の場合はステップ112へ
進み、Pset1を越える場合はステップ111へ進
む。判定圧力psetlには任意の圧力を設定すること
ができる。ステップ111では、吸熱系管路の内部圧力
PHEXが予め設定された圧力Psetl’以上か否かを
判定し、Pset1’以上の場合はステップ113へ進
み、Psetl’未満の場合はふたたび最初から本制御
を開始する。なお、判定圧力Psetl’にはPset
l<Psetl’とする任意の圧力を設定することがで
きる。また、判定圧力にヒステリシスを設けることによ
り、冷却水流量制御弁16の制御におけるハンチングを
防止することができる。
【0019】吸熱系管路の内部圧力PHEXが判定圧力P
set1以下の場合は、ステップ112で冷却水流量制
御弁16を駆動して排気熱吸熱器15側を開き、排気熱
吸熱器15へ冷却水を流す。すでにステップ109で遮
断弁17を開放しているので、吸熱系管路にエンジン冷
却水が流れ、排気熱吸熱器15でエンジン12の排気熱
を吸熱することができ、外気温が低い場合にも車室内を
十分に暖房することができる。その後、ふたたび最初か
ら本制御を開始する。なお、冷却水流量制御弁16の開
放にともなってエンジン排気熱の回収が開始され、エン
ジン冷却水の温度が急激に上昇して車室内放熱器14を
通過する空気が暖められ、車室内へ吹き出される調和空
気温度が急激に上昇する。そこで、空調装置13のエア
ミックスドア24の開度を補正し、急激な吹き出し風温
度の上昇を防止するようにしてもよい。
set1以下の場合は、ステップ112で冷却水流量制
御弁16を駆動して排気熱吸熱器15側を開き、排気熱
吸熱器15へ冷却水を流す。すでにステップ109で遮
断弁17を開放しているので、吸熱系管路にエンジン冷
却水が流れ、排気熱吸熱器15でエンジン12の排気熱
を吸熱することができ、外気温が低い場合にも車室内を
十分に暖房することができる。その後、ふたたび最初か
ら本制御を開始する。なお、冷却水流量制御弁16の開
放にともなってエンジン排気熱の回収が開始され、エン
ジン冷却水の温度が急激に上昇して車室内放熱器14を
通過する空気が暖められ、車室内へ吹き出される調和空
気温度が急激に上昇する。そこで、空調装置13のエア
ミックスドア24の開度を補正し、急激な吹き出し風温
度の上昇を防止するようにしてもよい。
【0020】吸熱系管路の内部圧力PHEXが判定圧力P
set1’以上の場合は、ステップ113で冷却水流量
制御弁16の排気熱吸熱器15側を閉じ、排気熱吸熱器
15への冷却水の流入を遮断する。これにより、エンジ
ン12の冷却水ポンプ(不図示)の送水圧力より吸熱系
管路の内部圧力PHEXが高い場合に、冷却水の逆流を防
止することができる。
set1’以上の場合は、ステップ113で冷却水流量
制御弁16の排気熱吸熱器15側を閉じ、排気熱吸熱器
15への冷却水の流入を遮断する。これにより、エンジ
ン12の冷却水ポンプ(不図示)の送水圧力より吸熱系
管路の内部圧力PHEXが高い場合に、冷却水の逆流を防
止することができる。
【0021】外気温Taが15℃以上25℃未満の中間
季の場合には、ステップ114でエンジン12の運転、
停止状態を判定し、エンジン12が停止された場合(O
N→OFF)にはステップ119へ進み、連転中の場合
にはステップ115へ進む。エンジン12が運転中の場
合は、ステップ115で吸熱系管路の内部圧力PHEXが
上記圧力Pset2以上か否かを判定し、Pset2以
上の場合はステップ117へ進み、Pset2未満の場
合はステップ116へ進む。ステップ116では、吸熱
系管路の内部圧力PHEXが上記圧力Pset2’以下か
否かを判定し、Pset2’以下の場合はステップ11
8へ進み、Pset2’を越える場合はふたたび最初か
ら本制御を開始する。
季の場合には、ステップ114でエンジン12の運転、
停止状態を判定し、エンジン12が停止された場合(O
N→OFF)にはステップ119へ進み、連転中の場合
にはステップ115へ進む。エンジン12が運転中の場
合は、ステップ115で吸熱系管路の内部圧力PHEXが
上記圧力Pset2以上か否かを判定し、Pset2以
上の場合はステップ117へ進み、Pset2未満の場
合はステップ116へ進む。ステップ116では、吸熱
系管路の内部圧力PHEXが上記圧力Pset2’以下か
否かを判定し、Pset2’以下の場合はステップ11
8へ進み、Pset2’を越える場合はふたたび最初か
ら本制御を開始する。
【0022】吸気系管路の内部圧力PHEXが判定圧力P
set2以上の場合は、ステップ117で遮断弁17を
開放し、排気熱により気化した吸熱系管路内の冷却水を
クッションタンク18へ放出する。その後、ふたたび最
初から本制御を開始する。
set2以上の場合は、ステップ117で遮断弁17を
開放し、排気熱により気化した吸熱系管路内の冷却水を
クッションタンク18へ放出する。その後、ふたたび最
初から本制御を開始する。
【0023】吸気系管路の内部圧力PHEXが判定圧力P
set2’以下の場合は、ステップ118で遮断弁17
を閉じ、クッションタンク18から吸熱管路への冷却水
の逆流を防止する。その後、ふたたび最初から本制御を
開始する。
set2’以下の場合は、ステップ118で遮断弁17
を閉じ、クッションタンク18から吸熱管路への冷却水
の逆流を防止する。その後、ふたたび最初から本制御を
開始する。
【0024】一方、エンジン12が停止された場合に
は、ステップ119で遮断弁17を開放し、エンジン始
動時の外気温が低い場合に速やかに排気熱の回収を開始
するために、クッションタンク18から排気熱吸熱器1
5を含む吸熱系管路内へ冷却水を注入し、吸熱系管路内
に貯水しておく。
は、ステップ119で遮断弁17を開放し、エンジン始
動時の外気温が低い場合に速やかに排気熱の回収を開始
するために、クッションタンク18から排気熱吸熱器1
5を含む吸熱系管路内へ冷却水を注入し、吸熱系管路内
に貯水しておく。
【0025】−発明の第2の実施の形態− 図4、図5は第2の実施形態の動作を示すフローチャー
トである。なお、第2の実施形態の構成は図1に示す第
1の実施形態の構成と同様であり、説明を省略する。ス
テップ201において、まずエンジン排気熱利用の暖房
制御に必要なデータを入力する。このデータには、外気
温Ta、吸熱系管路の内部圧力PHEX、エンジン12の
運転および停止状態ON/OFF、車室内空気温度Ti
c、空調装置13の車室内温度設定値Tse、空調装置
13の吹出ロモードModeが含まれる。ステップ20
2〜214の動作は上述した第1の実施形態のステップ
102〜114の動作と同様であり、説明を省略する。
トである。なお、第2の実施形態の構成は図1に示す第
1の実施形態の構成と同様であり、説明を省略する。ス
テップ201において、まずエンジン排気熱利用の暖房
制御に必要なデータを入力する。このデータには、外気
温Ta、吸熱系管路の内部圧力PHEX、エンジン12の
運転および停止状態ON/OFF、車室内空気温度Ti
c、空調装置13の車室内温度設定値Tse、空調装置
13の吹出ロモードModeが含まれる。ステップ20
2〜214の動作は上述した第1の実施形態のステップ
102〜114の動作と同様であり、説明を省略する。
【0026】ステップ214aでは、車室内空気温度T
icが車室内温度設定値Tseより5℃以上低いか否か
を判定し、Tic−Tse≦−5の場合はステップ20
9へ進み、上述した外気温Taが15℃以下の場合の排
気熱利用の暖房制御を行なう。通常、中間季では排気熱
利用の暖房制御までは必要としないが、乗員の要求もし
くは上述した空調装置全般の制御によって吹出空気温度
を高くしたい場合には、排気熱利用の暖房制御を行な
う。なお、判定式はTic−Tse≦−5に限定され
ず、任意の式を設定することができる。
icが車室内温度設定値Tseより5℃以上低いか否か
を判定し、Tic−Tse≦−5の場合はステップ20
9へ進み、上述した外気温Taが15℃以下の場合の排
気熱利用の暖房制御を行なう。通常、中間季では排気熱
利用の暖房制御までは必要としないが、乗員の要求もし
くは上述した空調装置全般の制御によって吹出空気温度
を高くしたい場合には、排気熱利用の暖房制御を行な
う。なお、判定式はTic−Tse≦−5に限定され
ず、任意の式を設定することができる。
【0027】車室内空気温度Ticと車室内温度設定値
Tseとの差が小さい場合は、ステップ214bで車室
内空調装置13の吹出ロモードModeを判定する。デ
フロストモード(以下、DEFモードと呼ぶ)の場合は
ステップ209へ進み、それ以外の場合はステップ21
5へ進む。DEFモードが設定されている場合は、中間
季において乗員の要求もしくは上述した空調装置全般の
制御によって窓の曇り取りを行う場合であり、エンジン
の排気熱を回収して暖房制御を行なう。ステップ215
〜219の動作は上述した第1の実施形態のステップ1
15〜119の動作と同様であり、説明を省略する。
Tseとの差が小さい場合は、ステップ214bで車室
内空調装置13の吹出ロモードModeを判定する。デ
フロストモード(以下、DEFモードと呼ぶ)の場合は
ステップ209へ進み、それ以外の場合はステップ21
5へ進む。DEFモードが設定されている場合は、中間
季において乗員の要求もしくは上述した空調装置全般の
制御によって窓の曇り取りを行う場合であり、エンジン
の排気熱を回収して暖房制御を行なう。ステップ215
〜219の動作は上述した第1の実施形態のステップ1
15〜119の動作と同様であり、説明を省略する。
【0028】このように、第2の実施形態では、第1の
実施形態に加えて、中間季における乗員の要求もしくは
空調装置全般の制御によって吹出空気温度を高くしたい
場合や、窓の曇り取りを行いたい場合にも、エンジンの
排気熱を回収して暖房制御を行なうことができる。
実施形態に加えて、中間季における乗員の要求もしくは
空調装置全般の制御によって吹出空気温度を高くしたい
場合や、窓の曇り取りを行いたい場合にも、エンジンの
排気熱を回収して暖房制御を行なうことができる。
【0029】なお、上述した各実施形態では、冷却水流
量制御弁16に三方弁を用いた例を示したが、二方弁の
組み合せによる構成でも同様な制御を行うことができ
る。また、配管内部圧力の異常上昇回避のための安全弁
を設置するようにしてもよい。
量制御弁16に三方弁を用いた例を示したが、二方弁の
組み合せによる構成でも同様な制御を行うことができ
る。また、配管内部圧力の異常上昇回避のための安全弁
を設置するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の構成を示す図である。
【図2】 第1の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図3】 図2に続く第1の実施形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】 第2の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図5】 図4に続く第2の実施形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
13 車室内空調装置 14 車室内放熱器 15 排気熱吸熱用熱交換器(排気熱吸熱器) 16 冷却水流量制御弁 17 遮断弁 18 クッションタンク 20 配水管 24 エアミックスドア 25 冷却および減湿用熱交換器 26 コントローラ
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジン冷却水を車室内空調の熱源と
し、エンジン排気熱を車室内空調の補助熱源とする自動
車用暖房装置において、 エンジンの排気管路に設けられエンジンの排気熱を吸熱
する排気熱吸熱用熱交換器(以下、排気熱吸熱器と呼
ぶ)と、 エンジン冷却水の熱を車室内に放熱するための車室内放
熱用熱交換器(以下、車室内放熱器と呼ぶ)と、 前記エンジンから前記車室内放熱器へ冷却水を流す配水
管路に設けられ、前記車室内放熱器と前記排気熱吸熱器
とにエンジン冷却水を分流するとともに、その流量を制
御する流量制御弁と、 前記車室内放熱器からエンジンへ冷却水を流す配水管路
に設けられるクッションタンクと、 前記排気熱吸熱器と前記クッションタンクとの間に設け
られる遮断弁と、 前記流量制御弁と前記遮断弁を制御する制御手段とを備
えることを特徴とする自動車用暖房装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用暖房装置にお
いて、 前記流量制御弁から前記排気熱吸熱器を経て前記クッシ
ョンタンクへ至る配水管路内の圧力を検出する圧力検出
手段と、 外気温を検出する外気温検出手段とを備え、 前記制御手段は、前記圧力検出手段による検出圧力と前
記外気温検出手段による検出外気温とに基づいて前記流
量制御弁と前記遮断弁を制御することを特徴とする自動
車用暖房装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の自動車用暖房装置にお
いて、 前記制御手段は、前記検出外気温が第1の温度以下で且
つ前記検出圧力が所定の圧力以下の場合は、前記流量制
御弁と前記遮断弁とを開放して前記排気熱吸熱器へエン
ジン冷却水を流すことを特徴とする自動車用暖房装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の自動車用暖房装置にお
いて、 前記制御手段は、前記検出外気温が前記第1の温度より
も高い第2の温度以上の場合は前記流量制御弁を閉路す
ることを特徴とする自動車用暖房装置。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の自動車
用暖房装置において、 車室内温度を検出する室温検出手段を備え、 前記制御手段は、車室内温度検出値が車室内温度設定値
よりも所定値以上低い場合には、前記検出外気温が前記
第1の温度より高くても前記検出圧力が前記所定圧力以
下であれば、前記流量制御弁と前記遮断弁とを開放して
前記排気熱吸熱器へエンジン冷却水を流すことを特徴と
する自動車用暖房装置。 - 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかの項に記載の自
動車用暖房装置において、 前記制御手段は、デフロストモードが設定されている場
合には、前記検出外気温が前記第1の温度より高くても
前記検出圧力が前記所定圧力以下であれば、前記流量制
御弁と前記遮断弁とを開放して前記排気熱吸熱器へエン
ジン冷却水を流すことを特徴とする自動車用暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088198A JPH09272329A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 自動車用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088198A JPH09272329A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 自動車用暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09272329A true JPH09272329A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13936212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8088198A Pending JPH09272329A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | 自動車用暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09272329A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008018353A1 (fr) * | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Calsonic Kansei Corporation | Méthode de contrôle d'un système permettant de faire chauffer rapidement un moteur |
| JP2008049876A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Toyota Motor Corp | 車両用空調装置 |
| JP2008126969A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Toyota Motor Corp | 車両用防曇装置 |
| JP2020044894A (ja) * | 2018-09-17 | 2020-03-26 | マツダ株式会社 | 車両用の空調装置 |
| CN111845249A (zh) * | 2019-04-25 | 2020-10-30 | 现代自动车株式会社 | 用于电动车辆的热管理系统 |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP8088198A patent/JPH09272329A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008018353A1 (fr) * | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Calsonic Kansei Corporation | Méthode de contrôle d'un système permettant de faire chauffer rapidement un moteur |
| JP2008049876A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Toyota Motor Corp | 車両用空調装置 |
| JP2008126969A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Toyota Motor Corp | 車両用防曇装置 |
| JP2020044894A (ja) * | 2018-09-17 | 2020-03-26 | マツダ株式会社 | 車両用の空調装置 |
| CN111845249A (zh) * | 2019-04-25 | 2020-10-30 | 现代自动车株式会社 | 用于电动车辆的热管理系统 |
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