JPH09273132A - コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工 - Google Patents
コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工Info
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- JPH09273132A JPH09273132A JP11055496A JP11055496A JPH09273132A JP H09273132 A JPH09273132 A JP H09273132A JP 11055496 A JP11055496 A JP 11055496A JP 11055496 A JP11055496 A JP 11055496A JP H09273132 A JPH09273132 A JP H09273132A
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Abstract
護岸工を比較的簡易且つ低コストに形成し、違和感のな
い水辺風景と植物生育と、魚介類棲息に適した護岸設備
を得る。 【構成】 前面壁1と該前面壁1面に対して傾斜角を採
って設けられた支持部2より成り、該支持部2によって
コンクリート護岸30上に定着する。
Description
緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工に係り、既
設のコンクリート護岸を利用して多自然型護岸工を比較
的簡易且つ低コストに形成し、違和感のない水辺風景と
植物生育と、魚介類棲息に適した護岸設備を得ようとす
るものである。
クリート護岸工は従来から種々に採用されて来た。即ち
一般的には法面の基礎部14上に図1に示すようなリブ
部11を交叉状に設け、それらリブ部11間にコンクリ
ート12を打った格子張りの護岸工を形成するもので、
これによって水辺岸部の強度を高めて損壊を防止しよう
とするものである。
コンクリート護岸工は水辺部の護岸目的を達し得ること
はもとよりであるが岸部全般をコンクリート被覆工で被
覆するものであるから自然環境を大きく変化せしめるこ
とは明かで、周辺の自然的景観になじまない傾向が著し
い。即ちコンクリート構造物が全面的に被覆した状態と
なるから植物などが全く生育しない設備となるので違和
感を与えることは明かで親しみの乏しい構造物とならざ
るを得ない。
る生態系にやさしい設備となし得ず、このようなコンク
リート護岸工を多自然型のものに造り変えるようなこと
が検討され、且つ実施されているが、上記のような全面
被覆護岸工の全般を破壊して取除いてから新しい緑化護
岸工を構築することとなるので、その工数が大であり、
破壊されたコンクリート工の廃棄処理、その後の整地
と、新しい護岸工のための基礎施工の如き施工現場にお
ける夫々の大きな工数、工費および工期を必要とする不
利がある。
従来技術における課題を解消することについて検討を重
ね、特別な護岸用ブロックを採用することにより比較的
簡易且つ低コストに、しかも安定且つ的確な緑化護岸工
を得ることに成功したものであって、以下の如くであ
る。
角を採って設けられた支持部より成り、該支持部によっ
てコンクリート護岸上に定着するようにしたことを特徴
とするコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。
該支持部にコンクリート護岸上に定着するための固定手
段取付部を設けたことを特徴とする前記(1)項に記載
のコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。
該支持部に前面壁に対する固着部を形成すると共にコン
クリート護岸上に定着するための固定手段取付部を設け
たことを特徴とする前記(1)項に記載のコンクリート
護岸用緑化ステップ形成ブロック。
部を介してコンクリート護岸に穿設した取付孔に装入し
て固定するようにしたことを特徴とした前記(1)項に
記載のコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。
し、支持部に該係合段と嵌合係止する係止部を設けると
共にコンクリート護岸上に定着する固定手段取付部を設
けたことを特徴とする前記(1)項に記載のコンクリー
ト護岸用緑化ステップ形成ブロック。
り、前面壁を低くして木材や石材を固定したり、前面壁
表面に木材状模様若しくは石材状模様、若しくはタイル
模様等を形成したことを特徴とする前記(1)〜(5)
項の何れか1つに記載のコンクリート護岸用緑化ステッ
プ形成ブロック。
つに記載のコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロッ
クを既設コンクリート護岸上に配置し、前記護岸用緑化
ステップの支持部を既設コンクリート護岸に定着したこ
とを特徴とする緑化護岸工。
クリート護岸上に該格子状リブ上および格子状リブ間に
おける平坦部にコンクリート護岸用緑化ステップの支持
部を交互に配置し、それら支持部と既設コンクリート護
岸とを定着したことを特徴とする前記(7)項に記載の
緑化護岸工。
の具体的な実施態様を添附図面に示すものについて説明
すると、前記したような従来技術によるコンクリート護
岸工は一般的に図1に示す如くであって、格子枠状のリ
ブ部11を形成し、それらリブ部11、11の間をそれ
より薄層状としてコンクリート打層12を形成したもの
で、図示のように岸部の傾斜に即応せしめて傾斜して施
工し、その下端部を法留コンクリート13で支持させた
ものである。
工に対し、代表的に図2と図3に示すようなコンクリー
ト護岸用緑化ステップ形成ブロックを提案するもので、
その構成は前面壁1と該前面壁1の壁面に対して傾斜角
を採って設けられた支持部2より成り、該支持部2に定
着部3を形成して、前記した図1のようなコンクリート
護岸30上に定着するようにされたものであって、この
構成のものにおいては前記支持部2の底部に水抜き孔4
が設けてある。
部に一体として形成されていることは図1と同じである
が前面壁1の両端部に部分的に突設されたものであり、
水抜き孔4も前面壁1の下端部に部分的に配設されてい
る。
図5と図6には別体成形された支持部体21を設けたも
のが示されており、図5に示すように奥部を狭小とした
函型の支持部体21を図6に示すような、前面壁1の下
端側い埋設されたインサート筋の連結具22にボルト等
の固定具23で、適宜に座金23aを用い締着したもの
であり、支持部21は図5においてその下部に併せて示
してあるように函型支持部体21の一側を開放した支持
部体21aとしてよい。このような支持部体21,21
aは合成樹脂や防銹処理されたあるいは防銹効果の高い
金属部材などによって適宜に製作することができる。ま
た、この前面壁1は別体成形されることから、コンクリ
ート製に換えて後述する図18の如くに丸太を組合せ連
結して壁状に形成したり、木の板や石板としたりして直
接使用してよいことは言うまでもなく、このことによっ
てより自然にマッチさせることができる。
形された支持部体24が前面壁1の製造時に一体化して
取付けるようにされた場合が示されており、即ちこの場
合の支持部体24には図7において併せて示すようにそ
の上面に異径鉄筋等で形成された連結部25が突設され
ていて、このような突設連結部25により図8に示すよ
うに前面壁1に対し安定に連結されている。
ステップ形成ブロック10を用いて構成される緑化護岸
工の態様が示されており、即ち図9はその設定状態の斜
面図で、形成ブロック10の長さはコンクリート護岸の
リブのピッチに合わせてある。図10は施工現場におけ
るコンクリート護岸のリブにそった断面、図11はリブ
間の比較的薄層なコンクリート打層部分における断面図
であって、図12、図13は前面壁取付部の仔細を示す
ものであり、コンクリート護岸の厚いリブ部のコンクリ
ート層に直角方向に形成ブロック10の定着部3の位置
に合わせてドリルで孔30を開けて凝結剤32でアンカ
ー筋31aを固結し、形成ブロック10を設置してナッ
ト等の接合具31bで連結する。緑化ステップ形成ブロ
ックの前面壁1は図11に示すように薄層状コンクリー
ト打層12と横方向リブ11上に交互に位置せしめら
れ、前面壁1の端部に形成された支持部2は図10のよ
うに前記図1に示したようなコンクリート護岸工30上
にセットされ、何れにしても用土20が受入れられて植
生19が植生されることによって好ましい緑化を図るこ
とができる。図11は、一部が水中にある場合での使用
例であって、形成ブロック内に玉石等の天然石材や建設
廃材から発生する一定大きさのコンクリート塊20aを
装填することで、空隙部が小魚や水生昆虫の生息場とな
ると共に、表面に水草や藻類が着生して魚介類の餌場と
なる。また、石材間の通水によって礫間接触酸化による
水の浄化も期待できる。
処として、図14と図15には上記のようにして設定さ
れた各ステップブロック10に関して、その頂端部間に
防銹処理されたメッシュ状の 或いは合成樹脂製の網
状の各種連繋材15を取付ける場合が示されている。即
ち上述したように段設された各ステップブロック10間
には法面の低水位の浸水域においては玉石等の天然石材
や建設廃材によるコンクリート塊20aが装填され、水
生生物の棲息域となり水の浄化にも寄与する。また大気
域において種子、肥料、土が適宜配合された植生土のう
35が装入されて植生19を生育させるように成ってい
るが、このようにして配設されたステップブロック10
は頂端部に埋設された連結具22に連繋材15を座金2
3aで挟み込んで固定具23によって相互に連結され適
切な構成体とされ、流速の速い箇所や洪水時の増水に適
切に対処できる。
て好ましい美観性を得しめるようにした本発明のステッ
プ形成ブロックの若干例が示されている。即ち、図16
のものは丸太材模様26を採用したものであり、また図
17のものは玉石模様27を施したもの、更に図18の
ものは段差を有する防腐処理を施した丸太材28を横方
向にボルト等の連結子29で連結一体に別体成形し、こ
れを取付部体36に取付けるようにしたもので、その取
付構造の仔細については別に図19に示すように、形成
ブロック10に埋設された連結具22に固定具23で固
定するようにしたものである。なお図20のものは丸太
同様防腐処理をした板材28aを取付部体36に取付け
たもので、板材に換えて石板としてもよく取付部の仔細
は図19において示したところと同然となる。
化ステップ形成ブロックに簡易な連結杆を用いた場合が
示され、即ち図21と図22はその基本的な関係を示す
もので、図23は前面壁1に丸太状木材模様26を形成
したものであり、これは前述と同様に板模様や擬石、擬
岩模様としてよいが、そのような前面壁1の前述した緑
化ステップ形成ブロックと反対方向の下部に傾斜した支
持部2bを設けたもので、背面の土砂等の圧力による転
倒防止を図るもので、図24の傾斜支持部2cは、図4
に示す如く両端にのみ設けたものであるが、傾斜支持部
2b,2cの基端部から屈曲突出部37を形成し、該屈
曲突出部37を図24に示すようにコンクリート護岸3
0のリブ11に開けた穿孔31に挿入して凝結剤32に
より固結させたものである。
までのものとは異った支持部5を採用した本発明の緑化
ステップ形成ブロック10aが示されている。即ち図2
4までのものは長短の差があっても支持部2は前面壁1
の板面幅方向と平行状態であるのに対し、これら図2
5、図26のものは前面壁1の板面幅方向と直角方向と
して形成したもので、定着部3は1例として図26に示
されるように前記支持部5の側方に配設されている。な
おこの場合においては水抜孔4は前面壁1の下部全長に
設けられた通水孔4aと前記支持部5の底部に設けた水
抜孔4bと連通していて、法面の降雨は前面壁の背面水
抜孔4に集水され、下部の通水孔4aを通って支持部の
水抜孔4bで排水される。前述した図2〜図24の水抜
孔は上段の降雨が下段に集まるようになっており、下段
に行く程土の含有比が高くなり、植物の生育に影響を与
え易いが、このステップ形成ブロック10aは各段毎の
集水であるためにこのような問題が生じない利点があ
る。また、前面壁1は底部を厚層として強度および安定
性を得しめるようになっている。
成ブロック10aによる護岸工の形成状態は図27に示
す如くで、またこのものにおける定着部3での既設コン
クリート護岸30に対する取付状態は図29の如くであ
り、更にその緑化状態は図28に示されている。即ちコ
ンクリート護岸30については図9に示したところと同
様にあることは図27の如くであるが、この図25、図
26のものの場合は適宜に前面壁1の長さが2分の1で
支持部5がその一端に形成されている補助ブロック38
を用いてこの図27のように配設し、リブ11上に前面
壁1および支持部5を位置せしめた状態で前記定着部3
で固定する。定着部3は固定具23でコンクリート護岸
30に定着される。
ップ形成ブロック10a内に図10および図11のもの
と同様に用土20や石材20a等を装填することにより
植生19を生育せしめたり水生生物の生息場となし得る
ことは前述したところと同様であり、図28にはコンク
リート護岸30に対し緑化を図れるようにしたもので図
10に示したものと同じである。図30のものは石積を
模した擬岩模様38を形成したものであるが、この模様
は前述したとおり擬石、擬木やタイル等の模様てよいこ
とは言うまでもない。また、上記のような図27〜図2
9のものと同様に緑化工を形成し得ることは明かであ
る。
施構成が示されている。即ち図31は板状木材または板
状木材模様33を形成したコンクリートの前面壁板1
a、図32は石板または岩盤状模様34を形成した前面
壁板1a、図33は無模様のコンクリート生の前面壁板
1aで、その下端部の中央部には水抜き孔4を有してい
て両側に切欠段部16を対設し、このような切欠段部1
6に取付けられるのが図34に示すような嵌合板6であ
り、該嵌合板6には嵌合部7が形成されると共に定着部
8が設けられている。
aは代表的に図33のものについて図35に示すように
嵌合板6の嵌合部7に対し切欠段部16の奥部を嵌合さ
せることにより図35に示す如く、緑化ステップ形成ブ
ロック10bが形成されている。この嵌合板6は図12
と同様の寸法で図36に示す如く取付けることができ、
それによってブロック10bの前面壁板1aを立体的と
してセットし、既設コンクリート護岸30上に前記した
実施構成のものと同様として取付けることができる。
0aをブロック10b内に充填して植物を植込むことに
よって既述した図10や図11あるいは図28のものと
同じに得られることは図37、38に示す如くである。
図37はコンクリート護岸のリブ12に添った断面を、
図38はリブ間の比較的薄層部分における断面図であ
る。
と該前面壁面に対して傾斜角を採って設けられた支持部
より成り、該支持部によってコンクリート護岸上に定着
するようにしたことにより既設のコンクリート護岸をそ
のまま緑化目的に利用し、工数が少なく低コストに強固
な緑化ステップを形成して有効な多自然型護岸を構成す
ることができる。
形され、該支持部にコンクリート護岸上に定着するため
の固定手段取付部を設けたことにより単一部体によって
上記したような特質を有する緑化ステップを的確に形成
せしめる。
成形され、該支持部に前面壁に対する固着部を形成する
と共にコンクリート護岸上に定着するための固定手段取
付部を設けたことによって単純で製作の容易な前面壁部
体を用いて上記したような本発明の緑化ステップを有効
に形成させる。
を介してコンクリート護岸に穿設した取付孔に装入して
固定するようにしたことにより簡易な構成で既設コンク
リート護岸に安定した緑化ステップの取付けを図らしめ
る。
に該係合段と嵌合係止する係止部を設けると共にコンク
リート護岸上に定着する固定手段取付部を設けたことに
より別体として準備された支持部を単純な嵌合構造によ
って適切に前面壁と結合し且つコンクリート護岸に対す
る取付けを図らしめる。
は石材または石材状模様或いはタイル模様等の何れか一
方を形成したことにより形成された緑化ステップの美観
性を向上に、周辺環境になじんだ緑化設備や水生生物の
棲息場を提供する。
テップ形成ブロックを既設コンクリート護岸上に配置
し、前記護岸用緑化ステップの支持部を既設コンクリー
ト護岸に定着したことにより平易で、しかも強度性に優
れ安定な緑化護岸や水生生物の棲息場を容易に構成させ
る。
護岸上に該格子状リブ上および格子状リブ間における平
坦部にコンクリート護岸用緑化ステップの支持部を交互
に配置し、それら支持部と既設コンクリート護岸とを定
着したことにより一般的に用いられている既設コンクリ
ート護岸をそのまま利用し、しかもその強度構造を有効
に得られた緑化ステップに採用させて充分な護岸性能を
具備し、しかも自然環境と適切に調和した緑化や水生生
物の棲息場を兼ねた護岸を提供する。
既設コンクリート護岸を殊更に破壊解砕するようなこと
なしに緑化ステップ上を平易且つ低コストに形成せし
め、しかも該緑化ステップ護岸工の強度を充分に高く確
保して耐用性の高い施工を得しめ、違和感のない水辺風
景、植物育生ないし魚介類棲息を有利に図らしめること
ができるものであるから工業的にその効果の大きい発明
である。
態を示した部分的な斜面図である。
した斜面図である。
示した斜面図である。
例を示した斜面図である。
ステップ形成ブロックの1例を示した斜面図である。
材セット部を拡大して示した部分的な断面図である。
の斜面図である。
セット部についての拡大した部分的断面図である。
ート護岸工に取付けた状態の斜面図である。
〜図4および図5、図6に示したステップ形成ブロック
の各下端部分を示した断面図である。
での図10と同様な断面図である。
成ブロック固定部についての図3および図4に示した場
合の拡大断面図である。
成ブロック固定部についての図5および図6に示した場
合の拡大断面図である。
たものに対して頂端連繋材を取付けた状態の断面図であ
る。
な拡大断面図である。
に丸太模様を採用した例を示した各斜面図である。
に玉石模様を採用した例を示した各斜面図である。
に段差を有する丸太模様を採用した例を示した各斜面図
である。
た部分的な拡大断面図である。
を示した斜面図である。
形成ブロックの1例を示した斜面図である。
面図である。
用いた緑化ステップ形成ブロックの1例を示した斜面図
である。
護岸に対する取付部を拡大して示した部分的断面図であ
る。
クについて正面側から見た斜面図である。
クについて背面側から見た斜面図である。
プ形成状態を示した斜面図である。
な断面図である。
断面図である。
ブロックの正面側から見た斜面図である。
形成したステップ形成ブロックの前面壁の斜面図であ
る。
たステップ形成ブロックの前面壁の斜面図である。
クリート製前面壁の斜面図である。
する嵌合板の斜面図である。
連結した状態の斜面図である。
形成されたステップの取付部材部分および取付部材間の
中間部における断面図である。
における図37と同様な断面図である。
図5と図6には別体成形された支持部体21を設けたも
のが示されており、図5に示すように奥部を狭小とした
函型の支持部体21を図6に示すような、前面壁1の下
端側に埋設されたインサート筋の連結具22にボルト等
の固定具23で、適宜に座金23aを用い締着したもの
であり、支持部21は図5においてその下部に併せて示
してあるように函型支持部体21の一側を開放した支持
部体21aとしてよい。このような支持部体21,21
aは合成樹脂や防錆処理されたあるいは防錆効果の高い
金属部材などによって適宜に製作することができる。ま
た、この前面壁1は別体成形されることから、コンクリ
ート製に換えて後述する図18の如くに丸太を組合せ連
結して壁状に形成したり、木の板や石板としたりして直
接使用してよいことは言うまでもなく、このことによっ
てより自然にマッチさせることができる。
形された支持部体24が前面壁1の製造時に一体化して
取付けるようにされた場合が示されており、即ちこの場
合の支持部体24には図7において併せて示すようにそ
の上面に異形鉄筋等で形成された連結部25が突設され
ていて、このような突設連結部25により図8に示すよ
うに前面壁1に対し安定に連結されている。
ステップ形成ブロック10を用いて構成される緑化護岸
工の態様が示されており、即ち図9はその設定状態の斜
面図で、形成ブロック10の長さはコンクリート護岸の
リブのピッチに合わせてある。図10は施工現場におけ
るコンクリート護岸のリブにそった断面、図11はリブ
間の比較的薄層なコンクリート打層部分における断面図
であって、図12、図13は前面壁取付部の仔細を示す
ものであり、コンクリート護岸の厚いリブ部のコンクリ
ート層に直角方向に形成ブロック10の定着部3の位置
に合わせてドリルで孔31を開けて凝結剤32でアンカ
ー筋31aを固結し、形成ブロック10を設置してナッ
ト等の接合具31bで連結する。緑化ステップ形成ブロ
ックの前面壁1は図11に示すように薄層状コンクリー
ト打層12と横方向リブ11上に交互に位置せしめら
れ、前面壁1の端部に形成された支持部2aは図10の
ように前記図1に示したようなコンクリート護岸工30
上にセットされ、何れにしても用土20が受入れられて
植生19が植生されることによって好ましい緑化を図る
ことができる。図11は、一部が水中にある場合での使
用例であって、形成ブロック内に玉石等の天然石材や建
設廃材から発生する一定大きさのコンクリート塊20a
を装填することで、空隙部が小魚や水生昆虫の生息場と
なると共に、表面に水草や藻類が着生して魚介類の餌場
となる。また、石材間の通水によって礫間接触酸化によ
る水の浄化も期待できる。
処として、図14と図15には上記のようにして設定さ
れた各ステップブロック10に関して、その頂端部間に
防錆処理されたメッシュ状の鉄線或いは合成樹脂製の網
状の各種連繋材15を取付ける場合が示されている。即
ち上述したように段設された各ステップブロック10間
には法面の低水位の浸水域においては玉石等の天然石材
や建設廃材によるコンクリート塊20aが装填され、水
生生物の棲息域となり水の浄化にも寄与する。また大気
域において種子、肥料、土が適宜配合された植生土のう
35が装入されて植生19を生育させるように成ってい
るが、このようにして配設されたステップブロック10
は頂端部に埋設された連結具22に連繋材15を座金2
3aで挟み込んで固定具23によって相互に連結され適
切な構成体とされ、流速の速い箇所や洪水時の増水に適
切に対処できる。
て好ましい美観性を得しめるようにした本発明のステッ
プ形成ブロックの若干例が示されている。即ち、図16
のものは丸太材模様26を採用したものであり、また図
17のものは玉石模様27を施したもの、更に図18の
ものは段差を有する防腐処理を施した丸太材28を横方
向にボルト等の連結子29で連結一体に別体成形し、こ
れを取付部体36に取付けるようにしたもので、その取
付構造の仔細については別に図19に示すように、形成
ブロック10に埋設された連結具22に固定具23で固
定するようにしたものである。なお図20のものは丸太
同様防腐処理をした板材28aを取付部体36に取付け
たもので、板材に換えて石板としてもよく取付部の仔細
は図19において示したところと同様となる。
までのものとは異った支持部5を採用した本発明の緑化
ステップ形成ブロック10aが示されている。即ち図2
4までのものは長短の差があっても支持部2は前面壁1
の板面幅方向と平行状態であるのに対し、これら図2
5、図26のものは前面壁1の板面幅方向と直角方向と
して形成したもので、定着部3は1例として図26に示
されるように前記支持部5の側方に配設されている。な
おこの場合においては水抜孔4は前面壁1の下部全長に
設けられた通水孔4aと前記支持部5の底部に設けた水
抜孔4bと連通していて、法面の降雨は前面壁の背面水
抜孔4に集水され、下部の通水孔4aを通って支持部の
水抜孔4bで排水される。前述した図2〜図24の水抜
孔は上段の降雨が下段に集まるようになっており、下段
に行く程土の含水比が高くなり、植物の生育に影響を与
え易いが、このステップ形成ブロック10aは各段毎の
集水であるためにこのような問題が生じない利点があ
る。また、前面壁1は底部を厚層として強度および安定
性を得しめるようになっている。
ップ形成ブロック10a内に図10および図11のもの
と同様に用土20や石材20a等を装填することにより
植生19を生育せしめたり水生生物の生息場となし得る
ことは前述したところと同様であり、図28にはコンク
リート護岸30に対し緑化を図れるようにしたもので図
10に示したものと同じである。図30のものは石積を
模した擬岩模様39を形成したものであるが、この模様
は前述したとおり擬石、擬木やタイル等の模様てよいこ
とは言うまでもない。また、上記のような図27〜図2
9のものと同様に緑化工を形成し得ることは明かであ
る。
0aをブロック10b内に充填して植物を植込むことに
よって既述した図10や図11あるいは図28のものと
同じに得られることは図37、38に示す如くである。
図37はコンクリート護岸のリブ11に添った断面を、
図38はリブ間の比較的薄層部分12における断面図で
ある。
は石材または石材状模様或いはタイル模様等の何れか一
方を形成したことにより形成された緑化ステップの美観
性を向上し、周辺環境になじんだ緑化設備や水生生物の
棲息場を提供する。
持部 3 定着部 4 水抜き孔 4a 前面壁全長での通水孔 4b 前面壁直角方向支持部座部の通水孔 5 前面壁直角方向支持部 6 嵌合板 7 その嵌合部 8 その定着部 10 緑化ステップ形成ブロック 10a 前面壁直角方向支持部を有する形成ブロック 10b 嵌合板を用いて構成される形成ブロック 11 枠状リブ部 12 コンクリート層 13 法留コンクリート 14 基礎部 15 連繋材 16 切欠段部 19 植生 20 用土 20a 天然石材またはコンクリート廃材 21 支持部体 21a 別な構成の支持部体 22 連結具 23 固定具 23a 座金 24 更に別な構成の支持部体 25 突出連結部 26 丸太材模様 27 玉石模様 28 段差を有する丸太材 28a 板材 29 連結子 30 コンクリート護岸 31 穿孔 31a アンカー筋 31b 接合具 32 凝結剤 33 板状木材または板状木材模様 34 岩盤状模様 35 植生土のう 36 取付部体 37 屈曲突出部 38 補助ブロック 39 擬岩模様
Claims (8)
- 【請求項1】 前面壁と該前面壁面に対して傾斜角を採
って設けられた支持部より成り、該支持部によってコン
クリート護岸上に定着するようにしたことを特徴とする
コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。 - 【請求項2】 支持部が前面壁と一体成形され、該支持
部にコンクリート護岸上に定着するための固定手段取付
部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンクリ
ート護岸用緑化ステップ形成ブロック。 - 【請求項3】 支持部が前面壁と別体成形され、該支持
部に前面壁に対する固着部を形成すると共にコンクリー
ト護岸上に定着するための固定手段取付部を設けたこと
を特徴とする請求項1に記載のコンクリート護岸用緑化
ステップ形成ブロック。 - 【請求項4】 前面壁に取付けた固定手段を支持部を介
してコンクリート護岸に穿設した取付孔に装入して固定
するようにしたことを特徴とした請求項1に記載のコン
クリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。 - 【請求項5】 前面壁の下端部に係合段を形成し、支持
部に該係合段と嵌合係止する係止部を設けると共にコン
クリート護岸上に定着する固定手段取付部を設けたこと
を特徴とする請求項1に記載のコンクリート護岸用緑化
ステップ形成ブロック。 - 【請求項6】 前面壁を木材や石板で形成したり、前面
壁を低くして木材や石材を固定したり、前面壁表面に木
材状模様若しくは石材状模様、若しくはタイル模様等を
形成したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに
記載のコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1つに記載のコン
クリート護岸用緑化ステップ形成ブロックを既設コンク
リート護岸上に配置し、前記護岸用緑化ステップの支持
部を既設コンクリート護岸に定着したことを特徴とする
緑化護岸工。 - 【請求項8】 格子状リブ部を形成した既設コンクリー
ト護岸上に該格子状リブ上および格子状リブ間における
平坦部にコンクリート護岸用緑化ステップの支持部を交
互に配置し、それら支持部と既設コンクリート護岸とを
定着したことを特徴とする請求項7に記載の緑化護岸
工。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055496A JP3903225B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055496A JP3903225B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09273132A true JPH09273132A (ja) | 1997-10-21 |
| JP3903225B2 JP3903225B2 (ja) | 2007-04-11 |
Family
ID=14538781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11055496A Expired - Fee Related JP3903225B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3903225B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100892411B1 (ko) * | 2008-04-08 | 2009-04-10 | 정경진 | 생태 활성형 호안 블록 |
| CN109183811A (zh) * | 2018-10-27 | 2019-01-11 | 江苏中煤地质工程研究院有限公司 | 一种抗变形的基坑支护结构及其施工方法 |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP11055496A patent/JP3903225B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100892411B1 (ko) * | 2008-04-08 | 2009-04-10 | 정경진 | 생태 활성형 호안 블록 |
| CN109183811A (zh) * | 2018-10-27 | 2019-01-11 | 江苏中煤地质工程研究院有限公司 | 一种抗变形的基坑支护结构及其施工方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3903225B2 (ja) | 2007-04-11 |
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