JPH09273248A - スチールハウスにおける筋違いの接合構造 - Google Patents
スチールハウスにおける筋違いの接合構造Info
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- JPH09273248A JPH09273248A JP8110532A JP11053296A JPH09273248A JP H09273248 A JPH09273248 A JP H09273248A JP 8110532 A JP8110532 A JP 8110532A JP 11053296 A JP11053296 A JP 11053296A JP H09273248 A JPH09273248 A JP H09273248A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 極薄鋼板の筋違い端部の矩形枠体に対する接
合強度を向上させること。 【解決手段】 断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板
からなる上下部の横枠材1と縦枠材2とを接合して構成
した矩形枠体の下端隅部において、筋違い4の下端部を
ガセットプレート15を介して前記下部横枠材1と縦枠
材2のフランジ6へ接合し、下部横枠材1をアンカーボ
ルト8で基礎に固定し、前記筋違い4に引張力が働いた
ときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、筋違い4と
ガセットプレート15間におけるドリリングタッピング
ねじ13による接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関
係に構成すべく、前記筋違い端部のドリリングタッピン
グねじ配設領域における幅Lを、中間部の幅L1 より大
に設け、前記幅Lに沿って複数のドリリングタッピング
ねじ13を打込む。
合強度を向上させること。 【解決手段】 断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板
からなる上下部の横枠材1と縦枠材2とを接合して構成
した矩形枠体の下端隅部において、筋違い4の下端部を
ガセットプレート15を介して前記下部横枠材1と縦枠
材2のフランジ6へ接合し、下部横枠材1をアンカーボ
ルト8で基礎に固定し、前記筋違い4に引張力が働いた
ときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、筋違い4と
ガセットプレート15間におけるドリリングタッピング
ねじ13による接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関
係に構成すべく、前記筋違い端部のドリリングタッピン
グねじ配設領域における幅Lを、中間部の幅L1 より大
に設け、前記幅Lに沿って複数のドリリングタッピング
ねじ13を打込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチールハウスに
おける筋違いの接合構造に関するものである。
おける筋違いの接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄板鋼板を曲げ加工したものを枠
材として用いるスチールハウス等の構造物において、筋
違いの両端部における接合部構造は、図13〜図15に
示される第1従来例と、図16〜図19に示される第2
従来例と、図20,図21に示される第3従来例と、図
22,図23に示される第4従来例(但し、これら第1
〜第4従来例はいずれも未公知)がある。
材として用いるスチールハウス等の構造物において、筋
違いの両端部における接合部構造は、図13〜図15に
示される第1従来例と、図16〜図19に示される第2
従来例と、図20,図21に示される第3従来例と、図
22,図23に示される第4従来例(但し、これら第1
〜第4従来例はいずれも未公知)がある。
【0003】図13〜図23における共通要素について
説明すると、各図14,図16,図20,図22には、
下部横枠材1と縦枠材2の下端部とが接合されている矩
形枠体の下端隅部が示されている。
説明すると、各図14,図16,図20,図22には、
下部横枠材1と縦枠材2の下端部とが接合されている矩
形枠体の下端隅部が示されている。
【0004】前記各図において、下部横枠材1と、縦枠
材2は、いずれも厚さ0.6〜1.6mmの一枚の薄鋼
板を、その強度を増強すべくロールフォーミングにより
コ字状に曲げ加工して形成されたもので、ウエブ5及
び、ウエブ5の両端のフランジ6とを有している。
材2は、いずれも厚さ0.6〜1.6mmの一枚の薄鋼
板を、その強度を増強すべくロールフォーミングにより
コ字状に曲げ加工して形成されたもので、ウエブ5及
び、ウエブ5の両端のフランジ6とを有している。
【0005】また、前記図では、基礎7に植設され、こ
れから起立しているアンカーボルト8に、下部横枠材1
のウエブ5に形成したボルト孔を嵌合し、このウエブ5
の上面から、後述するホールダウン金物11を介して突
出するアンカーボルト8のねじ部にナット10を螺合す
ることにより、下部横枠材1が基礎7に固定されてい
る。
れから起立しているアンカーボルト8に、下部横枠材1
のウエブ5に形成したボルト孔を嵌合し、このウエブ5
の上面から、後述するホールダウン金物11を介して突
出するアンカーボルト8のねじ部にナット10を螺合す
ることにより、下部横枠材1が基礎7に固定されてい
る。
【0006】縦枠材2の下端部の両側フランジ6は、下
部横枠材1の上方に立上がるフランジ6の内側に入れ、
両枠材1,2の接合部の内側にホールダウン金物11を
配設し、このホールダウン金物11の互いに直角方向に
伸びる一方の当接部12を縦枠材2のウエブ内面に当て
がい、その重合部にドリリングタッピングねじ13をね
じ込むことでホールダウン金物11と縦枠材2が結合さ
れている。
部横枠材1の上方に立上がるフランジ6の内側に入れ、
両枠材1,2の接合部の内側にホールダウン金物11を
配設し、このホールダウン金物11の互いに直角方向に
伸びる一方の当接部12を縦枠材2のウエブ内面に当て
がい、その重合部にドリリングタッピングねじ13をね
じ込むことでホールダウン金物11と縦枠材2が結合さ
れている。
【0007】また、筋違い4の下端部には、各図にそれ
ぞれ示されるように、ほぼ矩形板状の下部のガセットプ
レート15がドリリングタッピングねじ13により固着
されており、かつこのガセットプレート15は、ドリリ
ングタッピングねじ13を下部横枠材1と縦枠材2の各
フランジ6,6にねじ込むことにより、この下部横枠材
1と縦枠材2に同時に固着されている。
ぞれ示されるように、ほぼ矩形板状の下部のガセットプ
レート15がドリリングタッピングねじ13により固着
されており、かつこのガセットプレート15は、ドリリ
ングタッピングねじ13を下部横枠材1と縦枠材2の各
フランジ6,6にねじ込むことにより、この下部横枠材
1と縦枠材2に同時に固着されている。
【0008】また、ホールダウン金物11の他方の当接
部14を下部横枠材1のウエブ5の上面に重合し、各部
材に開設された孔に前記アンカーボルト8を通し、当接
部14の上側からアンカーボルト8のねじ部にナット1
0をねじ込むことでホールダウン金物11と下部横枠材
1が接合され、このようにしてホールダウン金物11を
介して下部横枠材1と縦枠材2とが結合されている。
部14を下部横枠材1のウエブ5の上面に重合し、各部
材に開設された孔に前記アンカーボルト8を通し、当接
部14の上側からアンカーボルト8のねじ部にナット1
0をねじ込むことでホールダウン金物11と下部横枠材
1が接合され、このようにしてホールダウン金物11を
介して下部横枠材1と縦枠材2とが結合されている。
【0009】ところで、スチールハウスは、前述のとお
り薄鋼板をロールフォーミング加工して上下横枠材と縦
枠材が曲げ構成され、これらを矩形に接合し、かつ筋違
いで補強して、壁取付け用の矩形枠体が構成されるので
あるが、このスチールハウスにおける耐震性能確保のた
めスチールハウスに使用される薄鋼板を帯状に切断して
構成される筋違いについては下記文献に記載の技術慣行
に従うことが特に重要である。(日本建築センター発行
「建築物の構造規定、建築基準法施工令第3章の解説と
運用」付録1−6 鉄骨造に関する技術慣行 筋違い端
部・接合部の強度確保について(保有耐力接合)269
頁〜271頁)
り薄鋼板をロールフォーミング加工して上下横枠材と縦
枠材が曲げ構成され、これらを矩形に接合し、かつ筋違
いで補強して、壁取付け用の矩形枠体が構成されるので
あるが、このスチールハウスにおける耐震性能確保のた
めスチールハウスに使用される薄鋼板を帯状に切断して
構成される筋違いについては下記文献に記載の技術慣行
に従うことが特に重要である。(日本建築センター発行
「建築物の構造規定、建築基準法施工令第3章の解説と
運用」付録1−6 鉄骨造に関する技術慣行 筋違い端
部・接合部の強度確保について(保有耐力接合)269
頁〜271頁)
【0010】すなわち、各図に示されるように、筋違い
4の下端部は、ドリリングタッピングねじ13により下
部ガセットプレート15に接合されており、筋違い4の
作用は、地震等の際、ガセットプレート15を介してこ
の筋違い4の引張力が、下部横枠材1と縦枠材2に伝わ
ることで、これらを変位させないものであり、この条件
を満たすために、前記の技術慣行では、主に次の2点が
重要であると指摘している。 筋違いの降伏前に筋違い端部及び、接合部が破断し
ないように、ドリリングタッピングねじによる欠損断面
積を小さくする。 筋違い材の降伏前に筋違い端部及び、接合部が破断
しないように、ドリリングタッピングねじの本数を多く
する。
4の下端部は、ドリリングタッピングねじ13により下
部ガセットプレート15に接合されており、筋違い4の
作用は、地震等の際、ガセットプレート15を介してこ
の筋違い4の引張力が、下部横枠材1と縦枠材2に伝わ
ることで、これらを変位させないものであり、この条件
を満たすために、前記の技術慣行では、主に次の2点が
重要であると指摘している。 筋違いの降伏前に筋違い端部及び、接合部が破断し
ないように、ドリリングタッピングねじによる欠損断面
積を小さくする。 筋違い材の降伏前に筋違い端部及び、接合部が破断
しないように、ドリリングタッピングねじの本数を多く
する。
【0011】しかるに、第1従来例の構造の場合、筋違
い4とガセットプレート15との接合強度を向上させよ
うと、ドリリングタッピングねじ13の配設本数を増や
すと、ドリリングタッピングねじ13による断面欠損が
増大し、かつ断面欠損部を除いた残り断面積が減少する
という矛盾に陥り、所期の目的を達成できない。
い4とガセットプレート15との接合強度を向上させよ
うと、ドリリングタッピングねじ13の配設本数を増や
すと、ドリリングタッピングねじ13による断面欠損が
増大し、かつ断面欠損部を除いた残り断面積が減少する
という矛盾に陥り、所期の目的を達成できない。
【0012】また、図16〜図19に示す第2従来例で
は、等幅の筋違い4の接合部強度を向上させるため、ド
リリングタッピングねじ13による断面欠損部を除いた
残り断面積を大きくする場合には、ドリリングタッピン
グねじ13を図のように、筋違いの材長方向に打設する
必要があるが、このとき、ガセットプレート15が大き
くなる。また、縦枠材2の広い範囲にガセットプレート
を接続する必要がある。
は、等幅の筋違い4の接合部強度を向上させるため、ド
リリングタッピングねじ13による断面欠損部を除いた
残り断面積を大きくする場合には、ドリリングタッピン
グねじ13を図のように、筋違いの材長方向に打設する
必要があるが、このとき、ガセットプレート15が大き
くなる。また、縦枠材2の広い範囲にガセットプレート
を接続する必要がある。
【0013】しかし、一方で、縦枠材2とガセットプレ
ート15の接合範囲が広い場合には、筋違い4に荷重が
作用した場合、図19に示すように縦枠材2を変形する
ことが多く、縦枠材2の上階の重量を支えているため、
この変形により建物全体が崩壊につながる可能性があ
り、非常に危険である。
ート15の接合範囲が広い場合には、筋違い4に荷重が
作用した場合、図19に示すように縦枠材2を変形する
ことが多く、縦枠材2の上階の重量を支えているため、
この変形により建物全体が崩壊につながる可能性があ
り、非常に危険である。
【0014】また、図20,図21の第3従来例では、
ドリリングタッピングねじ13の配設領域を、筋違い端
部の長手方向よりも幅方向により長く構成することもあ
る。この場合は、筋違い4を構成する薄鋼板の板厚が
0.8mm以上1.6mm未満の後述する本発明よりも
厚いものが使用され、それにより、ドリリングタッピン
グねじ13の8本分の断面欠損が、その板厚で補強され
ている。しかし、このように板厚の厚い筋違いを用いる
ことは、施工性,コストその他の面で不利である。
ドリリングタッピングねじ13の配設領域を、筋違い端
部の長手方向よりも幅方向により長く構成することもあ
る。この場合は、筋違い4を構成する薄鋼板の板厚が
0.8mm以上1.6mm未満の後述する本発明よりも
厚いものが使用され、それにより、ドリリングタッピン
グねじ13の8本分の断面欠損が、その板厚で補強され
ている。しかし、このように板厚の厚い筋違いを用いる
ことは、施工性,コストその他の面で不利である。
【0015】また、第4従来例として、図22,図23
に示す例では、筋違い端部に、その必要な接合強度を付
与するためには、必要な配設本数のドリリングタッピン
グねじ13を所定の配置位置に設けることが必要である
が、これらの標識となるべきものが存在しないので、施
工者の感に頼ることにより、ドリリングタッピングねじ
13の配設本数や配設位置が不適正となりやすく、結
果、筋違い接合部の強度が低下するという問題がある。
に示す例では、筋違い端部に、その必要な接合強度を付
与するためには、必要な配設本数のドリリングタッピン
グねじ13を所定の配置位置に設けることが必要である
が、これらの標識となるべきものが存在しないので、施
工者の感に頼ることにより、ドリリングタッピングねじ
13の配設本数や配設位置が不適正となりやすく、結
果、筋違い接合部の強度が低下するという問題がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のスチールハウス
における筋違いの接合構造では、筋違いに引張力が作用
したとき、筋違い中間部の降伏点強さよりも、筋違い端
部の接合部の耐破壊力が往々にして弱くなり、結果、薄
鋼板から構成される筋違いが所期の作用効果を奏し得な
いという問題点があった。
における筋違いの接合構造では、筋違いに引張力が作用
したとき、筋違い中間部の降伏点強さよりも、筋違い端
部の接合部の耐破壊力が往々にして弱くなり、結果、薄
鋼板から構成される筋違いが所期の作用効果を奏し得な
いという問題点があった。
【0017】本発明は、前記の問題点を解決したスチー
ルハウスにおける筋違いの接合構造を提供することを目
的とする。
ルハウスにおける筋違いの接合構造を提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るスチールハウスにおける筋違いの接合
構造は、断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板からな
る上下部の横枠材と縦枠材とを接合して壁取付け用の矩
形枠体を構成し、この矩形枠体の上端隅部と下端隅部に
おいて、筋違いの上端部と下端部をガセットプレートを
介して前記上部横枠材と下部横枠材及び縦枠材のフラン
ジへ接合し、上部横枠材を梁へ固定し、また下部横枠材
をアンカーボルトで基礎に固定する構造であって、前記
筋違いに引張力が働いたときの筋違い全体が降伏する強
度(A)と、筋違いとガセットプレート間におけるドリ
リングタッピングねじによる接合部の耐破壊強度(B)
をB>Aの関係に構成すべく、前記筋違い端部のドリリ
ングタッピングねじ配設領域における幅Lを中間部の幅
L1 より大に設け、前記幅Lに沿って複数のドリリング
タッピングねじを打込むみことで前記B>Aに構成した
ことを特徴とする。
め、本発明に係るスチールハウスにおける筋違いの接合
構造は、断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板からな
る上下部の横枠材と縦枠材とを接合して壁取付け用の矩
形枠体を構成し、この矩形枠体の上端隅部と下端隅部に
おいて、筋違いの上端部と下端部をガセットプレートを
介して前記上部横枠材と下部横枠材及び縦枠材のフラン
ジへ接合し、上部横枠材を梁へ固定し、また下部横枠材
をアンカーボルトで基礎に固定する構造であって、前記
筋違いに引張力が働いたときの筋違い全体が降伏する強
度(A)と、筋違いとガセットプレート間におけるドリ
リングタッピングねじによる接合部の耐破壊強度(B)
をB>Aの関係に構成すべく、前記筋違い端部のドリリ
ングタッピングねじ配設領域における幅Lを中間部の幅
L1 より大に設け、前記幅Lに沿って複数のドリリング
タッピングねじを打込むみことで前記B>Aに構成した
ことを特徴とする。
【0019】また、筋違い端部のドリリングタッピング
ねじ配設領域における幅と中間部の幅を等しくし、かつ
前記筋違いの必要とする断面積を得るべく、板厚を薄く
し、板幅を広幅にして構成するため前記筋違いの板厚を
0.2mm以上0.8mm未満とし、板幅を250mm
以下に構成するとよい。
ねじ配設領域における幅と中間部の幅を等しくし、かつ
前記筋違いの必要とする断面積を得るべく、板厚を薄く
し、板幅を広幅にして構成するため前記筋違いの板厚を
0.2mm以上0.8mm未満とし、板幅を250mm
以下に構成するとよい。
【0020】また、本発明は、前記筋違いに引張力が働
いたときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、筋違い
とガセットプレート間におけるドリリングタッピングね
じによる接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関係に構
成すべく、前記筋違い端部のドリリングタッピングねじ
配設領域に前記タッピングねじの配設本数と接合箇所を
明確にするための直径が0.5mm以上かつドリリング
タッピングねじ径より1mm以上小さい径の所定数のポ
ンチ孔又は、先孔を設けることを特徴とする。
いたときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、筋違い
とガセットプレート間におけるドリリングタッピングね
じによる接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関係に構
成すべく、前記筋違い端部のドリリングタッピングねじ
配設領域に前記タッピングねじの配設本数と接合箇所を
明確にするための直径が0.5mm以上かつドリリング
タッピングねじ径より1mm以上小さい径の所定数のポ
ンチ孔又は、先孔を設けることを特徴とする。
【0021】本来、筋違い端部の接合強度を向上すべく
ドリリングタッピングねじの配設本数を増やすと、この
接合部において逆にドリリングタッピングねじ孔による
欠損断面積が増え、却って接合部の強度が低下するので
あるが、本発明の構造とすることにより、ドリリングタ
ッピングねじの配設本数を増やしても接合部の強度が低
下せず、前記B>Aの関係を確保することが可能とな
る。
ドリリングタッピングねじの配設本数を増やすと、この
接合部において逆にドリリングタッピングねじ孔による
欠損断面積が増え、却って接合部の強度が低下するので
あるが、本発明の構造とすることにより、ドリリングタ
ッピングねじの配設本数を増やしても接合部の強度が低
下せず、前記B>Aの関係を確保することが可能とな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1〜図7は本発明の第1例に係る筋
違いの上端部と下端部の接合部構造を示す。各図におい
て、上部と下部の横枠材3,1と縦枠材2と、筋違い4
の各断面構造は従来構造と同じである。これらは厚さ
0.6〜1.6mmの薄鋼板により形成されるもので、
筋違い4の場合は、前記薄鋼板を所定寸法の帯状に切断
して構成される。また、上下部の横枠材3,1は所定幅
の前記薄鋼板をロールフォーミングでコ字状に折曲げ加
工して構成される。
照して説明する。図1〜図7は本発明の第1例に係る筋
違いの上端部と下端部の接合部構造を示す。各図におい
て、上部と下部の横枠材3,1と縦枠材2と、筋違い4
の各断面構造は従来構造と同じである。これらは厚さ
0.6〜1.6mmの薄鋼板により形成されるもので、
筋違い4の場合は、前記薄鋼板を所定寸法の帯状に切断
して構成される。また、上下部の横枠材3,1は所定幅
の前記薄鋼板をロールフォーミングでコ字状に折曲げ加
工して構成される。
【0023】本発明でも、矩形枠体の4隅部において、
上下の各横枠材3,1と縦枠材2とは従来同様ホールダ
ウン金物11が用いられるが、本発明では、このホール
ダウン金物11に加えて、抑さえ金具20が横枠材3,
1のウエブ5に沿って配設されている。
上下の各横枠材3,1と縦枠材2とは従来同様ホールダ
ウン金物11が用いられるが、本発明では、このホール
ダウン金物11に加えて、抑さえ金具20が横枠材3,
1のウエブ5に沿って配設されている。
【0024】すなわち、矩形枠体の下端の4隅部におい
ては、下部横枠材1のフランジ6の内側に縦枠材2の下
端部を挿入し、両枠材1,2が交わる内側にホールダウ
ン金物11が配設され、その一方の当接部12を縦枠材
2のウエブ内面に当てがい、その重合部にドリリングタ
ッピングねじ13を打込むことで両者を結合している。
ては、下部横枠材1のフランジ6の内側に縦枠材2の下
端部を挿入し、両枠材1,2が交わる内側にホールダウ
ン金物11が配設され、その一方の当接部12を縦枠材
2のウエブ内面に当てがい、その重合部にドリリングタ
ッピングねじ13を打込むことで両者を結合している。
【0025】また、ホールダウン金物11の他方の当接
部14を、下部横枠材1のウエブ5の上面に重合した、
このウエブ5の幅と略同一幅で抑さえ金具20の上面に
重ね合わせ、これらの各部材に開設した孔に前記アンカ
ーボルト8を通し、当接部14の上側からアンカーボル
ト8のねじ部にナット10をねじ込むことで、このホー
ルダウン金物11と抑さえ金具20を介して下部横枠材
1と縦枠材2とが結合されている。
部14を、下部横枠材1のウエブ5の上面に重合した、
このウエブ5の幅と略同一幅で抑さえ金具20の上面に
重ね合わせ、これらの各部材に開設した孔に前記アンカ
ーボルト8を通し、当接部14の上側からアンカーボル
ト8のねじ部にナット10をねじ込むことで、このホー
ルダウン金物11と抑さえ金具20を介して下部横枠材
1と縦枠材2とが結合されている。
【0026】一方、図3,図4に示される上部横枠材3
と縦枠材2の上端との接合構造も、矩形枠体の下端隅部
における下部横枠材1と縦枠材2の下端の接合構造と同
じである。
と縦枠材2の上端との接合構造も、矩形枠体の下端隅部
における下部横枠材1と縦枠材2の下端の接合構造と同
じである。
【0027】すなわち、矩形枠体の上端隅部において、
上部横枠材3のウエブ5がC形鋼からなる梁(つまり、
2階部の床根太)17の下面に当てがわれ、前記上部横
枠材3のウエブ下面に、このウエブ幅と略同じ幅で、か
つ後述のワンサイドボルト18の配設位置から縦枠材1
のウエブ5に当接するまでの長さの抑さえ金具20が配
設され、この抑さえ金具20の下面にホールダウン金物
11の一方の当接部14が当接されて、前記上部横枠材
3のウエブ5と抑さえ金具20とホールダウン金物11
の当接部14に前記ワンサイドボルト18を貫通させる
ことで、これらが一体的に固着される。また、ホールダ
ウン金物11の他方の当接部12を前記縦枠材2のウエ
ブ5と当接し両者がドリリングタッピングねじ13で固
定されている。
上部横枠材3のウエブ5がC形鋼からなる梁(つまり、
2階部の床根太)17の下面に当てがわれ、前記上部横
枠材3のウエブ下面に、このウエブ幅と略同じ幅で、か
つ後述のワンサイドボルト18の配設位置から縦枠材1
のウエブ5に当接するまでの長さの抑さえ金具20が配
設され、この抑さえ金具20の下面にホールダウン金物
11の一方の当接部14が当接されて、前記上部横枠材
3のウエブ5と抑さえ金具20とホールダウン金物11
の当接部14に前記ワンサイドボルト18を貫通させる
ことで、これらが一体的に固着される。また、ホールダ
ウン金物11の他方の当接部12を前記縦枠材2のウエ
ブ5と当接し両者がドリリングタッピングねじ13で固
定されている。
【0028】なお、前記で使用されるワンサイドボルト
18は公知であり、図示のように、各部材の挿通孔にこ
のワンサイドボルト18を挿入し、専用ドライバーで六
角ボルト21を回転させることで拡張スリーブ22に拡
がり、前記重合した角部材を片側作業で、しかも大き
く、均等な力で迅速に締結できる。
18は公知であり、図示のように、各部材の挿通孔にこ
のワンサイドボルト18を挿入し、専用ドライバーで六
角ボルト21を回転させることで拡張スリーブ22に拡
がり、前記重合した角部材を片側作業で、しかも大き
く、均等な力で迅速に締結できる。
【0029】また、筋違い4の下端部と上端部には各図
にそれぞれ示されるようにほぼ矩形板状の上部と下部の
ガセットプレート15,16がドリリングタッピングね
じ13により固着されており、かつ筋違い下端部のガセ
ットプレート15は、ドリリングタッピングねじ13を
下部横枠材1と縦枠材2の各フランジ6,6に打ち込む
ことにより、この下部横枠材1と縦枠材2に同時に固着
されている。
にそれぞれ示されるようにほぼ矩形板状の上部と下部の
ガセットプレート15,16がドリリングタッピングね
じ13により固着されており、かつ筋違い下端部のガセ
ットプレート15は、ドリリングタッピングねじ13を
下部横枠材1と縦枠材2の各フランジ6,6に打ち込む
ことにより、この下部横枠材1と縦枠材2に同時に固着
されている。
【0030】また、筋違い4の上部ガセットプレート1
6は、C形鋼からなる梁17の下面に固着された上部横
枠材3と縦枠材2の各フランジ6,6に、ドリリングタ
ッピングねじ13により固着されている。
6は、C形鋼からなる梁17の下面に固着された上部横
枠材3と縦枠材2の各フランジ6,6に、ドリリングタ
ッピングねじ13により固着されている。
【0031】とくに本発明の第1例は、図13〜図15
に示す第1従来例及び、図16〜図19に示す第2従来
例と比較すると理解が容易である。この第1例では、筋
違い4の上下端部において、上下部のガセットプレート
15,16と重合する部位であるドリリングタッピング
ねじ配設領域における幅Lを中間部の幅L1 より大に設
け、前記幅Lに沿って複数のドリリングタッピングねじ
13を2列打ち込むことにより前記筋違いに引張力が働
いたときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、筋違い
とガセットプレート間におけるドリリングタッピングね
じによる接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関係に構
成されている。
に示す第1従来例及び、図16〜図19に示す第2従来
例と比較すると理解が容易である。この第1例では、筋
違い4の上下端部において、上下部のガセットプレート
15,16と重合する部位であるドリリングタッピング
ねじ配設領域における幅Lを中間部の幅L1 より大に設
け、前記幅Lに沿って複数のドリリングタッピングねじ
13を2列打ち込むことにより前記筋違いに引張力が働
いたときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、筋違い
とガセットプレート間におけるドリリングタッピングね
じによる接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関係に構
成されている。
【0032】つまり、前記寸法をL>L1 に設けること
により、ドリリングタッピングねじによる断面欠損部を
除いた残り断面積を大きくでき、前記B>Aの関係に構
成することが可能となっている。この場合、図7に示す
ように前記隣合うドリリングタッピングねじ中心間の距
離L2 が前記ドリリングタッピングねじ径L3 の2.5
倍以上で、かつ外端位置のドリリングタッピングねじ中
心と筋違い側縁との距離L4 が、前記ドリリングタッピ
ングねじ径L3 の1.25倍以上になるように構成する
とよい。
により、ドリリングタッピングねじによる断面欠損部を
除いた残り断面積を大きくでき、前記B>Aの関係に構
成することが可能となっている。この場合、図7に示す
ように前記隣合うドリリングタッピングねじ中心間の距
離L2 が前記ドリリングタッピングねじ径L3 の2.5
倍以上で、かつ外端位置のドリリングタッピングねじ中
心と筋違い側縁との距離L4 が、前記ドリリングタッピ
ングねじ径L3 の1.25倍以上になるように構成する
とよい。
【0033】次に、図8,図9には、本発明の第2例が
示され、この第2例は、図20,図21に示す第3従来
例と比較することで、理解が容易となる。この第2例で
は、図21の従来の筋違い4と同じ断面積であるが、従
来に比べて板厚を薄くし、しかも広幅にすることによ
り、ドリリングタッピングねじ13による断面欠損部を
除いた残り断面積を大きくし、したがって、筋違い端部
の耐力を向上してる。
示され、この第2例は、図20,図21に示す第3従来
例と比較することで、理解が容易となる。この第2例で
は、図21の従来の筋違い4と同じ断面積であるが、従
来に比べて板厚を薄くし、しかも広幅にすることによ
り、ドリリングタッピングねじ13による断面欠損部を
除いた残り断面積を大きくし、したがって、筋違い端部
の耐力を向上してる。
【0034】具体的には、従来の筋違いでは、板厚0.
8mm以上1.6mm未満が主に利用され、例えば、板
厚1.2mm、幅50mmの場合は、5mm径のドリリ
ングタッピングねじ4本分の断面欠損がある。この場合
の断面欠損部の耐力:1.2mm* 30mm* (鋼材の
引張強度)=36* (鋼材の引張強度)
8mm以上1.6mm未満が主に利用され、例えば、板
厚1.2mm、幅50mmの場合は、5mm径のドリリ
ングタッピングねじ4本分の断面欠損がある。この場合
の断面欠損部の耐力:1.2mm* 30mm* (鋼材の
引張強度)=36* (鋼材の引張強度)
【0035】これに対し、本発明では、筋違い4の板厚
は0.23mm以上、0.8mm未満を使用し、例え
ば、板厚0.6mm、幅100mmの場合は、5mm径
のドリリングタッピングねじ4本分の断面欠損がある。
この場合の、断面欠損部の耐力:0.6mm* 80mm
* (鋼材の引張強度)=48* (鋼材の引張強度)が発
揮される。
は0.23mm以上、0.8mm未満を使用し、例え
ば、板厚0.6mm、幅100mmの場合は、5mm径
のドリリングタッピングねじ4本分の断面欠損がある。
この場合の、断面欠損部の耐力:0.6mm* 80mm
* (鋼材の引張強度)=48* (鋼材の引張強度)が発
揮される。
【0036】すなわち、発明構造の断面欠損部の耐力=
従来構造の断面欠損部の耐力の4/3倍の関係が成立す
ることが確かめられる。
従来構造の断面欠損部の耐力の4/3倍の関係が成立す
ることが確かめられる。
【0037】次に、図10〜図12には本発明の第3例
が示されている。この第3例では、筋違い4に端部に径
が0.5mm以上で/かつドリリングタッピングねじ孔
24より1mm以上小さい径のポンチ孔や先孔が開設さ
れており、この先孔等により、筋違い接合部のドリリン
グタッピングねじ13の配設本数、接合箇所を明確にし
て、確実に接合部の耐力が確保される構成となされてい
る。
が示されている。この第3例では、筋違い4に端部に径
が0.5mm以上で/かつドリリングタッピングねじ孔
24より1mm以上小さい径のポンチ孔や先孔が開設さ
れており、この先孔等により、筋違い接合部のドリリン
グタッピングねじ13の配設本数、接合箇所を明確にし
て、確実に接合部の耐力が確保される構成となされてい
る。
【0038】この第3例に構成するのは次の理由によ
る。すなわち、筋違い4の端部にドリリングタッピング
ねじ13の接合本数、接合箇所が明確でない場合、施工
時に設計書どうりに施工されない場合が多く、このこと
が、筋違い4の耐震性能を低下させる原因になってい
る。
る。すなわち、筋違い4の端部にドリリングタッピング
ねじ13の接合本数、接合箇所が明確でない場合、施工
時に設計書どうりに施工されない場合が多く、このこと
が、筋違い4の耐震性能を低下させる原因になってい
る。
【0039】これに対し、筋違い4の端部に予め接合用
の先孔24を開け、ドリリングタッピングねじ13の接
合すべき箇所を明確にすることにより、施工を簡略化さ
せ、施工時のドリリングタッピングねじ13の打ち間違
い(本数、場所)をなくすことができ、接合部が、設計
どおりの耐力を確実に発揮できる。
の先孔24を開け、ドリリングタッピングねじ13の接
合すべき箇所を明確にすることにより、施工を簡略化さ
せ、施工時のドリリングタッピングねじ13の打ち間違
い(本数、場所)をなくすことができ、接合部が、設計
どおりの耐力を確実に発揮できる。
【0040】また、この場合の条件は、ドリリングタッ
ピングねじ径より1mm小さい径の先孔24を明けるこ
とであり、これにより、ドリリングタッピングねじのね
じ山が確実に筋違い材に噛み込むため、ドリリングタッ
ピングねじ部の耐力低下はない。また、先孔24は、筋
違い端部のみに開設し、ガセットプレート15等、筋違
い4と取り付く部材には先孔24を明けないものであ
る。さらに、先孔24の間隔は図12に示すようにドリ
リングタッピングねじ中心間の距離L2 が、ねじ径の
2.5倍以上、ドリリングタッピングねじ中心と筋違い
側縁との距離L3 が、ねじ径の1.25倍以上に構成す
るのがよい。
ピングねじ径より1mm小さい径の先孔24を明けるこ
とであり、これにより、ドリリングタッピングねじのね
じ山が確実に筋違い材に噛み込むため、ドリリングタッ
ピングねじ部の耐力低下はない。また、先孔24は、筋
違い端部のみに開設し、ガセットプレート15等、筋違
い4と取り付く部材には先孔24を明けないものであ
る。さらに、先孔24の間隔は図12に示すようにドリ
リングタッピングねじ中心間の距離L2 が、ねじ径の
2.5倍以上、ドリリングタッピングねじ中心と筋違い
側縁との距離L3 が、ねじ径の1.25倍以上に構成す
るのがよい。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るス
チールハウスにおける筋違いの接合構造によると、次の
効果がある。すなわち、スチールハウスにおける壁取付
け用矩形枠体において、筋違い端部の接合強度を向上す
べくドリリングタッピングねじの配設本数を増やすと、
この接合部において逆にドリリングタッピングねじ孔に
よる欠損断面積が増え、却って接合部の強度が低下する
のであるが、本発明の構造とすることにより、ドリリン
グタッピングねじの配設本数を増やしても接合部の強度
が低下せず、前記B>A(Aは筋違いの降伏点強度、B
はドリリングタッピングねじの接合部の耐破壊強度)の
関係を確保することが可能となり、筋違い端部の耐力が
向上し、スチールハウスにおける耐震性能を確保できる
という効果がある。
チールハウスにおける筋違いの接合構造によると、次の
効果がある。すなわち、スチールハウスにおける壁取付
け用矩形枠体において、筋違い端部の接合強度を向上す
べくドリリングタッピングねじの配設本数を増やすと、
この接合部において逆にドリリングタッピングねじ孔に
よる欠損断面積が増え、却って接合部の強度が低下する
のであるが、本発明の構造とすることにより、ドリリン
グタッピングねじの配設本数を増やしても接合部の強度
が低下せず、前記B>A(Aは筋違いの降伏点強度、B
はドリリングタッピングねじの接合部の耐破壊強度)の
関係を確保することが可能となり、筋違い端部の耐力が
向上し、スチールハウスにおける耐震性能を確保できる
という効果がある。
【図1】本発明の第1例に係る筋違い下端部の接合構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1の中央縦断面図である。
【図3】図1に対応する筋違い上端部の接合構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】本発明の第1例の主要部として筋違いの下端部
を示す拡大図である。
を示す拡大図である。
【図6】図5の筋違い接合部の断面図である。
【図7】ドリリングタッピングねじ径とねじ間距離の関
係を示す説明図である。
係を示す説明図である。
【図8】本発明の第2例に係る筋違い下端部の接合構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図9】図8の筋違い接合部の断面図である。
【図10】本発明の第3例に係る筋違い下端部の接合構
造を示す斜視図である。
造を示す斜視図である。
【図11】図10の筋違い接合部の断面図である。
【図12】ドリリングタッピングねじ径とねじ間距離の
関係を示す断面図である。
関係を示す断面図である。
【図13】一般的なドリリングタッピングねじ径とねじ
間距離の関係を示す説明図である。
間距離の関係を示す説明図である。
【図14】第1従来例に係る筋違い下端部の接合構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図15】図14の筋違い接合部の断面図である。
【図16】第2従来例に係る筋違い下端部の接合構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図17】図16の筋違い接合部の断面図である。
【図18】図17における拡大図である。
【図19】図17において、筋違いに引張力が作用した
場合の説明図である。
場合の説明図である。
【図20】第3従来例に係る筋違い下端部の接合構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図21】図20における筋違い接合部の断面図であ
る。
る。
【図22】第4従来例に係る筋違い下端部の接合構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図23】図22における筋違い接合部の断面図であ
る。
る。
1 下部横枠材 2 縦枠材 3 上部横枠材 4 筋違い 5 ウエブ 6 フランジ 7 基礎 8 アンカーボルト 10 ナット 11 ホールダウン金物 12 当接部 13 ドリリングタッピングねじ 14 当接部 15 下部ガセットプレート 16 上部ガセットプレート 17 梁 18 ワンサイドボルト 20 抑さえ金具 21 六角ボルト 22 拡張スリーブ 23 矩形枠体 24 先孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 632 E04B 2/56 632J 1/24 1/24 F 1/58 1/58 G
Claims (6)
- 【請求項1】 断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板
からなる上下部の横枠材と縦枠材とを接合して壁取付け
用の矩形枠体を構成し、この矩形枠体の下端隅部におい
て、筋違いの下端部をガセットプレートを介して前記下
部横枠材と縦枠材のフランジへ接合し、下部横枠材をア
ンカーボルトで基礎に固定する構造であって、前記筋違
いに引張力が働いたときの筋違い全体が降伏する強度
(A)と、筋違いとガセットプレート間におけるドリリ
ングタッピングねじによる接合部の耐破壊強度(B)を
B>Aの関係に構成すべく、前記筋違い端部のドリリン
グタッピングねじ配設領域における幅Lを中間部の幅L
1 より大に設け、前記幅Lに沿って複数のドリリングタ
ッピングねじを打込むことで前記B>Aに構成したこと
を特徴とするスチールハウスにおける筋違いの接合構
造。 - 【請求項2】 断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板
からなる上下部の横枠材と縦枠材とを接合して壁取付け
用の矩形枠体を構成し、この矩形枠体の上端隅部におい
て、筋違いの上端部をガセットプレートを介して前記上
部横枠材と縦枠材のフランジへ接合し、上部横枠材をボ
ルトで梁材に固定する構造であって、前記筋違いに引張
力が働いたときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、
筋違いとガセットプレート間におけるドリリングタッピ
ングねじによる接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関
係に構成すべく、前記筋違い端部のドリリングタッピン
グねじ配設領域における幅Lを中間部の幅L1 より大に
設け、前記幅Lに沿って複数のドリリングタッピングね
じを打込むことで前記B>Aに構成したことを特徴とす
るスチールハウスにおける筋違いの接合構造。 - 【請求項3】 断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板
からなる上下部の横枠材と縦枠材とを接合して壁取付け
用の矩形枠体を構成し、この矩形枠体の下端隅部におい
て、筋違いの下端部をガセットプレートを介して前記下
部横枠材と縦枠材のフランジへ接合し、下部横枠材をア
ンカーボルトで基礎に固定する構造であって、前記筋違
いに引張力が働いたときの筋違い全体が降伏する強度
(A)と、筋違いとガセットプレート間におけるドリリ
ングタッピングねじによる接合部の耐破壊強度(B)を
B>Aの関係に構成すべく、前記筋違いの必要とする断
面積を得るべく、板厚を薄くし、板幅を広幅にして構成
するため、前記筋違いの板厚を0.2mm以上0.8m
m未満とし、板幅を250mm以下としたことを特徴と
するスチールハウスにおける筋違いの接合構造。 - 【請求項4】 断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板
からなる上下部の横枠材と縦枠材とを接合して壁取付け
用の矩形枠体を構成し、この矩形枠体の上端隅部におい
て、筋違いの上端部をガセットプレートを介して前記上
部横枠材と縦枠材のフランジへ接合し、上部横枠材をボ
ルトで梁材に固定する構造であって、前記筋違いに引張
力が働いたときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、
筋違いとガセットプレート間におけるドリリングタッピ
ングねじによる接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関
係に構成すべく、前記筋違いの必要とする断面積を得る
べく、板厚を薄くし、板幅を広幅にして構成するため、
前記筋違いの板厚を0.2mm以上0.8mm未満と
し、板幅を250mm以下としたことを特徴とするスチ
ールハウスにおける筋違いの接合構造。 - 【請求項5】 断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板
からなる上下部の横枠材と縦枠材とを接合して壁取付け
用の矩形枠体を構成し、この矩形枠体の下端隅部におい
て、筋違いの下端部をガセットプレートを介して前記下
部横枠材と縦枠材のフランジへ接合し、下部横枠材をア
ンカーボルトで基礎に固定する構造であって、前記筋違
いに引張力が働いたときの筋違い全体が降伏する強度
(A)と、筋違いとガセットプレート間におけるドリリ
ングタッピングねじによる接合部の耐破壊強度(B)を
B>Aの関係に構成すべく、前記筋違い端部のドリリン
グタッピングねじ配設領域に、前記タッピングねじの配
設本数と接合箇所を明確にするための直径0.5mm以
上、かつドリリングタッピングねじ径より1mm以上小
さい径の所定数のポンチ孔又は先孔を設けることを特徴
とするスチールハウスにおける筋違いの接合構造。 - 【請求項6】 断面略コ字状に曲げ形成された極薄鋼板
からなる上下部の横枠材と縦枠材とを接合して壁取付け
用の矩形枠体を構成し、この矩形枠体の上端隅部におい
て、筋違いの上端部をガセットプレートを介して前記上
部横枠材と縦枠材のフランジへ接合し、上部横枠材をボ
ルトで梁材に固定する構造であって、前記筋違いに引張
力が働いたときの筋違い全体が降伏する強度(A)と、
筋違いとガセットプレート間におけるドリリングタッピ
ングねじによる接合部の耐破壊強度(B)をB>Aの関
係に構成すべく、前記筋違い端部のドリリングタッピン
グねじ配設領域に、前記タッピングねじの配設本数と接
合箇所を明確にするための直径が0.5mm以上、かつ
ドリリングタッピングねじ径より1mm以上小さい径の
所定数のポンチ孔又は先孔を設けることを特徴とするス
チールハウスにおける筋違いの接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8110532A JPH09273248A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | スチールハウスにおける筋違いの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8110532A JPH09273248A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | スチールハウスにおける筋違いの接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09273248A true JPH09273248A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14538203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8110532A Pending JPH09273248A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | スチールハウスにおける筋違いの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09273248A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000273985A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-03 | Hosoda Kensetsu Kk | 薄板構造2段ブレースパネル、建物の建築構造及び建物の建築方法 |
| WO2003042467A1 (fr) * | 2001-11-13 | 2003-05-22 | Nippon Steel Corporation | Structure de bati de construction peu elevee |
| JP2006307484A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Jfe Steel Kk | 耐力壁パネル、スチールハウス |
| JP2010281165A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Jfe Steel Corp | 柱梁接合部 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6221942A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-30 | 株式会社 石本建築事務所 | 高張力帯鋼板を用いたブレ−ス構造 |
| US5113631A (en) * | 1990-03-15 | 1992-05-19 | Digirolamo Edward R | Structural system for supporting a building utilizing light weight steel framing for walls and hollow core concrete slabs for floors and method of making same |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP8110532A patent/JPH09273248A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030423 |