JPH09273365A - ドア装置 - Google Patents

ドア装置

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JPH09273365A
JPH09273365A JP20433396A JP20433396A JPH09273365A JP H09273365 A JPH09273365 A JP H09273365A JP 20433396 A JP20433396 A JP 20433396A JP 20433396 A JP20433396 A JP 20433396A JP H09273365 A JPH09273365 A JP H09273365A
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JP
Japan
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door
stop
door stop
interlocking
leaf spring
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JP20433396A
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Katsuhiko Haniyu
克彦 羽生
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 戸当たりと呼ばれるとの下枠部材の上下動を
可能にして車椅子等の通行の妨げにならないドア装置を
提供する。 【構成】 戸当たりを収納する床面に設けたホルダ(3
4)と、ホルダに収納可能な戸当たり(17)と、この
戸当たりを上下方向に移動させる連動軸(39)と、ド
アの開閉動作と戸当たりの上下動を連動させるスイッチ
(33)とを具え、このスイッチと連動軸とがアーム
(41)を介して連動し、ドアの開閉状態によって戸当
たりが前記ホルダ内に収納されるように構成した。又、
前記ホルダの収納室内若しくは近傍に排水手段を設ける
ことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドア装置に関するも
のであり、特に、戸当たりと呼ばれる戸の下枠部材の上
下動を可能にして車椅子等の通行の妨げにならないよう
に工夫したドア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の一般的な開き戸の下部の
構成を示す斜視図である。図1に示すように従来のドア
装置1はドア枠1とドア2を有している。ドア枠1は縦
枠3と戸当たり4とを具えており、全体が建造物に固定
されている。この戸当たり4と床面との段差は通常約1
0mm程度に設定されている。なお、本明細書において
戸当たりとは、開き戸若しくは引き戸のドア枠の下枠部
材を示すものとする。戸当たり4はドア2を閉めたとき
に部屋の気密性、防水性、防塵性等を保つために設けら
れている。
【0003】図2(a)は、従来の開き戸の一例を示す
部分斜視図であり、図2(b)は図2(a)に示すドア
2の下側面を示す斜視図である。図2(a)に示すよう
に、この従来のドア装置は、ドア2を閉じたときに立て
わく3に対向する吊り元と呼ばれる面2a(以下、吊り
元面と呼ぶ)の下部にスイッチ5が配置されている。こ
のスイッチ5は外側に突出しており、ドア2の開閉によ
って作動するように構成されている。一方、図2(b)
に示すように、ドア2の下端部には気密部材6が収納さ
れている。このドア2の内部には、スイッチ5と連動し
てこの気密部材6を押し下げる連動手段が設けられてい
る(図示せず)。
【0004】ドアを閉めることによりスイッチ5がドア
枠1の縦枠3に押されてドア2内に引っ込み、このスイ
ッチ5に連動している連動手段が気密部材6を下方へ押
し下げる。これにより、気密部材6の下端がドア枠1の
戸当たり4に当接してドア枠1とドア2との間の隙間を
塞ぐように構成されている。この従来のドア装置2は平
成5年実用新案登録願第4383号の本文明細書中に記
載されており、この気密性を有するドア装置を提供して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す従来のドア
装置1は、ドア枠1の戸当たり4と床面との間に約10
mm程度の段差が設けられているため、通行人が出入り
する際につまずき易く、又、車椅子等が出入りする際に
大きな妨げとなっていた。特に、浴室等では車椅子の使
用者にとっては、ドア下枠の戸当たりが入浴動作の大き
な障害となっており、水を使う滑りやすい場所での車椅
子の操作性や安全性が近年問題となっている。
【0006】一方、図2に示す従来のドア装置2は、ド
ア2を閉めたときにドア2の下部から気密部材6が押し
下げられてドア装置の気密性を保つように構成されてい
るので戸当たりを床面から突出させて設ける必要がな
く、従って通行の妨げにならない点では改良されてい
る。しかしながらこの従来のドア装置2は、気密材6が
上から床面に向けて当接するように構成され、その当接
面が床面と同一面上にある。
【0007】このような構成のドア装置は屋外との境に
設ける出入り口ドアや、浴室等に設置されるドアに適用
する場合にその防塵性や防水性が確実なものではないと
いう問題を有する。仮に、このドア装置を浴室のドアと
して設けた場合、ドア2が閉じているときには浴室外に
水が流れ出すのをある程度防ぐことができるが、ドア2
を開けた途端にドア2の内部に気密材6が引っ込むた
め、浴室の床に溜まった水は浴室外に流れ出てしまう。
同様のことが外部との境に設けたドアの場合にも該当
し、更に、塵等が風で吹き付けられた場合に、当接面が
床面と同一平面上にあるため、ここに塵等が入りやすい
ものであり、このドア装置は防塵性にも問題を有する。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために、本発明のドア装置は、戸当たりを収納する床
面に設けた収納室と、収納室に収納可能な戸当たりと、
戸当たりを上下方向に移動させる移動手段と、ドアの開
閉動作と戸当たりの上下動を連動させる連動手段とを具
え、戸当たりがドアの下枠のほぼ全幅に延在し、ドアの
開閉状態によって戸当たりが収納室内に収納されるよう
に構成したことを特徴とする。又、前記移動手段が戸当
たりに連結された横板バネを具え、連動手段が前記ドア
の一部に連結された縦板バネと、縦板バネの回転を横板
バネに伝達するギアボックスを具えることが好ましい。
【0009】若しくは、前記連動手段がドアの開閉状態
によって作動するスイッチと、スイッチと連動し、戸当
たり及び収納室の延在方向に延在する互いに連結された
複数のアーム部とを具えると共に、前記移動手段が前記
アーム部に下端が連結され垂直方向に延在する少なくと
も1以上の連動軸を具え、戸当たりが連動軸に下方から
支持されているように構成しても良い。
【0010】このように構成したドア装置は、戸当たり
を収納する収納室を床面に設けており、又、この戸当た
りが、ドアが閉じているときには収納室から突出しドア
の下面に接触して気密性や防水性、防塵性を保ち、ドア
が開いているときには収納室内に収まっているので床面
に突出することがなく、従って通行人や車椅子等の通行
の妨げとならない。
【0011】更に、収納室内若しくは前記収納室の近傍
に排水手段を有することを特徴とする。このように収納
室内若しくは収納室の近傍に排水手段を設けることによ
って、浴室等で床面に水が流れているような場合でもこ
こから排水されるのでドア枠を越えて水が侵入すること
がない。
【0012】又、戸当たりの表面の少なくとも一部に弾
性部材を設けることが好ましい。このように戸当たりを
構成すると、ドアが閉じているときに弾性部材がドアの
下面に密着して隙間を塞ぐため、より確実にドア装置の
気密性や防水性や防塵性が保たれる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のドア装置の実施の形態に
ついて、図面を参照して説明する。図3は、開き戸に適
用した本発明の第1の実施の形態であるドア装置の構成
を示す図である。図に示すように、本発明のドア装置は
ドア枠10とドア11とを具えており、ドア11の吊り
元面12とドア枠10の縦枠13とが蝶番14によって
連結されている。縦枠13内には縦枠13と同方向に垂
直に延在し、中心に回転軸15aを有する縦板バネ15
が配置されている。この縦板バネ15の開放端15bは
縦枠13の外部に突出し、ドア11の吊り元面12の、
固定されており、蝶番14の回転軸14aを配置した端
部と反対側の端部12aに連結されている。なお、以下
の説明においてこの吊り元面12の端部12aを吊り元
大手と呼ぶことにする。ドア11を開閉すると吊り元大
手12aと縦枠13との間の距離が変化して、吊り元大
手12aに連結されている縦板バネ15がその回転軸1
5aを中心に回転する構成となっている。
【0014】一方、ドア枠10の下枠16には、上下動
可能に構成された戸当たり17が配置されており、この
戸当たり17は下方に設けられた回転軸18aを有する
横板バネ18の開放端18bによって支持されている。
更に、ドア枠10内の縦枠13と下枠16が接続してい
る箇所には、縦回転を横回転に変換するギアボックス1
9が配置されており、このギアボックス19内で縦板バ
ネ15の回転軸15aと横板バネ18の回転軸18aと
が互いに連結されている。
【0015】前記戸当たり17は、ドア枠10の下枠1
6のほぼ中央に下枠16と同一方向に延在しており、そ
のほぼ全幅に渡って約10mm程度の範囲で上下動が可
能に設置されている。前記横板バネ18はこの戸当たり
17の下方に延在しており、その開放端部18bが戸当
たり17の下面に連結され、戸当たり17を下から支持
している。
【0016】本実施の形態の動作を以下に説明する。図
4(a)は、図3に示すドア11が閉じている状態を示
す部分平面図であり、図4(b)はこのドア11を開い
た状態を示す部分平面図である。又、図5(a)はドア
11が閉じた状態を示す側部断面図であり、図5(b)
はドア11が開いた状態を示す側部断面図である。
【0017】閉じている状態のドア11を開けると、ド
ア11の吊り元大手12aに連結された横板バネの端部
15bが引っ張られて回転軸15aが図4において反時
計回りに回転する。この回転軸15aの下端はギアボッ
クス19内で横板バネ18の中心軸18aに連結されて
いるので、その回転が中心軸18aに伝わって横板バネ
18が図5において時計回りに回転する。横板バネ18
の端部18bは前記戸当たり17の下面に連結されてい
るので戸当たり17は下方に引っ張られて下枠16内に
収納される。このとき下枠16の上面は床面と同一面上
に位置するので、戸当たり17が床面から突出して通行
人がつまずいてしまう危険性や車椅子等の通行の妨げに
なることがない。
【0018】反対に、開いているドア11を閉じると縦
枠13内で縦板バネ15が巻かれる。その中心軸15a
の回転はギアボックス19を介して横板バネ18に伝え
られ、横板バネ18は図5において反時計回りに回転す
る。横板バネ18が反時計回りに回転することにより、
この横板バネ18に連結されている戸当たり17が押し
上げられ、戸当たり17の側面17aがドア11の側面
下部に当接する。このようにドア装置を構成すると、ド
ア11を閉めた状態でたとえドアと下枠16の間に水や
塵等が吹き付けられても、戸当たり17が床面からせり
上がった状態を保持しているためドア装置の反対側まで
水や塵等が侵入しない。
【0019】なお、本実施形態において、縦板バネ15
及び横板バネ18の材質は、適度な硬度を有するスチー
ル性のバネ鋼やプラスチック板等を用いることが好まし
い。又、これら板バネ15及び18の幅や軸の長さ、回
転軸15a及び18aの回転方向、及びギアボックス1
9の係合比率等は、実際の製造条件や施工条件を勘案し
て定めるものとする。
【0020】更に、本実施の形態では戸当たりの正面に
ドア11の下部側面が当接するようにその位置を設定し
ているが、ドア11と2つの板バネ部15及び18と、
ギアボックス19と、戸当たり17の位置を調節して、
戸当たり17の上面17bがドア11の下面に当接する
ように構成しても良い。その場合、戸当たり17の上面
に弾性部材を設けると、より密封、防水、及び防塵機能
に優れたドア装置を提供することができる。
【0021】次に、本発明のドア構造の第2の実施の形
態について説明する。図6は、本発明のドア装置の、第
2の実施の形態の構成を示す斜視図である。なお、以下
の実施の形態において、図3及び本図に示す構成要素と
同じ要素については同じ符号を付し、その説明は省略す
る。図6に示すように、本実施例のドア装置はドア枠3
0とドア31とを具える開き戸であり、蝶番14で連結
されている。ドア枠30の下枠部分には、上下動が可能
な戸当たり17と、スイッチ33が配置されている。ド
ア31が開いた状態のときに、戸当たり17はホルダ3
4内に収納されており、その上面は床面と同一面上に延
在している。スイッチ33はドア下枠の端部の縦枠近傍
に配置され、戸当たり17から上方に突出するように構
成されている。
【0022】図7は、図6に示すドア装置のドア31が
開いている状態を示す正面図であり、図8はこのドア3
1が閉じている状態を示す正面図である。又、図9はド
ア31が開いている状態を示す側部断面図であり、図1
0はドア31が閉じている状態を示す側部断面図であ
る。
【0023】図7に示すように、このドア装置の下枠部
分の戸当たり17は、ドア31が閉じているときホルダ
34内に収納されている。このホルダ34は、ホルダ3
4を貫通しているスイッチ孔35と3つの連動軸孔36
a〜cと、2つの支軸孔37a〜bと、5つの固定軸受
38a〜eを有している。スイッチ孔35にはスイッチ
33が貫通しており、圧縮バネが設けられていてこのス
イッチ33を支持している。同様に連動軸孔36a〜3
6cには連動軸39a〜cが貫通しており、それぞれに
圧縮バネを設けてこれらの連動軸39を支持している。
支軸孔37a、37bはホルダ34の下方に開放されて
おり、それぞれ上下動可能に構成された支軸40a、b
を配置している。又、固定軸受38a〜eはホルダ34
の下面に固定されている。
【0024】更に、ホルダ34の下方には5本のアーム
41a〜eが配設されている。アーム41aの両端はそ
れぞれスイッチ33の下端部と連動軸39aの下端部に
連結し、その中間部において固定軸受40aに支持され
ている。同様に、アーム41bは両端がそれぞれ連動軸
39aの下端部と支軸40aの下端部に連結され、その
中間部を固定軸受38bが支持している。続いてアーム
41cは支軸40aと連動軸39bとを、アーム41d
は連動軸39bと支軸40bとを、アーム41eは支軸
40bと連動軸39cとをそれぞれ連結し、各々中間部
が固定軸受38に支持されている。
【0025】このようにスイッチ33、アーム41a〜
d、連動軸39a〜c、支軸40a〜c、及び固定軸受
38a〜eを構成すると、各アーム41a〜dが各々の
固定軸受38a〜eに支持されている支点42a〜eを
中心に回動することができる。
【0026】一方、前記ドア31の下端部吊り元面側に
は切り欠き部43が設けられており、ドア31を閉める
と前記スイッチ33を押し下げるように構成されてい
る。又、戸当たり17の上面には弾性部材20が設けら
れている。
【0027】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。本発明の第2の実施の形態のドア31が開いている
状態にあるとき、図7及び図9に示すようにスイッチ3
3は押し下げられておらず、戸当たり17はホルダ34
内に収納されている。この場合、戸当たり17は床面と
同一平面上に延在しており、通行人等の妨げになること
がない。
【0028】図8及び図10に示すように、本実施形態
のドア31を閉めると、ドア31下端に設けられている
切り欠き部43がスイッチ33を押し下げる。これによ
りドア下枠内でスイッチ33の下端部が下がり、これに
連結しているアーム41aをその支点42aを中心に回
動させる。アーム41a、41b、41c、41d、4
1eはすべて連結されており、各々中間部が固定軸受3
8に支持されているのでそれぞれの支点42を中心に回
動する。従って、アーム41に連結されている連動軸3
9a、39b、39は押し上げられ、逆に支軸40a、
40bは引っ張り下げられる。これに伴い、連動軸39
a〜cの上端部に接続されている戸当たり17が上方に
押し上げられ、閉じたドア31の下面に当接する。この
当接部分には弾性部材20を配置しているため、ドア3
1と戸当たり17との間を完全に密封することができ
る。
【0029】逆に、閉じているドア31を開けるとスイ
ッチ33が開放される。スイッチ33はホルダ34のス
イッチ孔35内に設けられた圧縮バネ37で支持されて
いるため再び上方に突出する。これに伴ってスイッチ3
3の下端部に連結されているアーム41a〜eが連動
し、連動軸39a〜cが下がり、これらに接続している
戸当たり17が再びホルダ34内に収納される。
【0030】本実施の形態では、アーム41aの、スイ
ッチ33下端部に連結している端部から支点42aまで
の長さと、支点42aから連動軸39a下端部に連結し
ている端部までの長さの比は1:3に設定されており、
その他のアーム41b〜eの両端から支点までの長さの
比はそれぞれ1:1に設定している。又、ドア31の切
り欠き部43がスイッチ33を押し下げる長さと、ドア
31を開いているときの戸当たり17とドア31の下面
との間の高さの比は約1:3に設定されている。このよ
うにアーム41と、スイッチ33の上下する幅と、ドア
と31と戸当たり17との隙間とを構成すると、ドア3
1を閉じてスイッチ33が押し下げられたときにドア3
1の当接面31aに戸当たり17を丁度当接する高さま
で押し上げることができる。
【0031】図11は、上述した第2の実施の形態のド
ア装置を引き戸に適用した状態を示す図である。図11
に示すように、引き戸50は下枠に設けたレール51の
上を左右に移動することにより開け閉めが行われる。引
き戸50がレール51の上を滑らかに移動するために、
引き戸50と下枠54との間には所定の隙間が設けられ
ている。又、引き戸50を閉めたときに戸枠52に当接
する面の下端には斜めに切り欠き部53が設けられてお
り、この切り欠き部53が引き戸50を閉めたときにス
イッチ33を押し下げるように構成している。なお、ス
イッチ33、戸当たり17等を含む下枠17の内部の構
成は、第2の実施例に示す構成と同一である。
【0032】引き戸を閉めると切り欠き部53がスイッ
チ33を押し下げ、それに連動して戸当たり17が押し
上げられ、引き戸50の下面に当接する。このことによ
り、引き戸50と下枠とが密着し、戸の内外の気密性、
防水性、防塵性が保たれる。又、引き戸を開けてスイッ
チ33が開放されると戸当たり17が下がり、下枠54
の段差が無くなる。
【0033】次に、本発明のドア装置にかかる第3の実
施の形態について説明する。図12は、第3の実施の形
態のドア装置の構成を示す側部断面図であり、図13は
図12に示すホルダ60の構成を示す部分斜視図であ
る。本実施の形態では、図に示すように、ホルダ60内
の戸当たり17の両脇に水はけ室60aが設けられてお
り、この水はけ室60aはそれぞれ上部に開放口61を
有している。更に、開放口61に蓋62を配置してねじ
63で固定しており、この蓋62を取り外せるように構
成している。又、水はけ室60aの底面に排水口64が
設けられ、この排水口64をカバーするフィルタ65が
配置されている。蓋62には複数のグレーティング66
が設けられており、このグレーティング66から水や塵
等を水はけ室60a内に落とすように構成されている。
なお、その他の構成は図6〜図10に示すドア装置と同
じである。
【0034】このように構成したドア装置は、外部との
境のドアや、浴室や調理室等の床面に水がかかる場所に
好適に適用できる。このような水はけ手段を設けること
により、ドアが開いて戸当たり17がホルダ60内に収
納され、戸当たり17の上面が床面と同じ高さになって
も水がグレーティング66を経て排水口64から排水さ
れ、ドア枠を越えて水が出入りしない。又、ドアを閉じ
てドアの内外が遮断されたときに、塵等がドア脇に溜ま
ることがない。又、蓋62を取り外し可能に構成してい
るので、水はけ室60a内に塵等が溜まった場合にも蓋
62を取り外して掃除することができる。
【0035】本実施の形態では、ドア枠内のホルダ60
内の側部に水はけ室60aを設けるようにしたが、ドア
枠の外のドア枠近傍に排水溝等の排水手段を設けるよう
にしても良い。
【0036】図14は、本発明のドア装置の第4の実施
の形態の構成を示す図である。図4に示すように、本実
施形態のドア装置は、ドア枠71にセンサを設けると共
に、下枠72内に配置された油圧シリンダ74と、その
駆動制御部76とを具えている。
【0037】ドア70を開けるとセンサ72がそれを感
知して駆動制御部76にその旨の信号を伝送する。この
信号を受けて油圧シリンダ74を作動させ、これに連動
して油圧シリンダ74の上方に突出している連動軸75
が装置内へ引っ込み、連動軸75の上端に接続されてい
る戸当たり17がホルダ76内に収納される。ドア70
を閉じるとセンサ72がそれを感知して、これに連動す
る油圧シリンダ74の圧力が高まり、連動軸75が上方
に突出して戸当たり17を再度押し上げてドア70と下
枠73との隙間を密封する。
【0038】このような構成のドア装置はドアの開閉状
態をセンサ72が感知して油圧装置75が戸当たり17
を押し上げ、その動力には電気が用いられているので上
述の第1、第2及び第3の実施の形態の構成に比べ、ド
アを開閉するのが楽にできるため、利用者の労力を削減
できる。この場合、非常用電源等をこのドア装置に接続
しておけば、停電等の際にも支障がない。又、機械的な
連結部分が少なくて済むため、製造工程を簡略化できる
と共に、故障が少なくなる。
【0039】本実施形態のセンサ72には、ドア枠71
の内側面に光を感知する光センサを用いても良いし、ば
ね部とスイッチを有する圧力センサ等を用いても良い。
又、本実施形態では戸当たり17を押し上げるために油
圧シリンダを適用しているが、これに限らず圧縮空気シ
リンダを用いたり、あるいはモータと歯車等の様々な駆
動装置を適用することができる。
【0040】上述した第2、第3、第4の実施の形態に
おいて、通常の幅のドア装置であれば、連動軸39及び
75の本数はいずれも3本程度で構成するのが好まし
い。この程度の本数であれば、連動軸をドアの下枠内に
配置する作業が容易になり、又、上端部に接続した戸当
たり17の水平を保持したままで確実に押し上げること
ができる。
【0041】本発明のドア装置は、上述した実施の形態
に記載した開き戸若しくは引き戸に適用するもののみに
限らず、例えばシャッター等の様々な建具に適用するこ
とができる。シャッターのような上下に開閉する建具に
適用する場合は、シャッターの下端当接面がスイッチ3
3を押し下げるように構成して、戸当たり17をせり上
げてシャッターと床面との間を密封するようにする。
【0042】
【発明の効果】上記に詳細に説明したように、本発明の
ドア装置は、ドアの開閉状態によって戸当たりがホルダ
内に収納されるように構成し、ドアを開けたときには戸
当たりがホルダ内に収納され床面から突出しないので通
行人が足を引っかける危険をなくすことができ、車椅子
等の通行の際にも妨げにならない。
【0043】又、ドアを閉めたときに戸当たりが床面か
ら突出してドアとの隙間を密封するので気密性、防水
性、防塵性に優れたドア装置を提供することができる。
更に、ホルダ内に排水手段を設けているので屋外との境
のドアや浴室等のドアにも好適に適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来のドア装置の構成を示す斜視図で
ある
【図2】図2は、従来のドア装置の変形例を示す斜視図
である。
【図3】図3は、本発明のドア装置の第1の実施の形態
の構成を示す斜視図である。
【図4】図4は、本発明のドア装置の第1の実施の形態
の構成を示す平面図である。
【図5】図5は、本発明のドア装置の第1の実施の形態
の構成を示す側部断面図である。
【図6】図6は、本発明のドア装置の第2の実施の形態
の構成を示す斜視図である。
【図7】図7は、第1の実施の形態のドアを開けた状態
の構成を示す正面図である。
【図8】図8は、第1の実施の形態のドアを閉じた状態
の構成を示す正面図である。
【図9】図9は、第1の実施の形態のドアを開けた状態
の構成を示す側部断面図である。
【図10】図10は、第1の実施の形態のドアを閉じた
状態の構成を示す側部断面図である。
【図11】図11は、第2の実施の形態のドアを引き戸
に適用した状態を示す図である。
【図12】図12は、第3の実施の形態のドア装置のホ
ルダの構成を示す断面図である。
【図13】図13は、第3の実施の形態のドア装置のホ
ルダの構成を示す斜視図である。
【図14】図14は、本発明のドア装置の第4の実施の
形態の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
10、30、71 ドア枠 11、31、70 ドア 15 縦板バネ 16、54、73 下枠 17 戸当たり 18 横板バネ 19 ギアボックス 20 弾性部材 33 スイッチ 34、60、76 ホルダ 39、75 連動軸 41 アーム 43、53 切り欠き部 61 開放口 62 蓋 64 排水口 66 孔 72 センサ 74 油圧シリンダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸当たりを収納する床面に設けた収納室
    と、前記収納室に収納可能な戸当たりと、前記戸当たり
    を上下方向に移動させる移動手段と、ドアの開閉動作と
    前記戸当たりの上下動を連動させる連動手段とを具え、
    前記戸当たりが前記ドアの下枠のほぼ全幅に延在し、前
    記ドアの開閉状態によって前記戸当たりが前記収納室内
    に収納されるように構成したことを特徴とするドア装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドア装置において、前
    記移動手段が前記戸当たりに連結された横板バネを具
    え、前記連動手段が前記ドアの一部に連結された縦板バ
    ネと、前記縦板バネの回転を前記横板バネに伝達するギ
    アボックスを具えることを特徴とするドア装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のドア装置において、前
    記連動手段が前記ドアの開閉状態によって作動するスイ
    ッチと、前記スイッチと連動し、前記戸当たり及び収納
    室の延在方向に延在する互いに連結された複数のアーム
    部とを具えると共に、前記移動手段が前記アーム部に下
    端が連結され垂直方向に延在する少なくとも1以上の連
    動軸を具え、前記戸当たりが前記連動軸に下方から支持
    されていることを特徴とするドア装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載のドア装置におい
    て、前記収納室内若しくは前記収納室の近傍に排水手段
    を有することを特徴とするドア装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載のドア装置におい
    て、前記戸当たりの表面の少なくとも一部に弾性部材を
    設けたことを特徴とするドア装置。
JP20433396A 1996-02-06 1996-07-15 ドア装置 Pending JPH09273365A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100820989B1 (ko) * 2006-12-11 2008-04-10 기아자동차주식회사 방화도어 무빙프레임 시스템
KR101283981B1 (ko) * 2013-04-24 2013-07-09 대한실드엔지니어링(주) 실드 도어용 하부 차폐장치
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CN108868462A (zh) * 2018-08-29 2018-11-23 鹤山天山金属材料制品有限公司 一种自动防水防尘门槛

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