JPH09273516A - クリップ - Google Patents
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- JPH09273516A JPH09273516A JP8220396A JP8220396A JPH09273516A JP H09273516 A JPH09273516 A JP H09273516A JP 8220396 A JP8220396 A JP 8220396A JP 8220396 A JP8220396 A JP 8220396A JP H09273516 A JPH09273516 A JP H09273516A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被取付け部材の差し込み孔周りの見栄えを向
上させる。 【解決手段】 クリップCを、ボディパネルBに突設し
たスタッドボルトSに係合可能なスタッド係止部2と、
ダッシュサイレンサDを押さえ付けるために倒伏可能な
押さえ部3とから構成する。押さえ部3には開閉可能な
開閉翼18が設けられ、この開閉翼18は常には閉じた
状態にあって差し込み孔1を通過可能であるが、通過し
た後は拡開して差し込み孔1を封止可能となる。また、
押さえ部3には保持爪17が形成されてスタッド係止部
2側の係止縁11に係合することで押さえ部3は倒伏状
態が保持される。
上させる。 【解決手段】 クリップCを、ボディパネルBに突設し
たスタッドボルトSに係合可能なスタッド係止部2と、
ダッシュサイレンサDを押さえ付けるために倒伏可能な
押さえ部3とから構成する。押さえ部3には開閉可能な
開閉翼18が設けられ、この開閉翼18は常には閉じた
状態にあって差し込み孔1を通過可能であるが、通過し
た後は拡開して差し込み孔1を封止可能となる。また、
押さえ部3には保持爪17が形成されてスタッド係止部
2側の係止縁11に係合することで押さえ部3は倒伏状
態が保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車のダッ
シュサイレンサ等のマット状の被取付け部材をボディパ
ネル等の固定面に固定するためのクリップに関するもの
である。
シュサイレンサ等のマット状の被取付け部材をボディパ
ネル等の固定面に固定するためのクリップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車には室内とエンジンル
ームとを仕切る壁面にダッシュサイレンサと呼ばれる柔
軟性をもったマットが敷かれ、これによって遮音性を確
保するようにしていた。ダッシュサイレンサの一般的な
取付けの構造は、ボディパネル面にスタッドボルトを立
設させておき、ダッシュサイレンサ側に仮付けしたクリ
ップをスタッドボルトに係合させ、その状態でクリップ
によってダッシュサイレンサを押さえ込ませる、という
ものであった。
ームとを仕切る壁面にダッシュサイレンサと呼ばれる柔
軟性をもったマットが敷かれ、これによって遮音性を確
保するようにしていた。ダッシュサイレンサの一般的な
取付けの構造は、ボディパネル面にスタッドボルトを立
設させておき、ダッシュサイレンサ側に仮付けしたクリ
ップをスタッドボルトに係合させ、その状態でクリップ
によってダッシュサイレンサを押さえ込ませる、という
ものであった。
【0003】このような取付け構造に使用されたクリッ
プの一例として、実公昭63―29927号公報のもの
が挙げられる。このものは、被取り付け部材(ダッシュ
サイレンサ)側に形成された差し込み孔より大径のフラ
ンジを有し、かつその上面にはスタッドボルトに係合す
る係止爪をもった軸部が立設されている。さらに、軸部
には被取付け部材を押さえ付けるための挟持片が薄肉の
ヒンジを介して形成されている。この挟持片は常には軸
方向に沿って起立する状態に保持されて被取付け部材の
差し込み孔へ差し込み可能になっているが、差し込み孔
へ差し込まれた後は、挟持片は倒伏操作によって被取付
け部材の上面を押さえ込むとともに、軸部の端面に形成
された突起に係合して押さえ込み状態が保持されるよう
になっている。
プの一例として、実公昭63―29927号公報のもの
が挙げられる。このものは、被取り付け部材(ダッシュ
サイレンサ)側に形成された差し込み孔より大径のフラ
ンジを有し、かつその上面にはスタッドボルトに係合す
る係止爪をもった軸部が立設されている。さらに、軸部
には被取付け部材を押さえ付けるための挟持片が薄肉の
ヒンジを介して形成されている。この挟持片は常には軸
方向に沿って起立する状態に保持されて被取付け部材の
差し込み孔へ差し込み可能になっているが、差し込み孔
へ差し込まれた後は、挟持片は倒伏操作によって被取付
け部材の上面を押さえ込むとともに、軸部の端面に形成
された突起に係合して押さえ込み状態が保持されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術では、被取付け部材がボディ側に装着された状態
において、差し込み孔がほぼ完全には塞がれず、孔の一
部が露出した状態となっている。したがって、見栄えが
悪くなり、何らかの改善が望まれていた。また、被取付
け部材がダッシュサイレンサのように遮音性が要求され
るようなものであれば、僅かとは言え、ここからエンジ
ンルーム内の音が漏れ出し、遮音性の向上を妨げる要因
となる。
来技術では、被取付け部材がボディ側に装着された状態
において、差し込み孔がほぼ完全には塞がれず、孔の一
部が露出した状態となっている。したがって、見栄えが
悪くなり、何らかの改善が望まれていた。また、被取付
け部材がダッシュサイレンサのように遮音性が要求され
るようなものであれば、僅かとは言え、ここからエンジ
ンルーム内の音が漏れ出し、遮音性の向上を妨げる要因
となる。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところは、差
し込み孔周りの見栄えの向上を図ることができるクリッ
プを提供することである。
発工夫されたものであり、その目的とするところは、差
し込み孔周りの見栄えの向上を図ることができるクリッ
プを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、被取付け部材を、スタッドボル
トが突設された固定面へ装着させるためのクリップにお
いて、前記被取付け部材に貫通する差し込み孔へ挿通可
能でかつ前記スタッドボルトに係合可能なスタッド係止
部と、このスタッド係止部の上部にヒンジを介して連接
され常には起立状態にあって前記差し込み孔を通過した
後に倒伏して前記スタッド係止部側に係合することで前
記被取り付け部材を押さえ込み状態に保持する押さえ部
とからなり、さらに、この押さえ部には常には閉じ状態
にあって前記差し込み孔を通過可能であるが、差し込み
孔を通過した後は差し込み孔を封止しうる大きさに開き
変形可能な少なくとも一対の開閉翼が備えられているこ
とを特徴とするものである。
めの請求項1の発明は、被取付け部材を、スタッドボル
トが突設された固定面へ装着させるためのクリップにお
いて、前記被取付け部材に貫通する差し込み孔へ挿通可
能でかつ前記スタッドボルトに係合可能なスタッド係止
部と、このスタッド係止部の上部にヒンジを介して連接
され常には起立状態にあって前記差し込み孔を通過した
後に倒伏して前記スタッド係止部側に係合することで前
記被取り付け部材を押さえ込み状態に保持する押さえ部
とからなり、さらに、この押さえ部には常には閉じ状態
にあって前記差し込み孔を通過可能であるが、差し込み
孔を通過した後は差し込み孔を封止しうる大きさに開き
変形可能な少なくとも一対の開閉翼が備えられているこ
とを特徴とするものである。
【0007】また請求項2の発明は、請求項1のものに
おいて、前記開閉翼の上端縁には、前記差し込み孔への
差し込み時に前記差し込み孔の孔縁に摺接して前記開閉
翼を閉じ方向に案内する閉止案内面が形成されているこ
とを特徴とするものである。
おいて、前記開閉翼の上端縁には、前記差し込み孔への
差し込み時に前記差し込み孔の孔縁に摺接して前記開閉
翼を閉じ方向に案内する閉止案内面が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0008】さらに請求項3の発明は、請求項1記載の
ものにおいて、前記開閉翼の下端縁には、前記押さえ部
の倒伏動作に伴って前記被取付け部材の表面に摺接して
前記開閉翼を開き方向に案内する拡開案内面が形成され
ていることを特徴とするものである。
ものにおいて、前記開閉翼の下端縁には、前記押さえ部
の倒伏動作に伴って前記被取付け部材の表面に摺接して
前記開閉翼を開き方向に案内する拡開案内面が形成され
ていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の作用と効果】請求項1の発明によれば、被取付
け部材は、例えば次のようにして取り付けられる。ま
ず、スタッド係止部をスタッドボルトに係合させてクリ
ップを固定面に固定しておく。次に、被取り付け部材の
差し込み孔を、起立状態にあるクリップの押さえ部に適
合させて押し込み、押さえ部をそのまま差し込み孔から
突出させる。次に、開閉翼を開きながら押さえ部を倒伏
させ、押さえ部をスタッド係止部に係合させる。これに
よって、押さえ部が被取り付け部材を押さえ付け、その
結果、被取付け部材が固定面に固定される。
け部材は、例えば次のようにして取り付けられる。ま
ず、スタッド係止部をスタッドボルトに係合させてクリ
ップを固定面に固定しておく。次に、被取り付け部材の
差し込み孔を、起立状態にあるクリップの押さえ部に適
合させて押し込み、押さえ部をそのまま差し込み孔から
突出させる。次に、開閉翼を開きながら押さえ部を倒伏
させ、押さえ部をスタッド係止部に係合させる。これに
よって、押さえ部が被取り付け部材を押さえ付け、その
結果、被取付け部材が固定面に固定される。
【0010】そして、この状態では開閉翼が拡開して差
し込み孔を封止するため、良好な外観が得られる。
し込み孔を封止するため、良好な外観が得られる。
【0011】また請求項2の発明では、開閉翼の上端縁
に閉止案内面が形成されているため、被取付け部材の差
し込み孔へ差し込む際に、開閉翼が孔縁に触れることが
あってもこれらが閉じ方向に変形するため、差し込み孔
への挿入操作が容易かつ円滑になる。
に閉止案内面が形成されているため、被取付け部材の差
し込み孔へ差し込む際に、開閉翼が孔縁に触れることが
あってもこれらが閉じ方向に変形するため、差し込み孔
への挿入操作が容易かつ円滑になる。
【0012】さらに請求項3の発明では、開閉翼の下端
縁に拡開案内面が形成されているため、押さえ部の倒伏
動作の際にこの面が被取付け部材に摺接すると、自動的
に開閉翼が拡開するため、この間の操作が容易かつ円滑
になる。
縁に拡開案内面が形成されているため、押さえ部の倒伏
動作の際にこの面が被取付け部材に摺接すると、自動的
に開閉翼が拡開するため、この間の操作が容易かつ円滑
になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明すると、本実施形態では、自動車のダッ
シュサイレンサDをボディパネルB面に固定する際に使
用されるクリップCを例にとって説明する。但し、ダッ
シュサイレンサDは適度の弾性を備えたマット状に形成
され、ボディパネルBの適所に立設されたスタッドボル
トSに対応した位置には差し込み孔1がそれぞれ貫通し
ている。
に基づいて説明すると、本実施形態では、自動車のダッ
シュサイレンサDをボディパネルB面に固定する際に使
用されるクリップCを例にとって説明する。但し、ダッ
シュサイレンサDは適度の弾性を備えたマット状に形成
され、ボディパネルBの適所に立設されたスタッドボル
トSに対応した位置には差し込み孔1がそれぞれ貫通し
ている。
【0014】さて、本実施形態のクリップCは合成樹脂
材によって一体に形成されており、その構成部分として
は、スタッドボルトSへの係着を行うためのスタッド係
止部2と、ダッシュサイレンサDを押さえ付けるための
押さえ部3とからなっている。
材によって一体に形成されており、その構成部分として
は、スタッドボルトSへの係着を行うためのスタッド係
止部2と、ダッシュサイレンサDを押さえ付けるための
押さえ部3とからなっている。
【0015】まず、スタッド係止部2から説明すると、
スタッド係止部2は差し込み孔1より大径の円盤状をな
す基盤4を有している。この基盤4の中心部にはスタッ
ドボルトSへ挿通可能な通し孔5が貫通し、また基盤4
の下面はこの通し孔5へ向けてすり鉢状に形成され、ス
タッドボルトSへの挿通操作を案内できるようにしてい
る。さらに、基盤4の上面において通し孔5の開口縁に
は一対の係止爪6が配されている。これらはその先端が
通し孔5の中心軸へ向けて斜めに突出しており、スタッ
ドボルトSに対して弾性的に係合することができる。
スタッド係止部2は差し込み孔1より大径の円盤状をな
す基盤4を有している。この基盤4の中心部にはスタッ
ドボルトSへ挿通可能な通し孔5が貫通し、また基盤4
の下面はこの通し孔5へ向けてすり鉢状に形成され、ス
タッドボルトSへの挿通操作を案内できるようにしてい
る。さらに、基盤4の上面において通し孔5の開口縁に
は一対の係止爪6が配されている。これらはその先端が
通し孔5の中心軸へ向けて斜めに突出しており、スタッ
ドボルトSに対して弾性的に係合することができる。
【0016】また、基盤4の上面にはこれと同心で軸部
7が立設されている。軸部7は差し込み孔1へ挿通可能
な外径をもって上面が閉止された概略円筒状に形成され
るとともに、その内部にはスタッドボルトSをその上端
に至るまで差し込みを許容する軸孔8が、前記通し孔5
と同軸で連通するように形成されている。また、軸部7
の壁面は材料削減あるいは型抜き等の関係から、図5等
に示されるように、両係止爪6が設けられている方向に
それぞれ開口しているが、一方の開口部分(図4、図5
では左側の開口部分)には軸部7の上面からリブ9が垂
下されている。このリブ9はクリップCをスタッドボル
トSへ挿入したときに、その内面がスタッドボルトSに
沿うようにしてあり、これによってクリップC全体の倒
れ防止の機能を果たしている。さらに、軸部7の上面に
おいて上記したリブ9が設けられている箇所と対応した
位置には、所定幅にわたって面取り10が施されるとと
もに、この面取り10がされた部分からリブ9につなが
る部分には段差が設けられ、押さえ部3を倒伏状態に保
持するための係止縁11となっている。
7が立設されている。軸部7は差し込み孔1へ挿通可能
な外径をもって上面が閉止された概略円筒状に形成され
るとともに、その内部にはスタッドボルトSをその上端
に至るまで差し込みを許容する軸孔8が、前記通し孔5
と同軸で連通するように形成されている。また、軸部7
の壁面は材料削減あるいは型抜き等の関係から、図5等
に示されるように、両係止爪6が設けられている方向に
それぞれ開口しているが、一方の開口部分(図4、図5
では左側の開口部分)には軸部7の上面からリブ9が垂
下されている。このリブ9はクリップCをスタッドボル
トSへ挿入したときに、その内面がスタッドボルトSに
沿うようにしてあり、これによってクリップC全体の倒
れ防止の機能を果たしている。さらに、軸部7の上面に
おいて上記したリブ9が設けられている箇所と対応した
位置には、所定幅にわたって面取り10が施されるとと
もに、この面取り10がされた部分からリブ9につなが
る部分には段差が設けられ、押さえ部3を倒伏状態に保
持するための係止縁11となっている。
【0017】次に、押さえ部3について説明する。押さ
え部3はスタッド係止部2側との接続ための連結片12
を有しており、この連結片12は軸部7の上面において
面取り10が施された部分と反対側の縁に形成された第
1の薄肉ヒンジ縁13を介して接続されている。これに
よって、押さえ部3は常には連結片12が起立状態にあ
ることで全体も起立位置に保持されるが、連結片12が
第1の薄肉ヒンジ縁13を中心として後方へほぼ水平に
なるまで倒れた時には、全体が一旦起立状態のまま後方
へ変位することになる。また、連結片12の他端側には
第2の薄肉ヒンジ縁14が設定され、押さえ部本体15
が接続されている。したがって、押さえ部本体15は第
2の薄肉ヒンジ縁14を中心として軸部7の上面と密着
するように倒伏変形することができる。
え部3はスタッド係止部2側との接続ための連結片12
を有しており、この連結片12は軸部7の上面において
面取り10が施された部分と反対側の縁に形成された第
1の薄肉ヒンジ縁13を介して接続されている。これに
よって、押さえ部3は常には連結片12が起立状態にあ
ることで全体も起立位置に保持されるが、連結片12が
第1の薄肉ヒンジ縁13を中心として後方へほぼ水平に
なるまで倒れた時には、全体が一旦起立状態のまま後方
へ変位することになる。また、連結片12の他端側には
第2の薄肉ヒンジ縁14が設定され、押さえ部本体15
が接続されている。したがって、押さえ部本体15は第
2の薄肉ヒンジ縁14を中心として軸部7の上面と密着
するように倒伏変形することができる。
【0018】また、押さえ部本体15において第2の薄
肉ヒンジ縁14が設定された部分は連結片12の延長線
上に同幅に形成された基部16となっている。この基部
16の裏面には保持爪17が突出しており、押さえ部本
体15が軸部7の上面へ密着して倒伏したときに前記係
止縁11と係合することができる。
肉ヒンジ縁14が設定された部分は連結片12の延長線
上に同幅に形成された基部16となっている。この基部
16の裏面には保持爪17が突出しており、押さえ部本
体15が軸部7の上面へ密着して倒伏したときに前記係
止縁11と係合することができる。
【0019】さらに、基部16の両側縁には一対の開閉
翼18が配されている。両開閉翼18は基部16に対し
て開閉ヒンジ19を介して接続されており、これらは常
には閉じ状態にあり、拡開した状態では基部16の上面
とほぼ面一をなして開かれるようになっており、かつこ
の拡開した状態では差し込み孔1をほぼ完全に封止でき
るだけの大きさとしてある。なお、開閉翼18の自然状
態(閉じた状態)では図3に示すように、やや末広がり
状に形成されているが、その先端位置は軸部7の外周輪
郭から外方へ突出しないようになっている。
翼18が配されている。両開閉翼18は基部16に対し
て開閉ヒンジ19を介して接続されており、これらは常
には閉じ状態にあり、拡開した状態では基部16の上面
とほぼ面一をなして開かれるようになっており、かつこ
の拡開した状態では差し込み孔1をほぼ完全に封止でき
るだけの大きさとしてある。なお、開閉翼18の自然状
態(閉じた状態)では図3に示すように、やや末広がり
状に形成されているが、その先端位置は軸部7の外周輪
郭から外方へ突出しないようになっている。
【0020】また、両開閉翼18の上下両側縁は対称に
傾斜しており、全体として台形状をなしている。上下両
側縁のうち、上側のものは押さえ部3をダッシュサイレ
ンサDの差し込み孔1へ通すときに開閉翼18を閉じ方
向に変形させる閉止案内面20となっている。すなわ
ち、閉止案内面20は基部16側から先端側にかけて下
向き勾配でかつ内側から外側にかけて下り勾配となるよ
うに形成され、差し込み孔1の孔縁に摺接するに伴って
両開閉翼18を閉じ方向に案内する。一方、下側のもの
は押さえ部3を倒伏させるときに両開閉翼18を開き方
向に案内する拡開案内面21となっている。すなわち、
拡開案内面21は基部16側から先端側にかけて上向き
勾配をなしかつ内側から外側にかけて下り勾配となるよ
うに形成され、ダッシュサイレンサDの表面に摺接する
ことで両開閉翼18を開き方向に案内する。
傾斜しており、全体として台形状をなしている。上下両
側縁のうち、上側のものは押さえ部3をダッシュサイレ
ンサDの差し込み孔1へ通すときに開閉翼18を閉じ方
向に変形させる閉止案内面20となっている。すなわ
ち、閉止案内面20は基部16側から先端側にかけて下
向き勾配でかつ内側から外側にかけて下り勾配となるよ
うに形成され、差し込み孔1の孔縁に摺接するに伴って
両開閉翼18を閉じ方向に案内する。一方、下側のもの
は押さえ部3を倒伏させるときに両開閉翼18を開き方
向に案内する拡開案内面21となっている。すなわち、
拡開案内面21は基部16側から先端側にかけて上向き
勾配をなしかつ内側から外側にかけて下り勾配となるよ
うに形成され、ダッシュサイレンサDの表面に摺接する
ことで両開閉翼18を開き方向に案内する。
【0021】次に、上記のように構成されたクリップC
によってダッシュサイレンサDを固定する作業の一例を
説明する。
によってダッシュサイレンサDを固定する作業の一例を
説明する。
【0022】まず、クリップCをボディパネルBに取り
付ける作業がなされる。この場合には、基盤4の通し孔
5をスタッドボルトSの先端に適合させ、そのまま押し
込んでやると、スタッドボルトSは軸部7の軸孔8内に
収納されるとともに、両係止爪6がスタッドボルトSの
ねじ部分に係合するため、クリップCがボディパネルB
に固定される。また、このときにはリブ9がスタッドボ
ルトSに沿った状態となっているため、クリップCの倒
れが有効に規制されている。
付ける作業がなされる。この場合には、基盤4の通し孔
5をスタッドボルトSの先端に適合させ、そのまま押し
込んでやると、スタッドボルトSは軸部7の軸孔8内に
収納されるとともに、両係止爪6がスタッドボルトSの
ねじ部分に係合するため、クリップCがボディパネルB
に固定される。また、このときにはリブ9がスタッドボ
ルトSに沿った状態となっているため、クリップCの倒
れが有効に規制されている。
【0023】次に、クリップCの上方にダッシュサイレ
ンサDを配し、各差し込み孔1へ対応するクリップCを
通過させる。なお、このときにはクリップCの押さえ部
本体15は起立状態にあり、かつ両開閉翼18が閉じ状
態にあるため、押さえ部3の挿通に支障はない状態であ
る。しかも、両開閉翼18には閉止案内面20が形成さ
れているため、差し込み孔1への挿入の際に孔縁に触れ
ることがあると、挿入の進行にしたがって閉止案内面2
0上を摺接して両開閉翼18を閉じ方向に案内するた
め、差し込み孔1の挿入操作を円滑に行うことができ
る。
ンサDを配し、各差し込み孔1へ対応するクリップCを
通過させる。なお、このときにはクリップCの押さえ部
本体15は起立状態にあり、かつ両開閉翼18が閉じ状
態にあるため、押さえ部3の挿通に支障はない状態であ
る。しかも、両開閉翼18には閉止案内面20が形成さ
れているため、差し込み孔1への挿入の際に孔縁に触れ
ることがあると、挿入の進行にしたがって閉止案内面2
0上を摺接して両開閉翼18を閉じ方向に案内するた
め、差し込み孔1の挿入操作を円滑に行うことができ
る。
【0024】上記のようにして押さえ部3全体をダッシ
ュサイレンサDの表面側へ突出させた後、押さえ部3を
第1ヒンジ縁を中心として後方へ倒し、その後、第2ヒ
ンジ縁を中心として押さえ部本体15を軸部7の上面へ
重なるようにして倒伏させる。この間に、両開閉翼18
は拡開案内面21がダッシュサイレンサDの表面に徐々
に摺接するため、その過程で両開閉翼18は開閉ヒンジ
19を中心としてそれぞれ拡開方向に変形する。これに
よって、押さえ部本体15が差し込み孔1をほぼ完全に
封止し、同時に、保持爪17が軸部7の係止縁11に係
合すれば押さえ部本体15の倒伏状態が保持され、もっ
てダッシュサイレンサDがボディパネルB側に押し付け
られて保持される。
ュサイレンサDの表面側へ突出させた後、押さえ部3を
第1ヒンジ縁を中心として後方へ倒し、その後、第2ヒ
ンジ縁を中心として押さえ部本体15を軸部7の上面へ
重なるようにして倒伏させる。この間に、両開閉翼18
は拡開案内面21がダッシュサイレンサDの表面に徐々
に摺接するため、その過程で両開閉翼18は開閉ヒンジ
19を中心としてそれぞれ拡開方向に変形する。これに
よって、押さえ部本体15が差し込み孔1をほぼ完全に
封止し、同時に、保持爪17が軸部7の係止縁11に係
合すれば押さえ部本体15の倒伏状態が保持され、もっ
てダッシュサイレンサDがボディパネルB側に押し付け
られて保持される。
【0025】以上のように、本実施形態によれば、両開
閉翼18を拡開可能にすることで差し込み孔1を通過し
た後に拡開させれば、差し込み孔1をほぼ完全に封止す
ることができる。したがって、ダッシュサイレンサDに
おける特に差し込み孔1周りの見栄えを良好にすること
ができ、さらに差し込み孔1が封止できるため、遮音性
の向上にも寄与する。さらに、両開閉翼18に閉止案内
面20及び拡開案内面21を形成したため、ダッシュサ
イレンサDへの差し込み時及びダッシュサイレンサDに
対する押さえ込み時における各操作を円滑に行わせるこ
とができる。
閉翼18を拡開可能にすることで差し込み孔1を通過し
た後に拡開させれば、差し込み孔1をほぼ完全に封止す
ることができる。したがって、ダッシュサイレンサDに
おける特に差し込み孔1周りの見栄えを良好にすること
ができ、さらに差し込み孔1が封止できるため、遮音性
の向上にも寄与する。さらに、両開閉翼18に閉止案内
面20及び拡開案内面21を形成したため、ダッシュサ
イレンサDへの差し込み時及びダッシュサイレンサDに
対する押さえ込み時における各操作を円滑に行わせるこ
とができる。
【0026】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0027】本発明のクリップCの装着対象は、本実
施形態のように遮音性が要求されるものに限らず、一般
のマット状部材の固定に広く適用できる。
施形態のように遮音性が要求されるものに限らず、一般
のマット状部材の固定に広く適用できる。
【0028】本実施形態では開閉翼18は単一のもの
を示したが、一対設けて互いに反対方向へ倒伏するよう
なものであってもよい。
を示したが、一対設けて互いに反対方向へ倒伏するよう
なものであってもよい。
【0029】押さえ部3を倒伏状態に保持するための
手段として、本実施形態では保持爪17と係止縁11と
を設定したが、決して限定されるべきものではなく、こ
れに代えて例えば軸部7の上面に孔を設け、押さえ部3
側にこの孔に係合する突起を設けるものでもよく、また
押さえ部3側と軸部7側でこれらの配置を逆にしてもよ
い。
手段として、本実施形態では保持爪17と係止縁11と
を設定したが、決して限定されるべきものではなく、こ
れに代えて例えば軸部7の上面に孔を設け、押さえ部3
側にこの孔に係合する突起を設けるものでもよく、また
押さえ部3側と軸部7側でこれらの配置を逆にしてもよ
い。
【0030】開閉翼18の形状に関しては、差し込み
孔1の形状に合わせてそれぞれを半円形状に形成したも
のであってもよい。
孔1の形状に合わせてそれぞれを半円形状に形成したも
のであってもよい。
【0031】本実施形態ではクリップCをボディパネ
ルB面に先付けする例を示したが、ダッシュサイレンサ
D側に先付けする方法であってもよい。
ルB面に先付けする例を示したが、ダッシュサイレンサ
D側に先付けする方法であってもよい。
【図1】クリップ全体の斜視図
【図2】開閉翼が閉じた状態における正面図
【図3】同じく上面図
【図4】同じく側面図
【図5】図4におけるV-V線断面図
【図6】クリップをスタッドボルトに装着した状態を示
す断面図
す断面図
【図7】ダッシュサイレンサが被せられた状態を示す断
面図
面図
【図8】ダッシュサイレンサの固定完了状態を示す断面
図
図
【図9】開閉翼によって差し込み孔1を封止した状態を
示す上面図
示す上面図
1…差し込み孔 2…スタッド係止部 3…押さえ部 18…開閉翼 20…閉止案内面 21…拡開案内面 D…ダッシュサイレンサ B…ボディパネル C…クリップ S…スタッドボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺床 和文 東京都港区愛宕1丁目2番2号 日本スタ ッドウェルディング株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 被取付け部材を、スタッドボルトが突設
された固定面へ装着させるためのクリップにおいて、 前記被取付け部材に貫通する差し込み孔へ挿通可能でか
つ前記スタッドボルトに係合可能なスタッド係止部と、
このスタッド係止部の上部にヒンジを介して連接され常
には起立状態にあって前記差し込み孔を通過した後に倒
伏して前記スタッド係止部側に係合することで前記被取
り付け部材を押さえ込み状態に保持する押さえ部とから
なり、 さらに、この押さえ部には常には閉じ状態にあって前記
差し込み孔を通過可能であるが、差し込み孔を通過した
後は差し込み孔を封止しうる大きさに開き変形可能な少
なくとも一対の開閉翼が備えられていることを特徴とす
るクリップ。 - 【請求項2】 前記開閉翼の上端縁には、前記差し込み
孔への差し込み時に前記差し込み孔の孔縁に摺接して前
記開閉翼を閉じ方向に案内する閉止案内面が形成されて
いることを特徴とする請求項1記載のクリップ。 - 【請求項3】 前記開閉翼の下端縁には、前記押さえ部
の倒伏動作に伴って前記被取付け部材の表面に摺接して
前記開閉翼を開き方向に案内する拡開案内面が形成され
ていることを特徴とする請求項1記載のクリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220396A JPH09273516A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220396A JPH09273516A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | クリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09273516A true JPH09273516A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13767875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8220396A Pending JPH09273516A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | クリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09273516A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000058561A1 (en) | 1999-03-26 | 2000-10-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Pavement marking article and method of producing |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP8220396A patent/JPH09273516A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000058561A1 (en) | 1999-03-26 | 2000-10-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Pavement marking article and method of producing |
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