JPH09273539A - 軸受装置 - Google Patents
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- JPH09273539A JPH09273539A JP8104517A JP10451796A JPH09273539A JP H09273539 A JPH09273539 A JP H09273539A JP 8104517 A JP8104517 A JP 8104517A JP 10451796 A JP10451796 A JP 10451796A JP H09273539 A JPH09273539 A JP H09273539A
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- connecting pin
- arm
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2350/00—Machines or articles related to building
- F16C2350/26—Excavators
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 連結ピンと各ブラケットとの間で摩耗、損傷
等が発生するのを防止し、ボス部材と各ブラケットとの
円滑な相対回動を補償できるようにする。 【解決手段】 アームボス18の内周側には各ボス側ブ
ッシュ19が圧入嵌合され、このアームボス18を軸方
向両端側から挟むように一対のブラケット11が配設さ
れる。ここで、各ブラケット11の内周側には自己潤滑
性を有する各ブラケット側ブッシュ21が圧入嵌合され
ている。そして、各ボス側ブッシュ19と各ブラケット
側ブッシュ21とのピン挿通穴19A,21Bには連結
ピン22が挿嵌され、前記アームボス18を各ブラケッ
ト11に回動可能に連結している。
等が発生するのを防止し、ボス部材と各ブラケットとの
円滑な相対回動を補償できるようにする。 【解決手段】 アームボス18の内周側には各ボス側ブ
ッシュ19が圧入嵌合され、このアームボス18を軸方
向両端側から挟むように一対のブラケット11が配設さ
れる。ここで、各ブラケット11の内周側には自己潤滑
性を有する各ブラケット側ブッシュ21が圧入嵌合され
ている。そして、各ボス側ブッシュ19と各ブラケット
側ブッシュ21とのピン挿通穴19A,21Bには連結
ピン22が挿嵌され、前記アームボス18を各ブラケッ
ト11に回動可能に連結している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に装備される作業装置のピン結合部等に
好適に用いられる軸受装置に関する。
ル等の建設機械に装備される作業装置のピン結合部等に
好適に用いられる軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械にあ
っては、例えば作業装置のブーム、アームおよびバケッ
ト間をそれぞれピン結合装置としての軸受装置により回
動可能に連結し、土砂等の掘削作業時にブームシリン
ダ、アームシリンダおよびバケットシリンダを伸縮させ
ることによって、ブーム、アームおよびバケットをそれ
ぞれ俯仰動(回動)するようにしている。
っては、例えば作業装置のブーム、アームおよびバケッ
ト間をそれぞれピン結合装置としての軸受装置により回
動可能に連結し、土砂等の掘削作業時にブームシリン
ダ、アームシリンダおよびバケットシリンダを伸縮させ
ることによって、ブーム、アームおよびバケットをそれ
ぞれ俯仰動(回動)するようにしている。
【0003】ここで、前記軸受装置(ピン結合装置)と
しては、例えば実開平2−112743号公報または実
開平3−48118号公報等に記載のように、アームの
先端側に設けられ内周側にブッシュ嵌合穴が形成された
筒状のボス部材と、該ボス部材のブッシュ嵌合穴内に圧
入嵌合され、内周側にピン挿嵌穴が形成されたボス側の
ブッシュと、該ブッシュのピン挿通穴内に摺動可能に挿
嵌され、前記ボス部材を相手方部材となるバケットの各
ブラケット間に回動可能に連結した連結ピンとから構成
されている。
しては、例えば実開平2−112743号公報または実
開平3−48118号公報等に記載のように、アームの
先端側に設けられ内周側にブッシュ嵌合穴が形成された
筒状のボス部材と、該ボス部材のブッシュ嵌合穴内に圧
入嵌合され、内周側にピン挿嵌穴が形成されたボス側の
ブッシュと、該ブッシュのピン挿通穴内に摺動可能に挿
嵌され、前記ボス部材を相手方部材となるバケットの各
ブラケット間に回動可能に連結した連結ピンとから構成
されている。
【0004】そして、この種の従来技術による軸受装置
では、前記連結ピンの軸方向端部をバケットに設けられ
た各ブラケットに対して抜止め手段によって廻止め状態
で固定し、前記アームのボス部材内にはボス側のブッシ
ュを介して前記連結ピンの軸方向中間部を摺動可能に挿
嵌することにより、前記ボス部材を各ブラケットに対し
て連結ピンの周囲で回動させるようにしている。
では、前記連結ピンの軸方向端部をバケットに設けられ
た各ブラケットに対して抜止め手段によって廻止め状態
で固定し、前記アームのボス部材内にはボス側のブッシ
ュを介して前記連結ピンの軸方向中間部を摺動可能に挿
嵌することにより、前記ボス部材を各ブラケットに対し
て連結ピンの周囲で回動させるようにしている。
【0005】また、連結ピンの内部にはその一端側から
該連結ピンとボス側のブッシュとの間の摺動面に向けて
延びたグリース注入路等が形成され、該摺動面にグリー
ス等の糊状潤滑油を定期的に充填することにより、連結
ピンをボス部材に対して円滑に回動できるようにしてい
る。
該連結ピンとボス側のブッシュとの間の摺動面に向けて
延びたグリース注入路等が形成され、該摺動面にグリー
ス等の糊状潤滑油を定期的に充填することにより、連結
ピンをボス部材に対して円滑に回動できるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による軸受装置では、連結ピンと各ブラケットと
を固定する抜止め手段は組立の容易さ等を考慮して許容
寸法程度のあそびをもって形成されている。また、各ブ
ラケットに形成されたピン挿通穴の穴径も同様の理由か
ら、連結ピンの外径に比べて大きな寸法となっており、
連結ピンと各ブラケットとの間には比較的大きな隙間が
形成されている。このため、連結ピンと各ブラケットと
は完全には固定されておらず、バケットによる掘削作業
時において両者間で抜止め手段の許容寸法分に相当した
僅かな移動(変位)が生じてしまう。
来技術による軸受装置では、連結ピンと各ブラケットと
を固定する抜止め手段は組立の容易さ等を考慮して許容
寸法程度のあそびをもって形成されている。また、各ブ
ラケットに形成されたピン挿通穴の穴径も同様の理由か
ら、連結ピンの外径に比べて大きな寸法となっており、
連結ピンと各ブラケットとの間には比較的大きな隙間が
形成されている。このため、連結ピンと各ブラケットと
は完全には固定されておらず、バケットによる掘削作業
時において両者間で抜止め手段の許容寸法分に相当した
僅かな移動(変位)が生じてしまう。
【0007】この結果、土砂等の掘削時にバケットをア
ームに対して相対回動させると、連結ピンと各ブラケッ
トとの間に早期に焼付き、かじりあるいは偏摩耗が生じ
てしまうと共に、バケットの回動時にこのような摩耗、
損傷に起因した異音等を発生させてしまうという問題が
ある。
ームに対して相対回動させると、連結ピンと各ブラケッ
トとの間に早期に焼付き、かじりあるいは偏摩耗が生じ
てしまうと共に、バケットの回動時にこのような摩耗、
損傷に起因した異音等を発生させてしまうという問題が
ある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、連結ピンと各ブラケットとの間で摩耗、
損傷等が発生するのを効果的に防止でき、長期に亘って
ボス部材と各ブラケットとの円滑な相対回動を補償でき
るようにした軸受装置を提供することを目的とする。
されたもので、連結ピンと各ブラケットとの間で摩耗、
損傷等が発生するのを効果的に防止でき、長期に亘って
ボス部材と各ブラケットとの円滑な相対回動を補償でき
るようにした軸受装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1に記載の発明が採用する軸受装置の構成
は、軸方向にブッシュ嵌合穴が形成されたボス部材と、
該ボス部材のブッシュ嵌合穴内に圧入嵌合され、内周側
にピン挿通穴が形成された筒状のボス側ブッシュと、前
記ボス部材を軸方向両端側から挟むように配設され、軸
方向にブッシュ嵌合穴が形成された一対のブラケット
と、該各ブラケットのブッシュ嵌合穴内に圧入嵌合さ
れ、内周側にピン挿通穴が形成された自己潤滑性を有す
るブラケット側ブッシュと、該各ブラケット側ブッシュ
とボス側ブッシュとのピン挿通穴にそれぞれ挿嵌され、
前記ボス部材を各ブラケットに回動可能に連結する連結
ピンとからなる。
ために請求項1に記載の発明が採用する軸受装置の構成
は、軸方向にブッシュ嵌合穴が形成されたボス部材と、
該ボス部材のブッシュ嵌合穴内に圧入嵌合され、内周側
にピン挿通穴が形成された筒状のボス側ブッシュと、前
記ボス部材を軸方向両端側から挟むように配設され、軸
方向にブッシュ嵌合穴が形成された一対のブラケット
と、該各ブラケットのブッシュ嵌合穴内に圧入嵌合さ
れ、内周側にピン挿通穴が形成された自己潤滑性を有す
るブラケット側ブッシュと、該各ブラケット側ブッシュ
とボス側ブッシュとのピン挿通穴にそれぞれ挿嵌され、
前記ボス部材を各ブラケットに回動可能に連結する連結
ピンとからなる。
【0010】このように構成することにより、各ブラケ
ット内で連結ピンで微少回動したときでも各ブラケット
と連結ピンとが直接摺動するのを防止でき、自己潤滑性
を有する各ブラケット側ブッシュ内に対して連結ピンが
摺動変位することにより各ブラケットと連結ピンとの間
で摩耗、損傷が発生するのを防止できる。
ット内で連結ピンで微少回動したときでも各ブラケット
と連結ピンとが直接摺動するのを防止でき、自己潤滑性
を有する各ブラケット側ブッシュ内に対して連結ピンが
摺動変位することにより各ブラケットと連結ピンとの間
で摩耗、損傷が発生するのを防止できる。
【0011】この場合、請求項2に記載の発明では、前
記ブラケット側ブッシュはポリイミド、ポリテトラフル
オロエチレンまたはポリエーテルエーテルケトンからな
るエンジニアリングプラスチック材料のうち、いずれか
の材料により筒状体として形成している。
記ブラケット側ブッシュはポリイミド、ポリテトラフル
オロエチレンまたはポリエーテルエーテルケトンからな
るエンジニアリングプラスチック材料のうち、いずれか
の材料により筒状体として形成している。
【0012】この結果、ブラケット側ブッシュを容易に
形成でき、各ブラケットと連結ピンとが直接摺動するの
を防止できると共に、エンジニアリングプラスチック材
料からなる各ブラケット側ブッシュに対して連結ピンが
摺動変位することにより各ブラケットと連結ピンとの間
で摩耗、損傷が発生するのを抑えることができる。
形成でき、各ブラケットと連結ピンとが直接摺動するの
を防止できると共に、エンジニアリングプラスチック材
料からなる各ブラケット側ブッシュに対して連結ピンが
摺動変位することにより各ブラケットと連結ピンとの間
で摩耗、損傷が発生するのを抑えることができる。
【0013】また、請求項3に記載の発明では、前記ボ
ス部材のブッシュ嵌合穴内には、前記ボス部材と連結ピ
ンとの間に給脂した潤滑油が前記ブラケット側に漏洩す
るのを阻止するオイルシールを設け、前記ボス部材と各
ブラケットとの間には、前記連結ピンの外周側に位置し
て自己潤滑性材料からなるスラスト板を設ける構成とし
ている。
ス部材のブッシュ嵌合穴内には、前記ボス部材と連結ピ
ンとの間に給脂した潤滑油が前記ブラケット側に漏洩す
るのを阻止するオイルシールを設け、前記ボス部材と各
ブラケットとの間には、前記連結ピンの外周側に位置し
て自己潤滑性材料からなるスラスト板を設ける構成とし
ている。
【0014】このように構成することにより、ボス部材
と各ブラケットとが直接摺動するのを防止でき、ボス部
材と各ブラケット間が摩耗するのを抑えることができ
る。また、ボス部材のブッシュ嵌合穴内に設けたオイル
シールで、ボス部材と連結ピンとの間をシールでき、ボ
ス部材と連結ピンとの間に給脂した潤滑油がブラケット
側に漏洩するのを防止できると共に、ボス側ブッシュと
連結ピンとの摺動面に外部からダストが侵入するのを阻
止できる。
と各ブラケットとが直接摺動するのを防止でき、ボス部
材と各ブラケット間が摩耗するのを抑えることができ
る。また、ボス部材のブッシュ嵌合穴内に設けたオイル
シールで、ボス部材と連結ピンとの間をシールでき、ボ
ス部材と連結ピンとの間に給脂した潤滑油がブラケット
側に漏洩するのを防止できると共に、ボス側ブッシュと
連結ピンとの摺動面に外部からダストが侵入するのを阻
止できる。
【0015】さらに、請求項4に記載の発明では、前記
ボス側ブッシュの外周側には前記各ブラケットの端面と
摺接するように環状の鍔部を形成し、前記ボス側ブッシ
ュと連結ピンとの間には、該鍔部の内周側に位置してオ
イルシールを設ける構成としている。
ボス側ブッシュの外周側には前記各ブラケットの端面と
摺接するように環状の鍔部を形成し、前記ボス側ブッシ
ュと連結ピンとの間には、該鍔部の内周側に位置してオ
イルシールを設ける構成としている。
【0016】このように構成することにより、ボス部材
と各ブラケットとが相対変位(回動)するときに、ボス
側ブッシュの鍔部を各ブラケットの端面に摺接させるこ
とができ、例えば各ブラケットからのスラスト方向(軸
方向)荷重を鍔部によって受承できる。また、ボス側ブ
ッシュと連結ピンとの間に設けたオイルシールで、ボス
側ブッシュと連結ピンとの間をシールでき、両者間に注
入された潤滑油がブラケット側に漏洩するのを防止でき
ると共に、ボス側ブッシュと連結ピンとの摺動面に外部
からダスト等が侵入するのも防止できる。
と各ブラケットとが相対変位(回動)するときに、ボス
側ブッシュの鍔部を各ブラケットの端面に摺接させるこ
とができ、例えば各ブラケットからのスラスト方向(軸
方向)荷重を鍔部によって受承できる。また、ボス側ブ
ッシュと連結ピンとの間に設けたオイルシールで、ボス
側ブッシュと連結ピンとの間をシールでき、両者間に注
入された潤滑油がブラケット側に漏洩するのを防止でき
ると共に、ボス側ブッシュと連結ピンとの摺動面に外部
からダスト等が侵入するのも防止できる。
【0017】さらにまた、請求項5に記載の発明では、
前記ボス部材と各ブラケットとの間には両者間の隙間を
外周側から塞ぐようにリング状のシール部材を装着する
構成としている。
前記ボス部材と各ブラケットとの間には両者間の隙間を
外周側から塞ぐようにリング状のシール部材を装着する
構成としている。
【0018】この結果、相対回動するボス部材と各ブラ
ケットとの間に外部からダスト等が侵入するのを防止で
きる。
ケットとの間に外部からダスト等が侵入するのを防止で
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明する。
図面に従って詳細に説明する。
【0020】ここで、図1ないし図3は本発明の第1の
実施例を示している。
実施例を示している。
【0021】図において、1は油圧ショベルの下部走行
体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された作業
機本体となる上部旋回体を示し、該上部旋回体2は旋回
フレーム3を有し、該旋回フレーム3上には運転室4、
機械室5およびカウンタウェイト6等が設けられてい
る。
体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された作業
機本体となる上部旋回体を示し、該上部旋回体2は旋回
フレーム3を有し、該旋回フレーム3上には運転室4、
機械室5およびカウンタウェイト6等が設けられてい
る。
【0022】7は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設
けられた作業装置を示し、該作業装置7は、上部旋回体
2の旋回フレーム3にピン結合されたブーム8と、該ブ
ーム8の先端側にピン結合されたアーム9と、該アーム
9の先端側にピン結合されたバケット10等とから大略
構成され、該バケット10には左,右一対のブラケット
11,11(図2参照)が溶接等の手段を用いて一体に
設けられている。そして、作業装置7のブーム8はブー
ムシリンダ12によって上,下に俯仰動され、アーム9
はアームシリンダ13によりブーム8に対して俯仰動さ
れる。
けられた作業装置を示し、該作業装置7は、上部旋回体
2の旋回フレーム3にピン結合されたブーム8と、該ブ
ーム8の先端側にピン結合されたアーム9と、該アーム
9の先端側にピン結合されたバケット10等とから大略
構成され、該バケット10には左,右一対のブラケット
11,11(図2参照)が溶接等の手段を用いて一体に
設けられている。そして、作業装置7のブーム8はブー
ムシリンダ12によって上,下に俯仰動され、アーム9
はアームシリンダ13によりブーム8に対して俯仰動さ
れる。
【0023】また、バケットシリンダ14はロッド先端
側が一対のリンク15,16にピン結合され、該各リン
ク15,16のうち一方の各リンク15がアーム9の先
端側にピン結合され、他方の各リンク16がバケット1
0の各ブラケット11にピン結合されている。そして、
バケット10はバケットシリンダ14を伸縮させること
により、アーム9の先端側で各リンク15,16を介し
て回動される。
側が一対のリンク15,16にピン結合され、該各リン
ク15,16のうち一方の各リンク15がアーム9の先
端側にピン結合され、他方の各リンク16がバケット1
0の各ブラケット11にピン結合されている。そして、
バケット10はバケットシリンダ14を伸縮させること
により、アーム9の先端側で各リンク15,16を介し
て回動される。
【0024】17はアーム9の先端側とバケット10の
各ブラケット11との間のピン結合部を構成する軸受装
置を示し、該軸受装置17は図2等に示す如く、アーム
9の先端側に設けられる後述のアームボス18と、バケ
ット10の各ブラケット11と、該各ブラケット11間
にアームボス18を回動可能に連結した後述の連結ピン
22等とから構成されている。
各ブラケット11との間のピン結合部を構成する軸受装
置を示し、該軸受装置17は図2等に示す如く、アーム
9の先端側に設けられる後述のアームボス18と、バケ
ット10の各ブラケット11と、該各ブラケット11間
にアームボス18を回動可能に連結した後述の連結ピン
22等とから構成されている。
【0025】18はアーム9の先端側に溶接等の手段を
用いて一体的に設けられたボス部材としてのアームボス
を示し、該アームボス18は鋳鉄等の金属材料により略
円筒状に形成され、その内周側にはブッシュ嵌合穴18
Aが設けられている。
用いて一体的に設けられたボス部材としてのアームボス
を示し、該アームボス18は鋳鉄等の金属材料により略
円筒状に形成され、その内周側にはブッシュ嵌合穴18
Aが設けられている。
【0026】また、アームボス18の軸方向両端側に位
置する各端面18Bの外周側には環状の各テーパ部18
Cが形成され、該各テーパ部18Cおよび各ブラケット
11のテーパ部11Cは、該アームボス18と該ブラケ
ット11との対向面において、図2に示すようにV字状
溝を構成している。
置する各端面18Bの外周側には環状の各テーパ部18
Cが形成され、該各テーパ部18Cおよび各ブラケット
11のテーパ部11Cは、該アームボス18と該ブラケ
ット11との対向面において、図2に示すようにV字状
溝を構成している。
【0027】一方、各ブラケット11はアームボス18
の各端面18Bと各端面11Bが対向するように配設さ
れ、該各ブラケット11にはブッシュ嵌合穴11Aが穿
設されると共に、一対のブラケット11,11のうち一
方のブラケット11には後述の固定ボルト23を挿通す
るためのボルト挿通穴11Dが穿設されている。ここ
で、ボルト挿通穴11Dの穴径は組立作業を容易にする
ために固定ボルト23の外径よりも大きく形成されてい
る。
の各端面18Bと各端面11Bが対向するように配設さ
れ、該各ブラケット11にはブッシュ嵌合穴11Aが穿
設されると共に、一対のブラケット11,11のうち一
方のブラケット11には後述の固定ボルト23を挿通す
るためのボルト挿通穴11Dが穿設されている。ここ
で、ボルト挿通穴11Dの穴径は組立作業を容易にする
ために固定ボルト23の外径よりも大きく形成されてい
る。
【0028】19,19はアームボス18のブッシュ嵌
合穴18A内にそれぞれ圧入嵌合されたボス側ブッシュ
を示し、該各ボス側ブッシュ19は鉄−銅系の焼結含油
合金により円筒状に形成され、アームボス18のブッシ
ュ嵌合穴18A内に一定の締め代をもって嵌着される。
そして、各ボス側ブッシュ19の内周側には後述の連結
ピン22が摺動可能に挿嵌されるピン挿通穴19Aが形
成され、該ピン挿通穴19Aの周面は連結ピン22との
摺動面19Bとなっている。また、ピン挿通穴19Aの
穴径は連結ピン22の外径よりも大きく形成され、連結
ピン22がピン挿通穴19A内に容易に挿嵌できるよう
になっている。
合穴18A内にそれぞれ圧入嵌合されたボス側ブッシュ
を示し、該各ボス側ブッシュ19は鉄−銅系の焼結含油
合金により円筒状に形成され、アームボス18のブッシ
ュ嵌合穴18A内に一定の締め代をもって嵌着される。
そして、各ボス側ブッシュ19の内周側には後述の連結
ピン22が摺動可能に挿嵌されるピン挿通穴19Aが形
成され、該ピン挿通穴19Aの周面は連結ピン22との
摺動面19Bとなっている。また、ピン挿通穴19Aの
穴径は連結ピン22の外径よりも大きく形成され、連結
ピン22がピン挿通穴19A内に容易に挿嵌できるよう
になっている。
【0029】20はアームボス18のブッシュ嵌合穴1
8Aの軸方向中間部に圧入嵌合され各ボス側ブッシュ1
9間に挟持されるように配設された筒体を示し、該筒体
20は外径がブッシュ嵌合穴18Aの穴径とほぼ等しい
寸法となり、各ボス側ブッシュ19が軸方向中間側にず
れるのを防止すると共に、筒体20の内周側には、各ボ
ス側ブッシュ19に含油させた油液に適合する潤滑油G
が充填されている。
8Aの軸方向中間部に圧入嵌合され各ボス側ブッシュ1
9間に挟持されるように配設された筒体を示し、該筒体
20は外径がブッシュ嵌合穴18Aの穴径とほぼ等しい
寸法となり、各ボス側ブッシュ19が軸方向中間側にず
れるのを防止すると共に、筒体20の内周側には、各ボ
ス側ブッシュ19に含油させた油液に適合する潤滑油G
が充填されている。
【0030】21,21は各ブラケット11のブッシュ
嵌合穴11A内に設けたブラケット側ブッシュで、該各
ブラケット側ブッシュ21は、例えばポリイミド、ポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)またはポリエーテ
ルエーテルケトン(PEEK)等のエンジニアリングプ
ラスチックからなる自己潤滑性材料によって円筒状に形
成されている。そして、該各ブラケット側ブッシュ21
はその軸方向寸法が各ブラケット11の軸方向寸法より
も僅かに短く形成されると共に、各ブラケット11の端
面11Bよりも各ブラケット側ブッシュ21の端面21
Aがブッシュ嵌合穴11A内に位置するようにそれぞれ
圧入嵌合されている。
嵌合穴11A内に設けたブラケット側ブッシュで、該各
ブラケット側ブッシュ21は、例えばポリイミド、ポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)またはポリエーテ
ルエーテルケトン(PEEK)等のエンジニアリングプ
ラスチックからなる自己潤滑性材料によって円筒状に形
成されている。そして、該各ブラケット側ブッシュ21
はその軸方向寸法が各ブラケット11の軸方向寸法より
も僅かに短く形成されると共に、各ブラケット11の端
面11Bよりも各ブラケット側ブッシュ21の端面21
Aがブッシュ嵌合穴11A内に位置するようにそれぞれ
圧入嵌合されている。
【0031】また、該各ブラケット側ブッシュ21の内
周側には前記ボス側ブッシュ19のピン挿通穴19Aの
穴径とほぼ等しい穴径をもったピン挿通穴21Bが形成
され、該ピン挿通穴21Aの周面は後述の連結ピン22
との摺動面21Cとなっている。さらに、一対のブラケ
ット側ブッシュ21,21のうち一方のブラケット側ブ
ッシュ21にはブラケット11のボルト挿通穴11Dに
対応した位置にボルト挿通穴11Dの穴径とほぼ等しい
穴径をもったボルト挿通穴21Dが穿設されている。
周側には前記ボス側ブッシュ19のピン挿通穴19Aの
穴径とほぼ等しい穴径をもったピン挿通穴21Bが形成
され、該ピン挿通穴21Aの周面は後述の連結ピン22
との摺動面21Cとなっている。さらに、一対のブラケ
ット側ブッシュ21,21のうち一方のブラケット側ブ
ッシュ21にはブラケット11のボルト挿通穴11Dに
対応した位置にボルト挿通穴11Dの穴径とほぼ等しい
穴径をもったボルト挿通穴21Dが穿設されている。
【0032】22は各ブラケット11間にアームボス1
8を回動可能に連結した連結ピンを示し、該連結ピン2
2は、例えば炭素鋼S45Cおよびこれを表面改質した
調質鋼等により円柱状に形成され、各ボス側ブッシュ1
9および各ブラケット側ブッシュ21の各ピン挿通穴1
9A,21B内に挿嵌され、各ブラケット11間にアー
ムボス18を回動可能に連結している。ここで、連結ピ
ン22の外径は組立作業時において連結ピン22が容易
に各ピン挿通穴19A,21B内に挿嵌できるように各
ピン挿通穴19A,21Bの穴径と比較して小さい寸法
となっており、連結ピン22と各ピン挿通穴19A,2
1Bとの間にはクリアランスが生じている。
8を回動可能に連結した連結ピンを示し、該連結ピン2
2は、例えば炭素鋼S45Cおよびこれを表面改質した
調質鋼等により円柱状に形成され、各ボス側ブッシュ1
9および各ブラケット側ブッシュ21の各ピン挿通穴1
9A,21B内に挿嵌され、各ブラケット11間にアー
ムボス18を回動可能に連結している。ここで、連結ピ
ン22の外径は組立作業時において連結ピン22が容易
に各ピン挿通穴19A,21B内に挿嵌できるように各
ピン挿通穴19A,21Bの穴径と比較して小さい寸法
となっており、連結ピン22と各ピン挿通穴19A,2
1Bとの間にはクリアランスが生じている。
【0033】また、該連結ピン22の軸方向の一端側に
は、ブラケット11とブラケット側ブッシュ21のボル
ト挿通穴11D,21Dと対応する位置にボルト挿通穴
11D,21Dの穴径とほぼ等しい穴径をもったボルト
挿通穴22Aが穿設されている。
は、ブラケット11とブラケット側ブッシュ21のボル
ト挿通穴11D,21Dと対応する位置にボルト挿通穴
11D,21Dの穴径とほぼ等しい穴径をもったボルト
挿通穴22Aが穿設されている。
【0034】また、連結ピン22の他端側端面にはその
中心部側に凹部22Bが形成され、該凹部22Bの底部
側には潤滑油注入路22Cの基端側が開口している。一
方、該潤滑油注入路22Cの先端側は軸方向中間部でL
字状に屈曲しアームボス18のブッシュ嵌合穴18A内
に嵌着された筒体20の内周側に開口している。そし
て、アームボス18内に潤滑油Gを充填するときには、
後述のニップル部27側から潤滑油注入路20Cを介し
てアームボス18内に潤滑油Gを注入する。
中心部側に凹部22Bが形成され、該凹部22Bの底部
側には潤滑油注入路22Cの基端側が開口している。一
方、該潤滑油注入路22Cの先端側は軸方向中間部でL
字状に屈曲しアームボス18のブッシュ嵌合穴18A内
に嵌着された筒体20の内周側に開口している。そし
て、アームボス18内に潤滑油Gを充填するときには、
後述のニップル部27側から潤滑油注入路20Cを介し
てアームボス18内に潤滑油Gを注入する。
【0035】23はブラケット11、ブラケット側ブッ
シュ21および連結ピン22の各ボルト挿通穴11D,
21D,22A内に挿通された固定ボルト、24は該固
定ボルト23を各ボルト挿通穴11D,21D,22A
内に挿通した状態でその先端側に螺着された固定ナット
を示し、該固定ナット24は固定ボルト23を緩止め状
態に保持するものである。そして、固定ボルト23は固
定ナット24と共にブラケット11に対して連結ピン2
2を廻止めおよび抜止め状態に保持する抜止め手段を構
成している。また、固定ボルト23の外径に比べて各ボ
ルト挿通穴11D,21D,22Aの穴径が大きく形成
されており、固定ボルト23と各ボルト挿通穴11D,
21D,22Aとの間には隙間が生じている。
シュ21および連結ピン22の各ボルト挿通穴11D,
21D,22A内に挿通された固定ボルト、24は該固
定ボルト23を各ボルト挿通穴11D,21D,22A
内に挿通した状態でその先端側に螺着された固定ナット
を示し、該固定ナット24は固定ボルト23を緩止め状
態に保持するものである。そして、固定ボルト23は固
定ナット24と共にブラケット11に対して連結ピン2
2を廻止めおよび抜止め状態に保持する抜止め手段を構
成している。また、固定ボルト23の外径に比べて各ボ
ルト挿通穴11D,21D,22Aの穴径が大きく形成
されており、固定ボルト23と各ボルト挿通穴11D,
21D,22Aとの間には隙間が生じている。
【0036】25,25はアームボス18の各端面18
B側からブッシュ嵌合穴18A内に装着されたリング状
のダストシールで、該各ダストシール25は連結ピン2
2の軸方向に大きく離間して、各ボス側ブッシュ19の
軸方向外側の端面に当接し、そのリップ部25Aが連結
ピン22の外周側に摺接している。そして、該各ダスト
シール25はアームボス18内の各ボス側ブッシュ19
の摺動面19Bと連結ピン22の外周面との間に外部か
らダスト等が侵入するのを防止している。
B側からブッシュ嵌合穴18A内に装着されたリング状
のダストシールで、該各ダストシール25は連結ピン2
2の軸方向に大きく離間して、各ボス側ブッシュ19の
軸方向外側の端面に当接し、そのリップ部25Aが連結
ピン22の外周側に摺接している。そして、該各ダスト
シール25はアームボス18内の各ボス側ブッシュ19
の摺動面19Bと連結ピン22の外周面との間に外部か
らダスト等が侵入するのを防止している。
【0037】26,26はシール部材としてのOリング
を示し、該各Oリング26は図3に示すように、各ブラ
ケット11およびアームボス18の各テーパ部11C,
18Cに弾性的に接触する状態で装着され、各ブラケッ
ト11およびアームボス18の各端面11B,18B間
にダスト等が侵入するのを防止している。
を示し、該各Oリング26は図3に示すように、各ブラ
ケット11およびアームボス18の各テーパ部11C,
18Cに弾性的に接触する状態で装着され、各ブラケッ
ト11およびアームボス18の各端面11B,18B間
にダスト等が侵入するのを防止している。
【0038】27は連結ピン22の潤滑油注入路22C
基端側に螺着されたニップル部で、該ニップル部27は
潤滑油G用の注入ガン(図示せず)等が装着されること
によって潤滑油Gを外部から潤滑油注入路22C内に注
入させるものである。
基端側に螺着されたニップル部で、該ニップル部27は
潤滑油G用の注入ガン(図示せず)等が装着されること
によって潤滑油Gを外部から潤滑油注入路22C内に注
入させるものである。
【0039】本実施例による油圧ショベルの軸受装置1
7は、上述の如き構成を有するもので、当該軸受装置1
7を介してアーム9の先端側にピン結合されたバケット
10は、アーム9のアームボス18内に取付けた各ボス
側ブッシュ19に対し、ブラケット11に固定された連
結ピン22を相対回動させることにより、アーム9の先
端側でバケット10が上,下に回動するのを許す。
7は、上述の如き構成を有するもので、当該軸受装置1
7を介してアーム9の先端側にピン結合されたバケット
10は、アーム9のアームボス18内に取付けた各ボス
側ブッシュ19に対し、ブラケット11に固定された連
結ピン22を相対回動させることにより、アーム9の先
端側でバケット10が上,下に回動するのを許す。
【0040】ここで、例えば土砂等の掘削作業において
各ブラケット11をアームボス18に対して相対的に回
動させるときに、連結ピン22の外周面とボス側ブッシ
ュ19内の摺動面19Bとに摺動抵抗が生じると、連結
ピン22は各ブラケット11内のブラケット側ブッシュ
21に対して、固定ボルト23と各ボルト挿通穴11
D,21D,22Aとの間に生じた隙間寸法の範囲内で
僅かに摺動(回動)変位するようになる。
各ブラケット11をアームボス18に対して相対的に回
動させるときに、連結ピン22の外周面とボス側ブッシ
ュ19内の摺動面19Bとに摺動抵抗が生じると、連結
ピン22は各ブラケット11内のブラケット側ブッシュ
21に対して、固定ボルト23と各ボルト挿通穴11
D,21D,22Aとの間に生じた隙間寸法の範囲内で
僅かに摺動(回動)変位するようになる。
【0041】しかし、このときは連結ピン22が自己潤
滑性材料からなる各ブラケット側ブッシュ21の摺動面
21Cに対して僅かに摺動変位するから、これらの摺動
面21C等を潤滑状態に保つことができ、連結ピン22
の外周面および各ブラケット11のブッシュ嵌合穴11
Aが早期に摩耗、損傷したり、ガタ付きが発生したりす
るのを効果的に防止できる。
滑性材料からなる各ブラケット側ブッシュ21の摺動面
21Cに対して僅かに摺動変位するから、これらの摺動
面21C等を潤滑状態に保つことができ、連結ピン22
の外周面および各ブラケット11のブッシュ嵌合穴11
Aが早期に摩耗、損傷したり、ガタ付きが発生したりす
るのを効果的に防止できる。
【0042】また、筒体20の内周側に充填された潤滑
油Gは、ボス側ブッシュ19の摺動面19Bと連結ピン
22の外周面との間に生じるクリアランスを介してブラ
ケット11側へと漏洩し、各ブラケット11の端面11
Bと対向するアームボス18の各端面18Bとの間にも
供給される。このため、各ブラケット11とアームボス
18の各端面11B,18Bが摺接した場合でも各端面
11B,18Bが摩耗することはない。
油Gは、ボス側ブッシュ19の摺動面19Bと連結ピン
22の外周面との間に生じるクリアランスを介してブラ
ケット11側へと漏洩し、各ブラケット11の端面11
Bと対向するアームボス18の各端面18Bとの間にも
供給される。このため、各ブラケット11とアームボス
18の各端面11B,18Bが摺接した場合でも各端面
11B,18Bが摩耗することはない。
【0043】一方、連結ピン22と各ボス側ブッシュ1
9間の隙間に定期的に注入される潤滑油Gがこの隙間か
ら外部へと漏洩し、連結ピン22と各ブラケット11間
にも部分的に供給されることがあるため、このときの潤
滑油Gによって連結ピン22と各ブラケット11との間
を潤滑状態に保持することも可能である。しかし、潤滑
油Gの給脂間隔を大幅に延長した場合または各ボス側ブ
ッシュ19を無給脂軸受とした場合には、連結ピン22
と各ブラケット11間には潤滑油G等が供給されず、潤
滑不良状態になることがあり、両者間の僅かな摺動によ
って早期に摩耗等が生じ易くなる。
9間の隙間に定期的に注入される潤滑油Gがこの隙間か
ら外部へと漏洩し、連結ピン22と各ブラケット11間
にも部分的に供給されることがあるため、このときの潤
滑油Gによって連結ピン22と各ブラケット11との間
を潤滑状態に保持することも可能である。しかし、潤滑
油Gの給脂間隔を大幅に延長した場合または各ボス側ブ
ッシュ19を無給脂軸受とした場合には、連結ピン22
と各ブラケット11間には潤滑油G等が供給されず、潤
滑不良状態になることがあり、両者間の僅かな摺動によ
って早期に摩耗等が生じ易くなる。
【0044】そこで、本実施例による軸受装置17で
は、各ブラケット11のブッシュ嵌合穴11A内に自己
潤滑性材料からなる各ブラケット側ブッシュ21を設け
ることにより、給脂間隔を大幅に延長した場合や無給脂
軸受とした場合でも、連結ピン22を各ブラケット11
に対し各ブラケット側ブッシュ21を介して円滑に微小
摺動させることができ、両者間に生じる摩耗、損傷を確
実に防止することができる。
は、各ブラケット11のブッシュ嵌合穴11A内に自己
潤滑性材料からなる各ブラケット側ブッシュ21を設け
ることにより、給脂間隔を大幅に延長した場合や無給脂
軸受とした場合でも、連結ピン22を各ブラケット11
に対し各ブラケット側ブッシュ21を介して円滑に微小
摺動させることができ、両者間に生じる摩耗、損傷を確
実に防止することができる。
【0045】かくして本実施例では、内周側に各ボス側
ブッシュ19が圧入嵌合されたアームボス18と、該ア
ームボス18を軸方向両端側から挟むように配設され、
内周側に自己潤滑性を有する各ブラケット側ブッシュ2
1が圧入嵌合された一対のブラケット11と、各ボス側
ブッシュ19と各ブラケット側ブッシュ21とのピン挿
通穴19A,21Bにそれぞれ挿嵌され、前記アームボ
ス18を各ブラケット11に回動可能に連結する連結ピ
ン22とから軸受装置を構成したから、各ブラケット1
1内で連結ピン22が僅かに回動(摺動)したときで
も、各ブラケット11と連結ピン22とが直接摺動する
のを防止でき、各ブラケット11と連結ピン22との間
で摩耗や損傷が発生するのを防止できる。
ブッシュ19が圧入嵌合されたアームボス18と、該ア
ームボス18を軸方向両端側から挟むように配設され、
内周側に自己潤滑性を有する各ブラケット側ブッシュ2
1が圧入嵌合された一対のブラケット11と、各ボス側
ブッシュ19と各ブラケット側ブッシュ21とのピン挿
通穴19A,21Bにそれぞれ挿嵌され、前記アームボ
ス18を各ブラケット11に回動可能に連結する連結ピ
ン22とから軸受装置を構成したから、各ブラケット1
1内で連結ピン22が僅かに回動(摺動)したときで
も、各ブラケット11と連結ピン22とが直接摺動する
のを防止でき、各ブラケット11と連結ピン22との間
で摩耗や損傷が発生するのを防止できる。
【0046】また、ブラケット側ブッシュ21にはエン
ジニアリングプラスチック材料を用いたから、ブラケッ
ト側ブッシュ21を容易に加工、形成することができる
と共に、自己潤滑性を有する各ブラケット側ブッシュ2
1が連結ピン22に対して円滑に摺動変位することによ
り、各ブラケット11のブッシュ嵌合穴18A周面や連
結ピン22の外周面が摩耗、損傷するのを防止できる。
ジニアリングプラスチック材料を用いたから、ブラケッ
ト側ブッシュ21を容易に加工、形成することができる
と共に、自己潤滑性を有する各ブラケット側ブッシュ2
1が連結ピン22に対して円滑に摺動変位することによ
り、各ブラケット11のブッシュ嵌合穴18A周面や連
結ピン22の外周面が摩耗、損傷するのを防止できる。
【0047】さらに、各ブラケット11と連結ピン22
との間に発生する焼付き、かじりあるいは偏摩耗を防止
できるから、例えばバケット10の回動時にこのような
摩耗、損傷に起因した異音等が発生するのを確実に防ぐ
ことができ、長期に亘って各ブラケット11がアームボ
ス18に対して円滑に回動するのを補償できる。
との間に発生する焼付き、かじりあるいは偏摩耗を防止
できるから、例えばバケット10の回動時にこのような
摩耗、損傷に起因した異音等が発生するのを確実に防ぐ
ことができ、長期に亘って各ブラケット11がアームボ
ス18に対して円滑に回動するのを補償できる。
【0048】次に、図4および図5は本発明の第2の実
施例を示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。しか
し、本実施例の特徴は、軸受装置31にアームボス18
の各端面18B側からブッシュ嵌合穴18A内にリング
状のオイルシール32,32を装着すると共に、アーム
ボス18の各端面18Bと各ブラケット11の端面11
Bとの間に環状の薄板として形成されたスラスト板3
3,33を回転可能に配設する構成としたことにある。
施例を示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。しか
し、本実施例の特徴は、軸受装置31にアームボス18
の各端面18B側からブッシュ嵌合穴18A内にリング
状のオイルシール32,32を装着すると共に、アーム
ボス18の各端面18Bと各ブラケット11の端面11
Bとの間に環状の薄板として形成されたスラスト板3
3,33を回転可能に配設する構成としたことにある。
【0049】ここで、各オイルシール32は芯金が埋設
され弾性体により断面が略L字形状をなすリング部32
Aと、該リング部32Aの内周側に位置し弾性体からな
る2つのリップ部32B,32Cとから構成されてい
る。そして、該各オイルシール32は各アームボス18
の各端面18B側に位置して各ブッシュ嵌合穴18A内
に配設され、各ボス側ブッシュ19の軸方向外側の端面
に対して僅かに離間している。
され弾性体により断面が略L字形状をなすリング部32
Aと、該リング部32Aの内周側に位置し弾性体からな
る2つのリップ部32B,32Cとから構成されてい
る。そして、該各オイルシール32は各アームボス18
の各端面18B側に位置して各ブッシュ嵌合穴18A内
に配設され、各ボス側ブッシュ19の軸方向外側の端面
に対して僅かに離間している。
【0050】また、各オイルシール32のリップ部32
B,32Cのうち一のリップ部32Bは軸方向外側に向
って延び連結ピン22の外周側に摺接しており、アーム
ボス18内の各ボス側ブッシュ19と連結ピン22との
間の摺動面に外部からダスト等が侵入するのを防止して
いる。一方、他のリップ部32Cは厚肉の弾性体により
軸方向中間部側に向って延び連結ピン22の外周面に摺
接すると共に、その内周側には金属性のリング32Dが
設けられ、他のリップ部32Cを連結ピン22の外周側
に強く付勢して潤滑油Gが外部に漏出するのを防止して
いる。
B,32Cのうち一のリップ部32Bは軸方向外側に向
って延び連結ピン22の外周側に摺接しており、アーム
ボス18内の各ボス側ブッシュ19と連結ピン22との
間の摺動面に外部からダスト等が侵入するのを防止して
いる。一方、他のリップ部32Cは厚肉の弾性体により
軸方向中間部側に向って延び連結ピン22の外周面に摺
接すると共に、その内周側には金属性のリング32Dが
設けられ、他のリップ部32Cを連結ピン22の外周側
に強く付勢して潤滑油Gが外部に漏出するのを防止して
いる。
【0051】さらに、各スラスト板33はブラケット側
ブッシュ21と同様の自己潤滑性を有するエンジニアリ
ングプラスチック等によって形成され、各スラスト板3
3の内周側には所定の隙間を介して連結ピン22が挿通
されている。そして、各スラスト板33の両側面はそれ
ぞれ各ブラケット11およびアームボス18の各端面1
1B,18Bに対する摺動面となっている。
ブッシュ21と同様の自己潤滑性を有するエンジニアリ
ングプラスチック等によって形成され、各スラスト板3
3の内周側には所定の隙間を介して連結ピン22が挿通
されている。そして、各スラスト板33の両側面はそれ
ぞれ各ブラケット11およびアームボス18の各端面1
1B,18Bに対する摺動面となっている。
【0052】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、各オイルシール32
をボス側ブッシュ19の軸方向外側に設けたから、潤滑
油Gがアームボス18内から各ブラケット11側へと漏
出するのを効果的に防止でき、各ボス側ブッシュ19の
摺動面19Bと連結ピン22の外周面との間を長期間に
亘り潤滑状態に保持できると共に、給脂間隔を大幅に延
長できる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、各オイルシール32
をボス側ブッシュ19の軸方向外側に設けたから、潤滑
油Gがアームボス18内から各ブラケット11側へと漏
出するのを効果的に防止でき、各ボス側ブッシュ19の
摺動面19Bと連結ピン22の外周面との間を長期間に
亘り潤滑状態に保持できると共に、給脂間隔を大幅に延
長できる。
【0053】また、各ブラケット11とアームボス18
との各端面11B,18B間には、自己潤滑性材料から
なる各スラスト板33を配設したから、各端面11B,
18Bは各スラスト板33の両側面と円滑に摺動するよ
うになり、各端面11B,18B間が摩耗、損傷するの
を防止することができる。
との各端面11B,18B間には、自己潤滑性材料から
なる各スラスト板33を配設したから、各端面11B,
18Bは各スラスト板33の両側面と円滑に摺動するよ
うになり、各端面11B,18B間が摩耗、損傷するの
を防止することができる。
【0054】さらに、掘削作業時に当該軸受装置31に
対しバケット10を介して衝撃等が作用した場合でも、
各スラスト板33が各ブラケット11の端面11Bある
いはアームボス18の端面18Bからのスラスト荷重を
受承することにより、各ブラケット11とアームボス1
8とが直接衝突するのを防止でき、各ブラケット11お
よびアームボス18の端面11B,18B等が摩耗、損
傷するのを確実に抑えることができる。
対しバケット10を介して衝撃等が作用した場合でも、
各スラスト板33が各ブラケット11の端面11Bある
いはアームボス18の端面18Bからのスラスト荷重を
受承することにより、各ブラケット11とアームボス1
8とが直接衝突するのを防止でき、各ブラケット11お
よびアームボス18の端面11B,18B等が摩耗、損
傷するのを確実に抑えることができる。
【0055】次に、図6および図7は本発明の第3の実
施例を示し、本実施例では前記第2の実施例と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。しか
し、本実施例の特徴は、軸受装置41のアームボス42
内に段付筒状のボス側ブッシュ43を設けると共に、該
ボス側ブッシュ43と連結ピン22との間にオイルシー
ル44を設ける構成としたことにある。
施例を示し、本実施例では前記第2の実施例と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。しか
し、本実施例の特徴は、軸受装置41のアームボス42
内に段付筒状のボス側ブッシュ43を設けると共に、該
ボス側ブッシュ43と連結ピン22との間にオイルシー
ル44を設ける構成としたことにある。
【0056】ここで、アームボス42は鋳鉄等の金属材
料により略円筒状に形成され、アーム9の先端側に溶接
等の手段を用いて一体的に固着されている。そして、ア
ームボス42の内周側にはボス側ブッシュ43の円筒部
43Aの外径とほぼ等しい穴径をもったブッシュ嵌合穴
42Aが設けられている。
料により略円筒状に形成され、アーム9の先端側に溶接
等の手段を用いて一体的に固着されている。そして、ア
ームボス42の内周側にはボス側ブッシュ43の円筒部
43Aの外径とほぼ等しい穴径をもったブッシュ嵌合穴
42Aが設けられている。
【0057】また、アームボス42の軸方向両端側に位
置する各端面42Bの外周側には環状の各テーパ部42
Cが形成され、該各テーパ部42Cおよび各ブラケット
11のテーパ部11Cは、該アームボス42と該ブラケ
ット11との対向面において、図7に示すようにV字状
溝を構成している。そして、各テーパ部11C,42C
にはOリング26が弾性的に接触する状態で装着され、
各ブラケット11およびアームボス42の各端面11
B,42B間にダスト等が侵入するのを防止している。
置する各端面42Bの外周側には環状の各テーパ部42
Cが形成され、該各テーパ部42Cおよび各ブラケット
11のテーパ部11Cは、該アームボス42と該ブラケ
ット11との対向面において、図7に示すようにV字状
溝を構成している。そして、各テーパ部11C,42C
にはOリング26が弾性的に接触する状態で装着され、
各ブラケット11およびアームボス42の各端面11
B,42B間にダスト等が侵入するのを防止している。
【0058】さらに、各端面42B側に位置するアーム
ボス42の内周側には各ボス側ブッシュ43の鍔部43
Bの外径とほぼ等しい内径をもった嵌合凹部42Dが環
状に形成され、該各嵌合凹部42Dはブッシュ嵌合穴4
2Aと共に段付き穴を構成している。
ボス42の内周側には各ボス側ブッシュ43の鍔部43
Bの外径とほぼ等しい内径をもった嵌合凹部42Dが環
状に形成され、該各嵌合凹部42Dはブッシュ嵌合穴4
2Aと共に段付き穴を構成している。
【0059】一方、各ボス側ブッシュ43は、例えば鉄
−銅系の焼結含油合金により段付円筒状に形成され、円
筒部43Aと、該円筒部43Aの軸方向外側でその外周
側から径方向外向きに突出した厚肉の鍔部43Bとから
構成され、円筒部43Aの内周側には軸方向にピン挿通
穴43Cが穿設され、ピン挿通穴43Cの内周面は連結
ピン22との摺動面43Dとなっている。また、鍔部4
3Bの内周側に位置してピン挿通穴43Cの軸方向外側
には環状の凹部43Eが設けられ、該凹部43E内には
オイルシール44が配設されている。
−銅系の焼結含油合金により段付円筒状に形成され、円
筒部43Aと、該円筒部43Aの軸方向外側でその外周
側から径方向外向きに突出した厚肉の鍔部43Bとから
構成され、円筒部43Aの内周側には軸方向にピン挿通
穴43Cが穿設され、ピン挿通穴43Cの内周面は連結
ピン22との摺動面43Dとなっている。また、鍔部4
3Bの内周側に位置してピン挿通穴43Cの軸方向外側
には環状の凹部43Eが設けられ、該凹部43E内には
オイルシール44が配設されている。
【0060】そして、各ボス側ブッシュ43は各円筒部
43Aがブッシュ嵌合穴42A内に嵌合され、各鍔部4
3Bが各嵌合凹部42D内に嵌合された状態でアームボ
ス42内に設けられる。ここで、鍔部43Bの軸方向寸
法はアームボス42の嵌合凹部42Dの軸方向寸法より
も若干大きく設定されており、各鍔部43Bの軸方向外
側の端面は各ブラケット11の端面11Bと当接可能に
なっている。
43Aがブッシュ嵌合穴42A内に嵌合され、各鍔部4
3Bが各嵌合凹部42D内に嵌合された状態でアームボ
ス42内に設けられる。ここで、鍔部43Bの軸方向寸
法はアームボス42の嵌合凹部42Dの軸方向寸法より
も若干大きく設定されており、各鍔部43Bの軸方向外
側の端面は各ブラケット11の端面11Bと当接可能に
なっている。
【0061】さらに、各オイルシール44は前記第2の
実施例のオイルシール32と同様に芯金が埋設され弾性
体により断面が略L字形状をなすリング部44Aと、該
リング部44Aの内周側に位置し弾性体からなる2つの
リップ部44B,44Cとから構成され、該各オイルシ
ール44は各ボス側ブッシュ43の凹部43E内に配設
されると共に、一のリップ部44Bが連結ピン22の外
周面に摺接することにより各ボス側ブッシュ43と連結
ピン22との間の摺動面に外部からダスト等が侵入する
のを防止する上に、他のリップ部44Cが金属性のリン
グ44Dにより連結ピン22の外周面に強く付勢するこ
とにより潤滑油Gが外部に漏出するのを防止している。
実施例のオイルシール32と同様に芯金が埋設され弾性
体により断面が略L字形状をなすリング部44Aと、該
リング部44Aの内周側に位置し弾性体からなる2つの
リップ部44B,44Cとから構成され、該各オイルシ
ール44は各ボス側ブッシュ43の凹部43E内に配設
されると共に、一のリップ部44Bが連結ピン22の外
周面に摺接することにより各ボス側ブッシュ43と連結
ピン22との間の摺動面に外部からダスト等が侵入する
のを防止する上に、他のリップ部44Cが金属性のリン
グ44Dにより連結ピン22の外周面に強く付勢するこ
とにより潤滑油Gが外部に漏出するのを防止している。
【0062】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、アームボス42内に
段付筒状のボス側ブッシュ43を設け、該ボス側ブッシ
ュ43と連結ピン22との間にオイルシール44を配設
する構成としたから、潤滑油Gがアームボス42内から
各ブラケット11側へと漏出するのを効果的に防止で
き、各ボス側ブッシュ43の摺動面43Dと連結ピン2
2の外周面との間を長期間に亘り潤滑状態に保持できる
と共に、給脂間隔を大幅に延長できる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、アームボス42内に
段付筒状のボス側ブッシュ43を設け、該ボス側ブッシ
ュ43と連結ピン22との間にオイルシール44を配設
する構成としたから、潤滑油Gがアームボス42内から
各ブラケット11側へと漏出するのを効果的に防止で
き、各ボス側ブッシュ43の摺動面43Dと連結ピン2
2の外周面との間を長期間に亘り潤滑状態に保持できる
と共に、給脂間隔を大幅に延長できる。
【0063】また、掘削作業の途中等でアーム9とバケ
ット10との間に捩り力等が作用し、各ブラケット11
に対してアームボス42が軸方向に相対変位するような
ときでも、各ボス側ブッシュ43に一体形成した鍔部4
3Bの端面がブラケット11の端面11Bに当接するこ
とによって、このときの軸方向荷重を確実に受承でき、
アームボス42の端面42Bが各ブラケット11に衝突
(当接)して両者の各端面42B,11Bが早期に摩耗
したり、ガタ付きが発生したりするのを効果的に防止で
きる。
ット10との間に捩り力等が作用し、各ブラケット11
に対してアームボス42が軸方向に相対変位するような
ときでも、各ボス側ブッシュ43に一体形成した鍔部4
3Bの端面がブラケット11の端面11Bに当接するこ
とによって、このときの軸方向荷重を確実に受承でき、
アームボス42の端面42Bが各ブラケット11に衝突
(当接)して両者の各端面42B,11Bが早期に摩耗
したり、ガタ付きが発生したりするのを効果的に防止で
きる。
【0064】なお、前記第3の実施例では、鍔部43B
をボス側ブッシュ43に一体形成した場合を例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、環状の鍔
部材と円筒状のブッシュとをそれぞれ別個に形成し、ブ
ッシュの外周側に鍔部材を圧入嵌合させて一体化するよ
うに構成してもよく、さらに、それぞれ別個に形成した
鍔部材とブッシュとをボルトやピン等を介して一体的に
固着するように構成してもよい。
をボス側ブッシュ43に一体形成した場合を例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、環状の鍔
部材と円筒状のブッシュとをそれぞれ別個に形成し、ブ
ッシュの外周側に鍔部材を圧入嵌合させて一体化するよ
うに構成してもよく、さらに、それぞれ別個に形成した
鍔部材とブッシュとをボルトやピン等を介して一体的に
固着するように構成してもよい。
【0065】また、上述した各実施例では、油圧ショベ
ルのアーム9とバケット10とのピン結合部に軸受装置
を適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限らず、例えばリンク16とバケット10とのピン結
合部、アーム9とアームシリンダ13とのピン結合部
等、他のピン結合部にも広く適用することができる。
ルのアーム9とバケット10とのピン結合部に軸受装置
を適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限らず、例えばリンク16とバケット10とのピン結
合部、アーム9とアームシリンダ13とのピン結合部
等、他のピン結合部にも広く適用することができる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、ボス部材のブッシュ嵌合穴内に筒状のボス側ブッ
シュを圧入嵌合すると共に、各ブラケットのブッシュ嵌
合穴内には自己潤滑性を有するブラケット側ブッシュを
圧入嵌合し、該各ブラケット側ブッシュとボス側ブッシ
ュとのピン挿通穴内に連結ピンを挿嵌することにより、
前記ボス部材を各ブラケットに回動可能に連結する構成
としたから、各ブラケット内で連結ピンが僅かに回動し
たときでも、各ブラケットと連結ピンとが直接摺動する
のを防止でき、自己潤滑性を有する各ブラケット側ブッ
シュに対して連結ピンが摺動変位することにより、各ブ
ラケットと連結ピンとの間で摩耗、損傷が発生するのを
防止できる。
れば、ボス部材のブッシュ嵌合穴内に筒状のボス側ブッ
シュを圧入嵌合すると共に、各ブラケットのブッシュ嵌
合穴内には自己潤滑性を有するブラケット側ブッシュを
圧入嵌合し、該各ブラケット側ブッシュとボス側ブッシ
ュとのピン挿通穴内に連結ピンを挿嵌することにより、
前記ボス部材を各ブラケットに回動可能に連結する構成
としたから、各ブラケット内で連結ピンが僅かに回動し
たときでも、各ブラケットと連結ピンとが直接摺動する
のを防止でき、自己潤滑性を有する各ブラケット側ブッ
シュに対して連結ピンが摺動変位することにより、各ブ
ラケットと連結ピンとの間で摩耗、損傷が発生するのを
防止できる。
【0067】また、各ブラケットと連結ピンとの間に発
生する焼付き、かじりあるいは偏摩耗を防止できるか
ら、例えばバケット等の回動時にこのような摩耗、損傷
に起因した異音等が発生するのを確実に防ぐことがで
き、長期に亘って各ブラケットがボス部材に対して円滑
に回動するのを補償できる。
生する焼付き、かじりあるいは偏摩耗を防止できるか
ら、例えばバケット等の回動時にこのような摩耗、損傷
に起因した異音等が発生するのを確実に防ぐことがで
き、長期に亘って各ブラケットがボス部材に対して円滑
に回動するのを補償できる。
【0068】この場合、請求項2に記載の発明によれ
ば、前記ブラケット側ブッシュをポリイミド、ポリテト
ラフルオロエチレンまたはポリエーテルエーテルケトン
からなるエンジニアリングプラスチック材料のうち、い
ずれかの材料により筒状体として形成しているから、ブ
ラケット側ブッシュを容易に形成でき、各ブラケットと
連結ピンとが直接摺動するのを防止できると共に、エン
ジニアリングプラスチック材料からなる各ブラケット側
ブッシュに対して連結ピンが摺動変位することにより、
各ブラケットと連結ピンとの間で摩耗、損傷が発生する
のを抑えることができる。
ば、前記ブラケット側ブッシュをポリイミド、ポリテト
ラフルオロエチレンまたはポリエーテルエーテルケトン
からなるエンジニアリングプラスチック材料のうち、い
ずれかの材料により筒状体として形成しているから、ブ
ラケット側ブッシュを容易に形成でき、各ブラケットと
連結ピンとが直接摺動するのを防止できると共に、エン
ジニアリングプラスチック材料からなる各ブラケット側
ブッシュに対して連結ピンが摺動変位することにより、
各ブラケットと連結ピンとの間で摩耗、損傷が発生する
のを抑えることができる。
【0069】また、請求項3に記載の発明によれば、前
記ボス部材のブッシュ嵌合穴内に、前記ボス部材と連結
ピンとの間に給脂した潤滑油が前記ブラケット側に漏洩
するのを阻止するオイルシールを設け、前記ボス部材と
各ブラケットとの間には、前記連結ピンの外周側に位置
して自己潤滑性材料からなるスラスト板を設ける構成と
したから、ボス部材と各ブラケットとが軸方向の端面側
で直接摺動するのを防止でき、ボス部材と各ブラケット
とが両者の端面間で摩耗するのを抑えることができる。
また、ボス部材のブッシュ嵌合穴内に設けたオイルシー
ルにより、ボス部材と連結ピンとの間をシールでき、ボ
ス部材と連結ピンとの間に給脂した潤滑油がブラケット
側に漏洩するのを防止できると共に、ボス側ブッシュと
連結ピンとの摺動面に外部からのダストが侵入するのを
阻止できる。
記ボス部材のブッシュ嵌合穴内に、前記ボス部材と連結
ピンとの間に給脂した潤滑油が前記ブラケット側に漏洩
するのを阻止するオイルシールを設け、前記ボス部材と
各ブラケットとの間には、前記連結ピンの外周側に位置
して自己潤滑性材料からなるスラスト板を設ける構成と
したから、ボス部材と各ブラケットとが軸方向の端面側
で直接摺動するのを防止でき、ボス部材と各ブラケット
とが両者の端面間で摩耗するのを抑えることができる。
また、ボス部材のブッシュ嵌合穴内に設けたオイルシー
ルにより、ボス部材と連結ピンとの間をシールでき、ボ
ス部材と連結ピンとの間に給脂した潤滑油がブラケット
側に漏洩するのを防止できると共に、ボス側ブッシュと
連結ピンとの摺動面に外部からのダストが侵入するのを
阻止できる。
【0070】一方、掘削作業時に当該軸受装置に対して
軸方向の衝撃的な荷重等が作用した場合でも、各スラス
ト板が各ブラケットの端面あるいはボス部材の端面から
の軸方向荷重を受承することにより、各ブラケットとボ
ス部材とが直接衝突するのを防止でき、各ブラケットお
よびボス部材等が摩耗、損傷するのを確実に抑えること
ができる。
軸方向の衝撃的な荷重等が作用した場合でも、各スラス
ト板が各ブラケットの端面あるいはボス部材の端面から
の軸方向荷重を受承することにより、各ブラケットとボ
ス部材とが直接衝突するのを防止でき、各ブラケットお
よびボス部材等が摩耗、損傷するのを確実に抑えること
ができる。
【0071】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
前記ボス側ブッシュの外周側には前記各ブラケットの端
面と摺接するように環状の鍔部を形成し、前記ボス側ブ
ッシュと連結ピンとの間には、該鍔部の内周側に位置し
てオイルシールを設ける構成としたから、ボス部材と各
ブラケットとが相対変位(回動)するときに、ボス側ブ
ッシュの鍔部を各ブラケットの端面に摺接させることが
でき、例えば各ブラケットからの軸方向荷重を鍔部によ
って受承できる。また、ボス側ブッシュと連結ピンとの
間に設けたオイルシールで、ボス側ブッシュと連結ピン
との間をシールでき、両者間に供給された潤滑油がブラ
ケット側に漏洩するのを防止できると共に、ボス側ブッ
シュと連結ピンとの摺動面に外部からダスト等が侵入す
るのを防止できる。
前記ボス側ブッシュの外周側には前記各ブラケットの端
面と摺接するように環状の鍔部を形成し、前記ボス側ブ
ッシュと連結ピンとの間には、該鍔部の内周側に位置し
てオイルシールを設ける構成としたから、ボス部材と各
ブラケットとが相対変位(回動)するときに、ボス側ブ
ッシュの鍔部を各ブラケットの端面に摺接させることが
でき、例えば各ブラケットからの軸方向荷重を鍔部によ
って受承できる。また、ボス側ブッシュと連結ピンとの
間に設けたオイルシールで、ボス側ブッシュと連結ピン
との間をシールでき、両者間に供給された潤滑油がブラ
ケット側に漏洩するのを防止できると共に、ボス側ブッ
シュと連結ピンとの摺動面に外部からダスト等が侵入す
るのを防止できる。
【0072】そして、掘削作業の途中等で各ブラケット
に対してボス部材が軸方向に相対変位するようなときに
は、このときの軸方向荷重を各ボス側ブッシュに形成し
た鍔部によって確実に受承でき、ボス部材が各ブラケッ
トに衝突(当接)して両者の各端面が早期に摩耗するの
を効果的に防止できる。
に対してボス部材が軸方向に相対変位するようなときに
は、このときの軸方向荷重を各ボス側ブッシュに形成し
た鍔部によって確実に受承でき、ボス部材が各ブラケッ
トに衝突(当接)して両者の各端面が早期に摩耗するの
を効果的に防止できる。
【0073】さらにまた、請求項5に記載の発明によれ
ば、前記ボス部材と各ブラケットとの間には両者間の隙
間を外周側から塞ぐようにリング状のシール部材を装着
する構成としたから、相対回動するボス部材と各ブラケ
ット部材との間に外部からダスト等が侵入するのを防止
できる。
ば、前記ボス部材と各ブラケットとの間には両者間の隙
間を外周側から塞ぐようにリング状のシール部材を装着
する構成としたから、相対回動するボス部材と各ブラケ
ット部材との間に外部からダスト等が侵入するのを防止
できる。
【図1】本発明の第1の実施例による軸受装置が適用さ
れる油圧ショベルを示す全体図である。
れる油圧ショベルを示す全体図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた軸受装置を拡
大して示す縦断面図である。
大して示す縦断面図である。
【図3】図2中のアームボスおよびブラケット等を拡大
して示す要部断面図である。
して示す要部断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例による軸受装置を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図5】図4中のアームボスおよびブラケット等を拡大
して示す要部断面図である。
して示す要部断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例による軸受装置を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図7】図6中のアームボスおよびブラケット等を拡大
して示す要部断面図である。
して示す要部断面図である。
11 ブラケット 11A ブッシュ嵌合穴 17,31,41 軸受装置 18,42 アームボス(アームボス) 18A,42A ブッシュ嵌合穴 19,43 ボス側ブッシュ 19A,43C ピン挿通穴 21 ブラケット側ブッシュ 21B ピン挿通穴 22 連結ピン 23 固定ボルト(抜止め手段) 24 固定ナット(抜止め手段) 26 Oリング(シール部材) 32,44 オイルシール 32B,32C,44B,44C リップ部 33 スラスト板 43B 鍔部 G 潤滑油
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飛田 信幸 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 軸方向にブッシュ嵌合穴が形成されたボ
ス部材と、該ボス部材のブッシュ嵌合穴内に圧入嵌合さ
れ、内周側にピン挿通穴が形成された筒状のボス側ブッ
シュと、前記ボス部材を軸方向両端側から挟むように配
設され、軸方向にブッシュ嵌合穴が形成された一対のブ
ラケットと、該各ブラケットのブッシュ嵌合穴内に圧入
嵌合され、内周側にピン挿通穴が形成された自己潤滑性
を有するブラケット側ブッシュと、該各ブラケット側ブ
ッシュとボス側ブッシュとのピン挿通穴にそれぞれ挿嵌
され、前記ボス部材を各ブラケットに回動可能に連結す
る連結ピンとから構成してなる軸受装置。 - 【請求項2】 前記ブラケット側ブッシュはポリイミ
ド、ポリテトラフルオロエチレンまたはポリエーテルエ
ーテルケトンからなるエンジニアリングプラスチック材
料のうち、いずれかの材料により筒状体として形成して
なる請求項1記載の軸受装置。 - 【請求項3】 前記ボス部材のブッシュ嵌合穴内には、
前記ボス部材と連結ピンとの間に給脂した潤滑油が前記
ブラケット側に漏洩するのを阻止するオイルシールを設
け、前記ボス部材と各ブラケットとの間には、前記連結
ピンの外周側に位置して自己潤滑性材料からなるスラス
ト板を設ける構成としてなる請求項1または2記載の軸
受装置。 - 【請求項4】 前記ボス側ブッシュの外周側には前記各
ブラケットの端面と摺接するように環状の鍔部を形成
し、前記ボス側ブッシュと連結ピンとの間には、該鍔部
の内周側に位置してオイルシールを設ける構成としてな
る請求項1または2記載の軸受装置。 - 【請求項5】 前記ボス部材と各ブラケットとの間には
両者間の隙間を外周側から塞ぐようにリング状のシール
部材を装着する構成としてなる請求項1,2,3または
4記載の軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8104517A JPH09273539A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8104517A JPH09273539A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09273539A true JPH09273539A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14382695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8104517A Pending JPH09273539A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09273539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017532496A (ja) * | 2014-11-21 | 2017-11-02 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ポンプ、特に高圧燃料ポンプ |
| US20210062848A1 (en) * | 2019-08-26 | 2021-03-04 | The Boeing Company | Self-aligning low load shear out joint |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP8104517A patent/JPH09273539A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017532496A (ja) * | 2014-11-21 | 2017-11-02 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ポンプ、特に高圧燃料ポンプ |
| US20210062848A1 (en) * | 2019-08-26 | 2021-03-04 | The Boeing Company | Self-aligning low load shear out joint |
| US11692586B2 (en) * | 2019-08-26 | 2023-07-04 | Ths Boeing Company | Self-aligning low load shear out joint |
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