JPH09273545A - スラスト玉軸受 - Google Patents

スラスト玉軸受

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Publication number
JPH09273545A
JPH09273545A JP8425396A JP8425396A JPH09273545A JP H09273545 A JPH09273545 A JP H09273545A JP 8425396 A JP8425396 A JP 8425396A JP 8425396 A JP8425396 A JP 8425396A JP H09273545 A JPH09273545 A JP H09273545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
scroll member
bearing ring
shape
thrust ball
Prior art date
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Pending
Application number
JP8425396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Satoda
雅彦 里田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP8425396A priority Critical patent/JPH09273545A/ja
Priority to US08/834,505 priority patent/US5758978A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軌道輪の回り止め手段を別途設ける必要
をなくす。 【解決手段】 軌道輪4aの内周4a2は非円形状例え
ば四角形状、外周4a3は円形状である。軌道輪4aの
内周4a2に対応して、スクロール部材1の装着部1a
の肩部1a1も非円形状例えば四角形状に形成されてい
る。軌道輪4aを装着部1aに装着するに際しては、軌
道輪4aの四角形状の内周4a2を、装着部1aの四角
形状の肩部1a1に嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクロール圧縮機
における旋回スクロール部材と静止スクロール部材のよ
うに、相互間で偏心回転運動を行なう二つの部材間に介
装されるスラスト玉軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スクロール圧縮機は、図7に示
すように、旋回スクロール部材11及び静止スクロール
部材12にそれぞれ螺旋状隔壁11b、12bを設け、
両螺旋状隔壁11b、12b間に形成される圧縮室P
を、旋回スクロール部材11の静止スクロール部材12
に対する偏心回転に伴って容積変化させることにより、
圧縮室P内の流体の圧縮動作を行なうものである。
【0003】旋回スクロール部材11の軸心と駆動モー
タ15の軸心とは偏心量eだけ偏心しており、駆動モー
タ15の出力軸15aが回転すると、旋回スクロール部
材11が偏心量eに等しい旋回半径で偏心回転する。こ
の時、旋回スクロール部材11にはこれを自転させよう
とする力が働き、また、流体の圧縮動作に伴うスラスト
荷重が負荷される。そこで、旋回スクロール部材11の
自転を防止し、スラスト荷重を支持するため、旋回スク
ロール部材11と静止スクロール部材12(同図に示す
構成では、静止スクロール部材12に固定された静止フ
レーム13)との間にスラスト玉軸受14を介装してい
る。
【0004】スラスト玉軸受14は、例えば一対の同形
状の軌道輪14a、14bと、これら軌道輪14a、1
4b間に介在する複数のボール14cとで構成される。
軌道輪14a、14bは、それぞれ、旋回スクロール部
材11と静止フレーム13の、軸方向に相対向した装着
部11a、13aに固定される。
【0005】図8に示すように、軌道輪14a(14
b)は内周14a2(14b2)及び外周14a3(1
4b3)が円形状をなすリングであり、その一方の端面
には複数の軌道面14a1(14b1)が同一円周上に
形成されている。各軌道面14a1(14b1)は環状
形状のものであり、各軌道面14a1(14b1)に配
されたボール14cは、旋回スクロール部材11の偏心
回転に伴って、軌道面14a1(14b1)のピッチ円
PCD上を転動する。軌道面14a1(14b1)のピ
ッチ円PCDの直径dは、偏心量eと等しい。
【0006】上記のような形状の軌道輪14a(14
b)は内周14a2(14b2)又は外周14a3(1
4b3)、あるいは、内周14a2(14b2)及び外
周14a3(14b3)をそれぞれに対応する装着部1
1a(13a)の肩部に円形嵌合され、さらに、ピン係
合、凹凸係合、加締等の回り止め手段によって、装着部
11a(13a)に回り止め固定される。そのような回
り止め手段を別途設ける必要があるのは、旋回スクロー
ル部材11の偏心回転に伴って、軌道輪14a(14
b)を装着部11a(13a)に対して自転させようと
する力が生じるためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような回り止め
手段を別途設けるためには、軌道輪にピン穴、切欠き、
加締代等を設ける必要があるが、寸法的な制約から、そ
のためのスペースを確保することが困難な場合が多い。
また、寸法的な制約の下に、スペースを確保しようとす
ると、ボール径を小さくしたり、軌道面の形成個数を減
少させたりする必要が生じ、そのために軸受機能が犠牲
にされてしまう。さらに、組立作業が複雑になるという
問題点もある。
【0008】本発明は、従来構成における軌道輪の回り
止め手段を不要とすることにより、上記のような問題点
を解決しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のスラスト玉軸受
は、相互間で偏心回転運動を行なう二つの部材の、軸方
向に相対向した装着部にそれぞれ固定される一対の軌道
輪と、これら軌道輪に形成された軌道面間に介在するボ
ールとを備え、少なくとも一方の軌道輪の内周又は外
周、あるいは、内周及び外周が装着部に非円形嵌合され
るものである。
【0010】また、本発明のスラスト玉軸受は、軸方向
に相対向配置される一対の軌道輪と、これら軌道輪に形
成された軌道面間に介在するボールとを備え、少なくと
も一方の軌道輪の内周又は外周、あるいは、内周及び外
周が非円形状であるものである。
【0011】ここで「非円形状」とは、三角、四角、六
角等の多角形状のほか、楕円形状、2球面形状、歯型形
状等の、円形状以外のすべての形状を含む。また、「非
円形嵌合」とは、上記のような各種形状を有する2つの
部材の内周と外周とが形状的に適合して、相互に嵌まり
合っている状態をいう。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をスクロール圧縮機
用スラスト玉軸受に適用した場合の実施形態について説
明する。
【0013】図1は、図7に示すようなスクロール圧縮
機におけるスラスト玉軸受4の周辺部を示している。旋
回スクロール部材1と静止フレーム3(静止フレーム3
は静止スクロール部材2に固定される。)の、軸方向に
相対向する装着部1a、3aにスラスト玉軸受4の一対
の軌道輪4a、4bがそれぞれ固定され、一対の軌道輪
4a、4bに形成された複数の軌道面4a1、4b1間
にそれぞれボール4cが配されている。旋回スクロール
部材1が、静止スクロール部材2に対して偏心量eに等
しい旋回半径で偏心回転することにより、両者の螺旋状
隔壁1b、2b間に形成される圧縮室Pが容積変化し
て、流体の圧縮動作が行なわれる。スラスト玉軸受4
は、そのような圧縮動作が行なわれる際の、旋回スクロ
ール部材1の自転を防止するとともに、スラスト荷重を
支持する役割をなす。
【0014】図1(b)に拡大して示すように、この実
施形態において、装着部1a、3aはいずれも段状であ
り、旋回側の軌道輪4aの内周4a2は装着部1aの肩
部1a1に嵌合され、静止側の軌道輪4bの外周4b2
は装着部3aの肩部3a1に嵌合される。
【0015】図2は、旋回側の軌道輪4aを例示してい
る。軌道輪4aは例えば鋼板素材からプレス加工等によ
り成形したもので、その一方の端面には複数の凹状の軌
道面4a1が同一円周上に形成されている。各軌道面4
a1は環状形状のものであり、各軌道面4a1に配され
たボール4cは、旋回スクロール部材1の偏心回転に伴
って、軌道面4a1のピッチ円PCD上を転動する。軌
道面4a1のピッチ円PCDの直径dは、偏心量eと等
しい。軌道輪4aの内周4a2は非円形状例えば四角形
状、外周4a3は円形状である。
【0016】また、図3に示すように、軌道輪4aの内
周4a2に対応して、スクロール部材1の装着部1aの
肩部1a1も非円形状例えば四角形状に形成されてい
る。軌道輪4aを装着部1aに装着するに際しては、軌
道輪4aの四角形状の内周4a2を、装着部1aの四角
形状の肩部1a1に嵌合する。このようにして、軌道輪
4aの内周4a2を装着部1aの肩部1a1に非円形嵌
合することによって、軌道輪4aの旋回スクロール部材
1に対する回り止めがなされる。したがって、従来のよ
うに、回り止め手段を別途設ける必要がなくなる。
【0017】図4に示す実施形態は、旋回側の軌道輪4
aの内周4a2を楕円形状にしたもである。軌道輪4a
の内周4a2に対応して、旋回スクロール部材1の装着
部1aの肩部1a1も楕円形状に形成し、両者を非円形
嵌合する。
【0018】図5は、静止側の軌道輪4bを例示してい
る。軌道輪4bも例えば鋼板素材からプレス加工等によ
り成形したもので、その一方の端面には複数の凹状の軌
道面4b1が同一円周上に、旋回側の軌道輪4aの軌道
面4a1と位相を同じくして形成されている。各軌道面
4b1は環状形状のものであり、各軌道面4b1に配さ
れたボール4cは、旋回スクロール部材1の偏心回転に
伴って、軌道面4b1のピッチ円PCD上を転動する。
軌道面4b1のピッチ円PCDの直径dは、偏心量eと
等しい。軌道輪4bの外周4b2は非円形状例えば四角
形状、内周4b3は円形状である。また、図示は省略す
るが、軌道輪4bの外周4b2に対応して、静止フレー
ム3の装着部3aの肩部3a1も非円形状例えば四角形
状に形成されている。軌道輪4bを装着部3aに装着す
るに際しては、軌道輪4bの四角形状の外周4b2を、
装着部3aの四角形状の肩部3a1に嵌合する。このよ
うにして、軌道輪4bの外周4b2を装着部3aの肩部
3a1に非円形嵌合することによって、軌道輪4bの静
止フレーム3(及び静止スクロール部材2)に対する回
り止めがなされる。したがって、従来のように、回り止
め手段を別途設ける必要がなくなる。
【0019】図6に示す実施形態は、軌道輪4a(又は
/及び軌道輪4b)の、内周4a2(4b3)及び外周
4a3(4b2)を非円形状例えば四角形状にしたもの
である。軌道輪4aの内周4a2(軌道輪4bの外周4
b2)は、上述した態様で、旋回スクロール部材1の装
着部1aの肩部1a1(静止フレーム3の装着部3aの
肩部3a1)に非円形嵌合される。旋回側の軌道輪4a
と静止側の軌道輪4bとを同一形状にすることができる
ので、製造工程、組立工程、部品管理の簡略化を図るこ
とができる。
【0020】尚、上記のような非円形嵌合による回り止
めは、旋回側の軌道輪4a及び静止側の軌道輪4bのう
ち少なくとも一方に施せば良い。また、そのような非円
形嵌合は、以上に例示した四角形嵌合、楕円形嵌合に限
らず、三角形嵌合、六角形嵌合等、種々の非円形状によ
る嵌合構造を採用することができる。さらに、装着部を
以上に例示した段状ではなく、環状溝状(内径側と外径
側にそれぞれ肩部を有する形状)にする場合は、軌道輪
の内周及び外周の双方を環状溝状の装着部のそれぞれの
肩部に非円形嵌合するようにしても良い。また、静止側
の装着部は静止スクロール部材に形成しても良い。本発
明は、スクロール圧縮機用スラスト玉軸受に限らず、相
互間で偏心回転運動を行なう二つの部材間に介在して、
スラスト荷重を支持するスラスト玉軸受一般に適用する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来構成におけるピン係合、凹凸係合、加締等の回り止
め手段を別途設ける必要がなくなるので、寸法的な制約
が厳しい場合への対応が容易であり、しかも、軸受機能
を低下させる心配もない。また、回り止め手段を別途設
ける必要がなくなる分、軸受寸法を縮小させることも可
能になる。さらに、組立作業も簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクロール圧縮機におけるスラスト玉軸受の周
辺部を示す断面図(図a)、スラスト玉軸受の近傍を示
す拡大断面図(図b)である。
【図2】旋回側の軌道輪を示す平面図である。
【図3】旋回側の軌道輪の装着態様を示す斜視図であ
る。
【図4】他の実施形態に係わる軌道輪を示す平面図であ
る。
【図5】他の実施形態に係わる軌道輪を示す平面図であ
る。
【図6】他の実施形態に係わる軌道輪を示す平面図であ
る。
【図7】スクロール圧縮機の一形態を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の軌道輪を示す平面図である。
【符号の説明】
1 旋回スクロール部材 1a 装着部 2 静止スクール部材 3 静止フレーム 3a 装着部 4 スラスト玉軸受 4a 軌道輪 4b 軌道輪 4c ボール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互間で偏心回転運動を行なう二つの部
    材の、軸方向に相対向した装着部にそれぞれ固定される
    一対の軌道輪と、これら軌道輪に形成された軌道面間に
    介在するボールとを備え、 少なくとも一方の軌道輪の内周又は外周、あるいは、内
    周及び外周が前記装着部に非円形嵌合されることを特徴
    とするスラスト玉軸受。
  2. 【請求項2】 軸方向に相対向配置される一対の軌道輪
    と、これら軌道輪に形成された軌道面間に介在するボー
    ルとを備え、 少なくとも一方の軌道輪の内周又は外周、あるいは、内
    周及び外周が非円形状であることを特徴とするスラスト
    玉軸受。
JP8425396A 1996-04-05 1996-04-05 スラスト玉軸受 Pending JPH09273545A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8425396A JPH09273545A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 スラスト玉軸受
US08/834,505 US5758978A (en) 1996-04-05 1997-04-04 Thrust ball bearing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8425396A JPH09273545A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 スラスト玉軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09273545A true JPH09273545A (ja) 1997-10-21

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ID=13825305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8425396A Pending JPH09273545A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 スラスト玉軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09273545A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6315460B1 (en) 1999-12-29 2001-11-13 Visteon Global Technologies, Inc. Orbital motion bearing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6315460B1 (en) 1999-12-29 2001-11-13 Visteon Global Technologies, Inc. Orbital motion bearing

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Legal Events

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