JPH09273899A - 花火打ち上げ筒の蓋 - Google Patents
花火打ち上げ筒の蓋Info
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- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 打上げ準備が容易に行え、しかも煙火玉の早
期発射の誘発を可及的に防止することができる花火打ち
上げ筒の蓋を提供する。 【解決手段】 打ち上げ筒の上部内に挿入される皿状の
蓋22において、その側壁部26の一側から底部24の
中央まで切り込み線30を設け、該切り込み線30を拡
開させてその一側から延時導火線12を底部24中央ま
で差し込んで挿通してから、当該蓋22を打ち上げ筒上
部に挿入して組み付け、延時導火線12の先端を打ち上
げ筒の外部に引き出す。
期発射の誘発を可及的に防止することができる花火打ち
上げ筒の蓋を提供する。 【解決手段】 打ち上げ筒の上部内に挿入される皿状の
蓋22において、その側壁部26の一側から底部24の
中央まで切り込み線30を設け、該切り込み線30を拡
開させてその一側から延時導火線12を底部24中央ま
で差し込んで挿通してから、当該蓋22を打ち上げ筒上
部に挿入して組み付け、延時導火線12の先端を打ち上
げ筒の外部に引き出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打ち上げ花火等の
打ち上げ筒、特にその蓋に関するものである。
打ち上げ筒、特にその蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図4に示すように、打ち上げ花
火の煙火玉2の打ち上げは、有底筒でなる打上筒4の底
部に打揚火薬6を袋詰めにして装填し、この火薬袋8上
にのせて配置した煙火玉2を当該打揚火薬6の爆発圧力
によって上空高くまで打ち上げる。
火の煙火玉2の打ち上げは、有底筒でなる打上筒4の底
部に打揚火薬6を袋詰めにして装填し、この火薬袋8上
にのせて配置した煙火玉2を当該打揚火薬6の爆発圧力
によって上空高くまで打ち上げる。
【0003】火薬袋8には、長めの速火導火線10の下
端部が挿入されていて、この速火導火線10は煙火玉2
と打ち上げ筒4との空隙を通じて当該打ち上げ筒4の上
方に延び、その先端に接続された延時導火線12が打ち
上げ筒4の上端を覆って設けられた紙蓋14を貫通して
外部に導き出されており、この延時導火線12への着火
により打揚火薬6を爆発させる。ここで、延時導火線1
2は紙蓋14の中央に形成された挿通穴14a(図7参
照)を通じて外部に導き出されている。また、延時導火
線12への着火から打揚火薬6の爆発までの時間は当該
延時導火線12の長さ(1cmで約1秒)によって調節
され、上記速火導火線10は着火するとほぼ瞬時に打揚
火薬6を点火爆発させる。
端部が挿入されていて、この速火導火線10は煙火玉2
と打ち上げ筒4との空隙を通じて当該打ち上げ筒4の上
方に延び、その先端に接続された延時導火線12が打ち
上げ筒4の上端を覆って設けられた紙蓋14を貫通して
外部に導き出されており、この延時導火線12への着火
により打揚火薬6を爆発させる。ここで、延時導火線1
2は紙蓋14の中央に形成された挿通穴14a(図7参
照)を通じて外部に導き出されている。また、延時導火
線12への着火から打揚火薬6の爆発までの時間は当該
延時導火線12の長さ(1cmで約1秒)によって調節
され、上記速火導火線10は着火するとほぼ瞬時に打揚
火薬6を点火爆発させる。
【0004】そして、連続打ち上げを行う場合には、図
5に示すように、多数並設配置した打上筒4,4…の上
方を横断するように一斉着火用速火導火線18を引き回
し、この一斉着火用速火導火線18に各打ち上げ上筒4
上端の紙蓋14中央部分から外部に導き出した延時導火
線12の先端を着火線16を介して撚り結び、当該速火
導火線18により各打ち上げ筒4の延時導火線12に一
斉に着火させ、この延時導火線12の短いものから順に
煙火玉2が打ち上げ発射されるようにしている。
5に示すように、多数並設配置した打上筒4,4…の上
方を横断するように一斉着火用速火導火線18を引き回
し、この一斉着火用速火導火線18に各打ち上げ上筒4
上端の紙蓋14中央部分から外部に導き出した延時導火
線12の先端を着火線16を介して撚り結び、当該速火
導火線18により各打ち上げ筒4の延時導火線12に一
斉に着火させ、この延時導火線12の短いものから順に
煙火玉2が打ち上げ発射されるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、花火の打ち
上げ準備段階として、従来では、図6に示すように火薬
袋8と速火導火線10と延時導火線12並びに着火線1
6とを順次接続するとともに、延時導火線12部分には
予め紙蓋14を装着した予備組立体20を予め工場で作
製しておき、打上げ現場では多数並設配置した打ち上げ
筒4, 4…内に順次上記予備組立体20と煙火玉2とを
装填して、上記の図5に示す状態にセッティングするよ
うにしていた。
上げ準備段階として、従来では、図6に示すように火薬
袋8と速火導火線10と延時導火線12並びに着火線1
6とを順次接続するとともに、延時導火線12部分には
予め紙蓋14を装着した予備組立体20を予め工場で作
製しておき、打上げ現場では多数並設配置した打ち上げ
筒4, 4…内に順次上記予備組立体20と煙火玉2とを
装填して、上記の図5に示す状態にセッティングするよ
うにしていた。
【0006】しかしながら、このような従来のセッティ
ング方法では、上記予備組立体20を作製するにあたっ
て、延時導火線12が短い場合に、この延時導火線12
を先に紙蓋14に挿通させた状態では当該延時導火線1
2と速火導火線10との接続がし難くなる一方、延時導
火線12の紙蓋14への挿通を後にすると当該延時導火
線12の紙蓋14への挿通がし難くなるなど、いずれに
しても手間がかかるという問題があった。
ング方法では、上記予備組立体20を作製するにあたっ
て、延時導火線12が短い場合に、この延時導火線12
を先に紙蓋14に挿通させた状態では当該延時導火線1
2と速火導火線10との接続がし難くなる一方、延時導
火線12の紙蓋14への挿通を後にすると当該延時導火
線12の紙蓋14への挿通がし難くなるなど、いずれに
しても手間がかかるという問題があった。
【0007】また、作製した予備組立体20は必要数を
束ねて箱詰めにした状態で、打ち上げ現場に運搬する
が、紙蓋14がかさばって大きなスペースをとってしま
うという問題や、このかさばるのに起因して運搬の際に
紙蓋14や延時導火線12が損傷され易いといった問題
があった。
束ねて箱詰めにした状態で、打ち上げ現場に運搬する
が、紙蓋14がかさばって大きなスペースをとってしま
うという問題や、このかさばるのに起因して運搬の際に
紙蓋14や延時導火線12が損傷され易いといった問題
があった。
【0008】そこで、これらの問題点を改善する方法と
して、図8〜図9に示すように予備組立体20´として
は紙蓋14は取り付けないようにするとともに、紙蓋1
4には挿通穴のないものを使用して現場で最後に取り付
けるようにし、延時導火線12は打ち上げ筒4と紙蓋1
4との間から外部に導き出してそれらではさむことも考
えられるが、このようにすると図10に示すように延時
導火線12をはさんだ部分に隙間sが生じることを避け
難い。そして、このような隙間sがあると延時導火線1
2に火を着けるための一斉着火用速火導火線18の火の
粉や、隣接する打上筒からの打ち上げの際の火の粉が飛
来して当該隙間sから内部に入り込み、打ち上げタイミ
ングがまだ到来していない打上筒から煙火玉2が早期に
打ち上げ発射されてしまうという虞れがある。
して、図8〜図9に示すように予備組立体20´として
は紙蓋14は取り付けないようにするとともに、紙蓋1
4には挿通穴のないものを使用して現場で最後に取り付
けるようにし、延時導火線12は打ち上げ筒4と紙蓋1
4との間から外部に導き出してそれらではさむことも考
えられるが、このようにすると図10に示すように延時
導火線12をはさんだ部分に隙間sが生じることを避け
難い。そして、このような隙間sがあると延時導火線1
2に火を着けるための一斉着火用速火導火線18の火の
粉や、隣接する打上筒からの打ち上げの際の火の粉が飛
来して当該隙間sから内部に入り込み、打ち上げタイミ
ングがまだ到来していない打上筒から煙火玉2が早期に
打ち上げ発射されてしまうという虞れがある。
【0009】本発明このような事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、打上げ準備が容易に行え、しか
も煙火玉の早期発射の誘発を可及的に防止することがで
きる花火打ち上げ筒の蓋を提供することにある。
のであり、その目的は、打上げ準備が容易に行え、しか
も煙火玉の早期発射の誘発を可及的に防止することがで
きる花火打ち上げ筒の蓋を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、打ち上げ筒の上部内に挿
入される蓋であって、打ち上げ筒の内径より若干小径の
底部と、該底部の外周縁から打ち上げ筒の内周に摺接す
るように一体に起立された側壁部とを具備すると共に、
この側壁部の一側から上記底部の中間部まで設けた切り
込み線を有し、該切り込み線を通して打ち上げ用火薬へ
の点火線を上記打ち上げ筒の内部に挿通させ得る構成と
したものである。
め、請求項1に記載の発明は、打ち上げ筒の上部内に挿
入される蓋であって、打ち上げ筒の内径より若干小径の
底部と、該底部の外周縁から打ち上げ筒の内周に摺接す
るように一体に起立された側壁部とを具備すると共に、
この側壁部の一側から上記底部の中間部まで設けた切り
込み線を有し、該切り込み線を通して打ち上げ用火薬へ
の点火線を上記打ち上げ筒の内部に挿通させ得る構成と
したものである。
【0011】また請求項2の発明は、上記した請求項1
の花火打ち上げ筒の蓋において、上記切り込み線は上記
側壁部において底部側から端縁部に向けて楔状に拡開形
成されている構成としたものである。
の花火打ち上げ筒の蓋において、上記切り込み線は上記
側壁部において底部側から端縁部に向けて楔状に拡開形
成されている構成としたものである。
【0012】上記請求項1の打ち上げ筒の蓋によれば、
切り込み線の左右部分を上下に捻るなどして当該部位を
拡開することで、点火線を側壁部の一側から底部中間部
まで容易に差し込んで挿通配置させることができるの
で、打ち上げ筒内に打ち上げ用火薬やこの火薬に点火す
る点火線および煙火玉を装填し終えた後からでも、その
点火線を容易に蓋の底部の中間に挿通させて打ち上げ筒
の上部に組み付けることができ、よって打ち上げ現場で
のセットアップが可及的に簡易に、かつ迅速に行えるよ
うになり、特に多数の煙火玉の連続打ち上げ行う場合の
セットアップ作業の簡易化が図れる。
切り込み線の左右部分を上下に捻るなどして当該部位を
拡開することで、点火線を側壁部の一側から底部中間部
まで容易に差し込んで挿通配置させることができるの
で、打ち上げ筒内に打ち上げ用火薬やこの火薬に点火す
る点火線および煙火玉を装填し終えた後からでも、その
点火線を容易に蓋の底部の中間に挿通させて打ち上げ筒
の上部に組み付けることができ、よって打ち上げ現場で
のセットアップが可及的に簡易に、かつ迅速に行えるよ
うになり、特に多数の煙火玉の連続打ち上げ行う場合の
セットアップ作業の簡易化が図れる。
【0013】また、打ち上げ用火薬の火薬袋や点火線等
を予め工場で組み付けて作製しておく予備組立体には蓋
を含めなくて済むので、予備組立体がかさばらなくな
り、もって運搬が容易になるとともに、従来生じていた
蓋のかさばりに起因した点火線等の損傷も防止できる。
を予め工場で組み付けて作製しておく予備組立体には蓋
を含めなくて済むので、予備組立体がかさばらなくな
り、もって運搬が容易になるとともに、従来生じていた
蓋のかさばりに起因した点火線等の損傷も防止できる。
【0014】さらに、点火線は蓋の底部中間部に挿通す
るので、蓋と打ち上げ筒との間に隙間が生じることが無
く、よって隙間を通じて外部から火の粉が打ち上げ筒内
に入り込むことが無く、打ち上げタイミングが到来して
いない煙火玉の誘発による誤発射を有効に防止すること
ができる。
るので、蓋と打ち上げ筒との間に隙間が生じることが無
く、よって隙間を通じて外部から火の粉が打ち上げ筒内
に入り込むことが無く、打ち上げタイミングが到来して
いない煙火玉の誘発による誤発射を有効に防止すること
ができる。
【0015】また請求項2の打上筒の蓋によれば、打ち
上げ筒の内径と蓋の外形との間に多少の径の相違があっ
ても、側壁部に設けた切り込み線部分のくさび状の隙間
により、その相違が吸収されるから、両者の密接性をよ
り良好と成し得る。
上げ筒の内径と蓋の外形との間に多少の径の相違があっ
ても、側壁部に設けた切り込み線部分のくさび状の隙間
により、その相違が吸収されるから、両者の密接性をよ
り良好と成し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る打ち上げ筒
の蓋について図示の実施の形態例に基づいて説明する。
の蓋について図示の実施の形態例に基づいて説明する。
【0017】図1〜図3は本発明に係る打ち上げ筒の蓋
を示すもので、図1はその斜視図、図2は蓋に点火線と
しての延時導火線を取り付ける時の状態を説明する図、
図3はその延時導火線取付後の状態を示す平面図であ
る。なお、前述の従来技術で説明した図4および図5並
びに図8に示される内容は、蓋以外の他の部分で本実施
例においても共通する。よって、以下の説明では図4,
図5, 図8も参照しながら本実施例の蓋について詳述す
る。
を示すもので、図1はその斜視図、図2は蓋に点火線と
しての延時導火線を取り付ける時の状態を説明する図、
図3はその延時導火線取付後の状態を示す平面図であ
る。なお、前述の従来技術で説明した図4および図5並
びに図8に示される内容は、蓋以外の他の部分で本実施
例においても共通する。よって、以下の説明では図4,
図5, 図8も参照しながら本実施例の蓋について詳述す
る。
【0018】図1に示すように、本実施例における蓋2
2は打ち上げ筒4の上部内径より若干小径の円形板状の
底部24と、その外周縁から一体に起立され、打ち上げ
筒4の内周に摺接するように立ち上げられた側壁部26
とを有し、全体として皿状に、つまり側壁部26がやや
上開き状に形成されている。また、底部24には、その
中間部、ここでは底部24のほぼ中央に、点火線たる延
時導火線12を挿通配置させるための挿通穴28が設け
られている。この挿通穴28は、延時導火線12に見合
う直径のポンチ等の先鋭な工具で底部24の片面から押
し開けたものから成る。
2は打ち上げ筒4の上部内径より若干小径の円形板状の
底部24と、その外周縁から一体に起立され、打ち上げ
筒4の内周に摺接するように立ち上げられた側壁部26
とを有し、全体として皿状に、つまり側壁部26がやや
上開き状に形成されている。また、底部24には、その
中間部、ここでは底部24のほぼ中央に、点火線たる延
時導火線12を挿通配置させるための挿通穴28が設け
られている。この挿通穴28は、延時導火線12に見合
う直径のポンチ等の先鋭な工具で底部24の片面から押
し開けたものから成る。
【0019】なお、ここまでの構成は、図7等に示す上
記従来の蓋14と同じであり、本実施例の蓋22もやは
り紙製である。ここで、蓋22は合成樹脂等で形成して
も良いが、打ち上げ時の耐熱性や周辺への飛散等を考慮
すると、瞬間耐熱性があり、かつ軽量な紙を使用するこ
とが望ましく、特に、打ち上げ時には何処まで飛散する
か判らないという回収の困難性を勘案すると、環境汚損
の面からしても自然分解性に優れた紙を使用することが
現時点では最良である。
記従来の蓋14と同じであり、本実施例の蓋22もやは
り紙製である。ここで、蓋22は合成樹脂等で形成して
も良いが、打ち上げ時の耐熱性や周辺への飛散等を考慮
すると、瞬間耐熱性があり、かつ軽量な紙を使用するこ
とが望ましく、特に、打ち上げ時には何処まで飛散する
か判らないという回収の困難性を勘案すると、環境汚損
の面からしても自然分解性に優れた紙を使用することが
現時点では最良である。
【0020】ところで、本実施例の蓋22にあっては、
上記側壁部26の一側から、この底部24の中間部の挿
通穴28にかけて、切り込み線30が設けられている。
この切り込み線30はここではカッターナイフで形成さ
れている。また、この切り込み線30のうち側壁部26
における切り込み線部分30aは、その底部24側から
起立した端縁側に向けて、上開きのくさび状に形成さ
れ、打ち上げ筒4内に挿入したとき、切り込み線部分3
0aを中心として左右の側壁部分が内側に寄って、打ち
上げ筒4の内径にぴったりと合致する調整部として機能
するようになっている。
上記側壁部26の一側から、この底部24の中間部の挿
通穴28にかけて、切り込み線30が設けられている。
この切り込み線30はここではカッターナイフで形成さ
れている。また、この切り込み線30のうち側壁部26
における切り込み線部分30aは、その底部24側から
起立した端縁側に向けて、上開きのくさび状に形成さ
れ、打ち上げ筒4内に挿入したとき、切り込み線部分3
0aを中心として左右の側壁部分が内側に寄って、打ち
上げ筒4の内径にぴったりと合致する調整部として機能
するようになっている。
【0021】この蓋22によれば、図2に示すように、
延時導火線12は切り込み線30部分から差し込まれ
て、この切り込み線30に沿ってその底部24中間部の
挿通穴28部分まで移動されて蓋22の当該挿通穴28
部位に挿通配置される。この際、蓋22は切り込み線3
0の左右を上下に捻るようにすれば、当該切り込み線3
0部分が容易に拡開するので、延時導火線12を損傷さ
せることなく簡易にかつ迅速に挿通装着できる。
延時導火線12は切り込み線30部分から差し込まれ
て、この切り込み線30に沿ってその底部24中間部の
挿通穴28部分まで移動されて蓋22の当該挿通穴28
部位に挿通配置される。この際、蓋22は切り込み線3
0の左右を上下に捻るようにすれば、当該切り込み線3
0部分が容易に拡開するので、延時導火線12を損傷さ
せることなく簡易にかつ迅速に挿通装着できる。
【0022】従って、図8に示す予備組立体20´を煙
火玉2とともに打ち上げ筒4内に装填した後でも、何ら
の造作もなくきわめて容易にその予備組立体20´とし
て組み立てられている延時導火線12の部位に装着で
き、爾後、蓋22を打ち上げ筒4の上部内に押し込んで
挿入するだけの簡単な作業で、個々の打ち上げ筒のセッ
トアップを完了できる。
火玉2とともに打ち上げ筒4内に装填した後でも、何ら
の造作もなくきわめて容易にその予備組立体20´とし
て組み立てられている延時導火線12の部位に装着で
き、爾後、蓋22を打ち上げ筒4の上部内に押し込んで
挿入するだけの簡単な作業で、個々の打ち上げ筒のセッ
トアップを完了できる。
【0023】そして、蓋22は、底部24が打ち上げ筒
4の内径より若干小さく、側壁部26が上開き状に拡開
した皿状に形成されているため、打ち上げ筒4の上部内
に上方から容易に入ると共に、その側壁部26が打ち上
げ筒4の内面にぴったりと合致する。そして打ち上げ筒
4の内径と蓋22の外形との間に多少の径の相違があっ
ても、側壁部26に設けた切り込み線部分30aのくさ
び状の隙間により、その相違が吸収され、両者の密接性
は阻害されない。
4の内径より若干小さく、側壁部26が上開き状に拡開
した皿状に形成されているため、打ち上げ筒4の上部内
に上方から容易に入ると共に、その側壁部26が打ち上
げ筒4の内面にぴったりと合致する。そして打ち上げ筒
4の内径と蓋22の外形との間に多少の径の相違があっ
ても、側壁部26に設けた切り込み線部分30aのくさ
び状の隙間により、その相違が吸収され、両者の密接性
は阻害されない。
【0024】また、挿通穴28は、延時導火線12に見
合う直径のポンチ等の先鋭な工具で底部24の片面から
押し開けたものから成るため、延時導火線12の周囲
は、挿通穴28の周囲に残っている破れた紙片のめくれ
により包囲され、この挿通穴28における延時導火線1
2の周囲にも隙間は殆ど生じない。
合う直径のポンチ等の先鋭な工具で底部24の片面から
押し開けたものから成るため、延時導火線12の周囲
は、挿通穴28の周囲に残っている破れた紙片のめくれ
により包囲され、この挿通穴28における延時導火線1
2の周囲にも隙間は殆ど生じない。
【0025】連続打ち上げを行う場合には、図5の従来
と同様に、多数並設配置した打ち上げ筒4,4…の上方
を横断するようにして引き回した一斉点火用速火導火線
18に、各打ち上げ筒4から外部に導出された延時導火
線12先端の着火線16を捩って接続すれば良い。
と同様に、多数並設配置した打ち上げ筒4,4…の上方
を横断するようにして引き回した一斉点火用速火導火線
18に、各打ち上げ筒4から外部に導出された延時導火
線12先端の着火線16を捩って接続すれば良い。
【0026】すなわち、上記のように打ち上げ筒4は蓋
22により封鎖された状態で、延時導火線12が外部へ
引き出されるため、その内部に隣接する打ち上げ筒4か
ら煙火玉2が打ち上げられたときの火の粉や、一斉着火
用速火導火線18からの火の粉が入り込むことが無く、
よってまだ打ち上げタイミングが到来していない打ち上
げ筒4の煙火玉2が誘発されて誤発射されてしまうとい
う現象を防止できる。
22により封鎖された状態で、延時導火線12が外部へ
引き出されるため、その内部に隣接する打ち上げ筒4か
ら煙火玉2が打ち上げられたときの火の粉や、一斉着火
用速火導火線18からの火の粉が入り込むことが無く、
よってまだ打ち上げタイミングが到来していない打ち上
げ筒4の煙火玉2が誘発されて誤発射されてしまうとい
う現象を防止できる。
【0027】また、蓋22を現場で簡単に装着できるか
ら、工場で予め組み立てておく予備組立体20´に当該
蓋22を含めなくてすみ、このためこの予備組立体20
´を現場まで運搬する際にも、蓋22がかさばって場所
をとることが無く、さらにこのかさばりに起因する延時
導火線12や速火導火線10の破損も生じることがな
い。
ら、工場で予め組み立てておく予備組立体20´に当該
蓋22を含めなくてすみ、このためこの予備組立体20
´を現場まで運搬する際にも、蓋22がかさばって場所
をとることが無く、さらにこのかさばりに起因する延時
導火線12や速火導火線10の破損も生じることがな
い。
【0028】このように、上記図1〜図3に示すような
切り込み線30を設けた蓋22の利用は、その取り付け
作業が簡単に成し得るから、特に連続打ち上げを行う場
合において、数多くの打ち上げ筒4,4…に対しても簡
易に短時間で取り付けることができ、現場での打ち上げ
準備作業の可及的な簡易化が図れるとともに、誘発によ
る誤発射を完全に防止する手段として非常に有効で、安
全性の向上にも寄与し得る。
切り込み線30を設けた蓋22の利用は、その取り付け
作業が簡単に成し得るから、特に連続打ち上げを行う場
合において、数多くの打ち上げ筒4,4…に対しても簡
易に短時間で取り付けることができ、現場での打ち上げ
準備作業の可及的な簡易化が図れるとともに、誘発によ
る誤発射を完全に防止する手段として非常に有効で、安
全性の向上にも寄与し得る。
【0029】なお、切り込み線30及び挿通穴28は蓋
10をプレス成形機で型形成する際に、同時に形成する
と良い。また、図3に示すように蓋22の組み付け後に
は、切り込み線30部分にクラフトテープ32などを張
り付けておくようにすれば、より確実に誤発射の発生を
防止できる。
10をプレス成形機で型形成する際に、同時に形成する
と良い。また、図3に示すように蓋22の組み付け後に
は、切り込み線30部分にクラフトテープ32などを張
り付けておくようにすれば、より確実に誤発射の発生を
防止できる。
【0030】また、上述の実施例においては打ち上げ花
火の点火線に火薬式の速火導火線10,18や延時導火
線12を用いたものに本発明に係る蓋を使用する場合を
示したが、本発明に係る蓋22は点火線に電線を用いた
電気点火式にも適用し得る。
火の点火線に火薬式の速火導火線10,18や延時導火
線12を用いたものに本発明に係る蓋を使用する場合を
示したが、本発明に係る蓋22は点火線に電線を用いた
電気点火式にも適用し得る。
【0031】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
な優れた効果が得られる。
【0032】(1)請求項1の打ち上げ筒の蓋によれ
ば、切り込み線の左右部分を上下に捻るなどして当該部
位を拡開することで、点火線を側壁部の一側から底部中
間部まで容易に差し込んで挿通配置させることができる
ので、打ち上げ筒内に打ち上げ用火薬やこの火薬に点火
する点火線および煙火玉を装填し終えた後からでも、そ
の点火線を容易に蓋の底部の中間に挿通させて打ち上げ
筒の上部に組み付けることができ、よって打ち上げ現場
でのセットアップが可及的に簡易に、かつ迅速に行える
ようになり、特に多数の煙火玉の連続打ち上げ行う場合
のセットアップ作業の簡易化が図れる。
ば、切り込み線の左右部分を上下に捻るなどして当該部
位を拡開することで、点火線を側壁部の一側から底部中
間部まで容易に差し込んで挿通配置させることができる
ので、打ち上げ筒内に打ち上げ用火薬やこの火薬に点火
する点火線および煙火玉を装填し終えた後からでも、そ
の点火線を容易に蓋の底部の中間に挿通させて打ち上げ
筒の上部に組み付けることができ、よって打ち上げ現場
でのセットアップが可及的に簡易に、かつ迅速に行える
ようになり、特に多数の煙火玉の連続打ち上げ行う場合
のセットアップ作業の簡易化が図れる。
【0033】また、打ち上げ用火薬の火薬袋や点火線等
を予め工場で組み付けて作製しておく予備組立体には蓋
を含めなくて済むので、予備組立体がかさばらなくな
り、もって運搬が容易になるとともに、従来生じていた
蓋のかさばりに起因した点火線等の損傷も防止できる。
を予め工場で組み付けて作製しておく予備組立体には蓋
を含めなくて済むので、予備組立体がかさばらなくな
り、もって運搬が容易になるとともに、従来生じていた
蓋のかさばりに起因した点火線等の損傷も防止できる。
【0034】さらに、点火線は蓋の底部中間部に挿通す
るので、蓋と打ち上げ筒との間に隙間が生じることが無
く、よって隙間を通じて外部から火の粉が打ち上げ筒内
に入り込むことが無く、打ち上げタイミングが到来して
いない煙火玉の誘発による誤発射を有効に防止すること
ができる。
るので、蓋と打ち上げ筒との間に隙間が生じることが無
く、よって隙間を通じて外部から火の粉が打ち上げ筒内
に入り込むことが無く、打ち上げタイミングが到来して
いない煙火玉の誘発による誤発射を有効に防止すること
ができる。
【0035】(2)請求項2の打上筒の蓋によれば、打
ち上げ筒の内径と蓋の外形との間に多少の径の相違があ
っても、側壁部に設けた切り込み線部分のくさび状の隙
間により、その相違が吸収されるから、両者の密接性を
より良好と成し得る。
ち上げ筒の内径と蓋の外形との間に多少の径の相違があ
っても、側壁部に設けた切り込み線部分のくさび状の隙
間により、その相違が吸収されるから、両者の密接性を
より良好と成し得る。
【図1】本発明に係る花火打ち上げ筒の蓋の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1の蓋に延時導火線を差し込み装着する様子
を示す図である。
を示す図である。
【図3】延時導火線取付後の状態を示す平面図である。
【図4】打ち上げ準備の完了状態を説明する打ち上げ筒
の断面図で、本発明と従来とで共通する図である。
の断面図で、本発明と従来とで共通する図である。
【図5】連続打ち上げを行う時の花火打ち上げ筒を示す
図で、本発明と従来とで共通する図である。
図で、本発明と従来とで共通する図である。
【図6】予め工場で作製する予備組立体の従来例を示す
図である。
図である。
【図7】従来の蓋を示す平面図である。
【図8】予備組立体の別の従来例を示す図で、本発明の
実施例にも共通するものである。
実施例にも共通するものである。
【図9】図8の予備組立体を用いて打ち上げ準備を完了
させた別の従来例を示す打ち上げ筒の断面図である。
させた別の従来例を示す打ち上げ筒の断面図である。
【図10】図9の平面図である。
2 煙火玉 4 打ち上げ
筒 6 打揚火薬 8 火薬袋 10 速火導火線 12 延時導
火線 16 着火線 18 連続打
ち上げ用速火導火線 20´ 予備組立体 22 蓋 24 底部 26 側壁部 28 挿通穴 30 切り込
み線
筒 6 打揚火薬 8 火薬袋 10 速火導火線 12 延時導
火線 16 着火線 18 連続打
ち上げ用速火導火線 20´ 予備組立体 22 蓋 24 底部 26 側壁部 28 挿通穴 30 切り込
み線
Claims (2)
- 【請求項1】 打ち上げ筒の上部内に挿入される蓋であ
って、打ち上げ筒の内径より若干小径の底部と、該底部
の外周縁から打ち上げ筒の内周に摺接するように一体に
起立された側壁部とを具備すると共に、この側壁部の一
側から上記底部の中間部まで設けた切り込み線を有し、
該切り込み線を通して打ち上げ用火薬への点火線を上記
打ち上げ筒内に挿通させ得る構成としたことを特徴とす
る花火打ち上げ筒の蓋。 - 【請求項2】 上記切り込み線は上記側壁部において底
部側から端縁部に向けて楔状に拡開形成されていること
を特徴とする請求項1記載の花火打ち上げ筒の蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7872696A JPH09273899A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 花火打ち上げ筒の蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7872696A JPH09273899A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 花火打ち上げ筒の蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09273899A true JPH09273899A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13669894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7872696A Pending JPH09273899A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 花火打ち上げ筒の蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09273899A (ja) |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP7872696A patent/JPH09273899A/ja active Pending
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