JPH09274195A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH09274195A JPH09274195A JP8081823A JP8182396A JPH09274195A JP H09274195 A JPH09274195 A JP H09274195A JP 8081823 A JP8081823 A JP 8081823A JP 8182396 A JP8182396 A JP 8182396A JP H09274195 A JPH09274195 A JP H09274195A
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- crystal display
- display device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大画面化、高精細化、高速化のための構成に
起因するクロストークや輝度傾斜による表示ムラがなく
せる液晶表示装置を提供とする。 【解決手段】 ガラス基板1に溝部13を設け、その上
に金属層14と透明電極3を形成する。溝部13はサン
ドブラスト、エッチング、ダイシングソウにより形成
し、金属層14は無電解メッキ、印刷法、蒸着法を用い
て形成する。
起因するクロストークや輝度傾斜による表示ムラがなく
せる液晶表示装置を提供とする。 【解決手段】 ガラス基板1に溝部13を設け、その上
に金属層14と透明電極3を形成する。溝部13はサン
ドブラスト、エッチング、ダイシングソウにより形成
し、金属層14は無電解メッキ、印刷法、蒸着法を用い
て形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス基板間に液
晶を挟持してなる液晶パネルに画像を表示する液晶表示
装置に関するものである。
晶を挟持してなる液晶パネルに画像を表示する液晶表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子は、陰極線管(以
下、CRTと呼ぶ)に比べて、画面サイズや画素数にお
いて劣っているが、その反面、重量や体積において優れ
ており、携帯性を重視した製品分野に位置することがで
きた。現在では、ノート型パソコンやワープロで用いら
れている液晶表示装置として、10〜12インチサイズ
程度で640×480ドット、又は600×800ドッ
トの画素数のものが用意されており、CRTの画素数に
は劣るがディスプレイとして十分優れた表示性能を示す
ことができる。
下、CRTと呼ぶ)に比べて、画面サイズや画素数にお
いて劣っているが、その反面、重量や体積において優れ
ており、携帯性を重視した製品分野に位置することがで
きた。現在では、ノート型パソコンやワープロで用いら
れている液晶表示装置として、10〜12インチサイズ
程度で640×480ドット、又は600×800ドッ
トの画素数のものが用意されており、CRTの画素数に
は劣るがディスプレイとして十分優れた表示性能を示す
ことができる。
【0003】しかし、単純マトリクス型の液晶表示装置
では、液晶パネルや駆動回路の設計によってはクロスト
ークという現象が発生し、表示するパターンの種類によ
ってクロストークの度合いに差が生じる。このクロスト
ークとは、映し出された画像の縦横方向に影が確認され
る状態(シャドウイング)になることであり、これは、
液晶パネルの駆動方法として線順次方式により、ある画
素を点灯するように電圧印加すると、点灯させる画素以
外にも多少の電圧が加わって、正規と違う表示を行うた
めに発生する。また、交流化信号の際にも信号波形の歪
み分が発生し、その電圧分の印加によってもクロストー
クが発生する。さらにまた、液晶材料やセルギャップな
どによって発生する液晶パネルの容量成分や透明電極の
配線抵抗値によっても、その発生が大きく左右される。
では、液晶パネルや駆動回路の設計によってはクロスト
ークという現象が発生し、表示するパターンの種類によ
ってクロストークの度合いに差が生じる。このクロスト
ークとは、映し出された画像の縦横方向に影が確認され
る状態(シャドウイング)になることであり、これは、
液晶パネルの駆動方法として線順次方式により、ある画
素を点灯するように電圧印加すると、点灯させる画素以
外にも多少の電圧が加わって、正規と違う表示を行うた
めに発生する。また、交流化信号の際にも信号波形の歪
み分が発生し、その電圧分の印加によってもクロストー
クが発生する。さらにまた、液晶材料やセルギャップな
どによって発生する液晶パネルの容量成分や透明電極の
配線抵抗値によっても、その発生が大きく左右される。
【0004】図1は上記のような従来の単純マトリクス
型液晶表示装置におけるカラーSTN液晶表示素子の構
成を示す断面図である。図1において、一方側には、ガ
ラス基板1と、その上に形成された透明電極3とで構成
された基板K1が設けられ、さらに基板K1の上にポリ
イミドなどからなる配向膜4が形成されている。反対側
には、ガラス基板2と、その上に形成されたカラーフィ
ルタ層6と、その上に平滑性を得るために形成された有
機物から成るトップコート層7と、その上に形成された
透明電極8とで構成された基板K2が設けられ、さらに
基板K2の上に配向膜4と同様ポリイミドなどからなる
配向膜9が形成されている。上記のように構成された基
板K1と基板K2とは、スペーサ10を介し、少なくと
も一方の基板の周辺に印刷されたシール樹脂11によ
り、それらのギャップを一定に保つように接着されてお
り、そのギャップ中に液晶12を封入してカラーSTN
液晶表示素子を構成している。
型液晶表示装置におけるカラーSTN液晶表示素子の構
成を示す断面図である。図1において、一方側には、ガ
ラス基板1と、その上に形成された透明電極3とで構成
された基板K1が設けられ、さらに基板K1の上にポリ
イミドなどからなる配向膜4が形成されている。反対側
には、ガラス基板2と、その上に形成されたカラーフィ
ルタ層6と、その上に平滑性を得るために形成された有
機物から成るトップコート層7と、その上に形成された
透明電極8とで構成された基板K2が設けられ、さらに
基板K2の上に配向膜4と同様ポリイミドなどからなる
配向膜9が形成されている。上記のように構成された基
板K1と基板K2とは、スペーサ10を介し、少なくと
も一方の基板の周辺に印刷されたシール樹脂11によ
り、それらのギャップを一定に保つように接着されてお
り、そのギャップ中に液晶12を封入してカラーSTN
液晶表示素子を構成している。
【0005】次に、基板K1および基板K2について説
明する。図8(a)および図8(b)は、それぞれ基板
K1および基板K2の断面図であり、透明電極3、8と
カラーフィルタ層6、トップコート層7とが、図のよう
に形成されている。ここでの透明電極3、8の成膜法と
しては、In−Sn酸化物(ITO)ターゲットによる
スパッタリング成膜技術が最も多く採用されているのが
現状である。実際にITO膜を形成する方法には色々あ
り、従来法、すなわち印刷法によってもITO膜は形成
でき、一定の成果も上がっている。しかし、薄膜の形成
が困難で厚膜しか形成できないことや、細線パターンが
作れないことなどが、この印刷法の欠点として挙げられ
る。また、焼成温度は400〜600℃でガラス基板の
方からの制約もある。
明する。図8(a)および図8(b)は、それぞれ基板
K1および基板K2の断面図であり、透明電極3、8と
カラーフィルタ層6、トップコート層7とが、図のよう
に形成されている。ここでの透明電極3、8の成膜法と
しては、In−Sn酸化物(ITO)ターゲットによる
スパッタリング成膜技術が最も多く採用されているのが
現状である。実際にITO膜を形成する方法には色々あ
り、従来法、すなわち印刷法によってもITO膜は形成
でき、一定の成果も上がっている。しかし、薄膜の形成
が困難で厚膜しか形成できないことや、細線パターンが
作れないことなどが、この印刷法の欠点として挙げられ
る。また、焼成温度は400〜600℃でガラス基板の
方からの制約もある。
【0006】一方、スパッタ法やEB(エレクトロンビ
ーム)法によりITO膜を形成する方法では、その焼成
温度が200〜400℃と低く、ガラス基板1、2への
ダメージがない。電気抵抗値も約2,000Åで10オ
ーム/□程度になり、膜質も密に詰まっているために結
晶粒自体は小さくても電気伝導性が確保される事にな
る。また、大面積のガラス基板に均一な電気特性の膜を
形成するには、装置やターゲットに依存するものの量産
性に優れている。透明電極の配線パターンを作るにはフ
ォトリソグラフィを用いれば、20μmの抜き幅から数
μmまで達成でき、抜き幅が狭いものほど高細精化やパ
ネル透過率を高めることができる。
ーム)法によりITO膜を形成する方法では、その焼成
温度が200〜400℃と低く、ガラス基板1、2への
ダメージがない。電気抵抗値も約2,000Åで10オ
ーム/□程度になり、膜質も密に詰まっているために結
晶粒自体は小さくても電気伝導性が確保される事にな
る。また、大面積のガラス基板に均一な電気特性の膜を
形成するには、装置やターゲットに依存するものの量産
性に優れている。透明電極の配線パターンを作るにはフ
ォトリソグラフィを用いれば、20μmの抜き幅から数
μmまで達成でき、抜き幅が狭いものほど高細精化やパ
ネル透過率を高めることができる。
【0007】このような透明電極を用いた10型カラー
STN(640×480ドット)でユーザーを満足させ
るような製品に仕立てるには、面積抵抗値で7〜10オ
ーム/□が必要とされている。それ以上大きな面積抵抗
値では液晶パネルにクロストークが増大し、液晶パネル
の中のしきい値電圧値で左右の領域で差が生じて輝度傾
斜と呼ぶ現象も発生する。このクロストークは、階調や
文字パターンなどの表示パターンによる縦線、横線の影
(シャドウイング)のことである。
STN(640×480ドット)でユーザーを満足させ
るような製品に仕立てるには、面積抵抗値で7〜10オ
ーム/□が必要とされている。それ以上大きな面積抵抗
値では液晶パネルにクロストークが増大し、液晶パネル
の中のしきい値電圧値で左右の領域で差が生じて輝度傾
斜と呼ぶ現象も発生する。このクロストークは、階調や
文字パターンなどの表示パターンによる縦線、横線の影
(シャドウイング)のことである。
【0008】図9は液晶表示素子における液晶モジュー
ル18上に四角形19を表示した時のクロストーク20
の出具合いを示すものである。今後、カラーSTN液晶
表示素子では、12型から17型の画面サイズが考えら
れており、表示容量としてSVGAからXGA,SXG
Aなどに対応できるものがCRT代替モニターとして注
目されている。
ル18上に四角形19を表示した時のクロストーク20
の出具合いを示すものである。今後、カラーSTN液晶
表示素子では、12型から17型の画面サイズが考えら
れており、表示容量としてSVGAからXGA,SXG
Aなどに対応できるものがCRT代替モニターとして注
目されている。
【0009】このような傾向に対しても、さらにクロス
トークや輝度傾斜の増大による表示ムラの発生が懸念さ
れており、表示パターンに合わせて補正する電圧印加波
形を考慮した駆動回路の採用や、透明電極の面積抵抗値
を小さくすることなどにより、液晶パネルのC(容量成
分)とR(抵抗成分)を下げることが求められている。
トークや輝度傾斜の増大による表示ムラの発生が懸念さ
れており、表示パターンに合わせて補正する電圧印加波
形を考慮した駆動回路の採用や、透明電極の面積抵抗値
を小さくすることなどにより、液晶パネルのC(容量成
分)とR(抵抗成分)を下げることが求められている。
【0010】また、表示応答速度の高速化のための液晶
パネルの狭ギャップ化についても、液晶パネルの容量成
分が増大するため、同様にクロストークや輝度傾斜の増
大による表示ムラが発生する。例えば、パネルの応答速
度はギャップの二乗に比例しているので、CRTに近づ
けるために液晶パネルのギャップは狭くする傾向があ
り、ここ最近では、APT駆動のSTNで動画対応をね
らった4〜5μmのギャップが求められており、ここで
も同時に表示ムラが問題となる。
パネルの狭ギャップ化についても、液晶パネルの容量成
分が増大するため、同様にクロストークや輝度傾斜の増
大による表示ムラが発生する。例えば、パネルの応答速
度はギャップの二乗に比例しているので、CRTに近づ
けるために液晶パネルのギャップは狭くする傾向があ
り、ここ最近では、APT駆動のSTNで動画対応をね
らった4〜5μmのギャップが求められており、ここで
も同時に表示ムラが問題となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の液晶表示装置では、液晶パネルの大面積化、
高細精化、高速化の傾向はSTN、TFTでもあり、今
後もこれらの市場が拡大すると予測される中で、特に、
STNでは、大面積化のために表示面積を大きくしよう
とすると、透明電極の配線が長くなり、そのために配線
抵抗値が大きくなるため、液晶パネルのR成分が不均一
かつ増大し、クロストークや輝度傾斜の現象が現れ表示
ムラが発生するという問題点を有しており、また、高細
精化のために画素密度を増大すると、配線電極の線幅を
細くする必要があり、これによっても配線抵抗値が大き
くなって、同様にクロストークや輝度傾斜が増大し、表
示ムラが発生する傾向になるという問題点を有してい
た。このような表示ムラや均一性の問題はTFTにおい
ても同様に発生する。
うな従来の液晶表示装置では、液晶パネルの大面積化、
高細精化、高速化の傾向はSTN、TFTでもあり、今
後もこれらの市場が拡大すると予測される中で、特に、
STNでは、大面積化のために表示面積を大きくしよう
とすると、透明電極の配線が長くなり、そのために配線
抵抗値が大きくなるため、液晶パネルのR成分が不均一
かつ増大し、クロストークや輝度傾斜の現象が現れ表示
ムラが発生するという問題点を有しており、また、高細
精化のために画素密度を増大すると、配線電極の線幅を
細くする必要があり、これによっても配線抵抗値が大き
くなって、同様にクロストークや輝度傾斜が増大し、表
示ムラが発生する傾向になるという問題点を有してい
た。このような表示ムラや均一性の問題はTFTにおい
ても同様に発生する。
【0012】また、表示応答速度の高速化のために液晶
パネルのギャップを小さくすると、液晶パネルの容量成
分が増大するため、同様に表示ムラが増大するという問
題点を有していた。
パネルのギャップを小さくすると、液晶パネルの容量成
分が増大するため、同様に表示ムラが増大するという問
題点を有していた。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するもの
で、大画面サイズのモニター装置における画像表示やS
TN型液晶表示装置における動画像表示において、表示
ムラのない高品位な表示画像を得ることができるととも
に、これらの特性が得られる製品の製造作業を簡略化し
てその作業性を向上し、低コスト化を実現することがで
きる液晶表示装置を提供する。
で、大画面サイズのモニター装置における画像表示やS
TN型液晶表示装置における動画像表示において、表示
ムラのない高品位な表示画像を得ることができるととも
に、これらの特性が得られる製品の製造作業を簡略化し
てその作業性を向上し、低コスト化を実現することがで
きる液晶表示装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載の液晶表示装置は、少な
くとも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置
において、前記基板の少なくとも一方の基板上の透明電
極の一部または全部を基板の厚さ方向に埋め込んだ構成
とする。
めに、本発明の請求項1に記載の液晶表示装置は、少な
くとも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置
において、前記基板の少なくとも一方の基板上の透明電
極の一部または全部を基板の厚さ方向に埋め込んだ構成
とする。
【0015】請求項2に記載の液晶表示装置は、少なく
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部に溝を形成し、その溝に金属層を埋
め込み、その上に前記金属層と導通するように透明電極
を形成した構成とする。
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部に溝を形成し、その溝に金属層を埋
め込み、その上に前記金属層と導通するように透明電極
を形成した構成とする。
【0016】請求項5に記載の液晶表示装置は、少なく
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部にサンドブラストにより溝を形成
し、その溝に金属層を埋め込み、その上に前記金属層と
導通した透明電極を形成した構成とする。
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部にサンドブラストにより溝を形成
し、その溝に金属層を埋め込み、その上に前記金属層と
導通した透明電極を形成した構成とする。
【0017】請求項6に記載の液晶表示装置は、少なく
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部にエッチングにより溝を形成し、そ
の溝に金属層を埋め込み、その上に前記金属層と導通し
た透明電極を形成した構成とする。
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部にエッチングにより溝を形成し、そ
の溝に金属層を埋め込み、その上に前記金属層と導通し
た透明電極を形成した構成とする。
【0018】請求項7に記載の液晶表示装置は、少なく
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部にダイシングソウにより溝を形成
し、その溝に金属層を埋め込み、その上に前記金属層と
導通した透明電極を形成した構成とする。
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部にダイシングソウにより溝を形成
し、その溝に金属層を埋め込み、その上に前記金属層と
導通した透明電極を形成した構成とする。
【0019】請求項8に記載の液晶表示装置は、少なく
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部に金属ワイヤーを埋め込み、その上
に前記金属ワイヤーと導通した透明電極を形成した構成
とする。
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部に金属ワイヤーを埋め込み、その上
に前記金属ワイヤーと導通した透明電極を形成した構成
とする。
【0020】請求項9に記載の液晶表示装置は、少なく
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部に金属層を形成して、それ以外の箇
所に前記金属層の厚み相当の絶縁層を設け、その上に前
記金属層と導通した透明電極を形成した構成とする。
とも一対の基板間に液晶を挟持して成る液晶表示装置に
おいて、前記基板の少なくとも一方の基板の透明電極を
形成する箇所の一部に金属層を形成して、それ以外の箇
所に前記金属層の厚み相当の絶縁層を設け、その上に前
記金属層と導通した透明電極を形成した構成とする。
【0021】上記の構成によると、液晶素子における配
線抵抗値を小さくしてクロストークや輝度傾斜を抑え、
これらに起因する表示ムラを防止するとともに、表示サ
イズの大型化および表示画面の高細精化さらに表示応答
速度の高速化を容易に実現する。
線抵抗値を小さくしてクロストークや輝度傾斜を抑え、
これらに起因する表示ムラを防止するとともに、表示サ
イズの大型化および表示画面の高細精化さらに表示応答
速度の高速化を容易に実現する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
液晶表示装置について、図面を参照しながら説明する。
液晶表示装置について、図面を参照しながら説明する。
【0023】なお、本実施の形態の液晶表示装置として
も、図1に示す従来例と同様に、単純マトリクス型液晶
表示装置を例に挙げ、そのうちのカラーSTN液晶表示
素子について説明する。この説明にあたって、装置全体
の基本構成も、図1に示す従来例と同様であるものとす
る。
も、図1に示す従来例と同様に、単純マトリクス型液晶
表示装置を例に挙げ、そのうちのカラーSTN液晶表示
素子について説明する。この説明にあたって、装置全体
の基本構成も、図1に示す従来例と同様であるものとす
る。
【0024】従って、本実施の形態の液晶表示装置の基
本構成を、図1を用いて以下に説明する。図1におい
て、一方側には、ガラス基板1と、その上に形成された
透明電極3とで構成された基板K1が設けられ、さらに
基板K1の上にポリイミドなどからなる配向膜4が形成
されている。反対側には、ガラス基板2と、その上に形
成されたカラーフィルタ層6と、その上に平滑性を得る
ために形成された有機物から成るトップコート層7と、
その上に形成された透明電極8とで構成された基板K2
が設けられ、さらに基板K2の上に配向膜4と同様ポリ
イミドなどからなる配向膜9が形成されている。上記の
ように構成された基板K1と基板K2とは、スペーサ1
0を介し、少なくとも一方の基板の周辺に印刷されたシ
ール樹脂11により、それらのギャップを一定に保つよ
うに接着されており、そのギャップ中に液晶12を封入
してカラーSTN液晶表示素子を構成している。
本構成を、図1を用いて以下に説明する。図1におい
て、一方側には、ガラス基板1と、その上に形成された
透明電極3とで構成された基板K1が設けられ、さらに
基板K1の上にポリイミドなどからなる配向膜4が形成
されている。反対側には、ガラス基板2と、その上に形
成されたカラーフィルタ層6と、その上に平滑性を得る
ために形成された有機物から成るトップコート層7と、
その上に形成された透明電極8とで構成された基板K2
が設けられ、さらに基板K2の上に配向膜4と同様ポリ
イミドなどからなる配向膜9が形成されている。上記の
ように構成された基板K1と基板K2とは、スペーサ1
0を介し、少なくとも一方の基板の周辺に印刷されたシ
ール樹脂11により、それらのギャップを一定に保つよ
うに接着されており、そのギャップ中に液晶12を封入
してカラーSTN液晶表示素子を構成している。
【0025】以上のように、本実施の形態の液晶表示装
置の構成は、基本的には従来のものと同様であるが、基
板K1そのものの構成が従来のものとは異なっている。
従って、ここでは、基板K1についてのみ詳細に説明す
る。
置の構成は、基本的には従来のものと同様であるが、基
板K1そのものの構成が従来のものとは異なっている。
従って、ここでは、基板K1についてのみ詳細に説明す
る。
【0026】第1の実施の形態を示す液晶表示装置にお
ける基板K1について説明する。図2および図3は本実
施の形態における基板K1の断面図である。図2は、ガ
ラス基板1上で配線電極として透明電極3が設けられる
位置に、その透明電極3と同等の線幅の溝13を掘り、
溝13に透明電極3を埋め込んだものである。一方、図
3の場合には、溝13は、ガラス基板1上で配線電極と
して設けられる透明電極3に対応する位置に、その透明
電極3の一部のみが埋め込まれるように、数十から数μ
m程度の幅で形成されている。
ける基板K1について説明する。図2および図3は本実
施の形態における基板K1の断面図である。図2は、ガ
ラス基板1上で配線電極として透明電極3が設けられる
位置に、その透明電極3と同等の線幅の溝13を掘り、
溝13に透明電極3を埋め込んだものである。一方、図
3の場合には、溝13は、ガラス基板1上で配線電極と
して設けられる透明電極3に対応する位置に、その透明
電極3の一部のみが埋め込まれるように、数十から数μ
m程度の幅で形成されている。
【0027】図2および図3において、透明電極3に用
いられる薄膜材料としては、透明で導電率の高いITO
が一般的である。そして、溝13の位置に透明電極3を
形成する方法としては、従来と同様にスパッタ法やEB
で薄膜形成して、フォトリソグラフィでパターニングす
る方法が可能である。一方、スクリーン印刷法も可能で
あり、このスクリーン印刷法は、ピッチの大きな時にパ
ターニング性を考えると非常に作業性が良好であり、透
過率の問題があるものの、バックライトの光量を増大さ
せてもさしつかえのないモニターなどの製品用の液晶モ
ジュールに適している。
いられる薄膜材料としては、透明で導電率の高いITO
が一般的である。そして、溝13の位置に透明電極3を
形成する方法としては、従来と同様にスパッタ法やEB
で薄膜形成して、フォトリソグラフィでパターニングす
る方法が可能である。一方、スクリーン印刷法も可能で
あり、このスクリーン印刷法は、ピッチの大きな時にパ
ターニング性を考えると非常に作業性が良好であり、透
過率の問題があるものの、バックライトの光量を増大さ
せてもさしつかえのないモニターなどの製品用の液晶モ
ジュールに適している。
【0028】第2の実施の形態を示す液晶表示装置にお
ける基板K1について説明する。図4は本実施の形態に
おける基板K1の断面図である。図4において、13は
ガラス基板1上に形成した溝であり、さらに、この溝1
3には金属層14が埋められている。そして、ガラス基
板1上の溝13に対応した位置に透明電極3がパターニ
ングされている。
ける基板K1について説明する。図4は本実施の形態に
おける基板K1の断面図である。図4において、13は
ガラス基板1上に形成した溝であり、さらに、この溝1
3には金属層14が埋められている。そして、ガラス基
板1上の溝13に対応した位置に透明電極3がパターニ
ングされている。
【0029】このように、基板K1が液晶表示装置にお
ける液晶表示素子を構成するものであるために、ガラス
基板1上の溝13は、液晶表示素子の表示容量や画面サ
イズにより、その電極配線に合わせた溝ピッチや溝幅が
求められる。たとえば、10型のVGA(640×48
0ドット)では、溝13の溝ピッチは約0.1mm、溝
幅は数μm〜30μm程度が要求される。そして、今後
製品化される画面サイズや表示容量(ドット数)によっ
ては、溝ピッチや溝幅のさらに狭いものが必要となる。
ける液晶表示素子を構成するものであるために、ガラス
基板1上の溝13は、液晶表示素子の表示容量や画面サ
イズにより、その電極配線に合わせた溝ピッチや溝幅が
求められる。たとえば、10型のVGA(640×48
0ドット)では、溝13の溝ピッチは約0.1mm、溝
幅は数μm〜30μm程度が要求される。そして、今後
製品化される画面サイズや表示容量(ドット数)によっ
ては、溝ピッチや溝幅のさらに狭いものが必要となる。
【0030】そこで、溝13を形成する方法としてはサ
ンドブラスト、エッチング、ダイシングソウが考えられ
るが、まずはじめに、サンドブラスト法について以下に
説明する。
ンドブラスト、エッチング、ダイシングソウが考えられ
るが、まずはじめに、サンドブラスト法について以下に
説明する。
【0031】図5はサンドブラスト法によるガラス基板
1の製造プロセスを示すのフロー図である。まず、図5
(a)のガラス基板1上に、図5(b)に示すようにレ
ジスト15を塗布して、フォトリソグラフィにより図5
(c)のレジストパターンPを形成する。ガラス基板1
においてレジストパターンPのレジスト15部分に覆わ
れていない部分1aには、サンドブラスト加工の細かい
硬質粒子で一定の条件で掘削すれば、図5(d)に示す
溝13が形成される。その後、ガラス基板1上のレジス
トパターンPを除去すれば、図5(e)に示すように溝
13が形成されたガラス基板1が得られる。
1の製造プロセスを示すのフロー図である。まず、図5
(a)のガラス基板1上に、図5(b)に示すようにレ
ジスト15を塗布して、フォトリソグラフィにより図5
(c)のレジストパターンPを形成する。ガラス基板1
においてレジストパターンPのレジスト15部分に覆わ
れていない部分1aには、サンドブラスト加工の細かい
硬質粒子で一定の条件で掘削すれば、図5(d)に示す
溝13が形成される。その後、ガラス基板1上のレジス
トパターンPを除去すれば、図5(e)に示すように溝
13が形成されたガラス基板1が得られる。
【0032】また、ファインなレジストパターンPを求
める場合には、プラズマディスプレイでよく使われてい
るガラスペーストでできたフィルムをガラス基板1に張
り付けてから、レジスト15を塗布してレジストパター
ンPを形成する方法がある。その後、図5により示した
ものと同様の製造プロセスを施すことができる。この方
法ではフォトマスクを用いるので安定して大面積に微細
パターンを作ることができる。
める場合には、プラズマディスプレイでよく使われてい
るガラスペーストでできたフィルムをガラス基板1に張
り付けてから、レジスト15を塗布してレジストパター
ンPを形成する方法がある。その後、図5により示した
ものと同様の製造プロセスを施すことができる。この方
法ではフォトマスクを用いるので安定して大面積に微細
パターンを作ることができる。
【0033】次に、溝13を形成する方法としてエッチ
ング法について説明する。このエッチング法において使
用するエッチングマスクとしては、無機質膜や感光性レ
ジストやその他に、あらかじめフォトリソグラフィによ
りパターニングされた耐HF性のあるクロム膜がある。
ング法について説明する。このエッチング法において使
用するエッチングマスクとしては、無機質膜や感光性レ
ジストやその他に、あらかじめフォトリソグラフィによ
りパターニングされた耐HF性のあるクロム膜がある。
【0034】これらのマスクパターンは求める溝13の
ピッチや幅に合わせて設計される。そして、ガラス基板
1に対してHF系エッチャントを用いてエッチングを行
う。このとき、レジストとガラス基板1の密着性が十分
でないと、ピンホールの欠陥が起こったり、ガラス基板
1の表面が極薄く溶けて解像度を劣化させる。
ピッチや幅に合わせて設計される。そして、ガラス基板
1に対してHF系エッチャントを用いてエッチングを行
う。このとき、レジストとガラス基板1の密着性が十分
でないと、ピンホールの欠陥が起こったり、ガラス基板
1の表面が極薄く溶けて解像度を劣化させる。
【0035】その他の溝13を形成する方法であるダイ
シングソウによる方法について説明する。このダイシン
グソウによる方法は、ガラス基板1を機械的な手法で掘
るものであり、ダイシングソウの刃先によって溝幅が決
まる。また、正確な溝ピッチを得るために、精度の良い
機構が構成できる精密パルスモーターなどが使用され
る。
シングソウによる方法について説明する。このダイシン
グソウによる方法は、ガラス基板1を機械的な手法で掘
るものであり、ダイシングソウの刃先によって溝幅が決
まる。また、正確な溝ピッチを得るために、精度の良い
機構が構成できる精密パルスモーターなどが使用され
る。
【0036】しかし、カラーフィルター基板やフィルム
基板の場合では、ダイシングソウやサンドブラストで溝
を掘ることは困難であり、これらの基板に対してはエッ
チング方式が最も適している。
基板の場合では、ダイシングソウやサンドブラストで溝
を掘ることは困難であり、これらの基板に対してはエッ
チング方式が最も適している。
【0037】次に、金属層14の形成方法について述べ
る。図3に示すように、透明電極3などの配線電極の一
部だけを溝13に埋め込む場合には、その部分は遮光性
を有していてもよく、配線電極の溝13に埋め込まれた
部分を、図4に示す金属層14で構成することができ
る。この金属層14は、メタルを用いてスパッタ法やE
Bなどにより薄膜形成した後、フォトリソグラフィでパ
ターニングして溝13内に形成する。上記のようにスパ
ッタ法やEBなどにより薄膜形成する以外に、無電解メ
ッキで薄膜を形成することもでき、このようにして薄膜
を形成した後、その薄膜に対してフォトリソグラフィで
パターン化し金属層14を形成してもよい。このように
金属層14を無電解メッキによる薄膜から形成する場合
には、その金属層14として数μmの膜厚のものでも形
成可能となる。金属層14の形成方法として上記の他に
印刷法も考えられる。
る。図3に示すように、透明電極3などの配線電極の一
部だけを溝13に埋め込む場合には、その部分は遮光性
を有していてもよく、配線電極の溝13に埋め込まれた
部分を、図4に示す金属層14で構成することができ
る。この金属層14は、メタルを用いてスパッタ法やE
Bなどにより薄膜形成した後、フォトリソグラフィでパ
ターニングして溝13内に形成する。上記のようにスパ
ッタ法やEBなどにより薄膜形成する以外に、無電解メ
ッキで薄膜を形成することもでき、このようにして薄膜
を形成した後、その薄膜に対してフォトリソグラフィで
パターン化し金属層14を形成してもよい。このように
金属層14を無電解メッキによる薄膜から形成する場合
には、その金属層14として数μmの膜厚のものでも形
成可能となる。金属層14の形成方法として上記の他に
印刷法も考えられる。
【0038】以上の各方法により形成した金属層14の
上に透明電極3を設けて、これら金属層14と透明電極
3との間は電気的導通をとる。この際に、溝13の深さ
に対して金属層14の方が厚い場合、研磨工程を通して
導通が取れるように平坦化しなければならない。
上に透明電極3を設けて、これら金属層14と透明電極
3との間は電気的導通をとる。この際に、溝13の深さ
に対して金属層14の方が厚い場合、研磨工程を通して
導通が取れるように平坦化しなければならない。
【0039】第3の実施の形態を示す液晶表示装置にお
ける基板K1について説明する。図6は本実施の形態に
おける基板K1の断面図であり、図4に示す金属層14
の代わりに金属ワイヤー16をガラス基板1中に埋め込
んで構成されている。この基板K1では、図6に示すよ
うに、金属ワイヤー16を透明電極3などの配線電極の
一部に位置するように設ける。金属ワイヤー16の材質
としてはTi、Cr、Auなどが適している。
ける基板K1について説明する。図6は本実施の形態に
おける基板K1の断面図であり、図4に示す金属層14
の代わりに金属ワイヤー16をガラス基板1中に埋め込
んで構成されている。この基板K1では、図6に示すよ
うに、金属ワイヤー16を透明電極3などの配線電極の
一部に位置するように設ける。金属ワイヤー16の材質
としてはTi、Cr、Auなどが適している。
【0040】以上のように構成される基板K1の形成方
法について以下に説明する。まず、上記で述べたような
サンドブラスト、エッチング、ダイシングソウによる方
法で、ガラス基板1に金属ワイヤー16の線径と相当幅
の溝を掘り、この溝に金属ワイヤー16を埋め込む。金
属ワイヤー16の埋め込んだ後の固定方法としては、金
属ワイヤー16に機械的に圧力を加えて埋め込むか、又
は、金属ワイヤー16と溝との隙間にガラスペーストや
アクリル系の透明な接着性樹脂などを充填し硬化させて
金属ワイヤー16を固定する。金属ワイヤー16は、そ
の一弧を、図6に示すように、ガラス基板1の表面上に
位置させて、その上の配線電極となる透明電極3と電気
的導通が得られるように形成される。
法について以下に説明する。まず、上記で述べたような
サンドブラスト、エッチング、ダイシングソウによる方
法で、ガラス基板1に金属ワイヤー16の線径と相当幅
の溝を掘り、この溝に金属ワイヤー16を埋め込む。金
属ワイヤー16の埋め込んだ後の固定方法としては、金
属ワイヤー16に機械的に圧力を加えて埋め込むか、又
は、金属ワイヤー16と溝との隙間にガラスペーストや
アクリル系の透明な接着性樹脂などを充填し硬化させて
金属ワイヤー16を固定する。金属ワイヤー16は、そ
の一弧を、図6に示すように、ガラス基板1の表面上に
位置させて、その上の配線電極となる透明電極3と電気
的導通が得られるように形成される。
【0041】また、ガラス基板1を製造する際に金属ワ
イヤー16を埋め込んでしまうことも可能であるが、従
来のガラス基板の製造方式のコルバンやフュージョンで
はインラインなので金属ワイヤーを用いた生産は困難で
ある。
イヤー16を埋め込んでしまうことも可能であるが、従
来のガラス基板の製造方式のコルバンやフュージョンで
はインラインなので金属ワイヤーを用いた生産は困難で
ある。
【0042】第4の実施の形態を示す液晶表示装置にお
ける基板K1について説明する。図7は本実施の形態に
おける基板K1の断面図であり、ガラス基板1上に金属
層14および平滑層17を形成した上に、配線電極であ
る透明電極3を形成して構成されている。
ける基板K1について説明する。図7は本実施の形態に
おける基板K1の断面図であり、ガラス基板1上に金属
層14および平滑層17を形成した上に、配線電極であ
る透明電極3を形成して構成されている。
【0043】以上のように構成される基板K1の形成方
法について以下に説明する。まず、ガラス基板1の上に
金属層14を形成する。この形成方法としては、スクリ
ーン印刷法でパターニングしたり、スパッタ法やEBに
よる薄膜や無電解メッキによる膜を形成してフォトリソ
グラフィでパターニングする方法がある。また、金属層
14の形成位置は透明電極3などの配線電極の形成位置
でその一部に対応する箇所とし、金属層14の幅は数μ
m〜数十μmが適当である。この場合、ガラス基板1の
上の金属層14は突起状態であり、金属層14の厚み分
を埋めるように、平滑層17を設ける。平滑層17の材
料としては、熱硬化型や紫外線硬化型のアクリル系樹脂
が用いられ、この樹脂をスピンコートやロールコートで
塗布する場合は、コート後研磨工程により金属層14の
表面上の樹脂を削り落とすか、またはフォトリソグラフ
ィでパターン化するとよい。
法について以下に説明する。まず、ガラス基板1の上に
金属層14を形成する。この形成方法としては、スクリ
ーン印刷法でパターニングしたり、スパッタ法やEBに
よる薄膜や無電解メッキによる膜を形成してフォトリソ
グラフィでパターニングする方法がある。また、金属層
14の形成位置は透明電極3などの配線電極の形成位置
でその一部に対応する箇所とし、金属層14の幅は数μ
m〜数十μmが適当である。この場合、ガラス基板1の
上の金属層14は突起状態であり、金属層14の厚み分
を埋めるように、平滑層17を設ける。平滑層17の材
料としては、熱硬化型や紫外線硬化型のアクリル系樹脂
が用いられ、この樹脂をスピンコートやロールコートで
塗布する場合は、コート後研磨工程により金属層14の
表面上の樹脂を削り落とすか、またはフォトリソグラフ
ィでパターン化するとよい。
【0044】その他の塗布方法には、平滑層17用の樹
脂をスクリーン印刷で金属層14以外の部分に埋める方
法があり、この塗布の後表面性が良くない場合は研磨工
程を通すことが望ましい。以上のような工程の後に、さ
らに、金属層14と電気的導通を取るように透明電極3
を形成する。
脂をスクリーン印刷で金属層14以外の部分に埋める方
法があり、この塗布の後表面性が良くない場合は研磨工
程を通すことが望ましい。以上のような工程の後に、さ
らに、金属層14と電気的導通を取るように透明電極3
を形成する。
【0045】ここでは、基板としてガラス基板1を用い
た場合を説明したが、カラーフィルタやフィルムなどを
用いた場合についても、同様に実施できる。上記の各構
成により、液晶素子における配線抵抗値を小さくしてク
ロストークや輝度傾斜を抑え、これらに起因する表示ム
ラを防止するとともに、表示サイズの大型化および表示
画面の高細精化さらに表示応答速度の高速化を容易に実
現することができる。
た場合を説明したが、カラーフィルタやフィルムなどを
用いた場合についても、同様に実施できる。上記の各構
成により、液晶素子における配線抵抗値を小さくしてク
ロストークや輝度傾斜を抑え、これらに起因する表示ム
ラを防止するとともに、表示サイズの大型化および表示
画面の高細精化さらに表示応答速度の高速化を容易に実
現することができる。
【0046】そのため、大画面サイズのモニター装置に
おける画像表示やSTN型液晶表示装置における動画像
表示において、表示ムラのない高品位な表示画像を得る
ことができるとともに、これらの特性が得られる製品の
製造作業を簡略化してその作業性を向上し、低コスト化
を実現することができる。
おける画像表示やSTN型液晶表示装置における動画像
表示において、表示ムラのない高品位な表示画像を得る
ことができるとともに、これらの特性が得られる製品の
製造作業を簡略化してその作業性を向上し、低コスト化
を実現することができる。
【0047】なお、上記の各実施の形態の説明では、対
をなす基板K1と基板K2との間に液晶を挟持してなる
液晶素子を一組だけ備えた液晶表示装置を例に挙げて説
明したが、この液晶素子を複数組備えた液晶表示装置に
おいても、各液晶素子を上記の各実施の形態と同様の構
成にすることにより、同様の効果を得ることができる。
をなす基板K1と基板K2との間に液晶を挟持してなる
液晶素子を一組だけ備えた液晶表示装置を例に挙げて説
明したが、この液晶素子を複数組備えた液晶表示装置に
おいても、各液晶素子を上記の各実施の形態と同様の構
成にすることにより、同様の効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶素子
における配線抵抗値を小さくしてクロストークや輝度傾
斜を抑え、これらに起因する表示ムラを防止するととも
に、表示サイズの大型化および表示画面の高細精化さら
に表示応答速度の高速化を容易に実現することができ
る。
における配線抵抗値を小さくしてクロストークや輝度傾
斜を抑え、これらに起因する表示ムラを防止するととも
に、表示サイズの大型化および表示画面の高細精化さら
に表示応答速度の高速化を容易に実現することができ
る。
【0049】そのため、大画面サイズのモニター装置に
おける画像表示やSTN型液晶表示装置における動画像
表示において、表示ムラのない高品位な表示画像を得る
ことができるとともに、これらの特性が得られる製品の
製造作業を簡略化してその作業性を向上し、低コスト化
を実現することができる。
おける画像表示やSTN型液晶表示装置における動画像
表示において、表示ムラのない高品位な表示画像を得る
ことができるとともに、これらの特性が得られる製品の
製造作業を簡略化してその作業性を向上し、低コスト化
を実現することができる。
【図1】一般的なカラーSTN液晶表示素子の構成を示
す断面図
す断面図
【図2】本発明の第1の実施の形態における基板K1の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
【図3】同実施の形態における基板K1の別の構成を示
す断面図
す断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態における基板K1の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
【図5】同実施の形態における基板K1の製造プロセス
を示すフロー図
を示すフロー図
【図6】本発明の第3の実施の形態における基板K1の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
【図7】本発明の第4の実施の形態における基板K1の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
【図8】従来の液晶表示素子における各基板K1,K2
の構成を示す断面図
の構成を示す断面図
【図9】同従来例における液晶モジュールのクロストー
クの説明図
クの説明図
3 透明電極 13 溝 14 金属層 15 レジスト 16 金属ワイヤー 17 平滑層
Claims (11)
- 【請求項1】 少なくとも一対の基板間に液晶を挟持し
て成る液晶表示装置において、前記基板の少なくとも一
方の基板上の透明電極の一部または全部を基板の厚さ方
向に埋め込んだことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 少なくとも一対の基板間に液晶を挟持し
て成る液晶表示装置において、前記基板の少なくとも一
方の基板の透明電極を形成する箇所の一部に溝を形成
し、その溝に金属層を埋め込み、その上に前記金属層と
導通するように透明電極を形成したことを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項3】 溝に埋め込まれる金属層を無電解メッキ
により形成した請求項2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 記溝に埋め込まれる金属層を印刷法によ
り形成した請求項2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 少なくとも一対の基板間に液晶を挟持し
て成る液晶表示装置において、前記基板の少なくとも一
方の基板の透明電極を形成する箇所の一部にサンドブラ
ストにより溝を形成し、その溝に金属層を埋め込み、そ
の上に前記金属層と導通した透明電極を形成したことを
特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項6】 少なくとも一対の基板間に液晶を挟持し
て成る液晶表示装置において、前記基板の少なくとも一
方の基板の透明電極を形成する箇所の一部にエッチング
により溝を形成し、その溝に金属層を埋め込み、その上
に前記金属層と導通した透明電極を形成したことを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項7】 少なくとも一対の基板間に液晶を挟持し
て成る液晶表示装置において、前記基板の少なくとも一
方の基板の透明電極を形成する箇所の一部にダイシング
ソウにより溝を形成し、その溝に金属層を埋め込み、そ
の上に前記金属層と導通した透明電極を形成したことを
特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項8】 少なくとも一対の基板間に液晶を挟持し
て成る液晶表示装置において、前記基板の少なくとも一
方の基板の透明電極を形成する箇所の一部に金属ワイヤ
ーを埋め込み、その上に前記金属ワイヤーと導通した透
明電極を形成したことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項9】 少なくとも一対の基板間に液晶を挟持し
て成る液晶表示装置において、前記基板の少なくとも一
方の基板の透明電極を形成する箇所の一部に金属層を形
成して、それ以外の箇所に前記金属層の厚み相当の絶縁
層を設け、その上に前記金属層と導通した透明電極を形
成したことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項10】 前記金属層を無電解メッキ法により形
成した請求項9に記載の液晶表示装置。 - 【請求項11】 前記金属層を印刷法により形成した請
求項9に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8081823A JPH09274195A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8081823A JPH09274195A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09274195A true JPH09274195A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13757212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8081823A Pending JPH09274195A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09274195A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010080327A (ko) * | 1999-09-08 | 2001-08-22 | 모리시타 요이찌 | 표시장치 및 그 제조방법 |
| KR100823061B1 (ko) * | 2005-03-15 | 2008-04-18 | 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. | 액정 디스플레이 장치 및 그 제조 방법 |
| KR100860468B1 (ko) * | 2002-04-17 | 2008-09-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치용 기판 |
| JP2009519564A (ja) * | 2005-12-12 | 2009-05-14 | モア ビー. チャド | ワイヤ式のフラットパネルディスプレイ |
| JP2011141416A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Konica Minolta Holdings Inc | 導電性カラーフィルタ基板の製造方法、導電性カラーフィルタ基板、反射型表示素子、及び電気化学表示素子 |
| JP2011145590A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Konica Minolta Holdings Inc | 電気化学表示パネルおよび電気化学表示パネルの製造方法 |
| WO2011096244A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-11 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板の製造方法、透明導電性基板および表示素子 |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP8081823A patent/JPH09274195A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010080327A (ko) * | 1999-09-08 | 2001-08-22 | 모리시타 요이찌 | 표시장치 및 그 제조방법 |
| US6961111B1 (en) | 1999-09-08 | 2005-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Display device and method of producing same |
| KR100860468B1 (ko) * | 2002-04-17 | 2008-09-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치용 기판 |
| KR100823061B1 (ko) * | 2005-03-15 | 2008-04-18 | 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. | 액정 디스플레이 장치 및 그 제조 방법 |
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| JP4883249B2 (ja) * | 2010-02-08 | 2012-02-22 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板の製造方法、透明導電性基板および表示素子 |
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