JPH09274231A - クラッチ構造及び磁気記録カメラ - Google Patents
クラッチ構造及び磁気記録カメラInfo
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- JPH09274231A JPH09274231A JP8085336A JP8533696A JPH09274231A JP H09274231 A JPH09274231 A JP H09274231A JP 8085336 A JP8085336 A JP 8085336A JP 8533696 A JP8533696 A JP 8533696A JP H09274231 A JPH09274231 A JP H09274231A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- spool
- rotation
- clutch
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】撮影後の1コマ送り時にフイルムの給送速度を
均一化し、写真フイルムの磁気記録層に磁気情報を良好
に記録することができるようにする。 【解決手段】フイルム給送モータの駆動力をカートリッ
ジのスプールに伝達する動力伝達経路中に設けるワンウ
ェイクラッチの構造において、クラッチ板60の爪62
の長さを基端62Aから円周に沿って180度以上の展
開長となるように形成し、爪の径方向の揺動に対する弾
性力を弱め、空転時に爪62が径方向に揺動して突起7
6を乗り越える際に生じる回転の径方向の負荷変動を小
さく抑える。また、一回転する間に爪62が突起76を
乗り越える回数は1回なので、1回転あたり負荷変動が
生じる回数も少ない。更に、係合状態から空転状態に移
る際の回転方向の負荷変動は無視し得る程小さい。従っ
て、フイルム給送速度の変動は極めて小さく、磁気記録
信号の間隔を略均一に保つことができる。
均一化し、写真フイルムの磁気記録層に磁気情報を良好
に記録することができるようにする。 【解決手段】フイルム給送モータの駆動力をカートリッ
ジのスプールに伝達する動力伝達経路中に設けるワンウ
ェイクラッチの構造において、クラッチ板60の爪62
の長さを基端62Aから円周に沿って180度以上の展
開長となるように形成し、爪の径方向の揺動に対する弾
性力を弱め、空転時に爪62が径方向に揺動して突起7
6を乗り越える際に生じる回転の径方向の負荷変動を小
さく抑える。また、一回転する間に爪62が突起76を
乗り越える回数は1回なので、1回転あたり負荷変動が
生じる回数も少ない。更に、係合状態から空転状態に移
る際の回転方向の負荷変動は無視し得る程小さい。従っ
て、フイルム給送速度の変動は極めて小さく、磁気記録
信号の間隔を略均一に保つことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクラッチ構造及び磁
気記録カメラに係り、特に、撮影したコマ画像に関連す
る磁気情報を1コマ送り中に写真フイルム上の磁気記録
層に記録する磁気記録カメラのフイルム給送手段の動力
伝達系に好適な一方向クラッチ構造と、そのクラッチ構
造を用いた磁気記録カメラに関する。
気記録カメラに係り、特に、撮影したコマ画像に関連す
る磁気情報を1コマ送り中に写真フイルム上の磁気記録
層に記録する磁気記録カメラのフイルム給送手段の動力
伝達系に好適な一方向クラッチ構造と、そのクラッチ構
造を用いた磁気記録カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムに磁気記録層を形成してお
き、この磁気記録層にフイルムメーカーがフイルムの種
別や現像処方等を表す情報を記録したり、また、写真撮
影時にカメラに内蔵された磁気記録装置で各種の撮影情
報を記録したり、さらにはプリント取扱店で焼増しプリ
ントの要否を表す情報を記録し、あるいは現像所で現像
済み写真フイルムの納入先を表すID情報を記録する等
の目的で利用することが米国特許第4965627号公
報明細書(公表特許平4ー502518号公報)で知ら
れている。これら各種の情報は、写真フイルムの様々な
取り扱い段階で適宜読み出され、それぞれの段階での制
御や照合に用いることができ、処理の自動化や効率化を
図ることが可能となる。
き、この磁気記録層にフイルムメーカーがフイルムの種
別や現像処方等を表す情報を記録したり、また、写真撮
影時にカメラに内蔵された磁気記録装置で各種の撮影情
報を記録したり、さらにはプリント取扱店で焼増しプリ
ントの要否を表す情報を記録し、あるいは現像所で現像
済み写真フイルムの納入先を表すID情報を記録する等
の目的で利用することが米国特許第4965627号公
報明細書(公表特許平4ー502518号公報)で知ら
れている。これら各種の情報は、写真フイルムの様々な
取り扱い段階で適宜読み出され、それぞれの段階での制
御や照合に用いることができ、処理の自動化や効率化を
図ることが可能となる。
【0003】撮影時に写真フイルムの磁気記録層に記録
する撮影情報としては、プリント写真の焼付け時に写真
画像と一緒に焼き付ける撮影日時やタイトルの他に、プ
リント枚数、シャッター速度、絞り値等がある。この撮
影情報は、撮影後の1コマ送り中に写真フイルム上の磁
気記録層にデジタル化された磁気信号として記録され
る。本出願人は、上記のような磁気記録を行うカメラを
提案している(特願平7−77849号、特願平7−1
28233号)。
する撮影情報としては、プリント写真の焼付け時に写真
画像と一緒に焼き付ける撮影日時やタイトルの他に、プ
リント枚数、シャッター速度、絞り値等がある。この撮
影情報は、撮影後の1コマ送り中に写真フイルム上の磁
気記録層にデジタル化された磁気信号として記録され
る。本出願人は、上記のような磁気記録を行うカメラを
提案している(特願平7−77849号、特願平7−1
28233号)。
【0004】カメラには、フイルムカートリッジが収納
されるカートリッジ室と、カートリッジ室に装填された
フイルムカートリッジから送り出されたフイルムを巻き
取る巻取スプールを備えたフイルム巻取室と、が設けら
れている。カートリッジ室内には、該室内に装填された
フイルムカートリッジのスプールに係合するスプール駆
動軸が設けられている。一方、巻取スプール内にはフイ
ルム給送用モータが組み込まれ、フイルム給送用モータ
の回転力はギヤ列等の動力伝達機構を介して前記スプー
ル駆動に伝達されるようになっている。かかるフイルム
給送系では、フイルムの巻取り量によって巻取り速度が
変化するので、フイルム巻取速度とフイルム送り出し速
度との差を吸収すべく、前記動力伝達系にはワンウェイ
クラッチが設けられている。
されるカートリッジ室と、カートリッジ室に装填された
フイルムカートリッジから送り出されたフイルムを巻き
取る巻取スプールを備えたフイルム巻取室と、が設けら
れている。カートリッジ室内には、該室内に装填された
フイルムカートリッジのスプールに係合するスプール駆
動軸が設けられている。一方、巻取スプール内にはフイ
ルム給送用モータが組み込まれ、フイルム給送用モータ
の回転力はギヤ列等の動力伝達機構を介して前記スプー
ル駆動に伝達されるようになっている。かかるフイルム
給送系では、フイルムの巻取り量によって巻取り速度が
変化するので、フイルム巻取速度とフイルム送り出し速
度との差を吸収すべく、前記動力伝達系にはワンウェイ
クラッチが設けられている。
【0005】図9には、従来のワンウェイクラッチの構
造の一例が示されている。同図に示すワンウェイクラッ
チは、モータからの回転力により回転される駆動ギア1
02と、フイルムカートリッジのスプール駆動軸に噛合
する被駆動ギヤ110との間に、クラッチ板120と円
筒状のコロ(スプラグ)130、130、130が設け
られて構成される。
造の一例が示されている。同図に示すワンウェイクラッ
チは、モータからの回転力により回転される駆動ギア1
02と、フイルムカートリッジのスプール駆動軸に噛合
する被駆動ギヤ110との間に、クラッチ板120と円
筒状のコロ(スプラグ)130、130、130が設け
られて構成される。
【0006】駆動ギア102の裏面にには3本の突起1
04、104、104が形成されており、この突起10
4、104、104がクラッチ板120の孔122に嵌
合し、駆動ギア102とクラッチ板120とは一体に回
転するようになっている。クラッチ板120には径方向
に3つの爪126、126、126が形成され、各爪1
26の側面と前記被駆動ギア110の内周面112で規
定される空間に前記スプラグ130、130、130が
遊挿されている。
04、104、104が形成されており、この突起10
4、104、104がクラッチ板120の孔122に嵌
合し、駆動ギア102とクラッチ板120とは一体に回
転するようになっている。クラッチ板120には径方向
に3つの爪126、126、126が形成され、各爪1
26の側面と前記被駆動ギア110の内周面112で規
定される空間に前記スプラグ130、130、130が
遊挿されている。
【0007】駆動ギア102が被駆動ギア110に対し
て相対的に図中時計方向に回転する場合には、スプラグ
130、130、130が各爪126、126、126
の先端の側面と前記被駆動ギア110の内周面112と
の間に食い込んで、くさびの役割を果たし、被駆動ギア
110が一体的に回転する。他方、駆動ギア102が被
駆動ギア110に対して相対的に図中反時計方向に回転
する場合には、スプラグ130、130、130は各爪
126、126、126の側面と前記被駆動ギア110
の内周面112とで規定される空間でフリーとなり、駆
動ギア102の動力は被駆動ギア110に伝達されず、
駆動ギア102は被駆動ギア110に対して空転する。
て相対的に図中時計方向に回転する場合には、スプラグ
130、130、130が各爪126、126、126
の先端の側面と前記被駆動ギア110の内周面112と
の間に食い込んで、くさびの役割を果たし、被駆動ギア
110が一体的に回転する。他方、駆動ギア102が被
駆動ギア110に対して相対的に図中反時計方向に回転
する場合には、スプラグ130、130、130は各爪
126、126、126の側面と前記被駆動ギア110
の内周面112とで規定される空間でフリーとなり、駆
動ギア102の動力は被駆動ギア110に伝達されず、
駆動ギア102は被駆動ギア110に対して空転する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ワ
ンウェイクラッチでは、スプラグ130が係合し被駆動
ギア110が駆動ギア102の動力によって回転してい
る状態(係合状態)から、スプラグの係止が外れ駆動ギ
アに対して空転する瞬間、即ちスプラグの係止が解除さ
れる瞬間に回転方向の負荷変動が大きく、フイルムの給
送速度が不均一となるという欠点がある。
ンウェイクラッチでは、スプラグ130が係合し被駆動
ギア110が駆動ギア102の動力によって回転してい
る状態(係合状態)から、スプラグの係止が外れ駆動ギ
アに対して空転する瞬間、即ちスプラグの係止が解除さ
れる瞬間に回転方向の負荷変動が大きく、フイルムの給
送速度が不均一となるという欠点がある。
【0009】また、前記スプラグによる係止の代わり
に、図10に示すように、クラッチ板140に径方向に
揺動自在の爪142、142、142を形成するととも
に、被駆動ギア110の内周面に前記クラッチ板140
が一方向(図中反時計方向)に回転する場合に限り、前
記爪142、142、142の先端と係合する突起11
6、116、116を形成したワンウェイクラッチも知
られている。しかし、かかるワンウェイクラッチの構造
では、空転時に各爪142、142、142の先端がそ
れぞれ、内周面で摺動しながら突起116、116、1
16の段差部に落ち込むので、回転の径方向の負荷変動
が大きく、これもフイルムの給送速度が不均一となると
いう欠点がある。また、爪の数が多く、各爪142の腕
の長さを長くとることができないためバネ定数が大き
く、爪142が突起116の段差部に落ち込む際の負荷
変動が大きいという問題がある。
に、図10に示すように、クラッチ板140に径方向に
揺動自在の爪142、142、142を形成するととも
に、被駆動ギア110の内周面に前記クラッチ板140
が一方向(図中反時計方向)に回転する場合に限り、前
記爪142、142、142の先端と係合する突起11
6、116、116を形成したワンウェイクラッチも知
られている。しかし、かかるワンウェイクラッチの構造
では、空転時に各爪142、142、142の先端がそ
れぞれ、内周面で摺動しながら突起116、116、1
16の段差部に落ち込むので、回転の径方向の負荷変動
が大きく、これもフイルムの給送速度が不均一となると
いう欠点がある。また、爪の数が多く、各爪142の腕
の長さを長くとることができないためバネ定数が大き
く、爪142が突起116の段差部に落ち込む際の負荷
変動が大きいという問題がある。
【0010】フイルムの給送速度が不均一となると、写
真フイルムの磁気記録層にデジタル化された磁気信号を
記録する際の磁気信号のピッチも不均一となり、その結
果、磁気信号の読取りミスが発生したり、読取り不能と
なる不具合がある。本発明はこのような事情に鑑みてな
されたもので、クラッチが空転している時、或いは係合
状態から非係合状態に移行する際に負荷変動の少ないク
ラッチ構造を提供することを目的とするとともに、かか
るクラッチ構造を応用して撮影後の1コマ送り時にフイ
ルムの給送速度を均一化し、写真フイルムの磁気記録層
に磁気情報を良好に記録することができる磁気記録カメ
ラを提供することを目的とする。
真フイルムの磁気記録層にデジタル化された磁気信号を
記録する際の磁気信号のピッチも不均一となり、その結
果、磁気信号の読取りミスが発生したり、読取り不能と
なる不具合がある。本発明はこのような事情に鑑みてな
されたもので、クラッチが空転している時、或いは係合
状態から非係合状態に移行する際に負荷変動の少ないク
ラッチ構造を提供することを目的とするとともに、かか
るクラッチ構造を応用して撮影後の1コマ送り時にフイ
ルムの給送速度を均一化し、写真フイルムの磁気記録層
に磁気情報を良好に記録することができる磁気記録カメ
ラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記目的を達成するために、モータの回転力により回転さ
れ、回転の径方向に弾性的に揺動自在の1本の爪が回転
の円周方向に沿って基端から180度以上の展開長で延
出形成されたクラッチ部材と、前記クラッチ部材の爪が
摺動する内周面を有し、前記クラッチ部材と同軸上に回
転自在に設けられた被動部材であって、前記クラッチ部
材が前記爪の基端から先端に向かう回転方向に回転する
場合に限り、爪の先端が係合する突起が前記内周面に形
成された被動部材と、から成り、前記クラッチ部材の爪
の先端が前記突起に係合して回転することで前記モータ
の回転力が被動部材に伝達され、前記被動部材の回転の
角速度が前記クラッチ部材の回転の角速度を超えた場
合、前記被動部材がクラッチ部材に対して空転するよう
に構成されている。
記目的を達成するために、モータの回転力により回転さ
れ、回転の径方向に弾性的に揺動自在の1本の爪が回転
の円周方向に沿って基端から180度以上の展開長で延
出形成されたクラッチ部材と、前記クラッチ部材の爪が
摺動する内周面を有し、前記クラッチ部材と同軸上に回
転自在に設けられた被動部材であって、前記クラッチ部
材が前記爪の基端から先端に向かう回転方向に回転する
場合に限り、爪の先端が係合する突起が前記内周面に形
成された被動部材と、から成り、前記クラッチ部材の爪
の先端が前記突起に係合して回転することで前記モータ
の回転力が被動部材に伝達され、前記被動部材の回転の
角速度が前記クラッチ部材の回転の角速度を超えた場
合、前記被動部材がクラッチ部材に対して空転するよう
に構成されている。
【0012】本発明によれば、駆動側のクラッチ部材が
爪の基端から先端に向かう回転方向に回転する場合に
は、爪の先端が被動部材(被動側)の内周面に形成され
た突起に係合するため駆動側の動力が被動部材に伝達さ
れる。また、被動側の角速度が駆動側の角速度よりも大
きくなった場合には、クラッチ部材の爪の先端と被動部
材の内周面の突起との係止が外れ、駆動側の動力は被動
側に伝達されなくなる。
爪の基端から先端に向かう回転方向に回転する場合に
は、爪の先端が被動部材(被動側)の内周面に形成され
た突起に係合するため駆動側の動力が被動部材に伝達さ
れる。また、被動側の角速度が駆動側の角速度よりも大
きくなった場合には、クラッチ部材の爪の先端と被動部
材の内周面の突起との係止が外れ、駆動側の動力は被動
側に伝達されなくなる。
【0013】駆動側から被動側に動力が伝達されるクラ
ッチの係合状態から、動力の伝達が解かれる非係合(空
転)状態に移る際には、クラッチ部材の爪の先端と被動
部材の内周面の突起との係止が離れるだけなので、回転
方向の負荷変動は小さい。また、空転期間中、クラッチ
部材は被動部材に対して相対的に逆回転することにな
る。そして、爪の先端が前記突起に近づくと、爪の先端
は被動部材の内周面に摺動し、爪は径方向に揺動して突
起を避ける。爪の先端が突起を通過した時に爪の弾性力
で突起の段差に落ち込む。
ッチの係合状態から、動力の伝達が解かれる非係合(空
転)状態に移る際には、クラッチ部材の爪の先端と被動
部材の内周面の突起との係止が離れるだけなので、回転
方向の負荷変動は小さい。また、空転期間中、クラッチ
部材は被動部材に対して相対的に逆回転することにな
る。そして、爪の先端が前記突起に近づくと、爪の先端
は被動部材の内周面に摺動し、爪は径方向に揺動して突
起を避ける。爪の先端が突起を通過した時に爪の弾性力
で突起の段差に落ち込む。
【0014】この時、回転の径方向の負荷変動が生じる
ことが考えられるが、爪の長さを基端から円周に沿って
180度以上の展開長としたので、180度に満たない
短い長さの爪に比べて爪のバネ定数が小さく、揺動方向
に対する弾性力が弱められている。従って、爪が突起を
乗り越える際に生じる回転の径方向(円周の法線方向)
の負荷変動が小さくなる。
ことが考えられるが、爪の長さを基端から円周に沿って
180度以上の展開長としたので、180度に満たない
短い長さの爪に比べて爪のバネ定数が小さく、揺動方向
に対する弾性力が弱められている。従って、爪が突起を
乗り越える際に生じる回転の径方向(円周の法線方向)
の負荷変動が小さくなる。
【0015】また、爪の本数が1本であり、クラッチ部
材が一回転する間に突起を乗り越える回数は1回なの
で、爪の本数が複数の場合に比べて負荷変動が生じる回
数も少ない。これにより、径方向の負荷変動を飛躍的に
低減できる。また、請求項2記載の発明は前記目的を達
成するために、フイルムカートリッジのケーシングに回
転自在に配設されたスプールに巻回された写真フイルム
を撮影毎に1コマ送りする動力源となるモータと、前記
モータの駆動力を前記スプールに伝達し、前記写真フイ
ルムの順方向への給送時に前記フイルムカートリッジか
ら写真フイルムを送り出す方向に前記スプールを回転さ
せる第1の動力伝達手段と、前記フイルムカートリッジ
から送出される写真フイルムを巻き取る巻取スプール
と、前記モータの駆動力を前記巻取スプールに伝達し、
前記写真フイルムの順方向への給送時には前記スプール
と同方向で前記フイルムの送り出し速度よりも高速で前
記巻取スプールを回転させる第2の動力伝達手段と、前
記第1の動力伝達手段の動力伝達経路の途中に設けら
れ、前記モータの回転力により回転され、回転の径方向
に弾性的に揺動自在の1本の爪が回転の円周方向に沿っ
て基端から180度以上の展開長で延出形成されたクラ
ッチ部材と、前記クラッチ部材の爪が摺動する内周面を
有し、前記クラッチ部材と同軸上に回転自在に設けられ
た被動部材であって、前記クラッチ部材が爪の基端から
先端に向かう回転方向に回転する場合に限り、前記爪の
先端が係止される突起が前記内周面に形成された被動部
材と、から成るワンウェイクラッチと、撮影されたコマ
画像に関連する磁気情報を1コマ送り中に写真フイルム
上の磁気記録層に記録する磁気記録手段と、を備え、前
記第1の動力伝達手段によるフイルムの送り出し速度よ
りも高速でフイルムが巻取スプールに巻き取られ、前記
巻取スプールに巻き取られるフイルムの張力によって前
記フイルムカートリッジのスプールが回転し、前記被動
部材の回転の角速度が、前記クラッチ部材の回転の角速
度を超え、前記クラッチ部材の爪の先端と前記突起の係
合が外れる際に生じる回転方向の負荷変動を小さくする
とともに、前記被動部材が前記クラッチ部材に対して空
転している期間中の回転の径方向の負荷変動を小さくす
ることでフイルム給送速度の変化を抑制し、前記磁気記
録手段による磁気情報の書き込みピッチを均一化するよ
うにしたことを特徴としている。
材が一回転する間に突起を乗り越える回数は1回なの
で、爪の本数が複数の場合に比べて負荷変動が生じる回
数も少ない。これにより、径方向の負荷変動を飛躍的に
低減できる。また、請求項2記載の発明は前記目的を達
成するために、フイルムカートリッジのケーシングに回
転自在に配設されたスプールに巻回された写真フイルム
を撮影毎に1コマ送りする動力源となるモータと、前記
モータの駆動力を前記スプールに伝達し、前記写真フイ
ルムの順方向への給送時に前記フイルムカートリッジか
ら写真フイルムを送り出す方向に前記スプールを回転さ
せる第1の動力伝達手段と、前記フイルムカートリッジ
から送出される写真フイルムを巻き取る巻取スプール
と、前記モータの駆動力を前記巻取スプールに伝達し、
前記写真フイルムの順方向への給送時には前記スプール
と同方向で前記フイルムの送り出し速度よりも高速で前
記巻取スプールを回転させる第2の動力伝達手段と、前
記第1の動力伝達手段の動力伝達経路の途中に設けら
れ、前記モータの回転力により回転され、回転の径方向
に弾性的に揺動自在の1本の爪が回転の円周方向に沿っ
て基端から180度以上の展開長で延出形成されたクラ
ッチ部材と、前記クラッチ部材の爪が摺動する内周面を
有し、前記クラッチ部材と同軸上に回転自在に設けられ
た被動部材であって、前記クラッチ部材が爪の基端から
先端に向かう回転方向に回転する場合に限り、前記爪の
先端が係止される突起が前記内周面に形成された被動部
材と、から成るワンウェイクラッチと、撮影されたコマ
画像に関連する磁気情報を1コマ送り中に写真フイルム
上の磁気記録層に記録する磁気記録手段と、を備え、前
記第1の動力伝達手段によるフイルムの送り出し速度よ
りも高速でフイルムが巻取スプールに巻き取られ、前記
巻取スプールに巻き取られるフイルムの張力によって前
記フイルムカートリッジのスプールが回転し、前記被動
部材の回転の角速度が、前記クラッチ部材の回転の角速
度を超え、前記クラッチ部材の爪の先端と前記突起の係
合が外れる際に生じる回転方向の負荷変動を小さくする
とともに、前記被動部材が前記クラッチ部材に対して空
転している期間中の回転の径方向の負荷変動を小さくす
ることでフイルム給送速度の変化を抑制し、前記磁気記
録手段による磁気情報の書き込みピッチを均一化するよ
うにしたことを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に係るクラッチ構造を磁気記録カメラに適用したもの
であり、本発明によれば磁気記録は撮影後の1コマ送り
のフイルム給送中に行われるが、ワンウェイクラッチが
係合状態から非係合状態に移る際の回転方向の負荷変動
及び空転期間中の回転の径方向の負荷変動が抑えられ、
フイルム給送速度が均一に保たれる。従って、磁気書き
込み信号のピッチが均一となり、情報の読み込みミスの
発生が低減できる。
明に係るクラッチ構造を磁気記録カメラに適用したもの
であり、本発明によれば磁気記録は撮影後の1コマ送り
のフイルム給送中に行われるが、ワンウェイクラッチが
係合状態から非係合状態に移る際の回転方向の負荷変動
及び空転期間中の回転の径方向の負荷変動が抑えられ、
フイルム給送速度が均一に保たれる。従って、磁気書き
込み信号のピッチが均一となり、情報の読み込みミスの
発生が低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るクラッチ構造及び磁気記録カメラの好ましい実施の形
態について詳説する。図1は本発明の実施の形態に係る
磁気記録カメラの要部ブロック図である。この磁気記録
カメラは、主として、給送モータ3、巻取スプール1
1、スプール駆動軸20、動力伝達機構28等から成る
フイルム給送装置と、磁気ヘッド30、磁気ヘッドドラ
イバー32等から成る磁気記録装置と、これらのフイル
ム給送装置及び磁気記録装置を制御するマイクロコンピ
ュータ(マイコン)40とから構成されている。
るクラッチ構造及び磁気記録カメラの好ましい実施の形
態について詳説する。図1は本発明の実施の形態に係る
磁気記録カメラの要部ブロック図である。この磁気記録
カメラは、主として、給送モータ3、巻取スプール1
1、スプール駆動軸20、動力伝達機構28等から成る
フイルム給送装置と、磁気ヘッド30、磁気ヘッドドラ
イバー32等から成る磁気記録装置と、これらのフイル
ム給送装置及び磁気記録装置を制御するマイクロコンピ
ュータ(マイコン)40とから構成されている。
【0018】給送モータ3は、巻取スプール11の中に
内蔵され、マイコン40の制御によって給送モータドラ
イバ4を介して正逆両方向に回転する。動力伝達機構2
8は、給送モータ3からの駆動力が伝達され、その駆動
力をそれぞれ巻取スプール11及びスプール駆動軸20
に伝達するもので、給送モータ3の回転方向に応じて給
送モータ3の駆動力をフイルム巻上げ用、巻戻し用に切
り換えられる。
内蔵され、マイコン40の制御によって給送モータドラ
イバ4を介して正逆両方向に回転する。動力伝達機構2
8は、給送モータ3からの駆動力が伝達され、その駆動
力をそれぞれ巻取スプール11及びスプール駆動軸20
に伝達するもので、給送モータ3の回転方向に応じて給
送モータ3の駆動力をフイルム巻上げ用、巻戻し用に切
り換えられる。
【0019】この動力伝達機構28について詳しくは後
述するが、撮影時における通常の1コマ巻き上げ時には
巻き上げ用に切り替えられており、1コマの露光完了信
号の入力によってモータが正回転されると、この正回転
が出力軸3a、ピニオン12、動力伝達機構28、及び
ギア19を介してカートリッジ21のスプール22を駆
動するスプール駆動軸20に伝達される。
述するが、撮影時における通常の1コマ巻き上げ時には
巻き上げ用に切り替えられており、1コマの露光完了信
号の入力によってモータが正回転されると、この正回転
が出力軸3a、ピニオン12、動力伝達機構28、及び
ギア19を介してカートリッジ21のスプール22を駆
動するスプール駆動軸20に伝達される。
【0020】写真フイルム23の搬送経路中、即ち、カ
メラのアパーチュア33の枠外の上部には、写真フイル
ム23の側縁部にコマ位置に対応して穿設されたパーフ
ォレーション23b、23cを検出するためのパーフォ
レーションセンサ25が設けられている。パーフォレー
ションセンサ25は、例えば、赤外光を発するLED
と、反射光を受光するフォトトランジスタとで構成され
た反射型フォトセンサから成り、フォトトランジスタが
受光した反射光の強度に応じた光電信号を出力する。該
パーフォレーションセンサ25からの光電信号は、パー
フォレーション信号(PF信号)発生回路34に送られ
る。
メラのアパーチュア33の枠外の上部には、写真フイル
ム23の側縁部にコマ位置に対応して穿設されたパーフ
ォレーション23b、23cを検出するためのパーフォ
レーションセンサ25が設けられている。パーフォレー
ションセンサ25は、例えば、赤外光を発するLED
と、反射光を受光するフォトトランジスタとで構成され
た反射型フォトセンサから成り、フォトトランジスタが
受光した反射光の強度に応じた光電信号を出力する。該
パーフォレーションセンサ25からの光電信号は、パー
フォレーション信号(PF信号)発生回路34に送られ
る。
【0021】PF信号発生回路34は、パーフォレーシ
ョンセンサ25からの光電信号を二値化してPF信号に
変換する。PF信号発生回路34は、パーフォレーショ
ンセンサ25にパーフォレーション23b、23cのい
ずれかが対峙している時にPF信号をロウ(L)レベル
とし、それ以外の時には、PF信号をハイ(H)レベと
する。PF信号は、マイコン40に送られる。
ョンセンサ25からの光電信号を二値化してPF信号に
変換する。PF信号発生回路34は、パーフォレーショ
ンセンサ25にパーフォレーション23b、23cのい
ずれかが対峙している時にPF信号をロウ(L)レベル
とし、それ以外の時には、PF信号をハイ(H)レベと
する。PF信号は、マイコン40に送られる。
【0022】マイコン40には、コマ数カウンタ42が
接続されている。このコマ数カウンタ42は、パーフォ
レーションセンサ25がパーフォレーションを検出して
PF信号がHレベルからLレベルになる毎に、そのカウ
ント値Cが「1」ずつインクリメントされる。また、コ
マ数カウンタ42は、カートリッジ21本体を装填して
カメラの裏蓋を閉じた際に発生する裏蓋閉じ信号がマイ
コン40に入力された時に、リセットされてカウント値
Cが「0」となる。コマ数カウンタ42のカウント値C
は、アパーチュア33にセットされている撮影コマが何
番目であるかを示す情報としてマイコン40に送られ
る。
接続されている。このコマ数カウンタ42は、パーフォ
レーションセンサ25がパーフォレーションを検出して
PF信号がHレベルからLレベルになる毎に、そのカウ
ント値Cが「1」ずつインクリメントされる。また、コ
マ数カウンタ42は、カートリッジ21本体を装填して
カメラの裏蓋を閉じた際に発生する裏蓋閉じ信号がマイ
コン40に入力された時に、リセットされてカウント値
Cが「0」となる。コマ数カウンタ42のカウント値C
は、アパーチュア33にセットされている撮影コマが何
番目であるかを示す情報としてマイコン40に送られ
る。
【0023】給送モータ3には、ロータリエンコーダ2
6が取り付けられている。ロータリエンコーダ26は、
給送モータの回転軸と一体に回転する円板に放射状のス
リットを一定のピッチで形成したエンコード板26a
と、このエンコード板26aを挟むようにして設けられ
た投光部と受光部とから成るフォトインターラプタ26
bとから構成される。フォトインターラプタ26bは、
投光部と受光部の間をエンコード板26aのスリットが
通過する毎に、エンコードパルスを発生する。
6が取り付けられている。ロータリエンコーダ26は、
給送モータの回転軸と一体に回転する円板に放射状のス
リットを一定のピッチで形成したエンコード板26a
と、このエンコード板26aを挟むようにして設けられ
た投光部と受光部とから成るフォトインターラプタ26
bとから構成される。フォトインターラプタ26bは、
投光部と受光部の間をエンコード板26aのスリットが
通過する毎に、エンコードパルスを発生する。
【0024】このエンコードパルスは、エンコード板2
6aが給送モータ3の回転軸と一緒に回転するから、給
送モータ3が一定角度回転する毎に発生する。そして、
このエンコードパルスの個数は、パルスカウンタ35に
よってカウントされる。パルスカウンタ35はエンコー
ドパルスの入力毎に、そのカウント値Nを「1」ずつイ
ンクリメントし、パルスカウンタ35のカウント値N
は、マイコン40に送られる。マイコン40は、このカ
ウント値Nに基づいてフイルムの給送長を測定するとと
もに、カウント値Nを「0」にリセットする。
6aが給送モータ3の回転軸と一緒に回転するから、給
送モータ3が一定角度回転する毎に発生する。そして、
このエンコードパルスの個数は、パルスカウンタ35に
よってカウントされる。パルスカウンタ35はエンコー
ドパルスの入力毎に、そのカウント値Nを「1」ずつイ
ンクリメントし、パルスカウンタ35のカウント値N
は、マイコン40に送られる。マイコン40は、このカ
ウント値Nに基づいてフイルムの給送長を測定するとと
もに、カウント値Nを「0」にリセットする。
【0025】カメラのアパーチュア33の枠外の下部
で、例えば圧板(不図示)に、磁気ヘッド30が写真フ
イルム23の背面縁部の磁気記録層に接触するように支
持されている。磁気ヘッド30は、給送方向に所定長さ
だけパーフォレーションセンサ25からカートリッジ本
体側(フイルム巻き上げ方向の上流側)に離れた位置に
配置されている。
で、例えば圧板(不図示)に、磁気ヘッド30が写真フ
イルム23の背面縁部の磁気記録層に接触するように支
持されている。磁気ヘッド30は、給送方向に所定長さ
だけパーフォレーションセンサ25からカートリッジ本
体側(フイルム巻き上げ方向の上流側)に離れた位置に
配置されている。
【0026】この磁気ヘッド30は、磁気ヘッドドライ
バー32によって駆動され、前記マイコン40から出力
される撮影情報を撮影後の1コマ送り中に写真フイルム
23上の該当するコマの磁気記録層にデジタル化された
磁気信号として2進コードで磁気記録する。尚、撮影時
に写真フイルム23の磁気記録層に記録する撮影情報
は、例えば撮影日時、シャッター速度、絞り値等の露出
制御データ等である。
バー32によって駆動され、前記マイコン40から出力
される撮影情報を撮影後の1コマ送り中に写真フイルム
23上の該当するコマの磁気記録層にデジタル化された
磁気信号として2進コードで磁気記録する。尚、撮影時
に写真フイルム23の磁気記録層に記録する撮影情報
は、例えば撮影日時、シャッター速度、絞り値等の露出
制御データ等である。
【0027】前記マイコン40には、各種露出データを
2進法コードとして格納したデータROM44が接続さ
れており、露光完了時にこのデータROM44から撮影
時の露出制御データに対応した2進コードが取り出され
て、磁気ヘッドドライバー32に送られる。そして、磁
気ヘッドドライバー32は、この2進コードに基づいて
磁気ヘッド30を駆動する。即ち、ロータリーエンコー
ダ26のエンコードパルス信号を基にして、磁気記録時
のフイルムの給送速度がマイコン40で算出され、この
フイルム給送速度に応じたタイミングで磁気ヘッド30
が駆動される。これにより、写真フイルム23の磁気記
録層に磁気記録される2進コードの各ビットの長さが一
定にされる。
2進法コードとして格納したデータROM44が接続さ
れており、露光完了時にこのデータROM44から撮影
時の露出制御データに対応した2進コードが取り出され
て、磁気ヘッドドライバー32に送られる。そして、磁
気ヘッドドライバー32は、この2進コードに基づいて
磁気ヘッド30を駆動する。即ち、ロータリーエンコー
ダ26のエンコードパルス信号を基にして、磁気記録時
のフイルムの給送速度がマイコン40で算出され、この
フイルム給送速度に応じたタイミングで磁気ヘッド30
が駆動される。これにより、写真フイルム23の磁気記
録層に磁気記録される2進コードの各ビットの長さが一
定にされる。
【0028】また、前記マイコン40には、プログラム
ROM46、RAM47、がそれぞれ接続されている。
プログラムROM46には、撮影シーケンスや磁気記録
シーケンスを実行させるためのプログラム等が格納され
ており、RAM47は、撮影シーケンスや磁気記録シー
ケンスの遂行に必要なデータ等を一時的に記憶するワー
クエリアとして用いられる。
ROM46、RAM47、がそれぞれ接続されている。
プログラムROM46には、撮影シーケンスや磁気記録
シーケンスを実行させるためのプログラム等が格納され
ており、RAM47は、撮影シーケンスや磁気記録シー
ケンスの遂行に必要なデータ等を一時的に記憶するワー
クエリアとして用いられる。
【0029】次に、フイルム給送装置について説明す
る。図2乃至図4はそれぞれ図1に示した動力伝達機構
の各動作状態を示す斜視図である。前記給送モータ3
は、巻取スプール11に内蔵されており(図1参照)、
その出力軸3aにはピニオン12が嵌着されている。こ
のピニオン12に適宜な変速比のギヤ列13を介して遊
星クラッチ機構14の太陽ギヤ14aが連繋している。
この遊星クラッチ機構14は上記太陽ギヤ14aとそれ
ぞれ噛合している第1遊星ギヤ14bと第2遊星ギヤ1
4cとを有しており、これら太陽ギヤ14aと第1遊星
ギヤ14b、第2遊星ギヤ14cはほぼV字型をした遊
星爪14dに支持されている。そして、太陽ギヤ14a
の回転方向に応じた遊星爪14dの揺動によって、第1
遊星ギヤ14bが、前記巻取スプール11の上部の外周
面に形成された巻取スプールギヤ11a又はスプール駆
動第1ギヤ15のいずれかに噛合するようにしてある。
また、第1遊星ギヤ14bが遊星爪14dの揺動によっ
て巻取スプールギヤ11aと噛合した状態で、上記第2
遊星ギヤ14cが、上記スプール駆動第1ギヤ15とワ
ンウェイクラッチ16を介して同軸上にあるフイルム送
出しギヤ17に噛合するようになっている。前記ワンウ
ェイクラッチ16の構造については後述する。
る。図2乃至図4はそれぞれ図1に示した動力伝達機構
の各動作状態を示す斜視図である。前記給送モータ3
は、巻取スプール11に内蔵されており(図1参照)、
その出力軸3aにはピニオン12が嵌着されている。こ
のピニオン12に適宜な変速比のギヤ列13を介して遊
星クラッチ機構14の太陽ギヤ14aが連繋している。
この遊星クラッチ機構14は上記太陽ギヤ14aとそれ
ぞれ噛合している第1遊星ギヤ14bと第2遊星ギヤ1
4cとを有しており、これら太陽ギヤ14aと第1遊星
ギヤ14b、第2遊星ギヤ14cはほぼV字型をした遊
星爪14dに支持されている。そして、太陽ギヤ14a
の回転方向に応じた遊星爪14dの揺動によって、第1
遊星ギヤ14bが、前記巻取スプール11の上部の外周
面に形成された巻取スプールギヤ11a又はスプール駆
動第1ギヤ15のいずれかに噛合するようにしてある。
また、第1遊星ギヤ14bが遊星爪14dの揺動によっ
て巻取スプールギヤ11aと噛合した状態で、上記第2
遊星ギヤ14cが、上記スプール駆動第1ギヤ15とワ
ンウェイクラッチ16を介して同軸上にあるフイルム送
出しギヤ17に噛合するようになっている。前記ワンウ
ェイクラッチ16の構造については後述する。
【0030】上記スプール駆動第1ギヤ15には、適宜
な変速比のスプール駆動ギヤ列18を介してスプールギ
ヤ19が連繋している。このスプールギヤ19にはスプ
ール駆動軸20が固着されており、このスプール駆動軸
20が図示しないカートリッジ室に突出している。スプ
ール駆動軸20は、カートリッジ室に収納されたフイル
ムカートリッジ21のスプール22(図5及び図6参
照)に係合するようになっている。尚、前記ギヤ列13
と遊星クラッチ機構14、スプール駆動第1ギヤ15、
ワンウェイクラッチ16、フイルム送出しギヤ17、ス
プール駆動ギヤ列18とにより、図1に示した動力伝達
機構28が構成されている。
な変速比のスプール駆動ギヤ列18を介してスプールギ
ヤ19が連繋している。このスプールギヤ19にはスプ
ール駆動軸20が固着されており、このスプール駆動軸
20が図示しないカートリッジ室に突出している。スプ
ール駆動軸20は、カートリッジ室に収納されたフイル
ムカートリッジ21のスプール22(図5及び図6参
照)に係合するようになっている。尚、前記ギヤ列13
と遊星クラッチ機構14、スプール駆動第1ギヤ15、
ワンウェイクラッチ16、フイルム送出しギヤ17、ス
プール駆動ギヤ列18とにより、図1に示した動力伝達
機構28が構成されている。
【0031】上記フイルムカートリッジ21をカートリ
ッジ室に装填する場合には、図示しないカメラ本体の底
面に形成された該カートリッジ室の蓋を開放して装填す
ることになり、カートリッジ室にフイルムカートリッジ
21を装填すればスプール22が前記スプール駆動軸2
0と係合するようになっている。前記フイルムカートリ
ッジ21には図5及び図6に示すように、筒上のケーシ
ング21aの中央部に回転自在に支持されたスプール2
2にロールフイルム23の一端部が係止されて巻回され
ている。また、ケーシング21aの一部にスプール22
に沿った方向を長手方向とした開口21bが形成されて
おり、この開口21bに開閉自在なフイルムドア24が
設けられている。また、この開口21bに臨んだ位置に
はケーシング21aの一部を内側に膨出させてフイルム
ガイド部21cが形成されており、フイルム23の先端
部を開口21bに向かって案内している。上記ロールフ
イルム23はフイルムカートリッジ21がカメラに装填
されていない状態では、全てケーシング21a内に収納
されており、先端部が上記開口21bから突出していな
い。そして、上記フイルムドア24は、フイルムカート
リッジ21がカメラに装填されていない状態では閉成さ
れており、フイルムカートリッジ21をカメラに装填す
るとカメラ内部の機構により開放されるようになってい
る。
ッジ室に装填する場合には、図示しないカメラ本体の底
面に形成された該カートリッジ室の蓋を開放して装填す
ることになり、カートリッジ室にフイルムカートリッジ
21を装填すればスプール22が前記スプール駆動軸2
0と係合するようになっている。前記フイルムカートリ
ッジ21には図5及び図6に示すように、筒上のケーシ
ング21aの中央部に回転自在に支持されたスプール2
2にロールフイルム23の一端部が係止されて巻回され
ている。また、ケーシング21aの一部にスプール22
に沿った方向を長手方向とした開口21bが形成されて
おり、この開口21bに開閉自在なフイルムドア24が
設けられている。また、この開口21bに臨んだ位置に
はケーシング21aの一部を内側に膨出させてフイルム
ガイド部21cが形成されており、フイルム23の先端
部を開口21bに向かって案内している。上記ロールフ
イルム23はフイルムカートリッジ21がカメラに装填
されていない状態では、全てケーシング21a内に収納
されており、先端部が上記開口21bから突出していな
い。そして、上記フイルムドア24は、フイルムカート
リッジ21がカメラに装填されていない状態では閉成さ
れており、フイルムカートリッジ21をカメラに装填す
るとカメラ内部の機構により開放されるようになってい
る。
【0032】カメラに装填されたフイルムカートリッジ
21から引き出されたフイルム23は、先端部から巻取
スプール11に巻取られ、該巻取スプール11とフイル
ムカートリッジ21との間に掛け渡される。この巻取ス
プール11とカートリッジ室との間の中央部にアパーチ
ュア33(図1参照)が形成されており、このアパーチ
ュア33にフイルム23のコマ23aがセットされ、該
セットされたコマ23aが露光される。
21から引き出されたフイルム23は、先端部から巻取
スプール11に巻取られ、該巻取スプール11とフイル
ムカートリッジ21との間に掛け渡される。この巻取ス
プール11とカートリッジ室との間の中央部にアパーチ
ュア33(図1参照)が形成されており、このアパーチ
ュア33にフイルム23のコマ23aがセットされ、該
セットされたコマ23aが露光される。
【0033】次に、上記構成のフイルム給送装置の動作
について説明する。先ず、フイルムカートリッジ21が
カートリッジ室に装填されると、フイルムの初期送りが
行われる。即ち、マイクロコンピュータ40から給送モ
ータドライバー4に対して給送モータ3をフイルム23
の巻き上げを行う方向(この方向を正転とする。)に回
転させる信号を送出し、この信号によって給送モータ3
を正転させる。
について説明する。先ず、フイルムカートリッジ21が
カートリッジ室に装填されると、フイルムの初期送りが
行われる。即ち、マイクロコンピュータ40から給送モ
ータドライバー4に対して給送モータ3をフイルム23
の巻き上げを行う方向(この方向を正転とする。)に回
転させる信号を送出し、この信号によって給送モータ3
を正転させる。
【0034】図2に示すように給送モータ3が正転し、
その回転が遊星クラッチ機構14の太陽ギヤ14aに伝
達されると、この太陽ギヤ14aと遊星爪14dとの間
の摩擦力によって遊星爪14dが太陽ギヤ14aの回転
方向に揺動し、第1遊星ギヤ14bが巻取スプールギヤ
11aに噛合するとともに、第2遊星ギヤ14cがフイ
ルム送り出しギヤ17に噛合する。このため、第1遊星
ギヤ14bを介して、給送モータ3の回転が巻取スプー
ル11に伝達され、該巻取スプール11をフイルム23
を巻取る方向に回転させる。また、第2遊星ギヤ14c
を介して、給送モータ3の回転がフイルム送り出しギヤ
17、ワンウェイクラッチ16、カートリッジスプール
駆動第1ギヤ15、カートリッジスプール駆動ギヤ列1
8の順に伝達されて、スプールギヤ19を回転させるこ
とになる。このため、このスプールギヤ19に係合した
フイルムカートリッジ21のスプール22がフイルム2
3を送り出す方向に回転することになる。
その回転が遊星クラッチ機構14の太陽ギヤ14aに伝
達されると、この太陽ギヤ14aと遊星爪14dとの間
の摩擦力によって遊星爪14dが太陽ギヤ14aの回転
方向に揺動し、第1遊星ギヤ14bが巻取スプールギヤ
11aに噛合するとともに、第2遊星ギヤ14cがフイ
ルム送り出しギヤ17に噛合する。このため、第1遊星
ギヤ14bを介して、給送モータ3の回転が巻取スプー
ル11に伝達され、該巻取スプール11をフイルム23
を巻取る方向に回転させる。また、第2遊星ギヤ14c
を介して、給送モータ3の回転がフイルム送り出しギヤ
17、ワンウェイクラッチ16、カートリッジスプール
駆動第1ギヤ15、カートリッジスプール駆動ギヤ列1
8の順に伝達されて、スプールギヤ19を回転させるこ
とになる。このため、このスプールギヤ19に係合した
フイルムカートリッジ21のスプール22がフイルム2
3を送り出す方向に回転することになる。
【0035】上記スプール22の回転によって、該スプ
ール22に巻き取られているフイルム23が図5におい
て時計回り方向、即ちフイルム23の送り出し方向に旋
回する。このため、フイルム23が徐々に巻き解かれて
フイルムカートリッジ21のケーシング21aの内壁面
に押し付けられ、該内壁面に沿って旋回することにな
る。この旋回途中においてフイルム23の先端部がフイ
ルムガイド部21cに突き当たると該フイルムガイド部
21cに案内されて、先端部がフイルムカートリッジ2
1の開口21bに向って前進し、開口21bを通ってケ
ーシング21aから進出することになる。さらに、スプ
ール22の回転によってフイルム23がケーシング21
aから徐々に押し出され、フイルム23の先端部がアパ
ーチュア33の縁部に形成されているフイルムレール
(図示せず)に案内されて巻取スプール11に達するこ
とになる。
ール22に巻き取られているフイルム23が図5におい
て時計回り方向、即ちフイルム23の送り出し方向に旋
回する。このため、フイルム23が徐々に巻き解かれて
フイルムカートリッジ21のケーシング21aの内壁面
に押し付けられ、該内壁面に沿って旋回することにな
る。この旋回途中においてフイルム23の先端部がフイ
ルムガイド部21cに突き当たると該フイルムガイド部
21cに案内されて、先端部がフイルムカートリッジ2
1の開口21bに向って前進し、開口21bを通ってケ
ーシング21aから進出することになる。さらに、スプ
ール22の回転によってフイルム23がケーシング21
aから徐々に押し出され、フイルム23の先端部がアパ
ーチュア33の縁部に形成されているフイルムレール
(図示せず)に案内されて巻取スプール11に達するこ
とになる。
【0036】図3に示すように、巻取スプール11はフ
イルム23を巻き上げる方向に回転しているから、フイ
ルム23が巻取スプール11に達すると、フイルム23
はこの巻取スプール11の回転によって巻き取られるこ
とになる。尚、巻取スプール11の回転速度の方がスプ
ール22の回転速度よりも大きいから、フイルム23は
巻取スプール11の回転によってフイルムカートリッジ
21から引き出されることになる。
イルム23を巻き上げる方向に回転しているから、フイ
ルム23が巻取スプール11に達すると、フイルム23
はこの巻取スプール11の回転によって巻き取られるこ
とになる。尚、巻取スプール11の回転速度の方がスプ
ール22の回転速度よりも大きいから、フイルム23は
巻取スプール11の回転によってフイルムカートリッジ
21から引き出されることになる。
【0037】フイルム23が巻き上げられると、パーフ
ォレーションセンサ25が検知するフイルム23のパー
フォレーション23bによって1コマ目がアパーチュア
33にセットされるまでフイルム23が給送される。
尚、このときのフイルム23の給送方向を順方向とす
る。そして、1コマ目がセットされたならば、給送モー
タ3を電気的あるいは機械的に制動して該給送モータ3
を停止する。その後、1コマ目の撮影が終了すると、自
動的にフイルム23を順方向に1コマ送りする。また、
この1コマ送り中に、磁気ヘッド30は、撮影情報をフ
イルム23上の撮影コマの磁気記録層にデジタル化され
た磁気信号として記録する。磁気情報をフイルム23上
の磁気記録層に記録する。
ォレーションセンサ25が検知するフイルム23のパー
フォレーション23bによって1コマ目がアパーチュア
33にセットされるまでフイルム23が給送される。
尚、このときのフイルム23の給送方向を順方向とす
る。そして、1コマ目がセットされたならば、給送モー
タ3を電気的あるいは機械的に制動して該給送モータ3
を停止する。その後、1コマ目の撮影が終了すると、自
動的にフイルム23を順方向に1コマ送りする。また、
この1コマ送り中に、磁気ヘッド30は、撮影情報をフ
イルム23上の撮影コマの磁気記録層にデジタル化され
た磁気信号として記録する。磁気情報をフイルム23上
の磁気記録層に記録する。
【0038】このようにして撮影が進むと、巻取スプー
ル11の回転速度の方がスプール22の回転速度よりも
大きいから、巻き解かれてケーシング21a内で緩んだ
状態にあるフイルム23が徐々に巻き締められ、図6に
示すように十分に密に巻き締められると、フイルム送出
しギヤ17よりもスプール駆動第1ギヤ15の方が回転
速度が大きくなり、ワンウェイクラッチ16が滑るよう
になる。
ル11の回転速度の方がスプール22の回転速度よりも
大きいから、巻き解かれてケーシング21a内で緩んだ
状態にあるフイルム23が徐々に巻き締められ、図6に
示すように十分に密に巻き締められると、フイルム送出
しギヤ17よりもスプール駆動第1ギヤ15の方が回転
速度が大きくなり、ワンウェイクラッチ16が滑るよう
になる。
【0039】一方、全てのコマの撮影が終了すると、給
送モータ3を逆転させる。これにより、遊星クラッチ機
構14の太陽ギヤ14aが正転時とは逆方向に回転する
から、この回転に応じた方向に遊星爪14dが揺動し
て、図4に示すように遊星第1ギヤ14bがスプールギ
ヤ11aとの噛合を解除してスプール駆動第1ギヤ15
に噛合することになる。このため、給送モータ3の回転
がスプール駆動第1ギヤ14bからスプール駆動ギヤ列
18を介してスプールギヤ19に伝達されることにな
る。従って、スプール22が、図6において反時計回り
方向、即ちフイルム23の巻戻し方向に回転する。この
スプール22の回転によってフイルム23が巻き戻され
ることになる。尚、このとき巻取スプール11は自由に
回転できる状態にある。
送モータ3を逆転させる。これにより、遊星クラッチ機
構14の太陽ギヤ14aが正転時とは逆方向に回転する
から、この回転に応じた方向に遊星爪14dが揺動し
て、図4に示すように遊星第1ギヤ14bがスプールギ
ヤ11aとの噛合を解除してスプール駆動第1ギヤ15
に噛合することになる。このため、給送モータ3の回転
がスプール駆動第1ギヤ14bからスプール駆動ギヤ列
18を介してスプールギヤ19に伝達されることにな
る。従って、スプール22が、図6において反時計回り
方向、即ちフイルム23の巻戻し方向に回転する。この
スプール22の回転によってフイルム23が巻き戻され
ることになる。尚、このとき巻取スプール11は自由に
回転できる状態にある。
【0040】次に、ワンウェイクラッチ16の構造につ
いて説明する。図7には、ワンウェイクラッチ16の内
部構造が示されている。同図に示すように、このワンウ
ェイクラッチ16は、給送モータ3からの回転力により
回転される駆動ギア52(図2に示したフイルム送出し
ギア17に相当)、駆動ギア52と一体で回転するクラ
ッチ板60、及び被動ギア70(図2に示したスプール
駆動第1ギヤ15に相当)から構成される。被動ギア7
0の回転中心には軸72が一体に形成されており、前記
駆動ギア52及びクラッチ板60は該軸72に回動自在
に支持されている。
いて説明する。図7には、ワンウェイクラッチ16の内
部構造が示されている。同図に示すように、このワンウ
ェイクラッチ16は、給送モータ3からの回転力により
回転される駆動ギア52(図2に示したフイルム送出し
ギア17に相当)、駆動ギア52と一体で回転するクラ
ッチ板60、及び被動ギア70(図2に示したスプール
駆動第1ギヤ15に相当)から構成される。被動ギア7
0の回転中心には軸72が一体に形成されており、前記
駆動ギア52及びクラッチ板60は該軸72に回動自在
に支持されている。
【0041】駆動ギア52の裏面には回転中心の周囲に
3本の突起53、53、53が形成されている。また、
駆動ギア52と同軸に配置されるクラッチ板60には、
前記突起53、53、53の形状に対応した孔61が形
成されている。駆動ギア52の突起53がこの孔61に
嵌合し、駆動ギア52とクラッチ板60は一緒に回転す
るようになっている。
3本の突起53、53、53が形成されている。また、
駆動ギア52と同軸に配置されるクラッチ板60には、
前記突起53、53、53の形状に対応した孔61が形
成されている。駆動ギア52の突起53がこの孔61に
嵌合し、駆動ギア52とクラッチ板60は一緒に回転す
るようになっている。
【0042】クラッチ板60には回転方向に沿って1本
の爪62が一体に形成されている。この爪62は爪の基
端部62Aから円周方向に沿って180度以上の展開長
で延出している(図8(a)(b)参照)。同図では1
80度の場合が示されているが、180度以上任意の長
さに形成することが可能である。クラッチ板60はプラ
スチック等の材料で製作され、前記爪62は爪の基端部
62Aを支点として回転の径方向に弾性的に揺動自在に
設けられている。
の爪62が一体に形成されている。この爪62は爪の基
端部62Aから円周方向に沿って180度以上の展開長
で延出している(図8(a)(b)参照)。同図では1
80度の場合が示されているが、180度以上任意の長
さに形成することが可能である。クラッチ板60はプラ
スチック等の材料で製作され、前記爪62は爪の基端部
62Aを支点として回転の径方向に弾性的に揺動自在に
設けられている。
【0043】被動ギア70の上面は、軸を中心として凹
部73が形成され、該凹部73に前記クラッチ板60が
収められる。凹部73の側面、即ち被動ギア70の内周
面74には突起76が形成され、この突起76による段
差は、クラッチ板60が該被動ギア70に対して相対的
に図中時計方向に回転する場合に限り、爪62の先端6
2Bと係合する。クラッチ板60が、該被動ギア70に
対して相対的に図中反時計方向に回転する場合は、爪6
2の弾性的な揺動によって係止が避けられるようになっ
ている。
部73が形成され、該凹部73に前記クラッチ板60が
収められる。凹部73の側面、即ち被動ギア70の内周
面74には突起76が形成され、この突起76による段
差は、クラッチ板60が該被動ギア70に対して相対的
に図中時計方向に回転する場合に限り、爪62の先端6
2Bと係合する。クラッチ板60が、該被動ギア70に
対して相対的に図中反時計方向に回転する場合は、爪6
2の弾性的な揺動によって係止が避けられるようになっ
ている。
【0044】つまり、クラッチ板60の時計方向の回転
に対しては、爪の先端62Bが突き当たるように鋭角的
な段差を設け、反時計方向の回転に対しては、爪62の
先端側面62Cが摺動する内周面74を突起76の頂上
76Aに至るまで滑らかな傾斜に形成している。次に、
クラッチ構造の作用について図8(a)、(b)を用い
て説明する。
に対しては、爪の先端62Bが突き当たるように鋭角的
な段差を設け、反時計方向の回転に対しては、爪62の
先端側面62Cが摺動する内周面74を突起76の頂上
76Aに至るまで滑らかな傾斜に形成している。次に、
クラッチ構造の作用について図8(a)、(b)を用い
て説明する。
【0045】駆動ギア52が被動ギア70に対して相対
的に時計方向に回転する状態では、図8(a)に示すよ
うに、クラッチ板60の爪の先端62Bが被動ギア(被
動側)の内周面74に形成された突起76の段差に当接
する。この両者の係合により駆動ギヤ52(駆動側)の
動力が被動ギア70(被駆動側)に伝達され、被動ギア
70は駆動ギア52と一体的に回転する。この状態を係
合状態という。
的に時計方向に回転する状態では、図8(a)に示すよ
うに、クラッチ板60の爪の先端62Bが被動ギア(被
動側)の内周面74に形成された突起76の段差に当接
する。この両者の係合により駆動ギヤ52(駆動側)の
動力が被動ギア70(被駆動側)に伝達され、被動ギア
70は駆動ギア52と一体的に回転する。この状態を係
合状態という。
【0046】また、被動ギア70の角速度が駆動ギア5
2の角速度よりも大きくなった場合には、駆動ギア52
は被動ギア70に対して相対的に反時計方向に回転する
ことになり、クラッチ板60の爪の先端62Bと被動ギ
ア70の内周面74の突起76との係止が外れる。これ
により、駆動ギア52側の動力は被動ギヤ70側に伝達
されなくなり、クラッチ板60は空転する。この状態を
非係合状態、又は空転状態という。
2の角速度よりも大きくなった場合には、駆動ギア52
は被動ギア70に対して相対的に反時計方向に回転する
ことになり、クラッチ板60の爪の先端62Bと被動ギ
ア70の内周面74の突起76との係止が外れる。これ
により、駆動ギア52側の動力は被動ギヤ70側に伝達
されなくなり、クラッチ板60は空転する。この状態を
非係合状態、又は空転状態という。
【0047】空転中、クラッチ板60は被動ギア70に
対して相対的に反時計方向に回転する。被動ギア70の
内周面74には、この回転方向に対して突起76の頂上
76Aに向かって滑らかな傾斜78が形成されているた
め、爪60の先端が前記突起76に近づくと、図8
(b)に示すように、爪の先端側面62Cはこの斜面7
8に当接し摺動する。クラッチ板60の爪62は、この
斜面78によって径方向内側に押し曲げられる。そし
て、突起76を過ぎた時、爪62は、押し曲げられてい
た状態から開放され、その復元の弾性力で突起76の段
差に落ち込む。このように、反時計方向の回転に対して
爪は突起との係合を回避している。
対して相対的に反時計方向に回転する。被動ギア70の
内周面74には、この回転方向に対して突起76の頂上
76Aに向かって滑らかな傾斜78が形成されているた
め、爪60の先端が前記突起76に近づくと、図8
(b)に示すように、爪の先端側面62Cはこの斜面7
8に当接し摺動する。クラッチ板60の爪62は、この
斜面78によって径方向内側に押し曲げられる。そし
て、突起76を過ぎた時、爪62は、押し曲げられてい
た状態から開放され、その復元の弾性力で突起76の段
差に落ち込む。このように、反時計方向の回転に対して
爪は突起との係合を回避している。
【0048】クラッチの係合状態から、非係合(空転)
状態に移る際には、クラッチ板60の爪の先端62Bと
被動ギア70の内周面74の突起76との係止が離れる
だけなので、回転方向の負荷変動は小さいという利点が
ある。また、空転期間中、爪62の長さを基端62Aか
ら円周に沿って180度以上の展開長となるように長く
形成したことにより、爪の径方向の揺動に対するバネ定
数が小さくなり、弾性力が弱められている。従って、爪
62が径方向に揺動して突起76を乗り越える際に生じ
る回転の径方向(円周の法線方向)の負荷変動が小さく
抑えられている。
状態に移る際には、クラッチ板60の爪の先端62Bと
被動ギア70の内周面74の突起76との係止が離れる
だけなので、回転方向の負荷変動は小さいという利点が
ある。また、空転期間中、爪62の長さを基端62Aか
ら円周に沿って180度以上の展開長となるように長く
形成したことにより、爪の径方向の揺動に対するバネ定
数が小さくなり、弾性力が弱められている。従って、爪
62が径方向に揺動して突起76を乗り越える際に生じ
る回転の径方向(円周の法線方向)の負荷変動が小さく
抑えられている。
【0049】更に、クラッチ板60の爪62の本数が1
本であり、該爪62と係合する被動側の突起76も1つ
であるから、クラッチ板60が被動ギア70に対して相
対的に一回転する間に爪62が突起76を乗り越える回
数は1回なので、1回転あたり負荷変動が生じる回数も
少ない。これにより、径方向の負荷変動を飛躍的に低減
できる。
本であり、該爪62と係合する被動側の突起76も1つ
であるから、クラッチ板60が被動ギア70に対して相
対的に一回転する間に爪62が突起76を乗り越える回
数は1回なので、1回転あたり負荷変動が生じる回数も
少ない。これにより、径方向の負荷変動を飛躍的に低減
できる。
【0050】次に、上記構成の磁気記録カメラの作用に
ついて、クラッチ構造と磁気記録との関係において説明
する。カートリッジ21から送り出されたフイルム23
が巻取スプール11にキャッチされると、フイルム23
はカートリッジのスプール駆動軸20によって送り出さ
れるよりも速く巻取スプール11に巻き上げられる。
ついて、クラッチ構造と磁気記録との関係において説明
する。カートリッジ21から送り出されたフイルム23
が巻取スプール11にキャッチされると、フイルム23
はカートリッジのスプール駆動軸20によって送り出さ
れるよりも速く巻取スプール11に巻き上げられる。
【0051】フイルムが巻取スプール11に巻きついた
直後は、カートリッジ21内のフイルムは巻き緩んでい
るので(図5参照)、図2に示したギヤ15、18、1
9のギヤ列によって給送モータ3からの動力が伝達され
る。この間、巻取スプール11による巻取速度とカート
リッジのスプール駆動軸20によるフイルム送り出し速
度との差によってカートリッジ21内の巻き緩んだフイ
ルムは次第に巻き締まっていく。
直後は、カートリッジ21内のフイルムは巻き緩んでい
るので(図5参照)、図2に示したギヤ15、18、1
9のギヤ列によって給送モータ3からの動力が伝達され
る。この間、巻取スプール11による巻取速度とカート
リッジのスプール駆動軸20によるフイルム送り出し速
度との差によってカートリッジ21内の巻き緩んだフイ
ルムは次第に巻き締まっていく。
【0052】フイルムが第1コマ目にセットされた後、
撮影が行われ、撮影後自動的に一コマ巻き上げが行われ
る。この一コマ給送中に、磁気記録装置によって磁気情
報の書き込みが行われる。数コマ撮影されて、フイルム
が巻取スプールに巻き上げられると、ある時点で、カー
トリッジ21内のフイルムが完全に巻き締まる。カート
リッジ21内のフイルムが完全に巻き締まると、カート
リッジ21のスプール22は巻取スプール11に巻き上
げられるフイルムの張力によって、巻き上げ速度と同じ
速度で回転するようになる。このとき、カートリッジ2
1のスプール22の回転は、スプール駆動軸20、ギヤ
19、18のギヤ列を介して被動ギア15に伝達され、
被動ギア15の回転の角速度は、クラッチ部の駆動ギア
17の角速度よりも速くなり、クラッチは空転する。
撮影が行われ、撮影後自動的に一コマ巻き上げが行われ
る。この一コマ給送中に、磁気記録装置によって磁気情
報の書き込みが行われる。数コマ撮影されて、フイルム
が巻取スプールに巻き上げられると、ある時点で、カー
トリッジ21内のフイルムが完全に巻き締まる。カート
リッジ21内のフイルムが完全に巻き締まると、カート
リッジ21のスプール22は巻取スプール11に巻き上
げられるフイルムの張力によって、巻き上げ速度と同じ
速度で回転するようになる。このとき、カートリッジ2
1のスプール22の回転は、スプール駆動軸20、ギヤ
19、18のギヤ列を介して被動ギア15に伝達され、
被動ギア15の回転の角速度は、クラッチ部の駆動ギア
17の角速度よりも速くなり、クラッチは空転する。
【0053】本クラッチ構造では、図8(a)、(b)
に示したようにクラッチが係合状態から非係合(空転)
状態に移る際の回転方向の負荷変動は無視し得る程度に
小さく、フイルム給送速度の変動は極めて小さい。従っ
て、磁気記録期間中にかかるクラッチの空転が始まって
も、磁気記録信号の間隔を均一に保つことができ、良好
な磁気記録が可能となる。
に示したようにクラッチが係合状態から非係合(空転)
状態に移る際の回転方向の負荷変動は無視し得る程度に
小さく、フイルム給送速度の変動は極めて小さい。従っ
て、磁気記録期間中にかかるクラッチの空転が始まって
も、磁気記録信号の間隔を均一に保つことができ、良好
な磁気記録が可能となる。
【0054】また、以後、フイルム給送中クラッチは空
転することになるが、クラッチ板60の爪62が長く、
爪62の弾性力が小さいので突起76を避ける際の径方
向の負荷変動は小さく、また、突起76の段差を乗り越
える回数が1回転当たり1回と少ないので、クラッチの
空転中においても負荷変動は無視し得る程度に小さい。
従って、クラッチの空転中においても、磁気記録信号の
間隔を均一に保つことができ、良好な磁気記録が可能と
なる。
転することになるが、クラッチ板60の爪62が長く、
爪62の弾性力が小さいので突起76を避ける際の径方
向の負荷変動は小さく、また、突起76の段差を乗り越
える回数が1回転当たり1回と少ないので、クラッチの
空転中においても負荷変動は無視し得る程度に小さい。
従って、クラッチの空転中においても、磁気記録信号の
間隔を均一に保つことができ、良好な磁気記録が可能と
なる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るクラッ
チ構造及び磁気記録カメラによれば、駆動側のクラッチ
部材に径方向に弾性的に揺動する一本の爪を設け、被動
側にはその爪の先端が一方向回転中のみ被動部材の突起
と係合するようにしたので、クラッチの係合状態から、
非係合(空転)状態に移る際の回転方向の負荷変動を無
視できる程度に小さくできる。
チ構造及び磁気記録カメラによれば、駆動側のクラッチ
部材に径方向に弾性的に揺動する一本の爪を設け、被動
側にはその爪の先端が一方向回転中のみ被動部材の突起
と係合するようにしたので、クラッチの係合状態から、
非係合(空転)状態に移る際の回転方向の負荷変動を無
視できる程度に小さくできる。
【0056】また、前記爪の長さを基端から円周に沿っ
て180度以上の展開長としたので、180度に満たな
い短い爪に比べて爪の揺動に対する弾性力が弱められ、
クラッチの空転時の負荷変動を小さくできる。更に爪の
本数が1本であり、クラッチ部材が空転時に一回転する
間に被動部材に形成された突起を乗り越える回数は1回
なので、爪の本数が複数の場合にくらべて、負荷変動が
生じる回数も少ない。これにより、径方向の負荷変動を
飛躍的に低減できる。
て180度以上の展開長としたので、180度に満たな
い短い爪に比べて爪の揺動に対する弾性力が弱められ、
クラッチの空転時の負荷変動を小さくできる。更に爪の
本数が1本であり、クラッチ部材が空転時に一回転する
間に被動部材に形成された突起を乗り越える回数は1回
なので、爪の本数が複数の場合にくらべて、負荷変動が
生じる回数も少ない。これにより、径方向の負荷変動を
飛躍的に低減できる。
【0057】かかるクラッチ構造は、フイルム給送中に
磁気記録を行う磁気記録カメラに適用することが特に有
効である。ワンウェイクラッチが係合状態から非係合状
態に移る際の回転方向の負荷変動及び空転期間中の回転
の径方向の負荷変動を抑えることができ、フイルム給送
速度を均一に保つことができる。従って、磁気書き込み
信号のピッチが均一となり、情報の読み込みミスの発生
が低減できるという効果を奏する。
磁気記録を行う磁気記録カメラに適用することが特に有
効である。ワンウェイクラッチが係合状態から非係合状
態に移る際の回転方向の負荷変動及び空転期間中の回転
の径方向の負荷変動を抑えることができ、フイルム給送
速度を均一に保つことができる。従って、磁気書き込み
信号のピッチが均一となり、情報の読み込みミスの発生
が低減できるという効果を奏する。
【図1】図1は本発明の実施の形態に係る磁気記録カメ
ラの要部ブロック図である。
ラの要部ブロック図である。
【図2】図2は図1に示した動力伝達機構のフイルム初
期送り状態を示す斜視図である。
期送り状態を示す斜視図である。
【図3】図3は図1に示した動力伝達機構の1コマ巻上
げ状態を示す斜視図である。
げ状態を示す斜視図である。
【図4】図4は図1に示した動力伝達機構のフイルム巻
戻し状態を示す斜視図である。
戻し状態を示す斜視図である。
【図5】図5はカメラに装填されたフイルムカートリッ
ジの中央部横断面図で、フイルム初期送り時にフイルム
が巻き解かれている状態を示す図である。
ジの中央部横断面図で、フイルム初期送り時にフイルム
が巻き解かれている状態を示す図である。
【図6】図6はカメラに装填されたフイルムカートリッ
ジの中央部横断面図で、フイルム初期送り終了後にフイ
ルムが巻き締められた状態を示す図である。
ジの中央部横断面図で、フイルム初期送り終了後にフイ
ルムが巻き締められた状態を示す図である。
【図7】図7はワンウェイクラッチの内部構造を示す説
明図である。
明図である。
【図8】図8(a)は図7に示したワンウェイクラッチ
の係合状態を示す図であり、図8(b)は、図7に示し
たワンウェイクラッチの空転状態の一例を示す図であ
る。
の係合状態を示す図であり、図8(b)は、図7に示し
たワンウェイクラッチの空転状態の一例を示す図であ
る。
【図9】図9は従来のワンウェイクラッチの内部構造の
一例を示す説明図である。
一例を示す説明図である。
【図10】図10は従来のワンウェイクラッチの他の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
3…給送モータ 11…巻取スプール 15、70…被動ギア 16…ワンウェイクラッチ 17、52…駆動ギア 20…スプール駆動軸 21…フイルムカートリッジ 23…写真フイルム 28…動力伝達機構 30…磁気ヘッド 40…マイクロコンピュータ 60…クラッチ板 62…爪 72…回転軸 74…内周面 76…突起
Claims (2)
- 【請求項1】 モータの回転力により回転され、回転の
径方向に弾性的に揺動自在の1本の爪が回転の円周方向
に沿って基端から180度以上の展開長で延出形成され
たクラッチ部材と、 前記クラッチ部材の爪が摺動する内周面を有し、前記ク
ラッチ部材と同軸上に回転自在に設けられた被動部材で
あって、前記クラッチ部材が前記爪の基端から先端に向
かう回転方向に回転する場合に限り、爪の先端が係合す
る突起が前記内周面に形成された被動部材と、 から成り、前記クラッチ部材の爪の先端が前記突起に係
合して回転することで前記モータの回転力が被動部材に
伝達され、前記被動部材の回転の角速度が前記クラッチ
部材の回転の角速度を超えた場合、前記被動部材がクラ
ッチ部材に対して空転するように構成されていることを
特徴とするクラッチ構造。 - 【請求項2】 フイルムカートリッジのケーシングに回
転自在に配設されたスプールに巻回された写真フイルム
を撮影毎に1コマ送りする動力源となるモータと、 前記モータの駆動力を前記スプールに伝達し、前記写真
フイルムの順方向への給送時に前記フイルムカートリッ
ジから写真フイルムを送り出す方向に前記スプールを回
転させる第1の動力伝達手段と、 前記フイルムカートリッジから送出される写真フイルム
を巻き取る巻取スプールと、 前記モータの駆動力を前記巻取スプールに伝達し、前記
写真フイルムの順方向への給送時には前記スプールと同
方向で前記フイルムの送り出し速度よりも高速で前記巻
取スプールを回転させる第2の動力伝達手段と、 前記第1の動力伝達手段の動力伝達経路の途中に設けら
れ、前記モータの回転力により回転され、回転の径方向
に弾性的に揺動自在の1本の爪が回転の円周方向に沿っ
て基端から180度以上の展開長で延出形成されたクラ
ッチ部材と、前記クラッチ部材の爪が摺動する内周面を
有し、前記クラッチ部材と同軸上に回転自在に設けられ
た被動部材であって、前記クラッチ部材が爪の基端から
先端に向かう回転方向に回転する場合に限り、前記爪の
先端が係止される突起が前記内周面に形成された被動部
材と、から成るワンウェイクラッチと、 撮影されたコマ画像に関連する磁気情報を1コマ送り中
に写真フイルム上の磁気記録層に記録する磁気記録手段
と、 を備え、 前記第1の動力伝達手段によるフイルムの送り出し速度
よりも高速でフイルムが巻取スプールに巻き取られ、前
記巻取スプールに巻き取られるフイルムの張力によって
前記フイルムカートリッジのスプールが回転し、前記被
動部材の回転の角速度が、前記クラッチ部材の回転の角
速度を超え、前記クラッチ部材の爪の先端と前記突起の
係合が外れる際に生じる回転方向の負荷変動を小さくす
るとともに、前記被動部材が前記クラッチ部材に対して
空転している期間中の回転の径方向の負荷変動を小さく
することでフイルム給送速度の変化を抑制し、前記磁気
記録手段による磁気情報の書き込みピッチを均一化する
ようにしたことを特徴とする磁気記録カメラ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8085336A JPH09274231A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | クラッチ構造及び磁気記録カメラ |
| US08/833,126 US5835805A (en) | 1996-04-08 | 1997-04-04 | Film transporting device of camera and clutch structure and camera with magnetic recording function |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8085336A JPH09274231A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | クラッチ構造及び磁気記録カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09274231A true JPH09274231A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13855808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8085336A Pending JPH09274231A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | クラッチ構造及び磁気記録カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09274231A (ja) |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP8085336A patent/JPH09274231A/ja active Pending
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