JPH09274256A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JPH09274256A
JPH09274256A JP8276296A JP8276296A JPH09274256A JP H09274256 A JPH09274256 A JP H09274256A JP 8276296 A JP8276296 A JP 8276296A JP 8276296 A JP8276296 A JP 8276296A JP H09274256 A JPH09274256 A JP H09274256A
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JP
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light
angle
original
point
imaging lens
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JP8276296A
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English (en)
Inventor
Osamu Iwasaki
修 岩崎
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8276296A priority Critical patent/JPH09274256A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿から反射した拡散光及び直接光が感光材
料に照射されない前記照射手段及び前記結像レンズの少
なくとも一方の位置決めの自由度を向上させ、かつゴー
スト像が発生しないように入射角を出来るだけ小さくす
ることにより照射領域を狭めて結像レンズで受光する光
量を増大させる。 【解決手段】光源から照射された原稿42の被照射範囲
内の光源の仮想発光点PE に最も近い点P1 で反射した
直接光の原稿面42Aに対する最大角θx (=π/2−
(θ i −θS )+ψW )が、点P1 で拡散しかつロッド
レンズアレイ54の光が入射する原稿面42A側の面の
仮想発光点PE に最も遠い点P2 に入射する拡散光の原
稿面42Aに対する角度θy より小さくなのように、光
源及び結像レンズの少なくとも一方を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光装置に係り、
より詳しくは、光を原稿に照射すると共に原稿から反射
した光を感光材料に結像させることにより、感光材料を
露光する露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、露光装置では、原稿に光(R,G,Bの各色光)を
ほぼ斜め45度に入射させ、原稿から反射した拡散光を
結像レンズにより感光材料に結像させて、感光材料を露
光する。これにより、原稿で拡散した拡散光と原稿で反
射した直接光とが混在して感光材料を露光して、感光材
料にゴースト像が生ずることを防止している。
【0003】しかしながら、上記ゴースト像の発生を防
止するためには上記入射光の原稿への入射角が45度に
限定されるわけでなく、該入射角が45度以下であって
もゴースト像の発生しない場合がある。また、ゴースト
像の発生を防止するためには、直接光が入射する位置か
ら結像レンズを、原稿から遠ざけるようにしてもよい。
よって、上記ゴースト像の発生を防止するためには上記
直接光の原稿への入射角は一義的に定まるものでない。
【0004】また、原稿への入射角が大きいと、上記ゴ
ースト像の発生を防止することができるが、照明領域が
広がるため、結像レンズにより感光材料に結像される光
の量が、該入射角が小さい場合と比較して、少なくな
る。
【0005】よって、感光材料に結像される光の量を多
くするためには、原稿への入射角を小さくすればよい
が、入射角を小さくし過ぎると今度は、ゴースト像が発
生する。
【0006】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、原稿から反射した直接光が感光材料に照射されない
照射手段及び結像レンズの少なくとも一方の位置決めの
自由度を向上させ、かつゴースト像が発生しないように
入射角を出来るだけ小さくすることにより照射領域を狭
めて結像レンズで受光する光量を増大させることの出来
る露光装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、原稿に斜め方向から光を照射する照
射手段と、前記原稿から反射した光を感光材料に結像さ
せる結像レンズと、を備えた露光装置であって、前記照
射手段により照射された原稿の被照射領域内の前記照射
手段に最も近い第1の点から反射した直接光の前記原稿
面に対する最大角が、前記結像レンズの光が入射する前
記原稿側の面内の前記照射手段から最も遠い第2の点と
前記第1の点とを結ぶ直線と前記原稿面との成す角より
小さくなると共に、前記被照射領域内の前記照射手段に
最も遠い第3の点から反射した直接光の前記原稿面に対
する最大角が、前記第2の点と前記第3の点とを結ぶ直
線と前記原稿面との成す角より小さくなるように、前記
照射手段及び前記結像レンズの少なくとも一方を配置し
ている。
【0008】請求項2記載の発明は、原稿に斜め方向か
ら発散光を照射する照射手段と、前記原稿から反射した
光を感光材料に結像させる結像レンズと、を備えた露光
装置であって、前記発散光の発散角の半角をθS 、前記
発散光の光軸上の光の前記原稿への入射角をθi 、前記
発散光が照射された原稿の被照射領域内の前記照射手段
に最も近い点から反射した直接光の拡散角の半角を
ψW 、及び前記被照射領域内の前記照射手段に最も近い
点と前記結像レンズの光が入射する前記原稿側の面内の
前記照射手段から最も遠い点とを結ぶ直線の前記結像レ
ンズの光軸との成す角をφL とし、次式を満たすよう
に、前記照射手段及び前記結像レンズの少なくとも一方
を配置している。
【0009】
【数6】θi −θS −ψW >φL 請求項3記載の発明は、原稿に斜め方向から収束光を照
射する照射手段と、前記原稿から反射した光を感光材料
に結像させる結像レンズと、を備えた露光装置であっ
て、前記収束光が照射された原稿の被照射領域の前記照
射手段及び前記結像レンズの光軸を含む面で切られた幅
が前記結像レンズの光が入射する前記原稿側の面の幅よ
り小さく、かつ、前記収束光の収束角の半角をθS 、前
記収束光の光軸上の光の前記原稿への入射角をθi 、前
記被照射領域内の前記照射手段に最も近い点及び最も遠
い点から反射した各々の直接光の拡散角の半角をψW
及び前記被照射領域内の前記照射手段に最も近い点及び
最も遠い点と前記結像レンズの光が入射する前記原稿側
の面内の前記照射手段から最も遠い点とを結ぶ各々の直
線の前記結像レンズの光軸との成す角をそれぞれφLR
φLLとし、次の2式を満たすように、前記照射手段及び
前記結像レンズの少なくとも一方を配置している。
【0010】
【数7】θi +θS −ψW >φLR
【0011】
【数8】θi −θS −ψW >φLL 請求項4記載の発明は、原稿に斜め方向から収束光を照
射する照射手段と、前記原稿から反射した光を感光材料
に結像させる結像レンズと、を備えた露光装置であっ
て、前記収束光が照射された原稿の被照射領域の前記照
射手段及び前記結像レンズの光軸を含む面で切られた幅
が前記結像レンズの光が入射する前記原稿側の面の幅以
上で、かつ、前記収束光の収束角の半角をθS 、前記収
束光の光軸上の光の前記原稿への入射角をθi 、前記被
照射領域内の前記照射手段に最も近い点及び最も遠い点
から反射した各々の直接光の拡散角の半角をψW 、及び
前記被照射領域内の前記照射手段に最も近い点及び最も
遠い点と前記結像レンズの光が入射する前記原稿側の面
内の前記照射手段から最も遠い点とを結ぶ各々の直線の
前記結像レンズの光軸との成す角をそれぞれφLR、φLL
とし、次の2式を満たすように、前記照射手段及び前記
結像レンズの少なくとも一方を配置している。
【0012】
【数9】θi +θS −ψW >φLR
【0013】
【数10】θi −θS −ψW >−φLL 請求項1記載の発明に係る照射手段は、原稿に斜め方向
から光を照射し、結像レンズは、原稿から反射した光を
感光材料に結像させる。なお、照射手段は、原稿に斜め
方向から発散光を照射してもよく、原稿に斜め方向から
収束光を照射してもよい。
【0014】このように原稿に光を照射しているので、
原稿から直接光が反射すると共に拡散光が拡散される。
直接光は、照射手段により照射された光の入射角に対応
する反射角を中心に所定の拡散角で拡散される。また、
拡散光は、原稿面に対し垂直を成す軸を中心にある広が
りをもって拡散される。
【0015】ここで、照射手段により原稿に斜め方向か
ら発散光が照射された場合には、前述したように直接光
は所定の拡散角で拡散されるので、照射手段により照射
された原稿の被照射領域内の照射手段に最も近い第1の
点から反射しかつ原稿面に対して最大角を成す直接光が
最も結像レンズに入射し易い。この最大角が、第1の点
と結像レンズの光が入射する原稿側の面内の照射手段か
ら最も遠い第2の点とを結ぶ直線と原稿面との成す角以
上であれば、直接光が結像レンズに入射する。このよう
に直接光が結像レンズに入射すると、直接光が拡散光と
共に結像レンズにより感光材料に結像され、ゴースト像
の発生の原因となる。
【0016】よって、前述した最大角が第1の点と第2
の点とを結ぶ直線と原稿面との成す角より小さければ、
直接光が結像レンズに入射することはない。即ち、原稿
の被照射領域で反射した直接光は結像レンズに入射する
ことはない。なお、前述した被照射領域内の照射手段に
最も遠い第3の点から反射した直接光の反射角は第1の
点から反射した直接光の反射角より大きいので、第1の
点から反射した直接光が結像レンズに入射しないように
すれば、第3の点から反射した直接光も結像レンズに入
射することはない。
【0017】一方、照射手段により原稿に斜め方向から
収束光が照射された場合には、原稿の被照射領域で反射
した直接光も収束する。よって、原稿の被照射領域で反
射した直接光の進む領域に結像レンズの光が入射する原
稿側の面が位置すると、直接光が結像レンズに入射して
ゴースト像の発生の原因となる。
【0018】ここで、原稿の被照射領域で反射した直接
光の進む領域は、第1の点及び第3の点で反射した直接
光の原稿面に対する各々の角で定まり、前述したように
直接光は所定の拡散角で拡散されることを考慮すると、
第1の点及び第3の点で反射しかつ原稿面に対する最大
角で進む直接光が結像レンズに最も入射し易い。
【0019】よって、第1の点から反射した直接光の原
稿面に対する最大角が、前述した第2の点と第1の点と
を結ぶ直線と原稿面との成す角以上の場合や、第3の点
から反射した直接光の原稿面に対する最大角が、第2の
点と第3の点とを結ぶ直線と原稿面との成す角以上の場
合には、直接光が結像レンズに入射し、ゴースト像の発
生の原因となる。
【0020】以上より、本発明では、第1の点から反射
した直接光の原稿面に対する最大角が、第2の点と第1
の点とを結ぶ直線と原稿面との成す角より小さくなると
共に、第3の点から反射した直接光の原稿面に対する最
大角が、第2の点と第3の点とを結ぶ直線と原稿面との
成す角より小さくなるように、照射手段及び結像レンズ
の少なくとも一方を配置するようにしている。
【0021】このように照射手段及び結像レンズの少な
くとも一方を配置するようにすれば、直接光が結像レン
ズに入射せず、ゴースト像の発生を防止することができ
るので、照射手段及び結像レンズの少なくとも一方の位
置決めの自由度が向上すると共に、ゴースト像の発生し
ない範囲で入射角を小さくすれば照明領域を狭くするこ
とにより、結像レンズの受光量を増大させることができ
る。
【0022】ここで、以上説明した原理を、請求項2記
載の発明のように原稿に斜め方向から発散光を照射する
と共に原稿から反射した光を感光材料に結像させる露光
装置を例にとり更に説明する。
【0023】即ち、例えば、図4に示すように、原稿4
2(照射手段側の原稿面は42Aの符号がふられてい
る)に斜め方向から照射する発散光の発散角の半角をθ
S 、発散光の光軸に沿って進む光C0 の原稿42への入
射角をθi とする。
【0024】ここで、発散光が照射されかつ照射手段に
最も近い原稿面42Aの点P1 (以下、第1の点P1
いう)では、直接光が反射すると共に拡散光が拡散され
る。第1の点P1 及び照射手段の光軸を含みかつ原稿面
42Aと垂直な平面の上記直接光及び拡散光の光量分布
は、図5に示すようになる。直接光の光量分布は実線
(K1 )で示され、拡散光の光量分布は点線(K2 )で
示されている。この図5に示すように、直接光は、所定
の拡散角(半角をψW )で拡散する。
【0025】図6に示すように、第1の点P1 における
直接光の入射角に対する反射角は、θi −θS となり、
直接光の拡散角の半角がψW であることから、第1の点
1における直接光の原稿面42Aに対する最大角θx
は(1)式から得られる。
【0026】
【数11】
【0027】この最大角θX に対応する直接光が結像レ
ンズ54に最も入射し易い。第1の点P1 と、結像レン
ズ54の光が入射する原稿面42Aの照射手段から最も
遠い点P2 (以下、第2の点P2 という)とを結ぶ直線
の結像レンズ54の光軸C54との成す角をφL とする
と、第1の点P1 で拡散しかつ第2の点P2 に入射する
拡散光の原稿面42Aに対する角度θy は、(π/2)
−φL で表せられる。
【0028】ここで、最大角θX が角度θy 以上であれ
ば、直接光が結像レンズ54に入射する。従って、直接
光が結像レンズ54に入射しないためには、最大角θX
が角度θy より小さい必要があり、次の(2)式を満足
する必要がある。
【0029】
【数12】
【0030】(2)式は、(3)式に変形することがで
きる。
【0031】
【数13】θi −θS −ψW >φL ・・・(3) このように、請求項2記載の発明では、(3)式を満た
すように照射手段及び結像レンズ54の少なくとも一方
を配置しているので、原稿42面に対して最大角θX
成す直接光は結像レンズ54に入射することはない。即
ち、原稿42の被照射領域で反射した直接光は結像レン
ズ54に入射することはない。なお、前述したように照
射手段により原稿に斜め方向から発散光が照射されてお
り、被照射領域内の照射手段に最も遠い点P3 (以下、
第3の点P3 という)から反射した直接光の反射角は第
1の点P1 から反射した直接光の反射角より大きく、第
1の点P1 で反射した直接光が結像レンズ54に入射し
ないようにすれば、第3の点P3 から反射した直接光も
結像レンズに入射しない。
【0032】ここで、角φL を説明する。結像レンズ5
4と原稿42との距離をLとする。また、第1の点P1
及び第3の点P3 を含みかつ原稿面42Aと垂直な平面
内でかつ第2の点P2 から距離L離れた点P4 と、第2
の点P2 と、の距離をTとすると、角φL は、(4)式
から得られる。
【0033】
【数14】φL =tan-1(T/L)・・・(4) 更に、照射手段からの発散光の光軸と結像レンズの光軸
とが一致する場合において、結像レンズ54の光が入射
する原稿面42A側の面の幅(以下、有効幅という)を
R、該発散光の光軸上の光C0 の原稿42への入射点P
0 及び第1の点P1 間距離をWとすると、距離Tは、
(5)式から得られる。
【0034】
【数15】T=R/2+W・・・(5) また、入射点P0 と照射手段の仮想発光点PE との距離
をhとし、仮想発光点PE に対応する原稿面42A上の
点をP5 とすると、距離Wは、(6)式から得られる。
【0035】
【数16】 W=(点P0 及び点P5 間距離)−(点P1 及び点P5 間距離) =h・sinθi −h・cosθi ・tan(θi −θS ) =h・(sinθi −cosθi ・tan(θi −θS ))・・・(6) このように、距離W、距離h、距離L、距離T、有効幅
R、発散光の発散角の半角θS 、入射角θi 、直接光の
拡散角の半角ψW 、及び角φL を用い、(3)式を満た
すように照射手段及び結像レンズの少なくとも一方を位
置決めすれば、直接光が結像レンズに入射せず、よっ
て、照射手段及び結像レンズの少なくとも一方の位置決
めの自由度が向上すると共に、ゴースト像の発生しない
範囲で入射角を小さくすれば照明領域を狭くすることに
より、結像レンズの受光量を増大させることができる。
【0036】なお、図4〜図6は、結像レンズ54の有
効幅Rが、照射手段により照射された原稿42の被照射
領域の、照射手段及び結像レンズ54の光軸を含む面で
切られた幅W0 より長い場合を例に取り説明したが、図
7に示すように、有効幅Rが幅W0 以上の場合も同様で
ある。
【0037】次に、原稿に斜め方向から収束光を照射す
ると共に原稿から反射した光を感光材料に結像させる露
光装置を例にとり説明する。
【0038】まず、図8及び図9を参照して、請求項3
記載の発明のように、原稿の被照射領域の幅W0 が結像
レンズ54の有効幅Rより小さい場合を説明する。
【0039】照射手段から収束光が照射されるので、収
束光は仮想収束点PE ′に収束する。収束光の収束角の
半角をθS 、収束光の光軸に沿って進む光C0 の原稿4
2への入射角をθi とする。
【0040】ここで、第1の点P1 及び第3の点P3
直接光の拡散角の半角を各々ψW とする。
【0041】また、第1の点P1 における直接光の入射
角に対する反射角は、θi +θS となり、直接光の拡散
角の半角がψW であることから、第1の点P1 における
直接光の原稿面42Aに対する最大角θxRは(7)式か
ら得られる。
【0042】
【数17】
【0043】また、第3の点P3 における直接光の入射
角に対する反射角は、θi −θS となり、直接光の拡散
角の半角がψW であることから、第3の点P3 における
直接光の原稿面42Aに対する最大角θxLは(8)式か
ら得られる。
【0044】
【数18】
【0045】第1の点P1 及び第3の点P3 と第2の点
2 とを結ぶ直線の結像レンズの光軸C54との成す角を
それぞれφLR、φLLとすると、第1の点P1 で拡散しか
つ第2の点P2 に入射する拡散光の原稿面42Aに対す
る角度θyRは、(π/2)−φLRで表せられ、第3の点
3 で拡散しかつ第2の点P2 に入射する拡散光の原稿
面42Aに対する角度θyLは、(π/2)−φLLで表せ
られる。
【0046】よって、最大角θxRが角度θyR以上の場合
や、最大角θxLが角度θyL以上の場合では、直接光が結
像レンズ54に入射する。従って、直接光が結像レンズ
54に入射しないためには、最大角θxRが角度θyRより
小さくかつ最大角θxLが角度θyLより小さい必要があ
り、次の(9)式及び(10)式を満足する必要があ
る。
【0047】
【数19】
【0048】
【数20】
【0049】(9)式、(10)式、は、それぞれ(1
1)式、(12)式に変形することができる。
【0050】
【数21】θi +θS −ψW >φLR・・・(11)
【0051】
【数22】θi −θS −ψW >φLL・・・(12) このように、請求項3記載の発明では、(11)式、及
び(12)式を満たすように照射手段及び結像レンズ5
4の少なくとも一方を配置しているので、原稿42面に
対して最大角θXR、θXLを成す直接光は結像レンズ54
に入射することがない。よって、原稿の被照射領域で反
射した直接光は結像レンズ54に入射することはない。
【0052】ここで、角φLR、φLLを説明する。第1の
点P1 及び第3の点P3 を含みかつ原稿面42Aと垂直
な平面内でかつ第1の点P1 及び第3の点P3 から距離
L離れた点をそれぞれ点P4R、点P4Lとし、第2の点P
2 と点P4R及び点P4Lとの距離をそれぞれ、TR 、TL
とすると、角φLR、φLLは、(13)式、(14)式か
ら得られる。
【0053】
【数23】φLR=tan-1(TR /L)・・・(13)
【0054】
【数24】φLL=tan-1(TL /L)・・・(14) また、発散光の光軸上の光C0 の原稿42への入射点P
0 と第1の点P1 との距離をW、入射点P0 と第3の点
3 との距離をW′とすると、距離TR 、TLは、(1
5)式、(16)式から得られる。
【0055】
【数25】TR =R/2+W・・・(15)
【0056】
【数26】TL =R/2−W′・・・(16) また、入射点P0 と仮想収束点PE ′との距離をhと
し、仮想収束点PE ′に対応する原稿面42A上の点を
5 ′とすると、距離W、W′は、それぞれ(17)
式、(18)式から得られる。
【0057】
【数27】 W=(点P5 ′及び点P1 間距離)−(点P5 ′及び点P0 間距離) =h・cosθi ・tan(θi +θS )−h・sinθi =h・(cosθi ・tan(θi +θS )−sinθi )・・・(17)
【0058】
【数28】 W′=(点P5 ′及び点P0 間距離)−(点P5 ′及び点P3 間距離) =h・sinθi −h・cosθi ・tan(θi −θS ) =h・(sinθi −cosθi ・tan(θi −θS ))・・・(18) このように、距離W、W′、距離h、距離L、距離T、
T′、有効幅R、収束光の収束角の半角θS 、入射角θ
i 、直接光の拡散角の半角ψW 、及び角φLR、φLLを用
い、(11)式及び(12)式を満たすように照射手段
及び結像レンズの少なくとも一方を位置決めすれば、直
接光が結像レンズに入射せず、よって、照射手段及び結
像レンズの少なくとも一方の位置決めの自由度が向上す
ると共に、ゴースト像の発生しない範囲で入射角を小さ
くして照明領域を狭くすることにより、結像レンズの受
光量を増大させることができる。
【0059】次に、図10及び図11を参照して、請求
項4記載の発明のように、収束光が照射された原稿の被
照射領域の幅W0 が結像レンズ54の有効幅R以上の場
合を説明する。
【0060】前述したように、第1の点P1 における直
接光の原稿面42Aに対する最大角θxRは(7)式か
ら、また、第3の点P3 における直接光の原稿面42A
に対する最大角θxLは(8)式から得られる。
【0061】同様に、第1の点P1 及び第3の点P3
第2の点P2 とを結ぶ直線の結像レンズの光軸C54との
成す角はそれぞれφLR、φLLであり、角度θyRは、(π
/2)−φLRであるが、角度θyLは、(π/2)+φLL
で表せられる。
【0062】よって、最大角θxRが角度θyR以上の場合
や、最大角θxLが角度θyL以上の場合では、直接光が結
像レンズ54に入射する。従って、直接光が結像レンズ
54に入射しないためには、最大角θxRが角度θyRより
小さくかつ最大角θxLが角度θyLより小さい必要があ
り、次の(19)式及び(20)式を満足する必要があ
る。
【0063】
【数29】
【0064】
【数30】
【0065】(19)式、(20)式、は、それぞれ
(21)式、(22)式に変形することができる。
【0066】
【数31】θi +θS −ψW >φLR・・・(21)
【0067】
【数32】θi −θS −ψW >−φLL・・・(22) このように、請求項3記載の発明では、(21)式、及
び(22)式を満たすように照射手段及び結像レンズ5
4の少なくとも一方を配置しているので、原稿42面に
対して最大角θXR、θXLを成す直接光は結像レンズ54
に入射することがない。よって、原稿の被照射領域で反
射した直接光は結像レンズ54に入射することはない。
【0068】ここで、角φLR、φLLは、(23)式、
(24)式から得られる。
【0069】
【数33】φLR=tan-1(TR /L)・・・(23)
【0070】
【数34】φLL=tan-1(TL /L)・・・(24) また、発散光の光軸上の光C0 の原稿42への入射点P
0 と第1の点P1 との距離は前述したようにWであり、
入射点P0 と第3の点P3 との距離をW′とすると、距
離TR 、TL は、(25)式、(26)式から得られ
る。
【0071】
【数35】TR =R/2+W・・・(25)
【0072】
【数36】TL =W′−R/2・・・(26) 距離W、W′は、それぞれ(27)式、(28)式から
得られる。
【0073】
【数37】 W=h・(cosθi ・tan(θi +θS )−sinθi )・・・(27)
【0074】
【数38】 W′=h・(sinθi −cosθi ・tan(θi −θS ))・・・(28) このように、距離W、W′、距離h、距離L、距離T、
T′、有効幅R、収束光の収束角の半角θS 、入射角θ
i 、直接光の拡散角の半角ψW 、及び角φLR、φLLを用
い、(21)式及び(22)式を満たすように照射手段
及び結像レンズの少なくとも一方を位置決めすれば、直
接光が結像レンズに入射せず、よって、照射手段及び結
像レンズの少なくとも一方の位置決めの自由度が向上す
ると共に、ゴースト像の発生しない範囲で入射角を小さ
くして照明領域を狭くすることにより、結像レンズの受
光量を増大させることができる。
【0075】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0076】図1には、本発明の第1の実施の形態に係
る露光装置38を備えた画像記録装置10の概略構成が
示されている。この画像記録装置10は、露光装置38
により原稿に記録された画像に応じて熱現像感光材料が
露光された後、この熱現像感光材料に受像材料を重ね合
わせて、熱現像によって受像材料に原稿の画像を形成す
る。
【0077】この画像形成装置10は、全体として箱型
であり、この箱型を形成する機台12の前面や側面に設
けられた図示しない扉を開放することにより、内部を露
出させることができるようになっている。また、画像記
録装置10の機台12の上面には、画像が記録された原
稿42を載置する載置台13が設けられている。この載
置台13は、図示しないレールによって機台12の上面
を図1の紙面左右方向に移動可能に支持されている。
【0078】画像記録装置10の載置台13には、矩形
状の孔が形成され、透明ガラス板45が取り付けられて
おり、さらに、この透明ガラス板45上に装置の紙面奥
側の辺を軸として開閉可能に設けられた押さえカバー1
5が取り付けられている。
【0079】また、図2には、露光装置38が示されて
いる。図2に示すように、載置台13の下部には、ギヤ
29と噛み合っているラック28が設けられている。こ
のギヤ29は、複数のギヤを介してモータ30に連結さ
れており、モータ30の作動によってギヤ29が回転し
て載置台13が押さえカバー15と共に図示しないレー
ルに沿って矢印A方向及び矢印A方向と反対方向へ移動
するようになっている。
【0080】一方、図1に示されるように、画像記録装
置10の機台12内には、感光材料16をロール状に巻
き取って収容している感材マガジン14が装填されてい
る。この感光材料16は、感光面(露光面)が装置の下
方へ向けられて収容されている。
【0081】感材マガジン14の感光材料取出し口近傍
には、ニップローラ18及びカッタ20が配置されてお
り、感材マガジン14から送り出された感光材料16の
先端部をニップローラ18によって挟持して引出し、カ
ッタ20によって所定の長さに切断するようになってい
る。
【0082】カッタ20の側方には、搬送ローラ19、
21、23、24、26及びガイド板27が配置されて
おり、カッタ20によって所定長さに切断した感光材料
16を上方の露光部22へ向けて搬送するようになって
いる。この搬送途中で、感光材料16は反転されて露光
面が上方へ向けられるようになっている。
【0083】搬送ローラ23、24は露光部22の一部
を構成しており、搬送ローラ23と搬送ローラ24の間
が露光点となっている。感光材料16は、この露光点を
通過するときに画像が露光される。なお、この感光材料
16の露光点の通過に同期してのモータ30が作動し、
載置台13が感光材料16と同方向(図2及び図1の矢
印A方向)に移動するようになっており、載置台13
は、感光材料16が露光部22に達するまでに、図1の
想像線で示す位置から、一旦、矢印A方向と反対方向へ
移動して、初期位置に位置される。
【0084】露光装置38は、露光部22の上方でかつ
前記した透明ガラス板45の下方の空間部に設けられて
いる。
【0085】図1に示すように、露光装置38には、直
線状の光源50、52によって構成される光源装置48
及びロッドレンズアレイ54を備えている。光源50、
52及びロッドレンズアレイ54は、それぞれ長手方向
が図1の紙面表裏方向に沿って配置されており、光源5
0、52は、原稿42の表面を紙面表裏方向(幅方向)
に直線状に同一位置を照射するようになっている。
【0086】図2にも示されるように、露光装置38で
は、スリット露光を行うようになっており、光源装置4
8の光源50、52によってスリット状に照らした原稿
42から画像に応じて法線方向に反射された光をロッド
レンズアレイ54によって露光点の感光材料16に結像
させる。このとき、原稿42と感光材料16をそれぞれ
矢印A方向へ所定速度で移動させることにより、原稿4
2に記録された画像に応じて感光材料16が順次露光さ
れる。
【0087】図3に示されるように、光源50は、G
(グリーン)に発色する点状の発光素子56が、基板5
8の中央部に直線状に所定間隔で配置されたLED(Li
ght Emitting Diode;発光ダイオード)アレイ60を備
えている。このLEDアレイ60の基板58には、発光
素子56を挟んで両側に、個々の発光素子56に所定の
バイアス電圧を印加するための図示しない電極が形成さ
れている。
【0088】また、光源52は、R(レッド)の点状の
発光素子62、B(ブルー)の点状の発光素子64が基
板58の中央部に直線状に配置されたLEDアレイ66
が設けられている。このLEDアレイ66では、発光素
子62、64がそれぞれ所定間隔で交互に配置されてお
り、発光素子62、64を挟んで基板58の両側に電極
(図示省略)が設けられている。これらのLEDアレイ
60、66では、発光素子56又は発光素子62、64
を直線状に配置しているため、電極を両側に設けること
ができ、狭い間隔ピッチで多数の発光素子56、62、
64を配置することができている。
【0089】なお、本実施例では、一例として発光素子
56、62、64を同一の条件で発光させたときに、発
光素子56、62、64のそれぞれの輝度をG、R、B
としたときに、R≧B>Gであり、GはRの約1/2と
なっており発光素子62、64の輝度に比較して発光素
子56の輝度が小さいものとなっている。
【0090】また、発光素子56、62、64からはそ
れぞれ、紫外光や赤外光のスペクトル成分がないG、
R、Bが発光される。
【0091】更に、図2に示される如く、光源50、5
2のそれぞれには、ロッドレンズ68、70が設けられ
ており、LEDアレイ60、66の個々の発光素子56
又は発光素子62、64が発光する光を集光して、透明
ガラス板45上の原稿42の同一位置に幅方向(紙面表
裏方向)に沿ってスリット状に照射するようになってい
る。なお、ロッドレンズ68、70は、同じ色を発光す
る発光素子56、62、64の間で仮想発光点の間隔ピ
ッチによって生じる原稿42の表面での照度ムラを抑え
る役目を有している。
【0092】ここで、光源50、52、及びロッドレン
ズアレイ54の原稿42に対する配置を説明する。な
お、光源50及びロッドレンズアレイ54の原稿42に
対する配置と、光源52及びロッドレンズアレイ54の
原稿42に対する配置とは、各々同じであるので、以
下、光源52及びロッドレンズアレイ54の原稿42に
対する配置のみを、図4〜図6を参照して説明する。
【0093】発光素子62、64の仮想発光点PE
ら、光軸上の光C0 が原稿42に入射角θi で入射する
ように発光された場合に、発光素子62、64から発光
された光は、ロッドレンズ70によりある程度集束する
が、本形態では、図4に示すように、発散するようにし
ている。この発散角の半角をθS とする。
【0094】また、発光素子62、64から発光された
光の光軸とロッドレンズアレイ54の光軸とを含む平面
で切られかつ発光素子62、64から発光された光が照
射された原稿42の被照射領域の長さをW0 とする。
【0095】更に、発光素子62、64から発光された
光が照射された領域内の仮想発光点PE に最も近い原稿
42の点をP1 (第1の点)とする。なお、仮想発光点
Eから点P1 に向かって光C1 が進むとする。
【0096】ここで、点P1 では直接光が反射すると共
に拡散光が拡散する。点P1 及び発散光の光軸を含みか
つ原稿42と垂直な平面の点P1 から反射する光の光量
分布は、図5に示すようになる。即ち、直接光の光量分
布は線K1 、拡散光の光量分布は点線K2 で示されてい
る。直接光の光量分布K1 から理解されるように、直接
光も点P1 から所定の拡散角で拡散する。この半角をψ
W とする。
【0097】また、第1の点P1 と、ロッドレンズアレ
イ54の光が入射する原稿42側の面内の仮想発光点P
E から最も遠い点P2 (第2の点)と、を結ぶ直線のロ
ッドレンズアレイ54の光軸C54との成す角をφL とす
る。
【0098】本形態では、(3)式を満たすように光源
52及びロッドレンズアレイ54を配置している。
【0099】即ち、ロッドレンズアレイ54と原稿42
との距離をL、発光素子62、64から発光された光の
光軸とロッドレンズアレイ54の光軸とを含む面内の点
1から距離Lの点P4 との距離をTとすると、角φL
は、(4)式から得られる。
【0100】更に、本形態では、発光素子62、64か
ら発光された光の光軸とロッドレンズアレイ54の光軸
とが一致し、ロッドレンズアレイ54の有効幅R、上記
点P 0 及び上記点P1 間距離Wを用いると、距離Tは、
R/2+Wとなる((5)式に対応する)。なお、仮想
発光点PE と点P0 との距離をhとすると、距離Wは、
(6)式から得られる。
【0101】そして、距離W、距離h、距離L、距離
T、有効幅R、発散光の発散角の半角θS 、入射角
θi 、直接光の拡散角の半角ψW 、及び角φL を用い、
(3)式を満たすように光源及びロッドレンズアレイの
少なくとも一方を予め位置決めしている。
【0102】なお、本形態では、発光素子62、64と
ロッドレンズ70との距離は、0.6〔mm〕、ロッド
レンズ70の直径を5〔mm〕、及び距離hを8.5
〔mm〕としている。なお、本発明はこれらの値に限定
されるものでない。
【0103】一方、搬送ローラ23、24の間には、ス
リット状の孔32が形成された露光量補正板34が設け
られており、ロッドレンズ68、70と共に光源50、
52における各発光素子56、62、64の配置間隔等
によって生じる感光材料16に結像される画像の照度ム
ラを補正し、感光材料16がスリット状の孔32の開口
方向に沿って画像に応じて均一に露光可能となるように
している。
【0104】図1に示されるように、露光部22の側方
には、スイッチバック部40が設けられており、また、
露光部22の下方には、水塗布部162が設けられてい
る。感材マガジン14の側方を上昇し、露光部22で画
像露光された感光材料16は、一旦、スイッチバック部
40へ送り込まれた後、搬送ローラ26の逆回転によっ
て露光部22の下方に設けられた搬送路を経て水塗布部
162へ送り込まれる。
【0105】水塗布部162には、感光材料16に塗布
する水が供給される複数のパイプが連結されている。ま
た、水塗布部162の側方には、加熱ドラム116を備
えた熱現像転写部104が設けられている。感光材料1
6は、水塗布部162で表面に水が塗布されると共に余
分な水が除去され、熱現像転写部104へ送り込まれ
る。
【0106】一方、機台12内には、感材マガジン14
の側方に受材マガジン106が装填されている。この受
材マガジン106は、受像材料108をロール状に巻き
取って収容している。この受像材料108の画像形成面
には、媒染剤を有する色素固定材料が塗布されており、
受材マガジン106から引き出されたときに画像形成面
が上方へ向くように収容されている。
【0107】受材マガジン106の受像材料取出し口近
傍には、ニップローラ110が配置されており、受材マ
ガジン106から送り出された受像材料108の先端を
挟持して引き出すと共に、受像材料108の挟持解除が
可能となっている。また、ニップローラ110の側方に
は、カッタ112が設けられており、受材マガジン10
6から引き出された受像材料108を所定の長さに切断
し、残った受像材料108は、再度受材マガジン106
内へ引き戻されるようになっている。
【0108】カッタ112の側方には、感材マガジン1
4の側方に隣接して受材搬送部180が設けられてい
る。この受材搬送部180は、搬送ローラ186、19
0、114及びガイド板182を備え、所定の長さに切
断された受像材料108を熱現像転写部104へ搬送す
るようになっている。
【0109】一方、熱現像転写部104へ搬送される感
光材料16は、貼り合わせローラ120と加熱ドラム1
16の間に送り込まれ、また、受像材料108は、感光
材料16の搬送に同期されて、感光材料16の所定の長
さ先行したときに貼り合わせローラ120と加熱ドラム
116の間に送り込まれ、感光材料16に重ね合わせら
れる。
【0110】加熱ドラム116の内部には、一対のハロ
ゲンランプ132A、132Bが配設されており、この
ハロゲンランプ132A、132Bによって加熱ドラム
116の表面が所定の温度に昇温される。
【0111】加熱ドラム116の周囲には、5本の巻き
掛けローラ134、135、136、138、140が
配置されており、無端圧接ベルト118が巻き掛けられ
ている。この無端圧接ベルト118は、巻き掛けローラ
134と巻き掛けローラ140との間の無端状の外側面
が加熱ドラム116の周面を圧接しており、貼り合わせ
ローラ120と加熱ドラム116の間に送り込まれた感
光材料16と受像材料108は、無端圧接ベルト118
と加熱ドラム116によって圧接されながら搬送され
る。
【0112】無端圧接ベルト118との材料搬送方向下
流側の加熱ドラム116下部には、屈曲案内ローラ14
2が配置されており、屈曲案内ローラ142の材料搬送
方向下流側には、剥離爪154が軸支されている。加熱
ドラム116に巻き掛けられて搬送された感光材料16
は、この剥離爪154によって加熱ドラム116から剥
離されると屈曲案内ローラ142に巻き掛けられ、廃棄
感材収容箱178へ送り込まれて集積される。
【0113】剥離爪154の材料搬送方向の下流側に
は、剥離ローラ174及び剥離爪176が配置され、剥
離ローラ174、剥離爪176の下方には、受材ガイド
170、受材排出ローラ172、173、175が配置
されている。感光材料16が剥離された状態で搬送され
る受像材料108は、剥離爪176、剥離ローラ174
によって加熱ドラム116の周面から剥離され、この
後、受材ガイド170、受材排出ローラ172、17
3、175によって案内搬送されてトレイ177に排出
される。
【0114】次に本実施例の作用を説明する。画像記録
装置10の載置台13の透明ガラス板45上に原稿42
を載置し、押さえカバー15の閉止後、記録する画像の
倍率、処理枚数等を指定して、スタートを指示すると、
画像記録装置10では画像の記録処理を開始する。
【0115】すなわち、感光材料16を収容している感
材マガジンが装填された状態で、ニップローラ18が回
転駆動して感光材料16を引き出す。感材マガジン14
から引き出された感光材料16はカッタ20によって所
定の長さに切断されると、露光部22へ向けて搬送され
る。このとき、感光材料16は反転されて下方へ向けら
れていた露光面が上方へ向けられる。
【0116】この感光材料16の露光部22への搬送に
合わせてモータ30が作動して載置台13の移動を開始
すると共に、露光装置38が作動する。
【0117】露光装置38によって画像露光されながら
露光部22を通過した感光材料16は、一旦、スイッチ
バック部40へ送り込まれた後、搬送ローラ26の逆回
転によって搬送方向が変えられて、スイッチバック部4
0から水塗布部162へ送り込まれる。水塗布部162
では、感光材料16に画像形成用溶媒としての水を塗布
した後、感光材料16の表面から余分な水を除去して、
熱現像転写部104へ向けて送り出す。
【0118】一方、受像材料108は、感光材料16の
露光処理の開始に合わせて受材マガジン106からニッ
プローラ110によって引き出されると、カッタ112
によって所定の長さに切断される。切断された受像材料
108は、ガイド板182に案内されながら搬送ローラ
190、186、114によって熱現像転写部104の
直前まで案内され、一旦、待機状態となっている。
【0119】熱現像転写部104では、水塗布部162
から搬送された感光材料16の先端が貼り合わせローラ
120と加熱ドラム116の間に送り込まれたことを図
示しないセンサ等によって検出すると受像材料108の
搬送を再開して、貼り合わせローラ120と加熱ドラム
116の間へ送り込むと共に、加熱ドラム116の作動
を開始する。これによって、感光材料16と受像材料1
08が重ね合わせられながら貼り合わせローラ120と
加熱ドラム116の間に挟持される。
【0120】重ね合わせられた感光材料16と受像材料
108は、次に加熱ドラム116と無端圧接ベルト11
8との間で挟持され、加熱ドラム116の略2/3周
(巻き掛けローラ134と巻き掛けローラ140の間に
渡って巻き掛けられて搬送される。このとき、加熱ドラ
ム116によって感光材料16と受像材料108が加熱
され、感光材料16が露光画像に応じて可動性の色素を
放出し、放出された色素が受像材料108の色素固定層
に転写されて、受像材料108に露光画像に応じた画
像、すなわち、原稿42に応じた画像が形成される。
【0121】加熱ドラム116に巻き掛けられた感光材
料16が加熱ドラム116の下部に達すると、図示しな
いカムによって剥離爪154が移動されて、受像材料1
08よりも先行している感光材料16の先端部を加熱ド
ラム116の周面から剥離する。この剥離された感光材
料16の先端部は、剥離爪154の復帰移動に伴って屈
曲案内ローラ142に巻掛けられて下方へ向けて搬送さ
れる。この後、感光材料16は、廃棄感材収容箱178
へ送り込まれて集積される。
【0122】一方、加熱ドラム116に密着したままの
受像材料108は、剥離ローラ174と剥離爪176に
よって、加熱ドラム116の周面から剥離されて、受材
ガイド170に案内されながら、受材排出ローラ17
2、173、175によって搬送され、トレイ177へ
排出される。
【0123】以上説明したように本形態では、距離W、
距離h、距離L、距離T、有効幅R、発散光の発散角の
半角θS 、入射角θi 、直接光の拡散角の半角ψW 、及
び角φL を用い、(3)式を満たすように光源及びロッ
ドレンズアレイの少なくとも一方を予め位置決めしてい
るので、直接光が結像レンズに入射することを防止して
いる。
【0124】このように、(3)式を満たすように光源
及びロッドレンズアレイの少なくとも一方を予め位置決
めすれば、直接光が結像レンズに入射せず、よって、光
源及びロッドレンズアレイの少なくとも一方の位置決め
の自由度が向上すると共に、ゴースト像が発生しないよ
うに入射角を出来るだけ小さくすれば照射領域を狭めて
結像レンズで受光する光量を増大させることが出来る。
【0125】更に、本形態では、露光装置38では、光
源装置48の二つの光源50、52から原稿42の表面
に赤、緑、青の3色の光をスリット状に照射し、原稿4
2の表面から法線方向に沿って反射される光をロッドレ
ンズアレイ54によって集光して、露光点を通過する感
光材料16に結像させて、感光材料16を露光する。
【0126】このとき、光源装置48では、光源50の
LEDアレイ60に輝度の低い発光素子56をLEDア
レイ66の発光素子62、64よりも多く(約2倍)設
けているため、各色の発光素子56、62、64の輝度
の相違によって、原稿42の表面上の各色の照度に差が
生じることがない。
【0127】また、本形態では、画像記録装置10の露
光装置38は、光源装置48の一方のLEDアレイ66
によってレッド、ブルーの2色の光を発光させるように
し、グリーンの光を発するLEDアレイ60と共にロッ
ドレンズアレイ54の近傍に配置させるようにしている
ため、それぞれの光源50、52から原稿42へ照射す
る光を、原稿42の表面に対して同一の角度とすること
ができる。また、それぞれの光源50、52のLEDア
レイ60、66をロッドレンズアレイ54に接近させて
配置することにより、原稿面への照射角度を比較的大き
く取ることができるため、原稿42の表面を効率良く照
らすことができる。
【0128】以上説明した実施の形態は、原稿42の被
照射領域の長さW0 が、ロッドレンズアレイ54の有効
幅Rより小さい場合を例にとり説明したが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、図7に示すように、原稿4
2の被照射領域の長さW0 がロッドレンズアレイ54の
有効幅R以上の場合にも適用することができる。なお、
この場合にも、距離Tは、R/2+Wとなる((5)式
に対応する)。
【0129】また、前述した実施の形態では、原稿に発
散光を照射しているが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、次に説明するように原稿に収束光を照射するよ
うにしてもよい。
【0130】まず、図8及び図9を参照して、原稿の被
照射領域の幅W0 が結像レンズ54の有効幅Rより小さ
い場合を説明する。
【0131】なお、前述した実施の形態のように、光源
50及びロッドレンズアレイ54の原稿42に対する配
置と、光源52及びロッドレンズアレイ54の原稿42
に対する配置とは、各々同じであるので、以下、光源5
2及びロッドレンズアレイ54の原稿42に対する配置
のみを説明する。
【0132】発光素子62、64からの光がロッドレン
ズ70により収束され、この収束光が原稿42に照射さ
れる。収束光の仮想収束点をPE ′とする。収束光の収
束角の半角をθS 、収束光の光軸に沿って進む光C0
原稿42への入射角をθi とする。
【0133】ここで、原稿42の被照射領域の発光素子
62、64に最も近い点P1 (第1の点)及び最も遠い
点P3 (第3の点)の直接光の拡散角の半角を各々ψW
とする。
【0134】また、第1の点P1 における直接光の原稿
面42Aに対する最大角θxRは(7)式から得られ、第
3の点P3 における直接光の原稿面42Aに対する最大
角θ xLは(8)式から得られる。
【0135】第1の点P1 及び第3の点P3 と第2の点
2 とを結ぶ直線のロッドレンズアレイ54の光軸C54
との成す角をそれぞれφLR、φLLとする。
【0136】そして、直接光が結像レンズ54に入射し
ないためには、最大角θxRが角度θ yRより小さくかつ最
大角θxLが角度θyLより小さくなるように、即ち、(1
1)式、及び(12)式を満たすように光源52及びロ
ッドレンズアレイ54の少なくとも一方を予め予め位置
決めしている。
【0137】角φLR、φLLは、(13)式、(14)式
から得られる。距離TR 、TL は、(15)式、(1
6)式から得られる。
【0138】また、入射点P0 と仮想収束点PE ′との
距離hを用いて、距離W、W′は、それぞれ(17)
式、(18)式から得られる。
【0139】このように、距離W、W′、距離h、距離
L、距離T、T′、有効幅R、収束光の収束角の半角θ
S 、入射角θi 、直接光の拡散角の半角ψW 、及び角φ
LR、φLLを用い、(11)式及び(12)式を満たすよ
うに光源52及びロッドレンズアレイ54の少なくとも
一方を予め予め位置決めすれば、原稿42に対して最大
角θXR、θXLを成す直接光は結像レンズ54に入射する
ことがない。よって、原稿の被照射領域で反射した直接
光は結像レンズ54に入射することはない。従って、光
源52及びロッドレンズアレイ54の少なくとも一方の
位置決めの自由度が向上すると共に、ゴースト像の発生
しない範囲で入射角を小さくすれば照明領域を狭くする
ことにより、結像レンズの受光量を増大させることがで
きる。
【0140】次に、図10及び図11を参照して、収束
光が照射された原稿の被照射領域の幅W0 が結像レンズ
54の有効幅R以上の場合を説明する。
【0141】前述したように、第1の点P1 における直
接光の原稿面42Aに対する最大角θxRは(7)式か
ら、また、第3の点P3 における直接光の原稿面42A
に対する最大角θxLは(8)式から得られる。
【0142】同様に、第1の点P1 及び第3の点P3
第2の点P2 とを結ぶ直線の結像レンズの光軸C54との
成す角はそれぞれφLR、φLLであり、角度θyRは、(π
/2)−φLRであるが、角度θyLは、(π/2)+φLL
で表せられる。
【0143】そして、直接光が結像レンズ54に入射し
ないようにするため、最大角θxRが角度θyRより小さく
かつ最大角θxLが角度θyLより小さくなるように、即
ち、(21)式、(22)式を満足するように、光源5
2及びロッドレンズアレイ54の少なくとも一方を予め
予め位置決めする。
【0144】角φLR、φLLは、(23)式、(24)式
から得られる。また、距離TR 、T L は、(25)式、
(26)式から得られる。距離W、W′は、それぞれ
(27)式、(28)式から得られる。
【0145】このように、距離W、W′、距離h、距離
L、距離T、T′、有効幅R、収束光の収束角の半角θ
S 、入射角θi 、直接光の拡散角の半角ψW 、及び角φ
LR、φLLを用い、(21)式及び(22)式を満たすよ
うに光源52及びロッドレンズアレイ54の少なくとも
一方を予め位置決めすれば、直接光が結像レンズに入射
せず、よって、光源52及びロッドレンズアレイ54の
少なくとも一方の位置決めの自由度が向上すると共に、
ゴースト像の発生しない範囲で入射角を小さくすれば、
照射領域を狭くすることにより結像レンズの受光量を増
大させることができる。
【0146】また、前述した実施の形態では、光源50
には、G(グリーン)に発色する点状の発光素子56
が、基板58の中央部に直線状に所定間隔で配置された
LEDアレイ60を備え、光源52は、R(レッド)の
点状の発光素子62、B(ブルー)の点状の発光素子6
4が基板58の中央部に直線状に配置されたLEDアレ
イ66を備えるようにしているが、本発明はこれに限定
されるものでなく、図18に示されるように、R、G、
Bの3色分のLEDアレイ202、204、206をロ
ッドレンズアレイ54の近傍に配置し、LEDアレイ2
02、204、206から照射し、透明ガラス板45の
上面の原稿42から法線方向に反射した光をロッドレン
ズアレイ54によって集光して感光材料を露光するよう
にしてもよい。なお、このとき、長尺のロッドレンズア
レイ54、LED202、204、206は互い平行
で、かつ原稿の表面に対しても平行となるように配置す
る。
【0147】次に、本発明の第2の実施の形態を図12
を参照して説明する。本形態は、前述した第1の実施の
形態と略同様の構成となっていので、同一部分には同一
の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。
【0148】即ち、前述した第1の実施の形態では、紫
外光や赤外光のスペクトル成分を含まないG、R、Bを
発光する発光素子56、62、64を光源50、52に
用いるようにしている。即ち、感光材料16の光の波長
に対する感度は、図14に示す分布となり、紫外光や赤
外光のスペクトル成分が存在する光(図14の斜線の部
分の領域に対応する光)が入射すると、正しい発色濃度
の画像を得ることができないからである。
【0149】ところで、複写速度を向上させるために
は、走査速度を大きくする必要があり、走査速度を大き
くすると感光材料に入射する光量が少なくなるので、超
高輝度の発光素子を用いることが必要になる。
【0150】一方、超高輝度の発光素子からは、紫外域
や赤外域にスペクトル成分を有するものが多く、よっ
て、単に、超高輝度の発光素子を用いると、上記のよう
に、正しい発色濃度等を得ることができない。
【0151】そこで、本形態では、複写速度を向上させ
るために、紫外域や赤外域にスペクトル成分を有する超
高輝度の発光素子を発光素子56、62、64を光源5
0、52に用いると共に、紫外光や赤外光のスペクトル
成分が存在する光が感光材料16に入射しいなように遮
断する遮断手段を用いている。
【0152】即ち、本形態に係る発光素子56から発光
される光(G)、発光素子62から発光される光
(R)、発光素子64をから発光される光(B)の波長
に対する相対強度は、図13に示す分布となっている。
この図13から理解されるように、発光素子56から発
光される光(G)及び発光素子62から発光される光
(R)には、赤外域にスペクトル成分を有し、発光素子
64から発光される光(B)には、紫外域にスペクトル
成分を有する。
【0153】そこで、本形態では、図15に示すよう
に、発光素子62から発光される光(R)の内赤外域の
スペクトル成分に対応する波長の光を遮断するフィルタ
65R、及び発光素子64から発光される光(B)の内
紫外域のスペクトル成分に対応する波長の光を遮断する
フィルタ65Bを、発光素子62、64の各々に対応す
るように配置している。なお、フィルタ65R、65B
は透明ガラス板65(図12参照)に配置されている。
【0154】また、発光素子56が配置されたLEDア
レイ60とロッドレンズアレイ68との間に、赤外域の
スペクトル成分に対応する波長の光を遮断するフィルタ
を透明ガラス板67(図12参照)に配置している。
【0155】このように、紫外域や赤外域にスペクトル
成分を有する超高輝度の発光素子を用いると共に、紫外
光や赤外光のスペクトル成分に対応する波長の光を遮断
するフィルタを発光素子とロッドレンズアレイとの間に
配置しているので、正しい発色濃度でかつ適正光量で形
成された画像を得ることができかつ走査速度を大きくし
て複写速度を向上させることができる。
【0156】以上説明した第2の実施の形態では、紫外
光や赤外光のスペクトル成分に対応する波長の光を遮断
するフィルタを発光素子とロッドレンズアレイとの間に
配置しているが、本発明はこれに限定されるものでな
く、次のようにしてもよい。
【0157】即ち、該フィルタを光路のいずれかの箇所
に挿入する。また、フィルタを約400〔nm〕〜約8
00〔nm〕の帯域の可視光のみを透過させるようにす
る。発光素子に紫外光や赤外光のスペクトル成分に対応
する波長の光を遮断する又は可視域の光を透過させるフ
ィルタをコーティングする。この場合、樹脂保護コート
部に該フィルタをコーティングしてもよい。更に、原稿
から反射した光を感光材料に結像させるロッドレンズア
レイに紫外光や赤外光のスペクトル成分に対応する波長
の光を遮断する又は可視域の光を透過させるフィルタを
コーィングしてもよい。
【0158】なお、第2の実施の形態は前述した第1の
実施の形態と略同様の構成としているが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、第1の実施の形態の変形例
((図7)、(図8、図9)、(図10、図11))と
略同様の構成としてもよい。
【0159】なお、第1及び第2の長尺光源の点状発光
素子の配列は、LEDアレイ60、66の発光素子5
6、62、64の配列に限定するものではなく、種々の
適用が可能である。
【0160】例えば、図16に示されるように、光源5
0、52に代えて、第1及び第2の長尺光源としてLE
Dアレイ80を用いた光源82と、LEDアレイ84を
用いた光源86を適用してもよい。LEDアレイ80
は、グリーンの発光素子56とブルーの発光素子64を
交互に直線状に配置したものであり、LEDアレイ84
は、グリーンの発光素子56とレッドの発光素子62を
交互に直線状に配置したものである。また、LEDアレ
イ80、84の間では、発光素子56の位置が原稿42
の表面から見て千鳥状となるようにしており、これによ
って、原稿42の表面での色の分布ムラが生じるのを抑
えることができる。
【0161】また、発光素子56、62、64の輝度を
R≧B>Gとして説明したが、これに限定するものでは
ない。例えば、図17には、現在のLEDで一般的であ
る輝度がR>G>Bである発光素子90(レッド)、9
2(グリーン)、94(ブルー)を用いた場合の一例を
示している。この例では、最も輝度の低い発光素子94
を所定間隔で配列したLEDアレイ96で一方の光源
(第1の長尺光源)を構成し、他方の光源は、発光素子
90、92を所定の割合で直線状に配列したLEDアレ
イ88を用いるようにしてもよい。
【0162】このように、レッド、グリーン、ブルーの
3色を発光素子を第1及び第2の長尺光源に振り分けて
配列することにより、本発明の目的を達成することが可
能である。また、それぞれの色の点状発光素子の輝度に
応じて配列を変えることにより、輝度に拘らず均一な照
度とすることができ、感光材料16に照度の差によって
色ムラ等として表れる露光量の不足を生じさせることが
ない。
【0163】また、以上説明した第1及び第2の実施の
形態では、LEDアレイを用いるようにしているが、本
発明はこれに限定されるものでなく、蛍光管を用いるよ
うにしてもよい。なお、この場合、第2の実施の形態に
係る遮断手段としては、可視域のバンドパスフィルタを
蛍光管にコーティングしてもよい。
【0164】また、前述した第1及び第2の実施の形態
では、光源50、52及びロッドレンズアレイ54の各
々の光軸が一致する例を説明したが、本発明は、必ずし
も各々の光軸が一致する場合に限定されるものでない。
【0165】更に、前述した第1及び第2の実施の形態
では、結像レンズとしてロッドレンズを用いているが、
本発明はこれに限定されるものでなく、屈折率分布型レ
ンズ(例えば、「セルフォックレンズ」(日本板硝子
(株)の商標))を用いてもよい。
【0166】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、直接光が
結像レンズに入射せず、ゴースト像が発生しないように
するための照射手段及び結像レンズの少なくとも一方の
位置決めの自由度が向上すると共に、ゴースト像が発生
しないように入射角を出来るだけ小さくすれば照射領域
を狭めて結像レンズで受光する光量を増大させることが
出来る、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る露光装置を備えた画像
形成装置の概略構成図である。
【図2】第1の実施の形態に係る露光装置の概略構成図
である。
【図3】LEDアレイの発光素子の配列を示す概略配置
図である。
【図4】第1の実施の形態に係る露光装置の光源とロッ
ドレンズアレイとの原稿に対する配置を説明した図であ
る。
【図5】原稿で拡散する拡散光及び原稿から反射する反
射光の光量分布を示した図である。
【図6】第1の実施の形態に係る露光装置の光源とロッ
ドレンズアレイとの原稿に対する配置を角度を基に説明
した図である。
【図7】本実施の形態に係る露光装置の変形例の概略配
置図である。
【図8】本実施の形態に係る露光装置の変形例の光源と
ロッドレンズアレイとの原稿に対する配置を説明した図
である。
【図9】図8の変形例の光源とロッドレンズアレイとの
原稿に対する配置を角度を基に説明した図である。
【図10】本実施の形態に係る露光装置の他の変形例の
光源とロッドレンズアレイとの原稿に対する配置を説明
した図である。
【図11】図10の変形例の光源とロッドレンズアレイ
との原稿に対する配置を角度を基に説明した図である。
【図12】第2の実施の形態の露光装置の変形例の概略
配置図である。
【図13】第2の実施の形態の露光装置の光源から発光
される光の波長に対する相対強度の関係を示した線図で
ある。
【図14】感光材料の波長に対する感度を示した線図で
ある。
【図15】第2の実施の形態の露光装置のフィルタを示
した図である。
【図16】LEDアレイの発光素子の他の配列を示す概
略配置図である。
【図17】LEDアレイの発光素子の更に他の配列を示
す概略配置図である。
【図18】光源装置の変形例である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光材料 38 露光装置 48 光源装置 50、52 光源 54 ロッドレンズアレイ 56、62、64 発光素子 60 LEDアレイ 66 LEDアレイ 108 受像材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に斜め方向から光を照射する照射手
    段と、 前記原稿から反射した光を感光材料に結像させる結像レ
    ンズと、 を備えた露光装置であって、 前記照射手段により照射された原稿の被照射領域内の前
    記照射手段に最も近い第1の点から反射した直接光の前
    記原稿面に対する最大角が、前記結像レンズの光が入射
    する前記原稿側の面内の前記照射手段から最も遠い第2
    の点と前記第1の点とを結ぶ直線と前記原稿面との成す
    角より小さくなると共に、前記被照射領域内の前記照射
    手段に最も遠い第3の点から反射した直接光の前記原稿
    面に対する最大角が、前記第2の点と前記第3の点とを
    結ぶ直線と前記原稿面との成す角より小さくなるよう
    に、前記照射手段及び前記結像レンズの少なくとも一方
    を配置した露光装置。
  2. 【請求項2】 原稿に斜め方向から発散光を照射する照
    射手段と、 前記原稿から反射した光を感光材料に結像させる結像レ
    ンズと、 を備えた露光装置であって、 前記発散光の発散角の半角をθS 、前記発散光の光軸上
    の光の前記原稿への入射角をθi 、前記発散光が照射さ
    れた原稿の被照射領域内の前記照射手段に最も近い点か
    ら反射した直接光の拡散角の半角をψW 、及び前記被照
    射領域内の前記照射手段に最も近い点と前記結像レンズ
    の光が入射する前記原稿側の面内の前記照射手段から最
    も遠い点とを結ぶ直線の前記結像レンズの光軸との成す
    角をφLとし、次式を満たすように、前記照射手段及び
    前記結像レンズの少なくとも一方を配置した露光装置。 【数1】θi −θS −ψW >φL
  3. 【請求項3】 原稿に斜め方向から収束光を照射する照
    射手段と、 前記原稿から反射した光を感光材料に結像させる結像レ
    ンズと、 を備えた露光装置であって、 前記収束光が照射された原稿の被照射領域の前記照射手
    段及び前記結像レンズの光軸を含む面で切られた幅が前
    記結像レンズの光が入射する前記原稿側の面の幅より小
    さく、かつ、前記収束光の収束角の半角をθS 、前記収
    束光の光軸上の光の前記原稿への入射角をθi 、前記被
    照射領域内の前記照射手段に最も近い点及び最も遠い点
    から反射した各々の直接光の拡散角の半角をψW 、及び
    前記被照射領域内の前記照射手段に最も近い点及び最も
    遠い点と前記結像レンズの光が入射する前記原稿側の面
    内の前記照射手段から最も遠い点とを結ぶ各々の直線の
    前記結像レンズの光軸との成す角をそれぞれφLR、φLL
    とし、次の2式を満たすように、前記照射手段及び前記
    結像レンズの少なくとも一方を配置した露光装置。 【数2】θi +θS −ψW >φLR 【数3】θi −θS −ψW >φLL
  4. 【請求項4】 原稿に斜め方向から収束光を照射する照
    射手段と、 前記原稿から反射した光を感光材料に結像させる結像レ
    ンズと、 を備えた露光装置であって、 前記収束光が照射された原稿の被照射領域の前記照射手
    段及び前記結像レンズの光軸を含む面で切られた幅が前
    記結像レンズの光が入射する前記原稿側の面の幅以上
    で、かつ、前記収束光の収束角の半角をθS 、前記収束
    光の光軸上の光の前記原稿への入射角をθi 、前記被照
    射領域内の前記照射手段に最も近い点及び最も遠い点か
    ら反射した各々の直接光の拡散角の半角をψW 、及び前
    記被照射領域内の前記照射手段に最も近い点及び最も遠
    い点と前記結像レンズの光が入射する前記原稿側の面内
    の前記照射手段から最も遠い点とを結ぶ各々の直線の前
    記結像レンズの光軸との成す角をそれぞれφLR、φLL
    し、次の2式を満たすように、前記照射手段及び前記結
    像レンズの少なくとも一方を配置した露光装置。 【数4】θi +θS −ψW >φLR 【数5】θi −θS −ψW >−φLL
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006227384A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置、画像形成装置および画像読み取り方法

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