JPH09276436A - スプリンクラー消火設備の巻出し配管支持構造 - Google Patents

スプリンクラー消火設備の巻出し配管支持構造

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JPH09276436A
JPH09276436A JP8792096A JP8792096A JPH09276436A JP H09276436 A JPH09276436 A JP H09276436A JP 8792096 A JP8792096 A JP 8792096A JP 8792096 A JP8792096 A JP 8792096A JP H09276436 A JPH09276436 A JP H09276436A
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    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプリンクラー消火設備の巻出し配管支持構
造において、天井内の使用空間の高さを低く抑える。 【解決手段】 天井内に配置された給水用枝管と天井ボ
ードの開口穴に配置されるスプリンクラーヘッド3との
間を巻出し配管8,9によって接続し、巻出し配管8,
9のスプリンクラーヘッド3側のエルボ9の先端に、天
井内のスラブ面2に固定された吊りボルト21に対し垂
直方向に嵌め込み調整自在な貫通部23と、貫通部23
を吊りボルト21に固定する固定部24とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層住宅等のよう
な天井裏の使用空間の高さが抑えられた建物に好適なス
プリンクラー消火設備の巻出し配管支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、例えば図7に示すよう
なスプリンクラー消火設備の配管支持構造がある。図7
において、天井ボード101と天井スラブ面102の間
の天井内の空間103には給水用枝管104が配管さ
れ、この給水用枝管104の途中に設けられるチーズ1
05の取出口に巻出し配管となるフレキシブル管106
を接続し、このフレキシブル管106の先端にスプリン
クラーヘッド107を接続している。給水用枝管104
は、天井スラブ面102に打ち込んだインサート108
にねじ込んだ吊りボルト109の吊りバンド110によ
り支持される。また、フレキシブル管106は先端側
で、固定金具111により取付バー112に支持固定さ
れる。天井ボード101の裏面には、複数のエムバー1
13が固定され、エムバー113はクリップ114を介
してチャンネル115に連結され、取付バー112はこ
のチャンネル115に固定されている。スプリンクラー
ヘッド107は、このような支持固定状態で、天井ボー
ド101のヘッド取付穴116の位置に配置され、最後
に天井ボード101の下側からヘッド取付穴116の隙
間に対しシーリングプレート117を嵌め入れ、図7の
ような取付状態とする。
【0003】このようなスプリンクラー消火設備の殆ど
は、オフィスビルやデパート等の建物に設置されている
が、近年、高層の共同住宅についても、高層階で火災が
発生した場合の消防による消火活動が困難なことに鑑
み、スプリンクラー消火設備の設置か強く望まれ、法的
にもスプリンクラー消火設備の設置が整備されてきてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高層住
宅の場合にあっては、建物の高さが不必要に高くなるこ
とを抑えるため、天井裏の高さが低く設定されることが
多く、高い階ほど天井裏の高さを低くしている場合もあ
り、例えば天井裏の高さが200mm程度の場合もあ
る、これに対し、図7に示すような従来の施工構造にあ
っては、配管径や配管支持構造などにより少なくとも2
50mm程度天井裏の高さが必要であり、高層住宅のよ
うな狭い天井裏での配管が困難であった。勿論天井裏の
高さを配管に必要な高さにすれば良いが、これでは建物
全体としての高さが高くなってしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、スプリンクラー消火設備の設置に要
求される天井裏の高さを最小限に抑えられるスプリンク
ラー消火設備の巻出し配管支持構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は次のように構成する。まず、本発明は、天
井内に配置された給水用枝管と天井ボードの開口穴に配
置されるスプリンクラーヘッドとの間を巻出し配管によ
って接続するスプリンクラー消火設備の巻出し配管支持
構造を対象とする。
【0007】このような巻出し配管支持構造について本
発明は、巻出し配管のスプリンクラーヘッド側の管端
に、天井内のスラブ面に固定された吊りボルトに対し垂
直方向に嵌め込み調整自在な貫通部と、貫通部を吊りボ
ルトに固定する固定部とを設けたことを特徴とする。本
発明においては、吊りボルトの天井スラブ面に対する固
定部に、ボルト吊り下げ位置を水平回りに位置調整自在
な水平調整機構を設ける。この水平調整機構は、一端に
吊りボルトをねじ込み固定するねじ穴を備えると共に他
端に天井スラブ面にねじ込み固定される固定ボルトを挿
通する長穴を備えた調整プレート部材である。
【0008】更に、巻出し配管は、給水用枝管側に接続
されるフレキシブル管と、スプリンクラーヘッド側に接
続されるエルボ継手で構成され、エルボ継手の垂直管部
の側面に貫通部と固定部を設けて、吊りボルトに固定支
持される。このため、本発明によれば、巻出し配管のス
プリンクラーヘッド側の管端で巻出し配管を天井スラブ
面に支持するので、天井内の使用空間の高さを低く抑え
ることができる。また、貫通部と水平調整プレートによ
り吊りボルトを、垂直方向及び水平方向に移動可能であ
るため、スプリンクラーヘッドを任意の位置に配設でき
ると共に施工が容易である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明のスプリンクラー消
火設備の巻出し配管支持構造を示す説明図である。図1
において、1は天井ボード、2は天井スラブ面であり、
天井ボード1のヘッド取付穴6の位置には閉鎖型のスプ
リンクラーヘッド3が配置される。スプリンクラーヘッ
ド3とヘッド取付け穴6との隙間にはシーリングプレー
ト4を装着している。
【0010】火災が発生して温度が上昇すると、スプリ
ンクラーヘッド3の感熱部が熔解分解して、デフレクタ
ーが落下し、消火ポンプで加圧した消火用水が散水され
る。スプリンクラーヘッド3の上部にはねじ部7が一体
に形成され、ねじ部7にはフレキシブル管9に接続した
エルボ継手8の下向きの先端が接続される。フレキシブ
ル管9は、天井内に配管した給水用枝管から分岐接続さ
れている。
【0011】図2は、巻出し管として使用するフレキシ
ブル管9とエルボ継手8を取出して示す。図2におい
て、フレキシブル管9には軸方向に複数個のベローズ1
2が形成され、ベローズ12が形成された箇所において
屈曲可能となっている。フレキシブル管9の一方の管末
にはねじ部13が形成されたニップル14が設けられ、
袋ナット17でニップル14をねじ込み固定している。
このニップル14のねじ部13を給水用枝管に設けるチ
ーズ等の分岐継手の取出口にねじ込むことで分岐接続さ
れる。このようなフレキシブル管9を用いることによ
り、必要な箇所において屈曲させることができ、スプリ
ンクラー配管の巻出し配管の施工が容易になる。
【0012】また、フレキシブル管9の他方の管末に
は、エルボ継手8の一方が溶接等により一体に接続固定
されている。一体にすることにより扱い易く作業性が良
くなる。尚、エルボ継手の一方に、ねじを形成し、フレ
キシブル管9の他方巻末にねじ込み固定するようにして
も良い。図3はフレキシブル管9の天井スラブ面2に対
する取付け状態を示した図である。図3に示すように、
天井スラブ面2の近傍には水平方向に逆オーム状のサド
ル18によりフレキシブル管9が支持される。すなわ
ち、図4に示すように、天井スラブ面2にはサドル18
がインサートにねじ込まれたボルト19により固定さ
れ、サドル18にはフレキシブル管9が挿入、支持され
る。また、サドル18とフレキシブル管9の間にはゴム
等でなる絶縁部材18aが介装され、電蝕の防止が図れ
ている。また、サドル18でフレキシブル管9の途中を
天井スラブ面2に支持することで従来の吊りバンド、吊
りボルトを使った支持構造に比べ、高さを低く抑えるこ
とができる。このフレキシブル管9のニップル14側は
例えば図示しない複数の接続口を有する分岐継手に接続
され、また、分岐継手は給水用枝管に接続され、さらに
給水用枝管は消火ポンプに接続される給水用主管に接続
される。尚、サドル18の形状を略α状として1箇所で
天井スラブ面2に固定するようにしても良い。
【0013】再び図1を参照するに、スプリンクラーヘ
ッド3のねじ部7に接続されるエルボ継手8の下向きの
先端側には、天井スラブ面2に固定される吊りボルト2
1に固定するための固定部材20が溶接等により固着さ
れている。固定部材20は、図5に示すように、吊りボ
ルト21を垂直方向に貫通する穴22を有する貫通部2
3と、貫通部23を吊りボルト21に所定位置で固定す
る固定部としてのねじ部24により構成される。固定部
材20はエルボ継手8の一端に溶接され、貫通部23に
吊りボルト21を貫通して、エルボ継手8の位置を調整
して貫通部23をねじ部24で締めつけることにより、
エルボ継手8は吊りボルト21に固定される。このよう
にすることで、エルボ継手8およびフレキシブル管9の
垂直方向の位置調整を天井裏の高さに合わせて容易に行
うことができる。
【0014】再び図1を参照するに、26は水平調整機
構としての水平調整プレートであり、水平調整プレート
26は天井スラブ面2に水平方向に360°移動可能に
取り付けられ、エルボ継手8の水平方向の位置調整を行
う。水平調整プレート26は、図6にも示すように、一
端側に吊りボルト21をねじ込み固定するねじ穴29と
他端に天井スラブ面2のインサートにねじ込み固定され
るボルト27を挿通するための長穴28とを有する。水
平調整プレート26の端部には略台形状の突出部30が
形成され、突出部30にはねじ穴29が形成される。ね
じ穴29には吊りボルト21の端部がねじ込まれ、ナッ
ト32の締付けにより緩み止めされた状態で吊りボルト
21は水平調整プレート20に固定される。また、長穴
28が形成された水平調整プレート26の天井スラブ面
2側の裏面には滑り止めのために複数の凹凸部31が形
成されている。長穴28を介してボルト27を天井スラ
ブ面2のインサートにねじ込むことで、水平調整プレー
ト26は、天井スラブ面2に固定される。水平調整プレ
ート26は、ボルト27を支点に360°回転すると共
に長穴28の長さ分水平方向に移動する。したがって、
水平調整プレート26の突出部30に固定されている吊
りボルト21に固定されるエルボ継手8およびエルボ継
手8に接続されるスプリンクラーヘッド3も、この範囲
で水平方向に移動可能であり、この範囲内の任意位置に
スプリンクラーヘッド3を配設することができるので、
施工が容易である。
【0015】次に、フレキシブル管9とエルボ継手8よ
りなる巻出し配管の取付作業について説明する.まず、
天井スラブ面2に対して吊りボルト21を水平調整プレ
ート26により水平回り位置調整自在に固定する。すな
わち、水平調整プレート26の長穴28にボルト27を
挿通し、天井スラブ面2のインサートにねじ込み、水平
調整プレート27を固定する。この場合、ボルト27の
インサートへのねじ込みによる締付けはあまり強固には
行わず、水平調整プレート26が水平方向に360°回
転すると共に長穴28内で移動できるようにしておく。
【0016】次に、ねじ穴29に吊りボルト21をねじ
込み、ナット32を強固に締め付けることで、吊りボル
ト21を天井スラブ面2に固定する。この状態で、吊り
ボルト21を水平方向に360°回転させてスプリンク
ラーヘッド3の配設する位置へ移動する。次に、エルボ
継手8の管末を固定部材20により垂直方向に位置調整
自在に吊りボルト21に固定する。すなわち、天井スラ
ブ面2に固定された吊りボルト21を貫通部23の穴2
2に貫通し、垂直方向に位置決めを行った後にねじ部2
4をねじ込み、貫通部23を吊りボルト21に固定す
る。
【0017】最後に、ボルト27を強固に締め付けるこ
とで水平調整プレートを確実に固定する。このように、
エルボ継手8の下向きの先端側で巻出し配管を天井スラ
ブ面2に吊りボルト21により支持したため、天井ボー
ド1と天井スラブ面2の使用空間の高さを低く抑えるこ
とができる。特にフレキシブル管9から天井スラブ面2
までの高さはほぼなくすことができる。
【0018】このため、天井ボード1と天井スラブ面2
の間の高さ寸法は最低で100mm程度とすることがで
きる。また、エルボ継手8に設けられる固定部材20の
貫通部23に吊りボルト21を貫通して垂直方向の位置
調整を行ってねじ部24で締め付けるといった容易な作
業でエルボ継手8、フレキシブル管9の位置調整を天井
裏の高さに合わせて容易に行うことができる。更に、水
平調整プレート26により吊りボルト21を水平方向に
360°回転及び長穴28の長さ分移動させることで任
意の位置にスプリンクラーヘッド3を配設することがで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、巻出し配管のスプリンクラーヘッド側の管末で巻出
し配管を吊りボルトにより天井スラブ面に支持するた
め、必要とする天井内の使用空間の高さを低く抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリンクラー消火設備の巻出し配管
支持構造を示した説明図
【図2】図1で使用するフレキシブル管及びエルボ継手
の半断面図
【図3】図1のフレキシブル管の取付状態を示す正面図
【図4】図3の断面図
【図5】図2のエルボ継手の平面図
【図6】図1の水平調整プレートの正面図
【図7】従来構造の説明図
【符号の説明】
1:天井ボード 2:天井スラブ面 3:スプリンクラーヘッド 8:エルボ継手 9:フレキシブル管 20:固定部材 21:吊りボルト 22:穴 23:貫通部 24:ねじ部(固定部) 26:水平調整プレート 28:長穴 29:ねじ穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井内に配置された給水用枝管と天井ボー
    ドの開口穴に配置されるスプリンクラーヘッドとの間を
    巻出し配管によって接続するスプリンクラー消火設備の
    巻出し配管支持構造に於いて、 前記巻出し配管のスプリンクラーヘッド側の管端に、天
    井内のスラブ面に固定された吊りボルトに対し垂直方向
    に嵌め込み調整自在な貫通部と、該貫通部を吊りボルト
    に固定する固定部とを設けたことを特徴とするスプリン
    クラー消火設備の巻出し配管支持構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスプリンクラー消火設備の
    巻出し配管支持構造に於いて、 前記吊りボルトの天井スラブ面に対する固定部に、ボル
    ト吊り下げ位置を水平回りに位置調整自在な水平調整機
    構を設けたことを特徴とするスプリンクラー消火設備の
    巻出し配管支持構造。
  3. 【請求項3】請求項2記載のスプリンクラー消火設備の
    巻出し配管支持構造に於いて、 前記水平調整機構は、一端に前記吊りボルトをねじ込み
    固定するねじ穴を備えると共に他端に天井スラブ面にね
    じ込み固定される固定ボルトを挿通する長穴を備えた調
    整プレート部材であることを特徴とするスプリンクラー
    消火設備の巻出し配管支持構造。
  4. 【請求項4】請求項1記載のスプリンクラー消火設備の
    巻出し配管支持構造に於いて、 前記巻出し配管は、前記給水用枝管側に接続されるフレ
    キシブル管と、スプリンクラーヘッド側に接続されるエ
    ルボ継手で構成され、該エルボ継手の垂直管部の側面に
    前記貫通部と固定部を設けて前記吊りボルトに固定支持
    することを特徴とするスプリンクラー消火設備の巻出し
    配管支持構造。
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