JPH0927722A - ゲイン可変増幅装置 - Google Patents
ゲイン可変増幅装置Info
- Publication number
- JPH0927722A JPH0927722A JP7200522A JP20052295A JPH0927722A JP H0927722 A JPH0927722 A JP H0927722A JP 7200522 A JP7200522 A JP 7200522A JP 20052295 A JP20052295 A JP 20052295A JP H0927722 A JPH0927722 A JP H0927722A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gain
- switch
- capacitor
- turned
- amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 title abstract description 66
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 title abstract description 66
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 84
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 7
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/30—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
- H03F1/303—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters using a switching device
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/08—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements
- H03F1/083—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements in transistor amplifiers
- H03F1/086—Modifications of amplifiers to reduce detrimental influences of internal impedances of amplifying elements in transistor amplifiers with FET's
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力バイアス電圧を入力する時と、入力バイ
アス電圧に入力信号を重畳したものを入力する時とで、
ゲインを異なった値に切り換えるゲイン可変増幅装置に
おいて、コストを安くすると共に、出力へのノイズを低
減すること。 【構成】 ゲイン可変増幅装置全体のゲインは、スイッ
チ6,10をオンすると0dBとなり、スイッチ6,1
0をオフすると、コンデンサ4と13との容量比で決ま
るゲインとなる。差動増幅器14が分担するゲインは、
コンデンサ4と5との容量比で決まり、残りのゲインを
オペアンプ11が受け持つように全体の負帰還が作用す
る。差動増幅器とオペアンプとの合計のゲインは、オペ
アンプ2個の場合より少ない。そのため、発振を防止す
るため位相余裕を確保するのに必要とされるコンデンサ
の容量が少なくて済み、製造コストが低減される。スイ
ッチ6の方を先にオフにすると、オフ時のノイズが実質
的には差動増幅器のみでしか増幅されないので、ノイズ
による出力レベルのシフトが少ない
アス電圧に入力信号を重畳したものを入力する時とで、
ゲインを異なった値に切り換えるゲイン可変増幅装置に
おいて、コストを安くすると共に、出力へのノイズを低
減すること。 【構成】 ゲイン可変増幅装置全体のゲインは、スイッ
チ6,10をオンすると0dBとなり、スイッチ6,1
0をオフすると、コンデンサ4と13との容量比で決ま
るゲインとなる。差動増幅器14が分担するゲインは、
コンデンサ4と5との容量比で決まり、残りのゲインを
オペアンプ11が受け持つように全体の負帰還が作用す
る。差動増幅器とオペアンプとの合計のゲインは、オペ
アンプ2個の場合より少ない。そのため、発振を防止す
るため位相余裕を確保するのに必要とされるコンデンサ
の容量が少なくて済み、製造コストが低減される。スイ
ッチ6の方を先にオフにすると、オフ時のノイズが実質
的には差動増幅器のみでしか増幅されないので、ノイズ
による出力レベルのシフトが少ない
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力バイアス電圧を入
力する時と、入力バイアス電圧に入力信号を重畳したも
のを入力する時とで、ゲインを異なった値に切り換える
ゲイン可変増幅装置に関するものである。
力する時と、入力バイアス電圧に入力信号を重畳したも
のを入力する時とで、ゲインを異なった値に切り換える
ゲイン可変増幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】増幅器で増幅しようとする入力信号に
は、しばしば直流分が含まれる。これをそのまま増幅す
ると、直流分で相当量のダイナミックレンジを占めてし
まうので、全体として大きなダイナミックレンジを必要
とする。特にオペアンプのような増幅率の大きい増幅器
の場合には、容易にダイナミックレンジを超えてしま
う。そこで、直流分は増幅せずに、信号分だけを増幅す
る方法の1つとして、2重相関サンプリングを利用した
方法が考えられている。これを実施するには、次に説明
するように、途中で増幅器のゲインを切り換える必要が
あるので、ゲイン可変増幅装置が用いられる。
は、しばしば直流分が含まれる。これをそのまま増幅す
ると、直流分で相当量のダイナミックレンジを占めてし
まうので、全体として大きなダイナミックレンジを必要
とする。特にオペアンプのような増幅率の大きい増幅器
の場合には、容易にダイナミックレンジを超えてしま
う。そこで、直流分は増幅せずに、信号分だけを増幅す
る方法の1つとして、2重相関サンプリングを利用した
方法が考えられている。これを実施するには、次に説明
するように、途中で増幅器のゲインを切り換える必要が
あるので、ゲイン可変増幅装置が用いられる。
【0003】図3は、2重相関サンプリングを行うゲイ
ン可変増幅装置の1例を示す図である。図3において、
1は入力端子、Ci は入力側寄生容量、2はスイッチ、
3はバイアス電圧源、4,5はコンデンサ、6はスイッ
チ、7はオペアンプ、7−1は差動増幅段、7−2は出
力増幅段、15は出力端子である。この例では、増幅器
としては、1つのオペアンプ7だけを用いている。
ン可変増幅装置の1例を示す図である。図3において、
1は入力端子、Ci は入力側寄生容量、2はスイッチ、
3はバイアス電圧源、4,5はコンデンサ、6はスイッ
チ、7はオペアンプ、7−1は差動増幅段、7−2は出
力増幅段、15は出力端子である。この例では、増幅器
としては、1つのオペアンプ7だけを用いている。
【0004】一般に、オペアンプは2段の増幅段で構成
されている。オペアンプ7も、差動増幅段7−1と出力
増幅段7−2との2段の増幅段で構成されている。そし
て、2段目以降の増幅段に入るノイズは、全体にかけた
負帰還(ここではコンデンサ5やスイッチ6など)によ
り低減されるが、初段の増幅段にで発生するノイズは、
この負帰還によっては低減されない(これらのことは、
公知である)。従って、装置全体を低ノイズ化するため
に、初段増幅段である差動増幅段7−1の相互コンダク
タンスgm が大とされている(gm を大にすると、ノイ
ズは低減される)。
されている。オペアンプ7も、差動増幅段7−1と出力
増幅段7−2との2段の増幅段で構成されている。そし
て、2段目以降の増幅段に入るノイズは、全体にかけた
負帰還(ここではコンデンサ5やスイッチ6など)によ
り低減されるが、初段の増幅段にで発生するノイズは、
この負帰還によっては低減されない(これらのことは、
公知である)。従って、装置全体を低ノイズ化するため
に、初段増幅段である差動増幅段7−1の相互コンダク
タンスgm が大とされている(gm を大にすると、ノイ
ズは低減される)。
【0005】反転入力端子(−)には、アース(便宜上
アースとして描いてあるが、一般的には固定電位。他の
アースも同様)との間にコンデンサ4が接続され、出力
端子15との間には負帰還回路を構成するコンデンサ5
およびスイッチ6が接続されている。スイッチ6で、ゲ
インが切り換えられる。スイッチ6がオンされると、負
帰還量は100%であるから、周知のボルテージ・フォ
ロワ回路(バッファ回路)の接続構成となり、ゲインは
1倍(0dB)とされる。スイッチ6がオフされると、
ゲインはコンデンサ4,5の容量比で決まる値とされ
る。非反転入力端子(+)は入力端子1に接続され、入
力信号が印加される端子とされるが、それには、スイッ
チ2を介してバイアス電圧源3が接続される。
アースとして描いてあるが、一般的には固定電位。他の
アースも同様)との間にコンデンサ4が接続され、出力
端子15との間には負帰還回路を構成するコンデンサ5
およびスイッチ6が接続されている。スイッチ6で、ゲ
インが切り換えられる。スイッチ6がオンされると、負
帰還量は100%であるから、周知のボルテージ・フォ
ロワ回路(バッファ回路)の接続構成となり、ゲインは
1倍(0dB)とされる。スイッチ6がオフされると、
ゲインはコンデンサ4,5の容量比で決まる値とされ
る。非反転入力端子(+)は入力端子1に接続され、入
力信号が印加される端子とされるが、それには、スイッ
チ2を介してバイアス電圧源3が接続される。
【0006】2重相関サンプリングは、次のようにして
行われる。 最初にスイッチ2をオンし、暫くしてオフする。す
ると、入力側寄生容量Ci がバイアス電源3によって充
電され、ほぼそのバイアス電圧とされる。 次に、スイッチ6をオンしてゲインを1倍とする
と、入力側寄生容量Ci の充電電圧が1倍に増幅されて
出力端子15に現れる。その電圧が負帰還されてコンデ
ンサ4を充電するから、コンデンサ4の電圧も、ほぼバ
イアス電圧と等しくなる。
行われる。 最初にスイッチ2をオンし、暫くしてオフする。す
ると、入力側寄生容量Ci がバイアス電源3によって充
電され、ほぼそのバイアス電圧とされる。 次に、スイッチ6をオンしてゲインを1倍とする
と、入力側寄生容量Ci の充電電圧が1倍に増幅されて
出力端子15に現れる。その電圧が負帰還されてコンデ
ンサ4を充電するから、コンデンサ4の電圧も、ほぼバ
イアス電圧と等しくなる。
【0007】 次に、スイッチ6をオフしてゲインを
切り換えた状態で、入力端子1に入力信号を入力する
と、入力側寄生容量Ci の入力バイアス電圧に入力信号
が重畳されたものが、非反転入力端子(+)に入力され
ることになる。反転入力端子(−)は既にバイアス電圧
とされているから、差動増幅段7−1には、それを差し
引いたもの(即ち、入力信号)が入力され、所定の倍率
で増幅される。従って、信号分だけが増幅される。
切り換えた状態で、入力端子1に入力信号を入力する
と、入力側寄生容量Ci の入力バイアス電圧に入力信号
が重畳されたものが、非反転入力端子(+)に入力され
ることになる。反転入力端子(−)は既にバイアス電圧
とされているから、差動増幅段7−1には、それを差し
引いたもの(即ち、入力信号)が入力され、所定の倍率
で増幅される。従って、信号分だけが増幅される。
【0008】ところで、コストダウンのため、一般にア
ナログスイッチをMOSFETで構成した場合、オペア
ンプもCMOSFETで構成することが行われている
が、CMOSFETでオペアンプを構成した場合、得ら
れるゲインは、差動増幅段で約40dB(100倍),
出力増幅段で約40dBで、合計約80dB程度であ
る。従って、それ以上の高ゲインを必要とする場合は、
オペアンプを複数個縦続接続しなければならない。
ナログスイッチをMOSFETで構成した場合、オペア
ンプもCMOSFETで構成することが行われている
が、CMOSFETでオペアンプを構成した場合、得ら
れるゲインは、差動増幅段で約40dB(100倍),
出力増幅段で約40dBで、合計約80dB程度であ
る。従って、それ以上の高ゲインを必要とする場合は、
オペアンプを複数個縦続接続しなければならない。
【0009】そのような高ゲインを必要とする場合とし
ては、例えば、イメージセンサで読みとった画像信号を
増幅する場合がある。アンプに負帰還をかけない場合の
ゲイン(オープンループの場合のゲイン=開放利得)が
80dBのオペアンプを用いて画像信号を100倍に増
幅しようとする場合、負帰還によってゲインを100倍
(=40dB)にするから、その差であるところのルー
プ利得は、80dBから40dBを差し引いた40dB
である。このループ利得は、増幅の精度に関係する。ル
ープ利得が40dB(100倍)である場合には、精度
は、1%のエラーを含む程度の精度であることが知られ
ている。増幅器の精度を良くするためには、ループ利得
が大であることが必要とされる
ては、例えば、イメージセンサで読みとった画像信号を
増幅する場合がある。アンプに負帰還をかけない場合の
ゲイン(オープンループの場合のゲイン=開放利得)が
80dBのオペアンプを用いて画像信号を100倍に増
幅しようとする場合、負帰還によってゲインを100倍
(=40dB)にするから、その差であるところのルー
プ利得は、80dBから40dBを差し引いた40dB
である。このループ利得は、増幅の精度に関係する。ル
ープ利得が40dB(100倍)である場合には、精度
は、1%のエラーを含む程度の精度であることが知られ
ている。増幅器の精度を良くするためには、ループ利得
が大であることが必要とされる
【0010】イメージセンサで読みとった画像信号を、
8ビットのA/D変換器でディジタル値に変換するとい
う場合には、256段階の区別をすることが要求され
る。その要求を満たすためには、増幅時のエラーは1/
256以下にする必要がある。1/256は、0.4%
に相当するから、エラーは0.4%以下にすることが要
求される。そのためループ利得としては、エラー1%の
精度の時の40dBより大きい、約50dB以上が必要
とされる。従って、増幅器自身に要求されるゲインは、
約90dB(=40dB+50dB)以上となる。この
ようなゲインは、CMOSFETのオペアンプ1個では
得られないから、2個縦続接続して得ることになる。
8ビットのA/D変換器でディジタル値に変換するとい
う場合には、256段階の区別をすることが要求され
る。その要求を満たすためには、増幅時のエラーは1/
256以下にする必要がある。1/256は、0.4%
に相当するから、エラーは0.4%以下にすることが要
求される。そのためループ利得としては、エラー1%の
精度の時の40dBより大きい、約50dB以上が必要
とされる。従って、増幅器自身に要求されるゲインは、
約90dB(=40dB+50dB)以上となる。この
ようなゲインは、CMOSFETのオペアンプ1個では
得られないから、2個縦続接続して得ることになる。
【0011】図2は、増幅器自身のゲインとして高ゲイ
ンが要求された場合の従来のゲイン可変増幅装置を示す
図である。符号は図3のものに対応し、8,9はコンデ
ンサ、10はスイッチ、11はオペアンプ、12は出力
端子、13はコンデンサである。図2(イ)は、図3に
示したオペアンプを、そのまま縦続接続したものであ
る。個別のオペアンプでN倍するとすれば、合計でN×
N倍される。図2(ロ)は、負帰還用のコンデンサを個
別には設けず、全体として1個(コンデンサ13)だけ
設けたものである。全体のゲインは、コンデンサ4と1
3の容量比で決まる。
ンが要求された場合の従来のゲイン可変増幅装置を示す
図である。符号は図3のものに対応し、8,9はコンデ
ンサ、10はスイッチ、11はオペアンプ、12は出力
端子、13はコンデンサである。図2(イ)は、図3に
示したオペアンプを、そのまま縦続接続したものであ
る。個別のオペアンプでN倍するとすれば、合計でN×
N倍される。図2(ロ)は、負帰還用のコンデンサを個
別には設けず、全体として1個(コンデンサ13)だけ
設けたものである。全体のゲインは、コンデンサ4と1
3の容量比で決まる。
【0012】
(問題点)しかしながら、前記した図2のゲイン可変増
幅装置には、それぞれ次のような問題点があった。図2
(イ)のゲイン可変増幅装置の問題点は、全体に負帰還
がかけられていないので、後段の増幅段(オペアンプ1
1)で発生したノイズが抑圧されないという点である。
図2(ロ)のゲイン可変増幅装置の第1の問題点は、ル
ープ利得が過大となり、発振を防止するための位相余裕
を確保するために、大容量のコンデンサを必要とするた
め、コストが高くなるという点である。第2の問題点
は、ゲインを切り換える時のスイッチングノイズも縦続
して増幅されるため、出力レベルが大きくシフトされる
という点である。また、MOSFETを使用したいずれ
の装置についても言えることだが、低ノイズ化するため
に各オペアンプの初段増幅段である差動増幅段の相互コ
ンダクタンスgm が大にされていると、出力増幅段のg
m との比が小さく、伝達関数のゼロ点が低周波数側に位
置し、位相余裕が少なくなり安定性が良くない(発振し
易い)という問題点がある。
幅装置には、それぞれ次のような問題点があった。図2
(イ)のゲイン可変増幅装置の問題点は、全体に負帰還
がかけられていないので、後段の増幅段(オペアンプ1
1)で発生したノイズが抑圧されないという点である。
図2(ロ)のゲイン可変増幅装置の第1の問題点は、ル
ープ利得が過大となり、発振を防止するための位相余裕
を確保するために、大容量のコンデンサを必要とするた
め、コストが高くなるという点である。第2の問題点
は、ゲインを切り換える時のスイッチングノイズも縦続
して増幅されるため、出力レベルが大きくシフトされる
という点である。また、MOSFETを使用したいずれ
の装置についても言えることだが、低ノイズ化するため
に各オペアンプの初段増幅段である差動増幅段の相互コ
ンダクタンスgm が大にされていると、出力増幅段のg
m との比が小さく、伝達関数のゼロ点が低周波数側に位
置し、位相余裕が少なくなり安定性が良くない(発振し
易い)という問題点がある。
【0013】(問題点の説明)補足説明が必要と思われ
る問題点について、更に説明する。図2(ロ)のゲイン
可変増幅装置の第1の問題点について説明する。CMO
SFETのオペアンプを2つ縦続接続するから、オペア
ンプのゲインは合計で約80dB×2の約160dBと
なる。増幅に40dB使うとすると、ループ利得は約1
20dB(=160dB−40dB)となる。しかし、
ループ利得が大となると位相余裕が確保しにくくなり、
発振防止のための位相補償用に、大容量のコンデンサを
必要とする。集積回路上で大容量のコンデンサを形成し
ようとすれば、広い面積を必要とするので、コストが高
くなる。なお、位相補償用のコンデンサを妥当なコスト
の範囲内に抑えようとすれば、許容されるループ利得は
せいぜい80dB程度である。
る問題点について、更に説明する。図2(ロ)のゲイン
可変増幅装置の第1の問題点について説明する。CMO
SFETのオペアンプを2つ縦続接続するから、オペア
ンプのゲインは合計で約80dB×2の約160dBと
なる。増幅に40dB使うとすると、ループ利得は約1
20dB(=160dB−40dB)となる。しかし、
ループ利得が大となると位相余裕が確保しにくくなり、
発振防止のための位相補償用に、大容量のコンデンサを
必要とする。集積回路上で大容量のコンデンサを形成し
ようとすれば、広い面積を必要とするので、コストが高
くなる。なお、位相補償用のコンデンサを妥当なコスト
の範囲内に抑えようとすれば、許容されるループ利得は
せいぜい80dB程度である。
【0014】図2(ロ)のゲイン可変増幅装置の第2の
問題点であるが、最初のオペアンプ7に入力されたスイ
ッチングノイズをΔSとし、各増幅段でN倍に増幅され
るとすると、出力端子12にはΔS×N×Nとなって現
れ、これだけ出力レベルをシフトすることになる。な
お、オペアンプをCMOSFETで構成する場合、スイ
ッチもCMOSFETで構成されるが、そのようなスイ
ッチでのノイズとは、スイッチがオン・オフされる際
に、ゲートから寄生容量を通して注入されるインジェク
ションチャージに起因して生ずるノイズである。本発明
は、以上のような問題点を解決することを課題とするも
のである。
問題点であるが、最初のオペアンプ7に入力されたスイ
ッチングノイズをΔSとし、各増幅段でN倍に増幅され
るとすると、出力端子12にはΔS×N×Nとなって現
れ、これだけ出力レベルをシフトすることになる。な
お、オペアンプをCMOSFETで構成する場合、スイ
ッチもCMOSFETで構成されるが、そのようなスイ
ッチでのノイズとは、スイッチがオン・オフされる際
に、ゲートから寄生容量を通して注入されるインジェク
ションチャージに起因して生ずるノイズである。本発明
は、以上のような問題点を解決することを課題とするも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のゲイン可変増幅装置では、反転入力端子と
正側出力端子との間に負帰還用の第1コンデンサとゲイ
ン切り換え用の第1スイッチとを接続し、反転入力端子
と固定電位との間に第2コンデンサを接続し、非反転入
力端子に入力電圧を印加する差動増幅器と、反転入力端
子と出力端子との間にゲイン切り換え用の第2スイッチ
を接続し、反転入力端子と固定電位との間に第3コンデ
ンサを接続し、前記差動増幅器の正側出力を非反転入力
端子に入力したオペアンプと、前記差動増幅器の反転入
力端子と前記オペアンプの出力端子との間に負帰還用の
第4コンデンサを接続することとした。
め、本発明のゲイン可変増幅装置では、反転入力端子と
正側出力端子との間に負帰還用の第1コンデンサとゲイ
ン切り換え用の第1スイッチとを接続し、反転入力端子
と固定電位との間に第2コンデンサを接続し、非反転入
力端子に入力電圧を印加する差動増幅器と、反転入力端
子と出力端子との間にゲイン切り換え用の第2スイッチ
を接続し、反転入力端子と固定電位との間に第3コンデ
ンサを接続し、前記差動増幅器の正側出力を非反転入力
端子に入力したオペアンプと、前記差動増幅器の反転入
力端子と前記オペアンプの出力端子との間に負帰還用の
第4コンデンサを接続することとした。
【0016】前記第1スイッチと第2スイッチとは、ア
ナログスイッチで構成することが出来る。また、第1ス
イッチをオフし第2スイッチをオンした状態での総合ゲ
インが、第1スイッチと第2スイッチとをオフした状態
での総合ゲインの平方根にほぼ等しくすることも出来
る。前記第1スイッチおよび第2スイッチをオフする際
には、最初に第1スイッチの方をオフすることが望まし
い。
ナログスイッチで構成することが出来る。また、第1ス
イッチをオフし第2スイッチをオンした状態での総合ゲ
インが、第1スイッチと第2スイッチとをオフした状態
での総合ゲインの平方根にほぼ等しくすることも出来
る。前記第1スイッチおよび第2スイッチをオフする際
には、最初に第1スイッチの方をオフすることが望まし
い。
【0017】また、第5コンデンサと第1MOSFET
とを直列接続してオペアンプの第1位相補償回路を構成
するに際し、該第1MOSFETとして、オペアンプの
ヌリングレジスターとして用いられているところのMO
SFETを兼用して構成し、該第1MOSFETへのゲ
ートをゲイン切り換え用スイッチ信号で制御することも
出来る。その場合に、第5コンデンサに並列に第2MO
SFETを接続し、第1MOSFETをオフする時に第
2MOSFETをオンすることとしてもよい。更に、第
5コンデンサと第1MOSFETとを直列接続した第1
位相補償回路に対し、第6コンデンサと第3MOSFE
Tとを直列接続した第2位相補償回路を並列接続し、該
第3MOSFETを常時オンとしてもよい。また、第2
位相補償回路をコンデンサのみで構成してもよい。
とを直列接続してオペアンプの第1位相補償回路を構成
するに際し、該第1MOSFETとして、オペアンプの
ヌリングレジスターとして用いられているところのMO
SFETを兼用して構成し、該第1MOSFETへのゲ
ートをゲイン切り換え用スイッチ信号で制御することも
出来る。その場合に、第5コンデンサに並列に第2MO
SFETを接続し、第1MOSFETをオフする時に第
2MOSFETをオンすることとしてもよい。更に、第
5コンデンサと第1MOSFETとを直列接続した第1
位相補償回路に対し、第6コンデンサと第3MOSFE
Tとを直列接続した第2位相補償回路を並列接続し、該
第3MOSFETを常時オンとしてもよい。また、第2
位相補償回路をコンデンサのみで構成してもよい。
【0018】
【作 用】本発明では、ゲイン可変増幅装置を差動増
幅器だけの前部増幅段とオペアンプの後部増幅段との縦
続接続で構成し、全体に負帰還をかけると共に、差動増
幅器にも負帰還をかける。そのため、全体の負帰還で全
体のゲインが設定され、差動増幅器の負帰還で差動増幅
器の前部増幅段のゲインが設定され、オペアンプは両者
の差のゲインを発生するよう動作する。
幅器だけの前部増幅段とオペアンプの後部増幅段との縦
続接続で構成し、全体に負帰還をかけると共に、差動増
幅器にも負帰還をかける。そのため、全体の負帰還で全
体のゲインが設定され、差動増幅器の負帰還で差動増幅
器の前部増幅段のゲインが設定され、オペアンプは両者
の差のゲインを発生するよう動作する。
【0019】オペアンプを2つ縦続接続するのでなく、
前部増幅段を差動増幅器としたので、差動増幅器とオペ
アンプとの合計ゲイン(開放利得の合計)から、増幅に
使用したゲイン(負帰還をかけているために合計の開放
利得より低くなっている)を差し引いたループ利得は、
必要以上に大となることはない。そのため、発振を防止
するための位相余裕を確保するためのコンデンサの容量
は、オペアンプを2つ用いた場合に比して少なくて済
む。従って、コンデンサを形成する面積は狭くてよく、
コストアップを防止することが可能となる。
前部増幅段を差動増幅器としたので、差動増幅器とオペ
アンプとの合計ゲイン(開放利得の合計)から、増幅に
使用したゲイン(負帰還をかけているために合計の開放
利得より低くなっている)を差し引いたループ利得は、
必要以上に大となることはない。そのため、発振を防止
するための位相余裕を確保するためのコンデンサの容量
は、オペアンプを2つ用いた場合に比して少なくて済
む。従って、コンデンサを形成する面積は狭くてよく、
コストアップを防止することが可能となる。
【0020】また、全体に負帰還がかけられているの
で、後段の増幅段で発生したノイズは抑圧される。更
に、ゲイン切り換えのためにスイッチをオフする時は、
後部増幅段のオペアンプのゲイン切り換えスイッチはオ
ンに保ったまま(ゲイン1倍)、差動増幅器の方のスイ
ッチを先にオフするので、オフ時のノイズは実質的に差
動増幅器でのみ増幅されるだけである。これは、前部,
後部増幅段で縦続して増幅される場合に比べて、大幅に
少ない。後部増幅段であるオペアンプのゲイン切り換え
スイッチは、その後でオフにするが、そのノイズはオペ
アンプでのみ増幅されるだけである。従って、スイッチ
ングノイズによる出力レベルのシフトは、小さく抑える
ことが可能となる。
で、後段の増幅段で発生したノイズは抑圧される。更
に、ゲイン切り換えのためにスイッチをオフする時は、
後部増幅段のオペアンプのゲイン切り換えスイッチはオ
ンに保ったまま(ゲイン1倍)、差動増幅器の方のスイ
ッチを先にオフするので、オフ時のノイズは実質的に差
動増幅器でのみ増幅されるだけである。これは、前部,
後部増幅段で縦続して増幅される場合に比べて、大幅に
少ない。後部増幅段であるオペアンプのゲイン切り換え
スイッチは、その後でオフにするが、そのノイズはオペ
アンプでのみ増幅されるだけである。従って、スイッチ
ングノイズによる出力レベルのシフトは、小さく抑える
ことが可能となる。
【0021】また、低ノイズ化するために差動増幅段の
相互コンダクタンスgm が大にされても、発振し易いゲ
イン1倍の時に差動増幅段で100%の負帰還が行われ
るため、これを通した開放ゲインがオペアンプ単体での
値と略等しくなり、位相余裕が確保でき安定性が良くな
り、発振しにくくなる。更に、オペアンプの位相補償回
路をゲイン切り換えと共に切り換えるので、ゲインを大
に切り換えた時でも、遮断周波数が低下することが防止
できる。
相互コンダクタンスgm が大にされても、発振し易いゲ
イン1倍の時に差動増幅段で100%の負帰還が行われ
るため、これを通した開放ゲインがオペアンプ単体での
値と略等しくなり、位相余裕が確保でき安定性が良くな
り、発振しにくくなる。更に、オペアンプの位相補償回
路をゲイン切り換えと共に切り換えるので、ゲインを大
に切り換えた時でも、遮断周波数が低下することが防止
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明にかかわるゲイン可変増幅
装置である。符号は図2のものに対応し、14は差動増
幅器である。差動増幅器14は、CMOSFETで構成
する。従って、差動増幅器14は、オペアンプ11のよ
うなCMOSFETで構成したオペアンプの内の、差動
増幅段と同様のものである。従って、そのゲインは、C
MOSFETで構成したオペアンプの半分の約40dB
である(図3およびそれに関連する説明部分参照)。
に説明する。図1は、本発明にかかわるゲイン可変増幅
装置である。符号は図2のものに対応し、14は差動増
幅器である。差動増幅器14は、CMOSFETで構成
する。従って、差動増幅器14は、オペアンプ11のよ
うなCMOSFETで構成したオペアンプの内の、差動
増幅段と同様のものである。従って、そのゲインは、C
MOSFETで構成したオペアンプの半分の約40dB
である(図3およびそれに関連する説明部分参照)。
【0023】本発明のゲイン可変増幅装置では、反転入
力端子と正側出力端子との間に負帰還用のコンデンサ5
とスイッチ6とを接続し、反転入力端子とアース(固定
電位)との間にコンデンサ4を接続し、非反転入力端子
に入力電圧を印加する差動増幅器14と、反転入力端子
と出力端子との間にスイッチ10を接続し、反転入力端
子とアースとの間にコンデンサ8を接続したオペアンプ
11とを縦続接続し、差動増幅器14の反転入力端子と
オペアンプ11の出力端子12との間に負帰還用のコン
デンサ13を接続した構成とする。
力端子と正側出力端子との間に負帰還用のコンデンサ5
とスイッチ6とを接続し、反転入力端子とアース(固定
電位)との間にコンデンサ4を接続し、非反転入力端子
に入力電圧を印加する差動増幅器14と、反転入力端子
と出力端子との間にスイッチ10を接続し、反転入力端
子とアースとの間にコンデンサ8を接続したオペアンプ
11とを縦続接続し、差動増幅器14の反転入力端子と
オペアンプ11の出力端子12との間に負帰還用のコン
デンサ13を接続した構成とする。
【0024】スイッチ6,10が共にオンされている時
は、差動増幅器14の増幅段のゲイン(G14)もオペア
ンプ11の増幅段のゲイン(G11)も1倍であるから、
ゲイン可変増幅装置全体のゲイン(GT )も、勿論1倍
である。スイッチ6,10が共にオフされている時は、
ゲイン可変増幅装置全体のゲイン(GT )は、コンデン
サ4とコンデンサ13との容量比で決定され、差動増幅
器14の増幅段でのゲイン(G14)は、コンデンサ4と
コンデンサ5との容量比で決定される。そして、オペア
ンプ11の増幅段のゲイン(G11)は、全体の負帰還作
用により、全体のゲインから差動増幅器14の増幅段の
ゲインを差し引いたゲインとなる(即ち、G11=GT −
G14)。
は、差動増幅器14の増幅段のゲイン(G14)もオペア
ンプ11の増幅段のゲイン(G11)も1倍であるから、
ゲイン可変増幅装置全体のゲイン(GT )も、勿論1倍
である。スイッチ6,10が共にオフされている時は、
ゲイン可変増幅装置全体のゲイン(GT )は、コンデン
サ4とコンデンサ13との容量比で決定され、差動増幅
器14の増幅段でのゲイン(G14)は、コンデンサ4と
コンデンサ5との容量比で決定される。そして、オペア
ンプ11の増幅段のゲイン(G11)は、全体の負帰還作
用により、全体のゲインから差動増幅器14の増幅段の
ゲインを差し引いたゲインとなる(即ち、G11=GT −
G14)。
【0025】次に、このゲイン可変増幅装置の動作を、
(1)バイアス電圧を取り込む場合と、(2)バイアス
電圧に入力信号を重畳したものを取り込む場合とに分け
て説明する。図7は、図1のゲイン可変増幅装置の動作
を説明するタイムチャートである。
(1)バイアス電圧を取り込む場合と、(2)バイアス
電圧に入力信号を重畳したものを取り込む場合とに分け
て説明する。図7は、図1のゲイン可変増幅装置の動作
を説明するタイムチャートである。
【0026】(1)バイアス電圧を取り込む場合の動作 当初の状態ではスイッチ2がオンされ、入力側寄生容量
Ci はバイアス電源3により充電され、バイアス電圧に
ほぼ等しい電圧Vi になっているとする。そして、この
時の出力端子の電圧V12は、VO であったとする。時間
t0 でスイッチ2をオフしても、非反転入力端子(+)
には、依然として入力側寄生容量Ci の充電電圧が印加
されているから、出力電圧V12は変化しない。この状態
で時間t1 にスイッチ6,10をオンすると、差動増幅
器14の増幅段およびオペアンプ11の増幅段のゲイン
は1倍となるから、各増幅段の出力電圧は入力されて来
た電圧Vi と同じとなり、コンデンサ4,8は電圧Vi
に充電される。
Ci はバイアス電源3により充電され、バイアス電圧に
ほぼ等しい電圧Vi になっているとする。そして、この
時の出力端子の電圧V12は、VO であったとする。時間
t0 でスイッチ2をオフしても、非反転入力端子(+)
には、依然として入力側寄生容量Ci の充電電圧が印加
されているから、出力電圧V12は変化しない。この状態
で時間t1 にスイッチ6,10をオンすると、差動増幅
器14の増幅段およびオペアンプ11の増幅段のゲイン
は1倍となるから、各増幅段の出力電圧は入力されて来
た電圧Vi と同じとなり、コンデンサ4,8は電圧Vi
に充電される。
【0027】次に時間t2 で、専用の負帰還コンデンサ
を有する増幅段の方のゲイン切り換えスイッチだけを、
オフする。即ち、スイッチ10はオンにしたままスイッ
チ6をオフにすると、オペアンプ11の増幅段のゲイン
は1倍であるから、ゲイン可変増幅装置全体のゲイン
は、コンデンサ4とコンデンサ5との容量比で決まる値
(即ち、差動増幅器14の増幅段のゲインG14)とな
る。スイッチ6をオフした時に発生したノイズは、この
時のゲインで増幅され出力端子12に現れる。この増幅
されたノイズが、図7(ホ)のタイムチャートではΔV
6 として表されている。
を有する増幅段の方のゲイン切り換えスイッチだけを、
オフする。即ち、スイッチ10はオンにしたままスイッ
チ6をオフにすると、オペアンプ11の増幅段のゲイン
は1倍であるから、ゲイン可変増幅装置全体のゲイン
は、コンデンサ4とコンデンサ5との容量比で決まる値
(即ち、差動増幅器14の増幅段のゲインG14)とな
る。スイッチ6をオフした時に発生したノイズは、この
時のゲインで増幅され出力端子12に現れる。この増幅
されたノイズが、図7(ホ)のタイムチャートではΔV
6 として表されている。
【0028】時間t3 で、スイッチ10をオフする。ス
イッチ10をオフした時に発生したノイズは、オペアン
プ11の増幅段で増幅されて出力端子12に現れる。こ
の増幅されたノイズが、図7(ホ)のタイムチャートで
はΔV10として表されている。従って、スイッチ10が
オフされた段階で出力端子12に現れている電圧は、図
7(ホ)中のV012 (=Vi +ΔV6 +ΔV10)とな
る。そのうち、ノイズが増幅された分は、ΔV6 +ΔV
10である。この分だけ増幅器のダイナミックレンジを使
ってしまっているから、ダイナミックレンジを狭めるこ
とになるが、本発明の装置によると、次に述べるよう
に、この狭める量が少ない。
イッチ10をオフした時に発生したノイズは、オペアン
プ11の増幅段で増幅されて出力端子12に現れる。こ
の増幅されたノイズが、図7(ホ)のタイムチャートで
はΔV10として表されている。従って、スイッチ10が
オフされた段階で出力端子12に現れている電圧は、図
7(ホ)中のV012 (=Vi +ΔV6 +ΔV10)とな
る。そのうち、ノイズが増幅された分は、ΔV6 +ΔV
10である。この分だけ増幅器のダイナミックレンジを使
ってしまっているから、ダイナミックレンジを狭めるこ
とになるが、本発明の装置によると、次に述べるよう
に、この狭める量が少ない。
【0029】もし、スイッチ6よりも前にスイッチ10
をオフしていれば、スイッチ6をオフした時のノイズ
は、スイッチ6,10をオフした状態での装置全体のゲ
インGT で増幅されるから、ΔV6 より遙かに大きくな
ってしまう(ΔV6 が、更にG11倍されたものにな
る)。従って、スイッチ6の方を先にオフすることによ
り、出力電圧に及ぼすノイズの影響を小さくすることが
出来る。
をオフしていれば、スイッチ6をオフした時のノイズ
は、スイッチ6,10をオフした状態での装置全体のゲ
インGT で増幅されるから、ΔV6 より遙かに大きくな
ってしまう(ΔV6 が、更にG11倍されたものにな
る)。従って、スイッチ6の方を先にオフすることによ
り、出力電圧に及ぼすノイズの影響を小さくすることが
出来る。
【0030】出力端子12に現れるノイズ出力の合計V
012 を最小とするためには、以下に述べるように、スイ
ッチ6,10をオフした時に各増幅段が分担するゲイン
を、等しくすればいい(G14=G11)。発生した段階で
のノイズをΔSとすれば、ΔV6 =ΔS×G14×1,Δ
V10=ΔS×G11であるから、V012 =ΔS×G14+Δ
S×G11=ΔS(G14+G11)となる。一方、G14×G
11=GT (一定)という条件がある。積が一定な2つの
数の和が最小となるのは、2つの数が等しい時であるか
ら、G14+G11が最小となるのはG14=G11の時と求め
られる。
012 を最小とするためには、以下に述べるように、スイ
ッチ6,10をオフした時に各増幅段が分担するゲイン
を、等しくすればいい(G14=G11)。発生した段階で
のノイズをΔSとすれば、ΔV6 =ΔS×G14×1,Δ
V10=ΔS×G11であるから、V012 =ΔS×G14+Δ
S×G11=ΔS(G14+G11)となる。一方、G14×G
11=GT (一定)という条件がある。積が一定な2つの
数の和が最小となるのは、2つの数が等しい時であるか
ら、G14+G11が最小となるのはG14=G11の時と求め
られる。
【0031】即ち、スイッチ6,10をオフしている場
合に、前部増幅段と後部増幅段とのゲインが等しくなる
ように設定するのが好ましい。言い換えれば、スイッチ
6をオフしスイッチ10をオンした状態での総合ゲイン
が、スイッチ6とスイッチ10とをオフした状態での総
合ゲインの平方根に等しくなるように設定するのが好ま
しい。因みに、G14=10,G11=10,GT =100
とした場合、ノイズの影響は100倍ではなく、10+
10の20倍で済む。
合に、前部増幅段と後部増幅段とのゲインが等しくなる
ように設定するのが好ましい。言い換えれば、スイッチ
6をオフしスイッチ10をオンした状態での総合ゲイン
が、スイッチ6とスイッチ10とをオフした状態での総
合ゲインの平方根に等しくなるように設定するのが好ま
しい。因みに、G14=10,G11=10,GT =100
とした場合、ノイズの影響は100倍ではなく、10+
10の20倍で済む。
【0032】(2)バイアス電圧に入力信号を重畳した
ものを取り込む場合の動作 時間t4 で、バイアス電圧に重畳して入力信号ΔVが入
力されると、入力側のコンデンサ4でバイアス電圧が相
殺されるから、入力信号ΔVのみがゲイン可変増幅装置
全体のゲインGT で増幅される。出力端子12には、V
012 にGT ×ΔVが重畳された電圧が現れる。
ものを取り込む場合の動作 時間t4 で、バイアス電圧に重畳して入力信号ΔVが入
力されると、入力側のコンデンサ4でバイアス電圧が相
殺されるから、入力信号ΔVのみがゲイン可変増幅装置
全体のゲインGT で増幅される。出力端子12には、V
012 にGT ×ΔVが重畳された電圧が現れる。
【0033】なお、図1に示したゲイン可変増幅装置
は、前段が差動増幅器1段のみで構成されているため、
2段で構成されている場合に比し開放利得が小さく、発
振しない位相余裕が得られ易い。従って、この差動増幅
器には位相補償をする必要がなく、オペアンプを2つ用
いた場合よりも位相補償用のコンデンサが少なくなり、
コストが安くなる。また、低ノイズ化のために初段増幅
段である差動増幅器の相互コンダクタンスgm が大にさ
れても、最も発振し易いゲイン1倍(0dB)の時に、
差動増幅段で負帰還がされているため、安定性が確保さ
れる。
は、前段が差動増幅器1段のみで構成されているため、
2段で構成されている場合に比し開放利得が小さく、発
振しない位相余裕が得られ易い。従って、この差動増幅
器には位相補償をする必要がなく、オペアンプを2つ用
いた場合よりも位相補償用のコンデンサが少なくなり、
コストが安くなる。また、低ノイズ化のために初段増幅
段である差動増幅器の相互コンダクタンスgm が大にさ
れても、最も発振し易いゲイン1倍(0dB)の時に、
差動増幅段で負帰還がされているため、安定性が確保さ
れる。
【0034】図8に、本発明のゲイン可変増幅装置の具
体的回路例を示す。符号は図1のものに対応し、16−
1,16−2、17−1,17−2、18−1,18−
2は、それぞれ対になっているスイッチ信号線、21は
信号用アース、22は電源用アース、23は位相補償回
路、24はMOSFET、25はコンデンサである。対
になっている各スイッチ信号線にはハイまたはローの信
号が与えられるが、一方にハイが与えられている時に
は、他方にはローの信号が与えられる。
体的回路例を示す。符号は図1のものに対応し、16−
1,16−2、17−1,17−2、18−1,18−
2は、それぞれ対になっているスイッチ信号線、21は
信号用アース、22は電源用アース、23は位相補償回
路、24はMOSFET、25はコンデンサである。対
になっている各スイッチ信号線にはハイまたはローの信
号が与えられるが、一方にハイが与えられている時に
は、他方にはローの信号が与えられる。
【0035】CMOSFETで構成されたスイッチのオ
ン,オフ動作を、スイッチ2の場合を例にとって説明す
る。スイッチ信号線16−1にハイ、スイッチ信号線1
6−2にローの信号が与えられた時にスイッチ2はオン
し、それとは逆の極性の信号が与えられた時にはオフす
る。
ン,オフ動作を、スイッチ2の場合を例にとって説明す
る。スイッチ信号線16−1にハイ、スイッチ信号線1
6−2にローの信号が与えられた時にスイッチ2はオン
し、それとは逆の極性の信号が与えられた時にはオフす
る。
【0036】位相補償回路23は、MOSFET24と
コンデンサ25とで構成されている。MOSFET24
は、そのゲートに電源電圧VDDを印加し、抵抗体として
用いている。CMOSFETを使用したオペアンプで
は、伝達関数のゼロ点をs平面上で左半平面に移動する
ため、位相補償容量と直列に抵抗体(ヌリングレジスタ
ー)を接続することが一般に行われるが、MOSFET
24はそれを兼ねるようにすることも出来る。
コンデンサ25とで構成されている。MOSFET24
は、そのゲートに電源電圧VDDを印加し、抵抗体として
用いている。CMOSFETを使用したオペアンプで
は、伝達関数のゼロ点をs平面上で左半平面に移動する
ため、位相補償容量と直列に抵抗体(ヌリングレジスタ
ー)を接続することが一般に行われるが、MOSFET
24はそれを兼ねるようにすることも出来る。
【0037】図6は、MOSFETの等価的作用を説明
する図である。図6(イ)はnチャンネルのMOSFE
T19であり、等価的にはスイッチ19Sと抵抗19R
との直列接続体と見ることが出来る。ゲートにハイのゲ
ート電圧が印加された時には、図6(ロ)のようにスイ
ッチ19Sがオンされ、MOSFET19は抵抗19R
として振る舞う。また、ゲートにローのゲート電圧が印
加された時には、図6(ハ)のようにスイッチ19Sは
オフされ、回路から切り離される。
する図である。図6(イ)はnチャンネルのMOSFE
T19であり、等価的にはスイッチ19Sと抵抗19R
との直列接続体と見ることが出来る。ゲートにハイのゲ
ート電圧が印加された時には、図6(ロ)のようにスイ
ッチ19Sがオンされ、MOSFET19は抵抗19R
として振る舞う。また、ゲートにローのゲート電圧が印
加された時には、図6(ハ)のようにスイッチ19Sは
オフされ、回路から切り離される。
【0038】(位相補償回路の連動切り換え)ところ
で、ゲイン可変増幅装置の中のオペアンプ11に施され
ている位相補償回路23が、1種類の位相補償しかしな
いものであると、ゲインを大の方に切り換えた状態で
は、遮断周波数fC が低下してしまう。つまり、所定の
ゲインで増幅できる周波数帯域が狭くなる。その原理
を、まず、図4によって説明する。
で、ゲイン可変増幅装置の中のオペアンプ11に施され
ている位相補償回路23が、1種類の位相補償しかしな
いものであると、ゲインを大の方に切り換えた状態で
は、遮断周波数fC が低下してしまう。つまり、所定の
ゲインで増幅できる周波数帯域が狭くなる。その原理
を、まず、図4によって説明する。
【0039】図4は、オペアンプのゲイン特性曲線を示
す図である。横軸は対数目盛りでとった周波数,縦軸は
ゲイン(dB)である。負帰還をかけていない時のCM
OSFETのオペアンプのゲインを80dBとし、この
時のゲイン特性曲線を、A→B→C→D→E→Fの曲線
とする。曲線の折れ曲がり点Cのところで極を有し、そ
の極の周波数はfc とする。80dBという一定のゲイ
ンでの増幅は、周波数fc までしか出来ない(遮断周波
数=fc )。
す図である。横軸は対数目盛りでとった周波数,縦軸は
ゲイン(dB)である。負帰還をかけていない時のCM
OSFETのオペアンプのゲインを80dBとし、この
時のゲイン特性曲線を、A→B→C→D→E→Fの曲線
とする。曲線の折れ曲がり点Cのところで極を有し、そ
の極の周波数はfc とする。80dBという一定のゲイ
ンでの増幅は、周波数fc までしか出来ない(遮断周波
数=fc )。
【0040】曲線A→B→H→J→Kは、このオペアン
プに位相補償回路を設けた時の特性曲線である。このよ
うな曲線になる理由は、位相補償回路により極の周波数
が、元のfC よりも低い周波数fB に移されるため、点
Cがあたかも点Bに移ったようになるからである。即
ち、特性曲線のうちの傾斜している部分は、位相補償を
施すと矢印ロのように移動し、その位相補償を解除する
と矢印イのように移動する。
プに位相補償回路を設けた時の特性曲線である。このよ
うな曲線になる理由は、位相補償回路により極の周波数
が、元のfC よりも低い周波数fB に移されるため、点
Cがあたかも点Bに移ったようになるからである。即
ち、特性曲線のうちの傾斜している部分は、位相補償を
施すと矢印ロのように移動し、その位相補償を解除する
と矢印イのように移動する。
【0041】負帰還をかけると、周知のようにゲインは
低下する。位相補償回路を設けないオペアンプに、40
dBとなるような負帰還をかけた場合、ゲイン特性曲線
はG→H→D→E→Fとなり、0dBとなるような負帰
還をかけた場合、L→J→E→Fとなる。位相補償回路
を設けたオペアンプに、40dBとなるような負帰還を
かけた場合、ゲイン特性曲線はG→H→J→Kとなり、
0dBとなるような負帰還をかけた場合、L→J→Kと
なる。
低下する。位相補償回路を設けないオペアンプに、40
dBとなるような負帰還をかけた場合、ゲイン特性曲線
はG→H→D→E→Fとなり、0dBとなるような負帰
還をかけた場合、L→J→E→Fとなる。位相補償回路
を設けたオペアンプに、40dBとなるような負帰還を
かけた場合、ゲイン特性曲線はG→H→J→Kとなり、
0dBとなるような負帰還をかけた場合、L→J→Kと
なる。
【0042】ゲイン可変増幅装置が、ゲインを40dB
と0dBの2つに切り換えるものである場合には、ゲイ
ンが40dBとなる負帰還回路と0dBとなる負帰還回
路とを設けておき、それらを切り換えるが、次に述べる
ように、切り換えに伴い遮断周波数(言い換えれば増幅
器の周波数帯域)が大きく変化するという問題が生ず
る。
と0dBの2つに切り換えるものである場合には、ゲイ
ンが40dBとなる負帰還回路と0dBとなる負帰還回
路とを設けておき、それらを切り換えるが、次に述べる
ように、切り換えに伴い遮断周波数(言い換えれば増幅
器の周波数帯域)が大きく変化するという問題が生ず
る。
【0043】因みに、位相補償回路を施さない状態でゲ
インを40dBにした時の特性曲線は、G→H→D→E
→Fとなり、遮断周波数は点Dに対応した周波数fD で
あるが、同じ状態でゲインを0dBにした時の特性曲線
は、L→E→Fとなり、遮断周波数は点Eに対応した周
波数fE である。fE >fD であるが、横軸は対数目盛
りであるので、両者の相違は相当大きい。即ち、ゲイン
を大きい方に切り換えた場合、遮断周波数が大幅に低下
するという問題が生ずる。これは、位相補償回路を施し
た状態でゲインを切り換えた場合も同様である。ゲイン
40dBの時の遮断周波数はfH であり、0dBの時の
遮断周波数はfJとなり、fJ >fH である。
インを40dBにした時の特性曲線は、G→H→D→E
→Fとなり、遮断周波数は点Dに対応した周波数fD で
あるが、同じ状態でゲインを0dBにした時の特性曲線
は、L→E→Fとなり、遮断周波数は点Eに対応した周
波数fE である。fE >fD であるが、横軸は対数目盛
りであるので、両者の相違は相当大きい。即ち、ゲイン
を大きい方に切り換えた場合、遮断周波数が大幅に低下
するという問題が生ずる。これは、位相補償回路を施し
た状態でゲインを切り換えた場合も同様である。ゲイン
40dBの時の遮断周波数はfH であり、0dBの時の
遮断周波数はfJとなり、fJ >fH である。
【0044】図8に示したように、位相補償回路23が
1種類の位相補償しかしないものである限り、ゲイン切
り換え時に遮断周波数が大きく変化するという問題は解
消しない。遮断周波数が大きく変化しても構わないとい
うのであれば、図8のゲイン可変増幅装置のままで良い
が、遮断周波数の変化を出来るだけ少なくしたいという
要求は、当然予想される。そのような要求に応えるた
め、本発明では、以下に述べるように、ゲイン切り換え
と同時に位相補償回路も切り換えるようにしたゲイン可
変増幅装置も提案する。まず、ゲイン切り換えと同時に
位相補償回路も切り換えると、遮断周波数の変化を少な
くすることが出来る原理を図4によって説明し、次に、
具体的な回路例を示す。
1種類の位相補償しかしないものである限り、ゲイン切
り換え時に遮断周波数が大きく変化するという問題は解
消しない。遮断周波数が大きく変化しても構わないとい
うのであれば、図8のゲイン可変増幅装置のままで良い
が、遮断周波数の変化を出来るだけ少なくしたいという
要求は、当然予想される。そのような要求に応えるた
め、本発明では、以下に述べるように、ゲイン切り換え
と同時に位相補償回路も切り換えるようにしたゲイン可
変増幅装置も提案する。まず、ゲイン切り換えと同時に
位相補償回路も切り換えると、遮断周波数の変化を少な
くすることが出来る原理を図4によって説明し、次に、
具体的な回路例を示す。
【0045】図4によれば、ゲイン0dBの時に矢印ロ
のような位相補償を施すと、遮断周波数は点Jに対応す
るfJ となり、ゲイン40dBに切り換えた時に矢印イ
のように位相補償を解除すると、遮断周波数は点Dに対
応するfD となる。fJ とfD とは近い値である。従っ
て、遮断周波数は、位相補償を切り換えないままでゲイ
ンを切り換えた場合に比して、変化が少なくなる。
のような位相補償を施すと、遮断周波数は点Jに対応す
るfJ となり、ゲイン40dBに切り換えた時に矢印イ
のように位相補償を解除すると、遮断周波数は点Dに対
応するfD となる。fJ とfD とは近い値である。従っ
て、遮断周波数は、位相補償を切り換えないままでゲイ
ンを切り換えた場合に比して、変化が少なくなる。
【0046】ところで、位相補償回路を切り換えるとい
う場合、まず考えられるのは、複数個の位相補償回路を
用意しておき、それらをスイッチでオン,オフするもの
である。図5は、そのような位相補償回路を示す図であ
る。23Aは第1位相補償回路、23Bは第2位相補償
回路、23−1,23−2はスイッチ、23−3,23
−4はMOSFET、23−5,23−6はコンデンサ
である。MOSFETは、ここでは抵抗体として用いて
いる。例えば、ゲインを40dBに切り換える時には、
スイッチ23−1をオンして第1位相補償回路23Aを
使用し、0dBに切り換える時にはスイッチ23−2を
オンして第2位相補償回路23Bを使用する。
う場合、まず考えられるのは、複数個の位相補償回路を
用意しておき、それらをスイッチでオン,オフするもの
である。図5は、そのような位相補償回路を示す図であ
る。23Aは第1位相補償回路、23Bは第2位相補償
回路、23−1,23−2はスイッチ、23−3,23
−4はMOSFET、23−5,23−6はコンデンサ
である。MOSFETは、ここでは抵抗体として用いて
いる。例えば、ゲインを40dBに切り換える時には、
スイッチ23−1をオンして第1位相補償回路23Aを
使用し、0dBに切り換える時にはスイッチ23−2を
オンして第2位相補償回路23Bを使用する。
【0047】しかし、この位相補償回路では、専用のス
イッチ23−1,23−2を設ける必要があり、回路素
子の数が増える。そこで、以下に提案する本発明では、
ヌリングレジスターとしてのMOSFETを、位相補償
回路の回路素子および切り換え素子として兼用するよう
にしている。
イッチ23−1,23−2を設ける必要があり、回路素
子の数が増える。そこで、以下に提案する本発明では、
ヌリングレジスターとしてのMOSFETを、位相補償
回路の回路素子および切り換え素子として兼用するよう
にしている。
【0048】図9は、ゲインと共に位相補償回路を切り
換えるオペアンプの第1の例を示す図である。符号は図
8のものに対応し、26はコンデンサ、27はMOSF
ET、28はコンデンサである。コンデンサ28は、必
要に応じてオペアンプ11に付け得る負帰還回路であ
る。これを付けた場合、スイッチ10をオンにする時
(即ち、ゲインを0dBにする時)は短絡され、スイッ
チ10をオフにする時、負帰還作用を行う。
換えるオペアンプの第1の例を示す図である。符号は図
8のものに対応し、26はコンデンサ、27はMOSF
ET、28はコンデンサである。コンデンサ28は、必
要に応じてオペアンプ11に付け得る負帰還回路であ
る。これを付けた場合、スイッチ10をオンにする時
(即ち、ゲインを0dBにする時)は短絡され、スイッ
チ10をオフにする時、負帰還作用を行う。
【0049】この例の位相補償回路23は、MOSFE
T27が並列に接続されたコンデンサ25とMOSFE
T24とで構成される第1の位相補償回路に対し、コン
デンサ26で構成される第2の位相補償回路が並列接続
されて構成されている。第2の位相補償回路であるコン
デンサ26は接続されたままにされ、第1の位相補償回
路だけが、ゲイン切り換えと共に接続されたり解除され
たりする。MOSFET24,27のゲートには、ゲイ
ン切り換え用のスイッチ10を制御するスイッチ信号が
入力され、ゲイン切り換えと同時に切り換えられる。
T27が並列に接続されたコンデンサ25とMOSFE
T24とで構成される第1の位相補償回路に対し、コン
デンサ26で構成される第2の位相補償回路が並列接続
されて構成されている。第2の位相補償回路であるコン
デンサ26は接続されたままにされ、第1の位相補償回
路だけが、ゲイン切り換えと共に接続されたり解除され
たりする。MOSFET24,27のゲートには、ゲイ
ン切り換え用のスイッチ10を制御するスイッチ信号が
入力され、ゲイン切り換えと同時に切り換えられる。
【0050】ゲインを0dBにする時 この時には、スイッチ信号線18−1にハイ,スイッチ
信号線18−2にローのスイッチ信号を与え、スイッチ
10をオンする。前記ハイのスイッチ信号はMOSFE
T24のゲートにも与えられているから、MOSFET
24はオンとなり抵抗体として働く。また、MOSFE
T27のゲートには前記ローのスイッチ信号が与えられ
るから、オフとなる。従って、この時には、第1,第2
の位相補償回路が並列に接続された回路で、位相補償が
行われる。
信号線18−2にローのスイッチ信号を与え、スイッチ
10をオンする。前記ハイのスイッチ信号はMOSFE
T24のゲートにも与えられているから、MOSFET
24はオンとなり抵抗体として働く。また、MOSFE
T27のゲートには前記ローのスイッチ信号が与えられ
るから、オフとなる。従って、この時には、第1,第2
の位相補償回路が並列に接続された回路で、位相補償が
行われる。
【0051】ゲインを40dBにする時 この時には、スイッチ信号線18−1にロー,スイッチ
信号線18−2にハイのスイッチ信号を与え、スイッチ
10をオフする。前記ローのスイッチ信号はMOSFE
T24のゲートにも与えられているから、MOSFET
24はオフとなる。従って、この時には、第2の位相補
償回路のコンデンサ26だけで、位相補償が行われる。
また、MOSFET27のゲートには前記ハイのスイッ
チ信号が与えられるから、オンとなりコンデンサ25の
両端子は短絡される。
信号線18−2にハイのスイッチ信号を与え、スイッチ
10をオフする。前記ローのスイッチ信号はMOSFE
T24のゲートにも与えられているから、MOSFET
24はオフとなる。従って、この時には、第2の位相補
償回路のコンデンサ26だけで、位相補償が行われる。
また、MOSFET27のゲートには前記ハイのスイッ
チ信号が与えられるから、オンとなりコンデンサ25の
両端子は短絡される。
【0052】MOSFET24をオフし、例えば、その
直後、出力端子12の電位がマイナス側にシフトし、そ
れと同時に、コンデンサ25のnチャンネルMOSFE
T24側の端子電圧が、ローのゲート電圧から更にMO
SFET24のしきい値電圧よりも低くなると、完全に
オフ出来ず、コンデンサ25と共に従来と同様の位相補
償を継続する。ということは、ゲインが高い方に切り換
えられたわけであるから、遮断周波数を低下するように
働いてしまう。それを防止するために、MOSFET2
7が接続されている。この時、MOSFET27がオン
してコンデンサ25を短絡するので、MOSFET24
は完全にオフとなり、上記の位相補償作用は阻止され、
遮断周波数の低下が防止される。なお、切り換え直後に
遮断周波数の低下があっても構わない場合は、MOSF
ET27は省略することが出来る。
直後、出力端子12の電位がマイナス側にシフトし、そ
れと同時に、コンデンサ25のnチャンネルMOSFE
T24側の端子電圧が、ローのゲート電圧から更にMO
SFET24のしきい値電圧よりも低くなると、完全に
オフ出来ず、コンデンサ25と共に従来と同様の位相補
償を継続する。ということは、ゲインが高い方に切り換
えられたわけであるから、遮断周波数を低下するように
働いてしまう。それを防止するために、MOSFET2
7が接続されている。この時、MOSFET27がオン
してコンデンサ25を短絡するので、MOSFET24
は完全にオフとなり、上記の位相補償作用は阻止され、
遮断周波数の低下が防止される。なお、切り換え直後に
遮断周波数の低下があっても構わない場合は、MOSF
ET27は省略することが出来る。
【0053】図10は、ゲインと共に位相補償回路を切
り換えるオペアンプの第2の例を示す図である。符号は
図9のものに対応し、29はMOSFETである。MO
SFET29のゲートには、電源電圧VDDが印加され、
固定抵抗体として用いられている。図9と異なる第1の
点は、第2の位相補償回路を、コンデンサ26に直列に
MOSFET29を接続して構成した点である。第2の
点は、MOSFET27を省略した点である。
り換えるオペアンプの第2の例を示す図である。符号は
図9のものに対応し、29はMOSFETである。MO
SFET29のゲートには、電源電圧VDDが印加され、
固定抵抗体として用いられている。図9と異なる第1の
点は、第2の位相補償回路を、コンデンサ26に直列に
MOSFET29を接続して構成した点である。第2の
点は、MOSFET27を省略した点である。
【0054】図11は、ゲインと共に位相補償回路を切
り換えるオペアンプの第3の例を示す図である。符号は
図10のものに対応している。図10と相違する点は、
MOSFET29を固定抵抗体としてではなく、スイッ
チ10をオンする時(スイッチ信号線18−2のスイッ
チ信号がローの時)にはオフとなり、スイッチ10をオ
フする時(スイッチ信号線18−2のスイッチ信号がハ
イの時)には抵抗体となるというように、ゲイン切り換
えと共に使い分けるようにした点である。
り換えるオペアンプの第3の例を示す図である。符号は
図10のものに対応している。図10と相違する点は、
MOSFET29を固定抵抗体としてではなく、スイッ
チ10をオンする時(スイッチ信号線18−2のスイッ
チ信号がローの時)にはオフとなり、スイッチ10をオ
フする時(スイッチ信号線18−2のスイッチ信号がハ
イの時)には抵抗体となるというように、ゲイン切り換
えと共に使い分けるようにした点である。
【0055】図12は、ゲインと共に位相補償回路を切
り換えるオペアンプの第4の例を示す図である。符号は
図11のものに対応している。30,31はCMOSF
ETである。位相補償回路23は、ゲイン切り換えと共
に、コンデンサ25またはコンデンサ26のいずれか一
方に切り換えられる。
り換えるオペアンプの第4の例を示す図である。符号は
図11のものに対応している。30,31はCMOSF
ETである。位相補償回路23は、ゲイン切り換えと共
に、コンデンサ25またはコンデンサ26のいずれか一
方に切り換えられる。
【0056】図13は、ゲインと共に位相補償回路を切
り換えるオペアンプの第5の例を示す図である。符号は
図12のものに対応している。CMOSFET31を構
成する各MOSFETのゲートは、nチャンネル,pチ
ャンネル各々にオンのゲート電圧を与える電源電圧
VDD,アース22に接続され、常時オンとされているか
ら、コンデンサ26はCMOSFET31を介して接続
されたままである。従って、位相補償回路23は、ゲイ
ン切り換えと共に、コンデンサ26だけにされたり、コ
ンデンサ25,26の並列回路とされたりする。
り換えるオペアンプの第5の例を示す図である。符号は
図12のものに対応している。CMOSFET31を構
成する各MOSFETのゲートは、nチャンネル,pチ
ャンネル各々にオンのゲート電圧を与える電源電圧
VDD,アース22に接続され、常時オンとされているか
ら、コンデンサ26はCMOSFET31を介して接続
されたままである。従って、位相補償回路23は、ゲイ
ン切り換えと共に、コンデンサ26だけにされたり、コ
ンデンサ25,26の並列回路とされたりする。
【0057】図14は、ゲインと共に位相補償回路を切
り換えるオペアンプの第6の例を示す図である。符号は
図13のものに対応している。図13と相違する点は、
コンデンサ26が直接接続されている点である。
り換えるオペアンプの第6の例を示す図である。符号は
図13のものに対応している。図13と相違する点は、
コンデンサ26が直接接続されている点である。
【0058】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のゲイン可変増
幅装置によれば、次のような効果を奏する。 位相余裕を確保するためのコンデンサの容量が少な
くて済む。オペアンプを2つ縦続接続するのでなく、差
動増幅器とオペアンプとを縦続接続したので、差動増幅
器とオペアンプとの合計ゲイン(開放利得の合計)か
ら、負帰還を施して得た実際の増幅ゲインを差し引いた
ところのループ利得が、過大となることはない。そのた
め、発振防止用の位相余裕を確保するためのコンデンサ
容量は、オペアンプを2つ用いた場合に比して少なくて
済む。従って、コンデンサを形成する面積は狭くてよ
く、コストアップを防止することが出来る。
幅装置によれば、次のような効果を奏する。 位相余裕を確保するためのコンデンサの容量が少な
くて済む。オペアンプを2つ縦続接続するのでなく、差
動増幅器とオペアンプとを縦続接続したので、差動増幅
器とオペアンプとの合計ゲイン(開放利得の合計)か
ら、負帰還を施して得た実際の増幅ゲインを差し引いた
ところのループ利得が、過大となることはない。そのた
め、発振防止用の位相余裕を確保するためのコンデンサ
容量は、オペアンプを2つ用いた場合に比して少なくて
済む。従って、コンデンサを形成する面積は狭くてよ
く、コストアップを防止することが出来る。
【0059】 スイッチングノイズによる出力レベル
のシフトを、小さく抑えることが出来る。ゲイン切り換
えのためにスイッチをオフする時は、後部増幅段のオペ
アンプのゲイン切り換えスイッチはオンに保ったまま
(ゲイン1倍)、前部増幅段の方のスイッチを先にオフ
するので、オフ時のノイズは実質的に前部増幅段でのみ
増幅されるだけである。これは、前部,後部増幅段で縦
続して増幅される場合に比べて、大幅に減少する。後部
増幅段のゲイン切り換えスイッチは、その後でオフにす
るが、そのノイズは後部増幅段でのみ増幅されるだけで
ある。従って、スイッチングノイズによる出力レベルの
シフトは小さく、それだけダイナミックレンジを広くす
ることが出来る。
のシフトを、小さく抑えることが出来る。ゲイン切り換
えのためにスイッチをオフする時は、後部増幅段のオペ
アンプのゲイン切り換えスイッチはオンに保ったまま
(ゲイン1倍)、前部増幅段の方のスイッチを先にオフ
するので、オフ時のノイズは実質的に前部増幅段でのみ
増幅されるだけである。これは、前部,後部増幅段で縦
続して増幅される場合に比べて、大幅に減少する。後部
増幅段のゲイン切り換えスイッチは、その後でオフにす
るが、そのノイズは後部増幅段でのみ増幅されるだけで
ある。従って、スイッチングノイズによる出力レベルの
シフトは小さく、それだけダイナミックレンジを広くす
ることが出来る。
【0060】 全体に負帰還がかけられているので、
後段の増幅段で発生したノイズは抑圧される。 低ノイズ化するために差動増幅段の相互コンダクタ
ンスgm が大にされても、発振し易いゲイン1倍の時に
差動増幅段で負帰還が行われるため、位相余裕が確保で
き安定性が良くなり、発振しにくくなる。 後部増幅段であるオペアンプの位相補償回路を、ゲ
イン切り換えと共に切り換えるので、ゲインを大に切り
換えた時でも、遮断周波数の変化が少ない。 位相補償回路をコンデンサとオペアンプのヌリング
レジスターとの直列接続で構成し、ヌリングレジスター
をゲイン切り換えスイッチ信号で制御すると、位相補償
回路を切り換えるのに、専用スイッチを設ける必要がな
くなる。
後段の増幅段で発生したノイズは抑圧される。 低ノイズ化するために差動増幅段の相互コンダクタ
ンスgm が大にされても、発振し易いゲイン1倍の時に
差動増幅段で負帰還が行われるため、位相余裕が確保で
き安定性が良くなり、発振しにくくなる。 後部増幅段であるオペアンプの位相補償回路を、ゲ
イン切り換えと共に切り換えるので、ゲインを大に切り
換えた時でも、遮断周波数の変化が少ない。 位相補償回路をコンデンサとオペアンプのヌリング
レジスターとの直列接続で構成し、ヌリングレジスター
をゲイン切り換えスイッチ信号で制御すると、位相補償
回路を切り換えるのに、専用スイッチを設ける必要がな
くなる。
【図1】 本発明にかかわるゲイン可変増幅装置
【図2】 高ゲインが要求された場合の従来のゲイン可
変増幅装置
変増幅装置
【図3】 2重相関サンプリングを行うゲイン可変増幅
装置の1例を示す図
装置の1例を示す図
【図4】 オペアンプのゲイン特性曲線を示す図
【図5】 切り換え可能な位相補償回路を示す図
【図6】 MOSFETの等価的作用を説明する図
【図7】 図1のゲイン可変増幅装置の動作を説明する
タイムチャート
タイムチャート
【図8】 本発明のゲイン可変増幅装置の具体的回路例
【図9】 ゲインと共に位相補償回路を切り換えるオペ
アンプの第1の例
アンプの第1の例
【図10】ゲインと共に位相補償回路を切り換えるオペ
アンプの第2の例
アンプの第2の例
【図11】ゲインと共に位相補償回路を切り換えるオペ
アンプの第3の例
アンプの第3の例
【図12】ゲインと共に位相補償回路を切り換えるオペ
アンプの第4の例
アンプの第4の例
【図13】ゲインと共に位相補償回路を切り換えるオペ
アンプの第5の例
アンプの第5の例
【図14】ゲインと共に位相補償回路を切り換えるオペ
アンプの第6の例
アンプの第6の例
1…入力端子、2…スイッチ、3…バイアス電圧源、
4,5…コンデンサ、6…スイッチ、7…オペアンプ、
7−1…差動増幅段、7−2…出力増幅段、8,9…コ
ンデンサ、10…スイッチ、11…オペアンプ、12…
出力端子、13…コンデンサ、14…差動増幅器、18
…出力端子、19…MOSFET、21…信号用アー
ス、22…電源用アース、23…位相補償回路、24…
MOSFET、25,26…コンデンサ、27…MOS
FET、28…コンデンサ、29,30,31…CMO
SFET
4,5…コンデンサ、6…スイッチ、7…オペアンプ、
7−1…差動増幅段、7−2…出力増幅段、8,9…コ
ンデンサ、10…スイッチ、11…オペアンプ、12…
出力端子、13…コンデンサ、14…差動増幅器、18
…出力端子、19…MOSFET、21…信号用アー
ス、22…電源用アース、23…位相補償回路、24…
MOSFET、25,26…コンデンサ、27…MOS
FET、28…コンデンサ、29,30,31…CMO
SFET
Claims (8)
- 【請求項1】 反転入力端子と正側出力端子との間に負
帰還用の第1コンデンサとゲイン切り換え用の第1スイ
ッチとを接続し、反転入力端子と固定電位との間に第2
コンデンサを接続し、非反転入力端子に入力電圧を印加
する差動増幅器と、反転入力端子と出力端子との間にゲ
イン切り換え用の第2スイッチを接続し、反転入力端子
と固定電位との間に第3コンデンサを接続し、前記差動
増幅器の正側出力を非反転入力端子に入力したオペアン
プと前記差動増幅器の反転入力端子と前記オペアンプの
出力端子との間に負帰還用の第4コンデンサを接続した
ことを特徴とするゲイン可変増幅装置。 - 【請求項2】 第1スイッチと第2スイッチとを、MO
SFETアナログスイッチで構成したことを特徴とする
請求項1記載のゲイン可変増幅装置。 - 【請求項3】 第1スイッチをオフし第2スイッチをオ
ンした状態での総合ゲインが、第1スイッチと第2スイ
ッチとをオフした状態での総合ゲインの平方根にほぼ等
しくしたことを特徴とする請求項1または2記載のゲイ
ン可変増幅装置。 - 【請求項4】 第1スイッチおよび第2スイッチをオフ
する際、最初に第1スイッチの方をオフすることを特徴
とする請求項1または2または3記載のゲイン可変増幅
装置。 - 【請求項5】 第5コンデンサと第1MOSFETとを
直列接続してオペアンプの第1位相補償回路を構成する
に際し、該第1MOSFETとして、オペアンプのヌリ
ングレジスターとして用いられているところのMOSF
ETを兼用して構成し、該第1MOSFETへのゲート
をゲイン切り換え用スイッチ信号で制御することを特徴
とする請求項1または2または3または4記載のゲイン
可変増幅装置。 - 【請求項6】 第5コンデンサに並列に第2MOSFE
Tを接続し、第1MOSFETをオフする時に第2MO
SFETをオンすることを特徴とする請求項5記載のゲ
イン可変増幅装置。 - 【請求項7】 第5コンデンサと第1MOSFETとを
直列接続した第1位相補償回路に対し、第6コンデンサ
と第3MOSFETとを直列接続した第2位相補償回路
を並列接続し、該第3MOSFETを常時オンとしたこ
とを特徴とする請求項5記載のゲイン可変増幅装置。 - 【請求項8】 第2位相補償回路をコンデンサのみで構
成したことを特徴とする請求項7記載のゲイン可変増幅
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200522A JPH0927722A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ゲイン可変増幅装置 |
| US08/672,032 US5708376A (en) | 1995-07-12 | 1996-06-26 | Variable-gain amplifying device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200522A JPH0927722A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ゲイン可変増幅装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0927722A true JPH0927722A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16425717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7200522A Pending JPH0927722A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | ゲイン可変増幅装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5708376A (ja) |
| JP (1) | JPH0927722A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006197142A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Sharp Corp | 電圧レベル増幅機能付きバッファ回路および液晶表示装置 |
| JP2007047342A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | 表示駆動回路 |
| JP2007336224A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Sharp Corp | バイアス装置、増幅回路および受信機 |
| US7486132B2 (en) | 2004-03-03 | 2009-02-03 | Nec Electronics Corporation | Variable capacitor circuit and integrated circuit containing the same |
| JP2009246780A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 位相補償増幅回路 |
| JP2023010417A (ja) * | 2021-07-09 | 2023-01-20 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 光検出装置 |
| CN116137512A (zh) * | 2021-11-17 | 2023-05-19 | 深圳市中兴微电子技术有限公司 | 可变增益放大器和发射装置 |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AUPN204295A0 (en) * | 1995-03-29 | 1995-04-27 | Hildebrandt, William James | Amplifying circuit |
| JP3351192B2 (ja) * | 1995-07-12 | 2002-11-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像読取信号処理装置 |
| GB2307626B (en) * | 1995-11-24 | 2000-06-07 | Nokia Mobile Phones Ltd | A signal receiver |
| JP3090189B2 (ja) * | 1996-07-03 | 2000-09-18 | 日本電気株式会社 | 増幅回路 |
| US6271784B1 (en) * | 1997-08-12 | 2001-08-07 | Analog Devices, Inc. | Capacitor-based digital-to-analog converter with continuous time output |
| US6252459B1 (en) * | 1999-03-30 | 2001-06-26 | Siemens Microelectronics, Inc. | System and method for a dual bandwidth capacitor multiplying filter |
| US7061313B2 (en) * | 2000-05-05 | 2006-06-13 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Dual feedback linear amplifier |
| DE10031522B9 (de) | 2000-06-28 | 2007-07-12 | Infineon Technologies Ag | Frequenzkompensierte Verstärkeranordnung und Verfahren zum Betrieb einer frequenzkompensierten Verstärkeranordnung |
| FR2814008A1 (fr) * | 2000-09-12 | 2002-03-15 | Koninkl Philips Electronics Nv | Dispositif d'amplification a linearite optimisee |
| US6873206B1 (en) * | 2001-04-19 | 2005-03-29 | Charles Stark Draper Laboratory, Inc. | Charge amplifier device having fully integrated DC stabilization |
| ITTO20010699A1 (it) * | 2001-07-17 | 2003-01-17 | St Microelectronics Srl | Metodo e circuito di rilevamento di spostamenti tramite sensori micro-elettro-meccanici con compensazione di capacita' parassite e di movime |
| US6803555B1 (en) * | 2001-09-07 | 2004-10-12 | Indigo Systems Corporation | Two-stage auto-zero amplifier circuit for electro-optical arrays |
| US6608516B1 (en) * | 2002-01-30 | 2003-08-19 | National Instruments Corporation | Adjustable time constant integrator |
| US7187513B2 (en) * | 2002-06-14 | 2007-03-06 | Renesas Technology America, Inc. | Differential magneto-resistive head pre-amplifiers for single polarity power supply applications |
| JP3925373B2 (ja) * | 2002-09-24 | 2007-06-06 | ミツミ電機株式会社 | 多値出力回路 |
| FR2850499B1 (fr) * | 2003-01-28 | 2005-10-21 | St Microelectronics Sa | Procede et circuit de correction de l'offset d'une chaine d'amplification |
| JP4426807B2 (ja) * | 2003-10-02 | 2010-03-03 | セイコーインスツル株式会社 | 昇降圧スイッチングレギュレータ制御回路及び昇降圧スイッチングレギュレータ |
| US7298151B2 (en) | 2004-04-21 | 2007-11-20 | Analog Devices, Inc. | Methods and apparatus for reducing thermal noise |
| KR100673483B1 (ko) * | 2004-11-25 | 2007-01-24 | 한국전자통신연구원 | 멀티플라잉 디지털-아날로그 변환기 및 이를 이용하는다중 경로 파이프 라인 아날로그-디지털 변환기 |
| JP2008060978A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Sharp Corp | スイッチドキャパシタ回路、相関2重サンプリング回路及びそれを用いた電子機器 |
| US7358796B2 (en) * | 2006-09-08 | 2008-04-15 | Freescale Semiconductor, Inc. | Input circuit for receiving a variable voltage input signal and method |
| US7541852B2 (en) * | 2006-12-28 | 2009-06-02 | Intel Corporation | Self-correcting buffer |
| EP1959562B1 (en) * | 2007-02-15 | 2010-12-08 | STMicroelectronics Srl | Fully differential demodulator with variable gain and method for demodulating a signal |
| US8159303B2 (en) * | 2008-07-14 | 2012-04-17 | Renesas Electronics Corporation | Operational amplifier |
| US20120013351A1 (en) * | 2008-09-19 | 2012-01-19 | Physical Logic Ag | Method for converting a sensor capacitance under parasitic capacitance conditions and a capacitance-to-voltage converter circuit |
| GB2464770B (en) * | 2008-10-31 | 2013-03-27 | Cambridge Silicon Radio Ltd | Variable gain amplifier |
| JP5858652B2 (ja) * | 2011-06-08 | 2016-02-10 | キヤノン株式会社 | 固体撮像装置及び固体撮像装置の駆動方法 |
| WO2018075599A1 (en) | 2016-10-18 | 2018-04-26 | Carrier Corporation | Flame scanner having non-linear amplifier with temperature compensation |
| US10986712B2 (en) * | 2017-09-30 | 2021-04-20 | Signify Holding B.V. | Controllable driver and drive method to connect an electronic ballast to an LED light source based on the model, type, or identity of the ballast |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5713168A (en) * | 1980-06-25 | 1982-01-23 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | Multilayer coated hard alloy |
| JPS6419287A (en) * | 1987-07-09 | 1989-01-23 | Kubota Ltd | Collection of operating information for grain drier |
| JPH0528525A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-05 | Nec Corp | 光デイスク装置のトラツク位置ずれ信号生成装置およびトラツキング制御装置 |
| JPH06164263A (ja) * | 1992-11-17 | 1994-06-10 | Fuji Film Micro Device Kk | 演算増幅器 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP7200522A patent/JPH0927722A/ja active Pending
-
1996
- 1996-06-26 US US08/672,032 patent/US5708376A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7486132B2 (en) | 2004-03-03 | 2009-02-03 | Nec Electronics Corporation | Variable capacitor circuit and integrated circuit containing the same |
| JP2006197142A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Sharp Corp | 電圧レベル増幅機能付きバッファ回路および液晶表示装置 |
| JP2007047342A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | 表示駆動回路 |
| JP2007336224A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Sharp Corp | バイアス装置、増幅回路および受信機 |
| JP2009246780A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 位相補償増幅回路 |
| JP2023010417A (ja) * | 2021-07-09 | 2023-01-20 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 光検出装置 |
| CN116137512A (zh) * | 2021-11-17 | 2023-05-19 | 深圳市中兴微电子技术有限公司 | 可变增益放大器和发射装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5708376A (en) | 1998-01-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0927722A (ja) | ゲイン可変増幅装置 | |
| US5187448A (en) | Differential amplifier with common-mode stability enhancement | |
| US5933056A (en) | Single pole current mode common-mode feedback circuit | |
| US5124663A (en) | Offset compensation CMOS operational amplifier | |
| US5963156A (en) | Sample and hold circuit and method with common mode differential signal feedback for converting single-ended signals to differential signals | |
| US6114907A (en) | Amplifier with dynamic compensation and method | |
| US5844442A (en) | Low voltage fully differential operational amplifier with improved common mode circuitry | |
| US5047727A (en) | Offset-voltage-balancing operational amplifier | |
| US20030001674A1 (en) | Low-voltage, broadband operational amplifier | |
| JP2656714B2 (ja) | 全差動増幅器 | |
| KR960011407B1 (ko) | 저전압 고속동작의 씨모스 (cmos) 연산증폭기 | |
| US4320347A (en) | Switched capacitor comparator | |
| US5565813A (en) | Apparatus for a low voltage differential amplifier incorporating switched capacitors | |
| US5847601A (en) | Switched capacitor common mode feedback circuit for differential operational amplifier and method | |
| JP2002511995A (ja) | 高速・高利得の演算増幅器 | |
| US5929705A (en) | CMOS rail-to-rail input/output amplifier | |
| EP0784885B1 (en) | Amplifier | |
| US5349305A (en) | Fully differential current sample/hold circuit | |
| US4460874A (en) | Three-terminal operational amplifier/comparator with offset compensation | |
| JPH0691380B2 (ja) | 増幅器 | |
| US5406220A (en) | Pole/zero compensation in cascode amplifiers | |
| US5994960A (en) | High speed switched op-amp for low supply voltage applications | |
| US5424681A (en) | Wide range operational amplifier | |
| CA2172568A1 (en) | Voltage comparator requiring no compensating offset voltage | |
| US5157349A (en) | Differential operational amplifier |