JPH09277368A - 板状マット材の圧縮成形方法 - Google Patents
板状マット材の圧縮成形方法Info
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- JPH09277368A JPH09277368A JP9269096A JP9269096A JPH09277368A JP H09277368 A JPH09277368 A JP H09277368A JP 9269096 A JP9269096 A JP 9269096A JP 9269096 A JP9269096 A JP 9269096A JP H09277368 A JPH09277368 A JP H09277368A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 繊維状物を主体とした板状マット材を、折板
屋根材に倣った正確な凹凸形状に熱圧成形すること。 【解決手段】 板状マット材3を上下圧締型の下型8に
載置し、押付装置6の押付部材6d1 によって下型8の
略中央に位置する谷部8a1 へ板状マット材3の対応部
位を押しつけ、続いて左右に振り分けるようにして交互
に、順次隣接する谷部8a2 〜8a4 へ板状マット材3
の対応部位を押しつける。その後、押付装置6を退避さ
せたうえで上下圧締型を閉じて板状マット材3を所定形
状に熱圧成形する。
屋根材に倣った正確な凹凸形状に熱圧成形すること。 【解決手段】 板状マット材3を上下圧締型の下型8に
載置し、押付装置6の押付部材6d1 によって下型8の
略中央に位置する谷部8a1 へ板状マット材3の対応部
位を押しつけ、続いて左右に振り分けるようにして交互
に、順次隣接する谷部8a2 〜8a4 へ板状マット材3
の対応部位を押しつける。その後、押付装置6を退避さ
せたうえで上下圧締型を閉じて板状マット材3を所定形
状に熱圧成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状マット材を所
定の凹凸形状に圧縮成形する方法に関する。
定の凹凸形状に圧縮成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、倉庫や工場等の屋根には、複数の
山と谷が平行して延びる形状の金属製折板屋根材を使用
する例が多く、さらにその屋根材にグラスウールとかロ
ックウールとかのマット材を取付けて断熱施工してい
る。これらのマット材は板状もしくはロール状の姿で提
供されるので、図1参照、屋根材1にぴったり沿わせる
ためには予めそのマット材を所定形状に成形しておく
か、図9に示すように、板状マット材30に断面V字状
の溝31を設けて曲げ加工を施す必要がある。
山と谷が平行して延びる形状の金属製折板屋根材を使用
する例が多く、さらにその屋根材にグラスウールとかロ
ックウールとかのマット材を取付けて断熱施工してい
る。これらのマット材は板状もしくはロール状の姿で提
供されるので、図1参照、屋根材1にぴったり沿わせる
ためには予めそのマット材を所定形状に成形しておく
か、図9に示すように、板状マット材30に断面V字状
の溝31を設けて曲げ加工を施す必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、繊維質のマ
ット材が有する空気層を押しつぶすことなく所定のかさ
密度に保って成形することが難しいので、図10参照、
屋根材1に対する断熱部材20の密着性が悪く、屋根材
1の押し込み側のコーナー部に大きな隙間Sが残る。ま
た、マット材には、通常、両面に不織布21が付いてい
るが、コーナー部1aに当たる部分が特に成形時に破れ
易い。これらのことが結露防止性能を著しく低下させて
いた。なお、板状マット材30を断面V字状にカットし
て折り目とするのでは工数及びコストがかかり過ぎると
いう問題がある。そこで、本発明は、板状マット材を例
えば折板屋根材に倣った正確な凹凸形状に圧縮成形する
ことを目的とする。
ット材が有する空気層を押しつぶすことなく所定のかさ
密度に保って成形することが難しいので、図10参照、
屋根材1に対する断熱部材20の密着性が悪く、屋根材
1の押し込み側のコーナー部に大きな隙間Sが残る。ま
た、マット材には、通常、両面に不織布21が付いてい
るが、コーナー部1aに当たる部分が特に成形時に破れ
易い。これらのことが結露防止性能を著しく低下させて
いた。なお、板状マット材30を断面V字状にカットし
て折り目とするのでは工数及びコストがかかり過ぎると
いう問題がある。そこで、本発明は、板状マット材を例
えば折板屋根材に倣った正確な凹凸形状に圧縮成形する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、以下のような圧縮成形方法を創作した。すなわ
ち、請求項1の発明は、板状マット材を複数の山と谷を
有する凹凸形状に圧縮成形する方法であって、前記板状
マット材を上下圧締型の下型に載置するとともに押付部
材によって該下型の複数の谷部のうち一の谷部へ該板状
マット材の対応部位を押しつけ、続いて順次隣接する谷
部へ該板状マット材の対応部位を押しつけ、その後該押
付部材を退避させたうえで該上下圧締型を閉じて該板状
マット材を所定形状に圧縮成形することを特徴とする。
めに、以下のような圧縮成形方法を創作した。すなわ
ち、請求項1の発明は、板状マット材を複数の山と谷を
有する凹凸形状に圧縮成形する方法であって、前記板状
マット材を上下圧締型の下型に載置するとともに押付部
材によって該下型の複数の谷部のうち一の谷部へ該板状
マット材の対応部位を押しつけ、続いて順次隣接する谷
部へ該板状マット材の対応部位を押しつけ、その後該押
付部材を退避させたうえで該上下圧締型を閉じて該板状
マット材を所定形状に圧縮成形することを特徴とする。
【0005】上記の圧縮成形方法では上下圧締型を閉じ
る前に、先ず下型の複数の谷部のうち一の谷部に対して
板状マット材の対応部位が押しつけられ、続いて順次隣
接する谷部への押しつけが加えられる。すなわち、板状
マット材は、予め側縁部が手繰り寄せられる格好になっ
て過度に引っ張られることなくゆとりをもって型面に沿
うので圧縮成形時の成形性が良い。
る前に、先ず下型の複数の谷部のうち一の谷部に対して
板状マット材の対応部位が押しつけられ、続いて順次隣
接する谷部への押しつけが加えられる。すなわち、板状
マット材は、予め側縁部が手繰り寄せられる格好になっ
て過度に引っ張られることなくゆとりをもって型面に沿
うので圧縮成形時の成形性が良い。
【0006】また、請求項2の発明は、繊維状物を主体
とした材料に熱硬化性樹脂が混入されてなる板状マット
材を複数の山と谷を有する凹凸形状に圧縮成形する方法
であって、前記板状マット材を上下圧締型の下型に載置
するとともに押付部材によって該下型の複数の谷部のう
ち一の谷部へ該板状マット材の対応部位を押しつけ、続
いて順次隣接する谷部へ該板状マット材の対応部位を押
しつけ、該押付部材によって該下型の複数の谷部に対し
て該板状マット材の各対応部位を加熱された該下型に押
しつけた状態に維持し該板状マット材の該下型との接触
面近傍部位がほぼ硬化したら該押付部材を退避させ、そ
の後該上下圧締型を閉じて該板状マット材を所定形状に
熱圧成形することを特徴とする。
とした材料に熱硬化性樹脂が混入されてなる板状マット
材を複数の山と谷を有する凹凸形状に圧縮成形する方法
であって、前記板状マット材を上下圧締型の下型に載置
するとともに押付部材によって該下型の複数の谷部のう
ち一の谷部へ該板状マット材の対応部位を押しつけ、続
いて順次隣接する谷部へ該板状マット材の対応部位を押
しつけ、該押付部材によって該下型の複数の谷部に対し
て該板状マット材の各対応部位を加熱された該下型に押
しつけた状態に維持し該板状マット材の該下型との接触
面近傍部位がほぼ硬化したら該押付部材を退避させ、そ
の後該上下圧締型を閉じて該板状マット材を所定形状に
熱圧成形することを特徴とする。
【0007】上記の圧縮成形方法において、板状マット
材は押付部材により下型の谷部へ押しつけられた状態で
下型との接触面が加熱され型面に倣った正確な形状の表
面硬化層が形成される。そして、押付部材を取り除けば
板状マット材背面側の未硬化部分の弾性が復帰するので
上下圧締型を閉じて板状マット材全体を所定形状に熱圧
成形することができる。
材は押付部材により下型の谷部へ押しつけられた状態で
下型との接触面が加熱され型面に倣った正確な形状の表
面硬化層が形成される。そして、押付部材を取り除けば
板状マット材背面側の未硬化部分の弾性が復帰するので
上下圧締型を閉じて板状マット材全体を所定形状に熱圧
成形することができる。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項2記載の
板状マット材の圧縮成形方法において、前記板状マット
材には前記下型と接触する面に予め熱硬化性樹脂層が形
成されていることを特徴とする。
板状マット材の圧縮成形方法において、前記板状マット
材には前記下型と接触する面に予め熱硬化性樹脂層が形
成されていることを特徴とする。
【0009】したがって、上記の熱硬化性樹脂層の設定
によって、下型にて加熱されたときに板状マット材に形
成される表面硬化層の厚み及び硬化時間を適宜に選定す
ることができる。こうして、先ず表面硬化層が下型に倣
った形状に形成されるから、その後、上下圧締型を閉じ
て板状マット材全体を所定のかさ密度を有する形状に熱
圧成形することが容易にできる。
によって、下型にて加熱されたときに板状マット材に形
成される表面硬化層の厚み及び硬化時間を適宜に選定す
ることができる。こうして、先ず表面硬化層が下型に倣
った形状に形成されるから、その後、上下圧締型を閉じ
て板状マット材全体を所定のかさ密度を有する形状に熱
圧成形することが容易にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は、折板屋根材の一例を示す斜視図
である。同図において、屋根材1は鋼板等の金属製で、
略波形状(例えば山高さが100mm)に折り曲げられ
ていて、断熱施工するときには屋根材1の裏面に断熱部
材2が取付けられる。この断熱部材2の素材は、図2に
示すように、グラスウールやロックウール等の繊維状物
に熱硬化性樹脂であるフェノール樹脂が適量混入された
材料3aの両面に不織布3bを接着してなる板状マット
材(以下、単に「マット材」という)3であって、本例
ではマット材3の厚さは50mm程度である。なお、こ
のマット材3はロール状の荷姿で流通するのが一般的で
ある。
いて説明する。図1は、折板屋根材の一例を示す斜視図
である。同図において、屋根材1は鋼板等の金属製で、
略波形状(例えば山高さが100mm)に折り曲げられ
ていて、断熱施工するときには屋根材1の裏面に断熱部
材2が取付けられる。この断熱部材2の素材は、図2に
示すように、グラスウールやロックウール等の繊維状物
に熱硬化性樹脂であるフェノール樹脂が適量混入された
材料3aの両面に不織布3bを接着してなる板状マット
材(以下、単に「マット材」という)3であって、本例
ではマット材3の厚さは50mm程度である。なお、こ
のマット材3はロール状の荷姿で流通するのが一般的で
ある。
【0011】次に、上記のマット材3を屋根材1に倣う
凹凸形状に熱圧成形する方法について説明する。図3は
熱圧成形装置の概要を示す断面図であり、図4は押付装
置の斜視図である。図3に示すように、熱圧成形装置5
は加熱手段を有する上下圧締型と押付装置6とを備え、
上下圧締型は屋根材1の形状に対応させて形成された上
型7と下型8を有している。そして、上型7と下型8と
が離隔状態にあるときに、上下圧締型の中間位置に押付
装置6が進退移動可能に配設されている。この押付装置
6は、図4に示すように、可動フレーム6aに複数のシ
リンダ6b(6b1 〜6b4 )が垂設され、各シリンダ
6bのロッドがナックル等の連結具6cを介して押付部
材6d(6d1 〜6d4 )の両端付近を支持している。
そして、可動フレーム6aが図示省略の移動手段を介し
て上型7と下型8とにはさまれた中間位置から横方向に
移動して上下圧締型から退避できるようになっている。
なお、各シリンダ6bは図示省略の電磁弁を介してエア
ポンプに接続され、所定のタイミングで作動するように
構成される。
凹凸形状に熱圧成形する方法について説明する。図3は
熱圧成形装置の概要を示す断面図であり、図4は押付装
置の斜視図である。図3に示すように、熱圧成形装置5
は加熱手段を有する上下圧締型と押付装置6とを備え、
上下圧締型は屋根材1の形状に対応させて形成された上
型7と下型8を有している。そして、上型7と下型8と
が離隔状態にあるときに、上下圧締型の中間位置に押付
装置6が進退移動可能に配設されている。この押付装置
6は、図4に示すように、可動フレーム6aに複数のシ
リンダ6b(6b1 〜6b4 )が垂設され、各シリンダ
6bのロッドがナックル等の連結具6cを介して押付部
材6d(6d1 〜6d4 )の両端付近を支持している。
そして、可動フレーム6aが図示省略の移動手段を介し
て上型7と下型8とにはさまれた中間位置から横方向に
移動して上下圧締型から退避できるようになっている。
なお、各シリンダ6bは図示省略の電磁弁を介してエア
ポンプに接続され、所定のタイミングで作動するように
構成される。
【0012】さて、断熱部材2を製造するときには、厚
板状のマット材3を熱圧成形装置5の下型8に載置し、
退避位置にある押付装置6を下型8の上方に移動させて
位置決めした状態でシリンダ6b1 〜6b4 を所定の順
に作動させる。すなわち、図5(イ)に示すように、先
ず、下型8の複数の谷部8aのうち略中央に位置する谷
部8a1 に対して押付部材6d1 を下降させ、その谷部
8a1 に対してマット材3の対応部位を押し込む。次
に、同図(ロ)参照、谷部8a1 に隣接する谷部8a2
に対してマット材3の対応部位を押し込み、以下、左右
に振り分けるようにして交互に、順次隣接する谷部8a
3 ,8a4 にマット材3の対応部位を押しつける。全押
付部材6dを下降させた状態が同図(ハ)であり、同図
中、〜は押しつけの順序を表している。
板状のマット材3を熱圧成形装置5の下型8に載置し、
退避位置にある押付装置6を下型8の上方に移動させて
位置決めした状態でシリンダ6b1 〜6b4 を所定の順
に作動させる。すなわち、図5(イ)に示すように、先
ず、下型8の複数の谷部8aのうち略中央に位置する谷
部8a1 に対して押付部材6d1 を下降させ、その谷部
8a1 に対してマット材3の対応部位を押し込む。次
に、同図(ロ)参照、谷部8a1 に隣接する谷部8a2
に対してマット材3の対応部位を押し込み、以下、左右
に振り分けるようにして交互に、順次隣接する谷部8a
3 ,8a4 にマット材3の対応部位を押しつける。全押
付部材6dを下降させた状態が同図(ハ)であり、同図
中、〜は押しつけの順序を表している。
【0013】上述のようにして、マット材3は左右の側
縁部が中央部に向けて手繰り寄せられる格好になって下
型8の型面に沿うので一定の押圧時間が経過したら押付
装置6を退避させ、図6に示すように、下型8と上型7
とを閉じてマット材3を加熱し、約200°Cでフェノ
ール樹脂を硬化させる。すなわち、本例においては、押
付部材6dの押圧力及び押圧時間を型締め圧力及び加熱
時間とは別途に任意に設定することができ、しかも、マ
ット材3を予め下型8の中央部に向けて手繰り寄せ型面
に沿わせておくことができる。したがって、上下圧締型
を一気に閉じても、従来のように不織布3bが型面のコ
ーナー部に引っ張られて亀裂が生じるような成形不良を
防ぐことができ、断熱部材2を、材料3aの持つ空気層
を損なうことなく所定のかさ密度にして屋根材1に倣っ
た正確な凹凸形状に成形することができる。
縁部が中央部に向けて手繰り寄せられる格好になって下
型8の型面に沿うので一定の押圧時間が経過したら押付
装置6を退避させ、図6に示すように、下型8と上型7
とを閉じてマット材3を加熱し、約200°Cでフェノ
ール樹脂を硬化させる。すなわち、本例においては、押
付部材6dの押圧力及び押圧時間を型締め圧力及び加熱
時間とは別途に任意に設定することができ、しかも、マ
ット材3を予め下型8の中央部に向けて手繰り寄せ型面
に沿わせておくことができる。したがって、上下圧締型
を一気に閉じても、従来のように不織布3bが型面のコ
ーナー部に引っ張られて亀裂が生じるような成形不良を
防ぐことができ、断熱部材2を、材料3aの持つ空気層
を損なうことなく所定のかさ密度にして屋根材1に倣っ
た正確な凹凸形状に成形することができる。
【0014】なお、図5中に〜で示した押しつけ順
序を変えることも可能である。例えば、とを同時に
作動させて作業時間を短縮化することができ、あるい
は、→→→の順又はこの逆の順で押付部材6d
を下降させてマット材3の押しつけ開始端部の位置決め
を容易化することもできる。
序を変えることも可能である。例えば、とを同時に
作動させて作業時間を短縮化することができ、あるい
は、→→→の順又はこの逆の順で押付部材6d
を下降させてマット材3の押しつけ開始端部の位置決め
を容易化することもできる。
【0015】次に、上記とは別の実施形態について説明
する。この実施形態は、上述した断熱部材の熱圧成形に
おいて、上下圧締型を閉じる前に、一旦下型8のみでマ
ット材3の一面を加熱する工程を付加したものである。
すなわち、押付装置6にてマット材3が下型8に押しつ
けられている図5(ハ)の状態において、下型8を加熱
し、マット材3の下型8との接触面付近のフェノール樹
脂を硬化せしめて表面硬化層3c(図7参照)を形成す
るのである。このとき、加熱・押圧時間を比較的短時間
(本例では10〜15秒)とし、マット材全体としては
弾性を失わないセミキュアー状態を維持できるようにし
ておく。なお、下型8は、通常、加熱手段にて予熱され
ているものを使用する。
する。この実施形態は、上述した断熱部材の熱圧成形に
おいて、上下圧締型を閉じる前に、一旦下型8のみでマ
ット材3の一面を加熱する工程を付加したものである。
すなわち、押付装置6にてマット材3が下型8に押しつ
けられている図5(ハ)の状態において、下型8を加熱
し、マット材3の下型8との接触面付近のフェノール樹
脂を硬化せしめて表面硬化層3c(図7参照)を形成す
るのである。このとき、加熱・押圧時間を比較的短時間
(本例では10〜15秒)とし、マット材全体としては
弾性を失わないセミキュアー状態を維持できるようにし
ておく。なお、下型8は、通常、加熱手段にて予熱され
ているものを使用する。
【0016】したがって、この例では、マット材3は押
付部材6dにより十分な押圧力でもって下型の谷部へ押
しつけられた状態で下型8との接触面が加熱され型面に
倣った正確な形状の表面硬化層3cが形成される。その
後、押付部材6dを取り除けばマット材3は背面側の弾
性が復帰するので膨らみ、図6に示すように、上下圧締
型を閉じて全体を所定形状に熱圧成形することが容易に
できる。なお、場合によっては、上下圧締型による最終
の熱圧成形を省いて押付装置6を使用した熱圧成形のみ
でマット材3の成形を終えることも考えられる。その場
合は上型7が不要になるので、熱圧成形装置及び工程が
簡素化できる。
付部材6dにより十分な押圧力でもって下型の谷部へ押
しつけられた状態で下型8との接触面が加熱され型面に
倣った正確な形状の表面硬化層3cが形成される。その
後、押付部材6dを取り除けばマット材3は背面側の弾
性が復帰するので膨らみ、図6に示すように、上下圧締
型を閉じて全体を所定形状に熱圧成形することが容易に
できる。なお、場合によっては、上下圧締型による最終
の熱圧成形を省いて押付装置6を使用した熱圧成形のみ
でマット材3の成形を終えることも考えられる。その場
合は上型7が不要になるので、熱圧成形装置及び工程が
簡素化できる。
【0017】上述の例は、材料3a中に混入された熱硬
化材(フェノール樹脂)を二段階(表面硬化層と残余の
部分との略二層)に分けて硬化せしめるようにしている
が、図8に示すように、マット材3’の片面(下型接触
面)に、予め熱硬化性樹脂層3dを形成しておいても良
い。すなわち、熱硬化性樹脂層3dを適宜に形成してお
くことにより、下型8にて加熱されたときに形成される
表面硬化層の厚み及び硬化時間を簡単かつ確実に設定す
ることができる。
化材(フェノール樹脂)を二段階(表面硬化層と残余の
部分との略二層)に分けて硬化せしめるようにしている
が、図8に示すように、マット材3’の片面(下型接触
面)に、予め熱硬化性樹脂層3dを形成しておいても良
い。すなわち、熱硬化性樹脂層3dを適宜に形成してお
くことにより、下型8にて加熱されたときに形成される
表面硬化層の厚み及び硬化時間を簡単かつ確実に設定す
ることができる。
【0018】なお、上述の例において、上下圧締型によ
る最終の熱圧成形を省き、押付装置6を使用した熱圧成
形のみでマット材3の成形を終えることも考えられる。
その場合は上型7が不要になるので、熱圧成形装置及び
工程が簡素化できる。また、熱圧成形の対象とする材料
3aは、グラスウールやロックウールの他、フェルトや
化繊を主体とするものであっても良い。
る最終の熱圧成形を省き、押付装置6を使用した熱圧成
形のみでマット材3の成形を終えることも考えられる。
その場合は上型7が不要になるので、熱圧成形装置及び
工程が簡素化できる。また、熱圧成形の対象とする材料
3aは、グラスウールやロックウールの他、フェルトや
化繊を主体とするものであっても良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
板状マット材を、例えば折板屋根材に倣った正確な凹凸
形状に圧縮成形することができるので、これを取付けた
屋根の結露防止効果が高められるという効果がある。
板状マット材を、例えば折板屋根材に倣った正確な凹凸
形状に圧縮成形することができるので、これを取付けた
屋根の結露防止効果が高められるという効果がある。
【0020】そして、請求項1の発明では、下型に載置
された板状マット材は、上下圧締型を閉じる前に、押付
部材によって順次手繰り寄せられて型面に沿っているの
で成形性が良い。
された板状マット材は、上下圧締型を閉じる前に、押付
部材によって順次手繰り寄せられて型面に沿っているの
で成形性が良い。
【0021】また、請求項2の発明では、板状マット材
が押圧されて下型の型面に倣った正確な形状の表面硬化
層が形成されるので、押付部材を退避させた後、上下圧
締型を閉じて板状マット材全体を所定形状に熱圧成形す
ることが容易にできる。
が押圧されて下型の型面に倣った正確な形状の表面硬化
層が形成されるので、押付部材を退避させた後、上下圧
締型を閉じて板状マット材全体を所定形状に熱圧成形す
ることが容易にできる。
【0022】また、請求項3の発明では、熱硬化性樹脂
層の設定によって、下型にて加熱されたときに板状マッ
ト材に形成される表面硬化層の厚み及び硬化時間を適宜
に選定することができ、その後、上下圧締型を閉じて板
状マット材全体を所定のかさ密度を有する形状に熱圧成
形することが容易にできる。
層の設定によって、下型にて加熱されたときに板状マッ
ト材に形成される表面硬化層の厚み及び硬化時間を適宜
に選定することができ、その後、上下圧締型を閉じて板
状マット材全体を所定のかさ密度を有する形状に熱圧成
形することが容易にできる。
【図1】折板屋根材を示す斜視図である。
【図2】板状マット材を示す断面図である。
【図3】実施形態に係る押付装置を説明する図である。
【図4】押付装置の要部を示す斜視図である。
【図5】板状マット材を下型に押しつける工程を説明す
る図である。
る図である。
【図6】断熱部材を熱圧成形している状態を説明する図
である。
である。
【図7】板状マット材に表面硬化層を形成する状態を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図8】別の実施形態に係る板状マット材を説明する断
面図である。
面図である。
【図9】従来例の断熱材の溝加工を説明する断面図であ
る。
る。
【図10】従来例の断熱材を折板屋根材に取付けた状態
を説明する図である。
を説明する図である。
1 屋根材 2 断熱部材 3 マット材(板状マット材) 3a 材料 3b 不織布 5 熱圧成形装置 6 押付装置 6b(6b1 〜6b4 ) シリンダ 6d(6d1 〜6d4 ) 押付部材 7 上型 8a(8a1 〜8a4 ) 谷部 8 下型
Claims (3)
- 【請求項1】 板状マット材を複数の山と谷を有する凹
凸形状に圧縮成形する方法であって、前記板状マット材
を上下圧締型の下型に載置するとともに押付部材によっ
て該下型の複数の谷部のうち一の谷部へ該板状マット材
の対応部位を押しつけ、続いて順次隣接する谷部へ該板
状マット材の対応部位を押しつけ、その後該押付部材を
退避させたうえで該上下圧締型を閉じて該板状マット材
を所定形状に圧縮成形することを特徴とする板状マット
材の圧縮成形方法。 - 【請求項2】 繊維状物を主体とした材料に熱硬化性樹
脂が混入されてなる板状マット材を複数の山と谷を有す
る凹凸形状に圧縮成形する方法であって、前記板状マッ
ト材を上下圧締型の下型に載置するとともに押付部材に
よって該下型の複数の谷部のうち一の谷部へ該板状マッ
ト材の対応部位を押しつけ、続いて順次隣接する谷部へ
該板状マット材の対応部位を押しつけ、該押付部材によ
って該下型の複数の谷部に対して該板状マット材の各対
応部位を加熱された該下型に押しつけた状態に維持し該
板状マット材の該下型との接触面近傍部位がほぼ硬化し
たら該押付部材を退避させ、その後該上下圧締型を閉じ
て該板状マット材を所定形状に熱圧成形することを特徴
とする板状マット材の圧縮成形方法。 - 【請求項3】 前記板状マット材には前記下型と接触す
る面に予め熱硬化性樹脂層が形成されていることを特徴
とする請求項2記載の板状マット材の圧縮成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269096A JP3043611B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 板状マット材の圧縮成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269096A JP3043611B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 板状マット材の圧縮成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09277368A true JPH09277368A (ja) | 1997-10-28 |
| JP3043611B2 JP3043611B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=14061496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9269096A Expired - Fee Related JP3043611B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 板状マット材の圧縮成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3043611B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006216627A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 電子部品装着機ノズル、電子部品装着機ノズルの製造方法および電子部品装着機 |
| JP2009528931A (ja) * | 2006-03-08 | 2009-08-13 | レクティセル アウトモービルジステメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 三次元形状サンドイッチ構造を製作するための方法 |
| JP2014046454A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Trust System:Kk | 立体物の成形方法とその装置 |
| EP3059063A4 (en) * | 2013-10-17 | 2016-10-12 | Toyota Motor Co Ltd | METHOD FOR FORMING A THERMOPLASTIC PLASTIC MATERIAL |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP9269096A patent/JP3043611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006216627A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 電子部品装着機ノズル、電子部品装着機ノズルの製造方法および電子部品装着機 |
| JP2009528931A (ja) * | 2006-03-08 | 2009-08-13 | レクティセル アウトモービルジステメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 三次元形状サンドイッチ構造を製作するための方法 |
| JP2014046454A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Trust System:Kk | 立体物の成形方法とその装置 |
| EP3059063A4 (en) * | 2013-10-17 | 2016-10-12 | Toyota Motor Co Ltd | METHOD FOR FORMING A THERMOPLASTIC PLASTIC MATERIAL |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3043611B2 (ja) | 2000-05-22 |
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