JPH09278151A - タクト調節方法および自動タクト調節装置 - Google Patents

タクト調節方法および自動タクト調節装置

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JPH09278151A
JPH09278151A JP8089097A JP8909796A JPH09278151A JP H09278151 A JPH09278151 A JP H09278151A JP 8089097 A JP8089097 A JP 8089097A JP 8909796 A JP8909796 A JP 8909796A JP H09278151 A JPH09278151 A JP H09278151A
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JP
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tact
work
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speed
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JP8089097A
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English (en)
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Susumu Matsuzawa
進 松沢
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業ラインのタクトは、作業者のペース変化に
合わせて調節しにくかった。 【解決手段】組立図板11が所定の作業ステーション1
4fから離れるごとに、出来高スイッチ15がパルス信
号を出力する。この出来高信号が与えられるごとに、タ
クトをたとえば1秒ずつ短縮する。一方、各作業ステー
ション14a〜14fに備えられたワーニングスイッチ
16a〜16fのいずれかからワーニング信号が与えら
れると、タクトを予め定める時間、たとえば1秒延長す
る。これにより、作業者が追従可能な最も短い時間にタ
クトを調節できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンベアを利用
した製造作業ラインや組立作業ラインにおける作業時
間、いわゆるタクトの調節方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベアを使用し、流れ作業によって製
品を製造したり組立てたりする作業ラインでは、各作
業者が担当する作業量が作業ステーションごとにばらつ
かずに均等であること、および作業ラインが最適なタ
クトに保たれていること、が重要である。
【0003】一例としてワイヤーハーネスの組立作業ラ
インを例にとると、この作業ラインでは、通常、複数の
組立図板がコンベアにより無端ライン上を所定の速度で
搬送される。複数の作業者は、それぞれ自己が分担して
いる作業ステーションに組立図板が搬送されてくると、
予め指定されている組立作業を行う。たとえば、組立図
板への電線や仮結束回路の布線、コネクタへの端子挿
入、布線された電線に対するテープ止め、布線された電
線に対するクランプやコルゲートチューブ等の外装部品
の装着、布線された電線に対するジョイント部品の装
着、布線された電線の導通検査等である。かかる作業
は、作業ステーションごとにそれぞれ割り当てられてお
り、各作業者は、自己の作業ステーションに組立図板が
搬送されてきたときに、自己に割り当てられた作業を行
う。
【0004】それゆえ、或る作業ステーションにおける
作業量が相対的に少なく、また或る作業ステーションに
おける作業量が相対的に多いと、相対的に作業量の少な
い作業ステーションでは、作業者が時間を持て余す。逆
に、相対的に作業量の多い作業ステーションでは、組立
図板がその作業ステーションを通過する間に、すべての
作業を完了できないことになる。
【0005】そこで、各作業ステーションにおける作業
量は、実質的に均等になるようにバランス効率等が考慮
されて割り当てられている。それにより、上記の問題
は解消されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、たとえ各作
業ステーションにおける作業量が実質的に均等であって
も、作業ステーションにおける作業時間、いわゆるタク
トが最適でなければ、作業ラインにおける生産効率は向
上しない。たとえば、タクトが遅い場合、各作業者は時
間を持て余す。あるいは、遅いタクトに慣れて、効率の
良い作業を行わなくなってしまう。逆に、タクトが速す
ぎると、どの作業者も作業をこなしていくことができな
い。
【0007】理想的なタクトは、上記の条件が満足さ
れている下で、どの作業者にとっても、必要最小限の作
業時間が確保されていることである。ところが、作業能
率というのは、人間が行うことであり、いつも一定して
いるわけではない。たとえば、当たり前のことではある
が、新規な製品の組立作業ラインにおいては、作業者が
慣れるまでは作業時間が多くかかり、作業者が習熟する
と作業時間は少なくてすむ。
【0008】また、同じ作業者が作業を行う場合でも、
たとえば午前中は作業効率が良く、昼食後は作業効率が
悪く、その後次第に作業効率が良くなり、夕方の作業終
了間際は作業効率が再び悪くなる等、刻々と変化する。
このような作業者の作業効率の変化に合わせて、タクト
を常に変更していければよいが、かかるタクトの自動変
更装置は従来存在していなかった。
【0009】また、通常、作業ラインのタクトは、たと
えばその作業ラインのラインリーダや、管理者が行うこ
とになる。しかし、その時々の各作業者のペース(作業
効率)の変化を細かく観察し、把握し、タクトをマニュ
アル操作で調節するのは非常に困難であった。また、各
作業者にしてみれば、たとえば管理者により、タクトを
頻繁に調節されることは、作業者心理上好ましいものと
は言えなかった。
【0010】そこでこの発明は、従来作業者のペース変
化に合わせて調節しにくかった作業ラインのタクトを、
自動的に調整することのできる自動タクト調節装置およ
び調節方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンベアに
よって複数の作業ステーションに順次作業台が搬送され
る作業ラインに適用され、コンベアの速度を制御するこ
とによって、作業ステーションにおける作業時間である
タクトを自動的に調節する装置であって、標準となるタ
クトを設定する標準タクト設定手段、1回のタクト短縮
時間を設定する短縮時間設定手段、1回のタクト延長時
間を設定する延長時間設定手段、複数の作業ステーショ
ンの中のいずれかの作業ステーションに関連して設けら
れ、その作業ステーションに対して作業台が移動するこ
とに応答して出来高信号を出力する出来高信号出力手
段、複数の作業ステーションのそれぞれに関連して設け
られ、各作業ステーションの作業者が作業を完了できな
いときに操作することに応じて、ワーニング信号を出力
する複数のワーニング信号出力手段、および標準タクト
設定手段に設定されたタクトになるように、コンベアの
速度を制御し、出来高信号が出力されるごとに、短縮時
間設定手段に設定された時間だけタクトを短縮するよう
にコンベアの速度を増加させ、かつ、複数のワーニング
信号出力手段のいずれかからワーニング信号が出力され
たことに応答して、延長時間設定手段に設定された時間
だけタクトを延長するようにコンベアの速度を低下させ
る制御手段、を含むことを特徴とする自動タクト調節装
置である。
【0012】また、この発明は、上述の構成に加え、さ
らに、ワーニング信号が出力されている間の作業台の移
動速度を設定するワーニング時移動速度設定手段を有
し、ワーニング信号が出力されている間は、作業台の移
動速度がワーニング時速度設定手段で設定されている速
度になるように、コンベア速度を制御する制御手段を含
むことを特徴とする自動タクト調節装置である。
【0013】さらに、この発明は、複数の作業ステーシ
ョンにコンベアによって作業台が順次循環搬送される作
業ラインにおいて、作業ラインにおける作業時間である
タクトを調節する方法であって、作業台が所定の作業ス
テーションから離れることに応答して、予め定める短縮
時間分だけタクトを短縮し、複数の作業ステーションの
いずれかの作業ステーションから作業に追従できない旨
の信号が与えられたことに応答して、予め定める延長時
間分だけタクトを延長し、作業ラインのタクトが作業者
が追従可能な最も短い時間になるように調整することを
特徴とする方法である。
【0014】上述の各発明によれば、1回の作業が完了
するごとに、すなわち出来高信号が与えられるごとに、
タクトは予め定められた短縮時間分だけ短縮される。そ
れゆえ作業ラインのタクトは徐々に短くなっていく。一
方、作業者が作業を完了できなくなったときにはその旨
のワーニング信号が出力される。そしてワーニング信号
に応じてタクトは予め定める延長時間分だけ延長され
る。
【0015】したがって、作業ラインのタクトは、常に
作業者が追従可能な最も短い時間に調節される。特に、
作業者の作業能率は時事刻々と変化するが、その作業能
率の変化(ペース変化)に応じてタクトが自動的に調節
される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
かかる自動タクト調節装置が備えられたワイヤーハーネ
スの組立作業ラインの一例を示す図解的な図である。ワ
イヤーハーネスの組立作業ラインでは、複数の組立図板
11がコンベア12により搬送される。コンベア12に
は、無端状に配置されたチェーン17と、チェーン17
を移動させるためのモータ18とが含まれている。組立
図板11は、チェーン17に係合されており、チェーン
17の移動に伴って、無端ライン上を所定の速度で搬送
される。
【0017】作業者13a〜13fは、それぞれ自己が
分担している作業ステーション14a〜14fに組立図
板11が搬送されてくると、予め指定されている組立作
業を行う。各作業ステーション14a〜14fにおける
作業量は、作業ステーションごとにばらつかないように
配分されている。つまりいずれの作業ステーション14
a〜14fにおいても、その作業ステーションで行うべ
き作業の時間が、ほぼ等しくなるように、作業量が配分
されている。
【0018】所定の作業ステーション、たとえば最終の
作業ステーション14fに関連して、出来高スイッチ1
5が備えられている。出来高スイッチ15は、この作業
ステーション14fにおける作業が終了し、組立図板1
1がこの作業ステーション14fから次の作業ステーシ
ョン14aに移動することに関連して信号を出力する。
具体的には、組立図板11が作業ステーション14fか
ら移動するときに、組立図板11によって出来高スイッ
チ15がオンされる。
【0019】各作業ステーション14a〜14fには、
それぞれ、ワーニングスイッチ16a〜16fが備えら
れている。ワーニングスイッチ16a〜16fは、作業
者13a〜13fにより、必要に応じて操作されるスイ
ッチである。具体的には、たとえば作業ステーション1
4aにおいて、何らかの原因により、組立図板11がそ
の作業ステーション14aにある間に作業を完了するこ
とができず、作業時間が足りなくなった場合に、その作
業ステーション14aの作業者13aによってワーニン
グスイッチ16aがオンされる。ワーニングスイッチ1
6aがオンの間は、コンベア12による組立図板11の
搬送速度が通常速度よりも極端に遅くされる。それゆえ
作業者13aは、組立図板11の搬送速度が遅い間に、
残りの作業を終えることが可能である。作業者13aに
よりワーニングスイッチ16aがオフされると、組立図
板11の搬送速度は通常速度に戻される。
【0020】組立作業ラインには、コンベアモータ18
の回転速度を制御するための自動タクト調節装置20が
備えられている。上述の出来高スイッチ15および各ワ
ーニングスイッチ16a〜16fの信号は、この自動タ
クト調整装置20へ与えられる。自動タクト調整装置2
0では、与えられる信号および後述する設定内容に基づ
いて、モータ18の回転速度を制御する。
【0021】図2は、自動タクト調節装置20の構成を
示すブロック図である。図2を参照して説明すると、自
動タクト調節装置20には、たとえばマイクロコンピュ
ータを含む電子回路等で構成された演算制御部21が備
えられている。演算制御部21では、後に詳述するよう
に、各種信号に応じて所定の演算を行い、モータ18に
対する速度制御信号を出力する。
【0022】自動タクト調節装置20には、また、タク
ト設定スイッチ22、ワーニング時速度設定スイッチ2
3、アップタイム設定部24およびダウンタイム設定部
25が備えられている。これら各スイッチ22,23お
よび設定部24,25からの信号は、演算制御部21へ
与えられる。タクト設定スイッチ22は、コンベア12
により搬送する組立図板11(図1参照)の標準速度
(通常状態における速度)を設定するためのスイッチで
ある。タクト設定スイッチ22は、たとえば組立作業ラ
インの管理者によりマニュアル操作される。タクト設定
スイッチ22には、アップスイッチ26およびダウンス
イッチ27が含まれている。アップスイッチ26が押さ
れると、設定されるタクトが短縮され、ダウンスイッチ
27が押されると、設定されるタクトが延長される。
【0023】ワーニング時速度設定スイッチ23は、ワ
ーニングスイッチ16からの信号が与えられている期間
中、すなわちいずれかのワーニングスイッチ16のオン
信号が入力されている期間中のモータ18の速度を設定
するためのスイッチである。この速度設定スイッチ23
は、たとえばボリュームつまみを備えており、ボリュー
ムを調整することにより、所望の速度がマニュアルで調
整できるものである。
【0024】アップタイム設定部24は、たとえばロー
タリスイッチ等のディジタルスイッチを有しており、後
述する1出来高信号当たりのタクト短縮時間を設定する
ためのものである。ダウンタイム設定部25も、アップ
タイム設定部24と同様の構成であり、後述する1ワー
ニング信号当たりのタクト延長時間を設定するためのも
のである。
【0025】自動タクト調節装置20には、さらに、前
述した出来高スイッチ15および各作業ステーション1
4a〜14fに備えられたワーニングスイッチ16a〜
16fからの信号が与えられる。図3は、演算制御部2
1の動作内容を示すフローチャートである。また、図4
は、出来高スイッチ15の信号、ワーニングスイッチ1
6a〜16fからの信号と、自動タクト調節装置によっ
て調節されるモータ18の速度およびタクトの関係を示
すタイミング図である。
【0026】次に、図3および図4を参照して、演算制
御部21の動作について説明をする。自動タクト調節装
置20の図示しない電源スイッチを投入した後、まず初
期設定を行う(ステップS0)。初期設定は、たとえば
組立作業ラインの管理者によりマニュアルで行われる。
初期設定では、タクト設定スイッチ22により標準タク
トすなわち作業ステーションにおける作業時間、ワーニ
ング時速度設定スイッチ23によりワーニング時の組立
図板11の移動速度、アップタイム設定部24により1
回分のタクト短縮時間、ダウンタイム設定部25により
1回分のタクト延長時間がそれぞれ設定される。
【0027】初期設定終了後、自動タクト調節装置20
の制御動作が始まる。制御動作では、まず、タクト設定
スイッチ22で設定されているタクトになるように、モ
ータ18の回転速度が制御される。すなわち、図4に示
されているように、モータ18の回転を速くすれば、コ
ンベア12により搬送される組立図板11の移動速度が
速くなり、作業ステーションにおける組立図板11の存
在時間は短くなって、タクトは短縮される。逆に、モー
タ18の回転速度を遅くすれば組立図板11の移動速度
が遅くなり、タクトは延長される。
【0028】タクトが標準タクトになるよう制御を行い
つつ、演算制御部21では、ワーニングスイッチ16a
〜16fからの信号または出来高スイッチ15から信号
が入力されたか否かを判別する(ステップS2,S
3)。ワーニングスイッチ16a〜16fからの信号
は、作業者により、いずれかのワーニングスイッチ16
a〜16fが押されたときに与えられる。一方、出来高
スイッチ15からの信号は、図1で説明したように、組
立図板11が作業ステーション14fから移動する際に
与えられる。すなわち1回の作業(これを1タクトとい
うことにする)が終わるごとに与えられる。
【0029】演算制御部21では、出来高スイッチ15
からのパルスが与えられると、それに応じてアップタイ
ム設定部24で設定されているタクト短縮時間分だけタ
クトを短縮するよう、モータ18の回転速度を増加する
(ステップS4)。さらに、初期設定により設定された
各種設定値が変更されたか否かの判別を行う(ステップ
S5)。設定値が変更されない場合は、ステップS2か
らの制御が繰返される。
【0030】ステップS2→S3→S4→S5→S2の
ルーチンが繰返されると、図4に示すように、出来高信
号の入力ごとに、アップタイム設定部24で設定されて
いる設定時間、たとえば1秒ずつ、タクトが短くなって
いく。一方、各作業ステーション14a〜14fにおけ
るいずれかの作業者13a〜13fが組立図板11の搬
送速度に追従して作業ができなくなったときには、その
作業ステーション14a〜14fに配置されたワーニン
グスイッチ16a〜16fをオンする。演算制御部21
では、いずれかのワーニングスイッチ16a〜16fか
らの信号が与えられている間は、組立図板11の移動速
度が通常の搬送速度に比べて極端に遅くなるよう、つま
りワーニング時速度設定スイッチ23で設定されている
極端に遅い移動速度になるように、モータ18の回転を
遅くする(ステップS7)。
【0031】そしてワーニング信号が与えられなくなる
までは、その速度でモータを回転させる(ステップS
8)。通常、各作業ステーション14a〜14fの作業
者13a〜13fは、組立図板11の移動に作業がつい
てゆけなくなったとき、一時的にワーニングスイッチ1
6a〜16fをオンする。ワーニングスイッチ16a〜
16fのオンにより組立図板11の移動速度が極端に遅
くなるから、その間にやり残した作業をやり終えること
ができる。そして作業をやり終えた後は、ワーニングス
イッチ16a〜16fをオフにする。
【0032】演算制御部21では、このワーニング信号
がなくなったことに応じて、ダウンタイム設定部25で
設定されているタクト延長時間分、たとえば1秒分だけ
タクトを長くするよう、モータ18の回転速度を遅くす
る(ステップS9)。この結果、図4のタイムチャート
に示すように、出来高信号に応じてタクトはたとえば1
秒ごとに短縮され、ワーニング信号に応じてタクトは1
秒単位で延長される。
【0033】よって、組立図板11の搬送速度、言い換
えればタクトは、各作業ステーション14a〜14fの
作業者13a〜13fが作業可能な最も短い時間に保た
れることになる。なお、初期設定された設定値が好まし
い値でない場合は、作業途中で作業ラインの管理者によ
って設定値が変更される。設定変更の場合は、その旨が
判別され(ステップS5)、設定値変更処理がマニュア
ルで行われる(ステップS6)。
【0034】この実施形態によれば、従来作業者のペー
ス変化に合わせて調節しにくかった作業ラインのタクト
を、自動的に理想的な時間に調整できる。特に、作業者
の作業能率は、1日の間だけを見ても、午前の作業開始
直後、昼食後、および夕方では、細かく異なる。この実
施形態によれば、かかる作業者の作業能率の変化に合わ
せて、常に最も高効率の作業内容が維持できるようにタ
クトが自動調整される。したがって、生産能率の良い組
立作業ラインを実現できる。
【0035】以上の実施形態では、ワイヤーハーネスの
組立作業ラインを例にとって説明したが、コンベアを利
用した同種の組立作業ラインや製造作業ラインに対して
も、この発明は同様に適用することができる。
【0036】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、作業ラインにおけるタクトを作業者が追従可能な
最も短い時間にすることができ、生産効率の良い作業ラ
インを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる自動タクト調節
装置が備えられたワイヤーハーネスの組立作業ラインの
一例を示す図解的な図である。
【図2】自動タクト調節装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】演算制御部の動作内容を示すフローチャートで
ある。
【図4】出来高信号、ワーニング信号、モータ回転速度
およびタクトの関係を表わすタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
11 組立図板 12 コンベア 13a〜13f 作業者 14a〜14f 作業ステーション 15 出来高スイッチ 16a〜16f ワーニングスイッチ 18 モータ 20 自動タクト調節装置 21 演算制御部 22 タクト設定スイッチ 23 ワーニング時速度設定スイッチ 24 アップタイム設定部 25 ダウンタイム設定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアによって複数の作業ステーション
    に順次作業台が搬送される作業ラインに適用され、コン
    ベアの速度を制御することによって、作業ステーション
    における作業時間であるタクトを自動的に調節する装置
    であって、 標準となるタクトを設定する標準タクト設定手段、 1回のタクト短縮時間を設定する短縮時間設定手段、 1回のタクト延長時間を設定する延長時間設定手段、 複数の作業ステーションの中のいずれかの作業ステーシ
    ョンに関連して設けられ、その作業ステーションに対し
    て作業台が移動することに応答して出来高信号を出力す
    る出来高信号出力手段、 複数の作業ステーションのそれぞれに関連して設けら
    れ、各作業ステーションの作業者が作業を完了できない
    ときに操作することに応じて、ワーニング信号を出力す
    る複数のワーニング信号出力手段、および標準タクト設
    定手段に設定されたタクトになるように、コンベアの速
    度を制御し、出来高信号が出力されるごとに、短縮時間
    設定手段に設定された時間だけタクトを短縮するように
    コンベアの速度を増加させ、かつ、複数のワーニング信
    号出力手段のいずれかからワーニング信号が出力された
    ことに応答して、延長時間設定手段に設定された時間だ
    けタクトを延長するようにコンベアの速度を低下させる
    制御手段、を含むことを特徴とする自動タクト調節装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動タクト調節装置におい
    て、 さらに、ワーニング信号が出力されている間の作業台の
    移動速度を設定するワーニング時移動速度設定手段を有
    し、 ワーニング信号が出力されている間は、作業台の移動速
    度がワーニング時速度設定手段で設定されている速度に
    なるように、コンベア速度を制御する制御手段を含むこ
    とを特徴とする自動タクト調節装置。
  3. 【請求項3】複数の作業ステーションにコンベアによっ
    て作業台が順次搬送される作業ラインにおいて、作業ラ
    インにおける作業時間であるタクトを調節する方法であ
    って、 作業台が所定の作業ステーションから離れることに応答
    して、予め定める短縮時間分だけタクトを短縮し、 複数の作業ステーションのいずれかの作業ステーション
    から作業に追従できない旨の信号が与えられたことに応
    答して、予め定める延長時間分だけタクトを延長し、 作業ラインのタクトが作業者が追従可能な最も短い時間
    になるように調整することを特徴とする方法。
JP8089097A 1996-04-11 1996-04-11 タクト調節方法および自動タクト調節装置 Pending JPH09278151A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100429591C (zh) * 2006-07-19 2008-10-29 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种实时监测控制生产流水线作业节拍的方法
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