JPH09279941A - 扉 体 - Google Patents

扉 体

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JPH09279941A
JPH09279941A JP8115766A JP11576696A JPH09279941A JP H09279941 A JPH09279941 A JP H09279941A JP 8115766 A JP8115766 A JP 8115766A JP 11576696 A JP11576696 A JP 11576696A JP H09279941 A JPH09279941 A JP H09279941A
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opening
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Toyoaki Tagami
豊明 田上
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(57)【要約】 【課題】 扉体を駆動手段を用いて鉛直線Aを越える全
開姿勢から略水平な全閉姿勢に揺動変姿させる場合に、
扉体の鉛直線A近傍における開閉作動が円滑になるよう
にする。 【解決手段】 扉体7の開放過程において、鉛直線Aを
越える前段階で扉体に干渉し、鉛直線Aをこえて開放姿
勢になるほど蓄勢する干渉弾機12を設け、駆動モータ
9と揺動支軸8とを連動連結する伝動チエン10の張り
側が常に一定方向になるようにして、扉体7の鉛直線A
近傍での開閉作動を円滑なものにし、駆動モータ9や伝
動チエン10の保護を計る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平な閉鎖姿勢
と略垂直な開放姿勢とに開閉する扉体であって、特に車
道や鉄道等の交通機関が通るためのトンネル内に設けら
れる扉体の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、扉体を、揺動支軸を介して揺動自
在に軸支して略水平な閉鎖姿勢と鉛直線を越えた略垂直
の垂直姿勢とに開閉作動するようにしたものがあるが、
このような扉体を、トンネル内車道から外部に避難する
ための避難通路への開口部に建付けることが試みられて
いる。この場合に、トンネル内に、車両が通行するため
の車道と、該車道の下方に位置する避難通路と、車道の
脇に段差状に高い監視用通路とを設け、該監視用通路の
一部を開閉自在な扉体にして前記車道から避難通路への
避難路を開放できるようにすることが既に提唱されてい
る。そしてこのような扉体が駆動力により開閉作動する
よう、正逆駆動する駆動手段と、該駆動手段の動力を揺
動支軸に連動連結するための動力伝動手段とを設けたも
のにおいて、扉体を開放姿勢にした場合に、該扉体は、
自重では閉鎖姿勢に戻らないよう鉛直線(思案点)を越
えた開放姿勢にすることで、扉体がオーバーハング状態
になって恐怖感を与えることを回避する配慮が要求され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの場合、駆
動手段と揺動支軸とを連動連結している動力伝動手段
は、例えばこれが伝動チエンである場合に弛みが生じて
おり、該弛みがあることによって、伝動チエンの緊張状
態は、図7に示すように、思案点である鉛直線Aを境に
して閉鎖姿勢側と開放姿勢側とにおいて逆になり、この
ため、扉体の開閉作動において鉛直線を越えたとき伝動
チエン10の緊張状態が逆転することになって、扉体7
は、伝動チエン10のチエン弛みに相当する分だけ衝撃
的に揺動する不規則な開閉作動をする。このため、駆動
手段や動力伝動手段に過大な負荷が働いてしまう許りで
なく、これを見た者に恐怖感を与えることとなって問題
があり、ここに本発明が解決しようとする課題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、略水平な閉鎖姿勢から起立して鉛
直線を越えた略垂直の開放姿勢に変姿するよう揺動支軸
を介して揺動自在に軸支された扉体であって、該扉体
に、正逆駆動する駆動手段と、該駆動手段の動力を揺動
支軸に連動連結するための動力伝動手段と、前記鉛直線
を越える前段階の開放姿勢から干渉し、鉛直線を越えて
開放姿勢になるほど蓄勢される干渉弾機とを設けたもの
である。これによって、扉体は鉛直線を越えた起立姿勢
となるように構成したものでありながら開閉作動が円滑
になるうえ、駆動手段や動力伝動手段の保護を計ること
ができる。このものにおいて、本発明は、干渉弾機は圧
縮弾機で構成することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図6に示す図面に基づいて説明する。図面において、
1はトンネル(坑道)であって、該トンネル1は、車両
や鉄道等の交通手段が通行するための車道2が上側に、
火災等の非常時に人がトンネル1外に避難するときに通
行するための避難通路3が下側にそれぞれ区画形成され
た上下二層構造となっている。そして、車道2の一側に
は、車道2路面に対して段差状に高くなった監視用通路
4が形成されており、該監視用通路4には、通路路面か
ら車両側の側面に亘って切欠かれた切欠き部4aが形成
され、この切欠き部4aが、上側車道2から下側の避難
通路3に避難するための避難路(例えば階段状や下がり
坂状になっている)5に続く避難口部4aに設定されて
おり、火災等の非常時に該避難口部4aから避難路5を
通って避難通路3に避難できるようになっているが、こ
のような避難口部4aは、監視用通路4の適宜間隔を存
した複数箇所に形成されてることで、トンネル1内の安
全が計られている。尚、トンネル1下側に区画形成され
る部位には、避難通路3のほかに二つの通路が区画形成
されており、これらに電線等のケーブルを配線する等、
適宜の通路に利用できるものである。
【0006】6は前記避難口部(切欠き部)4aに開閉
自在に設けられる避難扉であって、該避難扉6は車両の
走行方向に移動自在となって避難口部4aを開閉する引
戸式となっているが、該避難扉6は、監視用通路4の側
面対応部位を構成する側面板6aと監視用通路4の路面
対応部位を構成する天井板6bとにより略L字形状に形
成されていると共に、図示しない自閉装置により開放可
能な状態で閉鎖しているが、これらの構成の詳細につい
ても省略する。
【0007】扨、7は閉鎖状態の避難扉6の上方に配設
されていて、該避難扉6に対応する部位における監視用
通路の補強をする扉体であるが、該扉体7の上面基端縁
側には揺動支軸8が一体的に設けられており、該揺動支
軸8をトンネル側壁1aに設けた軸受ブラケット1bに
軸承することで、扉体7は避難扉天井板6b上面に積層
状に位置して略水平となる閉鎖姿勢から、起立して鉛直
線Aを少し越えた開放姿勢に揺動変姿するように設定さ
れており、これによって扉体7は開放姿勢でオーバーハ
ング状態となって停止することはなく、避難者に圧迫感
を与えないように配慮されている。また、揺動支軸8の
扉体7から突出する一端部にはスプロケット8aが設け
られており、該スプロケット8aとトンネル1躯体側に
設けられた斜め下方の駆動モータ9の出力軸9aとのあ
いだに伝動チエン10が懸回されている。そして、扉体
7は、駆動モータ9の正逆駆動に伴う揺動支軸8の正逆
回転に基づいて自動的な開閉作動がなされる設定となっ
ている。
【0008】さらに、揺動支軸8に対向するトンネル側
壁1aには断面略逆L字形の支持板11が設けられてい
るが、該支持板11には圧縮弾機で構成される干渉弾機
12の基端部が止着されている。そしてこの干渉弾機1
2は、扉体7が開放する過程において、鉛直線Aを越え
る少し手前の閉塞側位置から扉体7の基端部に当接して
干渉し、扉体7が開放方向に移動するほど圧縮されてそ
の蓄勢力が増大し、鉛直線Aを越えた開放姿勢で最大の
蓄勢力を発揮するよう弾圧される構成になっている。そ
して前記扉体7の開放過程において、扉体7が鉛直線A
に達した以降の自重閉鎖力よりも干渉弾機12の蓄勢力
の方が勝る設定になっており、これによって、鉛直線A
を越えた開放側での扉体7の開閉揺動は、常に干渉弾機
12の蓄勢力に抗する力(正確には干渉弾機12の蓄勢
力から扉体7の自重閉鎖力を差し引いた力であるが、扉
体7は殆ど起立姿勢であるから自重降下力は僅かであ
る)が駆動モータ9の負荷となって働くから、伝動チエ
ン10は、その張り側が下側チエン10aとなって常に
変化することのない設定になっている。
【0009】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、トンネル1内で火災等の非常時が発生してト
ンネル内にいる人が避難する場合は、閉鎖している避難
扉6を手で開放して避難口部4aを開放し、そしてここ
から避難路5を通って避難通路3に退避できる一方で、
清掃等の作業をする場合に、監視用通路4を作業車が走
行することになるが、このような場合には扉体7を閉鎖
する一方で、監視用通路4に作業具を運びだしたり作業
員が出入りするような場合には扉体7を開放して行うこ
とで、これらを車道2から出入りさせるようなことがな
く、交通に支障を来すことがない。
【0010】このように、扉体7は、必要において開閉
することができるものであるが、扉体7を開閉作動させ
る場合に、扉体7は、自重閉鎖力が僅かになる鉛直線A
より少し手前の閉塞側位置から鉛直線Aを越えて開放姿
勢に至るまでの過程のあいだ、扉体7に干渉する干渉弾
機12の蓄勢力によって常に閉鎖側に付勢される状態で
開閉作動がなされることになる。この結果、開放過程で
は、駆動モータ9からの駆動力は前記干渉弾機12を圧
縮する方向に作用することになって、図6に示すように
伝動チエン10は扉体7が鉛直線Aを越え開放姿勢に至
るまでの全過程で下側チエン10aが張り状態となる。
また、閉鎖過程では、駆動モータ9の駆動力は、干渉弾
機12が干渉しているあいだは圧縮された干渉弾機12
の自然状態への伸長を抑える方向に作用するから、同じ
伝動チエン10は、干渉弾機12の干渉が無くなって扉
体7の自重閉鎖力を受ける状態と同じ下側チエン10a
が張り側となる。このため、従来のもののように鉛直線
Aを越えたときに伝動チエン10の緊張側が逆転してチ
エン弛み分だけ扉体が衝撃的に揺動してしまうような不
規則な開閉作動が生じてしまうことがなく、円滑な開閉
作動が行われることになって、開閉作動を見ている人に
恐怖感を与えるようなこともない許りでなく、駆動モー
タ9、伝動チエン10等の動力伝動機構の保護も計れる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネルの概略斜視図である。
【図2】監視用通路に建付けられた避難扉と扉体の斜視
図である。
【図3】扉体の開閉作動を説明する概略説明図である。
【図4】扉体が起立している状態を示す要部側面図であ
る。
【図5】扉体の閉鎖姿勢を示す要部側面図である。
【図6】要部を説明する側面図である。
【図7】従来例における要部を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 トンネル 2 車道 4 監視用通路 4a 避難口部 5 避難路 6 避難扉 7 扉体 8 揺動支軸 9 駆動モータ 10 伝動チエン 11 支持板 12 干渉弾機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平な閉鎖姿勢から起立して鉛直線を
    越えた略垂直の開放姿勢に変姿するよう揺動支軸を介し
    て揺動自在に軸支された扉体であって、該扉体に、正逆
    駆動する駆動手段と、該駆動手段の動力を揺動支軸に連
    動連結するための動力伝動手段と、前記鉛直線を越える
    前段階の開放姿勢から干渉し、鉛直線を越えて開放姿勢
    になるほど蓄勢される干渉弾機とを設けた扉体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、干渉弾機は圧縮弾機
    で構成されている扉体。
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