JPH09280005A - 蒸気タービンの軸封装置 - Google Patents
蒸気タービンの軸封装置Info
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- JPH09280005A JPH09280005A JP11192196A JP11192196A JPH09280005A JP H09280005 A JPH09280005 A JP H09280005A JP 11192196 A JP11192196 A JP 11192196A JP 11192196 A JP11192196 A JP 11192196A JP H09280005 A JPH09280005 A JP H09280005A
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- sealing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】蒸気タービンの低圧ケーシング側の低圧軸封部
に低温の軸封蒸気を給気し得る構造が簡単な蒸気タービ
ンの軸封装置を提供する。 【解決手段】軸封蒸気ライン12の低圧軸封部6側に給
気弁14と、高圧軸封部5側に排気弁15とを設けて、
前記高圧軸封部5から低圧軸封部6に給気される軸封蒸
気の温度を温度検出器17により検出し、所定の値より
上昇した時に前記給気弁14を開き低温の蒸気を軸封蒸
気ライン12に供給するとともに、軸封蒸気ライン12
の蒸気圧が上昇した時に圧力検出演算器13の指令によ
り開く前記排気弁15を介して復水器16へ高圧軸封部
5からの軸封蒸気を排気して、所定の軸封蒸気圧を維持
するようにする。
に低温の軸封蒸気を給気し得る構造が簡単な蒸気タービ
ンの軸封装置を提供する。 【解決手段】軸封蒸気ライン12の低圧軸封部6側に給
気弁14と、高圧軸封部5側に排気弁15とを設けて、
前記高圧軸封部5から低圧軸封部6に給気される軸封蒸
気の温度を温度検出器17により検出し、所定の値より
上昇した時に前記給気弁14を開き低温の蒸気を軸封蒸
気ライン12に供給するとともに、軸封蒸気ライン12
の蒸気圧が上昇した時に圧力検出演算器13の指令によ
り開く前記排気弁15を介して復水器16へ高圧軸封部
5からの軸封蒸気を排気して、所定の軸封蒸気圧を維持
するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蒸気タービン,
特に復水蒸気タービンの軸封装置において、蒸気タービ
ンの低圧部の低圧ケーシング側の低圧軸封部へ給気され
る軸封蒸気の温度上昇を防止する蒸気タービンの軸封装
置の構成に関する。
特に復水蒸気タービンの軸封装置において、蒸気タービ
ンの低圧部の低圧ケーシング側の低圧軸封部へ給気され
る軸封蒸気の温度上昇を防止する蒸気タービンの軸封装
置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の復水蒸気タービンの軸封
装置を示す構成図である。蒸気タービンのケーシング内
から大気中に高圧部の高圧ケーシングから高温の蒸気が
漏洩、あるいは低圧部の低圧ケーシングから空気が機内
に流入するのを防止するために、ロータがケーシングを
貫通する個所では軸封部を有する軸封装置が設けられて
いる。前記した軸封装置の軸封部の構造は、ラビリンス
形のパッキングからなっており、ロータに沿って流れる
漏洩蒸気は、前記ラビリンスパッキングの連続的な絞り
効果により最小限に制限される。しかしながら、このラ
ビリンスパッキングからなる軸封部はロータに沿って多
少の蒸気の流出あるいは空気の流入を防ぐことができな
いために前記軸封部が蒸気グランド装置に接続されて軸
封部に軸封蒸気を給気してシールドする構成からなる軸
封装置を採用している。
装置を示す構成図である。蒸気タービンのケーシング内
から大気中に高圧部の高圧ケーシングから高温の蒸気が
漏洩、あるいは低圧部の低圧ケーシングから空気が機内
に流入するのを防止するために、ロータがケーシングを
貫通する個所では軸封部を有する軸封装置が設けられて
いる。前記した軸封装置の軸封部の構造は、ラビリンス
形のパッキングからなっており、ロータに沿って流れる
漏洩蒸気は、前記ラビリンスパッキングの連続的な絞り
効果により最小限に制限される。しかしながら、このラ
ビリンスパッキングからなる軸封部はロータに沿って多
少の蒸気の流出あるいは空気の流入を防ぐことができな
いために前記軸封部が蒸気グランド装置に接続されて軸
封部に軸封蒸気を給気してシールドする構成からなる軸
封装置を採用している。
【0003】前記した軸封装置において、蒸気の漏洩防
止を対象とするのは、前記したように蒸気タービンの高
圧部及び中圧部のケーシングの軸封部であり、低圧部の
低圧ケーシング側の軸封部では、低圧ケーシングの内部
が真空であるので空気の流入防止が対象となる。図2に
示した復水蒸気タービン1の軸封装置2は、高圧ケーシ
グ3側及び低圧ケーシング4側の高圧軸封部5及び低圧
軸封部6からなる軸封部7と、この軸封部7に接続され
ている蒸気グランド装置8とからなり、この蒸気グラン
ド装置8は、前記軸封部7への軸封蒸気を供給するグラ
ンド蒸気調整器9と、供給された軸封蒸気を蒸気排気ラ
イン10を介して排気し復水するグランドコンデンサ1
1より構成されている。前記のグランド蒸気調整器9
は、高圧軸封部5と低圧軸封部6を連通する軸封蒸気ラ
イン12と、この軸封蒸気ライン12に連結された軸封
蒸気の蒸気圧力を検出する圧力検出演算器13と、この
圧力検出演算器13の検出信号により開閉する高圧軸封
部5側の軸封蒸気ライン12に連結された給気弁14
と、低圧軸封部6側の軸封蒸気ライン12に連結された
排気弁15から構成されている。
止を対象とするのは、前記したように蒸気タービンの高
圧部及び中圧部のケーシングの軸封部であり、低圧部の
低圧ケーシング側の軸封部では、低圧ケーシングの内部
が真空であるので空気の流入防止が対象となる。図2に
示した復水蒸気タービン1の軸封装置2は、高圧ケーシ
グ3側及び低圧ケーシング4側の高圧軸封部5及び低圧
軸封部6からなる軸封部7と、この軸封部7に接続され
ている蒸気グランド装置8とからなり、この蒸気グラン
ド装置8は、前記軸封部7への軸封蒸気を供給するグラ
ンド蒸気調整器9と、供給された軸封蒸気を蒸気排気ラ
イン10を介して排気し復水するグランドコンデンサ1
1より構成されている。前記のグランド蒸気調整器9
は、高圧軸封部5と低圧軸封部6を連通する軸封蒸気ラ
イン12と、この軸封蒸気ライン12に連結された軸封
蒸気の蒸気圧力を検出する圧力検出演算器13と、この
圧力検出演算器13の検出信号により開閉する高圧軸封
部5側の軸封蒸気ライン12に連結された給気弁14
と、低圧軸封部6側の軸封蒸気ライン12に連結された
排気弁15から構成されている。
【0004】さて、復水蒸気タービン1の起動時には、
前記した軸封装置2の機能を開始させるために、外部か
ら前記吸気弁14を介して前記した軸封部7へ主蒸気等
からの補助蒸気系統から低温の蒸気が供給されて軸封部
7を軸封する。次に、復水蒸気タービン1の出力が増加
した高負荷時においては、復水蒸気タービン1の内部の
蒸気圧力が上昇し、復水蒸気タービン1の高圧部の高圧
ケーシング3の内部からの漏洩蒸気により高圧軸封部5
を軸封し、この高圧軸封部5からの軸封蒸気が前記した
ように低圧軸封部6へ軸封蒸気ライン12を介して給気
され低圧軸封部6の軸封が行われる。そして、この軸封
蒸気ライン12に設けられた圧力検出演算器13の検出
圧力が所定の圧力を超えた時には、余剰の軸封蒸気を排
気弁15により復水器16等の外部へ排気される。この
軸封蒸気ライン12を介して供給される軸封蒸気はグラ
ンド蒸気調整器9により大気圧より僅かに高い115〜
130KPa程度に保たれる。また、グランドコンデン
サ11へ蒸気排気ライン10を介して排気される軸封蒸
気は80〜90KPa程度のわずかな真空に保持されて
いる。
前記した軸封装置2の機能を開始させるために、外部か
ら前記吸気弁14を介して前記した軸封部7へ主蒸気等
からの補助蒸気系統から低温の蒸気が供給されて軸封部
7を軸封する。次に、復水蒸気タービン1の出力が増加
した高負荷時においては、復水蒸気タービン1の内部の
蒸気圧力が上昇し、復水蒸気タービン1の高圧部の高圧
ケーシング3の内部からの漏洩蒸気により高圧軸封部5
を軸封し、この高圧軸封部5からの軸封蒸気が前記した
ように低圧軸封部6へ軸封蒸気ライン12を介して給気
され低圧軸封部6の軸封が行われる。そして、この軸封
蒸気ライン12に設けられた圧力検出演算器13の検出
圧力が所定の圧力を超えた時には、余剰の軸封蒸気を排
気弁15により復水器16等の外部へ排気される。この
軸封蒸気ライン12を介して供給される軸封蒸気はグラ
ンド蒸気調整器9により大気圧より僅かに高い115〜
130KPa程度に保たれる。また、グランドコンデン
サ11へ蒸気排気ライン10を介して排気される軸封蒸
気は80〜90KPa程度のわずかな真空に保持されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した軸
封装置2において、復水蒸気タービン1の運転時におい
て出力が増加するに伴い、高圧軸封部5側から軸封蒸気
ライン12を介して低圧軸封部6に供給される軸封蒸気
の温度は徐々に高くなるために、復水蒸気タービン1の
低圧部から復水器16に連結する排気部の過熱による変
形、及び低圧部側のロータ1aのアライメントに狂いが
生じるために、蒸気排気ライン10の低圧軸封部6側に
温度検出器17を設置して、軸封蒸気の温度が所定の制
限温度を超えた場合に注水スプレー弁18を開放して蒸
気排気ライン10に連結して設けた注水スプレー19よ
り冷却水を注水して低圧軸封部6側に供給される軸封蒸
気を減温させるようにしている。
封装置2において、復水蒸気タービン1の運転時におい
て出力が増加するに伴い、高圧軸封部5側から軸封蒸気
ライン12を介して低圧軸封部6に供給される軸封蒸気
の温度は徐々に高くなるために、復水蒸気タービン1の
低圧部から復水器16に連結する排気部の過熱による変
形、及び低圧部側のロータ1aのアライメントに狂いが
生じるために、蒸気排気ライン10の低圧軸封部6側に
温度検出器17を設置して、軸封蒸気の温度が所定の制
限温度を超えた場合に注水スプレー弁18を開放して蒸
気排気ライン10に連結して設けた注水スプレー19よ
り冷却水を注水して低圧軸封部6側に供給される軸封蒸
気を減温させるようにしている。
【0006】しかしながら、前記した高圧軸封部5から
低圧ケーシング4側の低圧軸封部6へ給気される軸封蒸
気量は少なく、このために適切な所定の温度に低下させ
保持することは非常に難しい。したがって軸封蒸気を減
温するために注水スプレー19から注水する冷却水の水
量を多くした場合には、低圧軸封部6へ冷却水が侵入し
軸封性能を損なう恐れがあるという問題があった。
低圧ケーシング4側の低圧軸封部6へ給気される軸封蒸
気量は少なく、このために適切な所定の温度に低下させ
保持することは非常に難しい。したがって軸封蒸気を減
温するために注水スプレー19から注水する冷却水の水
量を多くした場合には、低圧軸封部6へ冷却水が侵入し
軸封性能を損なう恐れがあるという問題があった。
【0007】この発明の課題は、蒸気タービンの低圧ケ
ーシング側の低圧軸封部へ供給する軸封蒸気を、従来の
ような低圧軸封部への侵入の恐れのある注水により減温
をすることなく、低温の軸封蒸気を供給して排気部等の
過熱を防止し得る軸封装置を提供することにある。
ーシング側の低圧軸封部へ供給する軸封蒸気を、従来の
ような低圧軸封部への侵入の恐れのある注水により減温
をすることなく、低温の軸封蒸気を供給して排気部等の
過熱を防止し得る軸封装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、蒸気タービンのケーシングとロー
タとの間隙からの蒸気の漏洩あるいは空気の流入防止す
る軸封装置において、蒸気タービンの高圧ケーシング側
の高圧軸封部と低圧ケーシング側の低圧軸封部とを連通
する軸封蒸気ラインを介して前記高圧軸封部から低圧軸
封部に給気する軸封蒸気の温度を検出し、検出された温
度が所定値以上の時に低圧軸封部側の軸封蒸気ラインに
設けられた給気弁を開いて低温の蒸気を前記低圧軸封部
に給気するようにする。これにより、軸封蒸気の減温の
ために冷却水を用いることがないので、低圧軸封部に水
が侵入することがなく、高圧軸封部からの高温の軸封蒸
気が直接低圧軸封部へ給気されるのを防止することがで
きる。
ために、この発明は、蒸気タービンのケーシングとロー
タとの間隙からの蒸気の漏洩あるいは空気の流入防止す
る軸封装置において、蒸気タービンの高圧ケーシング側
の高圧軸封部と低圧ケーシング側の低圧軸封部とを連通
する軸封蒸気ラインを介して前記高圧軸封部から低圧軸
封部に給気する軸封蒸気の温度を検出し、検出された温
度が所定値以上の時に低圧軸封部側の軸封蒸気ラインに
設けられた給気弁を開いて低温の蒸気を前記低圧軸封部
に給気するようにする。これにより、軸封蒸気の減温の
ために冷却水を用いることがないので、低圧軸封部に水
が侵入することがなく、高圧軸封部からの高温の軸封蒸
気が直接低圧軸封部へ給気されるのを防止することがで
きる。
【0009】そして、前記した軸封蒸気ラインの高圧軸
封部側に排気弁を設けて、軸封ラインの軸封蒸気の圧力
が所定値以上に上昇した時に、排気弁を開き前記高温の
軸封蒸気を排出するようにすることにより、前記した低
圧軸封部側に設けられた吸気弁から低温の蒸気が供給さ
れることによる軸封蒸気の圧力の上昇を避けて、軸封装
置の軸封部から軸封蒸気が外部へ漏洩するのを防止す
る。
封部側に排気弁を設けて、軸封ラインの軸封蒸気の圧力
が所定値以上に上昇した時に、排気弁を開き前記高温の
軸封蒸気を排出するようにすることにより、前記した低
圧軸封部側に設けられた吸気弁から低温の蒸気が供給さ
れることによる軸封蒸気の圧力の上昇を避けて、軸封装
置の軸封部から軸封蒸気が外部へ漏洩するのを防止す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態から
なる復水蒸気タービンの軸封装置の構成図である。図1
に示すように、この発明の実施の形態からなる軸封装置
2aは、前記した図2に示した従来の構成と同様に、高
圧軸封部5から低圧軸封部6へ軸封蒸気を供給する低圧
軸封部6側の軸封蒸気ライン12に温度検出器17が設
置されている。また、この軸封蒸気ライン12の低圧軸
封部6側には給気弁14が,高圧軸封部5側には排気弁
15がそれぞれ連結されており、高圧軸封部5と低圧軸
封部6との間の軸封蒸気ライン12には軸封蒸気の蒸気
圧力を検出する圧力検出演算器13が設けられている。
そして、前記の外部から蒸気を供給する給気弁14に
は、前記温度検出器17により検出された軸封蒸気の温
度が所定値以上に上昇した場合と、軸封蒸気ライン12
の圧力検出演算器13により検出された軸封蒸気の圧力
が所定値より低下した場合とに前記給気弁14を開く信
号を出力する制御器20が設置されている。
基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態から
なる復水蒸気タービンの軸封装置の構成図である。図1
に示すように、この発明の実施の形態からなる軸封装置
2aは、前記した図2に示した従来の構成と同様に、高
圧軸封部5から低圧軸封部6へ軸封蒸気を供給する低圧
軸封部6側の軸封蒸気ライン12に温度検出器17が設
置されている。また、この軸封蒸気ライン12の低圧軸
封部6側には給気弁14が,高圧軸封部5側には排気弁
15がそれぞれ連結されており、高圧軸封部5と低圧軸
封部6との間の軸封蒸気ライン12には軸封蒸気の蒸気
圧力を検出する圧力検出演算器13が設けられている。
そして、前記の外部から蒸気を供給する給気弁14に
は、前記温度検出器17により検出された軸封蒸気の温
度が所定値以上に上昇した場合と、軸封蒸気ライン12
の圧力検出演算器13により検出された軸封蒸気の圧力
が所定値より低下した場合とに前記給気弁14を開く信
号を出力する制御器20が設置されている。
【0011】一方前記した復水器16へ接続されている
排気弁15は、低圧軸封部6へ軸封蒸気ライン12を介
して給気される軸封蒸気の蒸気圧が前記した値以上とな
ったときに圧力検出演算器13からの検出信号により開
き軸封蒸気を排気するように構成されている。
排気弁15は、低圧軸封部6へ軸封蒸気ライン12を介
して給気される軸封蒸気の蒸気圧が前記した値以上とな
ったときに圧力検出演算器13からの検出信号により開
き軸封蒸気を排気するように構成されている。
【0012】上記したこの発明の軸封装置2aより、温
度検出器17によって高圧軸封部5から低圧軸封部6へ
供給される軸封蒸気の温度を検出し、その検出された温
度が、所定の値を超えた時に前記した制御器20の指令
により給気弁14を開き、補助蒸気系統からの低温の蒸
気を低圧軸封部6に給気するようにする。そして、前記
した給気弁14から供給される低温の蒸気により、軸封
蒸気ライン12の軸封蒸気の蒸気圧が前記した設定値よ
り上昇した場合には、高圧軸封止部5側に設置した排気
弁15より軸封蒸気を復水器16側へ排気することによ
り低圧軸封部6に給気される軸封蒸気を所定の設定圧力
に保持するようにするとともに、高温の軸封蒸気が低圧
軸封部6側へ流入するのを防止している。
度検出器17によって高圧軸封部5から低圧軸封部6へ
供給される軸封蒸気の温度を検出し、その検出された温
度が、所定の値を超えた時に前記した制御器20の指令
により給気弁14を開き、補助蒸気系統からの低温の蒸
気を低圧軸封部6に給気するようにする。そして、前記
した給気弁14から供給される低温の蒸気により、軸封
蒸気ライン12の軸封蒸気の蒸気圧が前記した設定値よ
り上昇した場合には、高圧軸封止部5側に設置した排気
弁15より軸封蒸気を復水器16側へ排気することによ
り低圧軸封部6に給気される軸封蒸気を所定の設定圧力
に保持するようにするとともに、高温の軸封蒸気が低圧
軸封部6側へ流入するのを防止している。
【0013】また、低圧軸封部6へ給気する軸封蒸気の
減少により軸封蒸気圧力が減少した時は、前記の圧力検
出演算器13からの検出信号を受けて制御器20からの
指令により給気弁14を開き前記した低温の蒸気を供給
することにより、軸封蒸気ライン12の軸封蒸気圧を常
に前記したように大気圧より幾分上昇した値に維持する
ように設定している。
減少により軸封蒸気圧力が減少した時は、前記の圧力検
出演算器13からの検出信号を受けて制御器20からの
指令により給気弁14を開き前記した低温の蒸気を供給
することにより、軸封蒸気ライン12の軸封蒸気圧を常
に前記したように大気圧より幾分上昇した値に維持する
ように設定している。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明は、蒸気タービ
ンの高圧軸封部から軸封蒸気ラインを介して低圧軸封部
に給気する軸封蒸気の蒸気温度が所定の制限温度より高
い場合には、軸封蒸気ラインの低圧軸封部側に設けられ
た吸気弁から低温の蒸気を供給することにより低圧軸封
部側に減温された軸封蒸気を給気することができる。そ
して、高圧軸封部からの高温の軸封蒸気を軸封蒸気ライ
ンの高圧軸封部側に設けた排気弁を介して排出すること
により軸封蒸気ラインの軸封蒸気圧を下げることができ
るので、軸封部に給気される軸封蒸気圧を設定値に保持
でき、軸封蒸気圧の上昇による軸封部から外部へ軸封蒸
気が漏洩するのを防止することができる。
ンの高圧軸封部から軸封蒸気ラインを介して低圧軸封部
に給気する軸封蒸気の蒸気温度が所定の制限温度より高
い場合には、軸封蒸気ラインの低圧軸封部側に設けられ
た吸気弁から低温の蒸気を供給することにより低圧軸封
部側に減温された軸封蒸気を給気することができる。そ
して、高圧軸封部からの高温の軸封蒸気を軸封蒸気ライ
ンの高圧軸封部側に設けた排気弁を介して排出すること
により軸封蒸気ラインの軸封蒸気圧を下げることができ
るので、軸封部に給気される軸封蒸気圧を設定値に保持
でき、軸封蒸気圧の上昇による軸封部から外部へ軸封蒸
気が漏洩するのを防止することができる。
【0015】また、この発明による軸封装置は、従来の
ように軸封蒸気を注水スプレーの冷却水により減温する
ことがないので、低圧軸封部へ冷却水が侵入する恐れが
なく、軸封部のシール機能を損なうことがない。また、
軸封蒸気の減温のための前記した注水スプレー装置を採
用していないので、構造が簡単でかつ経済的な軸封装置
が得られる。
ように軸封蒸気を注水スプレーの冷却水により減温する
ことがないので、低圧軸封部へ冷却水が侵入する恐れが
なく、軸封部のシール機能を損なうことがない。また、
軸封蒸気の減温のための前記した注水スプレー装置を採
用していないので、構造が簡単でかつ経済的な軸封装置
が得られる。
【図1】この発明の実施の形態からなる復水蒸気タービ
ンの軸封装置の構成図である。
ンの軸封装置の構成図である。
【図2】従来の復水蒸気タービンの軸封装置の構成図で
ある。
ある。
1 復水蒸気タービン 2 軸封装置 5 高圧軸封部 6 低圧軸封部 7 軸封部 10 蒸気排気ライン 12 軸封蒸気ライン 13 圧力検出器 14 給気弁 15 排気弁 17 温度検出器 18 スプレー弁 19 注水スプレー 20 制御弁
Claims (2)
- 【請求項1】蒸気タービンのケーシングとロータとの間
隙からの蒸気の漏洩あるいは空気の流入防止する軸封装
置において、蒸気タービンの高圧ケーシング側の高圧軸
封部と低圧ケーシング側の低圧軸封部とを連通する軸封
蒸気ラインを介して前記高圧軸封部から低圧軸封部に給
気する軸封蒸気の温度を検出し、検出された温度が所定
値以上の時に低圧軸封部側の軸封蒸気ラインに設けられ
た給気弁を開いて低温の蒸気を前記低圧軸封部に給気す
ることを特徴とする蒸気タービンの軸封装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の蒸気タービンの軸封装置
において、高圧軸封部側の軸封蒸気ラインに排気弁を設
けて、軸封蒸気ラインの軸封蒸気の圧力が所定値以上に
上昇した時に、前記排気弁を開き前記高圧軸封部側から
の高温の軸封蒸気を排気することを特徴とする蒸気ター
ビンの軸封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192196A JPH09280005A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 蒸気タービンの軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192196A JPH09280005A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 蒸気タービンの軸封装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09280005A true JPH09280005A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14573462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11192196A Pending JPH09280005A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 蒸気タービンの軸封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09280005A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022504812A (ja) * | 2018-10-10 | 2022-01-13 | 北京潤能科技有限公司 | ランキンサイクルの効率向上方法 |
| CN113982700A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-01-28 | 华能山东石岛湾核电有限公司 | 一种高温气冷堆轴封供汽系统 |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP11192196A patent/JPH09280005A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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