JPH09280036A - エンジンの排気微粒子処理装置 - Google Patents

エンジンの排気微粒子処理装置

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JPH09280036A
JPH09280036A JP8086693A JP8669396A JPH09280036A JP H09280036 A JPH09280036 A JP H09280036A JP 8086693 A JP8086693 A JP 8086693A JP 8669396 A JP8669396 A JP 8669396A JP H09280036 A JPH09280036 A JP H09280036A
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filter
exhaust
regeneration
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Yasuhisa Kitahara
靖久 北原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの排気微粒子処理装置において、フ
ィルタの再生時期を適確に判定する。 【解決手段】 検出された排圧Pが所定値を越えて上昇
する再生時期を判定する再生時期判定手段131と、フ
ィルタ103の温度を検出するフィルタ温度検出手段1
21と、再生時におけるフィルタ103の温度に応じて
次回に再生が行われる排圧Pを補正する再生時期補正手
段133とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排気中
に含まれる排気微粒子を捕集し、捕集した排気微粒子を
燃焼除去する排気微粒子処理装置の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されるディーゼルエンジン等
にあっては、排気中に含まれるカーボン微粒子(以下、
パーティキュレートまたはPMと呼ぶ)を捕集するフィ
ルタを備えるとともに、フィルタに捕集されたパーティ
キュレートを焼却する再生が行われるようになってい
る。
【0003】従来のエンジンの排気微粒子処理装置とし
て、例えば特開平7−150929号公報に開示された
ものは、フィルタ再生時にフィルタに導入される排気の
流れを遮断し、エアポンプ等を介してフィルタに空気を
供給しつつ、ヒータを通電加熱することにより、フィル
タに捕集されたパーティキュレートの燃焼伝播を促進す
るようになっている。
【0004】排気通路におけるフィルタの前後差圧を検
出する排圧センサを備え、検出された前後差圧が所定値
を越えて上昇する再生時期を判定するようになってい
る。
【0005】フィルタに捕集されたパーティキュレート
量が増大すると、フィルタが付与する圧力損失が増大
し、フィルタの前後差圧が上昇するため、排圧センサに
よって検出された前後差圧に基づいてフィルタの再生時
期を判定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のエンジンの排気微粒子処理装置にあっては、長時間
の運転に伴って燃焼室で潤滑油が燃焼したオイルアッシ
ュや、排気管から剥離した酸化スケール等がフィルタに
堆積する可能性がある。
【0007】フィルタに堆積したオイルアッシュや酸化
スケールは、上記パーティキュレートを焼却するフィル
タの再生処理が行われても、焼却することができない。
【0008】これらのアッシュがある程度フィルタに堆
積すると、パーティキュレートが堆積していない状態で
もフィルタの前後差圧が上昇するため、排圧センサによ
って検出された前後差圧が所定値に達する運転時間が短
くなり、フィルタの再生頻度が多くなるという問題点が
考えられる。
【0009】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、エンジンの排気微粒子処理装置において、フ
ィルタの再生時期を適確に判定することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエンジ
ンの排気微粒子処理装置は、図24に示すように、排気
通路102の途中に介装されて排気粒子を捕集するフィ
ルタ103と、フィルタ103に導入される排気量を調
節する排気遮断手段104と、フィルタ103を加熱す
る加熱手段108と、排気通路102のフィルタ103
より上流側の圧力Pを検出する排圧検出手段122と、
検出された排圧Pが所定値を越えて上昇する再生時期を
判定する再生時期判定手段131と、フィルタ103の
再生時に排気遮断手段104を介してフィルタ103に
導入される排気流を絞るとともに加熱手段108を介し
てフィルタ103を加熱してフィルタ103に捕集され
た排気粒子を燃焼させる再生手段132と、を備えるエ
ンジンの排気微粒子処理装置において、前記フィルタ1
03の温度を検出するフィルタ温度検出手段121と、
再生時におけるフィルタ103の温度に応じて次回に再
生が行われる排圧Pを補正する再生時期補正手段133
と、を備える。
【0011】請求項2に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置は、請求項1に記載の発明において、前記再生時
期補正手段として、再生時におけるフィルタの最高温度
Tpを検出し、検出される最高温度Tpに応じてパーテ
ィキュレート捕集量を推定し、推定されるパーティキュ
レート捕集量が減少するのに応じて次回に再生が行われ
る排圧Pを高めるように補正する構成とする。
【0012】請求項3に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置は、請求項1に記載の発明において、前記再生時
期補正手段として、再生時におけるフィルタの最高温度
Tpに達する最高温度到達時間tTpを検出し、検出され
る最高温度到達時間tTpに応じてパーティキュレート捕
集量を推定し、推定されるパーティキュレート捕集量が
減少するのに応じて次回に再生が行われる排圧Pを高め
るように補正する構成とする。
【0013】請求項4に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置は、請求項1に記載の発明において、前記再生時
期補正手段として、再生時におけるフィルタの最高温度
Tpを検出し、検出される最高温度Tpに応じてフィル
タに堆積したアッシュ量wa1を推定し、推定されるア
ッシュ量wa1が増大するのに応じて次回に再生が行わ
れる排圧Pを高めるように補正する構成とする。
【0014】請求項5に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置は、請求項1に記載の発明において、前記再生時
期補正手段として、再生時におけるフィルタの最高温度
Tpに達する最高温度到達時間tTpを検出し、検出され
る最高温度到達時間tTpに応じてフィルタに堆積したア
ッシュ量wa1を推定し、推定されるアッシュ量wa1
が増大するのに応じて次回に再生が行われる排圧Pを高
めるように補正する構成とする。
【0015】請求項6に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置は、請求項1に記載の発明において、前記再生時
期補正手段として、エンジンの潤滑油消費量を検出し、
検出される潤滑油消費量に応じてフィルタに堆積したオ
イルアッシュ量wa2を推定し、再生時におけるフィル
タ温度Tに応じてフィルタに堆積したアッシュ量wa1
を推定し、オイルアッシュ量wa2とアッシュ量wa1
の差からフィルタ3に堆積した酸化スケール量wa3を
推定し、オイルアッシュ量wa2と酸化スケール量wa
3が増大するのに応じて次回に再生が行われる排圧Pを
高めるように補正する構成とする。
【0016】
【作用】請求項1に記載のエンジンの排気微粒子処理装
置において、フィルタ103の再生時に排気遮断手段1
04を介してフィルタ103に導入される排気流を絞る
とともに加熱手段108を介してフィルタ103を加熱
してフィルタ103に捕集された排気粒子を燃焼させ
る。
【0017】フィルタ103に捕集されたパーティキュ
レート量が増大して、排気通路102のフィルタ103
より上流側の圧力Pが所定値を越えて上昇するフィルタ
103の再生時期を判定する。
【0018】フィルタ103のパーティキュレート捕集
量が増大するほど、再生時におけるフィルタ103の温
度上昇速度が高くなるとともに、最高温度が高くなる特
性がある。
【0019】本発明はこの特性に着目して、再生時にお
けるフィルタ103の温度に応じてフィルタ103のパ
ーティキュレート捕集量を推定し、次回に再生が行われ
る排圧Pを補正する構成により、再生時におけるフィル
タ103のパーティキュレート捕集量を一定に保つこと
ができる。
【0020】この結果、オイルアッシュ等がフィルタ1
03にある程度堆積するのに伴って、フィルタ103の
再生頻度が多くなるという問題点を解消できる。
【0021】請求項2に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置において、フィルタのパーティキュレート捕集量
が減少するほど、再生時におけるフィルタの最高温度T
pが低くなる特性がある。
【0022】本発明はこの特性に着目して、再生時にお
けるフィルタの最高温度Tpが低下するのに応じて、フ
ィルタのパーティキュレート捕集量が減少したものと推
定し、次回に再生が行われる排圧Pを高めるように補正
する構成により、再生時におけるフィルタのパーティキ
ュレート捕集量を一定に保つことができる。
【0023】請求項3に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置において、フィルタのパーティキュレート捕集量
が減少するほど、再生時における最高温度Tpに達する
最高温度到達時間tTpが短くなる特性がある。
【0024】本発明はこの特性に着目して、再生時にお
ける最高温度到達時間tTpが短くなるのに応じて、フィ
ルタのパーティキュレート捕集量が減少したものと推定
し、次回に再生が行われる排圧Pを高めるように補正す
る構成により、再生時におけるフィルタのパーティキュ
レート捕集量を一定に保つことができる。
【0025】請求項4に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置において、フィルタに堆積したアッシュ量wa1
が増大するほど、再生時におけるフィルタの最高温度T
pが低くなる特性がある。
【0026】本発明はこの特性に着目して、再生時にお
けるフィルタの最高温度Tpが低下するのに応じて、ア
ッシュ量wa1が増大したものと推定し、次回に再生が
行われる排圧Pを高めるように補正する構成により、再
生時におけるフィルタのパーティキュレート捕集量を一
定に保つことができる。
【0027】請求項5に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置において、フィルタに堆積したアッシュ量wa1
が増大するほど、再生時における最高温度Tpに達する
最高温度到達時間tTpが短くなる特性がある。
【0028】本発明はこの特性に着目して、再生時にお
ける最高温度到達時間tTpが短くなるのに応じて、アッ
シュ量wa1が増大したものと推定し、次回に再生が行
われる排圧Pを高めるように補正する構成により、再生
時におけるフィルタのパーティキュレート捕集量を一定
に保つことができる。
【0029】請求項6に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置において、排気管の内壁面から剥離した酸化スケ
ールが、オイルアッシュと共にがフィルタに堆積する可
能性がある。酸化スケールとオイルアッシュではその堆
積量に応じたフィルタの圧力損失が異なる。
【0030】本発明はこれに着目し、酸化スケール量w
a3を、潤滑油消費量から推定されたオイルアッシュ量
wa2と、フィルタ温度Tから推定されたアッシュ量w
a1の差として求める。
【0031】フィルタに堆積したオイルアッシュ量wa
3と酸化スケール量wa2がそれぞれ増大するのにした
がって、次回に再生が行われる排圧Pを高めるように補
正する構成により、再生時におけるフィルタのパーティ
キュレート捕集量を一定に保つことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0033】図1において、2は排気通路であり、車両
に搭載されたディーゼルエンジン1からの排気を排気口
5から排出するようになっている。
【0034】排気通路1の途中にはフィルタ3が介装さ
れるとともに、フィルタ3を迂回して排気を導くバイパ
ス路4が配設される。
【0035】フィルタケース10はエンジン1からの排
気がフィルタ3の内側から外側へ抜けるように形成され
ている。こうしてエンジン1からの排気がフィルタ3を
通り、排気中に含まれるパーティキュレートがフィルタ
3に捕集される。フィルタ3は、セラミックファイバを
中空円筒状に巻いて形成するか、セラミックフォームや
メタルフォームを中空円筒状に形成したものが用いられ
る。
【0036】排気通路2のフィルタ3より上流側にバタ
フライ式の排気流路切替バルブ6が介装される。バイパ
ス路4の途中には排気流路切替バルブ7が介装される。
排気流路切替バルブ6と排気流路切替バルブ7が排気遮
断手段を構成する。
【0037】図のように排気流路切替バルブ6が開弁
し、排気流路切替バルブ7が閉弁することにより、エン
ジン1からの排気がフィルタ3を通過し、パーティキュ
レートがろ過された排気が排気口5を介して外部へと排
出される。
【0038】一方、排気流路切替バルブ6が閉弁し、排
気流路切替バルブ7が開弁することにより、エンジン1
からの排気がフィルタ3を迂回してバイパス路4を通過
し、排気口5を介して外部へと排出される。
【0039】フィルタ3の内周側には、電熱ヒータ8が
設けられる。フィルタ再生時にフィルタ3に導入される
排気の流れを遮断しつつ、ヒータ8を通電加熱すること
により、フィルタ3に捕集されたパーティキュレートの
燃焼伝播を促進するようになっている。ヒータ8が加熱
手段を構成する。
【0040】フィルタ再生時にフィルタケース10に外
気を取入る外気取入口11と、フィルタ再生時に発生す
る排気ガスをフィルタケース10から排出する出口12
が設けられる。外気取入口11はフィルタケース10の
下部に開口している。
【0041】排気流路切替バルブ6と排気流路切替バル
ブ7およびヒータ8はコントロールユニット20からの
制御信号により作動して、フィルタ3の再生が行われ
る。
【0042】フィルタ再生時に、排気流路切替バルブ6
を閉じるとともに排気流路切替バルブ7を開いて、所定
時間にわたってヒータ8を通電加熱し、フィルタ3に捕
集されたパーティキュレートを焼却処理する。
【0043】フィルタケース10内でヒータ8の加熱に
より暖まった空気が自然対流により上昇し、出口12か
ら外部に排出される一方、外気が外気取入口11からフ
ィルタケース10に再生用の空気として導入される。
【0044】フィルタ3の再生時期を判定するため、排
気通路2におけるフィルタ3の上流側の排気圧力Pを検
出する排圧センサ(排圧検出手段)22が設けられる。
コントロールユニット20は、フィルタ3に捕集された
パーティキュレート量が増大して、排気通路2のフィル
タ3より上流側の圧力Pが所定値を越えて上昇するフィ
ルタ3の再生時期を判定する。
【0045】フィルタ3に捕集されたパーティキュレー
ト量が増大するのに応じて、排気通路2におけるフィル
タ3の前後差圧が上昇する特性がある。フィルタ3の下
流側は外気取入口11に連通して略大気圧となっている
ため、フィルタ3の上流側の排気圧力Pが、フィルタ3
の前後差圧となる。したがって、排気圧力Pに応じてフ
ィルタ3の再生時期を判定することができる。
【0046】ところで、エンジン1の長時間の運転に伴
って燃焼室で潤滑油が燃焼したオイルアッシュ等がフィ
ルタに堆積する可能性がある。図7に示すように、フィ
ルタ3にオイルアッシュ等がある程度堆積すると、パー
ティキュレートが堆積していない状態でもフィルタ3の
前後差圧が上昇するため、排圧センサ22によって検出
された排圧Pが所定値に達する運転時間が短くなり、フ
ィルタ3の再生頻度が多くなるという問題点が考えられ
る。
【0047】本発明はこれに対処して、フィルタ3の温
度Tを検出するフィルタ温度センサ(フィルタ温度検出
手段)21を設ける。そして、再生時におけるフィルタ
3の温度に応じてフィルタ3のパーティキュレート捕集
量を推定し、再生が行われる排圧Pを補正する。
【0048】図8は、フィルタ3の再生時にヒータ8の
通電時間tに応じてフィルタ温度Tを測定した結果を示
している。フィルタ温度Tは通電時間tに応じて次第に
上昇し、やがて最高温度Tpに達した後、次第に低下す
る。
【0049】フィルタ3の再生時におけるヒータ8に供
給される電力が一定であり、外気取入口11から自然対
流により空気を導入する構成の場合、パーティキュレー
トの燃焼速度はほぼ一定となる。
【0050】したがって、再生開始時のフィルタ温度T
sが決まれば、パーティキュレート捕集量に応じてフィ
ルタ最高温度Tpが決まり、パーティキュレート捕集量
が減少するほど、再生時におけるフィルタ最高温度Tp
が低くなる特性がある。
【0051】この特性に着目し、第一の実施形態とし
て、コントロールユニット20は、再生時におけるフィ
ルタ3の最高温度Tpが低下するのに応じて、フィルタ
3のパーティキュレート捕集量が減少したものと推定
し、フィルタ3の再生が行われる排圧Pを高めるように
補正する。
【0052】図2〜図4のフローチャートはフィルタ3
の再生を行うルーチンを示しており、コントロールユニ
ット20において一定周期毎に実行される。
【0053】これについて説明すると、まず、Step
1にて、エンジン1の回転数N、負荷Q、排圧Pをそれ
ぞれ読込む。
【0054】続いて、Step2にて、後述する再生フ
ラグを基にフィルタ3の再生時かどうかを判定する。
【0055】フィルタ3の非再生時と判定された場合、
Step3に進み、前回の再生時に排圧Pの補正指令が
あるかどうかを判定する。
【0056】前回の再生時に排圧Pの補正指令がある場
合、Step4に進み、排圧補正フラグを基にエンジン
排圧Pの補正が行われているかどうかを判定する。
【0057】エンジン排圧Pの補正が行われていない場
合、Step5に排圧補正フラグをエンジン排圧Pの補
正が行われていないことを示すONとする。
【0058】続いて、Step6にて、前回の再生時に
読込んだ排圧から単位補正量ΔPだけ排圧を補正する。
前回の再生で目標のパーティキュレート捕集量に対して
実際の捕集量が少ないと判定された場合は−ΔPの補正
を行い、見かけ上現在の排圧PがΔPだけ少ないと認識
する。
【0059】続いて、Step7において、Step1
にて読込んだエンジン排圧PもしくはStep6にて補
正された排圧Pに応じて図5に示すマップを基に再生時
期かどうかを判定する。図5のマップには、エンジン回
転数Nおよびエンジン負荷Qに応じて排圧Pが所定値よ
り大きい再生時期領域が予め設定されている。このSt
ep7における処理が再生時期判定手段に相当する。
【0060】再生時期にあることが判定された場合、S
tep8に進んで、再生フラグを再生時であることを示
すONとする。そして、排圧補正フラグをエンジン排圧
Pの補正が行われていないことを示すONとする。
【0061】続いて、Step9にて、排気流路切替バ
ルブ7を開く。
【0062】続いて、Step10にて、排気流路切替
バルブ6を閉じる。
【0063】続いて、Step14にて、再生開始時の
フィルタ3の温度Tsを読込む。
【0064】続いて、Step15にて、ヒータ8に再
生電力Wを供給する。
【0065】Step9〜Step15における処理が
フィルタ再生手段を構成する。
【0066】これにより、フィルタ再生時にフィルタ3
に導入される排気の流れを遮断しつつ、ヒータ8を通電
加熱することにより、フィルタ3に捕集されたパーティ
キュレートの燃焼が行われる。
【0067】続いて、Step16にて、通電加熱後の
フィルタ温度Tが上昇していることが判定された場合、
Step17に進んで、フィルタ3の最高温度(ピーク
温度)Tpを読込む。
【0068】一方、何らかの原因で通電加熱後のフィル
タ温度Tが上昇しないまま、Step25において、ヒ
ータ8の通電時間tが所定時間t1を越えたことが判定
されると、Step24に進んでヒータ8の通電を停止
して、再生を中断する。
【0069】続いて、Step18において、フィルタ
3の再生開始時における温度Tsとフィルタ3の最高温
度Tpに応じて図6に示すマップを基にフィルタ3に堆
積したパーティキュレート量w1を検索する。図6のマ
ップには再生開始時温度Tsと最高温度Tpに応じたパ
ーティキュレート堆積量w1が予め設定されている。
【0070】続いて、Step19にて、検索されたパ
ーティキュレート堆積量w1が目標量w0より小さいこ
とが判定された場合、Step20に進んで、所定の排
圧捕集量ΔPを次回の捕集時排圧から減算する。
【0071】一方、Step21に進んでパーティキュ
レート堆積量w1が目標量w0以上に大きいことが判定
された場合、Step22に進んで、所定の排圧捕集量
ΔPを次回の捕集時排圧から加算する。
【0072】Step17〜22で行われる処理が、再
生時におけるフィルタの温度に応じて再生が行われる排
圧Pを補正する再生時期補正手段に相当する。
【0073】続いて、Step23にて、ヒータ8の通
電時間tが所定時間t1を越えたことが判定されると、
Step24に進んでヒータ8の通電を停止する。
【0074】続いて、Step11にて、排気流路切替
バルブ6を開く。
【0075】続いて、Step12にて、排気流路切替
バルブ7を閉じる。
【0076】続いて、Step13に進んで、再生が終
了したことを示す再生フラグをOFFとして、本ルーチ
ンを終了する。
【0077】これにより、バイパス路4が閉塞されて、
排気の全量がフィルタ3に導入され、パーティキュレー
トの捕集が再開される。
【0078】以上のように、再生時におけるフィルタ3
の最高温度Tpが低下するのに応じて、フィルタ3の再
生が行われる排圧Pを高めるように補正することによ
り、再生時におけるフィルタ3のパーティキュレート捕
集量を一定に保つことができる。この結果、フィルタ3
にオイルアッシュ等がある程度堆積しても、フィルタ3
の再生頻度が多くなることが回避され、ヒータ8に電力
を供給するバッテリの負担が大きくなることを防止でき
る。
【0079】ところで、フィルタ3の再生時におけるパ
ーティキュレートの燃焼速度はほぼ一定であるため、再
生開始時のフィルタ温度Tsが決まれば、再生時におけ
るフィルタのパーティキュレート捕集量が少ないほど、
最高温度Tpに達する最高温度到達時間tTpが短くなる
特性がある。
【0080】この特性に着目し、第二の実施形態とし
て、コントロールユニット20は、再生時におけるフィ
ルタ3の最高温度Tpに達する最高温度到達時間tTp
検出し、最高温度到達時間tTpが短くなるのに応じてフ
ィルタ3のパーティキュレート捕集量が減少したものと
推定し、フィルタ3の再生が行われる排圧Pを高めるよ
うに補正する構成としてもよい。
【0081】図9のフローチャートは前述した図2、図
4に示すフローチャートにつながり、第二の実施形態に
おけるフィルタ3の再生を行うルーチンを示しており、
コントロールユニット20において一定周期毎に実行さ
れる。
【0082】これについて説明すると、再生時、Ste
p14に進んで、再生開始時のフィルタ3の温度Tsを
読込む。
【0083】続いて、Step15にて、ヒータ8に再
生電力Wを供給する。
【0084】続いて、Step16にて、通電加熱後の
フィルタ温度Tが上昇していることが判定された場合、
Step17に進んで、フィルタ3の最高温度Tpに達
する最高温度到達時間tTpを読込む。
【0085】続いて、Step18において、フィルタ
3の再生開始時における温度Tsとフィルタ3の最高温
度到達時間tTpに応じて図10に示すマップを基にフィ
ルタ3に堆積したパーティキュレート量w1を検索す
る。図10のマップには再生開始時温度Tsと最高温度
到達時間tTpに応じたパーティキュレート堆積量w1が
予め設定されている。
【0086】続いて、Step19にて、検索されたパ
ーティキュレート堆積量w1が目標量w0より小さいこ
とが判定された場合、Step20に進んで、所定の排
圧捕集量ΔPを次回の捕集時排圧から減算する。
【0087】一方、Step21に進んでパーティキュ
レート堆積量w1が目標量w0以上に大きいことが判定
された場合、Step22に進んで、所定の排圧捕集量
ΔPを次回の捕集時排圧から加算する。
【0088】Step17〜22で行われる処理が、再
生時におけるフィルタの温度に応じて次回に再生が行わ
れる排圧Pを補正する再生時期補正手段に相当する。
【0089】続いて、Step23にて、ヒータ8の通
電時間tが所定時間t1を越えたことが判定されると、
Step24に進んでヒータ8の通電を停止する。
【0090】一方、何らかの原因で通電加熱後のフィル
タ温度Tが上昇しないまま、Step25において、ヒ
ータ8の通電時間tが所定時間t1を越えたことが判定
されると、Step24に進んでヒータ8の通電を停止
して、再生を中断する。
【0091】以上のように、最高温度到達時間tTに応
じて、次回に再生が行われる排圧Pを高めるように補正
することにより、再生時におけるフィルタ3のパーティ
キュレート捕集量を一定に保つことができる。この結
果、フィルタ3にオイルアッシュ等がある程度堆積して
も、フィルタ3の再生頻度が多くなることが回避され、
ヒータ8に電力を供給するバッテリの負担が大きくなる
ことを防止できる。
【0092】ところで、長時間の運転に伴って燃焼室で
潤滑油が燃焼したオイルアッシュ等がフィルタに堆積す
る可能性がある。フィルタ3の上流側の排気圧力Pが同
じでも、フィルタ3に堆積したアッシュ量が増大するほ
ど、パーティキュレート捕集量が減少する。フィルタ3
の再生時におけるパーティキュレートの燃焼速度はほぼ
一定であるため、再生開始時のフィルタ温度Tsが決ま
れば、フィルタ3に堆積したアッシュ量が増大するほ
ど、再生時におけるフィルタの最高温度Tpが低下する
特性がある。
【0093】この特性に着目し、第三の実施形態とし
て、コントロールユニット20は、再生時におけるフィ
ルタ3の最高温度Tpを検出し、最高温度Tpが低くな
るのに応じてフィルタ3に堆積したアッシュ量が増大し
たものと推定し、次回にフィルタ3の再生が行われる排
圧Pを高めるように補正する構成としてもよい。
【0094】図11のフローチャートは前述した図2、
図4に示すフローチャートにつながり、第三の実施形態
におけるフィルタ3の再生を行うルーチンを示してお
り、コントロールユニット20において一定周期毎に実
行される。
【0095】これについて説明すると、再生時、Ste
p14に進んで、再生開始時のフィルタ3の温度Tsを
読込む。
【0096】続いて、Step15にて、ヒータ8に再
生電力Wを供給する。
【0097】続いて、Step16にて、通電加熱後の
フィルタ温度Tが上昇していることが判定された場合、
Step17に進んで、フィルタ3の最高温度Tpを読
込む。
【0098】続いて、Step18において、フィルタ
3の再生開始時における温度Tsとフィルタ3の最高温
度Tpに応じて図12に示すマップを基にフィルタ3に
堆積したアッシュ量wa1を検索する。図12のマップ
には再生開始時温度Tsと最高温度Tpに応じたアッシ
ュ量wa1が予め設定されている。
【0099】続いて、Step19にて、検索されたア
ッシュ量wa1に応じて図15に示すマップを基に排圧
捕集量ΔP1を検索する。図15のマップにはアッシュ
量wa1が増大するのにしたがって次回にフィルタ3の
再生が行われる排圧Pを高めるように、排圧捕集量ΔP
1が予め設定されている。
【0100】Step17〜19で行われる処理が、再
生時におけるフィルタの温度に応じて次回に再生が行わ
れる排圧Pを補正する再生時期補正手段に相当する。
【0101】続いて、Step20にて、ヒータ8の通
電時間tが所定時間t1を越えたことが判定されると、
Step21に進んでヒータ8の通電を停止する。
【0102】一方、何らかの原因で通電加熱後のフィル
タ温度Tが上昇しないまま、Step22において、ヒ
ータ8の通電時間tが所定時間t1を越えたことが判定
されると、Step21に進んでヒータ8の通電を停止
して、再生を中断する。
【0103】以上のように、最高温度到達時間tTpが短
くなるのに応じて、次回に再生が行われる排圧Pを高め
るように補正することにより、再生時におけるフィルタ
3のパーティキュレート捕集量を一定に保つことができ
る。この結果、フィルタ3にオイルアッシュ等がある程
度堆積しても、フィルタ3の再生頻度が多くなることが
回避され、ヒータ8に電力を供給するバッテリの負担が
大きくなることを防止できる。
【0104】ところで、フィルタ3の上流側の排気圧力
Pが同じでも、フィルタ3に堆積したアッシュ量が増大
するほど、パーティキュレート捕集量が減少する。フィ
ルタ3の再生時におけるパーティキュレートの燃焼速度
はほぼ一定であるため、再生開始時のフィルタ温度Ts
が決まれば、フィルタ3に堆積したアッシュ量が増大す
るほど、再生時におけるフィルタの最高温度Tpに達す
る最高温度到達時間tTpが短くなる特性がある。
【0105】この特性に着目し、第四の実施形態とし
て、コントロールユニット20は、再生時におけるフィ
ルタ3の最高温度Tpに達する最高温度到達時間tTp
検出し、最高温度到達時間tTpが短くなるのに応じてフ
ィルタ3に堆積したアッシュ量が増大したものと推定
し、次回にフィルタ3の再生が行われる排圧Pを高める
ように補正する構成としてもよい。
【0106】図13のフローチャートは前述した図2、
図4に示すフローチャートにつながり、第四の実施形態
におけるフィルタ3の再生を行うルーチンを示してお
り、コントロールユニット20において一定周期毎に実
行される。
【0107】これについて説明すると、再生時、Ste
p14に進んで、再生開始時のフィルタ3の温度Tsを
読込む。
【0108】続いて、Step15にて、ヒータ8に再
生電力Wを供給する。
【0109】続いて、Step16にて、通電加熱後の
フィルタ温度Tが上昇していることが判定された場合、
Step17に進んで、フィルタ3の最高温度Tpに達
する最高温度到達時間tTpを読込む。
【0110】続いて、Step18において、フィルタ
3の再生開始時における温度Tsとフィルタ3の最高温
度到達時間tTpに応じて図14に示すマップを基にフィ
ルタ3に堆積したアッシュ量wa1を検索する。図14
のマップには再生開始時温度Tsと最高温度到達時間t
Tpに応じたアッシュ量wa1が予め設定されている。
【0111】続いて、Step19にて、検索されたア
ッシュ量wa1に応じて図15に示すマップを基に排圧
捕集量ΔP1を検索する。
【0112】Step17〜19で行われる処理が、再
生時におけるフィルタの温度に応じて次回に再生が行わ
れる排圧Pを補正する再生時期補正手段に相当する。
【0113】続いて、Step20にて、ヒータ8の通
電時間tが所定時間t1を越えたことが判定されると、
Step21に進んでヒータ8の通電を停止する。
【0114】一方、何らかの原因で通電加熱後のフィル
タ温度Tが上昇しないまま、Step22において、ヒ
ータ8の通電時間tが所定時間t1を越えたことが判定
されると、Step21に進んでヒータ8の通電を停止
して、再生を中断する。
【0115】以上のように、最高温度到達時間tTpが短
くなるのに応じて、次回に再生が行われる排圧Pを高め
るように補正することにより、再生時におけるフィルタ
3のパーティキュレート捕集量を一定に保つことができ
る。この結果、フィルタ3にオイルアッシュ等がある程
度堆積しても、フィルタ3の再生頻度が多くなることが
回避され、ヒータ8に電力を供給するバッテリの負担が
大きくなることを防止できる。
【0116】次に、第五の実施形態について説明する。
【0117】図1に示すように、エンジンの潤滑油の消
費量を測定するオイルレベルセンサ9が設けられる。
【0118】エンジン1の長時間の運転に伴って排気管
の内壁面から剥離した酸化スケールが、オイルアッシュ
と共にがフィルタに堆積する可能性がある。図21に示
すように、酸化スケールとオイルアッシュではその堆積
量に応じたフィルタ3の圧力損失が異なる。
【0119】本実施形態はこれに対処して、オイルレベ
ルセンサ9によって検出される潤滑油消費量に応じてフ
ィルタ3に堆積したオイルアッシュ堆積量wa2を算出
する。
【0120】そして、再生開始時のフィルタ温度Tsを
検出するとともに、再生時におけるフィルタ3の最高温
度Tpを検出し、最高温度Tpに応じてフィルタ3に堆
積したアッシュ量wa1を算出する。
【0121】算出されたオイルアッシュ堆積量wa1と
wa2の比較から、フィルタ3に堆積した酸化スケール
堆積量を算出する。算出された酸化スケール堆積量が増
大するのに応じて、次回にフィルタ3の再生が行われる
排圧Pを高めるように補正する構成とする。
【0122】図16〜図18のフローチャートはフィル
タ3の再生を行うルーチンを示しており、コントロール
ユニット20において一定周期毎に実行される。
【0123】これについて説明すると、まず、Step
1にて、エンジン1の回転数N、負荷Q、排圧P、オイ
ルレベルセンサ9によって検出されるオイルレベルLを
それぞれ読込む。
【0124】Step14にて、再生開始時のフィルタ
3の温度Tsを読込む。
【0125】続いて、Step15にて、オイルレベル
Lに基づいて前回の再生処理が終了した後からの潤滑油
消費量を読み出す。
【0126】続いて、Step16にて、前回の再生処
理が行われるまでの潤滑油消費量を読み出す。
【0127】続いて、Step17にて、ヒータ8に再
生電力Wを供給する。
【0128】続いて、Step18にて、通電加熱後の
フィルタ温度Tが上昇していることが判定された場合、
Step19に進んで、フィルタ3の最高温度Tpを読
込む。
【0129】続いて、Step20において、フィルタ
3の再生開始時における温度Tsとフィルタ3の最高温
度Tpに応じて図12に示すマップを基にフィルタ3に
堆積したアッシュ量wa1を検索する。
【0130】続いて、Step21にて、オイルレベル
Lに基づいて算出された潤滑油消費量に応じて図19に
示すマップを基にフィルタ3に堆積したオイルアッシュ
量wa2を検索する。
【0131】続いて、Step22にて、オイルアッシ
ュ量wa1とwa2の差に応じてフィルタ3に堆積した
酸化スケール量wa3を算出する。
【0132】続いて、Step23にて、算出された酸
化スケール量wa3に応じて図20に示すマップを基に
フィルタ3に堆積したオイルアッシュ量wa3’に換算
する。図20のマップには酸化スケール量wa3に応じ
たオイルアッシュ量wa3’が予め設定されている。
【0133】続いて、Step24にて、求められたア
ッシュ量wa1+wa3’に応じて図15に示すマップ
を基に排圧捕集量ΔP1を検索する。
【0134】Step19〜24で行われる処理が、フ
ィルタ3に堆積したオイルアッシュ量と酸化スケール量
に応じて次回に再生が行われる排圧Pを補正する再生時
期補正手段に相当する。
【0135】続いて、Step25にて、ヒータ8の通
電時間tが所定時間t1を越えたことが判定されると、
Step26に進んでヒータ8の通電を停止する。
【0136】一方、何らかの原因で通電加熱後のフィル
タ温度Tが上昇しないまま、Step27において、ヒ
ータ8の通電時間tが所定時間t1を越えたことが判定
されると、Step26に進んでヒータ8の通電を停止
して、再生を中断する。
【0137】続いて、Step11にて、排気流路切替
バルブ6を開く。
【0138】続いて、Step12にて、排気流路切替
バルブ7を閉じる。
【0139】続いて、Step13に進んで、再生が終
了したことを示す再生フラグをOFFとして、本ルーチ
ンを終了する。
【0140】以上のように、フィルタ3に堆積したオイ
ルアッシュ量と酸化スケール量に応じて、次回に再生が
行われる排圧Pを高めるように補正することにより、再
生時におけるフィルタ3のパーティキュレート捕集量を
一定に保つことができる。この結果、フィルタ3にオイ
ルアッシュ等がある程度堆積しても、フィルタ3の再生
頻度が多くなることが回避され、ヒータ8に電力を供給
するバッテリの負担が大きくなることを防止できる。
【0141】次に、第六の実施形態として、フィルタ3
の再生を行うルーチンを図22のフローチャートのよう
に構成してもよい。図22のフローチャートは前述した
図16、図18に示すフローチャートにつながる。
【0142】これについて説明すると、Step19に
おいて、フィルタ3の最高温度Tpに達する最高温度到
達時間tTpを読込む。
【0143】Step20において、フィルタ3の再生
開始時における温度Tsとフィルタ3の最高温度到達時
間tTpに応じて図14に示すマップを基にフィルタ3に
堆積したアッシュ量wa1を検索する。
【0144】次に、第七の実施形態として、フィルタ3
の再生を行うルーチンを図23のフローチャートのよう
に構成してもよい。図23のフローチャートは前述した
図2、図4に示すフローチャートにつながる。
【0145】これについて説明すると、フィルタ3の最
高温度Tpを読込み、Step18において、フィルタ
3の最高温度Tpに達する最高温度到達時間tTpを読込
む。
【0146】Step19において、フィルタ3の再生
開始時における温度Tsとフィルタ3の最高温度Tpお
よび最高温度到達時間tTpに応じてフィルタ3に堆積し
たパーティキュレート量w1を検索する。これにより、
パーティキュレート堆積量w1をさらに高い精度をもっ
て推定できる。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載のエ
ンジンの排気微粒子処理装置によれば、再生時における
フィルタの温度に応じてフィルタのパーティキュレート
捕集量を推定し、次回に再生が行われる排圧Pを補正す
る構成のため、オイルアッシュ等がフィルタに堆積する
のに伴って、フィルタの再生頻度が多くなるという問題
点を解消でき、バッテリ負担を低減することができる。
【0148】請求項3に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置によれば、再生時における最高温度到達時間tTp
が短くなるのに応じて、フィルタのパーティキュレート
捕集量が減少したものと推定し、次回に再生が行われる
排圧Pを高めるように補正する構成のため、再生時にお
けるフィルタのパーティキュレート捕集量を一定に保つ
ことができる。
【0149】請求項4に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置によれば、再生時におけるフィルタの最高温度T
pが低下するのに応じて、アッシュ量wa1が増大した
ものと推定し、次回に再生が行われる排圧Pを高めるよ
うに補正する構成のため、再生時におけるフィルタのパ
ーティキュレート捕集量を一定に保つことができる。
【0150】請求項5に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置によれば、再生時における最高温度到達時間tTp
が短くなるのに応じて、アッシュ量wa1が増大したも
のと推定し、次回に再生が行われる排圧Pを高めるよう
に補正する構成のため、再生時におけるフィルタのパー
ティキュレート捕集量を一定に保つことができる。
【0151】請求項6に記載のエンジンの排気微粒子処
理装置によれば、フィルタに堆積したオイルアッシュ量
wa3と酸化スケール量wa2に応じて、次回に再生が
行われる排圧Pを高めるように補正する構成のため、再
生時におけるフィルタのパーティキュレート捕集量を一
定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す排気微粒子処理装置の
システム図。
【図2】同じく再生時の制御内容を示すフローチャート
の前部分。
【図3】同じく再生時の制御内容を示すフローチャート
の中間部分。
【図4】同じく再生時の制御内容を示すフローチャート
の後部分。
【図5】同じく再生時期を設定したマップ。
【図6】同じくパーティキュレート堆積量を設定したマ
ップ。
【図7】同じくエンジン排圧とパーティキュレート堆積
量の関係を示す特性図。
【図8】同じくヒータ通電時間とフィルタ温度の関係を
示す特性図。
【図9】第二の実施形態を示す再生時の制御内容を示す
フローチャートの中間部分。
【図10】同じくパーティキュレート堆積量を設定した
マップ。
【図11】第三の実施形態を示す再生時の制御内容を示
すフローチャートの中間部分。
【図12】同じくパーティキュレート堆積量を設定した
マップ。
【図13】第四の実施形態を示す再生時の制御内容を示
すフローチャートの中間部分。
【図14】同じくパーティキュレート堆積量を設定した
マップ。
【図15】同じくオイルアッシュ堆積量に対する再生時
期排圧補正量の関係を示す特性図。
【図16】第五の実施形態を示す再生時の制御内容を示
すフローチャートの前部分。
【図17】同じく再生時の制御内容を示すフローチャー
トの中間部分。
【図18】同じく再生時の制御内容を示すフローチャー
トの後部分。
【図19】同じく潤滑油消費量とオイルアッシュ堆積量
の関係を示す特性図。
【図20】同じく酸化スケール堆積量とオイルアッシュ
堆積量の関係を示す特性図。
【図21】同じく酸化スケール堆積量とオイルアッシュ
堆積量に対するフィルタの前後差圧の関係を示す特性
図。
【図22】第六の実施形態を示す再生時の制御内容を示
すフローチャートの中間部分。
【図23】第七の実施形態を示す再生時の制御内容を示
すフローチャートの中間部分。
【図24】請求項1に記載の発明のクレーム対応図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 排気通路 3 フィルタ 4 バイパス路 6 排気流路切替バルブ 7 排気流路切替バルブ 8 ヒータ 9 オイルレベルセンサ 20 コントロールユニット 21 フィルタ温度センサ 22 排圧センサ 102 排気通路 103 フィルタ 104 排気遮断手段 108 加熱手段 121 フィルタ温度検出手段 122 排圧検出手段 131 再生時期判定手段 132 再生手段 133 再生時期補正手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気通路の途中に介装されて排気粒子を捕
    集するフィルタと、 フィルタに導入される排気量を調節する排気遮断手段
    と、 フィルタを加熱する加熱手段と、 排気通路のフィルタより上流側の圧力Pを検出する排圧
    検出手段と、 検出された排圧Pが所定値を越えて上昇する再生時期を
    判定する再生時期判定手段と、 フィルタ再生時に排気遮断手段を介してフィルタに導入
    される排気流を絞るとともに加熱手段を介してフィルタ
    を加熱してフィルタに捕集された排気粒子を燃焼させる
    再生手段と、 を備えるエンジンの排気微粒子処理装置において、 前記フィルタの温度を検出するフィルタ温度検出手段
    と、 再生時におけるフィルタの温度に応じて次回に再生が行
    われる排圧Pを補正する再生時期補正手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの排気微粒子処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記再生時期補正手段として、 再生時におけるフィルタの最高温度Tpを検出し、 検出される最高温度Tpに応じてパーティキュレート捕
    集量を推定し、 推定されるパーティキュレート捕集量が減少するのに応
    じて次回に再生が行われる排圧Pを高めるように補正す
    る構成としたことを特徴とする請求項1に記載のエンジ
    ンの排気微粒子処理装置。
  3. 【請求項3】前記再生時期補正手段として、 再生時におけるフィルタの最高温度Tpに達する最高温
    度到達時間tTpを検出し、 検出される最高温度到達時間tTpに応じてパーティキュ
    レート捕集量を推定し、 推定されるパーティキュレート捕集量が減少するのに応
    じて次回に再生が行われる排圧Pを高めるように補正す
    る構成としたことを特徴とする請求項1に記載のエンジ
    ンの排気微粒子処理装置。
  4. 【請求項4】前記再生時期補正手段として、 再生時におけるフィルタの最高温度Tpを検出し、 検出される最高温度Tpに応じてフィルタに堆積したア
    ッシュ量wa1を推定し、 推定されるアッシュ量wa1が増大するのに応じて次回
    に再生が行われる排圧Pを高めるように補正する構成と
    したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気
    微粒子処理装置。
  5. 【請求項5】前記再生時期補正手段として、 再生時におけるフィルタの最高温度Tpに達する最高温
    度到達時間tTpを検出し、 検出される最高温度到達時間tTpに応じてフィルタに堆
    積したアッシュ量wa1を推定し、 推定されるアッシュ量wa1が増大するのに応じて次回
    に再生が行われる排圧Pを高めるように補正する構成と
    したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気
    微粒子処理装置。
  6. 【請求項6】前記再生時期補正手段として、 エンジンの潤滑油消費量を検出し、 検出される潤滑油消費量に応じてフィルタに堆積したオ
    イルアッシュ量wa2を推定し、 再生時におけるフィルタ温度Tに応じてフィルタに堆積
    したアッシュ量wa1を推定し、 オイルアッシュ量wa2とアッシュ量wa1の差からフ
    ィルタ3に堆積した酸化スケール量wa3を推定し、オ
    イルアッシュ量wa2と酸化スケール量wa3が増大す
    るのに応じて次回に再生が行われる排圧Pを高めるよう
    に補正する構成としたことを特徴とする請求項1に記載
    のエンジンの排気微粒子処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011122596A (ja) * 2011-01-13 2011-06-23 Nissan Motor Co Ltd 排ガス浄化フィルタの再生開始時期制御装置及び再生開始時期制御方法
WO2013077130A1 (ja) 2011-11-22 2013-05-30 日立建機株式会社 建設機械
JP2013245615A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Toyota Motor Corp エンジンの排気浄化装置

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