JPH09280472A - サイレンサ - Google Patents

サイレンサ

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JPH09280472A
JPH09280472A JP8088059A JP8805996A JPH09280472A JP H09280472 A JPH09280472 A JP H09280472A JP 8088059 A JP8088059 A JP 8088059A JP 8805996 A JP8805996 A JP 8805996A JP H09280472 A JPH09280472 A JP H09280472A
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JP
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inner cylinder
silencer
partition plate
cylinder
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JP8088059A
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Inventor
Junichi Okano
淳一 岡野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 宇宙ステーション内部のダクト等で発生する
騒音を減衰させるサイレンサに関し、サイレンサ内の消
音機能部品を変更するのみで減衰特性を変更できる。 【解決手段】 外筒1には中央部に複数のネジ穴12を
有し、ポート3が取付けられ、カバーボルト10で両端
からカバー2が取付けられる。カバー2にはフランジ
(A)4、(B)5が溶接され、Oリング6を介して接
し、クランプ7で固定され、共鳴型サイレンサを構成す
る。周波数の減衰量変更の場合、クランプ7を外し、ボ
ルト10をゆるめ、外筒1とカバー2を分離し、ポート
3を取外し、この直径(D)、長さ、穴径(d)を変え
たポートと取替え、又、これらの個数を変化させて空間
容積11の内部容量を変化させるのみで減衰量変更がで
き、全長寸法を変えず、機能部品の変更のみで良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宇宙ステーション
内部に設置されるエアダクト内で発生する騒音を一定の
周波数範囲において可変減衰が可能であり、又、一般建
築物の内部に設置される空調及び排気ダクト等の消音設
備としても適用可能なサイレンサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されているサイレンサは、設
置するダクト内で発生する騒音特性が把握されており、
減衰させる周波数範囲が確定されているため、代表的な
公知例(特開平−248090号)においても、それぞ
れの減衰させる周波数帯域を吸音することが可能なサイ
レンサを個々に製作し、それらを適宜、任意に組合せ、
接続し、騒音の低減を図っている。
【0003】上記の公知例において、詳しい構造の説明
は省略するが、複数のサイレンサユニットを個々に製作
し、各ユニットは多数の透孔を有する内筒、内筒の外側
に所定の減音空間を保った外筒、この空間内周囲に配設
した吸音材、内筒内に吸音すべき通路を有して共鳴型消
音器を構成している。これらのユニットを吸音通路に沿
ってフランジを用いたボルト、ナット結合により複数個
連通して任意に組合せ、共鳴効果と吸音材による吸音効
果によって騒音を減衰させるものである。しかし、この
ようなサイレンサにおいては、設置空間は減衰させる周
波数帯域によって増減し、これらユニットを複数個接続
しているので一定の限られた空間への設置は大半が困難
となっている。
【0004】図4は従来のエアダクト等の騒音を減衰す
る共鳴型サイレンサの図で、(a)は断面図、(b)は
そのD−D矢視図である。図において、61は外筒、6
2はカバー、63はポートである。このように、外筒6
1にポート63が円周上に一定間隔で配置され、溶接し
た後、カバー62で覆い、外筒61へ溶接組立によって
固定構造のサイレンサとして設計・製作される。
【0005】又、図5は別の従来例で、膨張型サイレン
サであり、(a)は断面図、(b)はそのE−E矢視図
である。図において、71は外筒、72は内筒、73は
仕切板であり、内筒72と仕切板73とを溶接したもの
を外筒71への溶接組立による固定構造のサイレンサと
して設計・製作される。
【0006】ところが、現在、開発途中にある宇宙ステ
ーションでは、ダクト内及び送風用ファン等からの発生
する騒音周波数の特性範囲を予想することが解析等によ
る手法では困難である。また、ダクトの艤装について
は、取付位置、施工ルート等も変更の可能性が有りうる
ため仕様決定には、サイレンサ設置後の騒音計測試験に
よる試験結果をもとに騒音特性の仕様が確定される可能
性もある。
【0007】そこで、サイレンサの構造としては、上記
に説明の図4に示すポート63の消音機能部品や、図5
に示す内筒72と仕切板73からなる溶接組立品を交換
もしくは取り付け変更が可能な着脱機能を設置させ、発
生した騒音周波数に対して、ある一定範囲内における減
衰機能をサイレンサに付属させることが強く望まれてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、宇宙ス
テーション等に使用するサイレンサにおいては、次のよ
うな課題がある。
【0009】(1)ダクトの艤装仕様(取付位置、施工
ルート)が計画段階であるため変更の可能性があり、ダ
クト内部での発生する騒音の周波数特性の範囲が限定さ
れず予想が困難である。
【0010】(2)上記に示したように、ダクト内で発
生する騒音のうち、減衰すべき周波数域は予想が困難な
ため、サイレンサの構成部品である消音機能を有する単
体部品のみの交換、もしくは変更することが可能な着脱
機能をサイレンサへ付属させ、機能部品のみの製作によ
り費用の削減を図る必要がある。
【0011】(3)サイレンサは、分割構造としサイレ
ンサ内部の消音機能部品を交換・変更することができ、
しかも、分解・組立作業は、容易に取り扱いが可能な結
合方式を用いる必要がある。
【0012】(4)ダクト側でのサイレンサを設置する
一定空間が確保されているため、サイレンサの全長寸法
を変更することができない。
【0013】(5)サイレンサの全長寸法を変えること
なく、減衰すべき周波数域の吸音が可能な様、周波数特
性の異る2形式の膨張型及び共鳴型の減衰機能を同時に
成立させることが可能な構造を持ったサイレンサの開発
が望まれている。
【0014】本発明はこのような課題を解決するため
に、従来のサイレンサを改良し、消音機能を有する単位
部品や溶接組立部品を交換もしくは変更を容易に行うこ
とができるサイレンサ、更に、膨張型及び共鳴型の両方
の形式を備え、一体構造化を図り、発生する各々の騒音
周波数に対して、ある一定範囲内における減衰機能を同
時に成立するサイレンサを設計・開発することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、次の
ような(1)、(2)、(3)の手段を提供する。
【0016】(1)内部が空気通路となる円筒状の外筒
と;同外筒の周囲に設けられ、同外筒の壁のネジ穴に螺
合して同外筒壁の内外を連通する複数のポートと;前記
外筒の周囲に空間を保ち、同複数のポートを密閉する2
分割の円筒状であって、前記外筒の両端部ではそれぞれ
円板状壁面を有し、前記外筒の取付部にシール材を介し
て着脱可能に取付けると共に、中央部ではそれぞれ接合
フランジを有し、シール材を介して接するカバーと;同
カバーの接合フランジ部分の全周を外部から覆い、締結
するクランプとを具備してなることを特徴とするサイレ
ンサ。
【0017】(2)内部が空気通路となる円筒状の内筒
と;同内筒の中央部外周に固定された円板状の仕切板
と;同仕切板の端部全周を左右両側から挟み込むと共に
シール材を介して接合する接合フランジをそれぞれ有す
る円筒状2分割構造であって、前記内筒の周囲に空間を
保ち、両端には前記内筒の空気通路と連通する入口をそ
れぞれ有する外筒と;同外筒の接合フランジ部分の全周
を外部から覆い、締結するクランプとを具備してなるこ
とを特徴とするサイレンサ。
【0018】(3)内部が空気通路となる円筒状の内筒
と;同内筒の中央部の周囲に設けられ、同内筒の壁のネ
ジ穴に螺合して同外筒壁の内外を連通する複数のポート
と;前記内筒の両端部の外周にそれぞれシール材を介し
て着脱可能に取付けられた円板状の仕切板と;同両仕切
板の間で前記内筒の周囲に空間を保ち、前記複数のポー
トを密閉する円筒状であって、両端に前記仕切板と接す
る第1の接合フランジを有する中間外筒と;前記内筒の
両端部にそれぞれ設けられた円筒状であって、一端には
前記内筒の空気通路と連通する入口を有し、他端には第
2の接合フランジを有し、前記第1の接合フランジとの
間で前記仕切板を挟み込むと共に、シール材を介して同
第1の接合フランジとそれぞれ接する外筒と;前記両仕
切板の接合フランジ部分の全周を外部からそれぞれ覆
い、締結するクランプとを具備してなることを特徴とす
るサイレンサ。
【0019】本発明はこのような手段により、その
(1)の手段においては、周波数の減衰量を変更する場
合には、クランプをゆるめてクランプを取り外し、着脱
可能に外筒に取付けてあるカバーを外筒から分離する。
この分離はカバーが2分割構造であり、接合フランジで
接合しているのみであり、クランプを外すことにより容
易になされる。その後、外筒に装着しているポートをネ
ジ穴から外し、直径、長さ、穴径の寸法の異るポートと
変更するか、あるいはポートの数量を変更することによ
り空間容積を変更し、所望の周波数特性に変化させるこ
とができる。
【0020】従って、クランプの固定方式を用いるので
分解・組立等の着脱作業が短縮でき取り扱いを容易に行
うことが可能となり、消音機能部品のみの交換・変更に
より、サイレンサの外観形状及び寸法は、一定範囲内の
寸法で変化することなく、減衰周波数範囲の可変が可能
となる。
【0021】(2)の手段においては、周波数の減衰量
を変更する場合には、クランプをゆるめてクランプを取
り外し、着脱可能に仕切板に取付けてある外筒を分離す
る。この分離は外筒が左右の2分割構造であり、接合フ
ランジで接合しているのみであり、クランプを外すこと
により容易になされる。その後、内筒と仕切板が一体と
なった組立品を取り出し、内筒の口径、長さ寸法を変更
し、この径に合った仕切板を組立てた別の組立品と取り
替える。この内筒の寸法変更により所望の減衰周波数特
性に変化させることができる。
【0022】従って、(1)と同様にクランプによる固
定方式を用いることにより、分解、組立等の着脱作業が
短縮でき取り扱いを容易に行うことが可能となり、消音
機能部品のみの交換・変更によりサイレンサの外観形状
及び寸法は、一定範囲内の寸法で変化することなく、減
衰周波数範囲の可変が可能となる。
【0023】(3)の手段においては、周波数の減衰量
を変更する場合には、クランプをゆるめてクランプを外
し、左右の外筒、中間外筒は分離可能であり、更に仕切
板と内筒も着脱可能に取付けてあるので分離することが
できる。このような状態において内筒に装着しているポ
ートをネジ穴から外し、その直径、長さ、穴径の寸法の
異るポートと変更し、更に、もとの内筒と仕切板から内
筒の口径、長さ寸法の異る内筒とそれに合った仕切板と
に変更することにより空間容積が増減され、所望の減衰
量に変更することができる。
【0024】従って、(1)、(2)と同様に、クラン
プによる固定方式を用いることにより、分解・組立等の
着脱作業が短縮でき取り扱いを容易に行うことが可能と
なる。更に、消音機能部品のみの交換・変更によりサイ
レンサの外観形状及び全長寸法は、一定範囲内の寸法で
変化することなく、膨張型及び共鳴型の2種類の減衰機
能を1台のサイレンサに付属させることにより、同時に
異った減衰すべき周波数帯域の吸音が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の
実施の第1形態に係るサイレンサで、(a)は断面図、
(b)はそのA−A断面図である。図において、1は外
筒、2はカバー、3はポート、3aはポートの穴径、4
はフランジ(A)、5はフランジ(B)、6はOリン
グ、7はクランプ、8はボルト、9はナット、10はカ
バーボルト、11は空間容積、12はネジ穴である。
【0026】本実施の第1形態では、上記部品で共鳴型
サイレンサを構成しており、外筒1の中央部分には、消
音機能部品であるポート3を取付けるため、円周上に一
定間隔でネジ穴12の加工がされている。また、カバー
2とフランジ(A)4、フランジ(B)5は、それぞれ
溶接により左右のカバー2に組立固定されており、この
カバー2はOリング6を、フランジ(A)4と(B)5
の間及び外筒1との間に挿入し、外筒1へポート3を覆
う様にカバーボルト10で固定され、その後、フランジ
(A)4とフランジ(B)5の外周部分をクランプ7に
より固定し、外筒1とカバー2との間には、空間容積1
1が配置される。
【0027】次に上記構成の共鳴型サイレンサの周波数
の減衰量を変更する場合の分解手順について説明する。
まず、クランプ7のボルト8、ナット9をゆるめてクラ
ンプ7を取り外した後、カバーボルト10をゆるめてカ
バー2と外筒1とを分離する。そして、外筒1の外円周
上に配置されているポート3を取り外す。
【0028】このような共鳴型サイレンサによる周波数
の減衰量を増減する場合は、外筒1の中央部分の円周上
に配置されているポート3の直径(D)、長さ、穴径
(d)の寸法変更を行い、又、これらの変更に加えて、
ポート3の設置個数を変更することにより、外筒1とカ
バー2で囲まれた空間容積11の内部容量を変化させ、
減衰量の変更が対応でき、クランプ7とカバーボルト1
0のみの着脱によってポート3の寸法が異った部品と交
換することにより、共鳴型サイレンサの全長寸法を変更
することなく周波数の減衰特性の変化が得られる。
【0029】なお、図1のサイレンサにおいては、ポー
ト3が外筒1円周上に一列に設けられているが、これを
複数列にしたり、又は千鳥状にしても良い。
【0030】次に、図2は本発明の実施の第2形態に係
るサイレンサで、(a)は断面図、(b)はそのB−B
矢視図である。図において、21は外筒、22は内筒、
23は仕切板、24はフランジ(A)、25はフランジ
(B)、26はOリング、27はクランプ、28はボル
ト、29はナットを示している。
【0031】本実施の第2形態では、上記部品で膨張型
のサイレンサを構成しており、外筒21とフランジ
(A)24及びフランジ(B)25は溶接により外筒2
1に組立固定されており、フランジ(A)24、(B)
25は接合時に中央部に溝を有し、かつ、中央部分で分
割できる構造となっている。また、内筒2の中央部分の
溝には円板状の仕切板23の端が挿入され、仕切板23
は内筒22の周面に溶接により組立固定されている。
【0032】サイレンサの組立時には、フランジ(A)
24と(B)25の接合時の溝に内筒22と共に一体部
品となっている仕切板23を挿入して取付け、このフラ
ンジ部の外周部分をクランプ27により接合固定し、外
筒21の中央位置に仕切板3を介して内筒2が配置さ
れ、膨張型サイレンサを構成している。
【0033】このような膨張型サイレンサの周波数の減
衰量を変更する場合の分解手順について説明する。ま
ず、クランプ27のボルト28、ナット29をゆるめ
て、クランプ27を取り外す。するとフランジ(A)2
4と(B)25は、2分割となり、サイレンサ内部より
内筒22と仕切板23との組立品を取り出す。
【0034】次に、このような膨張型サイレンサによる
周波数の減衰量を増減する場合は、内筒22の口径及び
長さ寸法と仕切板23の内筒2を組み合せる穴径寸法を
変更すれば対応でき、寸法の異った内筒と仕切板との組
立品である消音機能部品を数種類、製作しておき、サイ
レンサ中央部分に配置されているクランプ27の着脱に
よって、簡単に消音機能部品のみの交換もしくは変更が
でき、サイレンサの全長寸法を変更することなく周波数
の減衰特性を変化させることが可能である。
【0035】次に、図3は本発明の実施の第3形態に係
るサイレンサで、(a)は断面図、(b)はそのC−C
断面図である。本第3形態は膨張型と共鳴型の消音機能
を一体化させたサイレンサであり、ダクト配管への取付
けについては、図1に示す第1形態の共鳴型と図2に示
す第2形態の膨張型の各サイレンサを直列接続によって
も消音機能は得られるが、サイレンサの設置空間が拡大
するため、2種類の機能を一体化させ、全長寸法が変わ
らず、しかも周波数の減衰量が変更可能な構造が成り立
つように工夫したものである。
【0036】図において、31は外筒、32は内筒、3
3は中間外筒、34はポート、35は仕切板、36はフ
ランジ(A)、37はフランジ(B)、38はOリン
グ、39はクランプ、40はボルト、41はナット、4
2は固定ボルト、43は空間容積、44はネジ穴を示し
ている。
【0037】本実施の第3形態は上記の部品で膨張型と
共鳴型を一体化したサイレンサを構成し、外筒31とフ
ランジ(A)36、中間外筒33の両端とフランジ
(B)37はそれぞれ溶接により組立固定されており、
この両フランジ(A)36、(B)37の接合部には溝
を形成し、かつ、中央部分で分割できる構造となってい
る。
【0038】また、内筒32の中央部分には、消音機能
部品であるポート34を取付けるため、円周上に一定間
隔でネジ穴44の加工がされており、左右両端部には仕
切板35を固定ボルト42で固定できる様、ネジ穴が加
工されている。
【0039】組立時には、まず内筒32へポート34を
取付後、片側一方のみ仕切板35をOリング38を挿入
すると共に固定ボルト42で取付固定し、中間外筒33
に溶接で固定された片側一方のフランジ(B)37の溝
部分に内筒32と組み合せた仕切板35を当接し、取付
ける。そして、内筒32の反対側にも同様に仕切板33
を固定ボルト42により取付固定する。このとき、中間
外筒33に付属した片側他方のフランジ(B)37の溝
部分へ一致する様、組み立て、内筒32と中間外筒33
の間に空間容積43が配置される。
【0040】さらに、外筒31に付属したフランジ
(A)36の溝部分と仕切板35を左右両面ともにOリ
ング38を挿入すると共に取付け、この両フランジ部の
外周部分をクランプ39により、結合・固定し、外筒3
1と中間外筒33との中央位置に仕切板35を介して内
筒32が配置される。
【0041】次に、このような膨張型と共鳴型を組合せ
たサイレンサによる周波数の減衰量を変更する場合の分
解手順について説明する。
【0042】まず、片側一方のクランプ39のボルト4
0、ナット41をゆるめてクランプ39を取り外し、中
間外筒33と外筒1の一方を分離する。そして、固定ボ
ルト42をゆるめて内筒32と仕切板35の片側一方を
取り外す。それから、もう一方のクランプ39のボルト
40、ナット41をゆるめて中間外筒33と外筒31を
分離後、内筒32(仕切板35が固定ボルト42により
内筒32の片側他方に組立固定された状態)を取り出
す。最後に、内筒2の円周上に配置されているポート4
を取り外す。
【0043】上記の実施の第3形態のサイレンサによる
周波数の減衰量を増減する場合は、内筒2の中央部分の
円周上に配置されているポート34の直径(D)、長
さ、穴径(d)の寸法変更及び内筒32の口径、長さ寸
法と仕切板35の内筒32を組み合せる穴径、固定ボル
ト42のボルト取付け穴ピッチ、そして、内筒32、中
間外筒33、仕切板35とで囲まれた空間容積43の増
減によって減衰量の変更が対応できる。
【0044】従って、サイレンサの全長寸法は、一定寸
法で変化することなく、周波数の減衰量の変更が可能と
なる。さらに、Oリング38による、外筒31及び空間
容積43との間でのダクト内外部の空気は混入せず、保
持される。
【0045】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
は、外筒と、外筒の周囲に取付けられた複数のポート
と、これらポートを覆い、接合フランジで接する2分割
構造のカバーと、接合フランジ部分を締結し、固定する
クランプとからなる構成、又、内筒と、内筒中央部に固
定した仕切板と、仕切板を挟む接合フランジを有する2
分割構造の外筒と、接合フランジ部分を締結し、固定す
るクランプとからなる構成、更に、内筒と、内筒の周囲
に取付けられた複数のポートと、内筒の両端部外周に取
付けた仕切板と、仕切板間を覆い、両端に第1の接合フ
ランジを有する中間外筒と、内筒両端に設けられ、一端
に空気通路入口を有し、他端に第1の接合フランジと接
する第2の接合フランジを有する外筒と、これら接合フ
ランジ部分を締結し、固定するクランプとからなる構成
を特徴としているので、次のような効果を有する。
【0046】(1)サイレンサを分解構造とする接合フ
ランジを設けることにより、消音機能を有する単体部品
であるポートのみ、又は内筒と仕切板のみ、あるいは、
内筒、ポート、仕切板のみを製作し、それらの部品の交
換もしくは変更を容易に行うことが可能となる。また、
周波数の減衰特性の増減は、消音機能部品のみの製作で
対応ができるため、サイレンサ本体の製作を行わずにす
み、費用の削減を図ることが可能である。
【0047】(2)フランジ部にクランプによる固定方
式を採用することにより、1ケ所のナットをゆるめるだ
けで着脱操作を確実に容易に行え、組立時間の短縮及び
費用の削減を図ることができ取り扱いも容易に行うこと
が可能となる。
【0048】(3)サイレンサの全長寸法は、サイレン
サ内部に設置された消音機能部品の交換・変更のみのた
め一定寸法で変更することがないため、ダクトへの艤装
作業においては、サイレンサを設置する一定の空間寸法
のみの確保で対応できるため、組立及び調整作業時間の
短縮ができ、作業を容易に行うことが可能となる。
【0049】(4)サイレンサの減衰機能を一体構造と
することにより、膨張型及び共鳴型による2形式の異っ
た減衰周波数を1台のサイレンサによって吸音すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るサイレンサを示
し、(a)は断面図、(b)はそのA−A断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の第2形態に係るサイレンサを示
し、(a)は断面図、(b)はそのB−B矢視図であ
る。
【図3】本発明の実施の第3形態に係るサイレンサを示
し、(a)は断面図、(b)はそのC−C断面図であ
る。
【図4】従来の共鳴型サイレンサを示し、(a)は断面
図、(b)はそのD−D矢視図である。
【図5】従来の膨張型サイレンサを示し、(a)は断面
図、(b)はそのE−E矢視図である。
【符号の説明】 1,21,31 外筒 2 カバー 3,34 ポート 4,24,36 フランジ(A) 5,25,37 フランジ(B) 6,38 Oリング 7,27,39 クランプ 8,28,40 ボルト 9,29,41 ナット 10 カバーボルト 11,43 空間容積 12,44 ネジ穴 22,32 内筒 23,35 仕切板 33 中間外筒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が空気通路となる円筒状の外筒と;
    同外筒の周囲に設けられ、同外筒の壁のネジ穴に螺合し
    て同外筒壁の内外を連通する複数のポートと;前記外筒
    の周囲に空間を保ち、同複数のポートを密閉する2分割
    の円筒状であって、前記外筒の両端部ではそれぞれ円板
    状壁面を有し、前記外筒の取付部にシール材を介して着
    脱可能に取付けると共に、中央部ではそれぞれ接合フラ
    ンジを有し、シール材を介して接するカバーと;同カバ
    ーの接合フランジ部分の全周を外部から覆い、締結する
    クランプとを具備してなることを特徴とするサイレン
    サ。
  2. 【請求項2】 内部が空気通路となる円筒状の内筒と;
    同内筒の中央部外周に固定された円板状の仕切板と;同
    仕切板の端部全周を左右両側から挟み込むと共にシール
    材を介して接合する接合フランジをそれぞれ有する円筒
    状2分割構造であって、前記内筒の周囲に空間を保ち、
    両端には前記内筒の空気通路と連通する入口をそれぞれ
    有する外筒と;同外筒の接合フランジ部分の全周を外部
    から覆い、締結するクランプとを具備してなることを特
    徴とするサイレンサ。
  3. 【請求項3】 内部が空気通路となる円筒状の内筒と;
    同内筒の中央部の周囲に設けられ、同内筒の壁のネジ穴
    に螺合して同外筒壁の内外を連通する複数のポートと;
    前記内筒の両端部の外周にそれぞれシール材を介して着
    脱可能に取付けられた円板状の仕切板と;同両仕切板の
    間で前記内筒の周囲に空間を保ち、前記複数のポートを
    密閉する円筒状であって、両端に前記仕切板と接する第
    1の接合フランジを有する中間外筒と;前記内筒の両端
    部にそれぞれ設けられた円筒状であって、一端には前記
    内筒の空気通路と連通する入口を有し、他端には第2の
    接合フランジを有し、前記第1の接合フランジとの間で
    前記仕切板を挟み込むと共に、シール材を介して同第1
    の接合フランジとそれぞれ接する外筒と;前記両仕切板
    の接合フランジ部分の全周を外部からそれぞれ覆い、締
    結するクランプとを具備してなることを特徴とするサイ
    レンサ。
JP8088059A 1996-04-10 1996-04-10 サイレンサ Withdrawn JPH09280472A (ja)

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